カムイ・ショウ
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| カムイ・ショウ | |
|---|---|
| 外国語表記 | Show Kamui[1] |
| 登場作品 | |
| 声優 | 向野存麿 |
| デザイン |
石川賢(原案) 本橋秀之(アニメ版) |
| 初登場SRW | スーパーロボット大戦DD |
| SRWでの分類 |
パイロット サブパイロット |
| プロフィール | |
|---|---|
| 種族 | ハチュウ人類と地球人のハーフ |
| 性別 | 男 |
| 年齢 | 19歳 |
| 所属 | ゲッターチーム |
カムイ・ショウは『ゲッターロボ アーク』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
ゲッターキリクのメインパイロットを務める青年。恐竜帝国の技術力によって作られたハチュウ人類と人間のハーフという特殊な出自を持ち、身体にはウロコがある。
恐竜帝国の生まれだが、ハン博士の判断で幼少期から神隼人の下に預けられ、ゲッターロボのパイロットとして育てられた。ハチュウ人類とのハーフであるため高熱などの厳しい環境にも耐性がある。また、地リュウ一族のようにゲッター線にもある程度の耐性が備わっているが、他のゲッターチーム程は耐えられない。
恐竜帝国の先代ゴール帝王の遺伝子を人工的に受け継いでいるため、現皇帝ゴール三世とは異母兄弟の関係にある。人間とのハーフという特殊な立場ではあるが、恐竜帝国の民たちからは非常に慕われており、人望が厚い。そのため、現政権のゴール派からは警戒されていた。
アンドロメダ流国との戦いの中で遥か未来の世界に赴き、そこでゲッターエンペラーの庇護のもと殲滅戦争を続けると地球人類の姿を見て愕然とし、そこに付け入られる形でマクドナルドから最終兵器バグを託される。そして、現代へ帰還すると人類の進化を断ち切るべく恐竜帝国をクーデターによって掌握し、人類に対して反旗を翻した。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦DD
- 初登場作品。2021年10月のイベント「ゲッターの申し子」より参戦。ゲッターアークのサブパイロット。担当声優の向野存麿氏は本作でSRW初参加。
- スーパーロボット大戦Y
- 家庭用作品初参戦。加速や閃きを覚える典型的ゲッター2乗り。
- 顔の件は本作でも再現されているが、既に人間とはかけ離れた容姿を持つ異星人と接触している『マクロスΔ』の世界観との兼ね合いもあってか、彼に差別意識を向けるものは少ない。特にちせはその容姿を好意的に捉えており、八神市の市民からも街を守るヒーローとして迎え入れられている。
- 未来世界での戦いではアニメ版のようにウザーラ戦で離脱はしないが、その後は恐竜帝国のスパイとしての素性を明かした上で原作通りバグに乗って敵対することになる。撃破すれば拓馬の説得もあって再び味方に復帰する。
- 原作と異なり母を殺さないことや決戦の地を指定した上で市街地ではなく南極であったりと復帰に対するフォローがなされている。仲間のままの構想もあったのか、シミュレーターでは対恐竜帝国用の特殊台詞が用意されている(敵として現れるバイスにもカムイ用の台詞が存在する)。
- キリク共々能力は悪くないが、本作のゲッターは変形移動が実装された上に行動終了後でも変形可能な仕様であるため、カムイは移動役で拓馬がアタッカー、更にその後に獏が援護防御役を担当する形になりがち。反撃役とするにはキリクの射程が長くない上に敵側の命中率高騰で回避系機体への逆風が激しいのも難点。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
- Y
- 加速、閃き、てかげん、分析、直感、直撃
- 育ての親である隼人の精神を連想させる内容。初期習得する「加速」でゲッターアークの足回りを支える。
- 直感と閃きはやや被り気味だが、PPや反撃1回目は直感・反撃2回目以降や命中が十分に足りている時はひらめき、と使い分けは可能。
特殊スキル[編集 | ソースを編集]
- Y
- 味方時
- 敵対時
エースボーナス[編集 | ソースを編集]
- 気力140以上で最終回避率+30%。
- 『Y』で採用。育ての親である隼人より回避率補正の倍率は低いが、気力制限が少しだけ緩いのがメリット。
人間関係[編集 | ソースを編集]
早乙女研究所[編集 | ソースを編集]
- 神隼人
- 司令官。育ての親。
- 流拓馬
- チームメンバー。初期の頃は特に衝突が多かったが、戦いの中で絆を深めていく。
- 山岸獏
- チームメンバー。
- 敷島博士
- 早乙女研究所所属の武器開発者。幼少期から鍛えられている。
恐竜帝国[編集 | ソースを編集]
- 帝王ゴール
- 父親。特別関係性や感情などは描かれていない。そもそも先代ゴールはカムイが生まれる何年も前に他界しているので、親子というのは遺伝子上の関係に過ぎないと思われる。
- 母親
- 人間の母親。母子の愛情は深く、それ故にゴール三世に人質として利用されている。
- 帝王ゴール三世
- 腹違いの兄。カムイの持つカリスマ性を警戒していた。最終的にゲッターの行き着く未来を知ったカムイは彼から最高権力者の座を奪うが、三世を慕う部下も多いためあえて帝王は彼のままとしている。
- ハン博士
- 恐竜帝国の科学者。カムイの理解者であり、彼を早乙女研究所に預けた。
- バイス、ガンリュー、ゴズロ
- アニメ版のみに登場するゲッターザウルスのパイロット達で、カムイの幼馴染。
アンドロメダ流国[編集 | ソースを編集]
- マクドナルド
- 拓馬の母の仇。カムイも彼を敵視していたが、未来世界では彼からバグを託される。
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
ダイナミック系[編集 | ソースを編集]
- 神隼人 (OVA)
- 平行世界における神隼人。
- 『DD』のイベントシナリオ「ゲッターの申し子」では、拓馬や獏と共に彼の世話になる。
- 車弁慶 (OVA)
- 平行世界における車弁慶。
- 『DD』では、初対面時に「お前の顔に付いているのは、アクセサリーなのか?」と聞かれたため、「ゲッターロボの関係者でありながら、爬虫人類のことを知らないのか」と、内心で戸惑っていた。
- 剣鉄也 (OVA)
- 『Y』では戦闘教官となった彼の教え子にあたる。
その他スーパー系[編集 | ソースを編集]
- 飛鳥川ちせ
- 『Y』にて自分の容姿に対して偏見を持たず、「かっこいい」という理由で受け入れている。この一件は、カムイにとってエーアデントに馴染むきっかけになった。
- ひびき洸
- 『母を守りたい』という彼の思いに対して、『母を人質に取られている』という自らの境遇から、共感と慈しみを見せた。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「気分はどうだ」
拓馬「いいわけねえだろう ボロボロだよ」
「よく持ちこたえたな… 人間にもこんなダフな奴がいたとは」
拓馬「人間?」
「とりあえずは認めてやるよ」
拓馬「はあ」 - 第1話(第1章)「天の鬼」より。ゾルダXX撃破後、アークに抱えていた拓馬のゲッターD2を地面に投げつけ、コクピットを開きヘルメットを外しながらの会話。その顔を見た拓馬は驚きを隠せなかった。
原作漫画版[編集 | ソースを編集]
- 「なに見てるんだよ…」
拓馬「べつに」 - 第2章「運命の子ら」より。早乙女研究所の中を走る装甲車車中で、自身を見る拓馬に対して。
- 「そんなにめずらしいか… 俺の顔が」
獏「いや… そんな」
拓馬「これから永い付き合いになるかもしれねえから ハッキリさせといた方がいい」
拓馬「おめーの顔はめずらしいんだよ」 - 嫌気が差したのか、拓馬にその事を話すが…。
- 「いいか また変な目で見たら その目をえぐる!!」
拓馬「なに言ってやがるコラ わけのわからんモンが目の前にいたら 見るのがあたり前じゃろうが」
拓馬「いっしょに仕事するんじゃ お前が何者か知る権利は俺にはある!!」
「お前の言ってるコトはわかる… 論理的で正しい… だが 私を変な目で見るコトを正当化することはできない だれでもジロジロ見られれば不快感をおぼえる」
拓馬「なにを…大学教授みてえなコト…ぬかしとるんじゃ」
「それに知る権利があると言ったが 知る必要はない」
「それはお前が今日 死ぬ可能性が高いからだ」
拓馬「なっ」 - その後車中で揉み合いになり、ドアが開き拓馬が外部にいたゲッターのパイロットを巻き込んで吹っ飛ばされたのを見ながら彼に対して。直後に拓馬が「おめーは人間なのかハ虫類なのか」とコンプレックスをえぐる返しをしたため、喧嘩が勃発した…。
- アニメ版ではやり取りが変えられているが、喧嘩に繋がるのは再現されている。
- 「大佐の言っているハジとはなんのことだかわかっているだろうな」
拓馬「あん!?」
「ゲッター戦闘用語でハジとは死のことだ 失敗すれば死だ…」
拓馬「お前の方こそハジをかくなよ カムイ」 - 出撃前、隼人の「ハジをかくなよ」に対する補足。歴代のゲッターは常人の手に余る機体であり、合体に失敗すれば待っているのは死である。逆に言えば、隼人から遠回しに「死ぬな」と言われている事を示していると言えた。
スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「神…司令。真ドラゴンとは、いったい何なんです?」
隼人「この世界の早乙女博士が作り出した強大なゲッターロボ…俺や竜馬、弁慶にとって因縁の敵だ」
弁慶「以前の戦いで奴を大破させたんだが、地中に逃げた。その後、行方不明だったが…前よりもパワーアップしているようだ」
獏「あいつを放っておいたら、どうなるんだ?」
隼人「この世界が最後の日を迎えることになる」
拓馬「何…!?」
「そんな危険な代物を、この世界の早乙女博士が作ったと言うんですか」
鉄也「お前の世界じゃ、どうか知らんが…俺達にとって、早乙女は敵だ」 - 『DD』のイベントシナリオ「ゲッターの申し子」第2話「流竜馬の血筋」のシナリオデモより。
- 拓馬や獏、ゲッターアークと共に飛ばされた世界で、早乙女博士が真ドラゴンという世界を滅ぼす危険性を持ったゲッターロボを生み出したという話を聞いて、カムイは表情に変化こそなかったが、驚愕と戦慄を禁じ得なかった。
- 「あれが、この世界の…!?」
- 『DD』のイベントシナリオ「ゲッターの申し子」第3話「ゲッターの申し子」より。
- 本作の世界における隼人達から話を聞いていたとはいえ、真ドラゴンを作り上げた早乙女博士の凶相にカムイは驚愕していた。
- 「お前を人間に分類するのは違うように思える……」
- 『Y』chapter 06メインミッション「果てしなき戦いへ」より、東方不敗マスター・アジアを評して曰く。気持ちはわかる。
搭乗機体[編集 | ソースを編集]
余談[編集 | ソースを編集]
- 担当声優の向野存麿氏は本作がデビュー作となる。
- 『ゲッターロボ全書』によれば名前の元ネタは漫画作品『カムイ伝』の主役からではないかとのこと。
- インタビューによれば「人類とハチュウ人類のハーフ」という設定を石川賢氏に提案したのは中島かずき氏だったようである。
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ キャラクター/キャスト、【公式】アニメ『ゲッターロボ アーク』、2022年2月14日閲覧。
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