代役
代役とは、スケジュールの都合・引退・死去などによりオリジナルキャストの声優を起用出来ない場合に、代わりの声優を立てる事を指す。
本項では「スーパーロボット大戦シリーズ」のボイス付き作品における代役措置について解説する。
概要
初めてフルボイス化された作品である『新』ではオリジナルキャストの声優が現役で活動しているにもかかわらず代役が起用されたキャラクターが数人いたが、続く『F』では出来る限り代役を立てずに、原作と同じ配役を起用する方針をとった。そのためオリジナルキャストが起用できなかったキャラクターについては、リメイク元の『第4次』に登場していたキャラクターであっても「登場しない・戦闘に参加しない」という措置が取られた。しかし過去作品の移植作である『CB』では代役を立てる必要性が生じたため、オリジナルキャストを尊重しつつ、再び代役が起用されるようになり、以後の作品でも同様の方針が取られるようになった。
ただし引退前や生前のオリジナルキャストの声優によって既に音声が収録されているキャラクターについては、代役を立てての新規音声収録を行わず、収録済み音源からのライブラリー出演という形をとる。このライブラリー出演は、今となっては不可能となった原作の声優がそのまま演じるというメリットがあり、ファンサービスとして非常に重要であるが、その反面収録されているボイスが限られている・今後増やせないというデメリットがあり、収録済み音声の量次第では戦闘時のボイスのバリエーションが乏しくなることがある。後者に対しては『Z』以降、複数パイロットが同乗するタイプの機体に搭乗するキャラクターについては、サブパイロットのボイスを増やして掛け合い形式にする事でバリエーションを増やすという手段も取られている。
また、『劇場版Ζガンダム』にてTV版から声優変更になったキャラや『UC』のブライト・ノアなど原典の段階で既にキャスト変更が行われている場合、原典同様の新キャストによる収録を行っている。
『30』からは引退されたオリジナルキャストでボイスが収録されているキャラクターに関して、代役を立てての新規収録が行われるようになった(ただし、原典で後任のキャストが立てられているキャラクターに限る。後任が決まっていないキャラクターに関してはライブラリーを引き続き使用している)。
代役の選定にあたっては『SDガンダム GGENERATION』シリーズなどの他メディアで既に代役が立てられているキャラクターはその代役の声優をそのまま踏襲する場合が多く、そうでない場合も該当キャラクターとの関係が深いキャラクターと同一の声優を起用することもある。
なお、バンプレストオリジナルキャラクターについてはこの限りではなく、前任者が存命であったり、ライブラリがあったりしても声優の変更が行われる場合がある。
代役声優一覧(敬称略)
本項では、アニメ・ゲーム・ドラマCDなどの音声付媒体で明確に担当声優が確認できる参戦キャラクターで、声優が変更されているものを記載している。
スパロボからの代役
- あおきさやか
- 『絶対無敵ライジンオー』の栗木容子(オリジナルは岩坪理江・引退)を担当。
- 浅井淑子
- 『鋼鉄ジーグ』のヒミカ(オリジナルは高橋和枝・1999年没)を担当。
- 安達忍
- 『聖戦士ダンバイン』のガラリア・ニャムヒー(オリジナルは西城美希・引退)を担当。
- 安達は『New Story of Aura Battler DUNBINE』で、ガラリアが転生した人物であるベラーナ・ガリアッハの声優を務めていた。
- 天野由梨
- 『ゲッターロボ』の早乙女ミユキ(オリジナルはつかせのりこ・1989年没)、『機動警察パトレイバー』の香貫花・クランシー(オリジナルは井上瑤・2003年没)を担当。
- 天野は2014年稼動の『CR機動警察パトレイバー』においても香貫花役を担当している。
- 伊倉一恵
- 『無敵ロボ トライダーG7』の竹尾ワッ太(オリジナルは間嶋里美)を『新』でのみ担当。
- 間嶋は後述するように現役ではないが、『α外伝』でビリン・ナダの収録を行って以降、ワッ太など過去に自身が演じたキャラクターについてオファーがある場合は出演するようになっている。
- 伊藤美紀
- 『機動戦士Vガンダム』のユカ・マイラス(オリジナルは田中敦子)を『新』でのみ担当。
- 『α』以降は田中が出演している。
- 稲田徹
- 『無敵ロボ トライダーG7』のザクロン(オリジナルは曽我部和行・引退後2006年没)、『超獣機神ダンクーガ』のムゲ・ゾルバドス(オリジナルは仲村秀生・引退後2014年没)を担当。
- 稲葉実
- 『宇宙戦艦ヤマト2199』のグレムト・ゲール(オリジナルは広瀬正志・2014年より休業中)を担当。
- 井上剛
- 『伝説巨神イデオン』のファトム・モエラ(オリジナルは佐々木秀樹・引退)、『マクロス7』のゴラム(オリジナルは長谷有洋・1996年没)を担当。
- 内川藍維
- 『重戦機エルガイム』のクワサン・オリビー(オリジナルは木下由美)を担当。
- 内海賢二
- 『ゲッターロボ』の帝王ゴール(オリジナルは神弘無・故人)を担当。
- 内海は『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』で帝王ゴールの声を務めていた。なお内海も2013年に逝去している。
- 梅津秀行
- 『マシンロボ クロノスの大逆襲』のグローバイン(オリジナルは喜多川拓郎)を担当。
- ただしクレジットミスであり、本編でも梅津が担当しているという説もある。
- 江森浩子
- 『無敵ロボ トライダーG7』のジルバ(オリジナルは武藤礼子・2006年没)を担当。
- 大友龍三郎
- 『マシンロボ クロノスの大逆襲』のガデス、『機甲戦記ドラグナー』のガナン、『魔神英雄伝ワタル』のシュワルビネガー、『絶対無敵ライジンオー』の皇帝ワルーサ、『ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日』のQボス(オリジナルは笹岡繁蔵・1998年没)、『超時空要塞マクロス』のブリタイ・クリダニク(オリジナルは蟹江栄司・1985年没)を担当。
- 緒方賢一
- 『グレートマジンガー』のヌケ(オリジナルは加藤治・2017年没)を担当。
- 緒方は『グレートマジンガー』ではムチャを担当しており、それが資料不足で配役が入れ替わってしまったものと思われる(ムチャはSRWでは加藤が演じている)。
- 岡村明美
- 『勇者ライディーン』の明日香麗(オリジナルは江川菜子)を『コンプリートボックス』と『α』で担当。
- 『IMPACT』では江川が出演している。
- 置鮎龍太郎
- 『銀河旋風ブライガー』のアイザック・ゴドノフ、『銀河烈風バクシンガー』のシュテッケン・ラドクリフ、『銀河疾風サスライガー』のブルース・カール・バーンステイン(オリジナルは曽我部和行・引退後2006年没)を担当。
- 曽我部がJ9シリーズで演じた全てのキャラクターを引き継いでいる。
- 甲斐田ゆき
- 『絶対無敵ライジンオー』の月城飛鳥(オリジナルは岩坪理江・引退)を担当。
- 加藤治
- 『グレートマジンガー』のムチャ(オリジナルは緒方賢一)を担当。
- 加藤は『グレートマジンガー』ではヌケを担当しており、それが資料不足で配役が入れ替わってしまったものと思われる(ヌケはSRWでは緒方が演じている)。
- 金田朋子
- 『フルメタル・パニック?ふもっふ』の量産型ボン太くん(オリジナルは水田わさび)を担当。
- 金田は量産型でないオリジナルのボン太くんを担当しており、そのボイスが量産型に流用された形になっている。
- 川澄綾子
- 『戦闘メカ ザブングル』のマリア・マリア(オリジナルは能村弘子)を担当。
- 川津泰彦
- 『巨神ゴーグ』のベーム(オリジナルは戸谷公次・2006年没)、『獣神ライガー』のドル・アーミー(オリジナルは郷里大輔・2010年没)を担当。
- 川田紳司
- 『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』のクダル・カデル(オリジナルは織田圭祐・引退)を担当。
- 川田は「Gジェネレーションシリーズ」でもクダルの代役を担当している。
- 神奈延年
- 『無敵超人ザンボット3』の神江宇宙太(オリジナルは森功至)を『IMPACT』と『A PORTABLE』で担当。
- 『Z』以降は原作で数話担当した古川登志夫が演じている。
- 桑谷夏子
- 『勇者特急マイトガイン』の胡蝶(オリジナルは本多知恵子・2013年没)を担当。
- 小桜エツコ
- 『伝説巨神イデオン』のアフタ・デク(オリジナルは松田辰也)を担当。
- 松田が当時変声期に差し掛かっていた子役であった為の措置。『魔動王グランゾート』のイベントに出演するまで長らく所在不明だったのも関係すると思われる[1]。
- 斎賀みつき
- 『太陽の使者 鉄人28号』のグーラ・キング・Jr.(オリジナルは戸田恵子)、『覇界王 ガオガイガー対ベターマン』の戒道幾巳(オリジナルは紗ゆり・2012年没[2])を担当。
- 戸田は現在俳優としての活動が多く、声優としてはテレビアニメ『それいけ!アンパンマン』以外の作品では殆ど活動していない。
- 戒道役は原作スタッフサイドからの指名でのキャスティングとなる。
- 坂本千夏
- 『無敵超人ザンボット3』の神勝平(オリジナルは大山のぶ代)を担当。
- 佐久間紅美
- 『超時空世紀オーガス』のミムジィ・ラース(オリジナルは佐々木るん)を担当。
- 佐々木が『Z』開発当時、アメリカで声優の育成に携わっていたための措置。また、佐久間はスパロボ以外の作品でも佐々木が演じた『超時空要塞マクロス』のヴァネッサ・レイアードの代役を担当している。
- 佐藤正治
- 『機動戦士ガンダム』のマッシュ(オリジナルは永井一郎・2014年没)を担当。
- マッシュは原作では叫び声以外の台詞が与えられていなかったキャラクターであり、実質スパロボで初めて明確な配役が行われたことになる。以降のガンダムゲーム作品でも佐藤がマッシュを担当している。
- 沢木郁也
- 『太陽の使者 鉄人28号』のブランチ(オリジナルは小林修・2011年没)を担当。
- 四宮豪
- 『六神合体ゴッドマーズ』の伊集院ナオト(オリジナルは鈴置洋孝・2006年没)を担当。
- 柴田秀勝
- 『機甲界ガリアン』のマーダル(オリジナルは加藤精三・2014年没)を担当。
- 柴田は『仮面ライダーBLACK RX』にて加藤が声を当てた役柄の代役を務めている。
- 島田敏
- 『ガン×ソード』のカルロス(オリジナルは田口昂・2016年没)を担当。
- 関智一
- 『宇宙大帝ゴッドシグマ』の壇闘志也(オリジナルは富山敬・1995年没)を担当。
- 高塚正也
- 『∀ガンダム』のミラン・レックス(オリジナルは曽我部和恭)を担当。
- 竹内良太
- 『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』のあしゅら男爵・男(オリジナルは宮迫博之)を担当。
- 竹本英史
- 『勇者警察ジェイデッカー』のドクトル・ガウス(オリジナルは戸谷公次)を担当。
- 谷昌樹
- 『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』のDr.ヘル(オリジナルは石塚運昇・2018年没)を担当。
- 千葉一伸
- 『装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー』のバイマン・ハガード(オリジナルは塩沢兼人・2000年没)を担当。
- 後述の山崎たくみと同様に、スパロボ以外でも塩沢の持ち役を引き継いだ声優の一人である。
- 辻親八
- 『ガン×ソード』のガドヴェド・ガオード(オリジナルは岸野一彦・2020年没)を担当。
- 岸野は2019年頃より仕事をセーブし始めており、複数の持ち役を降板していた。
- 津野田なるみ
- 『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』のモルク・ラプラミズ(オリジナルは鳳芳野)を担当。
- 鳳は現役の声優だが、『α』の収録前の10年弱休業状態だったことによる措置と思われる。
- 鶴ひろみ
- 『UFOロボ グレンダイザー』のルビーナ、『宇宙大帝ゴッドシグマ』のテラル(オリジナルは小原乃梨子)を担当。
- なお、鶴は2017年に逝去している。
- 冬馬由美
- 『大空魔竜ガイキング』のフジヤマ・ミドリ(オリジナルは小山茉美)、『無敵ロボ トライダーG7』の砂原郁絵(オリジナルは潘恵子)を『新』でのみ担当。
- ミドリは『第2次α』以降は小山が、郁絵は『GC』以降は潘がそれぞれ出演している。
- 徳丸完
- 『超電磁マシーン ボルテスV』のド・ズール(オリジナルは増岡弘・2020年没)を担当。
- なお、徳丸は2011年に逝去している。
- 富田耕生
- 『グレートマジンガー』の地獄大元帥(オリジナルは神弘無)を担当。
- 富田は『マジンガーZ』で、地獄大元帥の正体であるDr.ヘルを演じていた。
- なお、富田も2020年に逝去している。
- 中谷ゆみ
- 『ゲッターロボ』のメリー・キング、『ゲッターロボG』の胡蝶鬼(オリジナルは共に佳川紘子)を担当。
- 永田亮子
- 『宇宙戦士バルディオス(劇場版)』のローザ・アフロディア(オリジナルは戸田恵子)を担当。
- 西村知道
- 『グレートマジンガー』の超人将軍ユリシーザー(オリジナルは村越伊知郎・初代 / 引退後2007年没、水鳥鐵夫・2代目 / 2010年没)、『超電磁マシーン ボルテスV』のグルル(オリジナルは塩見竜介・1983年没)を担当。
- 根本圭子
- 『魔神英雄伝ワタル』のEXマン(赤)(オリジナルは柴田由美子)を担当。
- 野島健児
- 『超時空要塞マクロス』の一条輝(オリジナルは長谷有洋・1996年没)を担当。
- 野島は以後スパロボ以外の作品でも、輝の代役を担当している。
- 野島裕史
- 『勇者警察ジェイデッカー』のガンマックス(オリジナルは巻島直樹)を担当。
- 早間京子
- 『マクロス7』のイワーノ・ゲペルニッチ(オリジナルは井上瑤・2003年没)を担当。
- 半場友恵
- 『機動警察パトレイバー』のバドリナート・ハルチャンド(オリジナルは合野琢真・引退)を担当。
- 半場は2014年稼動の『CR機動警察パトレイバー』においてもバド役を担当した。
- 日比野朱里
- 『超電磁ロボ コン・バトラーV』のジャネラ(オリジナルはつかせのりこ・1989年没)を担当。
- 藤原啓治
- 『宇宙大帝ゴッドシグマ』のガガーン(オリジナルは寺島幹夫・引退後2008年没)、『宇宙戦士バルディオス』のキャリン・フリック(オリジナルは鈴置洋孝)を担当。
- なお、藤原も2020年に逝去している。
- 二又一成
- 『聖戦士ダンバイン』のダー(オリジナルは高宮俊介)を担当。
- 二又は『機動戦士ガンダム』で、ダーのモデルに当たる人物のオルテガを演じている。
- 渕崎ゆり子
- 『勇者特急マイトガイン』のカトリーヌ・ビトン(オリジナルは叶木翔子)を担当。
- 宝亀克寿
- 『魔動王グランゾート』のナブー(オリジナルは島香裕・2019年没)を担当。
- 堀内賢雄
- 『UFOロボ グレンダイザー』のデューク・フリード(オリジナルは富山敬)を『コンプリートボックス』のみ、『超時空世紀オーガス』のオルソン・D・ヴェルヌ(オリジナルは鈴置洋孝)を担当。
- 堀之紀
- 『巨神ゴーグ』の船長(オリジナルは今西正男・2000年没)を担当。
- ボルケーノ太田
- 『魔動王グランゾート』のポセ(オリジナルは吉水慶・引退)を担当。
- 松井菜桜子
- 『無敵鋼人ダイターン3』のコロス(オリジナルは信澤三惠子)、『戦闘メカ ザブングル』のキャローン・キャル(オリジナルは吉田理保子・引退)を担当。
- 松岡由貴
- 『超電磁ロボ コン・バトラーV』の一木知恵(オリジナルはつかせのりこ)を担当。
- 松山鷹志
- 『魔神英雄伝ワタル』のドン・ゴロ(オリジナルは戸谷公次)、『魔動王グランゾート』のガラパチーノ(オリジナルは笹岡繁蔵)を担当。
- 間宮康弘
- 『勇者警察ジェイデッカー』のチーフテン(オリジナルは松尾銀三・2001年没)を担当。
- 三宅健太
- 『装甲騎兵ボトムズ』のブリ・キデーラ、『真ゲッターロボ 世界最後の日』のコーウェン、『機神咆吼デモンベイン』のカリグラ(オリジナルは郷里大輔)を担当。
- 三宅はスパロボ以外の作品でも郷里が演じた『機動戦士ガンダム』のドズル・ザビの後任を務めている。
- 矢田耕司
- 『ゲッターロボG』の独眼鬼(オリジナルは神弘無)を担当。
- なお、矢田も2014年に逝去している。
- 梁田清之
- 『闘将ダイモス』の夕月京四郎(オリジナルは曽我部和行)を担当。
- なお、梁田も2022年に逝去している。
- 山崎たくみ
- 『宇宙戦士バルディオス』のマリン・レイガン、『銀河旋風ブライガー』の木戸丈太郎、『銀河烈風バクシンガー』の真幌羽士郎、『銀河疾風サスライガー』のロック・アンロック、『冥王計画ゼオライマー』の塞臥(オリジナルは塩沢兼人)を担当。
- 山崎は塩沢に声質が近い為、メディア展開されている他作品でも数多く塩沢の代役を務めている。
- 余談だが、両者は親交があり、木戸丈太郎で初めて塩沢の代役を務める際「塩沢さんへの思いを込めてやります」と言って臨んだというエピソードがある[3]。
- 山寺宏一
- 『UFOロボ グレンダイザー』のデューク・フリード(オリジナルは富山敬)を『IMPACT』以降から担当。
- 山寺はメディア展開されている『宇宙戦艦ヤマト』の古代進や、『ヤッターマン』のナレーション、松本零士作品の大山トチローなど数多く富山の代役を務めている。
- 屋良有作
- 『太陽の使者 鉄人28号』の宇宙魔王(オリジナルは内海賢二・2013年没)を担当。
- 屋良は『魔法使いサリー』や『ドクタースランプ』などのリメイク作品で、旧作で内海が担当していた役柄を担当している。
- 柚原有里
- 『機神咆吼デモンベイン』のネロ(オリジナルは成瀬未亜・一時活動休止)を担当。
- ただし柚原と成瀬は名義違いの同一人物と言われている。
- 吉田小南美
- 『闘将ダイモス』の和泉ナナ(オリジナルは栗葉子)、『聖戦士ダンバイン』のベル・アール(オリジナルは西城美希)を担当。
- 吉田美保
- 『マジンガーZ』のローレライ、『ゲッターロボシリーズ(TV版)』の早乙女ミチル、『UFOロボ グレンダイザー』のグレース・マリア・フリード、『鋼鉄ジーグ』の卯月美和(オリジナルは吉田理保子・引退)を担当。
- 渡辺久美子
- 『無敵鋼人ダイターン3』のコマンダー・リサー(オリジナルは吉田理保子)を担当。
- また、『機動戦士Vガンダム』のペギー・リー役がよく代役と誤解されるが、こちらは出番が少なく声優が固定されなかったキャラクターというだけで、実際に渡辺が演じたことがあるキャラクターである。
スパロボ参加以前からの代役
『SDガンダム GGENERATION』シリーズなどの他メディアで既に代役が立てられているキャラクターはその代役の声優をそのまま踏襲する場合が多い。
- 折笠富美子
- 『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のチェーン・アギ(オリジナルは弥生みつき・2006年引退)を代演。ゲーム『SDガンダム GGENERATION SPIRITS』より同キャラを担当。
- 木村亜希子
- 『機動戦士Vガンダム』のマーベット・フィンガーハット(オリジナルは白石文子・2003年引退)を代演。ゲーム『SDガンダム GGENERATION SPIRITS』より同キャラを担当。
- 楠見尚己
- 『機甲界ガリアン』のドン・スラーゼン(オリジナルは兼本新吾・1991年没)を代演。ゲーム『サンライズ英雄譚』より同キャラを担当。
- 斉藤次郎
- 『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のライル(オリジナルは曽我部和恭)を代演。『機動戦士ガンダム ギレンの野望』シリーズより同キャラを担当。
- 辻村真人
- 『絶対無敵ライジンオー』のタイダー(オリジナルは吉村よう・1991年没)を代演。吉村の急逝により、テレビシリーズ後半から辻村が同キャラを担当。
- なお、辻村も2018年に逝去している。
- 坪井智浩
- 『巨神ゴーグ』のマノン(オリジナルは郡司みつお)を代演。ゲーム『サンライズ英雄譚』より同キャラを担当。
- 成田剣
- 「ガンダムシリーズ」のブライト・ノア(オリジナルは鈴置洋孝)を代演。『機動戦士ガンダムUC』より同キャラを担当。これに伴い、それまではライブラリ出演の措置を採っていた各種ガンダムゲームも成田をブライト役として起用するようになっている[4]。
- なお成田は鈴置と声質が似ているとの評があり、スパロボ以外でも『聖闘士星矢』の紫龍、『るろうに剣心』の斎藤一、『機動警察パトレイバー』の内海など、鈴置の代役を数多く務めている。
- 朴璐美
- 『機動戦士ガンダムSEED』のニコル・アマルフィ(オリジナルは摩味)を代演。テレビスペシャルの収録の時期に、摩味が海外留学で声優を休業した(帰国後は声優業に復帰)ため、朴が担当するようになった。ゲーム作品などでも収録時期などによって、摩味と朴の両者が担当しているものが混在している。
- 平野文
- 『機動戦士ガンダムSEED』のアイシャ(オリジナルはビビアン・スー)を代演。朴同様テレビスペシャル以降より同キャラを担当。
- 福島潤
- 『機動戦士Vガンダム』のオデロ・ヘンリーク(オリジナルは中田雅之・2007年引退)を代演。ゲーム『SDガンダム GGENERATION SPIRITS』より同キャラを担当。
- 古川登志夫
- 『無敵超人ザンボット3』の神江宇宙太(オリジナルは森功至)を代演。森が出演できなくなり、元々香月真吾役などで出演していた古川が一時的に担当した。
- 堀部隆一
- 『重戦機エルガイム』のアマンダラ・カマンダラ(オリジナルは豊田真治)を代演。豊田が病気による降板のため、原作終盤よりワザン・ルーンを演じた堀部が担当。
- なお、堀部も2018年に逝去している。
- 山寺宏一
- 『わが青春のアルカディア 無限軌道SSX』の大山トチロー(オリジナルは富山敬)を代演。富山の死後に発表されたOVA『ハーロック・サーガ』やゲーム『コスモウォーリアー零』などで担当。
代役からオリジナルの配役に戻ったキャラクター
- 竹尾ワッ太
- オリジナルキャストは間嶋里美。『新』では伊倉一恵が代役を務めたが、『GC』からは間嶋が担当している。
- 間嶋は古谷徹の夫人であり、1985年に古谷と結婚したのを機に引退していた。『α外伝』のビリン・ナダ役で復帰して以降は過去に自身が演じたキャラクターへのオファーがある場合は出演している。
- 砂原郁絵
- オリジナルキャストは潘恵子。『新』では冬馬由美が代役を務めたが、『GC』からは潘が担当している。
- フジヤマ・ミドリ
- オリジナルキャストは小山茉美。『新』で冬馬由美が代役を務めたが、『第2次α』からは小山が担当している。
- ユカ・マイラス
- オリジナルキャストは田中敦子。『新』では伊藤美紀が代役を務めたが、『α』からは田中が担当している。
- 明日香麗
- オリジナルキャストは江川菜子(太地琴恵)。『CB』と『α』では岡村明美が代役を務めたが、『IMPACT』では江川が担当している。
- 神江宇宙太
- オリジナルキャストは森功至。『IMPACT』と『A PORTABLE』では神奈延年が代役を務めたが、『Z』からは古川登志夫が担当している。古川は原作でも一時的に代役を担当していたため、本ケースに該当するとも言える。
代役を立てずライブラリ音声が充てられているキャラクター
- スレンダー
- 声優は鈴木誠一(1997年没)。
- マ・クベ、クランプ、イラ・ジョリバ、レオナルド・メディチ・ブンドル、司馬亮、ル・カイン
- 声優は塩沢兼人(2000年没)。
- セイラ・マス、フォルモッサ・シェリル、パイパー・ルウ
- 声優は井上瑤(2003年没)。
- キラー・ザ・ブッチャー
- 声優は島田彰(2004年没)。
- 巴武蔵
- 声優は西尾徳(2005年没)。
- クラウン、コズン・グラハム、トクワン、カクリコン・カクーラー、オウギュスト・ギダン、ハッシャ・モッシャ
- 声優は戸谷公次(2006年没)。
- 破嵐万丈、アコース、北条真吾
- 声優は鈴置洋孝(2006年没)。
- 峰一平、ジーン、ビショット・ハッタ
- 声優は曽我部和恭(2006年没)。
- スエッソン・ステロ
- 声優はウガンダ・トラ(2008年没)。
- ガルーダ
- 声優は市川治(2009年没)。
- ドレイク・ルフト
- 声優は大木正司(2009年没)。
- ドズル・ザビ、バスク・オム
- 声優は郷里大輔(2010年没)。
- コンピュータドール
- 声優は渡部猛(2010年没)。
- 木下藤八郎
- 声優は正司トキオ(2012年没)。
- 戒道幾巳、プリマーダ
- 声優は紗ゆり(2012年没)。
- ハザード・パシャ
- 声優は青野武(2012年没)。
- エルピー・プル、プルツー、ファンネリア・アム
- 声優は本多知恵子(2013年没)。
- ズール皇帝
- 声優は納谷悟朗(2013年没)。
- ハーデス神 / 闇の帝王、ド・ベルガン
- 声優は内海賢二(2013年没)。
- クロノクル・アシャー
- 声優は檀臣幸(2013年没)。
- コマンダー・ベンメル
- 声優は加藤精三(2014年没)。
- 柿小路梅麻呂
- 声優は永井一郎(2014年没)。
- ブラン・ブルターク、タシロ・ヴァゴ
- 声優は中村秀利(2014年没)。
- 西川大作
- 声優はたてかべ和也(2015年没)。
- エクセレン・ブロウニング、アルフィミィ
- 声優は水谷優子(2016年没)。
- グーリー・タータ・ガルブラズ / ソルジャー
- 声優は田中一成(2016年没)。
- ネバンリンナ
- 声優は鶴ひろみ(2017年没)。
- タシロタツミ
- 声優は大木民夫(2017年没)。
- ミマシ、ロベルト・ゴメス
- 声優は加藤治(2017年没)。
- アマンダラ・カマンダラ(オルドナ・ポセイダル)
- 声優は堀部隆一(2018年没)。
- メラン、セルゲイ・スミルノフ、ヨンム・カークス、ジェット・ブラック
- 声優は石塚運昇(2018年没)。
- ジェット・ブラックはTV本編の音声を流用したライブラリ出演。
- シーブック・アノー / キンケドゥ・ナウ
- 声優は辻谷耕史(2018年没)。
- イムホフ・カーシャ
- 声優は白石冬美(2019年没)。
- クルージング・トム
- 声優は島香裕(2019年没)。
- ブロッケン伯爵(INFINITY版)
- 声優は藤原啓治(2020年没)。
オリジナルの配役から代役に変更されたキャラクター
- オデロ・ヘンリーク
- オリジナルキャストは中田雅之。『α外伝』までは中田が声を務めたが、『30』からは『SDガンダム GGENERATION SPIRITS』より代役を務める福島潤に変更された。
- ブライト・ノア
- オリジナルキャストは鈴置洋孝。『OE』までは鈴置のライブラリが使用されたが、『第3次Z時獄篇』からは『機動戦士ガンダムUC』より代役を務める成田剣に変更された[4]。
- マーベット・フィンガーハット
- オリジナルキャストは白石文子。『α外伝』までは白石が声を務めたが、『30』からは『SDガンダム GGENERATION SPIRITS』より代役を務める木村亜希子に変更された。
- あしゅら男爵(INFINITY版・男)
- オリジナルキャストは宮迫博之。『T』では宮迫が声を務めたが、『30』では竹内良太に変更された。
代役とバンプレストオリジナルキャラクター
代役として起用された声優の中には、バンプレストオリジナルキャラクターも演じている人物も少なくない。
- 安達忍
- アギーハ(旧シリーズ)を担当。
- 伊藤美紀
- ディボーティーを担当。
- 稲田徹
- エルザム・V・ブランシュタイン(レーツェル・ファインシュメッカー)を初め複数のオリジナルキャラクターの声を担当。
- 井上剛
- ラウル・グレーデンを担当。
- 梅津秀行
- ヴィンデル・マウザーを担当。
- 大友龍三郎
- ユーゼス・ゴッツォ(『α』)を担当。
- 置鮎龍太郎
- ライディース・F・ブランシュタインを初め複数のオリジナルキャラクターの声を担当。
- 折笠富美子
- シャリアン・ザニア・ベリファイトを担当。
- 甲斐田ゆき
- ウェンドロ(OGシリーズ)を担当。
- 川津泰彦
- テンザン・ナカジマ(ゲーザ・ハガナー)、エリック・グレゴリック、クルト・ビットナー、デブデダビデを担当。
- 川田紳司
- レオ・ギボンを担当。
- 神奈延年
- アクセル・アルマーを担当。
- 桑谷夏子
- ヘンネ・ヴァルキュリア、ドロシー・ミストラルを担当。
- 佐久間紅美
- ガーネット・サンデイを担当。
- 佐藤正治
- リシュウ・トウゴウを担当。
- 四宮豪
- 草薙征士郎を担当。
- 柴田秀勝
- ダイテツ・ミナセ、ワッシャー・ニールカンを担当。
- 島田敏
- マドック・マコーネル、コンターギオ、ボーロ・フェイブル、カロ=ラン・ヴイを担当。
- 関智一
- アレディ・ナアシュを担当。
- 高塚正也
- アクイラ、ダバラーン・タウを担当。
- 竹内良太
- イグニス、バッシュ・ザレイドを担当。
- 谷昌樹
- ギント・キタウミを担当。
- 千葉一伸
- レーベン・ゲネラールを担当。
- 辻親八
- ヘルルーガ・イズベルガ(『OGMD』)を担当。
- 鶴ひろみ
- ネバンリンナを担当。
- 冬馬由美
- アヤ・コバヤシを担当。
- 中多和宏
- ロレンツォ・ディ・モンテニャッコを担当。
- 永田亮子
- ラリアー、夏喃潤を担当。
- 成田剣
- キャリコ・マクレディ、ラセツ・ノバステを担当。
- 野島健児
- ディック・シャイエール、ウェントスを担当。
- 早間京子
- デュミナスを担当。
- 藤原啓治
- ゴシン・オーダを担当。
- 古川登志夫
- オンガレッド・キレシナを担当。
- 宝亀克寿
- アルベロ・エスト、バン・バ・チュンを担当。
- 堀内賢雄
- イルムガルト・カザハラとトールス・ゼテキネス(PS版『EX』)、ジョナサン・カザハラ、イーグレット・フェフ(『ジ・インスペクター』)を担当。
- ボルケーノ太田
- シゲイル・セイゴを担当。
- 松井菜桜子
- カリ・ユガを担当。
- 松山鷹志
- アラセリ・ガルシアを担当。
- 間宮康弘
- ユーサー・インサラウムを担当。
- 三宅健太
- ボニー・マクシマド、泰北三太遊を担当。
- 矢田耕司
- ケビン・ザン・オールト(PS版『EX』)を担当。
- 山崎たくみ
- アーチボルド・グリムズを担当。
- 屋良有作
- シヴァー・ゴッツォを担当。
- 吉田美保
- リリー・ユンカースを担当。
この他トウマ・カノウを担当した加瀬康之も『A.C.E』シリーズなどでル・カインの代役を行っている(スパロボでは先述の通り、生前に塩沢が収録した音声を使用)。
オリジナルキャラの声優変更
前述のとおり、過去の版権作品にて音声収録されたバンプレストオリジナルキャラクターがOGシリーズへ移行する際、声優が変更されるケースも少なくない。特に『第2次OG』では多くの声優が変更となった。変更当時、前任者が逝去・引退・休業中だった場合は※をつけている。
- アキミ・アカツキ
- 高橋直純→宮坂俊蔵(OGMDより)
- アギーハ
- 安達忍→大田詩織(OGS)→浅川悠(ジ・インスペクター)
- ウェンドロ・ボルクェーデ
- 高坂真琴→甲斐田ゆき(OGSより)
- エリス・ラディウス
- 富沢美智恵→小林沙苗(PSP版魔装機神Iより)
- カンツォート・ジョグ
- 目黒裕一→金野潤(PSP版魔装機神Iより)
- グロフィス・ラクレイン
- 林一夫→池添朋文(第2次OGより)
- ケビン・ザン・オールト
- 矢田耕司→池水通洋(第2次OGより)
- ゴドル・ノーランド
- 鈴木清信→菅原正志(第2次OGより)
- サフィーネ・グレイス
- 小山茉美→深見梨加(F完結編より)
- オリジナルキャラの声優変更が行われた初のケース。
- ゼブリーズ・フルシュワ
- 大林隆介→チョー(第2次OGより)
- テイニクェット・ゼゼーナン
- 政宗一成→広瀬正志(第2次OGより)
- トールス・ザン・ゼテキネス
- 堀内賢雄→増谷康紀(第2次OGより)
- ヘルルーガ・イズベルガ
- 青野武→辻親八(OGMDより)※
- ミラ・ライオネス
- 潘恵子→斉藤梨絵(第2次OGより)
- ユーゼス・ゴッツォ
- 大友龍三郎→乃村健次(ディバイン・ウォーズより)
- ラテル・アクロス
- 森功至→宮坂俊蔵(第2次OGより)
- リー・リンジュン
- 若林亮→岡野浩介(ジ・インスペクターより)
- リシェル・グレノール
- 塩沢兼人→山崎たくみ(魔装機神IIより)※
- リッジ・グラスノフ
- 鈴木誠一→木村雅史(第2次OGより)※
- ルオゾール・ゾラン・ロイエル
- 青野武→銀河万丈(PSP版魔装機神Iより)※
- レスリー・ラシッド
- 西尾徳→麻生智久(第2次OGより)※