「ハマーン・カーン」の版間の差分
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;「このキュベレイ、見くびっては困る!」 | ;「このキュベレイ、見くびっては困る!」 | ||
− | :[[キュベレイ]] | + | :[[キュベレイ]]、そしてそれを操るハマーンの強さを示す代表的な台詞。 |
+ | :自分1人を3人がかりで取り囲むシロッコ達のうち、[[レコア・ロンド|レコア]]の[[パラス・アテネ]]と[[サラ・ザビアロフ|サラ]]の[[ボリノーク・サマーン]]をファンネルであっさりと退け、[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]の[[ジ・O]]と1対1の戦いに持ち込んだ。<br />スパロボでも戦闘台詞として使われているが、見くびってかかれるほどヤワな相手では無い事は言われずとも分かる。 | ||
;「俗物が私に!」 | ;「俗物が私に!」 | ||
:[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]を見下したときのセリフ。俗物といえばハマーン様、ハマーン様といえば俗物。 | :[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]を見下したときのセリフ。俗物といえばハマーン様、ハマーン様といえば俗物。 | ||
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;「こんなところで朽ち果てる己の身を呪うがいい」 | ;「こんなところで朽ち果てる己の身を呪うがいい」 | ||
:[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]を追いつめた時の台詞。<br />『[[スーパーロボット大戦F]]』では[[DVE]]で収録されている。 | :[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]を追いつめた時の台詞。<br />『[[スーパーロボット大戦F]]』では[[DVE]]で収録されている。 | ||
− | ; | + | ;「これで終わりにするか、続けるか、シャア!」 |
− | :手足を失った[[百式]]に乗りなおも抵抗する[[シャア・アズナブル|シャア]] | + | :手足を失った[[百式]]に乗りなおも抵抗する[[シャア・アズナブル|シャア]]を追いつめ、生殺与奪の権を握った際の台詞。 |
+ | :止めを刺さずにあえてこのような質問をしてしまう所にハマーンのシャアに対する未練が見て取れる。 | ||
;「シャア、私と来てくれれば…」 | ;「シャア、私と来てくれれば…」 | ||
− | :シャアの百式が[[戦艦]] | + | :シャアの百式が[[戦艦]]の残骸と共に爆発に消えた後、ハマーンがぽつりと漏らした言葉。 |
+ | :結局、シャアを自分の元へと引き戻す事が出来なかったと悟って出たのであろう、彼女の偽らざる本音。 | ||
;「私にまた、キュベレイで戦わせるのか!」 | ;「私にまた、キュベレイで戦わせるのか!」 | ||
− | : | + | :劇場版より。アクシズ全軍の指揮や外交折衝を取り仕切るハマーンが、更に自らも出撃しなければならなくなった際のセリフ。 |
+ | :卓越したニュータイプとて、サイコミュMSであるキュベレイでの戦闘は負担が大きいのだろうか。自らが望まずとも請われれば前線に立たねばならない、というアクシズ内での微妙な立場を表現した台詞でもあるが、毅然とした指導者として振舞う彼女が、部下の前で愚痴とも弱音とも取れる台詞を言うのは珍しい。 | ||
+ | ;「ウソだ!!お前は敵だ!!」 | ||
+ | ;「少年はっ! 男はっ……皆、シャアと同じだ! 優れた資質を持っているのだろうが、男である限り、その使い方を知ることはないんだよっ!」 | ||
+ | :小説版より。アニメ第47話と同じ場面にて、カミーユと共鳴した後の台詞。アニメ版でも似たような発言をしているが、こちらではことさら男性への憎悪が強調されている。 | ||
+ | :さらには伝家の宝刀の俗物発言も忘れてしまうなど、アニメ版より遥かに動揺している様子が見て取れる。 | ||
=== [[機動戦士ガンダムΖΖ]] === | === [[機動戦士ガンダムΖΖ]] === | ||
;「この感じ… シャア・アズナブルか? いや、違うな… なんだ?」 | ;「この感じ… シャア・アズナブルか? いや、違うな… なんだ?」 | ||
− | :第18話でアクシズの官邸に侵入した[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]] | + | :第18話でアクシズの官邸に侵入した[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]の存在を初めて感知した際の台詞。 |
+ | :ちなみに、当のハマーンは髪を下ろして水着姿で日光浴とレアな姿になっている。 | ||
;「ふたりっきりで話したかったのだ…少年」 | ;「ふたりっきりで話したかったのだ…少年」 | ||
;「ジュドーか、なるほど…お前と私は互いに引き合うものがあるようだな」 | ;「ジュドーか、なるほど…お前と私は互いに引き合うものがあるようだな」 | ||
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:第27話より。ダカールの迎賓館でのジュドーとの対峙の際の台詞。遠回しにアピールしているが、「そんなこと言っても俺はあんたのものにはならない!」と拒否される。 | :第27話より。ダカールの迎賓館でのジュドーとの対峙の際の台詞。遠回しにアピールしているが、「そんなこと言っても俺はあんたのものにはならない!」と拒否される。 | ||
;「この期に及んで私な感情で動くとは… 始めは私に期待を抱かせて、最後の最後に私を裏切る…! ジュドー・アーシタ! お前もだ!」 | ;「この期に及んで私な感情で動くとは… 始めは私に期待を抱かせて、最後の最後に私を裏切る…! ジュドー・アーシタ! お前もだ!」 | ||
− | : | + | :あくまでもリィナの救出にこだわり、ハマーンを否定するジュドーに対して。また、台詞の内容からして未だにシャアの事を根に持っているようである。 |
;「嫌いだね、そういうベタベタしたのは…! 続きは天国とかでやるんだな!!」 | ;「嫌いだね、そういうベタベタしたのは…! 続きは天国とかでやるんだな!!」 | ||
− | : | + | :お互いを庇い合おうとするジュドーとリィナに対して激怒する。ベタベタする行為に免疫がないのかもしれない。 |
;「この私にこんなにもプレッシャーをかけた… あれは危険すぎる…!」 | ;「この私にこんなにもプレッシャーをかけた… あれは危険すぎる…!」 | ||
:ハマーンの放った銃弾が[[リィナ・アーシタ|リィナ]]の体を掠めた事でジュドーの怒りを招き、ジュドーの放った強烈なニュータイプのオーラに恐怖した後、怯えてベットにうずくまった際の台詞。いつもの冷静な女傑振りは全く影を潜め、本来の弱い一面が現れている。 | :ハマーンの放った銃弾が[[リィナ・アーシタ|リィナ]]の体を掠めた事でジュドーの怒りを招き、ジュドーの放った強烈なニュータイプのオーラに恐怖した後、怯えてベットにうずくまった際の台詞。いつもの冷静な女傑振りは全く影を潜め、本来の弱い一面が現れている。 | ||
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;「お前にはグレミーがどれほど危険か分かっていないのか!?グレミーはあのジオンを復活させようとしているんだぞ!」 | ;「お前にはグレミーがどれほど危険か分かっていないのか!?グレミーはあのジオンを復活させようとしているんだぞ!」 | ||
;「私はミネバ様を…ジオンの血を利用してザビ家を見返したいだけだ。しかしグレミーは、血の力だけで宇宙を治めようとしているんだぞ!宇宙を血で染めようという男だ!お前には分かるはずだ…!」 | ;「私はミネバ様を…ジオンの血を利用してザビ家を見返したいだけだ。しかしグレミーは、血の力だけで宇宙を治めようとしているんだぞ!宇宙を血で染めようという男だ!お前には分かるはずだ…!」 | ||
− | : | + | :グレミーへの対応で手一杯な状態で、ジュドー達にミネバを攫われた場面。自分を下げてでも、何としてもミネバを奪還したい思いが見て取れる。 |
:しかしジュドーには「お前だってそうだろう!同じ結果になる…それが俺には分かるんだ!」と否定されてしまう。 | :しかしジュドーには「お前だってそうだろう!同じ結果になる…それが俺には分かるんだ!」と否定されてしまう。 | ||
;「私にノーマルスーツを着る気にさせたジュドー・アーシタ…子供のくせして…!」 | ;「私にノーマルスーツを着る気にさせたジュドー・アーシタ…子供のくせして…!」 |
2016年8月17日 (水) 05:43時点における版
ハマーン・カーン(Haman Karn)
- 登場作品:ガンダムシリーズ
- 機動戦士Ζガンダム(劇場版)
- 機動戦士ガンダムΖΖ
- 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY(第9話にてゲスト出演)
- その他ガンダムシリーズの漫画作品多数
- 声優:榊原良子
- 種族:地球人
- 性別:女
- 年齢:16歳(0083)→21歳(Ζ)→22歳(ΖΖ)
- 生年月日:宇宙世紀0067年1月10日
- 没年月日:宇宙世紀0089年1月17日
- 身長:168cm
- 体重:48kg
- 血液型:A型
- 所属:アクシズ軍(ネオ・ジオン軍)
- 役職:摂政
- キャラクターデザイン:安彦良和(Ζ)、北爪宏幸(ΖΖ)
ミネバ・ラオ・ザビの摂政で、アクシズの実質的な指導者。自らもモビルスーツ・キュベレイを駆るニュータイプ。ガンダムシリーズ中、屈指の女性パイロットである。その言動やカリスマ性から「女傑」と言われることもしばしば。
周囲からは外見上、優れた強気な指導者として見られがちだが、そんな指導者としての顔はあくまでも内面を隠すためのポーズに過ぎない。実情は孤独な心の弱い女性であり、その孤独さ故に、大きな心の拠り所を欲していた(皮肉にも、その「頼られるよりも頼りたい」という本質はシャアとよく似ている)。そのため、シャア・アズナブルやジュドー・アーシタを自分の傍へ招きいれようとしたが、自らの行為が要因で完全否定されてしまい、最期はジュドーの心の強さに敬服する形で死を受け入れる。
ジオン公国高官、マハラジャ・カーンの次女。一年戦争時はフラナガン機関で育成され、戦後は父マハラジャらとともにアステロイド・ベルトの小惑星基地アクシズに逃亡、潜伏する。この時期にはシャア・アズナブルと恋人関係にあったとされる。
マハラジャ・カーン死亡時に16歳で摂政に就任。これにはシャアの後ろ盾もあったが、本人自身のニュータイプ能力の高さとカリスマ性を思わせる。
機動戦士Ζガンダム
優れた政治的手腕とカリスマ性で、ザビ家再興の名の下に元ジオン軍の残党をまとめ上げ、アクシズを地球圏に向けて発進させた。アクシズの地球圏到達時、おりしもティターンズとエゥーゴの抗争が激化しており、第三勢力として介入する。エゥーゴとの同盟はシャアとの確執が表面化して交渉が決裂、ティターンズと同盟を行う。
グリプス戦役終盤ではティターンズを見限りエゥーゴと共同戦線を張り、グリプス2を奪取。 グリプス2をエゥーゴに奪われた後はエゥーゴ・ティターンズ・アクシズの三つ巴の戦いとなるも、その都度うまく立ち回り、結局アクシズを殆ど疲弊させること無く、戦力を温存させた状態で終戦を迎える。
機動戦士ガンダムΖΖ
グリプス戦役の終了後、戦力を温存していたために最大勢力となっていたアクシズの名称を「ネオ・ジオン」と変更、ジオン共和国の戦力も吸収する。
しかし、グレミー・トトを中心にした内乱が起き、疲弊したところでエゥーゴとの最終決戦に敗れる。自身もジュドーとの一騎討ちに相打ちと言う形にはなったが結果的には敗北し、ジュドーは手を差し伸べるが、ハマーンはそれを拒み、愛機キュベレイと共にアクシズの外壁へと自ら激突し死亡する。享年22。
なお、小説版では行方不明となっている。
その他
シャアがクワトロと名乗る前のミッシングリンクである外伝漫画作品『機動戦士ガンダム C.D.A 若き彗星の肖像』にて幼い頃のハマーンが登場する。当作品におけるハマーンはアニメでの女傑っ振りが微塵もない可憐な年頃の美少女として描かれており、区別の為に一部のファンからは某魔法少女アニメの主人公の口癖をもじってはにゃーん様だの、萌えハマーン等と渾名されていた。ちなみに、ハマーンの担当声優である榊原良子氏は『劇場版 機動戦士Ζガンダム』の収録に向けての役作りの一環として本作を熟読したという逸話がある。
また、上記作品のパロディ漫画『アクシズのハマーンさん』では主役を務める。
登場作品と役柄
宇宙世紀ガンダムシリーズの強敵として初期のシリーズから度々登場し、圧倒的な実力を見せつけたが、最近のシリーズでは条件を満たせば仲間になるケースが多い。味方としての能力も当然エース級。その能力は近年の作品でも健在だが、ニュータイプ補正が猛烈に高かった過去シリーズでは「スパロボ界最強の女」と書かれている攻略本もある。無論、現在のシリーズでも最強クラスの女性パイロットである事には間違いない。
高いカリスマ性と他者を圧倒する威圧感は相変わらずで、攻略本などでも「ハマーン様」と書かれることがしばしばあり、ネットや関連書籍である程度定着している。
また年齢からして女好きを公言する面々にとってはストライクゾーンに入っているが見た目の威圧感や立場上から当然ナンパしようとは考えず、「鉄の女」と呼んで、真剣に戦おうとする。
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦
- DC所属。シナリオ「シロッコの影」よりキュベレイに搭乗し、敵として登場する。以後、月面で2度に渡り自軍を迎え撃ったり大気圏突入時を襲ったりと交戦機会は多い。また、シナリオ「ギルギルガンの亡霊」において、ギルギルガンを復活させる役目。後のシリーズからは想像もつかぬ役どころである。
- 第2次スーパーロボット大戦G
- 上記とほぼ同じ立場だが、シナリオ「ギルギルガンの亡霊」の削除で出番が減った。
- 第3次スーパーロボット大戦
- シナリオ「恐怖!機動ビグザム」において初登場。本格的に交戦するのは「ラビアン・ローズ」から。ルート次第では一切登場しない。本人の強さに加え、一万越えのキュベレイに、取りまきにゲーマルクやドーベン・ウルフを従える。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- 新組織ノイエDCを立ち上げる。中盤でロンド・ベルと休戦協定を結ぶ。後半、原作におけるシロッコの代わりにジャミトフ・ハイマンの暗殺を行う。後半のシナリオ「ハマーンの影」においてジュドーで説得すると、GP-02Aにアトミック・バズーカが装備される。
- スーパーロボット大戦F
- DC宇宙軍を指揮している。コロニー住民を束ねコロニー連合を樹立させ『第4次』のノイエDCとほぼ似た役割を担う。実質的なラスボスである。リアルルートのみ倒すとファティマを落とす。挑発や脱力などを駆使して何としてでも撃破しよう。
- スーパーロボット大戦F完結編
- ザビ家がクローン復活し、その指揮権をギレンらに譲る形になる。ポセイダルルートではミリアルドらとともに大量のコロニーを地球に落とす作戦を実行する。隠し要素でDCルートではクワトロで説得すると仲間になるが、キュベレイは入手できない。仲間になった場合は最終面前半でパプテマス・シロッコと戦闘前会話がある。クワトロにプロポーズ同然の言葉をかけられ、急にしおらしくなった世にも珍しいデレハマーンが拝める。ある意味「素」のハマーンと言える。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- ネオ・ジオン軍に所属。ギレンが健在の為、トップではないのだが、グレミーがギレン派の為に終盤はアクシズ派のトップとなる。トップクラスのパイロット性能を持つがルート進行によっては一度も戦わずに済む。
- 隠し要素のハマーンフラグを全て回収すればジュピトリアンとの決戦マップで味方としてスポット参戦する。シロッコと戦わせると意味深な会話が…。実は精神コマンドの構成がクワトロと同じになっている。
- 音声も新録され、ジュドーに敗れた際の台詞はDVEとなっている。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 音声は3回目の完全新録。ジュドーのみならず、カミーユやアムロとの対決台詞が数多く収録されており、必見。ルート次第で中盤からアクシズ側の勢力としてαナンバーズの前に登場する。高スペックのキュベレイとパイロット能力が異常に高いハマーンは非常に手強い強敵の一人。各能力の高さもシャアとほぼ同クラスで全ての能力値に優れる。防御も全パイロット中2番目に高い。
- 今回は隠し要素で協定ルートを選べば味方になる。なおその際、NPCとなった彼女を守らなければ仲間にならない……らしいのだが、この時のキュベレイは敵仕様のHP9万でハマーンも敵のデータが使われているので、プレイヤーが狙わない限り絶対に死なない。一応味方のMAP兵器等で故意に撃墜するとクリア後のインターミッションの会話が微妙に変化し、味方に加入しない。ただでさえ高い能力のハマーンを味方側のMAP兵器で撃墜するのは相当な労力と時間がかかるため、やる意味は全く無い。
- 仲間にしている場合、最終話でイルイへの説得及び戦闘前会話が用意されている。ちなみに仲間にすればキュベレイやドーベン・ウルフが手に入り、フラグ次第ではドレルが仲間になる、ラー・カイラムの核ミサイルが早く手に入る……というメリットがある。
- 能力・技能は敵仕様に比べてガタ落ち(格闘・射撃が低下、防御に到っては何と50も減ってしまう)してしまうが、それでもアムロやシャア並に高い上に、自軍唯一のニュータイプ+底力を有するという怪物パイロットである。小隊長能力は「小隊攻撃の攻撃力+40%」と、強力ながら使い方を選ぶものになっている。
- 逆に決別ルートを通ると、シャアと共に敵として登場。ある意味彼女の夢が叶った瞬間でもあり、『第3次α』ではこちらの展開の模様。死に際に原作再現の会話イベントがあるが、『α』で既にやっているために違和感も…。こちらのルートではガンダム試作2号機のアトミック・バズーカを入手することが出来るが、おとなしく仲間にする方が得策。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 前作で彼女と敵対した事になっており、既に死亡している。代わりにキュベレイは隠し機体として入手。最終話でジュドーの前にαナンバーズを守る霊として登場。
- 声は入ってないが没データで、パイロットデータと機体データ(前作の敵仕様)が入っている。キュベレイのデータが若干調整されており、ファンネルの燃費がEN15→EN60とかなり悪くなっている。これ以外は前作と同じ。パイロットのハマーンも他の没キャラと違い、ステータスが設定されている事から何らかの形で参戦する予定があったのかもしれない。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- ザフトに協力的。劇場版主体となっているために明確な決着は付かないまま終了する。なお、彼女専用のガザCも登場(戦闘なし)。ルートによっては敵にも味方にもなるが、敵になったとしても実際に戦闘が発生するのは1マップのみ。味方になった時、ラクスを「危険な女」と評した他、クワトロをいびりまくったが、カミーユやルナマリア、メイリンらにアドバイスするなど、これまでになく自軍パイロットに好意的。ゲーム内では貴重な再攻撃をデフォルトで持っているが、搭乗機のキュベレイとの相性は悪い。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- Zシリーズにおいては初代以来の参戦。4回目の大幅な音声新録が行われ、なんと中断メッセージにも登場しプレイヤーを激励してくれる。ネオ・ジオンのトップの一人、ルート次第だが序盤で戦える。パイロット能力は相変わらず最強クラス。ニュータイプの成長も全キャラ最速で、普通にプレイしてもハマーンがニュータイプL7に真っ先に到達する(初登場の時点でL6)。その他、初期レベルでカンストの指揮官・2回行動・ガード・見切り・サイズ差補正無視L3・マルチターゲットと強力なスキルを所持しており、底力が無い事を除けば非常に手強い。序盤で戦う際は2回行動・ガード・見切りが???扱いで未修得の状態だが、それでも十分過ぎるほど強敵で、精神コマンド抜きでは撃墜どころか攻撃を当てる事すら困難。しかし、撃墜に成功すればZチップのボーナスが貰えるので余裕があれば狙いたい。無理な場合はおとなしくHPを削って撤退してもらったほうが良い。
- 口調はいつも通りながらもシャアが自分と共にいて嬉しい様子が隠しきれておらず、素直になったと評されることすらあるものの、一方ではカミーユやアムロに嫉妬する様子を見せるなどシャアへの依存ぶりも隠しきれていない。そのためフロンタルと比べれば良識的で、スポット参戦もするが、シャアが時空修復のため自分に何の相談もなくネオ・ジオンを任せて離れていくことに完全に激怒して最終局面でシャアやZ-BLUEと敵対する。過去作以上に拗れ、半ば一方的に振り回されているハマーンが気の毒に見える。撃墜されても死亡はしないが、シャアとの関係は今まで以上に拗れることに。この時点では今後の動向に不安が残る幕引きとなっていた。
- ちなみにボン太くんと戦わせると他のボスキャラや女性キャラと違い、危うく癒やされかけて逆切れしている。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 時獄篇に引き続き、再び台詞が新録された。
- シャアから託されたはずのネオ・ジオン総帥の座はフロンタルに譲ったらしく、本編は一パイロットとして登場する。最速登場は蒼の地球ルート第4話。
- 初登場の時点で既にニュータイプがL6に加え2回行動とガードが未習得状態である事以外は前作の敵対時と変わらないスキルを持っている強敵。
- 終盤に差し掛かる辺りで遂にシャアとの完全和解を果たし無条件で加入する(シリーズでは初の待遇)。味方になっても「ネオ・ジオンの幹部ではなく、一人の戦士」と、あくまで一パイロットというスタンスを取るが、それでもその影響力は依然として大きく、ハマーンのネオ・ジオン出奔に呼応する形で彼女に賛同するネオ・ジオンの全戦力の約25%が離反するなど、相変わらずの高いカリスマ性を見せる。
- パイロット的には、さすがに特殊スキルの数こそ減ったものの能力値は非常に高い(しかも能力値がαとは違って弱体化されていない)。惜しむらくはキュベレイがいまいち追いついていない事か。高い能力を活用するなら出来る限り乗り換えさせたいところだが、キュベレイのカスタムボーナスとエースボーナスが起動した場合、最大攻撃力はNT武器無しのバンシィ・ノルンより僅かに高い。とはいえそこまで大した差があるわけでもないので乗り換えを行っても損ということはない。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- ギレンとキシリアが何者かに暗殺された後のジオン公国を、ミネバ・ラオ・ザビを傀儡にすることでネオ・ジオンに再編する。アクシズでの決戦で死亡するが、ネオ・ジオンは壊滅せず、生き残ったグレミーが率いることになる。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
- シーン5シナリオ「宇宙の道標」のフィフス・ルナ攻防戦に登場する。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- ネオ・ジオンの指導者。今回は影が薄い。しかも、今回は3部構成にも関わらず1度しか登場せずまたそのシナリオで死亡してしまう。しかも、そのシナリオはアクシズ軍ネオ・ジオンとの最終決戦なのだが、どうも地味な感がある。
Scramble Commanderシリーズ
- スーパーロボット大戦Scramble Commander
- ネオ・ジオンverで登場。自らキュベレイで出撃してダカール議会制圧に乗り出す。敗北した後も死亡せず、そのままフェードアウト。
- 時間制限のあるステージで逃げ回り、追いかけるとファンネルで攻撃、という非常にいやらしい戦法をとってくる。確かに強いことは強いが…。
- スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
- 劇場版設定で登場。登場した当初はシャア(クワトロ)に突っかかったり、2度キュベレイと共に敵として登場するが、最終的にゼントラーディの襲撃を機に味方陣営になる。ボドルザー戦以降は行方不明となっているとEDで明かされる。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A(PORTABLE)
- 原作通りアクシズ(ネオ・ジオン)の権力者、と言いたいところだが、ジュドーと既に知り合い、ティターンズは壊滅、なのに本人は未だに生きているという、一体どういう経緯で居るのかさっぱり不明な状況。
- 中盤からアクシズ内での会話にちょくちょく出てくる程度だが、終盤にはシャドウミラーのヴィンデルと腹の探り合いをしながらも協力関係を築き、ロンド・ベルが地球を離れた隙に地球圏への侵攻を開始。アクシズ内での戦いでは三方向をサポート防御用のクィン・マンサで囲んだ状態でキュベレイにて登場してくる。乗機のキュベレイも含めて突出した強さを持ちながら、この後はライバルとの決戦(出現時に、取り巻きのシャドウミラー兵も含めて全員気力+50)も控えているので、精神コマンドを節約しなければいけなという辛い状況になる。
- 今作のネオ・ジオンは版権作の敵としては最後に戦う勢力なので、当然彼女が版権作でのラスボスと言う事になり、一度しか戦う機会がないものの存在感は抜群である。パイロットとしてもNT、底力、切り払いの全てがLv9まで達する等凄まじい能力だが、唯一カウンターを所持していないのが救い。キュベレイの3つの武器のうち、2つは切り払い可能だというのも付け入る隙になるだろうか。インファイトに持ち込み、ファンネルを封じるのも1つの手段ではある。
- スーパーロボット大戦R
- アクシズの指導者。今回はデキム・バートンらのマリーメイア軍、ランスロー・ダーウェルらの宇宙革命軍、フロスト兄弟も配下にいる。
- 2回程戦う機会があるが、ガンダム関係のルートに行かないとアクシズ勢力とは戦えないので、電童のルートを進んでいくと見せ場が無いままフェードアウトする。
- キュベレイの性能は『A』に比べれば下がっているが、相変わらず本人はニュータイプ、底力、防御がLv9まで達するので手強い事には変わりはない。また援護攻撃もLv4まで達するので、隣接したユニットの攻撃時にはもれなく彼女の援護攻撃が飛んでくる。援護防御能力はないので、隣接ユニットが居る場合は、まずそちらを倒してしまいたい。
- スーパーロボット大戦D
- アムロ・シャア・カミーユ・ジュドーの合計撃墜数400という途方もない条件+α(隠し要素参照)を満たせば、ルート次第で仲間になる。あまりに条件が厳しく、計画的にやらないとほぼ確実に撃墜数を引き継いだ2周目以降にしか仲間にならないのが難点(ただし一度条件を満たせば次周から、該当ルートに行き、該当マップで3人を出撃・生存させるだけで仲間にできる)。
- 原作におけるジュドーとの決戦の後(上述の小説版の設定を使用している)、ザンスカール帝国に回収されてエンジェル・ハイロゥのサイキッカーとして数年間コールドスリープされていたという、とんでもない設定で登場。シャアの要請を受け仲間になる。
- 最高クラスのニュータイプだが、底力を持たないため、同ルートで条件付き加入するカテジナに少し劣る上に2週目以降から使えるようになる可能性が高い関係上、養成による強化が遅れるのが難点。シャア・カミーユ・ジュドーと合体攻撃ができる。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- ほぼ原作どおり。銀河帝国来襲の際には共闘しシナリオによってはスポット参戦するが、最終的には敵になる。ルートによっては降伏したギシン星兵を殺害するといった外道な行為をやらかす。ダミーを5つ所有するが、HPは15000とかなり低い。
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- アクシズからの増援として登場。ア・バオア・クーの戦いではキシリアに代わってギレンを青酸ガス爆弾で抹殺して指揮を執る。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- ギレンの意向に従い、「建前上はジオン軍とは別組織」なネオ・ジオンの実質的なリーダーとして、停戦中の地球連邦軍やコネクト・フォースを攻撃する。驚異的の強さは健在で(威圧と二連撃も習得済み)、初戦となる「ネオ・ジオン台頭」と撤退条件が「HP50%以下」。「地球圏統一」で原作最期の台詞(DVE)を言った後、撤退する。
関連作品
- ヒーロー戦記
- アクシズの女王ミネバ・ザビの摂政だったが、ミネバ共々クーデターで国を追われ、ジオン公国に亡命するものの、そのジオンもアポロン総統に滅ぼされてしまったためにバビロニア国まで逃げ延びる…という、悲惨な境遇に見舞われる。
- 原作のような冷酷さや屈折感は見られなく(シャアと対面する場面も一切なく、原作のような関係だったのかも怪しいところ)、主君であるミネバに対してはかなり過保護な様子を見せていた。そのため、ミネバと一緒にいたゼウスのメンバーを誘拐犯と思い込んで戦う(実際には保護してたこ焼きを買ってあげただけだが、光太郎が感情的に反論したのも一因)が、戦闘後に和解し、以後ゼウスに度々協力する。
- キュベレイに搭乗するニュータイプ戦士であり、特殊能力は「ファンネル」。アバオアクー市に通じる地下通路を通る際に道案内として共に戦う。
- リアルロボット戦線
- 基本的には敵。ハマーン・ロシュルートでのみ味方としてスポット参戦するがすぐに離脱し、ウルス第3の月タンデを墜落させようと企む。
- 落下を阻止できなかった場合、彼女が大ボスとなる。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
全てにおいて高い能力値を誇り、味方にすれば頼りになる。リアル系の大ボスらしく射撃・反応・回避・命中が非常に高く、格闘・防御・SPも異常に高い。2回行動可能レベルも低いので、旧シリーズでは2回行動によるファンネルの連続攻撃が猛威を振るった。
基本的にどのシリーズでもラスボスに匹敵する能力値は流石である。
精神コマンド
ひらめき・集中といったリアル系お約束の精神コマンドに加え、高い防御力を付与する鉄壁・圧倒的な戦闘能力の再現による戦慄・高火力の魂・自身の2回行動+覚醒の3回行動等全てにおいて隙が無い。『α外伝』以降の作品では魂の習得基準変更により、魂を習得する事が少なくなっている。
- F完結編
- ひらめき、熱血、集中、覚醒、鉄壁、魂
- 64
- ひらめき、集中、熱血、鉄壁、覚醒、魂
- α
- ひらめき、集中、熱血、覚醒、魂、戦慄
- 第2次α
- 集中、ひらめき、気合、熱血、直撃、覚醒
- D
- ひらめき、集中、熱血、直撃、覚醒、魂
- Z、第3次Z
- 集中、直感、鉄壁、熱血、覚醒
- リアルロボット戦線
- 隠れ身、覚醒、鉄壁、集中、熱血、激励
特殊技能(特殊スキル)
殆どの技能が最高レベルまで到達し、シリーズによっては底力も持っているので、敵パイロットの中ではラスボス以上の強さを見せる事もある。旧シリーズではニュータイプレベルが最高の9に到達する事が多かったが、近年の作品では劇場版Zガンダムの登場やニュータイプ設定の見直しにより、レベルが8で止まる事が多い。
- 第4次(S)
- シールド防御L7、切り払いL7、ニュータイプ
- F・F完結編
- ニュータイプL9、シールド防御L7、切り払いL9
- α(α for DC)
- 底力、ニュータイプL9、シールド防御L9、切り払いL9
- 第2次α
- ニュータイプL8、指揮官L4、底力L6、切り払いL7
- R
- ニュータイプL9、底力L9、防御L9、援護攻撃L4、指揮L4
- D
- ニュータイプL9、シールド防御、斬り払い、撃ち落とし、援護攻撃L1、指揮L2、コンボL3、カウンター、ヒット&アウェイ
- Z
- ニュータイプL8、カウンターL8、見切り、再攻撃
- 第3次Z時獄篇
- ニュータイプL8、指揮官L4、カウンターL7、2回行動、見切り、ガード、サイズ差補正無視L3、マルチターゲット
- 第3次Z天獄篇
小隊長能力(隊長効果)
- 小隊攻撃の攻撃力+40%
- 『第2次α』で採用。極めて強力な能力だが、最強攻撃がALLのキュベレイでは相性が悪い。小隊長能力を活かしたいなら強力な単体攻撃を持つMSに乗り換えよう。
- 小隊攻撃の攻撃力+20%
- 『Z』で採用。
固有エースボーナス
- 連続ターゲット補正の効果無効。最終被ダメージ0.8倍。
- 『時獄篇』と『天獄篇』(敵仕様のみ)でのボーナス、前作クワトロのエースボーナスの強化版。敵仕様は習得しないが、『時獄篇』2周目スポット参戦版は確実に習得する。
- 特殊スキル「ニュータイプ」のレベル+1、回避+20
- 『天獄篇』味方仕様。こちらもシャアと対になるボーナス。
パイロットBGM
- 「サイレント・ヴォイス」
- 『ΖΖ』後期OPテーマ。歌詞はハマーンの心境を歌ったものと考えられており、OP映像には彼女の姿も見られる。
- 『第2次α』にて採用。設定にもよるが、本作ではハマーン専用BGMとしてのイメージが強い。
人間関係
機動戦士Ζガンダム
アクシズ
- ミネバ・ラオ・ザビ
- 傀儡の君主。優しく接していたが、ミネバはシンタやクム、シャアの方に心を開いていた。
- スパロボでは特に旧シリーズでハマーンはミネバに過保護だった。他にも『ヒーロー戦記』でのミネバへの過保護っぷり(ミネバが迷子になった際、街中で探し回っている・ミネバを保護したアムロ達をミネバ誘拐犯と勘違いして襲ってくる・EDでミネバにたこ焼きが食べたいとねだられ、買ってくるがミネバが火傷しないようにとドライアイスで冷ましてしまい、結局ミネバには不評)は見ていて(一部迷惑だが)微笑ましい。
エゥーゴ
- シャア・アズナブル(クワトロ・バジーナ)
- 元恋人(?)。理由はともかく自分を棄てたと認識しており、またジオンの今後をどのように導いていくかで大きな考え方の違いがあった。まだシャアに大いに未練があるようで、彼に頭を下げさせて悦に入ったり、何かにつけては「私の所へ戻ってきて欲しい」「謝れば許してやる」と口説き続ける。
- しかし、シャアは彼女に全く未練がないようなので全無視+胸ぐらを掴み、平気で銃口を向けるのだった。最終的には彼の百式を撃破することになるが、その際は「シャア、私と来てくれれば…」と寂しそうに呟いている。
- 『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』によると、ニュータイプ研究所で自身がモルモットのように扱われる日々に絶望していた最中、シャアらニュータイプの活躍を知り将来に希望を見出し、同時にシャアに対する憧れの感情を抱くようになったという。
- 『F完結編』でようやくシャアがハマーンを口説き、とうとうデレる。『第3次Z天獄篇』でも、似たような経緯で彼とよりを戻す。
- カミーユ・ビダン
- 『機動戦士Ζガンダム』において何度か交戦、ニュータイプ同士共鳴しあうがそれを拒絶、やがてカミーユからも強く否定されることになる。
- 『機動戦士ガンダムΖΖ』最終回では、ジュドーの身体を通して出る力のうちの1人として現れ、ハマーンに「あれは…カミーユ・ビダン!?」と唯一名前を呼ばれていた。
- なお、所属勢力の対立がない『Z』のifルートにおいては、彼のニュータイプとしての才能を見抜き「その才能を利用されないように注意しろ」とアドバイスし、彼も素直に聞き入れるという、今までにない関係を見せる。
- カツ・コバヤシ
- 直接絡むわけでは無いが、サラの死を一因を作った事で彼から恨まれた。本来ならお門違いの逆恨みといった方が正しい。
ティターンズ
- パプテマス・シロッコ
- 政敵として互いに警戒しあった。後に彼の乗るジ・Oと直接対峙し、激しいプレッシャーをぶつけ合う。終盤にはシャアも交えて三つ巴の争いを繰り広げた。
- ジャミトフ・ハイマン
- 一時は同盟を結ぶが、その後は決裂した。
その他
- アムロ・レイ
- 原作では絡みは無いが、スパロボシリーズにおいてはシャアやジュドーやカミーユ程では無いが絡む事も多く、特殊台詞もある。基本的に敵対した場合はハマーンをカミーユやジュドーと同じく否定するが、味方同士になる作品もある。基本、逆襲のシャア時代での出会いが多い。
機動戦士ガンダムΖΖ
ネオ・ジオン(自派)
- マシュマー・セロ
- 部下。マシュマーからは「ハマーン様」と呼ばれる程に熱烈な忠誠を誓われているが、彼の妄想場面のような態度をハマーンが取っていたかは定かではない。
- 少なくともマシュマーの熱烈な忠誠に対し、ハマーンはあくまでも駒として見ていた面が強かったが、『IMPACT』では彼の死を悼んでいる。
- エルピー・プル
- 最初は配下だったが、後にエゥーゴに寝返る。劇中では「同じ国の摂政と兵士」以外の接点は無く、元気の有り余ったプルを見て「あの子供は?」と側近に問う程度だった。
- しかし、原作後期OPにて、「一人アップになったプルの身体から、ハマーンが分離する」場面が描かれ、この二人の関係について様々な憶測が飛び交った。
- イリア・パゾム
- 部下。側近で、彼女をマシュマーの監視役に任じた。
- オウギュスト・ギダン
- 部下。グレミーの監視役として送り込んだ。
- キャラ・スーン
- 部下。強化後はハマーンの側近を務め、最後までハマーンに忠実な部下として行動した。
ネオ・ジオン(敵対)
- グレミー・トト
- 使える兵士として認識していたが、不穏な動きをするようになったのを見逃さず、監視役をつけた。それでも結局反乱を防ぐことはできなかった。
- ちなみに『A』では反乱を企てていたグレミーに対して先手を打って捨て駒にしており、見事に謀殺した。
- ラカン・ダカラン
- 当初はハマーンに忠実であったが、野心あって離反した。
- プルツー
- グレミー派の一員としてハマーンの暗殺を謀った。
エゥーゴ
- ジュドー・アーシタ
- シャアに代わる拠り所として、再三に渡り説得を続けるが聞き入れてはもらえなかった。リィナを銃で撃った時には、彼の怒りが彼女を恐怖させた。
- 相変わらず口説き方がなっていないが、カミーユに比べればまだ自分と正面から対話してくれただけマシだろうと思われる。
- 最近のスパロボシリーズにおいては共闘する機会も多く、仲間に加わった後も彼と会話する場面が多い。
- リィナ・アーシタ
- 原作では特に関わりがないが、『α』では死亡したと思われた彼女を救出しており、ミネバの世話を任せていた。
その他
- サラサ・ムーン
- コロニー「ムーン・ムーン」に住む光族の長。妹のラサラ・ムーンと共に邪悪な波動を感じ取り、ハマーンを救いたいと考えるも当人に拒否される。
- アーガマ搭乗時は姉妹で悪意から艦内を護っていたため、ハマーン(艦に潜入していた)とジュドーは、お互いの存在を感知し合うことが出来なかった。
- ジュドーも後に似たような能力を発現し、やはりお互いの存在を打ち消し合ったうえ、キュベレイMk-II (プルツー用)の襲撃を感知することが出来なかった。
- エギーユ・デラーズ
- 原作の『0083』では特に関連は無いが、共闘する作品では共にジオン系の幹部。『第4次』では同じノイエDCの幹部で、ミネバをハマーンに託しているが、内心ではハマーンを警戒していた。
- アナベル・ガトー
- 作品によっては彼を従えていたり、共闘する機会も多い。
他作品との人間関係
ガンダムシリーズ
宇宙世紀ガンダムシリーズ
- マハラジャ・カーン
- 『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』に登場。ハマーンの実父で、アクシズの総括責任者(当時)。民衆のため居住区モウサを建造するなどしている。
- ジオン・ズム・ダイクンの思想に共感し、デギン・ソド・ザビと共に彼を支え、ジオン派とザビ派の対立が顕著になった際は調整役に奔走した。
- 広い視野でアクシズをまとめあげたその手腕は、生きる目的を無くしたシャアを更に自信喪失させるほどだったが、本人はシャアをダイクンの子と見抜き再起を願っていた。
- その後は戦争再開を掲げる強硬派などに翻弄されるなか病に倒れ、アクシズの調和やハマーンの身を案じながらこの世を去った。享年56歳。
- 彼の死後、シャアの案によりハマーンが跡を継ぐ形でアクシズの摂政に就任する。それと同時にハマーンの瞳にハイライトが描かれないようになる。
- レイチェル・カーン
- 『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』に登場。ハマーンの実母だが作中では既に他界している。
- ハマーンが6歳の時に病死。享年40歳。
- マレーネ・カーン
- ハマーンの8歳上の姉だが、いずれの作品でも既に他界している。ハマーンいわく「私の姉はザビ家に尽くし、宇宙の果てで死んでいった」という。享年22歳。
- 小説版Ζガンダム、『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』などでは、いずれもドズルの妾として描かれている(デギンが孫をたくさん欲しがったという説もある)。
- セラーナ・カーン
- 『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』、ゲーム『機動戦士ガンダムADVANCED OPERATION』に登場。ハマーンの4歳下の妹。後者では実質的な主人公。
- 前者では勘の鋭い無邪気な妹といった描写だったが、後者ではネオ・ジオンの外務次官となっており、ハマーンとは異なる考え方を持っていた。
- ハマーン没後は穏健派の代表として、地球連邦との和平条約締結のため地球に派遣されるも、強硬派でハマーン親衛隊でもあったシンクレアに追撃を受ける。
- 不時着したオデッサでペガサス改級イルニードに避難民として乗船、襲撃で人手不足の艦内でオペレーターやパイロットを務め、連邦の要人との接触を目指す。
- Ζガンダムで高い操縦技術を見せ奮闘するも、最後はシンクレアのジ・OIIと相討ちになり行方不明に。シャアの武力蜂起を食い止めることは叶わなかった。
- ジェラルド・シンクレア
- 『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』、ゲーム『機動戦士ガンダムADVANCED OPERATION』に登場。
- 前者ではイリアと僚友で、ドム・フュンフを駆り、ハマーンや尊敬するシャアらを援護した。後にアクシズに行き、イリアと共にハマーン親衛隊を務めた。
- 後者ではネオ・ジオン強硬派の尖兵としてジ・OIIを駆り、シャアの蜂起を和平交渉という形で無に帰そうとするセラーナを追撃するも、最後は相討ちとなり死亡した。
- ナタリー・ビアンキ
- 『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』に登場。17歳。階級は中尉(後に大尉)。後にシャアの公私におけるパートナーとなる。
- ニュータイプ研究所での生活の後で心を閉ざしていたハマーンを献身的に支えるなどして、やがて姉妹のように親密な関係になっていった。
- マハラジャに若くして才媛と評される有能な人物だが、もともとアクシズ強硬派のトップに見出されたことから、恩返しすべきか否かの狭間で悩んでいた。
- 後に、ハマーンがファビアンに襲われるのをあらかじめ知っていたこと・シャアと関係を持ち子供まで身籠ったことに激怒され、ハマーンと絶縁状態になる。
- その直後、強硬派の生き残りに射殺される。シャアはこの事件がきっかけとなりハマーンと決別する。なお以降のハマーンの瞳は、現在のように瞳孔すら描かれなくなる。
- ファビアン・フリシュクネヒト
- 『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』に登場。階級は少尉。アクシズ強硬派にルックスと操縦技術を買われ、ハマーンらのジオン本国視察メンバーに送り込まれる。
- ハマーンを取り込むことに成功すれば大尉、婚約を取り付けたら少佐の地位を約束すると唆され、ハマーンを暴行しようとするも、シャアとナタリーにより阻止される。
- 事件後はシャアの計らいで銃殺刑ではなく追放処分となるが、唇を奪われ暴行されかけたハマーンは深く傷付き、シャアへの依存をより深めていくことになる。
- その後、後のエゥーゴに合流しようとしていたシャア達をゲルググJで援護、恩返しを果たし去る。作中では他にもケンプファーなどに搭乗した。
- ララァ・スン
- 原作では特に触れていないのだが、『第2次α』においてはシャアと敵対する場合、ララァの死に取り憑かれているシャアを否定する。更に『GC/XO』では、彼女が生きている上にシャアと敵対している自分とは反対に彼の側にいるため、自分から愛しい男を奪っていった恋敵のような関係であり、憎悪と殺意と嫉妬の感情を抱いている。彼女との戦闘時の会話も、シャアをめぐって昼ドラのようなドロドロとした痴話喧嘩のようなものに近い。まさにニュータイプの修羅場である。
- ギレン・ザビ
- 彼が生存している場合は主君にあたるが、『F完結編』では突如復活した彼らに不信感を抱き、『α』では途中で対立し、『GC/XO』ではキシリアの代わりに彼を暗殺する。
- キシリア・ザビ
- ジオン派筆頭のマハラジャとギレンの緊張関係を取り成すかわりに、当時7歳のハマーンをニュータイプ研究所に入れることを迫る。
- ハマーンが自ら進んで入所を希望したため、悩んでいたマハラジャは止む無く彼女を研究所で寄宿生活をさせることに。
- 『F完結編』では突如復活した彼女らに不信感を抱き、『GC/XO』ではソロモン戦にてシャアに謀殺された彼女の代わりにギレンを暗殺する。
- ドズル・ザビ
- ミネバの実父。彼が生存している場合は上司にあたり、彼からも信頼されているが、『F完結編』ではドズルを含めてザビ家の面々がクローンである疑惑をいち早く察知した。
- なお姉のマレーネが妾という説もあるが、ハマーン自身はドズルとゼナの結婚を祝福し、同時に女性としての幸せを強く意識するようになったという。
- ナナイ・ミゲル
- 共に同じ声優が演じ、シャアに恋愛感情を持った事が共通しており、『第2次α』でシャアと敵対する場合は声優ネタがある。
- また『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』では直接対面しており、ハマーンと恋愛トークをして頬を赤らめる場面も。
- シャクティ・カリン
- 『D』ではエンジェル・ハイロゥでの彼女の祈りに影響され、憎しみを吐き出すことができた。
- フォンセ・カガチ
- 『D』では過去に原作通りジュドーに敗れた後、仮死状態のまま彼に捕らえられ、サイキッカーの1人として利用される。
- アンジェロ・ザウパー
- 『時獄篇』では部下。しかしアンジェロ本人はフロンタルに心酔しているが故にあまり敬意を払っておらず、ハマーンもそんな彼をあまり良い目で見ていない。
- 続く『第3次Z天獄篇』ではフロンタルがネオ・ジオンの実権を握ったこともあり、彼からあからさまに不遜な口を叩かれ、強い不快感を露わにするシーンも。
- マリーダ・クルス
- 原作で直接共演はしていないが、グレミー軍の切り札の1人であった彼女とは敵同士の立場。『ΖΖ』が参戦していない『第3次Z時獄篇』では上司と部下の関係であり、同じ女性という立場からの気遣いを見せる事もあった。
- バナージ・リンクス
- 『第3次Z』ではマリーダやオードリーを通じて彼とも知り合う。オードリー(=ミネバ)を数々の困難から守ってくれた彼にはハマーンも一目置いており、彼を「優しい」と評し、カミーユやシャアを「お前」呼ばわりするなかで珍しく「君」と呼ぶなど、比較的物柔らかに接している。
アナザーガンダムシリーズ
- 張五飛
- 『R』では一時的に部下だった。
- リリーナ・ドーリアン
- 『R』では彼女を一時的に捕らえていた。また、彼女が唱える完全平和主義に関しても、所詮は日和見主義が生み出した自己満足の産物と否定する。
- ゼクス・マーキス(ミリアルド・ピースクラフト)
- 思い人(?)のそっくりさん。『F完結編』のポセイダルルートでは協力関係にある。ミリアルドに騙されたというよりはシャアとの決着をつけるべく敢えて乗ったと言うべきか。
- デルマイユ
- 『64』では彼に非常に嫌われており、OZとの交渉の為に彼とジャミトフとの対面に臨んだ際、彼に面と向かって「下衆」呼ばわりされている。
- デキム・バートン
- 『R』では同盟相手。
- シャギア・フロスト、オルバ・フロスト
- 『R』では部下。しかし、彼らには内心憎まれていた。
- ランスロー・ダーウェル
- 『R』では部下。
- ザイデル・ラッソ
- 『R』では部下。『Z』では彼とも同盟を結ぶがifルートでは彼との同盟を破棄する。ニュータイプの意味を完全に履き違えた男として侮蔑した。
正暦作品
ガンダムSEEDシリーズ
- ラクス・クライン
- 『Z』では内心彼女を「危険な女」と評した。
- ルナマリア・ホーク
- 『Z』ではハリー・オードが色眼鏡をかけている理由を語った際、「あのような(サングラスで視線を隠している)男(クワトロの他、アスランも一時期サングラスをかけていた)に騙されるなよ」とアドバイスしている。
- メイリン・ホーク
- 『Z』では妙に彼女とウマが合っていた。年頃が近いということもあるが、ハマーンがこうして同年代の年頃の同性のキャラクターと仲良くなるのは珍しい。なお、先述の『機動戦士ガンダム C.D.A 若き彗星の肖像』に登場する少女時代のハマーンは、メイリンのようなツインテールの髪型だった。
- ギルバート・デュランダル
- 『Z』では彼と同盟を結ぶも、後に彼に疑念を感じるようになり、展開によっては離反してZEUTHと共闘する。ちなみに、デスティニー・プランを推し進めた彼のプライベートには、大いに興味があるというちょっと下世話な一面も。
- シン・アスカ
- 『Z』で通常ルートで彼がデュランダルに最後まで従っていたことを覚えており、第3次Z時獄篇宇宙ルート11話の戦闘前会話では、自らの意志で自分に勝負するシンの姿を見て、ハマーン自身も彼の純粋さを免じて挑んだ。
リアル系
- 工藤シン
- 『SC2』ではサラや鳥の人と共に彼を回収し、後にあえてわざとエゥーゴに彼を救出させる。
- サラ・ノーム
- 『SC2』では工藤シンや鳥の人と共に彼女を回収し、彼女を鳥の人の制御装置として利用する。
- ホランド・ノヴァク
- 『Z』では馴れ馴れしく接してきた彼に対してその態度を咎め、彼に「やりにくい女」と評される。
- ボン太くん
- 第3次Z時獄篇では危うく彼に癒やされかけて大人げない反応を返している(後述)。
スーパー系
- 兜甲児
- 彼のような人間は嫌いではないらしく、わりと好意的に接する。『64』では共闘する際、疑いの目を向ける彼に「案ずるな、少年」と返したり、『第2次α』では失言をした彼に、むしろ褒め言葉のように「正直過ぎるだけだ」と言う言葉を向けた。
- 碇シンジ
- 『時獄篇』第41話でハマーンが敵を撃墜した後、彼から「式波に似てる」と言われる。
- ノノ
- 『天獄篇』DLC「強きことは美しき哉II」でなぜか彼女と組まされている。天然全開の彼女のテンションには終始押されっぱなしだった。
バンプレストオリジナル
- ヴィンデル・マウザー
- 『A』ではお互いを利用し合う。
- シュウイチロウ・ユキムラ
- 『SC2』ではマクロスを交渉材料にしてハマーンに接触する。
- バルビエル・ザ・ニードル
- 『第3次Z天獄篇』では彼の「サソリの毒」を受けるも、並外れた精神力とプライドの持ち主であるハマーンには最初から全く通用しなかった。
名台詞
機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
- 「寒い…。ここにあと何年…」
- 『0083』第9話より。短い台詞であるが、地球連邦軍に察知されないよう潜伏生活を強いられる苦しみがうかがえる。
機動戦士Ζガンダム
- 「このキュベレイ、見くびっては困る!」
- キュベレイ、そしてそれを操るハマーンの強さを示す代表的な台詞。
- 自分1人を3人がかりで取り囲むシロッコ達のうち、レコアのパラス・アテネとサラのボリノーク・サマーンをファンネルであっさりと退け、シロッコのジ・Oと1対1の戦いに持ち込んだ。
スパロボでも戦闘台詞として使われているが、見くびってかかれるほどヤワな相手では無い事は言われずとも分かる。 - 「俗物が私に!」
- カミーユを見下したときのセリフ。俗物といえばハマーン様、ハマーン様といえば俗物。
- 「フフフ…ここまでだ、俗物!」
- またもや俗物。彼女の絶対の自信を感じさせる一言。
- 「地球の連邦軍もそろそろティターンズと手を切りたがっているという話ではないか」
- 第46話にて、ジャミトフと会談した時の台詞。ティターンズの行く末を暗示するかのような発言とも言える。
- 「よくもずけずけと人の中に入る。恥を知れ! 俗物!」
- カミーユと共鳴して自分の心の内を知られて。3度目の俗物発言。
- 「倒すべき敵、それはカミーユ・ビダン…そういうことか…」
- カミーユとニュータイプ同士共鳴するが、ハマーンは拒絶した。
- 「こんなところで朽ち果てる己の身を呪うがいい」
- クワトロを追いつめた時の台詞。
『スーパーロボット大戦F』ではDVEで収録されている。 - 「これで終わりにするか、続けるか、シャア!」
- 手足を失った百式に乗りなおも抵抗するシャアを追いつめ、生殺与奪の権を握った際の台詞。
- 止めを刺さずにあえてこのような質問をしてしまう所にハマーンのシャアに対する未練が見て取れる。
- 「シャア、私と来てくれれば…」
- シャアの百式が戦艦の残骸と共に爆発に消えた後、ハマーンがぽつりと漏らした言葉。
- 結局、シャアを自分の元へと引き戻す事が出来なかったと悟って出たのであろう、彼女の偽らざる本音。
- 「私にまた、キュベレイで戦わせるのか!」
- 劇場版より。アクシズ全軍の指揮や外交折衝を取り仕切るハマーンが、更に自らも出撃しなければならなくなった際のセリフ。
- 卓越したニュータイプとて、サイコミュMSであるキュベレイでの戦闘は負担が大きいのだろうか。自らが望まずとも請われれば前線に立たねばならない、というアクシズ内での微妙な立場を表現した台詞でもあるが、毅然とした指導者として振舞う彼女が、部下の前で愚痴とも弱音とも取れる台詞を言うのは珍しい。
- 「ウソだ!!お前は敵だ!!」
- 「少年はっ! 男はっ……皆、シャアと同じだ! 優れた資質を持っているのだろうが、男である限り、その使い方を知ることはないんだよっ!」
- 小説版より。アニメ第47話と同じ場面にて、カミーユと共鳴した後の台詞。アニメ版でも似たような発言をしているが、こちらではことさら男性への憎悪が強調されている。
- さらには伝家の宝刀の俗物発言も忘れてしまうなど、アニメ版より遥かに動揺している様子が見て取れる。
機動戦士ガンダムΖΖ
- 「この感じ… シャア・アズナブルか? いや、違うな… なんだ?」
- 第18話でアクシズの官邸に侵入したジュドーの存在を初めて感知した際の台詞。
- ちなみに、当のハマーンは髪を下ろして水着姿で日光浴とレアな姿になっている。
- 「ふたりっきりで話したかったのだ…少年」
- 「ジュドーか、なるほど…お前と私は互いに引き合うものがあるようだな」
- 第22話より。戦場で人探しをするジュドーに興味を持ち、母艦サダラーンにはリィナが乗船していないにも関わらず、彼女がいるとしてジュドーをおびき寄せる。
- その後ジュドーの手を取り、艦内の個室へ誘導するなど大胆な行動に出たハマーンだったが…。
- 「ニュータイプならば私に従うべきだ。そうだよ…?ジュドー・アーシタ…」
- 「我々が敵対する理由など何もない…我々は同じニュータイプなのだから…さあ、私と共に来るのだ」
- ハマーンを振り払い廊下に出たジュドーに、壁ドン状態になりつつ続けた台詞。惜しいところまで行ったが、廊下に出たばかりに兵の横槍が入ってしまう。
- ジュドー自身も「何か不思議な感じだ…それにいい匂いがする…おかしいな、こいつは敵じゃないのか…?」とまんざらでもなく、あわや頬に口づけをされかけていた。
- 「ふふふ… 私はお前といるとスラスラと本心を喋ってしまう… 不思議なものだ」
- 第27話より。ダカールの迎賓館でのジュドーとの対峙の際の台詞。遠回しにアピールしているが、「そんなこと言っても俺はあんたのものにはならない!」と拒否される。
- 「この期に及んで私な感情で動くとは… 始めは私に期待を抱かせて、最後の最後に私を裏切る…! ジュドー・アーシタ! お前もだ!」
- あくまでもリィナの救出にこだわり、ハマーンを否定するジュドーに対して。また、台詞の内容からして未だにシャアの事を根に持っているようである。
- 「嫌いだね、そういうベタベタしたのは…! 続きは天国とかでやるんだな!!」
- お互いを庇い合おうとするジュドーとリィナに対して激怒する。ベタベタする行為に免疫がないのかもしれない。
- 「この私にこんなにもプレッシャーをかけた… あれは危険すぎる…!」
- ハマーンの放った銃弾がリィナの体を掠めた事でジュドーの怒りを招き、ジュドーの放った強烈なニュータイプのオーラに恐怖した後、怯えてベットにうずくまった際の台詞。いつもの冷静な女傑振りは全く影を潜め、本来の弱い一面が現れている。
- 「…私はいつも一人だ…」
- ハマーンの本音というべき独白。その孤独を理解できたのはジュドーのみで、その彼はそんなハマーンの孤独を吐き出そうとしたが…。
- 「お前が生身の人間を殺せない、かわいい坊やだって知っているのさ」
- 第40話より。歓楽コロニー「タイガーバウム」の戦闘にて、ジュドーの乗るズゴックのアイアンネイルが眼前に迫っての台詞。
- ジュドーに自分のペースを乱されてばかりいた彼女だったが、久々に彼の優位に立つことができてご満悦の様子。
- 「女の問題か、俗物め!」
- ジュドーを自分の下へ招き入れようと説得していた所に、ジュドーに仕返ししようと部下を引き連れて横槍を入れてきたタイガーバウムの領主、スタンパ・ハロイに対して。
- ΖΖの時代になっても俗物発言は健在だった。
- 「言ったろ?私とお前は同類なんだ、呼び合っているのさ」
- 第43話より。崩れた天井からジュドーに助けられた後の台詞。図らずも抱き付かれてご満悦の様子。なおイケメンSP達は瓦礫の下敷きになってしまった。
- その後ルーが口を挟もうとするも「子供は黙れ!」と一蹴する。ジュドー的には無我夢中の行動であり、特に他意は無かった。
- 「私の息の香り、私の肌の香りをこの薔薇に与えた」
- 第44話より。新たなバラをマシュマーに与えた際の台詞。直後イリアに「見ての通り強化しすぎたようだ。監視は気をつけてな」と耳打ちし彼女を慮る。
- マシュマーが同時にΖΖガンダムとクィン・マンサの2機を相手どろうとした際、イリアが「バラの香りを愛でろ!」と呼びかけ自制を促す場面もあった。
- 『Gジェネ』シリーズではゴッドガンダムに乗せ、ゴッドフィンガーを使わせると「このゴッドフィンガーに与えた」とアレンジした台詞を口にする。
- 「お前にはグレミーがどれほど危険か分かっていないのか!?グレミーはあのジオンを復活させようとしているんだぞ!」
- 「私はミネバ様を…ジオンの血を利用してザビ家を見返したいだけだ。しかしグレミーは、血の力だけで宇宙を治めようとしているんだぞ!宇宙を血で染めようという男だ!お前には分かるはずだ…!」
- グレミーへの対応で手一杯な状態で、ジュドー達にミネバを攫われた場面。自分を下げてでも、何としてもミネバを奪還したい思いが見て取れる。
- しかしジュドーには「お前だってそうだろう!同じ結果になる…それが俺には分かるんだ!」と否定されてしまう。
- 「私にノーマルスーツを着る気にさせたジュドー・アーシタ…子供のくせして…!」
- 最終話より。Ζ~ΖΖを通して初めて、ハマーンがノーマルスーツで出撃した記念すべき場面である。
- 「ここが貴様の墓場となる!!」
- モウサの宮殿前で、ジュドーのZZと対峙してのセリフ。ハマーン様、それ、死亡フラグ……。そして案の定ジュドーに敗れるのだが。
- ハマーン的には、ジオン発祥の地であり、ジュドーと初めて会った場所でもあるという、特別な思い入れのある場所であった。
- 「人は生きる限り1人だよ。人類そのものもそうだ。お前が見せてくれたように、人類全てがニュータイプになれるものか! その前に人類は地球を喰い尽くすよ!」
- 動かないΖΖのコアファイターに猛然とキュベレイで襲い掛かってくるが、その時戦いで散った多くのニュータイプの思念に押され、ハマーンはニュータイプの力を垣間見るが…。
- なお、シロッコはハマーンと同じ状況に追い込まれているのに、このニュータイプの思念を「ただの不可思議な現象」にしか捉えてない。
- 「…吐き出すものなど…ない!!」
- ΖΖのハイメガキャノンを受け止めた際に対するジュドーへの拒絶。本音を言い出せないハマーンの拒否。
- 「相打ちといいたいところだが…私の負けのようだ…」
- ジュドーのΖΖガンダムと相撃ちとなるが、潔く負けを認めた。
- 「帰って来てよかった……うう!!」
「強い子に会えて……」 - 戦死時の台詞。ちなみに『スーパーロボット大戦α』では上記の流れはDVEで再現されている。
その他
- 「私を何で捨てた!」
- 逆襲のシャアの同時上映作品、『機動戦士SDガンダム』より。客引きを行うジュドーを無視し、シャアが経営するホテルに泊まったハマーンだったが、昼間から酒を飲み、シャアを二回叩く。恐らくシャアに対する本音だろう。またこの後、ハマーンは他のペンションに行ってしまう。
- 「オバさんですってぇ! 私は21歳という設定で…」
- カセットドラマ『鏡のむこうのプル』のB面「ガンダムステーション」より。ジュドーに「オバさん」呼ばわりされて、狼狽するハマーン。同ドラマではコメディパートゆえに、ハマーンの声のトーンが普段より軽い。
- 「ほざけシロッコ! 貴様とて次元は同じ。傍観者を決め込んではいるが…女の尻ばかり追い回し…」
- PSゲーム『GジェネレーションF』にて、自身とシャアの対立を「痴話喧嘩」と愚弄したシロッコに対し、ハマーンが冷静に言い返した言い訳しようの無い台詞。さすがのシロッコもこれを言われた瞬間、大人気無く逆上する。
- 「皆様からの意見を参考に、製品版は進化した」
- PS3ゲーム『ガンダムブレイカー』のPVにて、発売前に無料配布していた体験版のユーザからの意見を製品版に反映させたと言う事だが、アースノイドである一般ユーザを俗物呼ばわりせずに敬意を込めて皆様と呼ぶとは違和感満載である。俗物呼ばわりされたかったユーザも多いはず。
- 「アナタのその言葉が聞きたかった…」
- DSゲーム『GジェネレーションDS』より、スパロボF同様、デレるハマーンを見ることができる。
- 「いい機会なので昔の髪型に戻してみたんだが…」
- 同じくDSゲーム『GジェネレーションDS』より、上記イベント後にハマーンの顔グラフィックの選択ができる。上記は過去のハマーンの顔グラフィックを使いまわしただけなのだが、目がキラキラしている為よっぽど嬉しかったのだろうか…なおこの状態でCCAのシャアを説得すると通常よりも簡単に説得が可能になる。
スパロボシリーズの名台詞
TV版
旧シリーズ
- 「女には男に言って欲しい言葉がある。だがそれは求めるものではない‥‥」
クワトロ「‥‥」
「‥‥」
クワトロ「‥‥ハマーン、私は今まで己の為すべきことを貫いてきたつもりだ。だが、肝心なところでそこから逃げていたのかもしれない。為すべき時に為す、という勇気を‥‥もう遅いかもしれん。だが、今を逃せばもう、言うことはないと思う。だからあえて言わせてもらう‥‥ハマーン、私とともに来てほしい。そして私と同じ未来を歩んでくれ」
「その言葉、まっていました‥‥」
クワトロ「ハマーン‥‥」
「今、私はあなたと同じ時を刻みはじめた。シャア、あなたとともに未来を歩みましょう…」 - 『F完結編』より。終盤のDCルート「ダブル・フェイク」で条件を満たしてシャアと和解した時のやり取り。
- しかも、顔グラまで新しいパターンを使っている程の凝り様なので「誰だお前!?」になること間違いなし。でも、原作では決して見られなかった幸せそうな姿である。
- なお、このやり取りはリメイク版スーパーロボット大戦でシャア・クワトロの乗機→キュベレイへの説得時の台詞に流用されている。
αシリーズ
第2次α
- 「久しぶりだなロンド・ベル隊。いや、今は○○だったか」
- 第36話アクシズルート「魂、重力に引かれて-後編-」or第49話「決断」より。部隊名を言ってくれる為、プレイヤーの好きな単語を言わせるのも一興である。
- 「…邪魔か…。お前はいつもそうだった…」
「お前はいつも仮面をかぶり、常に自分の心を他人に隠していた…。私にも、他の女にも…」
「ララァ・スンが死んだ時にお前は死んだのだ! その亡霊に憑かれたまま戦いを起こすお前に人類の革新を口にする資格はない!」 - 第53話ハマーン休戦ルート「人の心の光」に於けるシャアとの戦闘前会話より。ハマーンのこの言葉にはシャアも堪えたようで、「お前にその名を口に出してほしくはなかった」と漏らしている。
- 「ナナイ…お前は愚かな女だ…。だが、お前は…シャアの理想に殉じられたお前は私より幸せだったかも知れんな…」
- 第54話ハマーン休戦ルート「逆襲のシャア」より。ナナイ・ミゲル死亡時に。ある意味声優ネタでもある。
- 「終わりだ、シャア! 今、お前を忌まわしき記憶から解き放ってやる!」
「お前の最期に手を貸すぐらいはさせてもらおう! 私のけじめとして!」 - 同上。シャアとの戦闘前会話より。
- 「アクシズの艦隊を押さえるために私を監禁する気か?」
「ニュータイプの力は関係ない。その男が正直過ぎるだけだ」 - 同上。シャアを倒した後、兜甲児の「今抜けられて宇宙に戻られるといろいろと厄介になる」という失言に対し1度は皮肉る。しかしハマーン自身は甲児に怒るよりも、その純粋な正直さを好んだのか微笑する。
- (シャア…オルファンの光がお前の求めていた人の心の光なのかはわからない…)
(だから、αナンバーズの中から、その光を探してみよう…)
(お前の代わりにな…) - 同上。シャアとの決着が着いた後、最後までαナンバーズと共に戦う事を決意して。
- 「消えろ、ガンエデン! 人類を縛るお前は私が討つ…! シャアに代わってな!」
- 最終話より。ガンエデンとの戦闘前の台詞。主人公達以外では唯一説得もあり戦闘前の台詞がある。シャアにこだわり続けるハマーンの心境がうかがえる。
第3次α
- 「期待しているぞ、ジュドー…それに、お前を信じている者は私だけではない」
「その者達のためにも負けるな」 - 最終話より。霊体となってザ・パワーの中からジュドーへと語り掛ける。何気に、再会を喜んでいるかのようなジュドーのリアクションも印象的。しかし、『第3次α』はハマーンとの休戦協定を「信じられないとして拒否」したストーリーであるため、本心は複雑なものなのだろう。
携帯機シリーズ
- 「誰にいっているのだ、ジュドー。そのような心配は無用だということを、これからお前たちにみせてやろう。あの、異星人どもを排除してな」
- 『D』でブルー・スウェアに合流し出撃した時、ジュドーから「あんたはブランクがありすぎる。無理はするなよ」と言われて返した台詞。この自信、さすがハマーン様。
- 「フッ…そうもいかん話もあるのでな」
- 『D』でクェスにハマーンがシャアにベッタリなことに関して文句を言われて。ハマーンは「ずっと眠っていたので状況がよくわからないからシャアに色々と聞かないといけないから」と理由をつけるが、クェスに「だったらアムロかカミーユかジュドーに聞けばいいじゃないか」と言われ、笑ってこの台詞で返す。なんだかんだいってシャアと仲が宜しいご様子で、微笑ましい。
劇場版
Zシリーズ
- (この女が真のラクス・クライン…)
(なるほどな…。デュランダルが恐れるだけの何かを持っている。危険な女だ) - 『Z』のifルートより。ラクスと対面した際の心の一言。逆に言えば「女傑であるハマーンが『危険な女』と警戒するぐらいに、ラクスを評価している」とも取れる。
- 「その通りだ、カミーユ・ビダン。君は正しい目を持っているようだ」
「その素質をつまらぬ連中に潰されぬようにな」 - 『Z』ifルートにおいてザイデルのゆがんだ思想を否定したカミーユに対しての忠告で、カミーユ自身も素直に聞き入れている。
- 「さすがは、ディアナ・ソレルだ。その言葉は正論ゆえの重みがある。」
- 『Z』第53話ミネルバ一時残留ルート「月面決戦」より。ディアナを素直に褒めているはいるものの、トゲのある言い方である。
- 「そういうものだ。本心を隠している男というものは気をつけねばならんぞ」
- 『Z』で。本人はシャアに苦い思い出があるからこそ突き刺さる台詞と言えるが……
- 「…すまなかったな、マリーダ。お前の過去を、あの女性士官に話して」
マリーダ「いえ…閣下がご自身のことのように怒ってくださったのが自分には嬉しかったです」
「私も女だよ。そして、先ほどの女性士官もな」 - 『第3次Z時獄篇』第41話「二つの赤い彗星」にて、捕虜となったマリーダの引き渡しの際に、ネェル・アーガマのレイアムからの彼女の身体の傷について抗議され、暗に事実を示して言い返した際のこと。
- 「いい加減に個人的な感情で動くのはやめるのだな。お前には一人の男としてではなく、一人の大人として果たすべき役割がある」
「反発しつつもお前を超えようとするギュネイや、お前を信じるクェスの事も考えてやれ」 - 『時獄篇』第56話「シャア・アズナブルの真実」にて、シャアに対して。原作でのシャアの立ち居振る舞いを皮肉っているようである。
- 「結局、お前は私を置いていくのか!」
- 『時獄篇』第57話「BEYOND THE TIME」において「ネオ・ジオンを任せたかった」という旨のシャアの言葉を受けて。シャアにしてみれば時空修復後の事を考えていただけなのだが、ハマーンにとっては苦い過去の繰り返しでしかなく、逆上することに。完全にニュータイプの修羅場である。
- 更に今作のシャアはアムロやカミーユを始めとするかつての仲間たちを慮るシーンが多々あるため、傷が広がったばかりか嫉妬まで上乗せされる形で敵対することになってしまう。悲しいことに、相互理解できるはずのニュータイプの悪い例を体現してしまった結果に、この時は終わってしまった。しかし…
- 「……理性で感情を抑えることは出来ない……それが人間の限界なのかも知れない……」
- 「下衆が…!お前ごときが私の精神に踏み込めると思うなよ! ついでに教えてやろう!スペースノイドの全てがお前達に尻尾を振ったと思ったら、大間違いだという事を!」
- 『天獄篇』第38話「ハマーンのためらい」にて、バルビエルの「サソリの毒」を一蹴して。
- 特別な手段など用いず、己の精神力とプライドだけで毒をはね退けるという離れ業をやってのける様はまさに女傑。
- さしものバルビエルもこの結果は予想出来なかったようで、毒が効かず狼狽える様をヒビキに嘲笑されるハメに。
- 「…お前は女性に幻想を持ち過ぎている」
「お前が女に頼りたいようにお前に頼りたい女がいるのを覚えておけ」
「それが世間では鉄の女と呼ばれるような奴でもな」
シャア「私と一緒に歩いてくれるか、ハマーン?」
「…そう言ってくれるのを、ずっと待っていました」
「ありがとう、シャア」 - 第3次Z天獄篇宇宙ルート第40話「赤い彗星の未来」にて、シャアとけじめをつけるための一騎打ちの後に彼から「ハマーンなら何も言わずとも自分の事を理解してくれると甘えてしまっていた」と告げられて。その言葉にハマーンもまた自らの憎しみを生むもの…シャアとかつて別離していた時からずっと抱えていた孤独を吐き出し、二人は遂に相互理解へと至るのであった。
- 見ての通り、F完結編を思わせるデレッぷりである。
終わってみればただの痴話喧嘩だった気がしなくもない。 - 「最後までフロンタルに心を残したか」
- 『天獄篇』第45話「虹の彼方に」にて、アンジェロが撃破された直後の台詞。
- 「ジオンを…スペースノイドの神を裏切ったのはお前だ、フロンタル!」
「未来を求めて宇宙に出た人類の時を止めるお前こそが、宇宙の民の敵だ! 覚悟しろ、フル・フロンタル!」 - フロンタルとの戦闘前会話の一部。「ジオンを裏切った」と断ずるフロンタルに対する反論。
- ハマーン「哀れだな、お前は」
ミカゲ「翅無しごときに哀れまれる筋合いはない」
ハマーン「お前は愛に振り回され、それに敗れ、そして、その迷宮でもがいている…。お前が本当に愛の意味を知っていれば、少なくとも誰かを憎むような事にはならなかっただろうにな」
ミカゲ「お前は何を言いたい?」
ハマーン「お前はかつての私だよ…!だから、その業…この手で払ってやろう!」 - 『天獄篇』第53話「愛憎のラビリンス」におけるミカゲとの戦闘前会話。
- 露悪的な物言いを繰り返すミカゲに対し、反発の声が大部分を占める自軍パイロットの中にあって、かつてハマーン自身も同じような経験をしてきたためか「お前はかつての私」と一定の理解を示しつつ、哀れみの念も覗かせる。
スパロボシリーズの迷台詞
旧シリーズ
- 「オバ…!! …心理操作に問題があるのか? プル!! そいつは敵だぞ!!」
- 『第2次』より。ジュドーの説得を受けていたプルを注意したハマーンが、「オバさん」呼ばわりされた際に返した台詞。
- 老成している雰囲気があるとはいえ、まだ20代前半である為に、さすがのハマーンも一瞬ショックだった模様。実際、前述の「ガンダムΖΖ」のカセットドラマでも言われているが、こちらはハマーンの反応が相当違う。
Zシリーズ
- 「フ…レウルーラまで、お前と二人きりとはな」
- 『第3次Z時獄篇』第41話にて、シャアと共に帰還する際に。シャアからは「行くぞ、ハマーン」と言われただけなのにこの反応。
- 『Z』で「本心を隠している男には気を付けろ」と言っておきながら、これである。
- 「貴様もシャアと同じだ!」
「そうやって私を惑わせて楽しいか! この動物め、恥を知れ!」 - 『第3次Z時獄篇』第46話「残された時間」でのボン太くんとの戦闘前会話。
- どうも危うくボン太くんに癒されかけていたようで、一方的に大人気無い反応を返している(この戦闘前会話ではハマーンが唐突にボン太くんを責めたてている)が、ボン太くんのことをハマーン様の十八番である「俗物」ではなく「動物」と呼んでいるのがなんともはや……
- 「悲しいな。どうやら私は受け入れられないようだ」
- 『第3次Z天獄篇』宇宙ルート第38話「ハマーンのためらい」にて、戦闘終了後に自軍に参戦するも「鉄の女が合流した」という事実と生ハマーンの凄味に大いにビビる(というか、怯える)若手たちに対して。
- 口ではこう言いながらも顔グラは不敵な笑みを浮かべており、ちょっとお茶目なハマーン様である。
- この後、アムロから「うちの若い連中は機体を降りるとシャイになる」とフォローされ、ハマーンもそれに同意している。
- 「下らんイベントだが、誰かに負けるというのは好きではない」
「全力を尽くすぞ、ノノ」 - 『第3次Z天獄篇』DLC「強きことは美しき哉II」における第2回ミスコンにノノと共に出場して。
- 「下らんイベント」と言いつつもミスコンに出場するあたり、ノリの良さは隠せない模様。
- (こ、この私がプレッシャーに圧倒されているだと……!?)
- 同じく『第3次Z天獄篇』DLC「強きことは美しき哉II」にて、タッグを組んだノノのテンションに引きつつ。確かにスペースコロニーにはこういう底抜けの明るさはそうそうないが。
- (飛ばしすぎだろ、この娘は……)
- で、その後の戦闘前会話にて。仰るとおりです。
搭乗機体
- ガザC
- キュベレイ完成前の搭乗機。劇場版では専用カラーで登場。
- キュベレイ
- ハマーンを象徴するガンダムシリーズ屈指の名機。
- アッガイ
- ΖΖ40話にて、歓楽コロニー・タイガーバウムの主であるスタンパ・ハロイが所持する機体を奪って搭乗。
- 登場早々ジュドーに「強い…逃げろ!格が違いすぎる!」と言わしめた。
- シュネー・ヴァイス
- 『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』にて搭乗。白いリック・ドムにビット射出装置などを接続したサイコミュ試験機。
- エルメスの流れを汲んだニュータイプ専用MSで、そのコンセプトはキュベレイに引き継がれている。
余談
- 一部では「髪型が『魔法のプリンセス ミンキーモモ』に似ている」として(邪悪な)ミンキーモモと呼ばれることがある。
- ちなみにDS版Gジェネレーションではシャア(クワトロ)と和解すると昔の髪型に変える事が可能になるが、どう見ても(いわゆる萌えハマーンに)若返ったようにしか見えない。本当に魔法のプリンセスじゃないのかと…。
スパロボだとシャアが仮面外しただけで年取ったり、髪型変えただけで年取ったり、仮面被ったり外したりで若返りと年取りを繰り返したり、霊体とはいえ一瞬で着替えて若返ってみたりしてるが
- ちなみにDS版Gジェネレーションではシャア(クワトロ)と和解すると昔の髪型に変える事が可能になるが、どう見ても(いわゆる萌えハマーンに)若返ったようにしか見えない。本当に魔法のプリンセスじゃないのかと…。
- Ζガンダム第47話にて、ハマーンとカミーユが共鳴した際、シャアとハマーンの幸せいっぱいな光景が映し出されるが…
- 『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』では、2人は恋人同士でもなんでもなかったことが明確に描写されてしまった。戦後、地球連邦の目が厳しい中、シャアとハマーンらのアクシズ一行はジオン本国へ視察に赴くこととなった。その過程で航路偽装のため偽名で観光コロニーに寄り、夫婦でハネムーン(という設定)の最中に撮った写真が例の光景だった、という悲しい事実が判明。しかし彼女自身はノリノリで妻になりきっていた…。なおカミーユは「同じものを見た」と言っており、その後ハマーンが激怒したことから、この恥ずかしい光景を彼にもバッチリ見られてしまったと思われる。
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