エルピー・プル

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エルピー・プル(Elpeo Ple)

10歳という若年ながらキュベレイMk-IIを操るネオ・ジオンニュータイプ戦士。プルツーを初めとするクローンニュータイププルクローン)の素体となった少女でもある。

アクシズ内部に潜入していたジュドーを慕い、捕虜扱いでアーガマに乗り込む事になり、明るく天真爛漫な性格でジュドーらを振り回しつつもジュドーの妹分として納まるが、プルツーとの戦いで死亡。

死亡後、霊体となってララァフォウなどといったニュータイプ強化人間達と共にハマーンとの戦いにピンチとなったジュドーに力を貸す。

ΖΖのキャラの中でも人気が高かった事が度々ムック本などで語られていた。余談となるが、80・90年代に発売されていたプラモデル『元祖SDガンダム』シリーズでは、説明書で解説役を務めていた事からも、その人気の高さが窺い知れるというものである。つまり、「元祖萌えキャラ」と言える。

どのメディアでもファミリーネームである「プル」で呼ばれるのが一般的だが、ボンボン版だとファーストネームである「エルピー」で呼ばれていた。

スパロボシリーズにおいて

登場した場合は必ず自軍に参入できる可能性があり、作品によっては無条件で参入するケースも。プレイヤーの選択次第では戦死する場合もあるが、無条件で死が確定しているのは、直接的に登場しない『スーパーロボット大戦D』のみ。

大半の作品では戦闘用、サポート用をバランスよく折衷した使い勝手の良い精神コマンドを持ち、能力値もジュドー達トップエースのニュータイプに次いで高く、1軍でも通用するレベル。小隊制の作品では、小隊長と小隊員を兼任できるバイプレイヤーとして活躍できる。

前述の通り、原作で死亡しているキャラの中では破格の待遇とも言える優遇を受けており、ファンにもスタッフにも愛されている事が窺える。また、プルツーと共に仲間になる作品がほとんどで、彼女と非常に仲が良い描写が多く、プルツーとの合体攻撃が用意されている作品もある。そういった点も含めて、スパロボならではの『if』(スパロボ補正)を最も色濃く体現しているキャラクターの1人と言えるだろう。

登場作品と役柄

旧シリーズ

第2次スーパーロボット大戦
初出演作品。DC所属。ジュドーで説得可能。クィン・マンサの入手に関わる。ただし、シナリオ「月面の死闘」でプルツーに撃墜されると死亡してしまう。また、初対面のジュドーをおじさん呼ばわりし、ジュドーからの説得を受けている最中に邪魔をしてきたハマーンに対しては「オバさんはだまっててよ!」と発言する等、色々な意味で衝撃的なイベントもある。
第2次スーパーロボット大戦G
第2次に準拠。プルツーが登場しないので、死亡する事は無くなった。
第3次スーパーロボット大戦
ジュドーがかまってくれないので……という、強引な…あるいは、子供らしいとも解釈出来る理由で再びDCに所属する。ジュドーで説得可能。何故かアムロカミーユよりも回避の合計が10ポイント近く上であり、自軍の中では最も回避が高い。さらに幸運を覚えるのでレベルもガンガン上がり、元々高いステータスがレベル差で更に高くなる。欠点は地形適応が少し悪いことと、攻撃力が低めであることか。
スーパーロボット大戦EX
リューネの章で登場。アムロをおじちゃん呼ばわりするというややシュールな場面も。マサキ遭遇ルートを通るとジュドーの居るマサキ隊に移ってしまうが、リューネがマサキ隊に移る時は大人しくしている。二回行動が早く、幸運・ひらめきが使える為にMSパイロットの中では使える方。
第4次スーパーロボット大戦
リアル系のみ、ルート次第でプルツー共々敵として登場(洗脳はされていない)。説得で味方にできるが、数マップでしか使えない。なおニュータイプではなく強化人間の技能を持っている。
第4次スーパーロボット大戦S
脇役では珍しく声が入っている。
スーパーロボット大戦F完結編
マ・クベに人質にされる。貴重なファンネル搭載機をロンド・ベルに初めて持って来てくれるので極めて重要。今作ではカミーユやジュドー等が台詞の新規収録が行われる中、彼女は新規収録されていない。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACT
初登場シナリオでは説得できない。後のシナリオ「サイレント・ヴォイス」にて、ジュドーで説得可能。
スーパーロボット大戦COMPACT2第1部
条件を満たすと敵として登場する。本作ではパイロットとして使用出来ないが、救助した場合、第3部でパイロットとして登場する。
スーパーロボット大戦COMPACT2第2部
第1部で彼女を救出したデータを引き継ぐと味方として登場する。ドーベン・ウルフに乗る。なんとプルツーと二択。ファンは泣いていい。
スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
プルツーより若干使い勝手が良いが、ドーベン・ウルフがどうにも・・・。出撃枠が足りない事も多いのだが。
スーパーロボット大戦IMPACT
プルツーと両立可能キュベレイも手に入り、リメイク前に泣いたファンは歓喜する。しかし援護攻撃ができなくなってしまった。私服ではなく、何故かエゥーゴのノーマルスーツを着用している。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
原作通りの設定で登場。ジュドーで説得可能。
スーパーロボット大戦α外伝
第2話で仲間になる。今作にて台詞に新録が入った。NT系で援護を覚えるパイロットとしては比較的能力が高く、登場も早い。味方では覚醒を最も早く覚える上に、激励も覚え、SPも高くなる成長タイプなので使い道も多い。彼女とジュドーの会話が今回導入された「コンテナ」の解説になっている。プルツーの説得に関わる。
第2次スーパーロボット大戦α
今回は最初から味方。精神コマンド、能力値共に小隊員としてはトップクラスのキャラクター。こそ持たないが、能力的には小隊長でも通用する。基本的には覚醒要員として強力なユニットの小隊員として使うプレイヤーが多いだろうが。また、これまで彼女とプルツー技量が低めに設定されていたが今作から平均より少し高い程度になった。なお、プルクローンの初登場時には戦闘不能になって強制離脱してしまうシナリオがある。
第3次スーパーロボット大戦α
第2次α同様、最初から味方として登場する。使い勝手も同様。プルツーとの撃墜数の合計がキュベレイクィン・マンサ量産型キュベレイの入手フラグに関わる。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦A
ジュドーではなくカミーユ・ビダンが説得条件に関わる。強力な強化パーツとの二択なので、撃墜される事もしばしば。
スーパーロボット大戦R
中盤でコロニー落とし阻止ルートを選んだ場合、ジュドーで説得可能。説得の際、風呂とパフェの話を持ち出すが、原作でジュドーはプルのパフェを食べるというより飲んでいた。ネェル・アーガマの風呂が壊れていたので、岡めぐみのアイデアで五右衛門風呂に入った。
祝福脱力激励を覚えるのでサポート役としても使える。
スーパーロボット大戦D
原作終了の為、故人だが名前のみとジュドーでウェイブライダー突撃か、Hi-νガンダムのフィン・ファンネルを使うと、プルツーと共に彼女の幻影が見える。

単独作品

スーパーロボット大戦64
ジュドーに足りない集中を持ち、幸運も持っているので使い易い。
スーパーロボット大戦MX
原作で死んでいる人はとことん出てこない本作でも生きている。プルツーと合体攻撃も可能。台詞も新規収録されている。合体攻撃の存在により、UCガンダム系でも屈指のダメージを叩き出せるキャラクターになっている。
スーパーロボット大戦GCXO
最初ジオン軍アクシズ部隊の兵士として登場するがはぐれてしまい、単独行動しているときにジュドーと共鳴して仲間になる。しかし恐竜帝国との決戦中という妙なタイミング。サリー・エーミルに大きく影響を与えている。
スーパーロボット大戦Operation Extend
プルツーと共に『第3次α』から8年振りの登場。本多氏は故人の為、ライブラリー出演となった。
ΖΖガンダム強奪チームの一員としてシャングリラに潜入し、単独行動中にジュドーと出会う。その後も度々ネオ・ジオンの兵士として現れ交戦することになる。
その後、第5章クリア後のサブミッション「DG細胞の先鋒」において、「ネオ・ジオンが嫌になって抜けてきた」としてジュドーらの元にキュベレイMk-II共々現れる。そのままコネクト・フォースの預かりとなって自軍へ加入。なおネオ・ジオン側から彼女の処遇については特に要請はない。
今回は熱血を持たないため火力は低い。その代わりに特殊スキルエースボーナスによってSPを溜めやすいので、積極的に戦闘させてSPを溜めて祝福脱力、というサポート型の運用方法になるだろう。
今作では『第4次S』以来17年ぶりにニュータイプではなく強化人間で登録されている。

関連作品

ヒーロー戦記
ジュドーの家に居候している。
ジュドーがアムロ&シャアと共に宝探しをした後に、ジュドーの妹リィナが死神博士に誘拐される事件が発生。ΖΖガンダムが使えないジュドーの代わりにアムロと共に戦う。キュベレイMk-IIに搭乗する。
後半、ジュドーの家を訪れると、全裸で走り回ってリィナに追いまわされている。
ΖΖガンダムのデータが入らなかったため、ハマーンのキュベレイの色を変えるだけで参戦できる彼女が仲間になるという経緯があったらしい。
リアルロボット戦線
ジュドーすら登場していないのに、登場する。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

ジュドーカミーユなどに比べるとさすがに低いが、十分に一線を張れる能力を持つ。乗せる機体次第ではエースも狙える。

精神コマンド

第2次
根性激怒
第2次(PS版)
根性幸運努力気合熱血
第2次G
根性幸運熱血てかげん激怒
第3次
根性幸運気合熱血激怒
EX
加速ひらめき幸運熱血覚醒
第4次
根性熱血幸運てかげん激励
F完結編64
みがわり集中ひらめき熱血幸運
リンクバトラー
ひらめき集中熱血みがわり幸運
α
集中幸運熱血激励
α外伝
集中幸運ひらめき熱血覚醒激励
第2次α第3次αMX
集中ひらめき祝福熱血感応覚醒
IMPACT
集中幸運ひらめき応援脱力熱血
GCXO
集中祝福ひらめき熱血脱力激励
AA PORTABLE
集中祝福熱血ひらめき脱力激励
R
集中祝福熱血ひらめき脱力激励
OE
集中必中祝福脱力

特殊技能(特殊スキル)

第4次
強化人間
第4次S
強化人間シールド防御L6
F完結編
ニュータイプL9、シールド防御L1、切り払いL3
第2次α第3次α
ニュータイプL8、切り払いL4、援護防御L2
IMPACT
ニュータイプL9、がんばり屋援護防御L2
A PORTABLE
ニュータイプL8、切り払いL5、援護攻撃L4
OE
底力強化人間精神力闘争心(味方時)
底力強化人間二連撃闘争心(敵対時)

小隊長能力(隊長効果)

第2次α第3次α
クリティカル率+10%

エースボーナス

プルツーへの援護攻撃時、ダメージ2倍
A PORTABLEでのボーナス。
プルツー限定だが援護攻撃に「熱血」の効果が乗る。実際に使用しているわけではないので、MXでの「熱血クリティカル」が狙える強力な効果。
精神(攻撃が命中するとSP+4 気力+1)
OEでのもの。

パイロットBGM

「アニメじゃない」
前期OP主題歌。「IMPACT、第2次α・第3次αで採用。
「サイレント・ヴォイス」
後期OP主題歌。第4次、F、64などの旧シリーズではこちらがメイン。プル役の本多知恵子氏がヴォーカルを務めたカヴァーVer.も存在する。
「宇宙のジュドー」
MXにて採用。

人間関係

ネオ・ジオン時代

プルツー
もう一人の自分。スパロボシリーズでは双子の妹になっていることもある。実際は『もう一人』どころではなかったのだが。
ハマーン・カーン
劇中では「同じ国の摂政とパイロット」以外の接点は無い。
しかし、原作後期OPにて、「一人アップになったプルの身体から、ハマーンが分離する」映像が描かれ、この二人の関係について様々な憶測が飛び交った。
第2次ではオバさん呼ばわりするシーンも。
グレミー・トト
上官。「ジュドーは敵」という刷り込みを施すが失敗。
プルクローン
プルのクローン。最低でも10人以上いる。部隊を率いていたプルツーと違って特に彼女らとの接点は無かった模様。
イリア・パゾム
原作で面識があったかは不明だが、αではアクシズでリィナを人質にとった彼女のハンマ・ハンマを誤って撃墜してしまう。

エゥーゴカラバ

ジュドー・アーシタ
元々は敵だったが、その高いニュータイプ能力で共鳴しあう。大気圏突入時の戦闘で命を助けられてからは彼と行動を共にするようになった。
リィナ・アーシタ
ジュドーの「」である故に強い嫉妬心を抱く。それでもダカールではリィナを助けるが、「強化人間は危険」「プルは強化人間」と誤解していたリィナから攻撃され、喧嘩にまで至る。スパロボではそこまで険悪な関係に至った事はなく、リィナを助けようとするジュドーに対して進んでフォローを行う事もある。
カミーユ・ビダン
原作では精神崩壊した状態の彼としか接触していないが、スパロボでは兄貴分。単身で出撃し、窮地に陥った際に彼の思念の声により的確なアドバイスを受け導かれる。その声を「やさしい声」と評した。また、最終回で彼と共にジュドーに力を貸した。
ファ・ユイリィ
原作ではダブリンでの戦闘で負傷した際に、彼女の手当てを受ける。Rでは、刷り込みを解くためにチョコパフェによる説得に加わる。
アムロ・レイ
小説版のみ競演。プル本人曰く「ジュドーと同じ匂いがして好き」(しかし、ジュドーにとって別段嬉しい言葉でもなかった)。EX第4次などの旧シリーズではおじちゃん呼ばわりする。
ビーチャ・オーレグモンド・アガケイーノ・アッバーブ
仲間。ただ、彼らを振り回す事が多い。
エル・ビアンノ
仲間。他の仲間とともにプルに振り回される事が多いが、男性陣と違って割と面倒を見ていた。
ルー・ルカ
仲間。他の仲間とともにプルに振り回される事が多い。

その他

ララァ・スン
最終回で、彼女と共にジュドーに力を貸した。GCXOでは、姉のように可愛がってくれる彼女に懐いていた。
フォウ・ムラサメ
最終回で、彼女と共にジュドーに力を貸した。スパロボシリーズ全般では、強化人間繋がりか絡みが非常に多い。
カツ・コバヤシサラ・ザビアロフ
最終回で、彼らと共にジュドーに力を貸した。

他作品との人間関係

ガンダムシリーズ

宇宙世紀ガンダムシリーズ

シャア・アズナブルクワトロ・バジーナ
スパロボでは上司。α外伝第2次αで、敵になった際はショックを受けていた。
ロザミア・バダム
α外伝では、南原コネクションにおいて彼女の乗るサイコガンダムMk-IIを見てプルツーと同じ強化人間が乗っている事を看破したり、カミーユの妹のロザミィとしての偽の記憶を刷り込まされ、プリベンターに潜入してきた彼女と出会った際、クワトロやフォウと共に何か不穏なものを感じていた。
ウッソ・エヴィンマーベット・フィンガーハット
α外伝では、未来世界に飛ばされた際、彼らと行動を共にしていた。
カテジナ・ルース
α外伝では、ギンガナムターンXの攻撃からウッソV2ガンダムを庇って死亡した(皮肉にも原作での自分と同じ死に方)彼女に同情を寄せていた。

アナザーガンダムシリーズ

ガロード・ラン
α外伝では、出会ってすぐに彼が気になる子がいる事を見破る事に。また、荷物の運搬中に彼のミスによってジュドーが怪我をしてしまった際、素直に謝らない(本当は謝ったりするのが下手なだけ)の彼に不快感を露にした。
ウィッツ・スー
α外伝では、フリーデンにある予備倉庫を娯楽室にしようと設備を持ち込んでいる際に、娯楽室に持ち込んだ彼の熊の置物を「ダサい」と評した。
ロアビィ・ロイ
α外伝では、フリーデンにある予備倉庫を娯楽室にしようとするときに、人使いの荒い彼の指示に嫌々ながらも従い手伝わされる羽目に。

富野作品

破嵐万丈
α外伝では、日本でジュドーと共に彼の元でイージス計画の手伝いをしていた。
コマンダー・ミレーヌ
IMPACT序盤では彼女に精神操作された状態で登場し、ガンドール隊へ襲い掛かる。
キッド・ホーラ
α外伝では、ガンダムだけでは飽き足らずプルの乗るキュベレイMk-IIも奪おうとしていた。

リアル系

ダン・クリューガーウェルナー・フリッツカール・ゲイナー
MX終盤でマグネイト・テンへの参入を果たしながらも、高飛車な態度を崩さない彼らプラクティーズを「エラそうでつまんな~い…」と斬って捨てた。ちなみに、ダンの声優はグレミーと同じ声の人。

スーパー系

ダイナミック系

兜甲児
スパロボでは仲間。α外伝では、未来の世界に飛ばされた際にティファの描いた絵と同じ場所である岩場のある海岸を探していた時に、海で泳ぎたいと意気投合したり、ウッソをからかったりと和気藹々とした様子を見せた。
ズリル長官
IMPACTでは母星を失った彼らの境遇に同情したようで、不毛な争いを止めるよう訴えるが一蹴されてしまう。

その他のスーパー系

真田ケン太
第2次αで友達になる。
出雲銀河草薙北斗
MXでは彼らにネェル・アーガマを案内していた。
シュテッケン・ラドクリフ
GCXOでは、あまりにものんきなプルの言動に、規律による精神論を重んじる彼から早死にするタイプとみなされたのか、怒鳴られてしまう。
天海護
第2次αで友達になる。もっとも、護が8~9歳で、プルが10歳(α時点)という点から、「お姉さん」を気取っていたのかもしれない。
シ・タウ
MXでは姉妹であるプルツーが生存している為か、後述にある通りに双子の姉妹である事に否定的であった彼女を非難していた。

バンプレストオリジナル

プレシア・ゼノサキス
α外伝で共演。彼女との会話場面は一度だけであるが、同年代の友達である事が分かる。
セレーナ・レシタール
第3次αの序盤では特に絡みは無かったものの、中盤以降になってからはスペクトラに敗北した彼女のところへプルツー達と一緒に見舞いに行ったりしており、銃弾を受けて意識不明になった際には他のメンバーと共にセレーナを心配していた。エルマの存在も含めて、プルが最も懐いたバンプレストオリジナルキャラクターだろう。
エルマ
第3次αではエルマの顔にいたずら書きをしていた。しかも、その時のエルマの顔グラフィックもいたずら書きされた状態になっており、必見である。
マイ・コバヤシ
似たような境遇の為か仲が良く、第3次αでは彼女を心配する場面もある。
エルデ・ミッテ
MX最終話では彼女の独りよがりの妄執で、世界が終焉の危機に晒されている事を知ってドン引きし、本気で怯えていた。
サリー・エーミル
捕虜となっていた彼女と知り合い、親友に。サリーがガディソードに捕らわれてしまった際の救出作戦ではジュドーと共に先陣を切る。

名台詞

「プルプルプルプル~っ!」
プルというキャラクターを良くも悪くも象徴する台詞。しょっちゅう叫んでいそうな印象を持たれがちだが、実際に発言していた話数は数える程度。
「胸がキュンキュンする…でもとっても気持ちがいい…!どうしたんだろう?」
初登場時、入浴中にジュドーの存在を感じて発した台詞。
「あのお姉ちゃん、可哀想…タグって人が死んで3年も1人だったんだよ…なのに、これからは、もっと、ずっと1人なんだよ…」
ΖΖ第26話より。同話に登場し、砂漠のオアシスの住民に除け者扱いされて不遇のまま死んでいったジオン兵の恋人の無念を晴らす為にゲルググガンダム・チームに挑みながらも敗北、これまでの生き甲斐も失い精神的にも打ちのめされた砂漠の民の女性マサイ・ンガバを見て、涙を流しながら述べたプルの言葉。プル自身が元々孤独な境遇であった事が介間見える。
「私よ、死ねえぇぇぇ!!」
プルツーに攻撃した時の台詞。また、彼女の最期の台詞でもある。
「そのサラダ、私が作ったんだよ。おいしい?」
小説版にて、リィナが死んだと思い落ち込むジュドーを励まそうとして、プルがサラダを振る舞う場面がある。その後まもなくプルツーの襲撃が…… 著者が狙ったかどうかは不明だが、サラダは死亡フラグの定番メニューである。

スパロボシリーズの名台詞

戦闘台詞

「悪いガンダムは落ちちゃえっ!」
敵のガンダムと戦闘した時の戦闘台詞。現時点ではスパロボで共演していない『機動戦士ガンダム00』に登場するモビルスーツである『ガンダムスローネ』や『リボーンズガンダム』にも言いそうなセリフである。
「ヴェスバー! …なんか言いにくい…」
第2次αでF91系の機体に搭乗し、V.S.B.Rを使用した際に発する戦闘台詞。武器名を叫ぶスパロボのお約束に、プルも四苦八苦の様子。
「ファンネル! …じゃなくてフィンファンネル!!」
言い間違えそうになっている。

旧シリーズ

「えーっ!? もうやめちゃうの!? もっとあそぼうよーっ!」
第3次中断メッセージの台詞。
「あっ!! カミーユ兄ちゃんだ! アムロおじさんも一緒だ!!」
EXにてアムロとカミーユの二人に助けられて。プルのこの言葉にアムロは「おじさんはやめてくれ」とやや渋い顔をしていた。
「ジュドー! あたし達の話、聞いてくれるの?」
「あのね、あたし達、シャングリラでミネバちゃんに会ったの。すごくかわいそうだったの。だから、ハマーンの所から、連れ出してあげたの」
「それで、ハマーンに追いかけられて…一生懸命逃げて来たんだよ…ううう…うわ~ん、ジュドー! 恐かったよぉ~」
「うん…ぐすっ…ホントだよ」
第4次(S)にて。

CMPACTシリーズ

「…うん…プルはプルで、プルツーはプルツーだもんね…」
「あたしはエルピー・プル。プルツーもジュドーが好きなんでしょ?」
「あはっ、やっぱり!じゃあ友達だね!」
IMPACTプルツーと邂逅した際の遣り取り。当初、プルと同一視される事を拒絶していたプルツーも、プルの言葉に心動かされ、両者はお互いの存在を受け入れてゆく。
「叫び声だけで威嚇出来るもんね」
妖魔帝国との最終決戦を前にしたメンツを指して、彼らの勝利を確信する。

αシリーズ

「ハマーン…、あたし達の姉妹を戦いに使わないで!」
第2次αでαナンバーズと休戦したハマーンに対し、プルクローンが戦闘に参加していることを非難していた。
「クワトロ大尉、こんな事するなんて嘘だよね!」
「そんなの勝手だよ!そんな事のために隕石を地球に落とすなんて…あたし…イヤだよ!」
第2次αでシャアと対峙した際に。「プルのような子供達に未来を残すために立った」と言うシャアを否定し、悲しんでいた。
「ねえ忍、いつものやってよ!元気出るから!」
第3次αの序盤で星間連合と戦闘する際、ジュドーと同じ声の他作品キャラであるに対して言った台詞。
「待ってよ!まだお化粧、終わってないんだから!」
第3次αのセレーナルートでエルマの顔に落書きした時の台詞。
「セレーナ…助かるよね?ねえ、エルマ!」
第3次αのセレーナルートの中盤でセレーナが意識不明の重体になった時の台詞。
「嫌だよ、ルネ! 護はあたし達の友達だよ!」
第3次αの36話にて。パピヨンがレプリジンの護に殺された際、パピヨンの仇を討つ気でいたルネに対して言った台詞。この時点ではレプリジン(偽物)である事に気づいていなかったといえ、護が人を殺したことにショックを受けていた。

単独作品

「関係あるもん! 姉妹は助け合うから強いんだから! あたしとプルツーみたいにね!」
MXシ・アエンorシ・タウとの戦闘前台詞。彼女達が姉妹である事をプルツーが指摘した際にタウが「そんなことは戦いに関係ない」と突っぱねた為、それを聞いたプルは不快感を隠せなかった。原作ではプルツーに命を奪われたプルが、プルツーとの『姉妹の絆』を主張するというのは、まさにスパロボならの夢の展開である。

搭乗機体

キュベレイMk-II
メイン搭乗機。ジュドー達と同行した後は最期の時までこの機体に搭乗していないが、SRWではデフォルトの乗機として使用されている。
ΖΖガンダム
34話で搭乗。窮地に陥ったルーとビーチャを助けた。
ガンダムMk-II
34話で搭乗。グレミーの気配を察知し、彼の居るサンドラを撃沈する為に整備中で左腕の無い当機で出撃した。

備考

担当声優の本多知恵子氏は2013年2月18日に多発性ガンの為他界された為、『OE』以降のSRWで『機動戦士ガンダムΖΖ』が出演する際にはライブラリ使用による措置が取られている。

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