ナタル・バジルール

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ナタル・バジルール
外国語表記 Natarle Badgiruel[1]
登場作品

ガンダムシリーズ

声優 桑島法子
デザイン 平井久司
初登場SRW 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
SRWでの分類 パイロット
サブパイロット
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プロフィール
種族 地球人(ナチュラル)
性別 女
生年月日 C.E.46年12月24日
星座 山羊座
年齢 25歳
没年月日 C.E.71年9月27日
身長 174 cm
体重 60.5 kg
髪色 黒
瞳の色 紫
血液型 AB型
所属組織 地球連合軍
所属部隊 アークエンジェル隊 → ドミニオン
役職
アークエンジェル隊
戦闘指揮官
副官
ドミニオン
艦長
軍階級 少尉 → 中尉(地上降下後) → 少佐(ドミニオン艦長時)
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ナタル・バジルールは『機動戦士ガンダムSEED』の登場人物。

アークエンジェルの戦闘指揮官。艦長の副官として戦闘を取り仕切る。

軍人家系の出の故にかなりの堅物キャラで、保護したラクス・クラインを人質として駆り出したり、大人なのに酔っ払ったままでは戦場では生き残れないと言って、ジュースを飲んだり[2]と、軍人としての冷徹さと厳しさを併せ持ち、どちらかといえば軍人としては情のあるマリュー・ラミアスと対立場面も何度かあった。しかし子供好きの一面もあり、戦火で焼け出された難民の子供に自分の軍帽を被らせるなどして慰める場面があるなど決して非情なだけの人物ではなく、SEEDシリーズにおいてコーディネイター排除どころか一般市民にまで強硬姿勢を示す連合軍人が出てくる中で、数少ないまともな見識を持った軍人でもある。

さすがにマリューほど胸は大きくはないが、彼女もかなりスタイルは良く美人である。

アラスカ基地到着時に、上層部の命令でアークエンジェル隊を離れドミニオンの艦長となるが、それ故に連合から離反したマリューらと敵として対峙することになる。ドミニオンではムルタ・アズラエルの言動に悩まされることとなり、最終的にはアズラエルを道連れにする形で、アークエンジェルのローエングリンで戦死した。

登場作品と役柄

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原作に準じて最初はアークエンジェルの副長としてアークエンジェルのサブパイロットを務め、後半はドミニオンの艦長となって敵対する。

厳格な軍人というキャラクターは原作と変わらないが、ラクスを人質にした行為など軍人としての現実的な思考や厳しい態度は、民間人も多い自軍の他作品キャラクターから快く思われていない描写が多い。

ただし、作品によってその捉え方が違ってはいるものの、原作同様に完全な憎まれ役ではない。

第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
初登場作品。立ち位置は原作と変わらず。
しかし、ラクスの人質作戦や大気圏突入時に民間人乗船シャトルの射出をザフトの猛攻の最中にも関わらず強行した事など、状況判断を巡ってαナンバーズの面々から猛烈な批判を浴び、ドミニオン艦長として敵となった際にも、ブルーコスモスに毒されつつある連邦の実態を知っていながら、彼らに加担した事を多くの味方から戦闘前台詞で批判されたりと、厳格な軍人ぶりが原作以上に叩かれている印象がある(尤も、ナタルに対する信頼があった故の批判であり、原作同様にフレイを気遣う場面があったりと、完全な悪役としては描写されていないが)。任務に忠実であろうとする余り、周囲との軋轢を引き起こすという損な役回りは、『第2次α』での或る人物のポジションをそのまま継承しているかのようである。
カミューラ・ランバンもそうだが、αシリーズの世界で軍人として生きてきたにしては妙な言動が目立つ。
名前のみの登場ではあるが、最終話で霊体となってαナンバーズに力を貸した。

携帯機シリーズ

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スーパーロボット大戦J
原作と変わらずなのだが、彼女の軍人キャラというのがJでは味方キャラの空気に馴染めず、また融通が利かない面が強調されており、危機的状況が発生する可能性が浮上しても、後手に回る判断をして周囲から反発を受ける事が多い。それでも彼女の行動を擁護する場面があったり第3次αのように同じ軍人から批判された訳じゃない(ユリカ以外)のでマシと言えるが…。声優ネタでユリカにライバル心を剥き出しにしてくるのも特徴で、戦闘時には特別な台詞も用意されている。艦長乗り換えでメインパイロットにすることもできるが能力差はあまりなく、終盤に強制離脱も控えているため、彼女のカットインを見られる事以外の実用性は薄い。
スーパーロボット大戦W
初めて死亡が回避された作品。無条件で生存することとなるが、今回はスポット参戦のみで、自軍に加わる事は無い。ラクスの人質作戦の事を後から知ったカズマに問い詰められるが、ムウの仲裁によって事なきを得てカズマに対してもお互い謝っている。終盤、原作通りの展開で殺されそうになるが、劾に救出され、以後はバックアップに回る。EDにて連合内のブルーコスモス派の所業の数々を告発し、ブルーコスモス派の一掃に一役買った。ルリからは声繋がりで優秀な艦長になる事を期待される。なお、スポット参戦時の彼女の精神コマンドは正式参戦時にマリューのサブパイロットになっているノイマンのものと差別化が図られている。特に目立つ差はナタルに加速がない事で、彼女が乗っている時のアークエンジェルは足が遅くなる(マリューが愛を覚えていればフォローは出来るが)。

単独作品

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スーパーロボット大戦Card Chronicle
サポートキャラ。
スーパーロボット大戦X-Ω
レアリティSRのサポートユニット。
スーパーロボット大戦DD
序章ワールド3から登場するNPC。
2章Part1で原作同様にドミニオンの艦長になり、アズラエルに撃たれるまでの場面が再現されるが獅子王凱、鋼鉄ジーグに救出される形で生還する。
その後アークエンジェルで治療を受けていたが、回復後再び副長に復帰。以降そのまま3章part7からは『DESTINY』の物語に絡む事になる。
なお『DESTINY』になるとアークエンジェル隊とクライン派はオーブ軍の制服を着用するようになるが、彼女に『DESTINY』以降の設定の立ち絵は用意されておらず、都合上連合軍の制服のままである。
この立ち絵変更が無い理由は、『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の再現に移行した(マリューがコンパスの制服を着用するようになった)4章Part3にて、「アズラエルの指揮下に入り、言わばブルーコスモスに同調したため、自戒のために着用している」と言う説明を本人がしている。

パイロットステータス

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第3次α
偵察、不屈、努力、狙撃、直撃、かく乱
後任のノイマンが彼女と全く同じものを修得する為、ナタル離脱の痛手は感じられない。
J
直撃、鉄壁、気合、熱血、信頼、激励
W
直撃、必中、鉄壁、気合、熱血、激励
信頼がなくなった代わりに必中を覚えるが、上記の通り加速がないのが問題。
第3次α
指揮官、援護攻撃、Eセーブ、気力+ (ダメージ)
敵対時のみ。
J
味方時
底力L6、援護攻撃L2、援護防御L3、指揮L3
敵対時
底力L8、援護攻撃L4、援護防御L2、指揮L4
命中率+20%
『第3次α』で採用。
敵対時のみ。

サポートアビリティ

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堅実な判断
SR。味方戦艦のHP1/2以上でクリティカル率、命中率アップ。

人間関係

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マリュー・ラミアス
アークエンジェル艦長。作中においてはやや情のあるマリューとは対照的なその厳格さ故に意見の食い違いで対立する場面が多くあるが、時に相互に補完し合っていく場面も。最終的には対決せざるを得ない状況に陥ってしまった。
キラ・ヤマト
部下。基本的に厳しい態度を取っているが、あくまでも厳格な性分故であり、コーディネイターに対する差別意識で評価したりはしない。当初こそコーディネイターであるキラにストライクを任せる事に反発したが、能力を明確に認めてからはキラの軍の除隊に反対の姿勢を取っている。
キラの方では「戦争に巻き込んだことを謝った」マリューや、パイロットとしての先輩であるムウに心を開いており、敵対した時も大して動揺しなかったが、さすがに複雑な思いを抱いていた。
ミリアリア・ハウ
部下。
ミリアリアはナタルが本当は優しい女性であることを知っていたのか、終盤で敵対した時は複雑な表情をしており、ナタルがアズラエル諸共戦死した際は驚愕に満ちた表情を浮かべていた。
フレイ・アルスター
終盤では自身の艦のオペレーターとなる。
ムウ・ラ・フラガ
彼に好意を寄せていたらしいが、当の本人がそれを知ることは無かった。
アーノルド・ノイマン
アークエンジェルの名操舵手。
実は彼から好意を寄せられていた。一部のゲームでは彼と結ばれる展開もある。

地球連合軍

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ムルタ・アズラエル
上司。しかし軍人ではない彼の無茶苦茶に振り回される事になり、彼女の悲劇の一因となる。彼の言うことが間違っていると理解しつつも逆らえなかったがヤキン・ドゥーエ攻防戦で往生際悪くアークエンジェルに攻撃を仕掛けようとした姿を目の当たりにし、自らの命を捨て道連れにした。
『W』および『DD』では彼を見捨てている。『DD』では互いに生き延び、戦場にて敵同士で再会するが、その際明確に嫌悪感を露にしている。
オルガ・サブナック、クロト・ブエル、シャニ・アンドラス
部下。あまり交流は無かったが、彼等をパイロットしてではなく消耗品扱いにされている事実に対して、難色を示していた。

他作品との人間関係

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ガンダムSEEDシリーズ

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叢雲劾
『W』では終盤に原作通りに死にそうになったところを、彼によって救われる。
エドワード・ハレルソン
『W』ではアズラエルの戦死後に彼と共に国連の平和維持軍と合流し、共にイバリューダーと戦い、ノイ・ヴェルターのバックアップを務めた。
ギルバート・デュランダル
続編『DESTINY』のプラント議長。生還し、副長に復帰した『DD』では彼との出会いと絡みが実現。
ブレイク・ザ・ワールドの事件では、カガリを人質にするも同然のやり方で交渉を進めた彼の狡猾さを警戒し、疑念を抱く。

宇宙世紀ガンダムシリーズ

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アムロ・レイ
『第3次α』では互いに信頼はあったが、ナタルの軍人としてのドライな側面を否定する場面が見受けられ、後に敵対した際はブルーコスモスに毒された連邦軍に従った事を否定される。
カミーユ・ビダン
『第3次α』では、戦争拡大を危惧する彼を若さゆえのセンチメンタリズムと断じたり、ブルーコスモスの傀儡と化した連邦軍にいつまでも従順している事を指摘され後述の台詞で迷う事に。決してカミーユの言う事を全て否定しているわけではなく、感情論ではある程度理解していた。
エマ・シーン
『第3次α』でのクォヴレー編序盤ではかつてティターンズからエゥーゴに寝返った一件を問う。双方ともエリートの女性軍人であるが、理不尽な命令に従う事に反したエマの行動は、相反する行動を取る事になるナタルにとっては気になる物であったろうと思われる。
シャングリラ・チルドレンの面々(ジュドー・アーシタ、ルー・ルカ、エル・ビアンノ、ビーチャ・オーレグ、モンド・アガケ、イーノ・アッバーブ)
『第3次α』では厳しいナタルを快く思っておらず、特にビーチャには「道を間違えれば、三輪防人の同類になるんじゃないか?」と言われてしまう。
『真・ガンダム無双』特定シナリオではジュドーの上司として登場するが、こちらの関係は良好(詳しくは後述)。

アナザーガンダムシリーズ

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東方不敗マスター・アジア
『J』では彼の超人ぶりに驚愕し、「化物」と称した。
ヒイロ・ユイ
『第3次α』では、ナタルの意志の強さを認めていた。
デュオ・マックスウェル
『第3次α』では、ラクスを人質にした件で、「もしも同じことを繰り返すつもりならこっちにも考えがある」とナタルに厳しい警告をした。

リアル系

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ミスマル・ユリカ
中の人が同じで共に女性艦長という立場であるのだが、性格は正反対で、味方として共に行動していた時期があった『J』においては当然の如く終始波長は合わなかった。『J』では彼女に対する特殊戦闘台詞も存在している。
アカツキ・ナガレ
『J』では宗介と同じく冷静かつ現実的な観点でナタルの行動を肯定した。
ホシノ・ルリ
『J』では彼女にも色々と非難されてしまう場面もあったが、『W』では一転、彼女に「いい艦長になれる」と期待され、「いい声をしている」とも言われる。
スバル・リョーコ、メグミ・レイナード
『J』では基本的にナデシコ組としっくりいってなく、彼女からも反発を受けている。特にメグミからは序盤にかなりキツイ事を言われたが、グゥの音も出せなかった。
相良宗介
『J』では軍人として臨まねばならない厳しい態度を度々味方に咎められてしまう中、彼は同じ軍人としてナタルを肯定していた。
クルツ・ウェーバー
『J』でセクハラ紛いのナンパを受けた時に、盛大に張り飛ばした模様。
バルザック・アシモフ
『J』で彼の潜入捜査の事情を知っていたらしく、少佐と呼びそうになる。

スーパー系

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三輪防人
『第3次α』では直接絡む事はないが、共にアズラエルに従うことになり、またαナンバーズにいた頃は彼女の軍事中心の考えを嫌うシャングリラ・チルドレンの面々から「道を間違えれば同類になるのでは?」と疑念を抱かれていた。ただ、原作でもスパロボにおいても軍人としての冷徹さで共通している部分があるとはいえ、ナタルの場合、個人的な私利私欲や保身の為に動く事は無いのが三輪との大きな違いである。
葛城ミサト
『第3次α』では彼女と共にマリューを補佐する。
木原マサキ
『J』では何かと彼にキツイことを言われてしまう。鉄甲龍の実態と彼の常軌を逸した計画が判明した際には唖然としてしまった。
獅子王凱、司馬宙(鋼鉄ジーグ)、不動明(デビルマン)
『DD』の第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦において、ナタルを救助してくれた面々。厳密には、明の進言により宙がナタルを運び、凱のガオーマシンに乗せる形で救助している。明には別の目的もあってのものだが…。
カズマ・アーディガン
初対面時は例の人質作戦の事で彼に咎められ口論になりかけるが、ムウの仲裁によりすぐに和解した。彼には「厳しい人だが悪い人ではない」と見られている。
「そうおっしゃるなら。彼らは?こうして操艦に協力し、戦場で戦ってきた彼らだって、まだ子供の民間人ですよ」
「キラ・ヤマトや彼らを、やむを得ぬとはいえ戦争に参加させておいて、あの少女だけは巻き込みたくない、とでもおっしゃるのですか?」
「彼女はクラインの娘です。と言うことは、その時点で既に、ただの民間人ではない、と言うことですよ?」
第8話「敵軍の歌姫」より
ユニウスセブン跡で保護したラクス・クラインの扱いについて、民間人の少女であるラクスを酷い目に遭わせたくないと言うマリューに、ナタルはキラを始めとしたヘリオポリスの学生を軍属にしておいて、敵対国の令嬢であるラクスだけ特別扱いするつもりかと糾弾した。
「ザフト軍に告ぐ!こちらは地球連合軍所属艦、アークエンジェル!当艦は現在、プラント最高評議会議長シーゲル・クラインの令嬢ラクス・クラインを保護している」
「偶発的に救命ポッドを発見し、人道的立場から保護したものであるが…以降、当艦へ攻撃が加えられた場合、それは貴艦のラクス・クライン嬢に対する責任放棄と判断し、当方は自由意志でこの件を処理するつもりであることをお伝えする!」
第9話「消えていく光」より。
簡単に言えば「アークエンジェルを攻撃したら救出したラクスをどうするか知らないぞ」という恫喝である。
アスランは「卑怯な!」と憤り、クルーゼは「恰好の悪いことだ。援護にきて不利になったらこれか」と渋い顔をし、味方側のムウも「なんともまあ…」と呆れ、キラは「あの子を人質にして逃げ回るのが地球軍って軍隊なんですか!?」とムウに非難を浴びせている。
尤もクルーだけではなく、ヘリオポリスの住民の安全も考慮しなければならないため一概に非難できる事ではないのも事実であり、ムウは「俺やお前(キラ)が弱いからだろ」と擁護している。
「彼の両親はナチュラルでヘリオポリス崩壊後に脱出し、今は地球にいます。それを軍が保護すれば――」
ハルバートン「ふざけたことを言うなッ! そんな兵が何の役に立つッ!!」
「……ッ! も、申し訳ありません」
第12話より。
第八艦隊と無事合流し、少年兵として徴兵したキラ達を除隊させる事をハルバートン准将、ホフマン大佐らと議論した際の台詞。
マリューはキラの除隊を承認すべきとの見解に対してホフマン大佐が難色を示したことに便乗して、キラの除隊に反対する。
しかし、Gの機密を知り尽している事を口実にするという意見はハルバートンに退けられ、本人にその意思がないという事実を突き付けられた際に上記の発言が飛び出す。
保護と言えば聞こえは良いが…実態は両親を人質としてキラに同胞殺しを強要するという提案に他ならず、この発言は温厚なハルバートンがデスクを激しく叩くまでに激怒させてしまい[3]、恐縮したナタルはそのまま謝罪して引き下がる。
しかし、結果的にキラは地球連合軍に自分の意志で残留する事になる。
「そ、そんなにはないんだ……こ、困ったな」
第18話より。ザフトの攻撃で街を焼かれた難民キャンプで、怪我をして泣いていた子供に自分の軍帽を被せて御菓子を上げるという彼女の人としての優しさを垣間見せるシーンだが、御菓子に釣られて周囲の子供たちが一斉に集まってしまい[4]、困惑してしまった際の彼女の台詞。
普段冷徹な女軍人としての印象が強いナタルの数少ない微笑ましいシーンでもある。
「ヤマトしょ…しょう…ねん」
第20話において、キラをいつもの調子で少尉と言いそうになってしまい、即座に訂正する。ナタルの唯一の赤面シーン。
「受け止めろ。割り切れなければ、次に死ぬのは自分だぞ。」
第31話「慟哭の空」より。キラとトールのMIAを受け入れられないミリアリアにあえて厳しく言い聞かせた。その後、彼女は呆然とブリッジを飛び出す。
普段のナタルなら戦闘中だからと呼び止めるが、そうしなかったのは二人の仲を彼女もよく知ると共にその時の精神状態では管制は無理だと判断したからだろう。
「艦長がMIAと認定したんだ。これが決まりだ。…よすがを見つめていては、次は自分が死ぬことになる。戦場とは、そういうところだ。」
同話にて。
キラとトールのMIAが認定されたため、サイに二人の遺品を整理するように告げ、まだ死んだと断定されたわけではないのにと反論するサイにナタルは規律に則ってそれを説き伏せた。
とはいえ、正規軍人ではない学生達を戦場に送り込んだ立場という意識からナタル自身も負い目を感じていた。サイ一人のところで頼んだのも、フレイとミリアリアを気遣ってのことだろう。
「軍には厳しく統制され、上官の命令を速やかに実行できる兵と、それに広い視野で情勢を見据え的確な判断を下すことのできる指揮官が必要です。でなければ、隊や艦は勝つことも生き残ることもできません」
第33話より。ディアッカを殺そうとミリアリアとフレイが起こした騒動の後に、マリューへの注意と同時に語った台詞。
正に教科書通りで、軍人としては全く間違っておらずマリューも艦長の器でないことも自覚しており『あなたならきっと良い艦長になる』とマリューもナタルを評価していた。
……が、この時すでに軍上層部そのものがブルーコスモスに毒され、コーディネイター殲滅という狭い視野で情勢を見、民間人が指揮しているという的確な判断もできなくなっていた。そのため皮肉にもこの考えが後にナタルの悲劇へと繋がってしまう。
早い段階で「では軍や上層部が腐っていたらどうするのか?」と誰かが問うていたら、あるいは彼女自身が気づくのが早かったら違った道があったかもしれない……。
「いい加減にしろ! これは本部からの命令だ。君は従わねばならない」
第34話「まなざしの先」にて、査問会が終わりサザーランド大佐からムウやフレイと共に転属命令を出された後、アークエンジェルから下船する際に頑なに転属を拒否するフレイを一喝した。
小説版では下記の台詞に至る過程で、規律に忠実な身でありながらもアークエンジェルやそのクルー達に愛着を抱いたことを自覚し、フレイが転属を拒んだ気持ちを理解する心情が描写された。
マリュー「今までありがとう。バジルール中尉」
「いえ…」
マリュー「また、会えるといいわね。戦場でないどこかで」
「終戦となれば、可能でしょう」
マリュー「そうね。彼女をお願いね」
その後、マリューと別れの挨拶を交わして、フレイと共にアークエンジェルを退艦した。
「おいッ! その話――」
第35話「舞い降りる剣」より。
転属命令に従い、アラスカ基地から発進した潜水艦の貨物区で他の連合軍兵士の「アラスカに残った連中は、奮戦やむなく殲滅」「本部は最後の手段に出る、全てドカンさ」という会話が耳に入ってしまった際の反応。
彼女らしくもなく大声で詰め寄ったが、アークエンジェルがアラスカ基地に残留している事を考えれば、ナタルの心情は察しても余りあるだろう。
小説版ではその後転属先にムウもフレイも現れず、搭乗艦に乗船しなかった事が確認されるとアークエンジェルはおろか二人までサイクロプスに巻き込まれたと思い込み、自身のみが生き延びてしまったという事実を前に激しいショックを受けている[5]。更に結果的にアークエンジェルがオーブ軍に付いて地球連合軍と敵対したという情報を聞いても彼女が感じた感情は裏切りへの憤りではなく、仲間が生きていた事に関する「安堵」だった。
「何をやっているかッ! 貴様らッ! 対応が遅すぎる。これでは初陣で沈められるぞッ! 分かっているのかッ!」
第43話「立ちはだかるもの」より。
ドミニオンの艦長に就任し、地球連合軍の月面プトレマイオス基地周辺宙域で訓練していた際の台詞。敵戦艦を発見し、戦闘準備までを整えたのはいいが、ナタルの攻撃命令に対してCIC担当員達の動きが鈍く、碌な迎撃動作を取ることなく撃沈。……というシミュレーション訓練の結果に対する激しい叱責。
小説版ではこの時のナタルの心情が描かれており、アークエンジェルのブリッジ要員たちは全員がまともに訓練をする時間もなく、素人である学生たちも全員が立派に役目を果たして生き延びてきたという経験があったが為に、それと比較して今のクルー達の不甲斐無さに我慢がならなかった模様。
「クロト・ブエル。強化インプラントステージ3、X-370の生体CPU、個人データは全て削除」
「オルガ・サブナック。X-131の生体CPU、ステージ2、やはり個人データは無しか」
「シャニ・アンドラス。ステージ4、X-252の生体CPU、個人データ無し」
「三人ともパイロットではなく装備なのか…。消耗パーツ扱いとはな…。しかし…」
同話において。
新たにドミニオン隊に配属された三名のブーステッドマンがパイロットとしてではなく、戦争のための「消耗品」扱いされている事実に対して、ナタルは言葉を失ってしまう。
コーディネイターに対抗するためならば、同胞であるナチュラルをも犠牲にするというブルーコスモスの問題点を示した場面でもある。
「アラスカでの事は自分も聞いています。ですがどうかこのまま降伏し軍上層部ともう一度話を!私も及ばずながら弁護いたします。本艦の性能はよくご存じの筈です」
同話において、アークエンジェルと対峙し、降伏勧告を行う場面で。
共に戦ってきたアークエンジェルに対する感情はナタル自身とても深いものとなっていた様で、必死に降伏をマリューに薦めている。しかし、拒絶されてしまう。
アラスカの件は、ナタルから見ても明らかに軍上層部側の裏切り行為と捕えている事が窺える。尤もナタルが弁護した所で、アラスカ基地は地球連合軍上層部の策略で仕掛けられた自爆装置「サイクロプス」によりザフトの主力と地球連合軍の守備部隊を巻き添えに消滅したという事実を知る者達を連合が生存を許す可能性は限りなく低く、この場でも降伏勧告はナタル自身の個人的な感情が出ているだけに過ぎない。
事実、この直後にアズラエルからは嘲りを込めた笑い声で呆れられてしまう。
「ミサイル発射管、1番から6番、コリントスの終端誘導を自律制御パターンBにセットして装填。照準、オレンジアルファ17から42まで、5ポイント刻みの射角で発射せよ! 同時に転進、進路インディゴ13、マーク20チャーリー、機関最大!」
同話において。
アークエンジェルと交戦に入り、クルーに出した指示。アズラエルが言う所の「(目標と外れた)明後日の方向にミサイルを飛ばしている」のだが、最初は意図が理解できなかったアズラエルも後に結果を見て賞賛した。軍事用語が理解できない視聴者には意味すら分からない指示だが、アズラエルは意図は理解できずとも意味は理解しているという点で、「軍事関係者ではあっても戦略に精通した軍人ではない」という立ち位置が示されている。後に、この戦術は『戦術バジルール』と名付けられ、マリューも使用している。[6]
「この声…キラ・ヤマト!生きていたのか…」
同話において。
通信でフレイに呼び掛けたフリーダムのパイロットの声を聞いて、ナタルは南太平洋の戦いで戦死したと思っていたキラが生きていた事に驚いていた。
しかし、ブルーコスモスにとって最大の標的だったキラの名を聞いたアズラエルが反応を示している。
フレイ「あの人…これで戦争は終わるって言ったのに!」
「…確かに終わるさ。敵である者を全て滅ぼせばな」
フレイ「う…ぅぅ…」
「確かに…終わるのだ…」
第47話「悪夢は再び」より。
クルーゼに渡された「戦争を終わらせるカギ」によって、嘗てキラを始めとしたコーディネイターを憎悪していた自分そのものであるアズラエルが核兵器を復活させて宇宙要塞ボアズを消滅させた事実に慟哭するフレイに、ナタルは敵を全て滅ぼせば戦争は確かに終わると、複雑な思いで呟く。
思想、感情、利権、個人的事情、様々な要素が絡み合って収束した先にあったのがこの「敵を滅ぼせば戦いは終わる」という極論であり、あろうことがそれが共通認識と化していたのが『SEED』終盤の泥沼の原因と言えよう。
なお、この時のナタルとフレイのやり取りは、桑島法子氏の演じ分けが神懸っている。
「何をやっているッ!」
アズラエル「貴様こそ何のつもりだあぁッ!」
「…ッ総員退艦しろ」
第49話「終末の光」より。
アークエンジェルとの戦闘で僚艦全てを失う劣勢に追い込まれながらも、アズラエルはローエングリンの発射を感情的に要求。
それを見かねてフレイが咄嗟にアークエンジェルに逃げるように呼び掛けてしまい、激怒したアズラエルはフレイを殴り倒して拳銃を発砲。
ナタルがアズラエルに即座に飛び掛かりフレイには当たらなかったが、この行動を激怒しながら咎めた際のやり取り。
この行動でアズラエルにかねてより不信感を持っていたナタルは彼を見限り、戦闘を完全に断念した。
「急げ!アークエンジェルへ行け!」
「あなたは…ここで死すべき人だ…私と共に!」
アズラエル「ふざけるんじゃないよ…!ドアを開けろーっ!」
その直後、一段目の台詞で自身とアズラエル以外のクルーを退艦させ[7]、彼をブリッジに閉じ込めた際に二段目の台詞を叫んだ。もはやアズラエルは憎悪に駆られ周りが見えなくなっており、ナタルは彼をこれ以上生かしておいてはならないと確信した。
『第3次α』では一行目を除いてDVE。
「あなたの…負けです…!」
同話において。
ローエングリンも割って入ったムウの犠牲で食い止められ、愕然とするアズラエルに敗北を宣告する。
直後、逆上したアズラエルに鉛弾を叩きこまれ、苦悶の声を上げるも…
「撃てぇぇっ! マリュー・ラミアスゥゥッ!!」
息も絶え絶えになりながらも、必死にアズラエルを制止しながら叫んだ。直後、アークエンジェルのローエングリンが直撃。
ナタルはアズラエルを道連れに安らかな表情を浮かべながらドミニオンと運命を共にしたのであった…[8]。
彼女の死は、アークエンジェルのクルー達に進むべき道を指し示した。
「これは戦争ではない! 私闘です! そんなものに大切な部下たちを巻き込むわけにはいきません!」
マガジンZ版で部下たちにアークエンジェルに投降するよう指示を出したあと、アズラエルに「何を言っている!?艦長!」と問われた際の返答。多大な犠牲を自軍が受けたにも関わらず無用なプラントへの攻撃をなおも主張するアズラエルに対して遂に叛意を抱くに至った。

スパロボシリーズの名台詞

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戦闘台詞

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「前方の目障りな艦を攻撃!」
『J』より。ナデシコと対決すると出てくる台詞であるが、アズラエルに「何か私見が入ってませんか?」と突っ込まれる。
「あんな艦の艦長にしてやられるとは…」
同上。こちらはナデシコの攻撃を喰らったときの台詞。対するアズラエルは「あなたも大した事ありませんね」とバッサリ。
「あの艦の艦長…、ラミアス艦長より何を考えているのか解らない…」
同上。同様にナデシコの攻撃を喰らった際の台詞。ユリカもそうだが、地味にラミアス艦長も馬鹿にしているような台詞とも取れる。この台詞に対し、アズラエルは「そうですか? あなたならよく解るのでは…」と返す。
「私は…あの艦の艦長より劣っていると言うのか…」
同上。ナデシコでトドメを刺すとこの台詞。アズラエルも「あんたを信じた僕が間違っていたよ!」と怒り心頭のご様子。しかし、本作のナデシコとの戦闘時におけるアズラエルとの一連の掛け合いは、まるで吉本興業のお笑い芸人のコンビがやる、漫才顔負けの見事なボケツッコミである。
余談であるが、アズラエル役の檜山修之氏はトークなどで、どんな細かいボケも見逃さない凄腕のツッコミ力(?)の持ち主として知られている。
「君のセンチメンタリズムな持論は結構だ。今の我々は戦いに勝つ為なら、あらゆる手段を使う事も考えるべきだろう」
第3次α序盤、憎しみの連鎖による戦争拡大を危惧するカミーユからの苦言を、上述の台詞で一蹴した。そして、この直後に起こるザフトとの戦闘で、ナタルはラクスを利用した人質作戦を実行に移すこととなる…。
「元ティターンズのあなたからそんなご意見を聞くとは思っていませんでした」
クォヴレー編第10話「消えていく光」より。
かつて、ティターンズに所属していたからこそ、ラクスを利用しようとするナタルの考えが非常に危ういと苦言を呈したエマに対する皮肉。そもそも、エマがティターンズに所属していたのは相当前の話なのだが、そんな事をよく把握していたものである。
しかし、エマの言葉の意味を、ナタルはアラスカ基地でαナンバーズから異動した後に思い知ることとなるのだった……。
「避難民のシャトルを発進させます! あれを先に離脱を!」
マリュー「待って、それは!!」
地球降下ルート第19話「宇宙に降る星」より。本作ではマリューの恩師であったハルバートン提督が登場しなかったことから、ナタルがマリューの制止を振り払って、エルを始めとしたヘリオポリスの避難民を乗せたシャトルを発進させる。
これを見て、ミサトと共に驚愕したアスカはシャトルがザフトによって狙い撃ちにされることを危惧した。
「あのシャトルからは民間の救難信号を出させています! ザフトは手出し出来ません!」
「手を出せば、南極条約に抵触します!!」
同話において。ミサトにシャトルをアークエンジェルへ戻すように指示された際の反論。
しかし、ザフトはナタルが言う理屈が通じる相手ではなく、シャトルはイザークが駆るデュエルガンダム(デュエルを撃破していた場合は、ザフト兵のジン)によってキラの眼前で撃墜されてしまった……。
実は南極条約は宇宙世紀の用語であり、さり気ないクロスオーバー台詞になっている。『ガンダムSEED』シリーズにも「コルシカ条約」という捕虜の取り扱いなどを定めた戦時条約が存在しているが、プレイヤーへの馴染みを重視した形か。
(それでも私は…軍人なのだ…)
宇宙ルート第46話「永遠を信じて」より。敵としてカミーユと対決した際に、ブルーコスモスに毒された連邦軍をかつてのティターンズと同じであると断じたカミーユの言葉を受けた時のナタルの心中。
彼女自身、今の連邦軍の違和感を強く感じつつも愚直なまでに軍人を務めようとする心苦しい心情が現れている。
「ヒイロ・ユイ…どうやら、手加減はなしのようだな…」
同話において。敵としてヒイロと敵対した際に、「それがお前の選んだ戦いなら俺はお前を排除することをためらわない」と言われた時のナタルの言葉。

携帯機シリーズ

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「ラミアス艦長、私は反対です。MF計画の生き残りといえど、このような者たちと同行させるなど。しかも敵に利用されていたのでは、今後いつまた同じようなことにならないとも限りません」
第16話「ブレンパワード」のエンドデモより。Gガンダム組の同行に関しての発言。
モビルファイターに軍が関わっていたことが示唆されるが、「MF計画」はこの場面以外では出てこない。『J』においてはガンダムファイトが「お互いにその武勇を競う格闘競技」という設定なので設定の整合性が取れないこともあり、詳細は不明。アズラエルがデビルガンダムに目を付けていた件といい、『SEED』と『Gガンダム』を本格的にクロスオーバーさせる予定だったのが、ライター交代の影響で有耶無耶になったのだろうか。
「か、勘違いをするな。我々はなんとしても、奴らを止めねばならんのだ。それをゼオライマーだけに託す気はないというだけだ。ことの重大さを考えれば当然のことだろう」
第32話月残留ルート「怨念の終焉」より。マサトが全ての決着をつけるべく一人で幽羅帝の元へ行こうとしたときにその覚悟を認めつつも一人では行かせないと言った際にマサトにそんな事言うのは珍しいと言われて返した台詞だが、明らかにツンデレ気味な台詞である。
「どうなさいました」
アズラエル「どうもこうも、最高です! すぐに地球に引き返しますよ!」
「は? アークエンジェルはどうするのです?」
アズラエル「この鍵さえあればそんなものはどうでもいい! いいから、すぐにです!」
ラダム討伐ルート第44話「螺旋の邂逅」のエンドデモより。フレイが持ってきた『鍵』の中身を見た途端、上機嫌になったアズラエルに困惑した台詞。この時、ナタルはアズラエルが何を手にしたのか、後に知って後悔することとなった。
「いや…こちらも軍人として民間人に対する不適切な言動があった事を陳謝する」
第31話「姫と道化、女王と勇者」より。カズマにラクスを人質にした件で詰め寄られ、言い争いになりかけたが、ムウが仲裁してカズマが納得し、謝罪した事を受けて。
「…ラミアス少佐…自分は間違っていたのでしょうか…」
第50話プラントルート「憎悪と運命の螺旋」より。劾に救出され、マリューと再会した際に。止む無くブルーコスモスに従わざるを得なかったナタルには非がない事をわかっているマリューはナタルを責めず、彼女に労いの言葉をかける。
「はい…。そして、こんな事を言える立場ではないでしょうが…またお会いできる事を願います」
同上。連合軍を本来の組織に戻し、地球圏を守る為に新国連の平和維持軍との合流に向かう際に、マリューに対して。スパロボシリーズにおいてようやくナタルが救われた瞬間といえる。

単独作品

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「私の考えが間違っていました」
「アズラエル理事に思い知らされたのです。命令を機械的に実行するだけが軍人の務めではないと」
2章Part1第6話「終わらない明日へ」より。凱らに救出され、マリューと再会した際に。状況は『W』と同じだが、先述の原作第33話での台詞を踏まえたものになっており、自分は間違っていたと断言している。
「こちらは不快極まりない…!」
アズラエル「おやおや、かつて共に戦った仲なのに。僕らはあんなに熱くその艦…アークエンジェルを付け狙ったじゃないですか」
「思い出したくもない過去だ!」
3章Part9「優しき腕を忘れた瞳」より。原作と異なりアークエンジェルの副官に復帰、第2次大戦にディバイン・ドゥアーズとして介入する中、敵対勢力ディスコード・ディフューザーの一員として復活したアズラエルとの再会と相成り、(時間稼ぎを兼ねていた)彼の挨拶を切って捨てる。
この後、激昂しつつも背後にいるであろう黒幕の正体を問い詰めるが当のアズラエルは質問には答えず、「随分偉くなった」と皮肉を言うのみだった。

搭乗機体

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アークエンジェル
副官を務める。新任艦長のマリューを支えた。
ドミニオン
アラスカ基地到着後の人事異動で、艦長に任命される。
  • 『真・ガンダム無双』のとあるオリジナルシナリオでは主役として活躍する。役柄は要人護送中のアウドムラ艦長で、連邦上層部から派遣された4人のガンダムパイロット達と共にオードリーを護衛する。原作よりも性格が丸くなり、オードリーがリィナと一緒にさらわれた後すぐに二人の奪還を命じ、さらに停戦中のザフトとの衝突も回避した。後に誘拐事件が連邦とジオンによる裏取引だと知り……と、ある意味で彼女がマリューと同じポジションになる。
    • ちなみに、そのガンダムパイロット達はバナージ、リディ(最初から改修前のバンシィに乗れる)、ジュドー、ティエリア(初期機体はセラヴィー)と妙に個性が強い面子で構成されている。前述の通り、このシナリオの彼女が軍規より人命優先する行動を迷いなく取るので、部下たちとの関係は良好。
  • また、『GジェネレーションDS』においてもライバルルートではプレイヤー部隊の艦長及び事実上の主人公格として活躍。原作通りアズラエル配下だったのだが、当初共闘関係にあったアズラエルとトレーズが方針を巡って対立し、アズラエルのやり口を嫌ったジェリド、マウアー、シーマ(諸事情で性格が丸くなっている)がトレーズ側に寝返る中、当初は迷っていたナタルもシーマのハッパを受けて為すべき事を為すためにトレーズ側に寝返る展開になる。この後、戦争を終結させるために(ジェリドを含めて万場一致で)エゥーゴと合流する道を選び、エゥーゴ側にいたマリューと再会。無事和解した。
  1. ↑ ナタル・バジルール、機動戦士ガンダムSEEDシリーズ公式サイト、2026年5月10日閲覧。
  2. ↑ ただし、見た限りでは酒が苦手なことの言い訳であり、実際飲酒と思わしき場面にてむせていた。また、甘党であるようで軍服のポケットにお菓子を忍ばせており、子供に分け与える場面も見られた。
  3. ↑ ハルバートンがナタルの提案に激怒したのは、人道的な問題だけでなく『人質を取られて無理矢理入隊させられた兵士はモチベーションに大きな問題がある』という現実的な考えも含まれていた。
  4. ↑ ナタルはお菓子を後2つしか持っていなかったが、子供たちは6、7人ほど集まってしまった。
  5. ↑ TV版でもナタルと思わる人物が一人うなだれている場面が描かれている。
  6. ↑ ミサイルを「置く」ことにより、敵の不意を突くのみならず発射管の数以上のミサイルを疑似的に斉射し瞬間火力を水増しすることが可能。劇場版でマリューが使用した際にはアンチビーム爆雷を混ぜ込むことで「ビーム兵器の使えない領域内に漂う発射待機状態のミサイルの群れ」という恐ろしい状況を作り出した。
  7. ↑ しかし、フレイが搭乗した脱出用スペースボートはクルーゼの駆るプロヴィデンスにより落とされてしまった。作中ではスペースボートは3隻確認できるためドミニオンクルーは全滅してはいないが、少なくともフレイと行動を共にしたと思われるブリッジクルーは全員が落命してしまったと思われる。
  8. ↑ 小説版では、死の間際に「非の打ちどころの無いエリート軍人の自分が、今こうしてイカれた男と死ぬのを待っている」状況を自嘲しつつ、マリューに対して「あの優しい女性がよく砲撃を躊躇わなかった」と内心で賞賛を送っていた模様。

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