ガンダムタイプ

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ガンダムシリーズ』に登場する「ガンダム」の名を冠するモビルスーツまたはモビルファイターの事。

基本的にワンオフ機またはカスタム機であり、試作型とされる事も多い。

概要[編集 | ソースを編集]

宇宙世紀作品では「RX-78-2 ガンダム」の伝説的な活躍が地球圏に浸透した為、ほぼ例外無く特別な意味を持つMSである。それ故に後世には見た目を似せたMSが複数存在したらしく、漫画『機動戦士クロスボーン・ガンダム』では、登場人物の一人が「目が2つついててアンテナ生えてりゃマスコミがガンダムにしちまうのさ!」と述べている。逆に言うと、宇宙世紀作品では「愛称」としてガンダムと呼ばれているモビルスーツは多くても、作中世界で「公式」にガンダムの名前がつけられているモビルスーツは意外に少ない。バンダイやサンライズといった現実のアニメ製作側は、作中世界の設定とは関係なく、プラモデル展開を意識する形で「そのモビルスーツがガンダムタイプに類するものなのかどうか」を決定している。

宇宙世紀以外の作品世界では、ガンダムという名前が持つ意味はその世界ごとに様々であるが、他のモビルスーツとは一線を画する機体に「ガンダム」の呼称がつけられるのは全ての作品に共通する。

メカニックデザインの点から考えたとき「ガンダム」と名のつくロボットに共通することは、上述したように「顔があり、そこに二つの目があって、二本のアンテナ(のようなもの)がついている」ことである。これは「TVアニメとして作られたガンダムシリーズで主人公機となるガンダム」に限定するならば現在までに100%適応されている法則でもある。TVアニメ以外では、OVA作品『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』の主人公機ガンダムEz-8のアンテナがロッド型であるなど若干の例外がある。また、ガンダムのオマージュやパロディとして無断でデザインされたメカが、権利者側に訴えられるかどうかの最低限の基準として「顔があり、そこに二つの目があって、二本のアンテナ(のようなもの)がついている」かどうかがあるとも言われている。なお、カラーリングについては、アニメ作品の主人公ガンダムの場合は白色がある程度目立つように取り入れられる。初代ガンダムにつけられた「連邦の白い悪魔」という呼称以降、白は主人公ガンダムの象徴色なのである。

しかし00年代以降、ガンダムの顔を持ちながら作中ではガンダム扱いされていないM1アストレイムラサメ、反対にガンダム顔とはかけ離れたビジュアルながら劇中でガンダムタイプとされているG-ルシファーガンダム・グシオンといったメカも登場してきており、近年はガンダムタイプの定義が曖昧になりつつある[1]

ちなみにガンダムタイプは2号機が強奪される色が黒い機体はパイロットもろとも大破するというジンクスがあり、黒という色が敵役に多いことから倒される(=戦死する)確率が上がる事などが影響しているとされる。そのためメインカラーが黒でも主要味方キャラの乗機である場合はさほど死亡率は高くない。

また、大きな戦果をあげたRX-78-2 ガンダムをはじめ、ガンダムタイプは敵味方を問わずモビルスーツパイロットたちの間で畏怖・畏敬の対象とさえなっている節があるが、それ故に「ガンダムタイプ=兜首」と見做されることも多く、手柄をたてたいパイロットをはじめ、敵に狙われやすい因果なタイプのモビルスーツでもある。

また、敵となる勢力の使うモビルスーツの中には、ガンダムタイプのデータを基にして開発されたモビルスーツもあり、宇宙世紀シリーズでは、バウドーベン・ウルフ、『機動戦士ガンダム00』ではGN-Xシリーズやアヘッド等が該当する。

SRWでの扱い[編集 | ソースを編集]

基本的に各作品の主人公機や準主役機、メインの敵キャラの搭乗機である為に大半は性能が高めであり、アナザーガンダムの準主役級ガンダムであっても宇宙世紀の量産型MSよりは一歩上の性能を持っている。

ガンダム作品同士、世界観は違えど「ガンダム」という共通点がある為、ガンダムに因縁があるもの同士などで戦闘前会話特殊戦闘台詞が発生する事が多く、名が無い一般兵でも特殊戦闘台詞があったりする。近年のSRW作品ではガンダムシリーズ以外の参戦作品のキャラクターや一般兵からもエース機と認識され、スーパー系・リアル系問わず多くのキャラに特殊戦闘台詞が設定されている。

一部のエースボーナスにて「ガンダムと名の付く機体に搭乗している時、能力上昇」など、ガンダムタイプに搭乗したり敵対した場合に発生するボーナスが存在している。

Zシリーズでは、『ガン』の名を持つマシンとして、真化に至る時代の一つ「火の文明」の象徴という特別な扱いが与えられている。

スパロボに登場した該当機体一覧[編集 | ソースを編集]

注:本WikiはあくまでスパロボのWikiですので、記載はスパロボシリーズに登場した機体のみとし、未参戦作品からの記載はご遠慮ください。

宇宙世紀作品[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダム[編集 | ソースを編集]

RX-78-2 ガンダム
初代ガンダム。
強奪された訳ではないが、民間人に勝手に乗られたという意味ではジンクス第一号。実は2号機という設定は、放送終了後の後付け設定。
RX-78-2 ガンダムMAモード

機動戦士ガンダム 第08MS小隊[編集 | ソースを編集]

RX-79[G] 陸戦型ガンダム
ガンダムの規格外・余剰部品を利用して作られた。量産機ではないが、複数存在している。
RX-79[G]Ez-8 ガンダムEz-8
陸戦型ガンダムの現地改修機。

機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争[編集 | ソースを編集]

RX-78NT-1 ガンダムNT-1
FA-78-X フルアーマー・アレックス

機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY[編集 | ソースを編集]

RX-78GP01 ガンダム試作1号機
RX-78GP01-Fb ガンダム試作1号機Fb
RX-78GP02A ガンダム試作2号機
2号機のジンクスでガトーに強奪された。正式名称に「2号機」を冠している点で、ジンクスの象徴的存在と言える。
RX-78GP03 ガンダム試作3号機
RX-78GP03S ガンダム・ステイメン

機動戦士Ζガンダム[編集 | ソースを編集]

RX-178 ガンダムMk-II
ティターンズからエゥーゴの手に渡る。黒いガンダムの2号機が奪われる(今回は敵から味方だが)ジンクスの第一号とも言える。
RX-178+FXA-05D スーパーガンダム
MSZ-006 Ζガンダム
トリコロールカラーが復活したが、配色は違う。いわゆる「Z顔」の元祖。
MRX-009 サイコガンダム
中身はジオングを発展させており、分類上でもMA。名前と外見はかつてのガンダムの威を借りるためにあえて採用された。
MRX-010 サイコガンダムMk-II
ΖΖネオ・ジオンに再利用される。

ガンダム・センチネル[編集 | ソースを編集]

MSA-0011 Sガンダム
MSA-0011[Ext] Ex-Sガンダム

機動戦士ガンダムΖΖ[編集 | ソースを編集]

MSZ-010 ΖΖガンダム
FA-010S フルアーマーΖΖガンダム

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア[編集 | ソースを編集]

RX-93 νガンダム

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン[編集 | ソースを編集]

RX-93-ν2 Hi-νガンダム
小説版のνガンダム。近年はCCA-MSVνガンダムの発展型という設定になっている。

機動戦士ガンダムUC[編集 | ソースを編集]

RX-0 ユニコーンガンダム
連邦宇宙軍再編計画である「UC計画」の最終段階として開発された実験機。普段は一角獣の如き角とフェイスで覆われた純白の機体だが、特定の条件を満たすことで全身の装甲と一本角、そしてフェイスが展開されてガンダムへと変身する。
ジオン根絶の絶対的象徴としてガンダム以外に考えられないとして製造されたが、後に製作者の意図しない方向へと転がっていくこととなるのであった。
RX-0 フルアーマー・ユニコーンガンダム
RX-0 ユニコーンガンダム ペルフェクティビリティ
RX-0 バンシィ(RX-0[N]バンシィ・ノルン
ユニコーンガンダムの2号機。機体色は例により黒だが、ストーリー中では最後まで生存している。ただし、初期搭乗者が死亡したほか、所属こそ地球連邦軍から変わらないものの立ち位置的には敵から味方に転じるなど、変則的に2号機のジンクスをなぞる形となっている。

機動戦士ガンダムNT[編集 | ソースを編集]

RX-9 ナラティブガンダム
サイコフレームの試験機。
RX-0 フェネクス
ユニコーンガンダムの3号機。

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ[編集 | ソースを編集]

RX-105 Ξガンダム
RX-104FF ペーネロペー

機動戦士ガンダムF90[編集 | ソースを編集]

F90 ガンダムF90
3機製造され、スパロボにはVタイプ装備の1号機のみが登場。
2号機は紫色で、ジンクスにより火星独立ジオン軍に奪われる。漫画『F90FF』では当初はトリコロールカラーに赤を加えた色だったが、一度大破して初期搭乗者が死亡している。3号機は後にクラスターガンダムの素体となった。また、漫画版『フォーミュラ戦記』では予備機なる機体も登場している。

機動戦士ガンダムF91[編集 | ソースを編集]

F91 ガンダムF91

機動戦士クロスボーン・ガンダム[編集 | ソースを編集]

XM-X1(F97) クロスボーン・ガンダムX1
XM-X1 Kai(F97) クロスボーン・ガンダムX1改
XM-X2(F97) クロスボーン・ガンダムX2
2号機のジンクスでパイロットごと裏切った。
XM-X2ex クロスボーン・ガンダムX2改
『黒』のジンクスに従った末路を辿る。
XM-X3(F97) クロスボーン・ガンダムX3

機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート[編集 | ソースを編集]

XM-X1 Kai Kai(F97) クロスボーン・ガンダムX1改・改

機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人[編集 | ソースを編集]

XM-X1(F97) クロスボーン・ガンダムX1フルクロス

機動戦士Vガンダム[編集 | ソースを編集]

LM312V04 Vガンダム
前半の主役機でありながら、最初から量産型の珍しいガンダム。
LM312V04+SD-VB03A Vダッシュガンダム
LM312V06 Vガンダムヘキサ
LM312V06+SD-VB03A Vダッシュガンダムヘキサ
LM314V21 V2ガンダム
LM314V24 V2アサルトガンダム
LM314V23 V2バスターガンダム
LM314V23/24 V2アサルトバスターガンダム

MSV[編集 | ソースを編集]

RX-78-3 G-3ガンダム
FA-78-1 フルアーマーガンダム

Ζ-MSV[編集 | ソースを編集]

FA-178 フルアーマーガンダムMk-II
MSF-007(MSA-007) ガンダムMk-III
MSZ-008 ΖII

CCA-MSV[編集 | ソースを編集]

FA-93HWS νガンダムHWS装備型

正暦作品[編集 | ソースを編集]

∀ガンダム[編集 | ソースを編集]

WD-M01(System-∀99) ∀ガンダム
作中世界では「ガンダム」という名前自体が忘れられているため、作中ではこのモビルスーツは「ターンエー」「ホワイトドール」「ヒゲ」などと呼ばれている。このモビルスーツをガンダムと呼んだのは黒歴史を知るコレン・ナンダーギム・ギンガナムのみであった。しかも彼らは、ガンダムが希望の象徴だったそれまでのガンダムシリーズとは逆に、「戦争を呼ぶ悪魔」という意味で本機を「ガンダム」と呼んでいる。

アナザーガンダム[編集 | ソースを編集]

機動武闘伝Gガンダム[編集 | ソースを編集]

『Gガンダム』の世界観において「ガンダム」とは「ガンダムファイトに使用される機体」を指す言葉である(ガンダムタイプの機体を使用するからガンダムファイト、ではない)。すなわち、例えばザクのデザインであっても、そのコロニー国家がガンダムファイトのために製造した機体であれば「ガンダム」と呼ばれる。物語中所謂ガンダムタイプの機体しか登場しないのは、単なる流行のようなものであるらしい。ただし、元々はガンダリウム合金製のMFという意味もあったらしい。

なおスパロボでは、デビルガンダム (OG)デビルアクシズデビルウルタリアなどデビルガンダム系のオリジナル派生機体が多い。

GF13-017NJ シャイニングガンダム
GF13-017NJII ゴッドガンダム
JMF-1336R ライジングガンダム
ガンダムファイト用でなく、戦闘目的で開発されている。そのため、ガンダムファイト云々の定義で言うと本機をガンダムと呼ぶのは間違いだが、ガンダリウム合金製ということであれば本機も間違いなくガンダムである。というか、この設定は主としてこのために作られたのでは…?
GF13-006NA ガンダムマックスター
GF13-009NF ガンダムローズ
GF13-011NC ドラゴンガンダム
GF13-013NR ボルトガンダム
メインカラーは黒だが、主役五人の一人と言うこともありラストまで生存している。
GF13-051NE ノーベルガンダム
GF13-021NG ガンダムシュピーゲル
黒いガンダム。ランタオ島でデビルガンダムに破壊される。シュバルツは脱出した後、デビルガンダムのコクピットに侵入し、キョウジと運命を共にした。
GF13-044NNP マンダラガンダム
GF13-030NIN コブラガンダム
GF13-002NGR ゼウスガンダム
GF13-055NI ネロスガンダム
GF13-003NEL ジョンブルガンダム
GF13-001NH クーロンガンダム
GF13-001NHII マスターガンダム
黒いガンダム。東方不敗は機体ごと死にはしなかったが、その後病死した。
天剣絶刀 ガンダムヘブンズソード
獅王争覇 グランドガンダム
笑倣江湖 ウォルターガンダム
グランドマスターガンダム
JDG-009X デビルガンダム (第1形態) / JBG00X デビルガンダム (第2形態) / JDG009X デビルガンダム (最終形態)
この3機は資料によってはMFとされることがあり、その場合はガンダムタイプと言える。そうでない場合はライジングガンダム同様にガンダリウム合金製であることを理由にガンダムと呼ばれたのであろう。

新機動戦記ガンダムW[編集 | ソースを編集]

『ガンダムW』における「ガンダム」は当初は「ガンダニュウム合金製MS」を指す言葉であった。AC195年「オペレーション・メテオ」において実際に機体が確認され、その活動・戦果から「コロニーの反抗の象徴」「最強の象徴」といった意味合いを持つようになっていく。後に、ヴァイエイトメリクリウスビルゴといったOZによるガンダニュウム合金製MSが登場したがこれらは「ガンダム」としては扱われず、「オペレーション・メテオ」で運用された5機のMSとその近縁機のみを示す言葉となった。

因みに初期5機のガンダムは全て真のオペレーション・メテオに反発した博士とパイロット達に強奪されたとも言える。 劇中でも敵に奪われた機体を主人公、又はその味方が強奪(正確に言うなら奪還)するシーンが多い。

また、外伝小説にて「レミング」という「ガンダムではないが酷似したデザインのMS」が民間人から「ガンダム」と認識されており目が2つついててアンテナ生えてりゃが一般では通じるようになった模様。

XXXG-00W0 ウイングガンダムゼロ
XXXG-01W ウイングガンダム
XXXG-01D ガンダムデスサイズ
黒いガンダムだが、パイロットは無事生存。ちなみに機体だけは公開処刑されてしまっている。OZによるナンバリングでは02。本編開始前に本来のオペレーション・メテオを拒んだ正パイロットのデュオ・マックスウェルによって強奪されている。
XXXG-01D2 ガンダムデスサイズヘル
OZの月面基地で秘密裏に改修中、OZ内部でトラブルが発生。状況に乗じてやはりデュオが強奪(?)した。
XXXG-01H ガンダムヘビーアームズ
XXXG-01HC ガンダムヘビーアームズ改
XXXG-01SR ガンダムサンドロック
自爆した機体をOZが修復している基地にサリィ・ポォマグアナック隊が図らずも同時に強奪作戦を仕掛けた。
XXXG-01SRC ガンダムサンドロック改
XXXG-01S シェンロンガンダム
XXXG-01S2 アルトロンガンダム
OZの月面基地で秘密裏に改修中、OZ内部でトラブルが発生。状況に乗じて五飛が強奪(?)した。
OZ-13MS ガンダムエピオン
トレーズがオペレーションメテオの五機のガンダムとウイングゼロを参考にして開発した機体。開発された目的や「決闘用MS」とも呼ばれる設計の思想から、ある意味では「ガンダム」ではないとも言える。

新機動戦記ガンダムW Endless Waltz[編集 | ソースを編集]

新機動戦記ガンダムWの続編となるOVA。デザインが大きく変わっているが、設定上はWに登場した後期型ガンダムと同一機体。スパロボシリーズでは「~カスタム」、「本来の名称」での参戦の作品がある。

XXXG-00W0 ウイングガンダムゼロ(EW版)
XXXG-01D2 ガンダムデスサイズヘル(EW版)
XXXG-01HC ガンダムヘビーアームズ改(EW版)
XXXG-01SRC ガンダムサンドロック改(EW版)
XXXG-01S2 アルトロンガンダム(EW版)
XXXG-01W ウイングガンダム (EW版)
『特別篇』のみで登場。第2次スーパーロボット大戦αでは隠し機体として登場。

新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop[編集 | ソースを編集]

XXXG-00YSY ウイングガンダムスノーホワイトプレリュード

機動新世紀ガンダムX[編集 | ソースを編集]

第七次宇宙戦争にて旧連邦が投入したフラッシュシステム搭載を前提とした決戦兵器用MSの通称である。その由来は第一次宇宙戦争時の試作一号機があるパイロットをニュータイプに覚醒させた(後のD.O.M.Eその人である)事から(DVD-BOX付属ブックレットの背景設定より)戦後は何機かの"ガンダム"と呼ばれる機体が新造されていることから、ある程度象徴的な意味を持ったのであろう。作中、バルチャーの間では天下の象徴(ただしこれはあくまで性能のキモであるフラッシュシステム等の情報が無いまま戦果だけが噂として流れていった結果による誤解の点も大きい)でもあった。

GX-9900 ガンダムエックス
GX-9900-DV ガンダムエックス・ディバイダー
GX-9901-DX ガンダムダブルエックス
2号機である訳ではないが、ガンダムエックスの2号機のデータ・中枢部を流用した。結果としてガロードに強奪される、ある意味2号機のジンクスを果たしてしまった。
GW-9800 ガンダムエアマスター
GW-9800-B ガンダムエアマスターバースト
GT-9600 ガンダムレオパルド
GT-9600 ガンダムレオパルド (S-1装備)
GT-9600-D ガンダムレオパルドデストロイ
NRX-0013 ガンダムヴァサーゴ
NRX-0013-CB ガンダムヴァサーゴチェストブレイク
NRX-0015 ガンダムアシュタロン
NRX-0015-HC ガンダムアシュタロンハーミットクラブ
色は黒く見えなくもないが実際は紫。

コズミック・イラ作品(機動戦士ガンダムSEEDシリーズ)[編集 | ソースを編集]

コズミック・イラ世界の「ガンダム」の名称の起源は、GAT-X105 ストライクの起動時にコックピットモニターに以下の文字列が表示されることにある。

  • General
  • Unilateral
  • Neuro-Link
  • Dispersive
  • Autonomic
  • Maneuver Synthesis System

これはストライクに搭載されていたOSの名前で「単方向の分散型神経接続によって自律機動をおこなう汎用統合性システム」という意味なのだが、この画面上に現れた英語の文字列の頭文字を縦読みすると「GUNDAM」となる。もっとも、この略称はキラ・ヤマトが個人的につけたものに過ぎず、正式名称ではない。『機動戦士ガンダムSEED』の時点では「ガンダム」の呼び名はキラの仲間内だけで使われていた非常にローカルな愛称だった。

同作におけるキラの活躍の結果、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の時代には「ガンダム」という呼び名は知る人ぞ知る形で伝わっているが、それでも一般的に知名度のある呼称ではない。そのため、スパロボを始めとして各媒体では「○○ガンダム」と表記されることもあるが、作中世界で呼ばれる際は基本的に「ガンダム」を除いた上の部分のみで呼ばれる。とはいえ、技術者には結構好まれている呼称のようで、それ以降に作られたワンオフなモビルスーツのOS名に「頭文字の略称がGUNDAMになるような名前」をわざとつけるようなムーブメントが発生した。コズミック・イラ世界ではこれらをひっくるめて「ガンダムタイプ」と呼ぶ。

例外として、外伝作品に登場する「インパルスガンダムブランシュ」は正式機体名が「ガンダム」になっている唯一の機体である。とはいえこの機体は個人所有のカスタム機であり、ベース機の名称は「デスティニーインパルスR」とやはり「ガンダム」は付かない。

機動戦士ガンダムSEED[編集 | ソースを編集]

GAT-X102 デュエル
GAT-X102 デュエル アサルトシュラウド
GAT-X103 バスター
GAT-X105 ストライク
GAT-X105+AQM/E-X01 エールストライク
GAT-X105+AQM/E-X02 ソードストライク
GAT-X105+AQM/E-X03 ランチャーストライク
GAT-X105+AQM/E-YM1 パーフェクトストライク
GAT-X131 カラミティ
GAT-X207 ブリッツ
黒いガンダム。パイロットの二コルアスランを守る為にその命を散華させた。
GAT-X252 フォビドゥン
GAT-X303 イージス
GAT-X370 レイダー
黒いガンダム。パイロットのクロトは半狂乱で死ぬという衝撃の最期を迎えた。
ZGMF-X09A ジャスティス
ZGMF-X10A フリーダム
設計元がストライクと違うため2号機というわけではないが、ザフトから強奪されてアークエンジェルに渡った。
ZGMF-X13A プロヴィデンス
MBF-02 ストライクルージュ
MBF-02+AQM/E-X01 エールストライクルージュ
MBF-02+AQM/E-X02 ソードストライクルージュ
MBF-02+AQM/E-X03 ランチャーストライクルージュ

機動戦士ガンダムSEED ASTRAY[編集 | ソースを編集]

MBF-P01 アストレイゴールドフレーム
MBF-P01 アストレイゴールドフレーム天 (未完成)
MBF-P01-Re アストレイゴールドフレーム天
移植したブリッツの腕に合わせてボディカラーの白が黒になったガンダム。やはりパイロットは死亡しているが、機体は残されるという珍しい例にもなっている。
MBF-P01-Re2 アストレイゴールドフレーム天ミナ
MBF-P02 アストレイレッドフレーム
MBF-P02 アストレイ レッドフレーム フライトユニット
MBF-P02 アストレイ レッドフレーム パワーローダー
MBF-P02 アストレイレッドフレーム・パワードレッド
MBF-P03 アストレイブルーフレーム
MBF-P03 アストレイ ブルーフレーム フルウェポン
MBF-P03 second G アストレイ ブルーフレーム セカンドG スナイパーパック
MBF-P03 second L アストレイブルーフレームセカンドL
MBF-P03 second L アストレイ ブルーフレーム セカンドL ローエングリンランチャー
ZGMF-X11A リジェネレイト

機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY[編集 | ソースを編集]

CAT1-X1/3 ハイペリオン1号機
CAT1-X2/3 ハイペリオン2号機
黒ではないがグレーカラー。1号機と戦い敗北、パイロットは死亡し機体は1号機の部品に。
YMF-X000A ドレッドノート
YMF-X000A Xアストレイ

機動戦士ガンダムSEED DESTINY[編集 | ソースを編集]

ZGMF-X56S インパルス
各種シルエットを装備していない状態のインパルスは登場せず、下記の装備形態で登場。
ZGMF-X56S/α フォースインパルス
ZGMF-X56S/β ソードインパルス
ZGMF-X56S/γ ブラストインパルス
ZGMF-X23S セイバー
ZGMF-X24S カオス
ZGMF-X31S アビス
ZGMF-X88S ガイア
黒いガンダムで、2度強奪される。本機に搭乗したステラは、同じく黒い機体であるデストロイに乗り換えた。
ZGMF-X42S デスティニー
ZGMF-X666S レジェンド
GFAS-X1 デストロイ
ステラやスティングが搭乗。またある程度量産されているようだが全て撃破されてそのパイロットはことごとく死に、黒のジンクスを完璧に果たしてしまった。
ZGMF-X19A インフィニットジャスティス
ZGMF-X20A ストライクフリーダム
ORB-01 アカツキ (オオワシ装備)アカツキ (シラヌイ装備)
プラモデルの表記以外ではガンダムの名を冠してはいないものの、アニメの初起動シーンでは起動画面に『G.U.N.D.A.M.』のOSが確認できるので、C.E.世界ではれっきとした『ガンダムタイプ』MSである。

機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER[編集 | ソースを編集]

GSX-401FW スターゲイザー
本来は探査用で無人運用を前提としているガンダムタイプとしては珍しい機体。
GAT-X1022 ブルデュエル
GAT-X103AP ヴェルデバスター
GAT-X105E+AQM/E-X09S ストライクノワール
黒いガンダム。最後にはエネルギーをスターゲイザーに流して遺棄されたが大破したわけではなく、パイロットのスウェンも生存が示唆されている(媒体によっては後日談で生還)。

機動戦士ガンダムSEED MSV[編集 | ソースを編集]

GAT-X105+AQM/E-M1 ストライクI.W.S.P.
GAT-X133 ソードカラミティ
MBF-02+P202QX ストライクルージュI.W.S.P.
GAT-X105+P204QX ライトニングストライク

西暦作品(機動戦士ガンダム00シリーズ)[編集 | ソースを編集]

西暦2307年当初は、私設武装組織ソレスタルビーイングが所有する『GNドライヴ(通称:太陽炉)を搭載したMS』を指し、その高性能で他国のMSを圧倒していた。 しかし、中盤にはGNドライヴ[Τ](通称:擬似太陽炉)を搭載したスローネシリーズが登場し、終盤では擬似太陽炉を搭載した量産機GN-Xが登場した際も「ガンダム」扱いを受けている部分がある。

2nd以降になると擬似太陽炉が一般化してきたこともあり、オリジナル・擬似問わず太陽炉を搭載したMSが大量に登場している。しかも、1stで登場したMSの後継・改造機を始めとする「ガンダムフェイス」を持つMSを「ガンダム」と呼ぶようになっている。さらに、「ガンダムはソレスタルビーイングの所有する兵器」という認識が一般市民にも広く浸透し、かつ「敵意」「憎悪」の対象となっている。このため地球連邦軍は、自らが開発するMSの外見がガンダムに酷似しないように配慮している。

なお、GNドライヴの「GN」とは「GUNDAM Nucleus」(ガンダムの中核)の略なのだが、この世界での「GUNDAM」という単語の語源や意味については不明である。もっとも、その名称自体はイオリア・シュヘンベルグが決めたものと思われる。

ソレスタルビーイング(とその系列に繋がる組織)に所属するガンダムには、天使の名を冠している機体が多く見られる。

機動戦士ガンダム00[編集 | ソースを編集]

GN-000 0ガンダム
ソレスタルビーイングが開発した最初のガンダム。
GN-001 ガンダムエクシア
実体剣であるGNソードをはじめ7つの剣を持つ近接戦闘に特化したガンダム。
GN-001RE ガンダムエクシアリペア
中破したエクシアを修理した機体。あくまでも改修ではなく修理した機体であるため、一部の装甲や武装が欠損している。
GN-002 ガンダムデュナメス
遠距離狙撃戦を得意とするガンダム。2号機のジンクスにより機体は回収されるが、パイロットは死亡する。
GN-003 ガンダムキュリオス
飛行形態に変形するガンダム。飛行形態にはテールユニットを装備することが可能である。
GN-005 ガンダムヴァーチェ(GN-004 ガンダムナドレ
砲撃戦に特化したガンダム。実は、装甲内部に本体ともいうべきガンダムナドレが秘匿されている。
GNW-001 ガンダムスローネアイン
黒いガンダム。パイロットのヨハンサーシェスに敗れ、無念の死を迎えた。
GNW-002 ガンダムスローネツヴァイ
2号機のジンクスに従い、サーシェスに強奪される。本来のパイロットであるミハエルは、その煽りで呆気なく殺されてしまった。
GNW-003 ガンダムスローネドライ
スローネシリーズでは唯一破壊されなかった。しかし、第2期では報いを受ける形でレグナントに破壊されてしまう…。
GN-0000 ダブルオーガンダム
ツインドライヴシステムを搭載した初のガンダム。実体剣GNソードIIをメイン兵器にして戦う。強力な機体であるが、稼働が不安定。
GN-0000+GNR-010 ダブルオーライザー
ダブルオーガンダムが支援機オーライザーと合体した形態。「ガンダムを超えた存在」として「ガンダム」の名が外されているが、開発系譜上はガンダム。
GN-006 ケルディムガンダム
銃撃戦に特化したガンダム。ガンダムタイプの機体に付きもののビームサーベル等の格闘武装が皆無である点が特徴的。
GN-007 アリオスガンダム
飛行形態に変形するガンダム。支援機GNアーチャーと合体して「アーチャーアリオス」となる。
GN-008 セラヴィーガンダム(GN-009 セラフィムガンダム
セラフィムが黒いガンダム。そのジンクスにたがわず、最終局面でティエリアが(肉体的には)死亡している。
ちなみに、背部(セラフィムの胸部)にもガンダムフェイスがある変わり種。
GNW-20000 アルケーガンダム
ガンダムとは思えぬ異形の機体だが、刹那はガンダムタイプと判断している。
CB-0000G/C リボーンズガンダム
リボンズが開発したツインドライヴシステムを搭載したガンダム。格闘形態および砲撃形態への変形が可能である。

劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-[編集 | ソースを編集]

GN-0000+GNR-010 ダブルオーライザー 粒子貯蔵タンク装備型
GNドライヴが無いので厳密にはガンダムではないのだが、同一機体なのでここに表記する。
GNT-0000 ダブルオークアンタ
「来るべき対話」を目的として作られたガンダム。型式番号の「T」は「Twin」の頭文字であり、ツインドライヴシステム搭載機を表している。
前型機であるダブルオーライザーと同様の「ガンダムを超えた存在」、更に「戦いを止めさせる為の機体」として「ガンダム」の名が外されている。
GN-002RE ガンダムデュナメスリペア
ガンダムデュナメスの改修機。やはりGNドライヴは無い。
GN-010 ガンダムサバーニャ
火力面を強化した銃撃戦を得意とするガンダム。ビット兵器が多いため、コックピットにはハロが2機に増設されている。
GN-011 ガンダムハルート
火力面を強化した飛行形態に変形するガンダム。ガンダムタイプの機体には珍しい複座型である。
CB-002/GN-008RE ラファエルガンダム/セラヴィーガンダムII
ティエリアが極秘に開発していた砲撃戦に特化したガンダム。ラファエル本体とセラヴィーガンダムIIに分離可能。
GN-001REIV ガンダムエクシアリペアIV
ガンダムエクシアの4度の改修を経た姿。従来の7本の剣を持った近接仕様に戻された。

アドバンスド・ジェネレーション作品(機動戦士ガンダムAGEシリーズ)[編集 | ソースを編集]

アドバンスド・ジェネレーションではフリット・アスノがアスノ家に代々受け継がれてきたAGEデバイスの内部に蓄積されてきたデータにより建造された機体群であり、名称はA.G.世界においてモビルスーツ鍛冶の間で古来より語り継がれてきた伝説の白いMS「ガンダム」に由来し、人類の救世主となりうるようにとフリットにより名付けられた。

胴体部コックピットハッチ周辺に戦闘データ蓄積システムである「AGEシステム」が埋め込まれており、経験を積んだシステムが提案した武装や専用の四肢換装パーツ「ウェア」の設計図を専用工作機械「AGEビルダー」へと入力・製造し、性能を強化していく「自己進化」とも呼べるシステムが特徴。

なお、当作品ではガンダムは基本的にそれぞれの世代ごとの主人公が乗る機体のみと、近年のガンダムTVシリーズ作品では珍しい手法が取られている。これはシリーズ構成を務めた日野晃博氏の意向も大きいとのこと。

機動戦士ガンダムAGE[編集 | ソースを編集]

AGE-1 ガンダムAGE-1 ノーマル
第1世代ガンダム。
AGE-1G ガンダムAGE-1グランサ
AGE-1に増加装甲を施した機体。
AGE-2 ガンダムAGE-2 ノーマル
第2世代ガンダム。戦闘機形態「ストライダー」への変形機構を有する。
強奪されたわけではないが、後に連邦から宇宙海賊に渡った。また、機体色が黒とは真逆の純白に塗装されたが、パイロットごとMIAになった(後に黒く再塗装される)。
AGE-2DH ガンダムAGE-2 ダークハウンド
シドとの交戦により大破したAGE-2が宇宙海賊ビシディアンにより改修された機体。
AGE-3 ガンダムAGE-3 ノーマル
第3世代ガンダム。AGE-1・AGE-2とは異なり、頭部とバックアップを形成する小型戦闘機コアファイターと胴体部を形成する各Gウェアで構成されている。この形態は「Gセプター」と合体した基本形態。
AGE-3F ガンダムAGE-3フォートレス
「Gホッパー」と合体した陸戦用砲撃形態。
AGE-3O ガンダムAGE-3オービタル
「Gバイパー」と合体した高速機動形態。
AGE-FX ガンダムAGE-FX
成長したキオの能力に合わせるために新造したボディに大破したAGE-3のコアユニットを搭載した最新鋭の機体。
xvm-fzc ガンダムレギルス
ヴェイガンが開発した初のガンダムタイプMS。

ポスト・ディザスター作品[編集 | ソースを編集]

作中世界においては、約300年前の厄祭戦時に製造された「ガンダム・フレーム」の機体群を指す。形状がどんな姿であれ、ガンダム・フレーム機ならば「ガンダム」として扱われる。エイハブ・リアクターを2基搭載し、それを並列稼働させる「ツインリアクターシステム」を採用し、数百年が経過した現在でも他形式のフレームを採用したMSに対する大きなアドバンテージを持つ。全部で72機が作られたものの、300年後のP.D.323年までに大半が失われ、26機が現存している[2]。機体の名称、型式番号の序列はソロモン72柱の悪魔が由来となっている。

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ[編集 | ソースを編集]

ASW-G-08 ガンダム・バルバトス第4形態第6形態
火星のCGSが保管していたガンダム・フレーム機。
ASW-G-08 ガンダム・バルバトスルプス
ガンダム・バルバトスを改修した機体。
ASW-G-08 ガンダム・バルバトスルプスレクス
ガンダム・バルバトスルプスをさらに改修した機体。
ASW-G-11 ガンダム・グシオン
ブルワーズが所有するガンダム・フレーム。おおよそガンダムには見えない機体だが、アンテナとツインアイを有するなどガンダムとしての文法は守られている。
ASW-G-11 ガンダム・グシオンリベイク
鹵獲したガンダム・グシオンを大幅改修した機体。
ASW-G-11 ガンダム・グシオンリベイクフルシティ
第2期から登場。グシオンリベイクをオーバーホールした機体。
ASW-G-64 ガンダム・フラウロス
第2期から登場。新たに掘り起こされたガンダム・フレームである砲撃戦用の機体。
ASW-G-66 ガンダム・キマリス
ギャラルホルンのボードウィン家が所有するガンダム・フレーム機。
ASW-G-01 ガンダム・バエル
第2期から登場。ギャラルホルンが所有するアグニカ・カイエルのガンダム・フレーム機。

ガンダムタイプの量産型[編集 | ソースを編集]

RGZ-91 リ・ガズィ
劇中「ガンダムもどき」等と呼ばれる。「リファイン・ガンダム・ゼータ」の略。量産計画はあったが劇中では量産されなかった。スパロボでは少数量産されて2~3機が自軍に配備されることも。
RX-94 量産型νガンダム
νガンダムの量産型。
F91 量産型ガンダムF91
ガンダムF91の量産機。高級量産機で、最大稼動モードこそオミットされたが、ベース機に近い性能を持つ。ハリソン・マディンが乗る青い専用機もある。
デビルガンダムヘッド
デビルガンダムの一部である。
MBF-M1 M1アストレイ
ガンダムアストレイの量産型。キラ・ヤマトの協力によってOSが開発された。ガンダムフェイスを持つ。
MBF-M1 ジャン専用M1アストレイ
ジャン・キャリーの専用機。機体性能は通常のものと同一。
MVF-M11C ムラサメ
M1アストレイの後継機にあたる。MA形態への変形機構を搭載。ガンダムフェイスを持つ。
UT-1D シビリアンアストレイDSSDカスタム
アストレイシリーズを基に開発された民生用モビルスーツ。
RGE-G2100 クランシェ
ガンダムAGE-2の簡易量産機。戦闘機形態への変形機構を備える。
RGE-G2100C クランシェカスタム
指揮官機。キャノン砲とブレードアンテナが増設されている。

類縁機[編集 | ソースを編集]

ガンダムタイプ敵対時の戦闘前会話特殊戦闘台詞、ガンダムタイプ搭乗時や敵対時のエースボーナスなどの発生は対象外となる。

RX-79[G] 陸戦型ガンダム (ジムヘッド)
陸戦型ガンダムの頭部をジムヘッドに換装した機体。通称「ジム頭」。
AGX-04 ガーベラ・テトラ
本来ならば、ガンダム試作4号機になるはずだった機体。
RMS-099(MSA-099) リック・ディアス
開発時のコードネームは「γ(ガンマ)ガンダム」だったが、後に改称。技術的にはドム系列の機体。
MSK-008 ディジェ
リック・ディアスのバリエーション機。漫画『機動戦士Ζガンダム デイアフタートゥモロー ―カイ・シデンのレポートより―』では、頭部をガンダムタイプに換装可能だったと言われている。
RMS-099B シュツルム・ディアス
リック・ディアスの強化型。
MSN-100 百式
「δ(デルタ)ガンダム」として設計されたが、可変機構をオミットした再設計の際、現在の名称に改称された経緯を持つ。
MSR-00100 百式改
百式の強化型。
FA-100S フルアーマー百式改
百式改に追加装甲を施した機体。
MSN-001A1 デルタプラス
(本来想定されていた)百式に可変機構を有する形で再設計した機体。
RMS-154 バーザム
ガンダムMk-IIをベース機にした機体。ガンダムMk-IIを「参考にしている」「ベースにしている」「Mk-IIの後継機である」など、資料によって異なる記述がある。
AMX-014 ドーベン・ウルフ
ガンダムMk-V(SRW未登場)をベース機に、サイコガンダムMk-IIの技術を参考にした機体。
ARX-014S シルヴァ・バレト・サプレッサー
ドーベン・ウルフの改修機のシルヴァ・バレト(SRW未登場)をビーム・マグナムを運用するために改良した機体。
NZ-000 クィン・マンサ
サイコガンダムMk-IIの技術も取り入れ開発された機体。その為か、ジオン系の機体では珍しくツインアイとV字アンテナを持っている。現実的な理由としては、機体デザインの製作過程で頭部をガンダムMk-Vの物と挿げ替えたため。
MSN-06S(MSN-06S-2) シナンジュ・スタイン
アンテナ無しのガンダムフェイスで、武装もνガンダムの物に近い形状の物を使用している。試作が間に合わなかったものの、V字アンテナの取り付け予定があった。
OZ-00MS トールギスII
トールギスの予備パーツを組み上げて完成した2号機。アンテナは無いが、ガンダムフェイスを持つ。
NRX-016 ラスヴェート
『ガンダム』の名を冠してはいないが、フラッシュシステムを搭載しており、意匠もガンダムタイプそのもの。技術系統的にはガンダムエックスの子孫のような機体。
GNX-603T GN-X
ガンダムスローネを原型とした量産機。擬似GNドライヴを搭載している。汎用型だが、ガンダムと同等の基本性能を持つ高性能機。作中でもガンダム扱いを受けている場面がある。
GNX-609T GN-X III
GN-Xの後に開発されたGN-X II(SRW未登場)の後継機。
GNX-704T アヘッド
GN-Xの発展機。外見はカモフラージュされているが、構造はよりガンダムに近づいている。
GNZ-003 ガデッサ / GNZ-005 ガラッゾ / GNZ-007 ガッデス
イノベイター勢力が所有するGNZシリーズ。どれも頭部にマスクを装着しており、その下にはガンダムフェイスが隠されている。
GNMA-0001V レグナント
ルイスに与えられたエンプラスの完成型。GNZシリーズ同様、フェイスガードの下にはガンダムフェイスがある。
GNR-101A GNアーチャー
アリオスガンダムの支援機。第3世代の機体「ガンダムアルテミー」を素体として流用しているため、バイザーの下はガンダムフェイスになっている。
GNX-803T GN-X IV
GN-X IIIの後継機。頭部にV字アンテナが設置されており、外見がガンダムにより近付いている。量産機でありながら、トランザムも可能。
GNX-803T GN-X IV (パトリック機)
パトリック・コーラサワーの専用機。防御力重視の装備をしている。
GNX-803T GN-X IV (アンドレイ機)
アンドレイ・スミルノフの専用機。攻撃力重視の装備をしている。
ELS GN-X IV
GN-X IVに擬態したELS
YG-111 G-セルフ / MSAM-033 G-アルケイン / VGMM-Gf10 G-ルシファー / VGMM-Gb03 ジャイオーン / VGMM-Git01 カバカーリー
「ガンダム」の名を冠してはいないが、ガンダムに近い存在である「G系統」に分類される機体。G-セルフが何度か「ガンダム」と呼ばれるシーンがあるが設定上、明確にはガンタムタイプと表記されたものはない。なおガンプラでは前者3機がガンダムの名を冠している。

関連用語[編集 | ソースを編集]

V作戦
この作戦によって地球連邦軍が独自MSの開発を開始した。ガンダムガンキャノンガンタンクを中心とする。
ガンダム開発計画
次世代の主力量産機を開発するために「ガンダム」の名をとって進められた。これによってGPシリーズが開発された。
Ζプロジェクト
エゥーゴアナハイム・エレクトロニクスによる高性能量産型MSや可変型MS等の開発計画。リック・ディアスを発端とし、ΖガンダムΖΖガンダムなどを開発した。
ガンダムファイト
「Gガンダム」の世界で行われるモビルスーツの格闘技による代理戦争。
GUNDAM
コズミック・イラ世界における、「ガンダムタイプ」モビルスーツのOSの略称。正式名称は世代ごとに違うがこれだけは同じ。
アストレイ
コズミック・イラ世界におけるオーブの量産型ガンダムタイプ。「いい加減な案内で道に迷ってしまった者」という由来。名付け親はエリカ・シモンズだが、ロウは「王道ではない」という意味で本来の目的である戦争に使われない機体をこのように称する。
ガンダム族
SDガンダムシリーズにおけるMSは多くが擬人化されたキャラクターであり、「人間と同等の知性を持つ異種族」もしくは「見た目がガンダムなだけで本質は人間と変わらない存在」として扱われている。中でもガンダムタイプの姿を持ったMS族は「ガンダム族」とされ多くの物語の中核として活躍している。

関連機体[編集 | ソースを編集]

ドスハード
戦国魔神ゴーショーグン』に登場したドクーガメカ
外見がガンダムを思わせるが、ガンダムとは何の関係も無い。第2次αではコウが口にしようとしたがニナに止められる。
バルディオス
宇宙戦士バルディオス』の主役ロボット。玩具の金型の都合上、顔がガンダムに酷似している。
ドラグナー
機甲戦記ドラグナー』の主役ロボット群。作品自体が機動戦士ガンダムのオマージュ的な要素が強く、この機体もガンダムを思わせる要素が多い一方で、逆に機動戦士ガンダムSEEDシリーズのオマージュ元にもなっている。
ガーディアル
サンライズ英雄譚』の機体。クロスオーバー作品らしく、実際に初代ガンダムを参考に作られた設定。
SRWオリジナル機体
以下の機体はそれぞれガンダムタイプを基にしたオリジナル設定の機体となっている。
デビルガンダム (OG)
』に登場する、デビルガンダムのオリジナル形態。ガンダムの名を冠さない他クロスオーバーに関してはデビルガンダム自体の項目を参照されたし。
リアルPGガンダム
OE』に登場する、『ケロロ軍曹』の設定を基にしたオリジナル機体。プラモデル「パーフェクトグレード RX-78-2 ガンダム」をケロロが兵器化したもの。
ウイングガンダムゼロリベリオン
DD』の期間限定イベント「クロッシング・パイロット第2弾」に登場するオリジナル機体であり、新造されたウイングガンダムゼロ(EW版)の同型機。
デュラクシール
バンプレストオリジナルの機体。魔装機に属する。
頭部がガンダムの特徴である「二つの目とV字アンテナを持つ顔」という意匠になっている。
地上の技術を取り入れて設計されており、作中では「ガンダムをモデルにしている」と、製作者のセニアが明言している。デザインはセニアの趣味。
初出は『スーパーロボット大戦EX』で、後に発売された『魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』にも同デザインで登場したが、DS移植版で頭部のデザインが変更され、それ以降に発売された作品に登場するデュラクシールもDS版のデザインを踏襲している。
ヒュッケバインシリーズ
バンプレストオリジナルの機体。
デザインがガンダムに良く似ている(デザイナーがカトキハジメ氏というのもあるだろうが)。その為に2006年前後に何らかの問題が起きたというがあるが、真偽は不明。

資料リンク[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. なお、初めて登場した「ガンダム顔ではないガンダム」はリック・ディアス、劇中時系列順では陸戦型ガンダム (ジムヘッド)、もしくはブルーディスティニー1号機(SRW未登場)である。なおリック・ディアスはあくまでもネーミング上の裏設定に留まる。また「ガンダム顔でありながらガンダムではないMS」はラスヴェートが初となる。
  2. 名称と姿が設定されているガンダム・フレーム機は16機。ただしこの中の1機は26機の中に含まれていないと明言されている。