死亡フラグ
死亡フラグ(Marked for Death)
「ある特定の行動を起こしたキャラは、今後死ぬ可能性が極めて高い」というストーリー作品のジンクスを示す俗語。その人物の死に説得力や悲劇性を持たせるために、伏線や前フリとして描写される言動など。有名所では「俺、この戦いが終わったら…(後に「結婚するんだ」、「国に帰るんだ」等が続く)」発言がある。
近年では話の展開で自然とそうなる以外に、視聴者に対してミスリードを誘う手段として用いられることや、それ自体をネタにすることもある。
フラグ回避
ただしあくまでもジンクスでしかないので、フラグを立たせるような行動を起こしたからと言って必ずしも死亡するとは限らない。また、逆に一度に大量のフラグを立てると、大変な目にあうが生き残ることも多い。
またメタ的な要素を含む作品でそのことを他人から指摘される(例:「その台詞はまずいって!」etc)と、生き残ることが多い。視聴者だけでなく劇中の人物にもわかるように指摘しているのに、そのまま死んでしまうのはあほらしいからだと思われる。
そのようなフラグの立ってしまったキャラを救う(=『フラグを折る』などと言われる)、あるいは自力で何とかするキャラを「フラグブレイカー」などと呼称する。アニメにも散見されるが、スパロボでは「いかにも」な人物がそれを担当する。
なお主人公に関しては『主人公であること』自体がフラグブレイカーとして機能する。しかし、死亡した後に幽霊となって物語が進行したり、一度死亡するが蘇生したり、物語のラストで死亡したり、下手をすれば死亡と同時に主人公の座から降ろされたりといったケースもあるので、主人公だからといって必ずしも死亡フラグを免れられるわけではない。
スパロボ参戦時のキャラとスパロボのオリジナルキャラでも、あからさまな死亡フラグを立てて本当に死亡してしまう味方キャラが稀にいる。スパロボ補正、隠し要素など死亡が回避される場合では珍しくない。
スパロボ参戦作品における主要な死亡フラグ
人間関係関連の死亡フラグ
「家族・肉親」「恋人」といった特別な人間関係、または「約束」「絆」に関連した話題に焦点が当たる場合、関連キャラクターが死亡する展開につながるケースは少なくない。
出撃前に何らかの約束を交わす
かなり危険なものの一つ。内容が食事で、食べ物がサラダだと死亡確率が更に跳ね上がる(そうでなくても大体は死亡する)。
- ライラ・ミラ・ライラ(機動戦士Ζガンダム)
- ジェリドと「今度会ったら、ゆっくり酒を飲む約束」を交わしている。ちなみに、ライラが死ぬ前の回の次回予告において、彼女が戦死することが事前に明示されていた。
- エルピー・プル(機動戦士ガンダムΖΖ)
- 小説版では、プルツーの襲撃前、エルピー・プルがジュドーのためにサラダを作って食べさせる場面がある。さらに、強化人間でもあるという点も死亡フラグと言える(後述)。
- ロイ・フォッカー(超時空要塞マクロス)
ケーラ・スゥ(機動戦士ガンダム 逆襲のシャア)
アストナージ・メドッソ(機動戦士ガンダム 逆襲のシャア) - 「サラダを食べる約束を交わす」という共通点がある。
- 柿崎速雄(超時空要塞マクロス)
- 彼の場合は自分が頼んだステーキであるが、食べそびれたという点が共通する。
- 功刀仁(ラーゼフォン)
- 打ち解けつつあった綾人に「今度一緒に飯でも食おうか」と約束するが、直後の作戦にて戦死してしまう。
- 矢島英明(鉄のラインバレル)
- 「幼馴染3人で昔のようにお弁当を食べる」という約束をした後、浩一を庇って死亡するがアパレシオンのファクターとなった事で蘇生している。
- 早瀬浩一(原作漫画版鉄のラインバレル)
- ジャミング施設破壊作戦の直前、絵美の言いかけた台詞を「帰ってから聞かせてくれ」と言って出撃。デウスとの戦いで圧縮転送フィールドをぶつけあった結果ラインバレルごと「行方不明」になったが、3年後の世界でラインバレルと共に生還した。
- ジェラウド・ガルス・バンテール(第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇)
- 出撃前にウェインから「帰ったら稽古をつけてくれ」と言われて快諾。しかし、直後の戦闘でリ・ブラスタに敗れ、戦死している。
「君は絶対に死なせない」や「君を守る」と真顔で約束する、または約束される
- マウアー・ファラオ(機動戦士Ζガンダム)
- ジェリドに守ると約束するが…
- ステラ・ルーシェ(機動戦士ガンダムSEED DESTINY)
- シンに守ると約束されるが…
- 相羽ミユキ(宇宙の騎士テッカマンブレード)
- アキをはじめとする兄の仲間達を守ると誓う。ただし、彼女の場合は既に余命わずかであり、この誓いも「自分の命を犠牲にしても皆を…」であった。
- 朝比奈浩子(ラーゼフォン)
- 綾人に守ると約束されるが…
- 羽佐間翔子(蒼穹のファフナー)
- 一騎の帰る場所(竜宮島)を守ると一騎に約束するが…
- 小楯衛(蒼穹のファフナー)
- 皆を守ると叫ぶが…
- 城崎絵美(鉄のラインバレル)
- 物語中盤で浩一から約束される。原作漫画版では無事(その代わり浩一の方が物語から退場)だが、アニメ版ではネイキッドの攻撃で一度死亡している。
戦争で結婚の約束をしたり、戦後のささやかな夢を語る
- ガルマ・ザビ、イセリナ・エッシェンバッハ(機動戦士ガンダム)
- ドゥカー・イク、レンダ・デ・パロマ(機動戦士Vガンダム)
- キスハール・バグワット、カリンガ・ウォーゲル(機動戦士Vガンダム)
- ギャバン・グーニー(∀ガンダム)
- ティエリア・アーデ(機動戦士ガンダム00)
- 小説版では最終決戦の出撃時に「この戦いが終わったらガンダムの整備に尽力したミレイナに彼女が好きな俳優が出ている映画のビデオチップを贈ろう」と考えていた。
- また、肉体的に死亡したもののヴェーダとの一体化によって生き残ったとは言える。
- 日野道生(蒼穹のファフナー)
- ララミア・レレニア(マクロスF)
- 小説版では結婚退職前に死亡。
- カミナ(天元突破グレンラガン)
- 子供達が安心して暮らせるようにしたいとヨーコ・リットナーに語る。
- ダイテツ・ミナセ(スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2、スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター)
- 戦後は現場での後進の育成に務めると共に、ハガネの艦長を部下のテツヤ・オノデラに譲りたいと語っていた。
出撃前に自分の大事な物(指輪等)を恋人や友人に預ける
- スレッガー・ロウ(機動戦士ガンダム)
- ミライに母親の形見を渡す。
- ギャバン・グーニー(∀ガンダム)
- ソシエにウェディングドレスを託して出撃する。
- ニール・ディランディ(機動戦士ガンダム00)
- アニメ作中では触れられていないが、ノベライズ版にて愛車を弟に送りつけている(尤も、それが言及されたのが死んだ後なのだが)。
- 神梅江、神北兵左衛門(無敵超人ザンボット3)
- 若かりし頃の思い出の品である茶碗を孫たちに託し、特攻する。
- バルザック・アシモフ(宇宙の騎士テッカマンブレード)
- 恋人とその弟と共に写った写真をノアルに預けた。正確には預けた訳ではないのだが、明らかに自分の死を覚悟していた(後述するように他にもフラグを立てている)。
- ネリー・キム(ブレンパワード)
- 正確には預けた訳ではないが、既に余命わずかであり「自分のネリー・ブレンをユウ・ブレンと再リバイバル」という点ではこちらに分類されると思われる。
- 小楯衛(蒼穹のファフナー)
- 大事にしていたゴウバインヘルメットを後輩に託す。
家族の話をする
- フィジカ・S・ファルクラム(マクロス7)
- しかも肝心の家族は浮気疑惑がある始末。
- サウス・バニング(機動戦士ガンダム 0083 スターダストメモリー)
- 直前の戦闘で星の屑作戦の機密資料を入手しており、重要事項を読み上げる直前に機体の破損箇所が爆発し死亡した。
- マヘリア・メリル(機動戦士Vガンダム)
- ウッソに対して両親と弟を亡くした事を話しており、その話をした回でウッソを助けるため敵と相討ちの形になって戦死した。
- カトック・アルザミール(機動新世紀ガンダムX)
- 登場と同時に「死んだ女房の口癖だ」とのたまう。しかしその壮絶な最期、そして後の話の展開においてガロードの行動理念に多大な影響を与えたコトもあり、あまりネタ臭がしないのは立派。
- クリスティナ・シエラ、リヒテンダール・ツエーリ(機動戦士ガンダム00)
- 死亡した回で家族の話をしているが、この時一緒に話していたフェルトとラッセは家族の話をしておらず、2人とも生存している(フェルトは「死んだ両親への手紙を書く」とは言っているが)。
- バラック・ジニン(機動戦士ガンダム00)
- 死亡した回で死んだ妻の話をしている。ちなみに、ジニン役の稲田徹氏が演じた一般兵(1st Seasonに登場)は娘の誕生日の話をしているが、やはり死ぬ(この兵士は別の死亡フラグも立てている(後述))。
- バルザック・アシモフ(宇宙の騎士テッカマンブレード)
戦時中に妻や恋人が妊娠する
特に「今度、子供が産まれるんだ…」等の台詞はかなり危険。9割がた死亡確定である。
- ジョーダン・ベス(伝説巨神イデオン)
- 今考えると、カララが妊娠したこと自体が死亡フラグだった。
- オリファー・イノエ(機動戦士Vガンダム)
- シュラク隊の隊長でもあるという点も死亡フラグと言える(後述)。
- 佐馬之介・ドーディ(銀河烈風バクシンガー)
- バルザック・アシモフ(宇宙の騎士テッカマンブレード)
- 八雲総一(ラーゼフォン)
- 日野道生(蒼穹のファフナー)
故郷に婚約者がいる
- カクリコン・カクーラー(機動戦士Ζガンダム)
- 地球にアメリアという恋人がいる。
- アーマス・ゲイル(蒼き流星SPTレイズナー)
- 主人公エイジの姉ジュリアと婚約している。
- トビー・ワトソン(スーパーロボット大戦Z)
- 本人は口にしないが、キャラクター事典の本人の項の最後に書かれていた。
主人公格キャラの血縁者
代表格の最たるもの。例を挙げるときりがないが、特に父・兄・祖父など男系の血族は危険。また、フラグ以前の話として物語開始以前に死亡している設定も、この手の作品では珍しくない。
- テム・レイ(機動戦士ガンダム)
- SRW未登場(テム=レイの回路という強化パーツは登場している)。アムロの父親で地球連邦軍の技術士官としてV作戦に携わっていたが、サイド7での戦闘の際に宇宙に投げ出される。後に再登場するが酸素欠乏症になっており、最後は階段から転落死してしまう。彼に限らず富野作品に出てくる主人公の両親は作中に死亡する例が多い。
- ミューラ・ミゲル(機動戦士Vガンダム)
- アドラステアの巨大タイヤに直接潰される。しかもただ死んだのみならず、生首の入ったヘルメットが吹き飛んだ。Vガンダムに限らず、富野作品でも有名なトラウマイベントの1つである。
- キョウジ・カッシュ(機動武闘伝Gガンダム)
- デビルガンダムに肉体と精神を完全に奪われたが、頻死時に自らの分身としてシュバルツ・ブルーダーを生み出し、彼の遺志はシュバルツに受け継がれた。なお、母はキョウジをかばいウルベに射殺されている。
- 明神正(六神合体ゴッドマーズ)
- 明神タケルの義理の父親。タケルの出生の秘密を彼に話した後にズール皇帝の刺客に殺害される(アニメ版とゲーム版では刺客が異なる場合がある)。この項目に記されている「秘密を知る」「家族の話をする」にも該当する。
- マーグ(六神合体ゴッドマーズ)
- 明神タケルの実の兄。「主人公格の男性の(実の)血縁」である以外にも「大切な物を大切な人に渡す」「主人公と(テレパシーで)心を通わせる」「打倒ズール皇帝という使命感に目覚める」「敵対組織に所属しながら主人公へ支援を行う」「家族の話をする」という、まさに死亡フラグの塊のような存在である。
- ユーフェミア・リ・ブリタニア(コードギアス 反逆のルルーシュ)
- 主人公ルルーシュの異母妹であり、もう一人の主人公スザクの恋人でもある。エリア11に住む日本人が平和に暮らせるように行政特区日本の設立を決意するが、兄ルルーシュに誤って「日本人を殺せ」というギアスをかけられ自ら日本人虐殺を引き起こし、ルルーシュに撃たれ、スザクに寄り添われながら息を引き取るという悲惨な最期を遂げた。
ちなみにルルーシュの親族は最終的に、シュナイゼル、ナナリー、コーネリアを残して全員死亡した他、当のルルーシュ自身も最終的には死んでいる(ただしルルーシュが本当に死んだかは不明瞭な部分もあり、また、今後展開される外伝シリーズに登場する皇族たちが死ぬのかも未知数である)。 - フェリオ・ラドクリフ(スーパーロボット大戦D、第2次スーパーロボット大戦OG)
- ペルフェクティオに肉体と精神を完全に奪われた。
- ブレスフィールド・アーディガン(スーパーロボット大戦W)
- ボソンジャンプで150億年前の宇宙へタイムスリップした。その後の彼の消息は明かされる事は無かったが、彼の遺志は自らのコピーであるアプリカントに受け継がれた。
- リチャード・クルーガー(スーパーロボット大戦UX)
- 厳密には血縁者ではないが、ヒロインの義父。
主人公と心を通わせた強化人間、あるいはそれに類する存在
そもそも強化人間であること自体が死亡フラグとも言えるが、主人公と心を通わせると死亡確率が更に跳ね上がる。ただし、機動新世紀ガンダムXのカリス・ノーティラスなど、原作終了まで生き残ったケースもないことはない。
- ララァ・スン(機動戦士ガンダム)
- 強化人間ではないが、「主人公と心を通わせた特別な存在」という点ではこちらに分類されると思われる。
- フォウ・ムラサメ(機動戦士Ζガンダム)
- 主人公カミーユと心を通わせるが、悲恋に終わる。TV版および劇場版ともに死亡するが、死因は異なる。
- ロザミア・バダム(機動戦士Ζガンダム)
- カミーユを「お兄ちゃん」と呼ぶほど心を通わせるが、フォウの場合と同様に戦死する。ちなみに、彼女の死はカミーユの精神崩壊への原因の一つとなる(TV版のみ)。
- プルツー(機動戦士ガンダムΖΖ)
- 姉妹であるプルと同じく主人公ジュドーと心を通わせるが、死亡する結末に至る。
- ステラ・ルーシェ(機動戦士ガンダムSEED DESTINY)
- 「SEED DESTINY版フォウ」とも言える少女。主人公シンと心を通わせるが、その結末は…。
- アニュー・リターナー(機動戦士ガンダム00)
- 主要キャラクターであるライルと恋仲になる。だが、彼女の正体はイノベイドだった。
- 竜宮島製ファフナーのパイロット(蒼穹のファフナー)
- 通常の人間や成人が動かすには「アクティビオン」という薬物を投与してフェストゥムの因子を加速する必要がある。無論これは同化現象を悪化させる副作用に直結する危険な行為である。
- フィアナ、イプシロン(装甲騎兵ボトムズ)
- パーフェクトソルジャー。強化人間の元ネタ的存在。原作では寿命が2年しかない。時獄篇で登場予定の、ネクスタントやバララント製PSも彼らとは違った爆弾を抱えている。
- アネモネ(交響詩篇エウレカセブン)
- 生き残りこそしたが薬漬けかつデューイの計画により危険な状態に。しかし、実質的な原作者である京田監督によれば薬を打たなくなったことで1年後に発狂して死亡してしまうという衝撃の結末を迎えるらしい…(公式化しているかは不明)。
- グラキエース、ウェントス(スーパーロボット大戦D、第2次スーパーロボット大戦OG)
- ゲーム中では味方になると死亡しないが先が長くない。第2次OGではウェントスが破滅の王をクロスゲートから退けるとはいえファートゥムに特攻して行方不明となった。
元彼/元彼女との死別経験者と恋人同士になったり、惚れられたり惚れたりする
特に恋人同士の場合は危険。
- キタン・バチカ(天元突破グレンラガン)
- ヨーコ・リットナーに惚れる(元恋人はカミナ)。
- フェイルロード・グラン・ビルセイア、カンツォート・ジョグ、ルビッカ・ハッキネン(魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL)
- テュッティ・ノールバック(最初の恋人はリカルド・シルベイラ)に惚れられたり惚れたりする。この時点で既に死亡確定。詳細は後述。
その他の死亡フラグ
日頃目立たない脇役が目立つ
- もりもり博士(マジンガーZ)
- 第4次のキャラクター事典でも言及されていた。
- 浜本(無敵超人ザンボット3)
- それまでモブキャラに等しい扱いだった彼の鬱度全開な最期は、もはや伝説の域。
- ファトム・モエラ(伝説巨神イデオン)
- 彼の戦死した回は妙に目立っていた。
- マヘリア・メリル、ケイト・ブッシュ、ペギー・リー(機動戦士Vガンダム)
- 彼女たちは初登場時からセリフもほとんどなくモブキャラに近い扱いだったが、戦死した回、またはその前の回は妙にセリフが多くウッソともよく絡んでいた。
- 大グレン団メンバー(天元突破グレンラガン)
- キッドなど、カミナの死に前後して参加したメンバーの大半は、アンチスパイラルとの戦いで落命している(劇場版では展開が異なるため死亡しない人物もいる)。
- サナン・ティアンプラサート(スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD)
- LOEでは全く目立てず、リメイク版ですらアハマドやデメクサのような目立てるネタもなかったというのに、魔装機神IIでは初登場時から目立っていた。そして…
功を焦って暴走する
敵、悪役の場合はほぼ確実に死亡する(特に階級の低い者や立場が危うい者)。死亡しなくても散々な目に遭う。
- ジーン(機動戦士ガンダム)
- 「シャア少佐だって、戦場の戦いで勝って出世したんだ!」という台詞は、この死亡フラグを如実に表している物といえる。
- カツ・コバヤシ(機動戦士Ζガンダム)
- ヤザン隊との戦闘の際にGディフェンサーをガンダムMk-IIと合体させた後、エマの命令を無視して無謀にもGディフェンサーのコックピット部分(脱出ポッド)で戦闘を続行した結果死亡する。
- ジョシュア・エドワーズ(機動戦士ガンダム00)
- 隊長のグラハムへの対抗心と自分への驕りから来る、命令無視の勝手な突撃を行った結果死亡。グラハムを上官殺しと中傷するなど、登場シーンからして死亡フラグが漂っているキャラであった。
- グラサン・グリン(忍者戦士飛影)
- 功を焦りロミナ姫の戦闘機を撃墜しようとした所を飛影に自身の搭乗する戦闘機を大破させられ墜落死する。
- 風見博士(宇宙大帝ゴッドシグマ)
- 息子の死や周囲との軋轢から精神を病み、自身の科学に傾倒するあまりエルダー軍に寝返ってしまった。
- フェイルロード・グラン・ビルセイア(魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL)
- 残りわずかな時間でラ・ギアス統一による平穏を目指すべく、シュテドニアス侵攻と言う暴挙に出る。なので、彼の場合は功と言うより「結果を焦った」というべきであろう。
心を入れ替える、使命感に目覚める
功を焦るタイプと似て非なるモノ。上記とは逆に階級の高い者や安全な立場の者が危うい。とりわけ小悪党が仏心を出した場合(いわゆる「ヤキがまわった」状態)や、キャラの生死で取り返しのつかない事をした者は助かることは難しい。が、ここで無茶したおかげで「許された」キャラクターも多い。
- ワッケイン(機動戦士ガンダム)
- 登場当初は頭の硬い頑固な軍人で、その後に続く典型的な「無能な連邦士官」第一号かと思われたが、パオロの説得により軟化。一度フェードアウトするも、再登場した時はブライトやホワイトベース隊の成長ぶりを喜んでいた。その後はメディアによって異なるものの、勇戦の末に壮絶な戦死を遂げる場合が多い。
- ミカムラ博士(機動武闘伝Gガンダム)
- 物語の黒幕の一人だったが、良心の呵責から最後はカッシュ博士を独断で解放。ウルベによって致命傷を負い、しばらく後に息を引き取った。
- アンドレイ・スミルノフ(劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-)
- TV版では父とのわだかまりの末に最悪の結末を迎えてしまった彼だったが、トランザムバーストによってそれは解消。一軍人として、純粋に市民を守るために出直した。その甲斐あって降格人事を乗り越え大尉にまで出世したが、両親の後を追うように閃光の中に消えていった。
- グラハム・エーカー(劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-)
- TV版では刹那との激闘を経て己を見つめ直し「ガンダムを超える」ことを目指したかつての己を否定。劇場版ではソレスタルビーイングに助力し、最終局面では刹那の血路を開くべく、敵陣にトランザムで特攻を仕掛けた。
- グレイス・オコナー(劇場版 マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜)
- インプラントから解放されたこと、シェリルの歌に感動した事で改心。ボロボロの体でオズマの危機を救い、その後息を引き取った。
- シェリルとの想い出の記憶を消去したかどうかが、TV版の彼女との分かれ目になったとかならなかったとか。
- ユーサー・インサラウム(第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇)
- 芸術家としては優秀、為政者としては無能な一種のテンプレ的な彼。ジェラウドの死によって覚悟を固め、積極的に侵略行為を働くが…
- マリリン・キャット、アンブローン・ジウス、ウェイン・リブテール(第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇)
- 奮起したユーサーに感化されて考えが変わった人達。内心で侮っていたり面従腹背だったりしたのが一転して忠臣に。最終的に全員が戦死、主君と王国に殉じた。
- ジン・スペンサー(スーパーロボット大戦UX)
- ノーヴルに世界の真実を知らされて以降は性格が豹変、「命の始まりに至る」というひとつの目的のために突き進むようになる。変則的だが「全ての真実に首を突っ込む」にも半分ほど該当するか。
敵に向かって「俺は○○(自分の名前)だ」という自己主張をする
特に富野作品において顕著。ちなみに『機動戦士ガンダム00』のパトリック・コーラサワーも似たような主張をしているが、こちらは最後まで生き残っている。なお、OGシリーズだと真っ先に該当しそうでしない人もいる。一方、SRWオリジナル展開でこの手の発言をした結果討ち果たされてしまう人物も。
- フェイ・チェンカ(聖戦士ダンバイン)
- 日本人のショウ・ザマに向かって「俺は中国人だぞ」という含みもある模様。
- ルーザ・ルフト(聖戦士ダンバイン)
- お前呼ばわりに反発して発言したが直後に死亡。
- キャラ・スーン(機動戦士ガンダムΖΖ)
- 彼女の場合は口癖のようなところもあり、死のわずか数秒前、死に際にも言いかけていた。
- ガリー・タン(機動戦士Vガンダム)
- 正確には死亡したわけではなく半狂乱になっただけだが、一応最後のセリフ。
敵対する組織に所属するゲストヒロインが、主人公メカと対決する
- 早乙女ミユキ(ゲッターロボ)
- 胡蝶鬼(ゲッターロボG)
- ナイーダ、キリカ(UFOロボ グレンダイザー)
- 作画監督が荒木伸吾氏という共通点がある。
- キナ(マシンロボ クロノスの大逆襲)
スナイパーであること、あるいはスナイパータイプの機体に乗っている
近年の作品で見られる。
- ジム・スナイパーのパイロット(機動戦士ガンダム 第08MS小隊)
- アプサラスIIIのメガ粒子砲で撃墜されている。
- クルツ・ウェーバー(フルメタル・パニックシリーズ)
- 厳密には死亡していないが、原作中にて生死不明になった事がある(なお、そのシーンはアマルガムとの決戦が佳境に入った時期であり、スパロボ未登場)。
- ミハエル・ブラン(TV版マクロスF)
- 自殺した彼の姉ジェシカもスナイパーだった。
- ニール・ディランディ(機動戦士ガンダム00)
- ソレスタルビーイング随一のスナイパー。ちなみに弟ライルもスナイパータイプのケルディムガンダムに乗ったが、本人は狙撃より早撃ちを得意としていたためか生き残った。
なお、クルツが一時退場した巻とニールが死亡した回はリアルタイムでほぼ同時期に発売・放送されたため、ファンの間では一時騒然となった(スナイパーという共通点の他にも二人の声優が同じという共通点もあったため)。
本来敵対組織に所属しながら主人公達に好意的
- ビエル(戦闘メカ ザブングル)
- 最後までイノセントの教義に忠実であるが故、エルチ救出に向かうジロン達をあえてHポイントに手引きする等、最後までジロンたちの味方だった。
- オズマ・ドラーゴ(銀河烈風バクシンガー)
- 外宇宙との交流重視を掲げ、銀河烈風隊に最後まで好意的だった。
政府を裏で操る組織の存在、または全ての真実を知る、関わる
- 村下智美(メガゾーン23)
- たまたま秘密を知っただけで…
- 加持リョウジ(新世紀エヴァンゲリオン)
- セカンドインパクトの真実を知るためにネルフ、日本政府、そして両者を裏で操るゼーレの三重スパイという極めて危険な道を歩む。そして…(死の直接のきっかけとなったのは全ての黒幕であるゼーレへの造反行為)
- レイフ・エイフマン(機動戦士ガンダム00)
- GN粒子からイオリア・シュヘンベルグの真の目的に気付くが…
- 絹江・クロスロード(機動戦士ガンダム00)
- 周囲に「危険だ」と止められながらも、真実を知りたいという己の探究心を貫いたばっかりに…。なお、彼女に情報を売った兵士も殺されている(前述のジニンと同じ声優の稲田徹氏で、娘の誕生日を話していた兵士)。
- シャーリー・フェネット(コードギアス 反逆のルルーシュR2)
- ゼロの正体を知り(思い出し)、協力しようとするが話した相手がロロだったばかりに…
- 石神邦生(原作漫画版鉄のラインバレル)
- ジュダのファクターになった際に文字通り「全ての」真実を知らされている。なお、提示された「世界を救うための事象」の中には他ならぬ石神の死が含まれていたため、この時点で命運は決まっていたと言える。
クローンであること、または自身はクローン元である
本体、クローン、敵、味方を問わず死亡する場合が多い。
- クロッペン(未来ロボ ダルタニアス)
- 楯隼人のクローン。ザール星間帝国を裏切った末に瀕死の重傷を負い、今までの悪行の償いとして同じく瀕死の隼人に自らの内臓を差し出して彼を救う。
- プルツー(機動戦士ガンダムΖΖ)
- エルピー・プルのクローン。この他、同時期のプルクローンは、第1次ネオ・ジオン抗争ではほぼ全滅する(尤も、生き延び者があることは後付け設定であるが)。
- ラウ・ル・クルーゼ、レイ・ザ・バレル(『機動戦士ガンダムSEED』シリーズ)
- アル・ダ・フラガのクローン。
- プレア・レヴェリー(機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY)
- 綾波レイ(新世紀エヴァンゲリオン)
- 肉体は碇ユイのクローン。
- 秋津マサト、幽羅帝、八卦衆(冥王計画ゼオライマー)
- 木原マサキのクローン。
- ロージェノム(天元突破グレンラガン)
- 螺厳篇で登場した彼は紅蓮篇で倒されたクローン体。上記の「心を~」にも一部該当。
- イングラム・プリスケン(スーパーヒーロー作戦)
- ユーゼス・ゴッツォのクローンであり、スパロボシリーズではバルシェムシリーズのオリジナルでもある。ただし、スーパーヒーロー作戦で死亡せず、他の作品で肉体的には死亡、その世界から退場した後、別の世界へと出現する為、ある意味生き残ったとは言える。ついでに彼のクローンのひとりであるクォヴレー・ゴードンは今の所健在。
- アインスト・アルフィミィ(スーパーロボット大戦IMPACT)
- エクセレン・ブロウニングのコピー。OGシリーズではしっかり生存。
- レモン・ブロウニング(スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION2)
- エクセレン・ブロウニングのクローンに近い存在(正確には人造人間の技術で蘇生した本人)。
メタ的な死亡フラグ
中にはストーリーとは全く関係のない側面から、キャラクターの死亡が類推できてしまうようなケースもある。
ただし、該当するキャラは死亡せず、ただのネタであるケースもある。
特定の声優が起用される
一部の声優が演じる事自体が死亡フラグとネタにされる事がある。該当するケースは主に以下の2種:
- 偶然にせよ物語の途中で死亡するキャラクター(特に主役キャラクター)の声を担当する回数が多い場合、以降にはこの声優を担当するキャラクターは「死亡フラグが立った」とネタにされているが多い。また、アニメ作品においては「原作でも死亡するキャラ」で、キャスティング以前から死亡が決まっているのにこのフラグと関連して語られるという無理矢理なこじつけをされることがあり、ひどい時には「キャラを殺す疫病神」扱いされることもある。
桑島法子の一例は特に有名で、(ロボ・非ロボ作品問わず)一時期には彼女は演じた主役キャラが死亡する事が多かったため、ファンからは「死亡フラグ声優」の異名で呼ばれるようになった(ただし当然ながら死亡しないキャラの方が演じた回数は多い)。 - 中の人が本職の声優ではない場合、声を担当するタレントのスケジュール問題等もあり、大抵は短期間で退場することになる。ゲーム等の音声収録では代役を起用するケースが多い。
ちなみに『機動戦士ガンダムSEED』シリーズにおいて前述の2ケースは顕著に現れている為、「SEEDシリーズの死亡フラグ」とネタにされる事がある。
OP・EDの演出
OP・EDの映像による演出でキャラクターが物語の途中で死亡すると連想される場合がある。
- サウス・バニング(機動戦士ガンダム 0083 スターダストメモリー)
- 前期OPには他のアルビオン隊メンバーと共に登場していたが、後期OPには彼だけ登場しなくなる。そして後期OPに変更後、最初の話で複数の死亡フラグを立てた上で死亡してしまった。
サブタイトルが「○○(人物の名前)死す/最期」、あるいはそれに類する存在
言うまでもなく非常に危険。該当した人物はほぼ確実に死ぬ(例外と言えるのは「勇者王ガオガイガー」の「勇者、暁に死す!」程度)。もはやフラグというより確定事項と言ったほうが正確かもしれない。
また、変則として最終話放送前に発売された『機動戦士ガンダムSEED』のサントラで「フレイの死」というタイトルのBGMがあった(結果的に該当する者は最終話で死亡している)。
- あしゅら男爵(マジンガーZ)
- 第78話「あしゅら男爵 太平洋に散る!!」(初代テレビ版)
- ガルマ・ザビ(機動戦士ガンダム)
- 第10話「ガルマ散る」
- マーグ(六神合体ゴッドマーズ)
- 第19話「マーグ・地球に死す!」
- キラー・ザ・ブッチャー(無敵超人ザンボット3)
- 第22話「ブッチャー最後の日」
- オズメル大将軍(合身戦隊メカンダーロボ)
- 第34話「大将軍オズメルの最後」
- バルバス(闘将ダイモス)
- 第35話「猛将バルバス翼たたむとき」
- グン・ジェム(機甲戦記ドラグナー)
- 第39話「壮絶!グンジェムの最期」
- エマリー・オンス(機動戦士ガンダムΖΖ)
- 第44話「エマリー散華」
- シュバルツ・ブルーダー(機動武闘伝Gガンダム)
- 第44話「シュバルツ散る!ドモン涙の必殺拳」
- 東方不敗マスター・アジア(機動武闘伝Gガンダム)
- 第45話「さらば師匠!マスター・アジア、暁に死す」
- 相羽シンヤ(宇宙の騎士テッカマンブレード)
- 第48話「壮烈!エビル死す」
- ラセツ・ノバステ(魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL)
- 最終話「ラセツの最期」
- クリス(スーパーロボット大戦D、第2次スーパーロボット大戦OG)
- リム主人公ルート第25話(『D』)/第52話(『第2次OG』)「私に、さよならを」。もっとも『D』では死んでさえいないし『第2次OG』でもリム自身は死亡せず、クリスの人格だけが一時消滅するだけで完全には死んでいない。
- なお、リム役の声優は乗機の通り死亡フラグとしてネタにされる桑島法子氏だったため、第2次OG発売前から「本当に『私に、さよならを』するつもりなのか」と話題になった。
特定の作品における顕著な死亡フラグ
ガンダムシリーズ
- シャア・アズナブルの部下になる
クワトロ時代も含めてほとんどの部下が死亡する。
- ジーン、デニム、スレンダー、ララァ・スン、トクワン、シャリア・ブル、ドレン等(機動戦士ガンダム)
- アポリー・ベイ、ロベルト、エマ・シーン、レコア・ロンド、ヘンケン・ベッケナー(機動戦士Ζガンダム)
- ギュネイ・ガス、クェス・パラヤ(機動戦士ガンダム 逆襲のシャア)
なおこの時は指導者となるため最終的にエゥーゴ全体のトップ=残りは部下のようになったためかティターンズとの最終決戦時にアーガマを残してほとんど壊滅した。
部下だけではなく、自身の部隊の上官、友人、元恋人、彼に好意を寄せる人も全て死ぬ(愛人は生存したが)。
最終的に生存したカミーユは、ある意味主人公にも関わらず2つも死亡フラグを立てていた。
- 黒いガンダムに乗る
搭乗者が主人公ではない場合、一度乗ると(他の機体に乗り換えても)最終話までにほぼ確実に死ぬ。
また、死亡しないが搭乗者が最後に精神崩壊、機体は大破し搭乗者が行方不明になるなどエピソードに事欠かない。
変則として、このフラグは大半の大型モビルアーマーに乗る敵が適用されるが、機体だけ大破、パイロットは最後まで生き残ることも多い(ただし、同時に黒いガンダムの該当する場合はほぼ全員死亡)。
- 最初ではガンダムMk-IIに搭乗。その後に数度乗り換えるものの、最後に死ぬ。
- サイコガンダムに搭乗。
- クロスボーン・ガンダムX2に搭乗。
- ガンダムシュピーゲルに搭乗。なお、素体となった人物は既に死んでいる。
- ジョンブルガンダムに搭乗。その後に蘇生されたが、やはり死ぬ。
- ブリッツガンダムに搭乗。
- レイダーガンダムに搭乗。
- 回収・移植したブリッツガンダムの腕に合わせてボディカラーが黒になったアストレイゴールドフレーム天に搭乗。更にその改修型に乗るミナの方は健在。
- ガンダムスローネアインに搭乗。
- 彼の乗機であるセラヴィーガンダム(TV版)、ラファエルガンダム(劇場版)のバックパックを構成する機体は黒いガンダムになる。作中の描写から死亡したとも生きていたとも言える状態になったが、劇場版にて復活するが、その劇場版でも再び肉体を失うことに。
補充人員も併せ、全員死亡する。死に方は様々な理由で、戦争の理不尽さを描いただけあって惨たらしいものもある。詳細は「シュラク隊」を参照。
- フロスト兄弟に対してカテゴリーFと蔑む(機動新世紀ガンダムX)
生まれ持った力がフラッシュシステムに適合せず、蔑まれてきた彼らにとってカテゴリーFの呼び名はまさしく禁句であり、言った人物はほぼ確実に死に至っている。
- 普段はポーカーフェイスのシャギアも彼を射殺する際には表情を険しく歪めていた。
- フロスト兄弟にカテゴリーFの烙印を押した張本人。
- ラウ・ル・クルーゼの素顔が見たいと思った、もしくは見た人物(機動戦士ガンダムSEED)
ちなみに公式設定である。前述の「全ての真実に首を突っ込む」にも近い。
- 見たがっていたらしい。
- やはり見たがっていたらしい。
- 角川文庫の小説版5巻「終わらない明日へ」内で。メンデルから素顔のまま帰還したクルーゼの顔を見ようとしていた(察知されて仮面をつけられたが)。
- 角川文庫の小説版5巻「終わらない明日へ」内においてメンデルでクルーゼの素顔を見ている(続編で生還したが、当初は死亡扱いされていた)。
- ちなみにキラもこの時見ているが、彼のみこのフラグをへし折った。
- 登場したのも死んだのもクルーゼ自身が死んだ後だが、クルーゼの素顔を知っていたのでフラグが立っていたとも言えなくはない。
- ファーストネームが片仮名三文字(機動戦士ガンダムSEEDシリーズ)
『機動戦士ガンダムSEED』シリーズでは、ファーストネームが片仮名三文字である人物の死亡率が高い。ラクス等の例外もいるため、製作陣が意図的にそうしているのかは不明。
- 片仮名三文字に加え、ファーストネームかファミリーネームの末尾に「ル」が付く、という共通点がある。
- こちらはアストレイ三人娘と正反対で「少年だけのチーム」「一機限定の機体を使用」という特徴だったが、やはり全滅してしまう。
- 声が桑島法子氏という共通点もある。
- 声が西川貴教氏(本職の声優ではない)という共通点もある。
- アリー・アル・サーシェスの標的にされる、もしくは彼と少しでも関わりがあったり因縁がある人物(機動戦士ガンダム00)
サーシェス自身が歩く死亡フラグともいえるキャラクターなので、殆どの人物がサーシェス自らが手を下している(手を下していなくとも後々死んでいる者もいる)。刹那やライルなど例外もいることはいるが(2人の父母含みの家族の死と関係するが)。
- 手を下したわけではないがサーシェスのスポンサーだった。
- 手を下したわけではないが二回ほどサーシェスに殺されかけている。
他にもサーシェスが再生治療によって復帰した後にソレスタルビーイングの関係者が何人か殺されている。
ゲッターロボシリーズ
- ゲッター3のパイロット
ゲッターロボシリーズを通して高確率で死ぬ(死に方は様々)。
- 巴武蔵 / 巴武蔵 (OVA) (ゲッターロボ他)
- 車弁慶 (真ゲッターロボ)
- 凱 (ゲッターロボ號(原作漫画版))
- 早乙女ミチル(真 (チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日)
これだけで死ぬ確率は上がる。前述のゲッター3もふまえてここで働く者は七割(博士、パイロット含む)は死ぬ。特に原作漫画版では2回も職員が全滅している。
その他の作品
そもそもイデに関わってしまったこと自体が壮大な死亡フラグであると言えなくもない。
原作においてカーメンに関わった者達は、軒並みキングコブラによって毒死または銃殺刑に処せられるシーンという末路を迎える。 この点はスパロボシリーズへの参戦時にもかなり反映されており、カーメンと関わった悪役はかなりの割合で彼の差し金で暗殺される。 また、GC/XOではカーメンと親交のある悪役の依頼によって、その者が目障りに思った人物が暗殺される。
- 銀河烈風隊の隊士となる(銀河烈風バクシンガー)
「新選組」を作品モチーフに据えた企画段階の時点で、その末路も決定付けられていたようである。彼らの死に様はスタッフからも「犬死に」とハッキリ言い切られてしまった。
- キリコ・キュービィーを敵に回す(ボトムズシリーズ)
原作においてキリコを利用したり、彼および彼に近しい人物に危害を加えようとした者達は、そのほとんどが死亡したり身の破滅を迎えたりしている。その中にはアストラギウス銀河における神も含まれる。そのため、アストラギウス銀河最大の宗教勢力(現実のバチカンに相当する)から「手出し無用」認定されてしまった。…にもかかわらず、ある幹部がいらん欲をかいて手出ししたために廃人になった挙句、宗教勢力自体にも凋落を招いている。このフラグを曲がりなりにも回避出来たのはジャン・ポール・ロッチナただ一人。 『装甲騎兵ボトムズ』では予告で「キリコも巨大な不発弾、自爆、誘爆、ご用心」と言われている。 さらに『ペールゼン・ファイルズ』に至っては、予告で「100年戦争でメルキアが犯した最大の誤り、それはヤツを敵に回した事だ!!」とフラグが明言されてしまった。
この展開になった場合、物語の終盤、或いは物語終了後の後日談で主だった人物が消息不明になる。
- 作中では何事もなかったのだが、後に3人揃って消息不明になってしまった事になっている。
- 作中ではシンとサラが消息不明になり、残されたマオもマクロスFにおいて消息不明になっている。
「乗り続けると同化する」という設定上、ファフナーそのものが死亡フラグを体現した機体と言える(ちなみに脱出装置もあるが、脱出すると外的要因により必ず死亡する)。しかも『K』では条件を満たしていない場合ほぼ全員死亡、生存した4人も同化現象末期で遠からず死亡するという原作以上の悲劇が待っており、原作ファンの間で物議を醸した。
また、『蒼穹のファフナー』はサブタイトルに自分の名前が入ると退場するという死亡フラグがある。このフラグを粉砕したのは遠見真矢ただ一人(なんと初出撃回だった)。
- 退場回のサブタイトルが「翔空~ぎせい」。
- 正確には死亡していないが、再起不能となり、最終的には人間としての人格を保ちつつもフェストゥムとなってしまう(劇場版では愛機のコアに同化して戦線に復帰)。
- 退場回の1話前のサブタイトルが「確執~こうよう」。
- 正確には死亡していないが、TV版においては再起不能・リタイアになった(後に劇場版で戦線に復帰)。
- 退場回のサブタイトルが「咲良~みらい」。
- 退場回のサブタイトルが「守護~ちから」。名前は入っていないが、明らかに衛を意識したものになっている。
- スカラベ型諸共、マークザインの攻撃を受けた後に脱出したが、そのコックピットブロックがワームスフィアの爆発に巻き込まれてしまう。
- マークニヒトを破壊するためにフェンリルを作動させて脱出したが、運悪く(というより、ジークフリードシステムが使えなくなっていたのを読心能力で見切られて)コックピットブロックをマークニヒトに捕獲されて叩きつけられてしまう。
バンプレストオリジナル
- シュウ・シラカワを利用したり、利用しようとする
他人から利用されることを非常に嫌うというシュウの性質上、悲惨な最期を遂げるキャラも少なくない。
- シュウに裏切られた挙句ヴォルクルス復活の生贄に捧げられて死亡。復活後も懲りずにシュウを利用しようとした結果ブラックホールクラスターで無敵モードを解除され、またしてもシュウに滅ぼされた。
- ゼゼーナンと共謀しシュウを欺き利用した為、ネオ・グランゾンの力を解放したシュウに滅ぼされた。
- テュッティ・ノールバックと恋人同士になったり、彼女に惚れられたり惚れたりする(魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL)
非常に危険。目下たった一人を除いて該当者は全滅している。なお、この事実は旧シリーズのキャラ辞典の段階で指摘されている。魔装機神IIIの中断メッセージでもネタされたが、同作では遂に生還を果たした者が登場した(尤も、シリーズが完結しなかったため、次回作で発動する危険性は残っている)。
- テュッティの香水が毎日違うのを知っていた。
こちらも悲惨な最期を遂げた人物が多く『ROE』の一部ルートでマサキに明言された。ただし傭兵については例外もある(ヴォルクルス教団の項目も参照のこと)。
これまた非常に危険。該当者は彼の手にかかったか否かに関わらずほぼ確実に死亡したり瀕死になったりする。例外もいるにはいるが、そちらは社会的な身の破滅に遭っている(=社会的に死亡している)ので例外とは言い難い。
- 今のところ、条件を二つとも満たした唯一のケース。それもあってかキョウスケもこいつに限っては私怨だけで戦っていた。
- 怒らせ過ぎてしまい、R-GUNリヴァーレの装甲が固着化する前に不意打ちを食らって退散させられたことがある。もちろんしばらく経ってから死亡。
- 唯一死亡、及び死に掛けたりせずに済んだ(ただし『第2次OG』で失脚している)。なお「無能な上司・主人公達から嫌われ反目している・第2次○で失脚」したスパロボの先達に某人物がおり、「第2次○で失脚、第3次○で誰かに取り入って主人公の上司として再登場」が死亡フラグになるかどうかは今後のケネス次第。
- 『OG2』では死亡。『OGs』では一命を取り留めるも『第2次OG』で花と散る。
- こちらも『OG2』では死亡。『OGs』でも死亡した・・・かに見えたが、その後『OG外伝』で文字通り共に復活。
- 死に至る過程は『OVA』と『OG外伝』で大幅に異なるが、どちらでも命を落としている。
- 宇宙世紀におけるグローリー・スターに配属される(スーパーロボット大戦Z)
なおデンゼル、トビーは他の死亡フラグを立てて死亡した。
- 物語開始以前に死亡している。
- 厳密に死亡した描写はないが、生死不明になった事がある(ZSPDで復帰する)。
- ジン・スペンサーの部隊に所属する(スーパーロボット大戦UX)
当のジン本人も最終的に死亡しているが、ここに分類されるキャラクターは他にも露骨な死亡フラグを立てている事が多い。
- 一人だけジンに撃墜されている。
- 人類軍に所属する(スーパーロボット大戦UX)
UX最大の死亡フラグ。上記の死亡フラグも内包しており、生き残ったのは二人とある一味のみである。更にいえばアレックスとミナミ達は終盤を前に人類軍から離脱しており、ショットは死んではいないものの助かった訳ではない。
原作で死亡フラグを立てても、何か理由があって原作終了まで生き残った人物
- 神隼人(ゲッターロボG)
- 「鎖の切れた十字架のペンダントをミチルに預け出撃する」という死亡フラグを立て、案の定行方不明になり誰もが生存を絶望視するが、しっかり生き延びて敵地内で破壊工作を繰り広げ、自軍の勝利に貢献した。
また、原作漫画版において次々と散っていったゲッターチームの中で、独り最後まで生き残っているという意味でもフラグブレイカーと言える(本人としては全然嬉しくないだろうが)。なお『MX』では前者が再現されている。 - ジャン・ポール・ロッチナ(装甲騎兵ボトムズ)
- 「キリコに危害を加える」という行動をTVアニメ版第1話からやってるにも関わらず、最後まで生存している(それどころか、普通に考えれば死んでそうな場面も何の説明もなく生還してしまっている)。
- エル・ビアンノ(機動戦士ガンダムΖΖ)
- アクシズへ出撃する前にビーチャから遠回しに告白され、それに対し「生きて戻ったら、もう一度聞かせてくれるかな」と発言し死亡フラグを立てるが、無事に生還した。
- ウィッツ・スー(機動新世紀ガンダムX)
- 最終決戦を前にトニヤ・マームに婚約指輪を贈るも、まさかの生還。原作ファンからは「ウィッツ=ヘタレ」の扱いを受けているだけに、このフラグ回避はガンダムシリーズだけに関わらず、すべてのアニメ作品においても偉業と言うべきだろう。
- カリス・ノーティラス(機動新世紀ガンダムX)
- 人工ニュータイプかつ主人公達と心を通わせたという上記のフォウ達と同じ『強化人間フラグ』を立てるも、ガンダムシリーズで原作終了まで生き残った最初の人物。
- ジョゼフ・ヨット(∀ガンダム)
- 最終決戦において「恋人との間に子供ができる」「恋人を主人公に託す」「確かめもせずに仕留めたかのように口にする」「戦闘中に恋人の名前を呼ぶ」「敵に向かって自分の名前を叫ぶ」「脇役がラスボスと一対一の状況で戦闘」とあらゆる死亡フラグを乱立させた挙句、ギンガナムから死亡フラグ講座を受けるも、なんと生きのびる。∀が黒富野作風ならば確実に死亡していただろう。
- ジェラード・ガルシア(機動戦士ガンダムSEED / 機動戦士ガンダムSEED ASTRAY)
- 『SEED』本編で明らかに死んだとしか思えない状況だったのに『ASTRAY』で生存が判明した。その後も悪巧みする度に返り討ちに遭い、それでも彼は生き残ったものの、カナード達の脱走を劾に押し付けようとハイぺリオンガンダム3号機を差し向けたが返り討ちに遭った上に、劾がアルテミスに接近されて恐怖に震えるのを最後に消息を断ってしまった。直接描写はされていないが「敵は倒せる時に倒す」主義の劾がこの状況でガルシアを見逃すとは思えないので始末されてしまったのであろう、合掌。それでも一度は劾を裏切って生き延びた(どころか劾に救助された)のだからフラグブレイカー振りは大概である。
- アレルヤ・ハプティズム、ソーマ・ピーリス、ルイス・ハレヴィ(機動戦士ガンダム00)
- 人工脳量子波の影響で生み出された強化人間だが、原作終了まで生き残った。特にルイスは主人公格である沙慈・クロスロードの恋人であり、終盤で大型MAに乗る、更に死亡寸前へと追い込まれてしまうものの、最後に生き延びている。
- パトリック・コーラサワー(機動戦士ガンダム00)
- ガンダムに負けて以降は何度も立ち向かうがほぼ必ず負けるというジェリド・メサ的なキャラであるが、1st・2ndの両方において最終決戦の最中に死亡したと見せかけて(しかも無傷で)生き残っている。ジェリドとは違い、コメディリリーフ的キャラである事も大きい。スタッフからもネタキャラとしても扱われている。なお、UXではこの不死身っぷりが伝染してアンドレイまで生き残らせてしまった。
- ホランド・ノヴァク(交響詩篇エウレカセブン)
- 上記のオリファーと同じ『恋人が妊娠フラグ』を立て、さらに後半には乗り手に多大な負担を与え、ライダー殺しとまで言われるターミナス303に搭乗。ドーピング処置などで身体を蝕まれていく描写など死亡フラグを連立させるも、原作終了まで生き残った珍しいタイプ。なお、捉えようによってはこれらの死亡フラグの乱立こそが死亡フラグがブラフであると匂わせるもので、逆説的に生存フラグとなっているという見方も可能。
- ドミニク・ソレル(交響詩篇エウレカセブン)
- 本業が俳優である山崎樹範氏が声を担当したが、最後まで生存した。
- オズマ・リー(マクロスF)
- ロイ・フォッカーのオマージュである「スカルリーダー」「彼女が軍の士官」「黄色のバルキリーに搭乗する」に加り、第17話において「彼の死亡を連想させるサブタイトル(『グッバイ・シスター』)」「回想シーン」「コクピットに被弾&怪我(大量出血)」「パイン」「妹の夢を守ることを語る」とあらゆる死亡フラグを乱立させたが、僅かに負傷入院で済んだ。その後においてキャシーと共にレオン・三島の真実に首を突っ込むが、原作終了まで生存した。
- 矢島英明(鉄のラインバレル)
- 上記のとおり「出撃前に食事の約束を交わす」の死亡フラグを立てて死亡したが、蘇生以降も「スナイパータイプの機体に乗っている」「先輩格キャラ」「彼女に想いを告げる」と死亡フラグを再び立てまくるも、最後まで生き残っている。
- 遠見真矢(蒼穹のファフナー)
- 上記のとおり、『蒼穹のファフナー』はサブタイトルに自分の名前が入ると死亡フラグなのだが、真矢は「真矢~まなざし」において、危機に陥るどころか、咲良のピンチを救う活躍をしている。ついでに「スナイパータイプの機体に乗っている」というフラグも立てているが最後まで生き残っている。
- 溝口恭介(蒼穹のファフナー)
- 主人公たちの身近にいる壮年の男性で、お調子者で、子供達に助言する大人で、銃器でフェストゥムと戦おうとして…等様々な死亡フラグを立てているのだが、最後まで生き残った。この件については、脚本の冲方丁氏をして「こいつ、どうやっても死なねぇ」と言わしめるほど。
- ルリア・カイツ(第3次スーパーロボット大戦α)
- 本職の声優ではない加藤夏希氏が声を演じた上に敵キャラクターという立ち位置だが、最終的にはαナンバーズ側につき、最後まで生き残っている。ただしテレビアニメと違い、継続して収録を続ける必要性がないのが大人の事情的理由として見ることもできる。
- アン・シレーナ(無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ)
- 『無限のフロンティアEXCEED』にて、ゲーム中盤で単独行動しようとした際に「この仕事が終わったらさ…」と発言して、キュオンに「こういう時にそれってまずくない?」と突っ込まれる。それだけならまだしも、続けてボニー副長に貰ったお守りが千切れてしまい、神夜から「絶対に行かない方がいいと思う」と言われる。そして単独行動中、案の定死にかけるがM.O.M.O.がレア・ハンターで釣り上げたため、何とかフラグを折る事は出来た。……が、それから暫くしてネージュの私室にてさらに「戦いが終わったらここでパーティしよう」と言いだす(そして小牟が「この戦いが終わったら絶対にパーティに参加するんじゃ…」と乗っかった)。そしてその結果、エンディングで本当にパーティを行う事になる。基本的に人が死なない+大筋以外ネタ120%で進行するムゲフロにおける「死亡フラグを逆手に取ったネタ」である。
- デメクサ・シーエ(スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD)
- 魔装機神IIにて、恋人ができ、しかも「この作戦が終わったらプロポーズしようと思うんです」と言ってミオにツッコミを入れられる(が、エピオチア人なので死亡フラグという単語を理解していなかった)。しかもそのシナリオで撃墜されるとファルクの脱出装置が故障するというとんでもない隠しイベントが発生する…が、結局自力で脱出している。
原作におけるフラグブレイカー
- ヒイロ・ユイ(新機動戦記ガンダムW)
- 彼の決め台詞「お前を殺す」はその言葉に反して、言われた相手は絶対に死なないという生存フラグである。スパロボでもこのお蔭で生存フラグが立ったキャラが何人かいるが、例外も存在する(正確に言うとこのフラグは「ヒイロには殺されない」というものなので、他の人物に殺される、あるいは別の原因で死ぬことは大いにあり得る)。
スパロボにおけるフラグブレイカー
- 飛影(忍者戦士飛影)
- 持ち前の神出鬼没ぶりを発揮して、IMPACTではドモンの石破天驚拳を受けてデビルガンダムと運命を共にしようとしたキョウジ・カッシュとシュバルツ・ブルーダーを救出し、UXではシャルムに特攻をかけたカレンを救出した。どちらも誰の眼にも止まらない神業だったらしい(IMPACTではドモンや東方不敗ですらそれに気付かず、UXでは合体していてもやってのける)。
- ゲッター線(真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ)
- 人物ではなくゲッターロボの動力。RにてDG細胞で無理矢理復活させられた東方不敗を健康体にした。
- 叢雲劾(機動戦士ガンダムSEED ASTRAY)
- WではSEED本編で死ぬはずだった人物を助けまくる上に、本編の展開を喰う勢いまで見せ付けた。
- 獅子王雷牙(勇者王ガオガイガー)
- Wにてテッカマンエビルとの戦いで傷ついたミユキを助けている。
- カイジ(ガン×ソード)
- Kでフラグを立てれば、ファフナーの面々を全員助けることになる。最大の突っ込みどころである世界を飛び越えるという行為についての突っ込みは本編では入らない。「カイジだから」で済むには済むのだが、描写があまりに不足しているため違和感は否めない。
- 張五飛(新機動戦記ガンダムW Endless Waltz)
- Lにて別作品の人物である中島宗美を説得し、生存させることが可能(ただし早瀬浩一等によって予め複数のフラグを成立させる必要有り)。
- オーラロード(リーンの翼)
- 人物ではなく現象。UXにて一騎の帰る場所を守りたいという翔子の想いとフェンリルの爆発が合わさってオーラロードが開かれたことで、UXのメンバーと入れ違いに翔子がバイストン・ウェルに転移され一命を取り留めている。
- イルボラ・サロ(忍者戦士飛影)
- UXにてマークニヒトとの戦いに敗れた道生を「気まぐれ」で救出している(何の因果か、道生の声はIMPACTで飛影に救われたシュバルツおよびキョウジと同じ堀秀行氏である)。
- エンネア(機神咆吼デモンベイン)
- UXにてハザードに攻撃された衛を救出している。
- シン・アスカ(機動戦士ガンダムSEED DESTINY)
- UXにてヒトマキナの転送フィールドにジュダと共に特攻しようとした石神社長を一喝し、キラやアスラン、そしてUXの仲間たちと共に彼の死の運命を断ち切った。
- 覇道瑠璃(機神咆吼デモンベイン)
- 正確に言うとフラグクラッシュのきっかけ。UXにて、酔った勢いで自身が戦術指揮官に立候補した上、民間人や未経験者をも指名するという大暴挙の人事を実行。そして、これによって生き残る可能性を掴んだ人物が何人も現れた(何の皮肉か、この中には彼女の仇敵もいる)。
- M.O.M.O.(ゼノサーガ)
- 無限のフロンティアEXCEEDで死亡フラグを立て、実際にピンチになったアン・シレーナを意外な方法で救出した。
- 破嵐万丈(無敵鋼人ダイターン3)
- Zではフォウとステラを助けている。その活躍ぶりからルナマリアから「何でも出来ちゃう超人なんですね」と感嘆されるほど。第2次Z 再世篇ではロジャーと共にシャーリーを救っている。
- ロジャー・スミス(THE ビッグオー)
- 第2次Z 再世篇にて万丈と共にシャーリーを救う。彼女の生存が『コードギアス』の多くのキャラが救済される黒の騎士団ルートに進む鍵となっている事を考えると、彼(と万丈)は間接的に多くの『コードギアス』のキャラクターを救ったと言える。
- ゲレンボラッシュ・ドロカ・ザキ(装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ)
- OEではバーコフ分隊壊滅の引き金となったキリコの「ある言葉」を遮ったのが幸運を呼んでバーコフ分隊全員生還という大手柄をあげた。その後は分隊ごとコネクト・フォースに加入し、更にバイマンと一緒にペールゼンに引導を渡すという役得も得た。
死亡フラグに関連する人物
- 三輪防人(闘将ダイモス)
- 原作では死亡しないのにスパロボでは死亡することが多く、スパロボに出演すること自体が死亡フラグになるという珍しいケース。
- カーメン・カーメン(銀河旋風ブライガー)
- 死亡フラグの仕掛け人の一人。スパロボシリーズでは作品の枠を超え、支援を送ったにも関わらず失態をさらした者(デキム・バートン、アグリッパ・メンテナー、バードランド領主等)や、第三者(ギワザ・ロワウ、ブラディ・ゴッド等)の依頼による暗殺の対象者(ステラ・コバン、バードランド領主等)、はたまた自分にとって都合の悪いと思われる者(オズマ・ドラーゴ)をキングコブラで暗殺している。
- 柿崎速雄(超時空要塞マクロス)
- TV版ではステーキを食べ損ねて戦死するが、劇場版では作戦中に味方を女関係の事でからかったために戦死した。その50年後の世界では、「バルキリー乗りが、作戦中に味方を女関係の事でからかうと戦死する有名なジンクス」として語られる。作中世界における死亡フラグを生み出すという一種の偉業を成し遂げた。
- キリコ・キュービィー(装甲騎兵ボトムズ)
- 上記のとおり、公式で『歩く死亡フラグ』扱い。しかもただフラグが立つだけならまだしも行く先々が必ず甚大な被害を受ける。当のキリコ本人に対しては死亡フラグ自体は無縁なものであると言える(その代わり、悲惨な目には嫌というほど遭っている)。
- 早乙女ミチル(真 (チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日)
- 破界篇第36話にて元気とあとで一緒にケーキを食べようと約束した後、ゲッターロボGの合体事故により落命してしまった。しかも乗ったのがポセイドン号なので二重の意味でフラグを立ててしまった事になる。
- ロザミア・バダム(機動戦士Ζガンダム)
- α外伝後半で敵として登場し、その時にフラグを立てるとイベントで死亡してしまうが、そのフラグの名前が攻略本などでは「ロザミア死亡フラグ」となっている。
なお、このイベントは非常に倒しにくい敵を簡単に倒せる上にΖガンダムが強化されるというメリットしかないイベント(ロザミアは生存しても味方パイロットにならない)という、スパロボでは珍しい「生かしても得せず、殺した方が得をする救済イベント」であるため、プレイヤーから積極的に死亡フラグが立てられることとなった。ちなみに第3次αでは生存が確認されているため、正史では生存している。 - ギム・ギンガナム(∀ガンダム)
- 最終決戦で∀ガンダムに搭乗したジョゼフが戦闘中に恋人を呼び、「兄弟! 今、女の名前を呼ばなかったかい? 戦場でなァ、恋人や女房の名前を呼ぶ時というのはなぁ、瀕死の兵隊が甘ったれていうセリフなんだよぉお!」と死亡フラグ講座を披露する。スパロボでは、α外伝ではガロードとウッソに、ZSPDではレントンに対して発言をする。
- アリー・アル・サーシェス(機動戦士ガンダム00)
- 上記のとおり、作中では死亡フラグを立て、最期は彼が引導を渡すキャラも多い。黒いガンダムに乗っているヨハン、スナイパータイプの機体に乗っているニール、裏組織の真実に首を突っ込む絹江は彼に殺され、なお政府を裏で操る組織の存在のラグナ、主役格である刹那とディランディ一家の死は彼に関連した。1st終了直前に彼は死んだと思われたが、2nd序盤で再登場した。最後はライルに引導を渡された。
- 来主操(蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH)
- UX第49話にて、一騎と「この戦いが終わったら、竜宮島の空を見に行こう」と約束するが、カリ・ユガとの戦いの後で一騎達を元の世界へ戻すためにユガの狭間に残った。まさかの生還フラグを成立させた後に立てた死亡フラグである。
- ガスパ・アルバレツ(魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL)
- マサキに殺された彼の仲間、レッカとウィノは見事な死亡フラグを立てて死亡したことが彼との決着を着けるシナリオにて語られる(ガスパ曰く、レッカはガキが出来たばかりだった、ウィノは5年越しに付き合ってた女と来週結婚するはずだったとのこと)。そして、彼自身もマサキに殺された。
- カチーナ・タラスク(スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS)
- 負傷したタスクを「怪我人だから」と優しくしたところ、タスクから死亡フラグだと慄かれた(当然だがタスクは死亡していない)。
- カルヴィナ・クーランジュ(スーパーロボット大戦J)
- 彼女自身はフラグを立てていないが、「彼女の同僚は全員死亡フラグを立てて死亡した」ことが彼女の口から語られた。
- ジン・スペンサー(スーパーロボット大戦UX)
- 彼自身も死亡フラグに類するものを立てているが、「彼の部下になった人物はそれ以上のスピードでフラグを立てた後に回収して死ぬ」という歩く死亡フラグのような状態になっている。
関連用語
- スパロボ補正
- ここでは原作において死亡する結末を迎えたキャラクターが、スパロボシリーズでは死亡フラグを回避して生き残る展開になることを指して言う。