リーンの翼 (OVA)

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概要[編集]

動画配信サイト『バンダイチャンネル』にて先行配信されたOVA作品。『聖戦士ダンバイン』同様、バイストン・ウェルが舞台だが、物語の関連性は一切無い。なお、バイストン・ウェルを舞台とした作品のOVAは『ガーゼィの翼』(SRW未参戦)以来となる。

原作は富野由悠季監督自らが書き起こした同名の小説だが、OVA版は小説の続編となっている(ただし小説版との矛盾点も多く、原作の直接の続編ではない)

また、原作小説にはオーラバトラーは存在しない他、主要人物が男女問わず情け容赦無く次々と死亡するなど「黒富野」をまさに体現するかのようなエログロ要素が非常に色濃い事で有名でもある。アニメ版である本作はその逆に、ノリと勢いと富野節で突っ走る「白富野」な作風となっている。

後に監督自らがOVA版のストーリーを内包させるように加筆した原作小説の完全版を執筆、全4巻で販売された。

作中に登場する同名のキーアイテムとしての「リーンの翼」はこちらを参照。

ストーリー[編集]

浪人生である青年エイサップ・鈴木は友人たちがアメリカ軍へテロを起こしに行った事を知り止めに向かうが、そこで異世界バイストン・ウェルから召喚されたオーラシップに遭遇してしまう。

登場人物[編集]

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

主要人物[編集]

エイサップ・鈴木
OVA版の主人公。日本人とアメリカ人のハーフ。
リュクス・サコミズ
ヒロイン。シンジロウ・サコミズの娘であるホウジョウ国の姫。
シンジロウ・サコミズ(迫水真次郎)
小説版の主人公。かつての旧日本軍の兵士で特攻隊所属。

地上人[編集]

鈴木敏子
エイサップの母親。
アレックス・ゴレム
アメリカ軍岩国基地司令。エイサップの父親。しかし不貞の子ゆえにエイサップを長く認知していない。
エメリス・マキャベル
アメリカ軍パブッシュ艦隊の司令。UXではハザード・パシャがその代役を担っている。SRW未登場。
矢藩朗利
エイサップのルームメイトでもある友人。過激な反米思想を持つ。
金本平次
エイサップのルームメイトでもある友人。インテリで機械に強い。

バイストン・ウェル[編集]

ホウジョウ国[編集]

コドール・サコミズ
シンジロウ・サコミズの後妻。
コットウ・ヒン
フガクの指揮を務める武将。
ムラッサ・メェン
ホウジョウ軍の女武将。
カスミ・スガイ
ホウジョウ軍の武将。
ホウジョウ軍兵士

反乱軍[編集]

アマルガン・ルドル
かつてサコミズと共に戦った盟友。小説版にも登場する。
キキ・アッテル
反乱軍の一員の女性。
ヘベ・ゲッテル
反乱軍の一員の女性。
反乱軍兵士

ワーラー・カーレン[編集]

エレボス
ミ・フェラリオ。『ダンバイン』のフェラリオとは異なり、人間とほぼ同様の体躯。
ジャコバ・アオン
フェラリオの長。『ダンバイン』にも登場するが、そちらとは声優と容貌が異なっている。

その他[編集]

特攻人形
サコミズが太平洋戦争当時に搭乗していた特攻機・桜花に残していた文金高島田の人形。

登場メカ[編集]

スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。

オーラバトラー[編集]

本作のオーラバトラーは『ダンバイン』と比べて、より有機的なデザインとなっている他、勝手に動くことがある。コクピットは腰にある。

ナナジン
エイサップの搭乗機。トンボの尻尾のようなパーツを持つ。
アッカナナジン
ナナジンの進化した姿。「アッカ」の名の通り機体色が赤くなった。
オウカオー
サコミズの搭乗機。蝶のような翅が特徴。
ドハツオウカオー
オウカオーがハイパー化した姿。
ギム・ゲネン
反乱軍の主力オーラバトラー。ずんぐりとした体型。
ギム・ゲネン (アマルガン機)
ギム・ゲネン (キキ機)
ギム・ゲネン (ヘべ機)
ギム・ゲネン (リュクス機)
ライデン
ホウジョウ国の主力オーラバトラー。
シンデン
ホウジョウ国の新型オーラバトラー。ライデンの後継機。
ショウキ
ホウジョウ国の旧主力オーラバトラー。SRW未登場。

オーラバトルシップ[編集]

アプロゲネ
反乱軍の旧式オーラシップ。UXではユニットアイコンのみの登場。
キントキ
ホウジョウ国の新型オーラシップ。UXではユニットアイコンのみの登場。
レンザン、ジンザン
ホウジョウ国の旧式オーラシップ。
フガク
ホウジョウ国の旗艦となる新型オーラシップ。

戦闘機[編集]

F-35
実在する米軍のステルス戦闘機。UXではユニットアイコンでよく似た戦闘機が登場。

用語[編集]

リーンの翼
バイストン・ウェルにおいて語られている伝説の英雄に出現する光の翼。資格有る者(聖戦士等)が同名の沓を履くことによって、出現するという。
バイストン・ウェル
海と大地の狭間に存在する異世界。ただし、本作の舞台となるバイストン・ウェルは『聖戦士ダンバイン』のものとは別個のものである。
ホウジョウ軍
サコミズがバイストン・ウェルに起こした国家の主戦力。

楽曲[編集]

主題歌
「MY FATE」
『UX』で戦闘BGMに採用。時に物悲しく、時に熱い。

登場作と扱われ方[編集]

携帯機シリーズ[編集]

スーパーロボット大戦UX
初参戦作。参戦元はOVA版であるが、漫画版を元にした描写も多い。また、本作ではショット・ウェポンオーラマシンを開発したという設定。
聖戦士ダンバイン』とは『ACE3』以来(スパロボとしては初)の共演となる。現実にあった出来事が物語の背景に多少含まれており、またサコミズの境遇とクロスオーバーする作品群の関係から、メタ的な面も強いのが特徴。クロスオーバーは『ダンバイン』の他、条件を満たせば『蒼穹のファフナー』と行われる。
原作再現は余すことなく展開され、OVAならではの表現であった大東亜戦争や沖縄戦といった現実にあった戦争の悲惨さと痛ましさを、これでもかというほどリアルに描いている。実際に起こった戦争をスーパーロボット大戦シリーズで取り扱うのは史上初の試みである。
余談だが、本作ではギム・ゲネンライデンのような量産型のオーラバトラーや、シンデンのように同型機が複数登場する機体はユニットアイコンが搭乗パイロットによってすべて微妙に異なっている(さすがに一般兵搭乗機は全て同一のグラフィックだが)。例としてシンデンは朗利機と金本機が存在し、パッと見はどちらの機体も同一のグラフィックにしか見えないが、よく見比べると顔の向きなどが微妙に異なって描写されており、わざわざ別々のグラフィックを用意したスタッフのこだわりが感じられる。

単独作品[編集]

スーパーロボット大戦Card Chronicle

ACEシリーズ[編集]

Another Century's Episode 2
PV2の最後を告知する形にサプライズ参戦。アニメ放送前にサプライズ参戦の為、当然ながらいるだけ。『ダンバイン』と絡む事が無い。
また同作の予約特典DVDより、アニメ本編より先に本作の音声が収録されている為、富野氏からの演技指導を行った事が判明する。
Another Century's Episode 3 THE FINAL
本格的にストーリーつきで参戦。今作では地上界に戻った後からスタートする。エイサップ、リュクス、サコミズしか登場しない為、ほぼオリジナル展開である。
未登場の金本や朗利の役割をシャアが間接的に担当しているなど、一応は『逆襲のシャア』と絡むが、シナリオの進め方によっては一度も会わないことも。

各話リスト[編集]

話数 サブタイトル 登場メカ 備考 再現スパロボ
第1話 招かれざるもの
第2話 ホウジョウの王
第3話 地上人のオーラ力
第4話 王の奸計
第5話 東京湾
第6話 桜花嵐(おうかあらし)

主要スタッフ[編集]

制作
サンライズ(井荻スタジオ)
原作・総監督
富野由悠季
キャラクターデザイン
okama(原案)
工藤昌史(アニメーションディレクター)
メカニックデザイン
篠原保
沙倉拓実
音楽
樋口康雄

商品情報[編集]

DVDBOX[編集]

DVD[編集]

書籍[編集]