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{{登場メカ概要
 
{{登場メカ概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Gundam]]
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| 外国語表記 = [[外国語表記::Gundam]]<ref>[http://www.gundam.jp/tv/world/mecha/ef01.html MS]、機動戦士ガンダム公式web、サンライズ、2022年1月8日閲覧。</ref>
 
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
 
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
 
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム}}
 
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム}}
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| 本体重量 = 43.4 t
 
| 本体重量 = 43.4 t
 
| 全備重量 = 60.0 t
 
| 全備重量 = 60.0 t
| 動力 = [[動力::核融合炉]]
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| 動力 = [[動力::ミノフスキー・イヨネスコ型熱核反応炉]]
 
| ジェネレーター出力 = [[出力::1380 kW]]
 
| ジェネレーター出力 = [[出力::1380 kW]]
 
| スラスター推力 = 24,000 kg×2<br />3,750 kg×2
 
| スラスター推力 = 24,000 kg×2<br />3,750 kg×2
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'''ガンダム'''とは、『[[機動戦士ガンダム]]』の[[登場メカ|主役メカ]]。
 
'''ガンダム'''とは、『[[機動戦士ガンダム]]』の[[登場メカ|主役メカ]]。
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[地球連邦軍]]がRX計画の後[[V作戦]]にて開発した試作型[[モビルスーツ]]の1機。機体色は白、赤、青のトリコロールカラー。劇中におけるその凄まじき戦果から「[[ガンダムタイプ|ガンダム]]」の名は次第に英雄化され、後世においては様々な理由で後継機が生み出されている。
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[[地球連邦軍]]がRX計画の後[[V作戦]]にて開発した試作型[[モビルスーツ]]の1機。機体色は白、赤、青のトリコロールカラー。
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元は民間人であった[[アムロ・レイ]]の搭乗によって叩き出されたその凄まじき戦果から、「[[ガンダムタイプ|ガンダム]]」の名は次第に英雄化され、後世においても様々な理由で後継機が生み出されている。
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ほかのガンダムタイプの機体と区別する際は、「'''RX-78-2 ガンダム'''」と呼称されることも多い。
  
 
=== 機体概要 ===
 
=== 機体概要 ===
 
同時期に開発されていた[[ガンキャノン]]が中距離支援砲撃機、それ以前のRX計画で開発された[[ガンタンク]]が長距離支援用であるのに対し、本機は比較的近距離での機動射撃戦や近接白兵戦を主眼に置いた汎用機である。開発の際には連邦軍がMSを理解していなかったのと後の量産を考え、当時の最新技術が惜しみなく投入されており、非常にハイスペックな機体に仕上がっている。
 
同時期に開発されていた[[ガンキャノン]]が中距離支援砲撃機、それ以前のRX計画で開発された[[ガンタンク]]が長距離支援用であるのに対し、本機は比較的近距離での機動射撃戦や近接白兵戦を主眼に置いた汎用機である。開発の際には連邦軍がMSを理解していなかったのと後の量産を考え、当時の最新技術が惜しみなく投入されており、非常にハイスペックな機体に仕上がっている。
  
装甲材にはルナ・チタニウム合金(後のガンダリウム(α)合金)が採用されており、ザクマシンガン程度の攻撃力ではびくともしない程の強靭な防御力を持つ。また、MSとしては初めて射撃・白兵両方の携行式ビーム兵器を標準装備しており、その威力は戦艦並みの威力を誇り、[[ザク]]をはじめとする敵MSを一撃で撃破する程の火力を持つ。関節部にもフィールドモーター駆動と呼ばれる関節と関節を「浮かせて」駆動させる新技術が使用されている。開発・生産費の高さを考慮しても総合性能は最高レベルの奇跡の結晶体と言える傑作機で、ザク程度では到底太刀打ちできない<ref>この事はガンダム派生作品である「ギレンの野望」でテム・レイと連邦士官が言っている。</ref>
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装甲材にはルナ・チタニウム合金(後のガンダリウム(α)合金)が採用されており、ザクマシンガン程度の攻撃力ではびくともしないほどの強靭な防御力を持つ。また、MSとしては初めて射撃・白兵両方の携行式ビーム兵器を標準装備しており、その威力は戦艦並みの威力を誇り、[[ザク]]をはじめとする敵MSを一撃で撃破するほどの火力を持つ。関節部にもフィールドモーター駆動と呼ばれる関節と関節を「浮かせて」駆動させる新技術が使用されている。開発・生産費の高さを考慮しても総合性能は最高レベルの奇跡の結晶体と言える傑作機で、ザク程度では到底太刀打ちできない<ref>このことはガンダム派生作品である「ギレンの野望」でテム・レイと連邦士官が言っている。</ref>
さらに、股間部には耐熱フィルムが収納されており(劇場版では耐熱フィールドに変更されている)、これを使用する事で単独での大気圏突入が可能。但し突入に耐えられるというだけであり、減速・着地の手段がなければ、そのまま地面に叩きつけられるので本体を分離する必要がある。
 
  
最大の特徴は[[コアブロックシステム]]と呼ばれるコクピットシステムを採用している事で、本機は核となる[[コアファイター]]と上半身のAパーツ、下半身のBパーツで構成されている。このおかげでパイロットの生存率が向上している他、戦闘データの回収が容易となった。ただし、このシステムのために腰部の可動域が犠牲になっており、構造上の脆弱さ・整備性の悪化・高コスト化などの原因にもなっている。また、コアファイターには教育型コンピュータが搭載されており、戦闘データを蓄積させていく事である程度の自動操縦が可能となる。
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最大の特徴は[[コアブロックシステム]]と呼ばれるコクピットシステムを採用していることで、本機は核となる[[コアファイター]]と上半身のAパーツ、下半身のBパーツで構成されている。このおかげでパイロットの生存率が向上している他、戦闘データの回収が容易となった。ただし、このシステムのために腰部の可動域が犠牲になっており、構造上の脆弱さ・整備性の悪化・高コスト化などの原因にもなっている。また、コアファイターには教育型コンピュータが搭載されており、戦闘データを蓄積させていくことである程度の自動操縦が可能となっている。
  
なお、形式番号がRX-78'''-2'''と末尾に枝番がついている事から判る様に、ガンダムは同時に複数機が作られており、アムロが乗ったガンダムは2号機である。他に著名なものに1号機「プロトタイプガンダム」、3号機[[G-3ガンダム]]がある。もっともこの設定はTVとはパラレルである富野氏の小説版からの逆輸入設定をもとにした後付であり、TV版放映時には存在していない。TV版および劇場版の作中では、ガンダムは世界でたった一機の[[スーパーロボット]]のような扱いである(一応、大量の予備パーツを[[ホワイトベース]]に積み込むシーンがあり、それを使えばガンダムがもう一機できた可能性はある)。枝番は2号機ではなく2番仕様の意味だとする説もあり、これによるとガンダムは開発当初は1番仕様(RX-78-1)だったが、アムロが乗り込んだ時点では既に2番仕様に改修されており、後に[[マグネットコーティング]]が施されて3番仕様に近くなったと扱われる。
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なお、股間部には耐熱フィルムが収納されており(劇場版では耐熱フィールドに変更されている)、これを使用することで単独での大気圏突入も可能。ただしあくまでも「大気熱に耐えられる」というだけであり、減速・着地の手段がなければ、そのまま地面に叩きつけられるので、本体であるコア・ファイターを分離させる必要がある。
  
TV版では本機の支援用戦闘機である[[Gファイター]]や、コアファイターをガンダムに空中換装させる事が可能な輸送機ガンペリーが登場しているが、劇場版ではGファイターは登場せず、ガンペリーの空中換装シーンは無い。また、本機は核であるコアファイターと上半身のAパーツ、下半身のBパーツによる合体メカでもあるわけだが、これを意識した戦術があったのはTV版がほとんどで、劇場版では脱出以外ではほぼ皆無である。Ζでは一度無視されたこの構想だが、後の作品で意外と再採用されており、[[ΖΖガンダム]]や[[Vガンダム]]にも反映されている。
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余談だが、形式番号がRX-78'''-2'''と末尾に枝番がついていることからわかるように、ガンダムは同時に複数機が作られており、アムロが乗ったガンダムは2号機である。ほかに著名なものに1号機「プロトタイプガンダム」、3号機[[G-3ガンダム]]がある。もっともこの設定はTVとはパラレルである富野氏の小説版からの逆輸入設定をもとにした後付であり、TV版放映時には存在していない。TV版および劇場版の作中では、ガンダムは世界でたった一機の[[スーパーロボット]]のような扱いである(一応、大量の予備パーツを[[ホワイトベース]]に積み込むシーンがあり、それを使えばガンダムがもう一機できた可能性はある)。枝番は2号機ではなく2番仕様の意味だとする説もあり、これによるとガンダムは開発当初は1番仕様(RX-78-1)だったが、アムロが乗り込んだ時点では既に2番仕様に改修されており、後に[[マグネットコーティング]]が施されて3番仕様に近くなったと扱われる。
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TV版では本機の支援用戦闘機である[[Gファイター]]や、コアファイターをガンダムに空中換装させることが可能な輸送機ガンペリーが登場しているが、劇場版ではGファイターは登場せず、ガンペリーの空中換装シーンはない。また、本機は核であるコアファイターと上半身のAパーツ、下半身のBパーツによる合体メカでもあるわけだが、これを意識した戦術があったのはTV版がほとんどで、劇場版では脱出以外ではほぼ皆無である。Ζでは一度無視されたこの構想だが、後の作品で意外と再採用されており、[[ΖΖガンダム]]や[[Vガンダム]]にも反映されている。
  
 
==== 性能差について ====
 
==== 性能差について ====
 
初代ガンダムの放映当時は、「連邦の技術の粋を集めた最強のMS」と言う触れ込みで他の追随を許さない性能とされていた。時代が進んでもその強さは伝説的で、U.C.0093の[[量産機]][[ジェガン]]とも互角の性能があったとされている。実際、ジオンのMSと比較すればゲルググでやっと拮抗しているレベルである。
 
初代ガンダムの放映当時は、「連邦の技術の粋を集めた最強のMS」と言う触れ込みで他の追随を許さない性能とされていた。時代が進んでもその強さは伝説的で、U.C.0093の[[量産機]][[ジェガン]]とも互角の性能があったとされている。実際、ジオンのMSと比較すればゲルググでやっと拮抗しているレベルである。
  
しかしその後は新たな派生機の登場や既存機体の設定見直しにより、ガンダムと同等ないしを超える性能を持った機体も登場するようになってきており、一例として2005年の漫画『機動戦士ゼータガンダム1/2』では、U.C.0087の時点で登場人物が「最新型のジムのほうが遥かにマシ」と発言している。ただし、RX-78を問わずこういった外伝作品、特に今なお増え続ける漫画作品では、「作者の解釈・さじ加減で既存の設定が覆される」事が多々あり、一体何が正しい設定なのか判断しかねる状況となっている。一つ確かな事は「ガンダムは確かに奇跡の結晶体とも言える最高レベルのMSだが、同時にアムロが強すぎた」でガンダム伝説の始祖はアムロとセットで初めて成立するといっていい。
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しかしその後は新たな派生機の登場や既存機体の設定見直しにより、ガンダムと同等ないしを超える性能を持った機体も登場するようになってきており、一例として2005年の漫画『機動戦士ゼータガンダム1/2』では、U.C.0087の時点で登場人物が「最新型のジムのほうが遥かにマシ」と発言している。ただし、RX-78を問わずこういった外伝作品、特に今なお増え続ける漫画作品では、作者の解釈・さじ加減で既存の設定が覆されることが多々あり、一体何が正しい設定なのか判断しかねる状況となっている。一つ確かなのは「ガンダムは確かに奇跡の結晶体とも言える最高レベルのMSだが、同時にアムロが強すぎた」ことで、ガンダム伝説の始祖はアムロとセットで初めて成立するといっていい。
  
 
=== 劇中での様相 ===
 
=== 劇中での様相 ===
本機はテストと最終調整のために[[サイド7]]に搬入されていたが、そこで[[ジオン軍]]のザクによる襲撃を受け、正規パイロットは死亡。そこに偶然、本機の操縦マニュアルを拾った[[アムロ・レイ]]が乗り込み、2機のザクを撃破。それがきっかけとなり、彼がパイロットとなって[[ホワイトベース]]の主戦力として運用される事となった。
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本機はテストと最終調整のために[[サイド7]]に搬入されていたが、そこで[[ジオン軍]]のザクによる襲撃を受け、正規パイロットは死亡。そこに偶然、本機の操縦マニュアルを拾った[[アムロ・レイ]]が乗り込み、2機のザクを撃破。それがきっかけとなり、彼がパイロットとなって[[ホワイトベース]]の主戦力として運用されることとなった。
  
アムロが[[ニュータイプ]]へ覚醒していくにつれて徐々に機体の反応がアムロについて来れなくなり、限界に達してしまうが、モスク・ハン博士が関節にマグネットコーティングを施した事で何とか対応可能となった。
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アムロが[[ニュータイプ]]へ覚醒していくにつれて徐々に機体の反応がアムロについて来れなくなり、限界に達してしまうが、モスク・ハン博士が関節にマグネットコーティングを施したことでなんとか対応可能となった。
  
 
[[ア・バオア・クー]]攻防戦では両手にハイパーバズーカを1挺ずつ、腰部に[[ビームライフル]]、背部にシールドを引っさげたフル装備状態で出撃し、[[シャア・アズナブル|シャア]]の駆る[[ジオング]]と交戦。頭部と左腕を破損し、最後は自動操縦で運用されてジオングの頭部と相打ちという形で大破した。
 
[[ア・バオア・クー]]攻防戦では両手にハイパーバズーカを1挺ずつ、腰部に[[ビームライフル]]、背部にシールドを引っさげたフル装備状態で出撃し、[[シャア・アズナブル|シャア]]の駆る[[ジオング]]と交戦。頭部と左腕を破損し、最後は自動操縦で運用されてジオングの頭部と相打ちという形で大破した。
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その後、アムロは本機のコアファイターを使って脱出しており、A、Bパーツはア・バオア・クー内部に放棄された。なお、コアファイターに残されていた本機の戦闘データは[[木星帝国]]に回収されており、後に彼を模したバイオ脳が製造されることとなった。
 
その後、アムロは本機のコアファイターを使って脱出しており、A、Bパーツはア・バオア・クー内部に放棄された。なお、コアファイターに残されていた本機の戦闘データは[[木星帝国]]に回収されており、後に彼を模したバイオ脳が製造されることとなった。
  
=== ガンダムの残した数々の異名と伝説 ===
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==== ガンダムの残した数々の異名と伝説 ====
パイロットを務めたアムロ・レイの能力もあって、ア・バオア・クー攻防戦にて大破するまでの間、RX-78-2ガンダムは[[ジオン軍]]の名を馳せた[[エース|エースパイロット]]や指揮官、更には同じニュータイプ能力者やザビ家血縁者までをも次々と葬る猛威の戦果を挙げている。互角以上の戦いを見せた「[[赤い彗星]]」[[シャア・アズナブル]]ですらも、戦う度に手こずらせていた事から、[[ジオン兵]]からは「'''連邦の白いヤツ'''」、もしくは「'''[[ホワイトベース|木馬]]の白いモビルスーツ'''」と呼ばれ、恐れられる事となる。
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パイロットを務めたアムロ・レイの能力もあって、ア・バオア・クー攻防戦にて大破するまでの間、RX-78-2ガンダムは[[ジオン軍]]の名を馳せた[[エース|エースパイロット]]や指揮官、更には同じニュータイプ能力者やザビ家血縁者までをも次々と葬る猛威の戦果を挙げている。互角以上の戦いを見せた「[[赤い彗星]]」[[シャア・アズナブル]]ですらも、戦う度に手こずらせていたことから、[[ジオン兵]]からは「'''連邦の白いヤツ'''」、もしくは「'''[[ホワイトベース|木馬]]の白いモビルスーツ'''」と呼ばれ、恐れられる事となる。
  
後にアムロ・レイの搭乗していたガンダムは、「連邦の白いヤツ」の他に「'''連邦の白い流星'''(バンプレストのゲーム作品から)」、「'''連邦の白い悪魔'''(バンダイのゲーム作品から)」といった別の異名でも呼ばれるようになっている。
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後にアムロ・レイの搭乗していたガンダムは、「連邦の白いヤツ」の他に「'''連邦の白い流星'''(バンプレストのゲーム作品から)」、「'''連邦の白い悪魔'''(バンダイのゲーム作品から)」といった別の異名でも呼ばれるようになっている。スーパーロボット大戦シリーズでは、連邦側からは「連邦の白い流星」で呼ばれていることが多いが、数多くのパイロットや軍人の命を奪っている史実上からか、ジオンを初めとする敵対勢力からは「連邦の白い悪魔」が一番有名な異名となっている。
スーパーロボット大戦シリーズでは、連邦側からは「連邦の白い流星」で呼ばれている事が多いが、数多くのパイロットや軍人の命を奪っている史実上からか、ジオンを初めとする敵対勢力からは「連邦の白い悪魔」が一番有名な異名となっている。
 
  
「ガンダムが最強のMSである」という不動に等しい伝説は、[[一年戦争]]が終結しても語り継がれており、新型機の中には「ガンダム」の名を冠するMS…俗に言う[[ガンダムタイプ]]も多く含まれ、宇宙世紀で最も後期にあたる「[[機動戦士Vガンダム|ザンスカール戦争]]」でも、[[リガ・ミリティア]]の開発した[[Vガンダム]]の存在によって、ガンダムの伝説はなおも健在であった。
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「ガンダムが最強のMSである」という不動に等しい伝説は、[[一年戦争]]が終結しても語り継がれており、新型機の中には「ガンダム」の名を冠するMS…俗に言う[[ガンダムタイプ]]も多く含まれ、宇宙世紀で最も後期にあたる「[[機動戦士Vガンダム|ザンスカール戦争]]」でも、[[リガ・ミリティア]]の開発した[[Vガンダム]]の存在によって、ガンダムの伝説はなおも健在であった。また、これらの影響によってか、時には敵対勢力に、ガンダムタイプのモビルスーツが強奪・鹵獲されてしまうケースもいくつかあった([[ガンダム試作2号機]]、[[ガンダムF90|ガンダムF902号機]]、[[クロスボーン・ガンダムX2]]など)。
また、これらの影響によってか、時には敵対勢力に、ガンダムタイプのモビルスーツが強奪・鹵獲されてしまうケースもいくつかあった([[ガンダム試作2号機]]、[[ガンダムF90|ガンダムF902号機]]、[[クロスボーン・ガンダムX2]]等)。
 
  
 
『[[∀ガンダム (TV)|∀ガンダム]]』の小説版『月に繭 地には果実』では、「宇宙移民いじめの偉大な敵」として、正暦時代(宇宙世紀の遥か未来)まで「ガンダム」の名を残している。
 
『[[∀ガンダム (TV)|∀ガンダム]]』の小説版『月に繭 地には果実』では、「宇宙移民いじめの偉大な敵」として、正暦時代(宇宙世紀の遥か未来)まで「ガンダム」の名を残している。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
SRWでは大抵、序盤に登場。[[ガンダムタイプ]]の祖ではあるが、いかんせん[[Ζガンダム]][[νガンダム]]に比べると運動性も火力も水をあけられている感が否めない。これは「[[Ζガンダム]][[νガンダム]]はRX-78-2ガンダムよりも後の時代に作られたため、より優れている機体である」という原作設定をそのまま表現しているための弊害であるともいえる。
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ほかの「[[ガンダムシリーズ]]」との共演が多いことや『[[機動戦士ガンダム|1st]]』が[[いるだけ参戦]]の扱いであることが多い影響もあってか、登場時は「旧式のモビルスーツ」として低い能力値に設定されていることが多い。「[[限界反応]]」がある作品では、登場時点で'''[[アムロ・レイ|アムロ]]の能力値に限界反応が追いついていない'''のがお約束に近い状態となっている。
  
しかも、原作の設定を再現して「[[限界反応]]」がある作品では、まずアムロの能力が既にガンダムの限界を突破して赤くなっている。唯一の例外は、[[Gファイター]]との[[合体]]が可能な『[[スーパーロボット大戦A|A]]』だけだろう。とはいえ、漢の武器・ハイパーハンマーに燃えるプレイヤーは後を絶たないのも事実である。
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[[スーパーロボット大戦A|A]]』や『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]/[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』など、一部の作品では戦力として通用する性能を与えられている場合もあり、それ以外でも「[[改造]]や補強次第では意外と戦える機体」という扱いになっている作品もある。
  
『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])』では[[ガンキャノン]]・[[ガンタンク]]との[[合体攻撃]]が追加され、性能を底上げされた。また、隠し機体として[[マグネットコーティング]]を施された同型機である[[G-3ガンダム]]が登場する事があるが、機動性ならともかく、攻撃力や[[射程]]などほぼ全ての面において本機が負けている。しかしやはり初代ということもあって扱いを悪くするわけにもいかないのか、「[[改造]]や[[V-UPユニット]]などで工夫すれば、実はそれなりに使えるユニット」という位置づけにされることが多い。
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アナザーガンダムが参戦している作品では、(自身が登場しない場合も含め)最初に開発されたガンダムではないという設定になっていることも。
 
 
なお、他のアナザーガンダム作品と共闘している作品では(自身が登場しない場合も含め)、時系列上最初のガンダムではないパターンも存在している。
 
  
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦}}
:アムロの乗機。中盤で[[νガンダム]]に乗換えとなる。
+
:[[アムロ・レイ|アムロ]]の初期搭乗機。現在のSRWとシステムが異なることもあり、性能的にキツいという感じはあまりない。中盤で[[νガンダム]]に乗換える。
:[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス|コンプリートボックス]]版ではGパーツを入手することで[[Gアーマー]][[変形]]できるようになった。火力・機動力が強化されるが、それでもようやく[[メタス]]よりマシ程度。HPが低いので敵に狙われやすく、回避率も抑えられたバランスなため[[ひらめき]]を持つ[[ファ・ユイリィ|ファ]][[シーブック・アノー|シーブック]]を乗せた方が生存率は高い。FC版と異なりνガンダム入手後も部隊に残るが、パイロットの数が足りないため倉庫番となる。
+
:PS版では『第3次』以降の[[二軍]]相当の性能に落とされているため、開始時点から厳しい状況になっている。[[隠し要素/第2次|条件]]によっては[[ガンダム+Gファイター|Gアーマー]]への[[変形]]が可能となるが、状況はあまり改善しない。なお、FC版と違い最後まで部隊に残る。
 
:;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦G}}
 
:;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦G}}
::やはりアムロの乗機だがハンマー以外の攻撃力が低く、序盤で2機目の[[Vガンダム]]が入手できる為、使い道は少ない。ただしそのハンマーはVガンダムや[[ガンイージ]]のビームライフルより僅かに強いので、全く戦えないこともない。使うなら移動力の低さを補うために[[加速]]が使えるパイロットを乗せて切り込み役にするといいだろう。
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::やはり[[アムロ・レイ|アムロ]]の初期搭乗機。ハンマーの攻撃力はそれなりに高いので全く戦えないこともないが、序盤で2機目の[[Vガンダム]][[隠し要素/第2次G|入手する]]ことが可能なので、使い道は少ない。
::フル改造でHPが毎ターン100回復する「ゆうきのしるし」がつく。
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::フル改造時は、[[強化パーツ/第2次G|強化パーツ]]「ゆうきのしるし」(毎ターンHP100回復)が装着される。
 
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}
:アムロが乗って第1話から登場。序盤のMS系ユニットとしては強いが、あくまで序盤だけ。ハイパーバズーカがある分、あとで手に入る序盤中盤MSより少し火力が高め。
+
:今作も[[アムロ・レイ|アムロ]]の初期搭乗機。序盤のMSの中では強い部類に入り、バズーカも持っているので火力も高め。とはいえ、序盤を過ぎれば出番は減る。
 
;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}
:第1話からやはりアムロが乗るが、既にその能力は本機の限界を突破している。ハイパーバズーカとハンマーがあるため、攻撃力だけは初期MSの中では高いが、第1話終了後に[[ガンダムMk-II]]に乗り換える事が多いだろう。
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:今作も[[アムロ・レイ|アムロ]]の初期搭乗機で、既にアムロの能力値に[[限界反応]]が追いついていない。バズーカとハンマーのおかげで攻撃力だけはそれなりに高いため、序盤は別のパイロットの搭乗機として出番はある。かもしれない。
:しかも[[νガンダム]]入手時に何の説明もなく強制廃棄される。資金は増えないので、それ以前にプレイヤーの手で捨てた方がお得である。
+
:[[νガンダム]]入手時に何の説明もなく勝手に強制廃棄されるため、先に処分して資金に変えておこう。
:恐らくは『第2次』と同様に「アムロがガンダムからνガンダムに乗り換えた」という扱いだと思われるが、この時点においてアムロは大抵他の機体に乗り換えているため、多くのプレイヤーはガンダムが消えていることにすら気付かなかった。
 
:ゲーム開始時から格納庫に放置されている[[ガンタンク]]といい、グラフィックが[[リック・ドムII]]と取り違えられている[[ドム]]といい、本作はファーストガンダム出身MSの扱いがとことん悪い。
 
 
:;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦S}}
 
:;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦S}}
::『第4次』と同じ扱いだが、オープニングムービーにも出演している。[[グライア]]に攻撃をヒョイヒョイ避けられるという役回りだが。
+
::オープニングムービーで[[グライア]]と戦っている。
::書籍『[[スーパーロボット大戦を一生楽しむ本|第4次Sを一生楽しむ本]]』では「アムロがのれば使えるが、'''それはアムロが強いから'''」とバッサリ斬り捨てられた<ref>ケイブンシャ『第4次スーパーロボット大戦Sを一生楽しむ本』55頁。</ref>。また双葉社刊の攻略本には、「ガンダム・ガンキャノン・ガンタンクをフルチューンしてプレイすれば楽しめるはずだ」というコラムが載っているが<ref>双葉社『第4次スーパーロボット大戦S 必勝攻略法』223頁。</ref>、本機が強制廃棄されることは失念していたようである。
+
::書籍『[[スーパーロボット大戦を一生楽しむ本|一生楽しむ本]]』では「[[アムロ・レイ|アムロ]]が乗れば使えるが、'''それはアムロが強いから'''」とバッサリ切り捨てられている<ref>ケイブンシャ『第4次スーパーロボット大戦Sを一生楽しむ本』55頁。</ref>。また、双葉社の攻略本では「ガンダム・[[ガンキャノン]]・[[ガンタンク]]をフルチューンしてプレイすれば楽しめるはずだ」というコラムが載っているが<ref>双葉社『第4次スーパーロボット大戦S 必勝攻略法』223頁。</ref>、本機が強制廃棄されることは失念していたようである。
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F}}
:主人公がリアル系の場合、第1話でアムロが乗っていてある程度改造されているが、やはり限界はすでに真っ赤。そのため、機体性能が高く武器が優秀な[[ガンダムMk-II]]にアムロが乗ってしまうことが多い。
+
:[[アムロ・レイ|アムロ]]or[[ビーチャ・オーレグ|ビーチャ]]の初期搭乗機。本作では同時期の他のMSより火力で若干優位という状況がなくなっているものの、序盤は[[ヘビーメタル]]との戦闘が多く、地上では水中への攻撃機会もそれなりにあるため、バズーカがそれなりに助かる存在となっている。
:主人公がスーパー系の場合、宇宙に行っていたロンド・ベル隊と合流時にビーチャが乗ってくる。(アムロはジェガンに搭乗)。この場合は無改造で入手となる。
+
:なお、主人公が[[リアルロボット|リアル系]]の場合のみ、武器以外が最初から2段階改造された状態になっている。
:今作ではハイパーバズーカとハイパーハンマーの威力が、[[NT-1アレックス|アレックス]][[ネモ]]等のビームライフル、ビームサーベルと威力が同じために、武装にバズーカやハンマーがあるアドバテージが少なくなってしまった。とはいえ序盤戦は敵側が[[ヘビーメタル]]だらけのため、同じ威力ならば実弾兵器を持つガンダムの方が戦いやすい。
 
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F完結編}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F完結編}}
:強化パーツを3個装備できるものの、性能的に使用していくにはつらい。不要ユニットの下取りイベントでは引き取られるユニット候補。
+
:本作から始めた場合は搭乗者なしの状態になっている。ガチガチに補強してもキツい性能なので、ほぼ間違いなく中盤の下取りイベントで引き取られる運命にある。
 +
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦コンプリートボックス}}
 +
:各作品での扱いは該当項を参照。
 +
:DISC2の「バーチャルスタジアム」では、収録部隊「お姉様チーム」「オールガンダム」「第2次セレクト」「第2次セレクトII」に所属。前者2チームでは[[セイラ・マス|セイラ]]が搭乗している。また、「第2次セレクト」に所属しているガンダムのみ[[ガンダム+Gファイター|Gアーマー]]への[[変形]]が可能となっており、同部隊には本機へ変形が可能なGアーマーも所属している。
  
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α}}
:アムロが加入の際に[[カツ・コバヤシ|カツ]]のリクエスト通り?地下格納庫に置かれていたのを引っ張り出して乗ってくる。すでに旧式化した機体だが、データ取得用にチューンされているからか機体性能は[[ガンダムMk-II]][[百式]]と同程度にはあり、武装面はハンマーのお陰でむしろ少し良かったりする。ただし限界は低めになっており、加入時点で当然のように赤い。
+
:[[カツ・コバヤシ|カツ]]のリクエスト通り?[[アムロ・レイ|アムロ]]が地下格納庫から引っ張り出してくる。[[隠し要素/α|条件]]が成立している場合は、[[G-3ガンダム]]に変更される。
:[[分離]]するか撃破されると[[コアファイター]]に変化。[[バグ]]によりパーツスロット2以下に装備したものはコアファイターでは一部しか機能しないので、装備するものに注意したい。
+
:すでに旧式化した機体だが、データ取得用にチューンされているというだけあって手元のMSと同程度の性能は持っており、ハンマーのおかげで近距離戦はそれなりに強い。だが、[[限界反応]]はお約束通り低い。
:[[隠し要素/α|隠し要素]]を満たすと本機ではなく[[G-3ガンダム]]を入手する。
+
:[[分離]]か撃墜で[[コアファイター]]に変化。なお、パーツスロット2以下に装備したものの効果はコアファイターでは一部しか機能しないという[[バグ (ゲーム)|バグ]]があるので注意したい。
 
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast}}
 
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast}}
::攻撃力が全体的に底上げされ、デフォルト状態での最強武器がハイパーハンマーになった。更にビームライフルとハイパーバズーカの射程も1つ延長されている上に、バズーカは弾数も2つ増加している。しかし機体性能はそのままなうえ、敵ユニットの性能もPS版より上昇していることもあり、中盤以降は確実に倉庫行きである。
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::最強武器がハンマーになり、その他の武器の性能も全体的に強化されている。ただし、機体性能はそのままなので中盤以降はキツい。
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;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
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:直接は登場しないが、[[黒歴史]]の映像で[[一年戦争]]での[[シャア専用ザク]]との戦闘の映像が流されている。
  
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
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=== COMPACTシリーズ ===
 
=== COMPACTシリーズ ===
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT}}
:第1話からアムロが乗って登場。既に5段階まで改造されている。そのため、バルカン砲でもある程度の攻撃力があり、序盤の[[オーラバトラー]]戦ではバルカンで活躍する事も可能。バーニィが乗っている[[ザク改]](3段階改造済)とだいたい互角といったところの性能。しかしアムロは早々に[[NT-1アレックス]]かMk-IIに乗り換える可能性が高い。
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:第1話からアムロが乗って登場。既に5段階まで改造されている。そのため、バルカン砲でもある程度の攻撃力があり、序盤の[[オーラバトラー]]戦ではバルカンで活躍することも可能。バーニィが乗っている[[ザク改]](3段階改造済)とだいたい互角といったところの性能。しかしアムロは早々にNT-1アレックスかガンダムMk-IIに乗り換える可能性が高い。
 
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor}}
 
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor}}
 
::[[シャア専用ザク]]が入手できなくなり目ぼしい乗機を失った[[バーナード・ワイズマン|バーニィ]]と、ガンダムのハイパー・ハンマーが意外と相性がいい。シーン2までなら使っていける。
 
::[[シャア専用ザク]]が入手できなくなり目ぼしい乗機を失った[[バーナード・ワイズマン|バーニィ]]と、ガンダムのハイパー・ハンマーが意外と相性がいい。シーン2までなら使っていける。
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:[[ベンメルコレクション]]として、フルチューンされた状態で敵機として登場する。バーニィで撃墜すると、終盤に[[フルアーマーガンダム]]になって自軍に配備される。そちらは愛と資金があれば使える機体。
 
:[[ベンメルコレクション]]として、フルチューンされた状態で敵機として登場する。バーニィで撃墜すると、終盤に[[フルアーマーガンダム]]になって自軍に配備される。そちらは愛と資金があれば使える機体。
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦IMPACT}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦IMPACT}}
:第1部最終話ハードモードにて最初から放置されているコンテナの中に入っている。よって、実質使用可能になるのは第3部から。[[ロボット大図鑑]]登録も同タイミングであり、ノーマルルートの方がレアな[[強化パーツ]]や[[特殊技能]]が手に入るため、図鑑コンプリート達成の難関の一つ。状況から、どうやら[[ジャブロー]]で保管されていたらしい。取るのがかなり面倒な位置にあるが、その割には性能は先に手に入るG-3と比べて(特に武器の性能が)絶望的に劣っている。改造段階はG-3より1高いがフル改造でもENしか上回らず、G-3では高威力で射程5のP武器だったハイパーハンマーが低威力・射程1になっているのは正直目を覆いたくなる。そしてやはり限界反応も低い。パーツスロットは4つあるので、V-UPユニットを付けるなど、愛があれば使えるレベルにはなる。
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:第1部最終話ハードモードにて最初から放置されているコンテナの中に入っている。よって、実質使用可能になるのは第3部から。[[ロボット大図鑑]]登録も同タイミングであり、ノーマルルートの方がレアな[[強化パーツ]]や[[特殊技能]]が手に入るため、図鑑コンプリート達成の難関の一つ。状況から、どうやらリメイク前とは異なりベンメルに奪取される事無く[[ジャブロー]]で保管されていたらしい。取るのがかなり面倒な位置にあるが、その割には性能は先に手に入るG-3と比べて(特に武器の性能が)絶望的に劣っている。改造段階はG-3より1高いがフル改造でもENしか上回らず、G-3では高威力で射程5のP武器だったハイパーハンマーが低威力・射程1になっているのは正直目を覆いたくなる。そしてやはり限界反応も低い。パーツスロットは4つあるので、V-UPユニットを付けるなど、愛があれば使えるレベルにはなる。
  
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A}}
:最初から自軍にあり、初陣ではやはりアムロが乗る。スーパーナパームやビームジャベリンがあること、そして[[Gファイター]]との[[合体]]orフルアーマー化が可能なのが最大の特徴。他の作品に比べてかなり強力で、特に[[ガンダム+Gファイター|MA形態]]は最強クラス。
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:リアル系では第1話から参戦し、アムロが乗る。スーパーナパームやビームジャベリンがあること、そして[[Gファイター]]との[[合体]]orフルアーマー化が可能なのが最大の特徴。他の作品に比べてかなり強力で、特に[[ガンダム+Gファイター|MA形態]]は最強クラス。
 
:なお、BGMも「哀戦士」が初採用された。
 
:なお、BGMも「哀戦士」が初採用された。
 
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}}
 
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}}
::本作では2周目以降、フルアーマーガンダムと[[Gファイター]]の同時入手が可能となった。[[V-UPユニット]]がなくなったので無印版のような[[無双]]はできなくなったが、それでもなお性能はνガンダムより上。カスタムボーナス「全武器をバリア貫通属性にする」という新たな強みを得たため、今回も悪魔の如く前線で戦い続けられる。
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::本作では2周目以降、フルアーマーガンダムとGファイターの同時入手が可能となった。[[V-UPユニット]]がなくなったので無印版のような[[無双]]はできなくなったが、それでもなお性能はνガンダムより上。カスタムボーナス「全武器をバリア貫通属性にする」という新たな強みを得たため、今回も悪魔の如く前線で戦い続けられる。
::戦闘アニメは全て新規描き下ろしであり、2021年現在、PS2作品相当のガンダムの戦闘アニメを見られるスパロボは本作のみである。スーパーナパームは敵に丸ごと投擲にしてビーム・ライフルで撃ち抜き爆破させ、ビーム・サーベルは原作のアイキャッチと同じポーズである等非常に凝っている。また、スーパーナパームはP属性に変更されており使い勝手が劇的に改善された。
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::戦闘アニメは全て新規描き下ろしであり、珍しくPS2作品相当のガンダムの戦闘アニメを見られる。スーパーナパームは敵に丸ごと投擲にしてビーム・ライフルで撃ち抜き爆破させ、ビーム・サーベルは原作のアイキャッチと同じポーズであるなど非常に凝っている。また、スーパーナパームはP属性に変更されており使い勝手が劇的に改善された。
  
 
=== Scramble Commanderシリーズ ===
 
=== Scramble Commanderシリーズ ===
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=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦}}
:スパロボ初登場作品。ガンダムチームを選択した時に自軍ユニットとして運用可能。それ以外のチームを選択した時は敵として登場する。本作ではパイロットの概念がなかった為、アムロは出ない。初期段階では射程が1のビームサーベルとビームライフルしか武器が無く、機体の性能も低い。HDリメイク版では素の性能が低めな上に、HPの問題で敵によく狙われるため使い辛い。
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:初登場作品。ガンダムチームを選択した時に自軍ユニットとして運用可能。それ以外のチームを選択したときは敵として登場する。本作ではパイロットの概念がないため、アムロは登場しない。初期段階では射程が1のビームサーベルとビームライフルしか武器がなく、機体の性能も低い。HDリメイク版では素の性能が低めな上に、HPの問題で敵によく狙われるため使い辛い。
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦64}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦64}}
:リアル系主人公を選択すると[[隠し要素/64#ガンダム、ガンキャノン、ガンタンク|隠し要素]]として入手が可能。他の作品の例に漏れず既に旧式化しており基本性能は低い。おまけに既にMk-IIを入手済み。改造段階が高いので、金をかけて改造すれば最後まで一軍で運用する事も可能である。
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:リアル系主人公を選択すると[[隠し要素/64#ガンダム、ガンキャノン、ガンタンク|隠し要素]]として入手が可能。他の作品の例に漏れず既に旧式化しており基本性能は低い。おまけに既にMk-IIを入手済み。改造段階が高いので、金をかけて改造すれば最後まで一軍で運用することも可能である。
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:なお入手方法の関係か、アムロが反応したり、強制出撃で本機に乗ったりはしない。
 
;[[スーパーロボット大戦MX]]
 
;[[スーパーロボット大戦MX]]
 
:直接登場はしないが、デビルガンダム事件での最終決戦でアムロが本機に乗り込んでガンダム連合に参加し、ロケットにしがみ付いていたらしい。実際『Gガンダム』最終盤のガンダム連合登場のシーンでも、'''ロケットにしがみ付いたガンダム'''が確認できる。
 
:直接登場はしないが、デビルガンダム事件での最終決戦でアムロが本機に乗り込んでガンダム連合に参加し、ロケットにしがみ付いていたらしい。実際『Gガンダム』最終盤のガンダム連合登場のシーンでも、'''ロケットにしがみ付いたガンダム'''が確認できる。
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦GC}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦GC}}
:初陣でアムロが乗って出撃しただけでなく、第1話のシーンもキッチリ再現され、パイロット登録前のセイラが勝手に乗って出撃するイベントもある。今回も[[Gファイター]]と合体可能だが、上に乗ってるだけでAのように変形はできず、[[合体攻撃]]も出来なくなる。後で手に入るG-3が[[Gファイター]]との合体を除けば上位互換だが、合体することで移動力と運動性が飛躍的に上昇するので問題ない。サブシナリオで[[フルアーマーガンダム|フルアーマー]]への[[換装]]パーツが入手できるが、同じく[[合体攻撃]]ができず入手が遅い上、[[Gファイター]]との合体ができなくなるデメリットの方が大きい。BGMは『赤い彗星』が採用。
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:初陣でアムロが乗って出撃しただけでなく、第1話のシーンもキッチリ再現され、パイロット登録前のセイラが勝手に乗って出撃するイベントもある。今回も[[Gファイター]]と合体可能だが、上に乗ってるだけでAのように変形はできず、[[合体攻撃]]も出来なくなる。後で手に入るG-3がGファイターとの合体を除けば上位互換だが、合体することで移動力と運動性が飛躍的に上昇するので問題ない。サブシナリオで[[フルアーマーガンダム|フルアーマー]]への[[換装]]パーツが入手できるが、同じく合体攻撃ができず入手が遅い上Gファイターとの合体ができなくなるデメリットの方が大きい。BGMは『赤い彗星』が採用。
 
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦XO}}
 
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦XO}}
::フルアーマーのパーツはG-3用になった。出撃枠がGCより増えたのでガンダム+[[Gファイター]]の組み合わせを使う余裕が増えている。
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::フルアーマーのパーツはG-3用になった。出撃枠がGCより増えたので[[ガンダム+Gファイター]]の組み合わせを使う余裕が増えている。
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}
 
:ガンダムとガンダム(最終決戦仕様)がユニットとして登場。
 
:ガンダムとガンダム(最終決戦仕様)がユニットとして登場。
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:ほぼ原作通りの設定で登場するが、今作は同時期により高性能な[[ゴッドガンダム]]、[[ウイングガンダムゼロ]]、[[ガンダムエクシア]]が存在し、「初代ガンダム」というよりガンダムのいちバリエーション「RX-78ガンダム」という色合いが強い。上記の性能差についても、一騎当千の性能を追い求めたコロニーのエンジニア、量産を前提としたテム・レイという思想の違いとされている。[[ケロロ軍曹]]はアニメとガンプラで本機に慣れ親しんでおり、本物の登場に喜んでいた。
 
:ほぼ原作通りの設定で登場するが、今作は同時期により高性能な[[ゴッドガンダム]]、[[ウイングガンダムゼロ]]、[[ガンダムエクシア]]が存在し、「初代ガンダム」というよりガンダムのいちバリエーション「RX-78ガンダム」という色合いが強い。上記の性能差についても、一騎当千の性能を追い求めたコロニーのエンジニア、量産を前提としたテム・レイという思想の違いとされている。[[ケロロ軍曹]]はアニメとガンプラで本機に慣れ親しんでおり、本物の登場に喜んでいた。
 
:PV第1弾でシャアの乗る[[ジオング]]と戦っており、ラストシューティングを放っている。ただし1章時点ではまた追加出来ず、火力はEz-8に及ばないが、Ez-8も宇宙空間に出撃できないという欠点がある。RXシリーズの中では主に高い回避力とエスケープ属性のビーム・サーベルがキモとなるインファイター。ハイパー・バズーカは押出属性で、条件さえ合えば一方的に攻撃できる。さらにVer.1.03でバズーカに「対大型」特性が付いた。
 
:PV第1弾でシャアの乗る[[ジオング]]と戦っており、ラストシューティングを放っている。ただし1章時点ではまた追加出来ず、火力はEz-8に及ばないが、Ez-8も宇宙空間に出撃できないという欠点がある。RXシリーズの中では主に高い回避力とエスケープ属性のビーム・サーベルがキモとなるインファイター。ハイパー・バズーカは押出属性で、条件さえ合えば一方的に攻撃できる。さらにVer.1.03でバズーカに「対大型」特性が付いた。
:ラストシューティングは、第5章メイン19話-3「アクシズからの撤退」で[[ジオング]]を撃墜するとイベントが発生し獲得できる。撃墜するのはどのユニットでも良いのだが、初期勝利条件である「[[ホワイトベース]]を所定の位置まで移動させる」を達成すると撤退してしまう。[[ホワイトベース隊]]各機と[[NT-1アレックス]]と[[Ζガンダム]]と[[ΖΖガンダム]]、そして[[ホワイトベース]]のみで多数の雑魚を相手にしつつ戦わなければならないので、初回プレイ時は諦めて鍛えてからリトライするのも手である。
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:ラストシューティングは、第5章メイン19話-3「アクシズからの撤退」でジオングを撃墜するとイベントが発生し獲得できる。撃墜するのはどのユニットでも良いのだが、初期勝利条件である「[[ホワイトベース]]を所定の位置まで移動させる」を達成すると撤退してしまう。[[ホワイトベース隊]]各機とNT-1アレックスと[[Ζガンダム]]と[[ΖΖガンダム]]、そしてホワイトベースのみで多数の雑魚を相手にしつつ戦わなければならないので、初回プレイ時は諦めて鍛えてからリトライするのも手である。
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}
:公式サイト・PVで確認。『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』以来13年ぶりに『逆シャア』時代のアムロが乗るが、'''ビームライフル用のスコープを調整する専用のカットインが用意されている'''。
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:[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』以来13年ぶりに『逆シャア』時代のアムロが乗るが、'''ビームライフル用のスコープを調整する専用のカットインが用意されている'''。
:また、『初代』の初期状態以来30年ぶりに'''バズーカとハンマーがオミット'''され、バルカン・サーベル・ライフル・必殺技の『連続攻撃』というシンプルかつ思い切った仕様となっている。
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:武装面はバルカン・サーベル・ライフル、バズーカを演出に組み込んだ必殺技の『連続攻撃』といったシンプルな構成となっている。
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:本作では、[[シャイアン基地]]に軟禁されたアムロの手慰みのために用意されたレプリカ機とされているが、アストナージ曰く「実戦にも耐えうるレベルではある」らしく、言葉通りならこのガンダムは'''「逆襲のシャアの年代の技術を取り入れた強化レプリカ」'''ということになる。改造値が[[量産型νガンダム|後]][[νガンダム|継]][[Hi-νガンダム|機]]に引き継がれることもあり、加入直後からたっぷり改造しても損は無い。引き継ぎ先が手に入っても残るため、[[量産型νガンダム]]入手後は[[シュラク隊]]などに回すのも選択肢になるが、一部のDLCミッションではアムロが乗って強制出撃するため注意。
  
 
===関連作品===
 
===関連作品===
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:アムロの戦闘時における姿。作中世界でも旧式扱いされている。本作には物理攻撃の通用しない敵がおり、光線技の多くはTPを消費する必殺技扱いだが、本機は特殊コマンド「ねらう」で無消費でビームライフルが撃てるのが特徴。中盤でνガンダムに乗り換えとなる。
 
:アムロの戦闘時における姿。作中世界でも旧式扱いされている。本作には物理攻撃の通用しない敵がおり、光線技の多くはTPを消費する必殺技扱いだが、本機は特殊コマンド「ねらう」で無消費でビームライフルが撃てるのが特徴。中盤でνガンダムに乗り換えとなる。
 
;[[リアルロボット戦線]]
 
;[[リアルロボット戦線]]
:アムロが乗り、第1面から味方として登場。一度撃墜されてもコアファイターに変化する為、修理代は取られない。
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:アムロが乗り、第1面から味方として登場。一度撃墜されてもコアファイターに変化するため、修理代は取られない。
 
;[[リアルロボットレジメント]]
 
;[[リアルロボットレジメント]]
 
:ステージ1の終盤でラストシューティングが再現され、大破するムービーが入る。隠しキャラとして自分で使用も可能。
 
:ステージ1の終盤でラストシューティングが再現され、大破するムービーが入る。隠しキャラとして自分で使用も可能。
:性能は[[G-3ガンダム]]よりも低い最低クラスだが、BGMでスパロボであまり採用されない「翔べ!ガンダム」が流れる。
+
:性能はG-3ガンダムよりも低い最低クラスだが、BGMでスパロボであまり採用されない「翔べ!ガンダム」が流れる。
 
:搭乗するのは少年時代のアムロである。
 
:搭乗するのは少年時代のアムロである。
  
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====基本装備====
 
====基本装備====
 
;60mmバルカン砲
 
;60mmバルカン砲
:頭部に左右1対2門内蔵。原作では主に牽制や小型兵器散らしに多用されたが、[[ザク]]の装甲程度なら蜂の巣状態に出来るだけの威力が有る。初めて使用した際は緊張と興奮によるパニックトリガーで弾を切らしてしまった。
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:頭部に左右1対2門内蔵。原作では主に牽制や小型兵器散らしに多用されたが、[[ザク]]の装甲程度なら蜂の巣状態に出来るだけの威力がある。初めて使用した際は緊張と興奮によるパニックトリガーで弾を切らしてしまった。
 
:様々なゲームで削り用の武装として登場している。『[[スーパーロボット大戦30|30]]』では発射の瞬間のライフル音も再現。
 
:様々なゲームで削り用の武装として登場している。『[[スーパーロボット大戦30|30]]』では発射の瞬間のライフル音も再現。
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:基本的にはバルカンは射程が短いものだが、『30』では何故か1~4もある。そのため移動後に攻撃できる武器がバルカンのみ、というのもザラに起きる。これはガンダムに限らず、ほぼ全てのMSにも該当する。
 
;[[ビームサーベル|ビーム・サーベル]]
 
;[[ビームサーベル|ビーム・サーベル]]
:ランドセルの左右に1本ずつマウントされている近接戦用の武装。[[ミノフスキー粒子]](を収束したメガ粒子)を[[Iフィールド]]で形状化させる事でビームの剣身を形成する。
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:ランドセルの左右に1本ずつマウントされている近接戦用の武装。[[ミノフスキー粒子]](を収束したメガ粒子)を[[Iフィールド]]で形状化させることでビームの剣身を形成する。
:威力も抜群で、ザクはおろか戦艦ですら難なく撃沈できる。
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:威力も抜群で、チタン合金を一瞬で蒸発させるほどの熱を放ち、MSやMAはおろか動力炉を狙えば戦艦ですら難なく撃沈でき、挙句の果てには発射された[[核ミサイル]]の弾頭だけを両断している。
:CMアイキャッチの斬撃ポーズも特徴的であり、『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』の戦闘アニメはこれが元になっている。
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:CMアイキャッチの斬撃ポーズも特徴的であり、『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』の戦闘アニメはこれが元になっている。『[[スーパーロボット大戦30|30]]』ではそれに加えてサーベルを後ろに構えて画面に接近、サーベルを持つ腕を伸ばしたまま相手に接近など、見覚えのあるポーズを多数取っている。
 
:;ビーム・ジャベリン
 
:;ビーム・ジャベリン
::ビーム・サーベルの柄を延ばし、その先端からビーム刃の穂先を形成する武装。当初はリミッターがかけられており、使用不可だった。
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::ビーム・サーベルの柄を延ばし、その先端からビーム刃の穂先を形成する武装。当初はビーム発生デバイスの安全弁が閉じており使用できなかったが、アムロによって発見され、安全弁が開放されたことで使用可能になった。
::「ジャベリン」とは投げ槍の事を指すが、劇中では投擲武装として使用される事は非常に稀で、大抵は普通の槍として使用された<ref>[[無敵鋼人ダイターン3|前番組]]の[[ダイターン3|ダイターンジャベリン]]や[[無敵ロボ トライダーG7|後番組]]の[[トライダーG7|トライダージャベリン]]などにも同様のことが言え、[[スーパーロボット|その流れ]]からこのような扱いになったものと窺える。また、当時品の玩具には大きくデザインの異なる槍が付属していた(余談も参照の事)。</ref>。劇中での破壊力は凄まじく、投げたジャベリンが[[ムサイ級軽巡洋艦|ムサイ]]のエンジンブロックを貫通して轟沈させたりとガンダムの武装の中ではズバ抜けた破壊力を見せた。
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::「ジャベリン」とは投げ槍のことを指すが、劇中では投擲武装として使用されることは非常に稀で、大抵は普通の槍として使用された<ref>[[無敵鋼人ダイターン3|前番組]]の[[ダイターン3|ダイターンジャベリン]]や[[無敵ロボ トライダーG7|後番組]]の[[トライダーG7|トライダージャベリン]]などにも同様のことが言え、[[スーパーロボット|その流れ]]からこのような扱いになったものと窺える。また、当時品の玩具には大きくデザインの異なる槍が付属していた(余談も参照)。</ref>。劇中での破壊力は凄まじく、[[ガウ]]の船体を両断したり<ref>ガウの船体の上に着地した後にジャベリンを突き立て、そのまますり足で歩くことで船体を裂いた。しかも最後には垂直尾翼も切断している。漫画作品『[[フラナガン・ブーン]]戦記』ではこのガウはブーンも乗っていたことになっており、ブーンは脱出できたもののこの光景がトラウマになったらしく'''ビーム・ジャベリンを手にしたガンダムが[[デビルガンダム]]も真っ青の悪魔の如き形相で明らかにガンダムより小さいガウを駆逐する'''というイメージが描かれている。</ref>、投擲したものが[[ムサイ級軽巡洋艦|ムサイ]]のエンジンブロックを貫通して轟沈させたりとガンダムの武装の中ではズバ抜けた破壊力を見せた。
::後に『[[機動戦士ガンダムUC|UC]]』で[[ジムIII]]も使用しており、ガンダム以外の持つビームサーベルにも同様の機構が存在する可能性がある。
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::後に『[[機動戦士ガンダムUC|UC]]』で[[ジムIII]]も使用している。この時使われたジャベリンの柄はジムIIIの本来装備しているビームサーベルではなく、ガンダムのそれとほぼ同じ形状をしている。
::SRWでは採用率は低め。『[[スーパーロボット大戦A|A]]』ではビーム・サーベルより威力が低い代わりに有射程武器として設定されている。
+
::これほどの武装だがゲーム作品で優遇されることは少なく、SRWでも採用率は低め。『[[スーパーロボット大戦A|A]]』ではビーム・サーベルより威力が低い代わりに有射程武器として設定されている。
 
;BAUVA・XBR-M79-07G [[ビームライフル|ビーム・ライフル]]
 
;BAUVA・XBR-M79-07G [[ビームライフル|ビーム・ライフル]]
:モビルスーツ用の携行式メガ粒子砲。不使用時は腰部にマウント可能。「エネルギーCAP(E-CAP)」と呼ばれる装置の開発に成功した事で小型・省力化が可能となった。その威力はモビルスーツを一撃で撃破するなど圧倒的である<ref>「戦艦の主砲並みのビーム兵器」のくだりは「本来戦艦並みの出力設備が無いと使えないビーム兵器を連邦製のMSが持っている」事への驚愕でありビームライフルが戦艦の主砲と同一の威力を有しているという意味ではない。</ref>。E-CAPはビームライフル本体に内蔵されており、一度弾切れになると母艦に帰還しなければ補給は不可能<ref>一部ではガンダム本体の出力からのリチャージが可能とされているが、出力状況に余裕が無いとリチャージはされない為劇中のアムロ自身もリチャージ機能をアテにはしていない。</ref>だったため、激戦の連続だった劇中では放棄されることも多かった。[[Gブル]]ではBパーツが足りないため使用不可能<ref>ビームライフルの発射にはAパーツ・Bパーツ・コアファイターそれぞれに搭載されたジェネレーター全ての出力が必要。</ref>であり、ビームライフルがそれ自体に込められたエネルギーだけで発射できるのではないことがわかる。
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:モビルスーツ用の携行式メガ粒子砲。不使用時は腰部にマウント可能。「エネルギーCAP(E-CAP)」と呼ばれる技術の確立に成功したことで小型・省力化が可能となった。一年戦争当時の戦艦の主砲クラスの威力を持ち、モビルスーツを一撃で撃破する圧倒的な攻撃力を誇る。E-CAPはビームライフル本体に内蔵されており、一度弾切れになると母艦に帰還しなければ補給は不可能<ref>一部ではガンダム本体の出力からのリチャージが可能とされているが、出力状況に余裕がないとリチャージはされない為劇中のアムロ自身もリチャージ機能をアテにはしていない。</ref>だったため、激戦の連続だった劇中では放棄されることも多かった。[[Gブル]]ではBパーツに搭載されている出力補機類がないため、ビームライフルは携帯こそしているが使用は不可能である。
:SRWでも射程や弾数の関係でガンダムの主武装となる事が多い。また、『[[ヒーロー戦記]]』など一部のゲーム作品ではライフルの連射攻撃が必殺技として採用されている事もある。
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:SRWでも射程や弾数の関係でガンダムの主武装となることが多い。また、『[[ヒーロー戦記]]』など一部のゲーム作品ではライフルの連射攻撃が必殺技として採用されていることもある。
 
:『30』の戦闘アニメでは'''『逆シャア』時代のアムロがコクピットのスコープを使って狙いをつけるカットインアニメが描き下ろされている。'''
 
:『30』の戦闘アニメでは'''『逆シャア』時代のアムロがコクピットのスコープを使って狙いをつけるカットインアニメが描き下ろされている。'''
 
:なお、クローバー社製玩具『ガンダムDX合体セット』では「ラッシュ・ライフル」と表記されている。
 
:なお、クローバー社製玩具『ガンダムDX合体セット』では「ラッシュ・ライフル」と表記されている。
 
;BLASH・XHB-L03/N-STD ハイパー・バズーカ
 
;BLASH・XHB-L03/N-STD ハイパー・バズーカ
:本機の実体弾兵装である単砲身のロケット弾発射筒。不使用時は腰部にマウント可能。固定弾倉式で装弾数は5発で威力も高い。なお、口径については資料によって異なることが多い。主に地上戦で使用された他、[[ア・バオア・クー]]攻防戦では両手に持って出撃した。
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:本機の実体弾兵装である単砲身のロケット弾発射筒。不使用時は腰部にマウント可能。固定弾倉式で装弾数は5発で、一撃でMSを破壊するなど威力も高い。放送当時の児童誌設定によれば、10㎞先の戦車も破壊可能。
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:なお、口径については資料によって異なることが多い。主に地上戦で使用された他、[[ア・バオア・クー]]攻防戦では両手に持って出撃した。SRWではバズーカの砲身の色が白だったり灰色だったりとまちまちだったりする。
 
:ゲームでは2~4発と弾数がより少ないことも。『30』では初めて武装欄からオミットされ、必殺技の『連続攻撃』のモーションに組み込まれている。
 
:ゲームでは2~4発と弾数がより少ないことも。『30』では初めて武装欄からオミットされ、必殺技の『連続攻撃』のモーションに組み込まれている。
 
;RX・M-Sh-008/S-01025 ガンダム・シールド
 
;RX・M-Sh-008/S-01025 ガンダム・シールド
:ルナ・チタニウム合金製の機体とほぼ同じ長さの大盾。上部には前にかざして防御しながら射撃する際に視界を確保する銃眼スリットを有する。不使用時は背部にマウント可能。攻撃を受けた際の衝撃の拡散と吸収を目的に設計されており、三重のハニカム構造となっている。また、投擲武装としても使用可能な程強度が高く、背部にマウントした状態で背後からマゼラ・トップ砲を喰らってもガンダム本体は無傷だった。[[Gファイター]]と合体した際にはシールドを両手に装備しており、当初は分離の際に右手のシールドを破棄していたが、後にジョイントパーツが開発され、2枚重ねで使用する事が可能となった。
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:ルナ・チタニウム合金製の機体とほぼ同じ長さの大盾。上部には前にかざして防御しながら射撃する際に視界を確保する銃眼スリットを有する。不使用時は背部にマウント可能。攻撃を受けた際の衝撃の拡散と吸収を目的に設計されており、三重のハニカム構造となっている。また、投擲武装としても使用可能なほど強度が高く、背部にマウントした状態で背後からマゼラ・トップ砲を喰らってもガンダム本体は無傷だった。[[Gファイター]]と合体した際にはシールドを両手に装備しており、当初は分離の際に右手のシールドを破棄していたが、後にジョイントパーツが開発され、2枚重ねで使用することが可能となった。シールド裏の色の解釈は媒体等によって異なり、『30』の戦闘アニメでは赤一色である。
  
 
====オプション装備====
 
====オプション装備====
 
;ガンダム・ハンマー
 
;ガンダム・ハンマー
:長い鎖で繋がれた棘付き鉄球<ref>「ハンマー」というよりは「ボール・アンド・チェイン式フレイル」や「流星錘」に近い。</ref>を振り回して攻撃する質量兵器。一撃で[[ザク]]を破壊する程の威力があるが、扱いが難しい武器。。劇場版では登場しない。なお、[[ダイターン3|前番組のスーパーロボット]]も似たような武器を使用している。
+
:長い鎖で繋がれた棘付き鉄球<ref>このハンマーは金槌ではなく、ハンマー投の砲丸のこと。</ref>を振り回して攻撃する質量兵器。一撃で[[ザク]]を破壊するほどの威力があるが、扱いが難しい武器。劇場版では登場しない。なお、鉄球部分にザクのバズーカが直撃しても破壊されない強度がある。前年に放映された[[ダイターン3|前番組のスーパーロボット]]も同類の武器を使用している。
 
;ハイパー・ハンマー
 
;ハイパー・ハンマー
 
:ガンダム・ハンマーを強化した武装。棘の鋭くなった鉄球にバーニアを取り付けており、威力も向上した。[[ゴッグ]]との戦闘で初使用され、一撃目はゴッグをダウンさせたが、二撃目はゴッグの手によって受け止められてしまっている。
 
:ガンダム・ハンマーを強化した武装。棘の鋭くなった鉄球にバーニアを取り付けており、威力も向上した。[[ゴッグ]]との戦闘で初使用され、一撃目はゴッグをダウンさせたが、二撃目はゴッグの手によって受け止められてしまっている。
 
:SRWでは初期は接近戦専用だったが『[[スーパーロボット大戦α|α]]』以降中距離まで届くP属性武器として、また'''漢の武器'''としてプレイヤーに愛されてきたが、『30』で初めてオミットされてしまった。
 
:SRWでは初期は接近戦専用だったが『[[スーパーロボット大戦α|α]]』以降中距離まで届くP属性武器として、また'''漢の武器'''としてプレイヤーに愛されてきたが、『30』で初めてオミットされてしまった。
 
;スーパー・ナパーム
 
;スーパー・ナパーム
:ビームライフルの砲身下部に装着可能な4連装のランチャーから発射するナパーム弾。広い範囲を焼き払う事が可能。
+
:ビームライフルの砲身下部に装着可能な4連装のランチャーから発射するナパーム弾。広い範囲を焼き払うことが可能。
:作中では上記の様な使われ方をせず、サイド7にて回収できない機体パーツを破棄するために発射ポッドごとビームライフルで撃ち抜いて着火する使われ方をした。
+
:作中では上記の様な使われ方をせず、サイド7で回収できない機体パーツを破棄するために発射ポッドごとビームライフルで撃ち抜いて着火する使われ方をした。
:その為か、殆どの媒体では発射ポッドを撃ち抜く形での使用をしており、『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』ではナパームを敵に向かって投げつけ、ビーム・ライフルを発射する事で爆破して攻撃するようになっている。
+
:そのためか、ほとんどの媒体では発射ポッドを撃ち抜く形での使用をしており、『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』ではナパームを敵に向かって投げつけ、ビーム・ライフルを発射することで爆破して攻撃するようになっている。
:なお、『[[スーパーロボット大戦A|A]]』(GBA版)では何故か'''ビームライフルを撃つだけで被弾時に大爆発'''という演出に省略されている。
+
:[[スーパーロボット大戦A|A]]』(GBA版)では当時の演出限界のせいか、'''ビームライフルを撃つだけで被弾時に大爆発'''と大幅に簡略化されている。
  
 
====その他====
 
====その他====
 +
;格闘
 +
:ザクの鼻を引き千切ったり、[[マゼラアタック]]を横転させたりと優れた格闘戦術を見せる。当然ながら、SRWでは未採用。
 +
:『冒険王』掲載の漫画版では起動直後に'''ザク2機を貫通するパンチ'''を放ったり、[[グフ]]のヒートロッドで腕を封じられても[[ストライクノワールガンダム|逆に振り回してぶつけて爆破したり]]、ギャロップを持ち上げて放り投げたりとアニメ以上にパワフルな格闘戦を見せている。これら原始的な格闘戦法は[[ガンダムMk-II|後年の]][[Ζガンダム|ガンダムシリーズにも]][[νガンダム|受け継がれ]]、ついには[[機動武闘伝Gガンダム|作品全体のメインテーマが格闘戦]]なシリーズまで誕生している。
 
;メガバズーカランチャー
 
;メガバズーカランチャー
 
:『[[スーパーロボット大戦|初代]]』のみ登場するスパロボオリジナル装備。本来は[[百式]]の武装。
 
:『[[スーパーロボット大戦|初代]]』のみ登場するスパロボオリジナル装備。本来は[[百式]]の武装。
 
:ゲーム中では本機・百式・[[ガンキャノン]]のいずれかに装備させることが出来る[[隠し要素|隠し武器]]。ガンダムを最後まで活躍させようと思うなら入手は必須。
 
:ゲーム中では本機・百式・[[ガンキャノン]]のいずれかに装備させることが出来る[[隠し要素|隠し武器]]。ガンダムを最後まで活躍させようと思うなら入手は必須。
 
;ロケット砲
 
;ロケット砲
:旧1/100プラモデルに付属していたオリジナル武装。リアルスケールガンプラにしては珍しくスプリングギミックが搭載されており、ミサイルを発射可能。
+
:旧1/100プラモデルに付属していたオリジナル武装。リアルスケールガンプラにしては珍しくスプリングギミックが搭載されており、ミサイルを発射可能<ref>なお、同様のギミックは[[SDガンダムシリーズ]]では90年代前半まで非常に多くのBB戦士に搭載されていた。</ref>。
:プラモデル発売から40年近く経つが、未だに詳しい設定が不明な謎の武器。一説にはクローバー社製のガンダムの玩具に付属していた「ハイパー・バズーカ砲(肩に装着するミサイルランチャー)」がモチーフとされる。
+
:組立説明書に'''この武器は実際には使用されておりません'''と明記されていた。クローバー社製のガンダムの玩具に付属していた「ハイパー・バズーカ砲(肩に装着するミサイルランチャー)」を参考に設計された武器である。バンダイ模型が放送当時スポンサーではなかったためアニメの設定資料をあまり入手できず、高額な商品の付加価値として担当設計者がサービス的に追加した武器とのこと<ref>書籍『ガンプラ開発真話』(2006年、メディアワークス)P86。</ref>。
 +
:名称自体は後に[[フルアーマーガンダム]]の360mmロケット砲に受け継がれている。
 
;ビッグ・ガン
 
;ビッグ・ガン
 
:『機動戦士ガンダム』放送開始前後に発刊された児童誌などに掲載されていた武器その1。本編未使用。
 
:『機動戦士ガンダム』放送開始前後に発刊された児童誌などに掲載されていた武器その1。本編未使用。
222行目: 234行目:
 
:児童誌などに掲載されていた武器その2。これも本編未使用。
 
:児童誌などに掲載されていた武器その2。これも本編未使用。
 
:ガンダム・ハンマーと同様のチェインフレイルだが、棘は鋭く長い3本のみが十字方向に伸びている。
 
:ガンダム・ハンマーと同様のチェインフレイルだが、棘は鋭く長い3本のみが十字方向に伸びている。
:『ガンダムかるた』の札の一つに採用されている他、『冒険王版』ではこちらがガンダム・ハンマーの名称で使用されている。その際は長い棘で[[グフ]]の胴体を切り裂いた。
+
:『ガンダムかるた』の札の一つに採用されているほか、『冒険王版』ではこちらがガンダム・ハンマーの名称で使用されている。その際は長い棘で[[グフ]]の胴体を切り裂いた。
  
 
====必殺攻撃====
 
====必殺攻撃====
 
;ラスト・シューティング
 
;ラスト・シューティング
 
:原作ラストにてジオングを撃破した際の再現。『[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]』でレアリティXRとして初登場。その後『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』にて武装として登場。条件を満たすことで追加される隠し武装で、両手バズーカ→サーベル→件のポーズにてライフルでトドメという内容のコンビネーション攻撃となっている。
 
:原作ラストにてジオングを撃破した際の再現。『[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]』でレアリティXRとして初登場。その後『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』にて武装として登場。条件を満たすことで追加される隠し武装で、両手バズーカ→サーベル→件のポーズにてライフルでトドメという内容のコンビネーション攻撃となっている。
:一般的には劇場版のポスターに掲載された「頭と左腕を失ったガンダムが真上にビームライフルを構えたポーズ」を指すが、SRWでは流石に攻撃の度に部位の欠損まで再現するわけにはいかないため'''体を大きく反らせて頭と左腕が見えにくくなるポーズ'''で対応している。
+
:一般的には劇場版のポスターに掲載された「頭と左腕を失ったガンダムが真上にビームライフルを構えたポーズ」を指すが、SRWでは流石に攻撃のたびに部位の欠損まで再現するわけにはいかないため'''体を大きく反らせて頭と左腕が見えにくくなるポーズ'''で対応している。
 
;連続攻撃
 
;連続攻撃
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用された攻撃マニューバ。ア・バオア・クー攻防戦仕様の両手バズーカ装備で出現し、敵機に向かって連射した後、右手のバズーカを捨てライフルに持ち替え、更に左手のバズーカを撃ち切った後敵機に投げつけ、トドメに狙いすましたライフルで敵機を撃ち抜く。
+
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用された攻撃マニューバ。ア・バオア・クー攻防戦仕様の両手バズーカ装備で出現し、敵機に向かって連射した後、右手のバズーカを捨てライフルに持ち替え、さらに左手のバズーカを二発撃った後敵機に投げつけ、トドメに狙いすましたライフルで敵機を撃ち抜く。投擲したバズーカはビームが当たった際の余波で爆発している。
 
:最後のライフル射撃のカットインは'''OPのワンカットを再現したポーズ'''となっている。
 
:最後のライフル射撃のカットインは'''OPのワンカットを再現したポーズ'''となっている。
  
239行目: 251行目:
 
;剣装備、盾装備
 
;剣装備、盾装備
 
:[[切り払い]]、[[シールド防御]]を発動。
 
:[[切り払い]]、[[シールド防御]]を発動。
 
+
;一部作品で採用
'''一部作品で採用'''
+
:;[[合体]]
;[[合体]]
+
::[[Gファイター]]と合体し[[ガンダム+Gファイター]]となる。『[[スーパーロボット大戦A|A]]』では合体後に[[変形]]可能。
:[[Gファイター]]と合体し[[ガンダム+Gファイター]]となる。『[[スーパーロボット大戦A|A]]』では合体後に[[変形]]可能。
+
:;[[換装]]
;[[換装]]
+
::[[フルアーマーガンダム]]へ換装する。
:[[フルアーマーガンダム]]へ換装する。
+
:;[[分離]]
;[[分離]]
+
::[[コアファイター]]へ分離する。
:[[コアファイター]]へ分離する。
+
:;[[変形]]
;[[変形]]
+
::[[ガンダム+Gファイター|Gアーマー]]へ変形する。
:[[Gファイター|Gアーマー]]へ変形する。
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:;[[グループ (GR)]]
;[[グループ (GR)]]
+
::『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』で採用。[[ガンキャノン]]、[[ガンタンク]]、[[Gファイター]]とグループ出撃可能。
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』で採用。[[ガンキャノン]]、[[ガンタンク]]、[[Gファイター]]とグループ出撃可能。
 
  
 
===移動タイプ===
 
===移動タイプ===
 
;[[陸]]・[[宇宙]]
 
;[[陸]]・[[宇宙]]
:
+
:「翔べ!ガンダム」という曲もあるが、サブフライトシステムや換装なしでの大気圏内での単独飛行は(『冒険王』掲載の漫画版以外は)不可。バーニアをふかして放物線を描いたジャンプを行うことはでき、上空にホワイトベースが浮いている際にはこの方法で帰還する。
  
 
===[[サイズ]]===
 
===[[サイズ]]===
264行目: 275行目:
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]』でのボーナス。
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]』でのボーナス。
 
;全武器を[[バリア貫通]]にする。
 
;全武器を[[バリア貫通]]にする。
:『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』でのボーナス。
+
:『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』でのボーナス。同作で猛威を揮う[[ディストーションフィールド]]を封殺できる。
 +
;運動性+20。「ビーム・ライフル」と「ビーム・サーベル」に[[カウンター]]属性追加。
 +
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』でのボーナス。一年戦争時のアムロの先読み、あるいは俗に言う「ニュータイプ撃ち」を再現したかのようなボーナスとなっている。
 +
:最強武器の連続攻撃には追加されない。また技能「[[カウンター|フルカウンター]]」を習得していると完全に腐る。
 +
:トロフィー「紫電一閃」を早期に狙うなら活用できるが、こだわらないならより攻撃力が高い[[ドライストレーガー]]や[[νガンダム]]の準備ができるのを待つのが得策。
  
 
==機体BGM==
 
==機体BGM==
275行目: 290行目:
 
:『[[スーパーロボット大戦A|A]]』で採用。
 
:『[[スーパーロボット大戦A|A]]』で採用。
 
;「赤い彗星 / 紅の機動兵器 M14」
 
;「赤い彗星 / 紅の機動兵器 M14」
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』、『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])』で採用。『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』では連携攻撃の[[BGM]]。
+
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』、『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])』、『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』では連携攻撃の[[BGM]]。
 
;「空域間戦闘」
 
;「空域間戦闘」
 
:『[[スーパーロボット大戦Scramble Commander|SC]]』で採用。
 
:『[[スーパーロボット大戦Scramble Commander|SC]]』で採用。
 
;「ホワイトベース / 重力圏へ M43」
 
;「ホワイトベース / 重力圏へ M43」
 
:『OE』で通常の戦闘BGMに採用。
 
:『OE』で通常の戦闘BGMに採用。
 +
;「いつか空に届いて」
 +
:『IMPACT』で採用。この作品では『ファーストガンダム』の機体はすべて『0080』の楽曲が充てられている。
  
 
==名台詞(?)==
 
==名台詞(?)==
 
;「ぱいろっとオヨビ回路保護ノタメ、全えねるぎーノ98%ヲ放出中!」<br />「放熱えねるぎー、低下」
 
;「ぱいろっとオヨビ回路保護ノタメ、全えねるぎーノ98%ヲ放出中!」<br />「放熱えねるぎー、低下」
:第18話「灼熱のアッザム・リーダー」にて[[アッザム]]の兵器「アッザム・リーダー」の放熱攻撃を食らった際に発せられたガンダムの機械音声<ref>ちなみにガンダムの機械音声は、無駄に可愛い声である。</ref>。
+
:第18話「灼熱のアッザム・リーダー」にて[[アッザム]]の兵器「アッザム・リーダー」の放熱攻撃を食らった際に発せられたガンダムの機械音声。
:機体のエネルギーを放出してパイロットと機体の保護を行い、アッザムの攻撃が止むとその事をパイロットの[[アムロ・レイ|アムロ]]に知らせている。つまり、ガンダムに搭載されている教育型コンピューターのプログラムは自身が弱ったと見せかけて敵の油断を誘い、反撃の機会を窺っていたのである。
+
:機体のエネルギーを放出してパイロットと機体の保護を行い、アッザムの攻撃が止むとそのことをパイロットの[[アムロ・レイ|アムロ]]に知らせている。つまり、ガンダムに搭載されている教育型コンピューターのプログラムは自身が弱ったと見せかけて敵の油断を誘い、反撃の機会を窺っていたのである。
:よく'''「ガンダムが喋った」とネタにされるシーン'''であるが、ガンダムに搭載された教育型コンピューターの性能を示す描写であり外伝作品の『THE BLUE DESTINY』では主人公(ユウ・カジマ)が所属するMSの運用データの収集を目的とするモルモット部隊が、コロニー、宇宙、地上で激戦を潜り抜けたアムロの経験を蓄積したこのコンピューターがジャブローに届けられた結果お役御免になったとされている。
+
:よく'''「ガンダムが喋った」とネタにされるシーン'''であるが、ガンダムに搭載された教育型コンピューターの性能を示す描写であり外伝作品の『THE BLUE DESTINY』では主人公(ユウ・カジマ)が所属するMSの運用データの収集を目的とするモルモット部隊が、コロニー、宇宙、地上で激戦を潜り抜けたアムロの経験を蓄積したこのコンピューターがジャブローに届けられた結果お役御免になったとされている。<ref>ちなみに同作ではシミュレーターという名目でこのデータを基にしたアムロ搭乗のガンダムと戦うことも可能。ラスボス以上の鬼神の如き強さを誇り、当時のアムロの実力とコンピューターの能力を肌で感じることができる。なお、主人公のユウ・カジマはこのシミュレーターの'''ガンダムに勝利した'''ことが公式設定となっている。</ref>
  
 
==対決・名場面==
 
==対決・名場面==
 
;ガンダム、大地に立つ!
 
;ガンダム、大地に立つ!
:功を焦り、サイド7の設備へ攻撃を開始する[[ジーン]]。
+
:功を焦り、サイド7の設備へ攻撃を開始する[[ジーン (機動戦士ガンダム)|ジーン]]。
 
:アムロは咄嗟にガンダムに乗り込み、マニュアルを読みつつ操縦を開始。ジーンが乗る[[ザク]]を撃破し、続く[[デニム]]の乗るザクもコックピットだけを狙い沈黙させる。
 
:アムロは咄嗟にガンダムに乗り込み、マニュアルを読みつつ操縦を開始。ジーンが乗る[[ザク]]を撃破し、続く[[デニム]]の乗るザクもコックピットだけを狙い沈黙させる。
 
:これが[[宇宙世紀]]初の[[モビルスーツ]]同士の戦闘となった。
 
:これが[[宇宙世紀]]初の[[モビルスーツ]]同士の戦闘となった。
 
;ラストシューティング
 
;ラストシューティング
 
:迷路のような[[ア・バオア・クー]]内部で、頭上方向の通路に待ち伏せてメガ粒子砲を放ってきた[[ジオング]]に対し、アムロが自動操縦にセットして迎撃、相撃ちとなった一撃。この時点で、左腕と頭部を失っていたが、ビームライフルを保持していた右腕と右足も破壊され完全に戦闘不能状態になった。
 
:迷路のような[[ア・バオア・クー]]内部で、頭上方向の通路に待ち伏せてメガ粒子砲を放ってきた[[ジオング]]に対し、アムロが自動操縦にセットして迎撃、相撃ちとなった一撃。この時点で、左腕と頭部を失っていたが、ビームライフルを保持していた右腕と右足も破壊され完全に戦闘不能状態になった。
:なお、あくまでこの「ラストシューティング」という名称は本編には出ていない[[俗語・俗称|俗称]]であり、映画『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』の予告編にて初登場した(この際は[[英語]]表記であった)。
+
:なお、あくまでこの「ラストシューティング」という名称は本編には出ていない[[俗語・俗称|俗称]]であり、[[映画]]『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』の予告編にて初登場した(この際は[[英語]]表記であった)。
:過去のプラモデルでこの名場面のポーズを取らせるには改造必須であったが、2008年発売の「MGガンダムver.2.0」や2010年発売の「RGガンダム」等の[[ガンプラ]]では素組みでこのポーズを取る事が可能になっている。
+
:過去のプラモデルでこの名場面のポーズを取らせるには改造必須であったが、2008年発売の「MGガンダムver.2.0」や2010年発売の「RGガンダム」などの[[ガンプラ]]では素組みでこのポーズを取ることが可能になっている。
:なお、あまりにも有名な為か、[[νガンダム|SRWでトドメ演出になったり]]、別の[[コンピュータゲーム|ゲーム]]では'''必殺技'''だったり、[[ユニコーンガンダム|二体のガンダムの]][[バンシィ|名を持つ機体]]が[[赤い彗星]]の乗る[[シナンジュ|機]][[ネオ・ジオング|体]]に対して行ったりしている。
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:なお、あまりにも有名なためか、[[νガンダム|SRWでトドメ演出になったり]]、別の[[コンピュータゲーム|ゲーム]]では'''必殺技'''だったり、[[ユニコーンガンダム|二体のガンダムの]][[バンシィ|名を持つ機体]]が[[赤い彗星]]の乗る[[シナンジュ|機]][[ネオ・ジオング|体]]に対して行ったりしている。
:ちなみに映画『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』のメインビジュアルにもなっており、いかにも「ボロボロになりながらも最後の力を振り絞って発射した」という感動的なシーンに見えるが、実際の映像ではあっさり終わってしまうシーンである。更に言えば自動操縦であり、アムロが直接操作していたわけでもない。
+
:『めぐりあい宇宙編』のメインビジュアルにもなっており、いかにも「ボロボロになりながらも最後の力を振り絞って発射した」という感動的なシーンに見えるが、実際の映像ではあっさり終わってしまうシーンである。さらに言えば自動操縦であり、アムロが直接操作していたわけでもない。
  
 
==主な関連機体==
 
==主な関連機体==
一覧に無い機体は[https://gundam.wiki.cre.jp/wiki/%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%A0#.E9.96.A2.E9.80.A3.E6.A9.9F.E4.BD.93 ガンダムWiki]を参照。
+
一覧に無い機体は[https://gundam.wiki.cre.jp/wiki/%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%A0#.E9.96.A2.E9.80.A3.E6.A9.9F.E4.BD.93 ガンダムWiki]を、「ガンダム」の名前を冠する機体は[[ガンダムタイプ]]も参照のこと。
  
 
===強化型・バリエーション機===
 
===強化型・バリエーション機===
;[[GUNDAM:プロトタイプガンダム|プロトタイプガンダム]](SRWでは名前のみの登場)
+
;[[GUNDAM:プロトタイプガンダム|プロトタイプガンダム]](SRW未登場)
:型式番号RX-78-1。ファーストロット系の一番機または一番仕様。黒と白と赤のカラーリング。
+
:型式番号RX-78-1。ファーストロット系の1号機または一番仕様。サイド7搬入時には1号機も2号機も既に二番仕様に改修されていたとされる。一番仕様時代に限っても何度かカラーリングが変えられているが、黒と白と赤のカラーリングが有名。
 
:カラーリングは[[マジンガーZ]]のオマージュである。
 
:カラーリングは[[マジンガーZ]]のオマージュである。
:SRWでは『DD』で[[サーバイン]]の例えとして名前が登場した。
+
:SRW未登場だが『DD』で[[サーバイン]]の例えとして名前が登場した。
 
;[[G-3ガンダム]]
 
;[[G-3ガンダム]]
:型式番号RX-78-3。ファーストロット系の三番機であり三番仕様。灰色と青色のカラーリング。「[[マグネットコーティング]]」の試験機となる。
+
:型式番号RX-78-3。ファーストロット系の3号機であり三番仕様。灰色と青色のカラーリング。「[[マグネットコーティング]]」の試験機となる。
 
;[[フルアーマーガンダム]]
 
;[[フルアーマーガンダム]]
 
:追加装甲・武装を装備した強化形態。
 
:追加装甲・武装を装備した強化形態。
315行目: 332行目:
 
===関連機===
 
===関連機===
 
;[[Gファイター]]
 
;[[Gファイター]]
:ガンダムと[[分離]]・[[合体]]できる支援戦闘機。組み合わせによって様々な合体形態が存在する。詳細は[[ガンダム+Gファイター]]を参照。
+
:ガンダムと[[分離]]・[[合体]]できる支援戦闘機。組み合わせによって様々な合体形態が存在する。詳細は'''[[ガンダム+Gファイター]]'''を参照。
 
;[[陸戦型ガンダム]]
 
;[[陸戦型ガンダム]]
:ガンダム製造の際の余剰パーツで組み上げられた量産型。
+
:ガンダム製造の際の不採用パーツを中心に開発された少数量産機。その為型番は1つ次のRX-79。
 
;[[NT-1アレックス]]
 
;[[NT-1アレックス]]
:連邦軍が開発していたニュータイプ用(アムロ専用)モビルスーツ。マグネット・コーティングを用いて追従性を上げている。
+
:ガンダムの正式な発展機。連邦軍が開発していたニュータイプ用(アムロ専用)モビルスーツ。マグネット・コーティングを用いて追従性を上げている。
 
;[[ガンキャノン]]、[[ガンタンク]]
 
;[[ガンキャノン]]、[[ガンタンク]]
 
:同じV作戦時に開発された機体。
 
:同じV作戦時に開発された機体。
 
;[[ジム]]
 
;[[ジム]]
 
:ガンダムの設計をベースに再設計された量産機。ガンダムから徹底した低コスト化・簡易化がなされている。
 
:ガンダムの設計をベースに再設計された量産機。ガンダムから徹底した低コスト化・簡易化がなされている。
 +
;[[ガンダム試作1号機]]、[[ガンダム試作2号機]]、[[ガンダム試作3号機]]、[[ガーベラ・テトラ|ガンダム試作4号機]]
 +
:UC.0081~0083にかけて[[アナハイム・エレクトロニクス]]がガンダムを元に開発したMS群。ガンダムと同じRX-78の型番が使用されている。
 
;[[ガンダムMk-II]]
 
;[[ガンダムMk-II]]
 
:ティターンズがグリプス工廠で開発させた後継機。
 
:ティターンズがグリプス工廠で開発させた後継機。
331行目: 350行目:
 
===他作品の関連機体===
 
===他作品の関連機体===
 
;[[ガンダムエックス]]
 
;[[ガンダムエックス]]
:『[[機動新世紀ガンダムX]]』に登場するガンダム。本作品は初代ガンダムを強く意識した作りとなっており、本機はガンダムに相当する機体として登場する。
+
:『[[機動新世紀ガンダムX]]』に登場。本作品は『機動戦士ガンダム』を強く意識した作りとなっており、本機はガンダムに相当する機体として登場する。
 
;[[0ガンダム]]
 
;[[0ガンダム]]
:『[[機動戦士ガンダム00]]』に登場。機体色はグレーでデザインは本機体に酷似しているが、セカンドシーズン終盤において機体色も本機と同じトリコロールカラーに変更されていた。
+
:『[[機動戦士ガンダム00]]』に登場。ガンダムのオマージュ機であり、[[リボンズ・アルマーク|アムロみたいな声の人]]が乗るうえにデザインも酷似している。ただし機体色はグレーだが、2nd終盤での本格登場時にトリコロールカラーに変更される。
 
;[[ガンダムAGE-1グランサ|ガンダムAGE-1]]
 
;[[ガンダムAGE-1グランサ|ガンダムAGE-1]]
:『[[機動戦士ガンダムAGE]]』に登場するガンダム。初代ガンダムに酷似した姿をしている。
+
:『[[機動戦士ガンダムAGE]]』に登場。「伝説の機体ガンダムを模した」という設定があるガンダムのオマージュ機であり、全長・重量が同じであるほか、外見も似ている。
 
;[[武者頑駄無]]
 
;[[武者頑駄無]]
 
:[[SDガンダムシリーズ]]の一作『SD戦国伝』の主人公。ガンダムをモチーフとしている(ことがある<ref>デビュー作である『プラモ狂四郎(SRW未参戦)』では[[ガンダムMk-II]]をベースにしていたが、後に[[SDガンダムシリーズ]]に組み込まれる際にやや曖昧となり、その後は初代ガンダムとMk-IIの折衷のようなデザインで登場することが多い。詳しくは武者頑駄無の項目を参照。</ref>)。
 
:[[SDガンダムシリーズ]]の一作『SD戦国伝』の主人公。ガンダムをモチーフとしている(ことがある<ref>デビュー作である『プラモ狂四郎(SRW未参戦)』では[[ガンダムMk-II]]をベースにしていたが、後に[[SDガンダムシリーズ]]に組み込まれる際にやや曖昧となり、その後は初代ガンダムとMk-IIの折衷のようなデザインで登場することが多い。詳しくは武者頑駄無の項目を参照。</ref>)。
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:『[[SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors]]』に登場した、ガンダムが演者のキャラ。
 
:『[[SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors]]』に登場した、ガンダムが演者のキャラ。
 
;[[キングガンダムII世]]
 
;[[キングガンダムII世]]
:『[[SDガンダム外伝]]』に登場した、ガンダムがモチーフ<ref>正確には初期の皇騎士ガンダムがガンダムがモチーフ。キングガンダムII世はパーフェクトガンダムがモチーフになる。</ref>のキャラクター。
+
:『[[SDガンダム外伝]]』に登場した、ガンダムがモチーフ<ref>正確には初期の姿である「皇騎士ガンダム」がガンダムをモチーフとしている。キングガンダムII世のモチーフはパーフェクトガンダム。</ref>のキャラクター。(ちなみに元祖主人公である[[騎士ガンダム]]はガンダムではなく[[ガンダムMk-III]]がモデル)
 
;[[リアルPGガンダム]]
 
;[[リアルPGガンダム]]
 
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』に登場する[[オリジナル設定|半オリジナル]]ガンダム。基本設定は『[[ケロロ軍曹 (TV)|ケロロ軍曹]]』の映画『超劇場版ケロロ軍曹3 ケロロ対ケロロ天空大決戦であります!』を踏襲した形である。
 
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』に登場する[[オリジナル設定|半オリジナル]]ガンダム。基本設定は『[[ケロロ軍曹 (TV)|ケロロ軍曹]]』の映画『超劇場版ケロロ軍曹3 ケロロ対ケロロ天空大決戦であります!』を踏襲した形である。
352行目: 371行目:
  
 
==余談==
 
==余談==
 +
*マップ上に顔アイコンのみが表示されるシリーズでは判別しやすくするためガンダムシリーズの主人公機には「Z」や「ν」といった文字が入れられていたが、この機体に文字が入ることはなかった。
 +
*参戦時のデザインで黒目が入ったり入らなかったりすることがよく話題にあがるが、SDガンダムシリーズであるかそうでないかということらしい。
 
*企画段階のデザインはほぼ変わりないが、カラーリングが白一色であった。
 
*企画段階のデザインはほぼ変わりないが、カラーリングが白一色であった。
**なお、これを見たスポンサーの玩具メーカー『クローバー』は「白一色では玩具として売れない。三色に塗り替えろ」と指示。白基調を残したかったため、胴体や各部にトリコロールカラーを塗る事で正式決定となった。
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**なお、これを見たスポンサーの玩具メーカー『クローバー』は「白一色では玩具として売れない。三色に塗り替えろ」と指示。白基調を残したかったため、胴体や各部にトリコロールカラーを塗ることで正式決定となった。
*「[[ビームサーベル]]、頭部バルカン、[[ビームライフル]]、シールド」という装備は、基本的に[[ガンダムシリーズ]]作品の主役機にほぼ共通する武装である。
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*「[[ビームサーベル]]、頭部バルカン、[[ビームライフル]]、シールド」という装備は、基本的に[[ガンダムシリーズ]]作品の大半の主役機に共通する武装である。
 
**ただし頭部バルカンに関しては実装されるかは他の三種と比べまちまちになっており(代わりに胸部などにバルカンの類の武装を着けている例も)、特に『[[機動戦士ガンダム00|00]]』以降のアナザーガンダムでは一切不採用になっている。
 
**ただし頭部バルカンに関しては実装されるかは他の三種と比べまちまちになっており(代わりに胸部などにバルカンの類の武装を着けている例も)、特に『[[機動戦士ガンダム00|00]]』以降のアナザーガンダムでは一切不採用になっている。
*[[宇宙世紀]]やそれ以外の世界でも、本機の黄色いカメラアイを採用したガンダムタイプは意外なほど少ない([[Hi-νガンダム]]や[[∀ガンダム]]、[[ストライクガンダム]]等が代表例で、『[[機動戦士ガンダムAGE|AGE]]』でもAGEシステムを[[ガンダムAGE-1グランサ|外した]][[ガンダムAGE-2ダークハウンド|ガンダム各機]]が該当)。
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*[[宇宙世紀]]やそれ以外の世界でも、本機の黄色いカメラアイを採用したガンダムタイプは意外なほど少ない([[Hi-νガンダム]]や[[∀ガンダム]]、[[ストライクガンダム]]などが代表例で、『[[機動戦士ガンダムAGE|AGE]]』でもAGEシステムを[[ガンダムAGE-1グランサ|外した]][[ガンダムAGE-2ダークハウンド|ガンダム各機]]、[[G-セルフ]]が該当)。
 
**一方で、[[ガンダムMk-II|Mk-II]]の「黄色いアンテナと緑のカメラアイ」という組み合わせは数多くの機体で採用されており、ガンダムの新しいスタンダードカラーになっている。
 
**一方で、[[ガンダムMk-II|Mk-II]]の「黄色いアンテナと緑のカメラアイ」という組み合わせは数多くの機体で採用されており、ガンダムの新しいスタンダードカラーになっている。
**更に「白いアンテナ」を採用したガンダムタイプは輪をかけて少なく、Hi-νガンダムや∀ガンダム、[[ガンダムエクシア]]や[[ダブルオークアンタ]]、ガンダムAGE-1、ガンダムAGE-2くらいしか存在しない。
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**さらに「白いアンテナ」を採用したガンダムタイプは輪をかけて少なく、Hi-νガンダムや∀ガンダム、[[ガンダムエクシア]]や[[ダブルオークアンタ]]、ガンダムAGE-1、ガンダムAGE-2、G-セルフ、『水星の魔女』のファラクトとキャリバーンを除いた各ガンダムくらいしか存在しない。
*『[[機動武闘伝Gガンダム]]』にも、ラストのデビルガンダム戦に特別出演しており、各ガンダムに紛れて発射するロケットに抱きついているシーンが見られる。
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***ただし、放送当時はもとより現在でも、黄色アンテナで描かれていることはある(横井版『[[SDガンダム]]』や漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』など)。
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*『[[機動武闘伝Gガンダム]]』では、ラストのデビルガンダム戦に特別出演しており、各ガンダムに紛れて発射するロケットに抱きついているシーンが見られる。
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**漫画『超級!機動武闘伝Gガンダム』における同シーンの機体は、作者の島本和彦氏がデザインした[[ブリキ大王]]に差し替えられている。
 
*放映当時のガンダムは若干タレ目のデザインで描かれており、当時の視聴者からの人気は[[ザク]]に負けていた。その証拠に、[[続編]]『[[機動戦士Ζガンダム|Ζ]]』との間に出た[[MSV]]ではザクのバリエーションが大量に出たのに対し、肝心のガンダムは[[フルアーマーガンダム]]とパーフェクトガンダムのみであった。
 
*放映当時のガンダムは若干タレ目のデザインで描かれており、当時の視聴者からの人気は[[ザク]]に負けていた。その証拠に、[[続編]]『[[機動戦士Ζガンダム|Ζ]]』との間に出た[[MSV]]ではザクのバリエーションが大量に出たのに対し、肝心のガンダムは[[フルアーマーガンダム]]とパーフェクトガンダムのみであった。
**この人気を覆したのが続編の[[ガンダムMk-II|Mk-II]]と[[Ζガンダム|Ζ]]であり、以後初代が[[ガンプラ|プラモデル]]や[[コンピュータゲーム|ゲーム]]に出演する際は、Ζ以降のデザインに準じたややスマートでツリ目のデザインにリファインされている。
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**この人気を覆したのが続編の[[ガンダムMk-II|Mk-II]]と[[Ζガンダム|Ζ]]であり、以後初代が[[ガンプラ|プラモデル]]や[[コンピュータゲーム|ゲーム]]に出演する際は、Ζ以降のデザインに準じたややスマートでツリ目のデザインにリファインされている。ただ『30』では放映当時の演出を徹底再現したためタレ目になっている。
 
**パーフェクトガンダムは、当時機動戦士ガンダムの作画に参加していた板野一郎氏が対ジオング用の決戦装備として原画作業の合間に描いた物が原案である。
 
**パーフェクトガンダムは、当時機動戦士ガンダムの作画に参加していた板野一郎氏が対ジオング用の決戦装備として原画作業の合間に描いた物が原案である。
 
*クローバー製の玩具『ガンダムDX合体セット』のガンダムには肩に装備する「ハイパー・バズーカ砲」、槍と斧が組み合わさった「ソードジャベリン」といった武器が付属していたが、いずれも本編には未登場。
 
*クローバー製の玩具『ガンダムDX合体セット』のガンダムには肩に装備する「ハイパー・バズーカ砲」、槍と斧が組み合わさった「ソードジャベリン」といった武器が付属していたが、いずれも本編には未登場。
**しかしこれらの構想はフルアーマーガンダム等のMSV出典の機体や、[[機動戦士ガンダムUC|後年の作品]]に登場する[[フルアーマー・ユニコーンガンダム #武装|MSの]][[クシャトリヤ #関連機体|武装]]などに受け継がれている。
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**しかしこれらの構想はフルアーマーガンダムなどのMSV出典の機体や、[[機動戦士ガンダムUC|後年の作品]]に登場する[[フルアーマー・ユニコーンガンダム #武装|MSの]][[クシャトリヤ #関連機体|武装]]などに受け継がれている。
 
**また、このガンダムの両手は「G(ガンダム)・パンチ」という名前の[[マジンガーZ #内蔵兵装|拳が敵機に向かって飛んでいく武器]]になっていた。こちらも本編とは関係ない武装だが、後年の公式[[外伝]][[漫画]]作品や[[SDガンダム]]には[[ロケットパンチ]]的な武器を装備したガンダムも登場している。
 
**また、このガンダムの両手は「G(ガンダム)・パンチ」という名前の[[マジンガーZ #内蔵兵装|拳が敵機に向かって飛んでいく武器]]になっていた。こちらも本編とは関係ない武装だが、後年の公式[[外伝]][[漫画]]作品や[[SDガンダム]]には[[ロケットパンチ]]的な武器を装備したガンダムも登場している。
 
**以上列挙したクローバー製の玩具『ガンダムDX合体セット』に付属するガンダムの武装は「[[スーパーロボットとリアルロボット#ガンダム以降・80年代ロボットアニメ|リアルロボットという概念が希薄だった時代の産物]]」と評すべきものであろう。
 
**以上列挙したクローバー製の玩具『ガンダムDX合体セット』に付属するガンダムの武装は「[[スーパーロボットとリアルロボット#ガンダム以降・80年代ロボットアニメ|リアルロボットという概念が希薄だった時代の産物]]」と評すべきものであろう。
*80年代前半に『月刊コロコロコミック』で連載されていたギャグ漫画『超人キンタマン』には、RX-78-2そのものである「'''オガンダム'''」なるキャラが登場し、数珠を手に何かと「ナンマイダ~」と読経を唱えるギャグを連発していた。折からのガンダムブームの影響もあって、オガンダムは読者からの絶大な人気を獲得し、スクラッチモデルの紹介記事等も組まれた。
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*[[ガンプラ]]ブームが爆発した頃、それに便乗する形でマルイというメーカーから'''『モビルフォース ガンガル』'''なる[[偽物|パチモン]]プラモが販売されていたことは有名。
**しかし、程なくして作者がサンライズの了承を得ずに登場させていた事実が発覚。以降、オガンダムは「『バカラス』なる別のキャラ(こちらは[[ブライガー]]似のデザインだが…)に[[改造]]された」という設定で姿を消し、単行本からも削除されるという[[黒歴史]]を地で体現した存在になった。
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**元々は'''『超合人グレンダー』'''なるオリジナルのロボットのキットを流用したもので、形状的にはガンダムとは全く別物であり、色も成形色の白一色である。しかしパッケージイラストはガンダム同様のトリコロールカラーで描かれており、原作を知らない当時の人間をガンダムと誤認させやすいという絶妙な姿をしていた。
**なお、2011年に放送された『[[機動戦士ガンダムAGE]]』は『コロコロ』と提携しているが、オガンダムの一件が水に流れたか否かについては謎。
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**なおこのガンガル、ガンダムに似せた商品として逆に有名なためか、ガンガルそのもの或いはガンガルに酷似したものとして、プラモデルの登場する作品ではネタにされやすい。『[[ナイツ&マジック]]』のアニメ版では、ガンガルをさらに元ネタにしたプラモデル『ガーンガル』がちらっと映っている。
*一方、『週刊少年ジャンプ』で連載中の漫画『銀魂』ではRX-78-2の頭部にモザイクをかけただけのそっくりなロボット「'''頑侍'''」が登場しており、「アニメ版の製作会社が『サンライズ』のため版権は問題無い」と登場人物が作中で語っている(そもそも、アニメのオリジナルエピソードでガンダムがそのまま出た事がある)。
+
**『[[ケロロ軍曹 (TV)|ケロロ軍曹]]』の原作漫画版でも何度か取り上げられているが、アニメ版では版権の都合で'''ダンガル'''に差し替えられている。このアニメの制作会社は本家ガンダムと同じサンライズなので、'''パクられた側がパクった側の版権に配慮する'''という奇妙な図式となった。
**ちなみにアニメ版では「頑侍」はそのまま登場し、頑侍に乗り込んだのは桂小太郎(演者は[[アスラン・ザラ]]役の[[声優]]である[[声優:石田彰|石田彰]]氏)で、出撃時には主題歌「翔べ! ガンダム」も流れてしまった(さすがにそのまま流すのはダメだったのか、TV放送時は「ガンダム」の「ダ」の所だけ、映像ソフト版はまるまるカラオケにしている)。
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**SDガンダムシリーズの方には[[ネオブラックドラゴン#余談|ガンガルがモチーフの一つとして取り入れられていると思われるキャラクター]]が登場している。そのキャラが「悪の魔王」であるあたり何とも意味深である。
*サンライズ制作のアニメ『アイカツスターズ!』第19話において作中のキャラクターが「ガンダムの'''ハイパー・バズーカに酷似した代物を使用して捕獲用ネット弾を射出'''する」場面が有る。
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*80年代前半に『月刊コロコロコミック』で連載されていたギャグ漫画『超人キンタマン』には、RX-78-2そのものである「'''オガンダム'''」なるキャラが登場し、数珠を手に何かと「ナンマイダ~」と読経を唱えるギャグを連発していた。折からのガンダムブームの影響もあって、オガンダムは読者からの絶大な人気を獲得し、スクラッチモデルの紹介記事なども組まれた。
**これはアニメ版『銀魂』の例と同じく、アニメ制作会社に因んだ[[ギャグイベント|パロディ]]の場面である。ちなみに、同作第51話では[[ガンダム試作2号機 #余談|さらに凄い事になっている…]]。
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**しかし、ほどなくして作者が'''サンライズの了承を得ずに登場させていた事実が発覚'''。以降、オガンダムは「バカラス」なる別のキャラ(こちらは[[ブライガー]]似のデザインだが、大幅なアレンジを施してあるのでお咎めなしだった模様)に[[改造]]されたという設定で姿を消し、単行本からも削除されるという[[黒歴史]]を地で体現した存在になった。
*TV版『[[機動戦士ガンダム]]』放送開始から30年後の2009年に「GREEN TOKYOガンダムプロジェクト」の一環で、'''[[全長一覧|全高]](18.0m)等のディテールを忠実に再現した1/1スケールの実物大ガンダム'''が東京都品川区に所在するお台場・潮風公園に期間限定(2009年7月11日~2009年8月31日)で建てられた。
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**なお、2011年に放送された『[[機動戦士ガンダムAGE]]』は『コロコロ』と提携。これを受けてか、2016年に『コロコロアニキ』にて連載されていた『コロコロ創刊伝説』に'''オガンダムがまさかの再登場'''、当時のオガンダムの誕生から削除までの顛末が語られた。
**なお、お台場の実物大ガンダムは、[[ガンダムシリーズ]]ファンのみならず観光客に大好評であった。その後は一旦解体を経て、静岡県静岡市葵区に所在するJR東静岡駅北側の東静岡広場に設置(2010年7月24日~2011年4月1日)された。その後、東京都江東区に所在するお台場・ダイバーシティ東京プラザ内のフェスティバル広場に設置(2012年4月19日~2017年3月5日)された。
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*一方、『週刊少年ジャンプ』で連載されていた漫画『銀魂』ではRX-78-2の頭部にモザイクをかけただけのそっくりなロボット「'''<RUBY><RB>頑侍</RB><RT>がんさむ</RT></RUBY>'''」が登場しており、「アニメ版の製作会社が『サンライズ』のため版権は問題無い」と登場人物が作中で語っている(そもそも、アニメのオリジナルエピソードでガンダムがそのまま出たことがある)。
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**ちなみにアニメ版では「頑侍」はそのまま登場し、頑侍に乗り込んだのは桂小太郎(演者は[[アスラン・ザラ]]役の[[声優]]である[[声優:石田彰|石田彰]]氏)で、出撃時には主題歌「翔べ! ガンダム」も流れてしまった(さすがにそのまま流すのはダメだったのか、TV放送時は「ガンダム」の'''「ダ」の所だけ'''、映像ソフト版はまるまるカラオケにしている)。
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*サンライズ制作のアニメ『アイカツスターズ!』第19話において、作中のキャラクターがガンダムの'''ハイパー・バズーカに酷似した代物を使用して捕獲用ネット弾を射出'''する場面がある。
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**これはアニメ版『銀魂』の例と同じく、アニメ制作会社に因んだ[[ギャグイベント|パロディ]]の場面である。ちなみに、同作第51話では[[ガンダム試作2号機 #余談|さらに凄いことになっている]]。
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*TV版『[[機動戦士ガンダム]]』放送開始から30年後の2009年に「GREEN TOKYOガンダムプロジェクト」の一環で、'''[[全長一覧|全高]](18.0m)などのディテールを忠実に再現した1/1スケールの実物大ガンダム'''が東京都品川区に所在するお台場・潮風公園に期間限定(2009年7月11日~2009年8月31日)で建てられた。
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**この実物大ガンダムは[[ガンダムシリーズ]]ファンのみならず観光客に大好評であった。その後は一旦解体を経て、静岡県静岡市葵区に所在するJR東静岡駅北側の東静岡広場に設置(2010年7月24日~2011年4月1日)された。その後、東京都江東区に所在するお台場・ダイバーシティ東京プラザ内のフェスティバル広場に設置(2012年4月19日~2017年3月5日)された。
 
*2018年に公開されたスピルバーグ監督の映画『レディ・プレイヤー1』にガンダムが登場して、ハリウッドデビューを飾る。
 
*2018年に公開されたスピルバーグ監督の映画『レディ・プレイヤー1』にガンダムが登場して、ハリウッドデビューを飾る。
**この作品ではバーチャルゲームに興じる人々が様々なアバターを身にまとう事で戦闘を行う設定になっており、劇中ではアバターの一人「ダイトウ」がアイテムでガンダムに2分間だけ[[変身]]し、アイアンジャイアントと共に[[3式機龍|メカゴジラ]]と死闘を繰り広げた。
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**この作品ではバーチャルゲームに興じる人々がさまざまなアバターを身にまとうことで戦闘を行う設定になっており、劇中ではアバターの一人「ダイトウ」がアイテムでガンダムに2分間だけ[[変身]]し、アイアンジャイアントと共に[[3式機龍|メカゴジラ]]と死闘を繰り広げた。
**ちなみに原作[[小説]]では主人公がウルトラマンに変身していた為、変身時間は3分間とされている。映画でも企画段階ではウルトラマンを出す予定だったが、円谷プロが当時版権問題で揉めていたために許可が出なかったので、その代役としてガンダムが出演する事となった。現在は版権問題は解決し、スピルバーグ監督も続編を作る時はウルトラマンは絶対に出したいと語っている。
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**ちなみに原作[[小説]]では主人公がウルトラマンに変身していたため、変身時間は3分間とされている。映画でも企画段階ではウルトラマンを出す予定だったが、円谷プロが当時版権問題で揉めていたために許可が出なかったので、その代役としてガンダムが出演することとなった。現在は版権問題は解決し、スピルバーグ監督も続編を作る時はウルトラマンは絶対に出したいと語っている。
 
**なお、ガンダムへの変身時に決めたポーズは、実は[[ΖΖガンダム]]の合体時のポーズである。原作者のアーネスト・クライン氏によると「カッコイイから」との理由で採用したとのこと。
 
**なお、ガンダムへの変身時に決めたポーズは、実は[[ΖΖガンダム]]の合体時のポーズである。原作者のアーネスト・クライン氏によると「カッコイイから」との理由で採用したとのこと。
 
**2020年7月3日に金曜ロードSHOW!で『レディ・プレイヤー1』が放映された際には、各ガンダム作品の公式Twitterが「俺はガンダムで行く!」を各々のガンダムの画像と共にツイートするという出来事があった。ちなみにワーナーブラザーズジャパン側からもしっかりリツイートされている。
 
**2020年7月3日に金曜ロードSHOW!で『レディ・プレイヤー1』が放映された際には、各ガンダム作品の公式Twitterが「俺はガンダムで行く!」を各々のガンダムの画像と共にツイートするという出来事があった。ちなみにワーナーブラザーズジャパン側からもしっかりリツイートされている。
*2020年に、'''1/1スケールで手足が動くガンダム'''「RX-78F00 ガンダム」が横浜市中区に所在する山下ふ頭に期間限定(2020年12月19日~2022年3月31日)で公開された。
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*2020年に、'''1/1スケールで手足が動くガンダム'''「RX-78F00 ガンダム」が横浜市中区に所在する山下ふ頭に期間限定(2020年12月19日~2024年3月31日)で公開された。
 
**流石に現代の技術では歩くことはできず、腰部を後方から支持台車と固定されている。
 
**流石に現代の技術では歩くことはできず、腰部を後方から支持台車と固定されている。
 +
**映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(SRW未参戦)公開に伴い行われた「日本全国『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』行きます!」企画では神奈川県代表として同施設が選出され、[[キラ・ヤマト]]と共に映る記念イラストが公開されている。
  
 
==脚注==
 
==脚注==

2024年9月22日 (日) 22:03時点における最新版

ガンダム
外国語表記 Gundam[1]
登場作品

ガンダムシリーズ

デザイン 大河原邦男(原案)
安彦良和(クリンナップ)
初登場SRW スーパーロボット大戦
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
異名 白い悪魔
分類 白兵戦モビルスーツ
生産形態 試作機
型式番号 RX-78-2
全高 18.0 m
本体重量 43.4 t
全備重量 60.0 t
動力 ミノフスキー・イヨネスコ型熱核反応炉
ジェネレーター出力 1380 kW
スラスター推力

24,000 kg×2
3,750 kg×2

総推力
55500 kg
装甲材質 ルナチタニウム合金
センサー有効半径 5700m
内蔵機体 コアファイター
開発者 テム・レイ
開発 地球連邦軍
所属組織 地球連邦軍
所属部隊 ホワイトベース隊
パイロット アムロ・レイ
テンプレートを表示

ガンダムとは、『機動戦士ガンダム』の主役メカ

概要[編集 | ソースを編集]

地球連邦軍がRX計画の後V作戦にて開発した試作型モビルスーツの1機。機体色は白、赤、青のトリコロールカラー。

元は民間人であったアムロ・レイの搭乗によって叩き出されたその凄まじき戦果から、「ガンダム」の名は次第に英雄化され、後世においても様々な理由で後継機が生み出されている。

ほかのガンダムタイプの機体と区別する際は、「RX-78-2 ガンダム」と呼称されることも多い。

機体概要[編集 | ソースを編集]

同時期に開発されていたガンキャノンが中距離支援砲撃機、それ以前のRX計画で開発されたガンタンクが長距離支援用であるのに対し、本機は比較的近距離での機動射撃戦や近接白兵戦を主眼に置いた汎用機である。開発の際には連邦軍がMSを理解していなかったのと後の量産を考え、当時の最新技術が惜しみなく投入されており、非常にハイスペックな機体に仕上がっている。

装甲材にはルナ・チタニウム合金(後のガンダリウム(α)合金)が採用されており、ザクマシンガン程度の攻撃力ではびくともしないほどの強靭な防御力を持つ。また、MSとしては初めて射撃・白兵両方の携行式ビーム兵器を標準装備しており、その威力は戦艦並みの威力を誇り、ザクをはじめとする敵MSを一撃で撃破するほどの火力を持つ。関節部にもフィールドモーター駆動と呼ばれる関節と関節を「浮かせて」駆動させる新技術が使用されている。開発・生産費の高さを考慮しても総合性能は最高レベルの奇跡の結晶体と言える傑作機で、ザク程度では到底太刀打ちできない[2]

最大の特徴はコアブロックシステムと呼ばれるコクピットシステムを採用していることで、本機は核となるコアファイターと上半身のAパーツ、下半身のBパーツで構成されている。このおかげでパイロットの生存率が向上している他、戦闘データの回収が容易となった。ただし、このシステムのために腰部の可動域が犠牲になっており、構造上の脆弱さ・整備性の悪化・高コスト化などの原因にもなっている。また、コアファイターには教育型コンピュータが搭載されており、戦闘データを蓄積させていくことである程度の自動操縦が可能となっている。

なお、股間部には耐熱フィルムが収納されており(劇場版では耐熱フィールドに変更されている)、これを使用することで単独での大気圏突入も可能。ただしあくまでも「大気熱に耐えられる」というだけであり、減速・着地の手段がなければ、そのまま地面に叩きつけられるので、本体であるコア・ファイターを分離させる必要がある。

余談だが、形式番号がRX-78-2と末尾に枝番がついていることからわかるように、ガンダムは同時に複数機が作られており、アムロが乗ったガンダムは2号機である。ほかに著名なものに1号機「プロトタイプガンダム」、3号機G-3ガンダムがある。もっともこの設定はTVとはパラレルである富野氏の小説版からの逆輸入設定をもとにした後付であり、TV版放映時には存在していない。TV版および劇場版の作中では、ガンダムは世界でたった一機のスーパーロボットのような扱いである(一応、大量の予備パーツをホワイトベースに積み込むシーンがあり、それを使えばガンダムがもう一機できた可能性はある)。枝番は2号機ではなく2番仕様の意味だとする説もあり、これによるとガンダムは開発当初は1番仕様(RX-78-1)だったが、アムロが乗り込んだ時点では既に2番仕様に改修されており、後にマグネットコーティングが施されて3番仕様に近くなったと扱われる。

TV版では本機の支援用戦闘機であるGファイターや、コアファイターをガンダムに空中換装させることが可能な輸送機ガンペリーが登場しているが、劇場版ではGファイターは登場せず、ガンペリーの空中換装シーンはない。また、本機は核であるコアファイターと上半身のAパーツ、下半身のBパーツによる合体メカでもあるわけだが、これを意識した戦術があったのはTV版がほとんどで、劇場版では脱出以外ではほぼ皆無である。Ζでは一度無視されたこの構想だが、後の作品で意外と再採用されており、ΖΖガンダムVガンダムにも反映されている。

性能差について[編集 | ソースを編集]

初代ガンダムの放映当時は、「連邦の技術の粋を集めた最強のMS」と言う触れ込みで他の追随を許さない性能とされていた。時代が進んでもその強さは伝説的で、U.C.0093の量産機ジェガンとも互角の性能があったとされている。実際、ジオンのMSと比較すればゲルググでやっと拮抗しているレベルである。

しかしその後は新たな派生機の登場や既存機体の設定見直しにより、ガンダムと同等ないしを超える性能を持った機体も登場するようになってきており、一例として2005年の漫画『機動戦士ゼータガンダム1/2』では、U.C.0087の時点で登場人物が「最新型のジムのほうが遥かにマシ」と発言している。ただし、RX-78を問わずこういった外伝作品、特に今なお増え続ける漫画作品では、作者の解釈・さじ加減で既存の設定が覆されることが多々あり、一体何が正しい設定なのか判断しかねる状況となっている。一つ確かなのは「ガンダムは確かに奇跡の結晶体とも言える最高レベルのMSだが、同時にアムロが強すぎた」ことで、ガンダム伝説の始祖はアムロとセットで初めて成立するといっていい。

劇中での様相[編集 | ソースを編集]

本機はテストと最終調整のためにサイド7に搬入されていたが、そこでジオン軍のザクによる襲撃を受け、正規パイロットは死亡。そこに偶然、本機の操縦マニュアルを拾ったアムロ・レイが乗り込み、2機のザクを撃破。それがきっかけとなり、彼がパイロットとなってホワイトベースの主戦力として運用されることとなった。

アムロがニュータイプへ覚醒していくにつれて徐々に機体の反応がアムロについて来れなくなり、限界に達してしまうが、モスク・ハン博士が関節にマグネットコーティングを施したことでなんとか対応可能となった。

ア・バオア・クー攻防戦では両手にハイパーバズーカを1挺ずつ、腰部にビームライフル、背部にシールドを引っさげたフル装備状態で出撃し、シャアの駆るジオングと交戦。頭部と左腕を破損し、最後は自動操縦で運用されてジオングの頭部と相打ちという形で大破した。

その後、アムロは本機のコアファイターを使って脱出しており、A、Bパーツはア・バオア・クー内部に放棄された。なお、コアファイターに残されていた本機の戦闘データは木星帝国に回収されており、後に彼を模したバイオ脳が製造されることとなった。

ガンダムの残した数々の異名と伝説[編集 | ソースを編集]

パイロットを務めたアムロ・レイの能力もあって、ア・バオア・クー攻防戦にて大破するまでの間、RX-78-2ガンダムはジオン軍の名を馳せたエースパイロットや指揮官、更には同じニュータイプ能力者やザビ家血縁者までをも次々と葬る猛威の戦果を挙げている。互角以上の戦いを見せた「赤い彗星シャア・アズナブルですらも、戦う度に手こずらせていたことから、ジオン兵からは「連邦の白いヤツ」、もしくは「木馬の白いモビルスーツ」と呼ばれ、恐れられる事となる。

後にアムロ・レイの搭乗していたガンダムは、「連邦の白いヤツ」の他に「連邦の白い流星(バンプレストのゲーム作品から)」、「連邦の白い悪魔(バンダイのゲーム作品から)」といった別の異名でも呼ばれるようになっている。スーパーロボット大戦シリーズでは、連邦側からは「連邦の白い流星」で呼ばれていることが多いが、数多くのパイロットや軍人の命を奪っている史実上からか、ジオンを初めとする敵対勢力からは「連邦の白い悪魔」が一番有名な異名となっている。

「ガンダムが最強のMSである」という不動に等しい伝説は、一年戦争が終結しても語り継がれており、新型機の中には「ガンダム」の名を冠するMS…俗に言うガンダムタイプも多く含まれ、宇宙世紀で最も後期にあたる「ザンスカール戦争」でも、リガ・ミリティアの開発したVガンダムの存在によって、ガンダムの伝説はなおも健在であった。また、これらの影響によってか、時には敵対勢力に、ガンダムタイプのモビルスーツが強奪・鹵獲されてしまうケースもいくつかあった(ガンダム試作2号機ガンダムF902号機クロスボーン・ガンダムX2など)。

∀ガンダム』の小説版『月に繭 地には果実』では、「宇宙移民いじめの偉大な敵」として、正暦時代(宇宙世紀の遥か未来)まで「ガンダム」の名を残している。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

ほかの「ガンダムシリーズ」との共演が多いことや『1st』がいるだけ参戦の扱いであることが多い影響もあってか、登場時は「旧式のモビルスーツ」として低い能力値に設定されていることが多い。「限界反応」がある作品では、登場時点でアムロの能力値に限界反応が追いついていないのがお約束に近い状態となっている。

A』や『GC/XO』など、一部の作品では戦力として通用する性能を与えられている場合もあり、それ以外でも「改造や補強次第では意外と戦える機体」という扱いになっている作品もある。

アナザーガンダムが参戦している作品では、(自身が登場しない場合も含め)最初に開発されたガンダムではないという設定になっていることも。

旧シリーズ[編集 | ソースを編集]

第2次スーパーロボット大戦
アムロの初期搭乗機。現在のSRWとシステムが異なることもあり、性能的にキツいという感じはあまりない。中盤でνガンダムに乗換える。
PS版では『第3次』以降の二軍相当の性能に落とされているため、開始時点から厳しい状況になっている。条件によってはGアーマーへの変形が可能となるが、状況はあまり改善しない。なお、FC版と違い最後まで部隊に残る。
第2次スーパーロボット大戦G
やはりアムロの初期搭乗機。ハンマーの攻撃力はそれなりに高いので全く戦えないこともないが、序盤で2機目のVガンダム入手することが可能なので、使い道は少ない。
フル改造時は、強化パーツ「ゆうきのしるし」(毎ターンHP100回復)が装着される。
第3次スーパーロボット大戦
今作もアムロの初期搭乗機。序盤のMSの中では強い部類に入り、バズーカも持っているので火力も高め。とはいえ、序盤を過ぎれば出番は減る。
第4次スーパーロボット大戦
今作もアムロの初期搭乗機で、既にアムロの能力値に限界反応が追いついていない。バズーカとハンマーのおかげで攻撃力だけはそれなりに高いため、序盤は別のパイロットの搭乗機として出番はある。かもしれない。
νガンダム入手時に何の説明もなく勝手に強制廃棄されるため、先に処分して資金に変えておこう。
第4次スーパーロボット大戦S
オープニングムービーでグライアと戦っている。
書籍『一生楽しむ本』では「アムロが乗れば使えるが、それはアムロが強いから」とバッサリ切り捨てられている[3]。また、双葉社の攻略本では「ガンダム・ガンキャノンガンタンクをフルチューンしてプレイすれば楽しめるはずだ」というコラムが載っているが[4]、本機が強制廃棄されることは失念していたようである。
スーパーロボット大戦F
アムロorビーチャの初期搭乗機。本作では同時期の他のMSより火力で若干優位という状況がなくなっているものの、序盤はヘビーメタルとの戦闘が多く、地上では水中への攻撃機会もそれなりにあるため、バズーカがそれなりに助かる存在となっている。
なお、主人公がリアル系の場合のみ、武器以外が最初から2段階改造された状態になっている。
スーパーロボット大戦F完結編
本作から始めた場合は搭乗者なしの状態になっている。ガチガチに補強してもキツい性能なので、ほぼ間違いなく中盤の下取りイベントで引き取られる運命にある。
スーパーロボット大戦コンプリートボックス
各作品での扱いは該当項を参照。
DISC2の「バーチャルスタジアム」では、収録部隊「お姉様チーム」「オールガンダム」「第2次セレクト」「第2次セレクトII」に所属。前者2チームではセイラが搭乗している。また、「第2次セレクト」に所属しているガンダムのみGアーマーへの変形が可能となっており、同部隊には本機へ変形が可能なGアーマーも所属している。

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦α
カツのリクエスト通り?アムロが地下格納庫から引っ張り出してくる。条件が成立している場合は、G-3ガンダムに変更される。
すでに旧式化した機体だが、データ取得用にチューンされているというだけあって手元のMSと同程度の性能は持っており、ハンマーのおかげで近距離戦はそれなりに強い。だが、限界反応はお約束通り低い。
分離か撃墜でコアファイターに変化。なお、パーツスロット2以下に装備したものの効果はコアファイターでは一部しか機能しないというバグがあるので注意したい。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
最強武器がハンマーになり、その他の武器の性能も全体的に強化されている。ただし、機体性能はそのままなので中盤以降はキツい。
スーパーロボット大戦α外伝
直接は登場しないが、黒歴史の映像で一年戦争でのシャア専用ザクとの戦闘の映像が流されている。

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
このRX-78ガンダム自体は未登場であるが、この機体自体が『火の文明』と呼ばれる階梯を象徴するものであり、また文明の利器としての先駆けであるとされている。搭乗者はガンダムに乗った者として文明の行く先を見届ける宿命を持つ。

COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦COMPACT
第1話からアムロが乗って登場。既に5段階まで改造されている。そのため、バルカン砲でもある程度の攻撃力があり、序盤のオーラバトラー戦ではバルカンで活躍することも可能。バーニィが乗っているザク改(3段階改造済)とだいたい互角といったところの性能。しかしアムロは早々にNT-1アレックスかガンダムMk-IIに乗り換える可能性が高い。
スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor
シャア専用ザクが入手できなくなり目ぼしい乗機を失ったバーニィと、ガンダムのハイパー・ハンマーが意外と相性がいい。シーン2までなら使っていける。
スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇
ベンメルコレクションとして、フルチューンされた状態で敵機として登場する。バーニィで撃墜すると、終盤にフルアーマーガンダムになって自軍に配備される。そちらは愛と資金があれば使える機体。
スーパーロボット大戦IMPACT
第1部最終話ハードモードにて最初から放置されているコンテナの中に入っている。よって、実質使用可能になるのは第3部から。ロボット大図鑑登録も同タイミングであり、ノーマルルートの方がレアな強化パーツ特殊技能が手に入るため、図鑑コンプリート達成の難関の一つ。状況から、どうやらリメイク前とは異なりベンメルに奪取される事無くジャブローで保管されていたらしい。取るのがかなり面倒な位置にあるが、その割には性能は先に手に入るG-3と比べて(特に武器の性能が)絶望的に劣っている。改造段階はG-3より1高いがフル改造でもENしか上回らず、G-3では高威力で射程5のP武器だったハイパーハンマーが低威力・射程1になっているのは正直目を覆いたくなる。そしてやはり限界反応も低い。パーツスロットは4つあるので、V-UPユニットを付けるなど、愛があれば使えるレベルにはなる。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦A
リアル系では第1話から参戦し、アムロが乗る。スーパーナパームやビームジャベリンがあること、そしてGファイターとの合体orフルアーマー化が可能なのが最大の特徴。他の作品に比べてかなり強力で、特にMA形態は最強クラス。
なお、BGMも「哀戦士」が初採用された。
スーパーロボット大戦A PORTABLE
本作では2周目以降、フルアーマーガンダムとGファイターの同時入手が可能となった。V-UPユニットがなくなったので無印版のような無双はできなくなったが、それでもなお性能はνガンダムより上。カスタムボーナス「全武器をバリア貫通属性にする」という新たな強みを得たため、今回も悪魔の如く前線で戦い続けられる。
戦闘アニメは全て新規描き下ろしであり、珍しくPS2作品相当のガンダムの戦闘アニメを見られる。スーパーナパームは敵に丸ごと投擲にしてビーム・ライフルで撃ち抜き爆破させ、ビーム・サーベルは原作のアイキャッチと同じポーズであるなど非常に凝っている。また、スーパーナパームはP属性に変更されており使い勝手が劇的に改善された。

Scramble Commanderシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Scramble Commander
データ収集用のレストア機という設定。他のMS同様後方支援型の性能だが、必殺技のハイパーハンマーは接近戦用。チャージ時間は短いが、脆いこの機体で接近戦は危険。中盤でνガンダムに強制乗換え。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦
初登場作品。ガンダムチームを選択した時に自軍ユニットとして運用可能。それ以外のチームを選択したときは敵として登場する。本作ではパイロットの概念がないため、アムロは登場しない。初期段階では射程が1のビームサーベルとビームライフルしか武器がなく、機体の性能も低い。HDリメイク版では素の性能が低めな上に、HPの問題で敵によく狙われるため使い辛い。
スーパーロボット大戦64
リアル系主人公を選択すると隠し要素として入手が可能。他の作品の例に漏れず既に旧式化しており基本性能は低い。おまけに既にMk-IIを入手済み。改造段階が高いので、金をかけて改造すれば最後まで一軍で運用することも可能である。
なお入手方法の関係か、アムロが反応したり、強制出撃で本機に乗ったりはしない。
スーパーロボット大戦MX
直接登場はしないが、デビルガンダム事件での最終決戦でアムロが本機に乗り込んでガンダム連合に参加し、ロケットにしがみ付いていたらしい。実際『Gガンダム』最終盤のガンダム連合登場のシーンでも、ロケットにしがみ付いたガンダムが確認できる。
スーパーロボット大戦GC
初陣でアムロが乗って出撃しただけでなく、第1話のシーンもキッチリ再現され、パイロット登録前のセイラが勝手に乗って出撃するイベントもある。今回もGファイターと合体可能だが、上に乗ってるだけでAのように変形はできず、合体攻撃も出来なくなる。後で手に入るG-3がGファイターとの合体を除けば上位互換だが、合体することで移動力と運動性が飛躍的に上昇するので問題ない。サブシナリオでフルアーマーへの換装パーツが入手できるが、同じく合体攻撃ができず入手が遅い上Gファイターとの合体ができなくなるデメリットの方が大きい。BGMは『赤い彗星』が採用。
スーパーロボット大戦XO
フルアーマーのパーツはG-3用になった。出撃枠がGCより増えたのでガンダム+Gファイターの組み合わせを使う余裕が増えている。
スーパーロボット大戦Card Chronicle
ガンダムとガンダム(最終決戦仕様)がユニットとして登場。
スーパーロボット大戦Operation Extend
ほぼ原作通りの設定で登場するが、今作は同時期により高性能なゴッドガンダムウイングガンダムゼロガンダムエクシアが存在し、「初代ガンダム」というよりガンダムのいちバリエーション「RX-78ガンダム」という色合いが強い。上記の性能差についても、一騎当千の性能を追い求めたコロニーのエンジニア、量産を前提としたテム・レイという思想の違いとされている。ケロロ軍曹はアニメとガンプラで本機に慣れ親しんでおり、本物の登場に喜んでいた。
PV第1弾でシャアの乗るジオングと戦っており、ラストシューティングを放っている。ただし1章時点ではまた追加出来ず、火力はEz-8に及ばないが、Ez-8も宇宙空間に出撃できないという欠点がある。RXシリーズの中では主に高い回避力とエスケープ属性のビーム・サーベルがキモとなるインファイター。ハイパー・バズーカは押出属性で、条件さえ合えば一方的に攻撃できる。さらにVer.1.03でバズーカに「対大型」特性が付いた。
ラストシューティングは、第5章メイン19話-3「アクシズからの撤退」でジオングを撃墜するとイベントが発生し獲得できる。撃墜するのはどのユニットでも良いのだが、初期勝利条件である「ホワイトベースを所定の位置まで移動させる」を達成すると撤退してしまう。ホワイトベース隊各機とNT-1アレックスとΖガンダムΖΖガンダム、そしてホワイトベースのみで多数の雑魚を相手にしつつ戦わなければならないので、初回プレイ時は諦めて鍛えてからリトライするのも手である。
スーパーロボット大戦30
A PORTABLE』以来13年ぶりに『逆シャア』時代のアムロが乗るが、ビームライフル用のスコープを調整する専用のカットインが用意されている
武装面はバルカン・サーベル・ライフル、バズーカを演出に組み込んだ必殺技の『連続攻撃』といったシンプルな構成となっている。
本作では、シャイアン基地に軟禁されたアムロの手慰みのために用意されたレプリカ機とされているが、アストナージ曰く「実戦にも耐えうるレベルではある」らしく、言葉通りならこのガンダムは「逆襲のシャアの年代の技術を取り入れた強化レプリカ」ということになる。改造値がに引き継がれることもあり、加入直後からたっぷり改造しても損は無い。引き継ぎ先が手に入っても残るため、量産型νガンダム入手後はシュラク隊などに回すのも選択肢になるが、一部のDLCミッションではアムロが乗って強制出撃するため注意。

関連作品[編集 | ソースを編集]

ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス
アムロの戦闘時における姿。作中世界でも旧式扱いされている。本作には物理攻撃の通用しない敵がおり、光線技の多くはTPを消費する必殺技扱いだが、本機は特殊コマンド「ねらう」で無消費でビームライフルが撃てるのが特徴。中盤でνガンダムに乗り換えとなる。
リアルロボット戦線
アムロが乗り、第1面から味方として登場。一度撃墜されてもコアファイターに変化するため、修理代は取られない。
リアルロボットレジメント
ステージ1の終盤でラストシューティングが再現され、大破するムービーが入る。隠しキャラとして自分で使用も可能。
性能はG-3ガンダムよりも低い最低クラスだが、BGMでスパロボであまり採用されない「翔べ!ガンダム」が流れる。
搭乗するのは少年時代のアムロである。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

基本装備[編集 | ソースを編集]

60mmバルカン砲
頭部に左右1対2門内蔵。原作では主に牽制や小型兵器散らしに多用されたが、ザクの装甲程度なら蜂の巣状態に出来るだけの威力がある。初めて使用した際は緊張と興奮によるパニックトリガーで弾を切らしてしまった。
様々なゲームで削り用の武装として登場している。『30』では発射の瞬間のライフル音も再現。
基本的にはバルカンは射程が短いものだが、『30』では何故か1~4もある。そのため移動後に攻撃できる武器がバルカンのみ、というのもザラに起きる。これはガンダムに限らず、ほぼ全てのMSにも該当する。
ビーム・サーベル
ランドセルの左右に1本ずつマウントされている近接戦用の武装。ミノフスキー粒子(を収束したメガ粒子)をIフィールドで形状化させることでビームの剣身を形成する。
威力も抜群で、チタン合金を一瞬で蒸発させるほどの熱を放ち、MSやMAはおろか動力炉を狙えば戦艦ですら難なく撃沈でき、挙句の果てには発射された核ミサイルの弾頭だけを両断している。
CMアイキャッチの斬撃ポーズも特徴的であり、『A PORTABLE』の戦闘アニメはこれが元になっている。『30』ではそれに加えてサーベルを後ろに構えて画面に接近、サーベルを持つ腕を伸ばしたまま相手に接近など、見覚えのあるポーズを多数取っている。
ビーム・ジャベリン
ビーム・サーベルの柄を延ばし、その先端からビーム刃の穂先を形成する武装。当初はビーム発生デバイスの安全弁が閉じており使用できなかったが、アムロによって発見され、安全弁が開放されたことで使用可能になった。
「ジャベリン」とは投げ槍のことを指すが、劇中では投擲武装として使用されることは非常に稀で、大抵は普通の槍として使用された[5]。劇中での破壊力は凄まじく、ガウの船体を両断したり[6]、投擲したものがムサイのエンジンブロックを貫通して轟沈させたりとガンダムの武装の中ではズバ抜けた破壊力を見せた。
後に『UC』でジムIIIも使用している。この時使われたジャベリンの柄はジムIIIの本来装備しているビームサーベルではなく、ガンダムのそれとほぼ同じ形状をしている。
これほどの武装だがゲーム作品で優遇されることは少なく、SRWでも採用率は低め。『A』ではビーム・サーベルより威力が低い代わりに有射程武器として設定されている。
BAUVA・XBR-M79-07G ビーム・ライフル
モビルスーツ用の携行式メガ粒子砲。不使用時は腰部にマウント可能。「エネルギーCAP(E-CAP)」と呼ばれる技術の確立に成功したことで小型・省力化が可能となった。一年戦争当時の戦艦の主砲クラスの威力を持ち、モビルスーツを一撃で撃破する圧倒的な攻撃力を誇る。E-CAPはビームライフル本体に内蔵されており、一度弾切れになると母艦に帰還しなければ補給は不可能[7]だったため、激戦の連続だった劇中では放棄されることも多かった。GブルではBパーツに搭載されている出力補機類がないため、ビームライフルは携帯こそしているが使用は不可能である。
SRWでも射程や弾数の関係でガンダムの主武装となることが多い。また、『ヒーロー戦記』など一部のゲーム作品ではライフルの連射攻撃が必殺技として採用されていることもある。
『30』の戦闘アニメでは『逆シャア』時代のアムロがコクピットのスコープを使って狙いをつけるカットインアニメが描き下ろされている。
なお、クローバー社製玩具『ガンダムDX合体セット』では「ラッシュ・ライフル」と表記されている。
BLASH・XHB-L03/N-STD ハイパー・バズーカ
本機の実体弾兵装である単砲身のロケット弾発射筒。不使用時は腰部にマウント可能。固定弾倉式で装弾数は5発で、一撃でMSを破壊するなど威力も高い。放送当時の児童誌設定によれば、10㎞先の戦車も破壊可能。
なお、口径については資料によって異なることが多い。主に地上戦で使用された他、ア・バオア・クー攻防戦では両手に持って出撃した。SRWではバズーカの砲身の色が白だったり灰色だったりとまちまちだったりする。
ゲームでは2~4発と弾数がより少ないことも。『30』では初めて武装欄からオミットされ、必殺技の『連続攻撃』のモーションに組み込まれている。
RX・M-Sh-008/S-01025 ガンダム・シールド
ルナ・チタニウム合金製の機体とほぼ同じ長さの大盾。上部には前にかざして防御しながら射撃する際に視界を確保する銃眼スリットを有する。不使用時は背部にマウント可能。攻撃を受けた際の衝撃の拡散と吸収を目的に設計されており、三重のハニカム構造となっている。また、投擲武装としても使用可能なほど強度が高く、背部にマウントした状態で背後からマゼラ・トップ砲を喰らってもガンダム本体は無傷だった。Gファイターと合体した際にはシールドを両手に装備しており、当初は分離の際に右手のシールドを破棄していたが、後にジョイントパーツが開発され、2枚重ねで使用することが可能となった。シールド裏の色の解釈は媒体等によって異なり、『30』の戦闘アニメでは赤一色である。

オプション装備[編集 | ソースを編集]

ガンダム・ハンマー
長い鎖で繋がれた棘付き鉄球[8]を振り回して攻撃する質量兵器。一撃でザクを破壊するほどの威力があるが、扱いが難しい武器。劇場版では登場しない。なお、鉄球部分にザクのバズーカが直撃しても破壊されない強度がある。前年に放映された前番組のスーパーロボットも同類の武器を使用している。
ハイパー・ハンマー
ガンダム・ハンマーを強化した武装。棘の鋭くなった鉄球にバーニアを取り付けており、威力も向上した。ゴッグとの戦闘で初使用され、一撃目はゴッグをダウンさせたが、二撃目はゴッグの手によって受け止められてしまっている。
SRWでは初期は接近戦専用だったが『α』以降中距離まで届くP属性武器として、また漢の武器としてプレイヤーに愛されてきたが、『30』で初めてオミットされてしまった。
スーパー・ナパーム
ビームライフルの砲身下部に装着可能な4連装のランチャーから発射するナパーム弾。広い範囲を焼き払うことが可能。
作中では上記の様な使われ方をせず、サイド7で回収できない機体パーツを破棄するために発射ポッドごとビームライフルで撃ち抜いて着火する使われ方をした。
そのためか、ほとんどの媒体では発射ポッドを撃ち抜く形での使用をしており、『A PORTABLE』ではナパームを敵に向かって投げつけ、ビーム・ライフルを発射することで爆破して攻撃するようになっている。
A』(GBA版)では当時の演出限界のせいか、ビームライフルを撃つだけで被弾時に大爆発と大幅に簡略化されている。

その他[編集 | ソースを編集]

格闘
ザクの鼻を引き千切ったり、マゼラアタックを横転させたりと優れた格闘戦術を見せる。当然ながら、SRWでは未採用。
『冒険王』掲載の漫画版では起動直後にザク2機を貫通するパンチを放ったり、グフのヒートロッドで腕を封じられても逆に振り回してぶつけて爆破したり、ギャロップを持ち上げて放り投げたりとアニメ以上にパワフルな格闘戦を見せている。これら原始的な格闘戦法は後年のガンダムシリーズにも受け継がれ、ついには作品全体のメインテーマが格闘戦なシリーズまで誕生している。
メガバズーカランチャー
初代』のみ登場するスパロボオリジナル装備。本来は百式の武装。
ゲーム中では本機・百式・ガンキャノンのいずれかに装備させることが出来る隠し武器。ガンダムを最後まで活躍させようと思うなら入手は必須。
ロケット砲
旧1/100プラモデルに付属していたオリジナル武装。リアルスケールガンプラにしては珍しくスプリングギミックが搭載されており、ミサイルを発射可能[9]
組立説明書にこの武器は実際には使用されておりませんと明記されていた。クローバー社製のガンダムの玩具に付属していた「ハイパー・バズーカ砲(肩に装着するミサイルランチャー)」を参考に設計された武器である。バンダイ模型が放送当時スポンサーではなかったためアニメの設定資料をあまり入手できず、高額な商品の付加価値として担当設計者がサービス的に追加した武器とのこと[10]
名称自体は後にフルアーマーガンダムの360mmロケット砲に受け継がれている。
ビッグ・ガン
『機動戦士ガンダム』放送開始前後に発刊された児童誌などに掲載されていた武器その1。本編未使用。
ハンドガンタイプの射撃武器で、厚さ10cmの鉄板すら貫くとのこと。ビームか実体弾かははっきりしない。
後のガンダム作品では同名の武装が2つほど登場しているが、どちらも名前が一緒というだけで無関係な別のジオン軍の兵器である。
ビート・ハンマー
児童誌などに掲載されていた武器その2。これも本編未使用。
ガンダム・ハンマーと同様のチェインフレイルだが、棘は鋭く長い3本のみが十字方向に伸びている。
『ガンダムかるた』の札の一つに採用されているほか、『冒険王版』ではこちらがガンダム・ハンマーの名称で使用されている。その際は長い棘でグフの胴体を切り裂いた。

必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

ラスト・シューティング
原作ラストにてジオングを撃破した際の再現。『CC』でレアリティXRとして初登場。その後『OE』にて武装として登場。条件を満たすことで追加される隠し武装で、両手バズーカ→サーベル→件のポーズにてライフルでトドメという内容のコンビネーション攻撃となっている。
一般的には劇場版のポスターに掲載された「頭と左腕を失ったガンダムが真上にビームライフルを構えたポーズ」を指すが、SRWでは流石に攻撃のたびに部位の欠損まで再現するわけにはいかないため体を大きく反らせて頭と左腕が見えにくくなるポーズで対応している。
連続攻撃
30』で採用された攻撃マニューバ。ア・バオア・クー攻防戦仕様の両手バズーカ装備で出現し、敵機に向かって連射した後、右手のバズーカを捨てライフルに持ち替え、さらに左手のバズーカを二発撃った後敵機に投げつけ、トドメに狙いすましたライフルで敵機を撃ち抜く。投擲したバズーカはビームが当たった際の余波で爆発している。
最後のライフル射撃のカットインはOPのワンカットを再現したポーズとなっている。

合体攻撃[編集 | ソースを編集]

V作戦
GC』から実装。ガンキャノンガンタンクとの合体攻撃。両機の砲撃での援護を受けながら敵機に突っ込み、ビーム・サーベルで連続斬りを決める。威力はなかなかだが、必要気力が高い。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

剣装備、盾装備
切り払いシールド防御を発動。
一部作品で採用
合体
Gファイターと合体しガンダム+Gファイターとなる。『A』では合体後に変形可能。
換装
フルアーマーガンダムへ換装する。
分離
コアファイターへ分離する。
変形
Gアーマーへ変形する。
グループ (GR)
OE』で採用。ガンキャノンガンタンクGファイターとグループ出撃可能。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

宇宙
「翔べ!ガンダム」という曲もあるが、サブフライトシステムや換装なしでの大気圏内での単独飛行は(『冒険王』掲載の漫画版以外は)不可。バーニアをふかして放物線を描いたジャンプを行うことはでき、上空にホワイトベースが浮いている際にはこの方法で帰還する。

サイズ[編集 | ソースを編集]

M

カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]

勇気の印(HP毎ターン100回復)
第2次G』でのボーナス。
全武器をバリア貫通にする。
A PORTABLE』でのボーナス。同作で猛威を揮うディストーションフィールドを封殺できる。
運動性+20。「ビーム・ライフル」と「ビーム・サーベル」にカウンター属性追加。
30』でのボーナス。一年戦争時のアムロの先読み、あるいは俗に言う「ニュータイプ撃ち」を再現したかのようなボーナスとなっている。
最強武器の連続攻撃には追加されない。また技能「フルカウンター」を習得していると完全に腐る。
トロフィー「紫電一閃」を早期に狙うなら活用できるが、こだわらないならより攻撃力が高いドライストレーガーνガンダムの準備ができるのを待つのが得策。

機体BGM[編集 | ソースを編集]

斜線の後に書かれたものは劇場版サウンドトラックでの曲名。

「翔べ!ガンダム」
初代、FC版『第2次』で採用。
「颯爽たるシャア」
第2次G』、『第3次』、『EX』、『第4次』などで採用。
「哀 戦士」
A』で採用。
「赤い彗星 / 紅の機動兵器 M14」
α』、『GCXO)』、『30』で採用。『OE』では連携攻撃のBGM
「空域間戦闘」
SC』で採用。
「ホワイトベース / 重力圏へ M43」
『OE』で通常の戦闘BGMに採用。
「いつか空に届いて」
『IMPACT』で採用。この作品では『ファーストガンダム』の機体はすべて『0080』の楽曲が充てられている。

名台詞(?)[編集 | ソースを編集]

「ぱいろっとオヨビ回路保護ノタメ、全えねるぎーノ98%ヲ放出中!」
「放熱えねるぎー、低下」
第18話「灼熱のアッザム・リーダー」にてアッザムの兵器「アッザム・リーダー」の放熱攻撃を食らった際に発せられたガンダムの機械音声。
機体のエネルギーを放出してパイロットと機体の保護を行い、アッザムの攻撃が止むとそのことをパイロットのアムロに知らせている。つまり、ガンダムに搭載されている教育型コンピューターのプログラムは自身が弱ったと見せかけて敵の油断を誘い、反撃の機会を窺っていたのである。
よく「ガンダムが喋った」とネタにされるシーンであるが、ガンダムに搭載された教育型コンピューターの性能を示す描写であり外伝作品の『THE BLUE DESTINY』では主人公(ユウ・カジマ)が所属するMSの運用データの収集を目的とするモルモット部隊が、コロニー、宇宙、地上で激戦を潜り抜けたアムロの経験を蓄積したこのコンピューターがジャブローに届けられた結果お役御免になったとされている。[11]

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

ガンダム、大地に立つ!
功を焦り、サイド7の設備へ攻撃を開始するジーン
アムロは咄嗟にガンダムに乗り込み、マニュアルを読みつつ操縦を開始。ジーンが乗るザクを撃破し、続くデニムの乗るザクもコックピットだけを狙い沈黙させる。
これが宇宙世紀初のモビルスーツ同士の戦闘となった。
ラストシューティング
迷路のようなア・バオア・クー内部で、頭上方向の通路に待ち伏せてメガ粒子砲を放ってきたジオングに対し、アムロが自動操縦にセットして迎撃、相撃ちとなった一撃。この時点で、左腕と頭部を失っていたが、ビームライフルを保持していた右腕と右足も破壊され完全に戦闘不能状態になった。
なお、あくまでこの「ラストシューティング」という名称は本編には出ていない俗称であり、映画『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』の予告編にて初登場した(この際は英語表記であった)。
過去のプラモデルでこの名場面のポーズを取らせるには改造必須であったが、2008年発売の「MGガンダムver.2.0」や2010年発売の「RGガンダム」などのガンプラでは素組みでこのポーズを取ることが可能になっている。
なお、あまりにも有名なためか、SRWでトドメ演出になったり、別のゲームでは必殺技だったり、二体のガンダムの名を持つ機体赤い彗星の乗るに対して行ったりしている。
『めぐりあい宇宙編』のメインビジュアルにもなっており、いかにも「ボロボロになりながらも最後の力を振り絞って発射した」という感動的なシーンに見えるが、実際の映像ではあっさり終わってしまうシーンである。さらに言えば自動操縦であり、アムロが直接操作していたわけでもない。

主な関連機体[編集 | ソースを編集]

一覧に無い機体はガンダムWikiを、「ガンダム」の名前を冠する機体はガンダムタイプも参照のこと。

強化型・バリエーション機[編集 | ソースを編集]

プロトタイプガンダム(SRW未登場)
型式番号RX-78-1。ファーストロット系の1号機または一番仕様。サイド7搬入時には1号機も2号機も既に二番仕様に改修されていたとされる。一番仕様時代に限っても何度かカラーリングが変えられているが、黒と白と赤のカラーリングが有名。
カラーリングはマジンガーZのオマージュである。
SRW未登場だが『DD』でサーバインの例えとして名前が登場した。
G-3ガンダム
型式番号RX-78-3。ファーストロット系の3号機であり三番仕様。灰色と青色のカラーリング。「マグネットコーティング」の試験機となる。
フルアーマーガンダム
追加装甲・武装を装備した強化形態。
SRWではG-3ガンダムの方が素体になることもある。

関連機[編集 | ソースを編集]

Gファイター
ガンダムと分離合体できる支援戦闘機。組み合わせによって様々な合体形態が存在する。詳細はガンダム+Gファイターを参照。
陸戦型ガンダム
ガンダム製造の際の不採用パーツを中心に開発された少数量産機。その為型番は1つ次のRX-79。
NT-1アレックス
ガンダムの正式な発展機。連邦軍が開発していたニュータイプ用(アムロ専用)モビルスーツ。マグネット・コーティングを用いて追従性を上げている。
ガンキャノンガンタンク
同じV作戦時に開発された機体。
ジム
ガンダムの設計をベースに再設計された量産機。ガンダムから徹底した低コスト化・簡易化がなされている。
ガンダム試作1号機ガンダム試作2号機ガンダム試作3号機ガンダム試作4号機
UC.0081~0083にかけてアナハイム・エレクトロニクスがガンダムを元に開発したMS群。ガンダムと同じRX-78の型番が使用されている。
ガンダムMk-II
ティターンズがグリプス工廠で開発させた後継機。
ザク
ガンダムの開発に鹵獲された物が参考にされた。ジオン軍の主力モビルスーツ。

他作品の関連機体[編集 | ソースを編集]

ガンダムエックス
機動新世紀ガンダムX』に登場。本作品は『機動戦士ガンダム』を強く意識した作りとなっており、本機はガンダムに相当する機体として登場する。
0ガンダム
機動戦士ガンダム00』に登場。ガンダムのオマージュ機であり、アムロみたいな声の人が乗るうえにデザインも酷似している。ただし機体色はグレーだが、2nd終盤での本格登場時にトリコロールカラーに変更される。
ガンダムAGE-1
機動戦士ガンダムAGE』に登場。「伝説の機体ガンダムを模した」という設定があるガンダムのオマージュ機であり、全長・重量が同じであるほか、外見も似ている。
武者頑駄無
SDガンダムシリーズの一作『SD戦国伝』の主人公。ガンダムをモチーフとしている(ことがある[12])。
劉備ガンダム
SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors』に登場した、ガンダムが演者のキャラ。
キングガンダムII世
SDガンダム外伝』に登場した、ガンダムがモチーフ[13]のキャラクター。(ちなみに元祖主人公である騎士ガンダムはガンダムではなくガンダムMk-IIIがモデル)
リアルPGガンダム
OE』に登場する半オリジナルガンダム。基本設定は『ケロロ軍曹』の映画『超劇場版ケロロ軍曹3 ケロロ対ケロロ天空大決戦であります!』を踏襲した形である。
ガーディアル
サンライズ英雄譚シリーズ』に登場するFT。ガンダムがモチーフ。
ドスハード
戦国魔神ゴーショーグン』に登場するドクーガメカ。ガンダムのパロディ。
カンタム・ロボ
クレヨンしんちゃん』の劇中劇『超電導カンタム・ロボ』の主役メカ。名前がガンダムのパロディ。

余談[編集 | ソースを編集]

  • マップ上に顔アイコンのみが表示されるシリーズでは判別しやすくするためガンダムシリーズの主人公機には「Z」や「ν」といった文字が入れられていたが、この機体に文字が入ることはなかった。
  • 参戦時のデザインで黒目が入ったり入らなかったりすることがよく話題にあがるが、SDガンダムシリーズであるかそうでないかということらしい。
  • 企画段階のデザインはほぼ変わりないが、カラーリングが白一色であった。
    • なお、これを見たスポンサーの玩具メーカー『クローバー』は「白一色では玩具として売れない。三色に塗り替えろ」と指示。白基調を残したかったため、胴体や各部にトリコロールカラーを塗ることで正式決定となった。
  • ビームサーベル、頭部バルカン、ビームライフル、シールド」という装備は、基本的にガンダムシリーズ作品の大半の主役機に共通する武装である。
    • ただし頭部バルカンに関しては実装されるかは他の三種と比べまちまちになっており(代わりに胸部などにバルカンの類の武装を着けている例も)、特に『00』以降のアナザーガンダムでは一切不採用になっている。
  • 宇宙世紀やそれ以外の世界でも、本機の黄色いカメラアイを採用したガンダムタイプは意外なほど少ない(Hi-νガンダム∀ガンダムストライクガンダムなどが代表例で、『AGE』でもAGEシステムを外したガンダム各機G-セルフが該当)。
    • 一方で、Mk-IIの「黄色いアンテナと緑のカメラアイ」という組み合わせは数多くの機体で採用されており、ガンダムの新しいスタンダードカラーになっている。
    • さらに「白いアンテナ」を採用したガンダムタイプは輪をかけて少なく、Hi-νガンダムや∀ガンダム、ガンダムエクシアダブルオークアンタ、ガンダムAGE-1、ガンダムAGE-2、G-セルフ、『水星の魔女』のファラクトとキャリバーンを除いた各ガンダムくらいしか存在しない。
      • ただし、放送当時はもとより現在でも、黄色アンテナで描かれていることはある(横井版『SDガンダム』や漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』など)。
  • 機動武闘伝Gガンダム』では、ラストのデビルガンダム戦に特別出演しており、各ガンダムに紛れて発射するロケットに抱きついているシーンが見られる。
    • 漫画『超級!機動武闘伝Gガンダム』における同シーンの機体は、作者の島本和彦氏がデザインしたブリキ大王に差し替えられている。
  • 放映当時のガンダムは若干タレ目のデザインで描かれており、当時の視聴者からの人気はザクに負けていた。その証拠に、続編Ζ』との間に出たMSVではザクのバリエーションが大量に出たのに対し、肝心のガンダムはフルアーマーガンダムとパーフェクトガンダムのみであった。
    • この人気を覆したのが続編のMk-IIΖであり、以後初代がプラモデルゲームに出演する際は、Ζ以降のデザインに準じたややスマートでツリ目のデザインにリファインされている。ただ『30』では放映当時の演出を徹底再現したためタレ目になっている。
    • パーフェクトガンダムは、当時機動戦士ガンダムの作画に参加していた板野一郎氏が対ジオング用の決戦装備として原画作業の合間に描いた物が原案である。
  • クローバー製の玩具『ガンダムDX合体セット』のガンダムには肩に装備する「ハイパー・バズーカ砲」、槍と斧が組み合わさった「ソードジャベリン」といった武器が付属していたが、いずれも本編には未登場。
  • ガンプラブームが爆発した頃、それに便乗する形でマルイというメーカーから『モビルフォース ガンガル』なるパチモンプラモが販売されていたことは有名。
    • 元々は『超合人グレンダー』なるオリジナルのロボットのキットを流用したもので、形状的にはガンダムとは全く別物であり、色も成形色の白一色である。しかしパッケージイラストはガンダム同様のトリコロールカラーで描かれており、原作を知らない当時の人間をガンダムと誤認させやすいという絶妙な姿をしていた。
    • なおこのガンガル、ガンダムに似せた商品として逆に有名なためか、ガンガルそのもの或いはガンガルに酷似したものとして、プラモデルの登場する作品ではネタにされやすい。『ナイツ&マジック』のアニメ版では、ガンガルをさらに元ネタにしたプラモデル『ガーンガル』がちらっと映っている。
    • ケロロ軍曹』の原作漫画版でも何度か取り上げられているが、アニメ版では版権の都合でダンガルに差し替えられている。このアニメの制作会社は本家ガンダムと同じサンライズなので、パクられた側がパクった側の版権に配慮するという奇妙な図式となった。
    • SDガンダムシリーズの方にはガンガルがモチーフの一つとして取り入れられていると思われるキャラクターが登場している。そのキャラが「悪の魔王」であるあたり何とも意味深である。
  • 80年代前半に『月刊コロコロコミック』で連載されていたギャグ漫画『超人キンタマン』には、RX-78-2そのものである「オガンダム」なるキャラが登場し、数珠を手に何かと「ナンマイダ~」と読経を唱えるギャグを連発していた。折からのガンダムブームの影響もあって、オガンダムは読者からの絶大な人気を獲得し、スクラッチモデルの紹介記事なども組まれた。
    • しかし、ほどなくして作者がサンライズの了承を得ずに登場させていた事実が発覚。以降、オガンダムは「バカラス」なる別のキャラ(こちらはブライガー似のデザインだが、大幅なアレンジを施してあるのでお咎めなしだった模様)に改造されたという設定で姿を消し、単行本からも削除されるという黒歴史を地で体現した存在になった。
    • なお、2011年に放送された『機動戦士ガンダムAGE』は『コロコロ』と提携。これを受けてか、2016年に『コロコロアニキ』にて連載されていた『コロコロ創刊伝説』にオガンダムがまさかの再登場、当時のオガンダムの誕生から削除までの顛末が語られた。
  • 一方、『週刊少年ジャンプ』で連載されていた漫画『銀魂』ではRX-78-2の頭部にモザイクをかけただけのそっくりなロボット「頑侍がんさむ」が登場しており、「アニメ版の製作会社が『サンライズ』のため版権は問題無い」と登場人物が作中で語っている(そもそも、アニメのオリジナルエピソードでガンダムがそのまま出たことがある)。
    • ちなみにアニメ版では「頑侍」はそのまま登場し、頑侍に乗り込んだのは桂小太郎(演者はアスラン・ザラ役の声優である石田彰氏)で、出撃時には主題歌「翔べ! ガンダム」も流れてしまった(さすがにそのまま流すのはダメだったのか、TV放送時は「ガンダム」の「ダ」の所だけ、映像ソフト版はまるまるカラオケにしている)。
  • サンライズ制作のアニメ『アイカツスターズ!』第19話において、作中のキャラクターがガンダムのハイパー・バズーカに酷似した代物を使用して捕獲用ネット弾を射出する場面がある。
  • TV版『機動戦士ガンダム』放送開始から30年後の2009年に「GREEN TOKYOガンダムプロジェクト」の一環で、全高(18.0m)などのディテールを忠実に再現した1/1スケールの実物大ガンダムが東京都品川区に所在するお台場・潮風公園に期間限定(2009年7月11日~2009年8月31日)で建てられた。
    • この実物大ガンダムはガンダムシリーズファンのみならず観光客に大好評であった。その後は一旦解体を経て、静岡県静岡市葵区に所在するJR東静岡駅北側の東静岡広場に設置(2010年7月24日~2011年4月1日)された。その後、東京都江東区に所在するお台場・ダイバーシティ東京プラザ内のフェスティバル広場に設置(2012年4月19日~2017年3月5日)された。
  • 2018年に公開されたスピルバーグ監督の映画『レディ・プレイヤー1』にガンダムが登場して、ハリウッドデビューを飾る。
    • この作品ではバーチャルゲームに興じる人々がさまざまなアバターを身にまとうことで戦闘を行う設定になっており、劇中ではアバターの一人「ダイトウ」がアイテムでガンダムに2分間だけ変身し、アイアンジャイアントと共にメカゴジラと死闘を繰り広げた。
    • ちなみに原作小説では主人公がウルトラマンに変身していたため、変身時間は3分間とされている。映画でも企画段階ではウルトラマンを出す予定だったが、円谷プロが当時版権問題で揉めていたために許可が出なかったので、その代役としてガンダムが出演することとなった。現在は版権問題は解決し、スピルバーグ監督も続編を作る時はウルトラマンは絶対に出したいと語っている。
    • なお、ガンダムへの変身時に決めたポーズは、実はΖΖガンダムの合体時のポーズである。原作者のアーネスト・クライン氏によると「カッコイイから」との理由で採用したとのこと。
    • 2020年7月3日に金曜ロードSHOW!で『レディ・プレイヤー1』が放映された際には、各ガンダム作品の公式Twitterが「俺はガンダムで行く!」を各々のガンダムの画像と共にツイートするという出来事があった。ちなみにワーナーブラザーズジャパン側からもしっかりリツイートされている。
  • 2020年に、1/1スケールで手足が動くガンダム「RX-78F00 ガンダム」が横浜市中区に所在する山下ふ頭に期間限定(2020年12月19日~2024年3月31日)で公開された。
    • 流石に現代の技術では歩くことはできず、腰部を後方から支持台車と固定されている。
    • 映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(SRW未参戦)公開に伴い行われた「日本全国『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』行きます!」企画では神奈川県代表として同施設が選出され、キラ・ヤマトと共に映る記念イラストが公開されている。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. MS、機動戦士ガンダム公式web、サンライズ、2022年1月8日閲覧。
  2. このことはガンダム派生作品である「ギレンの野望」でテム・レイと連邦士官が言っている。
  3. ケイブンシャ『第4次スーパーロボット大戦Sを一生楽しむ本』55頁。
  4. 双葉社『第4次スーパーロボット大戦S 必勝攻略法』223頁。
  5. 前番組ダイターンジャベリン後番組トライダージャベリンなどにも同様のことが言え、その流れからこのような扱いになったものと窺える。また、当時品の玩具には大きくデザインの異なる槍が付属していた(余談も参照)。
  6. ガウの船体の上に着地した後にジャベリンを突き立て、そのまますり足で歩くことで船体を裂いた。しかも最後には垂直尾翼も切断している。漫画作品『フラナガン・ブーン戦記』ではこのガウはブーンも乗っていたことになっており、ブーンは脱出できたもののこの光景がトラウマになったらしくビーム・ジャベリンを手にしたガンダムがデビルガンダムも真っ青の悪魔の如き形相で明らかにガンダムより小さいガウを駆逐するというイメージが描かれている。
  7. 一部ではガンダム本体の出力からのリチャージが可能とされているが、出力状況に余裕がないとリチャージはされない為劇中のアムロ自身もリチャージ機能をアテにはしていない。
  8. このハンマーは金槌ではなく、ハンマー投の砲丸のこと。
  9. なお、同様のギミックはSDガンダムシリーズでは90年代前半まで非常に多くのBB戦士に搭載されていた。
  10. 書籍『ガンプラ開発真話』(2006年、メディアワークス)P86。
  11. ちなみに同作ではシミュレーターという名目でこのデータを基にしたアムロ搭乗のガンダムと戦うことも可能。ラスボス以上の鬼神の如き強さを誇り、当時のアムロの実力とコンピューターの能力を肌で感じることができる。なお、主人公のユウ・カジマはこのシミュレーターのガンダムに勝利したことが公式設定となっている。
  12. デビュー作である『プラモ狂四郎(SRW未参戦)』ではガンダムMk-IIをベースにしていたが、後にSDガンダムシリーズに組み込まれる際にやや曖昧となり、その後は初代ガンダムとMk-IIの折衷のようなデザインで登場することが多い。詳しくは武者頑駄無の項目を参照。
  13. 正確には初期の姿である「皇騎士ガンダム」がガンダムをモチーフとしている。キングガンダムII世のモチーフはパーフェクトガンダム。

商品情報[編集 | ソースを編集]

プラモデル[編集 | ソースを編集]

  • 1/144

  • 1/100

  • その他

フィギュア[編集 | ソースを編集]

書籍[編集 | ソースを編集]

資料リンク[編集 | ソースを編集]