「フォウ・ムラサメ」の版間の差分
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2022年6月22日 (水) 19:26時点における版
フォウ・ムラサメ | |
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外国語表記 | Four Murasame[1] |
登場作品 | |
声優 |
島津冴子(TV版) ゆかな(劇場版) |
デザイン | 安彦良和 |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人(日系) |
性別 | 女 |
生年月日 | 宇宙世紀0071年6月29日 |
年齢 | 16歳 |
没年月日 |
宇宙世紀0087年11月3日(TV版) 宇宙世紀0087年6月(劇場版) |
所属 | 地球連邦軍(ティターンズ) |
軍階級 | 少尉 |
フォウ・ムラサメは『機動戦士Ζガンダム』の登場人物。
概要
ニュータイプ研究機関「ムラサメニュータイプ研究所」で作られた4番目の強化人間。
髪の色に合わせた寒色系のルージュが印象的な女性。
ムラサメ研に入れられた以前の記憶を失っており、その記憶を取り戻す為、サイコガンダムに乗って戦う。
ホンコン・シティでカミーユ・ビダンと出会い、惹かれ合う。キリマンジャロでカミーユと再会した際は再強化を施されていたが、カミーユを思い出して正気を取り戻す。だが、その喜びも束の間、その直後にジェリド・メサのバイアランの攻撃からカミーユを庇って死亡した。彼女との死別をきっかけにカミーユは精神に異常をきたしていく事となる。そのフォウの死を見たアムロ・レイとクワトロ・バジーナ(シャア・アズナブル)は、7年前の一年戦争で死亡したララァ・スンの悲劇を連想した。 劇場版ではカミーユをホンコンから宇宙に送り返したところでベン・ウッダーに銃で撃たれて死亡となった。
最終回でのシロッコとの最終決戦においては、ロザミア、サラ、ライラ、レコア、エマ、カツ・コバヤシと共にカミーユに力を貸した。
『ΖΖ』の最終回でハマーンとの戦いでピンチとなったジュドーにララァ、エルピー・プル、カツ、サラと共にジュドーに力を貸した。
カミーユとの関係、悲劇の最期という点がララァとかなり似通っている。小説版ではジェリドに刺される直前に脳死を起こしており、それが実際の死因だということになっている。普段からゆったりとした服装を好んでいるためか分かり辛いが、かなりのナイスバディである。
なお、彼女自身の素性や「失われた記憶」については、遠藤明範氏による小説作品『機動戦士Ζガンダム フォウ・ストーリー そして、戦士に…』において詳しく語られている。本人が失った過去の記憶によると、かつては素行に問題のある不良少女だったらしく、本当の名前はキョウという名前だったらしい。また、当時は肩の辺りまで髪が伸びていたのだが、錆びた鋏で切って現在の髪形になった。
登場作品と役柄
シリーズにおける「説得」を象徴するキャラクターといえる。救われた後は以前のように過去に拘らず、未来のために今を生きるという前向きな姿勢になっているが、カミーユとの関係は原作では出会う事の無かったファの存在もあり複雑になっている。
カミーユの精神崩壊を阻止するキーになっていることもあるが、作品によって生存(加入)させていれば阻止できる場合と、死亡していれば阻止できる場合とで扱いが分かれる。また、『Ζ』が原作終了後の場合でもカミーユからその存在が語られることは多いものの、プルやプルツーのように「何の説明(シリーズ前作による説得)もなく生存している」というパターンはそれほど無い。
能力値は戦闘向きの数値になっていることが多く、愛や奇跡などを習得することも多い。また、原作でサイコガンダム以外に乗っていないことからか、本来自軍入りしにくいファンサービス的な変な機体、珍しい機体と共に加入する傾向が強い。
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦
- 初登場作品。DCから脱走して来たところをカミーユらと出会う。サイコガンダムのパイロット。
- 後に洗脳されて再登場。カミーユの説得で加入するが、途中で必ず離脱する。
- 第2次スーパーロボット大戦G
- オリジナル版の脱走イベントがカットされ、初対面の時点で洗脳済になった。仲間にしない場合は出番は1シナリオのみで、会話等もなくただの中ボス扱い。
- 今回は加入させれば最後まで自軍に残るようになったが、残念ながらサイコガンダムは破棄されてしまう。さらにルートの都合上ミチル救出が不可能であり、一部の機体やパイロットを諦めなければならない[2]ためにスルーされることが多く、やや不遇といえる。
- 第3次スーパーロボット大戦
- 序盤にディジェSE-Rに乗ってNPCとして登場し、その後DCの手で洗脳されて敵として登場する。カミーユの説得で加入し、精神崩壊イベントも回避可能となる。今回は進め方によってはサイコガンダムだけではなく、サイコガンダムMk-IIも搭乗する。
- PS版ではひらめきを覚える数少ないNTなので、カミーユやジュドーよりも終盤戦での有用性が高い。是が非でも仲間にしておきたいところ。
- スーパーロボット大戦EX
- ヴォルクルスの生贄にされかけていたところをカミーユとアムロに救出され、そのままリューネ一行に合流する。今回の搭乗機は何故かザクIII改(シュウの章で出会う時はザクIII)。何か拘りでもあるのだろうか。
- PS版では『第4次』と同じく陸Bに落とされており、さらに何故か射撃も妙に低くされているため戦闘要員としては結構厳しいところ。また、搭乗機がザクIII改に統一された。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- ブリュッセルで暮らしていたらしいが、今度はティターンズに洗脳されてしまう。カミーユで説得すれば加入するが、そうしなければ戦死する。生存させるにはロザミアやEx-Sガンダムなどを諦めなければならないのが痛い。
- 2回行動もすぐ可能になるが、カミーユらとともに加わる分岐ルートのチームでは強力なMSが不足しがちなことや、陸Bという点が少々難点。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 今回から声が入った。
- ブリュッセルで暮らしているところを保護できれば加入する可能性が出てくる。条件を満たせば拾い物のガブスレイと共に加入するが、保護の失敗も含め加入しなかった場合は死亡する。また、ユング加入条件を満たしている場合、カミーユとデート中?に彼女と出会うイベントがある。
- 今回は『第3次』とは逆で、死亡させれば精神崩壊イベントが回避可能となる(カミーユ以外でトドメを刺せばそもそも関係ないが)。ちなみに洗脳状態の敵パイロットは別枠なので、キャラクター事典のためには敵としても登場させないといけない。
- 性能的には、技量を高めた代わりに精神コマンドのラインナップをダウングレードしたプル姉妹といったところ。みがわり・愛は殆ど使い道がない上、UC系で唯一奇跡を習得するも、習得Lvが71なので修理・補給装置を使わない限りは習得不可能。そのため、実用性のある精神コマンドが実質的に集中・ひらめき・魂の3つしかなく、他のニュータイプ勢と比較すると攻撃・補助共に中途半端な印象である。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 原作通りホンコン・シティでカミーユと運命の出会いを果たし、その後サイコガンダムに乗って敵として登場する。今回も条件を満たせば加入し、『第3次』と同じく精神崩壊イベントも回避可能となる。実はカミーユの説得は最後まで不要というのは意外なところ。また、今回は残念ながら何の機体も持ってこない。
- カミーユと信頼補正が無いのは残念だが、最終盤で普通に奇跡が習得可能で能力面も悪くないため十分主力として使っていける。
- 洗脳時は戦闘BGMが「水の星へ愛をこめて」になる。また、「αシリーズ」で洗脳されるのは本作のみとなる。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- 能力が上昇したMS乗りが多数いるなか、フォウはPS版そのままというのが悲しい。さらに奇跡が激励に変更されてしまったため弱体化した感じは否めず、せっかく仲間にしても出撃枠に入れぬまま終えることも…。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 戦闘台詞が大幅に新規収録された。
- 元ロンド・ベル隊のメンバーにも極秘でルーと共にプリベンターに参加していたという経緯からかコンビでスーパーガンダムに乗っており、主にメインパイロットを務める。パトゥーリアに取り込まれたカリス、サイコガンダム(ブラック・ドール)、サイコガンダムMk-IIに対して戦闘台詞がある。
- 援護持ちニュータイプ・強化人間の中では能力も十分あり、祝福も覚えるためサポート要員としては結構優秀。なお、カミーユとの信頼補正は残念ながら今回も無く、彼の心の中にいるのはファだということを悟り身を引いていく様子が描かれている。
- EDではファのためにカミーユの元を離れ、ルーと共にプリベンター本部のある火星へと旅立っていった。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- ルーと共に火星に来ていた。また、エリカに嫉妬した和泉ナナの相談役を買って出るが、これがかえってピンチを招くことに…。
- 今回から搭乗機がリ・ガズィになり、カットインが追加。ちなみに私服。援護が防御になってしまったのは少々残念なところではあるが、能力・精神共に優秀で隊長・隊員のどちらでも活躍の場がある。ただし、育成で援護攻撃を習得させなければ小隊長能力が死んでいるという点は少々マイナス。
- EDではカミーユらと共にロンド・ベルに残り、ラサに向うコウ達アルビオンクルーを見送っていた。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- カミーユらと共に序盤から登場。『第2次α』から大きな変化は無いが、セレーナルートでは一時的に敵として登場する。また、ブーステッドマン3人組に自らの過去の境遇から同情を寄せる場面も。
- エピローグではファやカツと共にフォン・ブラウンの学校に入学したことが語られた。二人と違いまだ具体的な将来の進路は決めていないが、新鮮なキャンパスライフを十分に満喫し人生を謳歌している様子である。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 今回は『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のファントムペイン所属で、同じく強化人間であるロザミアや似たような境遇であるステラ達と仲が良かった。セツコ編限定だが何度も自軍と交戦し、条件を満たすと参入する。貴重な覚醒持ちなので、使うなら仲間になった際持ってくるギャプランか、リ・ガズィに乗せてあげよう。なお、ランド編では名前をカミーユから呼ばれるだけで影も形もない。サイコガンダム、デストロイガンダムとの特殊戦闘台詞がある。初めて、最終ボスとの特殊戦闘台詞が入った。また、これまでのスパロボシリーズにおいてカミーユに対する二人称が「あなた」だったのが、今作では「君」に変更されている。
- スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク
- 『Z』本編では死亡する展開もあったが、シークレットエピローグで登場し、この時点で生存が正史となった。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 名前だけ登場。生存しているはずなのだが、Ζガンダムのウェイブライダー突撃で彼女と思しき霊が召喚されている(顔はわからないようになっているが、フォウの服らしきシルエットが見られる)ため、生き霊が召喚されていると言われる事も。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 『Z』以来の参戦で、カットインがパイロットスーツとなった。48話Aでグラハム、コーラサワー、アンドレイと共にリ・ガズィに乗って登場するが、条件を満たすとバイアラン・カスタムに乗り込む。しかし、TV版のフォウがバイアランに殺された事を考えると皮肉と言えなくもない。バイアラン・カスタムに乗せても十分活躍できるが入手しているならクシャトリヤに乗せてやってもいい。また闘志を習得するのでマキシマムブレイク使用時もそれなりの火力を出すことができる。
- エースボーナスを獲得するとスキルの「強化人間」が「ニュータイプ」に変わり、レベルも+1される。このためスキルレベルの最大値はアムロ・カミーユと同じ9になり、より活躍が見込める。本気でそれを生かすなら上述の通りクシャトリヤを入手しておきたい。惜しむらくは参戦の遅さか。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 『時獄篇』と違い、第1話からバイアラン・カスタムと共に最後まで使用可能。時獄篇や今作では、過去作と比べても茶目っ気のある言動が目立ち、ファに対してもαシリーズの時のような申し訳なさは無く、良き友人となっている。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- シナリオ「戦場の愛」で説得すると仲間になる。キュベレイMk-II、ヤクト・ドーガ、α・アジールなどのニュータイプ専用機に乗せよう。必修精神コマンドは熱血と集中。
- スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor
- モノクロ版と同じくカミーユで説得すると仲間に。序盤の合流にも関わらず、最初から援護技能をLv3まで習得済み。必修精神コマンドは集中、信頼。1/3の確率でダメージアップ系の精神コマンドを覚えなくなるため、その場合はサポート系と割り切って運用するといい。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 原作終了で既に故人なので、名前だけ出てくる。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A(A PORTABLE)
- グリプス戦役後の話だがロザミィと共に生存しており、ウォンの元で思考コントロールシステムの実験台、及びデビルガンダムコアとしてのテスト対象として再洗脳を施されてサイコガンダムに乗って登場する。
- ロザミィとの二択で味方に。どちらも補助系精神コマンドが豊富なので、決め手は愛か。デンドロビウムに乗せて自爆する凶悪コンボが有名。
- スーパーロボット大戦R
- 舞台は『ΖΖ』の時代なのに何の説明もなしに生存している。インド地区とミャンマー地区の境界であるチンドウィン川の近くにあるネオ・ジオン出資のニュータイプ研究所にエルピー・プルやプルツーと共に捕らえられていた。中盤から使用可能。ジェガンかガンダムMk-IIIに乗って来る。再動・愛を覚える。使うなら信頼補正がかかるカミーユとセットがよい。今回も自爆を覚えるが試作3号機は未登場になってしまったため、活用するならスーパーガンダムやリ・ガズィか。
- また、フロスト兄弟の手引きがあったとはいえ、ニュータイプ研究所の所長のカロン・ラットの目を盗んでガンダムダブルエックスのGコンを盗み出し、ガロード・ランやシャッフル同盟と共に、捕らえられたアムロ、カミーユ、クワトロ、ファ、ジャミル、ティファを救出するイベントがある。
- スーパーロボット大戦D
- 原作終了で故人だが、カミーユでウェイブライダー突撃か、Hi-νガンダムのフィン・ファンネルを使わせると幻影が現れる。また、ストーリー上でもカミーユが度々名前を口にする。
Scramble Commanderシリーズ
- スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
- 本作から声優がゆかな氏に変更。同氏はスパロボ初参加となった。
- サイコガンダムに乗り込んでくる。条件を満たすと仲間になる。ちなみに、今作での搭乗機はアムロのお下がりのリック・ディアス。
VXT三部作
- スーパーロボット大戦V、スーパーロボット大戦X、スーパーロボット大戦T
- いずれの作品もグリプス戦役が終了済の設定であるため、故人で名前のみの登場。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- アレンビーと共にホンコンのウォン麾下の実験部隊として登場。リアル系ルートのみ累計4回の説得で仲間になる。独立軍ルートでは4回目の説得の時カミーユのLVがジェリドより低いと原作再現で死亡してしまう(同Lvの場合は成功する)。ちなみに『海と大地の狭間より』で累計三回目の説得をする際に、スードリが生き残っていると原作通り、スードリに特攻を仕掛けるが、スードリを撃破した後に説得すると、増援として現れたスペシャルズのMSの大群に一機で立ち向かうというイベントが見られる。
- カミーユとお互いに信頼補正が存在し、なおかつ2回行動Lvも早いため、彼を主力で使う場合は是非とも仲間にしたい。
- スーパーロボット大戦GC
- 中盤のサブシナリオで加入(隠し要素/GC参照)。今回はαシリーズ同様リ・ガズィに乗ってくる。また、珍しく敵としての登場が無く、最初から味方としての登場である。ただ、その出自にはやはり影があり、「台頭前に潰されたティターンズによる、強化人間プランの忘れ形見」といった体である。しかしながら、ホワイトベース隊に配属されたのは厄介者扱いからではなく、境遇や年齢の似た者たちが集まっているこの部隊に居るほうが、フォウにとって最適だとイゴール長官が判断したためである。能力面では携帯機シリーズ同様自爆戦法が可能。本作のバーニィは自爆を覚えないため、MSパイロットでは唯一の自爆持ちでもある。本作ではアプサラスなど高HPのモビルアーマーを複数捕獲できるのもメリット。
- スーパーロボット大戦XO
- 概ね『GC』と同じだが、なんとリ・ガズィにカミーユ搭乗のMk-IIとの合体攻撃が追加。
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- クレディオの戦士デクスンティーゴの攻撃からカミーユをかばって死亡したかと思われたが、奇跡的に生存。しかし精神操作されて原作通りカミーユと敵対することとなる。
- その後「永遠のフォウ」においてカミーユの手でシステムを停止され正気に戻るも、身体の衰弱が大きく深い眠りについてしまう。しかし自身の負担を顧みずサイコガンダムを駆ってカイルスを危機から救うことに成功し、正式に自軍入りを果たすこととなる。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 劇場版設定。サイコ・ガンダムのパイロット。
- スーパーロボット大戦DD
- 劇場版グラフィック。ワールド2より参戦。原作終了後の時系列だが生存しており、カミーユと共にロンド・ベル隊に加わっている。乗機はなんとサイコ・ガンダム1号機だが、アムロの手によってサイコミュを調整されている。
- 期間限定イベント『Zの鼓動』では敵として登場する。
関連作品
- リアルロボット戦線
- ポセイダル・シロッコルートで敵として登場。ポセイダルルートとシャアルートでは仲間になるが、後者ではすぐにジェリドに殺害される。
- Another Century's Episode
- Another Century's Episode Portable
パイロットステータス
能力値
ステータスは格闘が低いだけで他はエース級のステータスを持っていることが多い。ただ、所持技能がニュータイプでなく強化人間なので、技能の性能に差がある場合は一歩劣る形となる。
精神コマンド
奇跡か愛のどちらか、または両方を所持する場合が多い。そのため、しっかり育てればアムロやカミーユに劣らないアタッカーになることが出来る。
- 第2次
- 根性、直感、必殺、ひらめき、愛
- 第2次(PS版)、第3次(PS版)
- 加速、ひらめき、必中、根性、愛、熱血
- 第2次G
- ひらめき、集中、愛、信頼、熱血、覚醒
- EX
- 加速、愛、ひらめき、必中、熱血、覚醒
- 第4次(S)
- 集中、ひらめき、熱血、信頼、覚醒、愛
- F完結編、64
- みがわり、ひらめき、集中、愛、魂、奇跡
- リンクバトラー
- ひらめき、集中、みがわり、愛、魂、奇跡
- α
- α外伝
- 集中、ひらめき、信頼、熱血、祝福、愛
- 第2次α、第3次α
- 集中、ひらめき、鉄壁、熱血、感応、愛
- GC(XO)、R
- 集中、ひらめき、自爆、熱血、再動、愛
- A
- 集中、ひらめき、自爆、熱血、再動、奇跡
- A PORTABLE
- 集中、ひらめき、自爆、熱血、感応、再動
- Z
- 集中、ひらめき、感応、応援、覚醒
- 第3次Z
- 加速、閃き、感応、闘志、覚醒
- X-Ω
- 集中、感応、覚醒
特殊技能(特殊スキル)
- 第2次(PS版)・第3次(PS版)
- 強化人間L5、シールド防御L5、切り払いL5
- EX(PS版)
- 強化人間L8、シールド防御L8、切り払いL8
- 第4次(S)
- シールド防御L6、切り払いL5、強化人間
- F完結編、64
- 強化人間L8、シールド防御L7、切り払いL5
- α(DC版)
- 強化人間L8、シールド防御L4、切り払いL8
- α外伝
- 強化人間L8、援護L2、切り払いL4
- 第2次α、第3次α
- 強化人間L8、切り払いL5、援護防御L2
- GC(XO)
- 強化人間L8、援護L3、シールド防御
- A(A PORTABLE)
- 強化人間L8、切り払いL5
- R
- 強化人間L8、防御L4、援護攻撃L2、援護防御L3
- Z
- 強化人間L8、ブロッキング、援護防御L2
- 第3次Z
- 強化人間L8(→ニュータイプL9)、援護攻撃L2、カウンターL4、気力+ (回避)
小隊長能力(隊長効果)
- 援護時のクリティカル率+20%
- 『第2次α』、『第3次α』での能力。
- どちらの作品でもフォウがデフォルトで援護攻撃を習得していないため、小隊長能力を活かすには援護攻撃を養成してやらねばならない。またこの能力は連携攻撃の廉価版とも言える能力であるため、小隊長能力としては見劣りする。
- 回避率+10%
- 『Z』での効果。
エースボーナス
- 「再動」の消費SPが50になる
- 『A PORTABLE』で採用。
- スキル「強化人間」が「ニュータイプ」になり、レベル+1
- 『時獄篇』で採用。まさかのニュータイプ覚醒である。レベル次第ではアムロやカミーユを越える時がある。
パイロットBGM
- 「モビルスーツ戦~敵機襲来~」
- 『第4次』、『F完結編』で採用
- 「艦隊戦」
- 『第2次α』などで採用。
人間関係
機動戦士Ζガンダム
ティターンズ・連邦軍
- ブラン・ブルターク
- 原作では彼の死後の登場となったが、スパロボでは『Z』で上官となった。フォウのような強化人間を作りだす事に嫌悪感を禁じ得ない人物。
- ベン・ウッダー
- 上官。TV版と劇場版共通でシャトル用ブースターをカミーユを宇宙に上げるために使おうとして彼によって撃たれる。劇場版では撃たれて死亡した事が明確になっている。
- ナミカー・コーネル(スパロボ未登場)
- ムラサメ研究所から同行して来たフォウのインストラクター。失ったフォウの記憶をエサに戦いを強いるが、本当は返すつもりは毛頭なかった。
- ジェリド・メサ
- TV版では彼によって殺される。この事がカミーユの心に深い傷を残した。
- ロザミア・バダム
- 直接の関係はなかったが、フォウとよく比較される強化人間の女性。代表的な搭乗機体も同じくサイコガンダムシリーズである。スパロボでは加入イベントが彼女との択一であることが多い。
- ゲーツ・キャパ
- 原作では特に面識はなかったが、『F完結編』では、月でカミーユとデート中に彼と遭遇し、ただならぬものを感じて怯えた。
エゥーゴ・カラバ
- カミーユ・ビダン
- 立場としては敵同士だが互いに惹かれ合う。しかしフォウの死によって悲恋に終わる。
- クワトロ・バジーナ
- キリマンジャロで出会った際、強化人間である上にサイコガンダムのパイロットという事から彼に射殺されそうになる。また、その後も操られた状態で彼の百式と交戦。カミーユとフォウとの関係に自分とララァと似たものを感じ自分とアムロが経験した過ちをカミーユに味わって欲しくないという思いから何とか彼とフォウを引き離そうと努力する。しかし、そんな彼を嘲笑うかのようにシャアとアムロの眼前でフォウは第2のララァとなってしまった。スパロボシリーズでは上司。
- アムロ・レイ
- 最初に会った時ホンコンで交戦したガンダムMk-IIのパイロットだと思っていた。以後も、キリマンジャロ基地での交戦などカミーユと共に戦う彼と幾度となく刃を交える。カミーユとフォウとの関係に、自分とララァと似たものを感じていたのか悲劇をなんとか回避させようと奮闘するが、その思いも空しく自分とシャアの眼前で7年前の悲劇が繰り返されてしまった。
- スパロボでは、上司となる事が多い。
- ブライト・ノア
- 原作では一度も会っていないが、スパロボでは上司。なお、TV版でフォウの声を当てた島津氏がブライト役の鈴置氏にゾッコンメロメロだったのは有名な話。
- ファ・ユイリィ
- 原作では一度も会ってはいないが、スパロボシリーズでは大抵三角関係に陥る。
- ハヤト・コバヤシ
- 彼の指揮するアウドムラと幾度となく交戦。
- 『第2次α』以降のαシリーズではプリベンターの上司。
アクシズ
その他
- ジュドー・アーシタ
- 原作では面識はないが、『ΖΖ』の最終回のハマーンとの最終決戦において彼に力を貸した。スパロボでは、生存している事が多いのでカミーユ同様、自分と同じ強化人間であるプルやプルツーを助け出した弟のような存在として、頼もしく思っている。
- ララァ・スン
- 原作の時点で、既に故人であるため関わりはないが、アムロとシャアはフォウに彼女と似たようなものを感じていた。『GC』(『XO』)ではフォウが自軍に配属された際、彼女の持つ力の危険性を危惧するクワトロに対し、「彼女に戦いを強制する力は、今はほとんど感じられません」と意見し、フォウが精神制御などから脱していることを伝えるなど、間接的にフォウを助けている。
- ジル・ラトキエ(スパロボ未登場)
- 小説作品『機動戦士Ζガンダム フォウ・ストーリー そして、戦士に…』の登場人物で、フォウに大きく関わる。『機動戦士ガンダム』に登場したミハル・ラトキエの弟。
他作品との人間関係
ガンダムシリーズ
宇宙世紀ガンダムシリーズ
- ドズル・ザビ
- 『第2次』では上司でDCから逃亡したフォウの追っ手。『第3次』では洗脳されたフォウを出撃させる。
- ルー・ルカ
- αシリーズではコンビを組む事が多い。
- ウッソ・エヴィン
- スパロボでは、仲間でありニュータイプとして頼りにしている弟のような存在。
- カテジナ・ルース
- 『α外伝』では、ギンガナムのターンX攻撃から、ウッソを庇って死んでいった(皮肉にも、原作において自分やプルと同じような死に方)彼女を痛ましく思っていた。
- マリーダ・クルス
- 『第3次Z』『DD』では、同じ強化人間として何かと気を遣っている。
アナザーガンダムシリーズ
- ウォン・ユンファ
- 『A』では彼に操られてしまう。
- ガロード・ラン
- 『R』では、カロン所長の目を盗んで、奪ったGコンをガンダムダブルエックスに乗った彼に渡した。
- ティファ・アディール
- 『α外伝』では、ガロードと共にフロスト兄弟に追われていた彼女が発したSOSの意思をカミーユやルーと共に感じ取っていた。
- キッド・サルサミル
- 『α外伝』では、GXごと家出したガロードに対して愚痴っていた彼に、彼はすぐに帰ってくると諭した。また、この事からティファみたいな事を言うので、彼からニュータイプなんじゃないかと疑われていた。(事実、似たようなものなのだが)
- カリス・ノーティラス
- 『α外伝』では、彼に自分と同じ境遇に同情していた。違うのは、フォウは記憶をエサに仕方なく強化人間にされたのに対して、彼は力を求めて自ら人工ニュータイプになったと言う事である。
- フロスト兄弟(シャギア・フロスト、オルバ・フロスト)
- 『R』ではNT研に捕らえられていた際、彼らにわざと逃がされた。しかし、ニュータイプの力を持っているという事から彼らから憎悪され、始末されそうになる。
- カロン・ラット
- 『R』では、彼女が所長を務めるニュータイプ研究所にプルやプルツーと共に囚われていた。しかし、フロスト兄弟の策謀による手引きで脱出し、彼女が保管していたDXのGコンを盗み出す。
- ルチル・リリアント
- 『α外伝』では、Lシステムが発動した際、システムの中枢に取り込まれた彼女の苦痛の意思を感じ取って理解した。
ガンダムSEEDシリーズ
- フレイ・アルスター
- 第3次αでは、キラがMIAになった後、(日頃の行いの悪さから見れば、完全にフレイの自業自得だが)サイから拒絶されショックを受けてた彼女が、医務室でミリアリアと刃傷沙汰を起こしていた捕虜のディアッカを拳銃で射殺しようとした時に、嘗て記憶欲しさにサイコガンダムに乗って暴走していた頃の自分の姿を重ね、止めるように忠告するが聞き入れて貰えなかった。
- ミリアリア・ハウ
- 『第3次α』では何かと彼女を気遣っていた。
- ディアッカ・エルスマン
- 『第3次α』ではルーやエルと共に彼とミリアリアの仲を応援していた。
- シン・アスカ
- カミーユと共に香港で彼に出会っており、後にZEUTHに加わった際には、彼にステラの言葉を伝える。同時に、その時精神的に辛いものがあったシンの事を心配していた。
- 『第3次Z時獄篇』DLC「フィーリング・カップル」では、彼とルナマリアの仲をからかっていた。
- ステラ・ルーシェ
- 『SC2』と『Z』にて共演。似たような境遇を持つためか、『Z』では親友同士。
- スティング・オークレー、アウル・ニーダ
- 『SC2』や『Z』ではステラと同じく同僚。『Z』ではカミーユとのデートのお膳立てまでしてくれる。後に調整に次ぐ調整のせいで精神崩壊したスティングの変わり果てた姿を心から悲しむ。
スーパー系
- 竜崎一矢
- 『第2次α』ではルーと共に、彼の許へダイモスの操縦ユニットであるトライパー75Sを送り届ける任務に就いていた。
- 和泉ナナ
- 『第2次α』において共演。一矢に昔から好意を寄せながらも、エリカが一矢と愛し合う事になった故にエリカに憎しみを抱いてしまった彼女を自らの境遇もあって窘める。
- 巴武蔵
- 『第2次α』で、恐竜帝国との最終決戦において、彼が帝王ゴールをはじめとする恐竜帝国の軍勢をブラックゲッターの腹からゲッター炉を抉り出し、ゲッターエネルギーを暴走させて道連れにし、壮絶な最期を遂げた時には、涙を堪えきれず悲しみに暮れていた。
- 破嵐万丈
- 『Z』では命の恩人。
- バンダ・ロッタ
- 『第3次α』では、弱気になっていた彼女をファと共に激励した。
- パイパー・ルウ
- 『第3次α』では、赤ん坊である彼の無垢な笑顔を見て奮起する。
- ロス・イゴール
- 『GC』(『XO』)では、カミーユではなくレビル将軍の後を継いで連邦のトップになった彼に、本格的に活動する前のティターンズから救出される。また、その境遇や年齢を考慮して、彼女をホワイトベース隊に所属させるよう計らってもいる。
- ユング・フロイト
- 『F完結編』ではカミーユとのデート中に彼女と遭遇。スタイル抜群な彼女と自分を比べて、しょぼくれてしまう。だが、フォウも自覚していないだけで十分グラマーなプロポーションをしている。
- 天空侍斗牙
- 『Z』では、香港で交戦した際、戦意を喪失して撤退しようとしたところを暴走した彼によってトドメを刺されかける。
- 紅エイジ
- 『Z』では、香港で暴走した斗牙によってトドメを刺されそうになった時、彼の咄嗟の機転と行動によって九死に一生を得る。また、生きてカミーユと再会した時には自分の事のように喜んでくれた。
リアル系
- 流木野サキ
- 『DD』にて、彼女の境遇を知った際に自身も同じ孤独な身であったことを告げるなど親身になる。
バンプレストオリジナル
名台詞
- 「モビルスーツの出撃後はわたくしの自由にやらせてもらいたいのです」
「人の指図では動けないのです。わたくし」 - スードリのベン・ウッダーに初めて会った台詞がこれ。作中この彼女の信念(?)は死ぬまで貫き通される事となる。ナミカーの指図には渋々従っている様子はあったが、それは記憶が欲しいからである。ウッダーは当初、これはフォウが相当の自信家であると思っていたのだが、後に度重なる失敗においてそれは単に彼女の我侭だったことに気付く。
- 「ふふ…。自分の名前、嫌いなのね?」
- カミーユを「優しい名前」と言ったところ機嫌を損ねられて。自分と同じコンプレックスを持つ者を見つけて相当嬉しかったのだろう。
- 「その言い方、二度とするな!!」
- 奔放な行動に敬遠された護衛の兵に「ナンバーフォウ」と皮肉られ、ブチきれて引っ叩いた後の台詞。このあたりは、カミーユと非常に似ている。
- 「出てきたのなら、さっさと撃破してくれればいいものを!」
- 第20話で、カミーユのガンダムMk-IIと対峙した時の台詞。この時にもうフォウは薄々記憶は返ってこないと悟っていたのか、カミーユに撃墜される事を望んでいたのかもしれない。こんな事を口走らずにはいられないフォウは、実に可哀想で嘆かわしい…。
- 「…カミーユって名前、今でも嫌い?」
- カミーユから彼の生い立ちについて聞き、彼に名前のことについてもう一度聞く。劇場版ではニュアンスが変わって「今は好き?」と訊く。
- 「お互いの居場所に戻りましょう。ここはあなたにはふさわしくないわ!」
- 前述の台詞の後、カミーユが自分の名前が好きという返事を受け、しばし彼を抱擁した後突如銃を向けて。自分はコンプレックスを乗り越えたカミーユにとってふさわしくないという事を悟ってしまったのだろう。この後彼女はカミーユをサイコガンダムのコクピットから締め出し、命がけでカミーユを宇宙に帰そうとする。
- 「カミーユ、これでもう、忘れないで済むということ…」
- サイコガンダムのコクピットからカミーユを追い出した後、ヘルメットをつけながら呟いた独白。自分が犠牲になってでも、カミーユを宇宙へ帰そうと悲壮な決意した。そして、そうする事によって、もう記憶をいじられる事もなくカミーユをずっと忘れずに済むという事に繋がるのであろう…。
- 「カミーユ、宇宙へ!…サヨナラ……」
- ウッダーに撃たれた肩を抑えながら、サイコガンダムのコクピットの中からスードリのブースターに乗ったカミーユのMk-IIを見て、呟いた台詞。この時の彼女には、傷つきながらも愛した人を見送ろうという、聖母の如く慈愛に満ちた気高い姿があった。この直後、フォウはサイコガンダム諸共、スードリの爆炎の中へ消えていく…。
- 「わかっている。コクピットでのテストは楽だ」
- 第35話のキリマンジャロ基地でカミーユと再会した時に、カミーユに「フォウ? フォウじゃないか!」と呼びかけられた時に返した台詞。この時のフォウはカミーユを認識しておらず、更なる強化処置で精神的な不安定さが酷くなり、二重人格化していた。第20話の頃とは、あまりの変わりようにカミーユは愕然とする…何とも悲しい再会であり、2人とも非常に不憫である…
- 「雲の絨毯、暖かそう……」
- 第36話で、自分の記憶がもう戻る事はないと分かり、カミーユと共にキリマンジャロ基地から脱出する道中で雲を見上げて呟いた台詞。
- 「カミーユ、悲しまないで。これであたしは、いつでもあなたに会えるわ。本当にあなたの中へ入ることが出来るんだから…」
- TV版のみの最期の台詞。
- 「カミーユは、その力を表現してくれるマシンに乗っている…!」
劇場版「カミーユは、その力を表現できるマシンに乗っているんだよ!」 - TV版第50話(劇場版第三部)より。シロッコとの最終決戦に対峙するカミーユを支援する。キリマンジャロ(劇場版ではホンコン)にその命を散らした後もなお、思念体として支え続けた。
スパロボシリーズの名台詞
TV版
戦闘台詞
- 「フィン・ファンネル!」
- フォウをνガンダムに乗せてフィン・ファンネルを使用した際の台詞。スーパーロボット大戦シリーズではアムロ同様に彼女もしっかりと叫んでくれる。
- 「V2ガンダムの光の翼で!」
- 『α』及び『α外伝』で、フォウをV2ガンダムに乗せて、「光の翼」(マップ兵器バージョン)を使用した時の台詞。ウッソ以外に光の翼(通常またはマップ兵器)を使用した時に専用の台詞が出てくるのは、彼女やウッソの他にアムロ、カミーユ、クワトロ、ルーがいる。
- 「行け!キュベレイ!」
- 『第2次α』及び『第3次α』で、フォウをキュベレイMk-II等のキュベレイ系の機体に搭乗させた際の台詞。
旧シリーズ
- 「ええ…カミーユとアムロさんにたすけてもらって…」
- 『EX』リューネの章第8話「ヴォルクルスの影」より。生け贄にされていた所を助けられた時の発言。助けたメンバーにはファもいるのだが……
- 「…グラマーな人だったね。あたしなんか足元にも及ばないわ…」
- 『F完結編』より。カミーユとのデート中にユングと遭遇して、スタイル抜群な彼女と自分を比べてしょぼくれてしまって。ただし、フォウ自身のスタイルはそこまでお粗末ではない。
- 「(そんなことはさせない!)」
- 「(カミーユはあたしが守る!あなたなんかの好きにはさせない!)」
- 「(カミーユ…やっと会えたのに、またお別れね…あたしのこと、たまにでいいから思い出して…ね…)」
- 「F完結編」ポセイダルルートの72話「塗り替えられた地図」にて、フォウが死んでいる状態でカミーユでシロッコを撃破した時に発生するフォウの残留意思の台詞。本来ならシロッコがカミーユの心を道連れに精神崩壊をするのだが、フォウが守護霊みたいな役割を果たしたために失敗。彼女は愛するカミーユを守った後、今度こそ消えたのだった…。
αシリーズ
- α
-
- フォウ「カミーユ!!」
ジュドー「カミーユさん、気をしっかりもつんだ!!」
カミーユ「ジュドー…フォウ…?」
フォウ「シロッコ! お前にカミーユを連れて行かせはしない!」
ジュドー「そうだ! 死に行く奴が、生きている人間を引きずり込むんじゃねえっ!!」 - 第66話「絶望の宴は今から始まる」or「「人類に逃げ場なし」より。フォウが仲間になった状態でシロッコが原作通りに倒された時の会話。
- フォウとジュドーの思念で道連れを阻止されたシロッコは「それが…お前達の力だというのか…」と完全敗北を悟って戦場で散った。
- なお、フォウが仲間になっていない場合、原作通りにカミーユが精神崩壊を起こして離脱してしまう。
- フォウ「カミーユ!!」
- α外伝
-
- (カミーユ…)
(あなたの心の中にいるのは…やっぱり、ファなの…?) - 第5話リーンホース隊ルート「月のゆりかご」より。反乱を起こしたマリーメイア・クシュリナーダを筆頭とするマリーメイア軍の軍勢勢力の強化を阻止するべく、月へ向う際、月のマオ・インダストリーでイージス計画の手伝いをしているファの事を考えているカミーユに対して心の中で呟いた台詞。せっかく念願が叶い、恋のライバル(?)であるファがいなくなり、大好きなカミーユと一緒にいられて自分は幸せをかみ締めているのに、それに対して愛するの男の心は自分ではなく幼馴染の事ばかり考えていた。これを機に、次第にフォウはカミーユの側にいるべきなのは、自分ではないと悟り始める。切ない恋模様である。
- (あ、あたしには…わかる。これはシステムに取り込まれてしまった人の悲鳴…!)
(それでもなお、わずかに意識を残した人の苦痛…!) - 第23話「Loreleiの海」より。ローレライの海で発動したLシステムの中枢にされたルチルの苦痛の波動を感じ取って苦しんでいた。かつて、自分もサイコガンダムに操られた経験があったため、いち早く真相を把握したのである。
- 「…心配はいらないわ、ファ。カミーユの心の中にいるのは多分…あなただと思うから…」
- (カミーユ…)
- 第39話「決戦!Xポイント」より。ロザミィの一件が元でカミーユとファの関係が相当ギクシャクしてしまった際、それまで複雑な三角関係もあって意図的にファを避けていたフォウがカミーユへの恩義とその真意とともにファに言った言葉。本作でファは事あるごとに、ジェラシーを爆発させカミーユに辛く当たっていたが、本当に心中複雑だったのはフォウの方であった。結果的にはフォウが身を引いた形になる。
- 「そんなことないわ、カミーユ…。そんなことない…」
「私やプルツーはあなたやジュドーがいてくれたから助かったのよ…」 - 同上。カシムに更なる強化を施され心を消されてしまい、戦闘マシンと化したロザミィを自らの手で撃って彼女を葬り、悲しみに暮れるカミーユにかけた言葉。原作で言う「ニュータイプも、強化人間も、結局何もできないのさ」「できることといったら、人殺しだけみたいだな」と無力さを嘆いた後に続く。確かにニュータイプとしては何も出来なかったが、一人の人間として彼女達を救い出そうとしたカミーユやジュドーの勇気と優しさがあったからこそ、フォウやプルツーが生きてここにいるのも紛れもない事実なのだ。もし本編でもフォウが生きていて、このように彼にフォローしていたら、カミーユも精神崩壊を起こさなかったのではないかと思うと感慨深いものを感じずにはいられない。
- 「そんなことないわ、カミーユ…。そんなことない…」
- 第2次α
-
- 「プルツー…言わないで」
「口に出したら…あたし達も彼に会えなくなってしまったことを認めなくてはならないから…」 - 第24話「帝王ゴール決死の猛反撃」or「恐竜帝国の逆襲-後編-」に於ける恐竜帝国との最終決戦の後、武蔵生存フラグが未成立だった場合の台詞。クマゾーが比瑪に武蔵が何処へ行ったのかしつこく聞き、もしかして自分の母と同じところへ逝ってしまったんじゃないかと感付きはじめた彼を、プルツーが真相を話そうとした時に彼女を諌めた。バルマー戦役の頃から、長い間共に戦ってきたちょっとおっちょこちょいな掛け替えのない仲間が、もう二度と自分たちのもとに帰ってこない事を、フォウも受け入れられずにいた。ちなみにこの時の彼女の顔グラフィックは泣き顔で描かれていた。
- 「落ち着いて、カミーユ。あなたがクワトロ大尉のことで敏感になっているのはわかるわ。でも…」
- 第38話「星の屑、再び」より。ネオ・ジオンによる星の屑作戦で、地球に落下しようとしている奪われたフィフス・ルナを止めるべく、出動している途中でカミーユが、シャアが近くにいると感じ、いきり立つカミーユを抑えようとした諫言。しかし、そんなフォウ自身もカミーユの師匠でもあり第二の父でも兄でもあり、共に戦ってくれた人が、敵に回った事には困惑を隠しきれずにいた…
- 「プルツー…言わないで」
- 第3次α
劇場版
Scramble Commanderシリーズ
Zシリーズ
- Z
- ZSPD
-
- 「…私は生きていく証が…記憶が欲しい…」
「だけど!誇りを売るような事はしたくない!私は…人間だ!」 - アナザーサイドレコード第5話「黒の意志」に於けるレムレース試作型との戦闘前会話。仮面の男から記憶を戻す術をチラつかされ戸惑うも、毅然とした意志でこれを跳ね除けるが、彼にとっては想定内の「グッドアンサー」だったらしい。
- 「でも、私は苦しい時だけじゃなく嬉しい時や楽しい時も、ステラと一緒にいたい…」
「ステラと友達になりたいな」 - 同上。「013特命部隊」の解散式で、ステラに改めて「友達」としての関係を続けていく事を提案する。強化人間とエクステンデッドが惹かれ合う様は、シャギアから「微笑ましい光景」と評された。
- 「…私は生きていく証が…記憶が欲しい…」
スパロボシリーズの迷台詞
劇場版
- 「ありがとう、AG。何か、おごって」
AG「はい、喜んで。ベトナムの麺などいかがでしょう?」
「それはフォー」 - 『第3次Z時獄篇』のエーストークにて。その設定ゆえスパロボにおいてもシリアス面での扱いが多い彼女としては珍しい茶目っ気のあるやりとり。
- 「ふふ…ヒビキが強くなったからスズネ先生も歳の差を気にしなくて済みますね」
「エマ中尉も言っていましたよ。やっぱり男の人には、ある程度、リードしてもらわないとって」
「作戦の前に余計なこと言って、ごめんなさい。でも、大きな戦いの前だもの。素直になるって大事だと思いますよ、スズネ先生」 - 『第3次Z天獄篇』、蒼の地球・北米ルート第8話「毒針」にて。
搭乗機体
- サイコガンダム
- 原作での搭乗機体。
- 『第2次』『CC』『DD』では味方として運用可能。
スパロボでの搭乗機体
サイコガンダムに乗って仲間になることはほとんどなく(サイコガンダムが手に入る作品ではフォウは死亡済みという事もある)、他の作品では様々な機体に乗る。
基本的に1作品限りの搭乗機が多い中、リ・ガズィのみ乗る機会が非常に多い。
- リック・ディアス
- 『SC2』。
- Ζガンダム
- 『第3次Z時獄篇』DLCシナリオ「フィーリングカップル」で搭乗。
- ガンダムMk-II/Gディフェンサー(スーパーガンダム)
- 『α外伝』にて搭乗。イベントなどでの強制出撃の際には、コンビを組むことの多いルーと一緒にどちらかの機体に乗っている。
- ガブスレイ
- 『F完結編』。
- ギャプラン
- 『Z』。
- サイコガンダムMk-II
- 『第3次』で搭乗。洗脳されて乗っていたが、味方になった際に廃棄される。
- ガンダムMk-III
- 『R』。
- ディジェSE-R
- 『第3次』。
- ザクIII改
- 『EX』。
- ジェガン
- 『R』。
- リ・ガズィ
- 『第2次α』『第3次α』『GC(XO)』『第3次Z時獄篇』。
- 乗る機会が多いのはカミーユの愛機であるΖガンダムの量産型であるためだろうか。
- また『第4次』(SFC版のみ)では、彼女をユニットに乗せない状態でエンディングを迎えると、後日談で本機に乗っていることになっている。
- バイアラン・カスタム
- 『第3次Z時獄篇』『第3次Z天獄篇』で搭乗。『時獄篇』では隠し機体。
- 上記の通り、TV版のフォウはバイアランに殺されたのである意味因縁の機体である。
余談
- TV版のフォウを演じた島津冴子氏は、オーディションではなく富野由悠季監督からの指名によるものでこの役に選ばれた。'80年代当時の富野作品の常連声優でもあったためである。
- 劇場版のフォウを演じているゆかな氏はこの役に選ばれた時、カミーユを演じる飛田展男氏から「僕があなたを守ります」と言われたことがある。なお、ゆかな氏は元々ロザミア・バダム役のオーディションを受けていたとのこと。
- なお、島津氏は劇場版に出演する事を楽しみにしていたのだが、オファーが来なかった事が後に判明。ファンの間で物議を醸す事になり、ゆかな氏に非難が集中するという事態が発生した。
- 旧作ではやけに顔グラフィックが似てなかったり不美人である事が多かった(旧シリーズ、携帯機シリーズ等)。サイズの小さいドットでは彼女の美貌を再現しづらいのだろうか……。
- オンエア時、北爪宏幸作による彼女のオールヌードポスターを付録にした『月刊ニュータイプ』は大反響を呼び、品切れ店続出だったという。
脚注
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