張五飛
張五飛 | |
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読み | チャン・ウーフェイ |
外国語表記 | Chang Wufei[1] |
登場作品 | |
声優 | 石野竜三 |
デザイン | 村瀬修功 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦F |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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種族 | 地球人(中国系) |
性別 | 男 |
年齢 | 15歳 → 17歳 |
出身 | L5コロニー群 |
身長 | 156 cm |
体重 | 46 kg |
髪色 | ブラック |
瞳の色 | ブラック |
所属 | L5コロニー群⇒マリーメイア軍⇒プリベンター |
役職 | シェンロンガンダム・パイロット |
張五飛は『新機動戦記ガンダムW』および『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』の登場人物。
概要
新機動戦記ガンダムW
L5コロニー群出身の少年。古代中国から続く戦士の一族の直系で自身も戦士の称号を持っており、ずば抜けた身体能力と高い白兵戦能力を備えている。
「正義かそうでないか」を価値感の核とし常に自分の正義を貫く為に行動する。「悪」と判断したものは迷うことなく敵と決め、容赦なく(相手が非戦闘時だろうと)攻撃を仕掛ける。戦闘時は常に感情を表に出しており一見すると粗暴なイメージがあるが、戦い以外の時は物静かでシャイ。純粋さのあまり一般人から見ると予想外の行動に出る場合も多い。
時折女性蔑視とも見られる発言をするが、それは中国人の精神に根付いた儒教的な価値観によるもので、彼自身は「弱い者と女は殺さない」と明言している。オペレーションデイブレイクの目的を5人のガンダムパイロットの中で唯一見破るあたり、戦術を見る力もある。
自分の血統と称号に高い誇りを持っており、単独行動をとる場合が多い。一度生身で敗北して屈辱を味あわされたトレーズ・クシュリナーダを宿敵として狙う。武器商人から補給しながら、単独で対OZ破壊工作を行っていた。なお愛機のシェンロンガンダムを中国の古い仙人の名にちなみ「ナタク」と呼ぶが、その理由は後述する設定を参照。
小説版ではEVE WAR終結後は「龍財閥」を引き継いだ事になっていたが、EWが出た事で無かった事にされている。
新機動戦記ガンダムW Endless Waltz
トレーズ・クシュリナーダへの強い敗北感や戦士としての存在意義を求めた結果、マリーメイア軍に付いてヒイロ・ユイたちと敵対した。しかし、最終的にはヒイロとの戦いを通じた説得により答えを出し、トレーズとの事も自身の中で終止符を打ち、他のガンダムパイロット同様に機体を爆破した。
小説版『EW』や外伝漫画によって「妻が存在していた」事が明らかになる。彼が現在の正義一直線な性格となり、愛機を「ナタク」と呼ぶようになったのは妻・竜妹蘭のコロニーを守るための非業の死が原因であった。それ以前の彼は、武術で一族の誰にも負けたことが無く、その為「正義」という独善的な価値観を否定する冷めた一面を持ち、学問で身を立てようとするインテリ面も併せ持っていた。
登場作品と役柄
原作では他の4人も負けず劣らずの個性の持ち主であるため、それほどピックアップされることは無かったのだが、彼の性格・行動原理とSRWの設定・システムが混ざり合った結果、
- 味方としての加入がいつも他の4人より遅い(主に『EW』設定)
- 敵として登場した際、無限復活することがあり、資金・経験値もしくは撃墜数稼ぎの格好の的になる(主に『EW』設定)
- PV・オープニング戦闘デモで年々演出が派手になるウイングガンダムゼロのツインバスターライフルの的になる(主に『EW』設定)
- バグで機体に乗れなくなった(『F完結編』)
- 洗脳されて、敵の親玉が正義だと大迷言を残す(『64』)
- 他作品のキャラを説得するイベントがある(『L』、『第3次Z』)
等、どういう訳か変な方向に目立つことが多く、一部プレイヤーからは「五飛」をそのまま日本語読みした「ごひ」のあだ名でネタキャラ扱いされ愛されている。上記にある通り原作再現の影響もあり敵として登場する展開も多く、その頑固な性格や正義に拘るあまりに飛び出す迷言も少なくない。しかし、鋭く真理を突いた台詞を発する機会も少なくなく、そこからも彼の人間性を窺い知る事ができる。『SC2』や『L』、『第2次Z』では、特に後者の傾向が強い。なお、寺田貴信氏曰く、五飛の扱いについてはユーザーがクロスオーバーを期待する事もありかなり悩まされているとのこと[2]。
現在では安定した能力を持っており、一線級の力を持っていることも多いが、旧シリーズでは他のメンバーと比較し精神コマンドの偏りが激しく(性格を反映してか攻撃的なものばかりで回避や防御系の精神コマンドを持たない事があった)、参戦時期が遅い割に使い勝手がイマイチだったこと等があり、昔の攻略本には辛辣な言葉が書かれていた。例を挙げると「やる気がないんじゃないかと疑いたくなるほど回避力が低い」[3]「「一応仲間になる」くらいの認識でいいキャラ」[4]など。
また、基本的にとさえ言えるほど、見事なまでに自軍と敵対関係にある組織に所属しての登場が目立つ。これが五飛の自軍参加のタイミングが遅くなる原因の多くといえる。
旧シリーズ
- スーパーロボット大戦F
- 初登場作品。敵として登場。なお、『W』系ガンダムパイロットで、彼だけは『F完結編』の終盤戦まで仲間にならない。超強気な性格とシェンロンガンダムの移動後攻撃に注意したい。しかし、乗機のシェンロンガンダムは最大射程2しかない上に、空中への攻撃手段に至っては射程1で威力の低いバルカンしかない為、大抵は飛行ユニットに四方を囲まれてタコ殴りにされる運命。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 他の『W』系パイロットと違い、無条件でDCルートとポセイダルルートの両方で仲間になる。
- ポセイダルルートでは「運命の炎のなかで」でNPCとして参戦し、「敗者への凱歌」開始時に正式に加入する。僅か3話しか使用できない上、「運命の炎のなかで」では敵陣に突っ込みほぼ間違いなく袋叩きにあって撃墜されるため、何とも情けない印象を受ける。
- DCルートでは「復讐の刃」で同じくNPCとして参戦し、「ファイナル・オペレーション」中に正式に加入、たったの2話しか使用できない。しかも「復讐の刃」では勝手にアスフィーを攻撃し、彼女の説得フラグをへし折るという迷惑行為をしてくれる。同シナリオではワザンとチャイの撃墜がポセイダル軍の撤退条件でもあるため、いらん事をしでかす前にマップ兵器で葬った方がいい。
- 上記のような多数の難点がある割に、能力値は技量に優れる程度。格闘値はクワトロより少し高い程度しかなく、回避・命中・反応に至ってはスーパー系とどっこいという低さ、必中や集中を持たず2回行動もできない。アルトロンも素のサンドロックに劣る攻撃力しかなく、機体性能も同時期or先に加入するデスサイズヘル以下、五飛共々使用される事はまずないだろう。
- また、どういう訳かW系では唯一乗り換えが不可能な設定がされており、他のパイロットがアルトロンガンダムに乗り換えを行うと、五飛は二度と機体に搭乗する事ができなくなるという謎の仕様があるので注意。これはアルトロンが「ガンダムW系」の乗り換えタイプに属しているにもかかわらず、五飛は(恐らくミスにより)大半のスーパー系と同じ「乗り換え不可」タイプに属しているためである。
- サリィ・ポォが組織している中立機関の一員として登場しているが、もっと重要なはずのトレーズとの因縁は皆無であり、シナリオ・パイロット・機体全てにおいて、ガンダムW勢力では特に冷遇されている。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- TV版基準で進行することもあり、序盤は他のパイロット共々敵として登場した後、中盤を過ぎた辺りで合流。本作では主人公の特殊誕生日で習得する以外では唯一の精神コマンド挑発を持つパイロットで、強敵の釣り出しやバグを利用した資金稼ぎには無くてはならない存在。ただし回避がヒイロ同様リアル系とは思えないくらい低く設定されている。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- 『α外伝』準拠のステータスに調整されたため安定した回避力を得ているが、魂を習得しなくなった。DC版では主人公が挑発を習得するパターンが無くなったため、本作で唯一の挑発持ちとなる。DC版追加ルートの終盤のボス攻略では欠かせない役割となる。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 現代編では『Endless Waltz』のストーリーに準じて最初はマリーメイア軍に所属し、敵として登場する。隠し要素で早期に仲間になる。未来世界ではトロワはともかく、何故かセニア、ミオ、プレシア達と共に行動していた。その際、プレシアの戦う理由について知る場面もあるが、基本的に未来編での出番はあまりない。
- 本作から回避がリアル系らしく高くなった。アルトロンガンダムカスタムよりガンダムデスサイズヘルカスタムとの相性が抜群で、底力が発動すればビームシザースのCT補正と相まってクリティカルを連発する。デュオ、カトル、トロワ同様、本作から魂を習得しなくなってしまった。W系ガンダムパイロットは5人それぞれに信頼補正があるため、5人固めて運用することで目視で確認はできないが、計算上気力が150以上になる。現代編ではヒイロ・ユイにDVEがあるのに対し、彼は台詞の新録が行われていないのが少し寂しい。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 台詞に新規収録が入った。αシリーズでは唯一、一度も敵として登場しない。
- 小隊長としては、低消費の必中&小隊長能力『反撃時の攻撃力+20%』を生かした反撃戦法が強力だが、成長タイプがスーパー系寄りで回避が低く、防御系コマンドも不屈しかないので守りに不安が残る。装甲の高いガンダムサンドロックカスタムか、分身持ちのデスサイズに乗せ換えるのも手。どちらもアルトロンにない全体攻撃を持っているし、後者なら気迫も活かせる。射撃は低いが、気迫でゼロシステムやMAP兵器を素早く解禁できるので、速攻性重視ならウイングガンダムゼロカスタムも選択肢に入る。カウンターを習得すればさらに万全。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- リアル系ルート序盤ではトロワと共にザフトに所属。潜入のためではなく本気の所属である。トロワと違ってαシリーズは最早お馴染みの感もあるが…。αナンバーズ側のクォヴレールートでは敵対、逆に同じくザフトに身を寄せるセレーナルートでは味方としてαナンバーズと相対するが、いずれにせよ分岐終了までにαナンバーズに戻る。セレーナルートではイザーク・ジュールと衝突する場面も。
- 『第2次α』から加速・不屈・気迫の消費SPが軽減した他、直撃の適用範囲が広がり、有用性が向上。デュオもそうだが成長タイプが変わり、回避がトップクラスになった。乗機のW系ガンダムも新たに小隊攻撃武器が追加されるなど使いやすくなっている。アルトロンは相変わらず全体攻撃武器を持たないため、小隊長能力を生かすならデスサイズに乗り換えたいところだが、デュオの小隊長能力も優秀なため好みになるか。アルトロンと違いデスサイズでは援護攻撃が生かしづらいので、その辺りは一長一短。
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 久しぶりにTV版での参戦。EW版の彼ではないということか今回は第1話でスポット参戦し、第20話で再び姿を現しそのまま仲間になる。五人の中で正式加入が最も遅いのは相変わらずだが、これまでのシリーズと比べるとかなり早い段階で仲間になるので十分に育成が可能。
- また、他作品に比べて幾分物分りが良くて協力的な印象があり、第1話でピンチに陥ったクロウを放っておけずに加勢してくれたり、エリア11ルートの第36話ではユーフェミアによる日本人虐殺事件の際、真っ先に日本の民間人救出のために動こうとしている。
- 戦力的に見ても、乗機のシェンロンガンダムのフル改造ボーナスが「ドラゴンハングの射程+2」とかなり使い勝手が良いので、機体を改造して育成すれば間違い無く一軍で活躍できる。
- ちなみに今作以降のZシリーズではズール皇帝と共演するが、残念ながら(?)特に絡みは無い。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 破界篇に引き続きTV版での参戦。生身での決闘から始まるトレーズとの因縁がしっかりと描かれている。また、自身の亡き妻への想い故か天子の政略結婚に対し「結婚とは軽いものではない!」と熱く物語を盛り上げ、星刻と共闘する他、ゼロと対峙する場面があるなど『コードギアス』の面々と絡む場面が多く見られる。迷えるカトルを諭す等、従来のシリーズより仲間想いな面が見られる。ある場面にてシリーズで初めて妹蘭の名前が明確に登場した。一方で第3軍として登場した際に倒されても無限復活するために撃墜数稼ぎに使われる事もあるなどネタ性も残っている辺りが何とも…(しかし、それを見越したのかこの時のシェンロンは資金100、PP2という恐るべき実入りの少なさである)。
- 味方としては「朱禁城の花嫁」で正式参入し、「ゼロvsゼロ」で一時的に敵対する以外は貫徹。シェンロン&アルトロンの改造ボーナスが優秀なため、移動した後に最大射程11(パーツ込み)のドラゴンハングを叩き込める一流の切り込み役として使用できる(無限拳よりも実際の射程が上)。ライバルであるトレーズには五飛への対決セリフがあるが、石野氏の新録が無いので五飛にそれらしきものがないのはやはり寂しいか。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- EW版設定。そのため前半は敵として登場、相変らずヒイロを狙うので対処は簡単。今回も(?)セイナとの共闘、そしてEWシナリオ終了後でも流浪中のままだが(アマルガムと組む時期もある)、最終的には星刻との旅で迷いを振り切り、香港でZ-BLUEと合流する。マリーメイア軍在籍時のアイコンは制服だが、制服版がカットイン無し。
- なお、本作では彼自身が別作品のキャラクターに説得されることになる(21話では追加Zチップとサーペント販売条件の一つ、ミスリル36話は隠しルート条件の一つ)。
- 能力はいつも通りだが、闘志・直撃を持ちアルトロンがサブ向けなのでそのままサブ要員として育成するのが使いやすい。
- 難点は加入が遅すぎる点。終盤に差し掛かったあたりでの加入となる点が厳しい。序盤の終わりのEWシナリオ終了から長く流浪していたのが惜しまれる。
- ちなみに、今回は彼の64での迷言が別の人物によって発言される。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 今回は最初から味方として参戦。戦うべき敵がはっきりしているため迷いを見せることもない。初登場は分岐ルート第7話「厳島の奇跡」。ゼロとの合流後厳島にて隊長として竜馬、キリコ、ロジャーという強烈なメンバーを率いて関西方面の防衛に就いており、3人からも隊長としての信頼を得ていると分かる場面もある。久しぶりに石野氏による台詞の新緑が行われ、中盤からノーマルスーツを着たカットインになる。DLCではA21の隊長となって、サイデリアルに脅かされる村を守るべく奮闘するシナリオが描かれる。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- 最初は敵として、中盤から仲間。使いにくさは否めないが、愛機のドラゴンハングが命中率補正が非常に高い為、使うプレイヤーも少なくない。ただし、似た能力のカトルとデュオに比べ、当時は有効性があまりなかった底力を持つため、特殊技能枠を潰しているのが残念。2回行動も他のW系同様に遅いのがネック。
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- 原作終了後のため、最初から味方。格闘重視W系パイロットでは彼のみ熱血を修得する。デフォルトで豪腕持ちのデュオには雑魚掃討では劣るが、対ボス戦では勝る。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- アルトロンカスタム固定パイロット。『EW』なので中盤終わり頃に敵として登場。しかし、ナタクが味方時と能力差が皆無のため、大抵スーパーロボットの必中攻撃で一撃で撃墜される。ちなみに『W』系ガンダムパイロットで彼だけ初期で自爆を覚えておらず、最後に覚える精神コマンドが自爆となっている。原作で、一番最後に機体を爆破させたのを反映しているのかもしれない。
- ルート次第では第27話で説得できる。その場で加入するが五飛の初期位置と他の敵の間に広大な森があるためたどり着く前にクリアしてしまう可能性が高い。撃墜した場合と展開に違いはないので説得するメリットが全くない。
- 「戦いこそが、兵士たちの心の拠り所となる」と言ってシャドウミラーに協力していたため、最終決戦にてヴィンデルとレモンにその事について言及され、言葉を無くしてしまう。しかし、ヒイロやデュオらガンダムパイロット勢の言葉に救われる。
- スーパーロボット大戦A PORTABLE
- アルトロン(EW版)固定パイロット。本作では、デュオ同様にスーパー系のような成長タイプのため回避が伸び悩む。インファイトを自力で修得するため攻撃力は高くなった。愛機ナタクのフル改造ボーナスにより「自爆コンボ」ができる。
- スーパーロボット大戦R
- アルトロンカスタム固定パイロット。中盤まではネオ・ジオン所属で敵として登場。シナリオ「エンドレスワルツ」で説得すると、増援の強化パーツが変化する。同シナリオでは説得後に、五飛が撃墜されても、増援が出現するバグがあり、経験値・強化パーツを稼ぐことも可能。
- スーパーロボット大戦D
- 『α』以来のTV版設定での登場。ヒイロ達がOZ、ネオ・ジオンと共闘している事に最初は不快感を露わにしているが、ゼロシステムの予知によって同行することを許諾する。ノヴァンブル条約調印の場面においてトレーズと再会した際には、青竜刀を持って彼に襲い掛かったりする。『64』とシナリオライターが同じせいか、今回はズールに対して「貴様ほどの悪は見た事がない」とかなり敵視している。が、やはり『64』の迷言が有名すぎるためかあまり話題にはならない…。初戦闘時は第3軍で、放っておくとまず撃墜される。
- 今作のドラゴンハングは移動後使用不可となっている為、突撃もヒット&アウェイも持たない五飛との相性がよろしくない。一方で突撃もヒット&アウェイも所持しているのに愛機のエピオンでは無意味なゼクスと機体を交換すれば互いの能力がぴったり噛み合ってくれる。
- スーパーロボット大戦W
- アルトロン(EW版)固定パイロット。第1部では敵として登場だが、規定ターンが来るまで無限に復活するシナリオがあるため、弾切れ・ガス欠をした挙句に資金稼ぎのため延々ボコされていたりもする。ノイ・ヴェルターに合流するまでは主にセイナと行動を共にしているため、『フルメタ』関係のシナリオでの出番も多い。しかし、いつも以上に仲間になるのが遅く、なんと第2部も後半に入った辺りでやっと合流する。
- 合流した際は、カズマからこれまでの所業を非難されるが、カトルらが割って入った為、五飛の反応は有耶無耶になってしまった。当人曰く「一時的な共闘」らしく、W勢以外のキャラとは絡まず一線を引いている様子。
- 終盤参戦にもかかわらず愛機アルトロンの性能は凡庸極まりない(飛行できるうえに修理装置と長射程武器のあるトーラスの方が格段に使える)が、ウイングゼロ(EW版)の改造値を引き継いでいるので、第2部のお気に入り指定したうえでゼロをとことん改造しまくっているなら一応使えないこともない……が、基本的には台詞回しや演出を楽しむためだけの存在と言っていい。
- スーパーロボット大戦L
- 原作終了後設定だが独自に加藤機関の協力者となり、終盤近くまでLOTUSと度々激突する。その立場上、『鉄のラインバレル』のキャラクター達と非常に深く関わっていく。そのためか、迷いに迷って結局自軍に落ち着くというパターンが多かったのに対して、今回はあくまで加藤久嵩の理解者として加藤機関に協力している。それ故か機関の同僚達のような無差別な破壊には乗り気ではない(実際、加藤機関の部隊で破壊活動を行う時でも、他の隊長が陸地の建造物を狙っているのに対し、五飛だけ海上を狙っているシーンがある)。
- このように加藤機関と絡みが多い上、中島宗美とは「妻を亡くした事をきっかけに正義について考えた」という大きな共通点を持っている関係か、本来は全く無関係の作品のキャラであるにも関わらず、進め方次第で説得可能になる彼を説得する面々の一人となっている。
- ちなみに、基本的に味方時と敵時では顔グラフィックが変化する本作において、彼とトロワのみ左右反転するのみで一切変化がない。実は『W』の顔グラフィックを使い回しているが、敵に回った時も本質的には変わっていないという表現とも言える。エンディングでは再びプリベンターに復帰しているが、加藤機関の面々が同じくエンディングにてプリベンターにスカウトされたのは、五飛の進言があったからなのかもしれない。
Scramble Commanderシリーズ
- スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
- 今回は『EW』シナリオがないため最初からプリベンター所属で味方。戦乱の黒幕に死の商人の存在がある事をいち早く察知したり、マヤン島に伝わる鳥の人の伝承の謎について気付くなど、切れ者としての描写も多い。使えるようになるステージはデュオとカトルと同じだがインターミッションからいたことから5人の中で珍しく1番初めに登場する。エンディングではプリベンター入りしたシンとルナマリアの上司になって、共に任務についている。
VXT三部作
- スーパーロボット大戦X
- ブリュッセルでの決戦の最中にアル・ワースに召喚されたため、ヒイロとの決着がついておらず、マナの国ルート第15話にて改めて決着を付けることになり、その後自軍入りする。『EW』版では非常に珍しく、たった1話の差とはいえヒイロ以外の3人よりも早く加入する。乗機に武器が追加され、決意・熱血・気迫と攻撃的な精神が多いので速攻に向くが、集中がないので敵陣突入は避けよう。ガンダムパイロット5人の中では本作の敵勢力への特殊戦闘台詞がないなど音声の新規収録がされておらず、中断メッセージで僅かに没と思われる台詞が披露されるのみとなっている。
- 初登場の紹介で張五飛(ちゃん・うーふぇい)と表記されるのがネタにされた。また13話クリア後の分岐で創界山ルートを通り、再合流時に情報交換に行った際にも彼自身の自己紹介で同じ表記がされている。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- 女性蔑視の発言が目立つため、味方部隊内女性陣に集中砲火を受けた上に何やらエライ目に遭わされ、しかもその直後のシナリオでプレイヤー部隊から離脱している為、女性陣にいじめられたのに耐えられなくなったから出て行ってしまったのかと、ファンに面白い想像をさせている。
- 更に後に、銀河帝国軍に囚われ洗脳されてしまい、SRW史上屈指の大迷言「ズール皇帝こそが正義だ!」を残す。等々、シナリオライターの歪んだ愛情ととるのは邪推だろうか。その他ムゲとの決戦後宇宙に取り残された際にも一人で騒いでいるなど、変な意味で印象に残るキャラ。ある意味後年のSRWシリーズにおける五飛の方向性を決定付けた扱いといえるかもしれない。
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- 『EW』設定での登場で、『W』以来にマリーメイア軍に加勢しており、W同様にマリーメイア軍壊滅後もすぐには仲間にはならず、続いてホウジョウ軍に参加しているが、コドール達のやり口に怒りホウジョウ軍を離反してカイルスに参戦する。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 『EW』設定。
- スーパーロボット大戦DD
- 『EW』設定。2章Part6より参戦。マリーメイア軍は壊滅済みなのでプリベンター所属。ナデシコBに出向し、ヒサゴプランの調査に同行していた。
関連作品
- スーパーヒーロー作戦
- シェンロンガンダムに乗り、ルート次第で中ボス敵として登場、ドモンのシャイニングガンダムとガンダムファイトを行う。
- 後にアルトロンガンダムに乗り仲間となる。トレーズとの一騎打ちイベントも用意されている。
- Another Century's Episode
パイロットステータス
能力値
根っからの格闘重視のリアル系。『W』勢では、参戦当初から格闘重視な能力だったのは彼のみである。『W』系パイロットではデュオと並んで格闘が高い。過去作品では射撃が低めであったが、『第2次α』以降からは見直され標準になった。
参戦当初は回避が低かったが『α外伝』以降からは見直された。シリーズによっては(『第2次α』や『A PORTABLE』等)、スーパー系の様な成長タイプが設定されており、初期値の回避は高くてもレベルが上がるに連れて回避が伸び悩んでしまう事がある。
精神コマンド
修得方針がなかなか個性的。
初参戦の『F』や『64』では、他の『W』系同様命中系が無く使い勝手が悪い。
『F』~『α』では「挑発」が代名詞。特に『α』では特定誕生日の主人公を除けば唯一の「挑発」持ちであり、主人公が覚えられなくなったDC版『α』では強敵攻略に欠かせない存在であった。だが『α外伝』以降は「挑発」も「魂」も修得しなくなり、価値が下落。
『第2次α』『第3次α』では「加速」「直撃」といった小隊員が持ってて嬉しい精神が揃っており、同種のパイロットを指して「ごひ族」というスラングが生まれるまでになった。その反面、以降のタイトルでは集中を覚えない傾向になってきたため、自身がメインに立って反撃戦法を行うのは向かない。
それに加えて他の『W』系パイロット達も戦闘に特化した精神コマンドに統一されてきたため、没個性化してきた感がある。
と、何かしらの優秀さと運用コンセプトから考えるとやや痛い点が多くのタイトルで同居する傾向にある。
- F、F完結編、64
- 熱血、挑発、気合、ひらめき、鉄壁、魂
- α
- 気合、根性、集中、熱血、挑発、魂
- α for DC
- 気合、根性、集中、熱血、必中、挑発
- α外伝
- 気合、根性、集中、熱血、必中、かく乱
- 第2次α、第3次α
- 加速、必中、不屈、熱血、直撃、気迫
- 第2次Z
- 根性、直感、分析、直撃、気合、熱血
- 第3次Z
- 直感、分析、直撃、闘志、熱血
- COMPACT3
- 自爆、集中、熱血、気合、修行、覚醒
- A、A PORTABLE
- ひらめき、ド根性、集中、熱血、気合、自爆
- リメイク前後でド根性と自爆の価値が激変。『A PORTABLE』では機体側のカスタムボーナスでHPを1残して自爆することが可能になったため、自爆→ド根性を繰り返す連続自爆で硬い敵に定数ダメージを繰り返し叩きこむ恐るべきコンボが生まれた。
- R、D
- 不屈、ド根性、集中、熱血、気合、自爆
- W
- 加速、必中、不屈、熱血、闘志、直撃
- L
- 加速、必中、不屈、闘志、熱血
- X
- 直感、分析、決意、不屈、熱血、気迫
- リンクバトラー
- ひらめき、気合、鉄壁、熱血、挑発、魂
- X-Ω
- 必中、熱血、挑発
特殊技能(特殊スキル)
いかにもと思える特殊技能のラインナップ。攻撃的な性格を反映させた技能を覚える。
『EW』版で参戦し、盾を持たないアルトロンガンダム(EW版)の固定パイロットになる場合は、シールド防御を修得しない。
- F、F完結編、COMPACT、64
- シールド防御L5、切り払いL9
- 第2次α、第3次α
- 切り払いL5、援護攻撃L2、底力L9
- 第2次Z破界篇
- 底力L5、ブロッキング、見切り
- 第2次Z再世篇
- 底力L5、闘争心、見切り
- 第3次Z
- 底力L6、闘争心、見切り、(戦術待機)
- A
- 底力L5、切り払いL3
- A PORTABLE
- 底力L5、切り払いL3、インファイトL4
- R
- 底力L5、防御L3、援護攻撃L2、援護防御L2
- D
- 底力L5、シールド防御、斬り払い、援護攻撃L2、援護防御L2、コンボL2、カウンター
- W
- 斬り払い、撃ち落とし、カウンター、底力L8、援護攻撃L2、マルチコンボL2
- X
- 底力L6、見切りL2、闘争心L2、サイズ差補正無視L2
- 第15話の敵対時は上記のスキルに加えてガードL2、反骨心が追加。
- DD
- 闘争心(五飛)
- 攻撃力が増加する。気力が105、125以上のとき、ステージ中一度だけ「熱血」(レベルが上がると「不屈」も追加される)がかかる。
- アタッカー(五飛)
- 照準値が増加する。攻撃を命中させたときの気力上昇量が増加する(LV10で追加される)。
- 見切り(五飛)
- 照準値・全ての攻撃の与ダメージが増加する。
小隊長能力
エースボーナス
- クリティカル率+20%
- 『A PORTABLE』で採用。
- 気力130以上で、自軍フェイズ開始時に、『直撃』が掛かる。
- 『第2次Z』で採用。
- 元々自前で修得するためSPの節約になる、程度。
- 気力130以上で、自軍フェイズ開始時に、「不屈」がかかる。
- 『第3次Z』『X』で採用。
- 『第3次Z』では自前で「不屈」を修得しないため「直感」と合わせて鉄壁の守りを実現できる。
- 『X』では自前でも修得するためやはりSPの節約になる程度。
パイロットBGM
- 「JUST COMMUNICATION」
- 前期OPテーマ。 初登場の『F』、『64』などで採用。
- 「思春期を殺した少年の翼」
- 劇中BGM。
- 「LAST IMPRESSION」
- 「Endless Waltz」劇場版テーマ。『第2次α』、『COMPACT3』にて採用。
人間関係
- 老師O
- シェンロンガンダムの製作者。8歳の時まで彼の学問・武術の家庭教師をしていた。
- ヒイロ・ユイ
- (戦士として)唯一完璧な存在と評した。『EW』では信念の違いから激突することに。
- デュオ・マックスウェル
- 月面基地に二人で拘束され、戦士としての姿を評された。デュオからはヒイロ並に面倒な人物と見られている節もあるが。
- Zシリーズ以降は『Frozen Teardrop』の設定が反映されてか、SRWでは何かと対比関係の描写が増えている。
- トロワ・バートン
- オペレーションデイブレイク後、共にトレーズを追った。生身の戦いでトレーズに敗れた後は彼に助けられた。彼は言葉がなくても五飛の心情を察してくれる。それ故にたしなめられたことも。
- カトル・ラバーバ・ウィナー
- 仲間。
- ルクレツィア・ノイン
- 兵学校の教官をしていたが、五飛に宿舎を爆破され、教え子達を殺された。自身もエアリーズで戦いを挑むが惨敗。五飛に女は殺さないと情けをかけられた。
- トレーズ・クシュリナーダ
- 剣で戦いを挑んだ五飛に勝った上に命を取らずに見逃した。以降、屈辱を受けた五飛の宿敵となる。彼からは「最大の理解者」とも呼ばれたが、これはトレーズを一片の迷いもなしに「悪」と断じていたため。モビルスーツ戦闘においては五飛が操縦技術も経験も上回っていたため、結果に満足しなかったことが後々の遺恨を残すこととなる。
- サリィ・ポォ
- トレーズに敗れ、自分の存在価値を見失っていた五飛が再起するきっかけを作った女性。外伝で五飛の行方を気に掛けたり最後の最後で勧誘したりと縁が深い。
- リリーナ・ドーリアン(リリーナ・ピースクラフト)
- TV版では彼女を助ける為にピースミリオンを離れたヒイロを非難し、トロワにたしなめられた。
- 『EW』ではかつて彼女が掲げていた完全平和主義を真っ向から否定している。
- 竜妹蘭(ろん・めいらん)
- SRWでは名前のみ登場(「スパロボシリーズの名台詞」参照)。五飛の亡き妻。一族最強を自負しナタクの名を名乗っていた。シェンロンガンダムが完成する直前、スペシャルズの部隊が彼等の居るコロニーを襲った際にトールギスで出撃するも、戦闘終了後に五飛に看取られながら死亡した。
- この出来事から五飛が彼女の魂がシェンロンガンダムに宿っていると考えており、ナタクの名でシェンロンを呼ぶ。また、妹蘭の墓を守る事が五飛の戦う最大の理由だったのだが、後にコロニーの自爆という形で失われてしまった。
- 彼女死亡後に五飛の口から発せられる「正義」の殆どは彼女から引き継いだものであるため、妹蘭の「正義」の為に戦うもその内に己の中に「正義」が無い事に苦悩するようになる。
- 張五飛にとって彼が人生で文字通り一人の女性として愛し続けた存在であり、彼にとって前に進むべき道しるべであり、その象徴である。
- マリーメイア・クシュリナーダ
- 『EW』における主君なのだが、劇中で顔を合わせるシーンはない。
- ブローデン
- 外伝漫画『BATTLEFIELD OF PACIFIST』(SRW未参戦)の登場人物。人類の為に自ら人類の脅威になろうとしたOZの軍人。五飛も彼に理解を示しており、彼の考えに触れた事が『EW』での行動のきっかけともなった。
他作品との人間関係
原作での設定上、前半は敵として登場する事も多い為、味方側だけでなく敵側のキャラクターと絡む事も多い。また、『W』でのセイナや『SC2』での静流のように、他作品の戦う女性キャラクターと強い信頼関係で結ばれる事も。
ガンダムシリーズ
宇宙世紀ガンダムシリーズ
- アムロ・レイ
- 『A』では五飛の言う「切り捨てられた兵士」の代表格であったが、他ならぬ彼に後押しされたことがシャドウミラーと決別する最後のきっかけとなった。
- 『R』では、戦いが終わった環境での戦士の悲しみについて説かれるが、戦いの中で覚醒したニュータイプの彼の説く言葉は、五飛には理解しがたいものだった。
- シャア・アズナブル
- 『D』では地球消滅後に地球圏のために行動を起こし始めた彼に対しても当初は敵対。『第3次Z時獄篇』ではマリーメイア軍壊滅後にゼロと共に彼の元を訪れ一時的に世話になるが、戦争という手段を採ってしまった彼は認められず、出奔する。
- ララァ・スン
- 『COMPACT』では、直接言われたわけではないが、ニュータイプ能力による予見で彼女から、とてもいい子と評された。
- カミーユ・ビダン
- 『α外伝』では、マリーメイア軍としてプリベンターの彼と敵対するが、バルマー戦役のようなやり方では、地球人類は何も変わらないと断じて、彼をたじろがせた。
- ハマーン・カーン
- 『R』では一時的な上司。
- ルー・ルカ
- 『64』にて完全平和主義を批判した際、女性蔑視な発言をしてしまったため彼女に厳しく非難される。
- グレミー・トト
- 『R』では一時的に彼の配下に。
- ウッソ・エヴィン
- 『α外伝』では、マリーメイア軍として敵対した時も、バルマー戦役の頃から共闘した彼の信念を認めていた。
アナザーガンダムシリーズ
- ドモン・カッシュ
- 『スーパーヒーロー作戦』でガンダムファイトを挑まれる。
- サイ・サイシー
- 中華仲間。『64』でズール皇帝に洗脳された五飛に違和感を感じて突っ込んだ際、直後に例の大迷言を返される。
- 『R』では彼に慕われるが、EW版である五飛の方が年上である。
- なお、『サンライズ英雄譚2』でも共演を果たしている。
- エニル・エル
- 『R』では自身の正義に頑なに拘っていたところを、彼女に諭される場面もあった。
- フロスト兄弟(シャギア・フロスト、オルバ・フロスト)
- 『α外伝』では、私怨によって世界を滅ぼそうとする彼らに正義はないと断じた。『R』では一時的な同僚。
ガンダムSEEDシリーズ
- キラ・ヤマト
- 『第3次α』にて、「愚直だが、(ラクスを返還した)行動は信義に値する」と評される(もっともサイ、フレイの三角関係騒動の時は非難していたが)。
- 『SC2』にて彼とヒイロと共にメサイアに潜入し、共にデュランダルと対峙。更に『第2次Z再世篇』では自分が仲間たちに「ゼロが自分を裁き切れなくなったら自分がゼロを裁く」と断言した際、「五飛が言うような事になる前にできることをしよう」とカレンを諭したキラを「善人」と評するなど、共演した時は大抵良好な関係を築いている。
- カガリ・ユラ・アスハ
- 『W』ではEDにて彼女とミナの正義と信念の行く末を見届ける決意をした。
- ウズミ・ナラ・アスハ
- 『W』では彼の信念を真っ向から非難し続けた。原作でもスパロボでも「弱き者を守るために戦う」信念を持つ五飛には、ウズミの信念と最期は「戦い」と「弱者を守ること」を放棄しているだけ」にしか映らず、認められないのだろう。しかし、同時に五飛の「弱き者を守るため」の正義を胸に抱きながらもウズミを批判する主張は、ギナと同じく「戦う事の出来ない人間の生死を無視している」ともいえ、死に際のセイナから生きる事自体が戦いである事を教えられる形で、その考えや認識を、ある程度は変えていく事になる。
- ラウ・ル・クルーゼ
- 『第3次α』では一時的な上官。
- イザーク・ジュール
- 『第3次α』ではザフトに協力していた際に信念をぶつけ合い、彼とライバル同士に。
- 叢雲劾
- 『W』ではサハク家を出奔した後、彼と行動を共にした。
- ロンド・ミナ・サハク、ロンド・ギナ・サハク
- 『W』では一時的にヒイロやリリーナにセイナと共に彼女達ロンド姉弟の世話になっていた。彼女達の思想に共感するところもあったが、ギナのやり方に反発して彼と激突する事に。最終的には、サハク家とアスハ家の正義の行く末を見届ける事を誓う。
- シン・アスカ、ルナマリア・ホーク、メイリン・ホーク
- 『SC2』ではEDで彼らの上司に。
- ギルバート・デュランダル
- 『SC2』では崩壊するメサイア内部にてキラやヒイロと共に彼と対峙し、問答を演じる事に。
- タリア・グラディス
- 『SC2』ではデュランダルやレイと共にメサイアと運命を共にする道を選んだ彼女の覚悟を認め、その姿をそっと見送った。
リアル系
コードギアスシリーズ
- ゼロ(ルルーシュ・ランペルージ)
- Zシリーズにおける戦友の一人。『第2次Z破界篇』では彼のことを詐欺師と称するなど、彼に対する不信感を露わにしていた(確かにゼロの掲げる「弱者救済」は建前であり、「日本解放」も彼の最終目的ではなく過程である)。しかし、自分の言葉を彼に逆手に取られて、彼の行動を見届けることになる。
- 『第2次Z再世篇』ではより深く彼の正義と本質を見極め、彼の理解者の一人となっていく。彼の覚悟を確かめるために敵に回ったこともあり、ルートによってはそのことが縁でルルーシュとトレーズを結び付けることに。
- また、『第3次Z時獄篇』ではマリーメイア軍消滅後暫くの間彼やスザクと行動を共にしている。
- 紅月カレン
- Zシリーズでは『破界篇』の頃より何かと縁のある戦友の一人。
- 黒の騎士団
- 『第2次Z』では『破界篇』から共闘する機会が多かったが、『再世篇』のゼロレクイエムルートでは扇や南、杉山ら、シュナイゼルの策にまんまと乗せられて理不尽にゼロを追放したメンバーに対しその行動の浅はかさをヒイロと共に彼らを痛烈に非難する。
- 天子
- 同じ中国人。『第2次Z再世篇』ではブリタニアと大宦官達の思惑により結婚させられそうになる彼女を救い、後述の台詞で結婚とはどういうものかを説く。中華連邦を蝕む「悪」を断罪すべく、朱禁城へと乗り込む。
- 黎星刻
- 『第2次Z再世篇』では天子の婚儀の一件の際に当初は止む無く大宦官に従う彼と激突するが、五飛の強い信念は彼を立ち上がらせる事になり、後に共闘、共に中華連邦を蝕む「悪」に裁きを下す。その時の戦いぶりは「中華連邦の龍虎」と評された。
- 『第3次Z時獄篇』では五飛を導くために彼と同行する。中の人はヒイロと同じなので、ある意味は声優ネタ。
- オデュッセウス・ウ・ブリタニア
- 『第2次Z再世篇』の朱禁城での天子との婚儀の際、ゼロ達の乱入により逃げ出してしまった彼の姿勢に激しく怒りを露わにする。
その他のリアル系
- セイナ
- 『W』における戦友で、彼女と共に多くの戦場を駆け巡る。互いに強い信頼関係で結ばれており、彼女の死には激昂した。彼女の「戦いは銃を持ってするだけじゃない」という最後の訴えは、五飛がノイ・ヴェルターへの参加を決意する契機となり、その生き様は、五飛の心に強く刻まれる事になった。『第3次Z時獄篇』でも共闘しており、『W』同様にA21の有様に心を痛めていた。
- クガヤマ・タクマ
- 『W』にてセイナと同様に、彼とも共闘。
- ガウルン
- 『W』ではハイジャック戦にて一時的に共闘する。
- 早瀬未沙
- 『SC2』では彼女に「口は不器用だけど、面倒見は良さそう」と評されている。
- 木連兵
- 『W』ではゲキガンガーの台詞を叫びながら戦う彼らの事も、戦う事でしか己の存在意義を見いだせない存在と評した。……なんか違うような。
- 千鳥かなめ
- 『第3次Z時獄篇』では彼女を宗介の元まで連れて行く。
- シンジロウ・サコミズ、コドール・サコミズ
- 『CC』ではマリーメイア軍壊滅後は彼らの傘下となっていたが、コドール達の非道なやり口に激怒し、ザビーネらと共に離反する。サコミズとは後にカイルスで共闘する。
- ヒナ・リャザン
- 『X』では何かに迷っていることを見抜かれる。
- アルフリード・ガラント
- 『X』では一時的に彼の配下となるが、五飛が離反するのを見越していた。
- エルエルフ、アードライ、ハーノイン、イクスアイン、クーフィア
- 『X-Ω』のイベント「革命の選択肢」ではドルシアへの潜入活動時に行動を共にしていたが、自身の立場を明らかにした後にエルエルフ以外の四名とは敵対する。
- カイン・ドレッセル
- 『X-Ω』のイベント「革命の選択肢」ではドルシア潜入時の上官だが、彼には自身の思惑を見抜かれていた。
スーパー系
鉄のラインバレル
- 加藤久嵩
- 『L』では彼の人なり、人間性を認めると共に、加藤機関の行動が世界に必要だと考え、同志として協力する。彼を自身のかつての宿敵・トレーズにも匹敵するほどの漢と認めていた。なお、沢渡も気づいてなかった彼の真意を「想像して」ある程度把握しているようである。
- 沢渡拓郎、ユリアンヌ・フェイスフル
- 『L』での同僚。当初は彼らとは機関内部においては「新入りと先輩」という程度の関係だったが、徐々に仲間としての信頼関係が芽生え、最終的にはLOTUSで共に戦う事になる。沢渡からはよく「おデコ」のあだ名で呼ばれる。
- ジャック・スミス
- 『L』での同僚。中盤からはLOTUSに加わった彼と対峙する事になるが、最終的にはLOTUSで共闘する事に。
- デミトリー・マガロフ、王政陸
- 『L』での同僚。他の機関のメンバーに対してもそうだが、さすがに彼らの無差別攻撃に関しては難色を示していた様子。
- 中島宗美
- 『L』での同僚。「正義」を嫌う彼に対しても興味を抱く。
- 菅原マサキ
- 『L』での同僚。最終的には敵対する。
- 森次玲二
- 『L』では彼が加藤機関入った後、同僚となる。
その他
- 早瀬浩一
- 『L』では彼の「正義」に興味を示している。当初は力に自惚れる彼を強く非難していたが、最終的には本当の意味で「正義の味方」となった彼を認めている。
- 矢島英明
- 『L』では加藤機関にて蘇生された彼に、浩一の戦いぶりを教えていた。
その他のスーパー系
- ズール皇帝
- 『64』ではルートによっては彼に洗脳され、「ズール皇帝を正義」だとしてマーチウィンドに襲い掛かってくる。
- 前述の通りシナリオライターが同じなのもあってか、『D』ではズール皇帝を「究極の悪」と称して今度は人一倍敵視しており、彼との決戦の際には主人公格キャラ・劇中関連キャラ以外で唯一戦闘前会話が用意されている。ちなみにズールの正体は星々の悪の思念体なので、「究極の悪」という表現もあながち大袈裟ではない。
- 炎ジュン、結城沙羅
- 『64』では完全平和を批判した際に女性蔑視な発言をしてしまったため、彼女達からも集中砲火を浴びた。
- 藤村静流
- 『SC2』では出会って早々と意気投合し、篤い信頼関係を結ぶ戦友同士となる。お互いに戦士として認め合っており、他作品の女性キャラの名前をあまり呼ばない五飛も、彼女の事は「静流」と名前で呼んでいる(上記のセイナも同様)。
- 猿渡ゴオ
- 『SC2』では彼の実力を高く評価しており、手合わせしたいと願っていた。『L』では出会った当初は「戦えなくなった男」と彼を一蹴していたが、後に共闘する際には彼に対して「(妻を)大切にしてやれ」と伝えた。
- アンディ・W・ホール、MIX
- 『第3次Z時獄篇』において、彼らの男女合体によってあふれ出た力の本質を理解し、「神にも負けぬ想い」と称賛する。
- バァン・ファーネル
- 『X-Ω』のイベント「約束のツバサ」では仲間の一員として行動を共にしている。また、彼の王としての器も認めている。
バンプレストオリジナル
- マナミ・ハミル、セレイン・メネス
- 『64』では完全平和を批判した際に女性蔑視な発言をしてしまったため、上記のルーやジュンや沙羅と同じく、彼女達からも集中砲火を浴びた。
- クスハ・ミズハ
- 彼女の栄養ドリンクの犠牲となる。
- ヴィンデル・マウザー、レモン・ブロウニング
- 『A』では彼らシャドウミラーの思想に共鳴して中盤まで加担している。最終決戦でもその事を彼らに言及されて五飛は言葉を失くしてしまうが、ヒイロとデュオの言葉に救われている。
- プレシア・ゼノサキス
- 『α外伝』では未来に飛ばされた直後、共に戦う場面も見られた。
- ジョシュア・ラドクリフ
- 『D』ではかつて共にOZと戦った戦友同士。
- セレーナ・レシタール
- 『第3次α』では一時期ザフトにいた頃から縁がある。彼女がザフトを裏切ってαナンバーズに寝返った際には、トロワと共に彼女を援護した。彼女は五飛とイザークを「似た者同士」と評している。
- カズマ・アーディガン
- 『W』では彼からは心底気に食わない人間の一人として一方的に敵視されており、ノイ・ヴェルターに参加する際にはそれまで散々敵対してきた事もあり激しく非難されカトル達の執り成しもあって大きな衝突は見られないものの、その後も自身の言動を彼に内心毒づかれるなど、仲間になった後も一方的に嫌悪されたままで好意的な感情を向けられる場面は最後までなかった。
- クロウ・ブルースト
- バンプレストオリジナルでは珍しい、五飛に好意的なキャラクター。『第2次Z破界篇』では第1話で彼に加勢しており、その縁によって後も信頼されている。
- エスター・エルハス
- 『第2次Z再世篇』ではルート次第で割と序盤から共闘する。彼女の向こう見ずだが決して諦めない強い心を高く評しており、「女にしておくには惜しい」とまで言っている。妹蘭の事を思い出したのかもしれない。
名台詞
TV版
- 「俺は五飛。逃げも隠れもしない。この戦い、すぐにケリをつける!」
- 五飛の第一声。OZの海上部隊を壊滅させて。五飛という人物を象徴するような台詞。『F』や『α』ではDVE。
- 「助かります」
「すみません」 - 第2話より。武器商人から大量の火薬などの物資を受け取った際の台詞。五飛にしては珍しく丁寧な物腰である。
- 『64』では五飛の第一声となっているが、冒頭は「ありがとうございます」に変更されている。
- 「警戒が甘すぎる! 自業自得だ」
- 第4話より。中国長江にある地球圏統一連合の海軍基地を襲撃した際の台詞。当然ながら基地はあっという間にボロボロに。
- 「女か…。だから甘い!!」
- 同上。レイクビクトリア基地のパイロット宿舎を爆破して、部下の仇を撃たんとエアリーズで追撃するノインに追い詰められた際の台詞。
- 子供という理由で攻撃を躊躇ったため、この台詞の後、バッグに入っていた照明弾を華麗な動作でエアリーズの頭部にぶつけて逃亡する。
- ゲームでも、女性相手の特殊戦闘台詞に採用されている。
- 「女、聞こえているか!? 女!」
「子供だと思って気を抜いたお前がつまらん兵士だという事だ」
「弱いものと女を俺は殺さない」 - 上記の後にシェンロンガンダムに搭乗し、トーラスのビーム砲を持ち出したエアリーズ2機が到着するが、ノインの命令で攻撃を躊躇ってしまった直後に撃破。ノインのエアリーズも即座に行動不能にし、トーラスのビーム砲でトーラスの輸送機を撃墜した後の言葉。
- ノインにとっては屈辱以外の何物でもなかっただろう。もっとも五飛からすれば覚悟も技量も劣る兵士を相手に戦うのが馬鹿馬鹿しくなったのであろう。
- 「力の無い者がウロウロするなぁーっ!!」
「敵が弱いと、戦った後虚しくなるんだ!くそおおおおおお!!」 - 同上。散々暴れた後、ハイエナの群れに対して怒鳴る五飛。彼が戦士に要求するものが垣間見える。1行目は戦闘台詞に採用。
- ちなみにハイエナ達は五飛を自分達より強者と認識し、そのまま逃げ去っている。
- 「分かっているのか!? 貴様たちはまんまとOZの罠に乗せられたのだぞ」
- 第7話より。ニューエドワーズ基地でヒイロがノベンタ元帥のシャトルを撃墜してしまった後に初めて他のガンダムパイロット達と邂逅した時の台詞。連合内部の和平論者の一掃というオペレーション・デイブレイクの狙い、そして黒幕のトレーズの存在まで掴んでいたのはこの時点では五飛だけであった。
- 「正しいやつが強くなくてどうする? 正しいのだ…俺達はっ!!」
- OZに迎合する宇宙コロニー首脳陣の通告を受け、戦意喪失しかけるデュオとカトルを救いに来た時に。
- 『SC2』では中盤に、ユキムラ達の仕掛けた罠によって陥れられ、メナージュ・ゼロに指定され追われる身となり、意気消沈する特機隊の面々を鼓舞する際にもこの台詞を言っている。
- 「こんなものではないだろう、お前達の力は!」
「人間の心を操ってしまうほど強いのだ…お前達は、汚らしく、強いはずだ!」
「仲間を見殺しか、こんなに敵が汚く大きく見えたのは初めてだ!」
「戦える…! お前達みたいな、汚い奴等が強いとな!!」 - 第19話にて。バルジ要塞を強襲し、トーラスの攻撃を一身に受けながら闘志を燃やす五飛。この台詞を言った後、ビーム・グレイブをシェンロン腹部に突き刺し、爆発の推進力を利用して離脱する。
- 「ありがとう、お優しい技師長殿…ナタク、俺達はまだまだ強くなれる!」
「月に工場がある。そこで改造してもらう、というのはどうだ? フフフ…」 - 第22話ラスト、月面基地に単独で突撃、捕獲される際に。
- 「決闘を望んでいるのだトレーズは。図に乗ったコロニーは奴との力の差を思い知らされるだろうよ」
- トロワがコロニーに対して強硬路線でなく融和路線をとった理由が理解できず「あいつ(五飛)になら理解できる」と呟いた回答。つまる話が「ガンダムパイロットを送り込んだ真の主犯」をあぶりだすことを狙っている。その狙いはOZが宇宙に無関心である隙をついてトレーズの最も嫌う最悪の形となって現れてくる。
- 「正義は…! 正義は、俺が決めるっ!!」
- L5コロニーの消滅後、OZに怒りを爆発させ、ロン老師の遺言を叫びながら五飛はアルトロンを走らせる。
- 「くっそぉぉぉっ!! 今度は勝ち逃げか……」
- トレーズとの決着時、彼は自ら五飛に討たれる形で命を散らす。望まざる結果に、彼はただ涙する。
- 『第2次Z再世篇』のゼロレクイエムルートではこの直後、トレーズと皇帝ルルーシュの真意に気づく場面が追加された。
Endless Waltz
- 「俺は…貴様と戦ってみたかった!」
- 第1話ラスト。X-18999コロニー内でヒイロの駆るリーオーを前にして。
- 「貴様等は正しいのか!? 貴様等は正しいのかと聞いている!」
- 同じく第1話ラスト、ビームサーベルとビームグレイブを交えながら。
- 「さあ、地球よ…俺に本当の正義を見せてみろ!」
- 第2話。地球を眼下に見据えて。
- 「俺は、犠牲の上に成り立つ、平和という名の『正義』が本当に正しいか、確かめたいだけだ!」
「そのために、俺は『悪』になる!!」 - 最終話より。ウイングゼロカスタムで地球に向かうヒイロを迎え撃つ。ヒイロに「これが、お前の言う『正義』なのか?」と問われて五飛はその台詞を言う。この「『悪』になる」きっかけは、『BATTLEFIELD OF PACIFIST』で語られる。また、小説版ではヒイロは「五飛は『トレーズ』になろうとしている」と推測しており、この五飛の発言で確信に至っている。
- 五飛「俺は兵器として扱われた人間達の代弁者だ!」「俺は貴様を含む兵士、全ての為に戦っている!」
- ヒイロ「五飛…」
- たとえ『悪』側に立ってでも、完全平和主義と対立する動機の一環をヒイロに訴える五飛。オペレーション・メテオの為に破壊活動に駆り出されたヒイロ等はもちろんの事、リリーナが提唱した完全平和主義のために兵士としての存在を奪われた、マリーメイア軍に属する元・OZの兵士達の存在もあると自負する。
- 五飛「俺と貴様はこうして戦っている…。戦っている時こそ、貴様も俺も充実しているのではないのか?」
- ヒイロ「…!」
- 五飛「俺と貴様は同類だ! 戦場でしか、己の存在意義を見出す事が出来んのだ!」
- 続けざまに「自分たち兵士が存在する意味は戦いにあり、それを安直に奪ったのが完全平和主義ではないか?」と投げ掛ける。特に前半の台詞はヒイロも思い当たる節があったらしく、動揺を見せる。
- ヒイロ「五飛!トレーズはもういない!トレーズはお前が倒したんだ!」
- 五飛「違う!俺は今でも奴と戦っている!!」
- さらにTV版におけるトレーズとの決戦後から、激しい敗北感にも苛まれ続ける五飛。あの時、トレーズがあえて隙を見せて自分の機体を貫かせ「自身の理想を実現するために、決闘に手を抜き『勝ち逃げ』した」と思い込んでおり、自身の「戦士」としての存在意義が揺らいでいる。
- 五飛「俺はリリーナ・ピースクラフトを認めない。兵器を捨て兵士を封印すれば、それが平和だという考えは間違っている!」
- ヒイロ「だからマリーメイアの独裁を許すと言うのか?」
- 五飛「それが戦う者の『魂の拠り所』となる…!」
- ヒイロと共に大気圏に突入し、地球での空中戦へと移ってから続く台詞。「完全平和主義は兵士達の存在意義を無下にする、安直な主義だ」と突き付ける。対してヒイロは「惨めな戦争の歴史と悲劇は、ここで止めなければならない」と反論する[5]。
- 「あれが…また繰り返されるというのか…」
- ヒイロとの決戦の最後、戦意を喪失し水中に没したウイングゼロを見ながら、直前のヒイロの台詞を反芻する。
- その時五飛の脳裏に浮かんだのは、かつて自爆するコロニーと運命を共にした同胞達、そして他ならぬ五飛自身に正義の無意味さを説かれても「それでも戦うしかないんだ」と叫ぶ妹蘭の姿だった。ここまで「悪になる」という信念のもとに進んできた五飛に初めて迷いが生まれ、そして妹蘭との出会いと死別を想い返した五飛は「繰り返してはいけないものがある」という結論に至り……。
- 「戦いは兵士で決するものではないのだ。 …これで俺も戦いを捨てることができる…さらばだ、トレーズ」
- 最終話。立ち上がった民衆を見て。同じくしてトレーズに抱いた葛藤を振り払った。
- 「狂った時代は終わったぞ、ナタク……どうか安らかに眠ってくれ」
- ラスト。アルトロンガンダムを自爆させた際の台詞。戦いを捨てる事を選んだ五飛は独り、亡き妻の安らかな眠りを願う。その時五飛の脳裏に浮かんだのは、微笑みを浮かべる妹蘭の姿であった……
他媒体
- 「フフ・・・・なるほど、強いな――人の心までももてあそぶOZよ――こんなに敵がきたなく、大きく見えたのははじめてだ」
「これで戦える!! おまえたちみたいなきたないヤツが強いとな!!」 - 『コミックボンボン』版第4話「さまよえる少年たち」より、新型MSトーラスの強襲を受け、デスサイズごと拘束されてしまうデュオを救う五飛。トーラスの性能に翻弄され、ビームキャノンを一身に受けながらも、再びOZへの怒りと闘志をたぎらせた彼は龍の如く吠え、アニメ本編第19話と同じ方法で離脱する。この台詞の後半の部分を言い放つ時の五飛の表情はかなり鬼気迫るものとなっている。余談であるが当時、同時掲載された4コマ「がんばれ!ドモンくんW(ダブル)」でも同じ状況で後半の台詞を言っているが、直後に機体が爆発し大怪我するというお間抜けな場面が描かれていた。
- スパロボにおいても『SC2』の最終決戦にて、ラスボスのユキムラに対しても「こんなに敵が~」以降の部分の、これとほぼ同じ台詞を言っている。
- 「もっと強いヤツはいないのかっ、オレを倒してナタクに乗ってみろ! そんな力ではアルトロンガンダムには乗れんっ!!」
- 『コミックボンボン』版第7話「悪魔のゼロシステム」より、L5コロニー内の寺院で組手をしている最中に発言。愛機をナタクと呼んでいる五飛がアルトロンガンダムと呼んでいる数少ないシーンである。
- 「戦士は戦いの中で己を見つけるものだ」
- 『コミックボンボン』版第8話「結成!ガンダムチーム」にて、地球に移動するシャトル内で記憶喪失のトロワを見て。
- 「人形(モビルドール)め!! オレに倒されたものは悪だ!! 正義を名のりたければオレを倒してみろっ!!」
- 『コミックボンボン』版第9話「サンクキングダム崩壊」より、アルトロンガンダムでMDを迎え撃つ時の台詞。
- 五飛「オレの思惑とずいぶん違ってきたが、おまえたちには協力してやる。人類の脅威になるという、おまえたちの正義につきあうのもおもしろい」
ブローデン「正義だと? 我々は、ただ人類に必要なことをなしているだけだ。 我々のかってな考えでな」
五飛「その考えは地球の平和を脅かしはしない――ならば、それも正義だ」
ブローデン「かわった男だな、張五飛」
五飛「おまえたちほどではない」 - 『BATTLEFIELD OF PACIFIST』にて、ブローデン軍がウルカヌスに近づいた時の掛け合い。当初はトレーズの真意をあぶりだそうとブローデンらを利用しようとしたが、『あえて自分達が人類の脅威となることで人類を進歩させる』という彼の信念に感化されたようだ。
- 「なにが崇高だ!!」
- 志半ばで部下のクレメンツの裏切りにあい、「人類はどこまで行けるのか」と五飛に言い残し死亡した戦友ブローデン。クレメンツ本来の主である急進的な平和団体P3(パーフェクト・ピース・ピープル=ピーキューブ)の総帥ビクター・ゲインツの傲慢さと独善ぶりに対し、五飛は怒りを爆発させる。
- 「……終わってなどいない!」
- 戦いの末、ビクターの野望はヒイロに討たれ、ツインバスターライフルを受けてスコーピオ諸共消滅する。彼の死亡後、P3は降伏、戦闘を放棄する。トロワは「ひとまず終わったな」と安堵するが、五飛の心中は穏やかではなかった…。
- 「心配するな、ブローデン。オレが人類の脅威になってやる」
- 『BATTLEFIELD OF PACIFIST』のラストシーンでの台詞。死亡したブローデンに対し、あえて自ら「人類の脅威=悪」になることを誓う五飛。この後彼はマリーメイア軍に走り…そして、『EW』へと、物語は続く…。
- 「与えられるだけでは真の平和は訪れない。キサマたちが正しいというなら――オレを倒してそれを証明してみせろ!!」
- 『コミックボンボン』版『EW』第4話「地球制圧」にて。
- 「オレは、妻を見殺しにするような卑怯者になりたくない!」
- 小説版『EW』にて、初めてシェンロンガンダムに乗りこんだ際の台詞。誰かを守るために初めて戦いに赴いた五飛だが、その結果はあまりにも残酷なものだった……
- (本当は……)
(本当は……おまえは、女でいたかったんじゃないか?) - 瀕死の状態で花畑を見つめる妹蘭に対して。
- 「いや、オレは正義に生きる……」
「ナタクだ……あの機体は、オレの妻が守った……だから、あいつの魂が宿っている」 - 妹蘭の死後、老子Oから学問の道に戻る事を勧められた際に。
- 「妹蘭。オレはまだ己の正義が見つけられない」
- 漫画『敗者たちの栄光』A0206コロニー帰還後に妹蘭の墓標前にて。妹蘭を名前で呼ぶ珍しいシーンであると同時に、彼がここまで唱えてきた「正義」が妹蘭からの借り物である事が分かる。その後竜老師から「正義は自分で決めてよい」と諭されれ、再び戦場に向かう。
- 「お、俺は甘い物は好きでは無い、女子供ではあるまいし」
「あぁ…甘い物が好きなのもべ、別に悪くはないと思うぞ」 - ボイスカセットにて、カトルが女という偽情報に踊らされ、完全に挙動不審になっている珍しい五飛。この後、カトルから距離を取ろうとして椅子から落ちてしまい、ヒイロには「床の方が落ち着くんだろう」と言われてしまった。
- 「俺は…弱い…」
- ボイスカセットにてトレーズとの戦闘に連敗が続き自身が弱いことを嘆いている。そのことでデュオから言われたことを気にしてしまい。それに対してフォローをいれるはずのカトルまで容赦ない一言を言われたせいで…。
- 「俺は負けだ…。俺は弱者だ…。俺にはナタクに乗る資格がない…」
- 上記のセリフからの続き。一見するとシリアスなセリフに見えるがセリフにはエコーがかかり、効果音が「チーン」や木魚の音などが入っており、デュオからも「やめろ!」とツッコミが入る。自身にない力を手に入れるため、デュオととある特訓をするが…。
- 「Heeey!!皆ぁ!!何シケた顔をしてんだよ!俺と一緒に人生をEnjoyしよーぜェ!」
- 「今日はお日柄も宜しゅう…え?わてでっか?や、もう、えー気分ですわぁ~!!」
- 「私は今まで、人生の半分を無駄にしていたと気付いた…!」
- 「嗚呼…たった今私の目の前に広がる可能性と言う名の海がっ君達にも見えるかァァァ!!?」
- 「俺はもう誰にも負けないのだ!トレーズッ!俺のこの機関銃の様な喋りに着いて来られるかァァァァァ!!?」
- デュオとの特訓の結果に編み出された話術だが、余りにもキャラ崩壊が起こっている。デュオ曰く、正しい青少年の明るい喋り方らしい。そのためカトルはもちろんのこと、アクションを見せないトロワやヒイロもズッコケを披露した。その後の結果は不明だが、ヒイロが再び修行に励んでいるというセリフから恐らく完敗した可能性が高い。
- 「女! 聞いているのか!? 女ぁぁ!!」
- 同上。五飛に届いたリクエストへの台詞。本編第4話の台詞のパロディ。
- 「最後だから」という理由で答えた五飛だったが、言った直後に「女というのはわからん。怒鳴られて嬉しいのか?」と困惑していた。
スパロボシリーズの名台詞
αシリーズ
α
- 「貴様らがDCと関わっている事実は、俺の戦いの理由になる」
「異星人の技術を独占しているDCは、いつの日にかスペースコロニーにとって大きな脅威となる」
「貴様らロンド=ベル隊やDCが、ティターンズやOZのようにならない保障でも有るのか!?」 - 第25話極東地区へ向かうルート「シャーキン悪魔の戦い」でロンド・ベル隊と妖魔帝国との最終決戦の最中に介入し、α各主人公達からの制止を一蹴してロンド・ベル隊へと牙を剥く。
第2次α
- 「…聞こえるか、トレーズ…人々が自らの意思で、平和を求め立ち上がった…」
- 第56話ハマーン休戦ルート「機械仕掛けの世界-後編-」or「燃える地球-後編-」or第56話ハマーン拒絶ルート「BEYOND THE TIME」より。平和解放機構の働きかけによりαナンバーズへ声援を送る大衆を、万感の思いで見つめる。
第3次α
- 「ガンダムは形でも性能でもない…。その存在に込められた想いこそが本質だ」
- セレーナ編第7話「ワンズ・ジャスティス」より。イザーク達へ『ガンダム』の名を冠する機体の意味を説き、彼らが搭乗する事に苦言を呈した為、確執を招く結果に。
- 「所詮は状況に流されてここにいる連中だ。奴らにαナンバーズを名乗る資格はない」
- 第21話の砂漠ルートでキラとサイ、フレイの三角関係が発覚したときの台詞。
- 彼らはマリーメイア軍にザフトと2度も個人の都合でαナンバーズ(旧ロンド・ベル隊)を離脱して敵対した五飛に言われたくない、と思うかもしれないが、「状況に流されて」いるわけではないと言う信念があるのだろう。
- 「間違えるなよ、デュオ。正義は無敵だ…それを貫く心が有る限りな」
- 第37話「果て無き旅路の始まり」より。戦いの意味に苦悩するキラとアスランに「正義は無敵! なんて事は無い」と発言したデュオの言葉尻を捉え、五飛なりの正義観を語る。
Zシリーズ
- 「張五飛だ。お前達は愚かだが、俺の目的の為にもここで倒れてもらっては困る」
「戦う気が無いなら下がっていろ。弱い奴は戦場に出てくるな」 - 第20話「砂塵に舞う悪意」で、三大国家の連合軍に包囲されたZEXISの助っ人に馳せ参じた際、クロウから単機で乗り込んできた無謀さを問われての返答。
- 「策ではない。…こんな状況でも絶望に打ちひしがれずに笑っていられるお前達に賭けるだけだ」
- 同話におけるシナリオエンドデモにおいて、クロウから「現状を打開する策があるのか」と問われて。
- 「あの男は、この国の弱い人間を自分の目的のための駒にしようとしているに過ぎない」
デュオ「その根拠は?」
「直感だ。本能が奴の危険さを告げている」 - 第24話エリア11ルート「ナリタ攻防戦」にて、ゼロ(ルルーシュ)の危険性を語る。玉城からは「いいがかりじゃねえかよ!」と反論されるも、事実真相には近いものだった。
- 「天子…お前の夫となる男は既にお前を置いて逃げた…そのような男とお前は添い遂げる気か?」
「結婚とは永遠の約束だ…。それを軽んじるな」
「だから、俺はこの結婚を…こんな茶番を用意したものを許さない!」 - 第17話「朱禁城の花嫁」より。政略結婚をする事になった天子と対面して。かつて妹蘭と望まぬ結婚をし、さらに夫として彼女を守れなかった悔恨を抱く五飛故に他人事とは思えなかったのであろう。
- なお、これらの五飛の発言についてツッコミを入れたのはよりにもよってデュオであった。
- 「妹蘭…! そうだ…! 俺はナタクと共に生きる! 消えろ、化け物! 正義は俺が決める!!」
- 第35話宇宙ルート「明日へのあがき」に於ける次元獣ルーク・アダモンPとの戦闘前会話より。スパロボ史上どころかTV版本編及びTV版基準の関連作品では初となる明確に妻(妹蘭)の名を呼んだ場面である。そもそも五飛は(亡くなる前の彼女との約束もあり)妹蘭に対しては内心描写であっても「ナタク」呼びなため本当に貴重な場面と言える。それだけ動揺したのだろう。
- 「貴様ごときに! 俺の敵は俺が決める! 貴様のような化け物に俺の心の中に踏み入らせるものか! 貴様には報いを与えてやる…! その存在を消滅させる!」
- 同上。戦闘後の会話。対トレーズ以上のマジギレである。それだけ五飛にとって妹蘭との記憶は大事なものであり、それを利用した次元獣への怒りもひとしおなのだろう。
- 「逆に言えば奴の正体がブリタニアの皇子である事や、魔法を持っているというだけで…シュナイゼルの誘導に乗った事の方が問題だな」
- ゼロレクイエムルートでゼロを追放した黒の騎士団の面々に対して。戦略眼か直感か、シュナイゼルの深謀を危険視すると共に、黒の騎士団の面々の浅はかさを非難する。
- 「…ゼロ。お前は自らの行いに対して責任を取る男のはずだ」
「事実、あの虐殺の後、お前が黒の騎士団をZEXISに参加させたのは償いの意味もあったのだろう」
「今こうして罪を告白した今、お前の責任の取り方を聞かせろ」 - 第50話黒の騎士団ルート「皇帝失格」より。全てを告白したルルーシュ=ゼロに対して。事に行政特区日本の一件に関して、「許されない事」と責めるも、彼の本質を知り、彼を信じているからこそ、彼の責任…覚悟を改めて問う。
- 「だが忘れるな、ゼロ。お前が再び道を誤る時が来たら、俺がお前を討つ」
- 黒の騎士団ルートエンディングにて。ゼロは「そうならないように努力するさ」と返したが……案の定、時獄篇で他ならぬ五飛が迷走してしまった。
- 「フ…神にも負けぬ想いか」
- 第54話運命抵抗ルート「光の闘神Z」より。アンディとMIXの男女合体にてあふれ出た力の本質を理解して。デュオとノインから驚かれるが、『第2次Z再世篇』における天子の政略結婚の時と同様、五飛が既婚者であることをうまく生かした台詞であろう。そしてツッコミを入れたのはやっぱりデュオだった。
- 「心配するな。必ず助けてやる」
- 第9話蒼の地球ルート「平和への暁」より。マーサ・ビスト・カーバインによって再調整されたプルトゥエルブへの戦闘時台詞。新録された石野氏の演技も相俟って、五飛の優しさを感じさせる。
Scramble Commanderシリーズ
- 「………女、貴様も同類ではないのか? 戦場でしか己の存在意義を見出すことができんという…な。」
「………昔の話だ…。俺は敗北と屈辱にまみれ戦う事を拒否していた。俺にはナタクに乗る資格はないとな。だが、そんな俺の目の前で…いや、そんな俺の目の前だからこそ多くの弱い者が死んでいった。」
「昔から俺の考えは変わらん。弱い者は戦うべきじゃない。だが、戦いを拒否して弱い者を見殺しにするのは俺が殺したのと何も変わらん…。あるお節介な女と出会って俺はそれに気づいた。強い者は、弱い者を守る義務がある。だからこそ俺はプリベンターに入った。…それだけだ。」 - 『SC2』にて、静流に「何のために戦うの」と問われて、彼女に対して語った戦う理由。
- 「信じているのだな? あの男は生きていると…。正しい判断だ。真に強き者なら、必ず生きて戻るだろう。」
- 『SC2』にて、バイストン・ウェルに跳ばされたゴオ達が生きている事を信じる静流に対して。
- 「お前達は踊らされたのだ…。特機を邪魔に思う死の商人達にな。」
- 『SC2』の中盤、地球圏の戦乱の黒幕が死の商人達である事を察し、同時にU2エリアの件やA3の特機隊のメナージュ・ゼロ指定など、一連のA3の受難が全て彼らの謀略であった事を察しての発言。さりげなく、原作のTV版でトレーズの謀略によってノベンタ元帥を討ってしまったヒイロ達に言った台詞のアレンジとなっている。
- 「くだらん。俺達の目的は弱い者を助ける事だ。そのために力を振るう。望むのは結果だ。他人の評価などではない。」
- 『SC2』にて、月面でシロッコとジブリールを討った後、今回のAフォースの活躍がデュランダルによる情報操作によって全てザフトの手柄にされ、地球の人々の世論が更にデュランダルを支持してしまう事を懸念し、残念がるデュオやカトルに対して。五飛の「弱者を守るために戦う」という強い信念が如実に出ている台詞である。
- 「ふん…けじめを付ける気か、女。よかろう…それも人生だ。」
- 『SC2』にて、崩壊していくメサイアの中でデュランダルやレイと運命を共にする事を選んだタリアに対して。
- 「貴様の上司だ」
- 『SC2』のEDにて。部下になったシンに「なんなんだよ、アンタは!」と突っかかられての一言。勿論、そんな事はシンもわかっているのだが。五飛が部下を持った上に熱心に指導をしている事にはデュオも非常に驚いており、「月面に雪でも降るんじゃないか」とぼやいているが、未沙は五飛を「口は不器用だけど、意外と面倒見が良さそうよ」と評している。実際、この一連の場面を見ていると本当になんだかんだいいながら面倒見のよい上司になっているのがわかる。
携帯機シリーズ
- 「だから戦士はいらんのか!? 戦争のためだけに生きた兵士は切り捨てるのか! かつて、英雄とまで呼ばれながら、戦争が終わったあとは危険人物として扱われた者を俺は知っている!」
- 第26話マリーメイア軍ルート「永遠への回帰」or「リターン・トゥ・フォーエヴァー」。原作通りの五飛の言葉に、さらに他作品における「切り捨てられた兵士」の代表格、まさにその実例が加わり言葉の重みが増している。その当人であるアムロ・レイはこの場では沈黙を貫いていたが…。
- 五飛「戦いは兵士で決するものではない…そうなのか…?」
アムロ「戦うのは兵士さ。だが、戦いを続けさせるのも、終わらせるのも…それは兵士に限らない、人の意志の力だ」
五飛「…さらばだ、シャドウミラー。俺たちの戦いは終わっていた。そして、これから新しい戦いが始まる…!」 - 第27話「あなたがいて、私がいる」or「エンドレス・ワルツ」。マリーメイア軍に対して蜂起し、自らの手で平和をつかみ取ろうとする平和解放軍の姿をヒイロによって見せられ…アムロの最後の一押しに応じて、ヴィンデル・マウザーの語る「戦争の中でしか生きられない業」という言葉を捨て、シャドウミラーとの決別に踏み切る。
- なお、五飛を説得した場合はこのまま自軍に加入するが、撃墜した場合でも撃破時に同じイベントが発生し、シナリオ終了後に仲間になる。戦力的には撃墜した方が圧倒的にお得なため、だいたいは撃墜でイベントが発生することになる。
- トロワ「信じられん…敵の思うつぼだ」
五飛「そう思うな。…だが、俺たちの戦争はこれでいいのかもしれん」 - 第30話「父と子の絆」or「父よ、わが子よ」にて。人質にされ、死ぬ覚悟の出来ていた剛健太郎を救う方針を固めた自軍の選択に驚くトロワに対して。同意はするものの、信じられない程の甘さを実現する力こそが彼の求めていた正義なのかもしれない。五飛もまた、戦場にしては甘い選択に理解を示し、健太郎救出作戦に参加する。なお、『A PORTABLE』では「そう思うな」の部分が削除されている。
- 「お前が正義などという言葉を口にするな…!」
- 同話エンドデモ。不正を暴かれてもなおも自分の歪んだ正義に固執し、自らが「正義」だと主張する三輪長官に対して怒りを露わにする。
- 「闘争こそが魂のよりどころだと思っていた。だが、それは逃げていただけだった」
- 最終話「極めて近く、限りなく遠い世界に」にて、『EW』のガンダムパイロット5名共有のヴィンデルとの戦闘前会話。シナリオデモでは「戦いこそが兵士の魂のよりどころとなる」という発言を指摘され言葉を失くしてしまったが、ヒイロ達に「根本的なものが違う」とフォローを受けており、ここで自分なりの結論をぶつける。
- 「俺は悪だからな」
- 第11話「私の愛馬は凶暴です」で、ネオ・ジオンに参加して。
- 「俺は貴様のような弟を持った覚えはない!」
- 第23話「エンドレスワルツ」にて仲間に加わる際、サイ・サイシーに「アニキ」と呼ばれて。この会話の為か、Rの4コマ漫画ではこの二人を一緒に扱ったネタが多く存在している。
- 「モビルスーツが人質を盾に戦うだと!? 貴様ぁ、ふざけるな! 貴様たちが正義だというのなら、まともに戦って証明してみせろ!!」
- 「聞こえないレクイエム」より。ミューラを人質に取りながら戦おうとするゴズに向けて怒りを露にする。
- 尤も、自軍にも原作においてモビルスーツで人質を盾にした人がいるのだが…。
- 「悪め…俺の命と引き換えにしても、貴様は倒す!」
- ギシン星へ向かうルート「死闘!ギシン星最終決戦!」に於けるズール皇帝との戦闘前会話より。『64』では洗脳が解けたときには既にズールが討たれていたため、ついに実現した因縁の対決。
- 「トレーズ、貴様…貴様ぁっ! 俺との約束はどうなった! 貴様は、俺と決着を…くっそぉ!」
- 最終話「デザイア」より。トレーズがペルフェクティオとの戦いで散った際に、悔しさと悲しさと共に吐露した叫び。再戦の約束を果たせず、彼は逝ってしまった…。
- 「やめろ、貴様ら!! もう勝負はついた! これ以上は戦いではない…虐殺だ!!」
- 第42話「暁の閃光」。ラダムとイバリューダーが撤退した途端にオーブ解放作戦を再開する地球連合軍に対して激昂する。しかし、ノイ・ヴェルターすら撤退した最中、セイナと2人では最早避難民を守る程度しかできず…。
- 「もういい、しゃべるな!」
「セイナーッ!!」
「うおおおおおおおおっ!!」 - 最中、連合軍の攻撃がセイナに直撃。亡き妻の二の舞のように命を散らしてしまった彼女の姿に、五飛は慟哭する。しかし、彼女の言葉は五飛に確かなものを遺し、この別れがノイ・ヴェルター参加の決定打となる。
- 「俺も同じだ、ロンド・ギナ・サハク。だが、最後にお前に礼を言おう。俺は戦う場…生きる場を失った兵士のために戦いを与えようと考えた。だが、俺は知った…生きている事自体が戦いだと」
「だから、人は生命ある限り、それが戦いなのだと…!」
「お前は生命の意味を奪う者…! ロンド・ギナ・サハク…俺は俺の正義でお前を討つ!」 - 第44話(「月・地球間の警戒」ルート)「運命の子ら」に於けるギナとの戦闘前会話。セイナが最期に五飛に残した言葉を胸に、ギナと決別し、彼に対して改めて宣戦布告を突きつける。
- 「俺は俺の正義を貫くためにここへ来た」
- 同話のエンドデモでカズマに「いまさら何しに来たんだよ?」となじられた際に。五飛は五飛なりに悩んだ末、最終的には自身の正義を見定めてノイ・ヴェルターへの参加を決意したわけなのだが、カズマの視点では結局、それまでの五飛はガウルンのような悪のテロリストと共闘したり、デキムやギナといった世界を意のままに操ろうとする悪党に手を貸していた単なる敵対者に過ぎなかった。そして、五飛が悪びれることなく毅然とした態度を崩さなかったためカズマは怒りを隠せず、五飛は直後に彼から罵声を浴びせられる。
- 「俺の求める正義はアスハにもサハクにもなかった」
「ならば、俺自らの手でそれを作るしかない…」
「勘違いするな。これはあくまで一時的な共闘に過ぎん」
「お前達が悪に染まれば俺は内部からお前達を叩き潰す」 - 上記の台詞の直後にカズマから罵声を浴びせられ、カトルとトロワが五飛をフォローしたところで改めて語ったノイ・ヴェルターに合流した理由。後半の台詞は「ノイ・ヴェルターがお前のお目通りにかなったのか」と皮肉たっぷりに言うカズマに対して。五飛とらしいと言えば五飛らしいが、最後の台詞は取り越し苦労ではないだろうか。
- 「時々、あいつの事が理解できん…」
- 第49話終了後の分岐選択より。なぜなにナデシコを喜ぶトロワに対しての驚きの反応。トロワの新たな意外な一面を垣間見て、五飛も驚きを隠せなかった様子。しかしカズマに(お前の方は、いつもできねえよ…)と内心毒づかれてしまう。
- (ロンド・ミナ・サハク…。この女は強くなる…いずれお前と互角に戦うほどにな。その時、お前のオーブとこの女のオーブ…どちらが正しいか俺は見させてもらう。戦いの中で死んでいったあの女と全ての人に代わってな…)
- エンディングより。心中でカガリの成長に期待を寄せつつ、この場にはいないミナに向けて呟く。散っていった戦友のことを想いながら…。「あの女」とは言うまでもなく彼女の事である。
- 「…終わりなき円舞曲…。踊るしかないというのか、偽りの舞を…」
- 第1話「クロガネに導かれし少年達」シナリオエンドデモより。シャングリラの通路で一人呟いて。
- 「貴様の力、まだ正義を名乗るには未熟! 暴力以下の紛い物に過ぎん!」
- 第5話「紅の衝撃・蒼の戦慄」より。ラインバレルで出撃した浩一に対して。この時の浩一は「ラインバレル」という力を手に入れた事で増長の極みにあった為、的を射た台詞と言える。
- 「フン…絵空事の正義を捨てた貴様と同志だと? 笑わせる」
「頭があるなら考えてみる事だな…! 加藤久嵩とお前の正義の本質を…」 - 第12話「放課後の来訪者」より。「自分の正義と加藤の正義の行き着く先が同じかはわからないが、自分は真の正義のために戦っている」と言う五飛に「自分達は同志だ」と語る宗美に対して。同じ組織に所属しながらも、この時点では根本で相容れない二人だが…。
- 「こいつらは自分の信念で戦ってはいたが、同時に世界にとって自分達が悪であることも自覚していた」
「かつて、トレーズ・クシュリナーダという男がそうだったようにな…」
「だから俺はこの男に手を貸したのだ。俺達がかつて掴みかけた平和を真の平和にするためにも…」 - 第31話地上で警戒任務ルート「鬼を喰らうモノ」シナリオエンドデモより。自身が加藤機関に力を貸していた理由。
- 「あの時の女か。猿渡ゴオ、大切にしてやれ…」
- 同上。加藤機関の面々と共にLOTUSに加わった際、ゴオにかけた言葉。勿論、ここで五飛の言う「大切にしてやれ」というのは杏奈の事。妻を助けられなかった五飛の言葉故、非常に重みがある台詞である。
- 「俺とて目的を知っていたわけではない。貴様らの言う『想像』はしていたがな。勘違いしないでもらおう」
- 第32話「奏でられた曲は」にて宇宙で警戒任務ルートを通った際の台詞。久嵩と石神社長の真の目的が明かされて、「自分達は加藤の真の目的を知らないでLOTUSと戦っていたが、五飛は察していたのかもしれない」という旨の発言をした沢渡に対して。「想像」と返すのがなんともニクい一言。
- 「そうやって貴様は20年前から世界の危機を傍観してきたわけか。気に入らんな、菅原マサキ…!」
- 第36話「正義のために」に於けるマサキとの戦闘前会話より。自身や久嵩の真意に気付きながらもセントラルの目的のためにあえて見過ごし、幾多もの世界の危機の中で機関を利用し続けたマサキ(=セントラル)のやり方に嫌悪感を露わにする。
- 「…甘えるな!」
「自ら死を選ぶなど逃げにすぎん…!貴様も男ならば最後まで戦い抜き、己の信念を貫き通してみろ…!」 - 第37話「鋼鉄の華」に於ける宗美を説得する際の台詞。マキナ人間と化した状態で自我を取り戻し、「自分を殺してくれ」と懇願する宗美への一喝。
- 『L』以前のシリーズにおいても『F完結編』のカトルに対してのアムロ・カミーユや『IMPACT』のノリスに対してのバーニィなど、ガンダムシリーズの説得対象のキャラに対して別のガンダムシリーズのキャラが説得する展開は存在していたが、この説得シーンは同シリーズでもない全く別作品のキャラによる説得というスパロボでも前代未聞の展開であった(一応『第2次α』ではイルイに対して各作品の主人公達で説得できたが)。
- このことが反響を呼んだためか、後の『UX』ではさらに前代未聞の説得が出てくることとなる。
- 「つまらん悩みだな…」
- 同上。宗美加入時の台詞。ファイナルフェイズが成功し、生還した際、「こんな私にも…まだ何かを守れるんでしょうか…?」と言う宗美に対して。正義の心を取り戻してファイナルフェイズに助力し、世界の危機を救う為にその力を奉げた彼に対して、五飛達の答えは既に決まっていた。
- 「貴様がかざす正義など浅薄なのだ。トレーズ・クシュリナーダや加藤久嵩の覚悟と比べるまでもない」
- 最終話「希望の光」に於けるグロリアとの戦闘前会話より。かつて自分が認めた漢達と違って、正義の影に自身にドス黒いエゴを隠し、そのエゴの為に世界を焼き払った彼の掲げる正義など、五飛が認めるはずがなかった。
単独作品
- 「完全平和などこの時代には弱者のたわごとにすぎん。女の考えそうな事だ」
- 『64』「オペレーション・デイブレイク」より。リリーナが完全平和の為に動き出した事を知った時の台詞だが、女性蔑視ともとれる発言だった為、女性陣の怒りを買ってしまい、トロワに諌められる事に。
- 「半分こか…俺も奴の言っていることは好かん」
「だが、お前はそう言う人間を、排除するだけか? 犠牲の上に成り立つものなど、まやかしにすぎんぞ」
「それに、ハムエッグの黄身など、ちゃんと火を入れればナイフで切り分けられる。考えればわかることだろう」
「行くぞ」 - 『X-Ω』期間限定イベント「革命の選択肢」。エルエルフの放った、ハムエッグを例に出した「幸せは半分こになんて出来ない」という持論に対しての真っ向からの反論。エルエルフの突っかかるきっかけになった時縞ハルトの言葉を個人的に否定しつつも、自分の理論で反論。ついでにハムエッグの黄身についてもご丁寧に論破しているのは御愛嬌。
スパロボシリーズの迷台詞
戦闘台詞
- 「事情があろうと寝返る奴を俺は信用しない!」
- 離反者との特殊戦闘台詞。TV版でもゼクスに共闘を持ちかけられて「寝返る奴を俺は信用しない!」と言っているので採用された事自体は別におかしくないのだが、作品によっては他でもない五飛が一度敵に寝返って自軍に復帰した後に発生するため、原作の展開を知っているもしくはスパロボで五飛に裏切られたプレイヤーからすれば「お前が言うな」と言いたくなる台詞。
自虐ネタか?
αシリーズ
- 「間違いない…こいつはナタクの魂を受け継いでいる…」
- 『α』第53話グラン・ガラン隊ルート「クロス・ファイト」より。EW版への乗り換え時の台詞。本来なら「魂を受け継いでいる」のは言うまでもないことなのだが(アルトロンそのものなので)、本作の各EW版はシェンロン/アルトロンらの10年前に開発された別機体という扱いである。そのため亡き妻である妹蘭の魂は宿っていないはずだが、上記の一言であっさり片付けられる。そんなんでいいのか…。
- ロボット大図鑑のEW版での説明でアルトロンを他のガンダムとは別に自爆させたのを「五飛がヒネくれているからではないはず」と書かれていた辺り、当時のスタッフは五飛が既婚者であることまでは把握していなかったのだろう。当時は一部の書籍でしか語られていないマイナーな設定だったので致し方ない面もあるが。
- 「こういう逆境こそ俺に相応しい戦場だ」
- 『α外伝』第20話フォートセバーンへ行くルート「過去からの侵略」より。未来世界で機械獣に囲まれての台詞だが、トロワはともかく、他の随行メンバーがセニア、ミオ、プレシアなのでいまいち締まっておらず、セニアからあきれられている。それともメンバー構成も含めて逆境という自嘲的な発言か?
携帯機シリーズ
- 木連兵「ゲキガン・シュートオオオオッ!! ゲキガン・フレアアアアアアーッ!!」
木連兵「うおおお! 見ててくれ、ナナコさん! 宇宙の平和は俺達が守る!」
五飛「どうやら奴らも戦う事でしか己の存在意義が見つけられないようだな」 - 『W』第23話「終わらない円舞曲・終幕」より。木連がマリーメイア軍との同盟を破って攻撃してきた際に。……何かがおかしい。
- 「…不毛だな。この戦い、無駄にならない事を祈るぞ!」
- 『L』第26話での撤退台詞。まるでトレーズのような上から目線。「そう思ってるんならさっさと抜けてきやがれよな…」とデュオにボヤかれる。
Scramble Commanderシリーズ
- 「…わかった。行けばいいんだろう、行けば」
- 『SC2』にて、鳥の人の残骸の回収作業をWチームの五人でしようという話になり、当初は「ナタクは戦い以外には使わない」という五飛だったが、カトルに残念そうな顔をされて、この返事。
単独作品
- 「なっ…、お…俺は…」
- 『64』「オペレーション・デイブレイク」より。上記の女性蔑視ともとれる発言の後、女性陣の怒りを買ってしまいこの有様。恐らくスパロボ史上最も間抜けな五飛だろう。
- 「ズール皇帝こそが正義だ! ズール皇帝に逆らうような悪は俺が倒す!」
- 『64』独立軍ルート「決戦宙域(前編)」より。ズール皇帝に洗脳されて銀河帝国の尖兵と化してゴーマン大尉・ダンゲル将軍と共に出撃した際に発した大迷言で直後のデュオ、亮、甲児の妙にあっさりした反応や、ヒイロのまさかのここでの「自爆スイッチを押せ」発言も相まって、相当にシュールな場面である。
- SRW史上屈指の迷台詞として広く知られている台詞で、ネット上では「ズール様が正義だ!」と略されて用いられることも。後の『第3次Z時獄篇』においても多元宇宙のマーグが「ズール皇帝こそが正義だ」と言っている。
- デュオ「なぁ五飛、一つ聞いておきたいんだけどよ。お前、いまの地球圏で悪ってのは誰だと思う?」
五飛「くだらん質問だ。銀河帝国のズールと、アクシズのハマーン・カーンだ。奴らが悪だ」
カトル「五飛……洗脳がとけたんだ……よかった……」
五飛「洗脳? なんの話だ」
デュオ「あ~あ、これだもんなぁ」 - 同話の救出後の一シーン。操られていたとはいえ、ここまで掌を返されるとむしろ清清しい。
- ガス「でも、ジャンケンロボは…」
ワタル「ああ、あっちが勝ったら爆発する奴ね」
五飛「………」 - 『DD』2章Part10「世界樹にひびけ! 神部の笛」。クレバス内の世界調査にて戦部ワタル達に同行した五飛だったが、天空の城内部潜入時に大方のトラップはトロワと共に対処できたものの、ジャンケンに勝つことで道が開けるロボとの対決では…この沈黙から察するに、上手くいかなかったらしい。
- トロワ「こういう展開の方が楽だ」
五飛「ああ、ツァイチュエンの罠などふざけている」
ベネット(ジャンケン、すぐ負けちゃったものね…) - 同話戦闘マップに出ての同展開の愚痴。そして悲しみの補足。ちなみに、五飛の言う「ツァイチュエン(猜拳)」とは中国におけるジャンケンであり、日本と大方同じルールのものである。
搭乗機体
- シェンロンガンダム
- 五飛にとって亡き妻の魂が宿った機体。地上でゲリラ戦を繰り広げた。
- アルトロンガンダム(アルトロンガンダム(EW版))
- 舞台が宇宙に上がった際、五飛がわざとOZに捕まり宇宙用に改修させた機体。
- ウイングガンダムゼロ
- ヒイロの勧めで搭乗。ゼロシステムは彼に倒すべき敵を見せた。
- ガンダムエピオンパイ(SRW未登場)
- 『新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop』にて搭乗。ガンダムエピオンの設計図を入手した五飛が、アルトロンガンダムのドラゴンハングやビームトライデントなどの武装も取り入れた形で完成させた。
SRWでの搭乗機体
余談
- その名前は数字の五と、『三国志』に登場する猛将・張飛益徳(『三国志演義』では張飛翼徳)に由来する。
- 当初、担当声優は高木渉氏で内定していたらしく、当時のアニメ誌でもキャスト表に「五飛 高木渉」と表記されていた[6]。『新機動戦記ガンダムW 設定記録集PART-1』に僅かに写っていた企画書のキャスト表には高木渉氏の名前に二重線が引かれ、石野竜三氏の名前が付記されており[7]、何らかの事情でキャストが変更されたものと思われる。
- ネットメディア「インサイド」のゲームに関する特集記事(2017.5.27付)で、『【特集】洗脳されてしまったキャラクター7選』と題してファイナルファンタジーなどの他メジャー作品のキャラと並んで特集された。それによると「発売から15年以上経った今でもスパロボファンの間で、伝説として語り継がれています。」とのこと[8]。
脚注
- ↑ CHARACTER、新機動戦記ガンダムW、2022年2月21日閲覧。
- ↑ スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE第788回より。
- ↑ ケイブンシャ『スーパーロボット大戦F完結編を一生楽しむ本』P81より。
- ↑ ソフトバンクパブリッシング『スーパーロボット大戦F完結編 パーフェクトガイド』P184より。
- ↑ なお、Rでも「兵器を捨て兵士を…」と似たような発言をしていたが、原作とは違い、その場に居合わせた大統領に、ヒイロが発した「独裁を許すのか?」との台詞を言われてしまう。
- ↑ 学習研究社『アニメディア 1995年4月号』135頁。
- ↑ ムービック『新機動戦記ガンダムW 設定記録集PART-1』72頁。
- ↑ 【特集】洗脳されてしまったキャラクター7選 2020年9月12日閲覧。
資料リンク
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