「機動戦士ガンダム」の版間の差分

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*1979年4月7日 ~ 1980年1月26日放映(名古屋テレビ) 全43話
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{{登場作品概要
*劇場版の上映については下記を参照。
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| 読み = きどうせんしガンダム
*初参戦スパロボ:[[スーパーロボット大戦]](初代)(1991年)
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| 外国語表記 = MOBILE SUIT GUNDAM
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| 原作 = 矢立肇<br />富野喜幸(現・富野由悠季)
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| 作画 =
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| 挿絵 =
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| 監督 = 富野喜幸(現・富野由悠季)
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| シリーズ構成 =
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| 脚本 =
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| キャラクターデザイン = [[スタッフ:安彦良和|安彦良和]]
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| メカニックデザイン = [[スタッフ:大河原邦男|大河原邦男]]
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| 音楽 = 渡辺岳夫<br />松山祐士
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| 制作 = 名古屋テレビ<br />創通エージェンシー<br />日本サンライズ
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| 放送局 = 名古屋テレビ 他
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| 配給元 =
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| 発売元 =
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| 掲載誌 =
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| 出版社 =
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| レーベル =
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| 配信元 =
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| 放送期間 = 1979年4月7日 - <br />1980年1月26日
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| 発表期間 =
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| 配信開始日 =
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| 話数 = 全43話
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| シリーズ = [[ガンダムシリーズ]]
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*[[宇宙世紀|宇宙世紀シリーズ]]
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| 次作 = [[機動戦士Ζガンダム]]
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| 初登場SRW = [[スーパーロボット大戦]]
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}}
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『'''機動戦士ガンダム'''』は日本サンライズ制作のテレビアニメ作品。
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
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『[[第2次スーパーロボット大戦G]]』では『機動戦士ガンダム』として少年時代の[[アムロ・レイ]]と[[ガンダム]]、[[赤い彗星]]の[[シャア・アズナブル]]、そして当座の敵ボスとして[[ジオン公国]]の[[ザビ家]]が登場する。
 
『[[第2次スーパーロボット大戦G]]』では『機動戦士ガンダム』として少年時代の[[アムロ・レイ]]と[[ガンダム]]、[[赤い彗星]]の[[シャア・アズナブル]]、そして当座の敵ボスとして[[ジオン公国]]の[[ザビ家]]が登場する。
  
なお、本作はTV版の放映終了後に劇場版として3作が上映されている(ガンダムブームに火が点いたのは、一般にはこの劇場版が公開されてからと言われている)。『哀 戦士』や『めぐりあい宇宙』で使用されたテーマ曲は特に有名で、スパロボにおいても『[[スーパーロボット大戦A]]』や『[[スーパーロボット大戦GC]]』などで曲が使われた。上映日は以下を、曲については「主題歌とBGM」の項を参照。
+
なお、本作はTV版の放映終了後に[[映画|劇場版]]として3作が上映されている(ガンダムブームに火が点いたのは、一般にはこの劇場版が公開されてからと言われている)。『哀 戦士』や『めぐりあい宇宙』で使用されたテーマ曲は特に有名で、スパロボにおいても『[[スーパーロボット大戦A]]』や『[[スーパーロボット大戦GC]]』などで曲が使われた。上映日は以下を、曲については「[[#楽曲]]」の項を参照。
  
 
{| class="wikitable"
 
{| class="wikitable"
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| 機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編 || 1982年3月13日
 
| 機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編 || 1982年3月13日
 
|}
 
|}
 
ちなみに、『[[機動新世紀ガンダムX]]』同様に[[打ち切り]]作品というのはファンの間では有名な話(ガンダムXの方は放送局の都合等、大人の事情もあるが)。実際は[[ア・バオア・クー]]の後はアムロとシャアがタッグを組み、[[ギレン・ザビ|ギレン]]を追いつめるストーリーであった。
 
  
 
=== 映像媒体 ===
 
=== 映像媒体 ===
1990年前半まではVHS劇場版のみの発売、レンタルであった。TV版が発売されたのは1990年後半と、続編の『[[機動戦士Ζガンダム]]』や『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』、更にアナザーガンダムの『[[機動新世紀ガンダムX]]』より後である。後に劇場版が[[DVD]]で再販されるに伴い、声の新録やSE、映像のリマスター化など大幅な改変を行った。
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1990年代前半までは劇場版のVHSのみ発売、レンタルが行われていた。TV版が発売されたのは1990年代後半と、続編の『[[機動戦士Ζガンダム]]』や『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』、更にアナザーガンダムの『[[機動新世紀ガンダムX]]』より後である。後に劇場版が[[DVD]]で再販されるに伴い、声の新録やSE、映像のリマスター化など大幅な改変を行った「特別版」としてリリースされた。特別版はその改変内容から一部ファンからは酷評を受け、その後劇場版当時の音声を使用したDVD版も発売されることとなった。
  
 
== ストーリー ==
 
== ストーリー ==
人類が増えすぎた人口を[[宇宙]]の[[スペースコロニー]]へと移民させてから半世紀、[[地球]]から最も離れた[[スペースコロニー]]・サイド3が「[[ジオン公国]]」を名乗り、独立戦争を起こす。[[ジオン軍]]の造った[[モビルスーツ]]に対抗するため[[地球連邦軍]]も[[モビルスーツ]]を製作、サイド7にあるその極秘プラントが襲撃を受けた際に偶然居合わせた少年[[アムロ・レイ]]が連邦の新型[[モビルスーツ]]「[[ガンダム]]」に乗り込み、その技術を高く買われて[[ホワイトベース]]を母艦として各地を転戦することになる……
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人類が増えすぎた人口を[[宇宙]]の[[スペースコロニー]]へと移民させてから半世紀、[[地球]]から最も離れた[[スペースコロニー]]・サイド3が「[[ジオン公国]]」を名乗り、独立戦争を起こす。[[ジオン軍]]の造った[[モビルスーツ]]に対抗するため[[地球連邦軍]]も[[モビルスーツ]]を製作、サイド7にあるその極秘プラントが襲撃を受けた際に偶然居合わせた少年[[アムロ・レイ]]が連邦の新型[[モビルスーツ]]「[[ガンダム]]」に乗り込み、その技術を高く買われて[[ホワイトベース]]を母艦として各地を転戦することになる……。
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『'''君は、生き延びることができるか?'''』
  
 
== 登場人物 ==
 
== 登場人物 ==
 
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
 
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
*[[メカ&キャラクターリスト/初代]]
 
 
*[[メカ&キャラクターリスト/第2次]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/第2次]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/第3次]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/第3次]]
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*[[メカ&キャラクターリスト/XO]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/XO]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/A PORTABLE]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/A PORTABLE]]
 +
*[[メカ&キャラクターリスト/CC]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/OE]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/OE]]
 +
*参考:ゲスト参戦
 +
**[[メカ&キャラクターリスト/DD]]
  
=== [[主人公]][[ライバル]] ===
+
=== [[地球連邦軍]] ===
 +
==== [[ホワイトベース隊]] ====
 
;[[アムロ・レイ]]
 
;[[アムロ・レイ]]
:[[ガンダム]]のパイロットにして[[主人公]]、初代[[ニュータイプ]]。SRWでは通常、『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|逆襲のシャア]]』の大人アムロとして登場するため、少年アムロが出てくる事は稀。
+
:[[ガンダム]]のパイロットにして[[主人公]]、初代[[ニュータイプ]]
;[[シャア・アズナブル]]
 
:[[赤い彗星]]の二つ名を持つジオンの[[エース]]。本名'''[[キャスバル・レム・ダイクン]]'''。大部分のSRWでは[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]として仲間になり、敵としては『逆襲のシャア』ベースで[[ネオ・ジオン]]総帥のシャアとして登場するため、これも赤い彗星としての登場は珍しい。
 
 
 
=== [[地球連邦軍]] ===
 
 
;[[ブライト・ノア]]
 
;[[ブライト・ノア]]
:[[ホワイトベース]]の艦長代理、後に艦長。弾幕にこだわる人。苦労人。実は19歳。こちらも逆襲のシャア準拠の[[ラー・カイラム]]艦長として登場する方が多い。
+
:[[ホワイトベース]]の艦長代理、後に艦長。弾幕にこだわる人。苦労人。実は19歳。
 
;[[セイラ・マス]]
 
;[[セイラ・マス]]
:[[ホワイトベース]]通信担当。本名'''アルテイシア・ソム・ダイクン'''。シャアの実妹。金髪。
+
:ホワイトベース通信担当。本名'''アルテイシア・ソム・ダイクン'''。シャアの実妹。金髪。
 
;[[リュウ・ホセイ]]
 
;[[リュウ・ホセイ]]
:[[ガンタンク]]のパイロット。正規軍人。ラル隊との交戦により負傷していたが、[[クラウレ・ハモン]]によるカーゴ[[特攻]]を防ぐため、[[コアファイター]]による特攻で迎撃、戦死。
+
:[[ガンタンク]]のパイロット。正規軍人。
 
;[[カイ・シデン]]
 
;[[カイ・シデン]]
:[[ガンキャノン]]のパイロット。皮肉屋。生活のため[[ジオン軍]]のスパイをしていた少女、ミハルとの出会いを通じて人間的に成長する。が、[[ア・バオア・クー]]攻防戦でも「臆病なくらいが丁度いい」とスタンスは変えなかった。
+
:[[ガンキャノン]]のパイロット。皮肉屋。
 
;[[ハヤト・コバヤシ]]
 
;[[ハヤト・コバヤシ]]
:[[ガンタンク]]の砲手担当。後に単座に改修された[[ガンタンク]]のパイロット。
+
:ガンタンクの砲手担当。後に単座に改修されたガンタンクのパイロット。
 
;[[フラウ・ボゥ]]
 
;[[フラウ・ボゥ]]
:アムロ、ハヤトの幼馴染。[[ホワイトベース]]では怪我人の治療の手伝いや孤児たちの世話をしていた。
+
:アムロ、ハヤトの幼馴染。ホワイトベースでは怪我人の治療の手伝いや孤児たちの世話をしていた。
 
;[[ミライ・ヤシマ]]
 
;[[ミライ・ヤシマ]]
:地球連邦の元高官の娘。小型宇宙船の操船経験を買われ、[[ホワイトベース]]操船を担当。
+
:地球連邦の元高官の娘。小型宇宙船の操船経験を買われ、ホワイトベース操船を担当。
 +
;[[GUNDAM:ジョブ・ジョン|ジョブ・ジョン]](SRW未登場)
 +
:ホワイトベースの予備パイロットで、主にホワイトベースの砲撃手を担当。SRW未登場。
 
;[[スレッガー・ロウ]]
 
;[[スレッガー・ロウ]]
:[[ホワイトベース]]の[[ジャブロー]]到着後に配属された正規軍人。静かに燃える男。「悲しいけど、これって戦争なのよね」の台詞を残し、[[ビグ・ザム]]に[[特攻]]、戦死する。
+
:ホワイトベースの[[ジャブロー]]到着後に配属された正規軍人。静かに燃える男。
;[[マチルダ・アジャン]]
 
:連邦軍補給部隊に所属する女性士官。アムロの初恋の女性でもあり、[[ホワイトベース隊]]のメンバーからも憧れの人で人気を集めた。[[ミデア]]での輸送任務中に[[黒い三連星]]の襲撃を受け、コックピットを拳で潰され戦死。
 
 
;[[オスカ・ダブリン]]
 
;[[オスカ・ダブリン]]
 
:ホワイトベースのオペレーター。
 
:ホワイトベースのオペレーター。
 
;[[マーカー・クラン]]
 
;[[マーカー・クラン]]
 
:ホワイトベースのオペレーター。
 
:ホワイトベースのオペレーター。
;[[レビル将軍]]
+
;[[カツ・コバヤシ|カツ・ハウィン]]、[[レツ・コバヤシ|レツ・コ・ファン]]、[[キッカ・コバヤシ|キッカ・キタモト]]
:連邦軍の高位軍人。ルウム戦役で敗北、[[黒い三連星]]に捕えられたが護送中に脱出。[[オデッサ]]作戦、[[ソロモン]]攻略の指揮を執った。
+
:ホワイトベースに避難している戦災孤児たち。
 +
 
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==== その他 ====
 +
;[[マチルダ・アジャン]]
 +
:連邦軍補給部隊に所属する女性士官。アムロの初恋の女性でもあり、[[ホワイトベース隊]]のメンバーからも憧れの人で人気を集めた。
 +
;[[レビル|レビル将軍]]
 +
:連邦軍の事実上の最高位軍人。ルウム戦役で敗北、[[黒い三連星]]に捕えられたが護送中に脱出。[[オデッサ]]作戦の指揮を執った。
 
;[[リード]]
 
;[[リード]]
 
:連邦軍の中尉でサラミスの艦長。
 
:連邦軍の中尉でサラミスの艦長。
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;[[パオロ・カシアス]]
 
;[[パオロ・カシアス]]
 
:ホワイトベースの先代艦長。負傷により艦長の座をブライトに託すことになる。
 
:ホワイトベースの先代艦長。負傷により艦長の座をブライトに託すことになる。
;[[ティアンム提督]]
+
;[[ティアンム]]
 +
:連邦軍の将官。[[ソロモン]]戦の指揮を執った。
 +
;[[連邦兵]]
 
:
 
:
  
=== [[ジオン軍|ジオン公国軍]] ===
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=== [[ジオン公国軍]] ===
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;[[シャア・アズナブル]]
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:[[赤い彗星]]の二つ名を持つジオンの[[エース]]。本名'''キャスバル・レム・ダイクン'''。
 
;[[ララァ・スン]]
 
;[[ララァ・スン]]
:[[フラナガン機関]]で育てられた[[ニュータイプ]]の少女。シャアに恩義を感じている。
+
:フラナガン機関で育てられた[[ニュータイプ]]の少女。シャアに恩義を感じている。
;[[ランバ・ラル]]
 
:[[一年戦争]]以前からゲリラ戦を率いてきたジオンの軍人。[[青い巨星]]の[[異名]]を持つ。
 
 
;[[マ・クベ]]
 
;[[マ・クベ]]
 
:キシリア配下のジオン軍人。オデッサ基地司令。壷マニア。[[南極条約]]で禁止されている[[核ミサイル|核弾頭]]を使用する。
 
:キシリア配下のジオン軍人。オデッサ基地司令。壷マニア。[[南極条約]]で禁止されている[[核ミサイル|核弾頭]]を使用する。
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;[[ドレン]]
 
;[[ドレン]]
 
:シャアの副官。
 
:シャアの副官。
;[[クラウレ・ハモン]]
 
:ランバ・ラルの内縁の妻。
 
;[[アコース]]
 
:ランバ・ラルの部下。
 
;[[コズン・グラハム]]
 
:ランバ・ラルの部下。
 
;[[タチ]]
 
:ランバ・ラルの部下。
 
;[[クランプ]]
 
:ランバ・ラルの副官。
 
 
;[[コンスコン]]
 
;[[コンスコン]]
 
:ジオン軍少将でドズルの腹心。
 
:ジオン軍少将でドズルの腹心。
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;[[ウラガン]]
 
;[[ウラガン]]
 
:マ・クベの副官。
 
:マ・クベの副官。
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;[[ジオン兵]]
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:
  
=== [[ザビ家]] ===
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==== [[ザビ家]] ====
 
;[[デギン・ソド・ザビ]]
 
;[[デギン・ソド・ザビ]]
 
:[[ジオン公国]]公王。半分引退している状態になっている。
 
:[[ジオン公国]]公王。半分引退している状態になっている。
 
;[[ギレン・ザビ]]
 
;[[ギレン・ザビ]]
:[[ジオン軍]]総帥。デギンの長男。[[ジオン公国]]の事実上の指導者。
+
:ジオン軍総帥。デギンの長男。ジオン公国の事実上の指導者。
 
;[[ドズル・ザビ]]
 
;[[ドズル・ザビ]]
:[[ジオン軍]][[宇宙]]攻撃軍司令官。デギンの次男(三男説あり)。
+
:ジオン軍[[宇宙]]攻撃軍司令官。デギンの三男。
 
;[[キシリア・ザビ]]
 
;[[キシリア・ザビ]]
:[[ジオン軍]]突撃機動軍司令官。デギンの長女。
+
:ジオン軍突撃機動軍司令官。デギンの長女。
 
;[[ガルマ・ザビ]]
 
;[[ガルマ・ザビ]]
:[[ジオン軍]][[地球]]方面軍司令官。デギンの四男。シャアとは士官学校以来の友人。
+
:ジオン軍[[地球]]方面軍司令官。デギンの四男。シャアとは士官学校以来の友人。
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==== [[ランバ・ラル隊]] ====
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;[[ランバ・ラル]]
 +
:[[一年戦争]]以前からゲリラ戦を率いてきたジオンの軍人。青い巨星の[[異名]]を持つ。
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;[[クラウレ・ハモン]]
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:ランバ・ラルの内縁の妻。
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;[[クランプ]]
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:ランバ・ラルの副官。
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;[[アコース]]
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:ランバ・ラルの部下。
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;[[コズン・グラハム]]
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:ランバ・ラルの部下。
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;[[タチ]]
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:ランバ・ラルの部下。
  
=== [[黒い三連星]] ===
+
==== [[黒い三連星]] ====
 
;[[ガイア]]
 
;[[ガイア]]
 
:黒い三連星のリーダー。
 
:黒い三連星のリーダー。
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;[[カムラン・ブルーム]]
 
;[[カムラン・ブルーム]]
 
:サイド6の入国管理官でミライの婚約者。
 
:サイド6の入国管理官でミライの婚約者。
 +
;ククルス・ドアン
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:上官の命令を拒否し脱走した元ジオン兵。SRW未登場。
  
 
== 登場メカ ==
 
== 登場メカ ==
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*[[メカ&キャラクターリスト/XO]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/XO]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/A PORTABLE]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/A PORTABLE]]
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*[[メカ&キャラクターリスト/CC]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/OE]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/OE]]
 +
*[[メカ&キャラクターリスト/30]]
  
 
=== [[地球連邦軍]]の機動兵器 ===
 
=== [[地球連邦軍]]の機動兵器 ===
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**分離形態:[[コアファイター]]
 
**分離形態:[[コアファイター]]
 
*[[Gファイター]]
 
*[[Gファイター]]
**ガンダムとの各種合体形態(ガンダム([[MA]])、Gアーマー、Gスカイ、Gブル、ガンダム+Gファイター)
+
**[[ガンダム+Gファイター]](ガンダム([[MA]])、Gアーマー、Gスカイ、Gブル、ガンダム+Gファイター)
 
*[[ガンキャノン]]
 
*[[ガンキャノン]]
 
*[[ガンタンク]]
 
*[[ガンタンク]]
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*[[コアブースター]]
 
*[[コアブースター]]
  
=== [[ジオン軍|ジオン公国軍]]の機動兵器 ===
+
=== [[ジオン公国軍]]の機動兵器 ===
 
*[[旧ザク]](ザクI)
 
*[[旧ザク]](ザクI)
 
*[[ザク]](ザクII)
 
*[[ザク]](ザクII)
213行目: 257行目:
 
**[[シャア専用ズゴック]]
 
**[[シャア専用ズゴック]]
 
*[[アッガイ]]
 
*[[アッガイ]]
 
 
*[[アッザム]]
 
*[[アッザム]]
 
*[[ザクレロ]]
 
*[[ザクレロ]]
*[[ビグロ]]
+
*[[ビグロ (ガンダム)|ビグロ]]
 
*[[ビグ・ザム]]
 
*[[ビグ・ザム]]
 
*[[エルメス]]
 
*[[エルメス]]
222行目: 265行目:
 
*[[ジオング]]
 
*[[ジオング]]
 
**分離形態:ジオング(首のみ)
 
**分離形態:ジオング(首のみ)
 
 
*[[マゼラアタック]]
 
*[[マゼラアタック]]
*[[マゼラトップ]]
+
**[[マゼラトップ]]
 
*[[ドップ]]
 
*[[ドップ]]
 
*[[ガトル]]
 
*[[ガトル]]
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==== [[地球連邦軍]] ====
 
==== [[地球連邦軍]] ====
 
*[[ホワイトベース]]
 
*[[ホワイトベース]]
*[[マゼラン級]]
 
 
*[[ミデア]]
 
*[[ミデア]]
  
==== [[ジオン軍|ジオン公国軍]] ====
+
==== [[ジオン公国軍]] ====
 
*[[ガウ]]
 
*[[ガウ]]
 
*[[ダブデ]]
 
*[[ダブデ]]
*[[ムサイ級]]
+
*[[ムサイ級軽巡洋艦]]
**[[ファルメル|シャア専用ムサイ]]
+
**[[ファルメル]]
*[[チベ]]
+
*[[チベ級重巡洋艦]]
*[[ザンジバル]]
+
*[[ザンジバル級機動巡洋艦]]
*[[ドロス]]
+
*[[ドロス級宇宙空母]]
*[[グワジン]]
+
*[[グワジン級大型戦艦]]
**[[グレート・デギン]]
+
 
 +
=== その他 ===
 +
*[[衛星ミサイル]]
  
 
=== [[MSV]](モビルスーツバリエーション) ===
 
=== [[MSV]](モビルスーツバリエーション) ===
250行目: 293行目:
 
*[[フルアーマーガンダム]]
 
*[[フルアーマーガンダム]]
 
*[[アッグガイ]]
 
*[[アッグガイ]]
 +
*[[ジュアッグ]]
 
*[[高機動型ザク]]
 
*[[高機動型ザク]]
 
*[[ガルマ専用ザク]]
 
*[[ガルマ専用ザク]]
  
== 主題歌と[[BGM]] ==
+
== 用語 ==
曲名が二種類存在するものは、後者が2003年発売のサウンドトラック『機動戦士ガンダム 劇場版総音楽集』からの曲名であり、『OE』ではそちらが採用されている。
+
=== 組織 ===
;「翔べ! ガンダム」
+
;[[地球連邦軍]]
:(作詞:井荻麟 作曲:渡辺岳夫 編曲:松本祐士 歌:池田鴻)
+
:[[地球]]とその周辺コロニー(要するに人類の勢力範囲)を統治する地球連邦の軍事部門。個人のスタンドプレーが横行する一方、官僚主義や事なかれ主義が蔓延している。
:TV版オープニング。『[[スーパーロボット大戦]]』およびFC版『[[第2次スーパーロボット大戦]]』の戦闘BGMとして使われて以降長らく不採用になっていたが、HDリメイク版『スーパーロボット大戦』にて'''約23年ぶり'''に採用された。
+
:;[[ホワイトベース隊]]
:リアル系の先駆けと言える本作だが、本曲の歌詞は完全にスーパー系のノリ。「銀河に向かって飛べよガンダム」という一節があるが、まさか[[ダブルオークアンタ|銀河を越え外宇宙に飛び立ったガンダム]]が登場するとは当時のファンは誰も思わなかったであろう。
+
::
:『[[ケロロ軍曹 (TV)|ケロロ軍曹]]』では主演陣によるカバーが行われている。
+
;[[ジオン公国]]
<!--;「永遠にアムロ」
+
:サイド3を中心として地球連邦から独立した国家。[[ザビ家]]による専制だが、国名は公王デギンのかつての同志であり政敵だったジオン・ズム・ダイクンにちなむ。
:(作詞:井荻麟 作曲:渡辺岳夫 編曲:松本祐士 歌:池田鴻)
+
:;[[ジオン公国軍]]
:TV版エンディング。-->
+
::
;「シャアがくる」
+
::;[[ランバ・ラル隊]]
:TV版挿入歌。『A』にて[[シャア専用ゲルググ]]のBGMとして採用。
+
:::
<!--;「砂の十字架」
+
 
:(作詞・作曲:谷村新司 編曲:青木望 唄:やしきたかじん)
+
=== 事件 ===
:劇場版Iの主題歌。-->
+
;[[一年戦争]]
;「哀 戦士」
+
:[[宇宙世紀]]0079年1月3日から0080年1月1日にかけての[[ジオン公国]]対地球連邦の戦い。
:(作詞:井荻麟 作曲・編曲:井上大輔 歌:井上大輔)
+
;一週間戦争
:『劇場版II 哀・戦士篇』の主題歌で、ジオンの[[ジャブロー]]襲撃時に流れる。『A』にて戦闘BGMに採用。『GC』では特定シナリオのステージBGMに採用。『OE』でもステージBGMに採用され、味方の戦闘BGMに選択可能。
+
:1月3日から1月10日までの一週間を指す。コロニーへの奇襲と[[地球]]への落下コースをたどるコロニーを巡る戦闘、そしてコロニーのシドニー近郊への墜落までを言う。この一週間で地球圏の総人口110億人のうち30億人が死んだとされる。
;「めぐりあい」
+
;[[V作戦]]
:(作詞:井荻麟・売野雅勇 作曲:井上大輔 編曲:鷺巣詩郎 歌:井上大輔)
+
:
:『劇場版III めぐりあい宇宙篇』の主題歌。『GC』で特定シナリオのステージBGMに採用。
+
;[[星一号作戦]]
;「颯爽たるシャア」
+
:
:劇中BGM。『第3次』(SFC版)『EX』『第4次』『COMPACT』で戦闘BGMとして採用。『第3次』(SFC版)『EX』では全ガンダム系(Ζ、ΖΖ、0080、0083、逆襲のシャア、F91)のBGMとして使われている。
+
 
:なおサウンドトラック『劇場版総音楽集』には収録されておらず、そのためか『OE』では「砂煙の彼方に」というイントロが似た曲調のオリジナル曲がシャアやラルの戦闘BGMに採用されている。
+
=== 技術 ===
;「赤い彗星/紅の機動兵器 M14」
+
;[[ミノフスキー粒子]]
:劇中BGM。『α』でファーストガンダム系、0080系のBGMとして採用。『GC』でガンダムの戦闘BGMに採用。『OE』では連携攻撃のBGMなどに採用。
+
:光子と対になる粒子。散布されると電波や電子機器、通信機器やミサイルなどの自動追尾装置や照準装置の性能が著しく落ちる。<br />このM粒子によって、小型核融合炉や[[ミノフスキークラフト]]、各種ビーム兵装、[[Iフィールド]]等が生み出されている。
;「ホワイトベース/重力圏へ M43」
+
;[[モビルスーツ]]
:劇中BGM。『GC』より戦闘BGMに採用。『OE』ではファーストガンダム系味方ユニットの戦闘BGMに採用。
+
:通称「[[MS]]」。小型核融合炉を搭載することで、それまでに無い装甲と運動性とを兼ね備えた人型の機動兵器。[[ミノフスキー粒子]]の影響下では、この形が一番都合が良いらしい。
;「灼熱/ガンダム起動 M4」
+
;[[モビルアーマー]]
:劇中BGM。『GC』より戦闘BGMに採用。『OE』ではファーストガンダム系敵ユニットの戦闘BGMに採用。
+
:汎用性と運用性を求めた[[モビルスーツ]]と違い、機能を特化させるために大型化させ人の形をさせていないものを指す。
;「ララァ」
+
;[[ガンダリウム合金]]
:劇中BGM。『GC』で[[エルメス]]専用の戦闘BGMに採用。
+
:地球連邦によって開発された超合金。正式名称はルナ・チタニウム合金。至近距離でザクマシンガンを被弾しても無傷など、桁外れの強度を持つ。
 +
;[[コアブロックシステム]]
 +
:[[コアファイター]]を核とし、上下半身のパーツを交換可能にしたシステム。
 +
;[[テム=レイの回路]]
 +
:
 +
;[[コロニーレーザー]]
 +
:
 +
:;[[ソーラ・レイ]]
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::
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;[[ソーラ・システム]]
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=== 地名 ===
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;[[サイド7]]
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:[[月]]から見て[[地球]]の反対側にあるラグランジュポイントにある[[スペースコロニー]]群。コロニーは[[一年戦争]]時には未完成の1基のみ。[[モビルスーツ]]の性能試験施設が存在する。物語のスタート地点。
 +
;[[サイド6]]
 +
:L4宙域に位置しているスペースコロニー群。
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;[[サイド3]]
 +
:[[地球]]から見て[[月]]の向こう側にあるラグランジュポイントにあるスペースコロニー群。[[ジオン公国]]がある。
 +
;[[オデッサ]]
 +
:黒海に面した港湾都市(実在)。ジオンに占拠されていた。連邦軍の大反抗作戦「オデッサ作戦」はこの都市の攻防戦。
 +
;[[ジャブロー]]
 +
:南米アマゾン川流域にある連邦軍の本拠地(架空)。地下洞窟を利用しており上空からは鉄壁の防御を誇る。[[ジオン軍]]はここを落とすために[[コロニー落とし]]を行った(のだが外れた)。
 +
;[[ベルファスト基地]]
 +
:
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;[[グラナダ]]
 +
:
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;[[ルナツー]]
 +
:
 +
;[[ソロモン]]
 +
:
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;[[ア・バオア・クー]]
 +
:
 +
 
 +
=== その他 ===
 +
;[[宇宙世紀]]
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:ユニバーサル・センチュリー。『機動戦士ガンダム』世界における年号。
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;[[南極条約]]
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:
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;[[ザビ家]]
 +
:
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;[[赤い彗星]]
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;[[黒い三連星]]
 +
:
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;[[ソロモンの亡霊]]
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:
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;[[コロニー落とし]]
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:
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 +
== 楽曲 ==
 +
劇場版の一部のBGMはサウンドトラックによって曲名が変わっているが、スパロボで採用された曲名を表記する。
 +
;TV版オープニングテーマ
 +
:
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:;「翔べ!ガンダム」
 +
::作詞:井荻麟、作曲:渡辺岳夫、編曲:松本祐士、歌:池田鴻
 +
::「第1作」および『第2次(FC版)』の戦闘BGMとして使われて以降長らく不採用になっていたが、「第1作(HDリメイク版)」にて'''約23年ぶり'''に採用された。『30』ではプレミアムサウンド&データパックに原曲を収録。
 +
::リアル系の先駆けと言える本作だが、本曲の歌詞は完全にスーパー系のノリ。「銀河に向かって飛べよガンダム」という一節があるが、まさか[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|31年後]]に[[ダブルオークアンタ|銀河すら越え外宇宙に翔び立ったガンダム]]が登場するとは当時のファンは誰も思わなかったであろう。
 +
::『[[ケロロ軍曹 (TV)|ケロロ軍曹]]』では主演陣によるカバーが行われている。
 +
:
 +
;TV版エンディングテーマ
 +
:
 +
:;「永遠にアムロ」
 +
::作詞:井荻麟、作曲:渡辺岳夫、編曲:松本祐士、歌:池田鴻
 +
::[[マチルダ・アジャン]]役の戸田恵子氏が歌うバージョンがある。
 +
;TV版挿入歌
 +
:
 +
:;「シャアが来る」
 +
::作詞:井荻麟、作曲:渡辺岳夫、編曲:松山祐士、唄:堀光一路
 +
::『A』にて[[シャア専用ゲルググ]]のBGMとして採用。
 +
::原作では第40話にて使用。シャアをテーマにした曲ではあるが、使用されたシーンではむしろシャアが苦戦を強いられているため、「'''シャア自身の処刑用BGM'''」などと言われることも。
 +
::シャアに出会った敵兵士の心境を歌詞にしており、「狙い定める '''俺がターゲット'''」といった富野節(※井萩麟とは富野監督の作詞者としての別名である)の効いた歌詞もよく話題に。
 +
:
 +
;劇場版主題歌
 +
:
 +
:;「砂の十字架」(劇場版I)
 +
::作詞・作曲:谷村新司、編曲:青木望、唄:やしきたかじん
 +
:;「哀 戦士」(劇場版II 哀・戦士篇)
 +
::作詞:井荻麟、作曲・編曲・歌:井上大輔
 +
::ジオンの[[ジャブロー]]襲撃時に流れる。『A』にて戦闘BGMに採用。『GC』では特定シナリオのステージBGMに採用。『OE』でもステージBGMに採用され、味方の戦闘BGMに選択可能。『30』ではプレミアムサウンド&データパックに原曲を収録。
 +
:;「めぐりあい」(劇場版III めぐりあい宇宙篇)
 +
::作詞:井荻麟・売野雅勇、作曲:井上大輔、編曲:鷺巣詩郎、歌:井上大輔
 +
::『GC』で特定シナリオのステージBGMに採用。『OE』でも味方の戦闘BGMに選択可能。
 +
:
 +
;TV版劇中BGM
 +
:;「颯爽たるシャア」
 +
::『第3次(SFC版)』『EX』『第4次』『F』『F完結編』『COMPACT』で戦闘BGMとして採用。『30』ではプレミアムサウンド&データパックに原曲を収録。
 +
::『第3次(SFC版)』『EX』では全ガンダム系(Ζ、ΖΖ、0080、0083、逆襲のシャア、F91)のBGMとして使われている。『電視大百科』に至ってはこれらとVに加え、GやWといったアナザーガンダムの解説にまで使われている。
 +
::『OE』では「砂煙の彼方に」というイントロが似た曲調のオリジナル曲がシャアやラルの戦闘BGMに採用されている。
 +
::『F』『コンプリートBOX』などで使用された音源は原曲よりキーが半音上がっている。
 +
:
 +
;劇場版劇中BGM
 +
:;「赤い彗星 / 紅の機動兵器 M14」
 +
::TV版「長い眠り」のアレンジ。『α』でファーストガンダム系、0080系のBGMとして採用。『GC』『30』でガンダムの戦闘BGMに採用。『OE』では連携攻撃のBGMなどに採用。
 +
::『α』『GC』では「赤い彗星」、『OE』『30』では「紅の機動兵器 M14」表記。
 +
:;「ホワイトベース / 重力圏へ M43」
 +
::TV版「戦いへの恐怖」のアレンジ。『GC』より戦闘BGMに採用。『OE』ではファーストガンダム系味方ユニットの戦闘BGMに採用。
 +
::『GC』では「ホワイトベース」、『OE』では「重力圏へ M43」表記。
 +
:;「灼熱 / ガンダム起動 M4」
 +
::TV版「窮地に立つガンダム」のアレンジ。『GC』より戦闘BGMに採用。『OE』ではファーストガンダム系敵ユニットの戦闘BGMに採用。
 +
::『GC』では「灼熱」、『OE』では「ガンダム起動 M4」表記。
 +
:;「ララァ」
 +
::『GC』で[[エルメス]]専用の戦闘BGMに採用。
 +
:;「空域間戦闘」
 +
::『SC』にて採用。
  
 
== 登場作と扱われ方 ==
 
== 登場作と扱われ方 ==
スパロボの世界観は基本的に『[[機動戦士Ζガンダム|Zガンダム]]』~『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|逆シャア]]』をベースとしている為、本作由来のユニットは旧式扱いで、最近の傾向としては『GC』等のように[[一年戦争]]が舞台でない限り参戦の機会はほぼ潰えている。
+
[[旧シリーズ]]では世界観の土台と言うべき太い軸であったため、[[一年戦争]]の再現要素終了後の続編でもジオン公国関係者が多数登場するなど、恵まれた扱いであった。
 +
 
 +
しかし以後のスパロボでは宇宙世紀の世界観が採用される場合でも基本的に『[[機動戦士Ζガンダム]]』から『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]』がベースにされるようになり、結果として本作の参戦は激減するようになる。少数のユニットが登場する為に名を連ねるケースはあるものの、本格的な参戦は『GC』『OE』等のように一年戦争を舞台にする作品に限られている。ただし宇宙世紀作品の原典ともいえる作品であるため、直接的な登場はし辛いものの、一年戦争等の本作の要素が前史や世界観として取り込まれているケースが多い。
  
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
;[[第2次スーパーロボット大戦]][[第2次スーパーロボット大戦G|G]]
+
;[[第2次スーパーロボット大戦]]
:アムロが初代設定で、自軍の部隊名がホワイトベース隊になっている。ガンダム系の戦闘BGMは『翔べ!ガンダム』に統一されている。
+
:アムロが初代設定で、自軍の部隊名が[[ホワイトベース隊]]になっている。ガンダム系の戦闘BGMは「翔べ!ガンダム」に統一されている。
 +
:;[[第2次スーパーロボット大戦G]]
 +
::「翔べ!ガンダム」が「颯爽たるシャア」に差し替えられた。
 +
:
 
;[[第3次スーパーロボット大戦]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦]]
 
:登場キャラクターが大幅に増加。今回はザビ家が[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]の実質的なトップとなっており、原作のエピソードもアレンジを加えた形で数多く再現されている。
 
:登場キャラクターが大幅に増加。今回はザビ家が[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]の実質的なトップとなっており、原作のエピソードもアレンジを加えた形で数多く再現されている。
302行目: 455行目:
 
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
 
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
 
:ザビ家の面々が[[クローン]]技術によって復活する。
 
:ザビ家の面々が[[クローン]]技術によって復活する。
 +
 +
=== [[αシリーズ]] ===
 +
;[[スーパーロボット大戦α]]
 +
:[[ソロモン]]攻略前に[[一年戦争]]が終結したという設定。敵キャラクターは多数登場している。なぜか[[ランバ・ラル]]、黒い三連星、[[マ・クベ]]等が生存しているなど、時系列にかなりの変化がある。
  
 
=== COMPACTシリーズ ===
 
=== COMPACTシリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]
 
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]
 
:
 
:
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第1部]]
+
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇]]
 
:
 
:
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第2部]]
+
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇]]
 
:
 
:
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]
+
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇]]
 
:
 
:
 
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
 
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
:[[ゴッグ]]が第1話の脅威として立ちはだかる。
+
:[[ゴッグ]]が第1話の脅威として立ちはだかるのが印象深い。
 
+
:その一方で本作出典の楽曲はなく、本作出典のMSは同じ一年戦争の時代を描いた『[[機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争|0080]]』の『いつか空に届いて』が戦闘BGMに設定されている。
=== [[αシリーズ]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦α]]
 
:[[ソロモン]]攻略前に[[一年戦争]]が終結したという設定。敵キャラクターは多数登場している。なぜか[[ランバ・ラル]]、黒い三連星、[[マ・クベ]]等が生存していると時系列にかなりの変化がある。
 
  
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦A]]
+
;[[スーパーロボット大戦A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]])
 
:本作のオマージュである『[[機甲戦記ドラグナー]]』と初共演。
 
:本作のオマージュである『[[機甲戦記ドラグナー]]』と初共演。
:劇中では[[一年戦争]]と[[グリプス戦役]](Z)が終わっているという設定だが、[[ランバ・ラル]]、黒い三連星、[[ララァ・スン]]が生存していたり、シャアが旧ジオン軍の残党に所属しているなどと、時系列で他作品と大きく異なる。このころから[[Gファイター]]が[[コアブースター]]に代わって登場し始める。
+
:劇中では一年戦争と[[グリプス戦役]]が終わっているという設定だが、ランバ・ラル、黒い三連星、[[ララァ・スン]]が生存していたり、シャアが旧ジオン軍の残党に所属していたりと、時系列で他作品と大きく異なる。この頃から[[コアブースター]]に代わって[[Gファイター]]が登場し始める。
  
 
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 
;[[スーパーロボット大戦]]
 
;[[スーパーロボット大戦]]
:
+
:初参戦作品。
 
;[[スーパーロボット大戦64]]([[スーパーロボット大戦リンクバトラー|リンクバトラー]])
 
;[[スーパーロボット大戦64]]([[スーパーロボット大戦リンクバトラー|リンクバトラー]])
 
:黒い三連星と[[V作戦]]モビルスーツ、一部敵メカのみ登場。リンクバトラーに限ってランバ・ラル及びグフも登場する。
 
:黒い三連星と[[V作戦]]モビルスーツ、一部敵メカのみ登場。リンクバトラーに限ってランバ・ラル及びグフも登場する。
 +
:本作出典の楽曲はなく、本作出典のMSは同じ一年戦争の時代を描いた『[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊|第08小隊]]』の『嵐の中で輝いて』が戦闘BGMに設定されている。
 
;[[スーパーロボット大戦GC]]
 
;[[スーパーロボット大戦GC]]
:ついに世界観の一翼を担うメイン作品として登場。キャラクターもメカも多数が参戦している。『[[機甲戦記ドラグナー|ドラグナー]]』と再共演し、第3話にて両作第1話がクロスオーバーを果たす。
+
:ようやく世界観の一柱を担うメイン作品として登場。キャラクターもメカも多数が参戦している。『ドラグナー』と再共演し、第3話にて両作第1話がクロスオーバーを果たす。
;[[スーパーロボット大戦XO]]
+
:;[[スーパーロボット大戦XO]]
:[[ミハル・ラトキエ|ミハル]]や[[アッガイ]]など、ほかの参戦作品より追加要素が多い。
+
::[[ミハル・ラトキエ|ミハル]]や[[アッガイ]]など、他の参戦作品より追加要素が多い。
 +
:
 +
;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]]
 +
:2013年2月1日に追加参戦。
 
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]
 
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]
:アムロが久々に初代設定で登場。また、アートワークにもガンダムが配されている。第1章時点では、GC/XO同様に一年戦争を再現したシナリオが多い。[[パオロ・カシアス]]や[[ウラガン]][[ティアンム提督]]が、出番は少ないもののスパロボ初登場となった。一方、[[リュウ・ホセイ]][[マチルダ・アジャン]][[スレッガー・ロウ]]といった[[ホワイトベース隊]]の死亡キャラは未登場。なお、TV版設定だが、BGMは劇場版から持ってきている(これはAでもそうだったが)
+
:アムロが久々に初代設定で登場。また、アートワークにもガンダムが配されている。第1章~第3章までは『GC(XO)』同様に一年戦争を再現したシナリオが多く、以後はジオン勢力全体の状況が大幅にオリジナル化する。
 +
:他のキャラ面では[[パオロ・カシアス]]や[[ウラガン]][[ティアンム提督]]が出番は少ないもののスパロボ初登場となった。一方、ララァ・スンを始め、ホワイトベース隊周辺でも[[リュウ・ホセイ]]、[[スレッガー・ロウ]]、[[マチルダ・アジャン]]などは不登場。『A』と同じくTV版名義ながらBGMは劇場版のものを採用している。
 +
;[[スーパーロボット大戦DD]]
 +
:2024年9月より開催のイベントシリーズ「第3次スーパーロボット大戦ANOTHER」より、本作のキャラクターが登場する。参戦表記には記載されていない。
 +
;[[スーパーロボット大戦30]]
 +
:機体のみの参戦。『OE』以来8年ぶりの参戦。序盤のアムロの機体として[[ガンダム]]が登場するほか、2010年代以降『[[機動戦士ガンダムUC|UC]]』名義で参戦していた[[ズゴック]]が1st仕様になっている。
  
== 用語 ==
+
=== 関連作品 ===
;[[地球連邦軍]]
+
;[[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス]]
:[[地球]]とその周辺コロニー(要するに人類の勢力範囲)を統治する地球連邦の軍事部門。個人のスタンドプレーが横行する一方、官僚主義や事なかれ主義が蔓延している。
+
:アムロやシャアらが初代設定で登場。
;[[ジオン公国]]
+
;[[リアルロボット戦線]]
:サイド3を中心として地球連邦から独立した国家。[[ザビ家]]による専制だが、国名は公王デギンのかつての同志であり政敵だったジオン・ズム・ダイクンにちなむ。
+
:アムロやシャアらが初代設定で登場。
;[[宇宙世紀]]
 
:ユニバーサル・センチュリー。『機動戦士ガンダム』世界における年号。
 
;[[一年戦争]]
 
:[[宇宙世紀]]0079年1月3日から0080年1月1日にかけての[[ジオン公国]]対地球連邦の戦い。
 
;一週間戦争
 
:1月3日から1月10日までの一週間を指す。コロニーへの奇襲と[[地球]]への落下コースをたどるコロニーを巡る戦闘、そしてコロニーのシドニー近郊への墜落までを言う。この一週間で地球圏の総人口110億人のうち30億人が死んだとされる。
 
;[[ガンダリウム合金]]
 
:地球連邦によって開発された超合金、RX-78 [[ガンダム]]の装甲材。これは[[ガンダム]]に使用されていたことから名付けられた俗語で、正式名称はルナ・チタニウム合金(ただし、これは後付け設定である)。至近距離でザクマシンガンを被弾しても無傷など、桁外れの強度を持つ。宇宙でしか精製できないとされ、そのためもあって[[ガンダム]]の研究開発はサイド7で行われていた。後にジオン系の科学者によって改良され、ガンダリウムγまでが作られたため、こちらはガンダリウムαと呼称される事もある。
 
;[[コアブロックシステム]]
 
:[[コアファイター]]を核とし、上下半身のパーツを交換可能にしたシステム。[[MS]]運用ノウハウの無い連邦軍が、試作機である[[ガンダム]]の戦闘データを確実に回収するためや戦闘中の換装を素早く行う為の窮余の策でもあったと思われる。
 
;[[V作戦]]
 
:
 
;[[ミノフスキー粒子]]
 
:光子と対になる粒子。通常では存在せず人為的に散布しないとその効果は現れない。一度散布されると消滅までの約1か月間、その効果を発揮しつづける。<br />[[ミノフスキー粒子]](以下M粒子)はプラスかマイナスの電荷をもっており、互いの斥力により立体格子状のフィールドを形成する。<br />これにより「空間そのものが電荷をもっている」状態になる。そのため電波や電子機器、通信機器やミサイルなどの自動追尾装置や照準装置の性能が著しく落ち、ときに使用不能に陥る。<br />このM粒子によって、安全な小型核融合炉や重力に逆らう[[ミノフスキークラフト]]、メガ粒子砲や各種ビーム兵装、[[Iフィールド]]等が生み出されている。
 
;[[モビルスーツ]]
 
:通称「[[MS]]」。小型核融合炉を搭載することで、それまでに無い装甲と運動性とを兼ね備えた人型の機動兵器。[[ミノフスキー粒子]]の影響下では、この形が一番都合が良いらしい。
 
;[[モビルアーマー]]
 
:汎用性と運用性を求めた[[モビルスーツ]]と違い、機能を特化させるために大型化させ人の形をさせていないものを指す。
 
;[[サイド7]]
 
:[[月]]から見て[[地球]]の反対側にあるラグランジュポイントにある[[スペースコロニー]]群。コロニーは[[一年戦争]]時には未完成の1基のみ。[[モビルスーツ]]の性能試験施設が存在する。物語のスタート地点。
 
;[[サイド3]]
 
:[[地球]]から見て[[月]]の向こう側にあるラグランジュポイントにある[[スペースコロニー]]群。[[ジオン公国]]がある。
 
;[[オデッサ]]
 
:黒海に面した港湾都市(実在)。ジオンに占拠されていた。連邦軍の大反抗作戦「オデッサ作戦」はこの都市の攻防戦。
 
;[[ジャブロー]]
 
:南米アマゾン川流域にある連邦軍の本拠地(架空)。地下洞窟を利用しており上空からは鉄壁の防御を誇る。[[ジオン軍]]はここを落とすために[[コロニー落とし]]を行った(のだが外れた)。
 
  
 
== 各話リスト ==
 
== 各話リスト ==
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!話数!!サブタイトル!!登場メカ!!備考!!再現スパロボ
 
!話数!!サブタイトル!!登場メカ!!備考!!再現スパロボ
 
|-
 
|-
|第1話||ガンダム大地に立つ!!||||||
+
|第1話||ガンダム大地に立つ!!||[[ガンダム]]、[[ホワイトベース]]<br />[[ザク]]、[[ムサイ級軽巡洋艦|ムサイ]]、[[ファルメル]]||||[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])
 
|-
 
|-
|第2話||ガンダム破壊命令||||アイキャッチ変更||
+
|第2話||ガンダム破壊命令||[[コアファイター]]<br />[[シャア専用ザク]]||アイキャッチ変更||GC(XO)、[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]
 
|-
 
|-
|第3話||敵の補給艦を叩け!||||||
+
|第3話||敵の補給艦を叩け!||[[ガンタンク]]<br />[[旧ザク]]、パプア||||
 
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|-
|第4話||ルナツー脱出作戦||||||
+
|第4話||ルナツー脱出作戦||マゼラン、サラミス||||
 
|-
 
|-
|第5話||大気圏突入||||||
+
|第5話||大気圏突入||||||GC(XO)
 
|-
 
|-
|第6話||ガルマ出撃す||||||
+
|第6話||ガルマ出撃す||[[ガウ]]、[[ドップ]]<br />[[マゼラアタック]]([[マゼラトップ]])||||GC(XO)
 
|-
 
|-
 
|第7話||コアファイター脱出せよ||||||
 
|第7話||コアファイター脱出せよ||||||
 
|-
 
|-
|第8話||戦場は荒野||||||
+
|第8話||戦場は荒野||[[ガンキャノン]]、ガンペリー<br />ルッグン||||GC(XO)
 
|-
 
|-
|第9話||翔べ!ガンダム||||||
+
|第9話||翔べ!ガンダム||[[ミデア]]<br />ガルマ専用ドップ||||
 
|-
 
|-
|第10話||ガルマ 散る||||||
+
|第10話||ガルマ 散る||||||GC(XO)
 
|-
 
|-
 
|第11話||イセリナ、恋のあと||||||
 
|第11話||イセリナ、恋のあと||||||
 
|-
 
|-
|第12話||ジオンの脅威||||アイキャッチ変更||
+
|第12話||ジオンの脅威||[[グフ]]、[[ザンジバル]]||アイキャッチ変更||GC(XO)、OE
 
|-
 
|-
 
|第13話||再会、母よ…||||||
 
|第13話||再会、母よ…||||||
400行目: 537行目:
 
|第14話||時間よ、とまれ||||||
 
|第14話||時間よ、とまれ||||||
 
|-
 
|-
|第15話||ククルス・ドアンの島||||||
+
|第15話||ククルス・ドアンの島||||2022年6月に劇場映画化||
 
|-
 
|-
|第16話||セイラ出撃||||||
+
|第16話||セイラ出撃||ギャロップ||||GC(XO)
 
|-
 
|-
|第17話||アムロ脱走||||||
+
|第17話||アムロ脱走||ファット・アンクル||||GC(XO)
 
|-
 
|-
|第18話||灼熱のアッザム・リーダー||||||
+
|第18話||灼熱のアッザム・リーダー||[[アッザム]]、[[グワジン級大型宇宙戦艦|グワジン]]||||
 
|-
 
|-
|第19話||ランバ・ラル特攻!||||||
+
|第19話||ランバ・ラル特攻!||||||GC(XO)
 
|-
 
|-
|第20話||死闘!ホワイト・ベース||||||
+
|第20話||死闘!ホワイト・ベース||||||GC(XO)
 
|-
 
|-
 
|第21話||激闘は憎しみ深く||||||
 
|第21話||激闘は憎しみ深く||||||
416行目: 553行目:
 
|第22話||マ・クベ包囲網を破れ!||||||
 
|第22話||マ・クベ包囲網を破れ!||||||
 
|-
 
|-
|第23話||マチルダ救出作戦||||||
+
|第23話||マチルダ救出作戦||[[Gファイター]]、ビッグ・トレー、61式戦車<br />ド・ダイYS||||
 
|-
 
|-
|第24話||迫撃!トリプル・ドム||||||
+
|第24話||迫撃!トリプル・ドム||[[ドム]]||||GC(XO)、OE
 
|-
 
|-
|第25話||オデッサの激戦||||||
+
|第25話||オデッサの激戦||[[ダブデ]]、水爆ミサイル||||OE
 
|-
 
|-
|第26話||復活のシャア||||||
+
|第26話||復活のシャア||[[ゴッグ]]、マッド・アングラー||||
 
|-
 
|-
|第27話||女スパイ潜入!||||||
+
|第27話||女スパイ潜入!||[[ズゴック]]||||XO
 
|-
 
|-
|第28話||大西洋、血に染めて||||||
+
|第28話||大西洋、血に染めて||グラブロ||||XO
 
|-
 
|-
|第29話||ジャブローに散る!||||||
+
|第29話||ジャブローに散る!||[[ジム]]<br />[[シャア専用ズゴック]]、ゾック||||GC(XO)、OE
 
|-
 
|-
|第30話||小さな防衛線||||||
+
|第30話||小さな防衛線||[[アッガイ]]||||
 
|-
 
|-
|第31話||ザンジバル、追撃!||||||
+
|第31話||ザンジバル、追撃!||[[リック・ドム]]、[[ビグロ (ガンダム)|ビグロ]]||||GC(XO)
 
|-
 
|-
|第32話||強行突破作戦||||||
+
|第32話||強行突破作戦||[[ザクレロ]]||||GC(XO)、OE
 
|-
 
|-
|第33話||コンスコン強襲||||||
+
|第33話||コンスコン強襲||[[ブラウ・ブロ]]、[[チベ級重巡洋艦|チベ]]||||[[スーパーロボット大戦α|α]]、GC(XO)、OE
 
|-
 
|-
 
|第34話||宿命の出会い||||||
 
|第34話||宿命の出会い||||||
 
|-
 
|-
|第35話||ソロモン攻略戦||||||
+
|第35話||ソロモン攻略戦||[[ボール]]、パブリク、コロンブス<br />[[ガトル]]||||α、GC(XO)、OE
 
|-
 
|-
|第36話||恐怖!機動ビグ・ザム||||||
+
|第36話||恐怖!機動ビグ・ザム||[[ビグ・ザム]]||||α、GC(XO)、OE
 
|-
 
|-
|第37話||テキサスの攻防||||||
+
|第37話||テキサスの攻防||[[ギャン]]、[[シャア専用ゲルググ]]||||
 
|-
 
|-
 
|第38話||再会、シャアとセイラ||||||
 
|第38話||再会、シャアとセイラ||||||
450行目: 587行目:
 
|第39話||ニュータイプ、シャリア・ブル||||||
 
|第39話||ニュータイプ、シャリア・ブル||||||
 
|-
 
|-
|第40話||エルメスのララァ||||||
+
|第40話||エルメスのララァ||[[エルメス]]||||
 
|-
 
|-
 
|第41話||光る宇宙||||||
 
|第41話||光る宇宙||||||
 
|-
 
|-
|第42話||宇宙要塞ア・バオア・クー||||||
+
|第42話||宇宙要塞ア・バオア・クー||[[ジオング]]、[[ゲルググ]]、[[ドロス級宇宙空母|ドロス]]||||GC(XO)、OE
 
|-
 
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|第43話||脱出||||アイキャッチ変更||
 
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== 余談 ==
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*本番組の企画案は'''「宇宙時代の『十五少年漂流記』」'''というもので、企画段階での最初のタイトル案は『フリーダムファイター』だったが、その後『ガンボーイ』とする案も浮上した為、最終的に両方のタイトルを合わせて『ガンダム』に決定した経緯がある。
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**番組内容も、「宇宙船[[ホワイトベース #余談|フリーダム・フォートレス]]に搭乗して漂流する少年少女達が、'''[[宇宙人]]の侵略'''と戦う」と、[[伝説巨神イデオン|本編とは全く異なる物語]]で企画が進められていた。
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**富野由悠季監督は'''「『ン』が入った四文字のタイトルはヒットするジンクスがある」「名前に濁点がある方が力強い響きになり、売れる」'''と語っており<ref>実際富野監督作品には『ガンダム』をはじめ『[[無敵超人ザンボット3|ザンボット3]]』『[[聖戦士ダンバイン|ダンバイン]]』『[[オーバーマン キングゲイナー|キングゲイナー]]』等ほぼ全てに濁点が含まれている。</ref>、最新作『[[ガンダム Gのレコンギスタ|Gのレコンギスタ]]』でも原語の「レコンキスタ(Reconquista)」から濁点を加えて「レコンギスタ」とした。
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*『機動戦士ガンダム』が'''放送当時は不人気で[[打ち切り]]を食らった作品'''というのは有名な逸話である。ある地域では視聴率0%という記録を叩きだしてしまった事も。しかし、当作品が打ち切られた最大の原因は、視聴率よりも子供向けの関連玩具の売れ行きが壊滅的だった事が大きい。
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**その一方で子供向け玩具を買わないような青年アニメファン層をしっかりと掴んでいた作品であり、放映終了後もそんな彼らに向けて少し大人向けのホビー展開が続けられた。それがいわゆる'''[[ガンプラ]]'''である。
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***このガンプラが小さい子供達も巻き込む大ブームとなった事で『機動戦士ガンダム』という作品も広い世代に再評価され、各地で再放送が繰り返された事で知名度を広げ、今日における高い人気を築きあげていく。
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**なお、『機動戦士ガンダム記録全集』に掲載された打ち切りにならなかった場合のプロット([[俗語・俗称|通称]]「トミノメモ」)によると、『機動戦士ガンダム』が打ち切りにならなければ、ア・バオア・クー戦後はアムロとシャアがタッグを組み、ギレンを追いつめるストーリーを展開するはずだったとされ、最終話のタイトルは'''「ジオン殲滅」'''とかなり不穏なものとなっている。
 +
**『機動戦士ガンダム』が創られ、打ち切られ、人気を得るまでの過程は当事者やネットでの情報を元にするしかなかったが、2014年になって『ガンダムを創った男たち』という大和田秀樹氏の書いた(フィクションを交えた)ドキュメンタリー[[漫画]]が発行された。
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*富野由悠季監督と並んでリアルロボットの巨匠と呼ばれた高橋良輔監督によれば、「『機動戦士ガンダム』が大ヒットした事によりサンライズではオリジナルのロボットものの企画が圧倒的に通りやすくなったものの、当時のサンライズにはオリジナルものを作れるのは富野氏くらいしかいない状況だった」と語っている。
 +
*2001年から2011年にかけて、本作のキャラクターデザインを担当した安彦良和氏によるコミカライズ作品『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』が連載されていた。安彦氏の解釈による、1stのリメイク的な側面も持つ。
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**2015年には一部のエピソードを抜粋する形でOVA化。安彦氏が監督も務めた。なお、ガンダムシリーズは映像化されたものは正史扱いとなるのだが、本作のアニメ版は「Another U.C.」と分類されており、パラレル扱いとなっている。
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**キャストに関してはアムロ・シャアなどの一部のキャラクターのみが続投となり、ほぼ全てのキャストが一新された。続投なのはアムロ・シャア・ブライト(後任の成田氏)・カイ・ギレン・ハロ(『Ζ』版の新井氏)のみ。以降のガンダムゲーム作品ではORIGIN版の声優が起用されるようになり、実質的な世代交代が行われた。
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*本作の15話「ククルス・ドアンの島」は、富野由悠季監督の指示で海外版では[[黒歴史#スラングとしての黒歴史|封印作品]]と化している。
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**2022年6月にはこの話をベースにした新規劇場版が公開された。ただし、設定はTV版でなくORIGIN版が基準になっており、独自の設定も追加されている。
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*後番組である『[[無敵ロボ トライダーG7]]』第27話にて、『機動戦士ガンダム』がテレビ番組([[劇中劇]])として放送されている。
  
 
== 商品情報 ==
 
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*TV版DVD-BOX
 
*TV版DVD-BOX
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== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==
 
*[http://wiki.cre.jp/GUNDAM/機動戦士ガンダム ガンダムWiki - 機動戦士ガンダム]
 
*[http://wiki.cre.jp/GUNDAM/機動戦士ガンダム ガンダムWiki - 機動戦士ガンダム]
 
 
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2024年10月26日 (土) 21:48時点における最新版

機動戦士ガンダム
読み きどうせんしガンダム
外国語表記 MOBILE SUIT GUNDAM
原作 矢立肇
富野喜幸(現・富野由悠季)
監督 富野喜幸(現・富野由悠季)
キャラクターデザイン 安彦良和
メカニックデザイン 大河原邦男
音楽 渡辺岳夫
松山祐士
制作 名古屋テレビ
創通エージェンシー
日本サンライズ
放送局 名古屋テレビ 他
放送期間 1979年4月7日 -
1980年1月26日
話数 全43話
シリーズ

ガンダムシリーズ

次作 機動戦士Ζガンダム
初登場SRW スーパーロボット大戦
テンプレートを表示

機動戦士ガンダム』は日本サンライズ制作のテレビアニメ作品。

概要[編集 | ソースを編集]

数あるガンダムシリーズのうち、宇宙世紀シリーズを含む全ての始まりとなる第1作。SRWでは他のガンダム系列の作品との兼ね合いもあり、『機動戦士ガンダム』としての登場は少ない。しかし敵モビルスーツが雑魚ユニットとして出てくる事はある。

第2次スーパーロボット大戦G』では『機動戦士ガンダム』として少年時代のアムロ・レイガンダム赤い彗星シャア・アズナブル、そして当座の敵ボスとしてジオン公国ザビ家が登場する。

なお、本作はTV版の放映終了後に劇場版として3作が上映されている(ガンダムブームに火が点いたのは、一般にはこの劇場版が公開されてからと言われている)。『哀 戦士』や『めぐりあい宇宙』で使用されたテーマ曲は特に有名で、スパロボにおいても『スーパーロボット大戦A』や『スーパーロボット大戦GC』などで曲が使われた。上映日は以下を、曲については「#楽曲」の項を参照。

作品名 上映日
機動戦士ガンダム 1981年3月14日
機動戦士ガンダムII 哀・戦士編 1981年7月11日
機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編 1982年3月13日

映像媒体[編集 | ソースを編集]

1990年代前半までは劇場版のVHSのみ発売、レンタルが行われていた。TV版が発売されたのは1990年代後半と、続編の『機動戦士Ζガンダム』や『機動戦士ガンダムΖΖ』、更にアナザーガンダムの『機動新世紀ガンダムX』より後である。後に劇場版がDVDで再販されるに伴い、声の新録やSE、映像のリマスター化など大幅な改変を行った「特別版」としてリリースされた。特別版はその改変内容から一部ファンからは酷評を受け、その後劇場版当時の音声を使用したDVD版も発売されることとなった。

ストーリー[編集 | ソースを編集]

人類が増えすぎた人口を宇宙スペースコロニーへと移民させてから半世紀、地球から最も離れたスペースコロニー・サイド3が「ジオン公国」を名乗り、独立戦争を起こす。ジオン軍の造ったモビルスーツに対抗するため地球連邦軍モビルスーツを製作、サイド7にあるその極秘プラントが襲撃を受けた際に偶然居合わせた少年アムロ・レイが連邦の新型モビルスーツガンダム」に乗り込み、その技術を高く買われてホワイトベースを母艦として各地を転戦することになる……。

君は、生き延びることができるか?

登場人物[編集 | ソースを編集]

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

地球連邦軍[編集 | ソースを編集]

ホワイトベース隊[編集 | ソースを編集]

アムロ・レイ
ガンダムのパイロットにして主人公、初代ニュータイプ
ブライト・ノア
ホワイトベースの艦長代理、後に艦長。弾幕にこだわる人。苦労人。実は19歳。
セイラ・マス
ホワイトベース通信担当。本名アルテイシア・ソム・ダイクン。シャアの実妹。金髪。
リュウ・ホセイ
ガンタンクのパイロット。正規軍人。
カイ・シデン
ガンキャノンのパイロット。皮肉屋。
ハヤト・コバヤシ
ガンタンクの砲手担当。後に単座に改修されたガンタンクのパイロット。
フラウ・ボゥ
アムロ、ハヤトの幼馴染。ホワイトベースでは怪我人の治療の手伝いや孤児たちの世話をしていた。
ミライ・ヤシマ
地球連邦の元高官の娘。小型宇宙船の操船経験を買われ、ホワイトベース操船を担当。
ジョブ・ジョン(SRW未登場)
ホワイトベースの予備パイロットで、主にホワイトベースの砲撃手を担当。SRW未登場。
スレッガー・ロウ
ホワイトベースのジャブロー到着後に配属された正規軍人。静かに燃える男。
オスカ・ダブリン
ホワイトベースのオペレーター。
マーカー・クラン
ホワイトベースのオペレーター。
カツ・ハウィンレツ・コ・ファンキッカ・キタモト
ホワイトベースに避難している戦災孤児たち。

その他[編集 | ソースを編集]

マチルダ・アジャン
連邦軍補給部隊に所属する女性士官。アムロの初恋の女性でもあり、ホワイトベース隊のメンバーからも憧れの人で人気を集めた。
レビル将軍
連邦軍の事実上の最高位軍人。ルウム戦役で敗北、黒い三連星に捕えられたが護送中に脱出。オデッサ作戦の指揮を執った。
リード
連邦軍の中尉でサラミスの艦長。
ワッケイン
ルナツー司令。
パオロ・カシアス
ホワイトベースの先代艦長。負傷により艦長の座をブライトに託すことになる。
ティアンム
連邦軍の将官。ソロモン戦の指揮を執った。
連邦兵

ジオン公国軍[編集 | ソースを編集]

シャア・アズナブル
赤い彗星の二つ名を持つジオンのエース。本名キャスバル・レム・ダイクン
ララァ・スン
フラナガン機関で育てられたニュータイプの少女。シャアに恩義を感じている。
マ・クベ
キシリア配下のジオン軍人。オデッサ基地司令。壷マニア。南極条約で禁止されている核弾頭を使用する。
デニム
第一話に登場したシャアの部下。
ジーン
第一話に登場したシャアの部下。アムロが初めて対戦した相手。
スレンダー
第一話に登場したシャアの部下。
クラウン
シャアの部下。
ガデム
補給部隊の隊長。
ドレン
シャアの副官。
コンスコン
ジオン軍少将でドズルの腹心。
デミトリー
ザクレロのパイロット。
トクワン
ビグロのパイロット。
フラナガン・ブーン
マッドマングラー隊の隊員。
シャリア・ブル
木星帰りのニュータイプ。ブラウ・ブロに搭乗。
ウラガン
マ・クベの副官。
ジオン兵

ザビ家[編集 | ソースを編集]

デギン・ソド・ザビ
ジオン公国公王。半分引退している状態になっている。
ギレン・ザビ
ジオン軍総帥。デギンの長男。ジオン公国の事実上の指導者。
ドズル・ザビ
ジオン軍宇宙攻撃軍司令官。デギンの三男。
キシリア・ザビ
ジオン軍突撃機動軍司令官。デギンの長女。
ガルマ・ザビ
ジオン軍地球方面軍司令官。デギンの四男。シャアとは士官学校以来の友人。

ランバ・ラル隊[編集 | ソースを編集]

ランバ・ラル
一年戦争以前からゲリラ戦を率いてきたジオンの軍人。青い巨星の異名を持つ。
クラウレ・ハモン
ランバ・ラルの内縁の妻。
クランプ
ランバ・ラルの副官。
アコース
ランバ・ラルの部下。
コズン・グラハム
ランバ・ラルの部下。
タチ
ランバ・ラルの部下。

黒い三連星[編集 | ソースを編集]

ガイア
黒い三連星のリーダー。
マッシュ
黒い三連星の一員。
オルテガ
黒い三連星の一員。

その他[編集 | ソースを編集]

イセリナ・エッシェンバッハ
ガルマの婚約者。
ミハル・ラトキエ
ベルファスト近辺に住む少女。
カムラン・ブルーム
サイド6の入国管理官でミライの婚約者。
ククルス・ドアン
上官の命令を拒否し脱走した元ジオン兵。SRW未登場。

登場メカ[編集 | ソースを編集]

スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。

地球連邦軍の機動兵器[編集 | ソースを編集]

ジオン公国軍の機動兵器[編集 | ソースを編集]

戦艦[編集 | ソースを編集]

地球連邦軍[編集 | ソースを編集]

ジオン公国軍[編集 | ソースを編集]

その他[編集 | ソースを編集]

MSV(モビルスーツバリエーション)[編集 | ソースを編集]

用語[編集 | ソースを編集]

組織[編集 | ソースを編集]

地球連邦軍
地球とその周辺コロニー(要するに人類の勢力範囲)を統治する地球連邦の軍事部門。個人のスタンドプレーが横行する一方、官僚主義や事なかれ主義が蔓延している。
ホワイトベース隊
ジオン公国
サイド3を中心として地球連邦から独立した国家。ザビ家による専制だが、国名は公王デギンのかつての同志であり政敵だったジオン・ズム・ダイクンにちなむ。
ジオン公国軍
ランバ・ラル隊

事件[編集 | ソースを編集]

一年戦争
宇宙世紀0079年1月3日から0080年1月1日にかけてのジオン公国対地球連邦の戦い。
一週間戦争
1月3日から1月10日までの一週間を指す。コロニーへの奇襲と地球への落下コースをたどるコロニーを巡る戦闘、そしてコロニーのシドニー近郊への墜落までを言う。この一週間で地球圏の総人口110億人のうち30億人が死んだとされる。
V作戦
星一号作戦

技術[編集 | ソースを編集]

ミノフスキー粒子
光子と対になる粒子。散布されると電波や電子機器、通信機器やミサイルなどの自動追尾装置や照準装置の性能が著しく落ちる。
このM粒子によって、小型核融合炉やミノフスキークラフト、各種ビーム兵装、Iフィールド等が生み出されている。
モビルスーツ
通称「MS」。小型核融合炉を搭載することで、それまでに無い装甲と運動性とを兼ね備えた人型の機動兵器。ミノフスキー粒子の影響下では、この形が一番都合が良いらしい。
モビルアーマー
汎用性と運用性を求めたモビルスーツと違い、機能を特化させるために大型化させ人の形をさせていないものを指す。
ガンダリウム合金
地球連邦によって開発された超合金。正式名称はルナ・チタニウム合金。至近距離でザクマシンガンを被弾しても無傷など、桁外れの強度を持つ。
コアブロックシステム
コアファイターを核とし、上下半身のパーツを交換可能にしたシステム。
テム=レイの回路
コロニーレーザー
ソーラ・レイ
ソーラ・システム

地名[編集 | ソースを編集]

サイド7
から見て地球の反対側にあるラグランジュポイントにあるスペースコロニー群。コロニーは一年戦争時には未完成の1基のみ。モビルスーツの性能試験施設が存在する。物語のスタート地点。
サイド6
L4宙域に位置しているスペースコロニー群。
サイド3
地球から見ての向こう側にあるラグランジュポイントにあるスペースコロニー群。ジオン公国がある。
オデッサ
黒海に面した港湾都市(実在)。ジオンに占拠されていた。連邦軍の大反抗作戦「オデッサ作戦」はこの都市の攻防戦。
ジャブロー
南米アマゾン川流域にある連邦軍の本拠地(架空)。地下洞窟を利用しており上空からは鉄壁の防御を誇る。ジオン軍はここを落とすためにコロニー落としを行った(のだが外れた)。
ベルファスト基地
グラナダ
ルナツー
ソロモン
ア・バオア・クー

その他[編集 | ソースを編集]

宇宙世紀
ユニバーサル・センチュリー。『機動戦士ガンダム』世界における年号。
南極条約
ザビ家
赤い彗星
黒い三連星
ソロモンの亡霊
コロニー落とし

楽曲[編集 | ソースを編集]

劇場版の一部のBGMはサウンドトラックによって曲名が変わっているが、スパロボで採用された曲名を表記する。

TV版オープニングテーマ
「翔べ!ガンダム」
作詞:井荻麟、作曲:渡辺岳夫、編曲:松本祐士、歌:池田鴻
「第1作」および『第2次(FC版)』の戦闘BGMとして使われて以降長らく不採用になっていたが、「第1作(HDリメイク版)」にて約23年ぶりに採用された。『30』ではプレミアムサウンド&データパックに原曲を収録。
リアル系の先駆けと言える本作だが、本曲の歌詞は完全にスーパー系のノリ。「銀河に向かって飛べよガンダム」という一節があるが、まさか31年後銀河すら越え外宇宙に翔び立ったガンダムが登場するとは当時のファンは誰も思わなかったであろう。
ケロロ軍曹』では主演陣によるカバーが行われている。
TV版エンディングテーマ
「永遠にアムロ」
作詞:井荻麟、作曲:渡辺岳夫、編曲:松本祐士、歌:池田鴻
マチルダ・アジャン役の戸田恵子氏が歌うバージョンがある。
TV版挿入歌
「シャアが来る」
作詞:井荻麟、作曲:渡辺岳夫、編曲:松山祐士、唄:堀光一路
『A』にてシャア専用ゲルググのBGMとして採用。
原作では第40話にて使用。シャアをテーマにした曲ではあるが、使用されたシーンではむしろシャアが苦戦を強いられているため、「シャア自身の処刑用BGM」などと言われることも。
シャアに出会った敵兵士の心境を歌詞にしており、「狙い定める 俺がターゲット」といった富野節(※井萩麟とは富野監督の作詞者としての別名である)の効いた歌詞もよく話題に。
劇場版主題歌
「砂の十字架」(劇場版I)
作詞・作曲:谷村新司、編曲:青木望、唄:やしきたかじん
「哀 戦士」(劇場版II 哀・戦士篇)
作詞:井荻麟、作曲・編曲・歌:井上大輔
ジオンのジャブロー襲撃時に流れる。『A』にて戦闘BGMに採用。『GC』では特定シナリオのステージBGMに採用。『OE』でもステージBGMに採用され、味方の戦闘BGMに選択可能。『30』ではプレミアムサウンド&データパックに原曲を収録。
「めぐりあい」(劇場版III めぐりあい宇宙篇)
作詞:井荻麟・売野雅勇、作曲:井上大輔、編曲:鷺巣詩郎、歌:井上大輔
『GC』で特定シナリオのステージBGMに採用。『OE』でも味方の戦闘BGMに選択可能。
TV版劇中BGM
「颯爽たるシャア」
『第3次(SFC版)』『EX』『第4次』『F』『F完結編』『COMPACT』で戦闘BGMとして採用。『30』ではプレミアムサウンド&データパックに原曲を収録。
『第3次(SFC版)』『EX』では全ガンダム系(Ζ、ΖΖ、0080、0083、逆襲のシャア、F91)のBGMとして使われている。『電視大百科』に至ってはこれらとVに加え、GやWといったアナザーガンダムの解説にまで使われている。
『OE』では「砂煙の彼方に」というイントロが似た曲調のオリジナル曲がシャアやラルの戦闘BGMに採用されている。
『F』『コンプリートBOX』などで使用された音源は原曲よりキーが半音上がっている。
劇場版劇中BGM
「赤い彗星 / 紅の機動兵器 M14」
TV版「長い眠り」のアレンジ。『α』でファーストガンダム系、0080系のBGMとして採用。『GC』『30』でガンダムの戦闘BGMに採用。『OE』では連携攻撃のBGMなどに採用。
『α』『GC』では「赤い彗星」、『OE』『30』では「紅の機動兵器 M14」表記。
「ホワイトベース / 重力圏へ M43」
TV版「戦いへの恐怖」のアレンジ。『GC』より戦闘BGMに採用。『OE』ではファーストガンダム系味方ユニットの戦闘BGMに採用。
『GC』では「ホワイトベース」、『OE』では「重力圏へ M43」表記。
「灼熱 / ガンダム起動 M4」
TV版「窮地に立つガンダム」のアレンジ。『GC』より戦闘BGMに採用。『OE』ではファーストガンダム系敵ユニットの戦闘BGMに採用。
『GC』では「灼熱」、『OE』では「ガンダム起動 M4」表記。
「ララァ」
『GC』でエルメス専用の戦闘BGMに採用。
「空域間戦闘」
『SC』にて採用。

登場作と扱われ方[編集 | ソースを編集]

旧シリーズでは世界観の土台と言うべき太い軸であったため、一年戦争の再現要素終了後の続編でもジオン公国関係者が多数登場するなど、恵まれた扱いであった。

しかし以後のスパロボでは宇宙世紀の世界観が採用される場合でも基本的に『機動戦士Ζガンダム』から『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』がベースにされるようになり、結果として本作の参戦は激減するようになる。少数のユニットが登場する為に名を連ねるケースはあるものの、本格的な参戦は『GC』『OE』等のように一年戦争を舞台にする作品に限られている。ただし宇宙世紀作品の原典ともいえる作品であるため、直接的な登場はし辛いものの、一年戦争等の本作の要素が前史や世界観として取り込まれているケースが多い。

旧シリーズ[編集 | ソースを編集]

第2次スーパーロボット大戦
アムロが初代設定で、自軍の部隊名がホワイトベース隊になっている。ガンダム系の戦闘BGMは「翔べ!ガンダム」に統一されている。
第2次スーパーロボット大戦G
「翔べ!ガンダム」が「颯爽たるシャア」に差し替えられた。
第3次スーパーロボット大戦
登場キャラクターが大幅に増加。今回はザビ家がDCの実質的なトップとなっており、原作のエピソードもアレンジを加えた形で数多く再現されている。
スーパーロボット大戦EX
主役メカのガンダムは出ないが、敵の黒い三連星は参戦する。
第4次スーパーロボット大戦S
第3次でザビ家の面々が死亡した上にランバ・ラルらの敵パイロットも中盤までに退場するので影は薄い。
スーパーロボット大戦F
スーパーロボット大戦F完結編
ザビ家の面々がクローン技術によって復活する。

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦α
ソロモン攻略前に一年戦争が終結したという設定。敵キャラクターは多数登場している。なぜかランバ・ラル、黒い三連星、マ・クベ等が生存しているなど、時系列にかなりの変化がある。

COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦COMPACT
スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇
スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇
スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
スーパーロボット大戦IMPACT
ゴッグが第1話の脅威として立ちはだかるのが印象深い。
その一方で本作出典の楽曲はなく、本作出典のMSは同じ一年戦争の時代を描いた『0080』の『いつか空に届いて』が戦闘BGMに設定されている。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦AA PORTABLE
本作のオマージュである『機甲戦記ドラグナー』と初共演。
劇中では一年戦争とグリプス戦役が終わっているという設定だが、ランバ・ラル、黒い三連星、ララァ・スンが生存していたり、シャアが旧ジオン軍の残党に所属していたりと、時系列で他作品と大きく異なる。この頃からコアブースターに代わってGファイターが登場し始める。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦
初参戦作品。
スーパーロボット大戦64リンクバトラー
黒い三連星とV作戦モビルスーツ、一部敵メカのみ登場。リンクバトラーに限ってランバ・ラル及びグフも登場する。
本作出典の楽曲はなく、本作出典のMSは同じ一年戦争の時代を描いた『第08小隊』の『嵐の中で輝いて』が戦闘BGMに設定されている。
スーパーロボット大戦GC
ようやく世界観の一柱を担うメイン作品として登場。キャラクターもメカも多数が参戦している。『ドラグナー』と再共演し、第3話にて両作第1話がクロスオーバーを果たす。
スーパーロボット大戦XO
ミハルアッガイなど、他の参戦作品より追加要素が多い。
スーパーロボット大戦Card Chronicle
2013年2月1日に追加参戦。
スーパーロボット大戦Operation Extend
アムロが久々に初代設定で登場。また、アートワークにもガンダムが配されている。第1章~第3章までは『GC(XO)』同様に一年戦争を再現したシナリオが多く、以後はジオン勢力全体の状況が大幅にオリジナル化する。
他のキャラ面ではパオロ・カシアスウラガンティアンム提督が出番は少ないもののスパロボ初登場となった。一方、ララァ・スンを始め、ホワイトベース隊周辺でもリュウ・ホセイスレッガー・ロウマチルダ・アジャンなどは不登場。『A』と同じくTV版名義ながらBGMは劇場版のものを採用している。
スーパーロボット大戦DD
2024年9月より開催のイベントシリーズ「第3次スーパーロボット大戦ANOTHER」より、本作のキャラクターが登場する。参戦表記には記載されていない。
スーパーロボット大戦30
機体のみの参戦。『OE』以来8年ぶりの参戦。序盤のアムロの機体としてガンダムが登場するほか、2010年代以降『UC』名義で参戦していたズゴックが1st仕様になっている。

関連作品[編集 | ソースを編集]

ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス
アムロやシャアらが初代設定で登場。
リアルロボット戦線
アムロやシャアらが初代設定で登場。

各話リスト[編集 | ソースを編集]

話数 サブタイトル 登場メカ 備考 再現スパロボ
第1話 ガンダム大地に立つ!! ガンダムホワイトベース
ザクムサイファルメル
GCXO
第2話 ガンダム破壊命令 コアファイター
シャア専用ザク
アイキャッチ変更 GC(XO)、OE
第3話 敵の補給艦を叩け! ガンタンク
旧ザク、パプア
第4話 ルナツー脱出作戦 マゼラン、サラミス
第5話 大気圏突入 GC(XO)
第6話 ガルマ出撃す ガウドップ
マゼラアタックマゼラトップ
GC(XO)
第7話 コアファイター脱出せよ
第8話 戦場は荒野 ガンキャノン、ガンペリー
ルッグン
GC(XO)
第9話 翔べ!ガンダム ミデア
ガルマ専用ドップ
第10話 ガルマ 散る GC(XO)
第11話 イセリナ、恋のあと
第12話 ジオンの脅威 グフザンジバル アイキャッチ変更 GC(XO)、OE
第13話 再会、母よ…
第14話 時間よ、とまれ
第15話 ククルス・ドアンの島 2022年6月に劇場映画化
第16話 セイラ出撃 ギャロップ GC(XO)
第17話 アムロ脱走 ファット・アンクル GC(XO)
第18話 灼熱のアッザム・リーダー アッザムグワジン
第19話 ランバ・ラル特攻! GC(XO)
第20話 死闘!ホワイト・ベース GC(XO)
第21話 激闘は憎しみ深く
第22話 マ・クベ包囲網を破れ!
第23話 マチルダ救出作戦 Gファイター、ビッグ・トレー、61式戦車
ド・ダイYS
第24話 迫撃!トリプル・ドム ドム GC(XO)、OE
第25話 オデッサの激戦 ダブデ、水爆ミサイル OE
第26話 復活のシャア ゴッグ、マッド・アングラー
第27話 女スパイ潜入! ズゴック XO
第28話 大西洋、血に染めて グラブロ XO
第29話 ジャブローに散る! ジム
シャア専用ズゴック、ゾック
GC(XO)、OE
第30話 小さな防衛線 アッガイ
第31話 ザンジバル、追撃! リック・ドムビグロ GC(XO)
第32話 強行突破作戦 ザクレロ GC(XO)、OE
第33話 コンスコン強襲 ブラウ・ブロチベ α、GC(XO)、OE
第34話 宿命の出会い
第35話 ソロモン攻略戦 ボール、パブリク、コロンブス
ガトル
α、GC(XO)、OE
第36話 恐怖!機動ビグ・ザム ビグ・ザム α、GC(XO)、OE
第37話 テキサスの攻防 ギャンシャア専用ゲルググ
第38話 再会、シャアとセイラ
第39話 ニュータイプ、シャリア・ブル
第40話 エルメスのララァ エルメス
第41話 光る宇宙
第42話 宇宙要塞ア・バオア・クー ジオングゲルググドロス GC(XO)、OE
第43話 脱出 アイキャッチ変更

余談[編集 | ソースを編集]

  • 本番組の企画案は「宇宙時代の『十五少年漂流記』」というもので、企画段階での最初のタイトル案は『フリーダムファイター』だったが、その後『ガンボーイ』とする案も浮上した為、最終的に両方のタイトルを合わせて『ガンダム』に決定した経緯がある。
    • 番組内容も、「宇宙船フリーダム・フォートレスに搭乗して漂流する少年少女達が、宇宙人の侵略と戦う」と、本編とは全く異なる物語で企画が進められていた。
    • 富野由悠季監督は「『ン』が入った四文字のタイトルはヒットするジンクスがある」「名前に濁点がある方が力強い響きになり、売れる」と語っており[1]、最新作『Gのレコンギスタ』でも原語の「レコンキスタ(Reconquista)」から濁点を加えて「レコンギスタ」とした。
  • 『機動戦士ガンダム』が放送当時は不人気で打ち切りを食らった作品というのは有名な逸話である。ある地域では視聴率0%という記録を叩きだしてしまった事も。しかし、当作品が打ち切られた最大の原因は、視聴率よりも子供向けの関連玩具の売れ行きが壊滅的だった事が大きい。
    • その一方で子供向け玩具を買わないような青年アニメファン層をしっかりと掴んでいた作品であり、放映終了後もそんな彼らに向けて少し大人向けのホビー展開が続けられた。それがいわゆるガンプラである。
      • このガンプラが小さい子供達も巻き込む大ブームとなった事で『機動戦士ガンダム』という作品も広い世代に再評価され、各地で再放送が繰り返された事で知名度を広げ、今日における高い人気を築きあげていく。
    • なお、『機動戦士ガンダム記録全集』に掲載された打ち切りにならなかった場合のプロット(通称「トミノメモ」)によると、『機動戦士ガンダム』が打ち切りにならなければ、ア・バオア・クー戦後はアムロとシャアがタッグを組み、ギレンを追いつめるストーリーを展開するはずだったとされ、最終話のタイトルは「ジオン殲滅」とかなり不穏なものとなっている。
    • 『機動戦士ガンダム』が創られ、打ち切られ、人気を得るまでの過程は当事者やネットでの情報を元にするしかなかったが、2014年になって『ガンダムを創った男たち』という大和田秀樹氏の書いた(フィクションを交えた)ドキュメンタリー漫画が発行された。
  • 富野由悠季監督と並んでリアルロボットの巨匠と呼ばれた高橋良輔監督によれば、「『機動戦士ガンダム』が大ヒットした事によりサンライズではオリジナルのロボットものの企画が圧倒的に通りやすくなったものの、当時のサンライズにはオリジナルものを作れるのは富野氏くらいしかいない状況だった」と語っている。
  • 2001年から2011年にかけて、本作のキャラクターデザインを担当した安彦良和氏によるコミカライズ作品『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』が連載されていた。安彦氏の解釈による、1stのリメイク的な側面も持つ。
    • 2015年には一部のエピソードを抜粋する形でOVA化。安彦氏が監督も務めた。なお、ガンダムシリーズは映像化されたものは正史扱いとなるのだが、本作のアニメ版は「Another U.C.」と分類されており、パラレル扱いとなっている。
    • キャストに関してはアムロ・シャアなどの一部のキャラクターのみが続投となり、ほぼ全てのキャストが一新された。続投なのはアムロ・シャア・ブライト(後任の成田氏)・カイ・ギレン・ハロ(『Ζ』版の新井氏)のみ。以降のガンダムゲーム作品ではORIGIN版の声優が起用されるようになり、実質的な世代交代が行われた。
  • 本作の15話「ククルス・ドアンの島」は、富野由悠季監督の指示で海外版では封印作品と化している。
    • 2022年6月にはこの話をベースにした新規劇場版が公開された。ただし、設定はTV版でなくORIGIN版が基準になっており、独自の設定も追加されている。
  • 後番組である『無敵ロボ トライダーG7』第27話にて、『機動戦士ガンダム』がテレビ番組(劇中劇)として放送されている。

商品情報[編集 | ソースを編集]

DVD[編集 | ソースを編集]

  • TV版DVD-BOX

  • 劇場版DVD

漫画版[編集 | ソースを編集]

小説版[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 実際富野監督作品には『ガンダム』をはじめ『ザンボット3』『ダンバイン』『キングゲイナー』等ほぼ全てに濁点が含まれている。

資料リンク[編集 | ソースを編集]