ラカン・ダカラン
ラカン・ダカラン | |
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外国語表記 | Rakan Dahkaran[1] |
登場作品 | |
声優 | 大林隆介 |
デザイン | 北爪宏幸 |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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種族 | 地球人(スペースノイド) |
性別 | 男 |
年齢 | 中年 |
所属 | ネオ・ジオン⇒グレミー軍 |
役職 | 隊長 |
軍階級 | 大尉 |
ラカン・ダカランは『機動戦士ガンダムΖΖ』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
人物 [編集 | ソースを編集]
ネオ・ジオンのモビルスーツ部隊隊長で、一年戦争時代から常に前線で生き抜いてきた歴戦の勇士。
オールドタイプながらも確かな腕を持つ熟練のパイロットで、ニュータイプや強化人間とも対等に渡り合える技量の持ち主。ドライセン、ザクIII、ドーベン・ウルフと登場する度にモビルスーツに乗り換え、いずれの戦いでもジュドー・アーシタ達ガンダムチームを苦しめてきた。マシュマー・セロ、キャラ・スーン、グレミー・トトら序盤の『ガンダムΖΖ』のギャグテイストを持ち合わせぬ無骨なキャラクターである。
シャア・アズナブルがまだアクシズにいた頃(漫画『C.D.A』)は、実力は彼に劣りながらも自ら囮を買って出たり、強硬派に賛同の意を示しながらも筋が通らないとして中立であり続ける等、気骨や誇りのある好人物でもあった[2]。しかし、そのベテランパイロットとしての自信はいつしか傲慢かつ利己的なプライドへと変節してしまった様で、そういった部分が災いしてか、油断したのが原因で痛手を受ける事が多い上に、自らの不利を潔く認めない悪癖を持つに至っている。絶対に撃墜されないという自信から、宇宙空間の戦闘においてもノーマルスーツを着用しておらず(アクシズ時代は着用)、また他の一般兵達と同格扱いされる事を嫌悪して識別カラーの変更にも文句を言ったりもしている。一方で、ハマーン・カーンから届けられた命令書を開封する際にはペーパーナイフを用いるといった古風な面も覗かせる事がある。
第1次ネオ・ジオン抗争の頃には、既にモビルスーツのパイロットとして組織内でも十分な地位を得ていると言えたのだが、ラカン本人にとっては不満があったらしく、権力欲にも目覚めるといった野心も覗かせるようになっている。
劇中の活躍[編集 | ソースを編集]
第一次ネオ・ジオン抗争時は、ネオ・ジオンの地球帰還作戦に参加。ハマーンの旗艦であるサダラーンに潜入してきたジュドーの搭乗するΖΖガンダムを撃退すべく、ドライセンに搭乗して出撃。歴戦のエースパイロットの技量によってジュドーを追い詰めたが、エル・ビアンノのガンダムMk-IIとルー・ルカのΖガンダムの援護が来た結果、撤退を余儀なくされる。
ダブリンのコロニー落としの際にはザクIIIで出撃し、「アースノイドを可能な限り巻き込む」という命令を受けたとはいえ、市民の避難を妨害する為に通行中の車両ごと橋を攻撃し、赤十字マークをつけ航行していた避難船を撃沈させるといった非道行為までを平然と行い、更に大勢の民間人が収容されているのを知っていながら、アウドムラのブリッジを吹き飛ばして墜落させようとする等、殆ど快楽目的で殺人を行うような残忍さを見せている。そしてこの戦いでは、ハヤト・コバヤシの搭乗するドダイを撃墜して彼を死に追いやった結果、激怒してニュータイプ能力を爆発させたジュドーによって徹底的に打ちのめされている。
物語終盤、ドーベン・ウルフのみで構成された「スペースウルフ隊」の隊長となるが、『地球の支配権を得る』事を条件に、それまで忠誠を誓っていたはずのハマーンを裏切って、グレミーの反乱に加担する。最終決戦においては、マシュマーのザクIII改を倒す(正確には力の暴走による自滅)という功績を挙げるも、その際に獲物を弄ぶ感覚でマシュマーを追い詰めた結果反撃を受け部下の数名を失うという失態を招き、続いてマシュマーの敵討ちに現れたキャラ・スーンの駆るゲーマルクの猛追によって残った部下も失い孤立状態となる。最後は遭遇したジュドーのフルアーマーΖΖガンダムに対し、デブリに偽装した奇襲を行おうとしたが、逆に返り討ちに遭う形で撃破され、戦死。爆発に飲まれる中、最後まで自身の敗北が認められずにいた。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
実はマシュマー・セロよりも登場作品が多く、『GC/XO』『OE』『V』では原作の上司であるグレミーまでも差し置いている。自軍入りの機会には恵まれないものの、理性的な軍人と憎まれ役のどちらも担えるシリアスキャラが『ガンダムΖΖ』に少なかったためか、登場回数・実力共に同作を代表する敵パイロットになっている。
旧シリーズ[編集 | ソースを編集]
旧シリーズのリメイク版では原作と異なりニュータイプの技能を習得する。『第4次』以前は誰でもサイコミュ兵器が使えたため、本来オールドタイプであるラカンもファンネルを持つゲーマルクに搭乗していた。リメイクは『F』基準のシステムとなり、技能なしでサイコミュ兵器は使えなくなったが、乗機は変更されることなくラカンをニュータイプにするという力技で対応させている。
- 第2次スーパーロボット大戦
- 初登場作品。DC所属。第14話「宇宙へ…」で初登場。第25話「ラストバタリオン再び」ではヤクト・ドーガに、最終面「暁の死闘」ではゲーマルクに乗る。
- PS版では第14話には登場せず、第18話「潜入!コンペイトー」が初登場となる。FC版と違い、一貫してドーベン・ウルフに搭乗している。
- 第2次スーパーロボット大戦G
- DC所属。第19話と最終話に登場。第19話ではドライセン、最終話ではゲーマルクに乗り、キャラ・スーンと共にビアン・ゾルダークのロイヤルガード状態。大幅に存在感を損ねたラストバタリオンに比べれば随分助かっている。
- 第3次スーパーロボット大戦
- DC所属。ドライセンやドーベン・ウルフに乗ってくる。シナリオ「アクシズは燃えて」では『第2次』同様ゲーマルクに乗りファンネルも使う。
- PS版ではこれを再現するためにニュータイプ能力をLv1ながら所持している。また敵側であるために本編で使うことはないが、精神コマンドが異様なまでに豪華。
- スーパーロボット大戦EX
- カークス軍にヤザン共々傭兵として雇われ、味方NPCとして登場。血気盛んな性格を見せるヤザンに対し、シュテドニアス軍には同胞がいると心配したり、ロンド・ベルの面子とは争うなと嗜めたり、かなり慎重で冷静に描かれている。乗機は二人ともドーベン・ウルフ。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- ノイエDC所属。SFC版のオープニング戦闘デモではドライセンに乗ってダイモスと戦っており、反撃の必殺烈風正拳突きで撃墜されているのが印象的だが、ゲーム本編では分岐ルートの三つのシナリオしか戦わない為に影が薄い。だが初登場のシナリオ「エゥーゴとの接触」では、5段階改造のドーベンウルフで登場するため油断は禁物。続く「強襲!阻止限界点」では、アナベル・ガトーの援軍としてイリア・パゾム、ランス・ギーレンと共にハンマ・ハンマで登場。先のシナリオとは違って撃墜時以外にセリフが無いため存在に気付かない可能性も。その後は終盤のギャブレット・ギャブレーを仲間にしたルートのシナリオ「月の裏側」で、キャラ達と共に登場。この頃では流石のドーベル・ウルフもパワー負けしている。
- スーパーロボット大戦F
- 音声初収録。DC所属。ロンデニオンを占拠してロンド・ベルを罠にはめようとするが、マシュマーが人質を取る作戦に嫌悪を示し、人質を解放したため、作戦が失敗する。
- スーパーロボット大戦F完結編
- DC所属。ドライセン、ザクIII、ドーベン・ウルフの順に乗ってくる。性格が「超強気」な為に気力の上昇が早く、他のネームドと比べてかなりしぶとい印象が残る。
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦α
- ハマーン・カーン率いるアクシズの兵として登場するがグレミー・トト離反後は彼についてギレン・ザビ側へ。ドライセン、ザクIII、ドーベン・ウルフの順に乗ってくる。最終決戦ではキシリア・ザビが提案した停戦協定を受け入れず、離反した。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- ステータスがかなりアップした。ドーベン・ウルフ乗り替え後はエース級のニュータイプでも手こずらされる。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- アクシズに出戻り。ハマーン休戦ルートに行っても、シャア側についてしまう。ちなみに彼の小隊名は「スペースウルフ隊」となっている。
- 今回は借りを返すことにこだわってジュドーから辟易されるなど少々冴えない扱いが目立つ。
- ステータスでは、防御がリアル系敵パイロットの中でもトップクラスの数値を持っている。
COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦COMPACT
- ドーベン・ウルフに乗って何度か登場する。台詞は戦闘時と撃破時以外はない。
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇
- 第1部でグレミーを撃墜したデータをフラグコンバートしていると、シーン6にてグレミーと共に敵援軍として登場する。終盤とはいえドーベン・ウルフは厄介なので、データを引き継いでいる場合は注意。
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
- グレミーと共に登場する。ドーベン・ウルフの性能が抑え目なので、そこまで苦戦はしない。その上フラグ次第では登場しないので、あまり印象には残らない。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 出番的にはリメイク前とほぼ同じ、終盤のフィフス・ルナ戦のみの登場だが、乗機の堅さが増しているので十分強敵。防御レベルも高く、頻繁に切り払いを発動する。
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- ネオ・ジオンの残党として登場する。打倒アーガマ隊の目的のため『EX』以来にヤザンと手を組む。能力も相まって中々の強敵だが、乗機がドライセンのため周りのドーベン・ウルフの方が厄介。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦A
- 原作同様にネオ・ジオン所属。グレミーと共に、マリーメイア軍の襲撃後のジャブローにネオ・ジオンの尖兵として攻め込んでくるが、これ以降は全く登場しない。明らかに死亡したとわかるグレミーと異なり撃墜時に特に台詞はないが、どうやら彼もここで戦死したらしい。登場マップはとにかく多数の撃墜時イベント等が立て続けに発生する為、死亡会話すらない彼はとにかく影が薄く、グレミー共々不遇な扱いとなっている。
- スーパーロボット大戦R
- 原作同様にネオ・ジオン所属。『A』での不遇を晴らすかのように地上での部隊指揮官として序盤から頻繁に登場、フロスト兄弟や五飛と共同戦線を張ったりしている。ラー・カイラムルートでは未来から落ちてきたエクサランスを主人公達共々回収したり、完全平和主義が画餅に過ぎなかったリリーナを糾弾したりと、会話でも色々と出番が多い。乗機は前半はドライセン、後半からドーベン・ウルフ。今回はグレミー共々、ネオ・ジオンと運命を共にする。
- 余談だが今回のネオ・ジオンはアナザーガンダムの敵キャラも交えたせいで美形が多く、4コマアンソロジーではマシュマーから「オマエだけなんか違うというか…」と言われ、「うるせぇ、優男ども」と悪態をついていた。
VXT三部作[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦V
- 原作終了後の時系列だが、生存して敵として登場(後述する小説版の設定を使用している)。『F』以来の音声の新規収録が行われている。
- 原作と同様にハマーンを裏切ってグレミーについていて、彼の死後は恥も外聞も捨ててネオ・ジオンに戻ったらしく、初登場時にその事に関する旨を述べている。本作では戦いを求める戦争屋としての面と、旧ジオン残党軍と同様にジオン再興の妄執に取りつかれた人物として描かれ、自分達の行動こそがスペースノイド全体の意志を体現しているかの如く主張し、ジュドー達平和を望むスペースノイド達の怒りを買っている。主に宇宙世紀系ガンダム作品のシナリオにて登場し、最後までジオンの怨念に取りつかれたままで、戦死する末路となっている。撃墜せずにステージをクリアした場合は他のネオ・ジオン兵と共に撤退する。
- スーパーロボット大戦X
- 今作ではジット団に雇われている。仲間にこそならないがこれまでの作品と違い最後まで生存。最終決戦で自軍に声援を送るという、彼のキャラとしては珍しい役回りもある。
- ボーナスシナリオ「大地に生きる」ではジット団降伏後は流れの傭兵としてヤザンと組んでいたことが明かされ、元BD連合に雇われる形で、魔従教団の攻撃から町を守っている。このシナリオではプレイヤーユニットとして、ラカンとドーベン・ウルフを操作可能。
- グレミーを仲間にしていた場合はエンディングでも出番があり、元の世界へ帰還するエクスクロスの面々に合流し、ヤザンと共に帰っていく。
- スーパーロボット大戦T
- 今回はドライセンにも搭乗。最終的にはネオ・ジオンからUNDに身を寄せる。最終話ではヤザンや北辰達と共にT3に挑んで来るが、撃墜されるとそのまま死亡する。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦64
- 原作再現でグレミー側に付くが、印象は薄い。ドーベン・ウルフは相変わらず強いので要注意。
- スーパーロボット大戦GC
- ジオン軍のハマーン一派として登場。登場しないグレミーに代わってプル、プルツーらニュータイプ部隊の指揮官に。今回は最後までザクIII。
- 最終決戦では撃墜すると機体の修理のために撤退し、そのままフェードアウトする。
- スーパーロボット大戦XO
- 最終決戦で撃墜すると戦死するように変更された。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 『GC』から9年振りの登場。同様にニュータイプ部隊の指揮官を勤めている。第3章クリア後のサブミッション「コーディネイター」でザクIIIに乗っており、最後まで乗機は変わらない。GCと同様、最終決戦では撤退したがそのままフェードアウトしてしまう。もっとも本作ではジオン系の登場人物が多く生還するので、彼も戦死せずに降伏を迎えたとも考えられる。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- シナリオNPC。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
歴戦の勇士に相応しく、能力値に恵まれた難敵の一人。
初期シリーズではゲームの仕様の都合上ニュータイプ扱いとなっていたが、上記の通り原作とは異なる。
以後は原作通りにオールドタイプとなったが、代わりに高Lvの底力を習得。却って更なる強化を果たしたと言える。
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
- 第3次(PS版)
- ひらめき、集中、根性、必中、熱血、魂
- 第4次(S)
- 熱血、根性、威圧、集中、ひらめき、必中
- F・F完結編
- ド根性、熱血、ひらめき、気合、集中、鉄壁
- α
- ド根性、熱血、ひらめき、気合、集中、捨て身
- X、T
- 根性、必中、不屈、先見、鉄壁、気迫
特殊技能(特殊スキル)[編集 | ソースを編集]
- 第3次(PS版)
- ニュータイプL1、シールド防御L5、切り払いL5
- EX(PS版)
- ニュータイプL1、シールド防御L6、切り払いL6
- F・F完結編・64
- シールド防御L6、切り払いL8
- α
- シールド防御L3、切り払いL2
- 第2次α
- 底力L8、切り払いL4、Eセーブ、援護攻撃L2、闘争心、カウンターL7
- IMPACT
- 防御L8
- A
- 底力L3
- PORTABLE
- 底力L4
- R
- 防御L3、援護攻撃L2
- GC(XO)
- 底力L7、援護L3、シールド防御
- V、X
- 底力L6、見切りL2、ガードL2、援護攻撃L2、サイズ差補正無視L1、気力+(DEF)
- T
- 底力L8、見切りL2、ガードL2、援護攻撃L2、サイズ差補正無視L1、気力+(DEF)
小隊長能力[編集 | ソースを編集]
- 攻撃力+20%、ダメージ-10%
- 『第2次α』で採用。
エースボーナス[編集 | ソースを編集]
人間関係[編集 | ソースを編集]
- ハマーン・カーン
- 主君。かなり長い間忠誠を誓っていたが、終盤に野心に目覚め反旗を翻した。
- グレミー・トト
- 「地球の支配権を得る」事を条件に彼の反乱に加担したが、内心では青二才と甘く見ている。一方グレミーからも乗機であるドーベン・ウルフの識別カラー程度の事で大きく揉めて文句を言った後、「見た目ばかりに拘る」と蔑視されている。
- プルツー
- 同じグレミー派の仲間。ラカンは彼女の資質を認めており割とウマが合っていた。
- マシュマー・セロ
- 孤立していた彼をスペース・ウルフ隊と共に追い詰め拘束するが、予想以上の抵抗にあい部下の一人を失った。
- SRWではグレミーの反乱が起きない事もある為、共闘するシナリオもある。
- キャラ・スーン
- 強化人間としての調整を受けた彼女も圧倒してはいるが、マシュマーを死に追いやった事で怒りを買ってしまい、自分以外のスペース・ウルフ隊のメンバー全てを失った。
- ジュドー・アーシタ
- 三度交戦しているが、自分の実力を過信しているラカンはジュドーを「ただの生意気な子供」としか見ていなかった。その傲慢さが仇となって最終決戦では彼に撃墜され、死亡する。
- ハヤト・コバヤシ
- 彼の率いるアウドムラのクルーを皆殺しにして彼自身も死に追いやり、ジュドーの逆鱗に触れる。
- ヤザン・ゲーブル
- 原作で共演の機会はないが、SRWでは『EX』や『C3』、『X』で手を組んでいたり、『V』ではちょっとしたライバル関係だったりと絡みがある。
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
ガンダムシリーズ[編集 | ソースを編集]
- アムロ・レイ
- 『R』ではアルタネイティブ社に軟禁された彼の監視役。また、『第3次』でのOPデモでは彼と戦っている。
- 張五飛
- 『R』では同僚。
- フロスト兄弟(シャギア・フロスト&オルバ・フロスト)
- 『R』では同僚。後述にある通り、彼らに対して痛烈な皮肉を浴びせる。
- キラ・ヤマト、アスラン・ザラ
- 『OE』にて、作戦の邪魔をしに来た彼らと対決。コックピットを狙わないキラを見て「それならば付け入る隙がある」と判断する。
- キア・ムベッキ
- 『X』では雇い主。
スーパー系[編集 | ソースを編集]
バンプレストオリジナル[編集 | ソースを編集]
- ラウル・グレーデン/フィオナ・グレーデン、ラージ・モントーヤ、ミズホ・サイキ
- 『R』過去編(ラー・カイラムルート)の最初に、空から落ちてきた彼らをエクサランス共々捕らえる。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「フフフ…今日はいい日だ…」
- 登場時によく言う台詞。この時の乗機はドライセン。
- 「ダブリンは晴れているか?」
- ダブリンへのコロニー落とし妨害への出撃前の台詞。この時の乗機はザクIII。
- 「腐りきった地球連邦の人間どもに、絶望という言葉があることを思い知らせてみせましょう、ハマーン様」
- ダブリン市民の救助の為に向かったエゥーゴを妨害する為に出撃した際の台詞。この時点ではハマーンに忠実な職業軍人としての側面が強い。
- 「外に伸びる道路は全て塞げ!コロニーの餌になる鼠は多い方がいい!」
- コロニー落としから逃げる多数のダブリン市民を逃がさない為にTV局のヘリや橋を破壊した際の台詞。この後も避難民を乗せた病院船を破壊する等非道な行為を行っており[3]、後にコロニー落としで多数の犠牲者を出した事を悔いていたマシュマーとは対照的で悪役としてのイメージが強い。もっとも連邦側自体も口減らしの為にコロニー落としを市民にわざと教えず、腐敗した描写が強いのだが。
- 「ふっはっは…こんな騒動の中でまた会うとは運がいい!」
「いくぜぇ!」 - 第36話より。ダブリンにコロニーが落ちてしまい衝撃波が全てを吹き飛ばしていき、目に映る光景が激しい閃光と吹き飛ぶ瓦礫という異常状態の中ZZガンダムの元に吹き飛ばされた際の台詞。自分の身すら危うい状態なのに戦闘を開始しようとする、彼の好戦的な気質が伺える。
- 「我が栄えある六機連隊を、あんな無様な色に塗り替えるつもりか!?」
- 「浮き足立つ兵の心を沈めるには悪くないアイデアだ。しかし…例外はある!」
- 第45話にて。ハマーンを裏切ったグレミーがメカニックにMSをグレミー軍のイメージカラーの灰色に統一するよう命令を下していたのだが、それを見たラカンは激怒。ドーベン・ウルフを塗装前にメカニックを締め上げ、グレミーの指示とわかると上記の台詞を呟きながらグレミーに即座に電話をかけ抗議する。拘りがある様子。
- グレミーは我が軍にしかいないMSだから好きにするといいと了承していたが、「つまらんことを。見かけばかり気にする。」と溜め息をついていた。どっちもどっちである。
- なお、後に『ガンダムUC』に袖付きの戦力として登場したドーベン・ウルフは、偶然かはたまた意図的にか青に近い灰色のカラーリングになっていた。死後に愛機を「無様な色」に塗り替えられたラカンの心情やいかに。
- 「このドーベン・ウルフの腕を受けてみろ!」
- 「もらったよ、ガキども!」
- ギーレン兄弟のガズエル・ガズアル(SRW未登場)と対峙した際の台詞。指揮官機の無線アームで敵の武装を掴み妨害し、その間に隠し腕でメガランチャーを保持しチャージを完了させるなど新機体にも即座に対応し、乗りこなして見せるという高い技量が伺えるシーン。
- 「何の光?!」
- 第45話。マシュマーがハマーンへの忠誠を叫びつつ散華した際、不可思議な光が辺りに広がった。これはその現象に対する叫び。富野節である。
- ネット上ではよくネタにされるセリフで、動画で何かしらの強烈な発光現象が発生すると大抵このコメントが書き込まれる。ガンダム系の動画のみならず使われる汎用性の高い言葉である。
- 「何故だ!?あれには子供が乗っているんだぞ!」
- 第46話より、断末魔。ニュータイプによる革新というものを最期まで肯定できないまま、彼は宇宙に消えた。
スパロボシリーズの名(迷)台詞[編集 | ソースを編集]
戦闘台詞[編集 | ソースを編集]
- 「なにっ!?ドーベンウルフが…パワー負けするのか!?」
- 原作にない台詞で、ドーベン・ウルフ搭乗時にHPを大きく減らされると喋ってくれる。
- 「ぐっ!…へへ、やるな…」
- 被弾時の台詞。機体にダメージを受けても怯むどころか逆に不敵に笑い、戦闘好きの一面を覗かせる。
- 「今や、連邦に兵なしだな!」
- 『V』での地球連邦軍所属キャラからの被弾(小)時台詞。かつての「ジオンに兵なし」演説の意趣返しか。
- 「くっ…! 子供にここまでやられるとは…!」
- 少年少女相手から大ダメージを受けた際の台詞。未だに甘く見ているようだ。
シナリオ・インターミッション[編集 | ソースを編集]
- 「グレミー!! 加勢に来たぞ…と、なんだ、もうやられているのか」
- 『第2次』・「潜入! コンペトー(PS版-コンペイトー)」より。ラカンの増援到着前にグレミーを撃破するとセリフがこのように変更される。やり込みの1つだが、率先してグレミーを狙えば割とたやすく見られる。
- 「マシュマー、何をやっている!貴様一人でこの大部隊を相手にするつもりか!?危ないのであれば、素直に救援を頼め!」
- 『第4次(S)』第24(『S』では25)話宇宙ルート「エゥーゴとの接触」より。マシュマーの援軍に駆けつけた際の台詞。彼なりにマシュマーを心配していることがわかる台詞であり、原作を考えれば割と良好な関係に見える。
- 「ロンド=ベル、ゲスト、双方が相手か・・・心してかかれ、キャラ=スーン」
- 『第4次(S)』シナリオ「月の裏側」より。援軍として登場した際、初期配置のマシュマーが撃破されていた場合の台詞。前述のマシュマーへの台詞といい、比較的好人物に描かかれている。
- 「それよりも、あのエクサランスと奴らが呼んでいた機体、ここの技術者の話では、アナハイムやネルガルの数年先を行く技術という。修理して、アムロやティファと一緒にグレミーのもとに送る。準備をしておけ」
- 『R』第4話「最悪の結末」終了後、主人公達がニュース記事をひっかき回しているという部下からの報告を受けた後。この後修理用のパーツを提供したことで結果的に逃げられてしまうが、ラカンもエクサランスが本当に未来から来たマシンであるとは思いもしなかっただろう…
- 「愚かなことを、地球が侵略者どもに狙われているのはお前たちも知っているはずだ。なのにやつらは必要最低限の軍事力しか持とうとせん。それで地球のクズどもが滅びるのは勝手だが、やつらはその後、コロニーに手を伸ばしてくる」
「軍の解体、縮小に伴い職を失った兵士は多い。それなのに、地球圏統一国家は彼らを救おうとはせん。ならば、我々ネオ・ジオンが彼らを救う。完全平和主義などという戯事に踊らされる奴らは必要ない」 - 『R』第5話「あなたに、力を…」より。主人公にネオ・ジオンが戦う理由について説明する。同作でのプロローグでも完全平和主義は侵略者に対し、無力であったので批判を受けてクーデターが起きたとあるので、この考えに共感あるいは煽られた者は少なくないようだ。また、ネオ・ジオンが失業軍人を集めていることは後の第20話でも語られる。
- 「馬はもともと臆病な動物だというぞ。お前たちが途中で逃げ出すことの多いのはそのせいか」
- 『R』第11話「私の愛馬は凶暴です」より。シャギア・フロストが「私の愛馬は凶暴です」と言った直後に彼らフロスト兄弟に浴びせた痛烈な皮肉。
- 「フン。子供でも引き金は引けるし、飛び出た銃弾は人を殺せるのだぞ」
- 同じく『R』第11話「私の愛馬は凶暴です」より。デスピニスに銃を突き付けて情報を吐かせようとしたことを咎めたシャギアに対する一言。後の彼の末路を思うとまさにその通りと言える発言であるし、同刻にラウンドナイツも地球の平和を十代の子供たちに頼らざるを得ない現況を嘆いている。
- 「うぉぉおお!なぜだ!あれにはカエルが乗っているんだぞ!?」
- 『OE』23話-2「ハマーンの決意」でケロロ軍曹に撃墜されたときの専用イベント台詞。原作をアレンジした台詞だが、言葉通りとはいえ如何せん相手がカエルなので少々間抜けな雰囲気が漂う。なお、子供系パイロットで撃墜した場合は原作通り「あれには子供が乗っているんだぞ!?」と発言する。
- 「こうなったら、お前達に賭けるしかないのだ!」
- 『X』最終話より。前線にも出ずに自軍に声援を送るというラカンにしては微妙に情けない役回りだが、ここまで生き残っているのだから言いっこなしだろうか。
- 「振られたな、グレミー」
- 『X』エンディングより。ジュドーの指摘通り「帰れるとなったら、ちゃっかり合流」した挙句に妙に真面目な顔付き(メタ的にはインターミッション用の顔グラが少ないのだが)で自分探しへの協力をルーに拒否されたグレミーをからかう。珍しく最後まで生存してコミカルな役割をこなした。
- 「ジムに毛の生えたモビルスーツとガンダムもどきにしては粘るな…!」
- 『T』12話宇宙ルート。増援として出現後、敵ターン開始時。ジュドー不在でロンド・ベル隊として孤軍奮闘するガンダム・チームに対して。
- 「ほう…赤い彗星とガンダムが揃い踏みか!相手にとって不足はない!」
- (中略)
- 「なにっ!?この私を無視するというのか!?」
- アムロ「貴様の相手はこっちだ!」
- 「ガンダムっ!!」「なっ!?放棄されたバズーカから…!?うおっ!?」
- 『X-Ω』のイベント「起死回生のシャア」より。
- ハマーン率いるネオ・ジオンのアクシズ落としを阻止すべく宇宙に上がったロンド・ベルを迎撃するも、相手はなんと和解したシャアとアムロ。勢いよく挑みかかったはいいものの、シャアには無視され、アムロには鎧袖一触で瞬殺されてしまう。
- 死に様も含めて原作のギュネイの役どころだが、ゲーム内で戦うことなく、インターミッション内で瞬殺されるという描写のせいでより技量の圧倒的な差が強調されてしまった。こればかりは「相手が悪かった」としか言いようがない…。
搭乗機体[編集 | ソースを編集]
- リック・ドムII
- 漫画『C.D.A. 若き彗星の肖像』にて一年戦争時に搭乗。ちなみにこの頃はノーマルスーツを着用していた。
- ドライセン
- 最初の搭乗機。
- ザクIII
- 地上編で使用。
- ドーベン・ウルフ
- 最後の搭乗機。
- エンドラ級巡洋艦ミンドラ
- グレミーから指揮を引き継いだ。
SRWでの搭乗機体[編集 | ソースを編集]
余談[編集 | ソースを編集]
- 小説版では最終決戦時にはマシュマーは戦死、キャラはゴットンと軍を脱走と、二人が既にネオ・ジオンに居ないため、直接ガンダムチームと交戦する機会になるが、開戦直後のΖΖガンダムのハイ・メガ・キャノンを回避するも、部下のドーベン・ウルフ5機を撃破された余波に巻き込まれて弾き飛ばされてそのまま宇宙の迷子となり行方不明になっている。
脚注[編集 | ソースを編集]
資料リンク[編集 | ソースを編集]
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