機動戦士ガンダムΖΖ

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機動戦士ガンダムΖΖ
読み きどうせんしガンダムダブルゼータ
外国語表記 Mobile Suit Gundam ΖΖ
原作 富野由悠季
原案 矢立肇
総監督 富野由悠季
キャラクターデザイン 北爪宏幸
メカニックデザイン 小林誠
出渕裕
明貴美加
音楽 三枝成彰
制作 日本サンライズ(第2スタジオ)
放送局 名古屋テレビ
放送期間 1986年3月1日 -
1987年1月31日
話数 全47話
シリーズ

ガンダムシリーズ

前作 機動戦士Ζガンダム
次作 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
初登場SRW スーパーロボット大戦
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機動戦士ガンダムΖΖ』は日本サンライズ制作のテレビアニメ作品。

概要[編集 | ソースを編集]

機動戦士Ζガンダム』の続編。前作が全体的にストーリーが重苦しく「最終決戦で敵味方問わず主要メンバーの殆どが戦死もしくは行方不明で、主人公であるカミーユは精神崩壊」という事実上のバッドエンドを迎えることとなった。このような状況を受けて、本作では物語序盤から明朗快活なコメディー要素を全面に押し出したものの、物語後半は前作同様のシリアスなムードへ回帰することとなった。ただし、バイタリティ溢れる少年少女のコミカルなやりとりや、主人公ジュドー(八尾一樹氏)による軽妙な次回予告などは終盤まで維持されていた。

後年、『劇場版 機動戦士Ζガンダム』が製作され、ラストが大幅に変わったために一部では本作が「無かったこと(=黒歴史)になるのではないか?」との声もある。本作における設定を継承し、本作出身の機体が多数登場したOVA作品『機動戦士ガンダムUC』の存在もあり、現在この問題は回避されたとする見方が強いが、そのUC自体が富野由悠季監督作品ではないため、宇宙世紀における正史なのかという議論がされる事もあるのが現状である。

ストーリー[編集 | ソースを編集]

宇宙世紀0088年、エゥーゴ戦艦アーガマがサイド1のシャングリラに寄港中、ジャンク屋稼業をしているジュドー・アーシタΖガンダムを奪って一儲けしようとしてネオ・ジオンアクシズ)との戦闘に巻き込まれ、仲間と共になしくずしにアーガマのクルーになってしまう。

登場人物[編集 | ソースを編集]

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

エゥーゴ関係[編集 | ソースを編集]

ジュドー・アーシタ
ガンダムシリーズ初の明るい主人公。妹リィナを学校にやるためにジャンク屋をしていた。
リィナ・アーシタ
ジュドーの妹。兄思いのしっかり者。中盤で生死不明になる。
ルー・ルカ
エゥーゴの正規兵。エルとジュドーを取り合う一方、グレミーからは想いを寄せられる。
エル・ビアンノ
ジュドーのジャンク屋仲間。ジュドーとは、友達以上恋人未満。
ビーチャ・オーレグ(オレーグ)
シャングリラ組の一応リーダー格。物語後半からは、まさかのネェル・アーガマ艦長となる。
モンド・アガケ
シャングリラ組の一員。ビーチャとともに行動することが多い。
イーノ・アッバーブ
シャングリラ組の一員。やや気弱な性格。
ブライト・ノア
アーガマ艦長。『Ζ』から引き続きの登場。最初にジュドーがΖガンダムに乗り込んだ時、「彼ならば乗りこなせるだろう」と許可した。
アストナージ・メドッソ
エゥーゴメカニック。『Ζ』から引き続きの登場。
エマリー・オンス
アナハイムから出向してきたラビアンローズの艦長代理。ブライトと不倫疑惑を繰り広げた。
ミリィ・チルダー
ラビアンローズのスタッフで、エマリーと同じくアナハイム出身。いわゆる、メガネっ娘
ハヤト・コバヤシ
初代、『Ζ』と引き続き登場。ブライトやジュドー達と共にコロニー落としに遭うダブリンの市民を救助しようとする。
エゥーゴ兵

ネオ・ジオン所属[編集 | ソースを編集]

ハマーン・カーン
『Ζ』に引き続いて登場。本作の最後の敵。ザビ家の後継者ミネバ・ラオ・ザビの摂政にしてネオ・ジオン(アクシズから改称)の事実上の指導者。
エルピー・プル
10歳という若年ながらネオ・ジオンのニュータイプ戦士。ジュドーを慕い、捕虜扱いでアーガマに乗り込み、ジュドーの妹分としておさまる。
プルツー
プルのクローン。グレミーの腹心となるが、ΖΖガンダムとの戦いを途中で放棄しジュドーの下へ奔る。
マシュマー・セロ
ハマーンを良くも悪くも信奉する青年士官。騎士の称号を持つ。物語前半ではギャグ描写が目立つが、物語後半からは強化人間となる。
キャラ・スーン
派手なルックスの女性士官。巨乳。モビルスーツに乗ると性格が豹変する。マシュマーと同じく、物語後半からは強化人間となる。
グレミー・トト
名門「トト家」の出身の少年。ハマーンから警戒される程の実力と野心の持ち主であり、物語後半において反旗を翻した
ゴットン・ゴー
マシュマーの副官。苦労人。
イリア・パゾム
マシュマーの副官にして監視役。
ラカン・ダカラン
ネオ・ジオンの将校。MSパイロットとしては、ニュータイプや強化人間と互角以上に渡り合える実力を持つ。物語後半で、グレミーの造反に加担する。
ニー・ギーレン
ギーレン兄弟の兄。キャラの部下兼監視役。
ランス・ギーレン
ギーレン兄弟の弟。キャラの部下兼監視役。
アリアス・モマ
スキンヘッドが印象に残るネオ・ジオンの男性MSパイロット。
オウギュスト・ギダン
グレミーの副官兼監視役。後にグレミーの元に降る。
デルダニーデューン
ジャムル・フィンの3D」のメンバー。
パンパ・リダビアンワイム
ガザの嵐隊のメンバー。
デザート・ロンメル
「砂漠のロンメル」の異名を持つ旧ジオン公国軍の将校。一年戦争終結後もアフリカの地にてゲリラ活動をしていた。
プルクローン
量産型キュベレイのパイロット達。最終決戦にて全滅したと思われるが…
ネオ・ジオン兵

その他[編集 | ソースを編集]

カミーユ・ビダン
前作『Ζ』の主人公。前作のラストで精神崩壊した後は戦線離脱してファの介護の元で療養生活を送っている。
ファ・ユイリィ
前作『Ζ』のヒロイン。物語序盤で戦線離脱した後は、 看護師見習いとなってカミーユを介護している。
ヤザン・ゲーブル
前作『Ζ』の敵組織ティターンズの残兵。序盤に一悶着する。小説版ではロンメルやマシュマー達と共に地球でも戦う。
クワトロ・バジーナ
前作『Ζ』の最後行方不明になり、本編には全く出てこない…がOPで毎回吼えているカットが流れる。本作では第1話のナレーションとしてのみ登場(名義はシャア・アズナブル)。

登場メカ[編集 | ソースを編集]

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

エゥーゴ[編集 | ソースを編集]

ネオ・ジオン[編集 | ソースを編集]

戦艦・その他[編集 | ソースを編集]

用語[編集 | ソースを編集]

エゥーゴ
グリプス戦役を経て、戦力は既に疲弊した状態にある。しかし、母艦アーガマの寄港先のシャングリラで出会ったジュドー達の素質を見抜き、現地徴用して戦力の立て直しを図る。
ネオ・ジオン
ザビ家の後継者ミネバ・ラオ・ザビを擁する反連邦組織。ただし、組織の実質的な指導者は、摂政ハマーン・カーンである。能力とカリスマ性に優れたハマーンの指導の元、地球圏への侵略を開始する。
シャングリラ
サイド1の1バンチに所在するスペースコロニー。貧民が多く、彼等は出稼ぎあるいはジャンク屋を営んでいる。本作の主人公であるジュドー・アーシタの出身地。
アクシズ
ネオ・ジオンの本拠地である小惑星基地。動力が付いているため、移動が可能になっている。
なお、「アクシズ」は(ハマーン率いる)「ネオ・ジオン」と改称する前の組織名でもある。
ガンダム・チーム
アーガマネェル・アーガマ)に所属するガンダムタイプモビルスーツで構成された部隊。戦況に応じて、メンバー間での機体の乗り換えが頻繁に行われる点が特徴的。
第1次ネオ・ジオン抗争
『機動戦士ガンダムΖΖ』の舞台となる宇宙世紀0088年~0089年に勃発した地球連邦軍(およびエゥーゴ)とハマーン率いるネオ・ジオンとの間の戦争。「ハマーン戦争」とも呼称する。

楽曲[編集 | ソースを編集]

オープニングテーマ
「アニメじゃない-夢を忘れた古い地球人よ-」(前期)
作詞:秋元康 / 作曲:芹澤廣明 / 編曲:鷺巣詩郎 / 歌:新井正人
曲中において(アニメソングなのに)「アニメじゃない」というフレーズが連呼されるため(全歌詞内で合計26回使われている)、ファンからはネタにされることが多い曲。
アニメソングのカバーアルバム集『新・百歌声爛』において、マシュマー・セロ役の声優である堀内賢雄氏が本曲の一部を歌っている。
余談であるが、後年のガンダムシリーズ作品の『ガンダムビルドファイターズトライ』(SRW未参戦)第11話「ニールセン・ラボ」において主人公ヒロインが本曲の冒頭部分を口ずさむ場面がある。
『COMPACT2』『A』『IMPACT』『R』『第2次α』で戦闘BGMに採用。『V』限定版では原曲を収録。
「サイレント・ヴォイス」(後期)
作詞:売野雅勇 / 作曲:芹澤廣明 / 編曲:若草恵 / 歌:ひろえ純
本曲の歌詞の内容は、ハマーン・カーンの心情を歌ったものであると考えられている(OP映像にも彼女が登場している)。
ちなみに、本曲にはエルピー・プルを演じる声優である本多知恵子氏によるカバーバージョン「サイレント・ヴォイス エルピー・プルVer.」も存在している。
『第4次』『F』『F完結編』『COMPACT』『64』『α』『α外伝』『D』『第3次α』『V』『T』『X-Ω』で採用。『V』『X』『T』限定版では原曲も収録。『X-Ω』ではイベント「彼方よりの帰還」にてクエストBGMに採用。
エンディングテーマ
「時代が泣いている」(前期)
作詞:秋元康 / 作曲:芹澤廣明 / 編曲:鷺巣詩郎 / 歌:新井正人
「一千万年銀河」(後期)
作詞:井荻麟 / 作曲:芹澤廣明 / 編曲:若草恵 / 歌:ひろえ純
『X』限定版にて原曲を収録。
劇中BGM
「宇宙のジュドー」
『COMPACT3』『MX』で戦闘BGMに採用。
「始動!ダブルゼータ」
『SC』『GC』『第3次α』『OE』で戦闘BGMに採用。

登場作と扱われ方[編集 | ソースを編集]

αシリーズ」までは事実上のレギュラー状態であったが、それ以降は参戦しないケースが多くなった。これに関しては「ガンダムばかりを出すわけにはいかない」「宇宙世紀はZと逆シャアで大体事足りる」「ジュドー以外のキャラクターの扱い」の3つの思惑が絡み合っているのかもしれない。

意外なことに「Zシリーズ」には一切参戦しておらず、他の宇宙世紀と比べて本作の扱いづらさが浮き彫りに出ていた模様。

地球連邦軍側にはΖΖガンダム以外の本作オリジナルユニットが少ない反面、ネオ・ジオン側(ハマーン勢力)からは多数登場するため、参戦すればネオ・ジオン系のユニットがバラエティ豊かになり、作品枠を越えた乗り換えにも恵まれて敵主力になりやすい。ただし、原作のストーリー再現はそれほど多くはない。

明るい性格のキャラクターが多いためか、ムードメーカー的な役割を担う事が多い。シャングリラチルドレンの出番は作品によってまちまち。

旧シリーズ[編集 | ソースを編集]

第2次スーパーロボット大戦
プルとプルツーのどちらかを仲間にできる。プルを仲間にしてそちらが生存した場合は追加条件達成でクィン・マンサを入手。プルが死亡し、プルツーを仲間にした場合はサイコガンダムMk-IIが入手できる。
第2次スーパーロボット大戦G
プルツーは登場しない。
第3次スーパーロボット大戦
今作でリィナ、ルーとシャングリラ組が初登場。イリア・パゾムゲーマルクだけでなく、続編の『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場するα・アジールに乗る。また、プルツーは今作で自軍加入した後、『EX』、『第4次(S)』では普通の女の子口調で喋っている(戦闘・発進時の台詞は原作通り)。
スーパーロボット大戦EX
マサキ編でジュドーが『F91』のシーブック・アノー(同じ妹持ち)と共に一度だけ敵として登場。
第4次スーパーロボット大戦
DCのうち、ミネバを擁したハマーン一派によってノイエDCが結成され、原作のネオ・ジオン組が中心となる。イリアは『第3次』に引き続いて、さらにギーレン兄弟も同様にゲーマルクからα・アジールに乗り換える。
第4次スーパーロボット大戦S
ジュドー、プル、プルツーに声が入った。
スーパーロボット大戦F
ΖΖガンダムの登場は『F完結編』までお預け。
スーパーロボット大戦F完結編
ミリィ・チルダーが非戦闘キャラで初出演、ブライトの不倫疑惑を拡大した。リィナがスポット参戦する。原作では最後まで生き残ったイリアは死亡する。キュベレイMk-II(プルツー機)が初登場。

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦α
原作と状況は違った面も多いが、最終決戦など比較的原作再現がされている。フルアーマーΖΖガンダムが初登場。
スーパーロボット大戦α外伝
ビーチャモンドエルイーノは登場せず。また中盤にプルツーとの対決があるが無条件で生還し合流。フルアーマーΖΖガンダムにハイパー・メガ・カノンが追加。
第2次スーパーロボット大戦α
ハマーン率いるネオ・ジオンが復活。条件次第ではハマーンを仲間にできるようになり、シャアとの決戦の行方が大きく変わる。
第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
ハマーン拒絶ルートが正史となっている。その代りにキュベレイ隠し機体として登場。さらに『ΖΖ』の敵MS達(クィン・マンサ量産型キュベレイドーベン・ウルフゲーマルク)も隠し機体として登場。主要キャラは主人公がクォヴレーならば比較的参戦が早い。

COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]

『IMPACT』を除きCOMPACTシリーズはいずれもリィナを正式にパイロットとして使用可能。

スーパーロボット大戦COMPACT
リィナがパイロットとして使用可能になった。
スーパーロボット大戦COMPACT2
プルやグレミーが第1部から登場。ジュドーの出番は第2部から。リィナがパイロットとして使用可能。
スーパーロボット大戦IMPACT
プルとプルツーが条件で同時に使用可能。ビーチャモンドイーノは登場せず。リィナはパイロット登録されない。
スーパーロボット大戦COMPACT3
珍しく第1話からリィナがパイロット登録されている上、物語の重要人物となっている異例のスパロボ。戦闘BGMに「宇宙のジュドー」が採用された。

Scramble Commanderシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Scramble Commander

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

任天堂携帯機シリーズはいずれもシャングリラチルドレン(ビーチャ、モンド、エル、イーノ)が登場しない。

スーパーロボット大戦A
ジュドーの参入がよりにもよって物語も終盤に差し掛かった頃で、ルートの選択によってはさらに使える期間が短くなってしまう。一応はハマーンなど原作の敵はいるものの、『ΖΖ』の話は原作中盤以降しか再現されず、存在感の薄さは否めない。だがプルとプルツーはジュドーよりも早く仲間に入れる事ができる。おそらく本作で登場するキャラでダントツで扱いが悪いのはたったの1話で戦死してしまうグレミーであろう。
スーパーロボット大戦R
過去編におけるガンダム系作品のメインシナリオのひとつ。ジュドーのお目見えが『A』よりは早くなっているが、それでもやはり物語の中盤辺りまでは出てこない。敵としてはラカン率いる部隊がフロスト兄弟と共に序盤から何度も登場。
スーパーロボット大戦D
原作終了後の設定。悲壮感が漂う『D』の作風故か、スパロボでは珍しくプルとプルツーは既に死亡している。極めて厳しい条件を達成すればハマーンを仲間にできる。例に漏れずジュドーの参戦がやや遅いが、『A』や『R』に比べるとマシになった方。

VXT三部作[編集 | ソースを編集]

三部作全てに登場。Zシリーズなどで長らく不参戦の状態が続いた反動か、打って変わって主役格とも呼べる待遇の良さとなっている。

スーパーロボット大戦V
据え置き機作品としては『XO』から約11年振りの参戦。久々となるシャングリラ・チルドレンやルーの登場、また原作母艦のネェル・アーガマとの共演もソーシャル系を除くと『MX』以来の約13年ぶり。原作終了後設定だがプルとプルツーは生きているため、『MX』の状況に近いが、本作では敵方もラカンとロンメルの2名(一応ヤザンも)が健在となっている。『UC』とのクロスオーバーなどで存在感も非常に強い。
スーパーロボット大戦X
原作終了後設定。ジュドーらはロンド・ベルに所属して第2次ネオ・ジオン抗争にも参戦していた事になっている。
本作ではシャングリラ・チルドレンの内、モンドとイーノは不参戦。代わりというわけでもないだろうが、隠し要素でグレミーがスパロボ初の、マシュマーが64以来の自軍入りの可能性がある。ラカンも自軍入りはしないが死亡しない。
スーパーロボット大戦T
今回は原作47話中45話あたりからという終盤も終盤の時系列で、モンドとイーノも復活参戦している。ハマーンもΖΖ時の衣装になっている。また、久しぶりにプルの加入が隠し要素扱い。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦
初参戦作品。
スーパーロボット大戦64
ルーが最序盤から登場、インターミッションなどでも優遇されている。3D隊などそれまで未登場だった敵キャラが初めて登場した。また、シュツルム・ディアスリック・ディアスの代役として序盤から登場する。
ジュドー達の登場は後半以降となるが、ネオ・ジオンの内部抗争などできうる限りの再現がなされている。
スーパーロボット大戦MXMX PORTABLE
原作終了直後の設定だが、プルとプルツーは生存。ラビアンローズは破壊されず、エマリーも生存していることからプルツーはかなり早い段階でジュドー達に保護されたのだろう。
オープニング戦闘デモはプル姉妹の合体攻撃がメインで、ジュドーは援護攻撃の役で登場。激しいネタバレで話題になった。
スーパーロボット大戦GCXO
条件次第でキュベレイMk-II(プルツー機)が入手可能で、『XO』ではクィン・マンサもともに加わる。原作再現としてはシャングリラチルドレン達がモビルスーツを盗み出した後、カミーユ修正を喰らう所だろうか。
一年戦争をメインにした作品ということで、敵としてラカンとロンメルのベテラン二人が登場している。
スーパーロボット大戦モバイル
『第3次α』から約7年振りの参戦として一部で話題となった。なお同時参戦している『Ζガンダム』はTV版。
スーパーロボット大戦Card Chronicle
2013年9月1日に追加参戦。
スーパーロボット大戦Operation Extend
SEED DESTINY』『00』と初共演。
本格参戦は第4章から。ルーとシャングリラ・チルドレンは登場しない。
スーパーロボット大戦X-Ω
第1期参戦作品の1つ。遂に『ガンダムUC』と初共演。
スーパーロボット大戦DD
3章Part14より追加参戦。『逆襲のシャア』および『ガンダムUC』のシナリオ終了後に追加参戦という珍しい形となる。そのため第1次ネオ・ジオン抗争は終結済みだがハマーンは生存しており、ガランシェール隊を傘下に置いている。
正式参戦自体はサービス開始から5年後だが、以前から本作の設定自体は語られ続けていた。初代プロデューサーのレッド氏らによる要望から、当初のプロットでは死亡済みだったハマーンを生存した形へと変更し、そこから紆余曲折で連鎖的に参戦が決定したことが寺田貴信スーパーバイザーから明かされている[1]
スーパーロボット大戦30
本作は未参戦だが、用語辞典に本作の舞台である第1次ネオ・ジオン抗争の記載がある。

関連作品[編集 | ソースを編集]

リアルロボット戦線
なんと、ジュドーは登場せずグレミーとプル、そしてSRWシリーズ未登場の青の部隊が登場する。しかもグレミーとプルは味方扱いで出演。

各話リスト[編集 | ソースを編集]

話数 サブタイトル 登場メカ 備考 再現スパロボ
第1話 プレリュードΖΖ 機動戦士ガンダム
機動戦士Ζガンダム
ダイジェスト
第2話 シャングリラの少年 Ζガンダム
メタス
アーガマ
第3話 エンドラの騎士 エンドラ級巡洋艦
ガルスJ
第4話 熱血のマシュマー
第5話 ジュドーの決意
第6話 ズサの脅威 ズサ
第7話 ガザの嵐 ガザD
コアファイター (ΖΖ)
第8話 鎮魂の鐘は二度鳴る
第9話 宇宙のジュドー ハンマ・ハンマ
第10話 さよならファ
第11話 始動!ダブル・ゼータ ラビアンローズ
ΖΖガンダム
R・ジャジャ
第12話 リィナが消えた ザクII
第13話 妹よ!
第14話 幻のコロニー(前)
第15話 幻のコロニー(後) バウ(グレミー機)
第16話 アーガマの白兵戦
第17話 奪回!コア・トップ メガライダー
ガ・ゾウム
キュベレイMk-II
第18話 ハマーンの黒い影 サダラーン
第19話 プルとアクシズと
第20話 泣き虫セシリア(前)
第21話 泣き虫セシリア(後)
第22話 ジュドー、出撃!! ドライセン
百式
第23話 燃える地球
第24話 南海に咲く兄妹愛 カプール
第25話 ロンメルの顔
第26話 マサイの心 ゲルググ OP・ED変更
第27話 リィナの血(前) ドワッジ
ジムIII
第28話 リィナの血(後)
第29話 ルーの逃亡
第30話 青の部隊(前)
第31話 青の部隊(後)
第32話 塩の湖を越えて バウ(量産型)
第33話 ダブリンの午後
第34話 カミーユの声
第35話 落ちてきた空 ザクIII
第36話 重力下のプルツー サイコガンダムMk-II
第37話 ネェル・アーガマ ネェル・アーガマ
リゲルグ
第38話 鉄壁、ジャムル・フィン ジャムル・フィン
シュツルム・ディアス
第39話 サラサ再臨
第40話 タイガーバウムの夢 ズゴック
ゴッグ
アッガイ
アッグガイ
ザクI
第41話 ラサラの命
第42話 コア3の少女(前) キュベレイMk-II (プルツー用)
ゲーマルク
第43話 コア3の少女(後) ザクIII改
第44話 エマリー散華さんげ クィン・マンサ
第45話 アクシズの戦闘 フルアーマーΖΖガンダム
ドーベン・ウルフ
T
第46話 バイブレーション 量産型キュベレイ T
第47話 戦士、再び…… キュベレイ T

余談[編集 | ソースを編集]

  • 本作の放送開始前、アニメ雑誌『OUT』では『Ζガンダム』の続編として『機動戦士Oガンダム 光のニュータイプ』という架空の作品の紹介が行われている。ジュドーとリィナの設定の多くを流用したタロとファナという兄妹を中心に、「スーパージオン(改名したネオジオン)にシャアとセイラが参戦」「アムロとベルトーチカの子、ソーラ・レイが登場」など、パロディ企画にしては妙に気合の入った設定が組まれていた。また主役機体「Oガンダム」はΖΖのラフ案を流用したものだったが、後のガンダム作品に同名の機体が登場している。
  • 第1話にして『Ζガンダム』までのダイジェストという異色の構成をしているが、『ΖΖ』にて絵コンテなどを担当した高松信司氏曰く、製作が間に合わず急遽特番として作ったものを放送局に対して「これが1話です!」と言い張って納品したのが原因[2]。ちなみに、『ΖΖ』では他にはOPしか登場しないシャア・アズナブルが同話ではナレーションを務める。
    • 同話でシャアはシンタとクムに子供をあやすように『Ζ』の世界観やMSの説明をしているが、かなりメタ視線からの解説であり、どうみても路線変更の煽りを受け低学年の子供に興味を持ってもらおうという、スポンサーの意図が筒抜けの1話となっている。
    • 構想段階ではアクシズで立ち上がりハマーンと戦うという展開があったようなのだが、『逆襲のシャア』制作が決まり、その役はグレミーが代行する結果になったため、シャアの出番は結果として第1話のみになった。

商品情報[編集 | ソースを編集]

Blu-ray[編集 | ソースを編集]

DVD-BOX[編集 | ソースを編集]

DVD[編集 | ソースを編集]

小説・漫画[編集 | ソースを編集]

その他書籍[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

資料リンク[編集 | ソースを編集]