「エルピー・プル」の版間の差分

提供: スーパーロボット大戦Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
 
(63人の利用者による、間の159版が非表示)
1行目: 1行目:
== エルピー・プル(Elpeo Ple) ==
+
{{登場人物概要
*[[登場作品]][[機動戦士ガンダムΖΖ]]
+
| 外国語表記 = [[外国語表記::Elpeo Ple]]<ref>[http://www.gundam-zz.net/character/11.html CHARACTER]、機動戦士ガンダムZZ 公式サイト、サンライズ、2022年1月8日閲覧。</ref>
*[[声優]]:本多知恵子
+
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
*種族:地球人([[スペースノイド]])
+
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムΖΖ}}
*性別:女
+
| 声優 = {{声優|本多知恵子|SRW=Y}}
*[[年齢]]:10歳
+
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|北爪宏幸}}
*生年月日:宇宙世紀0078年3月8日
+
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第2次スーパーロボット大戦}}
*没年月日:宇宙世紀0088年10月31日
+
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
*身長:150cm
+
}}
*体重:37kg
 
*弱点:くすぐり
 
*所属:[[ネオ・ジオン]]⇒[[エゥーゴ]]
 
*主な搭乗機:[[キュベレイMk-II]]
 
*キャラクターデザイン:北爪宏幸
 
  
 +
{{登場人物概要
 +
| タイトル = プロフィール
 +
| 種族 = [[種族::地球人]]([[スペースノイド]])
 +
| 性別 = [[性別::女]]
 +
| 年齢 = [[年齢::10]]歳
 +
| 生年月日 = 宇宙世紀0078年3月8日
 +
| 没年月日 = 宇宙世紀0088年10月31日
 +
| 身長 = [[身長::150 cm]]
 +
| 体重 = [[体重::37 kg]]
 +
| 血液型 = [[血液型::O]]型
 +
| 特技 = モビルスーツの操縦
 +
| 趣味 = お風呂に入ること
 +
| 好きな食べ物 = チョコレートパフェ
 +
| 弱点 = くすぐり
 +
| 所属 = {{所属 (人物)|ネオ・ジオン}}⇒{{所属 (人物)|エゥーゴ}}
 +
}}
 +
'''エルピー・プル'''は『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』の登場人物。
 +
 +
== 概要 ==
 
10歳という若年ながら[[キュベレイMk-II]]を操る[[ネオ・ジオン]]の[[ニュータイプ]]戦士。
 
10歳という若年ながら[[キュベレイMk-II]]を操る[[ネオ・ジオン]]の[[ニュータイプ]]戦士。
  
[[プルツー]]を初めとする[[クローン]]・[[ニュータイプ]]([[プルクローン]])の素体となった少女でもある。『ガンダムΖΖ』において人気の高いキャラクターの一人である(詳しくは[[#余談]]を参照)。
+
[[プルツー]]を初めとする[[クローン]]・ニュータイプ([[プルクローン]])の素体となった少女でもある。『ガンダムΖΖ』において人気の高いキャラクターの一人である(詳しくは[[#余談]]を参照)。
  
アクシズ内部に潜入していた[[ジュドー・アーシタ]]を慕い、捕虜扱いで[[アーガマ]]に乗り込む。明るく天真爛漫な性格でジュドーらを振り回しつつもジュドーの妹分として納まるが、[[プルツー]]との戦いで死亡。死亡後、霊体となって[[ララァ・スン]]、[[フォウ・ムラサメ]]などといった[[ニュータイプ]]と[[強化人間]]達と共にハマーンとの戦いにピンチとなったジュドーに力を貸す。
+
[[アクシズ]]内部に潜入していた[[ジュドー・アーシタ]]を慕い、捕虜扱いで[[アーガマ]]に乗り込む。明るく天真爛漫な[[性格]]でジュドーらを振り回しつつもジュドーの妹分として納まるが、プルツーとの戦いで死亡。死亡後、霊体となって[[ララァ・スン]]、[[フォウ・ムラサメ]]などといったニュータイプと[[強化人間]]達と共にハマーンとの戦いにピンチとなったジュドーに力を貸す。
  
どのメディアでもファミリーネームである「プル」で呼ばれるのが一般的だが、ボンボン版だとファーストネームである「エルピー」で呼ばれていた。
+
どのメディアでもファミリーネームである「プル」で呼ばれるのが一般的だが、ボンボン版だとファーストネームである「エルピー」で呼ばれる。
  
 
=== プルシリーズとの違い ===
 
=== プルシリーズとの違い ===
よく勘違いされるが、[[強化人間]]であるプルシリーズと違い彼女は純粋なニュータイプであるとされる。作中やや気性の激しい点があることやクローン達が強化人間と言われること、グレミーにパイロットとして養成されていたことが『[[機動戦士Ζガンダム]]』のニュータイプ研究所を想起させると言う点から来る誤解と思われるが、実際は気性の激しさは10歳という年齢を考えれば妥当であり、グレミーの養成機関に関してもニュータイプに限った養成機関という設定があるわけでもない。
+
よく勘違いされるが、[[強化人間]]であるプルシリーズと違い彼女は純粋な[[ニュータイプ]]であるとされる。作中やや気性の激しい点があることやクローン達が強化人間と言われること、[[グレミー・トト]]にパイロットとして養成されていたことが『[[機動戦士Ζガンダム]]』のニュータイプ研究所を想起させると言う点から来る誤解と思われるが、実際は気性の激しさは10歳という年齢を考えれば妥当であり、グレミーの養成機関に関してもニュータイプに限った養成機関という設定があるわけでもない。
  
 
クローンに関して『[[機動戦士ガンダムUC]]』にてプルトゥエルブこと[[マリーダ・クルス]]が「遺伝子調整で先天的に強化されたタイプの強化人間」とあるが、プルシリーズが薬物に頼らなくとも良いことを考えると従来の人工ニュータイプと言うべき強化人間に対して、プルシリーズはあくまでプルの高いニュータイプ能力を下敷きにそれを出生の時点で人工的に早期覚醒させる処理を「強化」と呼んでいた可能性が高い。
 
クローンに関して『[[機動戦士ガンダムUC]]』にてプルトゥエルブこと[[マリーダ・クルス]]が「遺伝子調整で先天的に強化されたタイプの強化人間」とあるが、プルシリーズが薬物に頼らなくとも良いことを考えると従来の人工ニュータイプと言うべき強化人間に対して、プルシリーズはあくまでプルの高いニュータイプ能力を下敷きにそれを出生の時点で人工的に早期覚醒させる処理を「強化」と呼んでいた可能性が高い。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
登場した際には自軍参入の条件が課せられる場合がほとんどで、作品によっては無条件で参入するケースも。プレイヤーの選択次第では戦死する場合もあるが、無条件で死が確定しているのは、直接登場しない『[[スーパーロボット大戦D]]』のみ。
+
登場した際には自軍参入の条件が課せられる場合がほとんどで、作品によっては無条件で参入するケースも。プレイヤーの選択次第では戦死する場合もあるが、無条件で死が確定しているのは、直接登場しない『[[スーパーロボット大戦D|D]]』のみ。
  
大半の作品では戦闘用・サポート用をバランスよく折衷した使い勝手の良い[[精神コマンド]]を持ち、[[能力]]値もジュドー達トップエースの[[ニュータイプ]]に次いで高く、1軍でも通用するレベル。[[小隊]]制の作品では小隊長と小隊員を兼任できるバイプレイヤーとして活躍できる。
+
大半の作品では戦闘用・サポート用をバランスよく折衷した使い勝手の良い[[精神コマンド]]を持ち、[[能力]]値もジュドー達トップエースの[[ニュータイプ]]に次いで高く、一軍でも通用するレベル。[[小隊]]制の作品では小隊長と小隊員を兼任できるバイプレイヤーとして活躍できる。
  
前述の通り、原作で死亡しているキャラの中では破格の待遇とも言える優遇を受けており、ファンにもスタッフにも愛されている事が窺える。また、プルツーと共に仲間になる機会が多く、彼女と非常に仲が良い描写はもちろん、プルツーとの[[合体攻撃]]が用意されていることもある。そういった点も含めて、スパロボならではの『if』([[スパロボ補正]])を最も色濃く体現しているキャラクターの1人と言えるだろう。なお、旧シリーズでは[[強化人間]]とされている。
+
前述の通り、原作で死亡しているキャラの中では破格の待遇とも言える優遇を受けており、ファンにもスタッフにも愛されている事が窺える。また、プルツーと共に仲間になる機会が多く、彼女と非常に仲が良い描写はもちろん、プルツーとの[[合体攻撃]]が用意されていることもある。そういった点も含めて、スパロボならではの「if」([[スパロボ補正]])を最も色濃く体現しているキャラクターの1人と言えるだろう。なお、旧シリーズ及び『[[OE]]』では[[強化人間]]とされている。
  
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
;[[第2次スーパーロボット大戦]]
+
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦}}
:初出演作品。[[DC]]所属。ジュドーで[[説得]]可能。[[クィン・マンサ]]の入手に関わる。ただし、シナリオ「月面の死闘」で[[プルツー]]に撃墜されると死亡してしまう。また、初対面のジュドーを'''おじさん'''呼ばわりし、ジュドーからの説得を受けている最中に邪魔をしてきた[[ハマーン・カーン]]に対しては'''「オバさんはだまっててよ!」'''と発言する等、色々な意味で衝撃的なイベントもある。
+
:初登場作品。[[DC]]所属。[[隠し要素/第2次|隠し要素]]でジュドーで[[説得]]可能。[[クィン・マンサ]]の入手に関わる。ただし、シナリオ「月面の死闘」で[[プルツー]]に撃墜されると死亡してしまう。また、初対面のジュドーを'''おじさん'''呼ばわりし、ジュドーからの説得を受けている最中に邪魔をしてきた[[ハマーン・カーン]]に対しては「'''オバさんはだまっててよ!'''」と発言する等、色々な意味で衝撃的なイベントもある。
;;[[第2次スーパーロボット大戦G]]
+
:;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦G}}
::第2次に準拠。[[プルツー]]が登場しないので、死亡する事は無くなった。
+
::『第2次』に準拠。[[隠し要素/第2次G|隠し要素]]で仲間に。[[プルツー]]が登場しないので、死亡する事は無くなった。
;[[第3次スーパーロボット大戦]]
+
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦}}
:ジュドーがかまってくれないので……という、強引な…あるいは、子供らしいとも解釈出来る理由で再び[[DC]]に所属する。ジュドーで説得可能。何故か[[アムロ・レイ]]や[[カミーユ・ビダン]]よりも[[回避]]の合計が10ポイント近く上であり、自軍の中では最も回避が高い。さらに[[幸運]]を覚えるのでレベルもガンガン上がり、元々高いステータスがレベル差で更に高くなる。欠点は[[陸]]の[[地形]]適応が少し悪いことと、攻撃力が低めであることか。
+
:'''「ジュドーがかまってくれないので」という強引な理由で再びDCに所属する'''(子供らしいとも言えるが)。[[隠し要素/第3次|隠し要素]]でジュドーで説得可能。
;[[スーパーロボット大戦EX]]
+
:なお、グレミーは'''予めプルにマインドコントロールを施していたのだが、全然効いておらず'''プルが寝返った際に頭を抱えてしまった。何故か[[アムロ・レイ]]や[[カミーユ・ビダン]]よりも[[回避]]の合計が10ポイント近く上であり、自軍の中では最も回避が高い。さらに[[幸運]]を覚えるのでレベルもガンガン上がり、元々高いステータスがレベル差で更に高くなる。欠点は[[陸]]の[[地形]]適応が少し悪いことと、攻撃力が低めであることか。
:[[リューネ・ゾルダーク|リューネ]]の章で登場。アムロを'''おじちゃん'''呼ばわりするという第2次と似た場面も。[[マサキ・アンドー|マサキ]]遭遇ルートを通るとジュドーの居るマサキ隊に移ってしまうが、リューネがマサキ隊に移る時は大人しくしている。二回行動が早く、幸運・ひらめきが使える為にMSパイロットの中では使える方。
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦EX}}
;[[第4次スーパーロボット大戦]]
+
:[[リューネ・ゾルダーク|リューネ]]の章で登場。アムロを'''おじちゃん'''呼ばわりするという『第2次』と似た場面も。[[マサキ・アンドー|マサキ]]遭遇ルートを通るとジュドーの居るマサキ隊に移ってしまうが、リューネがマサキ隊に移る時は大人しくしている。[[2回行動]]が早く、幸運・[[ひらめき]]が使える為に[[MS]]パイロットの中では使える方。
:リアル系のみ、ルート次第で[[プルツー]]共々敵として登場(洗脳はされていない)。説得で味方にできるが、数マップでしか使えない。なお[[ニュータイプ]]ではなく[[強化人間]]の技能を持っている。
+
;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦}}
;;[[第4次スーパーロボット大戦S]]
+
:[[リアル系]]のみ、[[隠し要素/第4次|条件次第]]で[[ミネバ・ラオ・ザビ|ミネバ]]を匿うために[[プルツー]]共々敵として登場(洗脳はされていない<ref>というより、ゲーム上ではノイエDC扱いになるが、シナリオ上ではノイエDCとは対立している。</ref>)。説得で2人共味方にできるが、数マップでしか使えない。なお[[ニュータイプ]]ではなく[[強化人間]]の技能を持っている。
 +
:ジュドーやプルツーと違って[[幸運]]を使えるため、シナリオ「ハマーンの影」クリア前後に[[ΖΖガンダム]]へ乗り換えさせておき、シナリオ「荒野の死闘」で[[コロス]]とその周囲の敵を[[マップ兵器]]で倒せばレベルを70代まで上げることもできる。もっともその強さを発揮できるのは最終面しか残っていないが。
 +
:;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦S}}
 
::脇役では珍しく声が入っている。
 
::脇役では珍しく声が入っている。
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F完結編}}
:[[マ・クベ]]に人質にされる。貴重なファンネル搭載機を[[ロンド・ベル]]に初めて持って来てくれるので極めて重要。今作ではカミーユやジュドー等の台詞が新規収録されている中、彼女にはない。
+
:[[マ・クベ]]に人質にされる。貴重な[[ファンネル]]搭載機を[[ロンド・ベル]]に初めて持って来てくれるので極めて重要。人質の件で頼り無い印象を持つかも知れないが、リアル系[[幸運]]持ちの中でもとりわけ[[精神コマンド]]と能力値が優秀で、特に[[集中]]を持つ事からジュドーよりも使い易い。ジュドーと比べ[[覚醒]]を覚えず[[SP]]や能力値も僅かながら劣るものの、アタッカーとして最後まで運用可能なポテンシャルは十分にある。アムロ等と同じく、ニュータイプレベルが9まで到達し得る数少ない一人でもある。
 +
:本作ではカミーユやジュドー等の台詞が新規収録されている中、彼女にはない。
 +
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦コンプリートボックス}}
 +
:3部作全てに登場する。多くのパイロットの幸運が[[努力]]に差し替えられた中、プルはその全てで幸運を覚える希少なパイロットとなっている。
 +
:ハイメガキャノンが[[マップ兵器]]に変更された『第2次』、MSパイロットの幸運が大幅に削られた『第3次』共に、[[ΖΖガンダム]]に乗せて資金稼ぎに使うのがベター。説得せずに撃破した場合、前者では[[バイオセンサー]]を、後者ではなんと[[ハロ]]を落とすが、乗機[[キュベレイMk-II]]の存在やプルツー加入フラグにも関わってくるため仲間にした方が得だろう。
 +
:『EX』のリューネの章にはマップ兵器持ちのMSがいないのが残念だが、それでも貴重な幸運要員である事に変わりはない。ただし攻撃力が『第2次』『第3次』と比較してかなり低く設定されており、なんと一般兵や人工知能改すらも下回っている。幸運を使う場合は対象のHPをしっかりと削るよ心掛けたい。
  
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦α]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α}}
 
:原作通りの設定で登場。ジュドーで説得可能。
 
:原作通りの設定で登場。ジュドーで説得可能。
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α外伝}}
:第2話で仲間になる。今作にて台詞に新録が入った。NT系で援護を覚えるパイロットとしては比較的能力が高く、登場も早い。味方では[[覚醒]]を最も早く覚える上に、[[激励]]も覚え、SPも高くなる成長タイプなので使い道も多い。彼女とジュドーの会話が今回導入された「[[コンテナ]]」の解説になっている。プルツーの説得に関わる。
+
:第2話で仲間になる。今作以降は最初から味方で、台詞に新録が入った。NT系で[[援護]]を覚えるパイロットとしては比較的能力が高く、登場も早い。味方では[[覚醒]]が非隠しキャラでは最も早く覚える上に[[激励]]も覚え、SPも高くなる成長タイプなので使い道も多い。ただ[[魂]]が無く特別[[技量]]が低いため、援護の無い主役系NTや他の援護要員を完全に食ってるわけでもない。[[ホワイトアーク]]に乗せるとサポート役に使える。
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
+
:彼女とジュドーの会話が今回導入された「[[コンテナ]]」の解説になっている。プルツーの説得にも関わる他、[[カリス・ノーティラス|カリス]]と共鳴し、自身の境遇と彼を重ねるシーンがある。
:今回は最初から味方。[[精神コマンド]]、能力値共に小隊員としてはトップクラスのキャラクター。[[魂]]こそ持たないが、能力的には小隊長でも通用する。基本的には[[覚醒]]要員として強力なユニットの小隊員として使うプレイヤーが多いだろうが。また、これまで彼女と[[プルツー]]は[[技量]]が低めに設定されていたが今作から平均より少し高い程度になった。なお、[[プルクローン]]の初登場時には戦闘不能になって強制離脱してしまうシナリオがある。
+
:ちなみにバストアップのグラフィックが新規に描き下ろされており、本作で共演する『[[戦闘メカ ザブングル|ザブングル]]』のキャラのような「ネジ目」となっている。
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
+
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦α}}
:第2次α同様、最初から味方として登場する。使い勝手も同様。[[プルツー]]との撃墜数の合計が[[キュベレイ]]、[[クィン・マンサ]]、[[量産型キュベレイ]]の入手フラグに関わる。
+
:[[精神コマンド]]、能力値共に小隊員としてはトップクラスのキャラクター。[[魂]]こそ持たないが、能力的には小隊長でも通用する。基本的には[[覚醒]]要員として強力なユニットの小隊員として使うプレイヤーが多いだろうが。また、これまで彼女と[[プルツー]]は[[技量]]が低めに設定されていたが今作から平均より少し高い程度になった。なお、[[プルクローン]]の初登場時には戦闘不能になって強制離脱してしまうシナリオがある。[[ハマーン・カーン|ハマーン]]共闘ルートでは彼女とプルツーの撃墜数が[[量産型キュベレイ]]の入手フラグに関わっているが、キュベレイMk-IIではやや撃墜数を稼ぎにくいため使いやすい[[全体攻撃]]や[[MAP兵器]]を持つ機体に[[乗り換え]]を推奨。本作では性格が強気に上がっている。
 +
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
 +
:前作と立ち位置、使い勝手は同様。[[プルツー]]との撃墜数の合計が[[キュベレイ]]、[[クィン・マンサ]]、[[量産型キュベレイ]]の入手フラグに関わる。
  
 
=== COMPACTシリーズ ===
 
=== COMPACTシリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT}}
 
:初登場シナリオでは説得できない。後のシナリオ「サイレント・ヴォイス」にて、ジュドーで説得可能。
 
:初登場シナリオでは説得できない。後のシナリオ「サイレント・ヴォイス」にて、ジュドーで説得可能。
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第1部]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇}}
:条件を満たすと敵として登場する。本作ではパイロットとして使用出来ないが、救助した場合、第3部でパイロットとして登場する。
+
:条件を満たすと敵として登場する。本作ではパイロットとして使用出来ないが、救助した場合、第2部でパイロットとして登場する。
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第2部]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇}}
 
:第1部で彼女を救出したデータを引き継ぐと味方として登場する。[[ドーベン・ウルフ]]に乗る。なんと'''[[プルツー]]と二択'''。ファンは泣いていい。
 
:第1部で彼女を救出したデータを引き継ぐと味方として登場する。[[ドーベン・ウルフ]]に乗る。なんと'''[[プルツー]]と二択'''。ファンは泣いていい。
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇}}
:[[プルツー]]より若干使い勝手が良いが、[[ドーベン・ウルフ]]がどうにも・・・。出撃枠が足りない事も多いのだが。
+
:[[プルツー]]より若干使い勝手が良いが、[[ドーベン・ウルフ]]がどうにも……。出撃枠が足りない事も多いのだが。
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦IMPACT}}
:COMPACT2第2部と違い'''[[プルツー]]と両立可能'''。[[キュベレイ]]も手に入り、リメイク前に泣いたファンは歓喜する。しかし[[援護攻撃]]ができなくなってしまった。私服ではなく、何故か[[エゥーゴ]]のノーマルスーツを着用している。
+
:『COMPACT2第2部』と違い'''[[プルツー]]と両立可能'''。[[キュベレイMk-II]]も手に入るなど、リメイク前に泣いたファンには嬉しい仕様。しかし[[援護攻撃]]ができなくなってしまった。[[特殊技能]]「[[がんばり屋]]」を持っているので、極力[[気力]]を高めていけば常時[[努力]]状態も夢ではない。私服ではなく、何故か[[エゥーゴ]]のノーマルスーツを着用している。
 +
:第1部で、条件を満たせば仲間になる。[[ニュータイプ]]レベルが9まで上がり、能力値も高い優秀な部類に入る。ただ、[[援護防御]]はまず必要ないので、『回避率+』などで上書きした方がいいだろう。
  
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦A]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A}}
 
:本作ではジュドーの参戦が非常に遅いため、中盤の彼女の登場ステージにおいてジュドーではなく[[カミーユ・ビダン]]が説得条件に関わる。強力な[[強化パーツ]]との二択なので、撃墜される事もしばしば。[[祝福]]、[[脱力]]、[[激励]]を覚えるのでサポート役としても使える。
 
:本作ではジュドーの参戦が非常に遅いため、中盤の彼女の登場ステージにおいてジュドーではなく[[カミーユ・ビダン]]が説得条件に関わる。強力な[[強化パーツ]]との二択なので、撃墜される事もしばしば。[[祝福]]、[[脱力]]、[[激励]]を覚えるのでサポート役としても使える。
;;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]
+
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}}
::基本的にGBA版と同じだが、殆どの説得キャラ撃墜のパーツがグレードダウンしてる中、彼女を撃墜した時のパーツは何と'''勇者の印'''なため、ますます見放されてしまうことに…。
+
::基本的にGBA版と同じだが、殆どの説得キャラ撃墜のパーツがグレードダウンしている中、彼女を撃墜した時のパーツは何と'''勇者の印'''なため、ますます見放されてしまうことに…。
;[[スーパーロボット大戦R]]
+
::追加要素では[[エースボーナス]]が特徴的で「[[プルツー]]への[[援護攻撃]]時、ダメージ'''2倍'''」と、通常状態から強化される倍率としてはシリーズでもトップ。条件は厳しいが仲間にするなら活用しない手は無い。
:中盤で[[コロニー]]落とし阻止ルートを選んだ場合、ジュドーで説得可能。説得の際、風呂とパフェの話を持ち出す。ちなみに原作でジュドーはプルのパフェを食べるというより飲んでいた。[[ネェル・アーガマ]]の風呂が壊れていて駄々をこねていたが、[[岡めぐみ]]のアイデアで五右衛門風呂に入った。精神コマンドはAと同じ。
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦R}}
 +
:中盤で[[コロニー]]落とし阻止ルートを選んだ場合、ジュドーで説得可能。説得の際、風呂とパフェの話を持ち出す。ちなみに原作でジュドーはプルのパフェを食べるというより飲んでいた。[[ネェル・アーガマ]]の風呂が壊れていて駄々をこねていたが、[[岡めぐみ]]のアイデアで五右衛門風呂に入った。精神コマンドは『A』と同じ。
 
;[[スーパーロボット大戦D]]
 
;[[スーパーロボット大戦D]]
 
:原作終了のため故人だが名前は出てくる。また、ジュドーを乗せた[[Ζガンダム]]や[[Hi-νガンダム]]で、ウェイブライダー突撃やフィン・ファンネルを使うと、[[プルツー]]と共に彼女の幻影が見える。
 
:原作終了のため故人だが名前は出てくる。また、ジュドーを乗せた[[Ζガンダム]]や[[Hi-νガンダム]]で、ウェイブライダー突撃やフィン・ファンネルを使うと、[[プルツー]]と共に彼女の幻影が見える。
 +
 +
=== VXT三部作 ===
 +
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦V}}
 +
:原作終了後の時系列だが生存しており、中盤で[[プルツー]]と共に加入する。今回スパロボでは初となるマリーダとの共演を果たす。[[祝福]]・[[脱力]]を持ち、戦闘もサポートもこなせるのが魅力だが、キュベレイMk-IIの火力はあまり高くないので、積極的に乗り換えを行いたい。乗機の候補は[[Ξガンダム]]あたりか。カスタムボーナスにより、移動力の補強に強化パーツスロットを充てる必要性が無くなるので、SP関連の強化パーツなど、自由が効く。
 +
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X}}
 +
:[[プルツー]]との戦いで行方不明となっていたが、ゾギリアに回収されていて[[ヴィルヘルム・ハーン|ハーン]]に精神制御されてしまう。マナの国ルート第16話で敵として登場するが、その後はすぐに仲間になる。
 +
:本作では久々にプルツーの説得イベントがある。プルツー自体は無条件で加入するが、グレミーのフラグに関わるため見落としてしまわないように。
 +
:[[祝福]]・[[脱力]]を持ち、そこそこ高い能力値とNTLvのため、[[メタス]]等で育てるのも有用。後半は余った[[サザビー]]などを譲ってもいい。問題はむしろ加入直後の乗機で、[[セシリー・フェアチャイルド|セシリー]]と[[ビギナ・ギナ]]を取り合うことになるかも。2人とも育てたいなら、後々で[[ミック・ジャック|ミック]]や[[マニィ・アンバサダ|マニィ]]といったGレコ勢のパイロットに回せる(=[[ニュータイプ]]技能を必要としない)[[G-アルケイン フルドレス]]や[[リ・ガズィ]]あたりを改造しておくと、機体不足を解消できる。
 +
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦T}}
 +
:原作同様にプルツーとの戦いで命を落としたものと思われていたが、条件を満たしていると、アナハイムのある部署にニュータイプのサンプルとして回収されていて、第35話宇宙ルートにて(地上ルートでは第36話クリアー後に)仲間入りする。
 +
:宇宙ルート第35話では'''ジュドーでプルツーを説得しないと、ポイントが一定数溜まっていても仲間にできない'''ので注意されたし。プルツーが無条件で仲間になり、プルに仲間入りの条件があるという、珍しい作品である。
 +
:使い勝手はVとX同様で、サポートと戦闘の両方をこなす、優秀なパイロットである。ちなみに、版権作品のメインパイロットの中で唯一、脱力を習得する為、強敵との戦いで有用性が高い。他の『脱力を覚えるメインパイロット』は、誕生日と血液型の組み合わせで精神コマンドを変更できる主人公、サブ主人公時の[[サギリ・サクライ|サギリ]]、エキスパンション・シナリオで仲間になる[[シャルロッテ・ヘイスティング|ロッティ]]だけなので、確実に仲間にしておきたい。
  
 
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦64]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦64}}
 
:ジュドーに足りない[[集中]]を持ち、[[幸運]]も持っているので使い易い。
 
:ジュドーに足りない[[集中]]を持ち、[[幸運]]も持っているので使い易い。
;[[スーパーロボット大戦MX]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦MX}}
 
:原作で死んでいる人はとことん出てこない本作だが、生きている。プルツーと[[合体攻撃]]も可能。台詞も新規収録されている。合体攻撃の存在により、UCガンダム系でも屈指のダメージを叩き出せるキャラクターになっている。
 
:原作で死んでいる人はとことん出てこない本作だが、生きている。プルツーと[[合体攻撃]]も可能。台詞も新規収録されている。合体攻撃の存在により、UCガンダム系でも屈指のダメージを叩き出せるキャラクターになっている。
;[[スーパーロボット大戦GC]][[スーパーロボット大戦XO|XO]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦GC}}{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦XO|XO}}
:最初[[ジオン軍]]アクシズ部隊の兵士として登場するがはぐれてしまい、単独行動しているときにジュドーと共鳴して仲間になる。しかし[[恐竜帝国]]との決戦中という妙なタイミング。[[サリー・エーミル]]に大きく影響を与えている。
+
:最初は[[ジオン軍]]アクシズ部隊の兵士として登場するがはぐれてしまい、単独行動しているときにジュドーと共鳴して仲間になる。しかし[[恐竜帝国]]との決戦中という妙なタイミング。[[サリー・エーミル]]に大きく影響を与えている。なお、私服は『GC』では冬服だが、『XO』では夏服になっている。
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}
:プルツーと共に『第3次α』から8年振りの登場。本多氏は故人の為、ライブラリー出演となった。今作では『第4次S』以来17年ぶりに[[ニュータイプ]]ではなく[[強化人間]]で登録されている。
+
:キュベレイMK-IIに搭乗。
 +
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Operation Extend}}
 +
:担当声優の本多氏が故人の為、ライブラリー出演となった。今作では『第4次S』以来17年ぶりに[[ニュータイプ]]ではなく[[強化人間]]で登録されている。この処置はメタ的に彼女もニュータイプにすると'''強化人間を持つ者が[[コネクト・フォース]]に参加しないため'''だと思われる。
 
:[[ΖΖガンダム]]強奪チームの一員として[[シャングリラ (ΖΖ)|シャングリラ]]に潜入し、単独行動中にジュドーと出会う。その後も度々[[ネオ・ジオン]]の兵士として現れ交戦することになる。その後、第5章クリア後のサブミッション「DG細胞の先鋒」において、「ネオ・ジオンが嫌になって抜けてきた」としてジュドーらの元にキュベレイMk-II共々現れる。そのまま[[コネクト・フォース]]の預かりとなって自軍へ加入。なおネオ・ジオン側から彼女の処遇については特に要請はない。
 
:[[ΖΖガンダム]]強奪チームの一員として[[シャングリラ (ΖΖ)|シャングリラ]]に潜入し、単独行動中にジュドーと出会う。その後も度々[[ネオ・ジオン]]の兵士として現れ交戦することになる。その後、第5章クリア後のサブミッション「DG細胞の先鋒」において、「ネオ・ジオンが嫌になって抜けてきた」としてジュドーらの元にキュベレイMk-II共々現れる。そのまま[[コネクト・フォース]]の預かりとなって自軍へ加入。なおネオ・ジオン側から彼女の処遇については特に要請はない。
:今回は[[熱血]]を持たないため火力は低い。その代わりに[[特殊スキル]]と[[エースボーナス]]によって[[SP]]を溜めやすいので、積極的に戦闘させてSPを溜めて[[祝福]]か[[脱力]]、というサポート型の運用方法になるだろう。
+
:機体スペックは低くないものの、今回は[[熱血]]を持たないため火力は低い。その代わりに[[特殊スキル]]と[[エースボーナス]]によって[[SP]]を溜めやすいので、積極的に戦闘させてSPを溜めて[[祝福]]か[[脱力]]、というサポート型の運用方法になるだろう。
 +
:プルツーも仲間になり2機1組なら…とも言われるが、『OE』は数多のガンダムシリーズヒロイン格の存在感が非常に乏しかったり、[[ララァ・スン|ララァ]]達のようにそもそも登場すらなかったりと、その扱いがかなり厳しい作品。その中で考えるとかなり優遇されたガンダム系女性キャラと言えるかも知れない。
 +
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
 +
:キュベレイMk-IIのパイロット。サポートユニットとしても登場。
 +
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
 +
:3章Part14から登場するNPC。原作終了後で生存している設定。
  
 
=== 関連作品 ===
 
=== 関連作品 ===
;[[ヒーロー戦記]]
+
;[[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス]]
 
:ジュドーの家に居候している。ジュドーがアムロ&シャアと共に宝探しをした後に、ジュドーの妹リィナが死神博士に誘拐される事件が発生。ΖΖガンダムが使えないジュドーの代わりにアムロと共に戦う。キュベレイMk-IIに搭乗する。後半、ジュドーの家を訪れると、全裸で走り回ってリィナに追いまわされている。
 
:ジュドーの家に居候している。ジュドーがアムロ&シャアと共に宝探しをした後に、ジュドーの妹リィナが死神博士に誘拐される事件が発生。ΖΖガンダムが使えないジュドーの代わりにアムロと共に戦う。キュベレイMk-IIに搭乗する。後半、ジュドーの家を訪れると、全裸で走り回ってリィナに追いまわされている。
 
:ΖΖガンダムのデータが入らなかったため、ハマーンのキュベレイの色を変えるだけで参戦できる彼女が仲間になるという経緯があったらしい。
 
:ΖΖガンダムのデータが入らなかったため、ハマーンのキュベレイの色を変えるだけで参戦できる彼女が仲間になるという経緯があったらしい。
 
;[[リアルロボット戦線]]
 
;[[リアルロボット戦線]]
:ハマーン及びシャアルートの最終決戦で、ハマーンを倒さずに21ターン目を迎えればグレミーと共に登場。スポット参戦だが味方として操作できる。
+
:ハマーン及び[[シャア・アズナブル|シャア]]ルートの最終決戦で、ハマーンがマップ上に存在している状態で21ターン目を迎えればグレミーと共に登場。攻略本ではNPCと書かれているが実際は操作可能で、その後も離脱しない。
  
== パイロットステータス設定の傾向 ==
+
== パイロットステータス ==
[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]や[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]などに比べるとさすがに能力値が低いが、十分に一線を張れる能力を持つ。乗せる機体次第ではエースも狙える。
+
[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]や[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]などには劣るものの、『ΖΖ』内では文句なくトップクラス。精神コマンドも恵まれている作品が多く、十分に一線を張れる総合能力を持つ。乗せる機体次第ではエースも狙える。
  
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
ほぼ全ての作品で幸運or祝福が使える上、他のコマンドもバランス良く揃ってるのでメインでもサブパイロットとしても活躍できる。
+
ほぼ全ての作品で幸運or祝福が使える上、他のコマンドもバランス良く揃っているのでメインでもサブパイロットとしても活躍できる。
 +
 
 
;[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]
:[[根性]]、[[激怒]]、[[愛]]
+
:'''[[根性]]、[[激怒]]、[[愛]]'''
 
;[[第2次スーパーロボット大戦|第2次(PS版)]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦|第2次(PS版)]]
:[[根性]]、[[幸運]]、[[努力]]、[[気合]]、[[熱血]]、[[愛]]
+
:'''[[根性]]、[[幸運]]、[[努力]]、[[気合]]、[[熱血]]、[[愛]]'''
 
;[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]
:[[根性]]、[[幸運]]、[[熱血]]、[[てかげん]]、[[愛]]、[[激怒]]
+
:'''[[根性]]、[[幸運]]、[[熱血]]、[[てかげん]]、[[愛]]、[[激怒]]'''
 
;[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]
:[[根性]]、[[幸運]]、[[気合]]、[[熱血]]、[[愛]]、[[激怒]]
+
:'''[[根性]]、[[幸運]]、[[気合]]、[[熱血]]、[[愛]]、[[激怒]]'''
 
;[[スーパーロボット大戦EX|EX]]
 
;[[スーパーロボット大戦EX|EX]]
:[[加速]]、[[ひらめき]]、[[幸運]]、[[熱血]]、[[覚醒]]、[[愛]]
+
:'''[[加速]]、[[ひらめき]]、[[幸運]]、[[熱血]]、[[覚醒]]、[[愛]]'''
 
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]
 
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]
:[[根性]]、[[熱血]]、[[幸運]]、[[てかげん]]、[[愛]]、[[激励]]
+
:'''[[根性]]、[[熱血]]、[[幸運]]、[[てかげん]]、[[愛]]、[[激励]]'''
 
;[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]、[[スーパーロボット大戦64|64]]
 
;[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]、[[スーパーロボット大戦64|64]]
:[[みがわり]]、[[集中]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[幸運]]、[[魂]]
+
:'''[[みがわり]]、[[集中]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[幸運]]、[[魂]]'''
;[[スーパーロボット大戦リンクバトラー|リンクバトラー]]
 
:[[ひらめき]]、[[集中]]、[[熱血]]、[[みがわり]]、[[幸運]]、[[魂]]
 
 
;[[スーパーロボット大戦α|α]]
 
;[[スーパーロボット大戦α|α]]
:[[集中]]、[[幸運]]、[[熱血]]、[[愛]]、[[魂]]、[[激励]]
+
:'''[[集中]]、[[幸運]]、[[熱血]]、[[愛]]、[[魂]]、[[激励]]'''
 
;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]
 
;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]
:[[集中]]、[[幸運]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[覚醒]]、[[激励]]
+
:'''[[集中]]、[[幸運]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[覚醒]]、[[激励]]'''
 
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]、[[スーパーロボット大戦MX|MX]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]、[[スーパーロボット大戦MX|MX]]
:[[集中]]、[[ひらめき]]、[[祝福]]、[[熱血]]、[[感応]]、[[覚醒]]
+
:'''[[集中]]、[[ひらめき]]、[[祝福]]、[[熱血]]、[[感応]]、[[覚醒]]'''
 
;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]
 
;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]
:[[集中]]、[[幸運]]、[[ひらめき]]、[[応援]]、[[脱力]]、[[熱血]]
+
:'''[[集中]]、[[幸運]]、[[ひらめき]]、[[応援]]、[[脱力]]、[[熱血]]'''
 +
;[[スーパーロボット大戦A|A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]])、[[スーパーロボット大戦R|R]]
 +
:'''[[集中]]、[[祝福]]、[[熱血]]、[[ひらめき]]、[[脱力]]、[[激励]]'''
 +
;[[スーパーロボット大戦リンクバトラー|リンクバトラー]]
 +
:'''[[ひらめき]]、[[集中]]、[[熱血]]、[[みがわり]]、[[幸運]]、[[魂]]'''
 
;[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])
 
;[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])
:[[集中]]、[[祝福]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[脱力]]、[[激励]]
+
:'''[[集中]]、[[祝福]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[脱力]]、[[激励]]'''
;[[スーパーロボット大戦A|A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]])、[[スーパーロボット大戦R|R]]
 
:[[集中]]、[[祝福]]、[[熱血]]、[[ひらめき]]、[[脱力]]、[[激励]]
 
 
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]
 
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]
:[[集中]]、[[必中]]、[[祝福]]、[[脱力]]
+
:'''[[集中]]、[[必中]]、[[祝福]]、[[脱力]]'''
 +
;[[X-Ω]]
 +
:'''[[閃き]]、[[絆]]、[[熱血]]'''
 +
:;パイロットパーツ装備時
 +
::'''[[天然]]、[[絆]]+、[[覚醒]]'''
 +
;[[スーパーロボット大戦V|V]]、[[スーパーロボット大戦X|X]]、[[スーパーロボット大戦T|T]]
 +
:'''[[閃き]]、[[感応]]、[[狙撃]]、[[祝福]]、[[脱力]]、[[愛]]'''
 
;[[リアルロボット戦線]]
 
;[[リアルロボット戦線]]
:神速、[[覚醒]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[集中]]、[[捨て身]]
+
:'''神速、[[覚醒]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[集中]]、[[捨て身]]'''
  
 
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
 
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
 +
プルツーとは対象的に[[ニュータイプ]]や[[援護防御]]を習得する事が多い。
 
;[[第2次スーパーロボット大戦|第2次(PS版)]]、[[第3次スーパーロボット大戦|第3次(PS版)]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦|第2次(PS版)]]、[[第3次スーパーロボット大戦|第3次(PS版)]]
: [[強化人間|強化人間L5]][[シールド防御|シールド防御L4]][[切り払い|切り払いL4]]
+
:'''[[強化人間]]L5、[[シールド防御]]L4、[[切り払い]]L4'''
; [[スーパーロボット大戦EX|EX(PS版)]]
+
;[[スーパーロボット大戦EX|EX(PS版)]]
: [[強化人間|強化人間L8]][[シールド防御|シールド防御L8]][[切り払い|切り払いL8]]
+
:'''[[強化人間]]L8、[[シールド防御]]L8、[[切り払い]]L8'''
; [[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])
+
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])
: [[強化人間]]、[[切り払い|切り払いL6]]
+
:'''[[強化人間]]、[[切り払い]]L6'''
 
;[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]、[[スーパーロボット大戦COMPACT|COMPACT]]、[[スーパーロボット大戦64|64]]
 
;[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]、[[スーパーロボット大戦COMPACT|COMPACT]]、[[スーパーロボット大戦64|64]]
:[[ニュータイプ|ニュータイプL9]][[シールド防御|シールド防御L1]][[切り払い|切り払いL3]]
+
:'''[[ニュータイプ]]L9、[[シールド防御]]L1、[[切り払い]]L3'''
 
;[[スーパーロボット大戦α|α]]
 
;[[スーパーロボット大戦α|α]]
:[[ニュータイプ|ニュータイプL7]][[シールド防御|シールド防御L5]][[切り払い|切り払いL9]]
+
:'''[[ニュータイプ]]L7、[[シールド防御]]L5、[[切り払い]]L9'''
 
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]
:[[ニュータイプ]]L8、[[切り払い]]L4、[[援護防御]]L2
+
:'''[[ニュータイプ]]L8、[[切り払い]]L4、[[援護防御]]L2'''
 
;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]
 
;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]
:[[ニュータイプ]]L9、[[がんばり屋]]、[[援護防御]]L2
+
:'''[[ニュータイプ]]L9、[[がんばり屋]]、[[援護防御]]L2'''
; [[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])
 
: [[ニュータイプ|ニュータイプL8]]、[[援護|援護L3]]、[[シールド防御]]
 
 
 
 
;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]
 
;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]
:[[ニュータイプ]]L8、[[切り払い]]L5、[[援護攻撃]]L4
+
:'''[[ニュータイプ]]L8、[[切り払い]]L5、[[援護攻撃]]L4'''
 +
;[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])
 +
:'''[[ニュータイプ]]L8、[[援護]]L3、[[シールド防御]]'''
 
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]
 
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]
:[[底力]]、[[強化人間]]、[[精神力]]、[[闘争心]](味方時)
+
:;味方時
:[[底力]]、[[強化人間]]、[[二連撃]]、[[闘争心]](敵対時)
+
::'''[[底力]]、[[強化人間]]、[[精神力]]、[[闘争心]]'''
 +
:;敵対時
 +
::'''[[底力]]、[[強化人間]]、[[二連撃]]、[[闘争心]]'''
 +
;[[スーパーロボット大戦V|V]]、[[スーパーロボット大戦X|X]](味方時)、[[スーパーロボット大戦T|T]]
 +
:'''[[ニュータイプ]]L8、[[サイズ差補正無視]]L2、[[援護防御]]L2'''
 +
;[[スーパーロボット大戦X|X]](敵対時)
 +
:'''[[ニュータイプ]]L8、[[サイズ差補正無視]]L2、[[援護攻撃]]L2、[[精神耐性]]、[[ガード]]L2、[[闘争心]]L2'''
  
=== [[小隊長能力]](隊長効果) ===
+
=== [[小隊長能力]] ===
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]][[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]
+
;クリティカル率+10%
:クリティカル率+10%
+
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』、『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』で採用。
  
 
=== [[エースボーナス]] ===
 
=== [[エースボーナス]] ===
 
;プルツーへの援護攻撃時、ダメージ2倍
 
;プルツーへの援護攻撃時、ダメージ2倍
:[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]でのボーナス。
+
:[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』で採用。[[援護攻撃]]に「[[熱血]]」相応の補正が乗る。[[プルツー]]が攻撃して自身が援護、という形でのみ発動できるため、かなり発動タイミングが限定されるのが難点。
:[[プルツー]]限定だが[[援護攻撃]]に「[[熱血]]」の効果が乗る。実際に使用しているわけではないので、MXでの「熱血クリティカル」が狙える強力な効果。
+
:実際に熱血を使用しているわけではないので、『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』での「熱血クリティカル」が狙える強力な効果。プル自身は援護攻撃に向いた長射程高火力のモビルスーツをあてがいたい。
;精神(攻撃が命中するとSP+4 気力+1)
+
;精神(攻撃が命中するとSP+4 気力+1)
:[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]でのもの。
+
:[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』で採用。
 +
;気力130以上で自軍フェイズの開始時、精神コマンド「集中」がかかる
 +
:[[スーパーロボット大戦V|V]][[スーパーロボット大戦X|X]][[スーパーロボット大戦T|T]]三部作で採用。[[プルツー|妹]][[マリーダ・クルス|達]]と全く同じ。
  
== パイロット[[BGM]] ==
+
=== サポートアビリティ ===
 +
;プルプルプルプルプルゥ~
 +
:SSR。HP2/3以下で攻撃力大アップ。
 +
 
 +
== パイロットBGM ==
 
;「アニメじゃない」
 
;「アニメじゃない」
:前期OP主題歌。「[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]、第2次α・第3次αで採用。
+
:前期OP主題歌。『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』、『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』・『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』で採用。
 
;「サイレント・ヴォイス」
 
;「サイレント・ヴォイス」
:後期OP主題歌。第4次、F、64などの旧シリーズではこちらがメイン。プル役の本多知恵子氏がヴォーカルを務めたカヴァーVer.も存在する。
+
:後期OP主題歌。『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』、『[[スーパーロボット大戦F|F]]』、『[[スーパーロボット大戦64|64]]』などの[[旧シリーズ]]ではこちらがメイン。プル役の本多知恵子氏がヴォーカルを務めたカヴァーVer.も存在する。
 
;「宇宙のジュドー」
 
;「宇宙のジュドー」
:[[スーパーロボット大戦MX|MX]]にて採用。
+
:[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』にて採用。
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
=== [[ネオ・ジオン]]時代 ===
 
=== [[ネオ・ジオン]]時代 ===
 
;[[プルツー]]
 
;[[プルツー]]
:もう一人の自分。スパロボシリーズでは双子の妹になっていることもある。実際は『[[プルクローン|もう一人]]』どころではなかったのだが。
+
:もう一人の自分。SRWでは双子の妹になっていることもある。実際は[[プルクローン|「もう一人」どころではなかった]]のだが。
 
;[[ハマーン・カーン]]
 
;[[ハマーン・カーン]]
:劇中では「同じ国の摂政とパイロット」以外の接点は無い。<br />しかし、原作後期OPにて、「一人アップになったプルの身体から、ハマーンが分離する」映像が描かれ、この二人の関係について様々な憶測が飛び交った。 <br />[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]では'''オバさん'''呼ばわりするシーンも。
+
:劇中では「同じ国の摂政とパイロット」以外の接点は無い。しかし後期OPにて、「一人アップになったプルの身体から、ハマーンが分離する」映像が描かれ、この二人の関係について様々な憶測が飛び交った。
 +
:『[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]』では'''オバさん'''呼ばわりするシーンも。
 
;[[グレミー・トト]]
 
;[[グレミー・トト]]
 
:上官。「ジュドーは敵」という刷り込みを施すが失敗。
 
:上官。「ジュドーは敵」という刷り込みを施すが失敗。
;[[プルクローン]]、[[マリーダ・クルス]]
+
;[[プルクローン]]
 
:プルの[[クローン]]。マリーダが「プルトゥエルブ」であるため、最低でも12人以上いる。部隊を率いていたプルツーと違って特に彼女らとの接点は無かった模様。
 
:プルの[[クローン]]。マリーダが「プルトゥエルブ」であるため、最低でも12人以上いる。部隊を率いていたプルツーと違って特に彼女らとの接点は無かった模様。
 
;[[イリア・パゾム]]
 
;[[イリア・パゾム]]
:原作で面識があったかは不明だが、[[スーパーロボット大戦α|α]]では[[アクシズ]]でリィナを人質にとった彼女の[[ハンマ・ハンマ]]を誤って撃墜してしまう。
+
:原作で面識があったかは不明だが、『[[スーパーロボット大戦α|α]]』では[[アクシズ]]でリィナを人質にとった彼女の[[ハンマ・ハンマ]]を誤って撃墜してしまう。
  
=== [[エゥーゴ]][[カラバ]] ===
+
=== [[エゥーゴ]][[カラバ]] ===
 
;[[ジュドー・アーシタ]]
 
;[[ジュドー・アーシタ]]
 
:元々は敵だったが、その高いニュータイプ能力で共鳴しあう。大気圏突入時の戦闘で命を助けられてからは彼と行動を共にするようになった。
 
:元々は敵だったが、その高いニュータイプ能力で共鳴しあう。大気圏突入時の戦闘で命を助けられてからは彼と行動を共にするようになった。
 
;[[リィナ・アーシタ]]
 
;[[リィナ・アーシタ]]
:ジュドーの「'''妹'''」である故に強い嫉妬心を抱く。それでもダカールではリィナを助けるが、「強化人間は危険」「プルは強化人間」と誤解していたリィナから攻撃され、喧嘩にまで至る。スパロボではそこまで険悪な関係に至った事はなく、リィナを助けようとするジュドーに対して進んでフォローを行う事もある。
+
:ジュドーの「'''妹'''」である故に強い嫉妬心を抱く。それでもダカールではリィナを助けるが、「強化人間は危険」「プルは強化人間」と誤解していたリィナから攻撃され、喧嘩にまで至る。SRWではそこまで険悪な関係に至った事はなく、リィナを助けようとするジュドーに対して進んでフォローを行う事もある。
 
;[[カミーユ・ビダン]]
 
;[[カミーユ・ビダン]]
:原作では精神崩壊した状態の彼としか接触していないが、スパロボでは兄貴分。単身で出撃し、窮地に陥った際に彼の思念の声により的確なアドバイスを受け導かれる。その声を「やさしい声」と評した。また、最終回で彼と共にジュドーに力を貸した。
+
:原作では精神崩壊した状態の彼としか接触していないが、SRWでは兄貴分。単身で出撃し、窮地に陥った際に彼の思念の声により的確なアドバイスを受け導かれる。その声を「やさしい声」と評した。また、最終回で彼と共にジュドーに力を貸した。
 
;[[ファ・ユイリィ]]
 
;[[ファ・ユイリィ]]
:原作では[[ダブリン]]での戦闘で負傷した際に、彼女の手当てを受ける。[[スーパーロボット大戦R|R]]では、刷り込みを解くためにチョコパフェによる説得に加わる。
+
:[[ダブリン]]での戦闘で負傷した際に、彼女の手当てを受ける。『[[スーパーロボット大戦R|R]]』では、刷り込みを解くためにチョコパフェによる説得に加わる。
 
;[[アムロ・レイ]]
 
;[[アムロ・レイ]]
:小説版のみ競演。プル本人曰く「ジュドーと同じ匂いがして好き」(しかし、ジュドーにとって別段嬉しい言葉でもなかった)。[[スーパーロボット大戦EX|EX]][[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]などの旧シリーズでは'''おじちゃん'''呼ばわりする。
+
:小説版のみ競演。プル本人曰く「ジュドーと同じ匂いがして好き」(しかし、ジュドーにとって別段嬉しい言葉でもなかった)。『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』や『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』などの[[旧シリーズ]]では'''おじちゃん'''呼ばわりする(しかもSFC版『EX』はあろうことか'''カミーユよりも若い[[機動戦士ガンダム|1st]]時代のグラフィック'''だったのに'''カミーユはお兄ちゃん扱いである''')。
 
;[[ビーチャ・オーレグ]]、[[モンド・アガケ]]、[[イーノ・アッバーブ]]
 
;[[ビーチャ・オーレグ]]、[[モンド・アガケ]]、[[イーノ・アッバーブ]]
 
:仲間。ただ、彼らを振り回す事が多い。
 
:仲間。ただ、彼らを振り回す事が多い。
215行目: 279行目:
 
=== その他 ===
 
=== その他 ===
 
;[[ララァ・スン]]
 
;[[ララァ・スン]]
:最終回で、彼女と共にジュドーに力を貸した。[[スーパーロボット大戦GC|GC]][[スーパーロボット大戦XO|XO]]では、姉のように可愛がってくれる彼女に懐いていた。
+
:最終回で、彼女と共にジュドーに力を貸した。『[[スーパーロボット大戦GC|GC]][[スーパーロボット大戦XO|XO]])』では、姉のように可愛がってくれる彼女に懐いていた。
 
;[[フォウ・ムラサメ]]
 
;[[フォウ・ムラサメ]]
:最終回で、彼女と共にジュドーに力を貸した。スパロボシリーズ全般では、強化人間繋がりか絡みが非常に多い。
+
:最終回で、彼女と共にジュドーに力を貸した。SRW全般では、強化人間繋がりか絡みが非常に多い。
 
;[[カツ・コバヤシ]]、[[サラ・ザビアロフ]]
 
;[[カツ・コバヤシ]]、[[サラ・ザビアロフ]]
 
:最終回で、彼らと共にジュドーに力を貸した。
 
:最終回で、彼らと共にジュドーに力を貸した。
  
 
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
 
 
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
 
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
 
 
==== 宇宙世紀ガンダムシリーズ ====
 
==== 宇宙世紀ガンダムシリーズ ====
 
;[[マ・クベ]]
 
;[[マ・クベ]]
:[[F完結編]]では、[[プルツー]]と共に人質にされてしまう。
+
:[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』では、[[プルツー]]と共に人質にされてしまう。
 
;[[ロザミア・バダム]]
 
;[[ロザミア・バダム]]
:[[α外伝]]では、彼女の乗る[[サイコガンダムMk-II]]を見て[[強化人間]]が乗っている事を看破したり、ロザミィとして潜入してきた際にクワトロやフォウと共に不穏なものを感じていた。
+
:[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』では、彼女の乗る[[サイコガンダムMk-II]]を見て[[強化人間]]が乗っている事を看破したり、ロザミィとして潜入してきた際にクワトロやフォウと共に不穏なものを感じたりしている。
;[[ウッソ・エヴィン]]、[[マーベット・フィンガーハット]]
 
:α外伝では、未来世界に飛ばされた際、彼らと行動を共にしていた。
 
 
;[[カテジナ・ルース]]
 
;[[カテジナ・ルース]]
:α外伝では、[[ターンX]]の攻撃からウッソを庇って死亡した(皮肉にも原作での自分と同じ死に方)彼女に同情を寄せていた。
+
:『α外伝』では、[[ターンX]]の攻撃から[[ウッソ・エヴィン|ウッソ]]を庇って死亡した彼女に同情を寄せていた。
 +
;[[スベロア・ジンネマン]]
 +
:『V』ではマリーダ絡みで交流を持つ。
 +
;[[マリーダ・クルス]]
 +
:自分のクローンの一人。スパロボでは『V』で初共演し、やはりシナリオ上ではプルツーを入れて3人揃って登場することが多い。[[バンシィ]]に搭乗して暴走する彼女を必死に止めようとする場面も。
  
 
==== アナザーガンダムシリーズ ====
 
==== アナザーガンダムシリーズ ====
 
;[[ガロード・ラン]]
 
;[[ガロード・ラン]]
:[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]では、出会ってすぐに彼が[[ティファ・アディール|気になる子]]がいる事を見破る事に。また、荷物の運搬中に彼のミスによってジュドーが怪我をしてしまった際、素直に謝らない彼に不快感を露にした。
+
:『α外伝』では、出会ってすぐに彼が[[ティファ・アディール|気になる子]]がいる事を見破る事に。また、荷物の運搬中に彼のミスによってジュドーが怪我をしてしまった際、素直に謝らない彼に不快感を露にした。
 
;[[ロアビィ・ロイ]]
 
;[[ロアビィ・ロイ]]
:α外伝では、フリーデンにある予備倉庫を娯楽室にしようとするときに、人使いの荒い彼の指示に嫌々ながらも従い手伝わされる羽目に。
+
:『α外伝』では、[[フリーデン]]にある予備倉庫を娯楽室にしようとする時に、人使いの荒い彼の指示に嫌々ながらも従い手伝わされる羽目に。
 
;[[トニヤ・マーム]]
 
;[[トニヤ・マーム]]
:[[R]]中盤では、ネオ・ジオンによって洗脳をされた際に、彼女や[[ファ・ユイリィ|ファ]]に加え[[南原ちずる|ちずる]]からチョコパフェ絡みの説得をされ正気を取り戻した。
+
:[[スーパーロボット大戦R|R]]』中盤では、ネオ・ジオンによって洗脳をされた際に、彼女や[[ファ・ユイリィ|ファ]]に加え[[南原ちずる|ちずる]]からチョコパフェ絡みの説得をされ正気を取り戻した。
;[[カロン・ラット]]
+
;[[カリス・ノーティラス]]
:Rでは、彼女が所長を務める[[ニュータイプ]]研究所に捕えられていたが、[[ラウンドナイツ]]が駆け付ける前に[[プルツー]]と共に宇宙へ上げられてしまった。
+
:『α外伝』では彼と共鳴し、自身の境遇と彼を重ね、救出時にも尽力する。
  
 
=== リアル系 ===
 
=== リアル系 ===
;[[パイパー・ルウ]]
 
:[[第3次α]]では、[[プルツー]]と一緒に彼をあやした。
 
 
;[[エルチ・カーゴ]]
 
;[[エルチ・カーゴ]]
:α外伝では、未来世界に飛ばされ素性を隠した正体不明であるにも関わらず、彼女に気に入られスカウトされる。
+
:『α外伝』では、未来世界に飛ばされ素性を隠した正体不明であるにも関わらず、彼女に気に入られスカウトされる。
;[[キッド・ホーラ]]
 
:α外伝では、ガンダムだけでは飽き足らずプルの乗る[[キュベレイMk-II]]も奪おうとしていた。
 
  
 
=== スーパー系 ===
 
=== スーパー系 ===
 
;[[兜甲児]]
 
;[[兜甲児]]
:[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]では、[[ティファ・アディール|ティファ]]の描いた絵と同じ場所である海岸を探していた時に海で泳ぎたいと意気投合したり、ウッソをからかったりと和気藹々とした様子を見せた。
+
:『α外伝』では、[[ティファ・アディール|ティファ]]の描いた絵と同じ場所である海岸を探していた時に海で泳ぎたいと意気投合したり、ウッソをからかったりと和気藹々とした様子を見せた。
 
;[[ズリル長官]]
 
;[[ズリル長官]]
:[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]では母星を失った彼らの境遇に同情したようで、不毛な争いを止めるよう訴えるが一蹴されてしまう。
+
:[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』では、母星を失った彼らの境遇に同情したようで、不毛な争いを止めるよう訴えるが一蹴されてしまう。
 
;[[破嵐万丈]]
 
;[[破嵐万丈]]
:α外伝では、[[日本]]でジュドーと共に彼の元で[[イージス計画]]の手伝いをしていた。
+
:『α外伝』では、[[日本]]でジュドーと共に彼の元で[[イージス計画]]の手伝いをしていた。
 
;[[コマンダー・ミレーヌ]]
 
;[[コマンダー・ミレーヌ]]
:IMPACT序盤では彼女に精神操作された状態で登場し、[[ガンドール]]隊へ襲い掛かる。
+
:『IMPACT』の序盤にて彼女に精神操作され、[[ガンドール]]隊を襲撃。
 
;[[真田ケン太]]
 
;[[真田ケン太]]
:第2次αで友達になる。
+
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』で友達になる。
 +
;[[天海護]]
 +
:『第2次α』で友達になる。
 
;[[出雲銀河]]、[[草薙北斗]]
 
;[[出雲銀河]]、[[草薙北斗]]
:MXでは彼らにネェル・アーガマを案内していた。
+
:[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』では彼らにネェル・アーガマを案内していた。
;[[シュテッケン・ラドクリフ]]
 
:[[スーパーロボット大戦GC|GC]]・[[スーパーロボット大戦XO|XO]]では、プルののんきな言動を怒鳴られてしまう。
 
;[[天海護]]
 
:[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]で友達になる。
 
 
;[[シ・タウ]]
 
;[[シ・タウ]]
:[[スーパーロボット大戦MX|MX]]では姉妹であるプルツーが生存している為か、後述にある通りに双子の姉妹である事に否定的であった彼女を非難していた。
+
:『MX』では姉妹であるプルツーが生存している為か、後述にある通りに双子の姉妹である事に否定的であった彼女を非難していた。
 +
;[[忍部ヒミコ]]
 +
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』では同年代の遊び相手。
  
 
=== バンプレストオリジナル ===
 
=== バンプレストオリジナル ===
;[[プレシア・ゼノサキス]]
 
:[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]で共演。彼女との会話場面は一度だけであるが、同年代の友達である事が分かる。
 
 
;[[セレーナ・レシタール]]
 
;[[セレーナ・レシタール]]
:[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]では中盤でスペクトラに敗北した彼女のところへ[[プルツー]]達と一緒に見舞いに行ったり、銃弾を受けて意識不明になった際には他のメンバーと共にセレーナを心配していた。エルマの存在も含めて、プルが最も懐いたバンプレストオリジナルキャラクターだろう。
+
:[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』では中盤で[[スペクトラ・マクレディ|スペクトラ]]に敗北した彼女のところへ[[プルツー]]達と一緒に見舞いに行ったり、銃弾を受けて意識不明になった際には他のメンバーと共にセレーナを心配していた。エルマの存在も含めて、プルが最も懐いたバンプレストオリジナルキャラクターだろう。
 
;[[エルマ]]
 
;[[エルマ]]
:第3次αではエルマの顔にいたずら書きをしていた。しかも、その時のエルマの顔グラフィックもいたずら書きされた状態になっており、必見である。
+
:『第3次α』ではエルマの顔にいたずら書きをしていた。しかも、その時のエルマの顔グラフィックもいたずら書きされた状態になっており、必見である。
 
;[[マイ・コバヤシ]]
 
;[[マイ・コバヤシ]]
:似たような境遇の為か仲が良く、第3次αでは彼女を心配する場面もある。
+
:似たような境遇ゆえか仲が良く、『第3次α』では彼女を心配する場面もある。
 
;[[サリー・エーミル]]
 
;[[サリー・エーミル]]
:捕虜となっていた彼女と知り合い、親友に。サリーがガディソードに捕らわれてしまった際の救出作戦ではジュドーと共に先陣を切る。
+
:捕虜となっていた彼女と知り合い、親友に。サリーが[[ガディソード]]に捕らわれてしまった際の救出作戦ではジュドーと共に先陣を切る。
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
;「プルプルプルプル~っ!」
 
;「プルプルプルプル~っ!」
:プルというキャラクターを良くも悪くも象徴する台詞。しょっちゅう叫んでいそうな印象を持たれがちだが、実際に発言していた話数は数える程度。
+
:プルというキャラクターを良くも悪くも象徴する台詞。しょっちゅう叫んでいそうな印象を持たれがちだが、実際に発言していた話数は数える程度。ただし佐藤元氏の漫画版[[SDガンダム]]では毎回のように連呼しており、そちらの印象が強いという人も。またSDガンダムではこの台詞を連発することも多かったので、そちらの印象の強さの影響はかなり大きい。
 
;「胸がキュンキュンする…でもとっても気持ちがいい…! どうしたんだろう?」
 
;「胸がキュンキュンする…でもとっても気持ちがいい…! どうしたんだろう?」
 
:初登場時、[[シャワーシーン|入浴中]]にジュドーの存在を感じて発した台詞。
 
:初登場時、[[シャワーシーン|入浴中]]にジュドーの存在を感じて発した台詞。
 +
;「ジュドー・アーシタは…私の敵です!」
 +
:第23話、グレミーの元で催眠療法を受けジュドーを敵として認識。普段の天真爛漫な様子が消え去り、プルツーにも通ずる冷酷さを見せている。
 +
;「うわーん、怖いよー! 助けて、ジュドー!!」
 +
:同話、ジュドーからの「チョコパフェを食べよう」から始まる説得を受けて。最初こそジュドーを銃撃するも、何度も説得を受けた事により遂に催眠が解除され、大気圏突入と共にジュドーに助けを求めた。
 
;「あのお姉ちゃん、可哀想…タグって人が死んで3年も1人だったんだよ…なのに、これからは、もっと、ずっと1人なんだよ…」
 
;「あのお姉ちゃん、可哀想…タグって人が死んで3年も1人だったんだよ…なのに、これからは、もっと、ずっと1人なんだよ…」
:ΖΖ第26話より。同話に登場し、砂漠のオアシスの住民に除け者扱いされて不遇のまま死んでいったジオン兵の恋人の無念を晴らす為に[[ゲルググ]]で[[ガンダム・チーム]]に挑みながらも敗北、これまでの生き甲斐も失い精神的にも打ちのめされた砂漠の民の女性マサイ・ンガバを見て、涙を流しながら述べたプルの言葉。
+
:第26話より。同話に登場し、砂漠のオアシスの住民に除け者扱いされて不遇のまま死んでいったジオン兵の恋人の無念を晴らす為に[[ゲルググ]]で[[ガンダム・チーム]]に挑みながらも敗北、これまでの生き甲斐も失い精神的にも打ちのめされた砂漠の民の女性マサイ・ンガバを見て、涙を流しながら述べたプルの言葉。
:プルの天真爛漫な振る舞いを見ていると気付きにくいが、彼女自身が元々孤独な境遇であった事が介間見える。
+
:プルの天真爛漫な振る舞いを見ていると気付きにくいが、下記のセリフとあわせて彼女自身が元々孤独な境遇であった事が介間見える。
;「私よ、死ねえぇぇぇ!!」
+
;「私には親も兄弟もいないから、だからジュドーが欲しいんだよ!」<br/>「なのに、リィナはいいよ。アンタは黙っててもジュドーに可愛がられて、アクシズにきたってグレミーに可愛がられて…私なんて毎日毎日、ヘンな機械を頭に被らされて!」<br/>「ジュドーをちょうだい!ちょうだいよ!アンタは一杯幸せだったじゃない!」
:[[プルツー]]に攻撃した時の台詞。また、彼女の最期の台詞でもある。
+
:第28話にて、ジュドーを独占したいあまり、胸の内にたまった思いを吐露しつつ、リィナとケンカをしはじめる。
 +
;「人はね、人間はね、自分を見るのが不愉快なのよ、でもね、どんなに不愉快でも、どんなに憎くっても自分自身を殺すことも、自分自身をやめることもできないのよ!」<br />「私はあなたよ! あなたは私!」<br />「あなたは、私の一層激しい所だけを持った人でしょ! 私は、エルピー・プル!」<br />「私よ、死ねえぇぇぇ!!」
 +
:第36話。ジュドーの盾となり、[[プルツー]]に攻撃した時の台詞。また、彼女の最期の台詞でもある。
 
;「そのサラダ、私が作ったんだよ。おいしい?」
 
;「そのサラダ、私が作ったんだよ。おいしい?」
:小説版にて、リィナが死んだと思い落ち込むジュドーを励まそうとして、プルがサラダを振る舞う場面がある。その後まもなくプルツーの襲撃が…… 著者が狙ったかどうかは不明だが、サラダは[[死亡フラグ]]の定番メニューである。
+
:小説版にて、リィナが死んだと思い落ち込むジュドーを励まそうとして、プルがサラダを振る舞う場面がある。その後まもなくプルツーの襲撃が…… 著者が狙ったかどうかは不明だが、サラダは[[死亡フラグ]]の[[アストナージ・メドッソ|定番]][[ロイ・フォッカー|メニュー]]である。
;「出ろぉぉぉ! キュベェェレェェイッ!」
 
:ガンダム無双にて指パッチンでゴッドガンダムを呼び出したドモンの真似をして。恐らくサイコミュの応用で呼び出したのだと思われる。
 
  
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
=== 戦闘台詞 ===
+
=== [[特殊戦闘台詞]] ===
 
;「悪いガンダムは落ちちゃえっ!」
 
;「悪いガンダムは落ちちゃえっ!」
:敵の[[ガンダムタイプ|ガンダム]]と戦闘した時の戦闘台詞。
+
:敵の[[ガンダムタイプ|ガンダム]]と戦闘した時の特殊戦闘台詞。
 
;「ヴェスバー! …なんか言いにくい…」
 
;「ヴェスバー! …なんか言いにくい…」
:[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]でF91系の機体に搭乗し、V.S.B.Rを使用した際に発する戦闘台詞。武器名を叫ぶスパロボのお約束に、プルも四苦八苦の様子。
+
:[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』で[[F91]]系の機体に搭乗し、[[V.S.B.R]]を使用した際に発する特殊戦闘台詞。武器名を叫ぶSRWのお約束に、プルも四苦八苦の様子。
 
;「ファンネル! …じゃなくてフィンファンネル!!」
 
;「ファンネル! …じゃなくてフィンファンネル!!」
 
:言い間違えそうになっている。
 
:言い間違えそうになっている。
312行目: 374行目:
 
;「えーっ!? もうやめちゃうの!? もっとあそぼうよーっ!」
 
;「えーっ!? もうやめちゃうの!? もっとあそぼうよーっ!」
 
:『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』の[[中断メッセージ]]の台詞。
 
:『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』の[[中断メッセージ]]の台詞。
;「あっ!! カミーユ兄ちゃんだ! アムロおじさんも一緒だ!!」
+
;「あっ!! カミーユ兄ちゃんだ! アムロおじさんも一緒だ!!」
:『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』にてアムロとカミーユの二人に助けられて。プルのこの言葉にアムロは「おじさんはやめてくれ」とやや渋い顔をしていた。
+
:『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』[[リューネ・ゾルダーク|リューネ]]の章第10話「捕虜救出」より。アムロとカミーユの二人に助けられて。プルのこの言葉にアムロは「おじさんはやめてくれ」とやや渋い顔をしていた。
 
;「ジュドー! あたし達の話、聞いてくれるの?」<br />「あのね、あたし達、シャングリラでミネバちゃんに会ったの。すごくかわいそうだったの。だから、ハマーンの所から、連れ出してあげたの」<br />「それで、ハマーンにくすぐられて…一生懸命逃げて来たんだよ…ううう…うわ~ん、ジュドー! 恐かったよぉ~」<br />「うん…ぐすっ…ホントだよ」
 
;「ジュドー! あたし達の話、聞いてくれるの?」<br />「あのね、あたし達、シャングリラでミネバちゃんに会ったの。すごくかわいそうだったの。だから、ハマーンの所から、連れ出してあげたの」<br />「それで、ハマーンにくすぐられて…一生懸命逃げて来たんだよ…ううう…うわ~ん、ジュドー! 恐かったよぉ~」<br />「うん…ぐすっ…ホントだよ」
:[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]](S)にて。
+
:[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])』「月の裏側」より。あのハマーンがプルをどのようにくすぐったのか、興味がつきない所である。
  
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
'''[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]'''
+
;[[スーパーロボット大戦α|α]]
;「ハマーン…、あたし達の姉妹を戦いに使わないで!」
+
:;「いいよ。どうせ、あたしのじゃないし!」
:第49話「決断」より、[[αナンバーズ]]と休戦したハマーンに対し、プルクローンが戦闘に参加していることを非難していた。
+
::リーンホースJr.隊ルート第43話「プルとアクシズと」より。熟練度が39以上の場合、ジュドーの「…それにしても、[[ドーベン・ウルフ|こいつ]]、新型機だぜ。もらっちゃっていいのかな?」にこう返す。軽い。それで良いのかプル。
;「クワトロ大尉、こんな事するなんて嘘だよね!」<br />「そんなの勝手だよ! そんな事のために隕石を地球に落とすなんて…あたし…イヤだよ!」
+
::もっとも[[シャア専用ザク|熟練度が高い場合]]の方が性能で勝るため、ドーベン・ウルフはハズレ扱いされることが多いのだが。(PS版のみ。[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC版]]は立場が逆転している。)
:第2次αで[[シャア・アズナブル|シャア]]と対峙した際に。「プルのような子供達に未来を残すために立った」と言うシャアを否定し、悲しんでいた。
+
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]
 +
:;「クワトロ大尉、こんな事するなんて嘘だよね!」<br />「そんなの勝手だよ! そんな事のために隕石を地球に落とすなんて…あたし…イヤだよ!」
 +
::第38話「星の屑、再び」に於ける[[シャア・アズナブル|シャア]]との戦闘前会話より。「プルのような子供達に未来を残すために立った」と言うシャアを否定し、悲しんでいた。
 +
:;「ハマーン…、あたし達の姉妹を戦いに使わないで!」
 +
::第49話「決断」より。[[αナンバーズ]]と休戦したハマーンに対し、プルクローンが戦闘に参加していることを非難していた。
 +
:
 +
;[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]
 +
:;「ねえ忍、いつものやってよ! 元気出るから!」
 +
::クォヴレールート第12話「ディーンの日」にて、星間連合と戦闘する際、ジュドーと同じ声の他作品キャラである[[藤原忍|忍]]に対して言った台詞。
 +
:;「待ってよ!まだお化粧、終わってないんだから!」
 +
::第28話「いつか星の海へ」より。エルマの顔に落書きした時の台詞。
 +
:;「嫌だよ、ルネ! 護はあたし達の友達だよ!」
 +
::第36話「激突!勇者VS勇者!」にて。[[パピヨン・ノワール|パピヨン]]が[[レプリジン]]の護に殺された際、パピヨンの仇を討つ気でいたルネに対して言った台詞。この時点ではレプリジン(偽物)である事に気づいていなかったといえ、護が人を殺したことにショックを受けていた。
 +
:;「セレーナ…助かるよね? ねえ、エルマ!」
 +
::セレーナ編第44話「マイホーム・マイフレンズ」より。セレーナが意識不明の重体になった時の台詞。
  
'''[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]'''
+
=== COMPACTシリーズ ===
;「ねえ忍、いつものやってよ! 元気出るから!」
 
:クォヴレールート第12話「ディーンの日」にて、星間連合と戦闘する際、ジュドーと同じ声の他作品キャラである[[藤原忍|忍]]に対して言った台詞。
 
;「待ってよ!まだお化粧、終わってないんだから!」
 
:第3次αのセレーナルートでエルマの顔に落書きした時の台詞。
 
;「セレーナ…助かるよね? ねえ、エルマ!」
 
:第3次αのセレーナルートの中盤でセレーナが意識不明の重体になった時の台詞。
 
;「嫌だよ、ルネ! 護はあたし達の友達だよ!」
 
:第36話「激突!勇者VS勇者!」にて。パピヨンがレプリジンの護に殺された際、パピヨンの仇を討つ気でいたルネに対して言った台詞。この時点ではレプリジン(偽物)である事に気づいていなかったといえ、護が人を殺したことにショックを受けていた。
 
 
 
=== CMPACTシリーズ ===
 
 
;「…うん…プルはプルで、プルツーはプルツーだもんね…」<br />「あたしはエルピー・プル。プルツーもジュドーが好きなんでしょ?」<br />「あはっ、やっぱり! じゃあ友達だね!」
 
;「…うん…プルはプルで、プルツーはプルツーだもんね…」<br />「あたしはエルピー・プル。プルツーもジュドーが好きなんでしょ?」<br />「あはっ、やっぱり! じゃあ友達だね!」
:[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]][[プルツー]]と邂逅した際の遣り取り。当初、プルと同一視される事を拒絶していたプルツーも、プルの言葉に心動かされ、両者はお互いの存在を受け入れてゆく。
+
:[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』第2部宇宙激震篇シーン5自由選択ステージ終了後のインターミッションに於ける[[プルツー]]と邂逅した際の遣り取り。当初、プルと同一視される事を拒絶していたプルツーも、プルの言葉に心動かされ、両者はお互いの存在を受け入れてゆく。
 
;「叫び声だけで威嚇出来るもんね」
 
;「叫び声だけで威嚇出来るもんね」
:[[妖魔帝国]]との最終決戦を前にした[[兜甲児|地]][[剣鉄也|上]][[ゲッターチーム|部]][[ひびき洸|隊]]の[[獣戦機隊|メンツ]]を指して、彼らの勝利を確信する。
+
:『IMPACT』第3部銀河決戦篇第シーン3C自由選択ステージ終了後のインターミッションより。[[妖魔帝国]]との最終決戦を前にした[[兜甲児|地]][[剣鉄也|上]][[ゲッターチーム|部]][[ひびき洸|隊]]の[[獣戦機隊|メンツ]]を指して、彼らの勝利を確信する。
  
 
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
'''[[スーパーロボット大戦MX|MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|MX PORTABLE]])'''
+
;[[スーパーロボット大戦MX|MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|MX PORTABLE]])
;「関係あるもん! 姉妹は助け合うから強いんだから! あたしとプルツーみたいにね!」
+
:;「関係あるもん! 姉妹は助け合うから強いんだから! あたしとプルツーみたいにね!」
:第14話「燃ゆる透水、凍る鬼火」における[[シ・アエン]]or[[シ・タウ]]との戦闘前台詞。彼女達が姉妹である事をプルツーが指摘した際にタウが「そんなことは戦いに関係ない」と突っぱねた為、それを聞いたプルは不快感を隠せなかった。原作ではプルツーに命を奪われたプルが、プルツーとの『姉妹の絆』を主張するというのは、まさにスパロボならの夢の展開である。
+
::第14話「燃ゆる透水、凍る鬼火」における[[シ・アエン]]or[[シ・タウ]]との戦闘前台詞。彼女達が姉妹である事をプルツーが指摘した際にタウが「そんなことは戦いに関係ない」と突っぱねた為、それを聞いたプルは不快感を隠せなかった。原作ではプルツーに命を奪われたプルが、プルツーとの『姉妹の絆』を主張するというのは、まさにスパロボならの夢の展開である。
 +
:
 +
;V
 +
:;「年は上かも知れないけど、マリーダはあたしの妹…! お姉ちゃんの言う事は聞くものだよ」
 +
::ボーナスシナリオ「アクシズの三姉妹」より。姉の特権を利用してマリーダに無茶ぶりする。直後に[[スベロア・ジンネマン|ジンネマン]]に怒られたのは言うまでもない。
  
 
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==
 
;[[キュベレイMk-II]]
 
;[[キュベレイMk-II]]
:メイン搭乗機。ジュドー達と同行した後は最期の時までこの機体に搭乗していないが、SRWではデフォルトの乗機として使用されている。
+
:メイン搭乗機。しかし、ネオ・ジオン離反後はフレシキブル・バインダーを喪失し、エゥーゴの技術では修理も不可能だったため、最期のプルツーとの対峙まで使われなかった。しかし、SRWでは自軍参入後もデフォルトの乗機として使用されている。
 
;[[ΖΖガンダム]]
 
;[[ΖΖガンダム]]
:34話で搭乗。窮地に陥ったルーとビーチャを助けた。
+
:第34話で搭乗。窮地に陥ったルーとビーチャを助けた。
 +
:;コア・ベース
 +
::第33話で搭乗。整備中だったイーノを乗せたままバウと戦闘している。
 
;[[ガンダムMk-II]]
 
;[[ガンダムMk-II]]
:34話で搭乗。グレミーの気配を察知し、彼の居るサンドラを撃沈する為に整備中で左腕の無い当機で出撃した。
+
:第34話で搭乗。グレミーの気配を察知し、彼の居るサンドラを撃沈する為に整備中で左腕の無い当機で出撃したが、多勢に無勢で機体は半壊状態に追い込まれ、プル本人も重症を負った。
  
 
=== スパロボでの搭乗機体 ===
 
=== スパロボでの搭乗機体 ===
 +
;[[クィン・マンサ]]
 +
:[[第2次スーパーロボット大戦]]
 
;[[ドーベン・ウルフ]]
 
;[[ドーベン・ウルフ]]
 
:[[スーパーロボット大戦COMPACT2|COMPACT2]]
 
:[[スーパーロボット大戦COMPACT2|COMPACT2]]
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
*『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場するキャラクターの中でも、エルピー・プルの人気が高かった事が度々ムック本等で語られている。実際、80・90年代に発売されていたプラモデル『元祖SDガンダム』シリーズの説明書で解説役を務めていた事からも、その人気の高さが窺い知れるというものである。これらの事実から、彼女はいわゆる'''「萌えキャラ」の元祖'''の一人であるとも言える。
+
*『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場するキャラクターの中でも、エルピー・プルの人気が高かった事が度々ムック本等で語られている。実際、80・90年代に発売されていたプラモデル『元祖SDガンダム』シリーズの説明書で解説役を務めていた事からも、その人気の高さが窺い知れるというものである。
 +
*本多知恵子氏の死去後のゲーム作品では、[[声優:本多陽子|本多陽子]]氏が代役を務めている(プルツーも同様)。
  
 +
== 脚注 ==
 +
<references />
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
 
<amazon>4199080090</amazon><amazon>B00OC6IC4Y</amazon>
 
<amazon>4199080090</amazon><amazon>B00OC6IC4Y</amazon>

2024年11月14日 (木) 16:15時点における最新版

エルピー・プル
外国語表記 Elpeo Ple[1]
登場作品

ガンダムシリーズ

声優 本多知恵子
デザイン 北爪宏幸
初登場SRW 第2次スーパーロボット大戦
SRWでの分類 パイロット
テンプレートを表示
プロフィール
種族 地球人スペースノイド
性別
生年月日 宇宙世紀0078年3月8日
年齢 10歳
没年月日 宇宙世紀0088年10月31日
身長 150 cm
体重 37 kg
血液型 O型
所属 ネオ・ジオンエゥーゴ
特技 モビルスーツの操縦
趣味 お風呂に入ること
好きな食べ物 チョコレートパフェ
テンプレートを表示

エルピー・プルは『機動戦士ガンダムΖΖ』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

10歳という若年ながらキュベレイMk-IIを操るネオ・ジオンニュータイプ戦士。

プルツーを初めとするクローン・ニュータイプ(プルクローン)の素体となった少女でもある。『ガンダムΖΖ』において人気の高いキャラクターの一人である(詳しくは#余談を参照)。

アクシズ内部に潜入していたジュドー・アーシタを慕い、捕虜扱いでアーガマに乗り込む。明るく天真爛漫な性格でジュドーらを振り回しつつもジュドーの妹分として納まるが、プルツーとの戦いで死亡。死亡後、霊体となってララァ・スンフォウ・ムラサメなどといったニュータイプと強化人間達と共にハマーンとの戦いにピンチとなったジュドーに力を貸す。

どのメディアでもファミリーネームである「プル」で呼ばれるのが一般的だが、ボンボン版だとファーストネームである「エルピー」で呼ばれる。

プルシリーズとの違い[編集 | ソースを編集]

よく勘違いされるが、強化人間であるプルシリーズと違い彼女は純粋なニュータイプであるとされる。作中やや気性の激しい点があることやクローン達が強化人間と言われること、グレミー・トトにパイロットとして養成されていたことが『機動戦士Ζガンダム』のニュータイプ研究所を想起させると言う点から来る誤解と思われるが、実際は気性の激しさは10歳という年齢を考えれば妥当であり、グレミーの養成機関に関してもニュータイプに限った養成機関という設定があるわけでもない。

クローンに関して『機動戦士ガンダムUC』にてプルトゥエルブことマリーダ・クルスが「遺伝子調整で先天的に強化されたタイプの強化人間」とあるが、プルシリーズが薬物に頼らなくとも良いことを考えると従来の人工ニュータイプと言うべき強化人間に対して、プルシリーズはあくまでプルの高いニュータイプ能力を下敷きにそれを出生の時点で人工的に早期覚醒させる処理を「強化」と呼んでいた可能性が高い。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

登場した際には自軍参入の条件が課せられる場合がほとんどで、作品によっては無条件で参入するケースも。プレイヤーの選択次第では戦死する場合もあるが、無条件で死が確定しているのは、直接登場しない『D』のみ。

大半の作品では戦闘用・サポート用をバランスよく折衷した使い勝手の良い精神コマンドを持ち、能力値もジュドー達トップエースのニュータイプに次いで高く、一軍でも通用するレベル。小隊制の作品では小隊長と小隊員を兼任できるバイプレイヤーとして活躍できる。

前述の通り、原作で死亡しているキャラの中では破格の待遇とも言える優遇を受けており、ファンにもスタッフにも愛されている事が窺える。また、プルツーと共に仲間になる機会が多く、彼女と非常に仲が良い描写はもちろん、プルツーとの合体攻撃が用意されていることもある。そういった点も含めて、スパロボならではの「if」(スパロボ補正)を最も色濃く体現しているキャラクターの1人と言えるだろう。なお、旧シリーズ及び『OE』では強化人間とされている。

旧シリーズ[編集 | ソースを編集]

第2次スーパーロボット大戦
初登場作品。DC所属。隠し要素でジュドーで説得可能。クィン・マンサの入手に関わる。ただし、シナリオ「月面の死闘」でプルツーに撃墜されると死亡してしまう。また、初対面のジュドーをおじさん呼ばわりし、ジュドーからの説得を受けている最中に邪魔をしてきたハマーン・カーンに対しては「オバさんはだまっててよ!」と発言する等、色々な意味で衝撃的なイベントもある。
第2次スーパーロボット大戦G
『第2次』に準拠。隠し要素で仲間に。プルツーが登場しないので、死亡する事は無くなった。
第3次スーパーロボット大戦
「ジュドーがかまってくれないので」という強引な理由で再びDCに所属する(子供らしいとも言えるが)。隠し要素でジュドーで説得可能。
なお、グレミーは予めプルにマインドコントロールを施していたのだが、全然効いておらずプルが寝返った際に頭を抱えてしまった。何故かアムロ・レイカミーユ・ビダンよりも回避の合計が10ポイント近く上であり、自軍の中では最も回避が高い。さらに幸運を覚えるのでレベルもガンガン上がり、元々高いステータスがレベル差で更に高くなる。欠点は地形適応が少し悪いことと、攻撃力が低めであることか。
スーパーロボット大戦EX
リューネの章で登場。アムロをおじちゃん呼ばわりするという『第2次』と似た場面も。マサキ遭遇ルートを通るとジュドーの居るマサキ隊に移ってしまうが、リューネがマサキ隊に移る時は大人しくしている。2回行動が早く、幸運・ひらめきが使える為にMSパイロットの中では使える方。
第4次スーパーロボット大戦
リアル系のみ、条件次第ミネバを匿うためにプルツー共々敵として登場(洗脳はされていない[2])。説得で2人共味方にできるが、数マップでしか使えない。なおニュータイプではなく強化人間の技能を持っている。
ジュドーやプルツーと違って幸運を使えるため、シナリオ「ハマーンの影」クリア前後にΖΖガンダムへ乗り換えさせておき、シナリオ「荒野の死闘」でコロスとその周囲の敵をマップ兵器で倒せばレベルを70代まで上げることもできる。もっともその強さを発揮できるのは最終面しか残っていないが。
第4次スーパーロボット大戦S
脇役では珍しく声が入っている。
スーパーロボット大戦F完結編
マ・クベに人質にされる。貴重なファンネル搭載機をロンド・ベルに初めて持って来てくれるので極めて重要。人質の件で頼り無い印象を持つかも知れないが、リアル系幸運持ちの中でもとりわけ精神コマンドと能力値が優秀で、特に集中を持つ事からジュドーよりも使い易い。ジュドーと比べ覚醒を覚えずSPや能力値も僅かながら劣るものの、アタッカーとして最後まで運用可能なポテンシャルは十分にある。アムロ等と同じく、ニュータイプレベルが9まで到達し得る数少ない一人でもある。
本作ではカミーユやジュドー等の台詞が新規収録されている中、彼女にはない。
スーパーロボット大戦コンプリートボックス
3部作全てに登場する。多くのパイロットの幸運が努力に差し替えられた中、プルはその全てで幸運を覚える希少なパイロットとなっている。
ハイメガキャノンがマップ兵器に変更された『第2次』、MSパイロットの幸運が大幅に削られた『第3次』共に、ΖΖガンダムに乗せて資金稼ぎに使うのがベター。説得せずに撃破した場合、前者ではバイオセンサーを、後者ではなんとハロを落とすが、乗機キュベレイMk-IIの存在やプルツー加入フラグにも関わってくるため仲間にした方が得だろう。
『EX』のリューネの章にはマップ兵器持ちのMSがいないのが残念だが、それでも貴重な幸運要員である事に変わりはない。ただし攻撃力が『第2次』『第3次』と比較してかなり低く設定されており、なんと一般兵や人工知能改すらも下回っている。幸運を使う場合は対象のHPをしっかりと削るよ心掛けたい。

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦α
原作通りの設定で登場。ジュドーで説得可能。
スーパーロボット大戦α外伝
第2話で仲間になる。今作以降は最初から味方で、台詞に新録が入った。NT系で援護を覚えるパイロットとしては比較的能力が高く、登場も早い。味方では覚醒が非隠しキャラでは最も早く覚える上に激励も覚え、SPも高くなる成長タイプなので使い道も多い。ただが無く特別技量が低いため、援護の無い主役系NTや他の援護要員を完全に食ってるわけでもない。ホワイトアークに乗せるとサポート役に使える。
彼女とジュドーの会話が今回導入された「コンテナ」の解説になっている。プルツーの説得にも関わる他、カリスと共鳴し、自身の境遇と彼を重ねるシーンがある。
ちなみにバストアップのグラフィックが新規に描き下ろされており、本作で共演する『ザブングル』のキャラのような「ネジ目」となっている。
第2次スーパーロボット大戦α
精神コマンド、能力値共に小隊員としてはトップクラスのキャラクター。こそ持たないが、能力的には小隊長でも通用する。基本的には覚醒要員として強力なユニットの小隊員として使うプレイヤーが多いだろうが。また、これまで彼女とプルツー技量が低めに設定されていたが今作から平均より少し高い程度になった。なお、プルクローンの初登場時には戦闘不能になって強制離脱してしまうシナリオがある。ハマーン共闘ルートでは彼女とプルツーの撃墜数が量産型キュベレイの入手フラグに関わっているが、キュベレイMk-IIではやや撃墜数を稼ぎにくいため使いやすい全体攻撃MAP兵器を持つ機体に乗り換えを推奨。本作では性格が強気に上がっている。
第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
前作と立ち位置、使い勝手は同様。プルツーとの撃墜数の合計がキュベレイクィン・マンサ量産型キュベレイの入手フラグに関わる。

COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦COMPACT
初登場シナリオでは説得できない。後のシナリオ「サイレント・ヴォイス」にて、ジュドーで説得可能。
スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇
条件を満たすと敵として登場する。本作ではパイロットとして使用出来ないが、救助した場合、第2部でパイロットとして登場する。
スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇
第1部で彼女を救出したデータを引き継ぐと味方として登場する。ドーベン・ウルフに乗る。なんとプルツーと二択。ファンは泣いていい。
スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
プルツーより若干使い勝手が良いが、ドーベン・ウルフがどうにも……。出撃枠が足りない事も多いのだが。
スーパーロボット大戦IMPACT
『COMPACT2第2部』と違いプルツーと両立可能キュベレイMk-IIも手に入るなど、リメイク前に泣いたファンには嬉しい仕様。しかし援護攻撃ができなくなってしまった。特殊技能がんばり屋」を持っているので、極力気力を高めていけば常時努力状態も夢ではない。私服ではなく、何故かエゥーゴのノーマルスーツを着用している。
第1部で、条件を満たせば仲間になる。ニュータイプレベルが9まで上がり、能力値も高い優秀な部類に入る。ただ、援護防御はまず必要ないので、『回避率+』などで上書きした方がいいだろう。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦A
本作ではジュドーの参戦が非常に遅いため、中盤の彼女の登場ステージにおいてジュドーではなくカミーユ・ビダンが説得条件に関わる。強力な強化パーツとの二択なので、撃墜される事もしばしば。祝福脱力激励を覚えるのでサポート役としても使える。
スーパーロボット大戦A PORTABLE
基本的にGBA版と同じだが、殆どの説得キャラ撃墜のパーツがグレードダウンしている中、彼女を撃墜した時のパーツは何と勇者の印なため、ますます見放されてしまうことに…。
追加要素ではエースボーナスが特徴的で「プルツーへの援護攻撃時、ダメージ2倍」と、通常状態から強化される倍率としてはシリーズでもトップ。条件は厳しいが仲間にするなら活用しない手は無い。
スーパーロボット大戦R
中盤でコロニー落とし阻止ルートを選んだ場合、ジュドーで説得可能。説得の際、風呂とパフェの話を持ち出す。ちなみに原作でジュドーはプルのパフェを食べるというより飲んでいた。ネェル・アーガマの風呂が壊れていて駄々をこねていたが、岡めぐみのアイデアで五右衛門風呂に入った。精神コマンドは『A』と同じ。
スーパーロボット大戦D
原作終了のため故人だが名前は出てくる。また、ジュドーを乗せたΖガンダムHi-νガンダムで、ウェイブライダー突撃やフィン・ファンネルを使うと、プルツーと共に彼女の幻影が見える。

VXT三部作[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦V
原作終了後の時系列だが生存しており、中盤でプルツーと共に加入する。今回スパロボでは初となるマリーダとの共演を果たす。祝福脱力を持ち、戦闘もサポートもこなせるのが魅力だが、キュベレイMk-IIの火力はあまり高くないので、積極的に乗り換えを行いたい。乗機の候補はΞガンダムあたりか。カスタムボーナスにより、移動力の補強に強化パーツスロットを充てる必要性が無くなるので、SP関連の強化パーツなど、自由が効く。
スーパーロボット大戦X
プルツーとの戦いで行方不明となっていたが、ゾギリアに回収されていてハーンに精神制御されてしまう。マナの国ルート第16話で敵として登場するが、その後はすぐに仲間になる。
本作では久々にプルツーの説得イベントがある。プルツー自体は無条件で加入するが、グレミーのフラグに関わるため見落としてしまわないように。
祝福脱力を持ち、そこそこ高い能力値とNTLvのため、メタス等で育てるのも有用。後半は余ったサザビーなどを譲ってもいい。問題はむしろ加入直後の乗機で、セシリービギナ・ギナを取り合うことになるかも。2人とも育てたいなら、後々でミックマニィといったGレコ勢のパイロットに回せる(=ニュータイプ技能を必要としない)G-アルケイン フルドレスリ・ガズィあたりを改造しておくと、機体不足を解消できる。
スーパーロボット大戦T
原作同様にプルツーとの戦いで命を落としたものと思われていたが、条件を満たしていると、アナハイムのある部署にニュータイプのサンプルとして回収されていて、第35話宇宙ルートにて(地上ルートでは第36話クリアー後に)仲間入りする。
宇宙ルート第35話ではジュドーでプルツーを説得しないと、ポイントが一定数溜まっていても仲間にできないので注意されたし。プルツーが無条件で仲間になり、プルに仲間入りの条件があるという、珍しい作品である。
使い勝手はVとX同様で、サポートと戦闘の両方をこなす、優秀なパイロットである。ちなみに、版権作品のメインパイロットの中で唯一、脱力を習得する為、強敵との戦いで有用性が高い。他の『脱力を覚えるメインパイロット』は、誕生日と血液型の組み合わせで精神コマンドを変更できる主人公、サブ主人公時のサギリ、エキスパンション・シナリオで仲間になるロッティだけなので、確実に仲間にしておきたい。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦64
ジュドーに足りない集中を持ち、幸運も持っているので使い易い。
スーパーロボット大戦MX
原作で死んでいる人はとことん出てこない本作だが、生きている。プルツーと合体攻撃も可能。台詞も新規収録されている。合体攻撃の存在により、UCガンダム系でも屈指のダメージを叩き出せるキャラクターになっている。
スーパーロボット大戦GCXO
最初はジオン軍アクシズ部隊の兵士として登場するがはぐれてしまい、単独行動しているときにジュドーと共鳴して仲間になる。しかし恐竜帝国との決戦中という妙なタイミング。サリー・エーミルに大きく影響を与えている。なお、私服は『GC』では冬服だが、『XO』では夏服になっている。
スーパーロボット大戦Card Chronicle
キュベレイMK-IIに搭乗。
スーパーロボット大戦Operation Extend
担当声優の本多氏が故人の為、ライブラリー出演となった。今作では『第4次S』以来17年ぶりにニュータイプではなく強化人間で登録されている。この処置はメタ的に彼女もニュータイプにすると強化人間を持つ者がコネクト・フォースに参加しないためだと思われる。
ΖΖガンダム強奪チームの一員としてシャングリラに潜入し、単独行動中にジュドーと出会う。その後も度々ネオ・ジオンの兵士として現れ交戦することになる。その後、第5章クリア後のサブミッション「DG細胞の先鋒」において、「ネオ・ジオンが嫌になって抜けてきた」としてジュドーらの元にキュベレイMk-II共々現れる。そのままコネクト・フォースの預かりとなって自軍へ加入。なおネオ・ジオン側から彼女の処遇については特に要請はない。
機体スペックは低くないものの、今回は熱血を持たないため火力は低い。その代わりに特殊スキルエースボーナスによってSPを溜めやすいので、積極的に戦闘させてSPを溜めて祝福脱力、というサポート型の運用方法になるだろう。
プルツーも仲間になり2機1組なら…とも言われるが、『OE』は数多のガンダムシリーズヒロイン格の存在感が非常に乏しかったり、ララァ達のようにそもそも登場すらなかったりと、その扱いがかなり厳しい作品。その中で考えるとかなり優遇されたガンダム系女性キャラと言えるかも知れない。
スーパーロボット大戦X-Ω
キュベレイMk-IIのパイロット。サポートユニットとしても登場。
スーパーロボット大戦DD
3章Part14から登場するNPC。原作終了後で生存している設定。

関連作品[編集 | ソースを編集]

ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス
ジュドーの家に居候している。ジュドーがアムロ&シャアと共に宝探しをした後に、ジュドーの妹リィナが死神博士に誘拐される事件が発生。ΖΖガンダムが使えないジュドーの代わりにアムロと共に戦う。キュベレイMk-IIに搭乗する。後半、ジュドーの家を訪れると、全裸で走り回ってリィナに追いまわされている。
ΖΖガンダムのデータが入らなかったため、ハマーンのキュベレイの色を変えるだけで参戦できる彼女が仲間になるという経緯があったらしい。
リアルロボット戦線
ハマーン及びシャアルートの最終決戦で、ハマーンがマップ上に存在している状態で21ターン目を迎えればグレミーと共に登場。攻略本ではNPCと書かれているが実際は操作可能で、その後も離脱しない。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

ジュドーカミーユなどには劣るものの、『ΖΖ』内では文句なくトップクラス。精神コマンドも恵まれている作品が多く、十分に一線を張れる総合能力を持つ。乗せる機体次第ではエースも狙える。

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

ほぼ全ての作品で幸運or祝福が使える上、他のコマンドもバランス良く揃っているのでメインでもサブパイロットとしても活躍できる。

第2次
根性激怒
第2次(PS版)
根性幸運努力気合熱血
第2次G
根性幸運熱血てかげん激怒
第3次
根性幸運気合熱血激怒
EX
加速ひらめき幸運熱血覚醒
第4次
根性熱血幸運てかげん激励
F完結編64
みがわり集中ひらめき熱血幸運
α
集中幸運熱血激励
α外伝
集中幸運ひらめき熱血覚醒激励
第2次α第3次αMX
集中ひらめき祝福熱血感応覚醒
IMPACT
集中幸運ひらめき応援脱力熱血
AA PORTABLE)、R
集中祝福熱血ひらめき脱力激励
リンクバトラー
ひらめき集中熱血みがわり幸運
GCXO
集中祝福ひらめき熱血脱力激励
OE
集中必中祝福脱力
X-Ω
閃き熱血
パイロットパーツ装備時
天然+、覚醒
VXT
閃き感応狙撃祝福脱力
リアルロボット戦線
神速、覚醒ひらめき熱血集中捨て身

特殊技能(特殊スキル)[編集 | ソースを編集]

プルツーとは対象的にニュータイプ援護防御を習得する事が多い。

第2次(PS版)第3次(PS版)
強化人間L5、シールド防御L4、切り払いL4
EX(PS版)
強化人間L8、シールド防御L8、切り払いL8
第4次S
強化人間切り払いL6
F完結編COMPACT64
ニュータイプL9、シールド防御L1、切り払いL3
α
ニュータイプL7、シールド防御L5、切り払いL9
第2次α第3次α
ニュータイプL8、切り払いL4、援護防御L2
IMPACT
ニュータイプL9、がんばり屋援護防御L2
A PORTABLE
ニュータイプL8、切り払いL5、援護攻撃L4
GC(XO)
ニュータイプL8、援護L3、シールド防御
OE
味方時
底力強化人間精神力闘争心
敵対時
底力強化人間二連撃闘争心
VX(味方時)、T
ニュータイプL8、サイズ差補正無視L2、援護防御L2
X(敵対時)
ニュータイプL8、サイズ差補正無視L2、援護攻撃L2、精神耐性ガードL2、闘争心L2

小隊長能力[編集 | ソースを編集]

クリティカル率+10%
第2次α』、『第3次α』で採用。

エースボーナス[編集 | ソースを編集]

プルツーへの援護攻撃時、ダメージ2倍
A PORTABLE』で採用。援護攻撃に「熱血」相応の補正が乗る。プルツーが攻撃して自身が援護、という形でのみ発動できるため、かなり発動タイミングが限定されるのが難点。
実際に熱血を使用しているわけではないので、『MX』での「熱血クリティカル」が狙える強力な効果。プル自身は援護攻撃に向いた長射程高火力のモビルスーツをあてがいたい。
精神(攻撃が命中するとSP+4 気力+1)
OE』で採用。
気力130以上で自軍フェイズの開始時、精神コマンド「集中」がかかる
VXT三部作で採用。と全く同じ。

サポートアビリティ [編集 | ソースを編集]

プルプルプルプルプルゥ~
SSR。HP2/3以下で攻撃力大アップ。

パイロットBGM[編集 | ソースを編集]

「アニメじゃない」
前期OP主題歌。『IMPACT』、『第2次α』・『第3次α』で採用。
「サイレント・ヴォイス」
後期OP主題歌。『第4次』、『F』、『64』などの旧シリーズではこちらがメイン。プル役の本多知恵子氏がヴォーカルを務めたカヴァーVer.も存在する。
「宇宙のジュドー」
MX』にて採用。

人間関係[編集 | ソースを編集]

ネオ・ジオン時代[編集 | ソースを編集]

プルツー
もう一人の自分。SRWでは双子の妹になっていることもある。実際は「もう一人」どころではなかったのだが。
ハマーン・カーン
劇中では「同じ国の摂政とパイロット」以外の接点は無い。しかし後期OPにて、「一人アップになったプルの身体から、ハマーンが分離する」映像が描かれ、この二人の関係について様々な憶測が飛び交った。
第2次』ではオバさん呼ばわりするシーンも。
グレミー・トト
上官。「ジュドーは敵」という刷り込みを施すが失敗。
プルクローン
プルのクローン。マリーダが「プルトゥエルブ」であるため、最低でも12人以上いる。部隊を率いていたプルツーと違って特に彼女らとの接点は無かった模様。
イリア・パゾム
原作で面識があったかは不明だが、『α』ではアクシズでリィナを人質にとった彼女のハンマ・ハンマを誤って撃墜してしまう。

エゥーゴカラバ[編集 | ソースを編集]

ジュドー・アーシタ
元々は敵だったが、その高いニュータイプ能力で共鳴しあう。大気圏突入時の戦闘で命を助けられてからは彼と行動を共にするようになった。
リィナ・アーシタ
ジュドーの「」である故に強い嫉妬心を抱く。それでもダカールではリィナを助けるが、「強化人間は危険」「プルは強化人間」と誤解していたリィナから攻撃され、喧嘩にまで至る。SRWではそこまで険悪な関係に至った事はなく、リィナを助けようとするジュドーに対して進んでフォローを行う事もある。
カミーユ・ビダン
原作では精神崩壊した状態の彼としか接触していないが、SRWでは兄貴分。単身で出撃し、窮地に陥った際に彼の思念の声により的確なアドバイスを受け導かれる。その声を「やさしい声」と評した。また、最終回で彼と共にジュドーに力を貸した。
ファ・ユイリィ
ダブリンでの戦闘で負傷した際に、彼女の手当てを受ける。『R』では、刷り込みを解くためにチョコパフェによる説得に加わる。
アムロ・レイ
小説版のみ競演。プル本人曰く「ジュドーと同じ匂いがして好き」(しかし、ジュドーにとって別段嬉しい言葉でもなかった)。『EX』や『第4次』などの旧シリーズではおじちゃん呼ばわりする(しかもSFC版『EX』はあろうことかカミーユよりも若い1st時代のグラフィックだったのにカミーユはお兄ちゃん扱いである)。
ビーチャ・オーレグモンド・アガケイーノ・アッバーブ
仲間。ただ、彼らを振り回す事が多い。
エル・ビアンノ
仲間。他の仲間とともにプルに振り回される事が多いが、男性陣と違って割と面倒を見ていた。
ルー・ルカ
仲間。他の仲間とともにプルに振り回される事が多い。

その他[編集 | ソースを編集]

ララァ・スン
最終回で、彼女と共にジュドーに力を貸した。『GCXO)』では、姉のように可愛がってくれる彼女に懐いていた。
フォウ・ムラサメ
最終回で、彼女と共にジュドーに力を貸した。SRW全般では、強化人間繋がりか絡みが非常に多い。
カツ・コバヤシサラ・ザビアロフ
最終回で、彼らと共にジュドーに力を貸した。

他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

ガンダムシリーズ[編集 | ソースを編集]

宇宙世紀ガンダムシリーズ[編集 | ソースを編集]

マ・クベ
F完結編』では、プルツーと共に人質にされてしまう。
ロザミア・バダム
α外伝』では、彼女の乗るサイコガンダムMk-IIを見て強化人間が乗っている事を看破したり、ロザミィとして潜入してきた際にクワトロやフォウと共に不穏なものを感じたりしている。
カテジナ・ルース
『α外伝』では、ターンXの攻撃からウッソを庇って死亡した彼女に同情を寄せていた。
スベロア・ジンネマン
『V』ではマリーダ絡みで交流を持つ。
マリーダ・クルス
自分のクローンの一人。スパロボでは『V』で初共演し、やはりシナリオ上ではプルツーを入れて3人揃って登場することが多い。バンシィに搭乗して暴走する彼女を必死に止めようとする場面も。

アナザーガンダムシリーズ[編集 | ソースを編集]

ガロード・ラン
『α外伝』では、出会ってすぐに彼が気になる子がいる事を見破る事に。また、荷物の運搬中に彼のミスによってジュドーが怪我をしてしまった際、素直に謝らない彼に不快感を露にした。
ロアビィ・ロイ
『α外伝』では、フリーデンにある予備倉庫を娯楽室にしようとする時に、人使いの荒い彼の指示に嫌々ながらも従い手伝わされる羽目に。
トニヤ・マーム
R』中盤では、ネオ・ジオンによって洗脳をされた際に、彼女やファに加えちずるからチョコパフェ絡みの説得をされ正気を取り戻した。
カリス・ノーティラス
『α外伝』では彼と共鳴し、自身の境遇と彼を重ね、救出時にも尽力する。

リアル系[編集 | ソースを編集]

エルチ・カーゴ
『α外伝』では、未来世界に飛ばされ素性を隠した正体不明であるにも関わらず、彼女に気に入られスカウトされる。

スーパー系[編集 | ソースを編集]

兜甲児
『α外伝』では、ティファの描いた絵と同じ場所である海岸を探していた時に海で泳ぎたいと意気投合したり、ウッソをからかったりと和気藹々とした様子を見せた。
ズリル長官
IMPACT』では、母星を失った彼らの境遇に同情したようで、不毛な争いを止めるよう訴えるが一蹴されてしまう。
破嵐万丈
『α外伝』では、日本でジュドーと共に彼の元でイージス計画の手伝いをしていた。
コマンダー・ミレーヌ
『IMPACT』の序盤にて彼女に精神操作され、ガンドール隊を襲撃。
真田ケン太
第2次α』で友達になる。
天海護
『第2次α』で友達になる。
出雲銀河草薙北斗
MX』では彼らにネェル・アーガマを案内していた。
シ・タウ
『MX』では姉妹であるプルツーが生存している為か、後述にある通りに双子の姉妹である事に否定的であった彼女を非難していた。
忍部ヒミコ
X』では同年代の遊び相手。

バンプレストオリジナル[編集 | ソースを編集]

セレーナ・レシタール
第3次α』では中盤でスペクトラに敗北した彼女のところへプルツー達と一緒に見舞いに行ったり、銃弾を受けて意識不明になった際には他のメンバーと共にセレーナを心配していた。エルマの存在も含めて、プルが最も懐いたバンプレストオリジナルキャラクターだろう。
エルマ
『第3次α』ではエルマの顔にいたずら書きをしていた。しかも、その時のエルマの顔グラフィックもいたずら書きされた状態になっており、必見である。
マイ・コバヤシ
似たような境遇ゆえか仲が良く、『第3次α』では彼女を心配する場面もある。
サリー・エーミル
捕虜となっていた彼女と知り合い、親友に。サリーがガディソードに捕らわれてしまった際の救出作戦ではジュドーと共に先陣を切る。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「プルプルプルプル~っ!」
プルというキャラクターを良くも悪くも象徴する台詞。しょっちゅう叫んでいそうな印象を持たれがちだが、実際に発言していた話数は数える程度。ただし佐藤元氏の漫画版SDガンダムでは毎回のように連呼しており、そちらの印象が強いという人も。またSDガンダムではこの台詞を連発することも多かったので、そちらの印象の強さの影響はかなり大きい。
「胸がキュンキュンする…でもとっても気持ちがいい…! どうしたんだろう?」
初登場時、入浴中にジュドーの存在を感じて発した台詞。
「ジュドー・アーシタは…私の敵です!」
第23話、グレミーの元で催眠療法を受けジュドーを敵として認識。普段の天真爛漫な様子が消え去り、プルツーにも通ずる冷酷さを見せている。
「うわーん、怖いよー! 助けて、ジュドー!!」
同話、ジュドーからの「チョコパフェを食べよう」から始まる説得を受けて。最初こそジュドーを銃撃するも、何度も説得を受けた事により遂に催眠が解除され、大気圏突入と共にジュドーに助けを求めた。
「あのお姉ちゃん、可哀想…タグって人が死んで3年も1人だったんだよ…なのに、これからは、もっと、ずっと1人なんだよ…」
第26話より。同話に登場し、砂漠のオアシスの住民に除け者扱いされて不遇のまま死んでいったジオン兵の恋人の無念を晴らす為にゲルググガンダム・チームに挑みながらも敗北、これまでの生き甲斐も失い精神的にも打ちのめされた砂漠の民の女性マサイ・ンガバを見て、涙を流しながら述べたプルの言葉。
プルの天真爛漫な振る舞いを見ていると気付きにくいが、下記のセリフとあわせて彼女自身が元々孤独な境遇であった事が介間見える。
「私には親も兄弟もいないから、だからジュドーが欲しいんだよ!」
「なのに、リィナはいいよ。アンタは黙っててもジュドーに可愛がられて、アクシズにきたってグレミーに可愛がられて…私なんて毎日毎日、ヘンな機械を頭に被らされて!」
「ジュドーをちょうだい!ちょうだいよ!アンタは一杯幸せだったじゃない!」
第28話にて、ジュドーを独占したいあまり、胸の内にたまった思いを吐露しつつ、リィナとケンカをしはじめる。
「人はね、人間はね、自分を見るのが不愉快なのよ、でもね、どんなに不愉快でも、どんなに憎くっても自分自身を殺すことも、自分自身をやめることもできないのよ!」
「私はあなたよ! あなたは私!」
「あなたは、私の一層激しい所だけを持った人でしょ! 私は、エルピー・プル!」
「私よ、死ねえぇぇぇ!!」
第36話。ジュドーの盾となり、プルツーに攻撃した時の台詞。また、彼女の最期の台詞でもある。
「そのサラダ、私が作ったんだよ。おいしい?」
小説版にて、リィナが死んだと思い落ち込むジュドーを励まそうとして、プルがサラダを振る舞う場面がある。その後まもなくプルツーの襲撃が…… 著者が狙ったかどうかは不明だが、サラダは死亡フラグ定番メニューである。

スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]

特殊戦闘台詞[編集 | ソースを編集]

「悪いガンダムは落ちちゃえっ!」
敵のガンダムと戦闘した時の特殊戦闘台詞。
「ヴェスバー! …なんか言いにくい…」
第2次α』でF91系の機体に搭乗し、V.S.B.Rを使用した際に発する特殊戦闘台詞。武器名を叫ぶSRWのお約束に、プルも四苦八苦の様子。
「ファンネル! …じゃなくてフィンファンネル!!」
言い間違えそうになっている。

旧シリーズ[編集 | ソースを編集]

「えーっ!? もうやめちゃうの!? もっとあそぼうよーっ!」
第3次』の中断メッセージの台詞。
「あっ!! カミーユ兄ちゃんだ! アムロおじさんも一緒だ!!」
EXリューネの章第10話「捕虜救出」より。アムロとカミーユの二人に助けられて。プルのこの言葉にアムロは「おじさんはやめてくれ」とやや渋い顔をしていた。
「ジュドー! あたし達の話、聞いてくれるの?」
「あのね、あたし達、シャングリラでミネバちゃんに会ったの。すごくかわいそうだったの。だから、ハマーンの所から、連れ出してあげたの」
「それで、ハマーンにくすぐられて…一生懸命逃げて来たんだよ…ううう…うわ~ん、ジュドー! 恐かったよぉ~」
「うん…ぐすっ…ホントだよ」
第4次S)』「月の裏側」より。あのハマーンがプルをどのようにくすぐったのか、興味がつきない所である。

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

α
「いいよ。どうせ、あたしのじゃないし!」
リーンホースJr.隊ルート第43話「プルとアクシズと」より。熟練度が39以上の場合、ジュドーの「…それにしても、こいつ、新型機だぜ。もらっちゃっていいのかな?」にこう返す。軽い。それで良いのかプル。
もっとも熟練度が高い場合の方が性能で勝るため、ドーベン・ウルフはハズレ扱いされることが多いのだが。(PS版のみ。DC版は立場が逆転している。)
第2次α
「クワトロ大尉、こんな事するなんて嘘だよね!」
「そんなの勝手だよ! そんな事のために隕石を地球に落とすなんて…あたし…イヤだよ!」
第38話「星の屑、再び」に於けるシャアとの戦闘前会話より。「プルのような子供達に未来を残すために立った」と言うシャアを否定し、悲しんでいた。
「ハマーン…、あたし達の姉妹を戦いに使わないで!」
第49話「決断」より。αナンバーズと休戦したハマーンに対し、プルクローンが戦闘に参加していることを非難していた。
第3次α
「ねえ忍、いつものやってよ! 元気出るから!」
クォヴレールート第12話「ディーンの日」にて、星間連合と戦闘する際、ジュドーと同じ声の他作品キャラであるに対して言った台詞。
「待ってよ!まだお化粧、終わってないんだから!」
第28話「いつか星の海へ」より。エルマの顔に落書きした時の台詞。
「嫌だよ、ルネ! 護はあたし達の友達だよ!」
第36話「激突!勇者VS勇者!」にて。パピヨンレプリジンの護に殺された際、パピヨンの仇を討つ気でいたルネに対して言った台詞。この時点ではレプリジン(偽物)である事に気づいていなかったといえ、護が人を殺したことにショックを受けていた。
「セレーナ…助かるよね? ねえ、エルマ!」
セレーナ編第44話「マイホーム・マイフレンズ」より。セレーナが意識不明の重体になった時の台詞。

COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]

「…うん…プルはプルで、プルツーはプルツーだもんね…」
「あたしはエルピー・プル。プルツーもジュドーが好きなんでしょ?」
「あはっ、やっぱり! じゃあ友達だね!」
IMPACT』第2部宇宙激震篇シーン5自由選択ステージ終了後のインターミッションに於けるプルツーと邂逅した際の遣り取り。当初、プルと同一視される事を拒絶していたプルツーも、プルの言葉に心動かされ、両者はお互いの存在を受け入れてゆく。
「叫び声だけで威嚇出来るもんね」
『IMPACT』第3部銀河決戦篇第シーン3C自由選択ステージ終了後のインターミッションより。妖魔帝国との最終決戦を前にしたメンツを指して、彼らの勝利を確信する。

単独作品[編集 | ソースを編集]

MXMX PORTABLE
「関係あるもん! 姉妹は助け合うから強いんだから! あたしとプルツーみたいにね!」
第14話「燃ゆる透水、凍る鬼火」におけるシ・アエンorシ・タウとの戦闘前台詞。彼女達が姉妹である事をプルツーが指摘した際にタウが「そんなことは戦いに関係ない」と突っぱねた為、それを聞いたプルは不快感を隠せなかった。原作ではプルツーに命を奪われたプルが、プルツーとの『姉妹の絆』を主張するというのは、まさにスパロボならの夢の展開である。
V
「年は上かも知れないけど、マリーダはあたしの妹…! お姉ちゃんの言う事は聞くものだよ」
ボーナスシナリオ「アクシズの三姉妹」より。姉の特権を利用してマリーダに無茶ぶりする。直後にジンネマンに怒られたのは言うまでもない。

搭乗機体[編集 | ソースを編集]

キュベレイMk-II
メイン搭乗機。しかし、ネオ・ジオン離反後はフレシキブル・バインダーを喪失し、エゥーゴの技術では修理も不可能だったため、最期のプルツーとの対峙まで使われなかった。しかし、SRWでは自軍参入後もデフォルトの乗機として使用されている。
ΖΖガンダム
第34話で搭乗。窮地に陥ったルーとビーチャを助けた。
コア・ベース
第33話で搭乗。整備中だったイーノを乗せたままバウと戦闘している。
ガンダムMk-II
第34話で搭乗。グレミーの気配を察知し、彼の居るサンドラを撃沈する為に整備中で左腕の無い当機で出撃したが、多勢に無勢で機体は半壊状態に追い込まれ、プル本人も重症を負った。

スパロボでの搭乗機体[編集 | ソースを編集]

クィン・マンサ
第2次スーパーロボット大戦
ドーベン・ウルフ
COMPACT2

余談[編集 | ソースを編集]

  • 『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場するキャラクターの中でも、エルピー・プルの人気が高かった事が度々ムック本等で語られている。実際、80・90年代に発売されていたプラモデル『元祖SDガンダム』シリーズの説明書で解説役を務めていた事からも、その人気の高さが窺い知れるというものである。
  • 本多知恵子氏の死去後のゲーム作品では、本多陽子氏が代役を務めている(プルツーも同様)。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. CHARACTER、機動戦士ガンダムZZ 公式サイト、サンライズ、2022年1月8日閲覧。
  2. というより、ゲーム上ではノイエDC扱いになるが、シナリオ上ではノイエDCとは対立している。

商品情報[編集 | ソースを編集]

資料リンク[編集 | ソースを編集]