ジュドー・アーシタ
ジュドー・アーシタ | |
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外国語表記 | Judau Ashta |
登場作品 | |
声優 | 矢尾一樹 |
デザイン | 北爪宏幸 |
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
生年月日 | 宇宙世紀0074年10月10日 |
年齢 | 14歳 |
出身 | サイド1・シャングリラ |
身長 | 165 cm |
体重 | 56 kg |
血液型 | B型 |
所属組織 | エゥーゴ |
所属部隊 | ガンダム・チーム |
概要
『機動戦士ガンダムΖΖ』の主人公。
14歳の若さながら、サイド1のコロニー・シャングリラで学校に行かず仲間と共にジャンク屋を営みつつ、出稼ぎに行って行方不明の両親に代って妹のリィナ・アーシタを養う、陽気で楽天的な性格の少年。
リィナの学費を稼ぐ為、偶然助けたヤザンにそそのかされ、入港したアーガマに忍び込みΖガンダムを盗もうとする。しかし、カミーユとの出会いや、ヤザンの非情な行為に反発し乗り込んだΖガンダムでヤザンを退けた事がきっかけで、ブライトにスカウトされ、アーガマ所属のパイロットになる。
アーガマに乗り込んだ当初は、あくまでリィナの為に、何の思慮も持たずに戦っていたが、仲間やリィナが戦いに巻き込まれていく中で多くの人々との出会いと別れを経て、特にリィナを失った(と思い込んだ)ことをきっかけに、戦いの意味を自分なりに理解し、戦争を終わらせる為に戦う明確な意思を持つに至る。
ニュータイプとしても高い資質を持ち、ハマーンやプル達と心を通わせた。またニュータイプによる感覚に押しつぶされず、強靭なメンタル面でそれを乗り越えていた。事実、富野監督はアムロ・レイ、カミーユ、ジュドーを比較した場合、精神面が一番強いのはジュドーと評している。これは他の2人と違って、当初から信頼出来る仲間がいた事と、リィナという守るべき存在がいた事が大きい。準サイコミュともいえるバイオセンサーを搭載したΖΖガンダムとの相性も良く、驚異的な戦闘力を発揮した。
ハマーンとの決戦に勝利した後はリィナと再会し、更なる成長の為にルーと共に木星船団に参加した。
実は歴代ガンダム主人公で初めて女装したキャラクターでもあるのだが、周囲の人間を見事騙しきって美女を演じた後発のロラン・セアックとは異なり、見た目的には悪くないものの品の無さ・声の低さも災いして「あんまり可愛くない」「この酷いの」呼ばわりされる有様だった。ちなみに、逆にイーノの女装は好評だった。
『機動戦士ガンダムΖΖ』以後
公式ではその後が描かれていないが、幾つかの外部作品で、彼のその後が描かれている。
映像作品『GUNDAM EVOLVE』では木星に向かう途中の彼が登場し、ネオ・ジオン残党からの亡命希望者を助けるためにその追っ手と戦う姿が描かれており、漫画『機動戦士ガンダム ムーンクライシス』にも木星船団の一員として少しだけ登場している。
『機動戦士クロスボーン・ガンダム』を富野氏と共に手がけた漫画家・長谷川裕一氏は幾つかの作品で、その後のジュドーや彼らしき人物を描いている。例えば『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』ではアムロ・レイと共演、更にクロスオーバーで「血まみれの巨神」とも共演し、ユウキ・コスモの生まれ変わりと設定されている。
グレイ・ストーク
さらに長谷川氏は『機動戦士Vガンダム外伝』・『機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート』・『機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人』において、木星船団のリーダーで「木星じいさん」の通称で呼ばれるグレイ・ストークという人物を登場させている。アメリカの小説家エドガー・ライス・バローズの小説『ターザン』の主人公の家族が持つ爵位「グレイストーク卿」そのままの名前(劇中人物には実際に「グレイストーク卿」と呼ばれるシーンがある)は本名ではないらしく、自身で明らかにしている経歴やその風貌、さらに彼が愛着を持って乗っている大型モビルスーツ「ガンプ」が明らかにΖΖを修復したものであるなど、ジュドーである可能性が示唆されている。
ガンプとストークはカードゲームやGジェネレーションシリーズに登場しており、前者では同一人物・後者では「別ユニット」と扱いが異なる。ただしどちらの作品でもストークを演じているのは初登場時からジュドー役の矢尾氏である。
もっとも、長谷川氏は「(自分の設定は)オフィシャルではない」と読者に釘を刺している。事実『スカルハート』や『鋼鉄の7人』には『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』とのクロスオーバーが存在しているが、同作と後年に発表された『機動戦士ガンダムUC』には、ミネバ・ラオ・ザビの設定に矛盾がある。更に『ΖΖ』ラストシーンは、ジュドーが木星船団ジュピトリスIIへの参加から一年後にフォン・ブラウンにて仲間たちとの再会を約束しているというもの。つまり木星圏にはとどまらず、地球圏に帰還するという描写である。「映像化=正史」というサンライズの見解から考えても「グレイ・ストーク」=「ジュドー・アーシタ」が正史と見なす事は些か早計であると言えるだろう。
なおジュドーとストークが同一人物だった場合、年齢は『スカルハート』の時点で約60歳、『機動戦士Vガンダム』の時点では80歳目前となり、長谷川氏のキャラクター造形はそれを踏まえたものになっている。
登場作品と役柄
基本的にアムロやカミーユと比べると人当たりが良いため他作品のキャラとも絡みやすく、カミーユとの関係もカミーユが精神崩壊していない為、やや原作と関係が違う。とはいえ、『ΖΖ』自体がそれほど原作再現が多い訳ではなく、存在が霞みがちでもある。
ΖΖガンダムがハイメガキャノンなど強力な武装を持つため、大抵は中盤からの参加か、序盤ΖΖがなく後から入手する。
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦
- 初登場作品。第9話「復讐の風」の3ターン目に味方増援として登場し、そのまま仲間になる。しかしΖΖのハイメガキャノンは故障しているため、しばらくは使えない。プルとプルツーの参入条件に関わってくる。
- 第2次スーパーロボット大戦G
- ルート次第でシーブックとどちらが早く加わるかが変わる。ジュドーを早期に加えるルートではユカとララァを仲間にすることが出来る。
- 第3次スーパーロボット大戦
- 能力は高く、マップ兵器となったハイメガキャノンでΖΖは大活躍するが、ジュドー自身は「幸運」を持っておらず、主役級NTで唯一の「幸運」持ちであるカミーユにΖΖを取られがち。
- スーパーロボット大戦EX
- マサキの章のシナリオ「コーラルキャニオン」で、リィナを人質にされている為、最初は敵として登場する。『EX』ではオーラバトラーを始めとしてビームを無効化する敵が多いため、ビーム主体のΖΖは相手を選ばないといけない。本作ではシーブックと違い「気合」を覚えるため、機体を交換してやるとガンダムF91の使い勝手がかなり向上する。
- 第4次スーパーロボット大戦
- 中盤でシーブックと共に参戦。本作ではまだ「幸運」が使えない為、ΖΖをアムロあたりに取られる可能性大。能力自体は高いので終盤の分岐ではアムロと交換する形でνガンダムあたりに乗せると活躍できるが、リアル系の場合は条件次第でΖΖで強制出撃となるので注意。
- EDでは、サイド1のシャングリラに戻り、ビーチャ達と共に運送業を開業。また、当初の目的であったリィナを山の手の学校に入れる事が出来たようである。
- 第4次スーパーロボット大戦S
- 今作から声が入った。
- スーパーロボット大戦F
- リアル系第3話「シャングリラチルドレン」、スーパー系第5話「謎の刺客!敵はガンダム!?」から仲間になる。シリーズで初めて序盤から参入するが、ΖΖが無いという事態が起こってしまい、ネモに搭乗…。さすがのジュドーもネモではキツイ。メタスに乗せられて、愚痴をこぼす場面がある。本作で初めて「幸運」を覚える事になる。
- スーパーロボット大戦F完結編
- ようやくΖΖが手に入り、一安心といったところ。なおルー・ルカの乗るユニットを4マス内に配置すると「恋人支援効果」を発揮し、敵に与えるダメージが1.1倍になる。ガンダム・チーム関連のイベントが多い。リィナがジュドーを助ける為に出撃するイベントもある。ニュータイプ補正がかなり強力だが、「集中」を持っておらず、ΖΖの運動性が微妙なこともあり、終盤になるにつれて安定感がなくなる。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α(DC)
- 初登場の場所はラビアンローズであるものの、原作に則りΖを強奪しようとするがカミーユ・ビダンの返り討ちに遭い失敗した為、コアファイターに乗り込んでΖΖに合体するという流れに。この時、ジュドーの資質を見出したカミーユがジュドーを庇う形でバニングに修正された為、責任を感じてパイロットとして参加するという流れ。
- ルートによっては、プルの手引きによってドーベン・ウルフ(熟練度次第ではシャア専用ザク)を強奪するイベントがある。本作から格闘がかなり高く設定されている為、MSの格闘武器を有効に使える点も注目。ちなみにあるステージでマクロスの早瀬未沙を輝と同様に「おばさん」(ルーともそんなに変わらないのだが…)と言ってしまうステージがあり、あるメーカーの攻略本スタッフの怒りを買ったとかなんとか。
- 原作設定を反映し、ニュータイプ技能レベルが全取得者中最速でL9に到達する。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 前作でのED通り、プルとともに万丈の仕事を手伝っているという設定なので、第2話から参戦。援護なしNT主人公の一角で、少しレベルを上げれば「幸運」を覚えるが、「祝福」の登場で若干価値は落ちてしまった。
- 前作と同じく、プルツーの説得フラグがある他、格闘が高く、後半は「覚醒」と「魂」も覚えるためマップ兵器要員にもなりうるが、「ひらめき」を持たないのがネック。ΖΖのままでもいいがV2ガンダムや∀ガンダムに乗せて格闘の高さを生かす運用も有効。プルとプルツーに信頼補正がかかるので単純な火力はUC勢トップクラスとなる。今作のプルコンビはパイロットとしてかなり優秀なのも嬉しい。
- 未来も比較的合流が早めで、以降のイベントとしてはガロードと共にガンダムを売ろうとするものや、『戦闘メカ ザブングル』のメンバーと共にコンテナを拾いに行くイベントがある。ラストでは万丈にお礼として金塊を貰っており、原作のように木星へ行く事は無くなる。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 今回は序盤からトビアとともに行動することが多く中盤ではトビアと共にニュータイプの素養を見出され、シェリンドン・ロナに連行されかかるイベントがある。また、ハマーン(ルートによってはシャア)に怒りを爆発させ、ΖΖの武装に「ハイメガキャノン・フルパワー」が追加される。小隊長能力が「獲得資金+20%」のため、直接の戦闘力ではアムロやカミーユに一歩譲るが、ジュドーを活躍させればさせるほど、部隊全体の戦力が強化できる。気力上昇系の精神を持たないため、ΖΖで戦わせるならPPや強化パーツなどによるフォローが重要となる。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- シャングリラ・チルドレンの撃墜数次第では、通常より早くΖΖの換装パーツ「フルアーマー・パーツ」を入手する事が出来る。また、序盤から中盤にかけて人類同士の終わらない戦いに深く苦悩するあまりナーバスになり、遂には自分達αナンバーズの正義にまで懐疑的になってしまったバルマー戦役の頃から尊敬していた先輩ニュータイプであるカミーユの姿に、アムロと共に心を痛める時もあった。
- 全ての戦いが終わった後は、一旦はサイド1のシャングリラに戻るものの、身の回りの整理が出来たらルーと共に銀河探査船のクルーとなって、銀河の星々を旅してまわる抱負を語った。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- 中盤に参戦するが、そのステージのΖΖはENが5しかないという状態。急いで救援に向かう必要がある。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第2部
- シーン3から参戦。クワトロ程ではないが、高いNTLvと能力で自軍のエースとして活躍する。「ド根性」「熱血」「覚醒」を必ず覚え、「幸運」効果のある精神コマンドも必ず覚える為MAP兵器を持つ機体と相性が良い。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
- ΖΖではいい加減回避がきつくなってくる。シーン2~4の間使用できないのが欠点。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 第2部シーン3から参戦。本作より乗機台詞や援護台詞が新録。フルアーマーΖΖガンダムを入手すれば重要度はさらに増す。
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- 序盤からアーガマ所属のパイロット。エース級で初期から援護攻撃を持つのは彼ぐらいで、MSが弱めの本作では重宝する。
Scramble Commanderシリーズ
- スーパーロボット大戦Scramble Commander
- ストーリー的には『ΖΖ』序盤で、かつアムロ・カミーユと知り合い。固定乗機ΖΖガンダムの性能は微妙。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- 本編終了後の設定で、当初は木星に行っている。ただし、ハマーンが生きてアステロイドに留まっているというオリジナル展開。終盤に入るあたりでベガ星連合軍に捕まるものの、ルーと共に自力脱出しルビーナも連れて自軍と合流。分岐によってはルー共々にラスト4話しか使えない。小バームルートの間(合流までの間)に敵を5機撃墜すれば、合流後にΖΖをフルアーマー化できる。もっとも、その先は短いが…。
- スーパーロボット大戦A PORTABLE
- 頑張ってエースボーナスを獲得すれば移動後にマップ兵器が撃てる。しかし登場が遅いのでそこまで育つかどうか。周回プレイが前提になるだろう。
- スーパーロボット大戦R
- 中盤からΖΖで参戦。格闘が高く、レベル45でニュータイプレベル9になるため、Ζガンダムやファンネル搭載機体に乗り換えても強い。原作では会っていないためか、アムロ・レイやクワトロ・バジーナと合体攻撃不可能なのが唯一の難点。エンディングではルーと共にアルクトスの復興に協力している。
- スーパーロボット大戦D
- 本編終了後の設定で、当初は木星に行っている。中盤からΖΖで参戦。省吾と二人でシャアやトレーズの「大人のやり方」に文句を言っている場面が多く、シャア達「大人」に対しては勿論、終盤のギシンルートでのルイに対する態度など、他のSRWシリーズと比べて刺々しい言動が目立ち、本作は歴代SRWシリーズの中でも特にジュドーの「大人達」への不信感や反感が多く描写されている。また、本作はスパロボシリーズにおいては今のところ唯一「クワトロ時代のシャアと会っていないジュドー」なので、シャアの逆襲に際してシャアの心情を汲みつつもその行為を否定する他の作品とは異なり、初めてシャアと出会ったのが彼が総帥になってからというのもあり、他作品と比べてシャアに対して明らかに他人行儀、かつ一方的に否定して見ている感が強い。能力は『R』と同様。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- 中盤から登場。初登場時は原作再現でMSを盗み出す…が、ルートによってはΖが入ってきてないのでガンダムMk-IIに乗る。場所もルート次第だが、シャングリラでなく地上である。
- スーパーロボット大戦MX(MX PORTABLE)
- 原作終了後の為、珍しく最初から使用可能。サーベラスを選択した場合は第2話で仲間になる。オープニング戦闘デモはプルの援護攻撃の役で登場。能力の高さは勿論、「覚醒」の消費SPが55と驚異的に低い為、参戦の早さも手伝ってUCガンダム系のパイロットの中では最も使いやすいといえる。今作では武器の台詞が新録されている。
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- 中盤に加入。シャングリラではなく地上の北アメリカにいて、反グラドスレジスタンスに潜り込む。今回はグラドスのせいで今の生活を強いられているらしく、そちらに恨みを持っている。サリー・エーミル救出作戦ではプルと共に先陣を切ったり等出番は多い。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 『第3次α』から8年ぶりの参戦。今回同じ声の藤原忍やダ・サイダーと共演。ダ・サイダーとは戦闘前会話が存在し、声優ネタもある。
- 第4章からの登場で、シャングリラでジャンク拾いをしている最中にΖΖガンダム強奪を狙うネオ・ジオンの攻撃に巻き込まれ、ΖΖガンダムに乗り込むこととなる。その後、初めてながらも見事にΖΖガンダムを乗りこなした腕前を買われ、コネクト・フォースにスカウトされΖΖガンダムのパイロットとなる。
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2017年3月開催のイベント「生命を守る剣」の報酬としてボイス付きパイロットパーツが追加。
- スーパーロボット大戦V
- 『第3次α』から12年ぶりの据え置き機での登場。『第3次α』以来の音声新規収録が行われており、矢尾氏の声質が変化しているのが聴き取れる。参戦も第14話からと比較的早めで、ΖΖガンダムの性能が強力なので主力になりえる。シナリオ面では『ΖΖ』の物語は既に終了しており、ハマーンとの決着も既に着いた状態だが、『ガンダムUC』の物語に深く関わり、見せ場は多い。
- 戦闘面ではΖΖのハイ・メガ・キャノン・フルパワーにジュドー搭乗時のみの制限が付いたこともあり、そのままΖΖに乗せ続けるのが安定する。エースボーナスによるTacP増加は強化パーツと重複するので、プラーナコンバーターもしくはシルバーエンブレムを装備させれば2.4倍のポイントを得られ、TacP稼ぎに活躍してくれる。
- スーパーロボット大戦X
- 第16話マナの国ルートにて登場。今回は珍しくΖガンダムが初期乗機となる。
関連作品
- ヒーロー戦記
- アクシズ戦争で活躍したΖΖガンダムのパイロット。現在はシャングリラ市でジャンク屋を営み、自宅の側にザクの頭がおちている。アムロ達の宝探しに参加する。愛機ΖΖガンダムは転送装置が故障しているため登場しない。最終盤ではショップも営んでおり強力な装備も販売しているが、後々拾う事ができるため態々購入する必要がない。
- ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦
- 連邦軍の一員として登場するが、やはりΖΖガンダムは登場せず、パーティにも加わらない。また原作と違い、一人称は「僕」である。
パイロットステータス
能力値
アムロ、カミーユとタメを張るトップエースの実力者。しかし過去作品では、回避が低く他のNT主力級より回避力が劣ることもあった。MS乗りの割りに格闘値が高く、その傾向は『α』から顕著に現れている。また、NT系主人公クラスは大抵防御が低いのだが、ジュドーは防御にも優れる。
格闘値の高さを特に有効に使えるのはPS版の『α』で、射撃値は高いが格闘値が低いウッソと愛機を交換すれば、ΖΖのハイメガキャノン(=射撃武器)と、V2の光の翼(=格闘武器)をそれぞれ有効に使える。
精神コマンド
「幸運」「覚醒」を覚える傾向にあるため、2回行動が廃止されてからもマップ兵器の扱いが得意でΖΖガンダムとの相性は良い。今は「集中」を覚えたりと、戦闘用のコマンドが充実しているが、過去の作品では命中UP系のものがなく、終盤になるにつれ使いづらくなることもあった。また幸運を覚えない時はΖΖに他のパイロットを乗せるプレイヤーも多いと思われる。
- 第2次
- 根性、気合、ひらめき、底力、熱血、目眩まし
- 第2次(PS版)
- 加速、根性、熱血、気合、ド根性、友情
- 第2次G
- 根性、集中、ひらめき、熱血、てかげん、友情
- 第3次
- 加速、根性、熱血、気合、ド根性、友情
- EX
- ド根性、熱血、気合、覚醒、ひらめき、友情
- 第4次(S)
- 集中、根性、ひらめき、熱血、友情、魂
- F、F完結編、64
- ド根性、熱血、ひらめき、幸運、覚醒、魂
- α
- ド根性、幸運、集中、熱血、友情、魂
- α外伝
- ド根性、集中、幸運、熱血、覚醒、魂
- 第2次α、MX(MX PORTABLE)
- 集中、不屈、幸運、熱血、覚醒、魂
- 第3次α
- 集中、直感、幸運、熱血、覚醒、魂
- IMPACT
- ひらめき、幸運、集中、気合、熱血、覚醒
- COMPACT3
- ド根性、集中、幸運、気合、熱血、覚醒
- A(A PORTABLE)
- ド根性、幸運、熱血、集中、ひらめき、覚醒
- R、D
- ド根性、集中、不屈、熱血、覚醒、魂
- リンクバトラー
- ひらめき、熱血、ド根性、覚醒、魂、幸運
- OE
- 熱血、根性、気合、集中
- X-Ω
- 集中、ド根性、魂
特殊技能(特殊スキル)
高いニュータイプが反映されており、ニュータイプLvは最大値まで伸びる傾向にある。
- 第2次(PS版)・第3次(PS版)
- ニュータイプL5、シールド防御L6、切り払いL8
- EX(PS版)
- ニュータイプL8、シールド防御L8、切り払いL8
- 第4次(S)
- シールド防御L6、切り払いL8、ニュータイプ
- F、F完結編、64
- ニュータイプL9、シールド防御L6、切り払いL7
- 第2次α、第3次α
- ニュータイプL9、切り払いL5、シールド防御L2
- IMPACT
- ニュータイプL9、防御L7、援護攻撃L1
- COMPACT3
- ニュータイプL9、防御L3、援護攻撃L3
- A
- ニュータイプL9、切り払いL9
- A PORTABLE
- ニュータイプL9、切り払いL9、援護防御L4
- R
- ニュータイプL9、防御L4、援護攻撃L1
- D
- ニュータイプL9、シールド防御、斬り払い、撃ち落とし、援護攻撃L1、コンボL2
- MX(MX PORTABLE)
- ニュータイプL9、切り払いL8、シールド防御L7、支援攻撃L4
- OE
- 底力、ニュータイプ、闘争心
- V、X
- ニュータイプL9、強運、底力L6、闘争心L2
小隊長能力(隊長効果)
エースボーナス
- 移動後にマップ兵器が使用可能
- 『A PORTABLE』で採用。終盤の強敵の大群相手にガンガンハイメガキャノンが撃てる。
- 撃墜エース/節約(武器消費EN-20%)
- 『OE』
- 獲得資金1.2倍、獲得TacP1.2倍
- 『V』、『X』で採用。『第3次Z』におけるクロウ・ブルーストとそっくりなエースボーナス。自前の強運及び共通のエース補正と併せると獲得資金は1.728倍となり、「幸運」無しでも十分に稼げる。
- TacP増加も強化パーツによる効果と乗算されるので、最大で2.4倍になる。
- 本作のTacPはナインが戦闘中に蓄積したデータだが、クロウと異なり設定的な増加理由は存在しない。
パイロットBGM
- 「アニメじゃない」
- 前期OP主題歌。
- 「サイレント・ヴォイス」
- 後期OP主題歌。『第2次α』ではイベントを起こす事で、BGMが「アニメじゃない」から本曲へと変化する。
- 「宇宙のジュドー」
- 『COMPACT3』から採用。『MX』でも『ΖΖ』勢の固定BGMに用いられた。
人間関係
家族
- リィナ・アーシタ
- 妹。両親は出稼ぎに出ており不在で、彼女と2人暮らしだった。彼女を山の手の学校に行かせる為に学校にもいかずジャンク屋稼業に手を出し、ネオ・ジオン側にいる形となった彼女をあの手この手で救出を図ろうとするなど、妹想いの面が強いが、故に彼女が死亡した(と思われた)際には強い衝撃を受けた。
シャングリラ組
- ビーチャ・オーレグ
- 仲間。ジュドーに対抗意識を持っている為、当初はジュドーが見つけたジャンクの分け前を貰おうとしたり、モンドとともにネオ・ジオン側につこうとしたりしてジュドーの怒りを買う事もあったが、仲間としての信頼は厚い。
- モンド・アガケ
- 仲間。ビーチャとともにネオ・ジオン側についた時はジュドーも激怒したものの、ビーチャと同様に信頼は厚い。
- イーノ・アッバーブ
- 仲間。基本的に彼と行動を共にする事が多い。一緒に女装姿を披露した事もある。
- エル・ビアンノ
- 仲間。共に行動する事が多いが、エル自身はジュドーに惹かれていた。
エゥーゴ、カラバの構成員たち
- ルー・ルカ
- 仲間。年上ながらも対等な戦友といった間柄であるが、最終的に作中数々の女の子に好かれていたジュドーの女房役を射止めた。
- カミーユ・ビダン
- 精神崩壊した彼と出会うことになり、ニュータイプとしての素質が開花しジュドーに大きな影響を与えていく。後に人事不省となった彼の後を継ぐ形で、彼の愛機であったΖガンダムに乗りエゥーゴの主力パイロットとなってゆく。
- スパロボでは精神崩壊しない為、彼の良き弟分的存在となっていることが多いが、『GC(XO)』では何かにつけて怒鳴りつけたりとキツイ先輩である…まあ精神崩壊しないで会っていたら案外こんな感じだったのかもしれない。また、この作品以外でもたまに癇癪を起こした彼に辛く当たられる。
- ファ・ユイリィ
- 序盤で共闘。生来能天気でパイロットとしての自覚に欠けているジュドーは彼女に何かと叱られる事が多いが、信頼関係を築いていった。その後はダブリンで再会する事になり、彼女とカミーユを避難させようとした。
- アムロ・レイ
- 原作では小説版のみの競演。初めは彼を「つまらない大人の一人」と感じていたが、宇宙へ戻る際にアムロと自らの意識を共鳴させている。先述の長谷川裕一氏の漫画では、『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』で巨神との戦闘で共闘しているほか、ストーク卿がトビア・アロナクスに「あの人は俺にとっても憧れだったからな」と語っている(ただしトビアの「アムロ・レイに会った事があるのか」という問いに対しては否定している)。
- ブライト・ノア
- 初対面はΖガンダムを奪う為とはいえ、彼を蹴るという暴挙であった。以後は共に戦っていく事になり、作中において大人の汚さに怒りを覚える事が多い中でジュドーが信頼した大人の一人で、ブライトもジュドーのニュータイプとしての素養とバイタリティを認めている。一方で仲間達と共にエマリーとの不倫疑惑をからかう事も……。
- ハヤト・コバヤシ
- ブライトとともにジュドーが認めていた数少ない大人であったが、眼前で死なれる事になる。
- ウォン・リー
- 第20話でグラナダに来た際に会う事になり、あくまでも敵を倒す為の戦力としか考えず、リィナの為に戦うジュドーを否定する等で激しく対立し、ジュドーが嫌った大人の一人となる。かつてのカミーユ同様に殴りかかられたが、カミーユとは違って反撃に成功した。
- アストナージ・メドッソ
- 当初はエゥーゴに非協力的な態度を取るジュドーに反感を持つ事もあったが、次第に信頼関係を築いていってΖΖの改造を行ったり、助言したりした。
- トーレス
- 最後まで共に戦い抜いたアーガマクルーの一人。ただ、第21話で彼の幼馴染であるセシリアが死亡した事は伝えていないと思われる。
- サエグサ
- 彼がヤザンによって重傷を負った事がヤザンとの対立に繋がった。後に最終回でジュドーを見送った。
アクシズ
- エルピー・プル
- ネオ・ジオンのニュータイプ。しかし、ジュドーと出会った事で最初から彼に好感を持ち、全く躊躇なくエゥーゴに寝返る。
- プルツー
- プルのクローンでグレミーの部下だがプルの残した意思やジュドーとの接触により迷いが生じ、最終回近くでジュドーの元へ奔る。
- ハマーン・カーン
- 作中最大の強敵。ジュドーの持つニュータイプの素養とバイタリティを認め、幾度も自分の元に来るように誘う。ジュドーは彼女の誘いを強く拒否しながらも、互いにニュータイプとして認め合いつつあったが、最後はジュドーの手により倒される。
- ミネバ・ラオ・ザビ
- 仲間と協力して誘拐するが、替え玉であったため本人とは面識がない。『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』では伝説巨神の内部に取り込まれた彼女と心を通わせ救出を果たす。
- グレミー・トト
- ハマーン同様に強敵。互いに新兵時代から交戦し、直接言葉を交わした機会ならハマーン以上に因縁がある。終盤では彼の説いた大儀と志を、ちっぽけな自己満足と否定した。
- マシュマー・セロ
- 序盤のライバル?的な存在。後半に再登場するが、再戦は無かった。
- キャラ・スーン
- マシュマーとともにライバルとも強敵ともいえる存在だが、一方で彼女からは気に入られている。その後に彼女が強化された際にはその変貌に衝撃を受けつつも説得を繰り返し、敵同士でありながら共闘関係にあったが、戦死した際はややショックを受ける。
- ゴットン・ゴー
- 序盤の敵の一人。
- ラカン・ダカラン
- 数度交戦した強敵。
- イリア・パゾム
- 終盤に対決。ニュータイプ同士交感しあう場面もある。
その他
- ヤザン・ゲーブル
- 物語当初、彼のΖガンダム強奪に加担するが、サエグサに重傷を負わせた残虐ぶりに激怒して敵対する。スパロボではシャングリラでの因縁はまだ明確に描写されてはいない。
- フォウ・ムラサメ
- 最終回で、ハマーンとの最終決戦において彼女に力を貸してもらう。スパロボでは生存している事が多いので、ニュータイプとしての良き姉のような存在。
- ララァ・スン
- 最終回で、ハマーンとの最終決戦において彼女に力を貸してもらう。
SRWシリーズ未登場
- メッチャー・ムチャ
- アナハイム出身のエゥーゴ幹部。ジュドー自身や他の仲間達とっては迷惑な存在で、幾度と無く対立している。最終回で抗争を戦い抜いたジュドー達を愕然とさせていたが、ジュドーに怒りをぶつけてしまう。
- タマン
- 第24話に登場するギニアの海岸に住む少年。ギニアで漁師をしていたが、妹アヌのために金を稼ごうとしてネオ・ジオンに協力し、現地徴用兵となり民間人を装ってアーガマを誘い出して、カプールを駆り出会ったジュドーを襲う。だが、ジュドーに説得され敵前逃亡しようとした漁師仲間がモビルスーツごと味方に撃破・殺害されたのを見て翻意し、「この島にロボットはいらないんだ!!」と叫びカプールを乗り捨てて、基地へと特攻。そして、アヌと共に普通の生活に戻っていった。
- ルナン
- 第40話と第41話に登場するタイガーバウムに住む子供達のリーダー。ヤン、アルビン、テラ、ミレアムと言う仲間がいる。当初は、かつてのジュドー達の様にΖΖガンダムなどのMSを盗み出そうとしていたが、スタンパ・ハロイにさらわれたルー達を救出する為、ジュドー達を手伝った。声優は後の『逆襲のシャア』でのハサウェイ・ノアを演じる佐々木望氏。
他作品との人間関係
元々人当たりの良い性格のせいか、カミーユあたりと比べても割と幅広く他作品のキャラクターと絡む。原作では大人に反発する描写がよく見られたが、スパロボでは基本的にまともな(と言うか寛容な)大人が多い為、そのあたりの描写は少ない傾向。
ガンダムシリーズ
宇宙世紀ガンダムシリーズ
- シャア・アズナブル(クワトロ・バジーナ)
- 原作では一度も競演したことは無いが(ただし、『ΖΖ』の前期OPで競演)、スパロボでは何度か競演。基本的にクワトロ・バジーナ状態のシャアは尊敬しているが、ネオ・ジオン総帥としてのシャアは否定していることが多い。
- マ・クベ
- 『F完結編』では、プルとプルツーを見せしめに敵の陣中に放り出すという卑劣ぶりに怒りを顕にしていた。
- ハサウェイ・ノア
- ブライトの息子。共演した作品では後輩分となっている。
- クェス・パラヤ
- 同じニュータイプ。『IMPACT』の隠しシナリオで、プルの様に感じていた。
- バナージ・リンクス
- 『V』ではガンダムパイロットの先輩として彼を導く。ちなみに『V』においては年齢が同じである。
- オットー・ミタス
- 『V』ではロンド・ベルでの上官で、ジュドー達シャングリラ・チルドレンの奔放さには手を焼いている。
- マリーダ・クルス
- プルとプルツーの妹と言うべき人物。『V』では戦場にて共鳴し合い、当初は「ハマーンを討った男」として彼女から敵意を向けられるが、後に彼女がプルとプルツーの妹であることを知り、彼女の救出に尽力する。
- シーブック・アノー
- 旧シリーズでは割とコンビを組むことが多い。
- アナベル・ガトー
- 『α』では、彼がソロモンへガンダム試作2号機で核弾頭を打ち込んだ行為をきっかけに、戦っていく事を決意する。
- ニナ・パープルトン
- 『IMPACT』では彼女と共にΖΖの調整作業を行なっていた。作業期間中、彼女からガンダムタイプに関する様々な薀蓄を聞かされ、少々辟易していた様子。ジュドー曰く「変わり者だけど美人」もしくは「結構無茶な姉ちゃん」。
- モーラ・バシット
- 『α』では、ロンド・ベルに入って間もなく何度も出撃しなければいけない状況にぼやく中、カミーユと共に彼女から叱咤激励される。
- トビア・アロナクス
- 『第2次α』では絡む場面が多い。ジェリンドンにトビアと共に連れていかれる。前述の通り『スカルハート』では、ジュドーである可能性が極めて高い人物(あくまでも推測の域を出ないが)が競演している。
- シェリンドン・ロナ
- 『第2次α』においてトビアとともにニュータイプの素質を認められて連れて行かれるが、彼女のニュータイプを盲信しているともとれる考え方を強く否定する。
- ちなみに、『第2次α』でのΖΖ用フルアーマーパーツは終盤、彼女からキンケドゥ経由でもたらされる事となる。
- ウッソ・エヴィン
- 彼も前述の通り、トビア同様『機動戦士Vガンダム外伝』で競演している可能性がある。『α外伝』ではVガンダムも売ろうとしており、流石にジュドーからは売るふりだと説明されても本当に売りやしないかと心配していた。
- オデロ・ヘンリーク
- 『α』では、リガ・ミリティアの新型MSを売りとばそうとする企みを止めて欲しいというリィナの頼みを聞いた彼から思い止まるように説得されるが、耳も貸さずに強行する。
- マーベット・フィンガーハット
- 『α外伝』において、未来世界に飛ばされた際、彼女と行動を共にしていた。
- フォンセ・カガチ
- 『D』にてエンジェル・ハイロゥ内部にて対峙した際、彼と同じく木星圏にいた人間として彼のやり方を非難した。
アナザーガンダムシリーズ
- レイン・ミカムラ
- 『MX』では、EDで以前から彼女にΖΖガンダムとΖガンダムの調整を頼んでおり、ルー、プル、プルツーと一緒に木星へ旅立つ際に調整が終わった2機を彼女から受け取った。
- ヒイロ・ユイ
- 『D』では、囚われの身のシャクティを救出するべく、彼やデュオ、そしてウッソと共にエンジェル・ハイロゥの内部へと潜入した。
- デュオ・マックスウェル
- 『第3次α』では、「GAT-Xシリーズ」が極秘裏に開発されていた事を彼が調査していたのを、盗む気なんじゃないかと疑っていた。
- ドクターJ
- 『F完結編』において、シャングリラでジャンク屋をやっていた頃のお得意さんである事が判明。
- ガロード・ラン
- 『α外伝』で競演。共にガンダムを売ろうとした。
- 『R』ではティファ・アディールに「ガロードと似てる」と言われている。
- ロアビィ・ロイ
- 『α外伝』では、フリーデンにある予備倉庫を娯楽室にしようとするときに、人使いの荒い彼の指示に嫌々ながらも従い手伝わされる羽目に。
- エニル・エル
- 『α外伝』では、オークションでの鮮やかな手並みを見て、ジャンク屋に向いていると絶賛した。ジュドー曰く「口の上手さはビーチャ以上」との事。
- カリス・ノーティラス
- 『α外伝』では、人工ニュータイプとなり自分の力を過信して己を誇る彼に危険を感じて、ニュータイプの力は自分が想像しているような凄いものじゃないと釘を刺す。
- フロスト兄弟(シャギア・フロスト、オルバ・フロスト)
- 自身が優れたニュータイプであるが故に、彼らからも憎悪されている。
その他ガンダムシリーズ
- キース・レジェ
- 『α外伝』では、未来世界において行動を共にしていた際に彼の焼くパン目当てに早起きして食堂に並んでいた。
- コレン・ナンダー
- 『α外伝』では、打倒ガンダムに執念を燃やす彼に、ΖΖガンダムに乗っていた事から初対面早々に因縁をつけられる。
- キラ・ヤマト
- 『第3次α』では彼に自らの戦う理由を明確に語り、後のキラの行動原理に少なからず影響を与える。
- フレイ・アルスター
- 『第3次α』では身勝手なことばかり言う彼女に対して不快感を示していた。
- ディアッカ・エルスマン
- 『第3次α』では投降して捕虜になってもなお、飄々としている彼の態度に不快感を隠さなかった。
リアル系
- ユウキ・コスモ
- 『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』においては、ジュドーは彼の生まれ変わりとされる。
- エルチ・カーゴ
- 『α外伝』では、未来世界に飛ばされ素性を隠した正体不明であるにも関わらず、彼女に気に入られスカウトされる。
- チル、ブルメ、ダイク
- 『α外伝』では、3人と一緒にコンテナがたくさん落ちているという噂を聞いてラグの捜索を兼ねて出陣する。
- キッド・ホーラ
- 『α外伝』では、ガンダムを手に入れて男を上げようとする彼に「ホントに1億出すんだったら、ダブルゼータを売ってもいい」とからかった。
- ギャブレット・ギャブレー、チャイ・チャー
- 『F』のリアル系ルート序盤では、住んでいたシャングリラをポセイダル軍である彼らに襲撃され、ジャンク屋仲間に無理を言って借りてきた旧式MS・ネモに乗って立ち向かう。
- 伊佐未勇
- 『第2次α』において、彼を「以前のカミーユに似ている」と評している。
- ベン・ルーニー
- 『GC(XO)』では短気ですぐ怒るカミーユと、お気楽で能天気な自分と合わせて彼からいいコンビと称されていた。
- プラクティーズ(ダン・クリューガー、ウェルナー・フリッツ、カール・ゲイナー)
- 『MX』では、対峙した彼らを後述の台詞で「青い三連星」と呼んでしまい、ライトにツッコまれた。
- ル・カイン
- 『GC(XO)』では、原作と違ってシャングリラではなく地球の北アメリカに住んでいたという設定で、住んでいた地区を彼に制圧され圧政を強いられた事から、かなりの怨恨を抱いていた。
- 矢作省吾
- 『D』では性格や声が似ていることもあってか、仲が良い。共によくシャアやトレーズたち「大人」をボロクソに非難している。
- アンジュ
- 『V』ではヴィルキスで初出撃した際に死のうとしていた彼女を叱咤し覚醒を促した。その後はDLシナリオ「一流のハングリー」にて彼女達とドラゴン狩り勝負を演じ、お互いを認め合う間柄に。
- サラマンディーネ
- 『V』ではドラゴンの正体が発覚し彼女達が非常に善良な心を持った人でもあると知ったことで、すぐに仲間として受け入れ「友達になりたい」と表明している。
スーパー系
- 兜甲児
- 共演する機会が多く、共に熱血漢な長男ということもあり、絡みは多い。彼の事を「甲児さん」と呼び慕っている。
- 流竜馬 (OVA)、號
- 『D』では助けに来た彼らゲッターチームをインベーダーと疑うが、竜馬や號の言葉や彼らの心からインベーダーへの激しい怒りを感じ取り、信じる事に。
- 葵豹馬、浪花十三、西川大作、南原ちずる、北小介
- 『第3次α』では彼らなら「いいジャンク屋になれる」と太鼓判を押すも即、十三にツッコまれる。また、中々進展しなかった豹馬とちずるの恋愛関係についても、以前から気に掛けていた様子。
- 『R』では、フェブラルを拾ってきた際に豹馬からはたくましい自身のジャンク屋根性に、呆れにも似たような関心をさせられる。
- 楯剣人
- 『GC(XO)』では、生活費を得るためにホワイトベースのMSを盗もうとして失敗し、ホワイトベースに呼び戻された際に、自分と似たような境遇の過去を持つ彼からシンパシーを寄せられていた。
- ヤッター・ラ・ケルナグール
- 『第2次α』にて彼が既婚者であることにとても驚いていた。
- 藤原忍
- 矢尾氏の演じたもう1人の代表的キャラクター。声優ネタなのか、通常会話で絡むことが多く見受けられる。
- なお、矢尾氏は当時を振り返って「両者の演じ分けが上手くいかなかったのが苦い思い出」という趣旨の発言をしている。
- レイナ・ストール
- 『IMPACT』では地球へ残してきたリィナを気に掛け焦燥感に囚われた際、同じ「妹キャラ」という事で2人の絆の深さを察した彼女から、励ましの言葉を送られる。
- 碇シンジ
- 『第3次α』にてゲンドウとの決着が着いた後、改めて平和の為に戦い続ける事を決意した彼を祝福した。
- 惣流・アスカ・ラングレー
- 『F完結編』では、彼女のツッコミ役にまわることも。
- 葛城ミサト
- 彼女に「アムロに彼女はいるのか」と聞かれるが、逆にジュドーは「加持は(ミサトの)彼氏じゃないのか」と言ってしまう。DC版『α』では終盤、苦悩に沈む彼女の相談に乗ろうとする場面も。
- 破嵐万丈
- αシリーズでは万丈のイージス計画の手伝いをした縁で比較的絡む場面が多く、金塊を貰ったことも。『第2次α』ではαナンバーズを去ろうとした万丈を他の仲間以上に強く心配しており、万丈への強い信頼が窺える。
- コマンダー・ベンメル
- 『第2次α』ではクィン・マンサのレプリカを繰り出した彼に対して、激しい怒りを露にした。
- ピート・リチャードソン
- 『第2次α』ではエリカに強い偏見を持つ彼を、自身の体験も交えて嗜めるが一蹴され、険悪な雰囲気に。
- ターサン博士
- 『IMPACT』ではターサンの言動に一同が胡散臭さを感じる中、ジャンク屋時代に培った観察眼で彼が根っからの悪人では無い事を見抜いていた。終盤ではパイやランバから、半ばパシリ扱いされている彼に同情を寄せる一幕も。
- ルイ
- 『D』の終盤のギシンルートにて彼女がズール皇帝を倒す為にブルー・スウェアへの協力を申し出た際、彼女の共闘の申し出は受け入れるも「宇宙の平和のために戦うブルー・スウェアに共感した」と語る彼女の言葉をブルー・スウェアとの共闘関係を築きたいがための「建前」のように捉えて切り捨てる等皮肉めいた態度で接した。
- 草薙北斗
- 『MX』序盤で戦う事に迷いを覚える彼の心境を察しつつも、戦える力が有るのなら行使すべき旨の言葉を送る。迷いを払拭させるまでには至らなかったが、北斗が遠からず答えを見つけ出す事も見越していた。
- ダ・サイダー
- 『OE』では彼に(特に声に)嫌悪感をあらわにしていた。
バンプレストオリジナル
- リシェル・グレノール
- 『EX』では彼にリィナを人質にとられてしまいマサキ達と戦わされる羽目になる。
- エクセレン・ブロウニング
- 『IMPACT』では雑談中、突如アルフィミィの意識と感応してラー・カイラムから出撃しようとする彼女を止める事に失敗した。
- アイビス・ダグラス
- 『第3次α』では更に向上した彼女の操縦技術を称賛し、赤面させる。
名台詞
機動戦士ガンダムΖΖ
- 「サイド1のコロニーにアーガマが入ったのが運の尽きだ。俺、ジュドー・アーシタ! 俺達は、生活費を稼ぐんで、Ζガンダムを盗もうとした。そんならオールドタイプは引っ込んで、みんな俺達に任せりゃいいんだ。俺達ゃジャンク屋、若い仲間! 新番組『機動戦士ガンダムΖΖ』遂に出番だ!!」
- 前番組である『機動戦士Ζガンダム』の最終回「宇宙を駆ける」のEDの終了後に放送されたジュドーによる新番組予告。
- 前作が暗く悲惨な作風で寂寥感溢れるシーンで終わったのに、僅か30秒のこの明るいポップなノリで、アニメ番組なのに「アニメじゃない」という主題歌をBGMに使った次回予告に度肝を抜かれた視聴者は多くいたのではないのだろうか…。
- 「ニュータイプの修羅場が見れるぞ!」
- 次回予告での有名な台詞。序盤の数回しか言っていないが、語感や『ΖΖ』の序盤の作風などから印象を残った人も多いだろう。
- 「あー! ありゃ、アーガマだ。本物のアーガマだ!」
- 第2話で、記念するべき最初の台詞。ジャンク屋稼業を営みながら、コロニーの外壁で流れてきたMSのポッドを回収する最中、シャングリラに入港するアーガマを見て。やはり、アーガマの名前は民間人にも有名なのだろう。
- 「大儲けしたら、お前も山の手の学校にいかせてやるから!」
- リィナに対して。ちなみに、ジュドーや他の仲間は学校に籍を置いているが、全く行っておらず教師からも鼻つまみ者扱いであった。
- 「そんな暇があったら稼がなきゃならないのさ。戦争のおかげで親は二人とも出稼ぎなんだぜ」
- ジュドーとイーノがファを人質に取った際、学校にも行かずに何をやっているのかと非難するファに対して。
- この直後に水や空気ですら税を取られるコロニーでの生活の苦しい現状をジュドーが語り、ファも同調する。
- 「だから大人って…何の見境もないんだからー!!」
- プチモビでサエグサに重傷を負わせたヤザンに激怒して。
- 「お、男の顔を引っ叩いたな!」
- 第6話より。アーガマで働くのを拒んだ上にアーガマから支給されたリィナの弁当を叩き落したジュドーをファが平手打ちした際の台詞。
- この直後に支給された弁当が苦しい状況のアーガマクルーが普段食べられない贅沢な物と知るが、それでもジュドーは協力を拒み、シンタにも食い逃げ呼ばわりされてしまう。ギャグ以外ではジュドーの数少ない冴えないシーン。
- 「必殺! 身代わりの術ってんだ!」
- ウェイブライダー状態に変形してヤザン搭乗のゲゼに体当たりした際の台詞。
- 「ひゃ~、感動の嵐! ΖΖってなんてパワーなんでしょ!」
- 作中ではこういったノリの台詞が多い。
- 「だからって…だからってアクシズの市民まで、巻き添えにしていいのかよ! それで正義が通るってのか!」
- アーガマのハイパーメガ粒子砲でアクシズを撃とうとしたブライトへの反発の台詞。ブライトもこのジュドーの必死の言葉に突き動かされて敢えて居住区を外す判断をした。
- 「大人はいきなり人を殴っていいのか!」
- 原作第20話より。ジュドーの態度に激怒したウォンに修正されそうになりながらも、かつてのカミーユと違いあっさりとかわして逆に腹蹴りを喰らわしての一言。
- 「妹を助けるのがどうしていけないんだよ!? この変な戦争をやる方が、妹の命を助けるのより立派だってのか?」
- 第20話でリィナを助ける為に戦っているジュドーの目的を否定するウォンへの怒り。
- 「プル、チョコパフェを食べたくないのか!?」
- 第23話で、プルの洗脳をこの一言で解こうとする。で、それは通用した。
- 「ニュータイプなんて知らないね!俺はリィナを助けるだけだ!」
- 第27話で、ハマーンと対峙した際に「ニュータイプの直感だけに頼っていればいずれ破滅するぞ」と言われたことに対して。ジュドーの生き方を象徴している台詞と言える。
- 「アンタは頭で考えてる理屈を言ってる…! 人は理屈で動くもんじゃない!!」
- 第27話で撃墜されたMSに巻き込まれてリィナが死亡したとされる状況になった際、その現実を受け入れられないジュドーを見てリィナの靴を火中に投げ入れたルーへの反発の台詞。しかし、この時点でのジュドーは現実を受け入れざるを得なかった。
- 「誰でも彼でも巻き添えにして、ジオンだかアクシズだか知らないが!」
- 第28話より。前回でリィナを失い、沈んだ気持ちになっている中でアフリカのエレゴレラの街を無差別攻撃するネオ・ジオンを見ての憤りの台詞。
- 「お前ら! 地球でノホホンとしてて何がわかるの!?」
「俺達がどんな苦しい思いをして戦って…リィナも死んで…それなのに俺達が戦争をしたがってるだと!?」
「お前達が何もしないから、世の中メチャクチャになるんじゃないか!」 - 第33話でダブリンにて、ブライトと連邦の高官の会話に乱入した時の場面。ブライトの苦言に耳を貸さず、不用意にネオ・ジオンとの融和策を取る高官達の腐敗ぶりに怒りが爆発して、高官の一人を殴りつけた。その後、ブライト共々地下牢に閉じ込められてしまう。
- 「目の前で死にかけてる人がいたら、救うのが当然だ!」
- ジュドー達を救う為、特攻する意志を固めたハヤトへの台詞だが、結局はハヤトはジュドーを庇う形で死亡してしまう。
- 「正気で戦争が出来るかっ!!」
- コロニー落としが近づく中、ハヤトを討ったラカンを討とうとするジュドーを「正気か?」とラカンが驚いた際の返答。しかし、この直後コロニーは遂に地表へと激突してしまう……。
- 「アンタの存在そのものがうっとおしいんだよ!!」
- ハマーンに対して。
- 「外は旧式なのにコクピットは新しい、ただの趣味じゃないな…」
- 第40話「タイガーバウムの夢」にて、スタンパ・ハロイのコレクションMSの一つズゴックを強奪し、搭乗した時の台詞。
- 「なんてMSだ。アナクロニズムが!」
- 上の台詞の後、スタンパの部下が乗るアッグガイの触手にズゴックを掴まれての台詞。ちなみにアッグガイは一年戦争時の機体であるが、『機動戦士ガンダム』では未登場。
- 「ザビ家の血なんて、その中の何千億分の一だろう! そんなものが原因で争うなら、アクシズの中だけでやってくれ!」
「地球は汚染されてるし、俺達のコロニーは古くて腐ってる! 今は人類全体がやり直さなくちゃいけないんだ!」
「あんたみたいな小さな事にこだわる人間は倒さなくちゃ地球圏に明日は見えないんだよ! 血に縛られたような連中は邪魔なんだよ!」
「人間の可能性を……ちっぽけな自己満足の為に潰されてたまるか!」 - 第46話「バイブレーション」にて、大義のために戦うと宣言したグレミーに対し、ジュドーはカミーユ、ファ、リィナ、プルの想いも受けて、グレミーを完全否定する。
- 「ハマーンに愛されたみたい…」
- 第46話ラストの次回予告内の台詞。ようやくジュドーはハマーンの想いに気が付いた(?)が、ついぞ作中でそれが実ることはなかった…。
- 「憎しみは憎しみを呼ぶだけだって…わかれ!」
「憎しみを産むもの、憎しみを育てる血を吐き出せ!」 - ハマーンとの最終決戦での台詞。この台詞の後、ΖΖガンダムに再合体し、最大出力以上のパワーのハイメガキャノン(ハイメガキャノン・フルパワー)でキュベレイを攻撃し、圧倒する。
- 「エゥーゴの艦隊、地球連邦の艦隊……今頃来るなんて、今ごろ……大人たちは!」
「あんた達! 何もしないで地球に住めるの思ってんの!」 - ハマーンとの決着が着いた後にエゥーゴの艦隊が来た時の台詞。これまでネオ・ジオンの行動を他人事のように放置しておきながら、今頃になって援軍に来た彼らに対し、やり場のないジュドーは怒りをぶつける。
- 「それじゃ、死んでいった連中はどうなる! ええ、ブライトさん!? いっぱい死んだんだよ、いっぱい…!」
「う…うわぁぁぁぁぁっ!!」 - その後、ブライトに「俺を殴って気を済ませろ」と言われ、実際にブライトを殴って。
「グレイ・ストーク」の名台詞(機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート以降)
- 「だが、あれがニュータイプの戦闘力って奴の完全なコピーだったとして……」
「それの……どこからどこまでが力で、どっから先が気持ちかなんて……区分がどうして誰にわかるってのかね?」
「人の頭ん中はそれほどきっちりと仕切られた物なのかね? ニュータイプのなんのって言って…」
「結局人間は自分達自身の事も…まだよくわかっちゃいねえんだろうさ」 - 『スカルハート』のエピソード「最終兵士」より。アマクサに搭載されたバイオ脳=アムロのコピーが、コピー元がかつてア・バオア・クーでホワイトベースクルーにしたのと同じように、崩れ落ちる基地よりトビアと自らを誘導したのを見て呟く。
- 『V』ではストーリー上その場に居合わせなかったため主人公が代役として発言。
- 「ジオン、ティターンズ、ネオジオン…クロスボーン・バンガード、そして今度はザンスカール!!」
「いつまでたっても変わりゃしねぇ! 何もだ! もう…うんざりだっ!」
「だから――おれ達は地球の周りでゴチャゴチャやってる奴等を――捨てちまうのさ!」
「連邦もザンスカールもねえ! 手の届かねえ、捕らわれもしねえ!」
「そんな所で――違う世界を――争わなくても済む世界を…おれ達の手で! 造り上げるんだ!」 - 『機動戦士Vガンダム外伝』にてウッソに語った台詞。少年時代以来いつまで経っても人類同士の戦争が終わらない事に業を煮やして、ついに木星じいさんはコロニーを改造した恒星間航行宇宙船「ダンディ・ライオン」によって地球圏どころか、太陽系からも離れる事になる。
- なお、「ダンディ・ライオン」が太陽系に最も近い恒星「プロキシマ・ケンタウリ」への移民を達成するのは宇宙世紀0653年のことであり、明確に「宇宙世紀」として記述されている出来事としては、公式非公式を問わず最も遠い未来と思われる(『∀ガンダム』(主人公機の開発時期が宇宙世紀に「換算」すれば7800年頃)や『ガンダム Gのレコンギスタ』(宇宙世紀の次の時代と明言されているリギルド・センチュリーが舞台)等は除く)。
迷台詞
- 「しばらくラビアンローズで休養を取ってもらうさ。お歳だしね」
- ブライトをラビアンローズに残したままネェル・アーガマを出航させた際の台詞。ジュドーなりの気遣いだが、ブライトはまだ二十代……。
- 「ハマーンさん…キレイ…」
- 第21話ラストの次回予告内の台詞。なお次回のタイトルコールも間違えていることから、ジュドーは酸素欠乏症に陥っていた可能性がある。
- スタンパ・ハロイ「この娘と、その娘は残せ… この酷いのは摘み出せぇーっ!!」
- ジュドー「そ、そんなぁん…」
- スタンパ・ハロイ「その声も嫌いだーっ!」
- ジュドー「あん…」
- 第40話にて。コロニー「タイガーバウム」の好色な管理責任者スタンパ・ハロイに攫われたルーたちを救出すべく、女装して対面した際に。同行した地元の少女やイーノの女装とは異なり、終始「酷いの」呼ばわりされた挙句、配下の兵士に文字通り摘み出されてしまう。担当声優の矢尾一樹氏のオカマ演技が光る。
- 「それではこれから30分、盛り沢山の内容で、やぁーってやるぜ……じゃない…ジュドー、行きまーす!!」
- カセットドラマ『鏡のむこうのプル』のB面「ガンダムステーション」より。コメディパートである同話では、開幕から声優ネタをぶちかましてくれる。
- 「その設定がいい加減だっていってるんだよ。アニメの世界はいい加減に人が死んだり生き返ったり、敵味方だったのがこうして一緒にラジオ番組やってたりさ、その上どうみても行き遅れのオバンが21歳なんて変だよ」
- メタ発言の上にハマーンが21歳という設定に疑問をぶつけるジュドー。中盤のセリフはある意味スパロボの世界観をもぶち壊しにしかねない発言である。
スパロボシリーズの名(迷)台詞
戦闘台詞
- 「クワトロ大尉!何で俺達の敵になってるんだ!?」
「今は、人類全体がやり直さなくちゃならないんだよ、クワトロ大尉!!」
「クワトロ大尉!あんたに、地球を潰す権利なんてないんだ!!」
「本気かよ!?クワトロ大尉!」 - 『IMPACT』及び『第2次α』で、ネオ・ジオンの総帥となり「逆襲」してきたシャアとの戦闘台詞。長年の決着をつけようと意気込むアムロや、シャアとなった事を受け入れようとするもまだどこか現状を認めきれないカミーユと異なり、最後まで彼が敵に廻った事を認められず「シャア」とは呼ばずに頼もしい仲間だった頃の「クワトロ大尉」と呼び続けた。
- 「全力でやってやる!」 / 「戦艦とだって、やってやるさ!」
- 『V』に於ける戦闘台詞の一つ。声優ネタと思わざるを得ない。
旧シリーズ
- 「なんかガンダムに似てるなあ……」
- 『EX』第20話「フェイルの闇」にてデュラクシールがガンダムに似ていると言った台詞だがセニアは「あはっ、ちょっと影響受けちゃった。でも中身は全然違うわよ」と言っていた。
- 「メタス? なんか、よわっちそう」
「いえいえ! メタスはいい機体です、はい。ジュドー=アーシタ、メタスでお供しまーす」 - (F)第16話「ゴラオンの危機」より。オーラロードを通ってバイストン・ウェルから地上のジャブローに出てきたショウの仲間であり、ラウの国の女王であるエレの指揮するゴラオンを救出するべく、ショウのビルバイン、ゲッターチームのゲッターロボ、アムロのリ・ガズィ、カミーユのΖガンダムと共に先行隊として出撃する際、アムロから足があるからとの理由でメタスで出撃するように言われた時の台詞。当然、ジュドーは上記の台詞を愚痴るが、メタスのパイロットであるファに「なによ、私のメタスに文句があるって言うの?」と凄まれ下記の台詞を喋って誤魔化しながら、そそくさと逃げ出すように出撃した。
- 「おまえらネェル・アーガマの通信装置で交渉したろ? 戦闘中で近づけないってブローカーのほうから連絡があったんだよ。モビルスーツを売りさばこうなんて、何かんがえてんだ!?」
- 『F完結編』宇宙編「灯火は炎となりて」にてモビルスーツを無断で売却しようととしたビーチャ達の行動を叱責して。原作ではアーガマからΖガンダムを盗んで売り飛ばそうとしたジュドーだが、ビーチャ達のモビルスーツ売却未遂事件に一切関与していないところがまた面白い。
αシリーズ
- α(DC)
-
- 「カミーユさんの言う通りだとだと思うな。大尉がそんな調子だから、ハマーンだって苛立っているんだ」
- ラー・カイラム隊ルート第51話「ダカールの日」のシナリオデモにて、ティターンズを告発するべくダカールにある議事堂での連邦議会を占拠する作戦前において、カミーユやウッソと共にクワトロに詰め寄った台詞。リリーナのように表舞台に立てば、戦いを終わらせられる力があるのにも関わらず、いつまでもシャアである事を明かそうとも隠そうともせず、パイロットの立場に甘んじている彼を汚い大人と感じたが故なのだろう。クワトロの煮え切らない態度と行動で苛立っているのは、ハマーンだけではなく彼自身もである。
- 「俺は反対だね」
「確かに、あれが手に入ればこれからの戦いが有利になるかも知れない。だけど、あれを巡って、また戦いが起きるに決まってる。一緒に潰しちまった方がいいぜ」 - 第56話「ジオンの幻像」でア・バオア・クー、エンジェル・ハイロゥと続く大規模な連戦を凌ぎ切る為の「保険」として立案された、コロニーレーザーの奪取を目的とする「星二号作戦」に激しい拒絶反応を示すが、竜馬から「どんな兵器も使う者の心掛け次第」である事を説かれ渋々ながら作戦の参加に同意するも、完全に納得するまでには至らなかった模様。
- α外伝
-
- 「わかってる!カミーユさんだって、フォウさんを助けられたんだ。俺も何とかしてプルツーを助けなきゃ!!」
- 第9話「愚者の祭典」において、ダカールでのティターンズとの最終決戦の際、ティターンズに捕まって強化されたプルツーの乗るサイコガンダムMk-IIを見たときの台詞。カミーユやフォウ、プルの激励を受け彼女を助け出そうと発奮する。バルマー戦役の同じこの地でサイコガンダムに操られていたフォウを救出した、先輩ニュータイプであるカミーユの勇気と優しさは彼にも影響を与え受け継がれていた。
- 「さあ、こいつが大昔の戦争で大活躍したガンダム、ダブルゼータだ!! コア・ブロック・システムを中心とした合体変形機構、大型のダブル・ビームライフルにハイパービームサーベル! そして、極めつけは額のハイメガキャノン! 攻撃力はそこらへんのモビルスーツやウォーカーマシンとはケタが違うぜ! 燃費が悪いのが玉にキズだけど、それを補って余りある程の火力は持ってるよ!」
- 第16話「ガンダム、売るよ」のシナリオデモにて、未来世界に飛ばされ情報収集を行うべくウッソと一緒に愛機のΖΖガンダムとVダッシュガンダムをオークションにかけた時の謳い文句。まるで本物のテキ屋顔負けの闊達とした啖呵売である。しかし、一緒にいたウッソからは本当に売るんじゃないのかと心配されていた…。
- なお、ジュドー役の矢尾一樹氏は、日本を代表する人情喜劇映画『男はつらいよ』の主人公である故・渥美清氏が演じる車寅次郎の大ファンとしても知られており、その辺りの声優ネタも入っているのかもしれない。
- 「そんなこと言うなよ。あいつの気持ち、俺はわかるな…」
「俺もさ…ダブルゼータに始めて乗った時、カミーユさんに迷惑かけちゃったことがあって…その時、俺…何だかすぐに謝ることが出来なかった」
「何て言うか…そういう時って素直に謝りにくいんだよね。自分が悪いってわかってるだけにさ」 - 第18話「僕がニュータイプだ」のシナリオデモにて、フリーデンに補給物資を搬入している最中に、GXの操作を誤ってしまったガロードのミスによって腕に包帯を巻く程の怪我をしてしまった際に(とは言え、診断したテクスによればかすり傷程度で、包帯はプルが大袈裟に巻いただけ)、皆が許してくれたにも関わらずジュドーに謝らない(実際謝ろうという意思はあるのだが、一人での生活が長かったためどうやって謝ったらいいのか分からない)で去っていったガロードを他の仲間たちが誹謗した際に彼をフォローした台詞。
- バルマー戦役の頃、ラビアンローズでMSを盗んで下手をすれば銃殺刑になっていたかもしれない最悪の事態を回避するべく、身体を張って自分たちを庇ってくれた彼に対する恩をまだ忘れていなかったのである。過去にも犯罪行為でもしなくては食べていけない程、過酷だった生活に身を置いていた彼だからガロードの心情が理解できたのである。カミーユは良い後輩を持ったものである。
- 「あんたの言うとおり、人間が間違いを繰り返して来たのは事実だろうさ!! だからって、何でそれが人類の抹殺につながるんだ!? それ以外にも地球を救う方法だってあるはずだ!!」
「俺達だって馬鹿じゃない! 時間をかけて一歩ずつ過ちを正していくことだって出来るはずだ!!」
「今までがダメだからって、これからもそうだとは限らないんだよ!!」 - 終盤でメイガスと戦闘前会話。戦いを繰り返す人類を滅ぼすことで地球を守ろうとするメイガスの短絡的な考え方を真っ向から否定していたが、皮肉にも人類は続編である『第2次α』以降でも、メイガスが失望していた「同じ過ち」を繰り返す事になる…。
- 第2次α
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- 「あんた…! よくもそんな物をプルとプルツーの前に…!」
「そいつはプルやプルツー達の心を縛った機体だ! よりにもよって、そんな物をレストアするなんざ、許せねえ!!」 - 第29話「怒りの日輪」または「地球ぶった切り作戦」にて、『無敵鋼人ダイターン3』のコマンダー・ベンメルが、ベンメルコレクションとしてレプリカのクィン・マンサが出現した事で怒りをぶつけた台詞。しかしこの直後、メガノイドを前にして闘志を露わにする万丈から「僕とメガノイドの戦いに割り込むな!」と制され、気勢を削がれることに。
- 「人間の可能性を、未来をあんた個人の考えで縛らないでくれよ、シェリンドンさん…! 今は人類全体がやり直さなくちゃならない時なんだ! 一握りのニュータイプだけが生き残ればいいなんて考えは間違ってる! 俺はそんな未来なんて選びはしない! 人間の可能性って奴を信じる!」
- 第33話「少年の向かう未来」で、シェリンドンを否定した際の台詞。ニュータイプを神格化しているシェリンドンをシャアと同じであると断じ、同行を拒否する。
- ジュドー「クワトロ大尉! これが俺達と一緒に戦ったあんたの答えかよ!」
シャア「ジュドー…私の考えが理解出来ないか…」
ジュドー「当たり前だろ! こんな事をして、地球がどれだけの被害を受けると思っているんだ! あのハマーンだってこんなやり方はしなかったぜ!」
シャア「…私はハマーンのように地球人類の支配など考えていない。私は未来を救うために立ったのだ!」
ジュドー「だからといって人の生命を平気で奪うようなあんたはもう俺達の仲間じゃない! あんたは、もう俺達の敵だよ!」 - 第38話「星の屑、再び」にて、自分達の下を去りネオ・ジオンの総帥となって敵として立ちはだかったシャアとの戦闘前会話。
- バルマー戦役、イージス計画における未来での戦いなど数々の試練を共に潜り抜け、数少ない信頼出来る大人として尊敬していた人が地球潰しのために、フィフス・ルナを地球に落とすべく悪夢というべき星の屑作戦を再現させようとしている現実を前に、大いに戸惑いながらも敵対する事を決意する。ハマーンでさえ一時は地球連邦政府を制圧・掌握したが、シャアは人類の革新のために地球そのものを潰そうとするそれ以上の暴挙に出たのである。とてもじゃないが多くの罪なき人々まで奪ってまでニュータイプへの革新を急ぐやり方をジュドーは許容できるはずがなかった。しかし、やはり心の中では未だ現状を受け入れられずにいた。
- ジュドー「クワトロ大尉! 地球を潰さなくったって、世界を変えることは出来るはずだ!」
シャア「人がその魂を重力に引かれている以上、同じ愚行が繰り返される…! お前もそれを知っているはずだ!」
ジュドー「だから、俺達で可能性って奴を見せようとしたんだろう!?」
(ジュドー、気力上昇)
シャア「む? あの光は…!!」
ジュドー「クワトロ大尉! あんたも結局はハマーンやグレミーと同じだ!! 自分一人の考えで、みんなの可能性を潰そうとする!! 人間一人の力なんて、大したもんじゃない! そんなので世の中を変えられるものか!!」
(ジュドー、精神コマンド「魂」使用)
ジュドー「あんたは急ぎ過ぎてるんだよ! 結果を早急に出そうとするから、極端な方法を取る!! 結局、それは人に革新じゃなく憎しみを与えるだけなんだ!!」
シャア「だが、その憎しみこそが地球を食い尽くす! もう我々に時間はないのだ!」
ジュドー「時間はある! あんただってそれを知ってるはずだ!! だから、今という時代に間違いを犯すわけにはいかないんだよ!!」 - 上記の台詞の後、両者が戦闘しなおかつ第36話(アクシズへ向かうルート)「魂、重力に引かれて -後編-」にてハイメガキャノン入手フラグが未成立の場合、ジュドーの怒りによってニュータイプとしての真の力が覚醒し、「ハイ・メガ・キャノン・フルパワー」が追加された時のやり取り。
- 確かに前作において、人質を取られ不本意ながらもティターンズの傘下に下った時に、地球連邦軍や地球の重力に魂を引かれた一部の人間たちの腐敗ぶりに彼が失望したのは理解できるが、だからといって他の人間と話し合おうとすらせず勝手に自分だけの考えで人類の行く末を悲観し、(シャアなりに地球と人類の事を考えた行動とはいえ)地球潰しという暴力を背景にした急進すぎる革新は混乱と余計な憎悪しか生み出さず、さらなる悲劇を連鎖的に生み出す事を意味していた。そんな事態が起こってからでは、それこそ取り返しのつかない結果を生みかねないとシャアの行いを否定する。
- 世の中には様々な正義という名のもとに争いが行われているが、ニュータイプへの革新と地球の自然に返す事を名目にした今回の戦いは、戦闘行為が終わった後の平和なビジョンがまるでない。それは正義とは言えず、身勝手な人間の独善と言うべきジュドーが最も忌み嫌うものだった。だからこそ、後世の地球圏・世界・人類を不幸にする誤った方向へ歴史を持っていかないためにも、シャアの考えに賛同するわけにはいかなかったのだ。
- 「カミさんだって!? …あんた、結婚していたんだ」
- 第48話「決戦への秒読み」にて、ケルナグールが既婚者であることを知った時の反応。ケルナグールのあまりにもいかつい風貌からしてジュドーならずともそう思うであろうが。
- 「待ってろよイルイ!今、時代遅れの石頭を破壊して、お前を助け出してやるからな!」
- 第57話「神を断つ剣なり」or「FOREVER&EVER」or「争いのない日々を、荒野に花束を」or「母なる星に抱かれて」の最終決戦にてガンエデンとの戦闘前会話。事前にプル&プルツーを救出した時と同じ要領で、イルイも救えると聞かされたせいか、心持ち張り切っているようにも思える。
- 「あんた…! よくもそんな物をプルとプルツーの前に…!」
- 第3次α
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- 「だけど、おかしいぜ…! やっぱり、そういうのはよ!」
「コーディネイターだって俺達と同じ人間なのに…」
「どうして、それなのに勝手に敵だと決め付ける奴がいるんだ…!」 - クスハ編第2話「新たなる侵略者!立ち上がれV!」より。コーディネイターの存在とそれを排除しようとするナチュラルと呼ばれる地球人の現状を知った後の台詞。ユニウスセブンがテロリスト(その正体はブルーコスモス派の連邦軍)の核攻撃により、多くのコーディネイターが命を落とした後の場面でもある。しかし、この後ナーバスになっていたカミーユに「そんなことはお前に言われるまでもなくわかっている!」と怒鳴られることに…。
- 「キラの言う通りだぜ!いくら戦争だって、やっちゃいけないことがあるはずだろ!」
- クォヴレー編第10話「消えていく光」より。ラクスを人質にしてザフトを撤退させたアークエンジェルに対して、キラと同様にナタル達を非難していた。
- 「おい、あんた!いきなり何てこと言うんだよ!?」
- 上の場面の後の台詞。目の前で父親がザフトに殺されたからとはいえ、フレイが原作通りに錯乱してコーディネイターであるキラに理不尽な怒りをぶつけたことに対して、嫌悪感を隠せなかった。
- 「へんな同情はするなよ。俺は自分の意志で戦っているんだ」
「このまま戦いが続けば、また罪も無い人が戦いに巻き込まれる事になる…」
「そうなったら、俺の大事な人達も危険にさらされちまうからな…」 - 序盤、争い事を嫌うキラの心情を汲み取りつつ、自らの戦う動機を明確に語る。
- 「くそおっ!!この戦いを仕組んだ奴らだけは、絶対に許せないぜ!!」
- 第41話「銀河が消滅する日」におけるケミカルボルトの支配下に置かれたガオファイガーとの戦闘前会話。悪辣極まりないアベルとパルパレーパが仕掛けた残酷なゲームは、ジュドーの逆鱗に触れた。
- 「ふざけるな! 光差し込まないアステロイドベルトの闇にいたハマーンだって…最後は希望の光を見たんだ! お前は現実を直視できないただの弱虫だ!弱虫が夢だの理想だの軽々しく口にするな!」
- 第51話「終わらない明日へ」でのラウ・ル・クルーゼとの戦闘前会話での台詞。闇しか見ようとしないクルーゼを、ジュドーは「弱虫」とバッサリと切り捨てた。
- 「あんた!とりあえず理屈はいいから、今までシンジにしてきた事を謝れ!」
「反論も出来ないんなら素直になれよ!あんた達は親子じゃないかよ!」 - 第52話「世界の中心でアイを叫んだけもの」でのEVA初号機悪魔Verとの戦闘前会話。ジュドーのストレートな怒りにゲンドウは唯ひと言、「まったくだ…」と呟く。その言葉に込められた真意は…?
- 「無限の力、無限の力って!そんな物に囚われてどうすんだ!」
「そんな不確かなものより、生きている人間の生命の方が大事だろうが!!」 - 第54話「神に守られし星」におけるエツィーラとの戦闘前会話。「無限力」に憑かれた彼女の異常な妄執へ、嫌悪感を露わにする。
- 「覇道とかそんな事を言ってる時点で、あんたは統治者失格なんだよ!」
「独りよがりで考えていないで、もっと周りを見ろ!」 - 第55話「まつろわぬ神」におけるシヴァーとの戦闘前会話。力による理想の実現を目論む彼の狭量さを断罪する。
- 「ケイサル・エフェス!あんたの怨念に付き合う気なんて無い!」
「あんた一人のエゴで、これ以上人を死なせてたまるかよ!」
「その怨念を吐き出せ!ケイサル・エフェス!!」 - 最終話の逆襲時に於けるケイサル・エフェスとの特殊戦闘台詞。悪霊の怨念をも弾くジュドーの生命の鼓動に、霊帝も動揺を隠せない。
- 「だけど、おかしいぜ…! やっぱり、そういうのはよ!」
COMPACTシリーズ
- 「好き嫌いは出る機体だろうけど、俺は気に入ってるぜ。こいつにしか無い味って奴がさ」
- 『IMPACT』第3部宇宙激震篇シーン3自由選択ステージ終了後のインターミッションより。ニナ相手に語る愛機・ΖΖに対する思い。
- 「ニュータイプがどうのなんて関係あるかよ!異星人や正体の分かんねえ敵に、地球は滅茶苦茶にされちまってる…!」
「フリード星やクロノス星の人達が、それを守る為に戦ってくれてる…」
「なんで俺達の故郷を、俺達地球人が荒らさなきゃならないんだっ!」 - 『IMPACT』第3部銀河決戦篇第24話「宇宙の道標」より。今わの際まで「血筋」に固執するグレミーの矮小さを、徹底的に斬り捨てる。
- (ハマーン…俺は…あんたの言う強い子のまま…戦うよ)
- 同上。ハマーンへの誓いを胸にジュドーはフィフス・ルナから撤収する。
- 「プル…の様なプレッシャーを感じる…」
- 『IMPACT』隠しシナリオ「忌まわしき記憶とともに」より。クェス・パラヤ出現時、ジュドーは彼女をプルの様に感じていた。
携帯機シリーズ
- 「仕方ないだろ。乗員を人質に取られたんだぞ!」
「おまけにΖΖはエネルギー切れ、残った戦力はザクレロだけだし!」 - 『A』第32話(小バームルート)「戦士、再び」「バイブレーション」にて、木星開拓のためにルーと共に乗り込んでいたジュピトリスIIがバーム軍の攻撃を受け、応戦したものの負けてしまい、甲児に「なんでぇ、だらしねえ」と言われての反論。
- …しかし、木星開拓船団はΖΖはともかく、何故にザクレロなぞを搭載していたのだろうか?
- 「そんなことはない!ハマーンはここで、マリアやシャクティの祈りをずっと聞いていたんだ。この顔を見ろよ! 憎しみを生むものを吐き出して、こんな穏やかな顔をしてるじゃないか!」
- 『D』にてエンジェル・ハイロゥに潜入した際、サイキッカーの中にハマーンを発見し、眠ったままの彼女をシャアが射殺しようとした際、彼を制止しての台詞。
- しかしハマーンの「こんな穏やか」な顔…非常に気になる表情である。4コマでも見事にネタにされている。
単独作品
- 「行くぜ、青い三連星!」
- 『MX』リアル系主人公ルート第1話「追撃者」にて。相手はマイヨの取り巻きプラクティーズである。この後、ライトに突っ込まれる。
- 「だったら、どうして俺達はここまで来られた? 何であんたは俺達と戦ってる?」
「あんたは人間って奴をどこかで恐れてるのさ。人の意志を…心を力に変える俺達のマシンが怖いのさ…!」 - 『MX』第52話「W-Infinity」でのガルファ宮殿に於けるゼロとの対話。己の不死の身体を誇って悦に入る彼の言葉の矛盾を鋭く突く。
- 「やってやるぜ!」
- 『XO』第29話「駆け抜けた宇宙」に於ける追加場面より。今まで言いそうで言わなかった声優ネタ。その後忍に「こ、こいつ、俺のセリフを…」と言われる。
- 「観念するんだ、ダ・サイダー! これ以上の悪事を続けるなら取り返しのつかないことになるぞ!」
ダ・サイダー「なにぃ!? ひょっとしてもう後半だからギャグ路線が許されないのか!?」
「そうだなぁ。たしかに前半明るくても後半はシリアス路線になりがちだけど…ってそういうことじゃなぁい!」 - 『OE』第五章「閃光のダ・サイダー」に於けるダ・サイダーとの戦闘前会話。中の人ネタで自身の作品をメタるという、何ともいえない会話。
- 「何言ってんだよ、あんたは!?」
「死にたい、死にたいって言ってるけど、あんたは本当は生きたいんだ! だから、身体が動くんだよ!」
「そんなの当たり前の事だろうが! 生命ある者が、そんな風に自分の生命を捨てるような真似をするな!」 - 『V』第14話「血塗られた白き翼」より。死のうとしていたものの本能で生きようとしたアンジュに対して叱咤する。直後、ΖΖのバイオセンサーが発動し、ヴィルキスの覚醒を促していく。
- 「あんた達は地上で暮らしているんだろ! 地球に大切は人はいないのかよ!」
「そうやって地球の人全てを憎しみで滅ぼすのか!」
「あんた達が地球で会った人達の全てが生命を奪ってもいいような人達だったのかよ! 答えろ!」
「いい加減にわかれよ! 憎しみを繰り返すだけじゃ人類は一歩も前には進めないんだ!」
「そして、失われた生命は絶対に戻ってこないんだぞ!!」 - 『V』宇宙世紀世界ルート第30話「変わりゆく世界」にて、EVA初号機の狙撃を妨害しようとしたジオン兵達に対して。
搭乗機体
- Ζガンダム
- 前半のメイン搭乗機。ΖΖに乗り換えた後も機動力を必要とする場面やΖΖが使用できない時に搭乗する。
- ΖΖガンダム(フルアーマーΖΖガンダム)
- 中盤以降のメイン搭乗機。
- 百式
- 第32話で搭乗。ΖΖを満足に動かせないビーチャとは対照的にオウギュスト搭乗のドライセンを撃破する活躍をした。
- ズゴック
- 第40話で搭乗。
スパロボでの搭乗機体
- 旧ザク
- 『F完結編』で搭乗。
- シャア専用ザク、ドーベン・ウルフ
- 『α』中盤の分岐でリーンホースJrルートでアクシズ脱出時に騎乗。高熟練度でシャア専用ザク、低いとドーベンウルフになりそのまま入手出来る。
- ネモ
- 『F』の序盤で搭乗。同時により高性能なジムIIIがいるのに、である。
- メタス
- 『F』の中盤で搭乗。
- リ・ガズィ
- 『F』ではΖΖのような強力な機体が無いため、この機体に乗ることになりやすい。
余談
- 矢尾氏はガンダムシリーズへの出演が多く、前番組『機動戦士Ζガンダム』でゲーツ・キャパ、アジス・アジバ(未登場)、『機動戦士ガンダム00』でアーバ・リントを演じている。アジスはティターンズ全体が悪役的存在ではないことを示したキャラクターの1人でジュドー同様に「分かり合える可能性」を描いた。逆にリントはジュドーとは大違いな卑劣な悪漢であり、ジュドーが最も嫌った汚い大人そのものである点も興味深い。
- リィナを傷つけられた時に怒りでハマーンを怯えさせるほどのプレッシャーを放つ一方でカミーユやプルが感知していることを理解していない描写が多々あり、送受信の差が激しい。このことについて、漫画『逆襲のギガンティス』では、「NT能力の送受信を自在にオン・オフすることができ、それが彼の長所」と述べられている。
- 漫画『逆襲のギガンティス』冒頭ではデコレーション・プチモビルスーツとして開発されたSD体型のガンダムMk-IIを思わせる機体に乗っている。この時の背景には同じくSDのゲルググや騎士ガンダム、更には龍神丸らしき機体の一部も映っていた。
資料リンク
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