新機動戦記ガンダムW Endless Waltz

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概要[編集]

TV版『新機動戦記ガンダムW』が好評だったため制作された続編。そういう経緯は他のテレビアニメでは珍しくないが、ガンダムシリーズでは初(一方でガンダムシリーズ恒例の追加編集版がのちに劇場公開された)。SRWではTV版と同列、あるいはこちらだけが参戦作品になる。

『Endless Waltz』に限らず、ガンダムWはメディアによってアフターストーリーが複数存在し、時間軸が合わない箇所がある。ただし、小説版EWではTV版からEWまでのサイドストーリーが「全て起こったもの」として設定が刷り合わされている。

なお、漫画『新機動戦記ガンダムW BATTLEFIELD OF PACIFIST』とラジオドラマ『新機動戦記ガンダムW BLIND TARGET』は本作とTV版を繋ぐミッシングリンク的な作品となっている。

ストーリー[編集]

新機動戦記ガンダムW』から1年後、OZの元総帥トレーズ・クシュリナーダの娘を名乗る、マリーメイア・クシュリナーダの軍勢が宣戦布告した。

5人のガンダムパイロットは、それぞれの思惑を胸に行動を起こす。マリーメイア軍の暴挙に対抗するヒイロとデュオ。マリーメイアに対抗する為の力を得る為、一度太陽に向けて破棄した「ガンダム」を取りに行くカトル。マリーメイア軍の一兵士となってヒイロ達の前に立ちはだかるトロワと五飛。

そして、前大戦でガンダムエピオンと共に行方不明になっていたゼクスもプリベンター・ウィンドとしてマリーメイア軍に対抗する。

ガンダムの機体名称について[編集]

他のメディアから登場の前半の主役ガンダムを含む、OVA版のガンダムはTV版のガンダムのデザインリファインだけであり、設定上は同一機である。

当時のプラモデル発売において、TV版の機体との商品名の混同をさけるために、主役機であるウイングガンダムゼロの商品名は「ウイングガンダムゼロカスタム」とされた。しかし、詳細な設定を知らない人たちにとっては「TV版ウイングガンダムゼロのカスタム機」(※)と、逆に混乱させることになってしまった。現在では、TV版の混同防止のためにプラモデルなどの商品や、TVとOVA版ガンダムW系機体が同時登場するゲームは「~(エンドレスワルツ版)」「~(EW版)」と表記する場合が多い。

なお、TV版前半の主役ガンダムのリファイン版は「~アーリータイプ」「~ver. Ka」として表記したこともあるが、現在では後期主役ガンダムと同様に「~(エンドレスワルツ版)」「~(EW版)」とするのが主流である。

※漫画『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光』では、後付けではあるがEW版のウイングガンダムゼロは(TV版デザインをベースとした)ウイングガンダムゼロの改修機であると設定されたため、ある意味ではこの見解は正しいことになった。改修前の機体はTV版のウイングガンダムゼロと区別するために「ウイングガンダムプロトゼロ」と名前が付けられている。

スパロボシリーズにおいて[編集]

デザイン性を重視したEW版のガンダムは、武装が非常に偏っていた(近接武器オンリーなど)。初期のシリーズでは、その設定をそのまま既存の基準で武器性能に反映していたため、武器が射程1の機体などが存在した。しかし、αからは格闘武器でも有射程になっていたり、シリーズによっては「通常兵器版」「PLA版」「MAP兵器版」のように性能に変化が加えられている(これらは『SDガンダムGジェネレーションシリーズ』でも同様)。

また、主役の5機のガンダムの機体名称も変化している。当初はTV版との混同を避けるため、「~カスタム」名義であった。現在ではEW版のみの参戦が増えた事もあり、本来の名称で参戦している。

原作では機体を交換したり貸し借りをしていたが、スパロボでは乗り換えが不可能な作品がある。

「~カスタム」名義での参戦
名前が長い為か『F完結編』や『COMPACT』、『A』(GBA版)など一部作品では「ウイングゼロカスタム」等と簡略され表記。
「ウイングガンダムゼロ」等、本来の名称での参戦
第3次α』からは、デザインはEW版のまま機体名が「ウイングガンダムゼロ」等、本来の名称での表記になっている。
「〜(EW版)」名義での参戦
CC』と『X-Ω』のみこの形式となっている。『X-Ω』でも当初は本来の名称となっていたが、後に「(EW版)」と付いた。

登場人物[編集]

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

Gチームとその関係者[編集]

ヒイロ・ユイ
主人公ウイングガンダムゼロ(EW版)のパイロット。五飛に戦争の愚かさを問いかけ彼と交戦する。SRWではTV版とは違い初めから自軍の味方として登場する。通称「告死天使」。
リリーナ・ドーリアン / リリーナ・ピースクラフト
デュオ・マックスウェル
ガンダムデスサイズヘル(EW版)のパイロット。通称「死神」。
ヒルデ・シュバイカー
エンディングにのみ声無しで登場。
トロワ・バートン
ガンダムヘビーアームズ改(EW版)のパイロット。「貧乏神」と「疫病神」の片割れ。
キャスリン・ブルーム
カトル・ラバーバ・ウィナー
ガンダムサンドロック改(EW版)のパイロット。「貧乏神」と「疫病神」の片割れその2。
ラシード・クラマ
カトルのガンダム回収作業を支援する。

プリベンター[編集]

レディ・アン
ゴールド。
サリィ・ポォ
ウォーター。
ゼクス・マーキス
本名「ミリアルド・ピースクラフト」。火消しの風「プリベンター・ウインド」を名乗って現れ、トールギスIIIを駆ってサーペントの一団に飛び込んでいく。
ルクレツィア・ノイン
ファイヤー。

マリーメイア軍[編集]

張五飛
アルトロンガンダム(EW版)のパイロット。マリーメイア軍の兵士として、ヒイロと交戦。
マリーメイア・クシュリナーダ
デキム・バートン
マリーメイア兵

その他[編集]

ドロシー・カタロニア
劇場版のみ登場。

登場メカ[編集]

スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。

ガンダム[編集]

ウイングガンダムゼロ(EW版)
全てのガンダムの基となった機体。天使の様にも見える有機質な2対の翼を持つ。
ガンダムデスサイズヘル(EW版)
大鎌ビーム・シザースを持ち、悪魔の様な黒き翼を持つ隠密戦用機。
ガンダムヘビーアームズ改(EW版)
全身に実弾兵器を満載している砲撃戦用機。
ガンダムサンドロック改(EW版)
2本の大型曲刀ヒート・ショーテルを持つ局地白兵戦用機。中東風の耐ビーム・コーティングマントが付属しているオプション・アーマーを装備。
アルトロンガンダム(EW版)(ガンダムナタク)
両の腕に装備された龍型のドラゴン・ハングを武器とする格闘戦用機。
ウイングガンダム (EW版)

その他モビルスーツ[編集]

トールギスIII
前大戦で実戦に投入されなかったトールギスの3号機。
トーラス
リーオー
サーペント
13番目の星座の名を冠するMS。

楽曲[編集]

エンディングテーマ
「WHITE REFLECTION」
作詞:永野椎菜 / 作曲:高山みなみ / 編曲:高山みなみ、永野椎菜 / 唄:TWO-MIX
『α』『α外伝』『SC2』『第3次Z』で採用。
『第2次α』以降、王道作品では長らくLAST IMPRESSIONに取って代わられていたが、『第3次Z時獄篇』で久々に復活した。『X』限定版では原曲を収録。
特別編主題歌
「LAST IMPRESSION」
作詞:永野椎菜 / 作曲:高山みなみ / 編曲・唄:TWO-MIX
『COMPACT』『A』『R』『第2次α』『COMPACT3』『第3次α』『W』『L』で採用。
『第2次α』では2バージョン存在する。同じDS版の『W』および『L』においては、それぞれアレンジが異なっている。『X』限定版では特別編名義で原曲を収録。

登場作と扱われ方[編集]

参戦回数はTV版よりも多く、なおかつ2014年時点でアナザーガンダム作品の中ではスパロボへの参戦回数が最も多い作品である(その次に多いのが『機動武闘伝Gガンダム』)。

各ガンダム及びパイロット達の初登場時は敵方という展開も多い影響で、EW版ガンダムの自軍参入時には既にユニット性能として完成しており、更なる性能強化は基本的に行われない。そのため前半~中盤では性能上位ながら、他作品の強化が進む終盤では性能順位を落としやすい難点を抱えている。

旧シリーズ[編集]

スーパーロボット大戦F完結編
同作唯一の新規参戦作品。ただし機体・ウイングガンダムゼロカスタムトールギスIIIのみ参戦。ウイングガンダムゼロカスタムは、最終話間近で手に入る隠し機体という事もあってか高い機体性能を誇る。

αシリーズ[編集]

スーパーロボット大戦α
EW版の5機のガンダムは、TV版の5機のガンダムとは別に開発された機体というオリジナル設定が設けられた。ストーリーの再現はなし。
スーパーロボット大戦α外伝
序盤にマリーメイア軍が登場。リーオーに乗るヒイロとデュオ、サーペントに乗るトロワ等も見られる。
第2次スーパーロボット大戦α
前作を踏まえて全機Endless Waltz版になり、TV版にも原作にも登場しなかったEW版ウイングガンダムが登場。
第3次スーパーロボット大戦α
表記がカスタム表記でなく、本来の名称に戻った。

Zシリーズ[編集]

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
『L』以来約4年ぶりに参戦であり、ストーリー再現は『W』以来約7年ぶり。前作『再世篇』でTV版のストーリーが終了し、入れ替わる形での参戦となった。ガンダムのデザインの変更については「気のせいか見た目が変わった気がする」と突っ込まれるだけで、特に深くは言及されなかった。
原作ストーリーそのものは前半で全て消化されるが、シナリオ面ではフルメタル・パニック!系との絡み、性能面ではガンダム系の中でも特にアシスト攻撃の威力が高く設定されていることが特徴。
また、DLCシナリオ『兵士と世界と平和と』においては漫画『BATTLEFIELD OF PACIFIST』のネタが使われている(このシナリオで舞台となる資源衛星「ムルキベル」とは「ウルカヌス」の別名であり、五飛がマリーメイア軍への参加を決意した経緯が描写されているという点で同作と共通する)。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
原作終了後なので、いるだけ参戦。

COMPACTシリーズ[編集]

スーパーロボット大戦COMPACT
参戦は2回目。TV版抜きの単独参戦で、かつ実質的な初の正式参戦。原作の敵・マリーメイア軍が初登場。
スーパーロボット大戦COMPACT3
原作終了後のため、いるだけ参戦

携帯機シリーズ[編集]

スーパーロボット大戦A
プリベンターはロンドベル隊をサポートしている。ガンダムパイロット達は序盤からスポット参戦を繰り返し、中盤から終盤に差し掛かるあたりで、ようやくガンダムパイロット達が集結する。
スーパーロボット大戦A PORTABLE
リメイク前が強すぎたのかデスサイズヘルを中心に武器の燃費が変更されたり、地形適応が下げられる等調整が入った。
スーパーロボット大戦R
『A』同様にプリベンターは自軍のサポートをしており、ガンダムパイロット達はスポット参戦を繰り返し、中盤一気に自軍に加入する。
スーパーロボット大戦W
二部構成作品中心だが、TV版は登場せず『Endless Waltz』版のみ。
スーパーロボット大戦L
原作終了後の設定。カトル、ゼクス、ノインは序盤から加入するが、他のメンバーはやはり別行動。物語後半まで敵対したりスポット参戦したり名前すら出てこなかったり、一部『W』よりも弱体化していたりするなど、ユニットとしての扱いは良くない。しかし「ナタクのファクター」などと呼ばれるほど加藤機関に馴染んだ五飛を始めとして、シナリオ面での見せ場がある時も少なくはない。

Scramble Commanderシリーズ[編集]

スーパーロボット大戦Scramble Commander
設定はTV版だが、ヒイロの搭乗機体は『EndlessWaltz』版になっている。
スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd

単独作品[編集]

スーパーロボット大戦64
ストーリーはTV版ベース。5機のガンダムはフル改造することでEndlessWaltz版に変化する。トールギスIIIも登場。なお、『リンクバトラー』には登場しない。
スパロボ学園
スーパーロボット大戦モバイル
スーパーロボット大戦Card Chronicle
2013年9月1日に追加参戦。
スーパーロボット大戦X-Ω
第2期参戦作品第4弾として2016年6月に追加参戦。
スーパーロボット大戦X
原作終了直前の設定になっているため、デキムは生きており、ミスルギでエンブリヲの配下になっている。
また今回Gチームの五人の音声は新録されている。
シナリオではバディ・コンプレックスのキャラとよく絡む。
機体の能力アップが全くないため、終盤は攻撃力不足に悩む。Wチーム全員を使うならパーツを優先的に装備させたい。

主要スタッフ[編集]

制作
サンライズ(第1スタジオ)
監督
青木康直
キャラクターデザイン
村瀬修功
メカニックデザイン
カトキハジメ
音楽
大谷幸

商品情報[編集]

新機動戦記ガンダムW Endless Waltz[編集]

新機動戦記ガンダムW Endless Waltz-特別篇-[編集]

その他[編集]

資料リンク[編集]