ファイナ・S・篠崎

ファイナ・S・篠崎は『無限のリヴァイアス』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

天王星圏チタニアの出身で、チタニア首相ロレンスの孫娘。

令嬢としての気品を備えた少女。天王星圏で信仰される「聖母アルネの教え」を熱心に守っており、独自の倫理観で行動する。

リーベ・デルタ崩壊時、相葉昴治と尾瀬イクミに助けられ二人と知り合う。その後リヴァイアス内では昴治の計らいで蓬仙あおいたちのグループに所属。

ブルー政権以降ブリッジクルーにもなり、艦内に居場所のない少女たちに対し布教を行い自身を中心としたコミュニティ「ファイナーズ」を作り上げていく。

昴治からの求愛を受け入れ交際を始めるが、必要以上に過去を断ち切ろうとしていることやチームブルー追放の件から昴治はファイナに不信感を抱くようになっていく。そして、過去を断ち切るのではなく、向き合うことが大事であることに気づいた昴治から別れを言い渡されてしまう。

実は過去を断ち切ると称して、自分の弱みに関わる人間を殺害^[1]している。昴治に対してもイクミに受けた傷に追い打ちをかけ、トドメを刺そうとするがネーヤの介入で未遂に終わり、最終局面にて、覚悟を決めた昴治に自身の罪を公にされて、沈黙することになる。

事件後、故郷のチタニアに戻るが改心したのかまでは描かれず、昴治は彼女と話をするためにリヴァイアスの最初の進路をチタニアにしてもらった。

ラーフラ: ペットのフェレット。可愛らしい外見とは裏腹にあおいが昂治のために作った弁当を貪る獰猛な面を見せたことから、ファイナの生き写しともいえる。
ロレンス: 祖父。チタニアの首相であり、イクミ政権時、イクミに自身の素性を明かしたファイナは「祖父が首相なので保護してくれる」と伝え、チタニアに進路を取らせた。; ちなみに明かさなかった理由に関しては「チタニアは遠いし、ハイペリオンみたいに戦闘の巻き添えで壊されることが怖かったから」と述べているが真相は不明。

相葉昴治: リーベ・デルタ崩壊時、彼とイクミに助けられた縁から親しくなり、昴治からは想いを寄せられ、ブルー政権の最中に交際を始める。しかし、価値観の違いからすれ違っていき、昴治から別れを言い渡されてしまう。昴治のことを諦めきれず、あおいを亡き者にしようとし、ついには昴治自身も手にかけようとしたが最終的には覚悟を決めた昴治に自身の殺人を公にされたことで沈黙。
相葉祐希: 昴治の弟である彼からは「最悪」と評されている。
尾瀬イクミ: リーベ・デルタ崩壊時、彼と昴治に助けられた縁から親しくなり、イクミが独裁者と化して以降、彼を軍神として、崇拝する崇拝する形で利用していく。

ソリス・マクベイン: かつての恋人。信仰に背いたことをバラそうとしたために殺害。
サンディ・アレン: リーベ・デルタ時代のルームメイト。リヴァイアス内で再会した際、自身の過去＝マクベインのことを口にしたために殺害する。; ちなみに演者はレイコと同じ豊口めぐみであり、後にレイコもファイナに切り捨てられることになったのである意味では伏線だった。