西条涼音

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西条涼音
読み さいじょう すずね
登場作品

バンプレストオリジナル

声優 柚木涼香
デザイン 大籠之仁
初登場SRW 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
SRWでの分類 パイロット
サブパイロット
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プロフィール
種族 地球人(日本人)
性別
年齢 21歳
職業 教育実習生
所属 陣代高校Z-BLUEサイデリアルジェミニス」(アムブリエル時) → Z-BLUE
役職 2年4組副担任
ボランティア部顧問
趣味 オカルトサイト巡り
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西条涼音は『第3次スーパーロボット大戦Z』のヒロイン

概要[編集]

ヒビキ・カミシロの通う高校の教育実習生。担当科目は現代国語。校内には「サイジョウ」姓の教師がもうひとりいることから、「スズネ先生」と呼ばれており、自身もそう呼ぶよう生徒達に勧めている。

研究学園都市で試験的に導入されている特別教育実習生であり、大学生ながら一年間の学校赴任が認められている。 世話好きで人当たりがよく、加えて美人ということもあって一部の男子生徒から絶大な人気を誇る。

涼音[編集]

真面目で責任感が強く、学園都市で勃発した戦闘に巻き込まれた事からヒビキと共にジェニオンに搭乗する事になった。基本的には火器管制と索敵、TS-DEMONの制御を担当するが、操縦技術も(素人よりマシというレベルだが)一応はあるようで、『時獄篇』ボーナスシナリオ「スズネ出撃」では一人でジェニオンを動かしている。ボランティア部の立ち上げの際は顧問に就任し、彼と彼の学友達が戦闘に参加している事を学校側に隠す等、彼らをサポートするようになる。

ヒビキと同じくオカルトの趣味があり、彼が「ナイト」のハンドルネームでアングラサイトに書き込みをしていることも知っているが、ヒビキからは口止めをされている。オカルトフォーラムは時獄篇では第3話のエンドデモにしか出てこないが、その中に彼女の書き込みがあるかは不明。ちなみに20歳過ぎのためか、たまに酒を飲んでいるらしいシーンがある。若干耳年増な部分があり、ちょっとした言い回しをあさっての方向に想像しては、傍から見ると唐突にダメ出しを喰らわせる、という言動が時々見られる。

普段は穏やかな性格であるが、突如として冷徹かつ物事を達観したかのような別人格が現れる。こうなると常に歪んだ笑みを浮かべ言葉遣いも粗暴なものへと変貌、性格そのものも攻撃的となり、ミサトスメラギマオの酒盛りに乱入して騒ぐなど普段のスズネから想像も付かないような行動にも及んでいる。

元は異世界からの転移者であり、同郷の人間もいないため正確な素性は実は不明。また、勉強に明け暮れていたため恋愛経験がほとんど無く、気になる人もいない事を気にしている。また、元の世界に関する記憶はほとんど残っておらず、わずかに次元獣に襲撃された街のことを覚えているのみ。さらに名前についても「サイジョウスズネ」という読み方しか覚えておらず、現在の名前は当て字。

アムブリエル[編集]

スズネの精神の底に存在していたもう一つの人格で、当初「裏スズネ」と呼ばれていた。スズネとは逆に冷静かつ自我の強い性格で、粗暴で露悪的な物言いが目立つ。自由に固執し、何者にも従わない気まぐれな人物。なお、人格変貌のスイッチはメガネの有無。パイロットスーツの露出度が高かったのはこの人格の影響。

時獄戦役時からスズネの心の間隙をつく形で何度か現れていたが、天獄戦争中盤、バルビエルの「怨嗟の魔蠍」によって主導権を奪取、Z-BLUEを離反する。目的は、その力を最大限に発揮するため、ヒビキの乗るジェニオンと「いがみ合う双子」を奪い取る(本人の認識では「奪還する」)こと。なお「アムブリエル」とは「いがみ合う双子」のリアクターに与えられる洗礼名「アムブリエル・ジ・オーバーライザー」から自ら引用した、元のスズネと区別するための仮の呼称で、人間としての名は変わらず「西条涼音」。

その正体は、無数に存在するジ・エーデル・ベルナルのうちの一人。その性格ゆえにジエーの召集を無視し、スズネの深層心理で眠り続けていた。経緯は不明ながらその後、彼らの集合体たるAGから「いがみ合う双子」の奪取計画を聞かされていたが、転送されて来た黒の英知にヒビキが接触してしまったことで目覚める機会を失い、その後も眠り続けていた。

離反後は修復されたジェミニアを駆り、スフィアを狙ってヒビキと何度も激突。インダストリアル7での戦いで敗北した後はコロニーレーザーに巻き込まれる形でZ-BLUEと道連れになろうとしたが、スズネ救出を目指すヒビキに強引に救助され、「どっちが本物かはお前達が決めることで、俺は両方とも助ける」と豪語した彼を前に、自身の存在を確認されたことで完敗を認めてスズネと人格を統合。しかし、その直後に現れたアドヴェントの奇襲により乗機ジェミニアを撃墜され、そのまま死亡してしまう。

しかし、この時居合わせた12人のスフィア・リアクターがその事実を否定したことで(Z-BLUEの4人は「スズネの死」を、サイデリアルの4人とアサキムは「アドヴェントの行動」を否定し、結果「アドヴェントによるスズネの殺害」という事象の否定で意志が一致した)「いがみ合う双子」が12のスフィアの力を一瞬だけ統合して太極の力を行使、ヒビキとジェニオンをアドヴェントが奇襲を仕掛ける直前の時間軸まで遡行。アドヴェントの攻撃をジェニオンが防御したことで「撃墜されて死亡した」という事実がなくなり、無事に救う事に成功した。

尚、スフィアの力による時間遡行を把握していたのは、ヒビキとアドヴェント、AG、ヴィルダーク、アサキムのみで他の全員はこの事実を認識出来ていなかった(正確には、「時間を巻き戻した」ことはヒビキのみが知覚し、アドヴェントやヴィルダークは恐らく「反応できないはずの攻撃に割り込んできた」ことで察したと思われる)。一応、尸空も違和感という形で疑念を抱いていたが。ヒビキはこのスフィアによる力を「神の力」と評し、一度起きた事象すらも「なかったこと」に出来るその脅威を恐れ、他のメンバーには一切の事実を伏せている。そして、最後まで明かされる事は無かった。

自由を尊び表に出て生きようとするその姿勢は、自分の存在を誰かに認めて欲しいという心理の裏返しでもあり、最終的に主導権を手放してスズネの一部になったのは、Z-BLUE各員がスズネの奪還にのみ目を向けていた(事実上無視されていた)の中、最終戦でヒビキが自分を「西条涼音」ではなく「アムブリエル」という個人として認めてくれたからである。

オリジナルで言うと、その関係性はマサキとウェンディ&テューディに通じるものがある。

統合後[編集]

スズネをベースにアムブリエルの自由奔放な人格が融合する形となっており、さらに短距離のテレポート能力を会得している。この状態は、希望と絶望の狭間を超越する境地に至り、サード・ステージに覚醒したヒビキと同様「相反する要素を両立させ、さらに自らの意志で超越した」状態であり、リアクターではないものの「いがみ合う双子」の力を引き出すことが出来る。

性格はスズネのものを踏襲しつつも自分の感情を偽らないものとなっており、ヒビキへの好意を隠さなくなっている(が、肝心のヒビキがスフィアの恐ろしさや戦いの大きさに立ち向かうことで一杯一杯であるため、大して進展はしていない)。たまに、教師と生徒なら完全にアウトな行為を望んでいるようなセリフを口走るが、流石に遠回しな言い方(例「眼鏡を外してほしい」)をしているせいか朴念仁のヒビキには全く伝わらない。ここまで積極的になった理由の一つには、アムブリエルの方も自分の存在を認めたヒビキに対してある種の好意的な感情を持っていたことが示唆されている。

ちなみに統合前のスズネが持っていた明後日の方向への受け取り方は健在だが、ダメ出しではなく盛大に照れるようになった。操縦技能については不明だが、アムブリエルと統合された影響かそれなりには上がっているらしい。

超時空修復後はゲートトラベラーになったヒビキについてソーラリアンのオペレーターに着任、共に超次元世界開拓の旅に出かけて行った。なお、元の世界やそれ以前の経歴については最後まで不明のままである。

人格[編集]

最終的にはスズネの人格に落ち着いた両者であるが、『天獄篇』で明かされた情報を加味して考えると、アムブリエルの方がもともとの人格だった可能性が非常に高い。

ルゥ・リルリカナリア・ベルシュタインは、スズネの二重人格を「解離性同一障害」というれっきとした精神疾患であると断じていた。この疾患は、精神的に大きなショックやダメージを受けた者が、それから逃避するために仮の人格を造り上げてその裏に逃げ込むことで発症するが、重症になると仮の人格が明確な自我を持ち、別人として独立することがある。スズネの場合がこれである。

しかし、そうなると発生する謎が、「スズネは何をトリガーに解離性同一障害を発症したのか」という部分である。これについては、アムブリエルの正体がジ・エーデル・ベルナルの同一存在であることが大いに手がかりとなる。

ジエーを始めとするジ・エーデルの多くは、黒の英知に触れたことにより絶望の未来を知り、それに立ち向かうために試行錯誤を始めていたが、中には逃避を選択する個体もいた。アムブリエルも恐らくはこのパターンであるが、彼女の場合はより個人的に、その事実から目を背けて心の底に逃げ込み、外界と接する仮の人格を造り上げて解離性同一障害を発症したと思われる。スズネが過去の記憶を断片的にしか持っていないのは恐らくこれが理由で、アムブリエルの方が過去に関する記憶を持っていた「主人格」であったからに他ならない。

そして、これら考察を経るまでもなく、「アムブリエルがジ・エーデル」「解離性同一障害の患者」という事実がすべてを物語っている。解離性同一障害で生まれる人格は元々存在しない仮面であるため、スズネが主人格だと辻褄が合わないのである(ジ・エーデルは黒の英知に触れた影響が伝播した同一人物達であるため、その一人であるアムブリエルが仮の人格であることは絶対にありえない)。

また、シュレード・エランは「あちらの方が本来の人格なのではないか」と推測している。これも一つの裏付けとなるだろう。

登場作品と役柄[編集]

Zシリーズ[編集]

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
初登場作品。担当声優の柚木涼香氏は『真・魔装機神』のミラ・グラム・カーリナ役を経て、正規スパロボ作品および版権作品初参加となる。
正式登録後の初戦闘である第5話終了後、ジェニオンに乗る際のパイロットスーツの露出度が高い事に不満を持ちAGに詰め寄るが、デザインは「自身の深層心理を形にした」産物であると言われたことで速やかに追求をやめた。また戦闘時は眼鏡を外すが、スーツの機能によって視界の空間を歪ませて眼鏡のレンズの代わりとしている。
顔グラフィックは「スズネ先生」が8枚、「裏スズネ」が4枚にメガネの差分を合わせた22枚。このうち、「裏スズネ」の方には口もとに手をやっているものが没データとして存在。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
引き続きジェニオンのサブパイロットを務めるが、中盤で一時離脱して終盤に差し掛かる頃に復帰。精神コマンドが相変わらず使いやすいが、サブパイロットの宿命で多用出来ないのが悩みどころ。「覚醒」の使いどころはきっちり考えよう。
共通ルートの第26話で一時離脱し、その間は「アムブリエル」名義で敵パイロットとして登場。復帰するのは終盤戦に差し掛かる第46話「守るべき未来」のステージ中となる。ヒビキとの因縁を強調して来る割に、いざ手番が回ってくるとヒビキをそっちのけで他の機体ばかり狙うので、ジェニオンをおいて誘導する手が使えないのに注意。
ボーナスシナリオ「強きことは美しき哉II」でのテンションの高さは必見。また「スズネ、ストレス発散」では終始アムブリエル状態で掛け合いも専用のものになる。
復帰後は常時眼鏡を掛けるようになり、ストームブリンガーやニーベルング・アナイレーションのカットインも変更されている。

パイロットステータス[編集]

能力値[編集]

ボーナスシナリオ「スズネ出撃」では一時的にメインとなるが、技能無し、地形適応がALLB、能力はレベル1のヒビキより少し上、というだけで非常に弱い。もっとも敵がそれ以上に弱い上に気力150の状態から始まるのでたいした問題ではないが。

一方、アムブリエルの方は回避以外全ての能力値が高い強敵。とは言え決戦となる第46話以外はステージの平均レベルよりほんの少し高い程度のレベルでの出現となる為、他のサイデリアル幹部や版権ボスと比べると少々物足りなく感じたりする。実は初期能力値がメイン時のAGとSP以外全て同じ。

精神コマンド[編集]

第3次Z
感応信頼加速かく乱覚醒
見事にサポート系の構成だが、如何せんSPが低いために「撹乱」「覚醒」はなかなか使いにくい。一方ジェニオンは斬り込むタイプなので「加速」がありがたい。
アムブリエル
直感感応覚醒勇気
彼女の性格に見合わず「愛」と「勇気」が入っているが、これもジ・エーデルゆえか。

特殊技能(特殊スキル)[編集]

第3次Z
SP回復
「スズネ出撃」では一時的にメインになるが、スキルは一つも持っていない。敵がもっと弱いので問題ではないが。『天獄篇』では復帰後にSP回復が解禁される。スフィア・リアクターが持つSP回復をヒビキが持たず彼女がもつのは本来のリアクター候補が彼女だったためと思われる。
アムブリエル
天才底力L6、戦意高揚精神耐性マルチターゲット気力+ (命中)気力+ (ダメージ)2回行動
強力な技能がずらりと揃っているが、リアクターもどきなので2回行動止まり。さらにジェミニアがバリアも回復もブロックもなくなっているので、デバフをかけまくれるのが大きい。死にスキルの強運が消えた事以外は殆どジ・エーデルと同じラインナップ。

エースボーナス[編集]

所属チームに「気力+(ダメージ)」の効果を与える
アムブリエル時のエースボーナス。ジ・エーデルの隊長効果をそのまま所持。難易度ハードの場合に第46話で習得して現れるが、シングル編成の上にスキルを自前で持っているため、実質意味がない。

パイロットBGM[編集]

「瞳の中の明日」
「禁忌という名の希望」
アムブリエル時の設定BGM。MAP兵器を使わせると確認可能。

人間関係[編集]

ヒビキ・カミシロ
生徒であり、パートナー。彼の小論文がネット上での書き込みと同じ癖がある事を見抜き、彼が同じ掲示板を閲覧する「ナイト」である事に気づくが、その手の話題を持ち出すと彼に話題を変えられてしまう。 パートナーの関係になってから異性として意識し始めていたが、年上であり教師と言う立場から、素直になれずにいた。しかし、アムブリエルと人格が統合された後はその影響もあって積極的になる。
実はアムブリエルの方もヒビキに対しては少なからず好意的な感情を持っている節がある。
AG
アムブリエルの同一人物達の集合体。
バルビエル・ザ・ニードル
彼の毒により、アムブリエルに人格の主導権を奪われる事になった。
柏葉真紀楽しみのテンプティ
ヒビキを騙して惑わせ、敵側に回った女達。自軍復帰後に本格的に対峙した時はヒビキを弄んだ彼女達に強い怒りを見せた。特に恋敵に近いマキに対してはヒビキを所有物扱いする言動から嫌悪感を抱いている。

版権作品との人間関係[編集]

スーパー系[編集]

流竜馬 (OVA)
『時獄篇』では陣内高校の用務員になったため、同僚。大人の教育者として部隊の少年少女達についてよく2人で話し合っている。
不動ZEN
涼音の二面性について知っていた節がある。
ミコノ・スズシロ
彼女のエレメント能力「繋ぐ力」によって、自身とヒビキの精神をダイレクトに接続させたことで、ジェニオンのGAIモードの起動を成功させた。
ジン・ムソウ
彼からは「良い匂いのするレア・イグラー」と評されている。

リアル系[編集]

千鳥かなめ常盤恭子
生徒。
神楽坂恵里
同僚であり、先輩。
ゼロ
彼をコードギアス原作では誰も呼ばなかった「君」付けで呼ぶ。彼の年齢が自分が受け持つ生徒たちと同年代と知っているためだと思われる。
ファ・ユイリィ
『時獄篇』において、初共闘で自身とヒビキのタッグを組む。その縁か、ボーナスシナリオ「強きことは美しき哉」でもタッグになった。

名台詞[編集]

戦闘台詞[編集]

スズネ[編集]

「感じる……禁忌の力を……!」
ヴァナルガンド使用時の台詞の一つ。「禁忌の力」とは次元力のことだが、この時のスズネは通常の状態。「次元力=禁忌」という認識をどこで得たのかは不明である。そして次元力を「感じられる」ということは、その時点でもはや普通の存在ではないことになるが……。

アムブリエル[編集]

アムブリエル「ぼさっとしてるな。敵が来てるぞ」ヒビキ「は、はい! 行きます!」
アムブリエル「さっさと敵を追え!」ヒビキ「りょ、了解!」
アムブリエル「ヘタクソが! どういうつもりだ!!」ヒビキ「これ以上は食らいませんよ!」
「アムブリエル」が出てきた時の掛け合いの数々。人によっては別のキャラクターを連想するかもしれない。
アムブリエル「哀れだな、ガドライト・メオンサム」
ヒビキ「その業は、俺達が終わらせてやる!」
こちらは対ガドライト
「奉仕の心が足りないんだよ、お前達は!」
ボランティア部からの被弾時。
「赤い悪魔は伊達じゃないね、カレン!」
こちらは対カレン。ZEXIS参加前に「イレヴンの赤い悪魔」と呼ばれていたのが理由。
「お前は学校の窓でも拭いてた方がお似合いだ」
竜馬への攻撃時。確かに竜馬は陣代高校に用務員として就職したが、あの竜馬が窓拭きをしている光景というのは中々想像し難いものがある…
「暑苦しいんだよ!!ザ・クラッシャー!!」
ランドからの被弾時。常に余裕ぶった態度のアムブリエルだがこの時ばかりは心底嫌そうな様子であり、この辺りジ・エーデルの一員である事が伺える。

シナリオデモ・マップ[編集]

スズネ[編集]

「私は私の生徒を守るためにこのロボットに乗ろうと思ったんです!」
時獄篇DLC「教師とパートナー」より。この決意表明に応えるようにTS-DEMONが駆動し、ジェニオンはその力を見せる。ガイ起動時の状況も考えると、彼女の存在がジェニオンに何かしら影響を与えたとも考えられるが…。
(私……一体何に腹を立てていたんだろう……いくら怒ったからって、一人でジェニオンに乗って飛び出しちゃうなんて……)
(戦うのって気持ちいいかも……)
戦闘マップクリア時。表スズネの状態だが、口元に浮かぶ笑みが……。
「本当の私は弱くて、臆病で……」
『時獄篇』第28話「闇の詩」にて、墓穴特訓でまだ土の中に埋まったままのヒビキに向けての独白。直後にアンナロッタの攻撃を受けて中断のやむなきに至り、続きは不明。 
(でも、何だろう……心の底で何かが動いてる……)
同マップにて、ヒビキに手を引かれてジェニオンのところに急ぐ際に。スズネの心の中で蠢くもの、それは……。
ヒビキ「限界か…!」
スズネ「でも、これで発動条件が少しはわかるかも…」
ヒビキ「それは生きて帰ってからの話です!」
スズネ「その通り! 行くわよ、ヒビキ君!」
(何だろう…体が熱い…)
同じく「闇の詩」でジェニオン・ガイが起動した後、元に戻った際のやり取り。ジェニオン・ガイ……ひいてはその本来の力たる「いがみ合う双子」と彼女の関係とは?
「最初に言ったはずよ。私はみんなに学校生活と戦いを両立して欲しいって」
「それが出来ないのなら、私にも考えがあるって言ってるのよ!」
「よろしい。では、さっさと敵を片付けて!」
『時獄篇』第29話「夏の始まり」での戦闘前会話より。この時はいつものスズネなのだが、言い回しが微妙に裏スズネに傾いている。
アムブリエル「グロな連中と戦うのは趣味じゃないがな」
スズネ「ヒビキ君、どうしたの! 敵は目の前にいるわよ!」
『時獄篇』第34話でインベーダーと遭遇した際のやり取り。人格が入れ替わっている際の記憶は(いつもの)スズネにはないようだが、ここからするとどうも二重人格であるという認識自体がなかったらしい。
「爽やかで暖かい…まるで5月の太陽のような人ね」
アドヴェントを評して曰く。
「話してなかったっけ? 私、4年前にこの世界に一人で飛ばされてきたって」
『時獄篇』第59話のシナリオデモより。「この世界」がどのような意味かは不明だが、陣代高校があることを考えるとADWのことだろう。なお、元々いた世界については最後までわからないまま。
スズネ「どうやら、あなた達が進化したのはそのよく回る舌だけのようですね」
ヒビキ「残念ながら、オツムの方は取り残されたようだな。まるで説得力がない」
『天獄篇』真ゲッタードラゴンルート第52話より。前作での暴挙を棚に上げてZ-BLUEを上から目線で懐柔しようとしたミケーネ神に対して。

アムブリエル[編集]

スズネ「コ・パイの私や、整備担当のAGさんは不要だって言いたいの!?」
「ううん、思ってる! 私には分かるんだから!」
アムブリエル「……まあいい。いい機会だ、身の程というものを教えてやる」
「AG。まだ訓練エリアにドローンは残っているか?」
「私もジェニオンのパイロットの一人だ。戦えるってことをヒビキに見せてやる」
『時獄篇』ボーナスシナリオ「スズネ出撃」より。ヒビキの言動に腹を立てた直後、いきなり変貌。一人でジェニオンに乗って飛び出してしまう。なお「コ・パイ」とはサブパイロット(副操縦士)の意味で、『機動戦士Ζガンダム』などで用いられる用語である。
「フ……いい調子だ。これなら戦える」
「スズネ出撃」にて。TS-DEMONが起動した途端に口調が変わっている。さらに……。
「ハハ! 悪くないな、この気分! どういう事情か知らないが、向かってくるなら潰すまでだよ!!」
初戦闘時。元々自身の機体になるはずだったジェニオンを駆り、ハイテンションになっている。
「見苦しいな……」
「いがみ合う双子……やっと、その発動条件がわかったよ」
「一人の人間の中に存在する相反する感情……お前の中の諦めと怒りが、スフィアの力を引き出していると見た」
「全ての世界……か」
「存在する全ての世界を守る者」と自分たちを称したアドヴェントの言葉を聞いて。
「似た者同士は引かれ合う…。だがお前は、ヒビキの中に自分とは決定的に違うものを見つけた…その瞬間、好意は憎しみに変わる。まるでいがみ合う双子のように」
第58話でのガドライトとの戦闘前会話より。このステージ以前にも何度かあるのだが、この状態のスズネはまるでスフィアや次元力について理解しているかのような言動が目立つ。
「何をしている、ヒビキ。まだ課題が終わらんのか?」
「馴れ馴れしいな。ちゃんと西条先生と呼べ」
「それともお前……私のプライベートレッスンが望みか?」
多元宇宙迷宮にて。こちらは恐らく「アムブリエルが主人格だった可能性」なのだろう。それでも教師になっている辺り、スズネはスズネだということか。
「これがいがみ合う双子のスフィアか。悪くはないな」
「使いこなして見せろ、ヒビキ。さもなければ……」
ボーナスシナリオ「スズネ、ストレス発散」にてジェニオン・ガイ変形時。
「お前……死にたいようだな?」
「まあ、いい。お前を潰すとさすがに後が面倒になる」
第17話クリア後の合流時、AGからジェニオンのコクピットでのやり取りを盗聴していたのをバラされて。いきなりの人格チェンジに気を取られがちだが「デリカシーのないことをしていると殺す」と脅しをかけているのであり、意見としては至極真っ当。
「ジェニオンはジェミニアのスフィアを奪うためにその外観を模して造られた機体……ガドライト曰くの粗悪なイミテーションだ」
「だが、私というパイロットを得て、ジェニオンは完全なDEMとなるはずだったんだよ」
「認めろ、ヒビキ。それがジェニオンの真実だよ」
『天獄篇』第30話にて。三行目は天獄篇予告でも使われた。
「可愛いな、お前は! 生徒でなければもっと素直になれただろうに!」
同ステージでのヒビキとの戦闘前会話より。ヒビキを挑発しているようだが、後の展開を踏まえると揶揄に見せかけた自らの本音とも取れる。
「……あいつはお前達についたか。当然と言えば当然の話だな」
『天獄篇』第32話「太極」にて。この時の顔グラはいつもの傲然としたものではなく、どこか寂寥感を見せるものになっている。
「好きだものな、男は。女教師やナースが」
同じく『天獄篇』第32話「太極」にて。ある意味、アムブリエルがヒビキに対し抱いている嫉妬の表れとも捉えられる。
「正確には精神の奥底に沈んで、出てこられなくなる」
「そう、今のヒビキと同じ状態になるんだよ」
同ステージでスズネの人格が消える、と言及した後の説明。だが、アムブリエルが「いがみ合う双子」を使うための二面性とは二つの人格であるため、スズネの人格が封じられるとリアクター足りえなくなることを考えると、半分ハッタリだった可能性が高い。
「無駄だよ。これだけの人間が呼びかけてもヒビキは目を覚まさないんだ」
その直後に意識の底から現れたスズネに対して曰く。さらっと「これだけの人間」に自分をカウントしているのがポイント。
「思えば、お前の人生は愛する者を奪われることの連続だったな」
「だが、その絶望がいがみ合う双子を目覚めさせた。フフ……神に感謝すべきかな」
ヒビキに起きた悲劇を羅列して曰く。諸々考えると一種の挑発だったようだが、乗ったのはヒビキではなくスズネの方だった。
「また会おう、ヒビキ。それまでにジェミニオン・レイを完璧に仕上げておけ」
「それは私のためのマシンだからな!」
第44話「宿命を超えて」での撤退時。実はこの時に限らず、敵対時のアムブリエルは「ジェニオンとスフィアを渡してもらう」とは度々口にしているが、「ヒビキを殺す」とは言っていないのがポイント。
「……どうやら本当に私は負けたようだな……」
第46話「守るべき未来」にて。ヒビキに連れられ、Z-BLUEの面々と共にコロニーレーザーを食い止めている最中、ヒビキから存在を認められた彼女は憑き物が取れたように穏やかな表情をうかべていた。

迷台詞[編集]

「こ、こっちを見ないで!」(ハイキングに行くルート)
「こっちを見ないで!」(ハイキングに行かないルート)
ヒビキ「何ですか、その格好は!?」
「知らないわよ! どうして、ロボットに乗ったらこんなに露出が多くなるのよ!」
『時獄篇』第5話ハイキングに行くルート「未知なる脅威」orハイキングに行かないルート「忍び寄る悪意」より。自分がいつの間にか露出の高いパイロットスーツを着ているのをヒビキに見られて。
AG曰くジェニオンの機能による深層心理の表れであるらしいが、恐らくこれはアムブリエルの影響。
スズネ「…あ…飛んだ…跳ねた、転んだ……可愛い…」
ヒビキ「スズネ先生…?」
スズネ「べ、別に私…ボン太くんなんて見てませんから!」
『時獄篇』第9話にて、ボン太くんを見た時の反応。盛大な自爆である。
「飲まなきゃやってられないわよ! 特にこの1週間は!」
「さあ歌いなさい、ムッツリ5! 禁じられた歌を!」
『時獄篇』第42話(休暇ルート)「女神の来日」エンドデモにて、ヒビキ達への無茶振り。完全に酔っ払いであるが、第35話での会話を信じるならばミサト達の酒盛りに混じっていたのは裏スズネの方である。表と裏の距離が近づいているのだろうか?
台詞自体の元ネタはこの人
スズネ「独り身オンナの友の三姉妹です」
ミサト「ねたみ、ひがみ、そねみ……ね」
ヒビキ「す、スズネ先生……」
スズネ「安心して、ヒビキ君。緊張感をほぐすための冗談だから」
「神と悪魔と人」にて。確かに甲児の緊張を解くことは出来たが、引き換えに部隊員から盛大に引かれるハメに……。
「思い知ったか、クズ共が」
「……これでミスコンの続きが出来るわね」
『時獄篇』ボーナスシナリオ「強き事は美しき哉」にて。この後、怒ったブライトから怒りの撤収命令が出され、投票にゆだねられたミスコンの結果はヒビキの一票を残して票割れ。その一票を投じる相手についてはAGへの質疑応答によりスズネに決まることに。
ちなみにこの時AGが出した質問はヒビキの女性の好みについての二択×3だが、内容は「お淑やかor活動的」「穏やかorキツイ」「清楚orセクシー」。どう考えてもスズネとアムブリエルの比喩にしか見えないのだが……。
「単機…シングル…お一人様か…」
「はぁ~あ…」
『時獄篇』ボーナスシナリオ「フィーリング・カップル」にて、アドヴェント登場前にヒビキが戦闘した場合の戦闘前会話より。
ヒビキ「気の強い女の人の扱い方は知っているつもりだ」
スズネ「ヒビキ君!千鳥さんの事を、そんな風に言うのは失礼よ!」
ヒビキ「え!?」
スズネ「あ…それともクランさんの事?それとも葵さん? カレンさん?」
ヒビキ「…もういいです…」
スズネ「何よ、その態度…!言いたい事があるなら、はっきり言いなさいよ!」
『天獄篇』第7話「無頼の女帝」にてラケージと戦闘した際、ヒビキの言葉尻を捉えて見当違い(&KY)な難詰をする。おかげでヒビキの戦意は萎えかけ、ヒビキ自身も割ってはいったラケージに心中で謝礼をする始末であった。
「へぇ…」
「私を前にして、そういうこと言うんだ…」
『天獄篇』ボーナスシナリオ「強きことは美しき哉II」にて、ミスコンに乱入してきた新地球皇国残党を迎え撃つ際、ヒビキがセツコに見とれていたことを知った時の反応。表情といい口調といい完全にアムブリエルのものになっており、2人が統合されたことがわかるセリフと言えなくもない。
無論ヒビキが見とれていたのはセツコのコンバット・アクションなのだが、ヒビキもヒビキでなんだってそんな誤解しか招かない言い方をするんだか。
ちなみにこれは、ヒビキとセツコがタッグで出場する(=本編45話でマリーダが死亡している)場合のパターンで、マリーダが生存した場合は別のやり取りになる。
「ねえ……ヒビキ君は、私がミスZ-BLUEに選ばれたら嬉しい?」
「戦場では本音が出るもの。だから、聞きたいな」
「了解! 私、頑張るね!」
で、マリーダ生存時の台詞はこちら。人格統合前と比べて若干物言いが子供っぽくなっているのがポイント。
しかし、実戦の最中(しかもジェニオンは単独出撃、かつ配置上ワントップでアンタレスに向かっている)時に何を言い出すのか。ヒビキもヒビキだがスズネもスズネである。
ちなみにこのパターンの場合、マリーダはセツコと組んでいる。
「助けて~、ヒビキ君~。みんながいじめるの~」
ミスコンが中止になった結果、「前回チャンピオンの私が防衛」と宣言したことで女性陣から大ブーイングを喰らってのリアクション。盛大な甘え口調になっているが、肝心のヒビキは大狼狽の挙句、クェスの一言で苦情の的になってしまい、「前回スズネ先生を選んだお前が悪い」と言われてしまう(時獄篇ではヒビキは質問に答えただけであって、実際に選んだのはAGなのだが…)。
「やだ、責任だなんて……」
「というわけでヒビキ君、責任取ってね」
で、ヒビキが女性陣から「責任を取れ」と詰め寄られてのリアクション。勿論、そういう意味では無い。アムブリエルの影響でストッパーがなくなったのか、デレデレである。
いきなり渦中に叩き込まれたヒビキは「何がどうしてこうなったんだよ……」と呆然とするしかなかったのであった。
スズネ「じゃあ、今度はヒビキ君にメガネを外してもらいたいなぁ……」
ヒビキ「なら、前のパイロットスーツに戻すようにAGに調整を頼みます?」
『天獄篇』第61話「黒い太陽」のシナリオデモにて。どういうことか? そういうことです
ちなみにヒビキの反応は見ての通りの朴念仁全開で、当然のごとくスズネは憤慨してしまった。さらに……。
「…いいわ、ヒビキ君。戦いが終わった後、あなたにはたっぷりレッスンしてあげるから」
朴念仁全開のヒビキに対して。ヒビキのリアクションは……お察しということで一つ。あまりの鈍さに「これは前途多難」と別の意味で先が心配なスズネであった。
「大丈夫よ、アメとムチは使い分けているから」
すっかりヒビキに甘々になった涼音にシンがツッコミを入れた際、アムブリエルスマイルでさらりと述べた一言。自分好みに調教する気満々です。

余談[編集]

  • 天獄篇』の予告の時点でジェニオンに対する口ぶりや名前からAG同様、ジ・エーデル・ベルナルとの関連が噂されていた(涼音→スズネ→鈴音→鈴鳴る→ベル鳴る→ベルナル、西条→最上→ドイツ語でエーデル)。実際、彼女の副人格はジ・エーデルであり、漢字も当て字だったことから、的外れではないと思われる。
    • 上述のオカルトフォーラムでは黒のカリスマ」のHNを使う人物が書き込みをしている。唯一、彼と共通するのは趣味のオカルト要素である。
  • スフィアやジェニオンなどにみられる『ゼノギアス』のオマージュ要素だが、涼音は主人公フェイとキャラクター設定が類似している。具体的には時空を越えたとある人格と資質の共有者の一人であり、後から構築された人当たりの良い表向きの人格と、過大な精神的ショックから生まれた破壊的な人格を内包する多重人格者というもの。