ガンダム
ガンダム | |
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外国語表記 | Gundam |
登場作品 | |
デザイン |
大河原邦男(原案) 安彦良和(クリンナップ) |
初登場SRW | スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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異名 | 白い悪魔 |
分類 | 白兵戦用モビルスーツ |
生産形態 | 試作機 |
型式番号 | RX-78-2 |
全高 | 18.0 m |
本体重量 | 43.4 t |
全備重量 | 60.0 t |
動力 | 核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 1380 kW |
スラスター推力 |
24,000 kg×2
|
装甲材質 | ルナチタニウム合金 |
センサー有効半径 | 5700m |
内蔵機体 | コアファイター |
開発者 | テム・レイ |
開発 | 地球連邦軍 |
所属組織 | 地球連邦軍 |
所属部隊 | ホワイトベース隊 |
パイロット | アムロ・レイ |
概要
地球連邦軍がRX計画の後V作戦にて開発した試作型モビルスーツの1機。機体色は白、赤、青のトリコロールカラー。劇中におけるその凄まじき戦果から「ガンダム」の名は次第に英雄化され、後世においては様々な理由で後継機が生み出されている。
機体概要
同時期に開発されていたガンキャノンが中距離支援砲撃機、それ以前のRX計画で開発されたガンタンクが長距離支援用であるのに対し、本機は比較的近距離での機動射撃戦や近接白兵戦を主眼に置いた汎用機である。開発の際には連邦軍がMSを理解していなかったのと後の量産を考え、当時の最新技術が惜しみなく投入されており、非常にハイスペックな機体に仕上がっている。
装甲材にはルナ・チタニウム合金(後のガンダリウム(α)合金)が採用されており、ザクマシンガン程度の攻撃力ではびくともしない程の強靭な防御力を持つ。また、MSとしては初めて射撃・白兵両方の携行式ビーム兵器を標準装備しており、その威力は戦艦並みの威力を誇り、ザクをはじめとする敵MSを一撃で撃破する程の火力を持つ。関節部にもフィールドモーター駆動と呼ばれる関節と関節を「浮かせて」駆動させる新技術が使用されている。開発・生産費の高さを考慮しても総合性能は最高レベルの奇跡の結晶体と言える傑作機で、ザク程度では到底太刀打ちできない[1] さらに、股間部には耐熱フィルムが収納されており(劇場版では耐熱フィールドに変更されている)、これを使用する事で単独での大気圏突入が可能。但し突入に耐えられるというだけであり、減速・着地の手段がなければ、そのまま地面に叩きつけられるので本体を分離する必要がある。
最大の特徴はコアブロックシステムと呼ばれるコクピットシステムを採用している事で、本機は核となるコアファイターと上半身のAパーツ、下半身のBパーツで構成されている。このおかげでパイロットの生存率が向上している他、戦闘データの回収が容易となった。ただし、このシステムのために腰部の可動域が犠牲になっており、構造上の脆弱さ・整備性の悪化・高コスト化などの原因にもなっている。また、コアファイターには教育型コンピュータが搭載されており、戦闘データを蓄積させていく事である程度の自動操縦が可能となる。
なお、形式番号がRX-78-2と末尾に枝番がついている事から判る様に、ガンダムは同時に複数機が作られており、アムロが乗ったガンダムは2号機である。他に著名なものに1号機「プロトタイプガンダム」、3号機G-3ガンダムがある。もっともこの設定はTVとはパラレルである富野氏の小説版からの逆輸入設定をもとにした後付であり、TV版放映時には存在していない。TV版および劇場版の作中では、ガンダムは世界でたった一機のスーパーロボットのような扱いである(一応、大量の予備パーツをホワイトベースに積み込むシーンがあり、それを使えばガンダムがもう一機できた可能性はある)。枝番は2号機ではなく2番仕様の意味だとする説もあり、これによるとガンダムは開発当初は1番仕様(RX-78-1)だったが、アムロが乗り込んだ時点では既に2番仕様に改修されており、後にマグネットコーティングが施されて3番仕様に近くなったと扱われる。
TV版では本機の支援用戦闘機であるGファイターや、コアファイターをガンダムに空中換装させる事が可能な輸送機ガンペリーが登場しているが、劇場版ではGファイターは登場せず、ガンペリーの空中換装シーンは無い。また、本機は核であるコアファイターと上半身のAパーツ、下半身のBパーツによる合体メカでもあるわけだが、これを意識した戦術があったのはTV版がほとんどで、劇場版では脱出以外ではほぼ皆無である。Ζでは一度無視されたこの構想だが、後の作品で意外と再採用されており、ΖΖガンダムやVガンダムにも反映されている。
性能差について
初代ガンダムの放映当時は、「連邦の技術の粋を集めた最強のMS」と言う触れ込みで他の追随を許さない性能とされていた。時代が進んでもその強さは伝説的で、U.C.0093の量産機ジェガンとも互角の性能があったとされている。実際、ジオンのMSと比較すればゲルググでやっと拮抗しているレベルである。
しかしその後は新たな派生機の登場や既存機体の設定見直しにより、ガンダムと同等ないしを超える性能を持った機体も登場するようになってきており、一例として2005年の漫画『機動戦士ゼータガンダム1/2』では、U.C.0087の時点で登場人物が「最新型のジムのほうが遥かにマシ」と発言している。ただし、RX-78を問わずこういった外伝作品、特に今なお増え続ける漫画作品では、「作者の解釈・さじ加減で既存の設定が覆される」事が多々あり、一体何が正しい設定なのか判断しかねる状況となっている。一つ確かな事は「ガンダムは確かに奇跡の結晶体とも言える最高レベルのMSだが、同時にアムロが強すぎた」でガンダム伝説の始祖はアムロとセットで初めて成立するといっていい。
劇中での様相
本機はテストと最終調整のためにサイド7に搬入されていたが、そこでジオン軍のザクによる襲撃を受け、正規パイロットは死亡。そこに偶然、本機の操縦マニュアルを拾ったアムロ・レイが乗り込み、2機のザクを撃破。それがきっかけとなり、彼がパイロットとなってホワイトベースの主戦力として運用される事となった。
アムロがニュータイプへ覚醒していくにつれて徐々に機体の反応がアムロについて来れなくなり、限界に達してしまうが、モスク・ハン博士が関節にマグネットコーティングを施した事で何とか対応可能となった。
ア・バオア・クー攻防戦では両手にハイパーバズーカを1挺ずつ、腰部にビームライフル、背部にシールドを引っさげたフル装備状態で出撃し、シャアの駆るジオングと交戦。頭部と左腕を破損し、最後は自動操縦で運用されてジオングの頭部と相打ちという形で大破した。
その後、アムロは本機のコアファイターを使って脱出しており、A、Bパーツはア・バオア・クー内部に放棄された。なお、コアファイターに残されていた本機の戦闘データは木星帝国に回収されており、後に彼を模したバイオ脳が製造されることとなった。
ガンダムの残した数々の異名と伝説
パイロットを務めたアムロ・レイの能力もあって、ア・バオア・クー攻防戦にて大破するまでの間、RX-78-2ガンダムはジオン軍の名を馳せたエースパイロットや指揮官、更には同じニュータイプ能力者やザビ家血縁者までをも次々と葬る猛威の戦果を挙げている。互角以上の戦いを見せた「赤い彗星」シャア・アズナブルですらも、戦う度に手こずらせていた事から、ジオン兵からは「連邦の白いヤツ」、もしくは「木馬の白いモビルスーツ」と呼ばれ、恐れられる事となる。
後にアムロ・レイの搭乗していたガンダムは、「連邦の白いヤツ」の他に「連邦の白い流星(バンプレストのゲーム作品から)」、「連邦の白い悪魔(バンダイのゲーム作品から)」といった別の異名でも呼ばれるようになっている。 スーパーロボット大戦シリーズでは、連邦側からは「連邦の白い流星」で呼ばれている事が多いが、数多くのパイロットや軍人の命を奪っている史実上からか、ジオンを初めとする敵対勢力からは「連邦の白い悪魔」が一番有名な異名となっている。
「ガンダムが最強のMSである」という不動に等しい伝説は、一年戦争が終結しても語り継がれており、新型機の中には「ガンダム」の名を冠するMS…俗に言うガンダムタイプも多く含まれ、宇宙世紀で最も後期にあたる「ザンスカール戦争」でも、リガ・ミリティアの開発したVガンダムの存在によって、ガンダムの伝説はなおも健在であった。 また、これらの影響によってか、時には敵対勢力に、ガンダムタイプのモビルスーツが強奪・鹵獲されてしまうケースもいくつかあった(ガンダム試作2号機、ガンダムF902号機、クロスボーン・ガンダムX2等)。
『∀ガンダム』の小説版『月に繭 地には果実』では、「宇宙移民いじめの偉大な敵」として、正暦時代(宇宙世紀の遥か未来)まで「ガンダム」の名を残している。
登場作品と操縦者
SRWでは大抵、序盤に登場。ガンダムタイプの祖ではあるが、いかんせんΖガンダムやνガンダムに比べると運動性も火力も水をあけられている感が否めない。これは「ΖガンダムやνガンダムはRX-78-2ガンダムよりも後の時代に作られたため、より優れている機体である」という原作設定をそのまま表現しているための弊害であるともいえる。
しかも、原作の設定を再現して「限界反応」がある作品では、まずアムロの能力が既にガンダムの限界を突破して赤くなっている。唯一の例外は、Gファイターとの合体が可能な『A』だけだろう。とはいえ、漢の武器・ハイパーハンマーに燃えるプレイヤーは後を絶たないのも事実である。
『GC(XO)』ではガンキャノン・ガンタンクとの合体攻撃が追加され、性能を底上げされた。また、隠し機体としてマグネットコーティングを施された同型機であるG-3ガンダムが登場する事があるが、機動性ならともかく、攻撃力や射程などほぼ全ての面において本機が負けている。しかしやはり初代ということもあって扱いを悪くするわけにもいかないのか、「改造やV-UPユニットなどで工夫すれば、実はそれなりに使えるユニット」という位置づけにされることが多い。
なお、他のアナザーガンダム作品と共闘している作品では(自身が登場しない場合も含め)、時系列上最初のガンダムではないパターンも存在している。
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦
- アムロの乗機。中盤でνガンダムに乗換えとなる。
- コンプリートボックス版ではGパーツを入手することでGアーマーに変形できるようになった。火力・機動力が強化されるが、それでもようやくメタスよりマシ程度。HPが低いので敵に狙われやすく、回避率も抑えられたバランスなためひらめきを持つファやシーブックを乗せた方が生存率は高い。FC版と異なりνガンダム入手後も部隊に残るが、パイロットの数が足りないため倉庫番となる。
- 第2次スーパーロボット大戦G
- やはりアムロの乗機だがハンマー以外の攻撃力が低く、序盤で2機目のVガンダムが入手できる為、使い道は少ない。ただしそのハンマーはVガンダムやガンイージのビームライフルより僅かに強いので、全く戦えないこともない。使うなら移動力の低さを補うために加速が使えるパイロットを乗せて切り込み役にするといいだろう。
- フル改造でHPが毎ターン100回復する「ゆうきのしるし」がつく。
- 第3次スーパーロボット大戦
- アムロが乗って第1話から登場。序盤のMS系ユニットとしては強いが、あくまで序盤だけ。ハイパーバズーカがある分、あとで手に入る序盤中盤MSより少し火力が高め。
- 第4次スーパーロボット大戦
- 第1話からやはりアムロが乗るが、既にその能力は本機の限界を突破している。ハイパーバズーカとハンマーがあるため、攻撃力だけは初期MSの中では高いが、第1話終了後にガンダムMk-IIに乗り換える事が多いだろう。
- しかもνガンダム入手時に何の説明もなく強制廃棄される。資金は増えないので、それ以前にプレイヤーの手で捨てた方がお得である。
- 恐らくは『第2次』と同様に「アムロがガンダムからνガンダムに乗り換えた」という扱いだと思われるが、この時点においてアムロは大抵他の機体に乗り換えているため、多くのプレイヤーはガンダムが消えていることにすら気付かなかった。
- ゲーム開始時から格納庫に放置されているガンタンクといい、グラフィックがリック・ドムIIと取り違えられているドムといい、本作はファーストガンダム出身MSの扱いがとことん悪い。
- 第4次スーパーロボット大戦S
- 『第4次』と同じ扱いだが、オープニングムービーにも出演している。グライアに攻撃をヒョイヒョイ避けられるという役回りだが。
- 書籍『第4次Sを一生楽しむ本』では「アムロがのれば使えるが、それはアムロが強いから」とバッサリ斬り捨てられた[2]。また双葉社刊の攻略本には、「ガンダム・ガンキャノン・ガンタンクをフルチューンしてプレイすれば楽しめるはずだ」というコラムが載っているが[3]、本機が強制廃棄されることは失念していたようである。
- スーパーロボット大戦F
- 主人公がリアル系の場合、第1話でアムロが乗っていてある程度改造されているが、やはり限界はすでに真っ赤。そのため、機体性能が高く武器が優秀なガンダムMk-IIにアムロが乗ってしまうことが多い。
- 主人公がスーパー系の場合、宇宙に行っていたロンド・ベル隊と合流時にビーチャが乗ってくる。(アムロはジェガンに搭乗)。この場合は無改造で入手となる。
- 今作ではハイパーバズーカとハイパーハンマーの威力が、アレックスやネモ等のビームライフル、ビームサーベルと威力が同じために、武装にバズーカやハンマーがあるアドバテージが少なくなってしまった。とはいえ序盤戦は敵側がヘビーメタルだらけのため、同じ威力ならば実弾兵器を持つガンダムの方が戦いやすい。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 強化パーツを3個装備できるものの、性能的に使用していくにはつらい。不要ユニットの下取りイベントでは引き取られるユニット候補。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- アムロが加入の際にカツのリクエスト通り?地下格納庫に置かれていたのを引っ張り出して乗ってくる。すでに旧式化した機体だが、データ取得用にチューンされているからか機体性能はガンダムMk-IIや百式と同程度にはあり、武装面はハンマーのお陰でむしろ少し良かったりする。ただし限界は低めになっており、加入時点で当然のように赤い。
- 分離するか撃破されるとコアファイターに変化。バグによりパーツスロット2以下に装備したものはコアファイターでは一部しか機能しないので、装備するものに注意したい。
- 隠し要素を満たすと本機ではなくG-3ガンダムを入手する。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- 攻撃力が全体的に底上げされ、デフォルト状態での最強武器がハイパーハンマーになった。更にビームライフルとハイパーバズーカの射程も1つ延長されている上に、バズーカは弾数も2つ増加している。しかし機体性能はそのままなうえ、敵ユニットの性能もPS版より上昇していることもあり、中盤以降は確実に倉庫行きである。
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- このRX-78ガンダム自体は未登場であるが、この機体自体が『火の文明』と呼ばれる階梯を象徴するものであり、また文明の利器としての先駆けであるとされている。搭乗者はガンダムに乗った者として文明の行く先を見届ける宿命を持つ。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- 第1話からアムロが乗って登場。既に5段階まで改造されている。そのため、バルカン砲でもある程度の攻撃力があり、序盤のオーラバトラー戦ではバルカンで活躍する事も可能。バーニィが乗っているザク改(3段階改造済)とだいたい互角といったところの性能。しかしアムロは早々にNT-1アレックスかMk-IIに乗り換える可能性が高い。
- スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor
- シャア専用ザクが入手できなくなり目ぼしい乗機を失ったバーニィと、ガンダムのハイパー・ハンマーが意外と相性がいい。シーン2までなら使っていける。
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇
- ベンメルコレクションとして、フルチューンされた状態で敵機として登場する。バーニィで撃墜すると、終盤にフルアーマーガンダムになって自軍に配備される。そちらは愛と資金があれば使える機体。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 第1部最終話ハードモードにて最初から放置されているコンテナの中に入っている。よって、実質使用可能になるのは第3部から。ロボット大図鑑登録も同タイミングであり、ノーマルルートの方がレアな強化パーツや特殊技能が手に入るため、図鑑コンプリート達成の難関の一つ。状況から、どうやらジャブローで保管されていたらしい。取るのがかなり面倒な位置にあるが、その割には性能は先に手に入るG-3と比べて(特に武器の性能が)絶望的に劣っている。改造段階はG-3より1高いがフル改造でもENしか上回らず、G-3では高威力で射程5のP武器だったハイパーハンマーが低威力・射程1になっているのは正直目を覆いたくなる。そしてやはり限界反応も低い。パーツスロットは4つあるので、V-UPユニットを付けるなど、愛があれば使えるレベルにはなる。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- 最初から自軍にあり、初陣ではやはりアムロが乗る。スーパーナパームやビームジャベリンがあること、そしてGファイターとの合体orフルアーマー化が可能なのが最大の特徴。他の作品に比べてかなり強力で、特にMA形態は最強クラス。
- なお、BGMも「哀戦士」が初採用された。
- スーパーロボット大戦A PORTABLE
- 本作では2周目以降、フルアーマーガンダムとGファイターの同時入手が可能となった。V-UPユニットがなくなったので無印版のような無双はできなくなったが、それでもなお性能はνガンダムより上。カスタムボーナス「全武器をバリア貫通属性にする」という新たな強みを得たため、今回も悪魔の如く前線で戦い続けられる。
- 戦闘アニメは全て新規描き下ろしであり、2021年現在、PS2作品相当のガンダムの戦闘アニメを見られるスパロボは本作のみである。スーパーナパームは敵に丸ごと投擲にしてビーム・ライフルで撃ち抜き爆破させ、ビーム・サーベルは原作のアイキャッチと同じポーズである等非常に凝っている。また、スーパーナパームはP属性に変更されており使い勝手が劇的に改善された。
Scramble Commanderシリーズ
- スーパーロボット大戦Scramble Commander
- データ収集用のレストア機という設定。他のMS同様後方支援型の性能だが、必殺技のハイパーハンマーは接近戦用。チャージ時間は短いが、脆いこの機体で接近戦は危険。中盤でνガンダムに強制乗換え。
単独作品
- スーパーロボット大戦
- スパロボ初登場作品。ガンダムチームを選択した時に自軍ユニットとして運用可能。それ以外のチームを選択した時は敵として登場する。本作ではパイロットの概念がなかった為、アムロは出ない。初期段階では射程が1のビームサーベルとビームライフルしか武器が無く、機体の性能も低い。HDリメイク版では素の性能が低めな上に、HPの問題で敵によく狙われるため使い辛い。
- スーパーロボット大戦64
- リアル系主人公を選択すると隠し要素として入手が可能。他の作品の例に漏れず既に旧式化しており基本性能は低い。おまけに既にMk-IIを入手済み。改造段階が高いので、金をかけて改造すれば最後まで一軍で運用する事も可能である。
- スーパーロボット大戦MX
- 直接登場はしないが、デビルガンダム事件での最終決戦でアムロが本機に乗り込んでガンダム連合に参加し、ロケットにしがみ付いていたらしい。実際『Gガンダム』最終盤のガンダム連合登場のシーンでも、ロケットにしがみ付いたガンダムが確認できる。
- スーパーロボット大戦GC
- 初陣でアムロが乗って出撃しただけでなく、第1話のシーンもキッチリ再現され、パイロット登録前のセイラが勝手に乗って出撃するイベントもある。今回もGファイターと合体可能だが、上に乗ってるだけでAのように変形はできず、合体攻撃も出来なくなる。後で手に入るG-3がGファイターとの合体を除けば上位互換だが、合体することで移動力と運動性が飛躍的に上昇するので問題ない。サブシナリオでフルアーマーへの換装パーツが入手できるが、同じく合体攻撃ができず入手が遅い上、Gファイターとの合体ができなくなるデメリットの方が大きい。BGMは『赤い彗星』が採用。
- スーパーロボット大戦XO
- フルアーマーのパーツはG-3用になった。出撃枠がGCより増えたのでガンダム+Gファイターの組み合わせを使う余裕が増えている。
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- ガンダムとガンダム(最終決戦仕様)がユニットとして登場。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- ほぼ原作通りの設定で登場するが、今作は同時期により高性能なゴッドガンダム、ウイングガンダムゼロ、ガンダムエクシアが存在し、「初代ガンダム」というよりガンダムのいちバリエーション「RX-78ガンダム」という色合いが強い。上記の性能差についても、一騎当千の性能を追い求めたコロニーのエンジニア、量産を前提としたテム・レイという思想の違いとされている。ケロロ軍曹はアニメとガンプラで本機に慣れ親しんでおり、本物の登場に喜んでいた。
- PV第1弾でシャアの乗るジオングと戦っており、ラストシューティングを放っている。ただし1章時点ではまた追加出来ず、火力はEz-8に及ばないが、Ez-8も宇宙空間に出撃できないという欠点がある。RXシリーズの中では主に高い回避力とエスケープ属性のビーム・サーベルがキモとなるインファイター。ハイパー・バズーカは押出属性で、条件さえ合えば一方的に攻撃できる。さらにVer.1.03でバズーカに「対大型」特性が付いた。
- ラストシューティングは、第5章メイン19話-3「アクシズからの撤退」でジオングを撃墜するとイベントが発生し獲得できる。撃墜するのはどのユニットでも良いのだが、初期勝利条件である「ホワイトベースを所定の位置まで移動させる」を達成すると撤退してしまう。ホワイトベース隊各機とNT-1アレックスとΖガンダムとΖΖガンダム、そしてホワイトベースのみで多数の雑魚を相手にしつつ戦わなければならないので、初回プレイ時は諦めて鍛えてからリトライするのも手である。
- スーパーロボット大戦30
- 『A PORTABLE』以来13年ぶりに『逆シャア』時代のアムロが乗るが、ビームライフル用のスコープを調整する専用のカットインが用意されている。
- また、『初代』の初期状態以来30年ぶりにバズーカとハンマーがオミットされ、バルカン・サーベル・ライフル・必殺技の『連続攻撃』というシンプルかつ思い切った仕様となっている。
- 本作では、シャイアン基地に軟禁されたアムロの手慰みのために用意されたレプリカ機とされている。
関連作品
- ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス
- アムロの戦闘時における姿。作中世界でも旧式扱いされている。本作には物理攻撃の通用しない敵がおり、光線技の多くはTPを消費する必殺技扱いだが、本機は特殊コマンド「ねらう」で無消費でビームライフルが撃てるのが特徴。中盤でνガンダムに乗り換えとなる。
- リアルロボット戦線
- アムロが乗り、第1面から味方として登場。一度撃墜されてもコアファイターに変化する為、修理代は取られない。
- リアルロボットレジメント
- ステージ1の終盤でラストシューティングが再現され、大破するムービーが入る。隠しキャラとして自分で使用も可能。
- 性能はG-3ガンダムよりも低い最低クラスだが、BGMでスパロボであまり採用されない「翔べ!ガンダム」が流れる。
- 搭乗するのは少年時代のアムロである。
装備・機能
武装・必殺武器
基本装備
- 60mmバルカン砲
- 頭部に左右1対2門内蔵。原作では主に牽制や小型兵器散らしに多用されたが、ザクの装甲程度なら蜂の巣状態に出来るだけの威力が有る。初めて使用した際は緊張と興奮によるパニックトリガーで弾を切らしてしまった。
- 様々なゲームで削り用の武装として登場している。『30』では発射の瞬間のライフル音も再現。
- ビーム・サーベル
- ランドセルの左右に1本ずつマウントされている近接戦用の武装。ミノフスキー粒子(を収束したメガ粒子)をIフィールドで形状化させる事でビームの剣身を形成する。
- 威力も抜群で、ザクはおろか戦艦ですら難なく撃沈できる。
- CMアイキャッチの斬撃ポーズも特徴的であり、『A PORTABLE』の戦闘アニメはこれが元になっている。
- ビーム・ジャベリン
- ビーム・サーベルの柄を延ばし、その先端からビーム刃の穂先を形成する武装。当初はリミッターがかけられており、使用不可だった。
- 「ジャベリン」とは投げ槍の事を指すが、劇中では投擲武装として使用される事は非常に稀で、大抵は普通の槍として使用された[4]。劇中での破壊力は凄まじく、投げたジャベリンがムサイのエンジンブロックを貫通して轟沈させたりとガンダムの武装の中ではズバ抜けた破壊力を見せた。
- 後に『UC』でジムIIIも使用しており、ガンダム以外の持つビームサーベルにも同様の機構が存在する可能性がある。
- SRWでは採用率は低め。『A』ではビーム・サーベルより威力が低い代わりに有射程武器として設定されている。
- BAUVA・XBR-M79-07G ビーム・ライフル
- モビルスーツ用の携行式メガ粒子砲。不使用時は腰部にマウント可能。「エネルギーCAP(E-CAP)」と呼ばれる装置の開発に成功した事で小型・省力化が可能となった。その威力はモビルスーツを一撃で撃破するなど圧倒的である[5]。E-CAPはビームライフル本体に内蔵されており、一度弾切れになると母艦に帰還しなければ補給は不可能[6]だったため、激戦の連続だった劇中では放棄されることも多かった。GブルではBパーツが足りないため使用不可能[7]であり、ビームライフルがそれ自体に込められたエネルギーだけで発射できるのではないことがわかる。
- SRWでも射程や弾数の関係でガンダムの主武装となる事が多い。また、『ヒーロー戦記』など一部のゲーム作品ではライフルの連射攻撃が必殺技として採用されている事もある。
- 『30』の戦闘アニメでは『逆シャア』時代のアムロがコクピットのスコープを使って狙いをつけるカットインアニメが描き下ろされている。
- なお、クローバー社製玩具『ガンダムDX合体セット』では「ラッシュ・ライフル」と表記されている。
- BLASH・XHB-L03/N-STD ハイパー・バズーカ
- 本機の実体弾兵装である単砲身のロケット弾発射筒。不使用時は腰部にマウント可能。固定弾倉式で装弾数は5発で威力も高い。なお、口径については資料によって異なることが多い。主に地上戦で使用された他、ア・バオア・クー攻防戦では両手に持って出撃した。
- ゲームでは2~4発と弾数がより少ないことも。『30』では初めて武装欄からオミットされ、必殺技の『連続攻撃』のモーションに組み込まれている。
- RX・M-Sh-008/S-01025 ガンダム・シールド
- ルナ・チタニウム合金製の機体とほぼ同じ長さの大盾。上部には前にかざして防御しながら射撃する際に視界を確保する銃眼スリットを有する。不使用時は背部にマウント可能。攻撃を受けた際の衝撃の拡散と吸収を目的に設計されており、三重のハニカム構造となっている。また、投擲武装としても使用可能な程強度が高く、背部にマウントした状態で背後からマゼラ・トップ砲を喰らってもガンダム本体は無傷だった。Gファイターと合体した際にはシールドを両手に装備しており、当初は分離の際に右手のシールドを破棄していたが、後にジョイントパーツが開発され、2枚重ねで使用する事が可能となった。
オプション装備
- ガンダム・ハンマー
- 長い鎖で繋がれた棘付き鉄球[8]を振り回して攻撃する質量兵器。一撃でザクを破壊する程の威力があるが、扱いが難しい武器。。劇場版では登場しない。なお、前番組のスーパーロボットも似たような武器を使用している。
- ハイパー・ハンマー
- ガンダム・ハンマーを強化した武装。棘の鋭くなった鉄球にバーニアを取り付けており、威力も向上した。ゴッグとの戦闘で初使用され、一撃目はゴッグをダウンさせたが、二撃目はゴッグの手によって受け止められてしまっている。
- SRWでは初期は接近戦専用だったが『α』以降中距離まで届くP属性武器として、また漢の武器としてプレイヤーに愛されてきたが、『30』で初めてオミットされてしまった。
- スーパー・ナパーム
- ビームライフルの砲身下部に装着可能な4連装のランチャーから発射するナパーム弾。広い範囲を焼き払う事が可能。
- 作中では上記の様な使われ方をせず、サイド7にて回収できない機体パーツを破棄するために発射ポッドごとビームライフルで撃ち抜いて着火する使われ方をした。
- その為か、殆どの媒体では発射ポッドを撃ち抜く形での使用をしており、『A PORTABLE』ではナパームを敵に向かって投げつけ、ビーム・ライフルを発射する事で爆破して攻撃するようになっている。
- なお、『A』(GBA版)では何故かビームライフルを撃つだけで被弾時に大爆発という演出に省略されている。
その他
- メガバズーカランチャー
- 『初代』のみ登場するスパロボオリジナル装備。本来は百式の武装。
- ゲーム中では本機・百式・ガンキャノンのいずれかに装備させることが出来る隠し武器。ガンダムを最後まで活躍させようと思うなら入手は必須。
- ロケット砲
- 旧1/100プラモデルに付属していたオリジナル武装。リアルスケールガンプラにしては珍しくスプリングギミックが搭載されており、ミサイルを発射可能。
- プラモデル発売から40年近く経つが、未だに詳しい設定が不明な謎の武器。一説にはクローバー社製のガンダムの玩具に付属していた「ハイパー・バズーカ砲(肩に装着するミサイルランチャー)」がモチーフとされる。
- ビッグ・ガン
- 『機動戦士ガンダム』放送開始前後に発刊された児童誌などに掲載されていた武器その1。本編未使用。
- ハンドガンタイプの射撃武器で、厚さ10cmの鉄板すら貫くとのこと。ビームか実体弾かははっきりしない。
- 後のガンダム作品では同名の武装が2つほど登場しているが、どちらも名前が一緒というだけで無関係な別のジオン軍の兵器である。
- ビート・ハンマー
- 児童誌などに掲載されていた武器その2。これも本編未使用。
- ガンダム・ハンマーと同様のチェインフレイルだが、棘は鋭く長い3本のみが十字方向に伸びている。
- 『ガンダムかるた』の札の一つに採用されている他、『冒険王版』ではこちらがガンダム・ハンマーの名称で使用されている。その際は長い棘でグフの胴体を切り裂いた。
必殺攻撃
- ラスト・シューティング
- 原作ラストにてジオングを撃破した際の再現。『CC』でレアリティXRとして初登場。その後『OE』にて武装として登場。条件を満たすことで追加される隠し武装で、両手バズーカ→サーベル→件のポーズにてライフルでトドメという内容のコンビネーション攻撃となっている。
- 一般的には劇場版のポスターに掲載された「頭と左腕を失ったガンダムが真上にビームライフルを構えたポーズ」を指すが、SRWでは流石に攻撃の度に部位の欠損まで再現するわけにはいかないため体を大きく反らせて頭と左腕が見えにくくなるポーズで対応している。
- 連続攻撃
- 『30』で採用された攻撃マニューバ。ア・バオア・クー攻防戦仕様の両手バズーカ装備で出現し、敵機に向かって連射した後、右手のバズーカを捨てライフルに持ち替え、更に左手のバズーカを撃ち切った後敵機に投げつけ、トドメに狙いすましたライフルで敵機を撃ち抜く。
- 最後のライフル射撃のカットインはOPのワンカットを再現したポーズとなっている。
合体攻撃
特殊能力
一部作品で採用
- 合体
- Gファイターと合体しガンダム+Gファイターとなる。『A』では合体後に変形可能。
- 換装
- フルアーマーガンダムへ換装する。
- 分離
- コアファイターへ分離する。
- 変形
- Gアーマーへ変形する。
- グループ (GR)
- 『OE』で採用。ガンキャノン、ガンタンク、Gファイターとグループ出撃可能。
移動タイプ
サイズ
- M
カスタムボーナス
- 勇気の印(HP毎ターン100回復)
- 『第2次G』でのボーナス。
- 全武器をバリア貫通にする。
- 『A PORTABLE』でのボーナス。
- 運動性+20。「ビーム・ライフル」と「ビーム・サーベル」にカウンター属性追加。
- 『30』でのボーナス。
機体BGM
斜線の後に書かれたものは劇場版サウンドトラックでの曲名。
- 「翔べ!ガンダム」
- 初代、FC版『第2次』で採用。
- 「颯爽たるシャア」
- 『第2次G』、『第3次』、『EX』、『第4次』などで採用。
- 「哀 戦士」
- 『A』で採用。
- 「赤い彗星 / 紅の機動兵器 M14」
- 『α』、『GC(XO)』、『30』で採用。『OE』では連携攻撃のBGM。
- 「空域間戦闘」
- 『SC』で採用。
- 「ホワイトベース / 重力圏へ M43」
- 『OE』で通常の戦闘BGMに採用。
名台詞(?)
- 「ぱいろっとオヨビ回路保護ノタメ、全えねるぎーノ98%ヲ放出中!」
「放熱えねるぎー、低下」 - 第18話「灼熱のアッザム・リーダー」にてアッザムの兵器「アッザム・リーダー」の放熱攻撃を食らった際に発せられたガンダムの機械音声[9]。
- 機体のエネルギーを放出してパイロットと機体の保護を行い、アッザムの攻撃が止むとその事をパイロットのアムロに知らせている。つまり、ガンダムに搭載されている教育型コンピューターのプログラムは自身が弱ったと見せかけて敵の油断を誘い、反撃の機会を窺っていたのである。
- よく「ガンダムが喋った」とネタにされるシーンであるが、ガンダムに搭載された教育型コンピューターの性能を示す描写であり外伝作品の『THE BLUE DESTINY』では主人公(ユウ・カジマ)が所属するMSの運用データの収集を目的とするモルモット部隊が、コロニー、宇宙、地上で激戦を潜り抜けたアムロの経験を蓄積したこのコンピューターがジャブローに届けられた結果お役御免になったとされている。
対決・名場面
- ガンダム、大地に立つ!
- 功を焦り、サイド7の設備へ攻撃を開始するジーン。
- アムロは咄嗟にガンダムに乗り込み、マニュアルを読みつつ操縦を開始。ジーンが乗るザクを撃破し、続くデニムの乗るザクもコックピットだけを狙い沈黙させる。
- これが宇宙世紀初のモビルスーツ同士の戦闘となった。
- ラストシューティング
- 迷路のようなア・バオア・クー内部で、頭上方向の通路に待ち伏せてメガ粒子砲を放ってきたジオングに対し、アムロが自動操縦にセットして迎撃、相撃ちとなった一撃。この時点で、左腕と頭部を失っていたが、ビームライフルを保持していた右腕と右足も破壊され完全に戦闘不能状態になった。
- なお、あくまでこの「ラストシューティング」という名称は本編には出ていない俗称であり、映画『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』の予告編にて初登場した(この際は英語表記であった)。
- 過去のプラモデルでこの名場面のポーズを取らせるには改造必須であったが、2008年発売の「MGガンダムver.2.0」や2010年発売の「RGガンダム」等のガンプラでは素組みでこのポーズを取る事が可能になっている。
- なお、あまりにも有名な為か、SRWでトドメ演出になったり、別のゲームでは必殺技だったり、二体のガンダムの名を持つ機体が赤い彗星の乗る機体に対して行ったりしている。
- ちなみに映画『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』のメインビジュアルにもなっており、いかにも「ボロボロになりながらも最後の力を振り絞って発射した」という感動的なシーンに見えるが、実際の映像ではあっさり終わってしまうシーンである。更に言えば自動操縦であり、アムロが直接操作していたわけでもない。
主な関連機体
一覧に無い機体はガンダムWikiを参照。
強化型・バリエーション機
- プロトタイプガンダム(SRWでは名前のみの登場)
- 型式番号RX-78-1。ファーストロット系の一番機または一番仕様。黒と白と赤のカラーリング。
- カラーリングはマジンガーZのオマージュである。
- SRWでは『DD』でサーバインの例えとして名前が登場した。
- G-3ガンダム
- 型式番号RX-78-3。ファーストロット系の三番機であり三番仕様。灰色と青色のカラーリング。「マグネットコーティング」の試験機となる。
- フルアーマーガンダム
- 追加装甲・武装を装備した強化形態。
- SRWではG-3ガンダムの方が素体になることもある。
関連機
- Gファイター
- ガンダムと分離・合体できる支援戦闘機。組み合わせによって様々な合体形態が存在する。詳細はガンダム+Gファイターを参照。
- 陸戦型ガンダム
- ガンダム製造の際の余剰パーツで組み上げられた量産型。
- NT-1アレックス
- 連邦軍が開発していたニュータイプ用(アムロ専用)モビルスーツ。マグネット・コーティングを用いて追従性を上げている。
- ガンキャノン、ガンタンク
- 同じV作戦時に開発された機体。
- ジム
- ガンダムの設計をベースに再設計された量産機。ガンダムから徹底した低コスト化・簡易化がなされている。
- ガンダムMk-II
- ティターンズがグリプス工廠で開発させた後継機。
- ザク
- ガンダムの開発に鹵獲された物が参考にされた。ジオン軍の主力モビルスーツ。
他作品の関連機体
- ガンダムエックス
- 『機動新世紀ガンダムX』に登場するガンダム。本作品は初代ガンダムを強く意識した作りとなっており、本機はガンダムに相当する機体として登場する。
- 0ガンダム
- 『機動戦士ガンダム00』に登場。機体色はグレーでデザインは本機体に酷似しているが、セカンドシーズン終盤において機体色も本機と同じトリコロールカラーに変更されていた。
- ガンダムAGE-1
- 『機動戦士ガンダムAGE』に登場するガンダム。初代ガンダムに酷似した姿をしている。
- 武者頑駄無
- SDガンダムシリーズの一作『SD戦国伝』の主人公。ガンダムをモチーフとしている(ことがある[10])。
- 劉備ガンダム
- 『SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors』に登場した、ガンダムが演者のキャラ。
- キングガンダムII世
- 『SDガンダム外伝』に登場した、ガンダムがモチーフ[11]のキャラクター。
- リアルPGガンダム
- 『OE』に登場する半オリジナルガンダム。基本設定は『ケロロ軍曹』の映画『超劇場版ケロロ軍曹3 ケロロ対ケロロ天空大決戦であります!』を踏襲した形である。
- ガーディアル
- 『サンライズ英雄譚シリーズ』に登場するFT。ガンダムがモチーフ。
- ドスハード
- 『戦国魔神ゴーショーグン』に登場するドクーガメカ。ガンダムのパロディ。
- カンタム・ロボ
- 『クレヨンしんちゃん』の劇中劇『超電導カンタム・ロボ』の主役メカ。名前がガンダムのパロディ。
余談
- 企画段階のデザインはほぼ変わりないが、カラーリングが白一色であった。
- なお、これを見たスポンサーの玩具メーカー『クローバー』は「白一色では玩具として売れない。三色に塗り替えろ」と指示。白基調を残したかったため、胴体や各部にトリコロールカラーを塗る事で正式決定となった。
- 「ビームサーベル、頭部バルカン、ビームライフル、シールド」という装備は、基本的にガンダムシリーズ作品の主役機にほぼ共通する武装である。
- ただし頭部バルカンに関しては実装されるかは他の三種と比べまちまちになっており(代わりに胸部などにバルカンの類の武装を着けている例も)、特に『00』以降のアナザーガンダムでは一切不採用になっている。
- 宇宙世紀やそれ以外の世界でも、本機の黄色いカメラアイを採用したガンダムタイプは意外なほど少ない(Hi-νガンダムや∀ガンダム、ストライクガンダム等が代表例で、『AGE』でもAGEシステムを外したガンダム各機が該当)。
- 『機動武闘伝Gガンダム』にも、ラストのデビルガンダム戦に特別出演しており、各ガンダムに紛れて発射するロケットに抱きついているシーンが見られる。
- 放映当時のガンダムは若干タレ目のデザインで描かれており、当時の視聴者からの人気はザクに負けていた。その証拠に、続編『Ζ』との間に出たMSVではザクのバリエーションが大量に出たのに対し、肝心のガンダムはフルアーマーガンダムとパーフェクトガンダムのみであった。
- クローバー製の玩具『ガンダムDX合体セット』のガンダムには肩に装備する「ハイパー・バズーカ砲」、槍と斧が組み合わさった「ソードジャベリン」といった武器が付属していたが、いずれも本編には未登場。
- しかしこれらの構想はフルアーマーガンダム等のMSV出典の機体や、後年の作品に登場するMSの武装などに受け継がれている。
- また、このガンダムの両手は「G(ガンダム)・パンチ」という名前の拳が敵機に向かって飛んでいく武器になっていた。こちらも本編とは関係ない武装だが、後年の公式外伝漫画作品やSDガンダムにはロケットパンチ的な武器を装備したガンダムも登場している。
- 以上列挙したクローバー製の玩具『ガンダムDX合体セット』に付属するガンダムの武装は「リアルロボットという概念が希薄だった時代の産物」と評すべきものであろう。
- 80年代前半に『月刊コロコロコミック』で連載されていたギャグ漫画『超人キンタマン』には、RX-78-2そのものである「オガンダム」なるキャラが登場し、数珠を手に何かと「ナンマイダ~」と読経を唱えるギャグを連発していた。折からのガンダムブームの影響もあって、オガンダムは読者からの絶大な人気を獲得し、スクラッチモデルの紹介記事等も組まれた。
- しかし、程なくして作者がサンライズの了承を得ずに登場させていた事実が発覚。以降、オガンダムは「『バカラス』なる別のキャラ(こちらはブライガー似のデザインだが…)に改造された」という設定で姿を消し、単行本からも削除されるという黒歴史を地で体現した存在になった。
- なお、2011年に放送された『機動戦士ガンダムAGE』は『コロコロ』と提携しているが、オガンダムの一件が水に流れたか否かについては謎。
- 一方、『週刊少年ジャンプ』で連載中の漫画『銀魂』ではRX-78-2の頭部にモザイクをかけただけのそっくりなロボット「頑侍」が登場しており、「アニメ版の製作会社が『サンライズ』のため版権は問題無い」と登場人物が作中で語っている(そもそも、アニメのオリジナルエピソードでガンダムがそのまま出た事がある)。
- サンライズ制作のアニメ『アイカツスターズ!』第19話において作中のキャラクターが「ガンダムのハイパー・バズーカに酷似した代物を使用して捕獲用ネット弾を射出する」場面が有る。
- これはアニメ版『銀魂』の例と同じく、アニメ制作会社に因んだパロディの場面である。ちなみに、同作第51話ではさらに凄い事になっている…。
- TV版『機動戦士ガンダム』放送開始から30年後の2009年に「GREEN TOKYOガンダムプロジェクト」の一環で、全高(18.0m)等のディテールを忠実に再現した1/1スケールの実物大ガンダムが東京都品川区に所在するお台場・潮風公園に期間限定(2009年7月11日~2009年8月31日)で建てられた。
- なお、お台場の実物大ガンダムは、ガンダムシリーズファンのみならず観光客に大好評であった。その後は一旦解体を経て、静岡県静岡市葵区に所在するJR東静岡駅北側の東静岡広場に設置(2010年7月24日~2011年4月1日)された。その後、東京都江東区に所在するお台場・ダイバーシティ東京プラザ内のフェスティバル広場に設置(2012年4月19日~2017年3月5日)された。
- 2018年に公開されたスピルバーグ監督の映画『レディ・プレイヤー1』にガンダムが登場して、ハリウッドデビューを飾る。
- この作品ではバーチャルゲームに興じる人々が様々なアバターを身にまとう事で戦闘を行う設定になっており、劇中ではアバターの一人「ダイトウ」がアイテムでガンダムに2分間だけ変身し、アイアンジャイアントと共にメカゴジラと死闘を繰り広げた。
- ちなみに原作小説では主人公がウルトラマンに変身していた為、変身時間は3分間とされている。映画でも企画段階ではウルトラマンを出す予定だったが、円谷プロが当時版権問題で揉めていたために許可が出なかったので、その代役としてガンダムが出演する事となった。現在は版権問題は解決し、スピルバーグ監督も続編を作る時はウルトラマンは絶対に出したいと語っている。
- なお、ガンダムへの変身時に決めたポーズは、実はΖΖガンダムの合体時のポーズである。原作者のアーネスト・クライン氏によると「カッコイイから」との理由で採用したとのこと。
- 2020年7月3日に金曜ロードSHOW!で『レディ・プレイヤー1』が放映された際には、各ガンダム作品の公式Twitterが「俺はガンダムで行く!」を各々のガンダムの画像と共にツイートするという出来事があった。ちなみにワーナーブラザーズジャパン側からもしっかりリツイートされている。
- 2020年に、1/1スケールで手足が動くガンダム「RX-78F00 ガンダム」が横浜市中区に所在する山下ふ頭に期間限定(2020年12月19日~2022年3月31日)で公開された。
- 流石に現代の技術では歩くことはできず、腰部を後方から支持台車と固定されている。
脚注
- ↑ この事はガンダム派生作品である「ギレンの野望」でテム・レイと連邦士官が言っている。
- ↑ ケイブンシャ『第4次スーパーロボット大戦Sを一生楽しむ本』55頁。
- ↑ 双葉社『第4次スーパーロボット大戦S 必勝攻略法』223頁。
- ↑ 前番組のダイターンジャベリンや後番組のトライダージャベリンなどにも同様のことが言え、その流れからこのような扱いになったものと窺える。また、当時品の玩具には大きくデザインの異なる槍が付属していた(余談も参照の事)。
- ↑ 「戦艦の主砲並みのビーム兵器」のくだりは「本来戦艦並みの出力設備が無いと使えないビーム兵器を連邦製のMSが持っている」事への驚愕でありビームライフルが戦艦の主砲と同一の威力を有しているという意味ではない。
- ↑ 一部ではガンダム本体の出力からのリチャージが可能とされているが、出力状況に余裕が無いとリチャージはされない為劇中のアムロ自身もリチャージ機能をアテにはしていない。
- ↑ ビームライフルの発射にはAパーツ・Bパーツ・コアファイターそれぞれに搭載されたジェネレーター全ての出力が必要。
- ↑ 「ハンマー」というよりは「ボール・アンド・チェイン式フレイル」や「流星錘」に近い。
- ↑ ちなみにガンダムの機械音声は、無駄に可愛い声である。
- ↑ デビュー作である『プラモ狂四郎(SRW未参戦)』ではガンダムMk-IIをベースにしていたが、後にSDガンダムシリーズに組み込まれる際にやや曖昧となり、その後は初代ガンダムとMk-IIの折衷のようなデザインで登場することが多い。詳しくは武者頑駄無の項目を参照。
- ↑ 正確には初期の皇騎士ガンダムがガンダムがモチーフ。キングガンダムII世はパーフェクトガンダムがモチーフになる。
商品情報
プラモデル
- 1/144
- 1/100
- その他
フィギュア
書籍
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