裏切りイベント
裏切りイベントとは、ある個人もしくは集団が自らの所属する勢力を裏切る展開のイベント、またはそのようなイベントが発生するシナリオを指す用語。
概要
大きく分けて四つのパターンが存在し、更に幾つかの要因に分かれる。
敵から味方への裏切り
説得イベントを中心にスパロボでは最も多い展開。序盤ならともかく、終盤で味方参入だといまいち使いようがない事も。
- 1.敵組織のやり方に疑問・失望する
- 当初は敵サイドに所属しているが、敵組織のやり方に疑問を持ったり失望して味方側に身を投じるケース。『機動戦士Ζガンダム』のエマ・シーン中尉が代表的なキャラ。
- 『蒼き流星SPTレイズナー』のエイジ、『宇宙戦士バルディオス』のマリン、『ブレンパワード』の勇のように、主人公や主要人物が敵組織を裏切ってきて始まる物語もある。
- 『OGMD』のシャナ=ミアもここに属するだろうが、敵サイドの要人が自主的に裏切りを起こす場合は謀略や追っ手が介在して2.や15.と絡むケースが多い。
- 2.敵組織から追われる
- 何らかの理由で敵組織から追われ、結果的に味方サイドと共闘するケース。『機甲戦記ドラグナー』のマイヨ・プラートが代表格。
- こちらも1と同様、主人公や主要人物が敵組織を追われることが物語開始のきっかけになることもある(『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』のアンジュなど)。また、他のパターンとの混合型で「母国から逃げている王族・要人を保護」というケースも散見される。『EX』『第2次OG』のテリウスは、死亡するわけでもないのに母国に戻らず、主人公陣営が保護するわけでもない(保護するシュウが主人公扱いの作品もあるはあるが…)という意味では珍しいケースと言える。
- 3.主人公を初めとした味方側の影響で裏切る
- 主人公や味方サイドと恋愛関係になったり、思想信条に惹かれたりなど、何かしらの理由で味方側に魅力を感じて味方側に就くケース。『マクロスシリーズ』のゼントラーディなどは数的に大規模な代表例だろう。
- 恋愛の場合は『ガンダムシリーズ』の強化人間等を始め女性キャラクターに多いが、原作だと大抵は死亡するなど悲劇的な結末を迎える。ただし『ガンダムF91』『クロスボーン・ガンダム』は、1.の要素も含まれた「敵方のお姫様が母国を裏切り主人公側につく」展開でいずれも生存している。
- 敵対勢力の種類によっては、「人間(地球人)の『他者を思いやる心』」に惹かれる場合も。所謂説得可能なキャラは、このケースに分類されることが多い。
- 4.味方サイドの捕虜になった後に裏切る
- 1や3のケースに近いが、味方サイドの捕虜となった事により味方サイドのキャラクターに情が移ったり、今まで属していた敵組織のやり方を知って裏切る事を決意するケース。『機動戦士ガンダムSEED』のディアッカ・エルスマンが代表格。
- 5.元々、味方側に通じていた
- 味方側から送り込まれていたスパイ、あるいは味方を裏切ったと思われていたが、実は敵組織を欺く為だったというケース。下記8のケースと連動していることも多い。『蒼き流星SPTレイズナー』第2部のロアン・デミトリッヒが代表格。
- 6.本来は主人公側に出自を持つが敵対勢力に育てられる
- 幼少期に敵対勢力によって拉致されるなどし、本来戦うべき敵方に取り込まれ、敵対勢力の一員として現れるケース。『獣神ライガー』のリュウ・ドルクなどが該当。事実を知ってすぐに味方サイドへ下るよりは、上記1~4あたりのパターンを経ることが多い。
味方から敵への裏切り
敵から味方へ裏切る展開よりは少ないのだが、パイロットであると下記8・9のケースを除き基本的に戻って来ることは少ないため、無駄に経験値を与えない為に育てない事も。
- 7.味方側と対立・失望する
- 1の逆バージョン。何らかの理由で味方と対立したり、味方内のやり方に失望して結果的に敵となるケース。『忍者戦士飛影』のイルボラ・サロが代表格。
- 8.不本意な形での裏切り
- 家族等を人質に取られるなど、やむを得ない状況で寝返るケース。基本的には問題が解決次第すぐに味方に復帰する。『機甲戦記ドラグナー』のケーン・ワカバが代表格。
- 9.洗脳される
- 敵組織の捕虜となり、洗脳された状態で味方サイドと相まみえるケース。基本的には、いずれ何らかの形で洗脳から解放されて味方へと復帰する。『戦闘メカ ザブングル』のエルチ・カーゴが代表格。
- 変形的な例では『第3次』や『α外伝』『OG外伝』のシュウ・シラカワは「洗脳されている事に気がつくも既に洗脳からの解脱が困難であったため、より状況が悪化する前により強い者に自分を倒してもらう為に裏切る」という思惑があった例がある(ただしシュウはその後も様々な事情を抱える為一口では語れないものがある。詳しくは後述及びシュウの項目を参照)。
- 10.野心で裏切る
- 敵組織の方が出世できると感じて裏切るケース。7と連動することもある。『超獣機神ダンクーガ』のシャピロ・キーツが代表格。
- 11.当初から敵のスパイ
- 最初から敵のスパイとして送り込まれていたケース。場合によっては、潜入先のキャラクターとの交流を経て1〜4のいずれかに移行し味方になることもある。騒動を起こし続けるケロロ軍曹達はこぞってこの類と言えなくもない。
- 『バンプレストオリジナル』のイングラム・プリスケンやレーベン・ゲネラールなどが代表格。ただしイングラムのケースは「敵のスパイ」と断言できるかどうかは微妙(詳しくは後述及びイングラムの項目を参照)。
- 12.敵に魅力を感じる
- 敵組織全体もしくは敵組織の特定のキャラに魅力を感じて寝返るケースで、7や10と連動しやすい。『機動戦士Ζガンダム』のレコア・ロンドが代表格。
敵内部限定での裏切り
- 13.下克上をする
- 最も多いタイプで、大抵は敵組織の幹部クラスがトップを殺す、あるいは独立する展開で、結果的にどちらも主人公側に付かない展開。『重戦機エルガイム』のギワザ・ロワウや『機動戦士ガンダムΖΖ』のグレミー・トト、『機甲戦記ドラグナー』のドルチェノフが代表格。
- 14.他の敵組織に寝返る
- 今まで所属していた敵組織を裏切るが、味方サイドにはつかず、他の組織につくケース。『機動戦士ガンダムΖΖ』のラカン・ダカランが代表格か。
- 15.特定の行為で反逆者扱いされる
- 当人は別段裏切ったつもりは無くても、武人として敵対相手との真っ向勝負を挑む、もしくは何らかの恩義を感じ借りを返すなど、特定の行為が組織の規律に反すると見做され、「裏切り者」扱いされるケース。
- 2に近い事例とも言えるが、共闘する事は無いのが決定的な違いか。『ゲッターロボシリーズ』のキャプテン・ラドラや鉄甲鬼が代表格。
味方内限定での裏切り
- 16.主人公や主要味方キャラ所属の組織が上部組織に反逆する
- 14の味方バージョン。何らかの形で、所属組織の上部組織と決定的な対立をして袂を分かつケース。7に近い事例とも言えるが、反逆者はそのまま味方。エゥーゴやアークエンジェル隊が代表的。スパロボでは『第4次』や『J』等がこれに近い。
- 17.主人公や主要キャラの信頼を裏切る
- 主人公や主要な味方キャラが信頼していた特定の味方キャラに味方関係である事は変わらないもの、何らかの形で裏切られて深い溝が出来るケース。関係の修復が行われなかった場合、最悪7や12へ発展する事も。
関連人物
ガンダムシリーズ
- シャア・アズナブル / クワトロ・バジーナ
- 1stでは13に該当。父ジオンの敵討ちおよびザビ家に復讐する為にジオン公国軍に潜入していた。
- クワトロ時は後の時代まで考えれば一応は7に当たるといえる。
- 『64』や『IMPACT』は終盤裏切ってしまい、クワトロ名義で出る場合は発売前からその動向が注目される。
- このため、『MX』や『Z』のように制作側から「サングラスの人(=クワトロ)は裏切りません」等の形で発表される事もある。
- シーマ・ガラハウ
- 宇宙世紀における裏切りキャラの代表格の一人とも見られるが、実はかなり特殊。
- まず、ジオンから地球連邦軍への「敵から味方への裏切り」なのだが、「身の安全を確保するために敵と通じた」と言う事情。一応、当初から連邦軍に通じていたので、5とも取れるが、スパイとして送り込まれていた訳ではないし、デラーズ・フリートに対して失望していたのは事実なので1にも近いが、裏切りの主要因ではない。
- さらに、裏切った先が連邦軍上層部であり、主人公であるアルビオン隊ではないため、「敵から主人公勢力とは別の勢力に裏切る」と言う意味で14にも近い。
- パプテマス・シロッコ
- 13に該当。半ばどさくさ紛れにジャミトフ・ハイマンを自ら暗殺し、ティターンズの実権掌握に至る。
- レコア・ロンド
- クワトロに女として扱われなかった事がティターンズに走った最大の原因とされるので、一応は7に該当するのだが、自らの「危険を好む女」としての性質にクワトロがついていけなくなった部分もあるので、一概にクワトロが悪いとは言えない。また、同じく危険を好む人物であるシロッコと無自覚に波長が合ってしまった結果、ティターンズに走る事になった為、どちからといえば12の方が該当していると言え、代表例としても挙げられている。
- エルピー・プル
- 4のパターン。
- プルツー
- 3と4のパターン。「ネェル・アーガマにいる最期の瞬間には洗脳(人格操作)が解けている」という解釈もある。
- リディ・マーセナス
- 17を経て7へ至ったパターン。
- アンナマリー・ブルージュ
- 恋慕していたザビーネ・シャルの興味がベラ・ロナに移りつつあることを知り、感情的になり投降し、ザビーネと敵対するので1。
- セシリー・フェアチャイルド(ベラ・ロナ)
- 1と3に該当。クロスボーン・バンガードに属した経緯自体が拉致に近い面も大きく、祭り上げられただけで本人に戦争をする気は元々なかった。
- ザビーネ・シャル
- 7と12。裏切った後の豹変っぷりはカテジナと良い勝負。
- テテニス・ドゥガチ(ベルナデット・ブリエット)
- 1と3に該当。クロスボーン・バンガードの人々に触れた事で木星帝国の実相を理解し、帝国基地の自爆をストップさせてトビア達を救った。
- ちなみに『鋼鉄の7人』で登場した彼女の継母もほぼ同じ心境で木星帝国の新体制を裏切っている。
- カテジナ・ルース
- 12に該当。7も間接的に影響している。裏切った後の行動が最も凄い人物。終盤の台詞の解釈次第で13も加わる。
- 東方不敗マスター・アジア
- ドモンを味方に引き入れるべくデスアーミーとの戦いを演じていた。11が近い。和解後は3。
- 張五飛
- 『Endless Waltz』では敢えてマリーメイア軍につくことで正義の如何を確かめようとしていた。8が近いか。
- グエン・サード・ラインフォード
- 月の優れた科学技術を手に入れるため、ギム・ギンガナムと手を組むので、12が近い。野心という意味では10も影響している。
- ギム・ギンガナム
- 闘争心を満たすためにディアナ・カウンターに反逆するので、13(ディアナ・カウンターはミリシャと和解、共闘するが)。
- 『∀ガンダム』では他にもアグリッパ・メンテナー、フィル・アッカマンらがディアナから離反している(後に和解している者も多い)。
- アークエンジェル隊
- 16に該当、反逆後は三隻同盟(SEED)、オーブ軍(DESTINY)に参加する。
- クライン派
- 16に該当。しかも裏切り実行前にザフトの機体、技術を盗用などは5(または11)に近く。
- アスラン・ザラ
- 本人からすれば不本意なものも含むとはいえ、おそらく歴代参戦作品の原作において最も裏切りを重ねたキャラクター。
- 『SEED』は1に3の要素を加えた形で、『DESTINY』だとザフト復帰は8に近く、その後のザフト脱走はアークエンジェル側を味方と捉えるならば、1と2にあたる。
- アレハンドロ・コーナー
- ソレスタルビーイングの監視者であったが、ガンダムの動力源であるGNドライヴの技術を盗み出し、それを国連軍にもたらした。
- 裏切りのパターンはソレスタルビーイング側から見れば10に該当するが、アレハンドロの表の顔は国連大使であるので、国連軍側から見れば裏切りのパターンは5に近い。
- アニュー・リターナー
- 11に該当。ただし、本人は自分がスパイである記憶を封じられており、外部からの干渉でその記憶を取り戻し裏切っている。そのため、若干9の要素も含まれるか。
- カティ・マネキン、パトリック・コーラサワー
- 2ndにて所属するアロウズのやり方に徐々に疑念を抱き、反乱軍としてCBと共闘したので16に該当する。パトリックの方は随伴する形だが。
- 機駕太傅司馬懿サザビー
- 漫画版では10に該当。アニメ版でこそ野心を露わにすることは無かったが、『UX』ではエンディングにてその鱗片を垣間見せている。
- 呂布トールギス
- アニメ版では13に該当。戦いを邪魔した上、同じ呂布隊の貂蝉と張遼を傷つけた董卓に怒りを爆発させた呂布は天玉鎧を呼び出して制裁を加えた。
- シャナルア・マレン
- 8と11に該当。妹の病気の治療費を稼ぐためにヴェイガンに雇われ内通していた。
- ジラード・スプリガン
- 7に該当。以前から連邦軍に対して強い反感を抱いていたが、ヴェイガンのルナベース襲撃を機に裏切る。
- 海賊部隊のメンバー
- 何らかの事情で元いた組織を離れたメンバーが多く所属している。ベルリが3(アイーダへの一目惚れ)と4を経て結果的に16、ラライヤが6の逆パターンを経て16、ケルベスが5と16、リンゴが4に該当。
- オルガ・イツカ
- 13の自軍版とも言うべきケース。ギャラルホルン襲撃を機にCGS参番組の少年メンバーたちを率いて蜂起、組織の大人たちを粛清したのちCGSを乗っ取る形で新たに「鉄華団」を結成した。
マクロスシリーズ
- ブリタイ7018
- エキセドル4970も同様。TV版は2と3、劇場版は3に該当。
- TV版ではマクロスとの接触などにより影響を受け、なおかつボドルザーより「文化に汚染された」として消去対象となった為、離反することを決意。
- 劇場版ではリン・ミンメイの歌「愛・おぼえていますか」を聞き、文化に目覚め離反。
- カムジン03350
- TV版のみ。立場的にはブリタイと同じ2と3の状況ではあるが、マクロスとの共闘を拒否。戦争には加わらないつもりでいたが、戦争が始まりミンメイの歌を聴き影響を受け味方になる。
- 戦争終結後は、文化になじめず反乱を起こす。戦争終結後に関しては7が該当すると思われる。
- ランカ・リー
- 8と9に近い。ただ、アルトとシェリルに関しては17との複合といったところ。
- ブレラ・スターン
- ランカの実の兄だがグレイスの部下であるため6に該当。
- 実はランカの事情により離反を企てていたが、グレイスに洗脳され、アルト達と敵対する。後に洗脳から解放され、アルト達の味方となる。
他リアル系
- ドレイク・ルフト
- 13に該当。元はアの国の地方領主であったが、本来の主君を滅ぼし王座を簒奪した。
- ハッシャ・モッシャ
- 1・7・12の複合パターンだが裏切り理由は、全て「己の利潤と立場確保のため」で一貫している。
- リーリン一家で頭領だったリーリンを暗殺し逃亡→アムの誘いで反乱軍に参加するも、苦戦しているダバ達に愛想を尽かし、正規軍へ。
- ギャブレーがポセイダルに反旗を翻したときは一緒に裏切り、アントンを捕虜にした。裏切りイベントに事欠かない敵キャラ。
- セムージュ・シャト
- 物語当初から綱渡りじみた状況の人物であるが、ほぼ3にあたるか。自ら反乱軍を率いながら、あっさりとダバを旗頭として迎えたのはポセイダル側のフル・フラットの密命であった(つまりダバの邂逅以前から裏切りキャラである)が、物語後半には心底からダバの腹心となる。
- 最終的にはクワサン・オリビーのために事実上遁世したダバに代わる新指導者になっており、スパイ→寝返り→最大級の出世という、SRW参戦作品の寝返りキャラの中でも(特に年長男性では)稀に見るパターンの転身成功を果たした。
- フィアナ
- 3に該当。ただし、裏切りの根本的な原因となったのは「記憶のない状態でキリコを見たために、深層意識にキリコの存在が刷り込まれた」事なので、9の要素も含まれる。
- キリコ・キュービィー
- 8と5に該当。ワイズマンの継承者になると宣言し、フィアナをはじめとする仲間達を裏切ってでも彼の元に辿り着いたが、その目的は初めから己の運命を弄んだ神を破壊するためだった。
- ローダン
- 13に該当。元々の自分達の本来の目的よりアーストでの覇権を優先した結果、マーダルに反旗を翻したが返り討ちにされた。
- ドン・スラーゼン
- マーダル軍の正体を見極めるのもあり、軍門に下っていたのが白い谷に合流したので5に該当するか。
- ジルムセン・ランベル
- 4に該当。
- アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ、アルバトロ・ミル・ジュリア・アスカ
- 1に該当。地球人との混血児である二人はグラドスの地球侵略をそれぞれの方法で(ジュリアはクスコの聖女になってから)阻止すべく動いたため、反逆者として追われることに。
- ロアン・デミトリッヒ
- 5に該当。ただし、ル・カインに対しある種の敬意を抱くようになったため12に該当しうる側面もあった。
- マイヨ・プラート
- 2の代表格。下記ドルチェノフに陥れられ、不本意ながらドルチェノフ政権に落ちたギガノスから離反。マイヨの脱走に協力した若手将校や、合流して共に反ドルチェノフの戦力となったプラクティーズなど、マイヨの離反がきっかけで3に発展した者も多い。
- リー・スー・ミン
- 3に該当。所属部隊が瓦解しても惰性でドラグナー遊撃隊を追っていたが、その過程で、表向きは裏切者とされドルチェノフ政権に追われるマイヨに出会い、彼に惹かれて自らマイヨの指揮下に入ることに。
- ドルチェノフ
- 13に該当。「裏切り」というよりは、「野心を優先させた」という表現の方が適切だろうか。
- その結果としてギルトールが死亡し、マイヨ達の離反を招き、最終的にギガノス帝国が瓦解するまでに至らしめる。
- 『A』だとシャドウミラー等にそそのかされて行ったという側面もある。
- ケーン・ワカバ
- 8の代表格。上記ドルチェノフが原因で発生したもう一つの裏切りで、母親アオイ・ワカバを人質にとられやむなくギガノスに投降した。
- 無事に人質が解放された瞬間元鞘に戻り、最終的にマイヨと共にドルチェノフを討滅した。
- Dボゥイ
- 6に該当するが、本人はラダム化される前に救出され脱出したため、「裏切り者」呼ばわりは不当な言い分である。むしろ、ラダムテッカマン全員が9のケースに該当するというべきか。
- バルザック・アシモフ
- 序盤の立ち位置は10と11の複合に該当。スペースナイツと対立関係にある連合防衛軍のスパイとして暗躍する。
- 後に民間人として再登場した際には、3に近い動機でスペースナイツに協力。
- カナン・ギモス
- 2と3に該当。先にリクレイマーを離反した勇と接触する内に心境が揺れ、乗っていたグランチャーに拒絶される。それがリクレイマーへの裏切りとみなされ、仲間に攻撃された。
- イッシー・ハッター
- 『マーズ』で7に該当。MARZ上層部に抱いた不信感が限界を超え出奔。独力で戦線を荒らしまわり、プレイヤーとも敵対するが、最終的にダイモンとの戦いで苦戦するとプレイヤーの救援に現れてくれる。
- ギル、レドン
- 元はMARZと敵対していない組織の所属だが、報酬につられてダイモンに味方し、プレイヤーの敵として立ちはだかる。魅力なのは報酬だろうが、一応12か。
- ゲイナー・サンガ、サラ・コダマ、ヒューズ・ガウリ、シンシア・レーン
- 9に該当。オーバーデビルに心を凍らされてしまい操られる。
- コットウ・ヒン、コドール・サコミズ
- 両者共に13に該当。
- 扇要
- ゼロのやり方や自分達を駒のように扱っていたことに怒りを覚えて黒の騎士団のメンバー達を煽って追放同然にゼロを裏切ったので7に該当する。
- ただし、この裏切りは扇自身の私情も確実に含まれている。
- ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア
- ゼロの正体。上記の通り、扇たち黒の騎士団のメンバーに裏切られ追放された後、神聖ブリタニア帝国の皇帝シャルルを抹殺し、ギアスを使って帝国を乗っ取る形で皇帝の地位に就く。
- 原作では主人公だが、再世篇ではそのままプレイヤー部隊の敵になるので近いのは7と13か。原作再現が終わるとZEXISに復帰するのでさらに8に該当。
- ジェレミア・ゴットバルト
- 分かりやすいぐらい3が該当する例。恨みつらみの重なる宿敵だったはずのゼロの正体が敬愛するマリアンヌの遺児ルルーシュだと知り、しかも「母の仇を討つ」というルルーシュの決意を聞くと、「自分の主君はマリアンヌだった。ルルーシュがゼロであっても、彼女のために戦うルルーシュを主として忠義を尽くすべき」と工作員として所属していたギアス嚮団をあっさりと離反した。その後はそのまま黒の騎士団にも所属して転戦しているので、結果的にかつての古巣であるブリタニアにも反逆したことになる(7に該当)が、こちらに関して本人にそのつもりはなく、その後も皇族コーネリアの危機を救おうとしたりしている。またマリアンヌの本性を知ってからもルルーシュへの忠誠は揺るがず、ゼロレクイエムのために「悪逆皇帝」を演じる彼に引き続き従った点は12に該当する。
- アシュレイ・アシュラ
- 1および2に該当。
- ギュンター・プロイツェン
- 13に該当。野心により少年皇帝ルドルフの暗殺を謀り、そのまま己が皇帝の座に就かんとする。
- レイヴン
- 2に該当。記憶喪失の所をプロイツェンに利用されていたため6・9の変則パターンとも言える。
- 日野道生
- 1に該当。フェンリルで竜宮島を消滅させようとする人類軍のやり方に怒り、脱走した。
- カノン・メンフィス
- 3に該当。竜宮島もろともフェンリルで自爆しようとするが、一騎からの説得を受けアルヴィスに投降する。
- グェン・ビェン・ボー、ジョン・ハワード・ダニガン
- アマルガムに金で買収されての裏切り。12が近い。ただし魅力を感じたのは敵組織そのものよりも報酬であろう。
- アンドレイ・セルゲイビッチ・カリーニン
- 原作小説版で12に該当。『V』では11にも該当する。
- ナデシコクルー
- 8に該当。エステバリスのシステムをオモイカネに掌握され、パイロットたちの意志に反して連合軍に攻撃を加えてしまう。もっともオモイカネ自身には裏切ったという認識はなく単にかつて敵として認識していた相手をそのまま敵として扱っただけのため15という解釈もできる。スパロボで再現される場合プレイヤー部隊が連合軍のポジションになることが多い。
- アカツキ・ナガレ
- 自分の会社の利益の為だけで遺跡の処遇を巡って対立したものの、敵対組織に寝返ろうとする気は全く無かった為、無理矢理解釈するなら一応7、8の複合。また個人的な野心を優先させたという意味では極めて小規模ながらも自軍内だけで10をやろうとした節もあるほか、流れ的には17になる可能性も一応あったという例。ただしアカツキ本人は頑なに己の信念をぶつけてはいたものの、最初から自分が負ける事を見越していながら行動を起こしていた節も強く、自分の目標が果たせないと判断するや呆気なく矛を収め自軍に復帰した。
- ダイヤモンドローズ騎士団
- 部隊そのものがエンブリヲに恩義を感じた者で構成されているので12に該当。うちサリアとクリスが7と17に、エルシャが8にも該当する。特に前者二人は敵側へ下った経緯が経緯のためか盲信の域に達しており、アルゼナル側に対しすれ違いの果てに容易には修復不可能とまで言えるほどの溝を生むにまで至った。その後、3人ともエンブリヲの本性に気付くと元の鞘に戻るので、1にも該当する。また、アルゼナル第3中隊の隊員だったイルマとターニャはエンブリヲに切り捨てられて戦死してしまう。
- 獅子堂ナミ
- 公私ともに居場所を失っていたところをネルヴァル達につけこまれネルヴァリストへと出奔する。7と12に近い。
- 獅子堂神楽
- 9に該当。ネルヴァルに洗脳されネルヴァリストの教母・アレイダに仕立てられる。
- ヒナ・リャザン(弓原雛)
- 6を経て3。ビゾンとの一件を考えると17の敵バージョンとも言えるか。
- なお、ヒナ自身は一度洗脳を受けているが、離反前の出来事であるため9には該当しない。
- アンジェラ・バルザック
- 1および2に該当。『T』では3の要素も加わる。
- エルエルフ
- ハルトに体を乗っ取られた時の行動が裏切り行為とみられたので、2に該当。また本人の野心もあったので1も該当か。
- イスズ・イチノセとその一派
- 1の要素が主と思しい。かつては地球連邦軍に在籍したが、主義の違いや父親との確執が重なり脱退。
- メトゥスの民に属するが、指導者キャデラックの方針とその真の計画を危ぶみ離反、弟スバル・イチノセがいる戦艦ティラミスに仲間達及び機動兵器などと共に降る形で共闘態勢を築く。
- ちなみにメトゥスの民からの脱退時、レンタル艦と手違いで2人雇ったレンタル艦長達も一緒にティラミスに合流しているが、彼らも裏切りにあたるのかは不透明。
ダイナミック作品
- あしゅら男爵
- TV版ではDr.ヘルを裏切ること無かったものの、桜多吾作氏の漫画版『マジンガーZ』や小説『スーパーロボット大戦』などの外部作品では13に近い形で反逆を企てている。
- 『真マジンガー 衝撃! Z編』での裏切りは真意を考えるに14に近いか。
- ミネルバX (真マジンガーZERO)
- 漫画『真マジンガーZERO』の主要舞台となる次元ではDr.ヘル一派の一員として覚醒するが、繰り返してきた差異次元の記憶は明瞭で最初から一派を見下しており(実状的にはそれは過小評価だったが)、程なく甲児達に味方する。甲児達(マジンガーZ)の敵対勢力にあえて協力したケースはそれ以前の繰り返しの中にもあったと、自ら語っている。
- 僅かに6の要素もあるが、ほぼ5のパターンに該当。
- 宇門源蔵
- 桜多吾作氏の漫画版で17に該当。
- 円盤獣に同胞の脳髄が組み込まれた事実を知って戦えなくなったデュークの戦意を上げる為、催眠学習装置を彼の夢枕で流すという行為を敢行、結果デュークが地球から離れるという事態を招いてしまう。
- ズリル長官
- 桜多吾作氏の漫画版では13に該当。地球環境を保全したいという信念ゆえ、核戦争を誘発する作戦を実行したベガ大王と対立する事に。
- レディガンダル
- 1と13の複合。自己保身のため、デューク側へ寝返る際の証としてベガ大王暗殺を画策するも、別人格であるガンダル司令の意志に阻まれ失敗する。
- 早乙女博士(『世界最後の日』)
- 7であるかのように描写されていたが、真相は異なっていた(強いて言うなら8に近いか)。
- リュウ・ドルク
- 6に該当。幼い頃にドラゴ帝国に拉致され、女帝ザーラの許で邪神ドラゴの末裔として育てられていた。その後は、3のケースを経て剣達の味方になる。
- カムイ・ショウ
- 決定打になったのは7。ゲッターに選ばれた人類しか生き残れない未来を見せられたことが最大のきっかけ。アンドロメダ流国の最後の切り札と共にゲッター打倒の意思を託され、恐竜帝国内でクーデターを起こし、ゲッター線のもたらす未来に戦いを挑んだ。
- 元々恐竜帝国自体が、同盟を反故にする気満々で、カムイもそのために動かそうとしていたため、11と13の複合に近い立場でもある。
他スーパー系
- ギジェ・ザラル
- 度重なる失敗により組織にいられなくなり、やむなく飛び出してきたので1。また、大元に「イデの何たるかを知りたい」という真意を加味するなら10と12の味方版とも言えるほか、後にフォルモッサ・シェリルと恋仲になるなど3の要素もある。
- カララ・アジバ
- 不幸な成り行きで心ならずも敵味方に分かれてしまった15のパターン。ジョーダン・ベスと恋仲になり、子を宿して姉と対決するため3も含む。
- 風見博士
- エルダー側の技術に惹かれた側面が強いため、12に近い。ただ、自分こそが最高の科学者である事を立証する為という目的もあったり、トリニティシティとの面々との確執もかなりのものがあった為、7や10の側面もある。
- 『Z』では原作と異なり地球を完全に見限り、ガガーンに加担して全宇宙に自身の科学を知らしめようとするなど、原作以上に悪どい裏切りとなっている(しかも裏切り実行前に敵勢力に自軍のデータを横流しにする始末)。
- どちらにせよ、味方の中心人物の博士が演技ではなく本気で裏切るという事態は、ロボットアニメ史上異例の事態である事は間違いない。
- クロッペン
- 2、3、6の複合に近いか。自身がハーリン皇子のクローンである事が知られたことでドルメン大帝に切り捨てられてしまうが、「クローンもまた人間である」という剣人の考えに触れたことでザール星間帝国を離反し、剣人達を助けている。
- ロビー
- 経緯的に5に近いといえるか。
- 船長
- CIAから送り込まれたスパイ。11を経て3と4の複合。
- ガルデン
- 6に該当。邪竜族であるイドロに手駒として育てられていた。その後、3のケースを経てアデュー達の味方となる。
- シャピロ・キーツ
- 典型的な10のパターン。スパロボでも毎回裏切って様々な敵組織に加わる。
- タイダー
- 2を経て3に該当するが、一旦は敵側に戻っている。
- ベルゼブ、ファルゼブ
- 3に該当。タイダーに影響された面も少なからずある。
- ヤミノリウスIII世
- 1に該当。上司である魔王ゴクアークに用済みとして切り捨てられた後、三大魔王の目的が「地球の大魔界化」から「地球の破壊」に変わった事に反発。さらに亜衣子の気持ちを知った事で、遂に大魔界を裏切りガンバーチームに協力する。
- エンジン王
- 3に該当。ただ、元々機械神に反逆を企てていた為13の要素も含まれる。
- ダ・サイダー
- 6に該当。妖神ゴブーリキと戦うべき勇者の子孫が、ゴブーリキの分身であるドン・ハルマゲの手下として育てられていた。
- その後は3のケースを経てラムネス達の味方となる。
- レスカ
- 6に該当。上記のダ・サイダーとほぼ同じ境遇であり、後に彼と共に3のケースを経てラムネス達の味方となる。
- ブラックガイン
- 1を経た上での9。ホイ・コウ・ロウにガインのコピーとして造られたが、ガインの正義の心までコピーしていたことが原因となり、勇者特急隊の一員に。その後、ホイに超AIを制御されて再び舞人達の敵となった。
- 胡蝶
- 11を経由しての3に該当するが彼女の登場エピソード自体、同様のパターンを多用していた'70年代ロボットアニメへのオマージュ的性格が強い。
- ジェイデッカー
- 9に該当。宇宙隕石ガイゾナイトを植え付けられサタンジェイデッカーへと変貌。破壊の限りを尽くす。
- 『30』でもガイゾナイトは登場しないものの、洗脳されて敵対する。
- 碇ゲンドウ
- 17の代表例。元々息子との信頼関係を築けていたかは怪しいところではあるが、共に碇ユイの墓参りに行くなど一応は距離は縮まってはいたものの第13使徒バルディエル戦でダミープラグの使用を強行し鈴原トウジに取り返しのつかない傷を負わせた一件は両者に決定的な溝を生むことになってしまう。後述のカヲルの件でもシンジは父のことを引き合いに出していることからも彼にとってこの一件のショックと絶望は相当大きなものであったことが窺える。
- 渚カヲル
- 11に近い。碇シンジ曰く「裏切ったな!! 僕の気持ちを裏切ったな!! 父さんと同じに僕を裏切ったんだっ!!」。『第3次α』では一時的ではあるがシンジの元へ帰ってきた。
- 碇シンジ
- 新劇場版『Q』のみ17と7に該当。葛城ミサト率いるヴィレの面々から、ニア・サードインパクトを引き起こし人類を滅亡寸前に追い込んでしまった存在として危険視される。シンジは、ミサトやアスカの変わり果てた性格と14年間に何が起きたのか話そうとしない態度に失望。その後、AAAヴンダーを襲撃してきたMark.09に連れていかれる形でネルフに身を寄せる。
- ピッツァ(ソルダートJ)、ペンチノン(トモロ0117)
- 9を経てからの6に該当。機界昇華と戦う戦士がゾンダリアンにされたが、本来の姿を取り戻した。
- アルテア、スバル
- どちらも3のケースを経て機械帝国ガルファを離反するのは共通だが、ガルファ側に与していた経緯は大きく異なる。アルテアは9、スバルは6に該当。
- オーガン
- 1に該当。ただし「裏切り者」と言うよりは「脱走者」というべきであろうか。
- リーブ
- 3に該当。オーガンの居場所を探る過程で彼の裏切りの真相を知り、最終的にオーガンを守るためにイバリューダーを裏切る。
- シリウス・ド・アリシア
- 7に近い。人間が己の目的のために堕天翅族を殺すという醜悪な様を目の当たりにし、人類に失望してしまう。
- ベクターマーズを手土産に、頭翅の誘いに乗って堕天翅族側へと寝返ってしまい、天翅・詩翅と名乗る。
- しかし、それは頭翅の謀略であり、復讐のために踊らされていたのを知って、アポロ達の元へ帰った。
- ルウ・ルー
- 7と12に該当。復讐を果たせない苛立ちの中、偶然出会った剣の強さに魅入られダンナーベースを出奔する。
- 森次玲二
- 原作漫画版では5、アニメ版では11に該当。後者で加藤機関がまるごと味方になる際には勿論味方に復帰する。
- 加藤久嵩
- アニメ版でのみ5に該当。元々セントラルに対抗できるように地球側の戦力を鍛え上げるのが目的だった。
- ユリアンヌ・フェイスフル
- 原作漫画版でのみ5に該当。元々JUDA特務室の一員でキリヤマ重工とも通じていた。
- 沢渡拓郎
- 原作漫画版でのみ4、14、15に該当。ラインバレル・アマガツとの戦闘に巻き込まれてJUDAの捕虜になったが石神からロストバレルの情報とそのファクターになることと引き換えに送り返される。
- その後、加藤機関を裏切って瀕死の重傷を負いながらもロストバレルのファクターになった後逃亡し、別の組織(デミトリーの生前に彼から教えて貰った)の厄介になっている。
- 石神邦生
- 原作漫画版でのみ1と3に近い。ジュダから与えられた情報で加藤を絶望から救い出し、真に人類の存続のために立ち上がらせる事を成すために加藤機関を裏切る。
- 大場真来梓
- 3に該当。「お爺ちゃん」に「人間達をたくさん視てどうしたら救えるのかを考えなさい」と言われて、人間を観察していたがヒトマキナの侵攻を見た結果「正義の味方」として人類を守るためにヒトマキナと敵対。
- その後加藤機関と接触した際に通信してきた森次に一目惚れして加入した。
- ドクター・ウェスト、エルザ
- 1と2に該当。アウグストゥスらと対立したことでウェストが負傷し、エルザ共々覇道財閥の下へと逃れる。以降は完全に覇道側へと寝返り、大十字九郎らと手を組むことに。
- なお、エルザに関してはそれ以前から彼女自身が九郎を慕っていたこともあり、恐らくは3も該当する。
- アウグストゥス、ウェスパシアヌス
- 両者13に該当。謀反を企て、他のアンチクロス(ティベリウス、カリグラ、クラウディウス、ティトゥス)と共にマスターテリオンを抹殺する。ウェストの離反も殆どはこれが原因。
- マスターテリオンを裏切った後も両者互いに出し抜き合う関係にあり、ルートや媒体で結末は異なる。原作ではウェスパシアヌスがアウグストゥスをも裏切り葬る。アニメ版ではアウグストゥスが逆にウェスパシアヌスを返り討ちにするも、最終的にネロの手により抹殺されてしまう。
- ウィリアム・デイヴィス、ニコラス・デ・カルロ
- 典型的な9のパターンだが、ウィルの場合はジョーイへの嫉妬と対抗心が引鉄となっているため、10も含まれる。
- ジン・ムソウ
- 11を経た上での3。当初はレア・イグラーの捜索とアクエリオンの奪取のために聖天使学園に潜入していたが、そこで出会ったユノハとの出会いと交流によりアルテア軍からの離反を決意する。だが……
- MIX
- イヴの呪いによって男性化した後に記憶操作を受けたためケースとしては9に該当。
- 最終的にアンディの呼び掛けによってMIXとしての記憶を取り戻し、男性化した身体も少しずつ元に戻っていった(『第3次Z時獄篇』ではシェリルとランカの歌の力によってかなり早く元の姿に戻れている)。
- 西島
- 敵側へ寝返りはしないが7と10に該当。21世紀警備保障の社長であった大河内伝次郎を蹴落とし社長となったため13の要素も含まれる。
- しかし社長となった後は失敗が続き、大河内と対立していた他の役員たちから揃って掌を返され大河内が復帰、自身は駐車係にまで降格されるという転落を辿った。作品が作品なだけに一番リアルな裏切りイベントと言えるだろう。
- ロージェノム
- アニメ本編前は螺旋族の戦士であったが、スパイラルネメシスの現実を知るにあたり反螺旋族へ寝返り、シモンらグレン団との激闘を繰り広げることとなった。「人類をスパイラルネメシスから守る」という理由(建前?)から推測するに、基本的には8であると思われるが、好戦的な性格を考えると10や12も少なからず含まれていると考えられる。
- その後、(アニメの第2部になってから)大グレン団に与することとなり、再び、元と形は違えどアンチスパイラルと相対することとなる。こちらは3が大半で、残りが5が該当する。ただ、5に関して「敵を欺くためだった」という部分は該当しないだろう。
- 大神一郎
- 9に該当。厳密には洗脳ではなく悪霊に体を乗っ取られた形であり、それに伴い顔と声色が変化した。
- 真宮寺さくら
- 9に該当。洗脳されたのはTV版のみだが、この時には洗脳の効果故か大神の胸ぐらを掴んで投げ飛ばすという普段では考えられないような力を発揮している。
- ソレッタ・織姫、レニ・ミルヒシュトラーセ
- 9に該当。素性が不明な1名を除き、欧州星組のメンバーは何らかの形で味方に刃を向けている。
- アルバート・W・ワイリー
- 11に近い例だが、首謀者本人が裏切る。改心したと偽ってロックマン達の味方側に居たが、後に本性を現し世界征服に乗り出すという展開になる作品がある。ワイリー自身も展開によってはよく裏切られる。
- ブルース
- 1に該当。ワイリーに救われたことから、初期は曲がりなりにもワイリーの協力者になっていたが、『ロックマン4』にて遂にワイリーの悪事を看過しきれず完全に敵対する。
- フォルテ
- 『ロックマン7』では11に該当し、ロックマンの味方側を装って研究所に潜入し、設計図を強奪した。
- その後のシリーズではやはりワイリーのやり方に反目し、1と13の中間のような立場でワイリーの悪事を止めるために敵対する展開もあるが、本人もワイリーへの情は残っており、敵対しても一時的になる。
- 相葉昴治
- やむない事情であったとは言え深紅のディカスティア戦でのブリッジ不在を責められ、親友である尾瀬イクミの信頼を完全に失う。17に該当。
- 直後に起きた和泉こずえの暴行事件も重なったことで両者の亀裂は修復の機会を失い、結果としてストーリー後半のイクミの暴走の遠因ともなっている。
- キラリ博士
- 11に該当。原作では主役格の人物が実は諸悪の根源であり、タイトルを飾ったロボがラスボスになるという前代未聞の展開を見せる。ある意味、ロボットメインではない作品の劇中劇だったからこそ実現したケースと言えるだろう。
- 萩原雪歩
- 11に該当。如月千早に心酔しており、その手助けとなるようモンデンキントにスパイとして潜り込んだ。
- 渡部クラマ
- 8と11に該当。姿を変えられた村人を元に戻すため、止むを得ずスパイとして活動していた。しかし、ワタル達にその心を救われ、3に移行する形で味方になる。
- ブルーン
- 1、2を経ての3に該当。トジテンドの構成員であったが組織内では冷遇される身であった上に、機密を知ってしまった事で処分対象となり脱走。逃走先の地球でその文化に触れて感動し、加えて五色田介人の心意気に感銘を受け、トジテンドと決別しゼンカイジャーのメンバーに加わる。
その他
- 紫乃宮まゐ
- 8の変則例。別件で馬神弾らと別行動をとっていた際、弾が世界の為犠牲になる未来の証拠を発見したため、死なせたくないがために彼を引き留めるべく敵対する。しかし、どれだけ手を尽くしても弾を止められず、最終的に彼の想いを受け入れる形で折れ、再び同行する。
バンプレストオリジナル
- ギリアム・イェーガー
- 一応は7に当たる。が、彼の場合元々善人過ぎたので裏切ってもかつての仲間に手心を加えてしまい、身の破滅を呼ぶので8も当てはまる。
- スパロボでも裏切らないか心配されるが、『ヒーロー戦記』後ということもあって、裏切らない事がほぼ確定している。
- シュウ・シラカワ
- 契約を結んだヴォルクルスの本能と、彼自身に独自の目的があったため、スパイと呼べるのか怪しいが、9と11の複合だろうか。
- 復活後、13をやらかしてルオゾールとヴォルクルスを打倒。以後は2の状態になっている。
- サフィーネ・ゼオラ・ヴォルクルス
- 9に該当。ただし、回避可能。回避した場合は3に該当する。
- ハンス・ヴィーパー
- 7と12に該当。旧態依然とした連邦軍ではエアロゲイターに勝てないと判断し、保身のためにDCと内通していた。
- イングラム・プリスケン
- 彼もまた背後要因が複雑なため11と9の複合あたりか。『スーパーヒーロー作戦』のファンには衝撃を与えた。
- ヴィレッタ・バディム
- αシリーズでは5、OGシリーズでは二重スパイであったため5と11の複合。
- アクセル・アルマー / ラミア・ラヴレス
- 1と3と11の複合といったところ。
- エクセレン・ブロウニング
- 9に該当。エクセレン=洗脳なイメージは強い。
- フェイルロード・グラン・ビルセイア
- 10に該当。…というよりは、彼が指揮する軍全てが敵に回るので裏切りキャラというには規模がでかすぎるが。
- 味方側が2の状況に追い込まれるといった方がいいか。
- シモーヌ・キュリアン
- 12に該当。レコアと似たようなパターンだが、味方に失望していたわけではないので説得もしくは選択次第で味方に戻ってくる。
- ジノ・バレンシア
- 1に該当。師匠シュメルを拉致(最終的には殺害)したゼツを擁するバゴニア連邦共和国を裏切る。その後はルートによって仲間に加わるかどうかが変わる。
- ロドニー・ジェスハ
- 2に該当。ラセツが起こしたクーデターによりシュテドニアス連合を追われる。
- エリス・ラディウス
- 「悲しみのエリス」を通るルートでは2と9の複合、「復讐のエリス」を通るルートでは7に近いだろう。
- ファング・ザン・ビシアス
- 7に該当。マサキがフェイルを殺した事を知り、バゴニアに寝返るが、マサキも魔装機神操者の宿命に従ってやむを得ずフェイルを殺した事を知って、和解する。
- リュウセイ・ダテ、ライディース・F・ブランシュタイン
- 『α外伝』にて、ティターンズによってアヤ、レビが拘束されているため8に該当。コウ、キース、モンシアと共に脱走したスカル小隊と戦うが、敵対するのは数ターンのみ。
- リョウト・ヒカワ
- 一応4に該当。
- アラド・バランガ
- 『第2次α』、『OG2』共に4に該当。『ジ・インスペクター』では1の要素も強い。
- ゼオラ・シュバイツァー
- 『第2次α』は2と3の複合といった感じで、『OG2』は9に該当。
- リー・リンジュン
- 7と12の複合といったところ。ハガネ・ヒリュウ隊の面々とは色々と反りが合わず、連邦軍上層部にも不信感があった上、過去のトラウマの影響もあってかシャドウミラーの思想に感じ入り、裏切る事に。
- グラキエース、ウェントス
- 3に該当。メリオルエッセではなく、人としてジョッシュやリムと共に生きる道を選ぶ。
- フェリオ・ラドクリフ
- ペルフェクティオにされるため9に該当。
- セレーナ・レシタール
- バンプレストオリジナルの主人公としては稀有な、3度に渡る裏切りをした主人公。
- 最初はαナンバーズからザフトへ、2度目はザフトからαナンバーズへ。3度目はαナンバーズからゼ・バルマリィ帝国へと裏切り、更には後に脱出している。1度目と2度目は7に、3度目は8に該当する。
- 1度目と2度目の裏切りは、己の目的の為である。3度目の裏切りは、スペクトラとの戦いで追い詰められ、生きる為に止むを得ずであった。彼女はスレイの駆るベガリオンを撃墜し、ゼ・バルマリィ帝国に下った(素振りをして欺いた)。この時、重要な機関を避けて派手な爆発をさせるという卓越した技量で、スレイとベガリオンに対する配慮を見せているが、この件によりαナンバーズ内での信頼を完全に失う。
- 最後の件は目的は違えど同様の事を『第2次Z再世篇』でキリコが(上記の原作再現で)やっており、それによりZEXISからの信頼を一時的に失っているのだが、キリコは直後にワイズマンに反旗を翻し、事情を察したZEXISは即座にキリコの行動を支持している。ここまで味方側の対応に差が出てくるのは互いの日頃の行動の違いのためだろうか。
- アリエイル・オーグ
- 『第2次OG』では1や2に該当。
- イーグレット・イング
- 背後要因が複雑だが、ユーゼス・ゴッツォルートでは表向的には2、実際には9と11の複合(だが未遂)あたりか。
- 余談だが、「ユーゼスの全人格と記憶をインプットされ、最終話にはその人格に乗っ取られラスボスとなる」(8のケース)という初期案が存在している。
- フィリス・ジャラヴ
- 巨人族に教化されたので9のケースに近い。
- ガエン
- シュウにヴォルクルスの真実を見せられたことでヴォルクルス教団から脱退、アンティラス隊に投降する。ケースとしては1と4に該当するだろう。
- グ=ランドン・ゴーツ
- 『OGMD』では13に該当が、上記のドルチェノフと同様に「裏切り」というよりは「野心を優先させた」という表現の方が適切だろうか。
- その結果としてエ=セルダ、アル=ヴァンの離反、そして主君の(捕虜という体として)出奔を招き、最終的に自身の滅亡に至らしめる。
- アル=ヴァン・ランクス
- 『J』では1及び2に該当。
- 『OGMD』では『J』と同様フューリーから脱走し、プレイヤー部隊(鋼龍戦隊)と共闘するも、鋼龍戦隊との協力時点で主君も鋼龍戦隊側に合流している為、「裏切り」というよりは「主君の元へ帰ってきた」という表現の方が適切だろうか。
- ホリス・ホライアン
- 11と3の複合といったところ。そもそも裏切るべき組織が開始時点で既に消滅しており、あくまでも意外な過去という扱いである。
- アリア・アドヴァンス
- 決定的な理由としては2に該当するが、3の要素も含まれる。
- クリティック
- 13に該当。ルートによって成功するか失敗するかは異なる。
- ツィーネ・エスピオ
- 3と4の複合あたりか。
- レーベン・ゲネラール
- 11に該当。元々ZEUTHを陥れる為の工作員だった。ランドは薄々勘付いていた。
- シャーリィ・ルノイエ
- 1及び9に該当。物語冒頭時点でエルンスト機関を離脱。その後、イドロに洗脳されて手駒にされる。
- 稲葉天音
- 近いのは9か。ラルヴァの依代にされ、アマネとなって敵対することに。
- マルグリット・ピステール
- 『第2次Z破界篇』では1と3に該当。『第2次Z再世篇』では8→1、2、3、5の複合と言ったところ。
- エスター・エルハス
- パレス・インサラウムから発射された人造リヴァイブ・セルを受け次元獣化してしまいインサラウムの戦力として運用されてしまうことに。近いのは9のケースだろうか。
- アニエス・ベルジュ
- 連邦軍を味方、UXを敵と捉えると7と12のケースに、UXを味方、連邦軍を敵と捉えると1、3、4のケースに該当。15と17のケースにも該当していると言えなくはない。
- ヴァサージ
- 賢者との接触により知的生命体との共存を望んだミューカスの変異種。3に近い。
- オリオン / サルディアス・アクス
- 11に該当。
- クラヴィア・アーゴ
- 9に該当。バルビエルによって仮初めのリアクターに仕立てられた。
- 西条涼音(アムブリエル)
- 9と10の複合パターン。涼音が9、アムブリエルが10にそれぞれ相当。
- アドヴェント
- Z-BLUEに対しては7と11の複合、他の御使いに対しては13のケースに該当するといえる。
- 楽しみのテンプティ
- スパイとは言えない立場ではあるが、11のケースに該当するといえる。
- 柏葉真紀
- 11のケースに該当。劇中の描写を見ると9にも該当する可能性もある。
- ブルーヴィクター
- 6に該当。
- クン・インユェ
- 11に該当。オルブロとしての目的のため、自らの死も装いスプリッターによる火星遺跡襲撃を仕組んだ。
- シャッテ・ジュードヴェステン
- 9に該当するが、オルブロ側に出自を持つため6の逆パターンでもある。また、ゲーム中の会話から17も含まれる可能性もある。
- ワクカガ
- オルブロの敵対者として当初H.I.A.W.Dに協力するも、ヴァンレイズの覚醒とオルブロの壊滅を見届けるとH.I.A.W.Dと袂を分かち、次の矛先に定める。その際の台詞から元々敵対することを見据えていた節もあるため11の変則パターンと言えるか。
- 叢雲総司、如月千歳
- 双方ともサブ主人公時は8→1に該当。アールフォルツに騙され地球艦隊・天駆のイスカンダル行きを妨害するが、真実が明らかになってからは地球艦隊・天駆に合流している。
- ネバンリンナ
- 13に該当。地球人とは比べ物にならない程の旧ガーディム人の傲慢さに失望し彼らを皆殺しにしている。
- イオリ・アイオライト、アマリ・アクアマリン
- 両名とも主人公時は1、ライバル時は9に該当(イオリの場合は3にも該当か)。
- ホープス
- 1に該当し、イオリルート、困難ルートでは8に該当か。
- セルリック・オブシディアン
- 13に該当。導師キールディンを殺害し魔従教団の実権を握った。
- ダイマ・ゴードウィン
- 一応10に該当。しかし本人には裏切ったつもりは全くなく、むしろ自身の行動こそが正義であると信じ切っていた。どちらかといえばT3側が16に該当すると言った方が適切と思われがちだが、この時点でダイマの立場は無職なので実は該当しない。
- エイム・プレズバンド
- 11と12に該当。本人としてはUNDの傘下に入る事が地球人類のためになると信じていた。その後、困難ルートでは再びダイマと組むので14にも該当。
- ルーディー・ピーシーザルト
- 1と2と3に該当。順序としては3→1→2となる。
- シゲイル・セイゴ
- 7、10、12に該当する。
SRW独自の裏切り
- 早乙女ミチル
- 8に該当。『第2次(第2次G)』にてDCのジェリドらに町の人を人質にされ、ゲッターQに乗ってホワイトベース隊と敵対。
- ジュドー・アーシタ、シーブック・アノー
- 8に該当。『EX』にてリィナを人質にされた故に甲児達と戦う。
- クワトロ・バジーナ / シャア・アズナブル、エマ・シーン
- 『α外伝』にてアムロやブライト達をティターンズによって拘束されている故にカミーユ達と戦う8の展開。
- 特にクワトロはこの事が『第2次α』における裏切りの遠因となる。
- シャアとしては『第3次Z時獄篇』にてある独自の目的のために敢えて自軍部隊と敵対し、その後最終的にネオ・ジオンを離脱しZ-BLUEに合流しているのでケースとしてはそれぞれ8と5に近いか(もっともネオ・ジオンを欺いていたわけでもないしZ-BLUEから送り込まれたというわけでもないが)。
- コウ・ウラキ、チャック・キース、ベルナルド・モンシア
- 『α外伝』にて、ティターンズによってバニング、アヤ、レビが拘束されているため8に該当。
- リュウセイ、ライと共に脱走したスカル小隊と戦うが、敵対するのは数ターンのみ。
- アナベル・ガトー
- 登場すれば説得可能なキャラクターの代表格でもあるが、『IMPACT』『64』の2作では原作準拠の戦死を回避して生存するが故に、敵→味方→敵と立場を変える。「スパロボならでは」の変転というレアケースである。
- ギュネイ・ガス
- 『第3次Z天獄篇』にて。シャアが去りし後もネオ・ジオンに残留していたが、『第3次Z時獄篇』で一時的に共闘していたこともあり仲間たちからの説得に感化される形でネオ・ジオンを離脱するため、3に該当する。シャアやクェスが味方側にいるという影響も強い。
- トッド・ギネス
- SRWでは基本的は3に該当するが、『X』では魔獣エンデの干渉による影響があるため9が適応され、『T』では1に該当される珍しいケースになっている。
- 剣鉄也
- 9に該当。『α外伝』の未来世界にてガレリィ長官の協力により強化された戦闘獣ダンテの妖力によって操られる。
- 現代から募っていた甲児への嫉妬心に付け込まれた結果だが最終的には克服したため、後の『第2次α』で受けた同じコンセプトの洗脳作戦は、見事に跳ね除けた。
- 剣鉄也 (真マジンガー)
- 8と17に該当。『V』にて魔神の誕生を阻止するために敵対する。
- 兜甲児 (真マジンガー)
- 『V』にてマジンガーZEROに取り込まれる形で敵対。甲児自身は意識を失っているわけではなく寧ろ必至に抵抗しているため8に該当か。
- ゼクス・マーキス
- αシリーズでは『α外伝』で味方であったが、『第2次α』では一時期シャアに味方する。本心を土壇場まで明かさなかった上に内通相手も明確でなかったものの、タイプ的には5に該当か。
- トロワ・バートン
- 『第3次α』では連邦軍に失望した故にザフトに序盤味方するという展開で7に該当し、その後1の考えに至り復帰する。
- 『L』ではブルーコスモスに潜入するという展開で5に該当する。
- 張五飛
- 『第3次α』では上記のトロワと同じくザフトに序盤味方しており、加えて『L』では加藤久嵩と共同歩調を取る。
- また『64』では9に該当。ズール皇帝に洗脳され、「ズール皇帝が正義だ!」という前代未聞の迷言を発した。
- トレーズ・クシュリナーダ
- 『α』では共闘していたはずのジュピトリアン最高幹部のフォンセ・カガチを突如裏切り乗艦を撃沈、死に至らしめている。スパロボならではのクロスオーバー、「作品ボス(黒幕)が他作品キャラに討たれてしまうパターン」の1つ。
- 該当パターンは上記に無いが、強いて選ぶなら信念的な謀略という面で13寄りか。
- 剛健一、竜崎一矢
- 8に該当。『第3次α』終盤のボアザンルートで平和解放機構の面々を人質に取られ、女帝ジャネラの配下としてコン・バトラーVとの決闘を強要される。
- ギルドローム将軍による精神制御を受けたキャラクター
- 『第3次α』のムゲ・ゾルバドス帝国との決戦シナリオにおいて、ギルドロームの精神操作によって味方の小隊複数が敵側ユニットになってしまうイベントがある。パターン自体は典型的な9なのだが、誰が敵になるかは完全にランダムという特殊かつ厄介な例。
- ギル・バーグ
- 近いのは14。『K』では協力関係であったイディクスの幹部であるイスペイルとヴェリニーを過去の因縁(物語開始前に旗揚げした新生バンカーをイディクスに壊滅されたこと)で間接的に死に追いやった。
- ジェイソン・ベック
- 1に該当。『Z』のifルート限定であるが、雇い主であるアレックス達の上から目線な態度に嫌気がさして、彼らと敵対した。
- グーラ・キング・Jr.
- 3に該当。『第3次Z時獄篇』の運命抵抗ルートにおいて正太郎の説得を受けた後、宇宙魔王の下を離れて行方を晦ますが、『第3次Z天獄篇』にてZ-BLUEへ合流し味方となる。
- シン・アスカ、ルナマリア・ホーク
- 『Z』のifルートにてデュランダル議長からザフトへの帰還命令がミネルバに出されるが、シンとルナマリアはザフトには戻らず、これまで一緒に戦ってきたZEUTHで戦うことを選んだ。ケースとしては3に該当するだろう。
- 『L』ではデスティニープランに対し異を唱えてザフトと敵対するので、ケースとしては1に近い。
- 『第2次Z』では『破界篇』のEDにてOZの所属となるが、『再世篇』の序盤にてOZのやり方に不信感を抱き、トレーズからガンダムを返還されOZを脱走した後ソレスタルビーイングに合流するのでこちらも1に該当するだろう。
- タリア・グラディス
- 『L』にてデュランダル議長の強行的なやり方に反発し、ザフトと敵対する。ケースとしては1に該当。
- レイ・ザ・バレル
- 『L』においてデスティニープランに対しての是非を巡ってLOTUSメンバーと対立し、抗戦することに。ケースとしては7に該当するが、条件次第でLOTUSに復帰する。
- ゴールド3兄弟
- 9に該当。『NEO』の本編開始以前にエルンスト機関に拉致され、そこでDG細胞に感染させられた。
- ルノイエ兄妹がエルンスト機関を離脱する一因になっている。
- カミーユ・ビダン、ファ・ユイリィ
- 『第2次Z破界篇』のEDにてOZの所属となるが、シン達と同様、OZのやり方に疑問を抱く。そして、トレーズから愛機を返還された後にOZを脱走してソレスタルビーイングに合流するので1に該当。
- 枢木スザク
- 『第2次Z再世篇』黒の騎士団ルートでは一時ZEXISの捕虜になった後に仲間入りするので、3と4の複合に該当。
- イルボラ・サロ
- 原作では7だが、『UX』では5と8の複合に該当。
- ザ・ブーム軍を打倒するには忍者伝説の真実に迫る必要があり、そのためには敢えてザ・ブームに与するしかなかったと終盤でロミナ姫に打ち明けている。
- ズワウス(ネオブラックドラゴン)
- 『BX』では自身の復活のためにブライティクスの協力者として振る舞うので、11に該当。
- 闇の皇帝ジークジオンとの戦いでの共闘には6、10、13の要素も含まれる。
- 新見薫
- 『V』では当初、イズモ計画遂行のために行動していたが、宇宙世紀世界での戦いを経て「人類に逃げ場がないのなら、戦うしかない」と結論付け、イズモ計画から離脱する。ケースとしては3と11の複合に該当するか。
- 尾瀬イクミ
- 『X-Ω』のイベント「信じる心」にて、和泉こずえを助けるためとはいえ、こずえだけを連れて、リヴァイアスから逃亡したことが語られた。17に該当。
- ファイナ・S・篠崎
- 『X-Ω』のイベント「信じる心」にてマーダルの思想に心酔し、リヴァイアスを見限り、マーダル軍へと身を寄せる。7と12に該当。