乗り換え

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乗り換えは、スパロボシリーズのシステムのひとつで、主にインターミッションにおいてパイロットを乗せ替えて機体とパイロットの組み合わせを変更するためのシステム。作品によっては「のせかえ」と表記される。

概要[編集 | ソースを編集]

宇宙世紀ガンダムシリーズリアル系と言われる作品に実装されることが多い。スーパー系でもマジンガーシリーズのように作品をまたいだ乗り換えが設定されている場合もある。これらの作品におけるロボットは、操縦システムが共通である兵器であったり、起動に特定個人の素養が必要ないなどと言った特徴があり、原作においても機体の一時的な乗り換えが行われたりするケースが多い。

小隊システムを採用している作品では、機体の組み合わせは使いやすいように固定しておき、パイロットを適時乗せ換えると低レベルパイロットの育成がやり易くなる。

乗り換え時の注意点[編集 | ソースを編集]

  • 乗り換え可能な機体やパイロットは、作品ごとに異なる。
    • 機体によってはシャア専用ザクなど特定パイロットの名前が記述されている場合があるが、文字通り名前の書かれたパイロット専用機とは限らないので要注意。
    • 作品や機体によって扱いがまちまちなので、個別に覚える必要がある。
  • 乗り換え先の機体に搭乗していたパイロットの扱いも作品ごとに異なり、そのまま機体を降ろされ未搭乗状態になる場合と、自動的に乗り換え元の機体に搭乗する場合がある。前者の作品の場合は、空いた機体に対して再度乗り換え作業を行う必要がある。また後者の作品でも30では一部のパイロットに限られるがDLCを使って、無理矢理未搭乗にする事ができる。
  • 強制出撃時には乗り換えが解除されることがある。
  • 戦艦及び戦艦の艦長は、ごく一部作品の限定された状況でしか乗り換え不可能。
  • 特定の特殊技能を要する武器や特殊能力は、乗り換え後も対応技能がないと使用不可能。
  • 一部の武器や合体攻撃は、乗り換えたパイロットの組み合わせによっては使えなくなる場合がある。
  • イベントによって、乗機や戦艦の艦長が強制的に変更されることがある。この場合、システム上の乗り換え制約は関係ない。

主な乗り換え枠[編集 | ソースを編集]

ガンダムシリーズは同じ「ガンダム」の名を冠する一連の作品群であっても、登場人物全員が全ての機体に乗り換え出来るGジェネレーションシリーズとは異なり、世界観の共通する作品間同士に区分けされている。

宇宙世紀系&∀ガンダム系&Gレコ[編集 | ソースを編集]

GCXO)』では、多くのMSMA捕獲して運用可能。

特殊な機体[編集 | ソースを編集]

特殊な機能を持つ機体
サイコミュ兵器や一部の特殊能力(『Z』以降のバイオセンサーサイコフレームなど)はニュータイプ強化人間特殊技能が一定レベル以上ないと使用できない。
特定の武装を持つ機体
特定の武装は特定のパイロットでないと使用できない。
クィン・マンサ
IMPACT』ではサブパイロットを1人乗せる事が可能。
特定パイロット専用機
以下の機体は特定のパイロットしか乗れず、基本的にはそのパイロットが他の機体に乗ることも出来ない。
機体 専属パイロット 他の機体に乗れる
ユニコーンガンダム バナージ・リンクス
ネオ・ジオング フル・フロンタル
フェネクス ヨナ・バシュタ
G-セルフ ベルリ・ゼナム
G-ルシファー ラライヤ・アクパール

ガンダムW系[編集 | ソースを編集]

作品によって乗り換えの範囲に差がある。

64』や『F』、『D』ではガンダムやトールギスに乗れるパイロットとそうではないパイロットに別れる。量産機を得る機会はないので実質的にルクレツィア・ノインヒルデ・シュバイカーは乗り換え出来ないも同然だったり、トーラスを取り合ったりしなければならないが、『D』ではメリクリウスヴァイエイトにも乗り換えが可能になる。

αシリーズZシリーズ、『X』では完全フリー。

明確な理由は不明だが、携帯機シリーズで『EW』準拠で参戦時は乗り換え不可。

ガンダムサンドロック改
『D』ではカトル・ラバーバ・ウィナーを乗せるとマグアナック・アタックを使う事ができる。

ガンダムX系[編集 | ソースを編集]

乗り換えの制約がほぼなく、様々なパターンの乗り換えを試すことができる。ガロード・ランジャミル・ニート以外のパイロットでサテライト・キャノン(ツイン・サテライト・キャノン)を撃つことも可能。ビット系武器はニュータイプ (X)か、人工ニュータイプ特殊技能が一定レベル以上ないと使用できない(ガロードの場合は、ティファ・アディールがサブパイロットになれば使用可能)。

ガンダムSEED系[編集 | ソースを編集]

主役格の機体及びガンバレル、ドラグーン・システムといった高い空間認識能力を要求される武器がある機体は、パイロットと機体の組み合わせが限定される場合が多い。コーディネイターエクステンデッド限定の汎用機も少なからず存在する。『W』では一部の機体が2周目以降のショップで購入可能。『DESTINY』設定で原作終了後の作品では乗り換えが一切不可な場合が多い。

J』ではストライクガンダムストライクルージュスカイグラスパーM1アストレイなど一部の機体にカガリ・ユラ・アスハが搭乗した場合に限り、専用武器の「アストレイ・フォーメーション」が使用可能。『W』ではムウ・ラ・フラガでも呼べるようになっている。『DESTINY』設定の『K』、『L』では使用不可。

ストライクガンダム(全ストライカーパック共通)
ナチュラル用OSが搭載されるまでは、キラ・ヤマト専用機。搭載後はSEED系汎用機となり、乗り換え可能。
フリーダムガンダム(ミーティア装備含む)、ストライクフリーダムガンダム
キラ・ヤマト専用機。『Z』では降りられない。『第2次Z』、『V』でも乗り換え不可。
ジャスティスガンダム(ミーティア装備含む)、インフィニットジャスティスガンダム
アスラン・ザラ専用機。『Z』では降りられない。『第2次Z』、『V』でも乗り換え不可。
インパルスガンダム
コーディネイターエクステンデッド専用機。『Z』では、ルナマリア・ホークがデフォルトパイロットとなってからシステム上の乗り換えが可能。『第2次Z』『V』ではルナマリア専用機になり、乗り換え不可。
デスティニーガンダム
シン・アスカ専用機。『Z』では降りられない。『第2次Z』、『V』でも乗り換え不可。
レジェンドガンダム
レイ・ザ・バレル専用機。『Z』では降りられない。
アストレイレッドフレーム(全換装形態含む)
ロウ・ギュール専用機。専属サブパイロットは8(ハチ)。
アストレイブルーフレーム(全換装形態含む)、劾専用ジン
叢雲劾専用機。
ハイペリオンガンダム
カナード・パルス専用機。
スターゲイザーガンダム
セレーネ・マクグリフ固定専用機。ソル・リューネ・ランジュが専属サブパイロットとして同乗。
ストライクノワールガンダム
スウェン・カル・バヤン固定専用機。
イライジャ専用ジンイライジャ専用ジン改
イライジャ・キール専用機。
メビウス・ゼロ/Xアストレイ/ガンバレルダガー
高い空間認識能力を持つプレア・レヴェリームウ・ラ・フラガのみ乗り換え可能。『J』ではメビウス・ゼロはSEED系汎用機扱いだが、ガンバレルはムウにしか使えない(『W』でも誰も乗っていない状態になるとガンバレルが武装欄から消える)。
ジンザフト製MS全般、デュエルガンダムバスターガンダムブリッツガンダム
コーディネイター専用機。『W』ではロウ・ギュールも乗り換え可能。
ガナーザクウォーリア (ルナマリア専用)ブレイズザクファントム (レイ専用)ブレイズザクファントム (ディアッカ専用)グフイグナイテッド (イザーク専用)
コーディネイターエクステンデッド専用機。
アカツキ(オオワシ、シラヌイ装備共通)
『Z』ではムウ・ラ・フラガ(ネオ・ロアノーク)専用機で乗り降り不可。『K』ではSEED系汎用機扱いとなり、乗り換え可能。
ドムトルーパー
SEED系汎用機なので乗り換え自体は自由だが、ジェットストリームアタック(単機攻撃)はヒルダ・ハーケン専用武器となっている。

ガンダム00系[編集 | ソースを編集]

原則乗り換え不可だが、稀に例外もある。

刹那・F・セイエイ
第3次Z』のみダブルオーライザー 粒子貯蔵タンク装備型ダブルオークアンタに乗り換えが可能。
ティエリア・アーデ
BX』のみラファエルガンダムのメインパイロット、もしくはダブルオークアンタのサブパイロットを選んで乗り換えが可能。

ザブングル系[編集 | ソースを編集]

ウォーカーマシン系の乗り換え幅はかなり広く、『α外伝』ではザブングルウォーカー・ギャリアの分離形態への乗り換えも可能(合体後2人乗りになる)で、色々な組み合わせを実現できる。

Z』では2人乗り機体ではメインとサブに別々のパイロットを自由に乗り換えさせることができる(殆どの機体が2人乗り)。また通常はアイアン・ギアーの乗員であるエルチ・カーゴファットマン・ビッグも、シナリオが進むと一時的にウォーカーマシンへ乗り換える場面がある。

第2次Z』では専用制となり、乗り換え一切不可。

ダンバイン系[編集 | ソースを編集]

機体の他、サブパイロットの妖精の乗り換えが可能で、こちらはメインが乗り換え不能な戦艦に乗り換えさせることも可能な場合がある。以下は例外。

サーバイン
BX』ではショウ・ザマ専用機。サブパイロットにチャム・ファウの乗り換えは可能。
ズワウス
『BX』ではバーン・バニングス専用機。こちらもチャムの乗り換えは可能。

リーンの翼』のキャラクターは妖精のエレボス含めて乗り換え不可。

エルガイム系[編集 | ソースを編集]

機体の他、サブパイロットのリリス・ファウの乗り換えが可能。

GCXO)』では多くのヘビーメタルを捕獲して運用できる。

キングゲイナー系[編集 | ソースを編集]

多くのオーバーマンシルエットマシンは自由に乗り換え可能だが、一部の主役格オーバーマンは制約がある。『第2次Z』では専用制となり、乗り換え一切不可。

キングゲイナー
ゲイナー・サンガ専用機。
ガチコ/エンペランザ
ゲイン・ビジョウ専用機。
ドミネーター
Z』ではシンシア・レーン固定専用機。『K』では汎用オーバーマンとなり、同作品のパイロット間で自由に乗り換えられる。
ドーベック(アデット機)
キングゲイナー系汎用シルエットマシンなので乗り換えは自由だが、『K』で追加された武器「アデット隊強襲」はアデット・キスラー搭乗時のみ使用可能。

ボトムズ系[編集 | ソースを編集]

正式加入するパイロット自体が非常に少なく、乗り換え用の機体も後半まで来ないため、『第2次Z』では乗り換えは『破界篇』『再世篇』のどちらも後半まで封印された状態になっている。

スコープドッグ
キリコ・キュービィー専用機。原作では様々なバリエーションの同型機を乗り継いでいたが、『第2次Z』では専用の1機を換装する形式になっている。
スコープドッグTC・ISS
キリコ専用機。こちらは上記のスコープドッグとは別ユニット扱い。
ラビドリードッグ
キリコ専用機。こちらも上記のスコープドッグとは別ユニット扱い。
ブルーティッシュドッグ
フィアナ専用機。キリコ・フィアナが共用で乗せられる隠し機体を入手しないと実質固定。

レイズナー系[編集 | ソースを編集]

作品にもよるが、味方として登場するパイロットやSPTが少ないことが多く、乗り換えの幅はあまり広くない。『GCXO)』では一部のSPTを捕獲して運用可能。

レイズナー/強化型レイズナー/レイズナーMk-II
主人公のアルバトロ・ナル・エイジ・アスカ専用機。初登場の『』ではこれらの機体から乗り換えできない。

マクロス系[編集 | ソースを編集]

乗り換え可能かどうかはある程度決まっていることが多い。機体の性能は似通ってるので合体攻撃を使用出来なかったり元の機体が区別つかなくなったりと、一部の隠しユニットを除けばあまり意味がない。サウンドフォースのメンバー&専用機など、乗り換え不可の場合も(『マクロスF』も原則乗り換え不可)。

YF-21
ガルド・ゴア・ボーマン専用機。『α外伝』までではこの機体から乗り換えできない。
VF-19改 ファイアーバルキリーVF-19改 ファイアーバルキリーSB
熱気バサラ専用機。
VF-11MAXL改/VF-11MAXL改SB
ミレーヌ・フレア・ジーナス専用機。専属サブパイロットはグババ
VF-17T改 ナイトメア/VF-17T改 ナイトメアSB
レイ・ラブロック専用機。専属サブパイロットはビヒーダ・フィーズ
クァドラン・レア/クラン・クラン (スーパーパック装備)、VF-25G メサイア
L』ではクラン・クランはこの3機のいずれかに乗り換えが可能。ただしVF-25Gはミシェル死亡時のみ。
VF-25F メサイア/YF-29 デュランダル
第2次Z再世篇』ではデュランダルを入手すると乗り換えが可能になる。

ナデシコ系[編集 | ソースを編集]

乗り換えはかなり限定されており、自由に乗り換えられる機体はXエステバリス位しかない。一番幅広く乗り換えを行うことができたのは『IMPACT』であり、『R』では木連用の乗り換え枠もあった。

Xエステバリス
登場すると全てのエステバリス系のパイロットを乗り換えさせることが出来る。『IMPACT』ではミスマル・ユリカアオイ・ジュンも搭乗可能。
エステバリス・アキト機、エステバリス・ガイ機
テンカワ・アキトダイゴウジ・ガイの他、ユリカとジュンをパイロットにすることが可能(『IMPACT』のみ)。
ナデシコ
『IMPACT』『J』ではユリカからホシノ・ルリをメインパイロットに乗り換えさせることができたり、サブパイロットをルリ、メグミミナト、ジュン、プロスペクターの中から自由に変更可能できたり(こちらは『IMPACT』のみ)、艦長しかいない状態にもできる。
テツジン/アルストロメリア
『R』のみ。白鳥九十九月臣元一朗の間で乗り換えが可能。

フルメタル・パニック!系[編集 | ソースを編集]

J』では乗り換え幅が非常に狭い。『W』では2周目以降のショップで、乗り換え可能なアーム・スレイブを購入可能。

ARX-7 アーバレストボン太くん
相良宗介専用。『J』・『W』共、改造段階が共有される。
M9 ガーンズバック(宗介機)/ARX-7 アーバレストボン太くん
時獄篇』ではガーンズバックも残るのでこちらになる。
ARX-7 アーバレストARX-8 レーバテイン/ARX-8 レーバテイン 緊急展開ブースターXL-3装備)/ボン太くん/サベージ (クロスボウ)
天獄篇』ではガーンズバックの代わりにサベージが入るが、アーバレストとレーバテインは同時に残らない。
また『V』ではサベージが分岐ルートのみの登場だが、条件を満たすとそのまま残る。
M9 ガーンズバック(クルツ機&マオ機)
『J』のみ、クルツ・ウェーバーメリッサ・マオ間で機体の交換が可能。相良宗介が乗ることも可能。『W』では、専属パイロット以外乗れなくなった。
ファルケ
ベルファンガン・クルーゾー専用機。

テッカマンブレード系[編集 | ソースを編集]

J』では乗り換え不可。『W』では一部パイロットのみ、決まった機体に乗り換え可能。

ブルーアース号
初期はノアル・ベルースがメインパイロットで、如月アキがサブパイロット。『J』ではアキをメインパイロットにすることもできる。ノアルがソルテッカマン2号機に乗り換えると、メインパイロットがアキになり、ミレッタ・ルルージュ(ミリィ)が同機の専属サブパイロットとなる。『W』ではソルテッカマン2号機入手後もノアルが乗り換え可能。アキがテッカマンになった後は、ノアルかアキが乗り換えないと使用できない。
ソルテッカマン2号機
ノアル・ベルース専用のパワードスーツ。着装時とブルーアース搭乗時でカットインが変化。なお原作ではバルザック・アシモフも使用したが乗り換え不可。
テッカマンアキ
如月アキがテックセットした姿なので彼女専用。テックセット状態とブルーアース搭乗時では、顔アイコンやカットインだけでなく、精神コマンド能力値などにも変化がある。テックセット時は攻撃寄り、ブルーアース搭乗時はサポート寄りとなる。

マジンガー[編集 | ソースを編集]

殆どの機体とパイロットは自由に乗り換え可能だが、一部機体やパイロットには制約がある。特にデューク・フリードは『グレンダイザー』出典の機体にしか乗れなかったり、グレンダイザーから降りられなかったりする場合が多い。また、一部作品では一部武器の使用に特定パイロットの搭乗が必要となる。パイロットの組み合わせによっては合体攻撃が使用できないことがある。『真マジンガー 衝撃! Z編』は原則乗り換え不可。

グレンダイザー
フリード王家の血を引くデューク・フリードグレース・マリア・フリードしか乗れない。作品によってはデューク専用になる。
なおデュークがグレンダイザー以外に乗れるケースはかなり稀なため、マリアを乗せた場合、デュークは乗る機体がなくなる場合もある。
マジンカイザー(OVA版)
OVA版設定で参戦する場合は、兜甲児の専用機となっている。甲児を別の機体に乗せることは可能。
ボスボロット
乗り換え自体は自由だが、ボロットホームラン、自爆(武器)、一部作のボロットダイナミックスペシャルはボスが乗っていないと使用できない。ムチャとヌケが機体専用サブパイロットに設定されていることもある。
ミリオンα
こちらも乗り換え自体は自由だが、自爆(武器)はローリィが乗っていないと使用できない。
マジンガーZ (真マジンガー)/マジンカイザー(オリジナル版)/マジンガーZERO
X』では兜甲児が乗り換え可能。
グレートマジンガー/マジンエンペラーG
『X』では剣鉄也が乗り換え可能。甲児が鉄也の機体に乗る、およびその逆は不可。

ゲッターロボ[編集 | ソースを編集]

作品によって乗り換え可能かどうかが異なる。3人乗りゲッターが複数登場する作品では、3人チーム単位で乗り換え可能な場合がある(#ゲッターチーム参照)。単独パイロットの場合は、1人乗りゲッターや各パイロット用の専用メカにしか乗れない。

メカ鉄甲鬼
鉄甲鬼専用の百鬼メカ
メカ胡蝶鬼
胡蝶鬼専用の百鬼メカ。

長浜作品系[編集 | ソースを編集]

旧シリーズにおいてはバンプレストオリジナル以外では異例とも言える、作品の版権元を跨った乗り換えが可能(いずれも現サンライズ製作の長浜忠夫監督作品という括りでは同じ)。

ガルガンチュワ/パンタグリュエル
これらのメカの出典は『超電磁ロボ コン・バトラーV』だが、『第3次』では『勇者ライディーン』のブルーガーのパイロットであるコープランダー隊のメンバーが乗り換え可能。
ブルーガー/ガルバーFXII
第4次』ではコープランダー隊と『闘将ダイモス』の京四郎、ナナとで、それぞれに乗り換え可能。
ゾンネカイザー/ギメリア
『COMPACT』ではリヒテルアイザムがそれぞれに乗り換え可能。

電童系[編集 | ソースを編集]

メインの電童や凰牙は、イベントによる強制乗り換えのみ。システム的に乗り換え可能なキャラは吉良国進ベガスバルエリス・ウィラメットMX)。

セルファイターセルブースター)/セルファイター2号機(セルブースターバルハラ
R』では1人乗り。『MX』では2人乗りで、メインとサブでそれぞれ対象パイロットの乗り換えが可能。1人での運用も可能。
ワルキューレ
ベガ専用バイクで1人乗り。

ファフナー系[編集 | ソースを編集]

基本的に乗り換えはできないが、原作では死亡するキャラクターが隠し要素で生存した場合に乗り換え可能になることがある。

マークドライ/ベイバロン・モデル(K)
『K』において要咲良が復帰した場合、カノン・メンフィスをベイバロン・モデルに乗り換え出来るようになり、カノンと咲良のどちらかをマークドライに乗せ変え可能になる。ただし、カノンをマークドライに乗せると咲良が溢れる。
UX』では後半で劇場版となり咲良は必ず復帰し、カノンはマークドライツェンに乗り換える。
マークフュンフ(UX)
『UX』において小楯衛が生存した場合、マークフュンフには衛か堂馬広登のどちらかが乗る事になる。どちらが乗るかによって武装と照準値が変化する。必然的にどちらかがあぶれる。
ゼロファフナー
西尾里奈西尾暉の両方が搭乗する必要があり、メインは里奈、サブは暉で固定。マークノインおよびマークツェーンとの同時運用はできない。

バンプレストオリジナル[編集 | ソースを編集]

版権作品[編集 | ソースを編集]

イベントで強制的に機体(版権作品の機体含む)が変更される場合が多いが、基本的に自由に乗り換えることは出来ない。ただし、下記のような例外もある。

スーパーロボット大戦EX
味方の魔装機操者は魔装機神以外の魔装機に乗り換えが可能。敵側では魔装機操者でもモビルスーツに乗ったり、逆に版権キャラが魔装機に乗ったりしている。
魔装機神操者は自由な乗り換えは不可能。ミオ・サスガは当初は任意乗り換え可能だが、ザムジードが加入すると固定になる。
第4次スーパーロボット大戦S
主人公&副主人公が宇宙世紀モビルスーツゲシュペンストに乗り換え可能(ヒュッケバイングルンガストは主人公専用)。リアル系の場合はニュータイプ技能も修得できる。
スーパーロボット大戦FF完結編
宇宙世紀系モビルスーツへの乗り換えはリアル系主人公&副主人公のみになった。今回もニュータイプ技能あり。スーパー系の乗り換えはゲシュペンスト及びゲシュペンストMk-II、グルンガストのみ。
リアル系ルートのみ、ごく一時的に自軍に加入するギリアム・イェーガーもゲシュペンスト・同Mk-IIへ乗り換え可能(ただし出撃させる前に離脱するため実質無意味)。
スーパーロボット大戦Vヒュッケバイン/グルンガスト
ヴェルターブ・テックストシャルロッテ・ヘイスティング間で乗り換え可能。
スーパーロボット大戦Tグランヴァング/ヴァングネクス
叢雲総司如月千歳間で乗り換え可能。

OGシリーズ[編集 | ソースを編集]

OGシリーズでは乗り換え可能なパイロットが決まっており、定められた範囲の機体へ乗り換え可能。『OG1』では殆どの汎用系機体に乗り換え可能なパイロットが多い(特に旧シリーズαシリーズ関連キャラ)が、携帯機シリーズなど『OG2』以降参入する作品の関連キャラは、殆どの場合元の登場作品での搭乗機体にしか乗れない。

主人公機体が選択制の作品の主人公達は、当該の機体に乗り換え可能な場合が多いが、元の登場作品で可能だった組み合わせが出来るとは限らない。

OGシリーズ初出のキャラは乗り換えられない場合が多い(ラトゥーニ・スゥボータなど例外もある)。

その他[編集 | ソースを編集]

ダイターン3
COMPACT』のみ破嵐万丈ギャリソン時田三条レイカビューティフル・タチバナ で乗り換え可能。
ガイキング系
』でのみヤマガタケファン・リーハヤミ・ブンタを乗り換え可能。対象機体は剣竜バゾラー翼竜スカイラー魚竜ネッサー
ライジンオー系
GC』のみ、巨大からくり雷神王を入手すればライジンオーゴッドライジンオー)との乗り換えが可能。乗り換えた場合、バクリュウオーが単独で出撃できるようになる。
『GC』の移植版である『XO』では巨大からくり雷神王が削除されたため、乗り換えも無し。
ドラグナー系
『GC(XO)』のみ。ただし合体攻撃の有無などもあり乗り換えのメリットは殆ど無い。
ドラグナー1型カスタム)、2型カスタム)、3型の3機は、それぞれの専属パイロット(ケーンタップライト)以外乗れない。

特殊な乗り換えシステム[編集 | ソースを編集]

Gブレイカー系[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦α for Dreamcast』では『機甲武装Gブレイカー』の原典『サンライズ英雄譚』で可能だったもの。作中の特定の機体は、特定のシリーズのパイロットが乗り換え可能。勿論、Gブレイカー系のパイロットも乗り換え可能。

ガーディアル
宇宙世紀ガンダム系のパイロットが乗り換え可能。
ガルストーム
ダンバイン系のパイロットが乗り換え可能。

妖精システム[編集 | ソースを編集]

聖戦士ダンバイン(同OVA版)』『重戦機エルガイム』の参戦する作品で採用。

ダンバイン系はチャムシルキー、エルガイム系はリリスをサブパイロットとして同乗させることが可能(それぞれの作品の戦艦に乗せられる場合もある)。ダンバイン系については、登場する全員が乗り換え可能な作品と、一部キャラはユニット固定となる作品がある。

かつては乗り換え可能なサブパイロット全般を「妖精」と呼称していた時期もあったが、これら以外にも乗り換え可能なサブパイロットが多数登場するようになったため、現在ではサブパイロットの総称としての意味合いはなくなっている。

ゲッターチーム[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦D
竜馬隼人弁慶の旧ゲッターチーム、の新ゲッターチームが揃ってからは、ゲッター系での乗り換えが可能になる。のりかえはチーム単位で行われ、竜馬または號を乗り換えさせると他の二人もそれぞれ同時にのりかえが行われる。
対象機体はゲッターロボブラックゲッター真ゲッターロボ真ドラゴン
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
竜馬隼人弁慶の旧ゲッターチームが真ゲッターロボに搭乗するシナリオ終了後から、ブラックゲッター真ゲッターロボとで乗り換えが可能になる。

ベターマン・ガオガイガー系[編集 | ソースを編集]

『COMPACT3』では最大3人乗りで、メインパイロットがAP形態時のパイロット、サブパイロットの一人目がAV形態時のパイロットになる。蒼斧蛍汰彩火乃紀阿嘉松紗孔羅八七木翔紅楓は自由に乗り換えできるが、阿嘉松滋都古麻御はサブパイロットの2人目としてのみ乗り換えできる。

『30』では蛍汰と火乃紀、天海護戒道幾巳がワンセットで機体を交換して乗り換えられる他、ファイナル・ガオガイガーへは前述の4人とルネ・カーディフ・獅子王が纏めてサブパイロットとして乗り換えになる。

パートナーシステム[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦J』『スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ』にて採用。

紫雲統夜(トーヤ・シウン)やカルヴィナ・クーランジュの搭乗機には、他に3名の専属パートナー(サブパイロット)がおり、乗り換えでそのうち1名を選択する(『OGMD』では各パイロット1人ずつ)。搭乗したキャラによって異なる機体能力値ボーナスが加算されるのが特徴。

『J』では乗り換えが最初から解禁され、パートナーの経験値は3名とも共有だったが、『OGMD』ではトーヤ正式参戦までパートナーが固定になる(トーヤ:カティア、カルヴィナ:テニア)、経験値もそれぞれ加算される。

『OGMD』終盤で、トーヤの専属サブパイロットとしてシャナ=ミア・エテルナ・フューラが追加され、トーヤ機はトーヤ+シャナ=ミア+パートナーの三人乗りになる。

パートナーの精神コマンドとボーナス
サブパイロット 精神コマンド 機体能力値ボーナス
カティア・グリニャール 『J』:祝福直撃狙撃鉄壁ひらめき友情
『OGMD』:ひらめき努力集中鉄壁激励
運動性+10、射程+1(MAP兵器以外の射程2以上の武器)
フェステニア・ミューズ 『J』:ド根性闘志気合必中かく乱激励
『OGMD』:加速ド根性闘志気合熱血
攻撃力+200、クリティカル率+10%
メルア・メルナ・メイア 『J』:応援信頼集中献身再動補給
『OGMD』:てかげん祝福応援直感期待
装甲+300、移動力+1
出撃回数
『J』にて、各パートナーごとにカウントされており(イベントでカウントされないマップもある)、20回以上出撃させたパートナーを同乗させると後継機の最強武器が解禁される。周回プレイでも出撃回数は引き継ぐ。ラフトクランズは、パートナーによって最強武器の性能も変化する。
『OGMD』ではトーヤ、カルヴィナの専用後継機の最強武器は通常のイベントで追加され、解禁後はどのパートナーを同乗させても使用可能。
エンディングの変化
『J』では同じパートナーを同一の周回で一定回数以上出撃させると、最終話で同乗するのがそのキャラ固定となり、エンディングが個別エンドになる。
『OGMD』では、最終話でトーヤと同乗するパートナーによるエンディングが若干変化する。

戦艦艦長[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦IMPACT』、『第3次スーパーロボット大戦α』、『スーパーロボット大戦J』、『第2次スーパーロボット大戦Z再世篇』、『スーパーロボット大戦T』一部戦艦のみ可能。交代した方はサブパイロットになる。

ナデシコYユニット装備型含む)
ミスマル・ユリカか、ホシノ・ルリを艦長にできる。性格面ではユリカ、技能面ではIFSを持つルリが有利。
アークエンジェル
『SEED』設定参戦時のみ、マリュー・ラミアスか、ナタル・バジルールを艦長にできる。しかしナタルは後半に必ず永久離脱してしまうため、実際にはマリューで固定になる場合が殆ど。
エターナル
アンドリュー・バルトフェルドか、ラクス・クラインを艦長にできる。性格面ではバルトフェルド、技能面ではSEEDを持つラクスが有利。
斑鳩
ゼロが蜃気楼で出撃する場合は扇要がメインパイロットになり、そうでない場合はゼロがメインパイロットとなる。
NSX
イーグル・ビジョンFTOで出撃する場合はジェオ・メトロがメインパイロットになり、そうでない場合はイーグルがメインパイロットとなる。

アクエリオン[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Z』『第2次スーパーロボット大戦Z』にて採用。

神話型アクエリオン強攻型アクエリオンの乗り換えはそれぞれ3名で1セットとなっており、組み合わせのパターンが5つと決まっている。神話型・強攻型とも一括で乗り換えるため、別々のパターンを設定することは不可能。ソーラーアクエリオンは、どの組み合わせでも必ずアポロがパイロットとなる。終盤シリウス・ド・アリシアが離脱している間はシリウスを含むセットが使用できない(神話型にシリウスがいるパターンではパターン自体が使えず、強攻型にシリウスがいるパターンの場合は強攻型が出撃不可)。

セットによって各形態で使用可能な武器が一部変化する。このうち「無限交差拳」「超3D無限拳」「嫉妬変性剣」「太陽剣」は、ストーリーを進めないと使用不可。また「不幸断絶拳」は、セットによって性能が変化する。「無限拳」も一応変化する武器だが、ソーラーにはアポロしか乗らないので実質変わらない。

『第2次Z』では強攻型が登場しない。新たに「一発逆転拳」が追加された(セット内容には左右されない)以外はほぼ同様。

SET 神話型アクエリオン 強攻型アクエリオン
ソーラーアクエリオン アクエリオンマーズ アクエリオンルナ アクエリオンアルファ アクエリオンオメガ アクエリオンデルタ
A アポロ
無限交差拳
超3D無限拳
太陽剣
シリウス
ロングレンジセイバー
嫉妬変性剣
シルヴィア
ムーンサルトアタック
麗花
不幸断絶拳
(遠距離)
ピエール
灼熱のファイヤーゴール
リーナ
吸血のシルバークロス
B アポロ
ファイヤーフィスト
ピエール
灼熱のファイヤーゴール
シルヴィア
ムーンサルトアタック
麗花
不幸断絶拳
(近距離P属性)
ジュン
念写一眼
つぐみ
逆念写爆破
C アポロ
無限交差拳
シリウス
ロングレンジセイバー
嫉妬変性剣
麗花
昇龍天雷
ピエール
灼熱のファイヤーゴール
ジュン
念写一眼
つぐみ
逆念写爆破
D アポロ
ファイヤーフィスト
ピエール
灼熱のファイヤーゴール
麗花
昇龍天雷
シリウス
ジュン
念写一眼
つぐみ
逆念写爆破
E アポロ ジュン
念写一眼
つぐみ
逆念写爆破
麗花
不幸断絶拳
(近距離P属性)
シリウス シルヴィア

エレメントチェンジ[編集 | ソースを編集]

第3次スーパーロボット大戦Z』にて採用されたアクエリオンEVOL専用システム。アクエリオンゲパルトアクエリオンスパーダのパイロットをマップ中にて任意に交代させることが可能。ゲパルトはカイエンアンディモロイミコノ(終盤にカグラ、条件とルートにより54話からはジンも追加)から、スパーダはゼシカMIXシュレードサザンカ(18話からはユノハ、終盤にクレアも追加)から選択となる。

パイロットのレベル・SP・気力はそれぞれ共有となっている他、EVOLのパイロットはアマタで固定されている。ただし控えに気力限界突破を覚えたキャラクターがいても現パイロットが覚えていなければ上限以上には上がらない。設定ミスだと思われるが現パイロットの気力が減少しても控えパイロットの気力は減らない。控えより気力が低い場合、気力上昇分も計算されなくなるのですぐに交代した方が良い。

なお、初出撃の際はゲパルトはカイエン、スパーダはゼシカで固定されている。また、前作のアクエリオンと異なり、必殺技を使うたびにエレメントチェンジされるため実質精神コマンドとパイロット能力を交換するシステムである。

なおアマタ、カイエン、ゼシカ以外のエレメントは養成可能なサブパイロット扱いで、サブオーダーの選択対象にはならない(『時獄篇』では終盤ゼシカの代わりにシュレードかユノハが入るがその際はサブオーダーに入れる)。

クロッシング・パイロット[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦DD』にて採用された、ある作品のキャラクターを別作品の機体に乗せ換えられるシステム。

関連用語[編集 | ソースを編集]

サブパイロット
インターミッション
捕獲
『GC』(『XO』)のシステム。一般兵が乗っている、BODY以外の全部位を破壊した機体を自軍の戦艦で捕獲することができる。中には自軍で運用可能な機体があり、自軍パイロットを乗り換えさせて使用可能。改造強化パーツ装備も可能。

余談[編集 | ソースを編集]

  • ヒイロキリコボン太くんを操縦したり、アサヒシャッテを操縦したりと、乗り換えシステムとは別にシナリオ上にて作品の枠を飛び越えて異なる技術体系のロボットを操縦するケースも稀にある。ただし、後者の事例は一種の乗り換えと言えなくもない(後述)。
  • スーパーロボット大戦X-Ω』では、パイロットが同じユニットは同一部隊に編成出来ないという制約を設ける事により、擬似的に乗り換えシステムを再現している。シャッテが搭乗する光武Ωを編入する場合はアサヒがメインパイロット・シャッテがサブパイロットを務めるヴァンアインヴァンアイン・アルヴァは出撃不可、といった具合である(ホノカがサブパイロットを務めるヴァンアイン・アルヴァなら出撃可)。同一人物の衣装違いは勿論の事、名前が全く違うシャアクワトロにもこの制約が適用されるなど、かなり厳密に設定されている。