第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇

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第3次スーパーロボット大戦Z
時獄篇
読み だい3じスーパーロボットたいせんゼット じごくへん
シリーズ Zシリーズ
前作 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
次作 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇連獄篇
開発元 B.B.スタジオ
発売元 バンダイナムコゲームス
対応機種 PlayStation 3
PlayStation Vita
プロデューサー 寺田貴信
じっぱひとからげ
ディレクター 名倉正博
シナリオ 名倉正博
キャラクターデザイン 大籠之仁
メカニックデザイン 岡本光晴
金丸仁
杉浦俊朗
主題歌 「Rebellion~反逆の戦士達~」
発売日 2014年4月10日
価格 PS3
8,716円
PS Vita
7,690円
CERO区分 B(12歳以上対象)
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第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇』は「スーパーロボット大戦シリーズ」のゲーム作品。「Zシリーズ」の1つ。

概要[編集 | ソースを編集]

第2次スーパーロボット大戦Z再世篇』の続編。『第2次Z』同様二部構成作品であり、「Zシリーズ」最終章である『第3次スーパーロボット大戦Z』の前編に当たる。

PS3/PSVにおける初の版権スパロボとなる。また「バンダイナムコゲームスレーベル」からリリースされる初のスパロボ作品でもある。

期間限定特典としてHDリメイク版『スーパーロボット大戦』のダウンロードコードが付属する。

ストーリー[編集 | ソースを編集]

再世戦争終結後、アビスを通過して己の世界へと帰還したZEUTHの面々。しかし。地球の大地を踏まぬうちに、更なる時空震動が彼らを襲う。

新世時空震動と後に名づけられたそれにより、再び多くの世界が一つとなった。それから1年が過ぎ、新たな秩序の元で動き出した世界の中。第二新東京市は陣代高校に通う学生、ヒビキ・カミシロはある日、突然謎の機動兵器の襲撃に巻き込まれる。

九死に一生を得た彼は、焼き付けられた知識に従い人型機動兵器・ジェニオンを呼び出し、戦場に身を投じる。それは、多元世界全てを巻き込む新たな戦乱の幕開けであった。

システム[編集 | ソースを編集]

新規システム[編集 | ソースを編集]

タッグバトルシステム
Zシリーズとしては初代『Z』以来となる小隊制システムで、2体一組でユニットを編成して出撃できる。本作では出撃ユニットに「チーム」という単位が用いられており単機編成は「シングルチーム」、2機編成は「タッグチーム」となる。マップ中の解散や再編などは不可能だが、メイン・サブの切り替えは可能。パイロット側は小隊長能力(隊長効果)に該当する特殊能力の追加は無く、引き続きエースボーナスのみの採用となっている。
大まかには『Z』のトライバトルシステムをベースにツインバトルシステムやパートナーバトルシステムの要素を加えたものとなっている。システムの詳細解説は小隊の該当項目を参照。
タッグコマンド
タッグバトルシステムの独自要素。タッグチーム時に追加される専用ゲージ「タッグテンション」を消費することで様々な効果を持つ「タッグコマンド」が使用可能になる。コマンド効果は前作における連続行動に相当する「マルチアクション」やPP・Zチップの倍増、SPの回復など。
一度使うとテンションは0となるが1ターン内での発動制限はないため、撃墜数とレベルアップを調整すればマルチアクションによって何度でも行動可能。そのため、効率よく戦闘を進めるには計画的な撃破が必要となる。
タクティカルコンボ
本作で導入された新システムの一つ。プレイヤーフェイズ時に味方チームが敵チームを撃破し続けることで「コンボゲージ」が上昇、ゲージ上昇数によって獲得資金などに倍率がかかる。最大値は「+5」で壊滅以外の結果か行動(移動のみや修理など)を取ると減少する。
資金やZチップ等の増加は精神コマンドやパーツ類と重複する。効率よく稼ぐには基礎獲得数の多い敵をコンボMAXの状態で倒す事が重要。
マキシマムブレイク
タッグコマンド同様タッグテンションMAX時に発動可能な、タッグ内の機体で一斉攻撃を行う特殊攻撃(センター攻撃限定)。『第2次スーパーロボット大戦OG』の同名システムを輸入したものであるが、気力減少がないなど『第2次OG』のそれとは発動条件や使用武器などの仕様が異なる。
マキシマムブレイク発動時には専用のBGMが流れるが、設定で通常のBGMにする事も可能。
Dトレーダー
インターミッション中に強化パーツなどを売買できるシステムで、『Z』にあったバザーシステムを実質復活させたもの。売買には「Zチップ」と呼ばれる専用リソースが用いられる。
エディットBGM
所謂カスタムサウンドトラック機能で、ユーザーが用意した音楽データをゲーム中のBGMに設定できる。
ボーナスシナリオ
有料配信によるDLCシナリオで、王道シリーズ初採用。クリアすると強化パーツや資金、Zチップを入手できる。
設定された報酬は各周回ごとに初回クリア時のみ。2回目以降は資金が難易度によって変化する。Zチップは50Z固定。
UX』や『魔装機神III』のそれとは異なりメインシナリオの合間に挿入されるサブエピソードという形式を採っているため、各話特定のシナリオまでクリアしていないとプレイできない。2周目以降は自由選択可。また一度クリアしたシナリオは次周以降は再度クリアなしに報酬が得られる。
レベル・改造値は全て固定で、資金や撃墜数も一切カウントされない。またボーナスシナリオ中に登場したキャラクターや機体も事典・図鑑に反映されない。
独自のルールとして、タッグチーム編成の場合開幕からタッグテンションMAX状態である替わりに各タッグコマンドの使用は一度きりで、再度テンションを貯めることは出来なくなっている。
本編でエースボーナスや「システムTEU」を獲得している場合はボーナスシナリオ開始時の気力に反映される。

主な既存システムと変更点[編集 | ソースを編集]

サブオーダー
『第2次Z』から引き続いて実装されたシステム。オーダー内容は『第2次Z』と同じだが、パイロットの指名人数が1オーダー6名までに増え、最大で24名にオーダーを行えるようになった。
武器属性の変更点
小隊制の再実装に伴い、「全体攻撃」や『Z』における「PLA武器」に相当する「アシスト武器」が追加。全体攻撃にアシストすることは出来ないが、全体攻撃に対して援護攻撃・援護防御を行うことは可能。
特殊スキルの変更点
  • 『再世篇』で気力+ボーナスに統合された「気力+」系技能が再び細分化された(気力+ボーナスは味方側ではゼウス神専用になり、養成不可能に)。
  • サイズ差補正無視がレベル制へと変更。連携攻撃の名称が「サポートアタック」へと変更されている。また、小隊制の再採用に伴い集束攻撃が「マルチターゲット」と名称を変更して復活。新たに追加された養成可能スキルにはハーフカットがある。
  • SP回復が再び養成不可能になった。SPゲットは廃止され、強化パーツのみで効果が得られるようになっている。
  • 前述のタッグコマンドを採用した関係上、効果が類似する連続行動が廃止された。
  • Dトレーダーで購入できる強化パーツ「レスキューユニット」で修理装置・補給装置が追加できるため、全パイロットが修理技能と補給機能を習得できるようになった。
精神コマンドの変更点
  • 小隊制の再実装に伴い、メインパイロットの習得コマンド数が『Z』と同じ最大5種に戻った。サブパイロットは戦艦サブだけでなくロボ搭乗サブも一部除き3種までとなった。
  • コマンドラインナップについては、闘志を王道シリーズで初採用。また限定的ながら奇跡が復活。他方期待再動が廃止された。
  • 不屈友情の効果が下方修正された。詳細は各ページ参照。
  • パイロットごとに精神コマンドに「+」がついたものがあり、これらはチーム全体に効果を及ぼす。所持するのは主人公枠かライバル、副主人公枠が殆どだが、エースボーナスで所持するものもいる。
  • 精神ポイントはステージ開始時は最大SPの約半分で毎ターン5回復していくという、『NEO』や『OE』に近い仕様となった。
撃墜数・エースの変更点
エースボーナス取得のための必要撃墜数が80機となった。また特定の撃墜数に達する毎にボーナスPPが得られるので全パイロットがエースボーナスを取得して以降の撃墜数稼ぎが無駄にはならなくなった。獲得資金補正が従来の1.2倍から1.1倍に下げられた。[1]
コンバットレコード
『再世篇』のトータルリザルトをブラッシュアップしたパーソナルデータ表示。レコード項目がより細分化された他、プレイリファレンスである「レクチャープレート」なども実装。
エンブレムシステム
『再世篇』に引き続き採用。一部エンブレムは獲得条件や効果が『再世篇』から若干変更されている。最初から獲得条件が確認できるようになった。
周回特典の変更点
強化パーツを選択して次周へ持ち越せるようになった(エンブレム系は除く。またDLCで入手したパーツも持ち越し不可)。持ち越せる数は5個から始まり以降周回で5個ずつ増え、最大で25個まで持ち越し可能となる。
その他の変更点
  • 空中および宇宙待機時における毎ターンのEN減少が廃止。
  • カスタムボーナスは「ユニット全項目を5段階改造」で取得可能となった。
  • フル改造ボーナスに新たに「強化パーツスロット+1」が追加(その兼ね合いでデフォルトスロット数は最大3個となった)。他方、「機体の各パラメータ上昇」「クリティカル補正上昇」「ジャミング機能追加」が削除されている。

演出面[編集 | ソースを編集]

  • ステージマップは『第2次Z』同様の2Dトップビュー+頭部ユニットアイコン形式。据置機用タイトルでは『XO』以来となる。
  • シナリオデモのレイアウトも据置機では『F完結編』以来のオールフェイスウインドウ+上下テキスト形式。ただし解像度の高さを活かし表情差分によっては顔以外の部分も描き込まれており、限られたスペースでキャラクターの動作や状況を伝えやすくする工夫がなされている。
  • 本作独自の演出として、節目となるシナリオで「新多元世紀0001年◯月◯日」と具体的な日付が表示される。なお最終話の日付は11月11日で、ファンにはお馴染みの寺田貴信氏の誕生日であるが、寺田氏曰く「偶然」とのこと。
  • 本作で作られたグラフィックの多くは『VXT三部作』や『30』でも流用され続けており、主役級の機体であれば武装の追加やグラフィックの修正が行われることがあっても、ギラ・ドーガのようなザコ敵の場合は修正なしのまま使われ続けている。

難易度[編集 | ソースを編集]

被弾率および一戦闘で受けるダメージが高い。『第2次Z』で撤廃された小隊システムが復活しており、油断すると、味方フェイズで敵を速攻駆逐しようとし敵フェイズで思わぬ反撃を受けて撃墜される場合もある。

敵味方ともに命中・回避の基本値が大幅に下げられており、内部的にはレベル1で90にすら届いていないこともある。但しこれは命中率の計算式の変更に伴うもので、実質的には大きく変わっていない(Zシリーズでは『第2次Z』まではパイロットの命中・回避の数値を半分にして計算していたが、本作ではそのままの数値で計算するようになった)。この仕様は後のVXT三部作でも採用されている。

終盤戦では敵全体のHPが加速的に増大し、力押しでプレイすることがより難しくなる。

本作では「タクティカルコンボ」システムの導入により、敵フェイズより味方フェイズでの敵の撃退の割合が多いだろう。このシステムの強力さのためか、精神コマンド「熱血」や「」のダメージアップ倍率が引き下がった。戦闘専門のキャラクターでも「熱血」ではなく「闘志」を覚えることがある。

本作では優秀なマップ兵器を持つユニットが揃っており、マップ兵器で敵のHPを削り、削ったところでタクティカルコンボやマキシマムブレイクを狙うユニットで倒すという戦略が有効である。小隊編成ではマップ兵器中心のユニット、ボスユニットを倒すユニット、HPを減らした味方を回復するユニットと、3つの役割を持つ小隊を編成して戦闘の効率化を図るべきだろう。

強化できる手段は『第2次Z再世篇』以上にそろっている。Dトレーダーや序盤のレベルリングによるレベルアップを活用すれば、1周目でも快適にプレイできる。終盤戦でも、上手く戦略を組み立てれば1ターンクリアが可能である。

参戦作品[編集 | ソースを編集]

★は新規参戦、☆はそれ以外のZシリーズ初参加作品。

全32作品。完全新規初参戦作品は『機動戦士ガンダムUC』と『アクエリオンEVOL』の2作品で、両作とも他のZシリーズ参戦作品と設定上の繋がりがある。シリーズに登場済の作品と関係性がなく、かつ過去にスパロボ未参戦という意味での完全新規参戦が存在しない、珍しい形となった。また、久しぶりの版権据置タイトルということもあり、据置機初参戦が18作品と全体の過半数を占めている。

『Z』から多くの作品が続投した『第2次Z』とは異なり、今回は『Z』からの皆勤参戦は大幅に削られ『Ζ』『逆襲のシャア』『SEED DESTINY』『オーガス』『ビッグオー』の5作品のみ。前作まで機体のみ参戦だった『逆シャア』を除くと、Zシリーズの世界の謎に係わりのある『オーガス』と『ビッグオー』、ガンダムが宇宙世紀とアナザーから1作品ずつとかなり少ない。

フルメタル・パニックシリーズ」は本作が初の音声収録となった。また、原作小説では完結しているが『フルメタル・パニック! The Second Raid』以降はアニメ化されていないため、どこまで再現されるか不明であった。原作のイラストレーターである四季童子氏がTwitterで「第3次スーパーロボット大戦Zで原作フル参戦」と述べていたが、該当のツイートは削除されている。

『機動戦士ガンダムUC』は本作発表時では(原作小説が既に完結済みとはいえ)映像作品が未完状態での参戦(完結は2014年5月の劇場公開、6月のBD/DVD発売)。

『機動戦士Ζガンダム』はグラフィック等は劇場版基準となっている。

世界観[編集 | ソースを編集]

世界観/Zシリーズ」を参照。

バンプレストオリジナル[編集 | ソースを編集]

オリジナル要素/第3次Z」を参照。

登場人物[編集 | ソースを編集]

本作から登場するオリジナルキャラクターのデザインはスタジオG-1 NEOの大籠之仁氏が担当。王道シリーズ作品において、オリジナル主人公のデザインを河野さち子氏以外のデザイナーが担当するのは『第4次』以来となる。

ヒビキ・カミシロ
本作の主人公。東京の研究学園都市に転校してきた高校2年生。機動兵器ジェニオンに偶然搭乗したことにより同機のテストパイロットとなる。担当声優は村上龍氏。
顔に傷がある、高い野戦技術とサバイバル能力を持つ、など相良宗介を意識した設定だと思われる。
西条涼音(さいじょうすずね)
本作のヒロイン。ヒビキの転校先の高校へ赴任してきた21歳の教育実習生。とある事件を切っ掛けにヒビキと共にジェニオンに搭乗することとなる。担当声優は柚木涼香氏。
AG
「DEMコーポレーション」のエージェントロボで、ヒビキに「ジェニオン」のテストパイロットを依頼する。Dトレーダーの案内役も務める。

ジェミニス[編集 | ソースを編集]

ガドライト・メオンサム
ジェミニスの隊長。担当声優は咲野俊介氏。
アンナロッタ・ストールス
ジェミニスの副隊長。担当声優は冨樫かずみ氏。

クロノ[編集 | ソースを編集]

アドヴェント
謎の機動兵器アスクレプスを駆る青年。担当声優は諏訪部順一氏。

サイデリアル[編集 | ソースを編集]

尸空
エピローグで姿を現す謎の男。担当声優は坂口候一氏。

その他[編集 | ソースを編集]

サイガス・エイロニー
地球連邦軍に所属する将校。バリバリのタカ派で、地球至上主義者。
大原信也 / 白井美沙子
ヒビキが見舞いに訪れている入院患者たち。
柏葉真紀
病院勤務の看護師。

登場メカ[編集 | ソースを編集]

ジェニオン
本作の主人公機。DEMコーポレーションが開発した「DEMシリーズ」の試作機。メカニックデザインは岡本光晴氏。
アクシオ・バーグラー
ファイヤバグが搭乗する機動兵器。今回通常のアクシオは未登場。

ジェミニス[編集 | ソースを編集]

ジェミニア
ガドライトが搭乗する機動兵器。スフィア「いがみ合う双子」を搭載する。
デイモーン
アンゲロイGEM
ディオスク
ジェミニスの機動兵器。
ディオスクA
ディオスクの指揮官機仕様。アンナロッタが搭乗。

クロノ[編集 | ソースを編集]

アスクレプス
アドヴェントを始めとするクロノの一員たちが搭乗する謎の機動兵器。

サイデリアル[編集 | ソースを編集]

尸逝天
尸空が搭乗する機動兵器。スフィア「沈黙の巨蟹」を搭載する。
アンゲロイ
アンゲロイGEMのオリジナルモデル。

用語[編集 | ソースを編集]

多元世界
時空振動弾により複数の別世界(並行世界)が一つの世界に融合した世界。
UCW
スーパーロボット大戦Z』の舞台だった多元世界の名称。UCの部分は「宇宙世紀」の略称。
ADW
第2次スーパーロボット大戦Z』の舞台だった多元世界の名称。ADの部分は「西暦」の略称。
DEMコーポレーション
並行世界(=多元世界)間で活動する企業。DEMは「ディメンション・エクストラ・マーチャント」の略称。
DEMシリーズ
次元力を動力源とするDEMコーポレーション製の機動兵器。こちらのDEMは「ディメンション・エナジー・マシンナリィ」の略称。
ビーストハンター
他の並行世界から来た害獣の駆除業。ヒビキもかつて退役軍人である父と共に営んでいた。
テンシ
ヒビキが家族の仇として追っている謎の存在。
クロノ
多元世界を超えて存在する謎の組織。
エタニティ・フラット
地球を中心とする一帯の宇宙に発生した絶対時間遅延現象。
時獄戦役
本作の出来事。

関連記事[編集 | ソースを編集]

ゲーム中データ[編集 | ソースを編集]

分類 記事
全話一覧 全話一覧/第3次Z時獄篇
隠し要素 隠し要素/第3次Z
精神コマンド 精神コマンド/第3次Z
強化パーツ 強化パーツ/第3次Z
特殊能力 特殊能力/第3次Z
特殊技能(特殊スキル) 特殊技能/第3次Z
メカ&キャラクターリスト メカ&キャラクターリスト/第3次Z時獄篇
オプション オプション/第3次Z
中断メッセージ 中断メッセージ/第3次Z時獄篇
ネタバレ ネタバレ/第3次Z時獄篇

特典[編集 | ソースを編集]

  • 期間限定企画として2014年3月6日~4月24日の全7週間に渡り、バンダイチャンネルとの連動で強化パーツの入手用プロダクトコードのプレゼントキャンペーンが実施された。期間中に無料配信される本作の各参戦作品の動画を試聴することで、配信週に対応した強化パーツのプロダクトコードが得られるという仕組み。得られる強化パーツは「フライトモジュール」(第1~2週)、「レスキューキット」(第3~4週)、「DGの牙」(第5~6週)、「BCHモーター」(第7週)の全4種。
  • 同様に期間限定版に付属する『スーパーロボット大戦』のダウンロードコードを公式サイトで入力すると20万人限定で強化パーツ「PMCサイト」のプロダクトコードが得られる。
  • 公式攻略本の強化パーツ特典として、エンターブレイン(ファミ通)刊の攻略本には「アサルトブースター」、アスキー・メディアワークス(電撃)刊の攻略本には「セイクリッドアーマー」のプロダクトコードがそれぞれ封入。
  • 特典パーツのうち「BCHモーター」「PMCサイト」「アサルトブースター」「セイクリッドアーマー」の4種は特典を使用しなかった場合でも4周目で自動入手となる。

話題[編集 | ソースを編集]

  • タイトルの「時獄篇」の由来は「地獄篇」「煉獄篇」「天国篇」の3部で構成されるダンテ・アリギエーリの叙事詩『神曲』に加えて、芥川龍之介の短編小説「地獄変」かと推測される。劇中でもアドヴェントが引用するシーンが存在する。
  • PSV版は当初、容量などの事情からダウンロード専売の予定であったが、発表後にパッケージ版も欲しいという声が寄せられたため急遽検討が行われ、容量面の問題が解決したため発表から約1ヶ月後にパッケージ版も発売する事が決まった[2]
  • 2014年4月1日に公式サイトにおいて「超合金 ハローキティの参戦が電撃発表」というエイプリルフールネタが披露された。魂ウェブでリリースされる同名商品の宣伝も兼ねたものである。なお、これはスパロボシリーズ初のエイプリルフールネタでもある。
  • 本作の合体攻撃は全2種(通常合体攻撃・特殊合体攻撃が各1種ずつ)で、これは採用作品中では歴代最少となる。
  • 『時獄篇』の発売当時はインターネットを用いたユーザー編集方式の攻略wikiによる情報集積が主流であり、前作にあたる『第2次Z』でも踏襲されていたが、『時獄篇』発売直前の2014年3月9日に無料ホームページレンタルサービス「@wiki」にてユーザ情報流出騒動が発生した影響で各種サービスにて攻略wikiが乱立する事態となった。結果的にプレイヤーと情報が各地に分散してしまったため、本作にとっては不幸な形になってしまった。

資料リンク[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 公式サイトや説明書に記載がないうえに、一部攻略本では獲得資金が1.5倍などという誤記が見られる。
  2. 第3次Z時獄篇 PS Vitaパッケージ版発売のお知らせ 2023年11月11日閲覧。