月
月 | |
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英語表記 | Moon |
分類 | 衛星 |
離心率 | 0.0548799 |
直径 | 3,474.3km(平均) |
表面積 | 3.8 × 107km2 |
質量 | 7.347673 × 1022kg |
平均密度 | 3.344 g cm−3 |
重力 | 0.165G(地球での平均基準) |
公転周期 | 27日 7時間 43.1分 |
自転周期 |
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月(Moon)とは地球の唯一の衛星。
概要
言わずと知れた地球の衛星。数十億年前、地球に巨大な隕石が激突し、その破片が寄り集まって形成された天体とされる。太陽と共に地球に潮汐力を齎しており、もしも月が存在しなければ地球の自転速度は今よりずっと早く、とても人類が文明を築けはしなかったとされる。古来から太陽と対を為す者とされ、多くの文化圏で信仰の対象となった。自転速度と公転速度が近しいため、常に地球に同じ面を向けている。岩石の質によって白く見える大地と黒く見える大地が存在し、後者は「海」と呼ばれ、東アジアではその形状から「ウサギが餅をついている姿」などと言われる。
現実世界においては、人類が唯一着陸した事のある天体である。
ロボットアニメにおいては『ガンダムシリーズ』を始め、月に人類が進出している作品が多いため、主要な舞台となっている。また、人類が月面進出していない作品でも、地球上では直接月の裏側を観測できないという立地条件から、太陽系外からの侵略者に前線基地を建造されているケースも見られる。日本のアニメや特撮ではヒーローと敵キャラの最終決戦の場になる(しかも、大抵バックに青い地球が輝いている)事が多いが、それ以前の段階でいかにこれからの戦いが厳しくなるかを視聴者に見せつけるために著しく破壊・損傷させられることが多く、ひどい場合には物語が開始した時点で既に爆散しているなどというケースも。
SRWでは殆どの勢力が味方・敵含めて月に進出している為、色々な組織の建造物が月にある設定だが、それらが一箇所に集合する事は無く、せいぜい3作品程度。お互いに離れた場所に建造しているのだろう。
地球以外の惑星において、その惑星の衛星を指して「月」と呼称することがある。なお我々の住む地球における「月」が一つなのは当然の常識である為、異星や異世界が舞台となる作品ではロケーションが地球ではないことを表すための記号として、複数の「月」が描かれることが非常に多い(『リアルロボット戦線』ではまさに第1話でそういったシーンがある)。
登場作品(スパロボ)
宇宙マップの背景としても登場するが、地形効果は無い。ただし、『第4次』『新』ではアイテムが配置されている場合がある。 月面マップでの戦闘における地形の扱いは、「着陸すると陸、飛行すると宇宙扱い」「着陸しても飛行しても宇宙扱い」「地球と同様の空陸扱い」と作品によってばらばらである。
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦
- 月面で戦闘した後、グラナダに攻め入る。また、シュウ・シラカワと初めて対面する。
- 第3次スーパーロボット大戦
- ルートによっては、序盤にフォン・ブラウンを訪れる。終盤では、シナリオ「ムーンライト」及び「ルナティックドリーム」の舞台になる。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- 終盤のシナリオ「オルドナ・ポセイダル」の舞台。これまでの選択肢によって難易度が大きく変わってきており、最も難しいルートでは味方のレベルやユニットの改造次第では詰むほどの難しさ。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 宇宙編ではギジェ・ザラルが味方に見捨てられ、仲間に入る切っ掛けになる。ポセイダルルートではゲストとの決戦の舞台になる。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- スーパーロボット大戦α外伝
- イージス計画が実行される地であり、それに伴い月面に建設されたマイクロウェーブ送信施設周辺が現代・未来併せて今作の重要な舞台となっている。実際にハードルートの最終決戦もそちらで行われる。また未来の月にはムーンレィスが住んでおり、地球のイノセントと敵対している。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 月面の工場がネオ・ジオンと木星帝国の後ろ盾となるのを防ぐために、中盤の分岐でアクシズと選択で向かうことになる。
- ネオ・ジオンと木星帝国、連邦軍との戦闘もあるが、異星人艦隊との戦闘の印象が大きい。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 序盤に地球圏絶対防衛線が破られたことで星間連合に前線基地として占拠されてしまうが、後に取り戻す。また、その戦闘の際にムーンクレイドルのコンピュータ・グロリアで、イデの解析を行う。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- スカルムーン基地、D.O.M.E.、レクイエムがあり、ムーンレィスが住んでいるという設定。また、セツコルートの場合は物語の始まりの地になる。
- 多元世界誕生後はギンガナム艦隊が異星人部隊との戦闘を繰り返しており、そのためか人間たちが作った施設にはあまり異星人が攻めてくることはなかった。終盤に自由都市コペルニクスにて女王ディアナの呼びかけにより、コペルニクス会談が開かれた。
- なお、毎回無限拳で殴られるだけでは飽き足らず、エンディングではなんとでかでかとしたハートマークの中にレントンとエウレカの名前が刻まれた。様々な組織の存在や超技術、更に無限拳の被害、極めつけはあの刻印といった『Z』における月の災難さは今までとは比較にならない。
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 「二つの月が存在する」という設定。普通の月と陰月があり、後者は次元が不安定なため手を出すことができないが、新帝国インペリウムとの最終決戦で開放された。だが、最終戦後に再び境界が不安定になり、立ち入りができなくなった。
- なお、作中において月は大変重要なキーワードとなっているものの、実際に月面で戦うことは少ない。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 前作と同じく、実際に月面で戦場の舞台になる事は少ない。…などと言うのはもはや些細な事で、今作は巨大な(全長1キロメートル前後など生易しい方で、それ以上から小惑星サイズ、更には月サイズ、そしてそれ以上の)敵が無限拳で叩きつけられるため、ユーザーの間で『Z』とは違う意味で「月は大丈夫なのか?」と心配されてしまう事に…。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 戦闘ステージとしては未登場。陰月だったカテドラル・ラゼンガンは終盤、シモンによって次元の狭間から掘り起こされ、超銀河ダイグレンから真ゲッターロボ(出撃選択次第ではブラックゲッター、真ドラゴン)のゲッタービームによる進化を経て超銀河グレンラガンとして運用されることになる。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 「蒼の地球側の月」と「翠の地球側の月」が登場しているが、直接赴くのは翠の地球側のD.O.M.E.のみである。そして、例によってもう一つのバジュラの母星にいようが、カオス・コスモスにいようが、様々なサイズの敵が無限拳で月に叩きつけられていく。
- また、「地球人類にとって最も近い天体」であるが故に、御使いは宇宙への進出を始めた人類に対して「人類は進化する事を許されない種である」というメッセージを残しており、地球人類がこのメッセージを発見したのと時を同じくしてクロノを組織させている。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦IMPACT
- シリーズ唯一、地形適応「月」が存在する作品。
- 宇宙適応の高い機体は概ねこちらも高い。主な適応S機体は、エステバリス・月面フレーム。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- 中立地帯のフォン・ブラウンを除いて、ギガノス帝国の勢力下にある。地球を直接攻撃可能なマスドライバーが存在し、中盤でマスドライバー関係の攻防が描かれる。また、中盤まではスカルムーン基地もあるがプレイヤーが行くことはない。
- また、序盤の宇宙ルートでは珍しくケリィ・レズナーとの対決イベントが再現される。
- スーパーロボット大戦A PORTABLE
- 地形適応が空陸参照になった。シナリオがそのままな都合上、移動タイプ宇宙専用機が出撃できるので紛らわしい。特に序盤宇宙ルートを通ると最初の月マップにエステバリス・0G戦フレーム(リョーコ機)やヴァル・ヴァロがいるので余計に分かりにくい。なお宇宙基地であるアクシズ内部も同様。
- スーパーロボット大戦R
- 『機動新世紀ガンダムX』及び『GEAR戦士電童』が参戦しているので、重要な舞台の一つである。また第一話の舞台も月。
- その一方で戦闘する機会があるのは序盤と分岐ルートだけになっている。地形適応は宇宙参照だが移動タイプは陸を参照するので、仕様上は地上専用のワルキューレが月にも出撃できてしまい、それを防ぐためにワルキューレが参加しないルートでのみ戦闘するようにしたとされる。
- スーパーロボット大戦D
- ネオジオンルート序盤で戦闘する事に。カミーユ・ビダンとファ・ユイリィは月在住。同ルートを選ぶと流竜馬がブラックゲッターを作っていたことが分かる。
- 序盤にしか戦闘する機会がないのは『R』と同じく地上専用のガーランドMC形態がいるからだとされる。
- スーパーロボット大戦J
- 女主人公カルヴィナは本編開始前の月面施設の事故で月面都市に入院している。カルヴィナルート第1話は同都市ネルガル重工ドックが舞台。
- 「フューリーの宇宙船『ガウ・ラ=フューリア』が長い年月をかけて衛星化したのが、『月』である」という、凄まじい設定となっている。
- スーパーロボット大戦W
- 第1部ではオービットベースから逃亡した機界最強7原種を追って、合体原種、頭脳原種と決戦になる。そこで単独ボソンジャンプを成功させたアキトと再会し、ボソンジャンプの研究とナデシコのオーバーホールをすることになる。
- 第2部ではラダムの本拠地であるラダム母艦の存在が判明。ジェネシスの暴走を止めるため、アスランが月面に砲門を向けラダム母艦を撃破するというクロスオーバーがある。
- スーパーロボット大戦K
- 『マーズ』の電脳歴世界に繋がる穴が存在する。
- 『ガン×ソード』の幸せの時のために月を落とそうとしたり、邪魔大王国との最終決戦の場所でもある。
- スーパーロボット大戦L
- 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の世界観に基づいて各種基地が存在する他、『戦え!! イクサー1』のクトゥルフの基地、およびGreATの基地もある。
- スーパーロボット大戦UX
- 内部に過去の宇宙の東京を模したヒトマキナの本拠地がある。ラクスらがレクイエムを秘密裏に修復し、月の表面に発射して穴を開ける事によって月の内部に突入する。
- スーパーロボット大戦BX
- 『機動戦士ガンダムAGE』のルナベースが存在する。また、宇宙世紀ガンダムシリーズを世界観に含んでいるため、それらの月面都市も同様に存在すると思われる(ゼハートが「我々はフォン・ブラウンを攻撃する用意がある」と脅しをかける場面がある)。
VXT三部作
- スーパーロボット大戦V
- 新正暦世界では月面特殊戦略研究所があり、叢雲総司は地球へERS-100を輸送する任務を受けている。
- スーパーロボット大戦T
- プリズン・プラネット・デストロイヤーやワイズマンの原形質保存装置、地球圏とアストラギウス銀河を繋ぐワームホール等、様々な遺産が眠っている。
単独作品
- 新スーパーロボット大戦
- 宇宙編のマップ「月面降下作戦」の舞台。ここであしゅら男爵率いる機械獣軍団と戦う。
- スーパーロボット大戦64
- OZルートでは、ムゲ・ゾルバドス帝国の月面基地攻略のアポロ作戦に参加することになり、ロームフェラ派として参加するか否か、そしてロームフェラ派より先に基地を制圧できるかどうかで、その後の展開が若干変わる(勢力図はかなり変わる)。制圧に成功した場合、月基地がトレーズ派の拠点となり、ガトーが加入する。
- スーパーロボット大戦MX
- ギガノス帝国、ベガ星連合軍のスカルムーン基地、機械帝国ガルファの螺旋城が並立している。
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- ギガノス帝国に加え、ジオン軍のグラナダも並立。また、ギガノスのマスドライバー基地がマイヨ達が人員脱出させた後に爆破され、ヘルマット将軍が巻き込まれる。
- 月面でのジオン軍の戦力は当然ながら宇宙用の機体だが、本作の月面は「地球と同様の空陸扱い」なので弱体化してしまっている。
- スーパーロボット大戦NEO
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- スーパーロボット大戦DD
- 序章ワールド4第10話で第6世界の月に鉄華団が転移してくる。そしてゼーガペイン・アルティールの自爆に巻き込まれて再転移した。
- ワールド5(第7世界)では『アルドノア・ゼロ』の世界観に基づいて月が壊れており、ワールド6(第9世界)では『魔動王グランゾート』の世界観に基づいて地球と同じ環境下になっている。2章Part4からは『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の世界観に基づいた凸凹とした第5世界の月が背景として登場する。
- スーパーロボット大戦30
- リガ・ミリティアの秘密工場がある他、アムロがルオ商会からの物資を受け取る際に月の荒野をガンダムで一人往く。
OGシリーズ
αシリーズと同様に、ムーンクレイドルがあるほか、スカルヘッドがある。マオ・インダストリーの本社もあり、機体の開発を行っている場所である。必然的に敵に狙われやすい。
- スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
- インスペクターに占拠される。
- スーパーロボット大戦OG外伝
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- ゲストに占拠される他、バラルの園の放った攻撃により、被害を受けていた。
- スーパーロボット大戦OG ダークプリズン
- 『OG2nd』最終話でバラルの園が月に放った攻撃は、何故かムーンクレイドルから西50キロメートル離れた無人の土地に着弾していたことが判明した。目撃したアルバーダはムーンクレイドルを狙って外したか、その地点の攻撃に何らかの意味があるのかと疑問を抱く。その意味は…
- スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
- アシュアリー・クロイツェル本社と、その近傍のクレバス内部にガウ=ラ・フューリアが存在。上記のバラルの園の攻撃の意味が明かされることとなった。またガウ=ラ・フューリアの設定は『J』から変更されている。
関連作品
- リアルロボット戦線
- 物語の舞台である「惑星ウルス」の月が登場。この惑星には3つの月が存在し、それを目の当たりにした版権キャラ達は「ここが地球ではない」と気付いた。
- 赤い第1の月「フシコ」、金色の第2の月(名前不明)、銀色の第3の月「タンデ」が存在する。なお、フシコは最終決戦の舞台であり、タンデはコロニー落としならぬ「衛星落とし」に使われた。
- スーパーヒーロー作戦
- R-GUNが廃棄されていた場所。ゲーム中に行くことはない。
登場作品(版権)
ガンダムシリーズ
- 機動戦士ガンダム
- 裏側にジオン軍の重要拠点グラナダがある。
- 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
- コウ・ウラキが表側の月面都市フォンブラウンでケリィ・レズナーと出会い、彼の駆るヴァル・ヴァロと戦った。
- ニナ・パープルトンの出身地でもあり、彼女は地球に住むアースノイドでもスペースコロニー居住者を示すスペースノイドでもない「ルナリアン」だと呼ばれている。
- 機動戦士Ζガンダム
- アナハイム・エレクトロニクスの工場があるフォン・ブラウンが登場。ジャマイカン・ダニンガンによって月面にコロニー落としが行われたが、エゥーゴに阻止された。
- 機動戦士ガンダムΖΖ
- 補給のために一度訪れており、ここでトーレスに、本人は知り得ない悲劇が起きる。
- 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
- アムロ・レイがνガンダムの受け取りに向かった。
- 機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人
- サナリィの研究施設において、ミノフスキードライブ搭載型MSのテストが行われていた。
- また、神の雷計画の詳細をハリソンから聞いた連邦高官達の手によって、月への遷都が推し進められることになる。
- 機動戦士Vガンダム
- この時代では地球連邦の首都は月に遷都している。ウッソ・エヴィンが母親であるミューラ・ミゲルと再会した。
- 新機動戦記ガンダムW
- OZの月面基地が存在し、敗走したガンダムのパイロット達やガンダム開発者の5人の博士が一時捕らえられていた。
- 機動新世紀ガンダムX
- シリーズを通じて「月」が主題となる作品。ガンダムダブルエックス及びガンダムダブルエックスの主砲サテライトキャノンを撃つ為に重要なマイクロウェーブ送信施設がある。また、D.O.M.E.もここに眠っていた。
- ∀ガンダム
- シリーズを通じて「月」が主題となる作品その2。地球を離れた先史文明人(月の民ムーンレィス)の移住先。
- 機動戦士ガンダムSEEDシリーズ
- 第1次連合・プラント大戦以前は地球連合軍のプトレマイオス基地と資源採掘基地エンデュミオンが存在したが、エンデュミオンはサイクロプスによる自爆、プトレマイオスはジェネシス第二射で壊滅している。
- 公式年表ではグリマルディ戦線の際にザフトが月面ローレンツ・クレーターに前線基地を建設していた設定があるが、本編開始前の敗退で基地は放棄されている。
- 第2次連合・プラント大戦時には地球連合軍のアルザッヘル基地とダイダロス基地が登場。しかし、ダイダロスはレクイエム攻防戦でザフトに占領され、アルザッヘルはザフトのレクイエムのテストを兼ねた照射で基地を吹き飛ばされて壊滅した。『DESTINY』では3人の主人公の最終決戦の場となった。
- 機動戦士ガンダム00
- 月の裏側にヴェーダの本体が設置されており、そこではイオリア・シュヘンベルグがコールドスリープしていた。
- 機動戦士ガンダムAGE
- 地球連邦軍の拠点、ルナベースが存在する。
- ガンダム Gのレコンギスタ
- 月面には多数の太陽光パネルが設置されている。また、月の裏側にはトワサンガのコロニー群が存在する。
- 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
- 厄祭戦の影響で(劇中の登場人物から「霞んだ」と言われるほど)地形が変わっており、近辺には飛び散った大量の破片が今も漂っている。
- 本編中では月周辺が舞台になる事はないが、外伝作品『月鋼(SRW未参戦)』は月周辺のコロニーが主な舞台となっている。
- SDガンダム外伝
- 本編より過去の時代、高度な機械文明を誇った「月の王国セレネス」が存在していた。『SDガンダム外伝 機甲神伝説』時は闇の皇帝ジークジオンを崇拝する「デラーズ王国」に滅ぼされたと思われていたが、『新約SDガンダム外伝 新世聖誕伝説』にて機重奇神ジークドミヌスに操られたセレネスの同盟国だった「ギャラルホルン帝国」によって滅ぼされた事が判明している(同作における鉄華団は火星ではなく月の出身)。
- 遠い未来が舞台の『SDガンダム聖伝』では最終決戦の場となり、勇者エックスと大魔王ザイダリアとの戦いで爆散してしまうが、すぐさまエックスにより修復された。
ダイナミック系
- UFOロボ グレンダイザー
- ベガ星連合軍の前線基地・スカルムーン基地が月の裏側に存在する。スパロボでは様々な侵略者がこの基地に犇き合う事も多々ある。
- 真ゲッターロボ 世界最後の日
- 本編以前にインベーダーに占拠され、十年間に渡る「月世界戦争(ドラマCDでは月面十年戦争)」の舞台となった。その他、タイムスリップした竜馬は月面のとある基地に放置されていたゲッターロボの中で目覚め、ブラックゲッターへの改造を行った。そして終盤、竜馬の提案でここにあったハイパーレールガンでガニメデを狙撃したが跳ね返されてしまい、月に直撃。月の形が変わるほどの被害を受け、その破片が地球に降り注いで地球にも多大な被害をもたらした。
- なお、石川賢の漫画『クレーターバトル』やドラマCD『真ゲッターロボ外伝 月面十年戦争~戦慄の予感』ではこの戦争が舞台となっている。
- 鋼鉄神ジーグ
- 強大な力を秘めた「大銅鐸」の眠る地であり、ダブルジーグと邪魔大王国との最終決戦の舞台となった。
スーパー系
- 闘将ダイモス
- 主人公である竜崎一矢の父・竜崎勇博士が月基地に赴任していたという設定で、ここでバーム星人との会談が行われたが、リオン大元帥の毒殺を契機に竜崎博士らを始め基地に居た多数のスタッフがバーム兵に虐殺されるという悲劇になる。
- 無敵鋼人ダイターン3
- ダイターン3がブッターギルンと戦った。
- 無敵ロボ トライダーG7
- 敵のロボット帝国が地球や人類自体より宇宙での諸産業・インフラへの攻撃を重視するため、発展している月も物語序盤から狙われ、たびたび仕事先になる。ちなみに月への最初の仕事は第3話だが、火星には第2話で行っており、庶民的でライトな作風ながらも作中世界の発展を序盤から印象付ける一材でもある。
- 宇宙大帝ゴッドシグマ
- イオや火星同様に地球人が入植している設定だが、後半にエルダー軍の攻撃により占領された。
- 宇宙戦士バルディオス
- 第1話で主人公マリンの乗ったパルサバーンが辿り着いた場所。また北斗雷太は月面都市リトルジャパンの出身。
- 戦国魔神ゴーショーグン
- ドクーガの基地がある設定で、最終話ではジッター博士が月のドクーガ基地でゴッドネロスを開発していた。
- 六神合体ゴッドマーズ
- ギシン星編で地球連邦軍のムーンベース基地から他の惑星文明へ平和のメッセージを乗せた電波が送られ、それを危惧したロゼが独断で妨害電波を送るが、逆にそれでギシン星側の秘密基地を探知されかけ、その責任を問われたロゼがマーグと共に月基地を破壊する作戦が行われ、マーグが正面から攻撃を仕掛け、ロゼがその裏で潜入工作を行った。
- マルメロ星編ではギロン軍の攻撃を受けてムーンベースが占拠され、月面にてコスモクラッシャー隊とフローレ(SRW未登場)がギロン(SRW未登場)に最後の決戦を挑んだ。
- 勇者エクスカイザー
- エクスカイザーとダイノガイストが最終決戦を繰り広げた場所。尚、オープニング映像で既に伏線は張られていた。
- 魔動王グランゾート
- 謎の地殻変動によって地球と同じように人類が住める環境下になったほか、内部に異世界「ラビルーナ」が存在する。
- 熱血最強ゴウザウラー
- 機械化帝国の前線基地「機械化城」が、月の裏側に建造されている。また、エンジン王や機械神との決戦は、月面が舞台となった。
- 『NEO』では機械化城が地球に向かって移動してくる中での決戦となるため、月面に降り立つことは無い。
- GEAR戦士電童
- 機械帝国ガルファの前線基地である螺旋城が飛来した。
- 超獣機神ダンクーガ
- ムゲ・ゾルバドス帝国の前線基地が月面に建設される。
- 獣装機攻ダンクーガノヴァ
- ムーンWILLが存在し、最終決戦の場になった。
- 創聖のアクエリオン
- 舞台とはしていないが、無限拳でソーラーアクエリオンの手だけ月まで行った事がある。
- なお、『Z』では無限拳を使う度(おそらくトドメ演出の度)に月まで伸ばしているらしく、ギンガナムが「そうか!貴様か!相克界を突き破り、何度も月へ拳を叩きつけていたのは!」と激昂する。コミカルなクロスオーバーだが、ギンガナム艦隊にとっては災難以外の何物でもない。
- 『第2次Z』でも違う世界にもかかわらず相変わらず拳が月に突き刺さっている。マイクロウェーブ送信施設やらヴェーダやらがあるはずなのに大丈夫なのだろうか。
- 宇宙の騎士テッカマンブレード
- ラダム母艦が月の裏側に墜落しており、結果的にラダムの本拠地となっている。
- 鈴木典考の漫画版では月其の物が本拠地になっており、最終盤ではラダム宇宙に繋がっているラダムゲートが開いたことで崩壊してしまう。
- ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日
- 最終話において、BF団の月面基地が存在している事が語られている。
- 天元突破グレンラガン
- アンチスパイラルによって本物の月は異空間に隠され、その代わりにかつてのロージェノムの旗艦、カテドラル・テラがアンチスパイラルの手によって月に姿を変えられていた。地球人類が100万人に達することで「人類殲滅プログラム」が起動、地球に向かって落下を開始した。
- なお、超銀河ダイグレンの起動後、異空間に隠されていた本物の月は超次元アンカーによってサルベージされた。
- アイドルマスター XENOGLOSSIA
- 本編の107年前に起きたロスト・アルテミスにより月は崩壊して、既に存在していない。そのため、人々は「地球を覆うオービタルリングがかつて『月』という一塊であった」という知識として知るだけとなっている。
- また、地球を取り巻く月の破片群が隕石となって降り注ぐ為、世界各国では核兵器によって隕石を破砕し、核兵器を保有しない日本はiDOLによって隕石を破砕する。
- なお、インベルをはじめiDOL達の個々の名前は、月の海(月における平原部の事)の地名に由来している。
- 恐竜戦隊ジュウレンジャー
- 復活した魔女バンドーラが、居城となるバンドーラパレスを築いている。
- メダロットシリーズ
- 物語上の重要な舞台として登場するが、媒体・作品ごとに設定・描写が異なる。一部のメダロットが人から離れて存在しているというのがおおまかな共通点。
- ゲームシリーズの世界観では宇宙開発がある程度進行しており、『3』では月面都市が実験的に建設され人類の生活圏の一部となっているほか、本来地球に配置されるはずだったマザーメダロットが手違いで月面に降りて眠っているという設定。それより後の時代の『7』ではメダロットが独自の国家を建設している。
- 漫画シリーズではゲームシリーズほど宇宙開発は進んでおらず、月にもあまり手をつけられていない。かつて宇宙のどこかからやってきたマザーメダロットの一団のうち、一部が月に降りて眠っているという設定になっており、『R』や『4』では月のメダルやマザーメダロットをめぐる物語が展開されている。『navi』では『4』より18年ほど後の時代において、月面が「メダロットの廃棄処分場」になってしまった描写がされている。
リアル系
- 蒼き流星SPTレイズナー
- エイジとジュリアの父ケン・アスカが月探査計画中に遭難し、グラドスの調査隊に救助されている。また本編中ではグラドス軍に襲撃された月面都市でDr.エリザベスが元恋人・クレイトン(SRW未登場)と再会する。
- 機甲戦記ドラグナー
- ギガノス帝国の本拠地。兵器に転用されたマスドライバーが存在し、月から地球へのマスドライバー攻撃が幾度となく行われている。
- 機動戦艦ナデシコ
- 物語開始から100年以上前に独立戦争が勃発し、独立派は地球連合に敗北し火星に逃走。しかしその火星に地球連合は核ミサイルを撃ち込み、火星からも追い払われた独立派は後に木連を作り上げることとなる。
- 現在では地球連合領となっており、テンカワ・アキトがボソンジャンプで飛ばされたり、月臣ら優人部隊に襲われたりしている。
- 交響詩篇エウレカセブン
- これまた舞台ではないが、原作最終回の大きなハートマークの中に主人公のレントンとヒロイン・エウレカの名前を刻んだシーンがきっちり再現される。
- なお、ソーラーアクエリオン同様にニルヴァーシュ type ZERO spec3で武装【格闘】でトドメを刺すと、毎回アレが月に刻まれる。
- 鉄のラインバレル
- 原作漫画版ではヒトマキナの拠点であり、主要ヒトマキナの電脳が存在している。
- 電脳戦機バーチャロンシリーズ
- 先史文明の遺跡・ムーンゲートが存在している。『マーズ』では月に転送された主人公が、シャドウVRとの戦いや白騎士との出会いを経ながらムーンゲートを目指す事になる。
- 無限のリヴァイアス
- 和泉こずえの故郷。リヴァイアス事件後の尾瀬イクミは、こずえに会うべく、月にある彼女の実家に足を運ぶも再会できなかった。
- カウボーイビバップ
- 本編時より過去に、位相差空間ゲートの事故で月の表面が形が変わるほど崩壊し、破片が地球に降り注ぐという大惨事が起きた。
- アルドノア・ゼロ
- 月と火星間を瞬時に移動する古代文明の遺産「ハイパーゲート」が発見され、地球圏と火星圏の重要な通行ルートとなっていた。地球連合軍の月面基地も建設されていたが、本編の15年前には地球連合とヴァース帝国の戦争で最前線となり、戦闘の余波によりハイパーゲートが暴走して月が大崩壊する惨事「ヘブンズ・フォール」が発生。地球にその破片が数多く降り注いで大きな被害が出たほか、地球の周囲に「サテライト・ベルト」と呼ばれる破片の環が出来た。質量が半分以下に半壊した月だが残された部分にはヴァース帝国の月面基地が存在している。
- ゼーガペイン
- ガルズオルムの本拠地とされる施設「ジフェイタス」が存在する。
主な都市・施設
- スカルムーン基地
- ベガ星連合軍の月面基地。
- フォン・ブラウン
- 宇宙世紀ガンダムシリーズに登場する月面都市。
- グラナダ
- 宇宙世紀ガンダムシリーズに登場する月面都市。
- ゲンガナム
- ムーンレィスの首都。位置はグラナダと同じである。
- マウンテンサイクル
- 『∀ガンダム』で黒歴史の遺産が埋没している地を指す用語。地球と月両方にある。
- マイクロウェーブ送信施設
- 『機動新世紀ガンダムX』に登場するサテライトシステムの中枢施設。D.O.M.E.と呼ばれる最初のニュータイプが眠るとされている。
- コペルニクス
- 『機動戦士ガンダムSEED』シリーズに登場する月面都市。
- ダイダロス基地
- 『機動戦士ガンダムSEED』シリーズに登場する軍事基地。基地内に大量破壊兵器レクイエムの本体である大出力ビーム砲が存在する。
- ヴェーダ
- 『機動戦士ガンダム00』に登場する量子型演算処理システム。月面のクレーターの内部に隠蔽されている。
- セレヴィス・シティ
- バンプレストオリジナルの月面都市。
- テクネチウム基地
- バンプレストオリジナルの月面基地。ヒュッケバインの起動実験に失敗し、ブラックホールエンジンの暴走で消滅した。
- セレネ基地
- バンプレストオリジナルの月面基地。ハドリー・バレーに存在している。DC戦争時にはコロニー統合軍に制圧された。
- ムーンクレイドル
- バンプレストオリジナルの人工冬眠施設…だが、よく戦闘に巻き込まれる。付近には月面クレーターを利用した都市やマオ・インダストリーがある。
- マオ社が権限を持っているらしく、有事の際は月面都市住民の緊急避難施設に使われる。
- ガウ=ラ・フューリア
- バンプレストオリジナルの宇宙船…というか、『J』では月そのもの。
関連用語
- ザンボット3
- 『無敵超人ザンボット3』の主人公機。月と戦国武将・伊達政宗がデザインモチーフとなっており、「ザンボットムーンアタック」を放つ際には三日月型の光刃が大量に出現する。なお、意外にも本編中で月面で戦ったことは無い。
- 孫権ガンダム
- 『SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors』に登場する武将。圧倒的な武力とカリスマ性を誇る「太陽」である曹操に対し、「大地を優しく照らす月」と称される。
- D.O.M.E.
- 『機動新世紀ガンダムX』に登場するファースト・ニュータイプ。月面に所在するマイクロウェーブ送信施設の中枢に意識体として存在している。
- ムーンレィス
- 『∀ガンダム』における月面の王国およびそこに住む民。正暦2345年、市民軍ディアナ・カウンターを組織して「地球帰還作戦」を実行に移す。
- ディアナ・ソレル
- 『∀ガンダム』に登場する月の女王。ムーンレィス達にとっては、心のよりどころになっている。
- ルナリアン
- 宇宙世紀が舞台となるガンダムシリーズにおける月面都市の居住民。一例を挙げると、『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場するニナ・パープルトンがいる。
- ダイモン
- 『バーチャロン』世界における、月面の先進文明の遺跡に存在していた先住知性体の残留思念の集合体。
- 陰月
- 『第2次Z』世界におけるもう一つの月。
地球以外の惑星の月
創作作品においては、地球とは異なる惑星における衛星が「月」と呼ばれるケースも少なくない。
- 真ゲッターロボ (原作漫画版)
- ゲッターエンペラーによって、地球とは別の惑星の月が破壊されていた。
- 伝説巨神イデオン
- バッフ・クランの地球における衛星も「月」と呼ばれている。
- 天空のエスカフローネ
- 惑星ガイアから見た地球は現地の住民に「幻の月」と呼ばれている。
- ガン×ソード
- 宇宙のどこかにある惑星エンドレス・イリュージョンが舞台で月も存在するが、実は元々エンドレス・イリュージョンに衛星は無く、地球の月をそこまで移動させたもの。機械化されており、残されていた惑星破壊システム「プリズン・プラネット・デストロイヤー」が幸せの時に利用されることになる。