真ゲッターロボ 世界最後の日

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真ゲッターロボ
世界最後の日
読み チェンジ!! ゲッターロボ せかいさいごのひ
原作 永井豪
石川賢
監督 ノンクレジット(1~3話)
川越淳(4~13話)
シリーズ構成 藤田伸三(5~13話)
脚本 ノンクレジット(1~4話)
藤田伸三
福嶋幸典
キャラクターデザイン 羽山賢二
メカニックデザイン 山田起生
音楽 岩崎文紀
制作 早乙女研究所
発表期間 1998年8月25日 -
1999年5月25日
話数 全13話
巻数 VHS版:全7巻
DVD版:全4巻
シリーズ ゲッターロボシリーズ
初登場SRW スーパーロボット大戦D
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真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日』は、早乙女研究所制作のOVA作品。

概要[編集 | ソースを編集]

バンダイビジュアルのビデオレーベル「EMOTION」の創立15周年記念作品。タイトルの「真」は真と書いて「チェンジ!!」とルビが付き[1]、略して「チェンゲ」とも呼ばれる。

過去のTVアニメ三作(『ゲッターロボ』『ゲッターロボG』『ゲッターロボ號』)の続編ではない新規の作品として制作された。キャラクターのデザインや性格ゲッターロボの扱いなど、石川賢氏による漫画版ゲッターロボシリーズ(いわゆる「ゲッターロボサーガ」)の影響が色濃く表れており、それまで一般に知られていたTVアニメとしてのゲッターロボとは一線を画す異色作。ちなみに、永井豪氏と共に漫画版の執筆者である石川賢氏も原作者としてクレジットされている。

当初は今川泰宏氏が監督を担当すると発表されていた[2]が降板。第3話までは監督のクレジットがなく、第4話からは川越淳氏が監督としてクレジットされる。降板の理由は今なお明かされておらず、制作現場におけるトラブルが噂されている。だが、そんな複雑な事情を抱えながらも、石川氏の絵柄や演出技法に限りなく寄せられたキャラクターや戦闘描写の圧倒的な迫力から根強い人気を誇る作品である。

登場キャラクターの声優が全て変更となった本作だが、第1話冒頭のナレーションはテレビアニメ版で流竜馬役を担当した神谷明氏が担当。

ストーリー[編集 | ソースを編集]

第1部(1~3話) [編集 | ソースを編集]

近未来、人類は月面基地を拠点に研究を重ね、宇宙より降り注ぐ無限のエネルギー・ゲッター線の採取に成功していたが、地球外生命体「インベーダー」の突然の襲来により月を占拠されてしまう。人類は科学の粋を結集した超兵器「スーパーロボット」を開発してインベーダーに対抗し、10年にも及ぶ戦争の末、インベーダーを撃滅することに成功した。

それから時が流れ、インベーダーが突如復活。さらに、死んだはずのゲッター線研究者・早乙女博士量産型ゲッタードラゴン軍団を率いて人類に宣戦布告してきた。これに対し、日本軍は、早乙女殺害の罪で投獄されていた元ゲッターチームリーダー・流竜馬を釈放し、彼を再びゲッター1に搭乗させ、早乙女の抹殺を試みる。

竜馬と早乙女の死闘が続く中、それまで沈黙を守っていた神隼人巴武蔵の合流、そして謎の少年・の覚醒と共に、究極のゲッターロボ「真ドラゴン」が姿を現す。

第2部(4話以降)[編集 | ソースを編集]

真ドラゴンを危険視した国際機密連合は、重陽子ミサイルによる真ドラゴンと早乙女研究所の破壊を目論む。その背後には、すでにインベーダーに寄生された二人の科学者・コーウェンスティンガーの暗躍があった。ミサイル落下を阻止すべく真ゲッターロボで奮闘する竜馬たちだったが、結局は失敗に終わり、世界はゲッター線に包まれた。

それから13年後、ゲッター線汚染によって地球はインベーダーの闊歩する荒れ果てた地と化し、わずかに生き残った人々は地下に潜りながら明日をも知れぬ戦いの日々を送っていた。そんな中、日本軍に所属する車弁慶とその娘・、メカニックのらは人類の反抗勢力が真ドラゴンのゲッター炉心を解体するために早乙女研究所跡地へ向かっていることを知る。

浅間山麓を舞台に隼人率いるスーパーロボット軍団とインベーダーの激突が始まる中、早乙女研究所内でインベーダーに襲われた弁慶たちを救ったのは、生きていた號と真ゲッターロボだった。

登場人物[編集 | ソースを編集]

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

人類[編集 | ソースを編集]

新・旧ゲッターチーム[編集 | ソースを編集]

流竜馬
神隼人
車弁慶
巴武蔵

早乙女家[編集 | ソースを編集]

早乙女博士
早乙女ミチル
早乙女元気

スーパーロボット軍団 [編集 | ソースを編集]

シュワルツ
ヤマザキ
敷島博士
古田

インベーダー[編集 | ソースを編集]

コーウェン
スティンガー
ゴール&ブライ

登場メカ[編集 | ソースを編集]

スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。

ゲッターロボ[編集 | ソースを編集]

真ゲッターロボ
真ゲッター1
真ゲッター2
真ゲッター3
ゲットマシン(真)
ユニットアイコンとして真イーグル号真ジャガー号真ベアー号が登場。
ゲッターロボ
ゲッター1
ゲッター2
ゲッター3
ゲットマシン(初代)
ユニットアイコンとしてイーグル号ジャガー号ベアー号が登場。
量産型ゲッタードラゴン
ゲッタードラゴンゲッターライガーゲッターポセイドンとして登場。
ゲットマシン(量産型)
ドラゴン号ライガー号ポセイドン号もユニットアイコンとしてのみ登場。
真ゲッタードラゴン
真ドラゴン (第1形態)
真ドラゴン (第2形態)
真ドラゴン
真ライガー
真ポセイドン
ブラックゲッター

スーパーロボット軍団[編集 | ソースを編集]

ステルバー
タワー

インベーダー[編集 | ソースを編集]

インベーダー (空中形態)
インベーダー (陸上形態)
インベーダー (宇宙形態)
インベーダー (ワーム)
インベーダー (甲虫)
インベーダー (直角貝)
コーウェン&スティンガー
ゴール&ブライ

メタルビースト[編集 | ソースを編集]

メタルビースト(早乙女)
メタルビースト・バロゾフ
オウムガイ型メタルビースト
ミサイル型メタルビースト
メタルビースト・ドラゴン

その他[編集 | ソースを編集]

ゲッターエンペラー
ただし、作中でゲッターエンペラーとは呼ばれない。
真ゲッタードラゴン (大決戦)
ゲッターロボ大決戦!』版。

用語[編集 | ソースを編集]

ゲッター線
早乙女研究所 / 新早乙女研究所
早乙女博士によって創設されたゲッター線テクノロジーの研究機関。早乙女の宣戦布告により、「悪の要塞」と化してしまう。
インベーダー
ゲッター線を主食とする宇宙生命体。不定形で、生物・無生物を問わずあらゆるものに寄生・融合できる。
メタルビースト
インベーダーが無機物やロボットと融合して進化した半生体兵器。劇中ではバロゾフ(SRW未登場)が最初に寄生されメタルビースト・バロゾフが生まれた。
インベーダー戦争
月を占拠したインベーダーと人類の、月面での戦争。本編では第1話冒頭のナレーションでわずかに触れられるのみだが、公式ガイドブック収録の漫画『クレーターバトル』やドラマCD『月面十年戦争~戦慄の予感』で描かれる。

楽曲[編集 | ソースを編集]

オープニングテーマ
「今がその時だ」(2・3話)
作詞:工藤哲雄 / 作曲:千沢仁 / 歌:水木一郎
最終話ではEDとして使用。後にアニメ版『ゲッターロボ アーク』にてアレンジ曲が劇伴として使用された。
『第2次Z』『DD』で戦闘BGMに採用。『DD』ではイベント「ザ・タイム・イズ・ナウ」にてクエストBGMに採用されている。『V』限定版では原曲を収録。
「HEATS」(4話以降)
作詞:工藤哲雄 / 作曲:羽場仁志 / 編曲:須藤賢一 / 歌:影山ヒロノブ
後にアニメ版『ゲッターロボ アーク』の第9話以降のエンディングテーマ「HEATS 2021」としてセルフカバーされた。
『D』『第2次Z』『OE』『第3次Z』『V』『X-Ω』『T』で戦闘BGMに採用。『DD』ではイベント「信じる心、熱い魂」にてクエストBGMに採用されている。『V』『T』限定版、『30』プレミアムサウンド&データパックでは原曲を収録。
エンディングテーマ
「約束の丘」(1~7話)
作詞:工藤哲雄 / 作曲・編曲:岩崎文紀 / 歌:中瀬聡美、千葉千恵巳
「HURRY UP DREAM〜旅立ち〜」(8~12話)
作詞:工藤哲雄、M Rie / 作曲:M Rie / 編曲:須藤賢一 / 歌:岩永雅子
BGM
「気勢」
『OE』で必殺技BGMに採用。
「勇壮」
第5話のスーパーロボット軍団出撃時、第11話のストナーサンシャイン初使用、最終話での真ドラゴン登場時などに使用された。
『V』『30』で採用。SRWでは演奏開始後のドラムソロパートを省いている。
ファンからの人気も高く、SRWでの採用が長らく待ち望まれていた楽曲。『V』で念願の採用となったが、『30』では逆に「勇壮」しか収録されていないという極端な構成となっていた。

登場作と扱われ方[編集 | ソースを編集]

αシリーズでは一部メカがフリー素材的に使われただけ。『D』で実質的な初参戦を果たした後、久々に出てきたと思いきやストーリー再現が一切ない『学園』……と、シリーズ当初は根強い人気に反して芳しくない状況が長く続いていた。

しかし、声付き参戦した『第2次Z破界篇』以後、東映版に代わりゲッターロボシリーズ代表という地位を得て、各作品の世界観における重要な立ち位置を担いながらハイペースで参戦を続けている。ただし、あまりにも荒廃しすぎかつバイオレンスな第2部の世界観や、終盤における超スケールの設定などもあって、話全体をまともに再現される確率は意外と低い。また、20代後半になった甲児アムロと同年代の竜馬・隼人・武蔵・弁慶はゲッターシリーズ全体を見渡しても本作の第1部でしか存在しえない事から、『T』『30』に至っては第1部をベースに、原作と大きく異なるオリジナルストーリーが展開された。

なお、原作第1部と第2部の間の13年の時間経過が再現されたのは『D』だけで、他の参戦作品では10年(Zシリーズ)、15年(『V』『DD』)と増減している。

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦αDC
量産型ゲッタードラゴンがゲスト登場。
第2次スーパーロボット大戦α
ブラックゲッターがゲスト登場。
第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
ブラックゲッターが隠しユニットとしてゲスト登場。

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
初の声付き参戦。前作『Z』でのジ・エーデル・ベルナルの発言で示唆されていたこともあり、ファンにとって満を持しての参戦となった。今回は原作でナレーションが語るだけに終わったインベーダー戦争の時代を下地に、ややオリジナルのストーリーが展開される。
竜馬と隼人は本作とキャストが同一の『新ゲッターロボ』が参戦する『NEO』時に収録された戦闘ボイスを一部流用している。
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
『破界篇』に登場した機体に加え、ブラックゲッターと真ドラゴンが味方として参戦する。原作における13年の時間経過は『天元突破グレンラガン』の7年の時間経過との兼ね合いから、間を取って10年に変更された。また、その時間経過自体、封印された暗黒大陸内で時間の経過にずれが発生したという設定にすることで、時間経過があまりない他作品と整合性をとっている。
第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
原作終了後だが、インベーダーの生き残りがバアルの一部として登場。共通点の多い『トップをねらえ!』との初共演も実現した。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
引き続き参戦。ついにインベーダーとの完全決着が描かれる。『時獄篇』で使用不能だった真シャインスパークも解禁。
本作では今まで存在を匂わされる程度だったゲッター艦隊とゲッターエンペラー、そして版権ボスが恐れた「もう一人の竜馬」が初めて自軍によって存在を確認された。また、今作の設定ではゲッター艦隊が『虚無戦記』の世界にいるということになっており、ファン間での考察をパラレルではあるが実現した形となる。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦D
初参戦作品。世界観の中核の一部を担っており、プロローグで主人公らの物語よりも先に13年前の事件として本作の第1部が再現されるが、中盤で原作を消化してしまう上にしばらく真ドラゴンも使えないため、2組のゲッターチームの片方は初代ゲッターロボか三人乗りに改装されたブラックゲッターを使うことになる。
真ゲッターチームの名前がカタカナになっているが、前作『R』に参戦したゲッターチームと混同しないためなのだろうか?(しかし今回登場するのはではなく渓)。

VXT三部作[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦V
今回は全体的にストーリーの改変が行われており、原作第1部の事件が「15年前」に変更されている。中盤から『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』との意外なクロスオーバーが展開され、物語を盛り上げてくれる。
原作をなぞらない展開だからか、キャラクター事典及びロボット大図鑑でのネタバレが解禁済み。
スーパーロボット大戦T
珍しく竜馬がA級刑務所に投獄されている状態から始まる。今回は原作第1部をベースとしたストーリーに改変されており、本来第4話以降に登場する機体も顔を出してくる。また、真ドラゴンから変形した真ゲッタードラゴン(『ゲッターロボ大決戦!』オリジナル機体)が登場する。
本作では『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のアムロ、『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』の兜甲児と、竜馬・隼人・武蔵・弁慶らが同世代という設定であり、いわば初代スパロボ御三家の揃い踏みとなっている。その反面、シナリオは完全に竜馬たちだけでストーリーが進行するので、竜馬が量産型ゲッター1に乗ったりタイムスリップしたりすることも無く、本来の主人公であるたちに至っては一切登場しない
しかし、エキスパンションシナリオにて叢雲総司達から『V』における「宇宙世紀世界」の自分達の戦いを教えられて感慨に耽る描写があり、直接の言及は無いが號たちについても知ったと思われる。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スパロボ学園
参戦作品がほぼ全て『J』『W』『K』からの使い回しという中での唯一の新規参戦(グラフィック自体は『W』と『D』の流用)。そのせいか登場するのは真ゲッターのみ。
だがしょせんは使い回しゆえに、不可解な点が散見される。機体名が「真・ゲッター」(チェンゲ版では中黒が入らないのが正しい)、ゲッターチェンジアタック中「スイッチ・オン!」と言う(チェンゲ版では言わない)、武器名が「トマホークブーメラン」だったり、ゲッターサイトなしだったり……。
一方、よりチェンゲ版っぽく見えるようグラフィックが修正されていたり、ファイナルダイナミックスペシャル用カットインが新しく作り起こされていたりと、それなりの配慮も感じさせる。
スーパーロボット大戦Card Chronicle
ネオゲッターロボ』と初共演。
本作ではミサイル直撃によるゲッター線汚染は刹那・F・セイエイによって阻止され、13年経過することなく第2部の展開へと繋がる。
スーパーロボット大戦Operation Extend
第1章より参戦。原作終了後設定だが、木星がゲッター太陽化した件に関しては明言されていない。また、竜馬たちは原作通り時空の彼方へ旅立ったにも関わらず真ゲッターは地球に残されている。
インベーダーは決着後も生存しており、本作のオリジナル敵であるミューカスと共に出現することがある。
第4章サブミッション「竜馬再び」にて竜馬たちが帰還、以後は新ゲッターチームと旧ゲッターチームの両方で真ゲッターを運用可能になる。当然ながら真ゲッターは1機しかないので、出撃ユニット編成時に両チームを選んだ場合、母艦から出撃させられるのは片方のチームだけとなるが、片方のチームを母艦に戻し、以後のターンにもう片方のチームで出撃させることは可能。各員の能力値や精神コマンドはもちろん、どちらのチームを乗せるかで機体性能も少々変わるが、装備している強化パーツと機体改造度は変わらない。
復活していたコーウェン&スティンガーを倒し、ミューカスとの決着も付いた後は、竜馬たちは再び時空の彼方で戦い続ける道を選ぶ(なお、真ゲッターは竜馬たちに持ち出され、結果として失われてしまった)。
スーパーロボット大戦X-Ω
2017年5月30日配信の「生スパロボチャンネル」にて第3期参戦作品の第1弾として発表され、同年6月に追加参戦。作品単位での東映版ゲッターとの共演はこれが初となるが、両作品の人物は同一人物扱いされているため同時編成不可となっている。当初は真ゲッター1のみの実装だったが、後に真ゲッター2および真ゲッター3も実装。真ドラゴンもΩ戦艦枠で実装された。
メインクエストにおけるゲッターシリーズは当初は昭和設定で参戦していたが、後々にゲッターチームや早乙女博士が『チェンゲ』版の容姿となり、メインクエスト第20章からインベーダーが敵ユニットとして登場、本格的に物語に関わってくるなど、昭和版とチェンゲ版の要素が交錯するSRWシリーズでも初の展開となっている。
イベントシナリオにおいても多く登場しており、イベント「私たちが生きる明日」においては『宇宙戦士バルディオス』の終盤のカタストロフのパラレル展開を経た未来が『チェンゲ』の世界という設定になっている。また、イベント「黄金ノ騎士」では、號達新世代ゲッターチームと、彼らとは別の差異次元から来た原作とは異なる経緯を歩んだ竜馬達旧ゲッターチームが邂逅するという展開が描かれた。
スーパーロボット大戦DD
ワールド2の構成作品。第1部は竜馬とディーダリオンによって重陽子ミサイルが防がれる形になっているが、直後にセカンドインパクトが起きている。なお、竜馬とディーダリオンは15年後にタイムスリップしている。
今作では1章で早乙女博士がゲートを通る形でワールド3に移動するため、コーウェン、スティンガーとは別れて行動している。
ゲッターノワール・G絡みの期間限定イベントでは他のダイナミック作品と共に、さながら東映まんがまつりの如く悪と戦っている。また、期間限定ベントでは別宇宙からやってきたアークチームとの対面を果たした。
スーパーロボット大戦30
またもや第1部をベースにしたオリジナル展開になっているが、武蔵は最後まで生存、號達新ゲッターチームも登場する。その代り、早乙女博士は反乱直後にやられて完全に死亡しており、コーウェンとスティンガーに至ってはDLC「エキスパンションパック」無しでは登場すらしない。
一方で主人公機にもかかわらず真ゲッターはまさかのユニットアイコンのみの登場となっている。
御三家作品以外ではゲッター線と相反する性質を持つトリプルゼロの存在から『覇界王』とのクロスオーバーが目立つ。
またDLCで『DEVOLUTION』が初参戦したことで、平行世界の竜馬・隼人・弁慶の共闘が実現することとなった。モバイル・アプリゲームでは前例はあったが、家庭用作品では初となる。

各話リスト[編集 | ソースを編集]

話数 サブタイトル 登場メカ 備考 再現スパロボ
第1話 復活!!
悪の要塞 早乙女研究所
量産型ゲッタードラゴン
真ドラゴン (第1形態)
インベーダー
  D
第2話 脅威!!
神か悪魔か真ドラゴン!
ゴール&ブライ   第2次Z
第3話 日本壊滅!!
さらばゲッター!
インベーダー    D
第4話 激震!!
荒れ狂う大地!
インベーダー 
第5話 出撃!!
新たなる戦士たち!
インベーダー   
第6話 悪夢!!
暴かれた真実!
メタルビースト・バロゾフ  
第7話 決戦!!
スーパーロボット軍団!
早乙女のメタルビースト  
第8話 死闘!!
血に染まる氷原!
オウムガイ型メタルビースト ブラックゲッター登場 
第9話 謀略!!
摩天楼の決闘!
 インベーダー  
第10話 降臨!!
南海を断つ邪神!
ミサイル型メタルビースト
真ドラゴン (第2形態)
 
第11話 襲来!!
蘇る亡者たち!
メタルビースト・ドラゴン ストナーサンシャイン会得 D
第12話 戦慄!!
砕け散る魂!
インベーダー   
第13話 閃光!!
進化の果て!
コーウェン&スティンガー
インベーダー (宇宙形態)
インベーダー (ワーム)
インベーダー (甲虫)
インベーダー (直角貝)
 

余談[編集 | ソースを編集]

  • 本格的な参戦があまり無かったことについては「設定上TV版と共存できない部分があり、こちらのためにTV版を切り捨てるのには疑問を感じる」という寺田氏の意向もあったと思われる[3]
    • 逆に『第2次Z破界篇』以降、『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』や『新ゲッターロボ』と比較して非常に参戦が多くなっているのは、「開発側としては別のOVAゲッターロボシリーズを出したいが、チェンゲの方がメジャーな作品であるという声が大きくチェンゲの方を出す事になってしまっている」という事情がある事を寺田氏が明かしている。なお、チェンゲが参戦し過ぎているというユーザーの指摘は認識しているとの事。[4]本作がOVA作品の中でメジャーであるとされている理由としては「ゲッターの入門には最適である」事と「他のOVA作品のゲッターは玩具化の機会が少ない」事を挙げている。[5]

商品情報[編集 | ソースを編集]

DVD[編集 | ソースを編集]

Blu-ray[編集 | ソースを編集]

書籍[編集 | ソースを編集]

楽曲関連[編集 | ソースを編集]

レンタルビデオ・動画配信[編集 | ソースを編集]

サイト名 取扱いの有無 備考
レンタルビデオ
TSUTAYA宅配レンタル  
DMM  
ゲオ宅配レンタル  
サイト名 取扱いの有無 備考
動画配信
TSUTAYA TV × 
DMM動画
バンダイチャンネル   見放題期間あり
GYAO!ストア   第一話無料
東映アニメオンデマンド × 
ユーネクスト × 
ビデオマーケット   第一話無料
フジテレビオンデマンド ×
Amazonプライムビデオ  
dアニメストア ×
ビデックス ×
hulu × 
あにてれ ×
ひかりTV ×
楽天TV
TELASA ×
J:COMオンデマンド ×
milplus ×

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 「真!! ゲッターロボ」と書くのは誤り。
  2. 学習研究社『アニメV 1998年8月号』54-55頁。
  3. ケイブンシャ「スーパーロボット大戦α外伝を一生楽しむ本」 P108
  4. スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE第869回より
  5. スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE第872回より

資料リンク[編集 | ソースを編集]

公式サイト