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*『[[機動戦士ガンダム|ファーストガンダム]]』における[[ジオン公国軍]]に相当する勢力である。特に「21世紀のファーストガンダム」たる『SEED』では、随所にそのオマージュが見られる。ボアズは[[ソロモン]]に、ヤキン・ドゥーエは[[ア・バオア・クー]]に、ジェネシスは[[ソーラ・レイ]]にそれぞれ相当する施設といえる。 | *『[[機動戦士ガンダム|ファーストガンダム]]』における[[ジオン公国軍]]に相当する勢力である。特に「21世紀のファーストガンダム」たる『SEED』では、随所にそのオマージュが見られる。ボアズは[[ソロモン]]に、ヤキン・ドゥーエは[[ア・バオア・クー]]に、ジェネシスは[[ソーラ・レイ]]にそれぞれ相当する施設といえる。 | ||
− | *ジンの戦果からMSの開発が続行されたものの、偵察や通信、電子戦等もすべて専用のMSを開発して担わせようとするMS偏重主義に陥っている。式典用の装飾を施した「ジン式典用装飾タイプ」や野戦病院の能力を持つ「ホスピタルザクウォーリア」(いずれもSRW未登場)等はその典型である。 | + | *ジンの戦果からMSの開発が続行されたものの、偵察や通信、電子戦等もすべて専用のMSを開発して担わせようとするMS偏重主義に陥っている。式典用の装飾を施した「ジン式典用装飾タイプ」や野戦病院の能力を持つ「ホスピタルザクウォーリア」(いずれもSRW未登場)等はその典型である。(ただし後者は難民キャンプを急襲してきた、テロリストのMS部隊への迎撃に用いられ撃破する例がある等、MS偏重主義が誤りとも限らない。) |
**その点では地上制圧用に[[ドップ]]や[[マゼラアタック]]といったMS以外の兵器を開発したジオンとは対照的であり、大半の機能を独自の機動兵器に頼り切るという意味では、『SEED』のオマージュ元である『[[機甲戦記ドラグナー]]』における[[ギガノス帝国]]の[[メタルアーマー]]が印象的に近い。 | **その点では地上制圧用に[[ドップ]]や[[マゼラアタック]]といったMS以外の兵器を開発したジオンとは対照的であり、大半の機能を独自の機動兵器に頼り切るという意味では、『SEED』のオマージュ元である『[[機甲戦記ドラグナー]]』における[[ギガノス帝国]]の[[メタルアーマー]]が印象的に近い。 | ||
2023年1月18日 (水) 20:50時点における版
『機動戦士ガンダムSEED』シリーズを通して登場する、プラントが保持する軍隊。
ザフトとはZodiac Alliance of Freedom Treaty(=自由条約黄道同盟)の略称。パトリック・ザラら議会委員が地球連合軍への武力衝突に備えて決起した。
概要
前身は「黄道同盟」と呼ばれる政治結社であり、パトリック・ザラやシーゲル・クラインをはじめとするプラントのL5コロニー建設従事者が、有志として自分達の諸権利獲得を目的に結成した。この組織の成り立ちから軍事組織ではなく政党、それも一党独裁の政党だと見なすのが正確である。
作中で主にザフトと呼ばれる軍事組織はあくまでも政党としてのザフトを守るために集まった義勇軍であり、軍人の中には職業軍人ではなく、別に本業を持っている者もいる。例えば、イザーク・ジュールは最高評議会の議員(ザフト復帰後は不明[1])であり、アンドリュー・バルトフェルドは広告心理学者である。
ちなみに、ザフトは政党の名称なので、劇中で「ザフト軍」という呼称が使われたり、「ザフトのために!」という台詞がある[2]。
政治・軍事
『SEED』時代である第1次連合・プラント大戦中のC.E.71年より、パトリック・ザラが国防委員長と最高評議会議長を兼任した事により強行的な独裁政治が行われるようになり、シーゲル・クラインの暗殺や強引な穏健派の失脚が決定的な原因となって、ザフトから離れた組織としてラクス・クライン率いる「クライン派」を生み出した。大戦終盤には中立勢力である三隻同盟に参加してナチュラルとコーディネイターの戦いを止めるべく奮闘した。
その一方、先述の戦役後に地球側との融和政策に反発して軍を脱走しただけでなく、パトリック・ザラを妄信して過激派テログループに身を投じる者まで現われている。ユニウスセブンを地球に向けて落とした組織が代表的で、後に「ブレイク・ザ・ワールド」と呼ばれる事件によって地球側は甚大な被害を受け、ナチュラル側のコーディネイター側への反発を再燃させて第2次連合・プラント大戦を勃発を招いた。
やたらモビルスーツ、それも高性能な最新鋭機GUNDAMを強奪される事が多い。フリーダムを始め、ドレットノート・テスタメント・アビス・カオス・ガイア(一度奪還するが、クライン派の工作で今度は彼らに奪われる)・プロトセイバー等々。更には研究用とはいえテスタメントの予備機(後のアストレイアウトフレーム)をほったらかしにする等、脇の甘さも目立つ。
開発した核エンジン搭載機の中で強奪されなかったのは、十数機存在する内のプロヴィデンス・デスティニー・レジェンドの3機のみであるが、全て撃墜という惨憺たる結果。(そのうち二機は同じパイロットに撃墜されている)また、同時期に開発していたフリーダムの量産機(後のSフリーダム)も密かに強奪され、クライン派の大幅な戦力増強と最終的な勝利に貢献する等、ザフト視点で見れば自ら開発した機体に自陣営の敗北をもたらされる形となるという、皮肉な結末を迎えたりと中々に不運な事になっている。
問題行動
物語の演出ゆえか、もしくは本来の国軍としての組織ではないのか、戦争とはいえ敵側兵士に対するモラル面に著しく欠けている部分がある(これは対立している地球連合側も同様)。特にC.E.71年時は、最もナチュラルとコーディネイターが対立している時期であった事もあって、制圧した基地に残された捕虜達に私刑行為を行う、第二次ビクトリア攻防戦で降伏した地球連合軍の兵士達を整列させた上で銃殺、パナマ攻防戦では電子兵器である「グングニール」発動後、無力化した生身の連合兵士にモビルスーツの機関銃で虐殺する等、明らかな条約無視を行う者達もいた。この時の作中描写は特に凄惨なもので、ザフトの兵士達になぶり殺しにされたと思われる連合兵士達の無残な姿が描かれており、これには同じザフト所属であるイザークも激しい嫌悪感を見せている。小説版ではこの件をきっかけに地球連合軍内での捕虜条約の黙殺(事実上の無力化)を招いており、直後の第三次ビクトリア攻防戦では「ザフト兵の降伏が一切認められず、同基地の全兵士が殺戮される」いうある意味自業自得の結果を招いている[3]。
『DESTINY』の時も、主人公のシンが抵抗力を失った連合のインド洋前線基地に対して上官であるアスランの制止を無視してまで基地を殲滅する暴挙に出ている。地球連合軍に制圧されたガルナハンが解放された際、取り残された連合兵達が一方的に住民達に暴行されたり私刑で殺されていくのを、平然と放置している[4]。このような側面から、視聴者の中にはザフトそのものに嫌悪感を示す者が多いようである(ザフト所属の名有りキャラはともかく)。
公式外伝では『DESTINY』本編でギルバート・デュランダルが「戦争など行かずに平和に過ごしたいと望む人々を支援してきました」と地球連合軍の徴用や制限に反発している反連合地域の支援を大義名分にしているにも関わらず、その半面でザフト軍内部で再度の戦争を嫌い、脱走したコーディネイター兵士達を匿った地球の都市にバビを数機派遣して住民ごと軍民問わずの無差別攻撃をしている場面もある[5]。
階級
階級は存在しない。「コーディネイターは能力が高いため、階級がなくても軍隊としてやっていける」という考えに基づくという設定らしいが、国軍ではなく義勇軍であるということの表れとも判断できる。もちろん役職による最低限の上下関係は存在し、それは服装の色で区別される。軍服はもちろん、パイロットスーツも一部には例外があるものの基本的に当該役職の色になっている。
この組織制度は階級章等と違って遠目からも非常にその人物の役職がわかりやすいが、非常時における指揮権委譲等(例えば、戦闘時に白、黒、赤服が全滅して緑服だけになった際に、誰が指揮するのかという事)の問題もはらんでいる。
- 白服
- 艦隊旗艦の艦長、軍基地司令、部隊司令官、特別部隊指揮官が該当する。
- 黒服
- 部隊の副官クラス。
- 緑服
- 士官学校[6]の卒業成績10位以下。主に一般兵が該当するが、司令官クラスもたまにいる。所謂、雑兵。
- 赤服
- 士官学校を10位以内で卒業した者。
- 所謂エリートで、通称「アカ」「ザフトレッド」。特別任務には単独行動が許されるが、それ以外の扱いは緑服の一般兵士と特に変わらない。
- 紫服
- 国防委員のうち軍全体の直接指揮権を有する。
- 青服
- 国防委員の中でも軍に直接指揮権を持たない(文官・技官等)。
登場作品
参戦作品時における時代によって立場は多少変わる。時間軸が『SEED』の場合は、ほぼ完全に敵として扱われるが、『SEED DESTINY』の場合は味方(プレイヤー)に協力してくれる。ただし、それぞれの時期の最高責任者にあたるパトリック・ザラとギルバート・デュランダルの双方の思想は、最終目標の形態こそ違うものといえど、プレイヤー部隊からは受け入れ難いものであるため、いずれにせよ最終的には敵対する事になる。一応、デュランダルに関しては一定の理解が示されることもあるが、パトリックは人類同士の戦争に固執しすぎているきらいがある[7]。
一応コーディネイターで構成されていると言うことで、一般兵同士で比べると地球軍より多少強い。しかし異星人や地下勢力、STMCといった人外の脅威が多数出現するSRWの世界においては、原作後半のようにただの的でしかない。しかし、その事実を受け入れられている者は少ない上に、人外の敵を軽視し過ぎており[8]、人類同士の争いに拘っているため、ティターンズ同様に原作以上に「世界観を理解できず空気の読めない滑稽な集団」となっている。
αシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- αシリーズではプラントとコーディネイター自体が隠蔽された存在となっていたため、最初は謎の軍隊という扱い。ユニウスセブンに核ミサイルを打ち込まれた事は同情出来るが、地球圏全体が危機的状態に陥っているにも拘わらず、星間連合と密約を結んで共に地球へ宣戦布告して開戦状態になる。
- 後にパトリック・ザラが新議長に就任してからは、暴走に更なる拍車を掛けていく事になる。次々と強大な勢力が現れても、パトリックの軽視し過ぎている姿勢から、一向に侵攻をやめようとせず、組織が壊滅的被害を受けるまで停戦しようとしない上、しまいにはバスターマシン3号を奪取してナチュラル殲滅を企むというSTMCの脅威及び勢力を全く理解していなかったことまで判明しており、空気の読めないただの馬鹿という有様であった。
- ちなみにコロニーを守ろうとしているトロワと五飛、世界情勢について調査していたセレーナ(リアル系女主人公)は、序盤に所属する。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 指導者であるギルバート・デュランダルの卓越した政治的手腕によって、柔軟な動きを見せており、序盤では時空転移で跳ばされたエゥーゴと同盟を結び、それが加盟したZEUTHとも同盟を結んだ事で、事実上、地球圏全体でも最大規模の武装勢力にまで拡大化していく。
- その一方で、デュランダルの謀略によって、故意にザフトの投入戦力を少なくしたり、対応を遅らせたりする事で、地球での戦局を意図的に苛烈化するよう仕向けており、戦争を仕向けた諸悪の根源として賢人会議の存在を暴露する事によって、民衆の殆どがザフトを支持するようになった。
- しかし、物語後半に入ってからは、軍事面・政治面の双方において圧倒的有利となったデュランダルは、次第にZEUTHを扱い辛い存在と見なす事になり、スカルムーン連合から地球連邦本部を防衛したのを機に、それを利敵行為として糾弾する。以降はデュランダルとZEUTHの間に不信感が芽生え始めるが、デュランダルの手腕を認めざるを得なかった為、ZEUTHはザフトの指揮下に入り、ヘブンズベースの攻略に成功する。その後、エゥーゴ、アクシズ、宇宙革命軍とアプリリウス同盟軍を結成しているが、オーブ戦にてザフトが強硬手段に出た上に、そのタイミングでブレックス・フォーラが謎の死を遂げた結果、彼の死をデュランダルの差し金であると睨んだZEUTHとは決定的な対立となり、エゥーゴはもとより、ルートによってはアクシズの離反も招く。
- その後もザフトは自分達の側が有利になる政策を採り続け、D.O.M.E.で宇宙革命軍の指導者であったザイデル・ラッソが死亡した後は、その戦力をザフトの指揮下として取り込んでいる。更にスカルムーン連合が地球に総攻撃を加えようとしていた際には、むしろ激戦後の処理の方を優先して傍観に徹する等、地球そのものを見捨てるも同然の姿勢に出ており、これにはタリアやシンの不信を招いている。更にその影で、ラクス・クラインの2度目の暗殺を計画していたが、それを庇ったミーア・キャンベルの命懸けの報道を機に、ミネルバをはじめとする一部の部隊は、命令を無視してスカルムーン連合に攻撃する事態を招いた。しかもこの際、同じく上層部の意向を無視した新地球連邦軍と連携をとってまでいる。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦J
- 『SEED』がメインの世界観の為、ザフトが敵として登場するシナリオも多い。ブルーコスモスが欲しているデビルガンダムを同じく手に入れようとしているが、毎回失敗してしまっている模様。
- スーパーロボット大戦W
- 『ASTRAY』シリーズが話の中心になるためにルートによってはあまり深くは関わってこない。第1部では木連を裏から支援しており、第2部にて地球連合軍に宣戦布告。火星の後継者と同盟して共同戦線を張る。
- スーパーロボット大戦K
- 中盤でデュランダルが戦死し原作再現パートが終わり、その後は自軍部隊がもう一つの地球に行っている間にも侵略者と戦っており、終盤の蒼穹作戦や邪魔大王国との決戦でも協力してくれる。
- スーパーロボット大戦L
- 基本的には味方。ほとんどの期間でLOTUSを支援しているが、終盤に1シナリオだけ敵対。この時、ミネルバ隊はザフトを離脱していた。デュランダルの扱いも含めて、歴代スパロボにおいて最も良心的な描写が多い作品。
- スーパーロボット大戦UX
- 原作終了後設定。実は今作のザフト所属の人物は一般兵等で、自部隊に参加するキャラクターは軒並みオーブ軍所属になっている。劇中はレクイエムの修復並びに発射準備を行っている。
Scramble Commanderシリーズ
- スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
- 初めて『SEED DESTINY』設定で登場。概ね原作通りだが終盤まで敵対。対ロゴス戦においてAフォースが挙げた多大な戦果を情報操作によって奪ってしまうなど、原作以上に悪どい印象を受ける。
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- ストーリークエストでは基本的に『SEED』設定で、第25章にのみ『SEED DESTINY』のキャラクターが登場する。イベントクエストでは『SEED DESTINY』設定も多く扱われる。
- スーパーロボット大戦DD
- 『SEED』設定で登場。
人物
ガンダムシリーズお約束の内部抗争や思想の差違は避けられなかったとはいえ、全体的に優秀な人材が揃っている。
- ラウ・ル・クルーゼ
- 白服。実は、ザフトでは希少な存在であるナチュラル(秘密にしている)。
- アスラン・ザラ
- 赤服。二度離反する形になり、最終的にはオーブへ移る。
- イザーク・ジュール
- 『SEED』では赤服。『SEED DESTINY』では白服。
- ディアッカ・エルスマン
- 『SEED』では赤服。地球連合軍所属アークエンジェル隊の捕虜となり、三隻同盟への協力後にザフトに復帰。
- そのため、『SEED DESTINY』では緑服(除隊→再入隊扱い)になるが、立ち位置的には黒服(副官)扱いである。なおエピローグでは、晴れて黒服になった。
- ニコル・アマルフィ
- 赤服。
- ラスティ・マッケンジー
- 『SEED』に登場。クルーゼ隊所属の赤服MSパイロットで、アスラン達の同期生でもあり、仲が良かった。明るい性格で、クルーゼ隊のムードメーカー的存在だった。
- 強奪作戦がすんなりと進んでいれば彼がストライクを強奪する予定だったが、作戦は失敗して彼もヘリオポリスにて戦死してしまう。TVシリーズでは顔は明かされなかったが、スペシャルエディション「虚空の戦場」にて初めて顔と声が明らかになった。
- SRWにおいては『第3次α』にて名前のみ登場し、最終話では霊体となってαナンバーズに力を貸した模様。『J』でも名前のみ登場した。
- ミゲル・アイマン
- 緑服。
- フレデリック・アデス
- 黒服。クルーゼ隊の副官。
- アンドリュー・バルトフェルド
- バルトフェルド隊の隊長。後にザフトを離脱。
- 改造軍服を着用していた為正式な服の色は不明だが、指揮官であるため本来は白服と思われる。
- マーチン・ダコスタ
- 緑服。バルトフェルド隊の副官。後にザフトを離脱。
- アイシャ
- マルコ・モラシム
- 緑服ながらモラシム隊の隊長を務めていた。
- フレイ・アルスター
- 緑服。一時的ではあるが、ザフトに属した形となる。
- タリア・グラディス
- 白服。ミネルバ隊の隊長。
- アーサー・トライン
- 黒服。タリアの副官。
- シン・アスカ
- 『SEED DESTINY』の主人公。ミネルバ隊所属の赤服の一人であるが、ザフトの中ではプラント出身者ではない(オーブ出身)。
- レイ・ザ・バレル
- シンと同期の赤服でミネルバ隊所属。
- ルナマリア・ホーク
- 赤服。…なのだが、射撃はあまり得意ではない。
- メイリン・ホーク
- 緑服。後にザフトを離脱する。
- ハイネ・ヴェステンフルス
- 赤服。
- ヴィーノ・デュプレ
- ヨウラン・ケント
- サトー
- 本編登場時はテロリストのリーダー。オフショットでは緑服を着用。
- キラ・ヤマト
- 『SEED DESTINY』スペシャルエディション完結編「自由の代償」のエンディングにおいてプラントに渡り、ザフトの白服を着ている。
- ザフト兵
- いわゆる一般兵。
他作品の関連人物
- 張五飛、トロワ・バートン、セレーナ・レシタール
- 『第3次α』にてザフトに潜入調査していた。
開発したモビルスーツ・艦船(スパロボ登場機体のみ)
モビルスーツ
- ZGMF-1017 ジン
- ミゲル専用ジン
- イライジャ専用ジン
- 劾専用ジン
- ZGMF-1017M ジン・ハイマニューバ
- ZGMF-1017M2 ジン・ハイマニューバ2型
- ZGMF-515 シグー
- YFX-200 シグー・ディープアームズ
- AMF-101 ディン
- TMF/A-802 バクゥ
- TMF/A-803 ラゴゥ
- UMF-4A グーン
- UMF-5 ゾノ
- UMF/SSO-3 アッシュ
- ZGMF-600 ゲイツ
- AMA-953 バビ
- ニューミレニアムシリーズ
- ファーストステージシリーズ
- YMF-X000A ドレッドノートガンダム(Xアストレイ)
- ZGMF-X10A フリーダムガンダム
- ZGMF-X09A ジャスティスガンダム
- ZGMF-X11A リジェネレイトガンダム
- ZGMF-X13A プロヴィデンスガンダム
- セカンドステージシリーズ
- サードステージシリーズ
- ZGMF-X42S デスティニーガンダム
- ZGMF-X666S レジェンドガンダム
- ZGMF-X19A ストライクフリーダムガンダム
- ZGMF-X20A インフィニットジャスティスガンダム
艦船
戦略・戦術兵器・施設
- ヤキン・ドゥーエ
- ザフトの宇宙要塞で、プラント防衛の一大拠点。血のバレンタインを発端とした戦争は、この要塞での最終決戦にて終結した。
- ボアズ
- 元は東アジア共和国が所有していた資源採掘衛星。ザフトが占領し、宇宙要塞に改造した。
- グングニール
- ザフトが開発した電磁衝撃波を発生させる装置。パナマ基地攻略戦で使用し、地球連合軍の兵器を使用不能にさせている。
- ジェネシス
- ザフトが開発した大量破壊兵器。ヤキン・ドゥーエでの決戦で使用し、地球連合軍に多大な損害を与えている。
- アーモリーワン
- ザフト所属の工業用スペースコロニー。ここでカオス、ガイア、アビスを開発していたが、地球連合軍のファントムペインに奪取されてしまう。
- メサイア
- ザフトの宇宙要塞。ネオ・ジェネシスや陽電子リフレクターで守りが固められている。また、内部にはデスティニープラン関連の施設がある。
- ネオ・ジェネシス
- 大量破壊兵器ジェネシスを改良および小型化したもの。メサイアに配備されている。
- レクイエム
- 元は地球連合軍が所有していた反射衛星砲。ザフトが奪取し、地球連合軍に対して報復とばかりに掃射している。
余談
- 『ファーストガンダム』におけるジオン公国軍に相当する勢力である。特に「21世紀のファーストガンダム」たる『SEED』では、随所にそのオマージュが見られる。ボアズはソロモンに、ヤキン・ドゥーエはア・バオア・クーに、ジェネシスはソーラ・レイにそれぞれ相当する施設といえる。
- ジンの戦果からMSの開発が続行されたものの、偵察や通信、電子戦等もすべて専用のMSを開発して担わせようとするMS偏重主義に陥っている。式典用の装飾を施した「ジン式典用装飾タイプ」や野戦病院の能力を持つ「ホスピタルザクウォーリア」(いずれもSRW未登場)等はその典型である。(ただし後者は難民キャンプを急襲してきた、テロリストのMS部隊への迎撃に用いられ撃破する例がある等、MS偏重主義が誤りとも限らない。)
脚注
- ↑ HD版『SEED』AFTER-PHASE『星のはざまで』では『DESTINY』の描写に合わせるためか、ザフト白服に変更されている。
- ↑ 現実で例えるなら前者は中国軍が「人民軍」と呼ばれているようなもので、後者についても「中国(国家)のためではなく、共産党(政党)のために戦う」と比喩できる台詞である。
- ↑ TV版本編でも、撃墜したザフトのモビルスーツに対する歩兵の掃討部隊が展開しており、撃墜されて負傷したザフトパイロットを無警告で射殺しているシーンがある。
- ↑ しかも、もう一人の主人公であるアスランまでもが、暴挙を目撃しながら見て見ぬフリをしている。ただし、小説版では「住民感情を考慮して止める訳にもいかず、あの兵士達を殺したのも自分だ」とアスランが自己嫌悪している場面がある。
- ↑ ただし、複数のモビルスーツを脱走時に持ち出しているため、一概に放置できない事情はある。ちなみに結果的に無差別攻撃を行ったザフトは、ロンド・ミナ・サハクの手によって全機殲滅されている。
- ↑ 階級がないザフトには士官もいないはずなので、単にアカデミーと呼ばれることもある。
- ↑ 身も蓋も無い事を言ってしまえば原作再現の都合も含まれているのだが。
- ↑ 『第3次α』や『X-Ω』劇中ではSTMCやZマスターを指して「ザフトの科学力と地球側の兵器を奪取すれば敵ではない」「あんな化け物はどうとでもなる」と断じる始末であった。
資料リンク
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