分離
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機体の特殊能力の一種。マップで合体したユニットを合体前の複数機体に戻したり、専用の外装を投棄する。ユニットと武器の性能が変化する他、複数パイロットが乗るユニットの多くで人数も変動する。
外装をパージするタイプの場合、再装着はマップをクリアするか、一部作品で戦艦に搭載するまで行えない。
なお、SRWの常連であるゲッターロボの分離は「オープンゲット」と呼ばれている。
発動条件
分離が可能なユニットは決まっており、同じ機体でもシリーズごとに分離方法や有無は変動する。
- メニューコマンドから選択する
- 最も基本的な分離パターン。行動終了とは見なされない。
- 特定の武器を使用する
- 高威力の武器が多いが、一度に一回しか使えない。武器の性質上弾数1固定で、弾数2倍の強化パーツやフル改造ボーナスでも増やすことはできない。攻撃行動を伴うので、使用後は行動終了となる。
- 撃墜される
- 専用外装扱いの場合は修理費を取られないが、複数機で構成される場合は合体のベース機以外の分か、合体時ユニットの修理費を取られる。修理費を見ることで、どのようなタイプかある程度は判別可能。
合体ユニットを合体前の複数のユニットに戻す
このタイプの分離ユニットは分離時の機体に攻撃させた後、合体することが可能。単機出撃制やツインユニット制の場合、パイロットの誰かに援護攻撃があれば更に手数を増やせる。小隊制の場合は、小隊枠に空きがないと分離できない。分離時の機体が修理装置や補給装置を持っている場合もあり、回復にも役立つ。
- 合体時のベースとなる機体が設定されている場合
- 分離⇒攻撃⇒合体戦法を活用する際は、先にベース機を動かさないよう要注意。
- ベース機が行動前なら、合体後の機体も行動終了とはならない。
- ベース機側が行動後に合体すると、他の行動前ユニットも行動終了となってしまう。
- 同じ機体でも、シリーズによってベース機設定は異なる。
合体ユニットについては、詳しくは合体を参照。
分離前の機体 | 分離後の機体 | 備考 |
---|---|---|
Gアーマー / Gブル / Gスカイ / ガンダム(MA) | ガンダム Gファイター |
撃墜時はガンダムが残り、後者の修理費がかかる。 |
ガンダム+Gファイター | ||
SRX | R-1 R-2パワード R-3パワード |
『α(DC)』のみR-GUNパワードも加わる。 |
ヴァルガード | ヴァルストーク ヴァルホーク |
合体ベース機はヴァルストーク。ヴァルザカードへ合体後は分離不可。 |
海魔 | 飛影 爆竜 |
『UX』では合体相手を変えれば爆竜側は分離できるが飛影は単機には戻れない。 |
ガンダムエアマスターバースト+Gファルコン | ガンダムエアマスターバースト Gファルコン |
『α外伝』『R』のみ。 |
ガンダムダブルエックス+Gファルコン | ガンダムダブルエックス Gファルコン |
『第2次Z再世篇』では分離不可。 |
ガンダムレオパルドデストロイ+Gファルコン | ガンダムレオパルドデストロイ Gファルコン |
『α外伝』『R』のみ。 |
強龍神 | 風龍 炎竜 |
『W』:パイロットが強龍神から、風龍と炎竜に変更。合体条件を満たさないと分離も不可。 |
空魔 | 飛影 鳳雷鷹 |
『UX』では合体相手を変えれば鳳雷鷹側は分離できるが飛影は単機には戻れない。 |
グレンダイザー (WS) | グレンダイザー ダブルスペイザー |
撃墜時はグレンダイザーが残り、各地球製スペイザーの修理費がかかる。 |
グレンダイザー (DS) | グレンダイザー ドリルスペイザー | |
グレンダイザー (MS) | グレンダイザー マリンスペイザー | |
グレンラガン | グレン ラガン |
カミナ生存中のみ。 |
撃龍神 | 風龍 雷龍 |
『W』:パイロットが撃龍神から、風龍と雷龍に変更。 |
幻竜神 | 氷竜 雷龍 |
『W』:パイロットが幻竜神から、氷竜と雷龍に変更。合体条件を満たさないと分離も不可。 |
ゴッドガンダム+風雲再起 | ゴッドガンダム 風雲再起 (モビルホース) |
撃墜時はゴッドガンダムが残り、風雲再起の修理費がかかる。 |
ゴッドライジンオー | ライジンオー バクリュウオー |
撃墜時はライジンオーが残り、バクリュウオーの修理費がかかる。 |
獣魔 | 飛影 黒獅子 |
『UX』では合体相手を変えれば黒獅子側は分離できるが飛影は単機には戻れない。 |
ソルヴリアス・レックス | レヴリアス セルケリウス |
『K』 |
ソルヴリアス・レギーナ | 『K』 | |
ダイオージャ | エースレッダー アオイダー コバルター |
『XO』のみ。分離時専用の合体攻撃あり。 |
ダルタニアス | アトラウス ガンパー(補給装置持ち) ベラリオス |
分離時専用の合体攻撃あり。 |
超竜神 | 氷竜 炎竜 |
パイロットが超竜神から、氷竜と炎竜に変更。 |
テッカマンブレード+ペガス | テッカマンブレード ペガス(補給装置持ち) |
『J』のみ。撃墜時はテッカマンブレードが残り、ペガスの修理費を取られる。 |
天竜神 | 光竜 闇竜 |
パイロットが天竜神から、光竜と闇竜に変更。 |
ハイペリオン | アルテリオン ベガリオン |
アルテリオンのリミッター解除後。 |
ヒュッケバインガンナー(タイプL、タイプR) | ヒュッケバインMk-III・タイプLorR AMガンナー |
『OG2』以後。Mk-IIIトロンベは合体&分離不可。 |
ファイナルダンクーガ | ダンクーガ ブラックウイング(補給装置・修理装置持ち作品も) |
撃墜時はダンクーガが残り、後者の修理費を取られる。 |
フォルテギガス | ガナドゥール ストレーガ |
副主人公が離脱すると分離不可。 |
ブラスターテッカマンブレード+ペガス | ブラスターテッカマンブレード ペガス(補給装置持ち) |
『J』のみ。撃墜時はブラスターテッカマンブレードが残り、ペガスの修理費を取られる |
マスターガンダム+風雲再起 | マスターガンダム 風雲再起 (モビルホース) |
撃墜時はマスターガンダムが残り、風雲再起の修理費がかかる。 |
ライジンオー | 剣王 鳳王 獣王 |
分離時のみ合体攻撃可能 |
龍虎王 / 虎龍王 | 龍王機 虎王機 |
『α』『第2次OG』のみ。 |
以下は『α外伝』までに登場し、以降分離の仕様が無くなったもの。
分離前の機体 | 分離後の機体 | 備考 |
---|---|---|
ウォーカー・ギャリア | ギャリィホバー ギャリィウィル |
|
ウォーカー・ギャリア(フル装備) | ギャリィホバー(フル装備) ギャリィウィル(フル装備) |
|
ゲッターロボ | イーグル号 ジャガー号 ベアー号 |
『α』のみ。それぞれメインになる形態がある。 分離時に行動していた機体がメインになる変形をすると行動終了。 |
ゲッターロボG | ドラゴン号 ライガー号 ポセイドン号 |
『α』『『α外伝』のみ。それぞれメインになる形態がある。 分離時に行動していた機体がメインになる変形をすると行動終了。 |
コン・バトラーV | バトルジェット バトルクラッシャー バトルタンク バトルマリン(修理装置持ち) バトルクラフト |
『第3次』では特定のマップで強制的に分離する(任意での分離は不可)。 『第4次(S)』では任意出撃枠に分離後のユニット数だけ空きがある時のみ分離可能[1]。 |
ザブングル | ブングルスキッパー ブングルローバー |
|
ザブングル(フル装備) | ブングルスキッパー(フル装備) ブングルローバー(フル装備) |
|
ザンボット3 | ザンボエースorザンバード ザンブル ザンベース |
『第4次(S)』では任意出撃枠に分離後のユニット数だけ空きがある時のみ分離可能。 |
真ゲッターロボ | 真・イーグル号 真・ジャガー号 真・ベアー号 |
『α』『α外伝』のみ。それぞれメインになる形態がある。 分離時に行動していた機体がメインになる変形をすると行動終了。 |
スーパーガンダム | ガンダムMk-II Gディフェンサー |
|
ダンクーガ | イーグルファイター ランドクーガー ランドライガー ビッグモス |
『第4次(S)』では任意出撃枠に分離後のユニット数だけ空きがある時のみ分離可能。 |
ボルテスV | ボルト・クルーザー ボルト・ボンバー ボルト・パンザー ボルト・フリゲート(修理装置持ち) ボルト・ランダー |
機体の外装を取り外す
外装をパージするタイプは、分離時にENが全回復することが多い。
このタイプの機体の多くは分離前に破壊された場合、分離後の機体が残る。外装のみの撃墜なら修理費は取られない。『W』の各テッカマン専用ブルーアースやペガスは専属パイロットがいるが、『J』と違い外装扱いなので修理費は0。ただし、分離中は各ブルーアースやペガスに経験値が入らなくなる。
基本的に一度分離すると戦艦に搭載するかマップクリアまで再装着できないが、一部例外も存在する。
- ストライクガンダム(ストライクルージュ):ストライカーパックを装備したスカイグラスパーの隣接時、パックを受け取ることができる。
- エクサランス(OGs以後):自軍戦艦から一定距離以内にいれば、フレームを換装できる。
特定の攻撃時、強制的に分離する機体
シリーズ全体を通してもかなり種類が少ない。殆どがVガンダム系からの派生になっている。
分離前の機体 | 分離対象の攻撃 | 分離後の機体 | 備考 |
---|---|---|---|
Vガンダム | ボトム・アタック | トップファイター(V) | |
トップ・ボトム・アタック | コアファイター(V) | ||
Vガンダムヘキサ | ボトム・アタック | トップファイター(VH) | |
トップ・ボトム・アタック | コアファイター(VH) | ||
Vダッシュガンダム | ボトム・アタック | トップファイター(VD) | |
トップ・ボトム・アタック | コアファイター(VD) | ||
Vダッシュガンダムヘキサ | ボトム・アタック | トップファイター(VDH) | |
トップ・ボトム・アタック | コアファイター(VDH) | ||
トップファイター(V) | トップ・アタック | コアファイター(V) | |
トップファイター(VH) | コアファイター(VH) | ||
トップファイター(VD) | コアファイター(VD) | ||
トップファイター(VDH) | コアファイター(VDH) | ||
キャバリアー0型 | キャバリアー突撃戦法 | ドラグナー1型 | 『XO』のみ。 |
グレートマジンガー・GB | グレートブースター | グレートマジンガー | 『D』のみ。 |
高機動型ブラックサレナ | 高機動ユニットパージ | ブラックサレナ | 『W』のみ。 |
ブラックサレナ | アーマーパージ | エステバリスカスタム・アキト機 | 『W』のみ。分離時ガイ機と合体攻撃が可能。 |
敵専用の外装
基本的に撃墜すると分離する。『J』や『W』では、外装撃墜時の経験値が非常に高い場合がある。
撃墜前の機体 | 撃墜後の機体 | 備考 |
---|---|---|
悪のビューナス | 悪のビューナス(メデューサ) | |
異星人テッカマン+飛行ユニット | 異星人テッカマン | |
エイド | エイドII | 後期型のみ。 |
ガビタン | ガビタン(飛行形態) | 『第4次』のみ。 |
ギルギルガン | メカギルギルガン | |
スタークガンドーラ | スタークドーラ | 『XO』のみ。 |
バンドック | バンドック頭部 | |
ブラッディI | ブラッディII | |
メビウス(核ミサイル装備) | 核ミサイル |
演出のみの分離
- 合体百鬼ロボット
- 百鬼アタックの演出時。
- ガリアン重装改
- 飛装改・自走改同時攻撃の演出時。
- グランティード・ドラコデウス
- インフィニティ・キャリバーの演出時。
- ゲッターロボ各機
- ゲッターチェンジアタックやオープンゲットの演出時。
- コスモクラッシャー
- トリプルレーザーの演出時。
- ゴッドシグマ
- トリニティウイングの止め演出時。
- ゴッドマーズ(『D』)
- 六神アタックの演出時。
- ゴライオン
- フォーライオンアタックの演出時。
- セラヴィーガンダム
- セラフィム分離攻撃の演出時。
- ガンダムAGE-1グランサ
- プラズマダイバーミサイルの演出時。
- ダンクーガ、ファイナルダンクーガ(『J』)
- アグレッシブビーストの演出時。
- ダンクーガノヴァ・マックスゴッド
- アブソリュートノヴァビーストの演出時。
- バルディオス
- バルディロイザーの演出時。
- ビッグボルフォッグ
- 超分身殺法の演出時。
- ビルトビルガー
- ビクティム・ビークやツイン・バード・ストライクでアーマージャケットのパージを行うが、攻撃後は元に戻る。
- ブラックサレナ(『W』)
- ディストーションアタックの止め演出でも外部装甲を脱ぎ捨てるが、この時はユニット変化は無い。
- ベルゼルート・ブリガンディ
- オルゴン・バスター・キャノンの演出時。
- ボルテスV(『L』)
- ボルトマシン・スピンの演出時。
- リ・ガズィ(『Z』)
- BWSはMS形態へ分離後再装着は不可能のはずだが、本作では攻撃時にやたらとパージし、何事もなく元に戻る。
- ラファエルガンダム
- セラヴィーガンダムⅡの演出時。
余談
- 特に、「機体の外装をパージする」形式の分離を指して「キャストオフ」と呼称する場合がある。この俗語は、特撮番組『仮面ライダーカブト』において「外装を弾き飛ばして高速形態を得る」事を目的とした行為を指す劇中用語「キャストオフ」に由来するものである。
- ついでに、そこから転じてキャラクターフィギュア(特に、女性)の衣服を外す行為を指して「キャストオフ」と称する俗語が広まっている。一方、メーカー側もこの俗語の存在を認知しているのか、キャラクターフィギュアにキャストオフできる仕掛けを施している場合が少なくない。
- 外装のみパージにマジンガーZやグレートマジンガー、マジンカイザーがいた作品もあるが、逆に言うとこれらの作品だとマジンガーのパイルダー以外の本体はボスボロットの修理費以下の扱いという事になってしまう…(他にもこれとかこれとか)
脚注
- ↑ コン・バトラーVの場合、任意出撃をあらかじめ4機少なくしておくor味方ユニットが4機撃墜されると分離可能。