「ジェリド・メサ」の版間の差分

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:マウアーと共に惑星ウルスに転写され、ハイザック・ガンダムMk-IIに乗り敵として登場。最後はマウアーを失い、カミーユへの復讐に燃えるが戦死する。
 
:マウアーと共に惑星ウルスに転写され、ハイザック・ガンダムMk-IIに乗り敵として登場。最後はマウアーを失い、カミーユへの復讐に燃えるが戦死する。
 
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:ゲスト的に味方としても操作できるが、結局敵に。ルート次第では原作同様フォウを殺害する。
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:ガブスレイ・ガンダムMk-IIに乗り、敵として登場。シャアルートではスポット参戦の味方として登場するが、フォウを殺害し離脱する。
  
 
== パイロットステータスの傾向 ==
 
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:[[ド根性]]、[[集中]]、[[不屈]]、[[熱血]]、[[気迫]]
 
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2015年5月31日 (日) 21:38時点における版

ジェリド・メサ(Jerid Messa)

連邦軍(ティターンズ)所属の青年将校。

第1話で同僚のカクリコンとエマをグリーンノア1の宇宙港で迎えた際、偶然来ていたカミーユ・ビダンの名前を女性と間違えて呟いた一言がカミーユの逆鱗に触れて殴られ、ティターンズ様の顔を傷つけたと捕らえたのが切っ掛けとなり、カミーユとは長きにわたるライバル関係となる。

エリートとしてのプライドが高く、いずれはティターンズのトップにのし上がるという野望を持った上昇志向を持つ人間であるが、ティターンズ軍人にありがちなエリートを鼻にかけた故の高慢で嫌味な面がある。

長身かつ端整な顔立ちで黙っていればいい男なのだが、口を開けばかなり子供っぽく、自分を殴ったカミーユを仲間とリンチ同然に平然と蹴り返す等、大人気無い面が強い。その為に軍人としては未熟で失態も多く、「出戻りのジェリド中尉」と馬鹿にされる事もあったが、友情を大切にする仲間思いな一面もあり、傲慢なだけの人物という訳では無い。

宇宙戦のいろはを教えてくれたライラ・ミラ・ライラや友人のカクリコン・カクーラーを撃墜された事、そして自身の度重なる敗北により、執拗にカミーユを追い回す。特に、相思相愛の恋人だったマウアー・ファラオをカミーユとの戦いで失った後はカミーユ抹殺のためにますます暴走していくようになった。

作中ではガンダムMk-IIの強奪事件以降、数多くのティターンズの軍事作戦に参加し、失態も少なくなかったとはいえ、後半はジャミトフの護衛に選ばれたりと出世し、戦闘面でもカミーユを圧倒する事があったりと着実に成長していた面はあった。しかしながらパイロットとしても成長し完全にニュータイプへと覚醒したカミーユにとってはジェリドはもはや敵ではなく、最終決戦にてバウンド・ドックを駆り再びカミーユに挑んだが彼からの反撃で機体が動かなくなった際に、爆発寸前の艦船に巻き込まれて死亡。一人の少年に執着し続けた末にジェリドは名誉、機体、戦友、師匠、恋人、そして自分の人生すら失う結末を迎える事となった。

機動戦士ガンダム』のアムロシャアみたいな関係になると思われたが、それにしては物語当初からジェリドの能力、キャラクター性が足りずにヤザンシロッコにいいところを奪われてしまった。

カミーユと因縁を作ってしまった事が彼の不幸の始まりと良く評されるが、ティターンズの所業と末路を考えれば仮にカミーユを倒せたとしても破滅は必定であり、むしろ「ティターンズに所属してしまった事が、ジェリドにとって最大の不幸」なのかも知れない。あるいはただの民間人だったカミーユを戦争に巻き込み、結果的にティターンズに多大な被害をもたらした一要因とも言える。

作中では「汚名挽回」の迷言を残した。彼の場合出る度に失態を重ねるため、本当の意味で汚名「挽回」になってしまっているのが哀れである。

乗機をころころ変えることでも有名。ガンダムMk-II (ティターンズカラー)ハイザックガルバルディβマラサイガブスレイバイアランバウンド・ドックと乗りかえていった。

スパロボシリーズにおいて

原作同様に多くの機体に乗り換えてくるのが特徴で、作品によってはジ・Oに乗ってくる事も。

敵としての存在感はそれなりにあるが、突出した強敵という訳でもなく大抵はティターンズの嫌みっぷりを象徴する小悪党として描かれ、ヤザンと比較してもいまいち不遇な感は拭えない。

ティターンズが連邦の一組織である事を最も明確に体現したキャラであり、場合によってはNPCとして共闘する事もある。ただし、敵対的な感情を抱いている事は揺るぎ無く、最終的には敵対し、戦う事になる。

これまでのシリーズではEXZSPDにおいて味方として使用できるが、どちらにしてもその後は原作同様の最期を迎えており、本格的に救済された作品は今のところ無い。

登場作品と役柄

旧シリーズ

第2次スーパーロボット大戦
DCに所属。シナリオ「謀略の町」において、市民を人質にとり、ミチルを戦わせるという作戦を行ったが、ジャックに邪魔される。その後も度々現れるので印象に残る敵キャラ。マラサイバイアランバウンド・ドックドーベン・ウルフに乗る。PS版ではカミーユとの初戦闘の際に、彼の名前を馬鹿にするシーンが追加された。
第2次スーパーロボット大戦G
マラサイバウンド・ドックに乗る。第2次より出番が減っている。
第3次スーパーロボット大戦
マラサイ、ギャプランガブスレイに乗る。序盤から中盤にかけての数シナリオで登場し、そこそこ存在感はあるが、二度目の宇宙から全く姿を見かけなくなる。
スーパーロボット大戦EX
マサキの章では敵として登場。サイバスターのサイフラッシュを警戒するイベントがある。また、シュウの章で説得で味方にできる。さすがにシュウやクワトロには及ばないが、それでも慢性人員不足のシュウの章では充分活躍できる。基本能力はティターンズ3人組の中では一番高いのだが、精神面では最初から熱血を使えるライラや閃きを習得するカクリコンと比べるとやや使いにくい印象を受ける。PS版では挑発を覚えるので囮役も可能。
第4次スーパーロボット大戦
DCからティターンズに鞍替え。最初はNPCの味方だが後半敵対する。バイアランドーベン・ウルフに乗る。
第4次スーパーロボット大戦S
第4次と役割は同じ。ジェリドと同じ声優のヤンロンは喋るのに、彼は仲間にならない為に喋らない……
スーパーロボット大戦F
今回から声が入った。ティターンズ所属。本作では顔見せ程度で、味方とは戦闘にならない。
スーパーロボット大戦F完結編
ティターンズが敵対するので戦うことになる。何故かオールドタイプの中では最強クラスの能力を持っており、ヤザン達とは結構な能力の開きがある。2回行動も早く、妙に高性能なバイアランに乗って現れることも多いので、あまりなめてかからないほうが良いかもしれない。ルートによってはジ・Oに乗って後半のシナリオで活躍する。
スーパーロボット大戦コンプリートボックス
基本的な位置付けは旧作と同じ。顔グラフィックはFと同じものだが、戦闘時のものが複数用意されている。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACT
ティターンズとして度々登場する。乗機はバウンド・ドック
スーパーロボット大戦COMPACT2第1部
ティターンズ残党のリーダー格。ネオ・ジオングレミー・トトと手を組んで、終盤にジ・Oで登場する。
スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
序盤にヤザン・ゲーブルと共に登場。
スーパーロボット大戦IMPACT
今回はグリプス戦役後も生存という設定で登場。シロッコが既に死亡しているためなんとジ・Oに乗ってくる。未だにカミーユを殺す事に拘り、本人曰く「全てのプライドを捨てた」との事。そのため今回はネオ・ジオン所属という珍しい設定での登場(なお、彼に限らず今回のティターンズ兵・ヤザンもネオ・ジオン所属)。カミーユを出撃させると逆恨み技能で火力がとんでもなく上昇するので注意。
第1部終盤で撃墜された際に撤退しているが、第3部に登場することはなかった。カミーユ達の見立てではジ・Oはかなり損傷していたらしく、撤退途中に誘爆して戦死した可能性も示唆されてはいるが明確な描写は無い。撤退する際ロール達から『できれば完全に倒してしまいたかった』『あの手のタイプはしつこい』と散々言われた挙句、総じて実際に登場するのはたったの1話だけな上、明確な死亡の描写すらないまま退場……と、いつものことながら扱いが悪い。
スーパーロボット大戦COMPACT3
ティターンズの残党として登場し、最期はバイストン・ウェルで死亡する。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
ティターンズ所属。原作通りカミーユにちょっかいを出したおかげで悲惨な道を辿ることになる…。戦闘時の顔グラはヘルメットバージョン。搭乗機はガンダムMk-II (黒)バイアランガブスレイ(MA)、バウンド・ドック(MA)。彼が登場する最後のマップは、アスカが1人で戦うマップ。
アスカを育成していない場合を想定しているのか、レベルは高いが搭乗機に恵まれない。その為、簡単に撃墜される。カミーユが出撃しないマップで前座的な扱いであっさりと退場するという不遇極まりない展開には同情すら覚えるだろう。スーパー系主人公の場合ルート進行によってはそこでしか登場しない。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
新規EDルートにて追加されたティターンズとの決戦においてマウアーなどと共にバウンド・ドック(MS)に乗ってくる。戦力の肥大化が頂点に達しているロンド・ベルに中堅クラスのMSで挑んでくるその姿は涙を誘う。ただ、マウアーを先に撃墜すると奇跡を使ってくるため倒す順序には注意が必要。
スーパーロボット大戦α外伝
ティターンズ所属。ストーリー序盤の敵として登場。αシリーズでの出番は本作で終了。前作での扱いに加えて、今回は序盤で退場……と、αシリーズでの彼の扱いは不遇である。今回は序盤でティターンズが壊滅しながらも短い間にバイアラン、ガンダムMk-II、ガブスレイ(極東ルートのみ)、バウンド・ドックと乗り換える。一応特殊戦闘台詞は多く収録されている。
第2次αでは僅かながらにカミーユの口からジェリドの名前が出ているが、ライバルとしての立場は第2次α以降も生き残ったヤザンに奪われている。

Zシリーズ

スーパーロボット大戦Z
COMPACT3以来久しぶりの登場。今回は『Zガンダム』がジェリドが未参戦だったSC2に引き続き劇場版設定という事で、ジェリドも劇場版設定での登場となったが、彼は劇場版でもTV版と比べてさほど大きな設定変更も無いので、活躍は過去作と比べても大きな変化はない。
第3軍で登場し、形としては自軍部隊と共闘するという非常に珍しいステージもある。なお、原作では搭乗していないアッシマーに乗った彼も見れる。井上和彦氏による追加の戦闘ボイスも新規収録された。
スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク
一部シナリオで味方として使える。013特命部隊のシナリオでは主人公に近い扱いであり、仲間達を気遣い、思いやるなど、好漢の一面を見せる場面も多く見られた。スパロボシリーズではやや不遇なジェリドが優遇されている数少ない作品の一つなので、ファンならフル改造して無双させる唯一のチャンス。
第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇
Zで死亡したので当然登場しないが、中盤の人造次元獣ルーク・アダモン戦でカミーユが過去を吹っ切って攻撃を仕掛ける際に彼の名前を口にする(おそらくフォウが生存しているため)。

単独作品

スーパーロボット大戦64
スペシャルズ(後のOZ)所属。組織の名前が違うだけで、条件を満たせていないとフォウを死なせてしまうなどほぼ原作通りの顛末を辿る。
スーパーロボット大戦Card Chronicle
ほぼ原作通りの活躍で戦死するが、後にイベント「放たれたタマシイ」にてバイストン・ウェルで亡者として復活、カミーユへの再戦に挑むが、νガンダムから放たれた謎の光によって阻害される。

関連作品

ヒーロー戦記
ティターンズ所属。ティターンズがクーデターを起こした際に中ボスとしてゼウスメンバーと2回戦う。
1戦目はバウンド・ドックに搭乗するが、2戦目は強化人間となり、バウンド・ドック撃破後にサイコガンダムに乗り換えて攻撃してくる前半屈指の難敵。
バトルロボット烈伝
マウアーと共に惑星ウルスに転写され、ハイザック・ガンダムMk-IIに乗り敵として登場。最後はマウアーを失い、カミーユへの復讐に燃えるが戦死する。
リアルロボット戦線
ガブスレイ・ガンダムMk-IIに乗り、敵として登場。シャアルートではスポット参戦の味方として登場するが、フォウを殺害し離脱する。

パイロットステータスの傾向

能力値

ティターンズ系の中ではシロッコやヤザンに劣るものの、能力は高め。

精神コマンド

EX
ド根性加速威圧熱血てかげん覚醒
第4次
根性気合ひらめき熱血てかげん覚醒
F
根性熱血加速ひらめき努力挑発
α外伝
根性加速努力ひらめき熱血
Z
ド根性集中不屈熱血気迫
リアルロボット戦線
気合加速ひらめき熱血鉄壁必中

特殊技能(特殊スキル)

Z
底力L8、ブロッキング戦意高揚気力+ (ダメージ)強運

小隊長能力(隊長効果)

Z
命中率+20%

人間関係

ティターンズ

カクリコン・カクーラー
同僚。仲の良い友人同士であったが、大気圏突入時にカミーユに撃墜された。
マウアー・ファラオ
恋人。ジェリドを庇ってカミーユに撃墜された。
フォウ・ムラサメ
TV版では、キリマンジャロの戦いでカミーユのΖガンダムを背後から倒そうとしたところ、彼を守るべく割って入ってきた彼女の乗るサイコガンダムの頭部にあるコクピットをビームサーベルで貫いてしまい、殺害してしまう。
パプテマス・シロッコ
上官。しかし、自分の恋人であるマウアーを取り込もうとする彼に嫉妬するなど、内心は快く思っておらず、ジェリドの中では蹴落とすべき対象として見なしていた。彼によって捨石のような扱いをされる事に……
サラ・ザビアロフ
シロッコの命令により一時期、部下であった。あまりにも汚れの知らない子供である彼女が、戦争に参加する事に難色を示す。
ジドレ曹長
スパロボ未登場。サラと同じくシロッコの命令により一時期部下としたが、編入した後の初任務で戦死させてしまう。
ジャマイカン・ダニンガン
上官。しかし、彼に騙される形でカミーユの母親を殺してしまった事から、権力志向な彼を内心良く思っていなかった。
バスク・オム
上官。
ジャミトフ・ハイマン
上官。終盤では、彼の護衛に就いていた。
ガディ・キンゼー
上官。

地球連邦軍

ヒルダ・ビダン
スパロボ未登場。第3話でティターンズの人質としてカプセルに入れられた彼女を、ジャマイカンに騙される形で殺害。ジェリドの方はカプセルの中に人が入っている事は知らず、その事実を知ったときには罪悪感も感じていた。
ライラ・ミラ・ライラ
劇場版では同じティターンズ所属。当初は馬鹿にされた事に反発しながらも、彼女の言葉と実力を認めている。ジェリドにとって宇宙戦の師匠となる予定だった女性であったが、カミーユに撃墜され、カミーユへの怒りの一因となる。
なお、TV版ではジェリドを期待していたが、劇場版では「勉強だけできるバカな子」と陰で彼を軽んじている面もあった。

エゥーゴ

カミーユ・ビダン
ライバル関係、なのだが…
仲間を次々殺されたが、ジェリドも結果的にフォウやカミーユの母を殺害しており、仇同士と言えなくもない。
シャア・アズナブルクワトロ・バジーナ
原作ではそれほどではないが、スパロボではシャアと呼び対抗意識を燃やす。なお、ジャブローで交戦した際に彼の百式を「ガンダムMk-IIの出来損ない」などと言って罵ったが、いざ戦ってみるとMk-IIを上回る機動性と火力の前に前言撤回する。
エマ・シーン
元同僚。同じティターンズであった時は彼女に窘められる事が多いのだが、実戦では彼女を圧倒している。
カツ・コバヤシ
原作では、占拠したフォン・ブラウンで民間人に偽装して潜入していたカミーユを追い詰めたところを、彼に背後からアムロから渡された銃を突きつけられるが、一瞬の隙を突いて奪う。しかし、後にカツに奪い返されてしまう。
アポリー
終盤のゼダンの門の戦いで、ファメタスを攻撃したところ、彼女を守るべく割って入ってきた彼のリック・ディアスを撃墜する。

カラバ

アムロ・レイ
原作での邂逅はないが(交戦した際も一蹴されてしまった)、スパロボでは特殊な戦闘時の台詞があり、柄にもなく対抗意識を燃やす。
ベルトーチカ・イルマ
原作では邂逅はないが、ダカールの連邦議会におけるシャアの演説を阻止するべく、戦闘したところを彼女に撮られてしまい全世界に「ティターンズ=無法者」としてオンエアされてしまう。

他作品との人間関係

ガンダムシリーズ

宇宙世紀ガンダムシリーズ

ランバ・ラル
旧シリーズでは第3次まで同じDC所属であるが、第2次でのジェリドの人質作戦には難色を示していた。
黒い三連星
旧シリーズのDCでは第3次まで同僚。
ジュドー・アーシタ
スパロボにおいてはカミーユに比べればそれほどでもないが、それでも多少なりとも彼を敵視している事が多い。
マシュマー・セロ
旧シリーズのDCでは第3次まで同僚。第2次では割と良好な関係であるが、第3次ではジェリドを軽んじる発言をする等で関係はやや悪い。
グレミー・トト
IMPACTでは彼の指揮下に入り、ルナツーロンド・ベル隊を待ち伏せする。彼からの忠告を無視し、「グリプス戦役での借りを返す」と息巻くが……

その他ガンダムシリーズ

ヒイロ・ユイ
αでは、第2新東京市にてシンジの通う中学校に任務として潜入していた、彼のウイングガンダムと交戦する。
スティング・オークレーアウル・ニーダステラ・ルーシェ
ZSPDでは013特命部隊で行動を共にする。Zの序盤ではネオ同様に彼らにも軽んじられていたようだが、彼らに対して偉ぶる事無く、よき先輩として接していた。
ネオ・ロアノーク
ZSPDでは013特命部隊で行動を共にする。Zの序盤では軽んじられていたが、013特命部隊においては彼のよき部下として活躍した。彼に自身の悩みを打ち明け、相談する一幕も。

リアル系

バーン・バニングス
EXのシュウの章にて共闘。彼もまた、ジェリドと同じ富野作品における「ライバルを倒さないと前に進めなくなってしまった者」である。
ジョウ・マヤ
COMPACT2におけるジェリドの最期には、彼と同じように復讐に取り憑かれた者を相手にするジョウにとって、何ともいえない虚しさを感じさせた。
ユルゲンス
ZSPDでは013特命部隊で行動を共にする。Zの序盤では彼はエリートである事を鼻にかけるジェリド達を疎んでいたが(ジェリドも当時は彼を疎んでいた)、多元世界に揉まれて威張る事に虚しさを覚えたジェリドの成長を認めていた。
アネモネ
ZSPDでは013特命部隊で行動を共にする。マウアーと共に彼女を心配し、彼女を気遣う場面も。彼女に限らず、ZSPDではジェリドが仲間を気遣う場面が多い。
ドミニク・ソレル
ZSPDでは013特命部隊で行動を共にする。献身的にアネモネの世話をする彼の気苦労を察し、気遣っていた。
キッド・ホーラ
ZSPDでは013特命部隊で行動を共にする。彼は色々とジェリドと似た側面を持った人物である。
ジェリル・クチビアレン・ブレディフェイ・チェンカ
CCではティターンズとドレイク軍・ビショット軍が同盟を結んでいるため共闘関係。彼らともそれなりに良き信頼関係を築いており、彼らが戦死した後は、その敵討ちを意気込む場面も見せる。

スーパー系

兜甲児
COMPACT2第1部及びIMPACTでは、ジェリドがカミーユに対して並ならぬ殺意を剥き出しにしていたため、物騒な奴と評していた。
早乙女ミチル
第2次ではマドリード市民を人質に取り、彼女をホワイトベース隊と戦わせようとした。
バトルチーム(葵豹馬浪花十三西川大作南原ちずる北小介
α外伝では結果的に南原博士を殺害した事から、彼らから「博士の仇」と憎まれる。
南原猛
α外伝では南原コネクション襲撃の際に結果的に彼を殺害してしまう。
シャピロ・キーツ
F完結編ではシロッコのクローンを復活させた事が結果的にはマウアーの戦死の一因となった為に彼を憎むことになる。条件を満たすとシャピロのマウアーもクローンとして復活させてやるとの台詞によりさらに激怒してシャピロに特攻し、戦死する。このジェリドの特攻が、シャピロ打倒の大きな糸口となった。
碇シンジ
αでは、どこからかリークされたNERVの決戦兵器の危険性を聞いたティターンズ上層部の命令により、EVA初号機EVA零号機を接収するべくカクリコンと共に第2新東京市に派遣され、彼の乗る初号機に戦闘を仕掛ける。しかし、A.T.フィールドに防がれてしまう。
ミア・アリス
COMPACT2におけるジェリドの最期には、ジェリドと同じように復讐に取り憑かれた者を相手にする彼女にとって何ともいえない虚しさを感じさせた。
コズモレンジャーJ9木戸丈太郎スティーブン・ボウィーマチコ・ヴァレンシアアイザック・ゴドノフ
α外伝では、アレグ基地で彼らがティターンズが監禁しているアムロブライト達を救出しに来た特殊部隊だと知らずに基地内へ通してしまう。また彼らの乗るブライサンダー趣味の悪い車と称し、ボウィーから反感を買っていた。丈太郎のことは、連邦軍同士だったのかレッド・ローズ射撃部隊だった彼に見覚えがあったらしく、さらにティターンズにも勧誘されていた。
フェイ・シンルー
Zでは彼女に気を許している一面もあったが、後に彼女の裏切りに激怒。

バンプレストオリジナル

シュウ・シラカワ
EXのシュウの章にて、彼と共闘する。…が、記憶喪失中のシュウからすれば「自分を知ってるらしいので味方に引き入れよう」程度の認識なので彼からの扱いが良いとは言えない(ちなみにシュウは、シャアについてはおぼろげながら覚えていた)。
セツコ・オハラ
気弱で頼りない彼女をマスコットガール呼ばわりして小馬鹿にしているが、後に彼女に「何も変わっていない」などと見下されてしまう。
トビー・ワトソン
ガンダムMk-IIを奪われたことを彼に茶化されてしまう。

名台詞

TV版

「ティターンズらしくなって、よく来てくれた」
第1話で初登場した際の最初の台詞。地球からグリーンノアへ赴任してきた同僚であるカクリコンエマを宇宙港へ迎えに来ていたのである。この後、ジェリドの人生を悪い意味で転落人生に変えてしまった、空手部をサボってブライトに会いに来た最大の敵となるカミーユと運命(?)の出会う事になるとは、このときの彼は知る由もなかった…。
しかし、このときジェリドの言う「ティターンズらしさ」とは一体何を指すのか、気になるところである。
「女の名前なのに…なんだ男か」
カミーユを一目見た際に言い放った台詞。この一言で彼の運命が決まってしまった……
というか、富野監督も認めているがカミーユと言う名前は別に女性名ではない。つまり、名前にコンプレックスを持っているカミーユと、「カミーユは女の名前」と思い込んでいたジェリド(あとカミーユの名前を連呼したファ)がたまたま出会ってしまったばっかりに彼らの運命は大きく狂う事になったのである。
「そうか。そういうこと。なら男らしく扱ってやるよ!」
カミーユが自身を殴った理由を知った際、この言葉を述べて取り押さえられたカミーユの顔面を蹴る。ジェリドの傲慢さと大人げなさが表れているが、小説版ではまだ大人としてやや手加減している。
「こりゃ始末書じゃ済まんかな」
カミーユに殴られてからというものの、どうも調子が出ないジェリドはガンダムMk-IIでコロニー内では禁止されている、超低空飛行を行い死傷者を多数出した挙句、ティターンズの本部ビルに突っ込んでしまった時の台詞。
本来なら、始末書なんてものではなく除隊ものである。しかし、この後ジェリドがこの事で特に処分を受けていなかったところから、ティターンズがとんでもない特権部隊である事を窺わさせる。しかし、このビルの取調室で尋問を受けていたカミーユに脱走させるきっかけを作ってしまい…。
エマ「ジェリド・メサ中尉、無理な行動がこういう結果につながる事は十分にわかっていたはずです」
「次のティターンズのパイロットも来りゃ焦りもするさ。それに俺はバスク大佐の言う通り、即戦力になるために…」
エマ「だからといって禁止されている超低空飛行を居住区でやることはないでしょう?」
「エマ中尉はオレの上官か? 違うだろ」
エマ「我々は自力でMSの回収をする力を付ける訓練だって」
「Mk-IIは壊しちゃいない」
エマ「だからといって建物を壊していい訳はないでしょう?」
「民間人の家は避けて無理をしたからこうなったんだ」
第2話で、Mk-IIでティターンズの本部ビルに突っ込んでしまった事を、エマに非難された時のやり取り。ああ言えばこう言う、こう言えばああ言う。要するに逃れ口上であり、言い返せないとなるとこれであり、ジェリドの情けない一面が強調されている。言い逃れのできない事をしたのだから、もっと反省するべきである。
「出てきやがった。よくもまぁ、ぬけぬけと」
グリーンノアから脱出しようとするクワトロ達のリック・ディアス隊と、奪われたカミーユの乗るMk-II3号機をハイザックで追いかける場面での台詞。意気揚々と意気込むのは結構だが、その割には行動が伴っていないのが、ジェリドの情けないところである。
「くそ! うぉ!? こっちが当たらずに、なんで相手のほうが!?」
クワトロのリック・ディアスに、ハイザックの足を撃ち抜かれたときの台詞。相手は7年前の一年戦争ジオンの「赤い彗星」の異名をとったニュータイプエースであるため、実力が違いすぎるのは必然である。それがジェリドにはわからないようでは、まだまだ半人前だといえる。
「なんだ! いったいなんだというのだ、この不愉快さは!」
第3話にて、バスクの命令でカミーユの母のカプセルを狙撃した後の台詞。ニュータイプの素質が感じられる。ジェリドは中に人間が乗せられていたことを知らず、爆弾か何かかと思っていた。
「母さん…母さんかい? 俺は知らなかったんだ。あのカプセルの中に君のお袋さんがいたなんて。まだオッパイが恋しい年頃だったんだもんな」
「殴ってもいいんだぜ。いつかの空港のときみたいにな」
第4話で、知らなかったとは言えカミーユの母であるヒルダ・ビダンの入ったカプセルを半ば騙された形で撃ち抜いて射殺してしまい、錯乱しアレキサンドリアにMk-II3号機ごと連行されたカミーユに吐き捨てた台詞。流石のジェリドも、今回ばかりは良心が痛んだのか罪悪感を感じていたのだろう。
しかし、この男どうも素直になれないのか、このように挑発して「殴っててくれれば少しは自分の心も晴れるだろう」と考えて起こした行動である。人に頭を下げた事のないジェリドには、これが最大限の誠意だったのだ。そして、この後カミーユに「僕はあなたのハイザックを抑えてみせた」と言い負かされる事に。
「大佐、ガンダムMk-IIを使わせていただけるのならば、自分が汚名挽回をしたく」
第4話でのバスクとの会話で登場するが、本来なら名誉挽回か汚名返上というべきなのに汚名挽回という間違った使い方をしている(その後のバスクの返事から見ると「名誉挽回」のつもりだったようだ)。結果的には間違ってないともいえる結果に…。
さすがに劇場版では「汚名返上」に直され、『スーパーロボット大戦Z』では、劇場版準拠の直されたセリフが一言セリフモードに登録されている。
なお、近年では国語辞典編集者などによって「汚名挽回」は誤用ではないといった説も出ている。
「ライラ。今度会ったら、ゆっくり酒でも飲まないか?」
第7話より。ライラが自分と同じく上官のジャマイカンの事が嫌いであることがわかり、彼女と飲む約束を交わす。彼女の返事は、前向きなものであったのだが…。
「貴様だけが特別なんじゃない! 俺だってティターンズだ!!」
第8話で、フル装備にチューンナップしたガルバルディβの性能テストと、アーガマの潜伏場所を確認するために出撃したのだが、師匠であるライラの仇を討つべく、本来の任務を忘れてカミーユのMk-IIと月面で対決した時に。相手が子供とは言え、ニュータイプであっても自分だって連邦のエリートであるティターンズのメンバーに抜擢されるまでに、相当な努力を重ね選ばれた事の、彼の自負や矜持が伺える。彼にだって男の意地があるのだ。
なお、カミーユが月面戦闘に慣れておらずライラを殺した事に苦悩して迷いがある事もあるが、今回は気合が違うのか珍しくジェリドがカミーユを追い詰めていた。
「ニュータイプだってスーパーマンじゃないんだ!」
上記の戦闘中においてカミーユのMk-IIに吹き飛ばされながらも体勢を立て直して発した台詞。宇宙世紀になってもスーパーマンは知られているのであろうか。
「ここで会ったが百年目ってね」
第12話で、降下したジャブローでカミーユのMk-IIと出くわした時に言った台詞。彼の執念深さが現れている。
「力のない者は死あるのみ、力のない者は…」
カミーユに負けマラサイを失ってしまい、明らかに定員オーバーの脱出用のシャトルに乗り込むべく、タラップに溢れかえってる他の兵を殴って押し退けながら、自分を必死で鼓舞する台詞。
勝利は生きてこそ掴めるものであり、その為ならば他人を蹴落とし泥を啜って汚名に塗れても、生き延びてやるという執念は立派だが、ジェリドにとっては人生最大の屈辱であろう。この後、後に恋人関係となるマウアーと出会う。
「たいした威力だ。これならば一撃でガンダムMk-IIを討てる!」
第21話にて、恋仲になったマウアーと共にシロッコの下で配属となり、彼の設計した新型MSガブスレイの性能テストを兼ねた模擬戦を終えたときの台詞。久々の登場であり、ジャブローでの生き恥を乗り越えマウアーという恋人を得ただけでなく新型機も手に入れた今、男として一層磨きがかかったようにも見える。だが、カミーユのMk-IIに執着しているあたりは全然変わっていない。
「こいつだけは他のマシンとは違う…なぶり殺しにしてやる!!」
アーガマのMS隊と交戦する最中にシロッコの命令で、援護に来たマウアーのガブスレイと共にエマリック・ディアスを撃破し、カミーユのMk-IIを追い詰め羽交い絞めにした時にマウアーから「ジェリド、何を躊躇っている? キャノンを使え!」と言われた時に返した台詞。
マウアーからしてみたら、リック・ディアスは普通に撃破したのに、Mk-IIにやたらと拘りさっさと撃破しようとしない、彼の行動に疑問を持ったのだろう。ライラやカクリコンを殺したカミーユだけは、死ぬほどの苦しみを味あわせて殺さないと腹の虫が収まらないのだ。圧倒的に有利な状況ゆえに、彼の底意地の悪さが伺える。
何気に最終決戦の時のフラグにもなっている。
「カミーユ! 死ねぇ!!」
バックパックからビームサーベルを抜こうとしたカミーユのMk-IIの左腕を、肩部メガ粒子砲で吹き飛ばして。この後駆けつけたアポリーの乗るΖガンダムにやられてしまう…。マウアーが来てくれなかったら、間違いなく死んでいたであろう。
「俺はカミーユを倒さない限り一歩も進めない人間になっちまった。あいつは俺にとって壁なんだ!」
マウアーの前でカミーユにこだわる理由を話したとき。
ジェリド「もし長い戦争になれば、コロニーの100や200が沈むだろう。一つのコロニーの犠牲で、エゥーゴが降服をしてくれるのならば、神様だってこの作戦を許してくれる」
マウアー「「しかし、ガスの使用は国際条約で禁止されています」
ジェリド「みんな、早く故郷に帰りたいのだ。連邦軍もティターンズとなれば、過去の条約は無いに等しい」
自分が指揮することになった毒ガス作戦の前の一言。毒ガス攻撃と言う非人道的な作戦を正当化するにはあまりにも無茶苦茶な理論だが、こうでも言わなければ自分達の士気を維持できないと思っていたのだろう。
後にジェリドは作戦を阻止しようと現れたカミーユに対して「貴様がいなければ、こんな嫌な作戦はやらないで済んだんだぞ!」と漏らしており、彼自身も毒ガス作戦を嫌がっていたことが分かる。
「ティターンズは力だ! 力があってこそ全てを制するんだ!」
クワトロが演説しているダカールの議会を攻撃しようする自分の目の前に立ち塞がり、「ティターンズが正しいのなら、議会で証明すべきだろ!」と主張する味方のアッシマーに対して。
激昂したジェリドは議会への攻撃を強行するが、これがティターンズの非道さを裏付ける証拠となってしまい、ティターンズは求心力を失ってしまう。力で何でも押し通そうとするジェリド、そしてティターンズの姿勢が、結局は自身の破滅を招く原因になってしまったのである。
「グワダンを叩け! モビルスーツは後でどうにでもなる!」
第44話「ゼダンの門」にて、グワダンからの集中砲火に晒されながらも動揺すること無く味方に言い放った台詞。ガザCを蹴散らしながらグワダンに迫る様子はハマーンがプレッシャーを感じるほどであった。
「どこからでも来い! 近づく奴はみんな灰にしてやる!」
第45話「天から来るもの」での登場時の台詞。
「これが戦争だろうが!」
アポリーを撃墜した時の台詞。
「俺は貴様ほど人を殺しちゃいない!」
カミーユと最後に対峙した際の台詞。
「カミーユ、貴様は俺のぉぉぉ!!」
死に際にジェリドが叫んだ台詞。「俺の」の続きは富野監督によると、「全てを奪った」と続くらしい。劇場版では別の台詞になっているが、Zでは撃墜と死亡イベントに入っている。
なお、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のスティング・オークレーもジェリドと似たような台詞を言いながら死んでいる。

劇場版

「このガブスレイで、汚名返上と行くか!」
劇場版II。
「うわぁぁぁぁぁぁっ!!」
劇場版での最期のセリフ。TV版とは違い、あまりにもあっけなさすぎる最期であった…

スパロボシリーズの名台詞

TV版

戦闘台詞

「お前もカミーユとともに、地獄へ送ってやる!」
「子供の分際で生意気なんだよ!」
「子供が戦場にしゃしゃり出て来るな!」
α外伝IMPACTジュドーに対して発する特殊戦闘台詞

旧シリーズ

「それがガキだってんだよ、カミーユちゃん!」
第3次』「大気圏突入」でカミーユをガキ呼ばわりして「オレはカミーユだ、ガキじゃない!」と怒るカミーユにかけた追い討ちの台詞。旧シリーズでは第2次では一応カミーユの存在は認識しているが、明確に描かれるのはここから。
「ああ、何度か戦った事があるぜ、第2次大戦の時にな。手強い相手だ、油断するな!」
EX』マサキの章第2話「召喚」てサイバスターに遭遇し、カクリコンに注意をうながした時の台詞。
「ああ、けどな、オレはこれで満足してるぜ」
第4次S)』)』第36話(『S』では第37話)「栄光の落日」より。同話はティターンズとロンド・ベルの決戦シナリオであるが、決着を付けるべきカミーユはここでのロンド・ベルのメンバーにいないのでこのシナリオでは満足できない事になる。
「マウアー…今そっちへ…」
F完結編でシャピロ搭乗のヴァルシオン改ジ・Oで特攻した際の最期の台詞。ジェリド特攻はスパロボシリーズにおける数少ない見せ場である。

COMPACTシリーズ

「…だったらクビにするなり、後ろから撃つなりするんだな」
「…グリプスでの借りを返す…こんな好機は逃せねえんだよ…!」
IMPACTのルナツー内部でロンド・ベル隊と接触した事により、血気にはやる様を嗜めるグレミーを無視して臨戦態勢に入る。
「前大戦で大破したものをレストアしたものさ。特に…お前には思い出深い代物だろ、カミーユッ!」
IMPACTジャブロー西部戦で、増援として現れたサイコガンダムの威容に騒然とするガンドール隊へ発した台詞。フォウの悲劇を想起させるサイコの出現とジェリドの挑発は、カミーユの逆鱗に触れた。

αシリーズ

αα for Dreamcast

「俺達はその使徒より、あんた達の決戦兵器の方が危険だと聞いて、ここに来たんだがな…」
「貴様らの存在はSDFと同じで、地球圏の秩序を乱す原因となる」
「だから、俺達ティターンズが貴様らを排除する!」
リアル系ルート第19話「第二次直上会戦」にて、第3新東京市に軍事介入した際、ティターンズの即時撤退を求めるミサトからの警告を意に介さず、EVA初号機へと攻撃を開始する。

劇場版

Zシリーズ

「こんな世界だからな…ティターンズの名前だけでやっていけるとは思わないさ」
「それに力が無ければ、大事なものを守れないってのは嫌という程、味わわされてきたからな」
「俺は強い男になる事で全てを手に入れる…この特命部隊に選抜されたチャンスを、最大限に活かすつもりだ」
「俺は実力主義だからな、マウアー。背中を預けられる奴とは五分で付き合いたいんだ」
マウアーとの対話で「013特命部隊」に於ける自身の在り方を冷静に自己分析した後、「僚友」としての信頼関係が芽生えた彼女へ互いに呼び捨てで接し合う事を提言する。ZSPDでのジェリドは「ティターンズの看板」云々という台詞を再三に亘って口にする事が多く、己への「戒め」として用いている模様。
「すいませんね、博士。大切な仲間を危険に晒す訳にはいきませんので」
隊長室までの案内役をマウアーへと「おねだり」するジエーに不穏なものを感じ、彼の襟首を摘まんで「丁重に」お持て成しする。
「看板だけで戦えるほどこの世界は甘くない…! その事は嫌という程、学んできた!」
「俺は前に進むんだ! こんな所でやらせるかよ!」
ZSPDにて、黒のカリスマと対峙して。ジェリドの確かな成長をうかがい知る事ができる台詞である。
しかし、後のジェリドの結末は黒のカリスマの言う通り、あまりにも哀しいものだった…。

搭乗機体

ガンダムMk-II
作中で最初に搭乗した機体。テストパイロットという立場ではあったが、墜落事故を起こして基地を破壊し、多数の死傷者を出す失態を犯している。
ハイザック
第2話から第6話まで、カミーユに乗機であるMk-IIを奪われてからは、カクリコンと共に搭乗。
ガルバルディβ
第8話にて、師匠であるライラの仇を討つべくフルチューンした機体で搭乗。
マラサイ
ジャブロー攻略戦の際、カクリコンと共に搭乗。
ガブスレイ
宇宙に戻った後、マウアーと同じくこの機体に搭乗。
バイアラン
キリマンジャロ攻略以後に搭乗。
バウンド・ドック
最後の機体。本編で搭乗していたのはロザミア機と同じカラーリングであるが、設定上は黄色のカラーリングである専用機も存在する。

スパロボでの搭乗機体

ジ・O
F完結編COMPACT2IMPACT
アッシマー
Z
ドーベン・ウルフ
第2次第4次

余談

  • 以上のように大変に残念なキャラクターであると言える彼だが、監督の富野由悠季氏は旧作の『Ζ』の中で「ジェリドというバカしか覚えていない」とコメントをしている。氏の中では主人公のカミーユやシャア、強大な敵であるシロッコなどを差し置いて、作品中最も印象のあるキャラクターとしての立ち位置を残したようだ。

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