ガンダル
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ガンダル | |
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登場作品 | |
声優 | 富田耕生 |
デザイン |
永井豪(原案) 小松原一男(アニメ版) |
初登場SRW | スーパーロボット大戦64 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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種族 | ベガ星人 |
性別 | 男 |
身長 | 201cm |
体重 | 99kg |
所属 | ベガ星連合軍 |
役職 | スカルムーン師団司令官 |
ガンダルは『UFOロボ グレンダイザー』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
スカルムーン基地の司令官。「レディガンダル」という女性の人格も持つ。
武闘派で力攻めを得意とする。それもあってか、知性派のレディガンダルやズリル長官とは反りが合わない。ただ、ズリルとは終盤それなりに良い関係になっていたのか、彼の息子に対してズリルの想いを代わって聞かせてやったりもしていた。
ベガ大王に対する忠誠心は強く、最終話で謀反を企てたレディガンダルを自らが重傷を負うことになるにも関わらず射殺している。そして円盤に搭乗してグレンダイザーとの相討ちを図ったが、失敗して死亡した。
当時の児童誌によると「ガンダルの母星であるベガ星は大変な競争社会で、二重人格者が多い」となっている。
永井豪&石川賢の漫画版ではレディガンダルに対する描写不足のため、「ガンダルの本体は小柄な異星人で、等身大ロボットを操縦することで『等身大の人間』のように振る舞っている」と記述された文献が存在する。
桜多吾作の漫画版では短気な性格が強調されており、納得のいかないことを言われれば、ベガ大王であっても食って掛かる。その一方で闇の帝王の正体を看破する洞察力の鋭さも持ち合わせており、結果的にミケーネ帝国を壊滅へと追い遣っている。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
Zシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦Z
- ベガ大王の唯一の部下。出番が殆ど無く、ベガ大王と共に肩身の狭い想いをしていたのだろう。
- 実は能力値はベガ大王より高い。しかし、グラグラはHPが高いだけで折角の能力が活かしきれない。
COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦COMPACT2
- スカルムーン司令として、ゴーマン大尉などを自軍にけしかける。場合によっては戦闘せずに、ベガ軍は壊滅してしまう。戦闘する場合はベガ大王に代わってキング・オブ・ベガを指揮する。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 本作で音声を初収録。上記と似たような扱いだが、ルート選択に関わらず最終決戦で相対する事に。最終決戦まで最前線に出張らない為、ゴーマンなどに比べ印象度が薄い。また、今回は分身たるレディガンダルの姿を一切見せない事も、彼の更なる没個性化に拍車を掛けている。決戦ではレディガンダルの愛機だったグラグラに搭乗する。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦A
- 他の連中に先んじて、第7話のエンドデモに登場する。遅々として進まぬ地球攻略に痺れを切らし、女帝ジャネラを地球攻略作戦の司令から外し、代わりにプリンス・ハイネルを引き連れてきた。
- スーパーロボット大戦D
- ギシン星間帝国ベガ艦隊の司令官。ベガ大王ではなく『六神合体ゴッドマーズ』のズール皇帝の部下。「死闘!ギシン星最終決戦」でズールを殺そうとしたレディガンダルを始末したため瀕死になる。直後の戦闘で隣接すると自爆する。
- 主君への忠誠心を示すエピソードや、初登場時のタイトルも「強襲!ギシン星間帝国ベガ艦隊」と大々的で、2020年現在において一番扱いの良い作品ではないだろうか。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦64
- 初登場作品。銀河帝国軍の幹部。シナリオテキストから察するに、銀河帝国軍の先遣部隊の司令官。
- ブラッキーからデューク存命の報告を聴き、ナイーダを出撃させるなど活躍する。
- スーパーロボット大戦MX
- 序盤からスカルムーン基地の司令官として登場し、シナリオデモなどで活躍する。IMPACT同様、最終決戦でようやく出陣。その為、何度か激突するズリルやバレンドスに比べ、戦闘面では影が薄い。
- 決戦ではベガ獣グラグラに搭乗し、何かと「最強」をアピールするも、鉄也からは「グラグラだかフラフラだか知らないが…」と一笑に付される。今回もレディガンダルとしての姿は見せない。
- スーパーロボット大戦DD
- 序章ワールド5より登場。シナリオNPC。原作通り地球侵攻軍の司令官で、地球侵攻をブラッキーに任せているがヴァース帝国の存在もあり苦戦している。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
特殊技能(特殊スキル)[編集 | ソースを編集]
隊長効果[編集 | ソースを編集]
人間関係[編集 | ソースを編集]
- ベガ大王
- 主君。忠誠心は厚い。
- レディガンダル
- 別人格の自分自身。最終的には強靭な意志で、ベガ大王暗殺を画策する「彼女」を葬る。
- ズリル長官
- 犬猿の仲だが、お互いの地位が危なくなると協力しあうことも。
- ブラッキー隊長
- 部下。不甲斐ない彼を殴ったりしていた。
- バレンドス親衛隊長
- 劇場版では少し嫌味を言われた程度だが、漫画版では散々「能無し」呼ばわりされ、彼の部下を皆殺しにする。
- MXでは、階級の上では同格らしく、序盤からスカルムーン基地を二頭体制で運用している。自分への弾劾をブラッキーに擦り付けるその弁舌に、半ば感心する。
- コマンダー・ジグラ
- 作中では彼の実力に驚愕した。
- デューク・フリード
- 地球征服の障害であり、かつて滅ぼした亡星の王子。また彼の両親の殺害にも関与している。
- ゲッペル
- SRW未登場。石川賢の漫画版『グレンダイザー対ダブルマジンガー』に登場。親衛隊長と名乗っているが、バレンドスとは違いガンダルに敬語で接している。
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
- ズール皇帝
- 『64』、『D』では主君。
- ワール
- 『64』、『D』では同僚。彼が上司であるズール皇帝の側近の為、彼から叱責される事も。
- クロッペン
- 『D』では同僚だが、彼の事を嫌っていた。
- プリンス・ハイネル
- 『A』では彼の母星を支配下に収めていたので部下だった。彼を「いいツラ構えだ」と褒めていた。
- 女帝ジャネラ
- 『64』、『A』にて共演。『A』では母星から放逐された彼女の軍勢をベガ大王に推挙したので部下だった。彼女から地球攻略の指揮権を剥奪し、代わりにハイネルを司令官に任命する。
- ダンゲル将軍
- 『64』、『A』にて共演。『64』では彼を部下にしており、同じく部下のブラッキーと共に銀河帝国軍の先遣艦隊として暴れていた。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「馬鹿め! お前を危険にさらすまいとしてわざとやっておる!」
「ズリル長官はいつもお前の心配をし、手紙を書いておった。送る余裕が無かったので机の引き出しにでも入っているだろう」 - 第69話より。父であるズリル長官が自身に邪険な態度を取り続ける事に不満を持つズリルJr.に対して発破をかけた際の台詞。
- 「フフフハハハッ、ベガ星きっての色男も年には勝てんようだな。フフフハハハッ!」
- 第72話でスカルムーン基地に来たルビーナを出迎えた際に、あっさりスルーされたズリルの姿を見ての嘲笑。
スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「総員撤退準備! 急げ! 爆破するぞ!」
- 64にて大ダメージを受けた際に発する台詞。
- 「ぐぬぬ…言わせておけば付け上がりおって…」
- 『IMPACT』第3部銀河決戦編「ただ地球の平和のために」により。ルーやランバからの批難に怒りを滾らせる。
- 「ぬおぉーっ! ベ、ベガ大王さまーっ!」
- 同上。ズリルの最期と異なり、自軍からのリアクションは特に無かった。
- (べ、ベガ大王様、こやつ…あまりにも危険ですぞ…!)
ベガ大王(うむ…。もしかすると我々はとんでもない奴と手を結んでしまったのかも知れん…) - 『Z』第5話「目覚めの日」より。キラー・ザ・ブッチャーと同盟を結んだ時の台詞。二人が危惧したとおり、ブッチャーの滅茶苦茶ぶりに振り回されていく事に。
余談[編集 | ソースを編集]
- 2024年発売のゲーム『UFOロボ グレンダイザー たとえ我が命つきるとも』の日本語版では、平林剛氏が声を担当している。
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