「俗語・俗称」の版間の差分

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:野球用語に由来する、出撃機会が与えられないパイロットや機体のこと。加入後しばらくは使えても、中盤以降能力的に息切れして「~落ち」となる場合も。
 
:野球用語に由来する、出撃機会が与えられないパイロットや機体のこと。加入後しばらくは使えても、中盤以降能力的に息切れして「~落ち」となる場合も。
 
;にせる
 
;にせる
:『第2次Z再世編』の'''オリジナルBGM'''「戦騎達の行進」が『[[装甲騎兵ボトムズ]]』の「レッドショルダーマーチ」に似ている事の通称。「レッドショルダーマーチ」はそもそも、イタリアの映画『2人の水兵と1人の将軍』に使われた音楽を流用していたもの<ref>流用の経緯は諸説あるが、どちらにしてもボトムズのサントラには収録できなかった。</ref>だったため、著作権の影響でゲームでは使えず、よく似たオリジナルBGMを作る事で対処した。『ボトムズ』の主題歌「炎のさだめ」の1フレーズ「むせる」と掛けてこう呼ばれる。
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:『第2次Z再世編』の'''オリジナルBGM'''「戦騎達の行進」が『[[装甲騎兵ボトムズ]]』の「レッドショルダーマーチ」に似ている事の通称。「レッドショルダーマーチ」はそもそも、イタリアの[[映画]]『2人の水兵と1人の将軍』に使われた音楽を流用していたもの<ref>流用の経緯は諸説あるが、どちらにしてもボトムズのサントラには収録できなかった。</ref>だったため、著作権の影響でゲームでは使えず、よく似たオリジナルBGMを作る事で対処した。『ボトムズ』の主題歌「炎のさだめ」の1フレーズ「むせる」と掛けてこう呼ばれる。
 
:また『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』でも『[[機動戦士ガンダム]]』の「颯爽たるシャア」に似せられたオリジナルBGM「砂煙の彼方に」が代わりに使われていたため(こちらは同作において楽曲の出典元サントラを劇場版で契約し、TV版の「颯爽たるシャア」が含まれていない可能性が挙げられている)、こちらにも同様にこの単語が使われる。
 
:また『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』でも『[[機動戦士ガンダム]]』の「颯爽たるシャア」に似せられたオリジナルBGM「砂煙の彼方に」が代わりに使われていたため(こちらは同作において楽曲の出典元サントラを劇場版で契約し、TV版の「颯爽たるシャア」が含まれていない可能性が挙げられている)、こちらにも同様にこの単語が使われる。
 
;[[ニルファ]]
 
;[[ニルファ]]

2024年5月22日 (水) 22:25時点における版

本項ではスパロボや各原作の公式においては用語として使われない、主にユーザー同士で用いられる非公式な用語・名称をリストアップします。正式な用語については「小辞典」を参照してください。

一部批判・揶揄を目的としたネガティブな用語も敢えてリストしていく方針です。ご了承ください。

いるだけ参戦開幕無双など、他に簡潔な言葉で示す事が出来ない言葉については積極的に記事内に盛り込む事も仕方ないと思われますが、ニルファサルファ、顔グラ、○○持ち、○○要員など、他に簡潔に表現する言葉がある場合、そちらを使う方がより美しい文体になると思われます。手間のかかる部分はありますが、編集される場合には考慮頂けると幸いです。

リスト

※個別記事がある場合、説明は最小限にしてください。

英数字・記号

GAIL脅威のメカニズム
初出は『BX』。同作に登場する組織の一つ・GAILの兵器群を評した用語で、一見ただの戦闘ヘリや戦車が(適応こそ低いものの)宇宙で平然と運用でき、更にオールキャンセラーといったオーバーテクノロジーまで有することからこう呼ばれている。
元ネタはガンダムシリーズのTVCMにおける一フレーズ「ジオン脅威のメカニズム」より。ただし、元ネタが文章で掲示された訳ではない為、「脅威」の部分が「驚異」と記述されている場合もある。意味合いとしてはどちらでも通じるが。
KMN
K』の担当シナリオライター、小峰徳司のスパロボファンの間での呼び名。姓のローマ字書き(KOMINE)より母音を抜いたもの。小峰氏の『K』におけるあまりに杜撰な仕事ぶりに「もう名前ですら呼びたくない」と言う理由から生み出された呼び名であり、蔑称と捉えて差し支えない。
11月11日・B型
『αシリーズ』等、スタート時に主人公の名前・誕生日・血液型を自由に設定出来るスパロボ作品で、上記の設定にすると最初から強力な精神コマンドを使えたり、レアな能力を持っていたりする特殊な設定。昨今の作品では消費SPが少ない「感応」を覚えるのが恒例だが、他の精神コマンドのラインナップがサブパイロットと被る事が増えている。元ネタはスーパーロボット大戦のプロデューサー「寺田 貴信」氏の誕生日と血液型からで、ユーザー間では「特殊誕生日」と呼ばれる。
『X-Ω』や『DD』等の携帯電話向け作品においては、当日に寺田氏の誕生日を記念してゲーム内通貨の配布が行われることもある。
3回行動おじさん
ガドライト・メオンサムのこと。前代未聞の敵専用スキル3回行動を引っ提げて現れた際の衝撃と印象に加え、無精ひげの中年親父という風貌からつけられた。
エースボーナスや精神コマンドなどで3回行動する敵は過去にもいたのだが、スキルによって回数を確保したのはガドライトが初であり、そのインパクトからこう呼ばれている。ちなみにこれは時獄篇でのガドライトに対する呼称で、連獄篇・天獄篇には使われない。
なお、これ以後時折見られる「○○おじさん」のハシリでもある。
○人乗り
そのユニットに何人のパイロット・サブパイロットが登録されているかを表す語句。ゲームシステム上のパイロット、つまりは精神コマンドを使用可能なキャラクター数を示すので、戦艦のように実際の搭乗者数と異なるケースも多い。また精神コマンドが使用できれば、便宜上動物やAIも一人としてカウントされる。
○○様
カリスマ性を発揮するキャラクターに対して、ファンの間では愛称として「~様」を付けて呼称することが多い(例えば、ハマーン・カーンを「ハマーン様」と呼ぶ等)。
また、とんでもない悪党でありながら視聴者の心を捉えて離さないキャラクターにも「~様」付けで呼称することがある(例えば、ゴステロを「ゴステロ様」と呼ぶ等)。
○○は●●のキャラ
○○にはキャラの名前、●●には作品名がそれぞれ入る。あまりに版権作品と馴染みすぎて特定の参戦作品のキャラと勘違いされるオリジナルキャラ、又はオリジナルと勘違いされる版権作品キャラを指した言葉。
例としては『第2次α』における「ククル鋼鉄ジーグの敵キャラ」、『Z』における「ランドザブングルorキンゲのキャラ」、『L』における「一鷹ラインバレルのキャラ」など。「マークデスティニー」「ナタクのファクター」「聖戦士ショウ=コハ=ザマ」など、版権作品同士でもこの現象が発生するケースも。この手の亜種としては『第3次Z時獄篇』のサイガス・エイロニーがおり、当初は『逆襲のシャア』か『ボトムズ』のキャラクターだと勘違いされていた。『V』のタツさんに至っては、設定面でも『マイトガイン』の世界観に深く溶け込んでおり、原作を知るプレイヤーでさえも騙されそうな様相を為している(一応、どちらもキャラクター事典に飛べばすぐ分かることだが)。
逆のパターンとして、『D』では『THE ビッグオー』のシュバルツ・バルトがある。当該作品ではあまりの馴染みっぷりから、原作未見のユーザーが彼をオリジナル組織の幹部連メリオルエッセのメンバーと勘違いする事例が続出した。また、『W』でもロゼ・アプロヴァールが本来の出展元である『ガオガイガー』そっちのけで方々で活躍するため、一体どの作品のキャラかわからなくなる有様であった。
○○持ち
特定の精神コマンド特殊技能特殊能力などを持つパイロットや機体に対して、その精神コマンドなどの後に付ける接尾語。激励持ち、強運持ち、修理装置持ちというように使用する。行き過ぎるとキャラ自体がその要素扱いされる(例:火消しのスラスターモジュール)。
○○要員
目的に応じて出撃させるパイロット、ユニットの俗称。精神コマンド要員、援護要員、合体攻撃要員というように使用。ちなみに戦闘演出でのみ現れるユニットに対して「召喚攻撃要員」と使われることもある。
○○枠
スパロボファンの間での登場作品のカテゴライズを指す言葉。使用例としては「ガンダム枠」「ダイナミック枠」「富野枠」「大張(バリ)枠」など。後述の「メイオウ枠」もこの一つ。無論、公式がこのようなカテゴライズをしたことは無いので、『今回の〇〇枠ということで参戦』というような表現は邪推である。
○○(物理)
ある事柄が、本来物理的要素を伴わないはずなのに、物理的要素が大部分を占めている様子の喩え。殴りあったり攻撃したりと過激な手段を取る場合が多く、概ね揶揄として使われる。
スパロボだと例えばロジャー・スミスに対して「交渉(物理)」という具合に用いられるのが一例。からかいの意味を込めた俗語だが、やり過ぎると中傷になるので乱用しないように。

あ行

アインスケ
OGシリーズにおける平行世界シャドウミラーの世界)のキョウスケ・ナンブベーオウルフ)の事。『OGs』の『OG2』シナリオ序盤に登場した際、台詞回しからアインストに憑依されていることが推察されたためこう呼ばれるようになった。
呆れるほど有効な戦術
クロウ・ブルーストが使う戦術「アサルト・コンバット・パターン・ファイズ(ACPファイズ)」のこと。元々はファイヤバグの首領マリリン・キャットが使う包囲戦法だったが、クロウがブラスタで行う攻撃パターンとなった。
演出が「牽制」⇒「ワイヤーで敵機を固定」⇒「円の動きで撹乱」⇒「最後は敵機の中心部を突破」という戦術だったが、他の機体も同じ演出(戦術)だと、よくネット上で言われる。代表例はOGシリーズジェアン・シュヴァリアー
また、ブラスタの最強武器「SPIGOT-VX」の「複数のリングを直線状に並べて、リング内部にビームを放出して収束・増幅」という演出もネット上で「呆れるほど…」に入っているが、これをACPファイズとSPIGOT-VXを複合したものが『リ・ブラスタT』の「SPIGOT-VXM」。
アスカさん
UX』におけるシン・アスカのこと。UXでは原作終了後の設定で登場し、真壁一騎を初めとするファフナーのパイロット達の良き先輩として見守り導いていく役割を担っており、一騎達からは「アスカさん」と呼ばれている。このことから、『UX』ユーザーもシンをこの愛称で呼ぶこともある。
飛鳥真
上記と同じく『UX』におけるシン・アスカを指す。ファフナーは登場人物が漢字表記であることから、シン・アスカも同様に(無理矢理)漢字表記にしたもの。「飛鳥先輩」とも。あまりにもファフナー組になじみすぎているその扱いから、「ファフナーの登場人物と勘違いする人もいるのでは?」といった所から始まったネタ表記。ちなみに放映当時のアニメ雑誌で『大和から飛鳥へ――』という見出しで記事が掲載されていたことがあるため、あながちこの漢字表記は間違っていないともいえる。
穴子
テッカマンオメガの攻撃時に入るケンゴのカットインの揶揄。ケンゴ役の若本氏が、国民的アニメ『サザエさん』で演じているサラリーマンの名前が由来。実際にケンゴの顔を穴子さんに変えたコラージュも存在。
アナザーガンダム
ガンダムシリーズにおいて世界観が宇宙世紀ではない作品の総称。「機動戦士」を冠さず3年連続で制作された『機動武闘伝Gガンダム』『新機動戦記ガンダムW』『機動新世紀ガンダムX』の3作品は「(ガンダム)平成三部作」とも。単にアナザーガンダムと呼称する場合、『機動戦士ガンダムSEED』以降の作品も含める場合も多く、一部ゲーム作品では『SEED』以降は「ニュージェネレーション」という区切りを用いられたこともある。
アナザーガンダムの呼称は通称だが、サンライズ公式として2024年4月からこれに相当する「オルタナティブ作品」、「オルタナティブシリーズ」の呼称が使われるようになっている。同区分では、それまでアナザーガンダムに含めるか議論に分かれていた『∀ガンダム』『ガンダム Gのレコンギスタ』およびガンダムビルドシリーズなども内包されている。
アハマド神
DS版『魔装機神I』の第2章におけるアハマド・ハムディの事。条件を満たすと500万もの資金を持参するため。最終作である魔装機神Fにおいても資金を提供した。
アホセル
A』に登場する記憶喪失状態のアクセル・アルマーのこと。この状態のアクセルの言動にはコメディー要素が多く、敵として登場する際の言動とのギャップが大きいためこう呼ばれるようになった。苗字にもかけて「アホセル・アラマー」などと呼ばれることも。なお、類義語として、敵版(主に『A』『OG2』)のアクセルを差した「悪セル」、『A』で記憶を取り戻したアクセルを差した「覚セル」がある。
アリオスの人
第2次Z再世篇』でアリオスガンダムアニメーションを手がけたスタッフのこと。原作ではほぼ活躍の場がなかったアリオスの戦闘アニメのクオリティがユーザーを唸らせるほどの秀逸な出来だったことから大いに賞賛された。
言い換え
特にシリーズ物などの場合、参戦作品の離脱や新規加入が発生する。その際参戦しなくなった作品は版権も外れるため、作品に関連した単語を明言することが出来なくなる。そのため会話中でそれら離脱作品についての話題が出た際には何かしらぼかした言い方がされることになる。αシリーズでの例を挙げるとエンジェル・ハイロゥは「ジュピトリアンの巨大サイコミュ装置」、オルファンは「巨大な生体宇宙船」などのような形で言い換えられている。
イクサー4
ジャック・スミスのこと。『L』で共演したイクサー1達と同様に生身で戦うことからユーザーに呼ばれることになった。ちなみに、「イクサー4」自体は冒険! イクサー3の続編である「戦少女イクセリオン(ドラマCD版or小説版)」にて、変身ヒロインとなった霞渚が襲名している。アトロスの立場は…。
イクサーズの登場は生身ユニットがまだ珍しかったL当時では衝撃的だったらしく、これ以後生身ユニットが登場するたびに印象的なキャラクターが「イクサー○」と俗称されることになった。
イクサー5
クラン・クランのこと。『L』で共演したイクサー1達と同様に生身で戦うためか一部ユーザーに呼ばれることになった。……が、他のイクサー達とは違い、人型機動兵器サイズをしている為かイクサーに数えないユーザーもいるとのこと。
イクサー6
ジョーイのこと。『UX』においてヒーローマンと共に戦うジョーイがイクサーの様に見える所からユーザーに呼ばれることになった。ちなみに、今作ではジャック・スミスが原作漫画版として前作『L』同様生身で参戦を果たしている。
イクサー7
ノノのこと。『第3次Z天獄篇PVにおいて生身で戦闘したことから例によってユーザーに呼ばれるようになった。ちなみに、偶然にもノノの本来の名称もバスターマシン7である。
椅子を尻で磨くだけの男
アルベオ・ピピニーデンのこと。「尻で椅子磨くマン」「椅子磨きおじさん」とも。
由来は本人の台詞「椅子を尻で磨くだけの男で終わるものかよ!」から。しかしその台詞を吐いた直後にルペ・シノのMSがデッキ内で爆発、彼の新MAビルケナウは一度も出撃できぬまま破壊され本当に椅子を尻で磨くだけの男で終わったためにこう呼ばれる。
いるだけ参戦
登場はしているが、ストーリーにあまり絡んでこない作品の事。その作品の話自体が終わっている場合が多い。原作終了後であっても、『UX』などのように見せ場が多くある場合は適用されない。
ウキーラ
ユウキ・ジェグナンリルカーラ・ボーグナインペアの事。『OG2』では二人の参戦は発売前の情報公開初期は隠されていたのだが、出撃リストが映ったスクリーンショットで「ウキ」「ーラ」と文字の一部が映っていたことから、この二人の参戦が公開前にバレてしまったという逸話から。
エーアイの本気
エーアイ製スパロボの戦闘デモで派手でかつ作り込まれたアクションを見せるユニットの表現。主に『UX』の呂布トールギスアッカナナジン、『BX』のサーバインなど。
エクセレン・旦那・寝取られる
E.D.N.の事。『第2次OG』にてアルトアイゼン・リーゼに新たにフリッケライ・ガイストとの合体攻撃が追加され、それの使い勝手がランページ・ゴーストより良かったため、エクセレンが合体攻撃役としては半ばお払い箱になってしまった事からの当て字。当たり前だが本当にアリエイルがエクセレンからキョウスケを寝取ったわけではないため、ネタ以外での使用は控えるべきである。しいて言うなら兄妹みたいなものである。
ちなみに単純な威力なら、恋愛補正のかかるランページの方が上。
エロセレブ
『OGサーガ 無限のフロンティアEXCEED』におけるパーティメンバーの一人・錫華姫T-elosの支援を付けた状態のプレイヤーからの通称。「エロいセレブ」ではない。
錫華姫の技の一つである「邪鬼銃・精霊舞(じゃきがん・せれぶ)」とT-elosの支援攻撃の組み合わせが驚くほど強力で、これを軸にコンボを組むことでバランスブレイカーに等しい圧倒的な火力を叩き出し、プレイヤーを驚愕させた。前作ではヒット数稼ぎ要員として以外は今一つな性能で不遇の扱いを受けた錫華姫だったが、この発見によって一躍最強キャラの座に登り詰めてしまうこととなったのである。
エンドコンテンツ
主にオンラインゲームで使われる用語で、運営時点における最終目標となるゲームモードを指す。その時点の上限までユニットを育成した状態でプレイすることを前提としているため基本的に高難易度でありゲームシステムを熟知したプレイヤーの「やりこみ度」を試すためのコンテンツとなる。
SRWにおいては『X-Ω』の征覇モード、『DD』の制圧戦、『30』の隠しミッションなどが該当する。
大親分
リシュウ・トウゴウのこと。彼の弟子であるゼンガーが「親分」と呼ばれているのにかけた呼称だが、ユーザー間では作中の呼び名から単に「先生」と呼ばれることが多い。
おやつ枠
固有エースボーナスにより、マップクリア毎に強化パーツを入手する能力をもつパイロットのこと。
『Zシリーズ』『T』における柿小路梅麻呂の固有エースボーナスが「シナリオクリア時に強化パーツ「郁絵のおやつ」を1つ入手」というものであり、特に『第3次Z』以降では売却してZチップやTacPや資金に還元することが可能なため多くのプレイヤーに重宝されたことに由来する。
『V』『X』ではヴィヴィアン(ペロリーナ人形)が、『30』ではクギミヤ・ケイ(ケイのケーキ)が該当する。
オリジナル笑顔
一部のキャラクターのカットインで、普段とはかけ離れた(やってはいけないともいう)超凶悪な笑顔を見せたときにしばしば揶揄される。敵ならず視聴者が戦慄する程の笑顔で、特に主人公に多い傾向がある。語源は『ガン×ソード』で主人公ヴァンカギ爪と相対した際に見せた狂喜の表情を、彼の設定にあるオリジナル7という用語と、アニメ『魔法先生ネギま!』の主題歌「ハッピー☆マテリアル」の歌詞「オリジナル笑顔で 駆け抜けたいよ」に掛けて表したもの。
『ガン×ソード』とは会社が全く違うのだが、ダイナミック作品では恒例になりつつある。同義語として嫌らしい笑顔を浮かべたり邪悪にニヤついたりする『ゲス顔』がある。
俺のヴァイクラン
『第3次α』におけるハザル・ゴッツォ及びその専用機ヴァイクラン関連のネタ。
「アルス・マグナ・フルヴァン」の戦闘アニメーションで見せたガドル・ヴァイクランの突飛な機構の合体シーンに、機体名や技名を声高々に叫ぶ際の無駄に気合の入った…もといどことなく嬉しそうなハザルの姿。そして、その初登場でのインパクトとは対照的に、ストーリーを経るごとに化けの皮が剥がれヘタレっぷりを晒していく様子などが一部のユーザーに受け、ネタにされた。
俺の知らない○○
真ゲッターロボ 世界最後の日』第一話で巴武蔵が発した「俺の知らないゲッターだと!?」の一言に端を発するミーム。『ゲッターロボ アーク』で原作に登場しない真ゲッターロボ タラクが登場した際に流行し、スパロボでも『30』のDLCで原作に登場しない準オリジナル機体が発表された際に「俺の知らないダンクーガ」や「俺の知らないスコタコ」といった声があがる事になった。

か行

ガイナ立ち
GAINAXのアニメ作品において、主役ロボットが腕を組んだまま競り上がってくる場面のこと。『トップをねらえ!』のガンバスターの発進シーンが元ネタとされるが、この呼称が確立したのは続編『トップをねらえ2!』のバスターマシン7号から。同様のプロセスやポーズを『天元突破グレンラガン』で多用したのがきっかけで一気に知名度が上がった。ちなみに、同様のポーズでも場所が高所+光が刺している場合は「ロム立ち」と呼ばれるが、実はロム兄さんはロム立ちでの口上は原作では最終話しかしていない(つまりスパロボにおける「ロム立ち」そのものが原作最終話の再現。腕を組んで口上した事は他に1回あるが、高所でない上に光も刺していなかった)。
ちなみにそもそもの由来であるガンバスターの発進シーンは、『ゲッターロボG』において、ゲッタードラゴンがウザーラの頭に乗って海の中から現れたシーンがモデル。
顔グラ
顔グラフィックの略語。キャラクターのフェイスアイコンを指す俗称。αシリーズや『Z』などのシナリオデモで使用される上半身のグラフィックも「顔グラ」であるが、携帯機などで使用されるフェイスアイコンを指す事が多い。以前はキャラごとにほぼ固定であったが、シリーズが増えるに連れて一人に数パターンが用意されているのが当たり前になっている。特に『UX』では「台詞の途中で顔グラが変わる」というパターンが用意され、演出の一環も担うようになった。
なお、アイコン形式の場合は顔のアップのみの描写である事を逆手に取り「他作品の人物の衣装を着る」というクロスオーバーも見られている。
顔見せ
物語に本格的に絡む前に、イベント等で少しだけ出てくるキャラや機体。
ガッカリウルフ
戦闘時に武器の名前を叫ばないキョウスケ・ナンブの事。キョウスケはその性格から専用台詞はきちんと用意されているものの前述のような仕様となっているため、それに不満なユーザーによって用いられる。そういった意見が反映されたのか、『OG外伝』ではゲシュペンストキック使用時に、過剰なほど叫ぶ専用台詞が追加されることとなり、『OGIN』ではアルトに偽装したタイプSに搭乗してやはり叫び、ファンを大いに喜ばせた(これらは「シッカリウルフ」と呼ばれる)。
それ以外の場合だと、キョウスケが活躍できていない場面で使われることがある。
ガッカリーニ
戦闘時に武器の名前を叫ばないラーダ・バイラバンの事。強力な武器を使用しても武器の名前を叫ばず「目覚めよ、クンダリーニ!」などの複数の台詞しか発しないため、それに不満なユーザーによって用いられる。ただし、刀剣系の武器では比較的叫んでくれる(こちらは「シッカリーニ」と呼称されることも)。
加藤機関五番隊隊長
L』における張五飛の事。「ナタクのファクター」も参照。『鉄のラインバレル』アニメ版の加藤機関には原作漫画版でこの立ち位置にいたマット・レズナーがおらず、真田に対する宗美のような代役もいないため、『L』で参加していた五飛がこう呼ばれている。
かませ犬
パワーアップした主人公機や新キャラの強さを示すために、鳴り物入りで登場して瞬殺される役回りの事。テッカマンランス等がこれに当たる。
環境級
PvP(対人戦)型のゲームにおいて対戦プレイ環境を一変させるレベルの性能を有する要素(ユニット等)に対して呼ばれるユーザー用語で、スパロボにおいては『X-Ω』のアリーナモード、および『DD』の対決戦にてしばしば用いられる。
ガンダムマイスター(生身)
BX』における剣士ゼータのこと。
スダ・ドアカ・ワールドから転移してきた彼はソレスタルビーイング(以下CB)のチームプトレマイオスに保護されており、その恩義に報いるためにCBの活動に協力しているのだが、対外的には「CBに所属する小型ガンダム」として認識されている。CBにおいてはガンダムのパイロットはガンダムマイスターと呼ばれることから、ガンダムそのものである彼もまたガンダムマイスターとなる……とプレイヤーから認められている。
実際ゲーム中でもチームプトレマイオスの一員として違和感なく溶け込んでおり、『ガンダムOO』の原作イベントにも積極的に絡んでくるだけでなく、一角獣繋がりの『ガンダムUC』側との橋渡し役まで務めているほど。
完璧親父
ペルフェクティオのこと。名前がラテン語で「完璧・完全」を意味する(英語だと「パーフェクト」)ことと、肉体になっているのがジョッシュの父親・フェリオであることから付けられた。ちなみに専用曲の「Despair」は『D』の時点ではタイトルが不明だったため「完璧親父の曲」と通称がついていた。
輝煌勇者ファルセイバー
ファルセイバーの事。勇者シリーズをオマージュしたような設定と外見、更に実際にも作中で『勇者王ガオガイガー』の勇者ロボ達だけでなく、「勇者」とされるキャラ達との絡みの深さから、一部のプレイヤーから付けられた呼び名。「勇者境界(境界勇者)ファルセイバー」、「勇者剣聖ファルセイバー」とも呼ばれる。
名称の由来はブルーヴィクターとの合体時の呪文「輝煌合体」、更に合体形態にして本来の姿であるグリッターファルセイバーから。
逆転現象
改造段階の関係で主役機や新型機よりも、脇役機・旧型機・量産機の方が、最終的な機体性能や武器攻撃力が高くなる現象。『OG2』の龍虎王のように、最強武器より他の武器の攻撃力が高くなる場合にも用いられる(その場合「下克上」と呼ばれることが多い)。V-UPユニットなどがある『IMPACT』では割とよく見る。
休暇を取る
BX』においてセリック・アビスの生存フラグを立てるのに失敗する事。彼の最期の台詞が「長い休暇が取れそうだ……」だった事からユーザー間でこう呼ばれるようになった。
キョウセレン
キョウスケ・ナンブエクセレン・ブロウニングペアの事。
虚無る
打ち切りのうち、いわゆる「俺たちの戦いはこれからだ」の揶揄。石川作品の中には、本来別個の作品だったものに設定を加えて一つの物語に仕立てた『虚無戦記』という漫画が存在するのだが、これに組み込まれた作品の中に度々「実は虚無戦記の一部だった」というオチでストーリーが完結してしまうものが出たために使われるようになった。
広義には単なる打ち切りに対して使われるのだが、「進化」「神」「宇宙」といったキーワードを挙げ、一気に物語を広げた上で広げたまま終わった作品に使われる。
スパロボユーザーだとゲッターのイメージが強いが、これは『真ゲッターロボ 世界最後の日』のラストで竜馬たちの飛び込んだ時の狭間で、ゲッター艦隊による戦いが行われていた→『ゲッターロボ アーク』ではゲッターによる生存競争がおきている→『チェンゲ』ラストの艦隊はその一部ではないか→エンペラーは『真説・魔獣戦線』や『虚無戦記』と関連があるのではないか、という推察から始まった誤用であることに注意。
ミスト・レックスの呼称だが、こちらは「名前で呼ぶのも嫌だ」という完全拒否の意図を込めたもの。単に略称として使われることもあるが、蔑称である。また、いわゆる「ミスト厨」の出現の揶揄として「濃霧注意報」がある。
公式ネットラジオ『うますぎWAVE』において杉田智和氏がミストのモノマネをした際「霧矢」と名乗っており、やや間接的かつ捻った形ではあるが公式に逆輸入されたとも取れなくもない。
余談だが、「ミスト」は「もや」を現す英語であり、「霧」を表す英語は「フォグ」である。日本では混同されることが多いが、用法上は完全な間違いなので注意。
綺麗な○○
○○にはキャラクターの名前が入る。いわゆるスパロボ補正の一種であり、スパロボに参戦するに当たって原作から性格が良い方向に変えられた、若しくは好印象を抱かせるイベントを与えられたキャラクターは度々綺麗な○○と揶揄される。「綺麗な○○」という表現自体は漫画・アニメ『ドラえもん』のとあるエピソードからであり、スパロボ関連以外でもよく使用される表現である。
例に、原作にて荒んでいた性格が丸くなる、敵に反感を持つまたは味方に感化されて改心する、味方のキャラクターを庇うなど多々ある。
逆にスパロボ補正によって、悪役面を強くするために原作以上に極悪に描写されたり、味方を裏切るキャラクターもいるが、そちらは「汚い○○」と揶揄される。各作品の悪性を凝縮されたような、『UX』のハザードがいい例である。
また、スパロボの事情やユーザーへの配慮でオリジナル設定が与えられたキャラクターもいる。こういった補正は、数多の作品同士による枠を超えたクロスオーバーが中心となるスパロボの魅力の一つである。
このページに記載されている俗語・俗称も例外では無く、そういったクロスオーバーから派生したものが多数を占める。
その他の例は隠し要素裏切りイベントなどの項にて詳しく記載されているため割愛する。しかし、こういった非公式の設定が公式の様に誤認されるケースもあり、原作未見者にとっては一つの問題点でもある。
楠鰤
クスハ・ミズハブルックリン・ラックフィールドペアの事。「燻り」とも。
久保
クォヴレー・ゴードンの事。「クォヴレー」が入力しにくく「クヴォレー」と誤認されることが多かったため、その略称として定着した。
苦労さん
第2次Z』の主人公・クロウ・ブルーストのファンの間での呼び名。由来はもちろん、ストーリー全編における貧乏くじの引かされっぷりから。後述の「ミストさん」とは異なり、こちらの敬称はきちんと愛着と敬意が込められたものである。
黒富野
富野由悠季監督の作品に見られる、登場人物が次々に死亡するなどの陰鬱な作風を指す言葉。『機動戦士Vガンダム』が代表的。
経験値泥棒
飛影ブラックサレナオーガンなどの強力すぎる助っ人NPCに対して使われる言葉。資金泥棒撃墜数泥棒パーツ泥棒とも。彼らは自軍に変わって敵ユニットを無双してくれる頼もしい存在だが、それゆえに自軍ユニットが敵を撃墜する機会が減るためにこう呼ばれる。『UX』以降勝利条件泥棒なんて亜種も登場した。
場合によってはMAP兵器で自軍を巻き添えにして攻撃してくることもある為、NPCのステータスが高いと泣きを見る事さえある。
継戦能力
他ユニットからの修理補給無しで、どれだけ長時間の連続戦闘が可能かを表現する言葉。
「パイロットとユニットの特性が合う」「射程のある主力武器が無制限に使える、或いは消費ENが低いか弾数が多い」「防御力・或いは回避力が突出して高い」「自己回復手段がある」等が主な判断材料。
詳しくは武器の項を参照されたし。
激励シフト
精神コマンド激励の効果が使用者の上下左右である場合に、その効果範囲を重ねる事により主要ユニットの気力を大幅に上げるための布陣。マップ開始直後に激励シフトを敷くことで、最初から必殺武装や分身などを発動可能。バサラの突撃ラブハート(MAP)を聴かせるために一箇所に集めるのも似たようなもの。
ゲッター機動
「変態機動」とも。真・ゲッター1が戦闘中に見せる、ジグザグの軌跡を残して一瞬で移動する機動力の揶揄。スパロボの戦闘デモでこれが顕著で、スピード自慢のユニットの近接武器に多い。ランスロット・アルビオントールギスIIIが一例。
原作再現
原作での重要なシーンをゲーム上のイベントとして再現すること。ファンの間では、しばしクロスオーバーへの対義語として用いられる。
孔明の罠
UX』において多くのプレイヤーが陥ったシステム上の落とし穴。
本作の隠し要素のいくつかには「特定のシナリオで特定のキャラに戦術指揮を担当させる」という条件を満たす必要があるのだが、指揮官の中では孔明リ・ガズィの性能が抜きん出て優秀なため多くのプレイヤーが彼に指揮官を任せっぱなしにしてしまい、結果的にそれらの隠し要素の達成を片っ端から逃すプレイヤーが続出したことを指す。
これは攻略本でも注意事項として挙げられたほどで、そのせいか同じ戦術指揮システムを引き継いだ次作『BX』では孔明ほど突出した能力の指揮官はおらず、また隠し要素の条件を満たしやすいように各指揮官の能力も調整されている。
元々はネットスラングとして普及している言葉であり、横山光輝氏の漫画『三国志』が元ネタとされる。諸葛孔明の知略を警戒するあまり疑心暗鬼に陥った司馬懿が口にしており、該当するコマの画像や台詞が引用される。
御三家
スパロボシリーズでは「ガンダムシリーズ」「マジンガーシリーズ」「ゲッターロボシリーズ」の事を指す。殆どのスパロボでは揃って参戦するが、『J』以降はゲッターロボシリーズが出ないことがある。
ごひ
張五飛の事。名前の五飛(ウーフェイ)を日本語読みしたもの。『ガンダムW』を見たことがないユーザーから「五飛ってなんて読むの?」「ごひだよ」などといったやり取りが見られたことが始まりだが、五飛はスパロボシリーズではなぜかネタキャラにされることが多いため、「もはや彼はウーフェイではなく、ごひという別キャラに昇華した」という意味合いでこのように呼ぶようになっている。
ごひ子
リオ・メイロンの事。OGシリーズに登場する際に、同じ中華系キャラ・「正義」という言葉を使うといった共通点から張五飛の女版として呼ばれる。
コピペイベント
DD』にて月2回開催される周回ポイント系イベントを揶揄した言葉。登場する敵ユニットとBGMが異なる他は「コピー&ペーストしているように」内容が同じである事から。
周回系イベントはソーシャル型タイトルの定番要素ではあるが、ソーシャル型の先行タイトルであった『X-Ω』と比べて『DD』のそれはイベントシナリオが無い点がこの印象をより強めている。
ごふる
UX』にて登場人物が「ごふっ」という台詞を発すること。『UX』ではライターの岸本みゆきの癖なのか「ごふっ」というセリフが頻繁に登場し、ユーザーに強い印象を残したことからいつしか呼ばれるようになった。特に、主人公ライバルはことあるごとにごふっている。ちなみに氏が参加していた前作の『L』でも一部キャラがごふっている。
類似語として『BX』で多用される「がはっ」という台詞から取られた「がはる」がある。
困難ルート
VXT三部作において、最終話付近で隠し要素として出現する分岐シナリオの事。『V』において分岐時に「これからも困難が待ち受けていると思う」という選択肢でそのルートに進むことから呼ばれるようになり、続く『X』もこの通称が用いられる。
ただし『T』は攻略本で「激闘ルート」という名称で紹介されているため、本Wikiでも『T』関連では激闘ルートという記述が使われる。

さ行

最低野郎
ボトムズシリーズファンの自称(または愛称)。ボトムズ(機動兵器アーマード・トルーパーやそのパイロットの通称もとい蔑称)の意訳に由来するが、ファンの間ではむしろ「褒め言葉」の意味で使用されている。最低野郎と書いて「ボトムズ」と読むのがボトムズファンの様式。
また、ボトムズシリーズにおいてカルト的な人気を誇る小悪党カン・ユー異名・愛称(?)としても、使用されることがある。
早乙女スペシャル
第2次Z破界篇』における早乙女アルトエースボーナスアルトと同じ姓の博士が開発したロボットのフル改造ボーナスと同じ(移動後変形可能)だった事と、アルトと同じ声の上級大尉の空中変形マニューバーから。
早乙女マッハスペシャル
第2次Z再世篇』における早乙女アルトのエースボーナス。上記のボーナスに加え、分身可能となったため、アルトと同じ姓の博士が開発したロボットの分身可能な形態の分身能力が名前に加わった。もしくはその後継機の方から名前を取って「真・早乙女スペシャル」とも。
サルファ
第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ』の俗称のひとつ。公式では一切呼ばれていない。本サイトでは『第3次α』と略すのが一般的。「ニルファ」も参照。
サンライズパース
サンライズのアニメ作品、とくに勇者シリーズやエルドランシリーズにおいて、主役機が剣による必殺技を繰り出す時にとる構えのこと。半身になって左足を引き、剣先を敵に向けた構えのことを言う。似たような構えをする機体やキャラクターが出てきた時にも俗称として使われる。
本家の勇者シリーズの場合、武器を取り出す→専用曲が流れ出す→派手な演出・シャウトとともに武器を構える、という流れまで含めてこう呼ばれる。ゴッドグラヴィオンソルグラヴィオンの「超重剣」、ダイテイオーの「カイザー・ダイダン・エンド」発動前の構えやライオットBの「プロトン・セイバー(最大出力)」のポーズがまさにこれである。「サンライズ立ち」「勇者パース」も同義語。
類似品として、同じくサンライズの『機動戦士ガンダムSEED』由来の、空や宇宙空間を飛んだ状態で銃や盾を構えながら見得を切る「種ポーズ」がある(オープニングで使われる)。余談だが、その続編『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』でソードインパルスが初登場した時の構えがまさにサンライズパースである。
シオニスト
シオニー・レジスにサディックな行為を行うユーザーを指す。主にシオニーにダメージを与えるごとに追い詰められる際の声に快感を覚えたり、シオニーの小物的な行動を好むユーザーが多い。ただし、ユダヤ・キリスト教を語源にもつ歴とした同一の用語が既に存在するため、無闇にネット上で書いたりするのは控えたほうがいい。
始祖アイバ
W』における相羽孝三イバリューダーからの呼称。作中で使われた独自用語なのだが、ユーザー間では『W』の壮大かつ密接なクロスオーバーを称賛する代名詞として扱われている。
指導
高レベルのパイロットが搭乗する機体にわざとMAP兵器を命中させて、ダメージを負った機体を修理することで経験値を入手する育成方法を指す。
死に○○
様々な要素の歯車が噛み合わず、実質的に存在意義を失っている状態のこと。「死に能力」「死に精神」などというように使われる。スパロボ専門用語ではなく、他のゲームでも見られる。例は「精神コマンド「突撃」があるのに、機体の武器が全てP属性なので死に精神になった」「射撃武器しかない機体の固定パイロットなのに格闘が高いので、死に能力だ」など。
なお、『X-Ω』のユーザー間では「自身が撃墜された(=死んだ)際に残った味方を強化する」という効果のアビリティを指して使用される場合もあった。特に「死にバフ」と称する場合は主にこちらを指す。
死亡フラグ
「ある特定の行動を起こしたキャラは、今後死ぬ可能性が極めて高い」というストーリー作品のジンクス。
島田兵
島田敏氏が演じる一般兵の事。一般兵の戦闘ボイスは、過去のリアルロボット作品で脇役で出演する機会の多かった声優を起用する方針をとっている。
島田氏もその一環で音声を収録しているのだが、そのいかにも三下臭い声色は、数ある一般兵の声優の中でも群を抜いて秀逸である。この呼称があまりに浸透したため、『第2次OG』で氏が演じたコンターギオは「名有りの島田兵」という呼び名がついているほど。
類義語として鶏内一也氏が演じるアラド兵、檜山修之氏が演じる檜山兵(勇者兵とも)、稲田徹氏が演じる稲田兵などが一部で使われている。
余談ながら、緑川光氏が演じる緑川兵は、発見がキャンペーンとなるレア兵であった(『OGS』の「2」における「楽園からの追放者」でマップ左上のランドグリーズに搭乗している)。
邪神デメクサ
DS版『魔装機神I』におけるデメクサ・シーエの事。同作の第1章では、彼の愛機ファルクを改造すると、敵として登場するグランゾンナグツァートに引き継がれる上に、ある武器をランクアップさせるとグランゾンの対応する武器にランクアップがない事からフリーズが発生する可能性まで出てくるため。しかし、第1章でファルクをわざわざ改造して暴れているのはデメクサではなくて某不幸を呼ぶ女のような……。
ジャスコ
スーパーマーケットの店内で流れそうなアレンジがなされているBGMのこと。安っぽいという意味合いで使われる事が多く、基本的に蔑称なので使い時に注意する必要がある。どういうものがジャスコと呼ぶかは人によって基準が様々だが、原曲の歌声の部分を楽器で再現する際に、管楽器(サックス、トランペットなど)か弦楽器(ヴァイオリンなど)の旋律がやけに強いときにそう呼ばれることが多いようだ。数多いスーパーマーケットの中でなぜジャスコが選ばれたのかは不明。そもそもこのBGM自体、USENの店舗用有線放送で提供されているものでジャスコ独自のアレンジではない。
なお、ジャスコは2011年3月1日にサティとの統合でイオンへ転換したため、国内では消滅している。
小隊要員
本サイトで時々見られる表現。意味合いとしては「小隊長として活躍できる能力ではないものの、精神コマンドや特殊能力等が便利なので、小隊員としては優秀」といったところで、より正確な表現を使うなら『小隊""要員』あたりか。「○○要員」も参照。
処刑用BGM
特に攻撃力の高い武器を使う際に流れたりする、所謂「トドメ用」のBGMを大袈裟に呼称したもの。原作で「このBGMが流れたら勝利確定」とされる武器に採用されることが多い。
良例を挙げれば『機動武闘伝Gガンダム』の「燃え上がれ闘志~忌まわしき宿命を越えて」、「我が心 明鏡止水~されどこの掌は烈火の如く~」と『SDガンダム外伝』の「決戦」。
極端な例の場合「飛影見参!」、「覚醒、ゼオライマー」が挙げられる。トラウマ級の戦闘力のため、印象に残っているユーザーは数知れず。
マークザイン」もこの一つだが、こちらは味方の処刑用BGMにもなるトラウマ製造機でもある。
バンプレストオリジナルで処刑用BGMを初採用したのは、『D』主人公機の必殺技。特にエール・シュヴァリアーは作中内でも屈指の動きで乱舞を叩き込むため、話題になった。
初見殺し
(主に初プレイ時において)順風満帆にゲームを進めていたプレイヤーを襲う強敵の襲来を指す。意図しない敵増援や異常に高いパラメータや圧倒的な攻撃力を持つ敵ユニットのことで、知らず知らずに蹂躙されてコンティニューかリセットを強要させられることもしばしば。
しかし「初見ならば」強敵なのであって、来るタイミングや対処法を知っていれば然したる脅威でもなくなるのがお約束。逆に知っていても尚苦戦する(=初見以外も殺される)ほどの超強敵の場合はこの呼称は使われない。
助手
ジョシュア・ラドクリフの事(ジョッシュ→ジョシュ→助手)。
白富野
ブレンパワード』以降の富野由悠季監督作品の作風を指す言葉。「黒富野」と呼ばれた『機動戦士Vガンダム』以前とは対照的な、明るい雰囲気が特徴である。
人権
主に対戦型ゲームやオンラインゲームにおいて用いられるユーザー用語で「それを使用して漸くゲームや他プレイヤーについていける」という意味合いを持つ。SRWでも『X-Ω』『DD』にて頻繁に用いられる。
ただし、「人権」という言葉が元々現実社会においてセンシティブな要素を含むため、2022年に起こったeスポーツプレイヤーによる炎上事件をきっかけに使用は自粛傾向となっている。
シンセツ
無印『Z』におけるスパロボ独自の珍しいクロスオーバーカップリング及び関連ネタ。シン・アスカセツコ・オハラのかなり親密なやり取りから生まれた。
一部では二次創作にも用いられ、ゲームストーリーに忠実な信頼関係を描いたものもあれば、「セツコルートの恋人役はシン」と見做すようなものもあるので、ネタとして扱うにも注意が必要である。
真マジンガー地獄!SKL編
『BX』での『真マジンガー 衝撃! Z編』と『マジンカイザーSKL』のクロスオーバーの別称。CS機で初のマジンガー同士の競演を果たし、原作では描かれていないミケーネとの戦いで暗黒大将軍を協力して倒すなど、本編で一緒の作品と思わせるほど違和感を感じさせない且つ濃いクロスオーバーを見せ、中断メッセージでも共演しているものがあった事から。
スカウター
蒼き流星SPTレイズナー』などの'80年代作品でしばしば登場する、片眼鏡状のディスプレイ装置を指しての俗称。それらに特に決まった呼称がなく、漫画作品『ドラゴンボール』に登場する同様の形状の戦闘力測定機に似ている為そう呼ばれるが、左側に装着して使うスカウターとは違ってロボット物のそれらは基本的に右側に装着され、機能も照準器であるなど異なっている。
鈴木君
エイサップ・鈴木の事。サコミズ王がエイサップのことを何度も「鈴木君!」と呼ぶため、それが視聴者の印象に残ってしまった。
スーパー生身大戦
シナリオデモ等での白兵戦シーンや生身ユニットの戦闘などを指す俗称。単に「生身大戦」と呼称されることが多い。『破界篇』でロゼ率いるギシン星人の軍団がくろがね五人衆を始めとしたZEXISの面々によってロボットを使わずに蹂躙され終いには「マシンが無くても俺達は戦えるのさ!」という迷言が飛び出す、という衝撃的な場面を投稿した動画サイトに登録されたタグから一気に広まった。
スパ厨
「スパロボ厨房」の略称で、熱狂的なスパロボファンを表す言葉。その行動は初めこそは参戦妄想や様々なロボットアニメのスパロボ風ステータスを作るなどファン活動の延長的なものが多かったが、
  • 自分の気に入らない参戦作品を排斥しようとする「イラネ厨」
  • バンプレストオリジナルやOGシリーズ至上主義の「オリ厨 / OG厨」
  • 王道シリーズやOGシリーズ等を罵倒した上で任天堂携帯機シリーズを褒めちぎる「エーアイ厨」
  • 動画サイトでスパロボのプレイ動画を観ただけなのに、さもプレイしていたかのように語る「動画厨」(後述の「エアプ」へも繋がる)
  • ミスト・レックスの迷台詞を真似て場をかき回すことだけを目的とした「ミスト厨」
などが徐々に現れていき、著しくモラルに欠けたスパロボファンを指す蔑称となっているのが実状である。
スパロボ効果
スパロボに参戦する事でその作品の知名度が上がり、玩具や映像ソフトなど様々なグッズがリリースされたりする事。『大空魔竜ガイキングガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU』や『鋼鉄ジーグ鋼鉄神ジーグ』など、数十年ぶりに新作が作られたケースも。参戦作品の関連商品が売れ始めたりして、再販~新バリエーションの発売という流れもあるため、スパロボ特需と呼称されることも。やや順番が逆になっているメディアフランチャイズ展開と差し支えない。親メーカー側も効果を期待しているいい例である(殆どがバンダイ生産なので還元率が極めて高い)。寺田氏曰く「ゲームに登場したことで得た人気を原作に還元するのはスパロボの役目」とのこと[1]
あまりスパロボ外のコミュニティでこれを連呼すると上記のスパ厨と見なされることがあるため注意。
スパロボ補正
原作以上に良い印象を受けるキャラクター・作品の事。原作にて死亡したりするなど悲惨な結末を迎えたキャラクターが、死亡イベントを回避して生存する場合もある(稀に扱いが悪くなることも)。
正義の国語辞典
ロム・ストールが戦闘前に行う口上。またそれを行うロム本人を指すこともある。「人それを○○という!」と言葉の意味を(彼なりの捉え方で)解説する姿から。
聖戦士コウムイン
BX』における海動剣真上遼の別称。「地獄聖戦士」「狂戦士コウムイン」ともいう。本作では二人は原作の出来事の後に行方不明となっていたが、それはバイストン・ウェルに召喚されていたためであり、そこから『聖戦士ダンバイン』と二人の職業である(?)公務員を掛けてこう呼ぶ。『UX』でも同じような俗称が生えたキャラがいたため(後述)、定着にはそこからの流れもあると思われる。
声優ネタ
同じ声優が演じるキャラが「声が似てる」と言われたり、違うキャラの物真似をしたりする事。参戦作品以外の有名作品のキャラのネタを使用する事もある。シリーズ初のネタはまだ声が入っていなかった『第4次』。
せっちゃん
刹那・F・セイエイへの愛称。この呼称は主に第1クールの方に使われ、成長した第2クール・劇場版では「せっさん」と区別される。
元々は『魔法先生ネギま!』の登場人物・桜咲刹那(こちらは女性)の作中での愛称で、それ以来作品問わず「せつな」という名前のキャラへの愛称としてよく用いられる。
絶望総代
J』における敵組織フューリーの総代騎士グ=ランドン・ゴーツの愛称。狂乱後の代表的な戦闘台詞「絶望せよぉおおぉおをを!」に漫画『さよなら絶望先生』のネタを引っ掛けたもの。
更に、声付きでの再登場となった『OGMD』では、主君の少女に「私のものになれ」などとのたまったため、「ロリコン総代」呼ばわりされることに…。
先見おばさん
V』におけるジルの別称。先見がSP10と低コストで使える事から広まった。
戦闘のプロ
グレートマジンガー』の主人公、剣鉄也の通称。由来は鉄也がスパロボにおいて頻繁に「俺は戦闘のプロだぜ!」と言ったことから。多くのユーザーからは親しみと敬意を込めて単に「プロ」とも呼ばれている。
装甲騎兵ボトムズ 楽園追放篇
T』における『装甲騎兵ボトムズ』『楽園追放 -Expelled from Paradise-』のクロスオーバーを指す言葉で、両作品が世界観レベルにまで融合している事からこう呼ばれている。
前述の「○○は●●のキャラ」が作品同士の域にまで達した例。
底力L18
スーパーロボット大戦30』において枢木スザク底力をL9まで習得させ、さらに「ギアスの呪縛」を発動させた状態を指す言葉[2]
元々持つギアスの呪縛の底力L9効果と重複するため最大発動で「命中率・回避率+90%、クリティカル率+144%、被ダメージ0.01倍」という驚異的な補正が得られる。

た行

叩き
一義としては、作品内で不満な点や嫌いなキャラクターを論って糾弾する行為。「○○叩き」と使われる。全否定や物笑いにするなど、とにかく荒らしたい意図が透けて見えることも少なくない。作品を問わず発生する現象なのだが、スパロボはクロスオーバー作品である都合上これが発生しやすく、動画サイトの発展により、プレイ風景を見たのみで実際にプレイしていない「エアプ(エアプレイ、実機でプレイしていないことを示す)」によるものが増加している。スパロボの場合、新作が発表されると必ず参戦作品や演出、キャラクターについて滅多矢鱈に叩くユーザーが現れるのが恒例である。
ためらいを消し去るポーズ
ガンダムAGE-FXのCファンネルでのトドメ演出のポーズのこと。三世代編OPの再現であり、主題歌「AURORA」の歌詞「ためらいを消し去れたなら」に合わせたカットであることに由来。
乳揺れ
一部女性キャラのカットイン時に、胸の揺れがアニメーションで表現される演出。特にバンプレストオリジナルのキャラに多い。
ついで録り
スパロボシリーズの音声収録において一人の声優が複数のキャラクターの音声を録音する事は珍しくないが、このうち非パイロットなどセリフ量が少ないキャラクターの音声も収録される事をプレイヤーの間でこう呼ばれる。
ヅラ
アスラン・ザラのこと。「カツラン・ヅラ」、「アヅラン」等とも。由来はアニメ『銀魂』の登場キャラクター「桂小太郎(アスランと中の人が同じ)」が作中で「ヅラ」というあだ名で呼ばれていること(それに対して桂が「ヅラじゃない、桂だ」と返すのがお約束)+アスラン自身の額が広く、また苦労人であるが故に将来ハゲそうだとネタにされたり、カツラがズレているように見える作画崩壊があったことから。なお、アスランにしろ桂にしろ実際にカツラを着用しているわけではないので悪しからず。
テッカマセランス
テッカマンランスことモロトフの俗称。ブラスター化したブレード相手に瞬殺されたシーンのあまりに見事なやられ役っぷりからついた名前だが、これに拍車をかけたのが『W』。特に第2部序盤ではミヒロにこてんぱんにされて逃げ帰る、精神コマンド全開のガウルンに突っ込んでいって返り討ちに遭う、とロクな目にあっておらず、ユーザー間でこの呼び名が広まるきっかけになった。
テッカマン枠
参戦作品のうち、乗り込む形式のロボットアニメに当てはまるか微妙な作品の事。『宇宙の騎士テッカマンブレード』の参戦以降、このような特殊な作品の参戦が増えたため定着。とりわけ『X-Ω』において急速に参戦数を増やしている。
共通項は「ユニットサイズが基本SS」「メカ要素はともかくロボ要素が少ない」「ロボが俗にいうSD」などが当てはまる。
デッドエンド一族
バンプレストオリジナルのキャラクターのうち、必殺武器の決め台詞に「デッド・エンド・~」という言い回しを使用するキャラクター達の総称。この呼称の大本は、『OG1』にて敵対したイングラム・プリスケンR-GUNの「メタルジェノサイダー」使用時に言う台詞(本人の項の名台詞冒頭を参照)。これがあまりにも有名になったのと(実際にはαの時点でこのフレーズはあった)、この台詞を受け継ぐキャラクターがことごとくイングラムの関係者であったことからつけられた。
2014年現在ではイングラムの他にヴィレッタ、キャリコ、スペクトラ、クォヴレー、アーマラが該当。『RoA』のユーゼスも一応この括りに入る。このうち、PCとして操作できるキャラクターは必ず一度記憶喪失になるというジンクスがある。
寺生まれのDさん
UX』における道明寺誠の通称。数多くの伝承に詳しいなど博識な彼が持ち前の知識から物語の謎を尽く解いていったことに加え、彼の実家が寺だったことから、一部のユーザーにこの様に揶揄された。なお、元ネタは「寺生まれのTさん」という2ch発祥のコピペである。
天の○○
冥王計画ゼオライマー』の登場メカ「天のゼオライマー」から。『MX』で初登場した際のゼオライマーマップ兵器「メイオウ攻撃」が広範囲かつ高威力であったことから、その後のスパロボで登場するマップ兵器がメイオウ攻撃と同種の凶悪な性能である場合、ファンが天のゼオライマーにあやかって「(天または漢字1文字)の(機体名)」と呼ぶことがある。もしくはマップ兵器ではなくデモにおける武器の演出が(両拳を近づけるなど)メイオウ攻撃と似ている場合にも同じく呼ばれることもあり、その動作を「⊃天⊂」のように表現されることがある(ただし、これの大元となったカットインはスパロボオリジナル)。
後者の場合、バンプレストオリジナルでの例を挙げるとラッシュバードのディメンションストームが指すことが多い。
道場
効率的な経験値稼ぎや、強化に適したステージや敵を通称するゲーム用語。スパロボシリーズではイベントで撤退するまで無限復活する敵キャラを倒し続ける手法が有名である。
富野節/富野語
機動戦士ガンダム』をはじめ、富野監督が手がけた・関わった作品で頻繁に使われる独特の台詞回しのこと。通常アニメのキャラクターは周辺の状況を説明するようにして話を進めていくが、いわゆる富野作品のキャラクターはより生身の人間に近づけた肉付けが行われているため「視聴者向けの台詞回し」を行わず、視聴者からするとわかりにくい・突拍子もない台詞が出て来ることが多い。
富野節とはこの「わかりにくい・突拍子もない台詞」を指す言葉だが、その実体は我々が日常生活で使用している言葉遣いと同じものである。基本的に登場人物たちがその場のテンションや勢いで喋っていることが多く、より生活感のある「人間臭い」台詞回しとなっているのが特徴。対人では自分のことしか話していない展開が大半を占めており『会話のキャッチボール』が殆ど成立していないため殆どがドッジボールかデッドボールになる。
スパロボにおいてはシナリオライターの鏡俊也氏がこの富野節のエミュレーションに長けており、『64』の主人公の一人・アークライト・ブルーの台詞回しなどはまさにそのものである。また一方、『BX』では富野節のわかりにくさを指摘したり突っ込んだりする場面が存在する。
ドライバーおじさん
『BX』における獅子王凱の別称。「ドライバー」とはガオガイガーの特殊装備「ハイパーツール」の一種「ディバイディングドライバー」と「ガトリングドライバー」の事で、両方「移動後使用可能」「着弾地点指定の所謂『投下型』の広範囲のマップ兵器形式」と使い勝手が良好な上、効果もディバイディングドライバーは「範囲内の味方機体の地形適応をSまで上昇、敵機体の地形適応1段階低下」、ガトリングドライバーは「範囲内の敵の移動を封じる」と、非常に強力。
結果、ガオガイガーを出撃させた場合、戦わせるよりドライバーを使う頻度が多くなるプレイヤーが続出。凱が原作1話で天海護に「おじさん」と呼ばれた事もあり、こう呼ばれるようになった。
鈍足
ユニットの移動力が低いさまを表す俗称で、「鈍足ユニット」などと呼称される。スパロボでは一般的に戦艦スーパーロボットは鈍足な機体が多い。なお、本来の意味の「鈍足」は「走り方が遅い」ことを指すのだが、不思議と運動性の低いユニットを「鈍足」とは呼ばない(『移動力の低いユニット=運動性も低いユニット』であることが多いので、さして気にならないが)。
ちなみに対義語として「俊足(駿足)」がある。

な行

中村スペシャル
UX』においてグラハム・エーカー早乙女アルトを演じる声優・中村悠一氏繋がりでペアユニットにする通称。また、この二人の組み合わせ(ブレイヴデュランダルに限る)は技の射程や精神などの相性も非常に良い。更に、エースボーナスの兼ね合いでとんでもない移動力を叩き出すことが出来る。
由来は本項目内の「早乙女スペシャル」と同様、グラハムの空中変形マニューバから。
生身ユニット
「機体=本人」のユニットのうち、ロボットに乗らず身一つで戦う人間サイズのキャラクターの俗称。定義は主に「基本的に人間の姿」「システム的にはSSサイズ」の二つを満たした場合に使われる。
二軍
野球用語に由来する、出撃機会が与えられないパイロットや機体のこと。加入後しばらくは使えても、中盤以降能力的に息切れして「~落ち」となる場合も。
にせる
『第2次Z再世編』のオリジナルBGM「戦騎達の行進」が『装甲騎兵ボトムズ』の「レッドショルダーマーチ」に似ている事の通称。「レッドショルダーマーチ」はそもそも、イタリアの映画『2人の水兵と1人の将軍』に使われた音楽を流用していたもの[3]だったため、著作権の影響でゲームでは使えず、よく似たオリジナルBGMを作る事で対処した。『ボトムズ』の主題歌「炎のさだめ」の1フレーズ「むせる」と掛けてこう呼ばれる。
また『OE』でも『機動戦士ガンダム』の「颯爽たるシャア」に似せられたオリジナルBGM「砂煙の彼方に」が代わりに使われていたため(こちらは同作において楽曲の出典元サントラを劇場版で契約し、TV版の「颯爽たるシャア」が含まれていない可能性が挙げられている)、こちらにも同様にこの単語が使われる。
ニルファ
第2次スーパーロボット大戦α』の略称のひとつ。主にweb上で使用される俗称であり、公式では一切使われていない。本サイトでは『第2次α』と略すのが一般的。「サルファ」も参照。
ニーサン
L』の悠凪・グライフの事。見た目の美形ぶりとは裏腹に、ストーリーでは色々と迷走していたために付けられた。
ちなみに、この呼び名は漫画『鋼の錬金術師』の主人公エドワード・エルリックが弟アルフォンス・エルリックから頻繁に「兄さん」と呼ばれている事が元ネタであり、いつしか「ネタのような活躍を見せる兄貴キャラ」を指すネットスラングとなった。
捏造
オリジナル設定として、キャラクターやユニットの性能、グラフィック、サウンドなどに原作アニメに存在しない要素が追加されることを表した言葉。基本的には賞賛に使われる。また、未完作品に独自の決着を付けさせるなど、シナリオ面においても使われることがある。
時に「原作にある要素であったにも関わらず、それを知らずにスパロボの捏造だと勘違いする人」もいるが、その時はやんわりと指摘してあげよう。
ちなみに、いわゆる乱舞技はこれによって生まれることが多いのだが、中には原作では動きが少ないロボットが、それらをSRWの戦闘アニメに集約した結果、原作再現の技なのによく動くように見えるケースも存在する。
脳死
「頭(脳)を使わない」といった意味合いで使われる俗語で、ゲーム用語としては「強キャラや高性能の技(攻撃)で力押し」「オート操作で放置」などといった、戦術や戦略を考慮せず淡々と進行させる状態を「脳死プレイ」と呼んだりする。スパロボシリーズにおいては後者のケースでオートモードを実装した『X-Ω』『DD』『30』においてしばしば用いられている。
ただし、「脳死」の本来の意味は「大脳およびその周辺器官の不可逆な機能不全状態」を指す医学用語であり、生命倫理に触れるデリケートな言葉であるため、前述の「人権」と同様に俗語としての安易な使用は控えるべきであろう。

は行

バーニングラブ枠
スパロボにおいてED曲(狭義ではOPっぽいED曲)を戦闘BGMに設定された際に、その選曲に対してファンの間で用いられる俗語。語源はスパロボの常連参戦作品『超獣機神ダンクーガ』が『第4次』における初参戦から『α外伝』までの長きに渡り、大半の作品において戦闘BGMとしてED曲の「バーニング・ラブ」が採用されていたことから。あくまでデフォルトBGMとして採用されていた場合の話であり、イベントBGMとして採用され戦闘BGMとしても設定できるというだけでは当てはまらない場合が多い。当てはまる例としては『COMPACT3』の『ベターマン』や『UX』の『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』など。
ハイコートボルテッカ枠
テッカマンブレードの追加武器「ハイコートボルテッカ」が由来。『J』におけるこの武器は中盤で追加されるのだが、それから3ステージ後にブラスター化が追加されて更に強力な攻撃ができるようになる(そもそも追加の次シナリオで一時離脱)上、気力130以上でブラスター化が発動すると使用できなくなるため、気力120制限の当武器は結果的に活用し難くなる。こういった経緯から、「追加されて程なくもっと強力な武器が使えるようになり、結果として存在価値が半減する」不遇な武器に対して使われるようになった。
極端なのが『天獄篇』におけるジェニオンの「グリーフバニッシャー」で、PVでも披露され本編でも鳴り物入りで追加されるにも関わらず、追加時点でもっと強力な攻撃が(しかも最初から)あり、機体そのものもすぐにパワーアップするという不遇ぶりである。
なおハイコートボルテッカ自体原作で僅か2回しか使用されていないため、不遇なのは原作に忠実だったりする。
ハイパー化
元ネタである『聖戦士ダンバイン』以外でも、スパロボで(敵味方問わず)ユニットが原型を留めたまま巨大化するとしばしば揶揄される。詳細はページを参照。
バカ兄貴
UX』におけるブレラ・スターンのこと。彼がとあるシナリオで実の妹を積極的に殺そうとする(シナリオ上は一応助けようとしているのだが……)ことから。下記「ランカスレイヤー」の項も参照。
由来は任天堂のSRPG『ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣』において、とある兄妹のうち兄の方が台詞では行方不明の妹の身を案じながら、その妹に平然と攻撃を加える(下手するとそのまま殺してしまう)姿から付けられた渾名。以来、主にゲーム作品において同様の行動を取る(助けようとしている家族に何故か攻撃を行う)キャラへの渾名として「バカ○○(兄貴、姉貴などが入る)」が贈られることが多い。
浜田君
浜田満彦の事。劇中では呼び捨てや下の名前で呼ばれる事が一切なく、浜田君としか呼ばれなかったため視聴者からは完全に定着してしまっている。これにならってか『V』でも浜田君としか呼ばれない(絶対に君付けしなさそうなキャラはそもそも名前を呼ばない)。
バフ・デバフ
バフは「バッファー」、デバフは「デバッファー」の略語で前者はステータスやパラメータに強化補正を与え、後者は弱体補正を与える要素。主にオンラインゲームにおいて多用される用語である。
スパロボにおける該当要素は特殊技能特殊能力特殊効果エースボーナスなど多岐にわたり、また精神コマンドも重要なバフ・デバフ要素のひとつである。
バランスブレイカー
使用することで、ゲームバランスを著しく損なう可能性がある要素のこと。ユーザー間で使われる造語。スパロボ以外でも多く使われている。「チート」も参照。
バロン化
Z』での一部のキャラクターの音声が低く再生される現象「声バグ」において、とくに症状が酷いリーアディアナ・ソレルの音声がバロン・マクシミリアンのように再生される現象のこと。
反復横跳び
スーパーロボット大戦30』においてマス移動ごとにリソース獲得効果を持つゲインメーター系強化パーツを装備し移動力を上げたユニットでマップ内で往復移動を繰り返して資金(CREDIT)やMxPを延々と稼ぐプレイを指すユーザー用語。
ゲインメーター系パーツ自体は過去タイトルにも存在したが隠し要素等に総ターン数に絡むフラグが存在しない『30』の仕様との相性が良く、同作の稼ぎスタイルとして定着している。
パン屋
V』におけるキンケドゥ・ナウの事。原作終了後設定のため本業がパン屋になっていることから。
参戦時期が早く能力も優秀なため他のMSに次々と乗せ換えるプレイヤーが続出し、「他者から様々な機体を(海賊らしく)いただいていくパン屋」として語り草となった。
火消しのスラスターモジュール
L』におけるトールギスIII、およびゼクス・マーキスの事。『L』の発売前情報でアイテムが削除されたこととトールギスIIIのボーナスが宇宙適応Aであった事が明かされた際、『EW』においてゼクスが名乗った「火消しの風=プリベンター・ウインド」からとられた。
必殺仕事人ロボ
オルフェスおよびオデュッセアのこと。攻撃手段および必殺技BGMが時代劇「必殺シリーズ」を彷彿とさせるものが多いための愛称である。
ピンクエィナ
再登場時のエィナのこと。に眠っていたソルΣグラヴィオンと共に帰還したオリジナルの服装のカラーリングが由来。
公式ではなくファンの間で用いられた俗称であり、設定資料集で判明した正式名称は「エィナツヴァイ」。彼女はエィナの記憶も受け継いでいる事から、メンバーからも引き続き「エィナ」と呼ばれている。
よくてバストアップまでしか見えないスパロボではわからないのだが、放映時にはその衣装から「ハイレグエィナ」という呼ばれ方をしたことも。
フェストゥム殺すマン
UX』におけるマークザイン及び真壁一騎のこと。『UX』のマークザインが持つ同化は攻撃で気力を120以下にしたフェストゥムを撃破したうえHP・EPを吸収するという極めて強力な効果を持っており、問答無用でフェストゥムを同化しまくる暴れっぷりが強烈なインパクトを残したことから。
あくまで『UX』のザインと一騎に対する呼称だったのだが、『蒼穹のファフナー EXODUS』(SRW未参戦)ではスパロボ以上に凄まじいことをやらかしてしまったため、『UX』をやっていない層にもこの俗称が知られることとなった。
元々はネットスラングで、漫画『ジョジョの奇妙な冒険Part.7 スティール・ボール・ラン』に登場するスタンド「タスク Act.4」を「大統領絶対殺すマン」と呼んだことが由来とされる。平行世界を渡る実質不死身な能力を持つ上に無敵に近い防御能力を得た大統領(ラスボス)を、それら全てを突き抜けてどうあっても殺すという恐ろしいほどの必殺必中能力のため。
フォリア状態
スパロボにおいて度肝を抜くサプライズに遭遇して思わず驚愕してしまう状態のことを意味する俗称。主に、もう驚かないと言った直後にもっと凄いものに遭遇して驚いてしまう、というパターンに使われる。
元は『OG外伝』第19話「放たれた凶獣」においてフォリアが見せた一連のシーンから。
ぶっぱ
「ぶっ放し」の略称。前触れなしに必殺技等の大ダメージ攻撃を出すプレイスタイルを指し、元は格闘ゲームなどで用いられる語句。
スパロボにおいては『X-Ω』のアリーナモードにてバトル開始から即広範囲・高威力の必殺スキルを見舞うテクニックを指す用語として多用される。
不動明王
ゴッドマーズの別名。原作第1部では、線が多すぎてアニメで動かすのに不慣れだったため、あえて動かない事でゴッドマーズの強さを強調しており、スパロボでも基本的には動きが必要最低限に抑えられていることから。
フリー素材
原作の枠を外れ、開発スタッフに半ば自由に弄られている作品やキャラクターを指す言葉。
例としては前述の「捏造」並のオリジナル設定とクロスオーバーを重ねた結果、参戦の度に全く別の物語が生まれてしまうようになった『V』『X』における『真マジンガー 衝撃! Z編』や、『X-Ω』において様々なイベントに駆り出されその度に衣装替えユニットが実装されるオルドリン・ジヴォンなどが挙げられる。
ブルックリン・ラックフィールドの事。愛称の「ブリット」からもじったもの。恐らく、元ネタは格闘ゲーム『ギルティギア』シリーズのキャラクター・ブリジットを『鰤』と呼んだことだと思われる。
鰤介
イングラム・プリスケンの事。前述のブリットの愛称が一般化してからは、これを使う者は少なくなった。
へいちゃん
フェイ・シンルーの事。Zにおいて、神梅江からこう呼ばれていたが、語呂の良さもあってか、ユーザー間でもこの愛称が広まった。
変な奴ら
くろがね五人衆のこと。原作1話で鉄仮面がジャンゴを見て「変な奴がいるぞ!」と口にしたのがファン間で広まったのが始まり。
ちなみに「変な奴がいるぞ!」の台詞自体はスパロボでも『CC』にて発言した人物がいる。
没システム
発売前情報では実装される予定だったシステムが、製品版で未実装になること。納期の関係で説明書には未実装システムが記載されたままになってしまっているというケースも。代表的な物としては『FF完結編』のイデバリア、『COMPACT3』のドラグエナジストシステム、『J』の精神コマンド強化パーツなど。αシリーズ以降はこの事例は確認されていない。
没データ
ゲーム内に存在する、本編では使用されなかったデータ。通常ではまず見る事は出来ない。上記の没システムがそのまま残ってる、なんてことも。

ま行

マークゴルゴ
(TV版の)遠見真矢マークジーベンのこと。冷静かつ的確に敵を狙い撃って行く戦い方が「ゴルゴ13」を想起させることから付けられた。劇場版以降は戦闘スタイルが狙撃から中距離戦に変化したためゴルゴ感は薄れたのだが、一方で「卓越した技量を持つ熟練の戦士」としての印象が強まっていったためか、以降もそれほど区別されずに用いられている。
ちなみに真矢役の松本まりか氏は続編『EXODUS』のニコニコ生放送でこのことを知り「ゴルゴおこだよ」とコメントしている。
まとめ役
大部隊を一括に意思統一するために必要なポジションを与えられたキャラクターのこと。主に艦長や部隊長に準じたキャラクターが担当する。
マラソン
特定のミッション達成のためにひたすらステージやクエストを巡回プレイする作業を指す用語で、特にオンラインゲームにおいて多用される。
派生用語としてリセットマラソン(略称はリセマラ)があり、こちらは新規プレイ時にサービス配布されるガチャアイテムで目当てのユニット(主に高レアリティ)が出るまでアプリのアンインストール→再インストールを繰り返す作業を指す。
スパロボシリーズにおいては『スーパーロボット大戦X-Ω』のサービス開始後にこれらの用語が広まり、同作や後続オンラインタイトルのの『DD』において頻繁に用いられている。
無限稼ぎ
一定ターンが経過するなど、条件を満たさない限りいくらでも増援が出て来るステージにおいて、強力な機体を放り込んでひたすら敵を倒すことで資金を稼ぐテクニックのこと。道場とも呼ばれる。
無消費
ENも弾薬も消費しない武器の事。主に格闘武器が多い。「ただの剣やパンチには特にエネルギーを消費する理由がない」という考えが当初主流だった、古い作品ではどの機体も一つは無消費武器を持っていたが、シリーズが進むにつれバランス調整の面に加え、「ただの剣やパンチでも、機体を動かすだけのエネルギーはいるはず」という考えから、かつての無消費武器の大半は少量のENを消費するように設定されているが、『T』以降はカスタムボーナスと他のEN減少能力を組み合わせることで無消費を実現できる武装も存在する。
専ら無限稼ぎするにあたってエネミーフェイズで戦い続けるために重要な要素だった。無消費武器がなくなった後は無限稼ぎはやりづらくなってしまったが、消費を0に抑える精神コマンド「正義」が追加されてからは一部のキャラで実行可能となった。
また無消費武器でかつある程度の射程を持つ武器は継戦能力が高くなるため、個別武器改造の作品の場合は積極的に改造を進められることも。
無双
圧倒的な性能や能力を持つ存在が単独で、大勢の敵を事も無げに次々となぎ倒す様を指す。ゲームのみならず漫画・小説においても使われる。
メアリー・スー
元はアメリカで生まれた二次創作用語で、『スタートレック』の二次創作小説「A Trekkie's Tale」に登場するオリジナルヒロイン。若年ながらも非常に優秀かつ高い能力を持った人物で、転じて二次創作やクロスオーバー作品において原作キャラ以上に優遇措置を受けるオリジナルキャラの事を指す。現在では二次創作物でなくともただ単に「作中で優遇措置を受けるキャラクター」を指すこともあるが、この使い方は本来は誤用であるため注意が必要。
スパロボでは多くのユーザーからミスト・レックスが該当することで専らの評判である。
メイオウ枠
上記の「天の○○」とほぼ同じ意味。「今作のメイオウ枠」と使われる。
命中0%スルー
J』『XO』で採用されている敵ユニットの思考アルゴリズムの俗称。命中率が0%になるプレイヤーユニットを攻撃の対象にしない、というもの。プレイヤーだって同じ考え方をするのだからコンピュータだって同じことしていいはずだということではあるのだが、囮として前線に出すためにユニットの回避性能を強化していくことが無意味になるという不満も多かったのか、それ以後の作品には採用されていない。作品によっては代わりに連続ターゲット補正が採用されていることもある。

や行

矢島作戦
L』におけるアパレシオンEVA初号機のPU(パートナーユニット)に付けられた俗称。アパレシオンのパイロット(ファクター)である矢島英明と、初号機の代名詞ともいえる名場面「ヤシマ作戦」に引っ掛けた名称。
だが、ギャグ的な呼称に反してお互いの機体特性やボーナスの相性の良さにより、作中トップクラスの射撃能力を誇る凶悪チームである。ただし、初号機は宇宙Bであり後半は宇宙戦になる上に綾波じゃない方のレイが合流するため、このコンビを貫くのは割ときつい、と勘違いされることもあるがアパレシオンは宇宙Aであり、初号機の武器適応も宇宙Aのため、狙撃に特化すれば充分運用できる。綾波じゃないレイと組ませた方が機体が宇宙Bの初号機が助かるのは事実だが。
なお、『UX』ではアパレシオンとマークジーベンのPUがほぼ同じ特性を発揮するため、これにかけて「真矢島作戦」とつけられている。…が、こちらはマークジーベンが劇場版仕様になると中距離型になる(挙句の果てに必殺技は近距離型)ので余程コンビに拘りがない限りは解消させてあげた方が良い。
安い○○
『第2次α』以降、精神コマンドの消費SPが個別に設定されるようになり、低めのSPで有用な精神コマンドが使えることを指した名称。「○○」には精神コマンドが入る。低コストで有用な精神が使えることは便利だが、その結果「安い応援」「安い祝福」「安い愛」といった、誰にでも愛情を振りまくかのような不名誉な言葉が生まれてしまうことも。これを逆用し、実際に使用しない敵に対してキャラクター付けの一環として「安い愛」を持たせる例も存在する。
山田
  1. 獣神サンダーライガーの俗称。番組タイアップでデビューした同名プロレスラーの本名とされる名前、あるいはサンダー=山田さんだという読み替えに由来。
  2. ユリン・ルシェルのこと。こちらは同時期放送のアニメ『WORKING’!!』の山田葵に似ていたことから。
  3. ダイゴウジ・ガイの世を忍ぶ仮の名前の苗字。ただし、専ら「ヤマダ」とカタカナ表記される。
  4. 山田ライゾウ。ガイ同様こちらも「山田」と呼ばれると「サンダーだ!」と反論する。
やられメカ
量産兵器の宿命というべき造語。主役メカの強さを引き立てるため主役メカより弱くなるよう設定された、あるいは描写されるメカの事。

ら行

ランカスレイヤー
UX』第23話における飛影ブレラ・スターンのこと。このシナリオの勝利条件はランカ・リーを捕らえているハウンドバジュラHPを20%以下にする事なのだが、このシナリオでの飛影の出現位置はハウンドバジュラにかなり近い位置になっており、下準備が不完全な状態で飛影が出現した場合、そのままハウンドバジュラをランカ諸共撃墜することが多い。これにTwitter上で連載されている忍者がモチーフの小説『ニンジャスレイヤー』にひっかけて命名された。
ブレラは忍者ネタとは無関係でハウンドバジュラからも位置がやや遠目だが、それでも他のバジュラをわざと囮にさせたりしないとすぐにハウンドバジュラに近付く上に、彼の乗機であるVF-27γ ルシファーはここではボス仕様の圧倒的HPを持っており、『UX』の敵AIがHPの多い相手を優先的に狙うという仕様によりハウンドバジュラが真っ先にブレラを狙い、反撃→次ターンのブレラの攻撃で確実にランカを落としにかかるので一緒に含まれる。むしろ飛影とは違い、必ず現れるのでランカスレイヤー1号扱いされる事も。この場合『仮面ライダー』の「技の1号、力の2号」に引っかけて、ブレラは「ゲームの仕様を利用してハウンドバジュラを誘き寄せる技の1号」、飛影は「圧倒的な性能により問答無用で殺しにかかる力の2号」とされる。
同じ意味で「シェリル派」というのもある。またブレラの場合はニンジャならぬ「アニジャ(兄者)」とも。本項目内「バカ兄貴」も参照。
ちなみにこのハウンドバジュラ、シナリオの展開から明らかに23話のボスユニットである……と思わせておいて、能力的にはHPが1万を切る普通の雑魚でしかない。そのため飛影やブレラの手に掛からずとも「ボスならどうせタフだろうからまずは適当な必殺技で削ろう」と考えたプレイヤーの最初の一撃でそのままランカ諸共死ぬ事態が頻発した[4]。このようにうっかり殺ってしまったプレイヤー諸氏もまたランカスレイヤーの一員である……かも知れない。
乱舞技
元は格闘ゲーム『龍虎の拳』の隠し必殺技「龍虎乱舞」に由来。機体の武装バリエーションの一つで、複数種の武器を用いたコンビネーション攻撃を一つの武装として扱ったもの。
代表的なものとしてはデスティニーガンダムの「フルウェポン・コンビネーション」やスコープドッグ系の「アサルト・コンバット」など。
また使用武器の数に関係なく、連続して攻撃を叩きこむようなアニメーション演出に対しても用いられる。特にOGシリーズに顕著。
特に原作の武装のみだと火力不足な場合に、原作にはない独自の形で採用されることが多い。
また設定上の武装が多い機体の場合、武装バリエーションが多すぎて死に武装が生まれることが多いため、複数の武器を一つのアニメーション内に纏めることでデータとしての武装数を削減する場合にも用いられる(ザンボット3のグラップ・コンビネーションなど)。
リアクト・マシン
Zシリーズのオリジナルメカのうち、シュロウガ以外のスフィア搭載機のこと。スフィア・リアクターが乗ることが由来。公式には「スフィア搭載機」で一貫しているが、ユーザー間ではこの呼称で周知されている。
リアルバニシング
2006年秋頃から2016年5月まで、『ディバインウォーズ』を始めとするゲーム以外の各種メディアにおいてヒュッケバインが一切登場しなかった事。ヒュッケバインを「リアルバニシングトルーパー」と呼ぶこともある。詳細はヒュッケバイン問題の項目を参照。
リュウセイ病
武装に独特なネーミングセンスで名前をつけ、戦闘中にそれを叫ぶというリュウセイの悪癖の事。ラトマイ、更にはラトを介してシャイン王女へと広まっており、「リュウセイ病が伝染した」といった使われ方をする。
リュウ・ドルクのテーマ
『NEO』のオリジナルBGM「宿命のライバル」の別名。『獣神ライガー』のリュウ・ドルクの登場シーンのBGMとして使われ強く印象を残したことからこのように認知された。後の『OE』では初期設定の戦闘BGMにされている
後の『BX』においても、オリジナルBGM「激突」が「ジラード・スプリガンのテーマ」(「ジラード(さん)のテーマ」)と呼ばれる。本来は汎用味方NPC用の曲で、共通ルートでリディが戦う場面や一部シナリオデモ等でも流れる。しかし、最初の分岐で宇宙ルートを選んだ場合、最初にこのBGMを聞くのがジラードのスポット参戦時であり、イベント戦闘でもこの曲が流れ、曲調も彼女の雰囲気に非常に合っていたため、彼女の登場作品である『機動戦士ガンダムAGE』のBGMと勘違いするプレイヤーが続出。フラグを満たし、正式に加入した際は初期設定BGMが「ガンダムAGE-3~覚醒」に変更されているため、これに設定し直したプレイヤーも多い。
ロン毛
主にアカツキ・ナガレクルツ・ウェーバー等のスケコマシや、単に髪の長い男性キャラを指す。詳細はロンゲーズの項目を参照。

わ行

若本ボイス
若本規夫氏が声を当てたキャラクターの一部(ロボット系やファンタジー系作品)に多い独特な台詞回しのこと。一般的日本語と違った歌うような節回しを用いる。「一般的な日本語」に比べ、妙なところでためる・舌を巻く・語尾を延ばす・独特な叫びを上げるという特徴がある。
氏が1990年代以降、自身の演技を顧みて「声を自由に扱う方法」を模索していた時期に、大道芸の先生に5年ほどついて学んだものが基礎[5]になっており、一般的にはバンダイナムコのゲーム『テイルズオブデスティニー2』のキャラクター、バルバトス・ゲーティアを演じた際に披露した個性的過ぎる演技が有名になったもので、「ぶるあああああっ!!」というシャウトがもっとも有名。なおシャウトの元ネタ自体は別にあり、アニメで若本が声を担当した超有名格闘マンガのキャラが原作で見せた口癖である。
「こういった演技だけをことさらに強調されるのは好んでいない」と若本自身がメディア上で吐露しているものの、そのわかりやすい個性の強さからゲームに限らずSound Horizonなどの音楽作品においても強調されることが多く、スパロボでも同様。中でも氏の声が収録されていない『W』のテッカマンオメガや『L』のムーンWILLは特に極端な事例である。詳細は各キャラの名台詞の項を参照のこと。

公式に逆輸入された俗語・俗称

青大器 / 緑大器
X-Ω』にて成長属性が大器、アイコンの背景が青または緑のユニットのこと。青は「Sチップガシャ・ゴールド」でのみ入手可能で排出率は0.001%、緑はイベントの報酬ガシャと気力ガシャのみと非常に入手が困難。スペックが他の大器ユニットより高く設定されている。
開発陣もその名称を使用しているらしいのと、また追加された際の公式ニュースでこの名称を使用していた。
石配りおじさん
X-Ω』の運営プロデューサーであるオオチヒロアキ氏の呼び名のひとつ。
「石」とは同作の課金アイテムである「Ωクリスタル」を指し[6]、同氏が「スパロボチャンネル」等でΩクリスタルを無償配布を宣伝することが恒例化していることから付けられ、オオチP自身も番組内にてその旨を言及した。
裏スズネ
西条涼音の裏人格であるアムブリエルの事。『時獄篇』の段階では断片的に人格が表層化する程度で名前も明かされていなかったためにユーザー間での仮称として付けられた。
『天獄篇』にて、流竜馬との戦闘前会話で「裏スズネ」の呼び名が使われている(もっとも創作キャラにおける別人格を「裏~」と付ける事自体はよくあるものではあるが)。
エアプ
「エアプレイヤー」の略称。実際にはプレイしていないのに、あたかもプレイ済みであるかのように振る舞う者を指す蔑称。スパロボでは前述のスパ厨で挙げた「動画厨」がこれに該当する。
公式においては、前述のオオチPが「生スパロボチャンネル」にて征覇モード生チャレンジに失敗したことでエアプ疑惑が持ち上がり、同番組内において直ちにネタにされスパロボファン内における氏の愛称(蔑称)として定着している。
ちなみに本wikiもエアプ、或いは又聞きであいまいな編集をするユーザーも多々見られるため、何事も自分で触れていかねばならないことを戒めていくべきだろう。
カッパバイン
機体色が緑色であるヒュッケバイン009の事。『OGIN』公式サイトの「ネタバレ!?インスペクター」にて、エクスバインの解説を行った寺田Pがこの俗称に言及している。
クロスオーバー
ある作品の登場人物がその作品の設定を保ったまま別の作品に登場する事で、転じて複数の作品を一つの世界観に混在させる事を指す。スパロボシリーズの基本コンセプトにして醍醐味の一つ。『L』以降のシリーズ作品では設定・シナリオ面まで掘り下げられた巧みなクロスオーバーも行われている。
英語で「交差する」ことを意味する Crossover に由来し、英語圏ではコミックや映画、小説などの創作分野で一般的に使われている用語である[7]
ゴスロリオン
フェアリオンのデザインがゴスロリファッションの少女にしか見えないことから。
最弱主人公
アイビス・ダグラスの事。電撃プレイステーションの『第2次α』の攻略記事で、ライターに散々扱き下ろされたのが由来。『第3次α』の中断メッセージではスレイ・プレスティが言っている。
邪神
一部でKOS-MOSを指す言葉。元々は『ゼノサーガ エピソードII 善悪の彼岸』の限定版に付属した彼女のフィギュアがあまりにあんまりな出来であり、誰からともなくこのフィギュアを「邪神像」と呼ぶようになった[8]ことから。またKOS-MOSのアナグラムで「邪神MOKOSS(モッコス)」とも呼ばれる[9]
現在ではモノリスソフト作品の自虐ネタとなり、同社が開発した無限のフロンティアシリーズでもネタにされている。後に(MOKOSSに匹敵するレベルの)壮絶な出来のフィギュアなどにも使われるようになった。
召喚攻撃(召喚武器)
使用時に仲間の機体や武器・装備、固有の地形が登場する演出がとられている武装の事。仲間の登場をRPG作品の召喚魔法に例えたもので、単独のユニットとして登場しない機体が登場する。
元々ユーザーの間でのみ使われる言葉であったが、「スパロボチャンネル」内にて寺田PがソードフィッシュIIの武装の解説の際この俗語を用いている。
スパロボ
いわずと知れたロボット大戦シリーズの略称。単にこれだけで使う場合はシリーズそのものの総称であり、特定作品の場合はそのタイトルの「スーパーロボット大戦」の部分をこう略して使用される。ただし王道シリーズの場合は第2次スーパーロボット大戦α→第2次α、第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇→第3次Z天獄篇、と略されるため使われないことが多い。
なおスーパーロボットアニメやスーパー系ユニットを指しているのか、「スパロボアニメ」や「スパロボ系」といった単語を使う者もいる。
聖戦士ショウ=コハ=ザマ
UX』で(フラグ次第によって)復帰した後の羽佐間翔子の尊称。『UX』にてフェストゥム諸共自爆したはずの彼女がバイストン・ウェルに転移して「凄腕の女聖戦士」として名を馳せていたのと、彼女の名前を欧米読みした際の表記(ショウコ・ハザマ)が『聖戦士ダンバイン』の主人公ショウ・ザマと似ていたことから命名された(または単に「コハ」とも)。戦士として成長した彼女の言動、気概は誰も想像できなかっただろう。後述のマークデスティニーと同じくスパロボ公式ラジオにおいてパーソナリティである杉田智和氏がその俗称に触れている。
戦艦枠
参戦作品のうち、乗り込む形式のロボットアニメというよりは戦艦を主体としている作品の事。前述のテッカマン枠とは異なり、こちらは明確にロボットアニメとは呼べない作品が多い。代表例は『宇宙戦艦ヤマト2199』『ふしぎの海のナディア』『わが青春のアルカディア 無限軌道SSX』など。
スーパーロボット大戦T』発表時のインタビューにおいて、寺田Pらからこの俗称についての言及がなされている。
タレ
スーパーロボット大戦DD』の素材アイテムのひとつである「特性素材のもと」の俗称。由来は液体状のグラフィックがなにかのタレに見えることから。また、容器付きのグラフィックである「特性素材」は「タレ瓶」と呼ばれる。
「生スパロボチャンネル」において同作をプレイする出演者陣からもこの呼び名が用いられている。
チート
いわゆる不正行為。スパロボなどでは、改造ツールを使って資金PPを無制限にしたり、精神コマンドなどの操作を抜きでも味方の攻撃が当たり放題になったり、逆に敵の攻撃が常に外れるといったような細工を施すことを指す。
上記から転じて、改造ツールを用いたかのごとき反則的な性能や設定を持った存在のことを指す。「チート級」と呼ぶことも。グレートゼオライマーなど、隠しユニットがその対象となることが多い。
30』ではメイヴィー・ホーキンスエルネスティ・エチェバルリアのことを後者の意味合いでチートと評したシーンがある。
英語圏ではチート(cheat)は「ズル」や「騙す」ことを意味するごく一般的な単語であり、ゲームの分野ではバグ等を用いた不正行為を指す言葉として使われている。
中の人
漫画家・吉田戦車が自作『ゴッドボンボン』『感染るんです。』[10]などのギャグとして使ったことに始まるスラング。
  1. 登場人物に声をあてる声優を示すスラング。登場作品か否かに関わらず、同じ声優が声をあてる別の作品のキャラからネタを引いてくる事が往々にしてあり、それは中の人繋がりと呼ばれる。『X-Ω』ではヘボットのユニットシナリオでメガドライブに対し「中の人繋がり」と言及する場面が存在した。
  2. 着ぐるみや全身スーツを着ていて、外見から正体が分からない人物のこと。『W』では兜甲児ボン太くんの着ぐるみを着ている人物の正体に感づいた時に、流竜馬が「やめろ、甲児君! 中の人などいない!」と発言する場面がある。また、時獄篇ではフル・フロンタルがやはりボン太くんに対して「中の人」発言をしているが、こちらは大真面目。真面目だからこそ何かおかしいのだが。
ナタクのファクター
L』における張五飛の事。彼の性格からあまりに『鉄のラインバレル』とのクロスオーバーが噛み合っており、しかも他作品のキャラでありながら中島宗美加入の為の説得イベントを行う事が出来た事から。「ナタクのファクターはなんでファイナルフェイズに参加しないの?」などといった使われ方をする。
天獄篇』の発表生放送にて、例によって杉田氏がこの俗称に触れていた。2020年3月3日の687回においても触れている。
バリメカ
大張正己監督がデザインないしアレンジしたロボットのこと。人間の顔に酷似して表情も変わる頭部、ふくらはぎや二の腕部分が筋肉のように見えるボディ、ポーズを決めるなどの独特な絵柄が特徴。有名どころではドラグナー1型[11]ゴッドグラヴィオンダンクーガなど。オリジナルではコンパチブルカイザーシュロウガが一例。ちなみに、バリグナーのように別のデザイナーが描いたメカを監督が自分風にアレンジした結果この特徴が出た場合、「バリってる」と表現されることが多い。これは製作側も意識しているようで、『第2次OG』でコンパチブルカイザーとゼブリーズ・フルシュワを戦わせるとそれを思わせる特殊戦闘台詞が見られる。
ちなみにダイゼンガーアン・アーレスは「バリメカを意識した造形」であり、この範疇ではないのに注意。
X-Ω』の『ポプテピピック』期間限定参戦で登場したスーパーピピ美BARIモードが本俗称をネタにしている。
マークデスティニー
UX』でのデスティニーガンダムの事。本編中でデスティニーガンダムが竜宮島で改修を受けたことで、「すでにガンダムじゃなくてファフナーになってるのでは?」といったファン間のネタから。「アスカさん」「飛鳥真」も参照。スパロボ公式ラジオにおいて杉田氏がこれに言及している。
ミストさん
ミスト・レックスの事。「呼び捨てで呼ぶほど愛着を持てない」という理由から生み出された言葉であり、実質蔑称である。
公式ラジオ『うますぎWAVE』第776回でミストの話題になった際には、寺田氏および杉田氏からも「ミストさん」と呼ばれ続けていた。
眼鏡を割る
L』でミハエル・ブラン(ミシェル)を生存させる隠しフラグを意図的に無視すること。原作の悲劇を回避できるスパロボらしい隠し要素のはずなのだが、フラグを無視してミシェルを原作通り死亡させる方に俗称が付いている
詳細はミシェルの記事を参照。「他のフラグと択一で諦めざるを得ない」「フラグ成立に必要なルートに有数の難所がある」「フラグを放棄した場合に逆にメリットがある」「システムの制限で強制的にフラグを放棄させられる状況になる」など、様々な要因がミシェルの眼鏡を割ろうとする方向に仕向ける事がネタの要因となった。
ちなみに「眼鏡を割る」の語源は原作アニメで彼の死をイメージさせる描写として、割れた眼鏡が中空に浮かび上がるシーンがあることから。そして、『L』の制作チームによる次作『UX』において、ミシェル本人の口から「どうして俺の眼鏡を割ろうとするんだ」というメタ発言が飛び出した。
ワカメ
元々は強烈なソバージュヘアのシャドウミラー総指揮官、ヴィンデル・マウザーの特徴的な髪から彼に対するユーザー間でのネタ的な愛称であった。しかし無限のフロンティアEXCEEDにおいて、彼ほどではないものの同じくソバージュヘアであるアクセル・アルマーに対し、アシェンハーケンがワカメ呼ばわり。ネタ的呼称がまさかの逆輸入を果たした。他にはこの人がユーザー間でそう呼ばれる事もある。また、ジン・スペンサージスペルは紫ワカメと呼ばれている。
ちなみにヴィンデルの髪にソバージュがかかったのは実は『OG2』からなので、語源は実質この作品。

脚注

  1. 株式会社カンゼン『スーパーロボット大戦MX 全シナリオ攻略ファイル』235頁。
  2. 底力補正の重複自体は、『スーパーロボット大戦A PORTABLE』で白鳥九十九が所持していたが、『30』のスザクほどの驚異的なものではなかった。
  3. 流用の経緯は諸説あるが、どちらにしてもボトムズのサントラには収録できなかった。
  4. デモンベイン』の原作者・鋼屋ジン氏もTwitterで「九郎ちゃんアトランティス・ストライクで蹴り殺しちゃった」とこのシナリオでやらかしたことを呟いている。
  5. 声グラWeb:若本規夫の声優道(第2回)での若本本人の発言。
  6. 『X-Ω』に限らず、課金系アイテムを「石」と呼称するのは様々な基本無料ゲームで用いられるユーザー用語となっている。
  7. Wikipedia - Crossover (fiction)
  8. 単に出来が悪いというだけでなく、禍々しさすら感じるその邪悪な表情からこう呼ばれた。ちなみにタブバイクに跨がったポーズで固定されているのだが、そのポーズも単体ではまるで玉座に座っているかのようにも見えたことから邪神扱いが加速した。なおタブバイクの出来は(本体とは裏腹に)非常に良い。
  9. 高額な限定版を購入したにも拘わらず、あまりに出来の悪いフィギュアを押し付けられたファンが「これはKOS-MOSじゃなくモッコスという別キャラだ」とでも思わなければやってられなかったから、とも言われる。
  10. こちらでの用法は「下の人などいない」
  11. 『ドラグナー』ではOPアニメにて大張氏によりメカデザインにアレンジを施されており、本編に登場する機体とは外見が異なる。通称「バリグナー」。本編では終盤の第46話限りでドラグナー1型カスタムの「バリグナー」を確認できる。