ユニコーンガンダム

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ユニコーンガンダム
外国語表記 Unicorn Gundam
登場作品

ガンダムシリーズ

デザイン カトキハジメ
初登場SRW 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
SRWでの分類 機体
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スペック
正式名称 RX-0 ユニコーン
異名 角割れ
分類 ニュータイプ専用汎用モビルスーツ
生産形態 試作機
型式番号 RX-0
全高 19.7 m (ユニコーン)
21.7 m (デストロイ)
本体重量 23.7 t
全備重量 42.7 t
動力 核融合炉
ジェネレーター出力 3,480 kW
スラスター推力 142,600 kg
装甲材質 ガンダリウム合金
センサー有効半径 22,000 m
MMI インテンション・オートマチック・システム
開発 アナハイム・エレクトロニクス
所属 地球連邦軍
乗員人数 1人
パイロット バナージ・リンクス
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ユニコーンガンダムは『機動戦士ガンダムUC』の主役メカ

概要[編集 | ソースを編集]

連邦宇宙軍再編計画「UC計画」の最終段階として開発された実験機。アナハイム・エレクトロニクス社のグラナダ工場にて試作機2機が開発された。

本機の正式名称は「RX-0 ユニコーン」であり「ユニコーンガンダム」は愛称に過ぎない。しかし、「ジオン根絶の象徴的存在として、ガンダム以上にふさわしい存在はない」というプロパガンダ的な理由から、ガンダムタイプとして開発されている。

モチーフとなっているのは、15世紀末に製作されたフランスの連作タペストリー『貴婦人と一角獣』で貴婦人に寄り添う神獣・ユニコーン。劇中でも連作の中の一枚である「私のたった一つの望み」が登場し、重要な役割を果たす。

機体概要[編集 | ソースを編集]

機体の内部フレームを全てサイコフレームで構成したフルサイコフレーム機であることが最大の特徴。これにより、コックピット回りのみにサイコフレームを採用したνガンダムサザビーと比較しても非常に優れた機体追従性を獲得した。これには、サイコフレームの限界性能をテストした実験機であるシナンジュのデータが生かされている。

また、サイコフレームをフル稼働させた状態ではパイロットの心身に著しい負荷を掛けるため、負荷の少ない通常モードから必要に応じて戦闘用モードに「変身」するのも大きな特徴である。通常は頭部がフェイスガードで覆われ、額に一本角を有する、一見してガンダムには見えない「ユニコーンモード」で運用されるが、戦闘に入ると後述の「デストロイモード」に切り替わる。

機体のフレーム全てがサイコフレームであるため、パイロットのニュータイプ能力が高まれば思考するだけで機体を動かすことができる。これを補助するシステムとして、パイロットの脳内の操縦イメージを読み取って感応波を出力し、サイコフレームに感受させる「インテンション・オートマチック・システム」を搭載している。便利な反面、パイロットと機体のサイコフレームが同調しすぎると機体のダメージをパイロットが感じ取ってしまうといった弊害もある。 このシステムもシナンジュから継承されたものであり、また後に開発されたバイオ・コンピュータとほぼ同様の機能である。


バナージ・リンクスが乗る機体は1号機であり、同型機として2号機のバンシィと、2機とは別ルートで作られた3号機のフェネクスが存在する。ただし、1号機は極めて特別な存在で、「の鍵」としてカーディアス・ビストにより独自の「La+ (ラプラス) システム」が組み込まれており、その上で「袖付き」に譲渡される予定だった。しかし、偶然の出来事によりカーディアスと愛人との息子であるバナージに託されることとなる。なお、La+システムには最初に稼動させたパイロットのバイオメトリクスを登録してその者以外の操作を受け付けなくなる仕掛けがあり、1号機はバナージにしか運用できなくなっている。

1号機のみに搭載されているLa+システムは「ラプラスの箱」の所在地を明らかにする『鍵』であるが、その仕組みは、指定された座標で後述のNT-Dを起動すると箱の手がかりとなるデータが開示される、というものであり、箱を求める者はシステムに従って様々な「地球と宇宙の間で因縁のあった地」を訪れることになる。それはさながら、地球と宇宙の関係はどうあるべきか、箱を本当に開示すべきか、をパイロットに問い掛ける旅の『道標』のようでもある。

デストロイモード[編集 | ソースを編集]

敵ニュータイプ (または強化人間) の脳波を検知するとNT-Dシステムが起動し、臨戦態勢であるデストロイモードに変身する。機体各部の装甲が展開して内部のサイコフレームが剥き出しになり、サイコフレームは赤い光を放つ。頭部もフェイスガードが外され、角が縦に割れてV字に展開されることにより、典型的なガンダムフェイスになる[1]。この変身には、後述のような機能的な面だけでなく、相手を威圧する心理的な効果もあるとされる[2]

1号機のみ、前述のLa+システムとの兼ね合いによりユニコーン自体のパイロットの脳波も検知するようになっており、敵がいなくとも単独でNT-Dを起動可能。

「NT-D」とは表向きは「ニュータイプ・ドライブ」の略とされているが、真の意味は「ニュータイプ・デストロイヤー」であり、その名の通り、ジオンの象徴たるニュータイプを抹殺するためのシステムである[3]

露出したサイコフレームで敵ニュータイプの思考を読み取り、インテンション・オートマチック・システムによってダイレクトに機体の動きに反映させることで、驚異的な「先読み」行動を行うことができる。また、V字アンテナからは強い感応波を発し、敵機のサイコミュ機器の制御を乗っ取る「サイコミュ・ジャック」が可能。これらの機能は敵ニュータイプの能力を逆手に取ったものであり、ニュータイプを抹殺するという当機のコンセプトが窺い知れる。

また、装甲内部に収められたアポジモーターやビームサーベルが使用可能になることで、ユニコーンモード時よりも圧倒的な機動性・攻撃力を発揮する。特に機動性は、MSのカメラやセンサーが捉えられないほどであり、敵機のモニターからは瞬間移動や分身しているかのようにさえ見える。

しかし、こうした圧倒的な機動性やサイコミュの使用はパイロットの心身に大きな負担を与えるため、薬物投与などの補助を行ったうえでもデストロイモードの連続稼動は5分程度が限界である。そのため、ユニコーンを運用する際は、随伴機のジェスタに護衛や敵の取り巻きの相手を任せ、ユニコーンは敵エースとの一対一の戦闘に集中させる、というのが基本とされている。

漫画『バンデシネ』では序盤での最終稼働実験にて外部から強制的に起動させているが、パイロットの感情が暴走した結果当人を含むパイロット4人が死亡する大惨事に発展している。またパイロットが死亡した結果、同システムも停止している。

デストロイ・アンチェインド[編集 | ソースを編集]

デストロイモードの状態でパイロットの感応波が一定レベルを超過し、NT-Dが制御限界を超えた場合の緊急モードで、パイロットの意志とは無関係に発動する。この状態になると装甲がデストロイモードからさらに展開され、内部のフル・サイコフレームがむき出しとなる。パイロットの生命維持を無視して敵を打倒するまで自動操縦での戦闘を続ける、という暴走とも言える危険な状態。

プラモデル (パーフェクトグレード) での商品化にあたり後付けで設定されたものであり、原作中には存在しない形態。

漫画「機動戦士ガンダムU.C.0096 ラスト・サン」(SRW未参戦) ではユニコーンガンダム3号機フェネクスがこの形態になり、主人公達を相手に猛威を振るった。

ユニコーンガンダム(覚醒)[編集 | ソースを編集]

ユニコーンがバナージ・リンクスの意識の影響を受け、上記のデストロイ・アンチェインドに代わって発動させた新たなる形態。

サイコフレームの発光色が通常の赤ではなく、かつてのアクシズ・ショック時にνガンダムから発生したのと同じ、優しげな緑色に変化している。また、デストロイモード終了までの時間が正常にカウントされず、常に装甲を展開したままになる。ニュータイプの感応能力を極限以上まで発揮するための姿であり、バナージの呼び出しに応じて無人で稼動したり、推進装置の付いていないシールドをファンネルのように操ったりした。

真ユニコーンガンダム / ユニコーンガンダム(サイコシャード)[編集 | ソースを編集]

バナージ・リンクスがコロニーレーザーを相殺するためのサイコ・フィールドを発生させようとし、ニュータイプ能力が極限を超えたレベルで発揮された結果、精神がサイコフレームを介してモビルスーツと完全に融合、複合生命体として新生した状態である。いわば、バナージが常から口にしていた「可能性という名の」そのもの。外見の特徴としては、サイコ・フィールドを生み出す媒介となる未知の光の結晶体「サイコシャード」が、全身のサイコフレームから装甲を押しのけるほどに発生している。

バナージの意識が個我を喪失し、サイコフレームと融合したことにより、その意識は時空を超えて過去から未来へ、全てのヒトの意識と共鳴・感知することができる。小説版では未来の人物であるシーブック・アノーウッソ・エヴィンらを、それぞれのガンダムと共に認識した描写がある。

「サイコ・フィールドにより、手をかざすだけでまるで時間を戻したかのように、モビルスーツの大部隊を分解状態にして停止させ、ミサイルを自爆させる」という神と言うべき「権能」を発揮するも、バナージの意識がリディ・マーセナスの呼びかけによって個を取り戻し、オードリー・バーンに「必ず帰る」と約束したことを思い出して融合が解除、サイコシャードも消滅する。元のユニコーンとバナージの状態に戻り、この力は永遠に失われることとなったが、この一件以降、ユニコーンは「シンギュラリティ・ワン」と呼ばれ、その力を恐れたミネバによって「サイコフレーム封印協定」が結ばれるのだった。

外伝小説『不死鳥狩り』(SRW未参戦)ではユニコーンガンダム3号機フェネクスもこの形態に変化し、アニメで1号機がネオ・ジオングを浄化・崩壊させた「ソフトチェストタッチ」と同様の所作を行い、サイコ・フィールドを波紋上にネオ・ジオングの全身に流し込み、その上で100mを超える虹色の光翼を発生させ、その翼でネオ・ジオングを包み込み浄化・崩壊させている。

なお、「真ユニコーンガンダム」という呼称は原作者の福井晴敏氏がインタビュー中に便宜上付けたものであり、公式的な正式名称は不明。他の呼び名としては、トレーディングカードアーケードゲーム『ガンダムトライエイジ VS IGNITION』では「ユニコーンガンダム(サイコシャード)」、『SDガンダム Gジェネレーションジェネシス』では「ユニコーンガンダム(光の結晶体)」、『ガンダムオンライン』では「ユニコーンガンダム(グリーンフレーム)」と、メディアによって様々である。ファンからは「神コーン」という俗称で呼ばれることもある。

強化装備形態[編集 | ソースを編集]

フルアーマー・ユニコーンガンダム
バナージ・リンクスの友人タクヤ・イレイが考案した武装プラン。武装を重点的に強化した最終決戦装備。
ユニコーンガンダム ペルフェクティビリティ
全てのアームド・アーマーを装備した別の武装プラン。言うなれば「パーフェクトユニコーンガンダム」。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

バナージ専用の為、他のパイロットはユニコーンに搭乗できず、バナージも他の機体に乗せ換える事は出来ない。

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
初登場作品。パッケージイラストにはユニコーンモードが描かれている。序盤の宇宙ルートで参戦。
機体性能自体は高く、ビーム・マグナムがΖガンダムのハイパー・メガ・ランチャー並の威力の全体攻撃であり、火力自体も申し分ないが、如何せんバナージの能力が追いつかないのが難点。前にもこんなことあったが…。本領は第25話でデストロイモードが解禁されてからとなる。最強武装のNT-D連続攻撃は格闘武器なのでバナージの養成に注意。
やはり性能が性能なのか「アムロカミーユを乗せたかった」と言う声もあるとか(設定上乗せるのは不可能であるが)。
とりあえず今作では原作ストーリーがOVA版第4巻までの再現にとどまるためにまだ本領を発揮していないと言える。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
プロローグから早速使用可能。パッケージイラストには緑発光のデストロイモードで登場。
NT-D発動時にビーム・マグナム連続攻撃が追加され、遠距離の相手に対する決定打も打てるようになったが5ターンの制限はやはり厳しいか。代わりにバナージのNTレベルの伸びが良くなったので命中・回避に関してはかなりフォローが効くようになった。それでも今回は当ててくる相手が多いため油断はできない。
ネオ・ジオンルート第40話「赤い彗星の未来」でNT-Dのターン制限が消滅・覚醒状態になれるようになる。銃も盾も装備していないグラフィック通り、覚醒状態はシールド防御不可能である事に注意したい。原作での描写からシールド・ファンネルでシールド防御しても良い気はするが…。NT-D覚醒攻撃は密かに宇宙Sのため、宇宙では数値以上に実際の最大火力が上がる。
さらに第44話「宿命を越えて」でフルアーマーが装備され、こちらがデフォルト形態になる。必殺武器の火力こそこちらが上だが継戦+不意の撃墜防止のためボス戦まではフルアーマーで立ち回る等上手く使い分けたい。
今回は「火の文明」を体現するマシンとして描かれており、バナージによって力を引き出され、引き出された力がバナージの力を引き出す、という高めあいのループを起こしていることが語られている。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦BX
登場は第19話ELS移送ルート「歴史の裏に消えた者達」と、主人公機としては遅め。
本作ではビームガトリングガンがシールドに二丁懸架しているグラフィックに変更されている。覚醒版は常時シールド・ファンネルを展開したものとなっている。
今回は最初からNT-Dにターン制限が無く、剣・盾・銃・特殊回避・Iフィールド、と防御能力が豊富であり、さらにフルサイコ・フレームで機体性能を後押しするという凄まじいスペックを誇る。但しバナージの能力は特別高いわけではなく、本人のスキルが寂しい為ある程度の補強は必須。
弾数制の武装の燃費が『第3次Z』と比べて悪化しており、ハイパー・バズーカ、ビーム・マグナムがそれぞれ5ずつしか無いため、Bセーブを付けずに反撃戦法を取るとあっという間に弾切れになる。
第38話「たったひとつの望み」と遅めのタイミングで覚醒可能になる。デストロイモードを介さずユニコーンモードから直接覚醒を使用した場合、発動時のムービーに角が開くモーションが追加される。覚醒後は宇宙Sに加えてHP回復が付く。ただし、NT-Dと比べて大きく強化されるわけではないので注意。フルサイコ・フレームの効果を最大限に活かしたい。また覚醒状態は移動後攻撃の性能が極端であり (バルカン、サーベルと覚醒攻撃のみ)、戦闘を長射程のファンネル任せにするとボス戦に参加しづらくなる為、進撃中は同時期に解禁され移動後攻撃に長けるフルアーマーで立ち回り、弾切れになったら分離→覚醒するなど立ち回りを工夫したい。
また、覚醒しようがしまいが一貫して空を飛べないという地味に不便な欠点もあるため、市街戦など足を取られやすいマップは要注意。できれば適応を付与するボーナスを持った機体とタッグを組みたいところ。
線の多いデザイン[4]故か、戦闘シーンにおいて稀に処理が間に合わずフリーズが発生する事がある。旧3DSでは特に頻発する傾向に有るため注意を要する。
中盤で騎士ガンダムの持つ神器の一つ「力の盾」を宿していたことが判明する。

VXT三部作[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦V
参戦は第23話と主人公機としては遅め。第35話クリア時に覚醒状態(+NT-Dの5ターン制限解除)、宇宙ルート第37話でフルアーマーが追加される。フルアーマー状態で撃墜されるか単分離コマンドでこちらに戻る。
カスタムボーナスの変更により性能の補強が効きづらくなった代わりに火力が向上している。合体攻撃であるツイン・ビーム・マグナムも移動後使用可能になったもののカスタムボーナスフル活用だとやはり覚醒攻撃に及ばないとユニコーンの方に恩恵が小さいのが難儀。
ちなみに相変わらず覚醒状態はシールド無し。ついでに今回は原作再現の最後が改変されたため、神化イベントはなし。
なお、トビアΖΖガンダムΞガンダムは100年前のMSの資料で見たことがあると言っていたが、ユニコーンについては知らなかった(新正暦世界において、シャアの反乱から約10年間に関しては多くの情報が逸失しており、世間一般には「失われた10年」と呼ばれている)。これは、真の宇宙世紀憲章の存在を隠蔽しようとした同世界の地球連邦政府によって、その鍵となる当機の存在も抹消されてしまったためと思われる。
FAよりP武器の射程と最大射程、さらには最大攻撃力が高いので、さっさと一斉射撃を撃ち切って分離してしまうのも手。バナージの能力やFAの運動性の低さにより、雑魚と戦ってるだけで勝手にFAが壊れる事も珍しくはないが。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦X-Ω
ユニコーンモードがSSRシューター、デストロイモードがSSRシューター・大器型SSRアタッカー・SRブラスター、覚醒状態がSSRアタッカーおよび大器型SSRアタッカー、結晶体Ver.がSR・大器型SSRアタッカーとして登場。結晶体Ver.は部装甲無効アビリティを有しており、現在においても制覇ステージの特殊装甲により大幅にダメージをカットする敵に対して非常に有効な手段となっている。反面、命中率と行動力に難があり、いかにしてこれらを補うかが鍵となる。
スーパーロボット大戦DD
序章ワールド2より参戦。νガンダムと同時期に開発されている。本作では対応する必殺技に合わせて自動的にデストロイモードに切り替わる。
攻撃・回避タイプなのだがやや照準値が低め。SSR必殺技の「NT-D連続攻撃」は射程・特性ともにあまり優れているとは言えないので、運用するのであれば射程4で命中させれば回避率が3アクション中大きく上がる「ビーム・マグナム連射」のほうが安定する。
2020年3月18日に「ハイパー・バズーカ」が追加され、SSR必殺技が3種類ある初めてのユニットになった。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

格闘
パンチ。原作では覚醒状態になった時に武装のほとんどを喪失していたため、徒手空拳で攻撃した (下記の「NT-D覚醒攻撃」参照)。
X-Ω』では結晶体Verの通常攻撃に採用。

武装[編集 | ソースを編集]

60mmバルカン砲
頭部に2門装備。連邦軍MSの共通装備だが、5発に1発の割合で曳光弾が仕込まれており、宇宙空間でも射線の確認がしやすくなっている。映像作品では曳光弾の表現としてか発射炎や弾道は青系の色で表現されている。ユニコーンには使い勝手の良い射撃武器があまりないせいか、歴代のガンダムと比較して劇中での使用頻度が高い。
OVA版ではサイコシャードを使われる前に全弾撃ち尽くしているためバンシィ・ノルンと違い頭部の発射口は破壊されていない。
シールド
構成材にサイコフレームを使用している専用のシールド。デストロイモード時はサイコフレーム部分がX字に展開する。Iフィールド発生装置も内蔵。裏側にビームガトリングガンを懸架できる。腕部と背部に装着可能で、基本的に左腕部に1基装着。
ちなみにこのシールド、正面からのビームはおろか、バンシィにビームサーベルを押し当てられても、ネオ・ジオングの主砲やミサイルを受けても傷ひとつ付いておらず、果てはサイコシャードによる武装解除の影響で、裏面に装備していたビーム・ガトリングガン×2が爆発しても一切機能に支障が出ていない。恐ろしく頑丈である。
一方、小説版では最終決戦において順次破壊されていき、最後の一枚に至っては目くらましとして使用されバナージ自身によって裏側から撃ち抜かれてしまった。
Iフィールド
シールドの中心から自動で展開される対ビームバリア。
ビーム・サーベル
両腕に2基、バックパックに2基、計4基装備されている。バックパックの物はデストロイモード時に展開され、その装備状態と引き抜く様は初代ガンダムのそれを髣髴とさせる。
第3次Z天獄篇』の完全覚醒形態ではモーションが変わり、切り抜けた直後にシールドが飛来し、敵機の爆発による爆風を防ぐ。『BX』では一切使用されない。
『X-Ω』では覚醒状態の通常攻撃に採用。
『DD』ではR必殺技に採用。メインアビリティは「ガードブレイクI」で、気力120以上の時、戦闘時のみ敵ユニットの防御力を減少させる。サブアビリティは「ダメージアップI(ビーム)」。
ビーム・トンファー
両腕のビーム・サーベルは展開後に腕に接続したままビーム刃を発生させることが可能で、ビームトンファーとして使う事が出来る。デストロイモード時限定の能力だが、初期案ではユニコーンモードでも展開することができた。
第3次Z』ではNT-D連続攻撃とシールド・ファンネルのトドメで使う。『BX』ではこちらが「ビーム・サーベル」名義で登録されているほか、NT-D連続攻撃、NT-D覚醒攻撃の通常演出で使用。
ビーム・サーベル(超高出力)
原作小説版での最終決戦時のシナンジュに行なった攻撃。ビーム・トンファーの状態で発生器そのものが融解する程の限界を超えた出力を出している
『BX』や『V』ではNT-D連続攻撃のトドメ演出で使用しているが、原作小説版と異なり右腕のビーム・トンファーのみ使用している[5]
ビーム・マグナム
本機の主兵装。「マグナム」の名の通り、一発でEパック1つ分のメガ粒子を全て消費する、通常より高出力のビーム・ライフル。威力は1発で通常のビーム・ライフル4発分に相当し、並のMSであれば掠めただけで撃破してしまうほど。これはビーム・マグナムのメガ粒子ビームが周辺に放出するスパークがビーム・サーベルと同じ威力を持つためである。また、その威力ゆえに大型機に対しても有効であり、ネオ・ジオングクラスの装甲ですら破壊可能。
非使用時はバックパックや腕部に装着する。
グリップは共通規格であるため他のMSでも使用可能だが威力が高いため、腕部をオーバーヒートさせやすく、無改造で運用できる機体はほぼユニコーンタイプに限られる[6]。実質的にユニコーンタイプの専用武装といえる。
威力が高いゆえに取り回しが悪い面もあり、加害範囲が広いためにコロニー内など周辺の被害を抑えたい場所では使用できない。また大量の粒子を縮退させるため、トリガーを引いてから発射されるまでに通常のビーム・ライフルよりも長いタイムラグがあり、エース級の敵が相手だと構え中に射線を見切られて回避されることも。Eパックの消耗が激しいために継戦能力にも難がある[7]
総合的には使い勝手の悪い武器であり、劇中では後述のビーム・ガトリングガンなど他の機体の武器を持ち出して使用することも多かった。
『第3次Z』では弾数6発の全体攻撃で、ユニコーンモードでのみ機体のカットインが入る。デストロイモードでは2連射する。完全覚醒形態になると使用できなくなり、ユニコーンモード専用武装となる。
『BX』ではマグナム弾の換装を行うカットインが入る。連続射撃が無いので覚醒形態でも使用可能。
『X-Ω』ではユニコーンモードでの必殺スキルとして使用。
『DD』ではSR必殺技に採用。メインアビリティは「照準値ダウン付与II(必殺)」で、必殺技命中時に2アクションの間、敵ユニットの照準値を減少させる。サブアビリティは「必殺技威力アップII(ビーム)」。
V』では通常は単射するが、完全覚醒状態では連射で使用している。
ハイパー・バズーカ
実体弾を撃ちだす火器。通常弾頭の他、ベアリング弾を撒き散らす特殊(クラスター)弾頭も撃てる。更に下部にオプションパーツを装備するためのレールも設置されているという、拡張性の高い武装となっている。フルアーマー・ユニコーンガンダムではジェスタのビーム・ライフル用のグレネード・ランチャーを下部レールに装備する。
砲身を短縮する事が可能で、その状態でバックパック中央部に装着している。予備の弾頭はビーム・マグナムのマガジンと同じく腰後部に装着する。
SRWでは完全覚醒形態になると使用できなくなり、基本的にユニコーンモード専用武装となる。
原作ではネェル・アーガマに搭載されていた武装だが、『第3次Z時獄篇』ではインダストリアル7からビームガトリングガンと共に回収されている設定になっている。また、『BX』では最初から装備している。
『X-Ω』ではシューター・ブラスタータイプでの通常攻撃に採用。
『DD』ではSSR必殺技として登場。実弾属性。SRWでは珍しくデストロイモードで使用しており、バズーカ→ガトリングガン→バズーカと連続攻撃を行なっている。使用後にはユニコーンモードへと戻る演出がある。
メインアビリティは「ムーバブルフレーム(UC)」で、攻撃・回避タイプの運動性増加、ビーム・実弾属性のブレイクゲージ減少率が増加する。また、気力上昇に合わせて必殺技威力も上昇する。サブアビリティは「運動性アップIII」。

オプション装備[編集 | ソースを編集]

ビーム・ガトリングガン
元はクシャトリヤの装備だが、同じアナハイム製であるためかユニコーンでも使用可能であり、パラオにて1挺装備された。ただし、OVA版の初回使用時はデバイスドライバのインストールが終わるまで使用できなかった。ビーム・マグナムより威力は劣るが、その分使い勝手の良さでは勝り、威力もMSを撃破するのには十分。後にガランシェールにてシールドの裏側に2挺装備された。
『第3次Z』では参入後すぐに追加されるが、時獄篇では手持ちでしか使わない。完全覚醒形態ではシールドにマウントした状態で使用する。
『BX』では最初からハイパー・バズーカと共に装備している他、この時点でシールドに2挺装備している。但し覚醒するとシールド・ファンネルと置き換わって武装から消える。
『X-Ω』ではブラスタータイプでの必殺スキルに採用。
『DD』では通常攻撃に使用、こちらでも手持ちで使っている。また上記のハイパー・バズーカの演出でも使用しているがこちらはシールドに2挺装備した物になっている。
アームド・アーマーDE(ディフェンス・エクステンション)
漫画『機動戦士ガンダムUC バンデシネ』において装備したシールド用の増加ユニット。推進装置とビームキャノンを内蔵している。シールドブースターとしての機能を持つが、過去の機体にはなかった推力の調整を行う機能が追加されている。また、ビームキャノンはマグナムの補助武装としての意味合いが強い。
フルアーマー・ユニコーンガンダムに整備された際に追加されたシールドにも装備されており、こちらもサイコシャードで武装が破壊された際も一切機能に支障が出ていない(ビームキャノンの部分は使用していないため不明)。
アニメ版ではバンシィ・ノルンの武器として登場。打突武器としても高い効果を持つ。『バンデシネ』でも装備しているが、両作品共に上記の場面ではサイコシャードで破壊されている。また、フェネクスの武器及び推進器としても採用されている。スパロボではOVA版準拠なのでバンシィが装備している。

特殊機能[編集 | ソースを編集]

NT-Dシステム
概要の通り、NT-Dを起動し、デストロイモードになる。機体性能 (主に運動性) が強化され、機動性を生かした必殺技が武装に追加される。
設定どおり使用から5ターンで通常モードに戻ってしまう作品もあるため、そのような場合は発動タイミングに注意。一方、イベントでの強制発動を除けば、敵にニュータイプがいようと勝手に発動することはないのでその点は安心。
『BX』では、ニュータイプと同義の存在とされるイノベイターにも反応して発動した。
サイコミュ・ジャック
デストロイモードで使用可能な、敵機のサイコミュを乗っ取る機能。
『BX』では、デストロイモードのユニコーンガンダムに対してはサイコミュ兵器での攻撃が不可能、という形で再現された。
サイコ・モニター
パラオにおいてサイコミュに取り付けられた感応波傍受装置。NT-Dの発動と同時に起動し、機体のデータを細大漏らさず送信する盗聴器であり、サイコミュが発信する感応波を搬送波に用いているためミノフスキー粒子に通信を阻害される心配がない。
La+システムで提示された情報を入手するために袖付きにより取り付けられ、終盤ネェル・アーガマの追跡にも用いられることになった。
擬似NT-D
『バンデシネ』でデストロイモードの起動試験を行った際に使われたシステム。シルヴァ・バレトとの交戦中に暴走を起こし、パイロットが死亡するという事態になった。

必殺技[編集 | ソースを編集]

ビーム・マグナム連続射撃 / 連射
『第3次Z天獄篇』で採用。文字通りビーム・マグナムを連射する。トドメ演出ではマグナムの直撃を受けた敵に大穴が開く。デストロイモードになると追加されるが、Prologueでは未搭載。
完全覚醒前は通常の「ビーム・マグナム」との差別化の為か単体攻撃、完全覚醒形態になると全体攻撃になる。
『X-Ω』ではデストロイモード・シュータータイプでの必殺スキルに採用。
『DD』では「ビーム・マグナム連射」名義でSSR必殺技に採用。ビーム・マグナムを三連射して、マガジンを換装してトドメの一射を行う。メインアビリティは「サイコフレーム(UC)」で、運動性が増加する。さらに必殺技命中時に3アクションの間、回避率が増加する。サブアビリティは「必殺技威力アップIII(ビーム)」。
シールド・ファンネル
インテンション・オートマチック・システムとの連動により、シールドのサイコフレームが共振、独自に推進力を得ることで、ファンネルよろしく自立起動させて自在に操る事が可能。敵の攻撃を防ぐだけでなく、アニメでは飛び回りながら懸架したビーム・ガトリングガンで射撃を行う、まさにファンネルの如き動きを見せ、攻守に応用されていた。
『第3次Z天獄篇』ではビーム・ガトリングガンで牽制しつつビーム・トンファーで連携攻撃を仕掛けるものになっている。なおフルアーマー形態では使用不可能。最後の一撃はトンファーの出力が大幅に上がっているが、これは小説版でシナンジュを撃破した一撃の再現。なお、覚醒状態ではバルカン以外どの武器を使っても演出でシールドが飛んでくる。
『BX』ではファンネルやビット同様の長射程武器で、射程も3~9と大幅に伸びた (バナージのNTレベルで更に伸びる)。代わりにビーム・トンファーを使わないためビーム・マグナムより弱くなった。
『V』では全武装を使用した必殺技的な位置付けとなっており、シールドのビーム・ガトリングガンで牽制しつつユニコーンがビーム・トンファーとバルカンで攻撃、ラストはビーム・マグナムとシールド3基のガトリングガンで一斉射撃する。
『X-Ω』では覚醒状態の必殺スキルに採用。
サイコフィールド
「真ユニコーンガンダム」のこれがサイコシャードと同様の力を持ち、ミサイルを手をかざしただけで爆破させた。
『バンデシネ』ではゼネラル・レビル所属のモビルスーツを遠距離から機能停止に追い込んでいる。
NT-D連続攻撃
デストロイモードでのみ使用可能な必殺技。
バルカン→ビーム・マグナム→ビーム・サーベルによる波状攻撃をかける。トドメ演出でリアルカットイン+ビーム・トンファーによる追撃が入る。
流れを原作に合わせると、OVA版第2章でのシナンジュ戦におけるバルカンでの攻撃(カットインから射線と敵の回避動作を含めて)→ビーム・マグナム連射→OVA版第3巻でNT-Dに飲まれた状態でクシャトリヤを半壊させたビームサーベル乱舞+突き刺し。トドメ演出はラプラス残骸付近でアンジェロ専用ギラ・ズールの四肢をぶった斬ったビームトンファーでの斬り下ろし。
デストロイモード自体はイベントで何度か起動するが、この技はコマンドが追加されてから解禁される。ただし、完全な覚醒形態になると使用できなくなる。
『BX』ではビーム・マグナム→バルカン→ビーム・サーベル→蹴り飛ばし→ビーム・トンファーに変更され、トドメ演出はビーム・トンファー最大出力になった。
『V』では『第3次Z』の演出のバルカン→ビーム・マグナムの部分がビーム・ガトリングに、トドメ演出がビーム・トンファー最大出力に変更されている。
『DD』でSSR必殺技に採用。メインアビリティは「NT-Dシステム」で、攻撃力と運動性が増加する。さらに反撃時、一定の確率で先制攻撃を行う。サブアビリティは「攻撃力・運動性アップIII」。
NT-D覚醒攻撃
ネオ・ジオング戦を再現した、シールド・ファンネルと徒手空拳による連続攻撃。フル・サイコフレームの特性を生かした素手による乱撃。トドメ演出では敵の装甲を貫手で抉り貫いた後にリアルカットインが入る。
まさかの素手で格闘戦をするという展開と、カーディアスがOVA版第1巻で見せた白兵戦の強さから、漫画『北斗の拳』に登場する拳法である「北斗神拳」に引っ掛けて「ビスト神拳」という俗称が付いている。
TV版用に再編集された『機動戦士ガンダムUC RE:0096』の後期EDでも一部が採用され、毎週のように対戦相手の腕が砕かれ、切り落とされ、胸板を貫かれることに……。
「正拳」→「手刀」→「貫手」と様々な手の型で攻撃するのは、古橋監督によると、作中での理由は手のパーツの関節保護のためだが、アニメの演出上としての理由は、決め技の「」(下記の「ソフトチェストタッチ」)へ到るコントラストのためとのこと。
ちなみに「ビスト神拳」の俗称やスパロボの演出により一撃必殺のイメージが強いが、アニメではネオ・ジオングを追い詰めるも大型アームユニットに捕らえられてしまいフロンタル共々そのまま刻を形象として垣間見ることとなり、ネオ・ジオングはまだ倒せておらず、下記の「ソフトチェストタッチ」によってトドメを刺す。
『BX』では上記の「NT-D連続攻撃」と同じような攻撃方法に変更。違いはシールド・ファンネルが使われるようになり、トドメ演出が正拳になったこと。
ソフトチェストタッチ
「それでも」と足掻き続けたバナージの到達点。ユニコーンが掌から発する“暖かな光”を、対象に接触して直接注ぎ込む不戦の技。これを受けたネオ・ジオングは、搭乗していたフロンタルの中の「残留思念」が浄化され、それに連動してネオ・ジオングも浄化されるように崩壊し灰塵となった。
関連書籍類での解説によると、これはバナージが自身の想いを言葉ではなく“熱”によってフロンタルに伝えようとして取った行動が、結果バナージの想いと、その想いを受け容れたフロンタルの心境の変化が、ネオ・ジオングの全身のサイコフレームに作用して、その機体を崩壊に到らしめる結果となった、とのこと。
他のゲームでは再現されることもあるが、SRWではオリジナル展開となることが多くあまり再現されることはない。『第3次Z天獄篇』では「歴代ガンダムパイロットの“熱意”によってフロンタルとネオ・ジオングが浄化される」という独自の展開に変更されているため、『V』ではバナージとアムロ、シャア、ララァに諭されてフロンタルに自我が芽生える展開となっている。
『X-Ω』では結晶体Verの必殺スキルに採用。「突撃」名称となっており、前方へ突撃し、手で触れることで敵を倒す。
なお、この「ソフトチェストタッチ」という名称は、インタビュー上で古橋一浩監督が命名したものである。
原作小説版では行われていないが、外伝『不死鳥狩り』においてフェネクスが行っている。
ビーム・サーベル(なぎ払い)
『X-Ω』での必殺スキル。デストロイモード・アタッカータイプで採用。
ビーム・サーベル(コンボ)
『X-Ω』での必殺スキル。デストロイモード・アタッカータイプで採用。

合体攻撃[編集 | ソースを編集]

ツイン・ビーム・マグナム
リディ・マーセナスの乗るバンシィ・ノルンとの合体攻撃。フルアーマーでは使えない。
二機で波状攻撃を仕掛けた後、ビーム・マグナムで撃ち抜く。OVA版でのネオ・ジオングに対して行なった連携攻撃の再現。
『第3次Z天獄篇』では長射程武器。NT-D覚醒攻撃に攻撃力が劣り、ユニコーン側から見ると「魅せ技」でしかないのが残念。
『V』では移動後使用可能。素の攻撃力はユニコーンの武器の中で最強になったが、ニュータイプ専用武器ではないため、カスタムボーナス込みだとNT-D覚醒攻撃に逆転されてしまう。
原作小説版ではラスト・シューティングを彷彿とさせる射撃を行っており、カラーの挿絵で描かれている。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

剣装備
切り払いを発動する。
盾装備
シールド防御を発動する。覚醒するとシールドを手持ちしなくなるためかシールド防御できなくなるので、防御力の低下に注意。
銃装備
『BX』で所持。撃ち落としを発動する。
NT-Dシステム
特殊コマンドとして実装され、使用するとデストロイモードになる。
第3次Z時獄篇』では気力130以上で1マップにつき1度だけ任意に使用可能、5ターン経過すると解除されるという仕組みになっている。『第3次Z天獄篇』の中盤でターン制限がなくなる。
BX』では最初からターン制限がなく、敵のサイコミュ兵器を使用不能にする「サイコミュ・ジャック」も追加される。
V』ではZシリーズと同様の特殊能力だが、バナージのエースボーナスにも関わっているため、発動するタイミングがより重要になる。
フル・サイコフレーム
『BX』で所持。気力130・ニュータイプL5以上の時に、全ての能力が上昇する。
覚醒
『BX』で登場。気力150以上で覚醒状態のデストロイモードになる。ユニコーンモードから使用した場合、デモに角が割れる演出が追加される。
勘違いされがちだが、これを使用する際デストロイモードである必要は無い。
Iフィールド
ビーム兵器によるダメージを軽減。
サイコフィールド
『第3次Z天獄篇』、『V』でのターン制限撤廃後のデストロイモード時に、Iフィールドと入れ代わりに追加。全属性ダメージを2000まで無効化。
シールド・ファンネル
『BX』で覚醒状態のデストロイモード時にIフィールドと入れ替わりに追加。射撃属性ダメージを2000軽減。
高速回避
『BX』で所持。原作での高い機動性能の再現。
HP回復L1
『BX』で覚醒状態のデストロイモード時に追加される。
OVA版でコロニーレーザーを防いだ時に損傷していた装甲が、その後「真ユニコーンガンダム」から元に戻った際に直っていたことの再現か。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

宇宙世紀ガンダムのお約束で空は飛べない。アサルトブースターかフライトユニットが欲しいところ。

サイズ[編集 | ソースを編集]

M
『第3次Z天獄篇』では巨大な敵が多いので、できるだけ回避に特化してダメージを抑えたい。

カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]

移動力+1、運動性+15、最大EN+80
『第3次Z』。ユニコーンモード時はENを消費する物がビームサーベルとIフィールドだけなので、デストロイモードになって意味が生まれる。
同型機のバンシィ・ノルンも同じカスタムボーナスである。
「ニュータイプ」専用の各武器の攻撃力が特殊スキル「ニュータイプ」のレベルに応じて上昇。
『V』。やはりユニコーンモードでは意味のないボーナス。NT-Dを発動してからが本領発揮。

機体ボーナス[編集 | ソースを編集]

BX
  • 初期段階:運動性+5 格闘武器+100
  • 第二段階:運動性+10 格闘武器+150 移動力+1
  • 第三段階:運動性+20 格闘武器+200 移動力+2
  • 最終段階:運動性+30 格闘武器+300 移動力+2 スペック低下無効

機体BGM[編集 | ソースを編集]

「UNICORN」
挿入曲。ユニコーンモードの時は基本的にこれ。
「RX-0」
デストロイモード時はこちらに切り替わる。
「UNICORN GUNDAM」
緑ユニコーンのイベント時などに流れる

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

ユニコーンの日
OVA版第1巻より。オードリーについてビスト家の屋敷を訪れたバナージ。オードリーと対面した屋敷の主・カーディアスは関わらないよう言い置いて去る。一度はその場を後にしたバナージだったが、その直後に轟音が響く。オードリーの身を案じて屋敷内を駆け回るうち、バナージは地下格納庫に迷い込む。そこで目にしたのは、一角獣の如きブレードアンテナと白亜の装甲に身を包んだモビルスーツ。そして、傷つき瀕死のカーディアスだった。
カーディアスはバナージにここまで来たことの意味を伝え、その覚悟を問い、その意志を確かめると彼の生体データを白いモビルスーツに登録、その主とする。その背を押すようにして言葉をかけながら力尽きるカーディアスを、バナージは「父さん」と呼んだ。そして知った。いや、思い出した。幼い頃に聞いた言葉を。
主となった若きニュータイプの意志を形にするかのように、モビルスーツの目に光が灯り、輝く。炎上する格納庫の中、白亜の一角獣は足を踏み出し、そして宇宙空間へとその身を投げ込んだ。
そしてクシャトリヤとの初戦の最中、全身のフルサイコフレームが起動し、デストロイモードへと変身する。新たなるガンダム―――その名はユニコーン。可能性の獣。
OVA版第1巻では変形開始と共に荘厳なBGMが流れ始めるため、その出だしで覚えているファンも。
貴婦人と一角獣
OVA版第5巻より。ブライトの協力を得てオードリー奪還に向かうも、ユニコーンの前に立ち塞がるのはビスト財団によって再調整され「プルトゥエルブ」に戻ってしまったマリーダが駆るバンシィ
彼女と対峙する最中、バナージは一つの思念を感じ取る。「受け止めなさい、バナージ」。バナージは即座にバンシィを振り切って自分の守りたい人、ユニコーンに乗る決意をさせた理由であるジオンの姫の元へと向かう。
そして向かった先にいたのは、自分が来る事を信じて飛行中のガルダ級から自ら身を投げ出したオードリーの姿が。オードリーの願い通り一角獣は貴婦人を受け止め、同時にバナージとオードリーの想いが通じ合った瞬間でもあった。
覚醒
同じくOVA版第5巻より。ジンネマン達と共同戦線を張る事となり合流する為、ネェル・アーガマのテザー・ケーブルでガランシェールを引き上げる方法を取る事になる。射出されたケーブルを「NT-D」システムを起動させたユニコーンが掴み取り、ガランシェールに接続しようと試みるもギリギリ届かず、結果ユニコーンがガランシェールとネェル・アーガマの双方に引っ張られる形となり、今にも機体が裂けんとする事態に陥る。
システムによって肉体にもダメージが加わり、苦しむバナージ。しかし気づけば彼の両手には双方の船に縁のある宇宙に散った男達の魂が。彼らの想いも受け取った瞬間、ユニコーンのサイコフレームの色が威圧感のある赤から全てを包み込む緑へと変化。そしてその光はガランシェールとネェル・アーガマを包み込む。
「ニュータイプ・デストロイヤー」が「ニュータイプ・ドライブ」へ変貌し、バナージもニュータイプへと完全覚醒を果たした。この光景を眺めていたブライトの胸中にあったのは、ニュータイプの可能性が今も繋がっている事への安堵か、それともかつて似たような現象を体現し、そして帰ってこなかった戦友への寂寞の想いか。
可能性という光
原作小説・OVA両版の最終巻より。メガラニカを狙うコロニーレーザーから可能性を守るべく、バナージはバンシィ(・ノルン)に乗るリディの助けも借り、宙域全体を覆うサイコ・フィールドを展開する。その刹那、意識に映る時間が逆行する。
バナージは過去を見た。消える命の見る走馬灯。それは全体の中で共有され、抱いた感情と共に失われることはない。
バナージは未来を見た。新たなニュータイプと共に、ガンダム達が地球を、月を、火星を、木星を駆ける。それでもなお、人は変わらない。やがてニュータイプの言葉すらも忘却の彼方に消える。可能性は可能性でしかないのか? 
それは違う。まだ見ぬニュータイプと、その戦い……それは過去の繰り返しではない。善く在ろうと願い、理不尽を払いのけようとするその意志のままに、少しずつ未来へと進んでいく。一縷の善意に導かれ、可能性という名の光は時の螺旋を駆け上がっていく。その先にあったのは……
On Your Mark
守られた可能性を見届け、一度ネェル・アーガマへ帰還すべく、リディの乗るバンシィがユニコーンを連れに行く。しかし、それをバナージは―――否、ユニコーンガンダムは断る。その目を見たリディは愕然となった。ユニコーンのツインアイ・センサー……そこには命ある者の光が宿されていた。信じるという想いに育てられ、使命を果たして存在を必要としなくなった可能性の一角獣。その名を冠するガンダムは、己の肉体たるサイコ・フレームに無数の人の意志という血を通わせ、乗り手にして導き手たるバナージをも一部とした複合生命体となった。過去と現在と未来、全ての意志が混ざり合い融け合い、一つになった巨大な精神。単細胞生物から見た人と同じ、人から見た存在―――それは、「可能性という名の、」だった。
だが、そこにバナージがいる。ミネバ、ミコット、タクヤ、オットー、コンロイ、ナイジェル……帰りを待つ多くの人を振り切って、真理を抱いて宇宙の果てへ飛び出そうとしている。リディは叫ぶ。それでお前はいいのか、と。
ユニコーンは動揺する。しかし、わかってもいた。脆く、鈍く、真理に到達しえぬ、そんな肉体の中でしか現れぬ光があるのだと。個に戻るのも問題ではない。それは、肉体を持ち、その温もりを知る存在でなければ至り得ないのだから。精神が解け、意志が個に戻る。可能性の体現たる神から、モビルスーツという機械とそれに乗る人間という存在に戻ったユニコーンとバナージは、メガラニカへ向かう。彼の帰りを待っている、彼女のもとへ。

関連機体[編集 | ソースを編集]

強化型・バリエーション機[編集 | ソースを編集]

バンシィバンシィ・ノルン
ユニコーンガンダムの2号機で、黒い機体。ユニコーンとは対照的に「獅子(ライオン)」の様な雰囲気を持つ。
フェネクス
ユニコーンガンダムの3号機で、金色の機体。「鳳凰(フェニックス)」がモチーフとしている。

関連機[編集 | ソースを編集]

シナンジュ・スタイン
ユニコーン開発のための試作機。この機体から得られた機動性や追従性等のデータは、本機に大きく貢献した。
ジェスタ
ジェガンの改修機。継戦能力に優れていないユニコーンガンダムの護衛機として開発された。小説版では最終決戦において本来の役目を果たした。

その他の機体[編集 | ソースを編集]

ケロロロボUC
ユニコーンをモチーフにしたケロロロボの最新鋭機。ユニコーン同様にモード変形を行う事ができる。

余談[編集 | ソースを編集]

  • ユニコーンガンダムを特徴付けている「変身」という要素は、『機動戦士ガンダムUC』原作者の福井晴敏氏がこれまでになかったアイディアとしてメカデザイナーのカトキハジメ氏に提案したもの。
    • カトキ氏は商品化に際して「ハードルになる」と懸念を示したが、一部商品では変身に至るまで完全に再現できるものもある。福井氏曰く「このためにユニコーンを書いた」と言わしめるものまである。
  • ユニコーンはアムロのパーソナルマークとしても用いられている(νガンダムのシールドに付けられているマークがそれに当たる)が、福井氏はインタビューで「その事実を知らなかった」とコメントしている(もっとも、パーソナルマークの設定自体が後年の後付けであるが)。
  • ユニコーンガンダムの「インテンション・オートマチック・システム」は、あのイデオンから引用されたもの。NT-Dの発動音はイデの初期発動から使用されている。
    • これは、「ユニコーンガンダムの構造材とイデオンには、ちょっとした共通点があるため」である。実際、OVA版最終巻で虚無を垣間見た後に現実へ戻るシーンにはイデオンソードの効果音が挿入されている。
  • 『機動戦士ガンダムUC』以前に製作されたゲーム『機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY』(SRW未参戦)に登場する「EXAMシステム」は、ニュータイプを抹殺するシステムという点でNT-Dとの類似性が度々指摘される。
    • スパロボでは『BX』において、フリットが「機体に搭載されたシステムでモビルスーツが暴走した事件を目にした」と発言しているが、これはEXAMのことを指していると思われる。しかし、宇宙世紀においてEXAMに関する記録は公式記録から抹消されており、これが『BX』に反映されているかは不明(尤も、フリットはその事件を目撃している上に軍の高官であるのだから、公式記録から抹消されていてもEXAMを知っていて矛盾はしない)。
    • なお、sbクリエイティブ出版の「モビルスーツアーカイブ RX-0 ユニコーンガンダム」では、EXAMシステムの開発に関わった技術者がユニコーンの開発にも関わっている事が記述されているが、公式の設定なのかは不明である。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. この外見の変化により、敵からは「角割れ」と呼称される。
  2. 後の時代でもトビア・アロナクスクロスボーン・ガンダムX1のフェイスオープンを真正面から見て恐怖する一幕がある。
  3. ただし、1号機は前述の改修により、ニュータイプを抹殺するのではなく道を示す「ニュータイプ・ドライブ」に変わっている、と言及された。
  4. ユニコーンガンダム(特に、デストロイモード)は線が多いデザインだったので、アニメーターの苦労は並大抵のものではなかったという。これはもともとガンダムUCの企画自体が初期では映像化どころか立体化の話すら上がってなかったため、「折角だから」デザインを手掛けたカトキハジメは作画の負担、立体化の難しさを考慮せずデザインしたためである。シナンジュも同様である
  5. 原作小説版では両腕の物を使用している他通常の状態でシナンジュのコクピットに突き刺し、フロンタルの呪詛に対してユニコーンに送り込んだ意思に反応してシナンジュを粉砕する程の切っ先が数百メートルも伸びるビーム刃になっている
  6. ガンダムデルタカイ、及びMk-Ⅱといった腕部が補強された機体は連射が可能になっている。
  7. Eパックを5本まとめた専用マガジンをあらかじめ1基装填、さらに腰部に予備マガジンを2つ装備できるが、それでも15発で打ち止めになる。

商品情報[編集 | ソースを編集]

  • プラモデル

  • フィギュア

資料リンク[編集 | ソースを編集]