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:ユニット自体はリリース当初から登場しているが、本編に絡むのは第2章から。カミーユの性格がTV版ベースとなっている。
 
:ユニット自体はリリース当初から登場しているが、本編に絡むのは第2章から。カミーユの性格がTV版ベースとなっている。
 
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:ワールド2の構成作品。シナリオは原作終了後だが、フォウやジェリドが生存している。
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:原作終了後設定。今回はTV版準拠。
 
:原作終了後設定。今回はTV版準拠。

2024年5月25日 (土) 14:12時点における版

機動戦士Ζガンダム
読み きどうせんしゼータガンダム
外国語表記 MOBILE SUIT Ζ GUNDAM
原作 富野由悠季
原案 矢立肇
総監督 富野由悠季
キャラクターデザイン 安彦良和
メカニックデザイン 大河原邦男
藤田一己
永野護
音楽 三枝成章
制作 日本サンライズ
放送局 名古屋テレビ
テレビ朝日系列
放送期間 1985年3月2日 -
1986年2月22日
話数 全50話
シリーズ

ガンダムシリーズ

前作 機動戦士ガンダム
次作 機動戦士ガンダムΖΖ
初登場SRW スーパーロボット大戦
テンプレートを表示

機動戦士Ζガンダム』は、サンライズ制作のテレビアニメ作品。

概要

機動戦士ガンダム』の直接の続編。前作から7年後を舞台とする。

これまでも、ロボットアニメにおいて続編が制作されたことは有ったが(『グレートマジンガー』や『ゲッターロボG』等)、制作時期としても、作中の時系列から見てもここまで間が開いた作品は初めてで、前作で子供だったアムロが大人になっていたり、ブライトに子供が居たりと、第一作を肌で感じた世代には、正にそのまま時が流れた感覚を味わわせた。

しかし、視聴率は思ったように振るわず、監督の富野由悠季氏はその理由を「ウルトラマンを期待していた人たちに、武田信玄を見せたようなものだったからだ」とコメントしている。

2011年からは月刊ガンダムエースにて本作の作画監督を務めた北爪宏幸氏によるコミカライズ『機動戦士Ζガンダム Define』が連載されている。物語の一部展開が異なっている他、同氏による漫画作品『機動戦士ガンダム C.D.A 若き彗星の肖像』での設定と物語を引き継いでおり、同作からのキャラクターも出演している。

ストーリー

宇宙世紀0087年。一年戦争で多大な犠牲を出しながらもジオン公国軍に実質的勝利を収めた地球連邦軍だったが、依然としてジオン公国軍残党による連邦軍への抵抗は続いていた。

連邦軍のジャミトフ・ハイマン准将(のち大将)は、デラーズ紛争による被害から高まるスペースノイドへの反感・ジオン残党の脅威を大義名分として、連邦軍内部に特殊部隊「ティターンズ」を結成。ティターンズはジオン残党のみならず、コロニーの反地球連邦運動に対しても強硬策を取り、反連邦集会を行っていたサイド1の30バンチコロニーに対して毒ガス使用による住民虐殺(30バンチ事件)を行うなど次第に増長・暴走していく。

こうした動きに対し、連邦軍のブレックス・フォーラ准将は、アナハイム・エレクトロニクス社などをスポンサーに、ティターンズに反感を抱く連邦軍士官や兵士を中心に反地球連邦組織「エゥーゴ」を結成し対立していた。またエゥーゴには、連邦軍籍を得てクワトロ・バジーナ大尉を詐称し潜入中のかつての赤い彗星、シャア・アズナブルも参加していた。

ティターンズがサイド7のコロニー、グリーン・ノアを軍事拠点化しようと目論み、またガンダムの後継機開発を行っているという情報を掴んだエゥーゴはクワトロに軍事基地偵察を任せる。かつてアムロ・レイホワイトベース隊のメンバーたちが暮らしていたコロニーはグリーン・ノア1グリーン・オアシスとして再建され、そこに暮らしていた少年こそが優れたニュータイプとしての素養を秘めるカミーユ・ビダンであった。

宇宙港を訪れたカミーユはティターンズの新米士官ジェリド・メサと遭遇。名前を馬鹿にされたと激高したカミーユはジェリドへの暴行容疑で逮捕されてしまうが、飛行訓練でジェリドがガンダムMk-IIを基地に墜落させた混乱を機に基地を抜け出し、さらに高圧的なMPへの意趣返しのためガンダムMk-IIを奪取する。新型ガンダムの奪取を試みて部下と共にリック・ディアスで侵入していたクワトロは、Mk-IIに乗る少年が自分たちと敵対する意志がないと判断し、カミーユと二機のMk-IIを手土産に脱出した。

このガンダム強奪事件を皮切りにエゥーゴとティターンズは地球圏各地を巻き込んだ全面抗争に突入するのだった・・・。

後半は自らの野望の為にティターンズの実権を得た男であるパプテマス・シロッコと、ジオンの残党であるネオ・ジオンと摂政ハマーン・カーンの出現で、さらに複雑な人間関係・勢力図となっていく。

劇場版

正式なタイトルは『機動戦士Ζガンダム A New Translation』。本作の20周年記念に製作された劇場作品。2005年から2006年にかけて三部作構成で公開された。劇場版の他「新訳~」という呼称も使われる。

一部キャストを変えながらも新作カットを追加した(全編新作カットではない)作品となっている。ストーリーはTV版とほぼ同じだが、いくつかの変更点(特にラスト)によってTV版の殺伐とした雰囲気はかなり緩和されている。

また、『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』や『ガンダム・センチネル』、『ADVANCE OF Z ティターンズの旗のもとに』(SRW未参戦)から一部のモビルスーツがゲスト出演している。ほか、TV版でのスードリが「ガルダ級」と呼称されるといった相違点がある。

作品名 上映日
機動戦士Ζガンダム A New Translation -星を継ぐ者- 2005年5月28日
機動戦士ΖガンダムII A New Translation -恋人たち- 2005年10月29日
機動戦士ΖガンダムIII A New Translation -星の鼓動は愛- 2006年3月4日

登場人物

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

エゥーゴ

カミーユ・ビダン
主人公。サイド7“グリーン・オアシス”に住む少年。ティターンズとのイザコザで新型モビルスーツガンダムMk-II”を強奪し、エゥーゴに参加。のち、Ζガンダムに搭乗。
クワトロ・バジーナ
連邦軍大尉でエゥーゴの一員。実は元ジオンエースパイロット、「シャア・アズナブル」本人。
ブライト・ノア
一年戦争の英雄の一人だったが左遷され、連絡船の船長となっていた。のち、エゥーゴに参加。
ファ・ユイリィ
カミーユの幼馴染。Mk-II強奪事件に巻き込まれてエゥーゴでパイロットとしての訓練を受けることになる。
エマ・シーン
元々はティターンズの一員だったが、ティターンズが行った虐殺を知ったことをきっかけで離れ、ガンダムMk-IIごとエゥーゴに参加。
レコア・ロンド
エゥーゴには初期から参加していた。感情のもつれからティターンズのシロッコのもとに身を投じることになる。
ブレックス・フォーラ
エゥーゴ代表。後にティターンズの陰謀により暗殺される。
ヘンケン・ベッケナー
エゥーゴの戦艦アーガマの艦長。ブライトが現場復帰してからはアーガマを彼に託しラーディッシュの艦長となる。エマに惚れている。
アポリー・ベイ
クワトロと共に一年戦争から生き残った元ジオンの熟練のパイロット。フルネームは劇場版で判明したもの。
ロベルト
アポリーと同じ一年戦争からのパイロット。
カツ・コバヤシ
ハヤトの養子。アムロが現場復帰する際のきっかけを作った。
アストナージ・メドッソ
アーガマの腕利きメカニック。
トーレスサエグサ
アーガマブリッジクルー。
キグナン
でクワトロが接触したシャアとしての部下。
ハサン
アーガマの軍医。
エゥーゴ兵

カラバ

アムロ・レイ
一年戦争の後、「ニュータイプ」の危険性と扱いに手をこまねいていた上層部によって地球で軟禁状態になっていた。
ハヤト・コバヤシ
ホワイトベース隊クルー。エゥーゴとは別の反地球連邦組織カラバに所属。
ベルトーチカ・イルマ
カラバの一員。アムロの恋人となるが、後に別れた。

ティターンズ

パプテマス・シロッコ
木星帰りの男。ニュータイプ。メッサーラを始めとする何機かのモビルスーツの設計もしている。事実上のラスボス。
フォウ・ムラサメ
ニュータイプ研究機関“ムラサメニュータイプ研究所”で作られた4番目の強化人間。それ以前の記憶を失っている。カミーユと惹かれ合う。
ジェリド・メサ
エリート風を吹かすティターンズの若手パイロット。カミーユがエゥーゴに行くきっかけを作り、その後も何かと対決しては負けていく。
サラ・ザビアロフ
シロッコに付き従う少女。
ジャミトフ・ハイマン
ティターンズの創始者。
バスク・オム
ティターンズの実戦指揮官。一年戦争時にジオン軍の拷問により視力が極端に低下したため、常に水中眼鏡似のサングラスをかけている。
ジャマイカン・ダニンガン
ティターンズの士官。
ガディ・キンゼー
ティターンズの巡洋艦アレキサンドリアの艦長。
カクリコン・カクーラー
ジェリドの友人であるティターンズの若手パイロット。
マウアー・ファラオ
ティターンズの若手パイロット。ジェリドとは恋人同士になる。
ヤザン・ゲーブル
ティターンズのMSパイロット。野獣のような荒々しい男であり、MSパイロットとしては一流の実力を持つ。
ラムサス・ハサダンゲル・クーパー
ヤザンの部下。
ゲーツ・キャパ
ロザミアの監視役を務めた強化人間
ティターンズ兵

地球連邦軍

ライラ・ミラ・ライラ
連邦軍の熟練パイロット。劇場版ではティターンズ所属。
ブラン・ブルターク
アッシマーのパイロット。ロザミアの監視役でもあった。
ロザミア・バダム
通称ロザミィ。フォウとは別の研究所で作られた強化人間で情緒不安定。
ベン・ウッダー
ブランの副官。

アクシズ

ハマーン・カーン
ミネバを擁立してアクシズを纏める事実上の指導者。
ミネバ・ラオ・ザビ
ドズル・ザビの一人娘。ザビ家唯一の生き残り。小惑星アクシズの主だが、幼少でもあり実権は摂政のハマーンが握っている。

アナハイム・エレクトロニクス

ウォン・リー
アナハイムの幹部でエゥーゴの監視役。
メラニー・ヒュー・カーバイン
アナハイム・エレクトロニクスの会長。
SC2』にて名前のみ登場。

その他

ミライ・ノア
ブライトの妻。
ハサウェイ・ノア
ブライトの息子。チェーミン(SRW未登場)という妹がいる。
フラウ・コバヤシ
アムロの幼なじみで、現在はハヤトの妻。
キッカ・コバヤシレツ・コバヤシ
ハヤトとフラウの養子。
カイ・シデン
この時点ではフリーのジャーナリスト。一年戦争時代と比べると精神的にも非常に成長しており、クワトロを一目でシャアだと看破した。
セイラ・マス
クワトロ(シャア)の妹。
ステファニー・ルオ
アナハイムを支援するルオ商会の人物。

登場メカ

スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。

※印はMA形態もあり。

エゥーゴカラバ

地球連邦軍ティターンズ

アクシズ

その他

Ζ-MSV

M-MSV

用語

グリプス戦役
宇宙世紀0087年~0088年にて行われたエゥーゴとティターンズ、終盤はアクシズのジオン残党を交えた戦争。
ティターンズ
ジオン軍残党の掃討を目的に組織された精鋭特殊部隊。その実態はジャミトフの私兵。構成員を地球人に限ったエリート部隊。
エゥーゴ
ティターンズに対する反発を理由に地球連邦軍内部から発足した軍事組織。A.E.U.G.(反地球連邦政府)と表記する。
アクシズ
アステロイド・ベルトにある小惑星アクシズに逃げ延びたジオン残党が、ザビ家の生き残りミネバを擁して地球圏に移動してきた。ティターンズとエゥーゴの紛争に介入する。
カラバ
地球での反地球連邦組織。エゥーゴに協力している。
可変モビルスーツ
単体でモビルアーマーへの変形を可能としたモビルスーツ。
Ζプロジェクト
エゥーゴによる高性能モビルスーツ開発計画。
ダカール演説
クワトロがダカールでティターンズの横暴さを世に知らしめた演説。
30バンチ事件
ティターンズが一コロニーを丸ごと虐殺した事件。
グリーンノア
サイド7のスペースコロニー。
ムラサメニュータイプ研究所
日本のニュータイプ研究所。
オーガスタニュータイプ研究所
北米のニュータイプ研究所。
ルオ商会
ホンコン・シティの商会。
シャイアン基地
北米の連邦軍基地。

楽曲

TV版主題歌は理由は不明ながら、ゲーム作品での採用が滅多に無い事で知られている。なお、アメリカでは作詞と作曲が分割されずに著作権登録されることもあり、ここでのニール・セダカ氏の原曲作品も作詞・作曲が分割されずに登録されているため、ここではレコード等でのクレジットによらず実際の登録でのクレジットによる。「水の星に愛をこめて」は原詞が非公表なのでレコードによる。

劇場版では、ガンダムファンであることでも知られたGACKTが主題歌を務めたことが話題となったが、SRWではいずれも採用されず劇伴曲「閃光の中のMS」のみに留まっている。

オープニングテーマ
「Ζ・刻をこえて」(前期)
原作詞・作曲:ニール・セダカ / 日本語版作詞:井荻麟 / 編曲:渡辺博也 / 歌:鮎川麻弥
『COMPACT2』で採用。
Ζガンダムはシルエットのみ登場だが、後に出てくる実物とは異なる「タマネギ頭」とも形容される外見をしている。
「水の星へ愛をこめて」(後期)
作詞:売野雅勇 / 作曲:ニール・セダカ / 編曲:馬飼野康二 / 歌:森口博子
森口博子氏の歌手デビュー曲である。『α』『α外伝』『A(GBA版)』で採用。『V』限定版では原曲を収録。
エンディングテーマ
「星空のBelieve」
原作詞・作曲:ニール・セダカ、フィル・コディ / 日本語版作詞:竜真知子 / 編曲:渡辺博也 / 歌:鮎川麻弥
劇中BGM
「モビルスーツ戦~交戦~」
『第4次』『F』『F完結編』『COMPACT』『64』『α』『α外伝』『R』『COMPACT3』『MX』『第3次α』『A(PSP版)』『OE』『DD』で採用。ほとんどの作品で「モビルスーツ戦~敵機襲来~」と誤表記されている。『DD』ではイベント「ディナイ・イグジスタンス」「蒼い瞳にみんなの願い」にてクエストBGMに採用。『30』ではプレミアムサウンド&データパックに原曲を収録。
ちなみにこの「モビルスーツ戦」は4つのパートに分かれており、「敵機襲来」は第2パート、「交戦」は第3パートである。
加えて「出動」が第1パート、アーケードゲーム『機動戦士ガンダム EXTREME VS.』シリーズなどで採用されている「激戦の果て」が第4パートとなっている。
ウィンキーソフト時代の作品ではBGMの開始点が原曲と異なっており、転調後のパートから開始した後、本来の冒頭部分へと繋がる。
「艦隊戦」
『α』『α外伝』『IMPACT』『第2次α』『第3次α』『V』『T』『DD』『30』で採用。
『α』以降からΖガンダム専用のBGMに採用。『DD』ではイベント「Ζの鼓動」「Ζの系譜」にてクエストBGMに採用。
「宇宙を駆ける~ゼータの発動」
『α』『α外伝』『第2次α』『D』『第3次α』『Z』で採用。『V』『X』『T』限定版では原曲を収録。
Ζガンダムの「ウェイブライダー突撃」時など、必殺技使用時のBGMに採用されている。
原作では『機動戦士ガンダムΖΖ』でも使用されている。Z、ZZ共に流れ始めると確実に主要人物が死ぬ為、曲そのものが死亡フラグと言える。
「宇宙を駆ける~激突!」
『GC』『OE』で戦闘BGMに採用。『GC』では「ハマーン追跡」と誤表記。
『OE』では「宇宙を駆ける(part2)」と記載。『機動戦士ガンダムΖΖ』登場機体を含むネオ・ジオン系敵ユニットの戦闘BGMに採用。
「最終決戦」
『SC』で戦闘BGMに採用。
「宇宙戦~来襲」
『Z』で採用。
「閃光の中のMS」
TV版にはなかった劇場版の新作BGM。『Z』『第2次Z』『第3次Z』で採用。

登場作と扱われ方

シリーズ第1作から参戦するレギュラー作品。『機動戦士ガンダムΖΖ』『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』とともにシリーズの世界観や時代背景の中核を成しており、原作のシリアスさを出しつつ、主人公であるカミーユの性格がソフトになるなどの改変がある。

『SC2』『Z』で劇場版が参戦して以降、グラフィック・声優・BGMなどは劇場版のものが使われるようになったが、設定やストーリー面ではTV版が採用される場合がある。公式ホームページの参戦作品紹介でもTV版・劇場版両方の解説が記載され、TV版と劇場版を区別していない。扱いとしては劇場版『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 特別篇』等と同じ模様。

『V』以降は参戦キャラクターのしわ寄せの影響で、味方サイドはカミーユとファのみの傾向が多くなっている。

旧シリーズ

第2次スーパーロボット大戦G
ティターンズ系パイロットが敵であるDC所属として登場し、フォウの説得イベントとファを交えた三角関係はこの作品から始まっている。
第3次スーパーロボット大戦
ティターンズ系パイロットの内、シロッコは前作でDCに謀反を起こした為、独自に行動してルートによってはラスボスとしてシロッコがヴァルシオン改に乗って登場する。その代りジ・Oはサラが乗っている。他のティターンズ系パイロットはバスクを筆頭にキシリアの配下として登場する。また、カミーユの精神崩壊イベントはこの作品が初出。
スーパーロボット大戦EX
シュウの章ではクワトロに加えていつもは敵であるジェリド、ライラ、カクリコンが仲間になる珍しい作品。
第4次スーパーロボット大戦S
DC所属であったティターンズ系キャラの再就職先としてティターンズが結成され、当初は味方であったが、中盤以降は対決することになり、原作をベースとしたシナリオも登場する。
『第4次S』ではカミーユ、クワトロに声が入った。
スーパーロボット大戦F完結編
『第4次』と同じ。ルートによってはラスボスとしてシロッコがヴァルシオンに乗って登場する。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
リアル系主人公だと第2話で原作第1話が忠実に再現される。シロッコがティターンズではなく、『V』のザンスカール帝国をベースとしたジュピトリアンに参加しているなどのオリジナルはあるが、基本的には本作のストーリーを再現している。Ζ-MSVに登場したΖIIが初登場。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
追加ルートにてティターンズが月面のマイクロウェーブ送電施設を掌握するため総力戦を仕掛けてくる。結果、旧ルートと異なりティターンズが壊滅するという展開に。
スーパーロボット大戦α外伝
序盤はティターンズが地球圏の実権を掌握しつつあり、アムロやブライトが人質に取られた故にティターンズに加担したクワトロとプリベンターに所属したカミーユとの対決があり、他にはロザミィのイベントが再現され、今作で初採用されたΖガンダムの新武装「ウェイブライダー突撃」取得の条件に関わってくる。シロッコの愛機であるジ・Oが初めて使用可能。
第2次スーパーロボット大戦α
ヤザンがティターンズの残党を率いているという設定で、主人公の一人であるアラドは当初ティターンズに所属している。今作での「ウェイブライダー突撃」取得にはヤザンが関わっている。
第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
クワトロ(シャア)は『第2次α』にて死亡した為に故人。ヤザンとの決着が描かれ、原作と異なり死亡する。

Zシリーズ

基本的に劇場版仕様で参戦する。

スーパーロボット大戦Z
本格的に劇場版仕様で参戦。前々作『SC2』に続いて劇場版の声優・顔グラフィックが採用された他、ストーリー、機体、その他設定周りも劇場版になっている。ガルバルディβやラーディッシュなど、これまでSRWに未登場だった機体や戦艦が本作で多数初登場している。さらに劇場版には登場しないディジェがセツコルート限定の隠しユニットとしてSRW初登場。
原作再現も非常に多いが、アムロの参戦やサイコガンダムとの再戦などが『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』関連の舞台で行われるという面白い形になっている。後者についてはTV版の要素も含んでの幅広い再現となった。
クロスオーバー面でも『SC2』同様『SEED DESTINY』との絡みが多く、特にカミーユとシンとの交流、フォウとステラの悲劇シンクロは本作におけるクロスオーバーの見所の一つ。
第2次スーパーロボット大戦Z破界篇 / 再世篇
前作でストーリーを終わらせたためいるだけ参戦。キャラはカミーユ、ファ、クワトロ、アムロ、アポリー、ロベルトのみ。機体はΖガンダム、メタス、そして百式とその武装扱いのリック・ディアスのみが登場。なお、劇場版としては初のいるだけ参戦である。
第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇 / 天獄篇
今回は『逆襲のシャア』及び『機動戦士ガンダムUC』が中心となる為か、引き続きいるだけ参戦。エマ、カツ、フォウが復帰し、アポリーやシロッコもわずかに登場する。ガンダムMK-IIが再登場となった一方で、百式が使用不可能になっている。
アムロは『逆襲のシャア』設定、クワトロはシャアとしての登場なので「クワトロ・バジーナ」としての登場は『時獄篇』プロローグに留まる。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACT
スーパーロボット大戦COMPACT2
スーパーロボット大戦IMPACT
原作終了で味方側はエマが生存し、敵側はジェリド、ロザミアが生存(なお、ロザミアはカミーユで説得すると仲間になる)。
スーパーロボット大戦COMPACT3

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦A
原作終了後の設定だが、フォウとロザミアは生存している。今作ではクワトロが本編開始までシャアのままだったので、どういった経緯で始まり、どう終結したのか不明。
スーパーロボット大戦A PORTABLE
リメイク前の『A』が劇場版以前の作品であるためTV版としての参戦だが、『SC2』同様声優は劇場版準拠。
スーパーロボット大戦R
原作終了後であるが、フォウは生存しており、クワトロも行方不明になっていない。
スーパーロボット大戦D
原作終了後でエマ、ヘンケン、アポリー、ロベルト、カツ、レコア、フォウ、ロザミアは死亡している。

Scramble Commanderシリーズ

スーパーロボット大戦Scramble Commander
ハイザックが初登場。
スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
基本設定はTV版だが、声優や顔グラフィックが劇場版になった。以後の作品でも声優は劇場版準拠となる。今回のガンダム系ストーリーは初参戦である『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』がメインのため、原作再現はほぼフォウ関連に限り、後半ではほぼ『SEED DESTINY』寄りのオリジナル展開である。なお、本作のアムロは珍しく『Ζ』時代の設定が採用される(機体は『逆襲のシャア』のものだが)。クワトロは最後にはシャアに戻るが、そのときにはEDを迎えるため作中では逆襲しない。

VXT三部作

これらに共通している事項として原作終了後であり、エマ、カツ、アポリー、ロベルト、ヘンケン、フォウが戦死している。

スーパーロボット大戦V
原作終了後設定だが、ジェリドやブランが生存している。ストーリー展開はTV基準。パイロットとして使えるのはカミーユとファ。条件を満たすとジェリドとヤザンも仲間になる。また、アストナージは出典作品が本作になっている。
スーパーロボット大戦X
原作終了後設定。カミーユとファ、ヤザンが登場するが、『V』と違って今回ヤザンは仲間にならない(ボーナスシナリオでのみ、味方として操作可能)。
スーパーロボット大戦T
今回も原作終了後だが、会話の流れから劇場版とほぼ同じ結末を辿りつつ『ΖΖ』へと続いた事が伺える。ヤザンはプレイヤーの選択次第で戦死する。

単独作品

スーパーロボット大戦
初参戦作品。
スーパーロボット大戦64リンクバトラー
ティターンズが存在せず、原作での人員は全員がスペシャルズ、およびOZの所属。
スーパーロボット大戦MXMX PORTABLE
『D』と同様、原作終了後でエマ、ヘンケン、アポリー、ロベルト、カツ、レコア、フォウ、ロザミアは死亡している。クワトロ(シャア)は逆襲しないため、味方のまま。ファは非戦闘キャラ。
スーパーロボット大戦GCXO
ティターンズは物語裏で解体され、キャラも一切登場せず。ファやフォウも条件付の加入で、『Ζ』が出典でない機体に乗ってくる。一年戦争メインという作品の特性上、カミーユよりクワトロの活躍のほうが目立っている。
スーパーロボット大戦モバイル
続編の『機動戦士ガンダムΖΖ』が久々の参戦の為か、同じく久々にTV版での参戦となった。
スーパーロボット大戦Card Chronicle
2013年2月1日に追加参戦。
スーパーロボット大戦Operation Extend
ブレックス准将の特命を受けたクワトロとカミーユ、そして情報を察知して現れた刹那・F・セイエイによって30バンチ事件は未然に防がれ、ジャミトフは拘束。『GC(XO)』同様にティターンズは結成前に終わっていた(このあたりの顛末は追加ミッション「30バンチ事件」で確認できる)。
第2章時点で未だジオン公国は健在であるため、シャアはジオンの赤い彗星でありながら、同時に地球連邦軍のクワトロ大尉としても行動している。
スーパーロボット大戦X-Ω
ユニット自体はリリース当初から登場しているが、本編に絡むのは第2章から。カミーユの性格がTV版ベースとなっている。
スーパーロボット大戦DD
ワールド2の構成作品。シナリオは原作終了後だが異なる経緯を辿ったらしく、フォウやジェリド、シロッコが生存している。
スーパーロボット大戦30
原作終了後設定。今回はTV版準拠。
『ZZ』『逆襲のシャア』といった関連作品の再現が無いため、カミーユやファはあまり目立たない。
原作通りの動機でアクシズ落としを決行した後にシャアが自軍入りするための「クワトロ・バジーナ」の名義がメインの参戦に近い。

関連作品

リアルロボッツファイナルアタック
Ζガンダムが参戦。
リアルロボット戦線
SRW未登場のマリンハイザックが敵として出演。
Another Century's Episode
Another Century's Episode: R
Another Century's Episode Portable

各話リスト

話数 サブタイトル 登場メカ 備考 再現スパロボ
第1話 黒いガンダム リック・ディアス
ガンダムMk-II
アーガマ
α
第2話 旅立ち ハイザック
第3話 カプセルの中 ガルバルディβ
サラミス改
アレキサンドリア
第4話 エマの脱走
第5話 父と子と…
第6話 地球圏へ
第7話 サイド1の脱出
第8話 月の裏側
第9話 新しい絆 百式
ネモ
スードリ
第10話 再会 マラサイ
メッサーラ
第11話 大気圏突入
第12話 ジャブローの風 アウドムラ
ガルダ級超大型輸送機
第13話 シャトル発進 アッシマー
第14話 アムロ再び ギャプラン α
第15話 カツの出撃
第16話 白い闇を抜けて
第17話 ホンコン・シティ サイコガンダム α
第18話 とらわれたミライ
第19話 シンデレラ・フォウ
第20話 灼熱の脱出
第21話 ゼータの鼓動 Ζガンダム
ガブスレイ
ドゴス・ギア
第22話 シロッコの眼 メタス
Gディフェンサー
第23話 ムーン・アタック ラーディッシュ
ムサイ改
第24話 反撃 OP全面変更
第25話 コロニーが落ちる日
第26話 ジオンの亡霊 スーパーガンダム
第27話 シャアの帰還
第28話 ジュピトリス潜入 パラス・アテネ
ジュピトリス
ハイパー・メガ・ランチャー
第29話 サイド2の危機
第30話 ジェリド特攻
第31話 ハーフムーン・ラブ ハンブラビ
第32話 謎のモビルスーツ ガザC
第33話 アクシズからの使者 グワダン
第34話 宇宙そらが呼ぶ声
第35話 キリマンジャロの嵐 ディジェ
バーザム
第4次第4次S
第36話 永遠のフォウ バイアラン
第37話 ダカールの日 第4次第4次S)、α
第38話 レコアの気配
第39話 湖畔
第40話 グリプス始動
第41話 目覚め
第42話 さよならロザミィ バウンド・ドック
第43話 ハマーンの嘲笑 キュベレイ
第44話 ゼダンの門 ボリノーク・サマーン
第45話 天から来るもの
第46話 シロッコ立つ ジ・O
第47話 宇宙そらの渦 エンドラ級巡洋艦
第48話 ロザミアの中で サイコガンダムMk-II
第49話 生命いのち散って ハイパー・ビーム・サーベル
第50話 宇宙そらを駆ける ウェイブライダー突撃

商品情報

Blu-ray

  • TV版

  • 劇場版

DVD

  • TV版DVD-BOX

  • TV版単巻

  • 劇場版

書籍

  • 漫画

  • 小説

  • 設定資料など

楽曲関連

資料リンク

リンク