ファ・ユイリィ
ファ・ユイリィ | |
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漢字表記 | 花 園麗 |
外国語表記 | Fa Yuiry[1] |
登場作品 | |
声優 |
松岡ミユキ(TV版) 新井里美(劇場版) |
デザイン |
安彦良和(Ζ) 北爪宏幸(ΖΖ) |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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種族 | 地球人(中国系) |
性別 | 女 |
生年月日 | 宇宙世紀0070年10月9日 |
年齢 | 16歳→17歳 |
出身 | サイド1・25バンチ |
血液型 | AB型 |
所属 | エゥーゴ |
軍階級 | 軍曹 |
ファ・ユイリィは『機動戦士Ζガンダム』および『機動戦士ガンダムΖΖ』の登場人物。
概要
機動戦士Ζガンダム
グリーンノア1に住んでいた、中国系の17歳の美少女。名前を漢字で表記すると「花園麗」。ガンダムシリーズでは珍しく、名字でのみ呼ばれる。が、実の母親にも「ファ」と呼ばれている事を考えると宇宙世紀においては「ユイリィ」が名字なのかもしれない。[2]
強気なところもあるが、本質的には世話好きで、母性本能が強い。将来の夢は社会の役に立つ人になること。
サイド1生まれであり、一年戦争の後に、グリーンノア1に越してきた。隣に住むカミーユの幼馴染みで共に同じハイスクールに通っていた。ガンダムMk-IIを強奪したカミーユと知り合いだった為、両親がティターンズに捕らえられてしまうが、彼女自身はブライト・ノア中佐に助けられ、難民としてカミーユのいるアーガマにやってくる。
カミーユが地球に降りている期間にモビルスーツパイロットの訓練を受け、以後はエゥーゴの一員としてグリプス戦役を戦い抜いた。その一方でシンタとクムの母親代わりも務めている。
リック・ディアスやネモに搭乗していたが、レコア・ロンドがMIAになって以降は彼女に代わり、メタスのパイロットを務めるようになる。
テレビ版ではカツ・コバヤシ同様に無断出撃をよくやらかしていたが、劇場版では2人とも無断出撃することはなく、補給要員として、弾薬の補充を行う場面もみられた。
第2話のコロニー内での戦闘において、カミーユの家から外に出た途端にリック・ディアスと戦闘中のジムIIが上着の端が破けるほどの近距離に着地しており、地味に死にかけている。
機動戦士ガンダムΖΖ
カミーユが精神崩壊した後も彼の介護をしつつ、人材不足であるエゥーゴのMSパイロットとして戦っていた。この頃になると、グリプス戦役の頃の未熟さは消え、かなり凛々しくなっていた。しかし、すぐにジュドーに手を上げてしまうところなど、亡き上官のエマに似てきていた。
第9話にてシャングリラにカミーユを残してアーガマと行動を共にしようとするも、マシュマーとの戦闘でメタスがコントロール不能に陥ってしまう。ジュドーたちの配慮もありアーガマには回収されず、そのままシャングリラに流れ着き、以後は入院したカミーユに付き添う事になる。後半にてダブリンでジュドーとブライトに再会している。
最終回では回復したカミーユと共に海岸を走り回っている姿が描かれており、その後は不明であるが、おそらくはカミーユに付き添ったと思われる。
漫画『機動戦士ガンダム ムーンクライシス』(SRW未参戦)ではファは看護師となり、医者になったカミーユと共に月で暮らしていた。
登場作品と役柄
『Zガンダム』本編がシナリオに直接関わらずとも、カミーユが登場すれば同伴していない事の方が稀なため、ガンダムシリーズの女性キャラではトップクラスの参戦回数を誇る。似たような立場にある弓さやかと並んで王道シリーズの全作品に参戦する女性パイロットとなっている。
原作では叶わなかったフォウとの競演が実現しており、修羅場寸前になることもしばしば。また、カミーユの女絡み(特にフォウ)に関してヤキモチをやいたファにはブライトやヘンケンですら手に負えないことも。
余談ではあるが、マシュマーやジョルジュなど、騎士道を重んじる人間から好印象を持たれる事が多い。
また、作品にもよるが、部隊のオペレーターを務めたり、カミーユが過去に精神崩壊している場合は彼よりも参入が早いという展開もある。
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦
- 初登場作品。人員が足りない[3]ためか、ホワイトベースのオペレーター的な役割もしている。そのため、途中で過労で倒れてしまうイベントがある。また、ヘンケン・ベッケナーがフォウのことをカミーユの恋人と言った際には、激怒している。
- 第3次スーパーロボット大戦
- 当初はレコア・ロンドとともに第8艦隊にいたが、部隊の壊滅でロンド・ベル所属となる。幸運があり、友情や愛等の補助系コマンドを覚えるのが強みであるが、攻撃力が低いためメタス一択となる。
- スーパーロボット大戦EX
- リューネの章で仲間になる。「胞子の谷」ではカミーユがフォウの寝言を言ったために激怒している。
- 第4次スーパーロボット大戦
- 第1話から参戦。パイロット要員としてのほか、たまにオペレーターもしている。チーム分割の際は、2度ともブライトの独断でカミーユとは別チームになる。
- 精神コマンドでは新たに激励を所持し、よりサポート役としてのカラーが強まった。MSパイロットでは貴重な地形適応空A持ちだが陸適応がBのため乗機はMA形態のメタスに概ね固定されることとなる。
- エンディングでは、医師免許を取得するべく軍を辞退し、勉強に励んでいる。
- 第4次スーパーロボット大戦S
- 第2話から参戦。2回行動可能レベルが『第4次』より引き上げられている。
- スーパーロボット大戦F
- 松岡氏のボイスが初収録された。能力値は2軍の極みだが、信頼・幸運・激励・愛と補助系精神コマンドを多数習得する。今作では修理で経験値を得られるようになったが、集中とひらめきも覚えるので、メタスをイーノかエルに回し、幸運を絡めたハイエナでレベルを上げた方が良いかもしれない。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 『F』に引き続き補助役として優秀で、しかもレベル56で激励2回分のSPを持つようになる。UC系パイロットの中で、Lv60未満でSP140に届くのはファのみの特権である。その反面2回行動解禁が絶望的に遅く、UC系パイロットワースト2のLv67。修理・補給で意図的に経験値を稼がない限りまず到達しないので、やはりメタスとコアブースターはイーノとエルを乗せた方がいいかも。
- スーパーロボット大戦コンプリートボックス
- 『第2次』『第3次』で幸運が努力に変更されてしまい、育てる意義が大きく薄れてしまった。一応ひらめき・友情・愛を覚えてはくれるが、サポート役としてなら激励も使えるイーノに軍配が上がるだろう。
- 『EX』では幸運は健在だが、攻撃力が低い上に陸適応Bなので、メタスではトドメ役はほぼ不可能。ギラ・ドーガでハイエナするか、素直に他にてかげんを使おう。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 原作と同じ経緯で参加。カミーユの精神崩壊イベントでDVEがある。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 前作のバルマー戦役終結後、プリベンターに参加した、カミーユやフォウと離れ、月にあるマオ・インダストリーの社長を勤めるリン・マオの元で、ニナらと一緒にイージス計画の手伝いをしていたが、オペレーション・メテオを実行してマリーメイア軍が月に攻めてきた時に、助けに来たカミーユ達と戦う事を決意してマオ・インダストリーを離れ、プリベンターに参加。
- 今回はついにカミーユ・フォウとの三角関係が修羅場に陥る。ただ、どちらかといえば、ファがやや嫉妬を抱いており、それを感じたフォウが一歩身を退いた感じになっている。エンディングでは、カミーユと共に故郷のサイド7へと帰っていった。
- 今回から「幸運」が「祝福」に変わった他、「期待」までも覚えるようになったため、補助系としてはセニアに次ぐ有力候補。ホワイトアークやスーパーガンダムのGディフェンサー側など、安心してレベル上げが出来る環境があるのも大きい。
- 何故かは分からないが、地形適応にAが一つも無い。本作はバグで機体とパイロットの地形適応がちゃんと機能していないとはいえ、これはあんまりではないだろうか。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- いつも通り補助系の精神が豊富なので、小隊員として使える。乗機はメタスのほか、メガライダーやリ・ガズィあたりもお薦め。ただし空適応Bな点に注意。戦闘用の精神コマンドが「集中」しかなく、小隊長としては使い物にならないので、パーツスロットの多い小隊員機向けの機体に乗せて、小隊員に徹する運用がベター。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 『第2次α』と同じ。シナリオ的には、リアル系主人公を選ぶと出番が早い。ただし、クォヴレーとセレーナでは、正反対の展開となる。
- 全ての戦いが終わった後は、フォン・ブラウンの学校に入学しカツやフォウと共に学生となった。将来は看護士になるべく看護関係の勉強に勤しんでいる。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 劇場版設定で登場。声優も『A PORTABLE』に引き続き新井里美氏。第33話でメタスに乗って参戦する。フォウ生存時は修羅場に突入…かと思いきや、フォウから「カミーユの友達なら私の友達」と言われ、意外にすんなりと受け入れている。
- 精神コマンドは複合支援の「希望」を使用できるが、それ以外は目立ったサポート系の精神コマンドを覚えず、「希望」を覚えるまでは「加速」を担当する事になるだろう。初めて、対ラスボス用の特殊戦闘台詞が入った。
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 中盤でカミーユ、『DESTINY』メンバーと共に初登場する。しかし、初登場ステージと自己紹介くらいしか会話に出てこない。「期待」を持ち修理育成が出来るので「祝福」・「応援」要員を補助できる。
- エンディングではトレーズの計らいでカミーユ、シン、キラ、アスラン、ルナマリアと共にOZに加入する。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 始めはOZに所属していたが、カミーユ、シン、ルナマリアと共にOZを離脱。主人公側の部隊に参加している。運用は前作と変わらない。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 序盤から加入する。「加速」と「努力」を持つ典型的サブ要員。パイロットとしては残念ながらカツ以下だが、エースボーナスで消費SPが-5されるのでたまには撃墜数を稼ごう。ニュータイプレベルの上昇が異様に遅いのが問題。
- 本作ではカミーユが『逆シャア』や『UC』関連の原作再現にからんだり、ボランティア部の活動に付き合ったりと出番が多く、それに付き合うために本人も比較的会話シーンの出番が多め。入浴時の別グラフィックがある。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- プロローグからメタスと共に登場するが、『時獄篇』ほど目立った出番は無い。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- シナリオ「サイン・オブ・ゼータ」で増援で登場し、そのまま仲間になる。必修精神コマンドは「熱血」。「幸運」「魂」も高確率で覚える。
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇
- 第1話から登場。グリプス戦役が終わった後、ティターンズとの戦いで傷つき地球で療養していたカミーユの付き添いで来て、看病の末ようやくカミーユが回復し始めたところで、ジャブローの施設にカミーユが送られてしまい、ファは日本の極東支部に転属になったという設定。メタスに乗っている。
- 開始時点で「幸運」持ちは彼女のみなので、資金重視の人は無理にでも戦闘せざるを得ない。
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
- 味方が多いので安心して修理に徹することが出来る……出撃枠があれば。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 第1話から登場。メタスに乗っている。リメイク前以上に修理が重要。やはり幸運を覚えるが、敵の硬い本作で攻撃力の低い彼女にボスキラーは不向き。撤退ボスへのトドメ役は更に困難なので使うなら狙う相手は選ぶこと。援護攻撃を覚えないのもマイナス。「信頼」「激励」など支援役としての能力は従来通り。
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- 第1話から登場。メタスに乗っている。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- リアル系主人公の場合は第2話から登場。ロンド・ベル隊に補充要員として合流しようとしていたが、難民船アイダホに遭遇しその護衛に就いていた。その後ギガノス軍にアイダホと共に捕えられるが、救出に来たDチームやリアル系主人公と共に脱出しロンド・ベル隊に合流する。スーパー系主人公の場合は、ロンド・ベル隊の一員として第4話から登場。
- スーパーロボット大戦A PORTABLE
- グラフィックはTV版のものだが、声優が劇場版の新井里美氏に変更された。新井氏は当作品がスパロボ初参加である。『MX』で没になったカットインが日の目を見た。
- スーパーロボット大戦R
- 過去の世界で登場。序盤からフリーデンに同行して、行方不明になったカミーユを探していた。第20話では彼女もニュータイプとして連れて行かれるので、出撃不可となるので注意。
- ちなみに、フォートセバーンルート第16話では、アムロとティファはカリスに連れ去られるのに、彼女は何故か連れ去られなかった。ニュータイプの能力が低いから、カリスには分からなかったのだろうか。
- スーパーロボット大戦D
- 『ZZ』終了後の設定。月でカミーユと共に暮らしており、宇宙ルート第4話から参戦。フォウがすでに死亡しているにも関わらず、カミーユがフォウフォウ言いまくるため、会話シーンでの出番は少なめ。エンジェル・ハイロゥのイベントでは、レコアでもアポリーでもなく、カミーユ崩壊時の記憶を蘇らせた。
- 最終決戦前には、フォウへの心残りを振り切ったカミーユと胸の内を明かし、互いの気持ちを再確認し、決戦に臨む。
VXT三部作
- スーパーロボット大戦V
- 加入が36話と歴代最遅。メタスの性能もパイロット能力も考えると出撃させる余裕はほとんどない…と思われるかもしれないが、精神コマンドは非常に優秀(「期待」が40、エースボーナスで「希望」が35)。
- 困難ルートEDではカミーユと共に医療関係の道へ進む意志を示している。
- スーパーロボット大戦X
- 第29話より登場。『V』と同様エースボーナスで初期SPが増え、希望の消費SPが50→35に下がるので終盤はお世話になるだろう。不屈で撃墜されにくいのも高評価。
- レスキュー技能をデフォルトで所持しているため、メタスに乗せたままにするよりはレスキューユニットを積んだリ・ガズィに乗せたほうがカスタムボーナスを考慮した上でも使いやすい。ファのエースボーナス・メタスのカスタムボーナス共に取得済みであればメタスに固定するのも選択肢となる。
- スーパーロボット大戦T
- 第10話で参戦。エース達成時の獲得プログラムは「回避アップ」。今回もデフォルト搭乗機はメタスであるが、修理と補給を1機でこなす機体がメタスとゲシュペンストしか存在しないため、相対的にメタスに固定乗機にする必然性が上がっている。
- 彼女とマシュマーの戦闘も加入ポイントに関わるため、シークレットシナリオを確実に発生させたい場合ではジュドーとの2人でマシュマーを迎撃しよう。
- 三部作の中では最も参戦が早いが、主要な精神コマンドである期待と希望を覚えるまでが長いので、サブオーダーを活用して積極的にレベルと撃墜数を稼ぐと良い。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- リアル系主人公だと序盤はメタスにルー・ルカが搭乗しており、ファは中盤に入りかかる頃でパイロット登録される。スーパー系主人公だと中盤に入りかかる頃でカミーユと共に参戦。このとき既にガンダムMk-IIを入手していると、ファのメタスにカミーユが同乗している事になる。取得するコマンドの関係上、ややアイナ・サハリンに出番を奪われがち。また、カミーユと信頼補正が存在するが、そちらも場合によってはフォウに取って変わられる可能性が高い。
- 今回、ルートによりメタスはメタス改に変わるので、そちらに乗せた方が得策。
- スーパーロボット大戦MX
- 今回は非戦闘キャラ。戦いに赴くカミーユを見送る役。一応、ROMにはファの戦闘時のデータも存在している。チートで使用してみるとわかるが、松岡氏の新録ボイス・新作画カットイン・フィンファンネル専用台詞など完備されており、開発段階では自軍参入する可能性もあったと思われる。
- 今回はフォウが原作通り過去戦死したことになっており、エンディングではカミーユから「大尉が用意してくれた部屋で一緒に暮らそう」と誘われるなど、歴代スパロボ作品でもカミーユとの関係が極めて良好と言える。
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- 中盤以降にホワイトベースに乗っているが、パイロットとしては第29話のサブシナリオで陸戦型ジムに乗って加入。ここをプレイしないとパイロット登録されない。愛機メタスはお休み。もちろん、このシナリオで無断出撃した後は原作通りエマに修正される。なお、テレビ版でファを演じた声優の松岡ミユキ氏は、『XO』での収録を最後に声優を引退した。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 劇場版設定。メタスのパイロット。
- スーパーロボット大戦DD
- 劇場版設定。支援ユニットパーツ。装備すると不屈が使用できるようになる。
- 本編では名前のみの登場だが、フォウとは知り合いになっている。
- スーパーロボット大戦30
- カミーユと同時に参戦。本作では早々に応援を覚えるため、VXT三部作の頃にあった『参戦は早いが、サポート系の精神コマンドを覚えるのが遅いため、レベルを上げないと使いにくい』という欠点が解消された。
- ただメタスのままでは後半になるとエクストラアームズ系の強化パーツで補填しないと満足に戦えないため、哨戒任務で稼ぎきれないようなら乗り換えも検討したい。エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「回避アップ」。
関連作品
- リアルロボット戦線
- ハマーン・ロシュルートとラズロルートでは、ロベルト・アポリー・カツとセットで「低レベルのブランチ」扱いで仲間になる。
- シャアルートではまず敵として登場し、中盤に仲間となる。
- ポセイダル・シロッコルートでは登場しない。
- Another Century's Episode
- Another Century's Episode: R
パイロットステータス
基礎能力は全体的に低く、NTLvも概ね4程度までしか上がらないので戦闘には向かない。加入時点ではNTを覚えていないこともある。反面、SP量の多さとサポート用精神コマンドを活かしたサポート要員としての運用に向く。愛が回復系だった時は高確率で習得していたが、複合系に変わった後は一度も習得したことがないのも特徴。
能力が低めな分、SPや精神コマンドに優れていることが多いが、能力値の高いガンダム系ヒロインがいるとお株を奪われてしまうことも。
初期から援護防御Lvの高い作品が多い。しかし定番の初期乗機であるメタスはむしろ援護防御されたい側であるし、乗り換え可能な宇宙世紀系ユニットで高HPの修理・補給機などはホワイトアークが稀にある程度なので、結局無視される要素になりがち。活かしたいならせめて盾装備機に乗せてやりたい。
精神コマンド
- 第2次
- 直感、信頼、友情、祈り、テレポート、愛
- 第2次(PS版)、第3次(PS版)
- 根性、ひらめき、努力、ド根性、友情、愛
- 第2次G
- 信頼、ひらめき、幸運、集中、補給、愛
- 補給を覚えるようになり、サポート色が強くなった。
- EX
- ひらめき、根性、努力、幸運、熱血、愛
- 第4次(S)
- 信頼、ひらめき、集中、幸運、激励、愛
- 激励を覚えるようになり、現在まで続く『サポート要員としての立ち位置』を確立したラインナップ。
- F、F完結編
- 集中、ひらめき、信頼、幸運、激励、愛
- α
- 信頼、幸運、根性、ひらめき、激励、愛
- α for Dreamcast
- 信頼、幸運、集中、ひらめき、期待、激励
- α外伝
- 信頼、ひらめき、祝福、集中、期待、激励
- 第2次α、第3次α
- 信頼、祝福、集中、応援、激励、期待
- 精神コマンドがサポートに偏重している作品。
- Z
- 根性、努力、加速、集中、希望
- サポート系精神コマンドが希望に統合された。
- 第2次Z
- 根性、努力、信頼、不屈、激励、期待
- 第3次Z
- 根性、努力、加速、不屈、絆
- サポート色が弱いラインナップで、ファが『加速係』という珍しい作品。
- IMPACT
- 信頼、幸運、ひらめき、献身、激励、補給
- COMPACT3
- 信頼、幸運、応援、ひらめき、献身、激励
- A
- 信頼、幸運、ひらめき、激励、応援、献身
- R、D
- 信頼、幸運、ひらめき、応援、激励、献身
- V、X、T
- 根性、努力、信頼、不屈、期待、希望
- 期待を覚えてからが本番。サブオーダーというシステムに救われた形。
- リンクバトラー
- ひらめき、集中、激励、幸運、愛、信頼
- 64
- 集中、信頼、ひらめき、幸運、激励、愛
- GC、XO
- 信頼、祝福、集中、応援、激励、献身
- X-Ω
- 信頼、集中、希望
特殊技能(特殊スキル)
- 第2次(PS版)、第3次(PS版)
- ニュータイプL3、シールド防御L3、切り払いL3
- EX(PS版)
- ニュータイプL8、シールド防御L8
- 第4次(S)
- シールド防御L4、ニュータイプ
- α
- ニュータイプL6、シールド防御L8、切り払いL5
- α外伝
- ニュータイプL3、援護L2、シールド防御L5
- 第2次α、第3次α
- ニュータイプL5、援護攻撃L3、援護防御L3
- Z、第2次Z(破界篇、再世篇)
- ニュータイプL4、修理スキル、援護防御L3
- 第3次Z(時獄篇、天獄篇)
- ニュータイプL4、修理スキル、援護防御L3、ガード
- A(A PORTABLE)
- ニュータイプL6、切り払いL3
- R
- ニュータイプL3、防御L5、援護攻撃L2、援護防御L3
- D
- ニュータイプL3、シールド防御、斬り払い、撃ち落とし、援護攻撃L2、援護防御L3、コンボL3
- GC(XO)
- ニュータイプL5、援護L3、シールド防御
- V
- ニュータイプL5、修理スキル、援護防御L2、ガードL1
- X、T
- ニュータイプL5、援護防御L2、ガードL1、レスキュー技能
- 修理スキルと補給スキルがレスキュー技能へと統合されたため、微妙にパワーアップした。
- 30
- ニュータイプL5、援護防御L2、ガードL1
- 参戦が非常に早いからか、レスキュー技能が削除された。
小隊長能力(隊長効果)
エースボーナス
Zシリーズでは毎回エースボーナスが変更されている唯一の人物。それ以外を含めても、VXT三部作と『30』以外は毎回変わっている。
- 「激励」の効果1.5倍
- 『A PORTABLE』で採用。
- 「激励」の消費SPが30になる
- 『第2次Z破界篇』で採用。
- 精神コマンド「信頼」、「激励」、「期待」の消費SP-10
- 『第2次Z再世篇』で採用。
- 全ての精神コマンドの消費SP-5
- 『第3次Z時獄篇』で採用。
- 出撃時にSP+15、「不屈」を使用すると、「集中」も掛かる
- 『第3次Z天獄篇』で採用。
- 出撃時にSP+15。精神コマンド「希望」の消費SPが35になる。
- 『V』、『X』、『T』、『30』で採用。消費SP35は、「希望」どころか「祝福」まで含めても最安レベルである。
- 非常に優秀なエースボーナスだが、肝心の「希望」を覚えるまでが長いため、参戦時期の早い『T』ではせっかくエースにしても中々恩恵に預かれないというデメリットも(『T』での習得レベルは58)。
- 残る『出撃時にSP+15』の方も、「根性」「努力」「信頼」「不屈」の4つの期間が長いので、こちらも思うように機能しない。
- 逆に、参戦時期が最も遅い『V』では、少しレベルを上げると「期待」を習得するので、『T』よりもサポート系パイロットの即戦力として登用させやすい。参戦の遅さがプラスに働く例である。
- 『30』では、VXT三部作で覚えていた「努力」が「応援」になったことで、「希望」習得までの間でも、『出撃時にSP+15』を活用出来るようになった(『30』での「希望」はLv60で習得)。
支援効果
パーツ | メイン効果 | サブ効果 | 精神コマンド | 専用演出対応 |
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カミーユを支え続けた少女 | ビーム強化III | タイプ強化III(命中・回避)(カミーユ・ビダン) | 不屈 | Ζガンダム (カミーユ・ビダン) |
パイロットBGM
人間関係
機動戦士Ζガンダム
グリーンノア時代
- カミーユ・ビダン
- 幼馴染。後に恋人になる。知り合う女(姉貴分含む)がことごとく死亡する中、生き残り勝ちという面もあるが、精神崩壊した彼を献身的に支え続けた。
- ファの母
- SRW未登場。TV版第2話にて登場。容姿は似ているがスレンダーな娘のファと違ってかなり肥えている。しかし、その後カミーユがガンダムMk-IIを強奪してエゥーゴに参加した騒ぎに巻き込まれ、ティターンズのバスクに捕らえられた事が彼女の口から明らかとなる。
- その後はどうなったかは不明であるが、ティターンズによって殺されてしまった可能性もある。小説版では、ファの父と共に強制労働所に送られた事が明らかになっている。
- マツサカ
- SRW未登場。小説版にのみ登場しており、ファが飼っているテリアの犬である。
エゥーゴ
- ブライト・ノア
- 搭乗していたシャトルの艦長だった。エゥーゴによって助けられた後、共にエゥーゴに参加したのでその後は艦長とクルーの関係に。
- クワトロ・バジーナ
- アーガマクルーのMS隊前線指揮官であり、上司にあたる。グリプス戦役の最終決戦まで、彼の下でカミーユと一緒にティターンズと戦い続けた。
- Dでは、原作終了後の後日談という設定ゆえにフォン・ブラウンでネオ・ジオンの総帥となった彼と再会した時には驚きを隠せずにいた。
- エマ・シーン
- MSパイロットの先輩。感情任せに行動し彼女に修正されたり叱られたりされていたが、後に彼女の指導を受けパイロットとしても人間として成長していく。
- レコア・ロンド
- メタス乗りの先輩。軍の中で自分の居場所を必死で探そうともがく彼女の姿に一種の女性としての理想像を見出していた。後に、彼女の裏切りに驚愕することになる。
- カツ・コバヤシ
- 同年代の仲間。
- アポリー・ベイ
- 上官で先輩。ファを庇った事で死亡する。
- ヘンケン・ベッケナー
- 上官。
- シンタ、クム
- クワトロが連れてきた子供達。ファが世話をすることになる。SRW未登場。
ティターンズ
- ロザミア・バダム
- 「カミーユの妹のロザミィ」としての偽の記憶を刷り込まされた彼女から「お兄ちゃんの理想の恋人」とまで評され以後、終盤まで何かと絡んでいく。
- パプテマス・シロッコ
- 最終話で、グリプス2の劇場でハマーンと共にカミーユやクワトロと対峙する彼に向けて発砲し、2人に脱出するチャンスを与えた。
- バスク・オム
- ガンダムMk-IIを強奪したカミーユの知り合いという事から、ティターンズの総司令官である彼に両親共々捕まってしまう。
その他
- フォウ・ムラサメ
- 原作では会わないが、スパロボでは生存して恋のライバルになる事が多い。作品によっては激しいライバル心を燃やす一方で、カミーユとの仲が良好な作品では、彼女から応援されているケースも。
- アムロ・レイ
- 原作では会っていないが、スパロボでは上官で先輩。
機動戦士ガンダムΖΖ
エゥーゴ
- ジュドー・アーシタ
- 『ΖΖ』序盤で共闘。後にダブリンで火災に巻き込まれそうになった彼とブライトを救出している。
- リィナ・アーシタ
- 『ΖΖ』序盤では、悪友と共に不良行為に走る兄を説得するよう相談を持ちかけられるなど、姉妹のような関係であった。しかし、第10話でヒステリーを起こした際には、彼女にも辛く当たってしまい、泣かせてしまう。
- ルー・ルカ
- 『ΖΖ』序盤で共闘。10話でヒステリーを起こした際に、彼女から茶化される。
- なお、αではエゥーゴに入隊する際に一緒にパイロット訓練を受けた仲である。
- エルピー・プル
- 『ΖΖ』で、ダブリンの病院で働いていたところを、彼女とすれ違ってプルからアーガマの匂いを感じ取る。
ネオ・ジオン
- マシュマー・セロ
- 『ΖΖ』序盤で出会い、彼から『白衣の天使』と評される。
他作品との人間関係
ガンダムシリーズ
宇宙世紀ガンダムシリーズ
- セイラ・マス、クリスチーナ・マッケンジー
- 『第3次』では、彼女らと沖縄で海水浴をしていたところ、バーニィにナンパされた。
- 『A』では、メタスで護衛していたD兵器を輸送中の難民船アイダホに乗っていた民間人の一人で、ギガノス軍のメタルアーマー部隊の奇襲を受け一緒に拿捕される。
- バーナード・ワイズマン
- 『第3次』では、沖縄で海水浴をしていたところをクリスより先に彼にナンパされることに。
- コウ・ウラキ
- 基本的に先輩格のパイロットであるが、『第3次』ではニンジンを食べられない彼に怒って無理やり食べさせようとし、『第2次α』でも相変わらずニンジン嫌いを克服できない彼に突っ込んでいた。
- ニナ・パープルトン
- 『α外伝』では、月のマオ・インダストリーで一緒にイージス計画の手伝いをしていた。
- シュラク隊(ジュンコ・ジェンコ、ヘレン・ジャクソン、マヘリア・メリル、ケイト・ブッシュ、ペギー・リー、コニー・フランシス)
- 『第2次G』では、パイロットになる事をカミーユに話したときに、彼から当然の如く反対されるが、彼女達に助け舟を出してもらう。
アナザーガンダムシリーズ
- ルクレツィア・ノイン
- 『R』では、序盤から消息不明となったカミーユの行方を、彼女と共に捜していた。
- トレーズ・クシュリナーダ
- 『F完結編』では、彼の奪還作戦に参加。
- 『第2次Z』では、異世界に迷い込んだ際に彼によって、カミーユ、シン、キラ、アスラン、ルナマリアと共にOZに迎い入れられる。
- ティファ・アディール
- 『R』では、GXのサテライトキャノンで死んでいった人間の魂に触れすぎ意識を失った彼女を介抱していくうちに、かつての戦争で精神崩壊を起こしてしまったカミーユの姿を重ねる。
- パーラ・シス
- 『Z』では同僚で友人同士。
- フロスト兄弟(シャギア・フロスト、オルバ・フロスト)
- スパロボシリーズでは、ニュータイプだという事で彼らから憎まれている。
- 『R』では、フォウの手引きでニュータイプ研究所を脱出しようした際に、丸腰の状態でモビルスーツに乗った彼らに始末されそうになる。
- カロン・ラット
- 『R』では、彼女が所長を務めるニュータイプ研究所へ連行される。また、彼女達の調査によればアムロやクワトロ、カミーユほどではないがファがニュータイプである事を看破した。
ガンダムSEEDシリーズ
- キラ・ヤマト、アスラン・ザラ
- 『第2次Z破界篇』エンディングでは、彼らと共にトレーズの計らいでOZに迎え入れられる。
- マリュー・ラミアス
- 『第3次α』では上官。序盤からブライトの命令で、成り行きで彼女が艦長を務めることになったアークエンジェルに同行した。
- シン・アスカ
- 『Z』では、カミーユが彼と仲が良いため、歳も近いのか友好的な関係を築く。
- ルナマリア・ホーク
- 『Z』では同僚で友人同士。作品におけるポジションが似ているのか、会話で彼女のフォローに回ることも多い。
- メイリン・ホーク
- 『Z』では、歳が近い事もありルナマリアの妹である彼女とも親交を深める。
スーパー系
- 兜甲児
- 殆どのシリーズでは、彼がカミーユと気が合うのか仲が良いため、必然的に絡みも多い。
- 『α外伝』では、カミーユと甲児を思った事がすぐ顔に出る似たもの同士と評した事も。
- 剣鉄也
- 『α外伝』では、彼の事を「厳しいところもあるけれど、仲間思いのいい人」と評した。
- 『R』では、序盤の星見アミューズメントパーク戦で負傷した彼を手当てした。
- ユング・フロイト
- 『F完結編』ではカミーユとのデート中に遭遇。そのグラマーぶりを目にして息を呑んでいた。
- 流竜馬 (OVA)
- 『R』では、フォートセバーンの市長官邸に潜入した彼から、カミーユの無事を知らされる。
- 神勝平
- 『R』では、フリーデンでフォートセバーンに行く途中で、彼からカミーユがどんな人間なのか質問される。
- 剛健太郎
- 『R』中盤では、身体検査を嫌がる彼を訝しく思っていた。偽者のロボットなので仕方ないが。なお、後半に登場した本物はきちんと検査を受けている。
- バンダ・ロッタ
- 『第3次α』終盤では、弱気になっていた彼女をフォウと一緒に激励した。
- 鳳凰寺風
- 『T』では、ボーナスシナリオ「美しき罪人たち」にて 第一回ミス・T3コンテスト における対戦相手として同イベントへ参加。
- だが、その際の会話で彼女の天然キャラに混じる逞しさと腹黒い一面を垣間見ることになり、ファ自身は風に対して驚愕すると同時に恐怖に似た感情を覚える。
バンプレストオリジナル
- リューネ・ゾルダーク
- 『EX』のリューネ編では同年代の友人といった立ち位置で比較的会話が多い。
- イルムガルト・カザハラ
- 『第4次』では女好きの彼に好意を持たれたが、ファ自身は彼の軟派な態度をあまり快く持っていない。
- キョウスケ・ナンブ
- 『IMPACT』では、第1話から彼やシローと共に獣戦機隊基地へ配属となる。
- セニア・グラニア・ビルセイア
- 『α外伝』では、彼女がカミーユのΖガンダムに興味を示して、カミーユと2人きりで話していたのが面白くなかったのか、フォウの時と同じようにヤキモチを妬いていた。
- リン・マオ
- 『α外伝』では、当初彼女が社長を勤める月のマオ・インダストリーでイージス計画のお手伝いをしていた。
- アラド・バランガ
- 『第2次α』では、捕虜となったにも関わらず、ご飯を3杯もお代わりする彼の凄まじい食欲と図々しさに呆れ果てた。
- ホープス
- 『X』で戦闘用衣装を用意してもらうが、スカートが短めにだった。
名台詞
機動戦士Ζガンダム
- 「カミーユ! カミーユ! カミーユ! どうしたの?」
- 第1話で初めて登場した際の台詞。カミーユの大嫌いな名前を連呼し、煙たがられてしまう。
- 「よくないわ、その癖。やめなさいよ」
- 爪を噛み出したカミーユを見て咎めた台詞。
- 「でも、でも、あたしだってどうしたらいいかわかんないのよ。そりゃ、あたしだってあなたを慰めてあげたいわ。でもね、あたしだって子供なのよ! 勘弁してよ!」
- 第11話、カミーユとの再会時にて。カミーユの両親が死んだという事を聞いて慰めてあげたいのだが、カミーユとしては寧ろ放っておいて貰いたかったので、ついつい甘えからファに辛く当たってしまう。
- 「人間は感情の動物です!」
- 第22話にて、自分だって戦えるという事を見せるためにバッチ中尉のリック・ディアスで無断出撃を行い、帰還後エマに修正された際の反論。しかしエマには「一時の感情で戦艦一隻を沈めるわけにいかないのが戦争でしょ!」と呆れられた。
- 「髪ぐらい梳かさせてよ」
「急にあたしの面倒見てくれなくていいのよ」 - 第27話にてMSパイロットにはなったものの、作戦前にカミーユと言い合って。
- 「ね、戦争が終わったら、また前みたいに学校行ってケンカして、昔みたいになるわよね」
- 第48話にて。戦争に巻き込まれ、おかしくなってしまった現状から早く抜け出して、平和だった頃に戻りたいという彼女の願い。しかし、カミーユは自分のやるべき事を悟っていた。
- 「カミーユ……『フォウ』って言った。ロザミィなのに……?」
- 走り去るロザミアを追いかけようとするカミーユが思わず彼女の事をフォウと呼んでしまったところを見て。
- 恐らく既に薄々は感づいていたであろうが、この時点でファはカミーユの中で永遠に生き続けている存在がいるという事を悟ってしまう。
- 「艦長、ブライト艦長、カミーユ・ビダンが……聞こえますか、アーガマ?」
- 最終話、シロッコのジ・Oを打ち倒したものの、精神崩壊を起こして戦闘による爆発を星空を見るように無邪気にはしゃぐカミーユを見て。
- 「そう。お前もアーガマに、帰りたいのね……」
- 精神崩壊したカミーユの乗るΖガンダムを牽引している最中、主のエマを失い、無人で宇宙を漂流する頭部を損傷したガンダムMK-IIを見つけた際の発言。
- なおこのシーン(ほぼ原形をとどめながらパイロットは死亡ないし精神崩壊したガンダムが、無傷ながら多くの乗員を喪ったアーガマに帰還する)は、前作「機動戦士ガンダム」のシチュエーション(ガンダムを喪ったアムロ・レイが、ホワイトベースは轟沈したものの大半が生存している艦の仲間たちの元に帰還する)との対になっている。
- この寂寥感溢れる台詞によって、TV版機動戦士Zガンダムの物語は幕を下ろす。
機動戦士ガンダムΖΖ
- 「シャングリラの光はまだ見えてる…カミーユ…私、アーガマにいた方がいいの?」
- 第10話にて。ラビアンローズに向うアーガマの窓からシャングリラを見て心の中で呟いた台詞。シャングリラの病院に残してきたカミーユが心配で、気が気ではない。この事で次第に神経質になり始める。
- 「じゃあアンタは自分が可愛いと思っているんだ、ドジなのに」
- ついナーバスから来るヒステリーを起こして彼女の事情を深く知らないジュドーたちに辛く当たってしまう。
- この時、自意識過剰なルーに「そんなキリキリしてると、男が振り向いてくれないよ」と茶化され上のセリフを言い返すが、ルーは「カッコいい女がドジやるから可愛いってさ」とどこ吹く風。ハロからも「ファ、キリキリ」と言われてしまう。
- 「一度Ζに乗ったらね、敵を倒すのが貴方の任務でしょ! そうしなければ宇宙では死んでしまうのよ!」
- ビームライフルのプラグを外したままΖガンダムで出撃しまったジュドーを救うべく、半壊したメタスで出撃した時に、パイロットとしての自覚に欠け、戦場をナメていたジュドーを叱った台詞。
- 「ジュドーならやってくれるわよ…さよなら、アーガマのみんな…」
「私は、あそこに帰る…」 - ジュドーを守るべくマシュマーのハンマ・ハンマのビームサーベルを、バックパックに食らって操縦不能になったメタスでシャングリラの方向へ漂流していく機体のコクピットの中で。
- 口ではああ言ってはいたが、ジュドー達をちゃんと信頼していたのである。こうして、ファはMSパイロットから降りる事となる。
- 「何? あの子…知ってる匂いがする…」
「アーガマ? まさかね…」 - 第33話、久しぶりに劇中に登場し、病院内にてプルやイーノとすれ違いになって。ニュータイプの予兆ともとれる描写である。
スパロボシリーズの名台詞
TV版
旧シリーズ
- 第2次G
- 第4次(S)
-
- 「にぎやかすぎるのも問題よ」
- 第1(『S』では2)話「発端」より。ボスの「にぎやかなのなら、このオレ様にまかせてちょーだい」に対する突っ込みだが、ファの顔グラとあいまってキツイ台詞に見えてしまう。
- F
-
- 「艦長! 変な通信をキャッチしました!」
「それが……共通語ではないようなんです。なんでしょう?」 - 第2話リアル系ルート「ザ・ストレンジャー」のシナリオデモにて。聞き慣れない言語の通信をキャッチして。ダバ達とポセイダル軍との会話なのだが、星系が違うからか言語も違う事が分かる。
- 「なによ、私のメタスに文句があるって言うの?」
- 第16話グランガランルート「ゴラオンの危機」にて、ジュドーに自分の乗機であるメタスを貸すことになった時、ジュドーに「弱そう」と機体を酷評されて。
- 「艦長、待ってください! ダメですよ!!」
「艦長、忘れたんですか? マサキはとんでもない方向音痴ですよ! 一人で行かせちゃ、どこに行っちゃうかわかりませんよ」 - 第26話スーパー系ルート(ルートにより変動)「流派東方不敗!マスター=アジア登場!」にてマサキを偵察に出そうとしたブライトに対して。ファの指摘を受けてブライトはマサキを呼び戻そうとするのだが、後の祭りであった。
- 「艦長! 変な通信をキャッチしました!」
- F完結編
αシリーズ
- α
- α外伝
-
- 「もう! カミーユったら…デレデレしちゃって!」
- 第8話「ヌビアは笑う」より、セニアがカミーユのΖガンダムに、興味を示して2人だけでいいムードで話してるのを見て。カミーユが好色なこともあるが、フォウやロザミアと同じように、結局ファにとってはカミーユに近付く女は全員敵にしか見えないのだ。
- 「フォウの時だって、そうだった…。カミーユは自分の命を顧みないで彼女を…」
「じゃあ、あたしの気持ちはどうなるのよ? あたしの立場は…?」 - 第39話「決戦!Xポイント」より。イノセントに操られているロザミィを自らの実の妹では無いながらも、かつてのフォウやプルツーのように助けようとするカミーユへの怒り。歴代でもかなりの修羅場となっている。
COMPACTシリーズ
携帯機シリーズ
- A(A PORTABLE)
-
- 「カミーユ、ナデシコの方には、修理装置を積んだ機体が不足しているわ。だから・・・」
- 第31話クリア後のルート分岐より。おそらく、木連のディストーションフィールドと相性のいいΖガンダムを同行させる理由付けと思われるが条件付き加入のケロットとファのメタスを除けば修理装置の数は2機づつで同じである。むしろ、足りないのは全て小バームルートに行ってしまう補給装置なのだが…。
単独作品
- GC(XO)
-
- 「じゃあカミーユには特別メニューで牛乳とメザシを用意しとくわね」
- 第35話「レジスタンスの抵抗」にて、スパロボでは珍しく今作はカミーユが原作(TV版)に基づいた性格であり、何かにつけてカリカリするため、ファは「カミーユの短気の原因はカルシウム不足ではないのか」と考慮し、こう発言した。
- 余談ではあるが、カミーユはあまり背の高い方ではない。
劇場版
Zシリーズ
- Z
- 第2次Z再世篇
-
- (カミーユの側にいるだけで幸せだから…)
- 第18話「アッシュフォード・ラプソディ」に於けるアッシュフォード学園でのキューピッドの日にて。シンと正式な恋人同士になったルナマリアを羨ましく思いながらも、改めて自身の幸せを噛み締める。相変わらずとても健気である。
- 第3次Z時獄篇
搭乗機体
- メタス
- メイン搭乗機。当初はレコアと搭乗を争う事もあったが、レコアの寝返り後は専任となり、ΖΖ序盤まで戦い抜いた。
- ネモ
- 一時的に搭乗。
- リック・ディアス
- 第22話で、バッチ中尉が搭乗する予定だった機体を、(ブライトから出撃命令を受けていたとは言え)勝手に奪って無断出撃した。帰還後に、エマに修正されお説教を食らう事に。
- Ζガンダム
- 『ΖΖ』にて搭乗し、ゲモン・バジャックの駆るゲゼと対峙した。しかし、コロニー内ということで出力を最小限に抑えた上で不得手な接近戦を強いられ、遠慮無しで仕掛けてくるゲゼに圧倒されてしまう。
スパロボでの搭乗機体
余談
- 劇場版で声優が交代したのは、元々舞台女優であった松岡ミユキ氏が声優業を引退していたため。
- 松岡氏が引退してから劇場版で新井氏が新キャストに決まるまでの間は、岩居由希子氏がゲーム作品で代役を務めていた。
脚注
資料リンク
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