「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」の版間の差分
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Doradokawakami (トーク | 投稿記録) (→余談) |
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== 余談 == | == 余談 == | ||
− | 直接の続編なので前作の登場人物も引き続き多数登場するが、何故かほぼ全員がスリムになった。単にキャラクターデザインが変化したという話ではなく、各キャラクターの身長体重の設定自体に手が加えられ、平均して身長が4cmは伸び、体重が5kgは減っている。全員基本的に有重力環境で暮らしていたので体が衰えたとは考え難く、科学的な理由は不明。医学の観点では『SEED』時代の方が健康な数値である場合が多い。 | + | *直接の続編なので前作の登場人物も引き続き多数登場するが、何故かほぼ全員がスリムになった。単にキャラクターデザインが変化したという話ではなく、各キャラクターの身長体重の設定自体に手が加えられ、平均して身長が4cmは伸び、体重が5kgは減っている。全員基本的に有重力環境で暮らしていたので体が衰えたとは考え難く、科学的な理由は不明。医学の観点では『SEED』時代の方が健康な数値である場合が多い。 |
− | + | **ちなみに、最も深刻なのは[[マリュー・ラミアス|マリュー]]であり、170cmという女性としてはかなりの長身に対して、『SEED』時代は63kgあったのに対して本作では50kgと、実に13kgも激減している。彼女の身長やグラマラスな体型、かつては軍人としてトレーニングを積み、それなりに筋肉を付けていたであろう事を考えると、50kgという体重は病的ですらある。 | |
− | ちなみに、最も深刻なのは[[マリュー・ラミアス|マリュー]]であり、170cmという女性としてはかなりの長身に対して、『SEED』時代は63kgあったのに対して本作では50kgと、実に13kgも激減している。彼女の身長やグラマラスな体型、かつては軍人としてトレーニングを積み、それなりに筋肉を付けていたであろう事を考えると、50kgという体重は病的ですらある。 | + | **例外は主人公のキラで、『SEED』時代は身長に対してやや太めといえる体重である。 |
− | + | *福田己津央監督は本作以降、アニメ作品制作から離れており2014年放送予定のアニメ『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』まで表立って携わる事がほとんどない状態だった。 | |
− | + | **その『クロスアンジュ』もクリエイティブプロデューサーとしての参加のため、この作品が現時点で最後の福田監督作品となっている。 | |
== 商品情報 == | == 商品情報 == |
2014年8月21日 (木) 17:10時点における版
- 2004年10月9日 ~ 2005年10月1日放映(MBS) 全50話
- HDリマスター版 2013年4月7日 ~ 2014年3月16日
- 初参戦スパロボ:スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd(2007年)
概要
『機動戦士ガンダムSEED』の続編。前作より2年後の世界が舞台で、再び勃発したザフトと地球連合の戦争のなかで2年前のオーブ侵攻戦に巻き込まれて家族を失ったザフトの若きパイロットであるシン・アスカと不本意ながらザフトに戻ったアスラン・ザラ、そして再び戦う決意をしたキラ・ヤマトの三人の苦悩と信念を描いた作品。
群像劇としての側面があり、上記三人のキャラクターの視点がそれぞれ絡み合う。その点で、あくまでキラの視点で物語を語った前作とは雰囲気は大きく異なる。
コンテンツの現状
続編となる劇場版の制作が告知されていたが、発表後音沙汰が無く配給元である松竹の上映スケジュールからも消滅、立ち消え状態となっている。ニッポン放送『ミューコミ+プラス』2014年6月12日放送分では、本作でも主題歌を担当した西川貴教氏が「別作品の打ち上げで劇種に触れたら、サンライズの関係者真っ青」と発言しており、数年前の時点で既に頓挫していることを匂わせている。
劇場版の代わりなのか、前作に引き続き2013年4月より、新規カットの追加・一部BGMがリミックスされたHDリマスター版がTOKYO MXとBS11にて放送開始(12年3月からバンダイチャンネルで先行配信している)。しかし、前作SEEDのリマスター時とは違いリマスター版と銘打ったHGシリーズの展開はなされず、弾切れの様相を呈している。
また、情報コラムやネットラジオ等を提供していた有料コンテンツである『SEED Club』も2014年6月30日をもってサービスが終了。SEED関連の単独展開は清算段階にある。
スパロボシリーズにおいて
上述のとおりこの作品は、複数のキャラクターの視点が交錯して語られる群像劇のような体裁がとられている。基本的にシン・アスカ属するミネルバ隊側とキラ・ヤマトが属するアークエンジェル隊側の二つの大きな視点があり、二人の立場は最後まで対立している為、参戦する場合は双方の扱いが話題となる。
故に作品によって二人の扱われ方が大きく違ってきているのが特徴で、特にシンの場合は原作を考えれば好待遇にある傾向と言える。
なお原作ストーリーの都合上、他作品と比べても自軍登録されるのが遅い傾向にある。特にAA隊は顕著である(例外もある)。
シン側もキラ側も一通り再現した現在は、大筋から改変して均等に扱うLのような扱いも出てきている。第2次Z以降やUXでは原作終了後の扱いであり、今後宇宙世紀ガンダム作品のように『作品バランス調整のためのリアル系』としての立ち位置にシフトしていくのかもしれない。
登場人物
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照。
- メカ&キャラクターリスト/SC2
- メカ&キャラクターリスト/Z
- メカ&キャラクターリスト/ZSPD
- メカ&キャラクターリスト/K
- メカ&キャラクターリスト/L
- メカ&キャラクターリスト/第2次Z破界篇
- メカ&キャラクターリスト/第2次Z再世篇
- メカ&キャラクターリスト/UX
- メカ&キャラクターリスト/OE
- メカ&キャラクターリスト/第3次Z時獄篇
Z.A.F.T
- シン・アスカ
- 物語前半の主人公。家族を失い、その悲しみを怒りに変えて戦う少年。
- レイ・ザ・バレル
- シンの戦友。ある人物のクローン。
- ギルバート・デュランダル
- パトリック・ザラに代わってプラント最高評議会議長を務める。
- タリア・グラディス
- ザフト最新鋭艦ミネルバ艦長。ギルバートは元彼。
- ルナマリア・ホーク
- シンの戦友。射撃が下手なのに射撃系機体に乗る。
- メイリン・ホーク
- ミネルバの搭乗員でMS通信管制官。ルナマリアの妹。
- アーサー・トライン
- ミネルバ副艦長。
- ヨウラン・ケント、ヴィーノ・デュプレ
- ミネルバのメカニック。
- イザーク・ジュール
- 出世して白服になる。多少は大人になったが熱いのは変わらず。
- ディアッカ・エルスマン
- 再入隊で緑服になってイザークの部下に。ノリは変わらず。
- ハイネ・ヴェステンフルス
- 声は主題歌を歌う西川貴教氏。声優の都合によりTV版では活躍しないが、それ以外のメディアに関しては彼の活躍ぶりが描かれている。
- ミーア・キャンベル
- デュランダルが用意したラクス・クラインの替え玉。本人はラクスを演じることより、歌えることに喜びを感じていたが…。
地球連合
- ステラ・ルーシェ
- 寡黙な少女であるが、その正体は戦いのために生み出された強化人間。それゆえ悲劇に見舞われる。
- アウル・ニーダ
- やや子供っぽい性格の少年。
- スティング・オークレー
- ステラやアウルの兄貴分。
- ネオ・ロアノーク
- 地球連合軍の特殊部隊を率いる。謎の多い人物であるが…。
- イアン・リー
- ファントムペインが保持する戦艦、ガーティ・ルー艦長。
- ロード・ジブリール
- ブルーコスモスの盟主でロゴスの一員。
- ジョゼフ・コープランド
- 大西洋連邦の大統領。いつもロゴスの圧力を受けている。
オーブ
- キラ・ヤマト
- 前作の主人公であり物語後半の実質的な主人公。前作とは打って変わって戦うことに迷いが生じる。
- アスラン・ザラ / アレックス・ディノ
- 前作から登場。前大戦終結後は偽名を使い、オーブでカガリのボディガードをしていた。その後はザフトに所属する。物語の立場上、主人公シンの裏で固める重要人物である。
- カガリ・ユラ・アスハ
- 前作から登場。亡父の後を継ぎオーブの指導者の立場である。
- マリュー・ラミアス
- 元アークエンジェル艦長で本作初登場時は偽名を使ってオーブへと亡命していた。
- ムウ・ラ・フラガ
- マリューの恋人。前作で死亡したと思われていたが…。
- アンドリュー・バルトフェルド
- 前作では当初はキラの敵だったが、途中で仲間となる。現在はキラ達と共にオーブに亡命。
- ミリアリア・ハウ
- 前作のキラの友人軍団から唯一の登場。カメラマンだったが、途中でアークエンジェルのオペレーターに復帰。
- アーノルド・ノイマン
- 前作からの登場。アークエンジェルの操舵手。
- ダリダ・ローラハ・チャンドラII世
- 前作からの登場。アークエンジェルの管制官。
- コジロー・マードック
- 前作からの登場。アークエンジェルの整備班長。
- ユウナ・ロマ・セイラン
- オーブ政府の一員で、カガリと共に指導者としての立場。
- ウナト・エマ・セイラン
- ユウナの父親。カガリと共に指導者としての立場である。
- トダカ
- オーブ軍一佐。防衛艦隊の司令で、タケミカズチの艦長。シンをプラントへと送った人物。シンにとっては恩人であるが…。
- ババ
- MSムラサメを駆るオーブ兵。あくまで国と、そこに生きる人たちのために命をかけた作中一番の英雄。
- レドニル・キサカ
- 前作から登場のカガリのボディガード。
クライン派
- ラクス・クライン
- 前作から引き続き登場する元プラントの歌姫。現在はオーブでキラと過ごしている。
- マーチン・ダコスタ
- 前作からの登場。バルトフェルドの腹心の部下。
- ヒルダ・ハーケン、ヘルベルト・フォン・ラインハルト、マーズ・シメオン
- ドムトルーパーを駆る歴戦のパイロット達。ラクスに対する忠誠心が厚い。ヒルダがリーダーを務める。
その他
- サトー
- ブレイク・ザ・ワールド事件を起こしたテロリストの隊長格。典型的なパトリック派。
- マユ・アスカ
- シンの亡き妹。彼女の死はシンの戦う原動力。
- マルキオ導師
- 本編では前作ほど活躍せず、スパロボにも登場してない。その活動は外伝で描かれる。
登場メカ
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
- メカ&キャラクターリスト/SC2
- メカ&キャラクターリスト/Z
- メカ&キャラクターリスト/ZSPD
- メカ&キャラクターリスト/K
- メカ&キャラクターリスト/L
- メカ&キャラクターリスト/第2次Z
- メカ&キャラクターリスト/UX
- メカ&キャラクターリスト/OE
Z.A.F.Tの機動兵器
- インパルスガンダム
- 現時点では下記の換装形態のみ登場。ザフトで新たに開発された機体で、前大戦で連合が作ったストライクガンダムが設計コンセプトのベースになっている。シンの前半の乗機で、後にルナマリアへと譲られた。
他、チェストフライヤー、レッグフライヤー、コアスプレンダーがユニットアイコンのみ登場。
- セイバーガンダム
- 紆余曲折を経て、遅れてロールアウトした機体。戦闘機形態へと変形できる。一時期、ザフトへ戻っていたアスランが搭乗。
- デスティニーガンダム
- 「ザフト版ストライクガンダムI.W.S.P.」といった趣の機体。戦争を止めるための力が欲しかったシンにデュランダルが託した。シン専用に調整しているために、ほぼ彼の専用機になっている。
- レジェンドガンダム
- 前大戦末期に開発され、多大なる戦果を上げたプロヴィデンスガンダムの後継機。本来ならアスランに渡されるはずだったが、その前に離反したので、レイによって運用された。
- ザクウォーリア
- ザフトが開発した「ニューミレニアムシリーズ」のMS。ストライクなどの初期型GAT-Xシリーズを上回る性能を持つ。こちらは一般兵用。装備換装システムも搭載。
- ブレイズザクウォーリア
- いわゆるエールザク。原作でアスランが搭乗した他、パイロット不明の、黒にファイヤーパターンが描かれたタイプが登場する。
- ガナーザクウォーリア
- 一般用、ルナマリア用が存在。いわゆるランチャーザク。
- スラッシュザクウォーリア
- いわゆるソードザク。
- ブレイズザクファントム
- 一般用、レイ用、ディアッカ用、ハイネ用がある。
- スラッシュザクファントム
- 一般用、イザーク用がある。一般機はスパロボ未登場。
- グフイグナイテッド
- 一般用、ハイネ用、イザーク用がある。やはり、ザクとは違うらしい。
- アッシュ
- ラクス達の暗殺を企てた部隊が使用した水陸両用型。デザインの元ネタは同スタジオで作られているアニメ『ケロロ軍曹』主人公のケロロ軍曹。
- ジン・ハイマニューバ2型
- MSVであったジン・ハイマニューバの後継機で、日本刀型の実体剣を装備。
- ゲイツR
- 前大戦末期に作られたゲイツの改修型。腰のワイヤーアンカーがレールガンへと変更された。
- バビ
- 射撃武器のみで構成された機体。可変機で大気圏内飛行可能。
- ガズウート
- ザウートの後継機、スパロボ未登場。
地球連合軍の機動兵器
- ガイアガンダム
- 四足歩行形態になる。後にザフトへ戻ってきたが、今度はクライン派に強奪されてバルトフェルドが使用する(橙色Ver.)。
- アビスガンダム
- 水中戦を主にした機体。何故宇宙で作られた機体なのに水中用なのか、という疑問をゲーム『SDガンダム ガシャポンウォーズ』のHPでネタにされていた。
- カオスガンダム
- 地上でも使用可能なドラグーン・システムを搭載した機体。1/144HGキットが50円で投げ売りされたり、数で押されたとはいえ量産機のムラサメに落とされたりとさんざんな扱い。
- ウィンダム
- 一般用、ネオ用がある。量産機とは思えないカッコイイデザインが特徴。
- デストロイガンダム
- サイコガンダム似とビグ・ザム似の2つの形態をとる超大型MS。終盤には少数量産されるも、デスティニー、レジェンド、インパルスに次々と倒されていった。
- ダガーL
- ダガーシリーズの後継機。
- 105ダガー
- SEED-MSVに登場したストライクガンダムの量産型。ヘブンズベース戦にはジェットストライカー型、ランチャーストライカー型の少数配備が確認できる。Wでは機動戦士ガンダムSEED ASTRAY名義で参戦したが、DESTINY名義では未登場。
- フォビドゥンヴォーテクス
- SEED-MSVに登場したフォビドゥンブルー(スパロボ未登場)の量産機、ヘブンズベース戦には少数配備が確認できる。スパロボ未登場。
- エグザス
- メビウス・ゼロの後継機にあたるMAで、同じく有線式ガンバレルを装備しているが、メビウス・ゼロのそれが実弾兵器だったのに対し、こちらはビーム兵器になっている。
- ザムザザー
- カニみたいなMA。ハイペリオンガンダムと同じく、モノフェーズ・シールドを持っているために防御力は非常に高い。
- ゲルズゲー
- 下半身がカマキリみたいなMA。上半身はストライクダガーの物を流用している。
- ユークリッド
- 終盤に登場したMA。ザムザザーやゲルズゲーとは打って変わってシンプルな形状で、多数量産されている。
オーブ軍の機動兵器
- ムラサメ
- オーブ軍の可変量産機。3機がかりとはいえカオスガンダムを倒すという戦果を挙げた。変形時はどう見てもΖガンダム。赤みがかった黄色(オレンジ)系統のカラーリングのバルトフェルド機も登場。
- アカツキ・オオワシ装備
- ウズミ・ナラ・アスハが娘のために開発した機体。ベースはストライクで、換装システムもある。大気圏専用。
- アカツキ・シラヌイ装備
- ドラグーン・システムを装備した形態。主に宇宙専用。カガリは父の形見でもあるこの機体をネオに早々と譲渡している。
クライン派の機動兵器
- ストライクフリーダムガンダム
- フリーダムガンダムの発展型。「ドラグーン・システム」の搭載により、射撃兵装が充実している。
- ストライクフリーダムガンダム (ミーティア)
- ミーティアとドッキングした状態のストライクフリーダムガンダム。火力および推力が大幅に強化されている。
- インフィニットジャスティスガンダム
- ジャスティスガンダムの発展型。近接武器が充実している。
- インフィニットジャスティスガンダム (ミーティア)
- ミーティアとドッキングした状態のインフィニットジャスティスガンダム。火力および推力が大幅に強化されている。
- ドムトルーパー
- ザクやグフと同時期に設計されていた機体。しかし、腕のいいパイロットでないと使いこなせないために制式採用されず、その後、クライン派の戦力として改装された本機が戦場に姿を現す事となった。
戦艦、艦艇
- ミネルバ
- ザフトで開発された戦艦。セカンドステージシリーズのMSにワイヤレスでエネルギーを送るデュートリオンビーム送電システムがある。
- ナスカ級
- ザフトの主力戦艦。
- ゴンドワナ級
- ザフトの超大型宇宙空母。内部にナスカ級を収容できる程の大きさを持つ。
- ガーティ・ルー
- 地球連合軍の宇宙戦艦。形状がアークエンジェル級に似ている。ミラージュコロイドを搭載しており、隠密行動を可能にしている。
- ダニロフ級イージス艦
- 地球連合軍の宇宙戦艦。
- ドレイク級
- 地球連合軍の宇宙護衛艦。地球連合軍の戦艦では最も小型。陽電子リフレクターを搭載したタイプもある。
- アガメムノン級
- 地球連合軍の宇宙空母。地球連合軍が保有する戦艦の中では最も大きい。
- オーブ軍イージス艦
- オーブ軍の大型戦艦。オーブ軍の守りの要。
- オーブ軍空母タケミカズチ
- オーブ軍の航空母艦。ヤキン・ドゥーエ戦役後に建造されている。
- クサナギ
- 前作でも登場したオーブ軍イズモ級二番艦。スパロボ未登場。
- ツクヨミ、スサノヲ
- イズモ級でクサナギの同型艦。スパロボ未登場。
- アークエンジェル
- 前大戦でも活躍した艦。略称は「AA」。2年前との違いは浴室が付いたことと、水中にも潜れるようになったところ。
- エターナル
- 前大戦でも活躍した艦。アークエンジェルと違い、2年前との違いはない。
楽曲
- オープニングテーマ
-
- 「ignited -イグナイテッド-」(第1期)
- 『SC2』『Z』『L』『OE』で採用。
- 「PRIDE」(第2期)
- 『第3次Z時獄篇』で採用。
- エンディングテーマ
-
- 「Life Goes On」(第2期)
- 『UX』で採用。
- 「君は僕に似ている」(第4期)
- 『Z』『UX』で採用。
- 挿入歌
-
- 「meteor -ミーティア-」
- 前作でも使用。『Z』で採用。
- 「vestige -ヴェスティージ-」
- TV版ではストライクフリーダムガンダム登場時で初選曲され、ファイナルプラスではOPテーマとなった。『SC2』『Z』『第2次Z』で採用。
- 「焔の扉」
- 歌:Fiction Junction YUUKA
- カガリのテーマ。
- 「Zips」
- スペシャルエディションI「砕かれた世界」挿入歌。本来この曲が使われたのは前作SPEDと『SEED MSV』のPVであり、TV本編では一切流れない。更にこの作品のSPEDで使われたのは、「Zips -UNDER:COVER Ver.-」というセルフカバーである。『K』で採用。
- 劇中BGM
-
- 「キラ、その心のままに」
- 『K』『L』にて採用されたオーブ軍およびクライン派のデフォルトBGM。
登場作と扱われ方
スクコマ2での初参戦以降はほとんどの作品に参戦しており、していないのはNEOとモバイルのみ。ガンダムシリーズのお約束として、本作の世界観がメインの作品は少なくないが、各作品において視点や味方キャラクターの扱いがやや異なっている。
近年は原作終了後設定の参戦が多いため、主役周りのキャラと機体のみの参戦という扱いも増えてきている。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 寺田Pが「片方だけ贔屓するつもりはない」という発言をしており、セツコ編ではシン中心、ランド編ではキラ中心となる。ただし、ザフト組はどちらのルートでも条件次第では後半で一旦離脱し、敵になる事がある。
- ストーリー的には今作の中核と言えるほどイベントが多く、特にザフト組はわざわざ条件の厳しい隠しルートで大規模に原作改変して優遇と、かなり力の入った演出である。しかし、携帯機であったコーディネイター技能は採用されず、デュートリオンビームもイベントのみのため(代替で戦術換装がある)、戦力的には「自軍の一翼」止まりといったところか。代わりにSEEDの発動条件がやや緩和されている。
- ミネルバ隊はセツコ編では終始主力だが、キラ達アークエンジェル隊メンバーはランド編を選択してもスポット参戦ばかりで正式参戦が非常に遅い。AAメンバーの行動がプレイヤー部隊に批難される現時点で唯一の作品。
- 第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇
- 前作でストーリーを終わらせているため、『スパロボ学園』を除けば初のいるだけ参戦となった。主役周りのみの参戦であり、シン、キラ、アスラン、ルナマリアだけの登場である(一応ラクスも中盤に顔見せ程度に登場する)。時空震動に巻き込まれて『第2次Z』の多元世界に召喚されてしまった。キラとアスランについては任天堂携帯機で先行実装された合体攻撃が追加されている。
- 第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇
- 破界篇に登場したメンバーに加えエターナルがZEUTHのいた世界から第2次Zの世界へとやって来てZEXISの母艦になる(それに伴いラクスが艦長として、メイリンとバルトフェルドがサブとして復帰する)他、ゲルズゲー、ユークリッド、デストロイガンダムといった敵機体がモビルドール化されて登場した。またifルートのエンディングにてレイとステラの生存が確認された。また、破界篇に比べると同作のキャラクター達のインターミッションにおける出番が多くなっている。
- また、発売当時は『SEEDリマスター版』が放送されており、それに合わせて『SEED』に登場して、死亡したキャラクターやMSの名前が挙げられている。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 今回アスランとルナマリアがパイロットとしての登場はせず(アスランの不参加は今作が初)、シンとキラのみ(いわゆる本作と前作の主人公同士)パイロット登場となった。また、Zからのアナザーガンダム作品の中では唯一の続投となった。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦K
- オープニング戦闘デモでは主人公のシンは敵役に回っている。オーブ側視点。アスランなどは比較的最初から顔を出すが、シン達が登場するのは序盤最後でベルリン戦からと非常に中途半端。アウルに至っては影も形もない。その上、ストーリー自体は中盤で終了。再現されているのはベルリン戦、エンジェルダウン作戦、最終決戦のみである。しかし、結果として作品全体の早期参戦が実現しており、一概にデメリットだけとは言えない。
- 携帯機スパロボなので乗り換えのバリエーションが豊富だが、それに対応できるほど機体が多く入らないのが泣ける。ドラグーン装備機体はレジェンドを除き宇宙と地上で装備が自動で変わる仕様に変更され、使い勝手が大幅に変わってしまうので要注意。ストーリー再現は歴代で最もぞんざいな扱いだが、機体性能やパイロット能力などはかなり優遇されている。
- スーパーロボット大戦L
- 今回はややザフト寄りの視点だが、AAメンバーが介入行動を行わずむしろザフトを助けるなど大幅な改変が行われている。さらにはステラを助けるためにキラとシンが協力する、主要キャラクターの死亡が殆ど無く(死亡はデュランダルのみ、レイは回避可能)、シンがジブリールに止めを刺すなどかなり扱いのいいif展開となっている。反面、セカンドシリーズとの戦闘シーンが一切ないなどファントムペインの扱いの地味さが凄まじい。アウルにいたっては、オリジナル敵の戦闘機に戦闘デモすらなく破壊されて死亡した。
- 前回あった機体が少ないという問題点に関しても今回は条件次第でデュエルとバスターが入手できるようになり多少は改善された。また、『スパロボ学園』で登場したブレイズザクファントム(ハイネ機)とスラッシュザクファントム(イザーク機)も今回使用可能になっている。その一方で前作でも登場しなかったセイバーガンダムは存在に触れられても、自軍合流時には戦闘デモすらなく破壊されているという不遇極まりない扱いである。
- シナリオ上ではプロローグで遭遇する『マクロスF』とステラ、猿渡ゴオの治療で関わる『神魂合体ゴーダンナー!!』との関わりが特に深い。なお、今回シン、キラ、アスラン、カガリは戦闘時はパイロットスーツを着た顔グラになっている(SEED時の顔グラと合わせるためと思われる)。
- スーパーロボット大戦UX
- 原作終了後設定の参戦(公式サイト・PVで敵ユニットが登場していなかったため、終了後参戦の予想は多かった)で続編ものであるZシリーズを除いた単独作品のスパロボとしては今作が初である。が、K以上にファフナー勢と絡みが多く、プロローグからアルヴィスの協力者としてシンやカガリが関わったり、機体の一部設定を共有するなど大胆なクロスオーバーも豊富(世界観/UXも参照)。初見のユーザーからどれも一つの作品の要素かと誤解されるほどで、いるだけ参戦とは程遠い活躍を見せる。シンとキラの台詞が新録されている他、シンとルナマリアの合体攻撃も用意されている。
- なお、参戦するのは主役周りのキャラと機体に限られており、シン、キラ、アスラン、ルナマリア以外は一切登場しない(第2次Zと同様)。カガリとラクスは登場するが今回は二人ともNPC。なお、キラやアスランもインパルスガンダムに乗れるようになった。機体性能やパイロットステータスの優秀さは相変わらず。
Scramble Commanderシリーズ
- スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
- 初参戦作品。本作ではキラ達オーブ側視点で物語が進行する。キラ達は原作のような愚連隊行動はとらず、すぐにAフォースの一員となって行動する為、Zのように非難を浴びる事は無い。
- 残念ながら主人公であるシン達ザフト側は序盤に一度スポット参戦した後は基本的に敵であり、終盤にシンとルナマリアの二人が正式加入するのみである。
単独作品
- スパロボ学園
- Kに登場した機体・パイロットに加えブレイズザクファントム(ハイネ機)とスラッシュザクファントム(イザーク機)が参戦。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- シン、キラ、アスランのみのいるだけ参戦。また本作参戦時は必ず参戦していたルナマリアとインパルスガンダムも今回は初欠席となる。
- 宇宙世紀の世界観がメインであるため、Wや00同様、三人ともコロニーの自治勢力が作ったガンダムとそのパイロットとして登場。インベーダーやミューカスのような人類共通の脅威が増大していることを受けて、コネクト・フォースへの協力者として派遣されるという形となる。
- ザフト、オーブといった原作の勢力名も一切登場せず、「コーディネイター」もキラの登場シナリオのタイトルに採用される程度となっている。
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- シナリオの都合上、『SEED』終盤が再現されないまま『DESTINY』の展開に突入する事に。
用語
- ミネルバ隊
- シン・アスカらが所属する戦艦ミネルバを主軸とした部隊。
- エクステンデッド
- 過剰なまでの薬物投与や訓練によって、ナチュラルにコーディネイター並み、もしくはそれ以上の能力を持たせたもの。特殊な薬物の継続使用や特殊な機械を用いないと生きていられないが、ブーステッドマンよりは精神面などが安定している。
- ブロックワード
- エクステンデッドの暴走を防ぐために考案されたもの。エクステンデッド一人につき一つ設定されており、これを聞くとエクステンデッドは恐慌状態に陥る。
- FAITH
- 「フェイス」と読む。ザフトにおいて国防委員会及び評議会議長から特例として与えられる権威職。特別な功績があった際などに送られる。階級に関わらず作戦立案に口出ししたり独自行動等の権限を与えられている。前作でもアスランが「特務隊」として任命されていたが、今作ではこれに該当するものがかなりいる。
- ヘブンズベース、ダイダロス基地
- 地球連合軍側の拠点。
- レクイエム
- ダイダロス基地に設営された反射衛星砲。
- デスティニープラン
- デュランダル議長が議会の許可無く、勝手に立ち上げたプラン。専用の設備まで、承認前に勝手に作ってしまった。内容は大雑把に言えば「全人類の遺伝子特性を解析し、各人に最適な役職を振り分ける」というもの。
各話リスト
話数 | サブタイトル | 登場メカ | 備考 | 再現スパロボ |
---|---|---|---|---|
PHASE-01 | 怒れる瞳 | Z | ||
PHASE-02 | 戦いを呼ぶもの | |||
PHASE-03 | 予兆の砲火 | |||
PHASE-04 | 星屑の戦場 | |||
PHASE-05 | 癒えぬ傷痕 | |||
PHASE-06 | 世界の終わる時 | |||
PHASE-07 | 混迷の大地 | |||
PHASE-08 | ジャンクション | |||
PHASE-09 | 驕れる牙 | |||
PHASE-10 | 父の呪縛 | |||
PHASE-11 | 選びし道 | |||
PHASE-12 | 血に染まる海 | |||
PHASE-13 | よみがえる翼 | |||
PHASE-14 | 明日への出航 | OP・ED変更 | ||
PHASE-15 | 戦場への帰還 | |||
特別編 | EDITED | 総集編 | ||
PHASE-16 | インド洋の死闘 | |||
PHASE-17 | 戦士の条件 | |||
PHASE-18 | ローエングリンを討て! | |||
PHASE-19 | 見えない真実 | |||
PHASE-20 | PAST | 半総集編 | ||
PHASE-21 | さまよう眸(ひとみ) | |||
PHASE-22 | 蒼天の剣 | |||
PHASE-23 | 戦火の蔭 | |||
PHASE-24 | すれ違う視線 | |||
PHASE-25 | 罪の在処(ありか) | OP変更 | ||
PHASE-26 | 約束 | ED変更 | ||
PHASE-27 | 届かぬ想い | |||
PHASE-28 | 残る命 散る命 | |||
PHASE-29 | FATES | 半総集編 | ||
PHASE-30 | 刹那の夢 | |||
PHASE-31 | 明けない夜 | |||
PHASE-32 | ステラ | |||
PHASE-33 | 示される世界 | |||
PHASE-34 | 悪夢 | |||
PHASE-35 | 混沌の先に | |||
PHASE-36 | アスラン脱走 | |||
PHASE-37 | 雷鳴の闇 | |||
PHASE-38 | 新しき旗 | OP・ED変更 | ||
PHASE-39 | 天空のキラ | |||
PHASE-40 | 黄金の意思 | |||
PHASE-41 | リフレイン | 総集編 | ||
PHASE-42 | 自由と正義と | |||
PHASE-43 | 反撃の声 | |||
PHASE-44 | 二人のラクス | |||
PHASE-45 | 変革の序曲 | |||
PHASE-46 | 真実の歌 | |||
PHASE-47 | ミーア | 半総集編 | ||
PHASE-48 | 新世界へ | |||
PHASE-49 | レイ | |||
FINAL- PHASE |
最後の力 | Z | ||
FINAL- PLUS |
選ばれた未来 | OP変更 1時間の特番枠 |
Z |
主要スタッフ
- 制作
- サンライズ(第3スタジオ)
- 監督
- 福田己津央
- キャラクターデザイン
- 平井久司
- メカニックデザイン
- 大河原邦男
- 山根公利
- 藤岡建機
- 音楽
- 佐橋俊彦
余談
- 直接の続編なので前作の登場人物も引き続き多数登場するが、何故かほぼ全員がスリムになった。単にキャラクターデザインが変化したという話ではなく、各キャラクターの身長体重の設定自体に手が加えられ、平均して身長が4cmは伸び、体重が5kgは減っている。全員基本的に有重力環境で暮らしていたので体が衰えたとは考え難く、科学的な理由は不明。医学の観点では『SEED』時代の方が健康な数値である場合が多い。
- ちなみに、最も深刻なのはマリューであり、170cmという女性としてはかなりの長身に対して、『SEED』時代は63kgあったのに対して本作では50kgと、実に13kgも激減している。彼女の身長やグラマラスな体型、かつては軍人としてトレーニングを積み、それなりに筋肉を付けていたであろう事を考えると、50kgという体重は病的ですらある。
- 例外は主人公のキラで、『SEED』時代は身長に対してやや太めといえる体重である。
- 福田己津央監督は本作以降、アニメ作品制作から離れており2014年放送予定のアニメ『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』まで表立って携わる事がほとんどない状態だった。
- その『クロスアンジュ』もクリエイティブプロデューサーとしての参加のため、この作品が現時点で最後の福田監督作品となっている。
商品情報
DVD
- TV本編
- スペシャルエディション
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