ガンダム開発計画

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ガンダム開発計画とは、『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場する計画

概要[編集 | ソースを編集]

一年戦争後に地球連邦軍が立ち上げた新規モビルスーツ開発計画。開発された機体は「GP(GUNDAM Project)シリーズ」と呼称される他、「RX-78」の型式番号が技術的系譜に関係なく付与され、に関連したコードネームが与えられる。

ジオン公国に勝利しその勝利の溜飲を仰ぐ地球連邦政府及び地球連邦軍が復興と治安の維持に努める中、宇宙世紀0081年に連邦軍首脳部はジオン残党勢力の存在を理由に準戦争状態であると主張し連邦軍再建計画を可決。同計画は旧来の大艦巨砲主義とモビルスーツの積極的運用という二つの方針が対立する形で進み、前者はバーミンガムを始めとするMS搭載能力の低い艦種を生み出す一方、後者はジョン・コーウェン中将を中心とした派閥が連邦軍のMS開発技術がジオンに比べて10年遅れていること、そしてジオン残党への危機感から連邦軍の最高級モビルスーツであるガンダムの発展型の開発をアナハイム・エレクトロニクス社に委託した(一年戦争での戦果の大きさから連邦軍内部でガンダムの評価は高く、次世代MS開発をガンダムで行うといえば予算の確保も容易だった)。

一方のアナハイムも戦後ジオニックやハービックに代表されるジオン・連邦双方の軍事企業を吸収合併したことでMS開発能力を獲得しており、戦後いち早くMSの有用性に着目。連邦軍の発注を受け、先進開発技術部(クラブ・ワークス)および第二研究事業部が個別に試作機を開発する形で複数の試作機を開発。その最初の機体としてガンダム試作0号機(ブロッサム)が開発されたが、単機で多機能性を突き詰めた結果、パイロットへの負担が大きかったことを反省し、その運用で得られたデータから各コンセプトに特化した4機のMSが開発されるに至った。

宇宙世紀0083年、ガンダム試作1号機ガンダム試作2号機は地球連邦軍の最新鋭戦艦アルビオンで運用され、地球における重力下試験と、試作2号機の核弾頭装填のためオーストラリア大陸のトリントン基地へと移送された。しかし、計画はジオン残党「デラーズ・フリート」に漏洩しており、2号機は核弾頭の搭載直後、同勢力の反抗計画「星の屑作戦」のために強奪される。連邦軍側は奪取された2号機を奪還、あるいは破壊すべく、アルビオンに追撃任務が下され、1号機もアルビオンの艦載機として運用された。強奪された2号機はコンペイトウで行われた連邦軍観艦式を搭載した核によって攻撃。直後1号機と交戦し、相打ちという形で両機共に喪失した。

星の屑作戦の最終段階となるコロニー落としを阻止すべく、コーウェン中将はガンダム試作3号機を投入してまで事態の収拾に務めたが、星の屑作戦を政治宣伝に利用するべく地球連邦軍提督ジーン・コリニー大将と、ジャミトフ・ハイマン大佐により事態の収拾を遅らせた。その結果、星の屑作戦を巡る一連の責任によりコーウェン中将は排除され、軍の意向に反抗したアルビオン艦長エイパー・シナプス大佐は銃殺刑。試作3号機パイロットであるコウ・ウラキ少尉も懲役刑とされた(後にデラーズ紛争自体が隠蔽されたことを受け釈放)。

一連の事態が終結後、ガンダム開発計画も計画自体が抹消され、開発されたガンダムらは歴史の闇に封印された。計画に投入された予算に関してもあらゆる手段を総動員して隠蔽され、予算のほとんどがティターンズ設立の準備資金やコロニー落着事故に関連する緊急出動などの名目で計上されている。

計画によって開発された関連技術も軍事機密として封印され、転用や援用も不可能となり、アナハイムはMS開発技術のリセットを強いられ、一年戦争からグリプス戦役までの開発史に空白を生んだ。その中にはティターンズによって接収されたものも多く、ガンダムMk-IIやTRシリーズにその一部が反映されており、特にTRシリーズにはガンダム開発計画の残余予算が使用されている。

GPシリーズはグリプス戦役期のMS群にも勝るとも劣らないポテンシャルを持ち、仮に計画が存続していればエゥーゴのΖ計画の機体を凌駕する機体が開発された可能性が高いと評されている。計画の詳細は宇宙世紀0099年末に公表。MS開発史のミッシングリンクを埋める存在として専門家から注目された。

計画で開発された機体[編集 | ソースを編集]

ガンダム試作0号機
計画初期に開発された機体。全局面対応型の高性能機の完成を目指したが、操縦性の悪化という問題点が浮上したため、後発の機体はそのコンセプトを分割する形で開発されることになった。
ガンダム試作1号機
汎用性を追求し、地上用と宇宙用を換装する形でガンダムの万能性を担保した機体。
ガンダム試作1号機Fb
試作1号機の宇宙戦仕様。
ガンダム試作2号機
ジオンの核攻撃に対抗するための核攻撃用の機体。
ガンダム試作3号機
ガンダムをコアとし、モビルアーマーの攻撃力を武器として1機で戦況を変えうる「最強の機動兵器」を目指した機体。
ガンダム・ステイメン
試作3号機のコアMS。
ガンダム試作4号機(ガーベラ・テトラ)
突撃・強襲用の機体として考案された機体。コンセプトが試作1号機と重複しているため、計画は中断されたが、ガーベラ・テトラとして生まれ変わった。

SRWでの扱い[編集 | ソースを編集]

ほぼ原作通りの扱いを受けているが、ガンダム開発計画の後に発足するティターンズと関係無い時もある。

αシリーズにおいてはガンダムそのものの量産を目的としたティターンズガンダムMk-II開発計画と並行しており、突出した機能を持つカスタムタイプ・ガンダムの開発を目指した計画という設定になっている。

スーパーロボット大戦A』ではグリプス戦役後の第1次ネオ・ジオン抗争中に計画開始という珍しいクロスオーバーが行われた。また、星の屑作戦の観艦式強襲からコロニー落としが迅速に行われた為、ガンダム試作3号機の開発が間に合わず大破しなかったガンダム試作1号機Fbガンダム試作2号機で最終局面が再現されるという展開になっている(ガンダム試作3号機は後日正規で配備される形となり、ノイエ・ジールはアクシズのネオ・ジオンに合流したガトーがハマーンから譲渡する形で登場)。

なお、同計画関係のガンダムは64までは「GP-○○」という表記だったが、α以降では「ガンダム試作○号機」の表記になった。

資料リンク[編集 | ソースを編集]