クワトロ・バジーナ
クワトロ・バジーナ(Quattro Bajeena)
- 登場作品:機動戦士Ζガンダム(劇場版)
- 声優:池田秀一
- 本名:キャスバル・レム・ダイクン
- 種族:地球人
- 性別:男
- 年齢:27歳
- 身長:180cm
- 所属:エゥーゴ
- 階級:大尉
- 役職:モビルスーツ部隊隊長(エゥーゴ代表を兼任)
- キャラクターデザイン:安彦良和
エゥーゴ参加時における、シャア・アズナブルの偽名。
この偽名は地球連邦軍の行方不明になっている軍人の戸籍を非合法に取得して名乗ったものだが、クワトロとはイタリア語で「(数字の)4」の事で、キャスバル、エドワゥ、シャアに続く4番目の名前である事を意味している。
巡洋艦アーガマのモビルスーツ隊の隊長を務め、エゥーゴの指導者であるブレックス・フォーラ准将の相談役を兼任する。
そしてガンダムMk-II奪取作戦の時に出会ったカミーユのニュータイプの素養に早くから注目し、様々な面で面倒を見る。
リック・ディアス、ガンダムMk-II(TV版のみ)、百式に搭乗した。
当初はスペースノイドの立場を脅かすティターンズと戦う為、パイロットに徹していたが、かつてのライバルだったアムロとの再会、シロッコの出現、ブレックスの死、ダカール演説を経て、エゥーゴの中心人物となっていく。
クワトロとしての彼は、グリブス2争奪戦において、百式でシロッコの乗るジ・O、ハマーンの乗るキュベレイと戦い、行方不明となる。そして、その4年後にはネオ・ジオン総帥シャア・アズナブルとして再び歴史の表舞台に現れたのだった。
作中においては仮面の代わりに常にサングラスを着用し、偽名のクワトロを通しながらも基本的にブレックスやヘンケン辺りは既に感づいていた。また、EDクレジットは主人公のカミーユを差し置いて一番上で、名前もシャアとなっている。なお、劇場版2作品目において、ようやくカミーユとクレジット位置が変更された。
コロニー内でMS戦をしでかして警察に連行されたり、自販機でコーラを買って飲んだり、「嫁さんも貰えない」と自嘲していたり(引く手数多だが)と、1stやCCAでの姿からは想像できない行動もしており、劇場版では更に、自分の分のケーキがないかと気にしたり、エマを口説こうとするヘンケンを羨ましがったりもしている。ヘタレ呼ばわりされがちなΖ時代の彼だが、これこそが「シャア・アズナブル」の仮面を脱いで「パイロットだけをやっている」、素のキャスバルの姿だったのかも知れない。
スパロボシリーズにおいて
『スーパーロボット大戦D』のような例外を除き、基本的にシャアの味方バージョンといえる。
原作通り能力が高い作品が多く、ストーリー的にも目立つ場面が多い味方側の最重要人物の一人である。が、64やIMPACTのように終盤で逆襲するものもあるのが悩みどころ(例外的に「α外伝」のみ、クワトロの状態で暫く敵に回る)。そのため裏切るか裏切らないかとやきもきする展開が多く、近年は彼が登場する作品の発売前には寺田プロデューサーから裏切らない事を予めアナウンスされる事も(MXやZ、スパロボではないがA.C.E.R(※)など)。
(※:スパロボではないA.C.E.:Rにて、裏切らないことを予めアナウンスされた理由は、初代A.C.E.では彼が裏切ったためである。)
なお、裏切らない場合はED後に政治の道に進んだりする。(原作でハヤト・コバヤシに「地球連邦政府の首相になるべきだ」と言われていたことのIf的展開)
デフォルトの搭乗機は原作に準じて百式であるが、作品によっては搭乗することの無かった百式改やフルアーマー百式改にパワーアップし、サザビーが手に入ることもある。
登場作品
旧シリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦
- アムロでシャアを説得するとクワトロとして仲間になるが、そうするとセイラが仲間から抜けてしまうので注意。カミーユによる修正イベントも再現された。能力的には、アムロやカミーユに比べるとやや回避、命中が低いが、その分攻撃力が高めに設定されている。また、主役級ニュータイプのパイロットの中では唯一集中を使え、集中を使った時の回避は味方中トップになるため突撃役には最適である。
- スーパーロボット大戦EX
- シュウの章に登場。シュウの説得で仲間に。
なお、リューネの章でエマ達が処刑されそうだったのは、人質を取られていた(クワトロ初登場時に「地上人を使って大丈夫か?」「手は打ってある」という会話がある)にも関わらず、クワトロがシュウの説得で寝返った為という説がある。 - 第4次スーパーロボット大戦
- エゥーゴに参加し、中盤でロンド・ベルに合流。ロンド・ベルを抜けた事を異様に気にしており、リューネがSFC版ではEXでシュウに酷い目に遭わされたと言っている件から察するにEXでアムロ達と敵対した事に負い目を持っていたようである。選択肢により、ブレックスが暗殺されてダカール演説イベントが起こると政治の舞台に立つ為に仲間から外れる。ただし、ブレックスが生存していてもダカールのイベント後はほとんどインターミッションに出なくなる。余談だが、初登場時に神勝平から「おっちゃん」呼ばわりされる。なお、キャラクター辞典では「何処の誰だか知らないけど、誰もがみんな知っている」とまで言われている。なお、EDの後日談では姿を眩ませており、逆襲のシャアを想起させるが、完結作なのでその後の彼の動向は不明。
- 第4次スーパーロボット大戦S
- 声が入った。
- スーパーロボット大戦F
- 最終話に登場し、仲間になる。ハマーンへの説得イベントがある。能力はアムロ、カミーユと並んで、射撃、命中、回避、反応と全てが非常に高い。また、MS乗りにしては格闘が高く、技量においては自軍屈指の高さ。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 鬼の様な強さのハマーンを説得する可哀想な人。セイラ・マスとの再会がある。伏線や没データは存在するものの逆シャアシナリオまでは進まなかった。
また、本作ではサザビーの他にシャア専用ザクも手に入る為、百式、フルアーマー百式改と併せて、実に4機もの専用機に恵まれる。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- 序盤はシャアだが、シーン2終了後のインターミッションで仲間に加わる。ララァが生存するのである意味幸せか?チェーンまで仲間になっているので泥沼の四角関係に。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第2部
- アムロ達は地球にいるので、宇宙での主力となる。GP01Fbに乗せると良い。ガトーを説得する時に、意味深な発言をする。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
- 能力は高いが隠しシナリオで逆シャアバージョンに変化しラスボスになる為、育てるか悩むところ。普通にクリアすればハッピーエンドになるので、そちらを選択する方がいいと言う人もいる。適当にターン数を稼いで条件を満たさないようにすれば簡単。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- COMPACT2と同様の立ち位置。通常ルートのEDでは「逆襲」への布石となる微妙にギスギスした会話をアムロと繰り広げ、ロンド・ベルから除隊する。隠しシナリオに進む場合、最終的にラスボスになるが、使用しないのはもったいない程の強さを持っている。特に2部では序盤から主力となるのでもどかしい。
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- 例によって例の如く、本作においても使われない。特にクワトロの扱いは近年稀に見る酷さで、百式が強化されないのは勿論、サザビーも入手出来ない為、乗り換え無しで使っていくのは愛があっても厳しい。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 『機動戦士Ζガンダム』のストーリーをなぞっている為、最序盤からクワトロとして登場。
修正イベントもあるが、シャアとして立つ事を受け入れれば回避可能。今作では逆襲しないが、ルート次第ではサザビーが手に入らないのが痛い。
また、本作ではサザビーの他にシャア専用ザクも手に入る為、フルアーマー百式改と併せて、本作でも最終的に3機の専用機に恵まれる。なお、ザビ家は生き残っているため、シャアではなくクワトロとしての会話がある。 - スーパーロボット大戦α外伝
- 序盤はアムロ達を人質に取られてエマと共にティターンズとして敵になるという珍しいパターン。
この時、連邦の腐敗に巻き込まれた事が一つの理由として起因し、第2次αにおける『逆襲のシャア』シナリオへと繋がる事になる。
実際、未来編以後はハリーが金色のモビルスーツに乗っている事に興味を持ったり、特定のシナリオでコレン専用カプルに乗せるとレアな台詞が出てくるなど、少々コミカルなイベントはあるものの、プリベンター内部ではアムロらとは意見が食い違う事が多く、最終的にはシュウとの決戦において、第2次αでの反乱を示唆する発言をし、EDでは全く登場しない。 - 第2次スーパーロボット大戦α
- 逆襲のシャアバージョンしか出てこないが、αナンバーズのメンバーには彼の事をまだクワトロ大尉と呼ぶ者もいた。なお、多数のガンダム系キャラ+鋼鉄ジーグは特殊台詞がある。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 第2次αで既に死亡したという扱いだが、最終話でαナンバーズを守る霊としてカミーユの前にクワトロの姿で登場。
ちなみに直前にアムロの前では逆シャアバージョンで登場する為、いきなり服が変わって髪を下ろしてグラサンをかけた姿になる。見る者によって変るのだろうか。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- MXに引き続き「今回は隕石を落としません(裏切らない)」と宣伝された。同じ声のギルバート・デュランダルとの絡みも用意されており、「あの手の人間は腹に一物抱えている(…から、完全には信用できない)」と評した。黒歴史末期にアムロと激闘を繰り広げた(おそらく逆襲のシャアの事)らしく、黒歴史を知るフロスト兄弟やグエン、ジ・エーデルから後に反乱を起こすと度々言われるが、本人はあくまでクワトロ・バジーナでいる事を望み、終盤の演説(シチュエーションこそ違うが世界中の人に危機を知ってもらう点ではTV版のダカール演説に酷似している)でもシャアとしてではなくクワトロとして演説した。最終決戦でシャアとしての自分を断ち切り、EDではクワトロの名で政治家となった。ただし、バッドEDではZEUTHの前から姿を消して行方不明となるが、アムロとカミーユの台詞から、人類に絶望して粛清を始めようとしているらしいことが分かる。能力的には頼りになる存在だが、デフォルトの搭乗機である百式との相性はいまひとつ。金色つながりのスモー (ゴールドタイプ)あたりが向いている。赤い彗星のシャアと決別した証か、サザビーは手に入らない。これは最新作の再世篇においても継続中である。
- スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク
- バトルシアターのバトルセレクション4にはコレン専用カプルに搭乗してギンガナムに撃墜されるシーンが入っている。∀ガンダムの最終回とコレン・ナンダーのある噂を知っていればピンとくるネタである。
- 第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇
- 暫くアムロと共にトレーズの元で世界情勢の見極めることに。第38話から本格参戦。百式の性能が上がっている上に、エースボーナスが「連続ターゲット補正無効」という…「赤い彗星」の名は伊達ではない。ただ、残り11話で十分活躍できるかはプレイヤーの采配による。なお、前作でシャアとしての自分と決別したにも関わらず、トレーズとの出会いにより、何やら迷いを抱き始めている描写が見受けられるが…
- 第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇
- 中盤で敵対するも、無条件で味方となる。パイロット能力は文句なしだが、デフォルト機である百式が力不足で、並み居る再世篇に登場するユニットに比べたら力不足は否めない。この百式もシリーズを経る毎に徐々に強化されつつあるのだが、新規参戦作品のバケモノユニットに比べるとどうしても見劣りしてしまうのである。今回もサザビーは手に入らない。そろそろ新しい機体が欲しいところ。また最終的には味方になったものの、明確に自身の進むべき道を見つけられたわけではないようなので今後の動向に若干不安が残る。トレーズや原作ルートのルルーシュは「自分たちとは違う方法で人類を導いてくれる」と信じているが…。なお、今回のクワトロはトレーズによりライセンサーの資格持ちとなっている。
残念ながら新録がないため、対リボンズ用の戦闘台詞はない(リボンズ側はもちろんある)。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- 序盤はシャアだが、中盤で仲間に。レディ・アンの口利きがあったらしく、ブライトが困惑していた。
終盤でハマーンに暴露されるまでアムロ・(レディ・アンからの手紙を見た)ブライト・(ルート次第で仲間になる)ララァ以外のほとんどの味方に正体がバレないという珍しいパターンとなる。
EDで逆襲を示唆する発言があるが、主人公に「もし暴走しても止めてくれる者がいる」とも発言している。
シャア専用ゲルググに乗り換えるとBGMが専用のものになる。没シナリオでは逆襲する予定だったらしい。なお、ポータブル版では正体を隠す気がないのか百式での初登場からBGMが「シャアが来る」である。 - スーパーロボット大戦R
- 序盤は総帥の方のシャアだが、中盤以降はクワトロとして登場。場合によってはまだ身に覚えのない恨みを受けてラウル・グレーデンに殴りかかられるが、カミーユの時と違い、ドモン・カッシュが間に入りラウルを気絶させた為、殴られる事は無かった。
EDではキャスバル・レム・ダイクンとして政治の道へと進み、コロニー連合国家の大統領となった。
Scramble Commanderシリーズ
- スーパーロボット大戦Scramble Commander
- 最初からエゥーゴの指導者。序盤では別行動を取っており、計らずもシャアザクでプレイヤー部隊と同士討ちしてしまう。後に百式で合流する。
ハマーンとの決着はつかずじまい。別世界を見てきたソーディアンによって「逆襲」に関しての可能性が示唆される。
能力値が最初から高く、百式の性能も良いため、即戦力になる。 - スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
- ハマーンとは、手を組むか決別するかの選択を迫られるが、潔く決別して株を上げる。しかし、後のインターミッションで上がった株を下げてしまう。声優繋がりでギルバート・デュランダルの演説を「回りくどいな…」と評すがアムロから「あんたにそっくりじゃないか」と言われ、上手く逃れようとしたものの「少なくともそういう一面があるのは認めるだろ」と言われ、言い返せなかった。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- リアル系ではアポリーとロベルトを引き連れ序盤から登場する。が、どうやっても本作では逆襲するので育成及び、撃墜数を稼がせるのはオススメ出来ない。
因みに、アポリーとロベルトの二人はプレイヤー部隊に放置である。逆襲した際に、リアル系主人公ならば戦闘前会話有り。
ラスボスの存在感が希薄な上に弱いので、実質こちらがラスボス。ストーリーの全体像を見渡すと、彼こそ本作の真の主人公と言えなくもない。 - スーパーロボット大戦MX
- ゲーム開始時には原作通りの流れで1年ほど行方不明になっていたのだが、中盤で重慶基地の守備隊長として登場し、フルアーマー百式改と共に部隊に合流。
未だ人類への希望を捨ててはおらず、カミーユには「この戦いが終わったら自分の進む道を見定める」と約束する。
そしてEDでは約束どおりにキャスバル・レム・ダイクンとして政治の道へと進み、アムロやブライトからは早速その政治家としての采配を期待されていた。なお、発売前に「時々裏切るグラサンかけた人は裏切りません」と宣伝されたのは有名。またアムロと共にマイヨとの絡みが多いのも印象的。
能力的には強いのだが、モビルスーツにいいものがあまり無いため、総合的に微妙。 - スーパーロボット大戦GC
- 外宇宙から帰ってくるといつの間にかララァを引き連れてホワイトベースに。何を血迷ったか、シャア専用ザク・ズゴック・ゲルググを持参する(ただしシナリオ中一切言及されないので、気がついたら積み込まれているという状況)。シャアの時にあった狙い撃ち技能はなぜか無くなっているが、代わりに狙撃を覚える。また、今作ではララァが生きているためか原作以上に落ち着いており、アムロとの確執にも似た因縁もそれほど酷くない。兄妹関係が良好ではないとは言え、セイラも同じ艦にいるので、もしかしたらクワトロにとっては一番幸せな作品かもしれない。
- スーパーロボット大戦XO
- 基本的にGCと変わりないが、今回はシャアの時と同様狙い撃ち技能を持っている。バグでほぼ無限に増殖する。
パイロットステータスの傾向
能力値
「赤い彗星」は伊達ではなく、リアル系エース級の能力を持つ。特に技量に秀でる。リアル系共通の欠点として防御は低い。MS戦にてキックなどの格闘攻撃を多用していたのを反映してか、旧シリーズでは割と格闘が高めであったが、α以降はその傾向は薄まっている。
精神コマンド
集中、ひらめき、熱血とリアル系向きのものを覚え、『赤い彗星』のイメージから加速を覚える傾向が強く、その威圧感と『ニュータイプの発するプレッシャー』からか、威圧・戦慄を修得する作品もある。
また「直撃させる」という戦闘台詞故か、直撃を覚えることが多く、アムロと同様にてがげんを覚える事が多いのも彼の技量の高さを表しているが、逆にニュータイプでありながら覚醒はアムロやカミーユらに比して覚える作品は少ない。シロッコに「ニュータイプの出来損ない」呼ばわりされたのが原因だろうか。魂を覚える作品が少ない事も少々残念。
- 第3次
- 加速、根性、熱血、集中、ド根性、気合
- EX
- 加速、根性、熱血、てかげん、覚醒、威圧
- 第4次
- 集中、加速、熱血、てかげん、威圧、魂
- リンクバトラー
- 加速、集中、ひらめき、熱血、覚醒、魂
- 64
- 加速、熱血、ひらめき、集中、覚醒、魂
- α
- 集中、ひらめき、熱血、覚醒、魂、戦慄
- α外伝
- 集中、ひらめき、てかげん、熱血、かく乱、魂
- IMPACT
- 加速、集中、狙撃、誘爆、熱血、奇襲
- COMPACT3
- 集中、てかげん、熱血、威圧、見切り、覚醒
- MX
- 集中、てかげん、直撃、熱血、ひらめき、魂
- GC(XO)
- 集中、ひらめき、直撃、狙撃、熱血、魂
- A
- 集中、ひらめき、てかげん、熱血、奇襲、突撃
- A PORTABLE
- 集中、ひらめき、てかげん、熱血、突撃、覚醒
- R
- 集中、ひらめき、直撃、てかげん、熱血、魂
- Z
- 直感、集中、加速、直撃、熱血
特殊技能(特殊スキル)
ニュータイプLvはかなり高いレベルまで成長するが、近年の傾向としてはニュータイプLvが伸び悩むようになってきた。また、α外伝より指揮官を修得。Zシリーズでは、劇場版の設定が採用されており、カミーユに「未来を見せてくれ」と期待している為か、ニュータイプL8まで成長する事が多い。
小隊長能力(隊長効果)
- Z
- 小隊攻撃の攻撃力+20%
固有エースボーナス
- A PORTABLE
- 自機から2マス以内の味方機に命中・回避+10%
- 第2次Z
- 連続ターゲット補正無効
パイロットBGM
- 「敵機襲来~モビルスーツ戦~」
- 第4次、F、MXで採用
- 「艦隊戦」
- IMPACTにて採用。
- 「Ζ・刻をこえて」
- 前期オープニング主題歌。COMPACT3にて採用。
- 「閃光の中のMS」
- 「シャアが来る」
- APでのデフォルトBGM。本来はクワトロのテーマではないのだが…。
人間関係
エゥーゴ
- カミーユ・ビダン
- シャアにとっては弟子とも取れる存在で、彼の自身に対する期待と怒りを受けつつ、次世代のニュータイプとしての将来を期待するが…。
SRWにおいては原作では無かった原作後の再会や、原作とかなり違う経緯で出会う事もある。 - アポリー・ベイ
- 部下。
- ロベルト
- 部下。
- エマ・シーン
- 部下。
- レコア・ロンド
- 部下。彼女からは好意を寄せられるが、その好意を受け入れず、つれない態度を取った結果、彼女の裏切りを招く結果に。
- ファ・ユイリィ
- 部下。
- カツ・コバヤシ
- 部下。
- ブレックス・フォーラ
- シャアにとっては数少ない尊敬を寄せていた人物であり、また自身の正体にも気づいていた理解者でもあったが、彼の死により表舞台へと立たざるを得なくなる。
- ヘンケン・ベッケナー
- 階級的には上司。それなりに親しい間柄でヘンケン自身はブレックス同様に正体に感づいていた節がある。
- ブライト・ノア
- アムロ同様にかつて激戦を繰り広げた相手であるが、エゥーゴでは共闘する事になり、互いに信頼が厚い。
- ウォン・リー
- 何かにつけて無茶な命令を下される相手だが、エゥーゴの出資者という事もあり丁重に扱っている。
カラバ
- アムロ・レイ
- ファーストからの宿命のライバルだが、クワトロの時は味方である。作中においては再会当初は過去の事もあって若干のわだかまりが在りつつも、最終的には良好な関係を築いていたかに見えたが結局はクワトロは人類に絶望し、『逆襲のシャア』にて再び敵対することとなり最後まで真の和解を果たすことはできなかった。
スパロボでは、全く毛色の異なる作品のキャラ達と共演するためか、やり取りがかなり親密な仲間のように見える場合も少なくない。 - ハヤト・コバヤシ
- アムロ、ブライト同様に初代では敵同士であったが、Ζにおいては同志。カイからその正体を知らされ、いずれは表舞台で出るべきだとクワトロに言うが…
- ベルトーチカ・イルマ
- 会って間もない当初は、彼女から「恐い感じの人」「平和的なインテリジェンスを感じない」など、酷い言われ様だったが、ダカールの議事堂にある連邦議会での演説では、彼女のアシストを受けながら演説をする。また、この時に彼女もクワトロと同じくサングラスをしていたが、クワトロ以上に様になっていた。
ティターンズ
- ジャミトフ・ハイマン
- 作中ではダカールでブレックスとともに接触しており、打倒すべき敵の一人。
- バスク・オム
- ジャミトフとともに敵対。初代設定で最初登場する第3次では彼の毒ガス攻撃を察知して密かにロンド・ベル隊が気付くように工作する。
- パプテマス・シロッコ
- ハマーン同様に敵視する事になるが、シロッコからはニュータイプのなりそこないと見下される。
アクシズ
- ハマーン・カーン
- 元恋人。ミネバへの教育方針などで考え方の対立があったとはいえ、シャアがハマーンを棄てたのは事実で最終的には激戦を繰り広げる。
破局した理由についてはファンの間で諸説語られているものの、真相は定かではない。 - ミネバ・ラオ・ザビ
- ザビ家の一員だが、流石に彼女を憎むようなことはせず、むしろ実質父親代わりともいえる世話をしていた模様。アクシズを離れる際、最も心配したのはミネバの行く末と思われる。そして彼の心配は現実となり…。
民間人
- セイラ・マス
- 実妹。シャアのダカール演説を聞いていた。F完結編では再会している。GC及びXOでは、仲間として合流するものの行き違いやすれ違いが多く、ギクシャクした関係になってしまう。
- カイ・シデン
- ジャブローにてカミーユと共に彼を救助したが、クワトロ=シャアと看破し、その後のハヤトへの手紙ではMSパイロットに甘んじるシャアを批判した。
その他
- ララァ・スン
- 母親になってくれたかもしれない女性(ひと)。
アムロとララァが意識共鳴イベントを起こしてしまった際にアムロからシャアを庇って死亡。明らかにシャアを狂わせた人物でもありアムロと最後まで和解できない原因。
Ζにおいては回想のみであるが、度々その名を口にした。 - キグナン
- 部下。月で接触し、ハマーンの動きを彼から知らされることになる。
- クェス・パラヤ
- 本来ならクワトロ時代にはまだ会っていないのだが、スパロボでは何かしら会う事も度々。F完結編ではルートによっては、彼女が持ってきたサザビーを貰い受ける。
- ナナイ・ミゲル
- 本来ならクワトロ時代にはまだ会っていないと思われるが、スパロボでは何かしら会う事も度々。αでは、ロンド・ベル、ジュピトリアン、ネオ・ジオンによる三者会談で、交渉が決裂した後、ハマーンによって護衛のカミーユ、エマ、ジュドー、洸共々アクシズに監禁された時、彼女の手引きによってサザビーを貰い、脱出する。
他作品との人間関係
何となく似たような設定のキャラクターと何かしらイベントがあるのはお約束。
ガンダムシリーズ
宇宙世紀ガンダムシリーズ
- ザビ家(ギレン・ザビ、キシリア・ザビ、ドズル・ザビ)
- 憎むべき仇敵といえる存在だが、クワトロの状態で対峙する事もしばしばで、F完結編では、前大戦で死んだはずの彼等(クローンではあるが)が生きていた事に、驚きを隠せずにいた。
- サウス・バニング
- 共にMS部隊の指揮官同士であり、お互いを深く信頼し合っている事が多い。
- ジュドー・アーシタ
- 『ΖΖ』ではOPしか登場せず、出会う事がなかったが、スパロボではカミーユ同様にニュータイプとしての将来を期待している。しかしネオ・ジオン総帥としてのシャアの行為はカミーユと同じく何度か否定されている。
- リィナ・アーシタ
- 漫画版ZZでは、死んだと思われた彼女が助かったのはシャアのおかげ。XOで、ジュドーたちに盗まれたMSを奪還するべく彼女を人質に。
- ビーチャ・オーレグ
- XOでは、モンドと共に百式のメガバズーカランチャーを使用可能にしたり、サザビーを整備したりしていた。
- モンド・アガケ
- XOでは、彼に愛機である百式を奪われてしまう。また、ジオン軍との最終決戦の際、ビーチャと共に百式にメガバズーカランチャーを追加させたり、サザビーを整備したりしていた。
- エルピー・プル
- 原作で面識があったかどうかは不明だが、スパロボでは仲間。フォウやロザミィのような強化人間を仲間にする際は、彼女達の力が周囲に及ぼす悪影響を危険性を指摘して難色を示す一方で、ニュータイプとはいえ無邪気な彼女を仲間にする際はすんなり承諾する場合が多い。もしかして、ああ見えて子供好きなのかもしれない。
- マシュマー・セロ
- 原作で面識があったかどうかは不明。α序盤では、交戦した際に声からシャアだと見抜かれる。
- チェーン・アギ
- 『逆シャア』で共演してはいるが、SRWではクワトロとして彼女と絡むケースが多い。IMPACT通常ルートEDでは嘗て妹に贈った言葉を彼女にも告げ、ロンド・ベルから去る。
- ウッソ・エヴィン
- カミーユやジュドーと同じく将来を期待しているが、αでは、無意味な戦いを止められる力を持っているにも関わらずシャアを名乗ろうとしないで、何もしないで1人のパイロットの身分に甘んじているクワトロを卑怯者呼ばわりしていた。
- カルルマン・ドゥカートゥス
- αでは、アクシズにいた頃に赤ん坊だったミネバの世話をしていた影響か懐かれていた。
アナザーガンダムシリーズ
- シャッフル同盟(ドモン・カッシュ、チボデー・クロケット、ジョルジュ・ド・サンド、サイ・サイシー、アルゴ・ガルスキー)
- Rでは、ニュータイプ研究所に囚われ、脱出しようとした矢先、格納庫でMSに乗ったフロスト兄弟に始末されそうになった時、助けに来たガロードと共に彼らに救出される。
- ヒイロ・ユイ
- COMPACTでは、彼から「赤い彗星」と見抜かれてしまう。まぁ、ほとんど誰でもシャアだと気付いているのだが…。
- デュオ・マックスウェル
- αでは、シャアに近付くべく内偵の任務で、エゥーゴへの協力を装ってアーガマに潜入した彼から、初対面の際にお約束どおり「クワトロ大佐」と呼ばれてしまう。勿論この後、クワトロが「私は大尉だよ」と返したのは言うまでもない。
- トレーズ・クシュリナーダ
- 第2次Zでは次元震で転移された際、彼に保護されEDではOZに副官として迎え入れられる。彼との出会いにより、シャアとしての自分と決別したはずのクワトロは再び迷いを抱く事に…
- ゼクス・マーキス
- とっても似ている人。ほとんど同じ経歴を辿るが、逆シャア設定のシャアと比べるとクワトロ時代は共に部隊の隊長格で、そこまで関わらない。
- レディ・アン
- Aでは色々と彼女に口利きしてもらえたらしく、ロンド・ベルにすぐに加わる事ができた。
- ガロード・ラン
- Rでは、ニュータイプ研究所に囚われ、脱出しようとした矢先、格納庫でMSに乗ったフロスト兄弟に始末されそうになった時、助けに来たシャッフル同盟と共に彼に救出される。
- ティファ・アディール
- α外伝ではララァに似た物を感じながらも彼女とはまた違ったタイプだと内心で評した。
- ジャミル・ニート
- なんだか似ている人その1。Rでは彼や隼人と共にラウンドナイツの中心に。サングラス仲間でもある。
- フロスト兄弟(シャギア・フロスト、オルバ・フロスト)
- スパロボシリーズでは、ニュータイプである事から、彼らから憎まれている。Rでは、ニュータイプ研究所に囚われた時、丸腰の状態でMSに乗った彼らに殺されそうになった。Zではジ・エーデルに吹き込まれた彼らに世界の破滅をもたらす者呼ばわりされる。
- ランスロー・ダーウェル
- Rでは共闘に戸惑う彼とジャミルを激励した。
- ザイデル・ラッソ
- Rでは、ニュータイプを自分の選民思想における主義主張の道具にしかしない彼に、憤りの感情を抱いていた。
- カロン・ラット
- Rでは、彼女が所長を務めるニュータイプ研究所にDXのツインサテライトキャノンを向けられた挙句、脅迫された事で連行され囚われる。
- D.O.M.E.
- Rでは、彼にニュータイプでなくても人は未来を創る事が出来ると諭される。その言葉を聞いて、クワトロ自身も自分もニュータイプに拘り過ぎていた事を反省したのか、未来で総帥になった時はニュータイプやオールドタイプにそれほど固執している様子はなかった。
正暦作品
- ハリー・オード
- なんだか似ている人その2。α外伝とZでは共に金色のMSに乗っているのを見て、互いに実力があると認識した。
- ディアナ・ソレル
- ZSPDでサンドマン杯にて共闘。
- グエン・サード・ラインフォード
- Zではやはりジ・エーデルに吹き込まれた彼によって黒歴史の終焉に自分とアムロの戦いが勃発する事を彼から告げられる。
α外伝では裏切った彼に対して「道を誤った」と言うその後のクワトロを考えれば皮肉と言える会話イベントがある。
ガンダムSEEDシリーズ
- シン・アスカ
- Zではカミーユと同様に彼の将来に期待する。
- アスラン・ザラ
- 上記の面々同様、己の信念から身を置く組織を変えたり、偽名を名乗ったりと、共通点が多い人物。クワトロと共通点が多いのはどちらかと言えばDESTINY時代か。ただし、どちらかといえば同作のデュランダルの方が色んな意味でより近く、アスランの方が人間として未熟。
- ギルバート・デュランダル
- なんだか似ている人その3。SC2とZで共演し、存在感を放ちまくった。似たもの同志であることは自覚しているようだ。現時点では二度共演しているが最終的にクワトロはデュランダルの考えを否定している。
- タリア・グラディス
- Zでは彼女の心情を理解し、色々と心配していた。余談だが、彼女の声はかつてクワトロ(シャア)が討ったキシリア・ザビと同じなのだが、その事に関しては特に触れられない。
- クライン派(キラ・ヤマト、ラクス・クライン、マリュー・ラミアス、アンドリュー・バルトフェルド、その他諸々)
- Zでは、自分の主張に同意して合流してきた彼らを、一度はこれまでの彼らの行いから彼らに辛辣かつ痛烈に批判するものの、彼らが深く反省した様子を見てZEUTHに受け入れる事に。
西暦作品
- リボンズ・アルマーク
- 彼からはアムロの宿敵として一目置かれている一方で、迷いを持って戦っている事を嘲笑されていた。が、クワトロは追いつめられてなお虚勢を張るリボンズを「自らと向き合う事も出来ない弱い男」と一蹴する。
富野作品
- ひびき洸
- αでは、グワダンで行われたジュピトリアン代表のシロッコ、ネオ・ジオン総帥代理のハマーンと共にロンド・ベル代表として出席した際、カミーユ、エマ、ジュドーらと共に護衛に付いて貰うが、後にハマーンによって共々人質にされアクシズに監禁される事に。
- 神勝平
- 第4次では彼になんと「おっちゃん」呼ばわりされてしまう。
- コンピュータドール第8号、キラー・ザ・ブッチャー
- IMPACTでは彼らが発した人類批判を表面上、否定してはいたが…。
- 破嵐万丈
- スパロボシリーズでは、何かとお互い部隊の指揮官的存在として絡みが多い。
- ゲイナー・サンガ
- Zでは彼の例の告白を、とても微笑ましく思っていた。
リアル系
- マイヨ・プラート
- なんだか似ている人その4。クワトロとして登場する際は、彼に強く尊敬されている事が多い。MXでは当初、連邦側のマグネイト・テンに付いたクワトロを強く否定していたが、後に和解。GC・XOでは序盤は一年戦争のシャア時代の為、お互い好印象で一緒にホワイトベースを追撃する事も。
- テンカワ・アキト
- IMPACTでは彼が発した「ぼくたちの戦争」という言葉が、直感で人類の愚かさを感じ取ったが故に口にしたものと解釈し、シンパシーを寄せる。
- ホシノ・ルリ
- Aのみだが、彼女には苦手意識を持たれていた。
- イネス・フレサンジュ
- MXでは彼女がMCを務める『なぜなにナデシコ』に、他のキャラ同様面喰らう。事情説明という名目ゆえ「付き合わざるを得まい」という台詞の言い回しと、忌々しげな顔グラから実は同席する事が相当不本意である様子が窺える。一方、IMPACTでは「どうしたものかな?」とアムロに問いかけて苦笑していた。
- ミスマル・コウイチロウ
- MXでは彼の手腕を高く評価していたが、IMPACTでは木連との抗争終結後、地球復興を優先させる彼からの通信に内心、憤りを露わにしている。
- ジェームス・C・ダグラス
- MXではケーンが母親を人質にとられてしまった為止む無くギガノスに降った後、彼がケーンを批判した際にカミーユが彼を痛烈に非難した直後、彼にカミーユの苦い過去を教えて諭している。
- ブルーノ・J・グローバル
- αでキシリアの停戦協定に応じた場合、停戦協定者として彼を任命した。
- 工藤シン
- SC2では彼を救助した。A3との交渉の為に止むを得ず彼を利用する場面もある。
- レントン・サーストン
- Zでは、ゲッコーステイトの旗艦である月光号と初対面の際に、危うくゲッコーステイト側の一部の人間の暴走による行き違いから、衝突し戦局が泥沼化しかけたときに、彼の必死の呼びかけに戦意を喪失してしまう。
- ホランド・ノヴァク
- Zではお互いの実力を認め合っており、彼からも敬意を表されている。スパロボでクワトロを呼び捨てで呼ぶ数少ない人物でもある(この時点では、ホランドの方が年上)。敵になった時も台詞がある。
スーパー系
ダイナミック系
- 兜甲児
- 正義感溢れる彼を頼もしく思っており、頼りにしている。第2次αでの逆襲を誰よりも悲しんでいた1人である。
- 神隼人(OVA)
- Rでは彼やジャミルと共にラウンドナイツの中心に。サングラス仲間でもある。
その他のスーパー系
- 碇ゲンドウ
- αでは彼にも正体がバレており、彼に「大佐」と呼ばれてしまう。
なお、ゲンドウを演じた立木文彦氏は、『機動戦士Ζガンダム』でクワトロのジオン時代からの部下であるキグナンを演じており、彼から「シャア大佐」と呼ばれていたため、それに関しての声優ネタと思われる。 - ハザード・パシャ
- IMPACTで彼からのエルシャンク追撃要請に胡散臭いものを感じ、早々にブライトへと注意を促す。
- ベガ
- ガルファに洗脳されてしまった兄・アルテアを心配し、思いやる彼女の事を心配していた。兄を健気に思いやる妹にクワトロは弱い。彼女の普段の格好をどう思っているのかは謎。
- 紫東遙
- MX中盤の第3新東京市での半舷休憩時、呑み会へアムロを誘う為に彼が行う筈だった仕事を、彼女とベガから押し付けられてしまう。
- ブルー・ジェット
- MXでは彼と会話しているところをケーンに「グラサン対決」と揶揄された。
バンプレストオリジナル
- ギリアム・イェーガー
- 第4次及びFではエゥーゴの同志。彼も仮面を被った事があるので若干共通点があると言える。
- シュウ・シラカワ
- EXなどで共闘する機会が多い。クワトロの心情をよく理解している事が多く、α外伝では彼の苦悩を見抜いていた。
- アークライト・ブルー
- カミーユやジュドーと同様に彼の将来を期待していた。アーク自身もクワトロの事を尊敬しており、彼の逆襲には激怒した。
- セレイン・メネス
- アーク同様に、彼女のこともよく面倒を見ていた。
- ラウル・グレーデン
- Rでは未来の出来事が原因で殴りかかられてしまう。クワトロからすれば身に覚えがないのだが。
- エルデ・ミッテ
- MXにおいて彼女はクワトロ(シャア)の一年戦争時代からのデータを全てAI1に記録させていた。
- ジ・エーデル・ベルナル
- Zにおいて黒歴史の終末に訪れるとされるアムロとシャアの戦いの勃発を望む。彼に吹き込まれた事によって、フロスト兄弟やデュランダル、グエンは黒歴史の終末に起こるアムロとシャアの戦いを知る事になる。
名台詞
TV版
- 「アポリー中尉。調子はどうか?」
「ロベルト中尉、その過信は自分の足をすくうぞ」 - 1話での最初の台詞。ティターンズがグリプスで行っているバスク大佐肝いりのガンダムMk-IIの起動テストを奇襲し、強奪する作戦を遂行するべくリック・ディアスに乗り、一年戦争の頃からジオン軍の部下であるアポリー、ロベルトのリック・ディアスを率いてお肌の触れあい回線を通じてのやり取り。これから、戦闘になるかもしれないのに3人とも場慣れしているのか妙にリラックスした様子で、長年の付き合いなのか互いの腹の中まで読めているようである。シャアも前作の仮面を脱ぎ捨て素顔での登場である。また、場所がサイド7なのと、3機のMSで敵の拠点のコロニーを奇襲するなど、話のシチュエーションは前作の第1話「ガンダム、大地に立つ」に酷似している。
- 「この感触…アムロ・レイ…?ララァ・スンか?」
- 1話でグリプスの偵察中、ニュータイプとしてのカミーユを察知した時の台詞。
- 「フランクリン・ビダン大尉…困ったお方だ」
- 5話で、自分のリック・ディアスをカミーユの父親であるフランクリンに奪われたため、連れ戻すべく白く塗装されたガンダムMk-IIに乗って。一般的には白いガンダムMk-IIのパイロットはカミーユであると認知されているが、最初に乗ったのはクワトロである。お茶の間の視聴者はシャアがガンダムに乗るというシチュエーションに興奮したに違いない。
- 「ガンダムMk-IIの加速性能は抜群だ」
- 自分達の陣営の開発したMSに、矜持を持ちながらも敵軍から強奪した機体を素直に評価するのは、ニュータイプ故だからだろうか。
- 「君はシャア・アズナブルという人を知っているか?」
- 「他に食べる方法を知らんからさ。だから未だに嫁さんも貰えん」
- カミーユから何故軍人をやっているのかをたずねられた時の返答。あえて俗っぽい内容で答えてはぐらかしている。
- 「直接、刃物を持って殺さないからさ。手に血が付かない人殺しでは、痛みは分からんのだ」
- 7話にて、30バンチの惨状を見たカミーユに何故こんな非道な事ができるのかと尋ねられた際の回答。現実世界にも通用する内容である。
- 「出資者は無理難題を仰る」
- 「今の私はクワトロ・バジーナ大尉だ。それ以上でもそれ以下でもない…」
- 13話にて、正体を隠すシャアに真偽を問うハヤトに対しての答え。一見格好良い台詞に見えるが、実際は単にお茶を濁しているだけである。
- 「これが若さか…」
- 上記の気取った言い回しでクワトロがシャアであることをはっきりさせない態度に苛立ったカミーユから修正され、涙をきらめかせながら吹っ飛んだ時の台詞。ちなみに劇場版ではこれらのやりとりが無いので殴られない。
- アムロ「何故、地球圏に戻って来たのです?」
「君を笑いに来た…そう言えば、君の気が済むのだろう?」 - 15話にて、カラバに合流したアムロに対して。軟禁状態を理由に、今まで何も行動を起こさなかったアムロのふがいなさを痛烈に批判した言葉。もちろん、後段の文でアムロの心境をある程度理解した上での発言していることははっきりさせているが。αでは、池田氏と古谷氏のDVEで収録されている。
- 「よくもミネバをこうも育ててくれた!偏見の塊の人間を育てて何とするか!」
- アクシズの指導者としてミネバに対する教育、というより彼のミネバに対する将来の期待をハマーンが踏みにじったことによる激昂のシーン。シャアが本気で怒りを曝け出したはこのシーンのみ。
- 「私はザビ家とは関係ない。私は、いつも独りの男だった」
- レコアから「ザビ家再興が目的ではないのか?」と尋ねられた際の答え。本人としてはそんな意図は無いと言っているだけなのだが、男女の関係にあるレコアに対して「いつも独りの男だった」はあまりに迂闊な失言である。彼女がシロッコの元に走ったのもこの発言が遠因とも取れる。
- 「サボテンが、花をつけている…」
- 34話で、レコアの乗ったメタスがヤザンのハンブラビに撃破され、クルー全員が悲しみに暮れる中、主のいないレコアの部屋を訪れ、その後部屋に入ってきたカミーユにレコアをぞんざいに扱った事を非難された上に殴られた時に、レコアが育てていたサボテンの鉢を見て呟いた台詞。
ガンダム史上でも特に意味不明な台詞として取り上げられる事が多いが、ここでいうサボテンの花とはレコアの充足感の暗喩である。レコアはまだ死んでいない事、そして結局エゥーゴで花を咲かす事が出来ず自分の下から去ってしまった事を彼は察していた。 - 「ええい!打ち所が悪いとこんなものか!!」
- ハンブラビの海ヘビの直撃で、大気圏内へと投げ出された。この時「意外に早いものだな」と死を覚悟したが、カミーユのウェイブライダーで難を逃れる。
- 「戦いの中で人を救う方法もあるはずだ!それを探せ!」
- 36話で、フォウと戦う事を拒むカミーユに対して。台詞の意図としてはカミーユを戦わせる事だが、妙に願望の入った台詞である。ララァの悲劇を体験した彼としては、やはりカミーユに同じ経験をして欲しくなかったのだろう。カミーユからは「そんなものあるわけがない」「理想論」と否定されているが。前後の台詞と言っている事が矛盾しているようだが、クワトロ自身も葛藤している様子が伺える。しかしスパロボにおいては、大抵戦いの中で彼女を救う方法が用意されている。
- 「同じ、か…」
- フォウの死を嘆くカミーユを見て、かつての自分とアムロ、ララァと同じ結末になってしまった事について。このような事にならないようカミーユに対してフォウに近づきすぎないよう警告していた彼だが、心のどこかでは自分達とは違う結末になる事を期待していたのかもしれない。
- 「戦士は、生きている限り戦わねばならんのだ…!」
- フォウの亡骸を抱えながら咽び泣くカミーユを、百式の手に乗せながら搾り出した台詞。愛するララァを失った経験のあるクワトロには、哀しみにくれるカミーユの気持ちが痛いほど分かったのである。それは自分に対して言い聞かせているようにも聞こえ、クワトロの目にも涙で潤んでいた…。
- 「私はかつて、“シャア・アズナブル”と呼ばれていたことがある男だ!」
- 37話での、ダカール演説での台詞。劇場版ではダカールの話がカットされている為、口にしない。
- 「ひと昔前の人々は、この何倍ものGに耐えながら宇宙(そら)に出た。彼らは宇宙にこそ希望の大地があると信じた。自分たちを宇宙に追いやった地球のエリートを憎む事より、その方が余程建設的だと考えたからだ。地球の重力を振り切った時、人は新たなセンスを身につけた。それがニュータイプへの開花へとつながった。そういう意味では、確かに宇宙に希望はあったのだ。」
- 38話にて、ダカール演説後、アウドムラのシャトルで宇宙に戻る際、同乗するカミーユに語った台詞。ダカール演説のようなエゥーゴの指導者やジオン・ダイクンの子としての意見ではなく、純粋に一個人としてのニュータイプ論をカミーユに披瀝しており、聞いたカミーユの方も「よく分かる話です。僕もその希望を見つけます。」と彼の説に対し全面的に賛同している。このやりとりからシャアはカミーユを自身の優れた後継者で次の世代を担う存在として期待を寄せており、カミーユもシャアをよき師、よき先達として尊敬している事が伺える。もしカミーユがリタイアすることなくシャアの側に在り続けていたならば、シャアも人類に絶望する事はなかったであろうが…。
- 「どうした、カミーユ! 撃て!」
カミーユ「ダメです、僕には撃てません!」
「それが出来なければ、お前は死ぬぞ!!」 - 42話で、サイド2の13バンチにおいて、ティターンズと戦闘中にゲーツ・キャパのバウンド・ドックの波動を受けて、ロザミィがロザミアに戻ってしまい、彼女のバウンド・ドックがカミーユのΖに迫り来る中、照準を向けたものの、撃てずにいるカミーユとのやり取り。フォウに続いて、強化人間に取り憑かれつつあるカミーユを危惧したのだろう。α外伝では、イノセントによってより強化を施され心を消されてしまい、暴走したままアイアン・ギアーに突っ込もうとした彼女のサイコガンダムMk-IIを撃つように言う場面(原作で言う48話)で使われている。なお、池田氏と飛田氏のDVEで収録されている。
- 「君のような若者が命を落として、それで世界が救われると思っているのか!?新しい時代を作るのは老人ではない!」
- シロッコとハマーンを倒すための捨石になろうとしていたカミーユに対しての台詞。カミーユはクワトロに世界を救ってほしかったが、クワトロはカミーユが自分と共に世界を救う事を望んでいた。しかし……
- 「まだだ!まだ終わらんよ!」
- ハマーンと戦って追い詰められた時の台詞。スパロボにおいてもクワトロが瀕死のダメージを受けた時の際の台詞として毎回採用されている。
- 「ん?エネルギー切れ!?」
- 果たしてシャアがこんなことをしでかしてしまうのか?という事が問題になったセリフ。まあ相手がハマーンのキュベレイだったから・・・・・・と好意的に解釈してあげよう。
- 「そんな決定権がお前にあるのか!?」
- ハマーンのキュベレイに百式の四肢を全て潰され、ハマーンから「これで終わりにするか、続けるか!?」と言われた際の台詞。
- 「いくら希望を見出しても、地球の重力に魂を引かれた人間のエゴに押しつぶされ、結局はこんな悲しみだけが繰り返されていく……」
「……ならば!」 - PS版『機動戦士Ζガンダム』のシャアシナリオのEDにおける台詞(Gジェネレーションシリーズでも使われている)。カミーユの精神崩壊を感知したクワトロは、遂に地球潰しを決意する。
劇場版
- 「違うぞ」
- 劇場版Iでの台詞。レコアが「大尉にお尻を触られていた」とエマに話したことに対する否定。
- 「私だって独り身だ」
- 劇場版IIでの台詞。珍しいコミカルな台詞である。
- 「私の分は?」
- 劇場版IIIにて。新作カットの皆でケーキを食べるシーンで、自分の分のケーキをファに要求した台詞。上記の台詞も含め、劇場版のクワトロは所々に人間臭いコミカルな台詞が追加されている。
スパロボシリーズの名台詞
TV版
戦闘台詞
- 「行けっ!フィン・ファンネル!!」
「フィン・ファンネル!」」 - フィン・ファンネル使用時の台詞。スパロボではこのようにアムロ達同様に武器名を叫ぶが、池田秀一氏は第4次S、即ちスパロボ初収録の際、「こんな台詞言ってないよ」と指摘したという。
- 「百式改でやってみるさ!」
- 百式改、フルアーマー百式改の搭乗時の台詞。
- 「よし、ロングメガバスター発射!!」
- フルアーマー百式改のロングメガバスターの発射台詞。
- 「光の翼を使う!」
- α及びα外伝において、クワトロをV2ガンダムに乗せ光の翼(通常バージョン)を使用した際の台詞。ウッソ以外に光の翼(通常またはMAP兵器)を使用した時に専用の台詞が出てくるのは、彼やウッソの他にアムロ、カミーユ、フォウ、ルーがいる。
旧シリーズ
- 「フ…言いたい事をいうな」
- 第4次でロンド・ベルに復帰する事に迷いを見せたクワトロに対して勝平が叱咤した際の返答。この事によりクワトロは再びロンド・ベルに復帰する事を決意する。
COMPACTシリーズ
- 「…同じ過ちを繰り返す必要はあるまい。それが避けられるのなら、な」
- IMPACTでプルツーを説得するジュドーの姿に、嘗ての自分とララァとの関係を重ね、引き離そうとするブライトや忍を制して発した台詞。
- 「もう普通の軍隊では物足りなくなるかも知れんな、艦長」
- 「星の屑作戦」阻止を前にしながらも、エクセレン達女性陣が繰り広げる緊張感の無い遣り取りに「もう慣れた」と苦笑するブライトへ、上述の台詞を送る。
- 「…忘れた方が、覚えていない方が幸せな事も有る」
「だが、人の業はそれをさせてはくれん…忌まわしい記憶と共に」 - 人間にとっての記憶の消去にあたるオモイカネへのデバック作業に、難色を示すカミーユや沙羅の言葉を受けた上で上述の発言を口にするが、意味深な言動はアムロやルリから訝しまれる事に。
- 「戦いを終わらせる為に戦う…そこに喜びや感謝などは無い…哀しみならば有るのかも知れん」
- 爆死直前のキラー・ザ・ブッチャーが問い掛けた「戦いの意味」について各人が戸惑う中、彼の言葉を否定する。その一方でカミーユは、クワトロがブッチャーの言葉に黙って聞き入っていた事にも気付いていたが…。
- 「この戦いの行方がどうなろうと…ザビ家の亡霊は滅ばねばならんのだ。もう一度…全てをやり直さねばならん…!」
「お前は大義という言葉にしがみ付いているだけだ」 - フィフス・ルナでの決戦時、「大義」の名の下に己のエゴを主張するグレミーへ浴びせた批難。
- 「敵…であったものの文化を知る事は、戦略的にも参考になる…単純に、興味本位でもあるがね」
- 終盤の「ゲキ・ガンガー3上映会」に出席した動機を、不敵な笑みと共に語る。
αシリーズ
- 「…ところで、君はその仮面を被り、OZに従い続けるつもりなのか?」
「昔、君と同じ様な仮面を被っていた人物がいたのでね…」 - αにて、ゼクスと初対面した時に。もちろんクワトロが言っている人物はシャアの事。自分も同じ事をしたためか、ゼクスが自分と同じ境遇である事を悟っていたようである。
- 「やはり、アムロには白いガンダムがよく似合う…」
- αにて自分が流出させたサイコフレームを搭載したνガンダムに乗っているアムロを見てご満悦の台詞。まるで恋人に自分の好みのドレスを着せたかのような発言である。…ところで、アムロが後に青いガンダムに乗り変えた事をシャアはどう思ったのだろうか。
- 「人には恥ずかしさを感じる心がある…」
「…だが、激動する情勢は私にそれを許してはくれないようだ」
「君達の期待に応えることは出来ないかもしれないが、私は私に与えられた役目を果たすつもりだ」 - αにて、ダカールにある議事堂で開催される連邦議会の占拠する作戦の前に、いつまでもシャアである事を隠して、パイロットとしての身分に甘んじている事を、カミーユ、ジュドー、ウッソのニュータイプ少年の3人から詰め寄られた時に、選択肢として「シャアとして応える」を選んだ時の台詞。恥を忍んで、クワトロが自分のやる事を悟り腹を括った瞬間である。もちろん、この時に「クワトロとして応える」を選んでしまうと、原作通りにカミーユに修正されてしまう…。
しかし、最後の「君達の期待に応える事は出来ないかもしれないが~」という台詞は皮肉にも第2次αにて現実化してしまう……。 - 「ティターンズの下にいて、一つだけ感謝していることがある…それは地球連邦の腐敗ぶりをしることが出来たということだ」
- α外伝でティターンズから自軍に転じた後、ブランと対峙した際に言う台詞。後の反乱の一因となった事を窺わせる台詞で、第2次αでもアムロが指摘している。
- 「金色のモビルスーツに乗る者が、他にもいたとはな…!」
- α外伝にて、ハリーの乗る金色のスモーを見て。
- 「かなりの時間が過ぎたとは言え、私は人の本質をそう簡単に信じることは出来んな」
- α外伝の未来世界にてガリアのイノセントとの接触を提案するアムロの意見に反対する形で言った台詞。イノセントにザビ家やティターンズのような危険性を感じていたのが理由であり、この後の展開を考えれば決してクワトロの指摘も間違ってはいない。とはいえ、イノセントやムーンレィスが全て敵対者でないと言うアムロとは対照的であり(実際アーサー・ランクのような人物も居た)、続編での行動を考えれば、その伏線の一つともとれる台詞である。
- 「確かにな…。だが、同じ悲劇が繰り返されるのを黙って見過ごすわけにはいかん」
- α外伝にて、ギンガナムに対して。
- 「…………私は人の歴史の何たるかを未来世界で見てきた……………だが、その前に前回の戦いの決着は私自身の手でつけさせてもらう!」
- α外伝の最終決戦にて。クワトロの苦悩を看破していたシュウに「(人類を裁くのかどうするのか)結論は出たのか」と問われて。既にクワトロの心は決まっていたのだろう…。
- 「次代の世界を担う若者として、私は君に期待した」
「君はそれに応え、私が去った後も悩み苦しみながら前へ進もうとした」
「私に見せてくれ、カミーユ。お前が望んだ人の未来を」 - 第3次α最終話にて、カミーユの前に霊として現れた際に発したメッセージ。本作に於けるカミーユの苦悩振りを、冥界から見守り続けていた事を仄めかしている。
携帯機シリーズ
- 「そろそろ歳でな。殴られずに済んだ」
- Aにて左近寺博士のしごきにアムロが参加していない事を訊ねたギャリソンへの返答。当然ギャリソンは意味が分からず困惑するのだが、実はこの直前にアムロに「何故戻ってきたのか」と訊ねられており、煙に巻いた事に対し「僕がもっと若かったら殴り倒していた」と言われた事からの発言である。
- 「私はクワトロ・バジーナだ。それ以上でもそれ以下でもないのでな…!」
- Aの最終話におけるヴィンデルとの戦闘前、「自分側の世界のシャアのように、お前もシャアとしてネオ・ジオンの総帥になれ」と暗に仄めかすヴィンデルに放った台詞。同じ言い回しでも正体をごまかすのに使った時と違い、シャアとは違う男して生きていく意志の強さがはっきりと表れている。
- 「ザイデルよ、ニュータイプをそんな枠の中でしか考えられないから、それがわからないのだ」
- Rで、ニュータイプを自分に都合の良いように解釈し、選民思想に利用するザイデルから「ニュータイプなのになぜ、スペースノイドのために戦わない?」という質問に対して答えた台詞。
- 「かつての好敵手ほど仲間になれば頼もしい者はいないものだ」
- Rにて、共に戦うことになり戸惑うジャミルとランスローに対しての台詞。かつてのライバルであるアムロと共に戦うクワトロならではの台詞。
Scramble Commanderシリーズ
- 「君が心配しているのは、あの時見た光景の事だな?言いたい事はわかるが…どうか信じてほしい。以前ならともかく、今の私は若者達が築き上げていこうとしているこの世界に希望を見出そうとしている。間違いは…犯さないつもりだ」
- SC2のEDにて、一人アクシズを治める為にアクシズへ行く事を決意した際、アムロに心配されて。ちなみにここでクワトロが言っている「あの時見た光景」というのは、最終決戦の直後に綾人によって見せられた数多に存在する世界の可能性の中で、シャアによるアクシズ落としが実行された世界の光景の事。
単独作品
- 「そう、いじめんでくれ。アルテイシア」
- XOにて。外宇宙遠征から帰ってみたらいつの間にかクワトロとして連邦軍へ寝返っていた兄シャアを問い詰めるセイラに対して。やはり妹には頭がなかなかあがらない模様。
- 「ジュドー君、聞こえるか?君の妹、リィナは預かっている」
「モビルスーツを戻したら返してやる」 - XOで、グラドス軍との戦闘中にホワイトベース内部に潜入していたジュドー達に売り飛ばす事目当てに主力MSを奪われてしまい、ルーが捕まえてきたリィナを人質にして降伏を勧告した台詞。普通は悪役のやる事であるが、状況が状況なので荒っぽい事も形振り構わずやる彼の一面が見られる。心なしか彼自身内心で楽しんでいる節がある。当然、彼の愛機である百式もモンドに奪われている。
- 「生き残れるかどうかは時の運だ。まだわからんよ」
- XOで、ア・バオア・クーにおけるジオン軍、ギガノス軍との最終決戦において、グワジンを撃墜されキュベレイで出撃したハマーンを前にして。ララァからは「大丈夫です…大佐が勝ちます」と激励されるものの、本人もハマーンに対して後ろめたさを感じているのか、妙に怖気づいていた。スパロボでもクワトロにしては、珍しい弱気な台詞である。
- 「ハマーンが…逝ったか…」
- XOにて、ジュドーのΖΖガンダムに敗れ爆散したハマーンのキュベレイを見て、呟いた台詞。クワトロは死にはしないが、何気に原作のΖ最終回と正反対になっている。自分を愛してくれた女性の死を前にして、シャアは何を思ったのか…それは、本人にしか分からない…。
- 「データはデータに過ぎん。それに私は人の力というものを信じている…。多くの者達と決別してまで信じた人の可能性だ…暴走した機械とその端末にそれを否定させる気はない!」
- MXの最終決戦にて、エルデに対して。
劇場版
戦闘台詞
- 「照準が定まらん…えぇい、ままよ!」
- Zにてメガ・バズーカ・ランチャーを撃つ際の台詞。原作でも言ってるのだが、スパロボではたとえ直感していようが感応してもらおうが照準は定まらない。
- 「あれではまるでジオングだな…!」
- Zにて、ターンXの攻撃を回避した時の台詞。「各パーツが分離してのオールレンジ攻撃」の元ネタはジオングの初期の設定である。
- 「迷いは自分を殺す事になる!」
- 戦闘開始時の台詞。第2次Zのクワトロは終始迷いまくっているため、どうにも印象に残る。
Zシリーズ
- 「デュランダル議長とタリア艦長…、あの二人、男と女か」
- Zにて。シンをカミーユが説教しているというのに、色事にも注目している。
- 「あの手の口調の人間は、腹に一物あるように思えるのだよ…」
- Zにてデュランダル議長を警戒している理由。言わずもがな声優ネタだが、それだけでなく似たキャラクター性から「似たもの同士だって自分だって解っているよ」という自虐も込めたセリフと思われる。
- 「若さゆえ、か…」
- Zでゲイナーの告白を聞いて微笑ましそうにこう呟く。
- 「そして、止めなくてはならないのは 別動隊の彼らも同じだ。これ以上、戦いを拡大させないために何をすべきか認識しろ」
- Zにて優柔不断な態度が悪化してしまったアスランに対して選択肢を与えるが、彼もまた冷たく突き放してしまう台詞。結局、クワトロの助言は無駄に終わった。
- 「私は私が出来る事をするだけだ…!ここで果てるなら、そこまでの男だったという事だ!ギルバート・デュランダル!自らの力を誤った方向に向けたお前は私が討つ!」
- Zでのメサイア攻防戦でのデュランダル(が乗っているミネルバ)との戦闘前会話。ついに実現した池田秀一声対決。
- 「何とでも言うがいい。だが、私は今の私に誇りを持っている。赤い彗星と決別したからこそ、私はお前を認めない…!クワトロ・バジーナとしてお前を討つ!」
- Zの最終決戦にて、ジ・エーデルに対して。
クワトロとしての自分に誇りを持ち、赤い彗星と決別したキャスバルだったが、第2次Zではトレーズとの出会いで再び迷いを抱き始める。再世篇においては最終的には一人の戦士として戦いを終わらせる事を望み、アムロ・カミーユと共に刹那の革新を見届けたクワトロだが、続編で彼はどのような選択をするのだろうか? - 「私もお前と同じだよ、リボンズ・アルマーク。自分が何者であるかを求めて戦っている」
「虚勢を張るのは、ここまでだ。自らと向き合う事の出来ない弱い男に世界を任せるわけにはいかないのだ!」 - 第2次Z再世篇におけるリボンズとの戦闘前会話。
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