ドモン・カッシュ
ドモン・カッシュ(Domon Kasshu)
- 登場作品:機動武闘伝Gガンダム
- 声優:関智一
- 種族:地球人(ネオジャパン)
- 性別:男
- 生年月日:F.C.39年7月24日
- 身長:180cm
- 体重:78kg
- 星座:獅子座
- 血液型:O型
- 所属:第13回大会ガンダムファイト、ネオジャパン代表
- 得意技:武道
- キャラクターデザイン:逢坂浩司、島本和彦(原案)
ネオジャパンのガンダムファイター。コロニー格闘技の覇者にして『キング・オブ・ハート』の称号を持つ。搭乗機はシャイニングガンダム、ゴッドガンダム。
10歳の頃から東方不敗に師事して流派東方不敗を学んでいたが、10年間の修行を終え自宅に戻ったとき、母は死に、兄・キョウジはデビルガンダムを奪って逃走、父は責任を問われ冷凍刑になっていた。父の汚名を晴らすために、ネオジャパン代表のガンダムファイターになり、地上へ逃亡したデビルガンダムを追って大会に参加した。最終的にはデビルガンダムを討ち果たして第13回大会の優勝者となり、またパートナーのレインと結ばれるという大団円を迎える。
しかしそこに至る道は決して平坦なものではなく、苦難の連続であった。まず、戦いに至る過程が上述の通り悲劇的である上、自分の家族をバラバラにした元凶であるウルベに騙されて地球に逃げ延びた兄を両親の仇と思い込まされ、彼とデビルガンダムへの憎しみを戦いの糧として地球へ赴き、兄弟同士で争いあうこととなる。また、新宿において最も尊敬する人物であった師匠・東方不敗と再会するも、彼の変貌を目の当たりにしたドモンは師とも拳を交えざるを得なくなる。最終的には実の兄であるキョウジとそのクローンであるシュバルツ、そして師である東方不敗をも自身の拳で葬りさることになってしまう。
しかしそんな彼もガンダムファイトの戦いの中で、多くの仲間と出会い、友情を育みながら成長していく。最初はその境遇のひどさから無口で粗暴な面が目立っていたが、シャッフル同盟の仲間の支えやシュバルツの教えもあり精神的な成長を遂げ、ギアナ高地での修行では明鏡止水の境地を会得。怒りと憎しみで戦うことの愚かさを理解したドモンは、その手にかける直前ではあったものの、兄と師の真の想いを受け止め、和解に至っている。
元々彼は熱い正義感を持つ漢であり、他人から助けを求められた時は断るような素振りを見せつつも、結局助けてしまうような情に厚い性格である。そのため、当初から非社交的な性格にもかかわらず他のシャッフル同盟のメンバーからも意外と頼りにされており、これらの一連の過程を経て成長を遂げた後には、名実共に同盟のリーダー格となった。
また、デビルガンダムに取り込まれたレインを救い出すために敢行した、ロボットアニメ史に残る劇的な告白シーンに代表されるように、叫びの一つ一つが熱いことでも有名。
コミックボンボン増刊号に掲載された後日談『機動武闘伝Gガンダム外伝“ザ・ネクスト・ジェネレーション”』では、ドモンには流派東方不敗を受継ぐ弟子ができており、名はユウゴ・カガミ。なお、この漫画の主人公はドモンではなく、ユウゴである。
島本和彦氏によるコミカライズ『超級!機動武闘伝Gガンダム』では(作品自体が島本テイストに染め上げられていることもあるが)ドジを踏むシーンが多くなっており、アニメと比べてだいぶ丸い性格となっている。
スパロボシリーズにおいて
参戦初期の作品では基本的に原作をなぞる展開が多い。序盤は上記の未熟で粗暴かつ自分勝手な性格から色々と問題を引き起こしつつも、その後はマスターとの激戦や修行といった原作通りの重要イベントを経つつ、他作品のキャラクターとのクロスオーバーも経ながら人間的に成長していくといった描写が多くなっている。
その一方、RやMX、NEOのように原作終了後という設定で登場するケースも多く、その場合は大概は他組織(主にオリジナル勢)によって復活し、利用されているデビルガンダムを倒すために参入するという展開になっている。この際には既に精神的に成長を遂げており、かつ武闘家としての実績を備えた状態での登場となるため、後進に道を示す人生の先輩としての落ち着きを備えており、原作をなぞる展開の場合とは対照的な性格になっている。
なお、場合によっては東方不敗が味方として復帰し、師匠との和解・共闘が実現する場合もあるので、ある意味スパロボで救われた人物の一人であるともいえる。
登場作品と役柄
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦G
- 初出演作品。石破天驚拳を修得する為には、イベントを発生させる必要がある。生身ユニットとしても登場するが、戦闘はしない。
- スーパーロボット大戦F
- スーパー系ルートでは序盤仲間になり、デビルガンダムとの遭遇で抜ける(その後はリアル系と共通)。仙台において東方不敗との出会いの演舞デモが用意され、その後は共に生身で機械獣を撃破。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 石破ラブラブ天驚拳他多数のデモが用意された。二日酔いになるイベントがある。少々猪突猛進な点があり、レインが艦を降りたと聞き脱走を試みてシンジに諭される一幕も。
シャイニングガンダムからゴッドガンダムへの乗り換えは本作で実現。2回行動も現実的なレベルで可能で、ハイパーモードが発動すれば十分な活躍が見込める。また、地上編に限り彼のレベル次第で師匠を仲間にすることが可能。詳細は隠し要素/F・F完結編を参照。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦IMPACT
- COMPACT2には登場していなかったが、リメイクに伴いナデシコと共に追加参戦。彼の能力はともかく、乗機がさほど強くないので第一部では苦労する。ちなみに、さり気なく据え置き機では本作でしか見れない戦闘シーンや合体技がある。本作では関智一氏がダイゴウジ・ガイや白鳥九十九などのついで撮りで収録されているが、新規ボイスは以前のものより声が少し高くなっている。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- ゲーム序盤に地球に降下してきたデビルガンダムを追って現れ、情報提供と引き換えにロンド・ベルに協力することに。『闘将ダイモス』の主人公・竜崎一矢とは同じ格闘家として絡みが多く、当初こそエリカに恋い焦がれる一矢を批判して喧嘩になったが、自身の精神的な成長もあり、良き友人となる。
- スーパーロボット大戦A PORTABLE
- 『A』の移植作。格闘、技量、防御が高く、さらにスーパーモード時は能力が上がる。
エースボーナスは「気力上限200」という攻撃に特化したドモンならではの能力である。 - スーパーロボット大戦R
- 過去編からの登場。同じ声繋がりか、ナデシコの白鳥九十九を銃弾から守るシーンがある(このため九十九は、本作では無条件に生存する)。
信頼補正に恵まれており、Gガンダムの全てのキャラとデフォルトで信頼ポイントが100である。 - スーパーロボット大戦J
- 相変わらず格闘、技量が突出している。ただし、本作のGガンダム系のユニットは総じて「スーパー系の運動性にリアル系の装甲」と言われるような能力値のため、結果ドモン自身も使い勝手が悪い。
他作品との絡みもDボゥイと絡むぐらいで少ない。
その一方、九十九の提案で行われた上映会で熱血ロボ ゲキ・ガンガー3を見た時には感動していたり、ガイが復帰しない場合にガイが言うはずだった台詞の一部をドモンが担当したり、一回だけだがイザークとの戦闘前会話が用意されているなど、声優ネタが散見される。
単独作品
- 新スーパーロボット大戦
- 声が入り、戦闘中にカットインが入るようになった。本作はドモンが魂を覚える数少ない作品なのだが、よりによってシャイニングフィンガーもゴッドフィンガーも石破天驚拳も遠距離武器扱いなのでその高い近距離攻撃力を全く活かせない。機体性能と本人の命中回避の数値は高いので、集中をかけて突っ込み雑魚を蹴散らす戦法が効果的。なお、前述の喉の酷使の影響からか、この作品でのドモンの声には若干のかすれが聞いて取れ、声の似た別人のようにも聞こえる。
- スーパーヒーロー作戦
- デビルガンダムを破壊するためひたすらに追い、目的を同じくするイングラム達とも協力せず過去に飛ばされても1機で追い続けたが、レインにさとされ協力することに。
- スーパーロボット大戦64
- ほぼ原作通りなのでFなどと同じ。本作ならでは見所は衝撃のアルベルトなどとの生身一騎打ち。またスーパー系男主人公でプレイするとライバルとの一騎討ちに邪魔立て無用とマーチウィンドの面々に釘を刺す場面も。原作途中であるが、ホーロー虫の話をして、レイン及びシャッフル同盟から突っ込まれるコミカルな場面も。全員ランタオ島での戦いでは彼がマスターに止めを刺さないと、師匠の真意が最後まで分からず呟く。終盤のデビルアクシズとの戦いでは、突入隊として出撃する。
- スーパーロボット大戦MX
- 原作終了後の設定で登場。熱血を覚えるのが早く、ゴッドガンダムの火力も高い事から、中盤のボスキラーとして活躍する。Aと同様にダイモスの竜崎一矢と絡みがあり、双方とも原作終了後設定の故か、既に良き友人・ライバルとなっている。また、過去のデビルガンダム事件で傷を負ったヒューゴを気遣ったり、自分に憧れる銀河を時に叱咤し、時に導く良き兄貴分となるなど、人間的に大きく成長した姿を見せた。音声の新規収録が行われていないため、支援攻撃や「石破天驚ゴッドフィンガー」などの台詞は過去の台詞やDVEなどを編集したものになっている。「シャッフル同盟拳」の音声は今作で初披露された。
- スパロボ学園
- ゴッドガンダムのパイロットデータとしての参戦。なお、本作ではGガン枠は彼のみである。
- スーパーロボット大戦NEO
- 原作終了後の設定で登場し、デビルガンダム事件終結後に表舞台から姿を消してDG細胞の行方を追っているという設定。今作のGガン枠は彼一人であり、シャッフル同盟やレインはプレイヤー部隊とは別行動で戦っている。
DG細胞を利用しようとしているエルンスト機関を危険視しているほか、DG細胞同様に人の手に余るゲッター線も危険視して早乙女研究所まで足を運び、同じく格闘家の竜馬と親交を深めたりもしている。 - スーパーロボット大戦Operation Extend
- 第二章から登場。原作終了後の設定で登場し、レインと結婚したことが語られるが、DG細胞の行方を追うためにコネクトのエージェントとなりドキドキスペースへと赴いている。常人では意思の疎通が不可能なミューカスの殺意を感じ取る場面も。
パイロットステータスの傾向
能力値
格闘及び技量・防御が高い。反面、命中・回避はガンダム系パイロットにしては低めであった。しかし、近年ではバランス調整がされ、通常のガンダム系パイロットに近くなってきている。
また、他のシャッフル同盟及びマスター・アジアにも同様のことが言えるが気力が規定まで上がるとスーパーモード(または、ハイパーモード)になり、全能力が底上げされる。
精神コマンド
集中、熱血、気合など有用なものを揃える。そして、原作最終回の告白を反映してか、最後に愛を修得することが多い。なお愛の採用されていないNEOやOEでは、「流派東方不敗は王者の風よ!」ということからか追風を覚える。
- 第2次G
- ド根性、熱血、必中、気合、集中、愛
- 新
- 熱血、集中、加速、ド根性、気合、魂
- F、F完結編、64
- 熱血、ひらめき、気合、加速、集中、愛
- リンクバトラー
- 集中、気合、ひらめき、熱血、加速、愛
- IMPACT
- ド根性、加速、気合、熱血、見切り、愛
- MX
- 集中、不屈、気合、熱血、直撃、愛
- A、A PORTABLE
- 根性、ひらめき、集中、気合、熱血、愛
- R
- 根性、集中、不屈、気合、熱血、愛
- J
- ド根性、集中、不屈、熱血、気合、愛
- NEO
- 熱血、気合、追風、集中
- OE
- 気合、熱血、追風、不屈
特殊技能(特殊スキル)
- 新
- 明鏡止水
- F、F完結編、64
- 切り払い
- IMPACT
- 明鏡止水、底力、闘争心
- MX
- 明鏡止水、底力、切り払い、支援攻撃
- A
- 底力、切り払い、カウンター
- R
- 底力、防御、援護攻撃、援護防御、カウンター、明鏡止水
- J
- Sモード、明鏡止水、カウンター、底力、援護攻撃、援護防御、コンボ
- NEO、OE
- 明鏡止水、底力、闘争心
固有エースボーナス
- A PORTABLE
- 気力上限200
- NEO、OE
- 気力(初期気力+5、気力最大値+10)
パイロットBGM
- 「FLYING IN THE SKY」
- 前期OPテーマ。歌詞の中に「永久(とわ)」というフレーズがあるが、後期EDテーマの「君の中の永遠(えいえん)」に同じ意味で使われている。前期が悲しい過去へのドモン、後者が愛を誓う未来のドモンという対照的に扱われている。製作スタッフが曲作りに予め打ち合わせたと思われる。
- 「燃え上がれ闘志~忌まわしき宿命を越えて」
- 決め技「シャイニングフィンガー」での選曲。ヴァイオリンとの旋律によりドモンの過去を引き立たせる熱い曲。
- 「Trust You Forever」
- 後期OPテーマ。詩そのものはドモンの過去を綴っているが、ホップス系で前期とは印象が違う。
- 「我が心 明鏡止水~されどその掌(て)は烈火の如く」
- 決め技「ゴッドフィンガー」での選曲。此方はポップス系で纏めており、一段とテンションが上がる熱い曲。
- 「最強の証~キング・オブ・ハート」
- 次回予告やドモンが相手との対峙の際の選曲。
- 「勝利者達の挽歌」
- 第24話で流れたシャッフル同盟との共闘での選曲。
人間関係
- レイン・ミカムラ
- 幼馴染みで、ガンダムファイトにおけるパートナー。短気なドモンが(時には無口なアルゴでさえ止めに入ったりする程の剣幕で)怒ったりレインから絶交されたりとかなりの紆余曲折をたどるが、最後は告白によって見事に彼女のハートを射止めた。
- 東方不敗マスター・アジア
- 師匠。後にデビルガンダムの手先と分かると袂を分かつが、内心は信頼関係を気にしていた。なお、スパロボではフラグを満たせば生存することが多く、その場合仲間になりドモンとの合体攻撃が出来るようになる。
- キョウジ・カッシュ
- 実の兄。彼がデビルガンダムに操られていたことは終盤まで気付かなかった。
- ライゾウ・カッシュ
- 父親。冷凍刑に処されていたが、後に解放されて対デビルガンダム戦でドモンにアドバイスをした。
- ミキノ・カッシュ
- 母親。作中では故人。スパロボには未登場だがスーパーヒーロー作戦に登場している。
- チボデー・クロケット
- 新生シャッフル同盟の一人。最大のライバル。決勝大会においてドモンと他のシャッフル同盟がバトルロイヤルで拳を交えることが決まると、ドモンとの決着を望むシャッフル同盟全員の総意を代弁した。
- サイ・サイシー
- 新生シャッフル同盟の一人。彼から「アニキ」と慕われ、纏わりつかれる。決勝大会における対決では、シャッフル同盟の中で最もドモンを追い詰めた。
- ジョルジュ・ド・サンド
- 新生シャッフル同盟の一人。ドモンとは当初こそ手段を選ばずガンダムファイトを仕掛けてきたため蔑視していたが、ファイト後は常に協力関係を築いており、お互い助け合うこともあった。
- アルゴ・ガルスキー
- 新生シャッフル同盟の一人。生身では胸にドモンのパンチを受けてもビクともしないほど頑丈であり、返り討ちにされてしまった。ドモンとのガンダムファイトの中で戦う楽しさを見つけた。
- シュバルツ・ブルーダー
- 他国の代表でありながら、ドモンに修行のアドバイスをした。その正体は兄・キョウジのコピーアンドロイド。
- アレンビー・ビアズリー
- ネオスウェーデン代表のファイター。ゲームセンターでドモンと遭遇し、格闘ゲームで争う。その後彼女はドモンに恋心を抱くことに。が、ドモンにはレインというはっきりしたパートナーがいたため三角関係までは至らず。
- キラル・メキレル
- ネオネパール代表のファイター。ガンダムファイト前に彼に暗殺されそうになるが、退けた後にガンダムファイトを通じて改心。
- 風雲再起
- 東方不敗の愛馬。後にドモンは受け継いだ。
- ウルベ・イシカワ
- 真の敵。彼とミカムラ博士にキョウジが家族を裏切ったと騙され、デビルガンダムを手に入れる為の片棒を担がされていた。真実を知って対峙した時にはウルベはレインを利用してデビルガンダムを復活させており、自分から全てを奪い利用した彼に対してドモンは「死んでもらう」と発言するほど怒りを爆発させる。
- マリア・ルイゼ
- スパロボ未登場。ジョルジュとのガンダムファイトを目論んだ際、利害が一致したため狂言誘拐を共謀した。脅迫状がフランス語だったために見破られてはいたが。
- ハン
- スパロボ未登場。決勝戦の際、ネオジャパンの用意したホテルに入りたくない理由で彼のジャンク船で寝泊りしてお世話になった。たびたび彼にアドバイスを送った。原作においてホーロー虫の話をしたのは彼。
- ミン、ホイ
- スパロボ未登場。ハンの孫の姉弟。彼らにとっては兄貴分といえる態度で接していた。
- アキノ曹長
- スパロボ未登場。ネオ・ジャパンのガンダムファイトスタッフ。一時的にレインに代わりゴッドガンダムの整備を務めるが、ドモンは殆ど相手にしていなかった。
- ユウゴ・カガミ
- 流派東方不敗を受継ぐ弟子。スパロボ未登場。愛機はゴッドガンダムの後継機と思われる「ハイパーゴッドガンダム」。
他作品との人間関係
ガンダムシリーズ
宇宙世紀ガンダムシリーズ
- アムロ・レイ
- Rでは、ネオ・ジオンのニュータイプ研究所に囚われた彼を救出するべく、MXでは、デビルガンダム事件の時にガンダム連合の一員として参加していた設定(過去の話なので、残念ながらゲーム中ではその姿を見ることはできない)。寺田Pによれば、この時ガンダム連合には同作に参戦していないコウ・ウラキやシロー・アマダも参加していたとの事。
- シャア・アズナブル(クワトロ・バジーナ)
- Rでは、未来でのシャアの所業を知っているラウルが、感情に先走って彼に殴りかかりそうになった時に、ラウルに当て身を食らわせ気絶させ彼を助けた。また、彼がネオ・ジオンのニュータイプ研究所に囚われた際に、彼を救出するべくシャッフル同盟のメンバーやガロードと共にNT研に潜入したり、かぐらづきで木連との和平交渉の会見が行われるに当たって、地球側の代表であるリリーナの護衛として彼と同行した。
- ブライト・ノア
- 共演するシリーズでは、自軍の司令官。原作設定では、最初は「こんな奴らと戦えるか!」と反目して彼の元を去る事が多いが、戦いを通じて彼を自分の上に立つものとして認めていく。
- カミーユ・ビダン
- 格闘技を得意としたり出自の家庭に問題を抱えた者繋がりなのか、絡みが非常に多い。F完結編では、フォウとロザミア両名が死亡してしまい、塞ぎ込んで暫くは出撃不能となってしまった彼を、ドモンなりの叱咤激励の意味で殴り合いを行い、彼を再起させ、Aでは、お互い強化人間の事で悩んで神経質になり揉めたりするも、息はピッタリであった。Rでは、ネオ・ジオンのニュータイプ研究所に囚われた彼を救出するべくシャッフル同盟のメンバーやガロードと共に、NT研へ潜入した。
- ファ・ユイリィ
- Rでは、ネオ・ジオンのニュータイプ研究所に囚われた彼女を救出するべく、シャッフル同盟のメンバーやガロードと共にNT研へ潜入した。
- フォウ・ムラサメ
- Aでは、ギガノス基地で彼女と交戦し偶然傍受した通信から、彼女の『記憶』という言葉をカミーユに伝えた。Rでは、ネオ・ジオンのニュータイプ研究所に囚われた彼女を救出するべく、シャッフル同盟のメンバーやガロードと共にNT研へ潜入した。
- ロザミア・バダム
- Aでは、ギガノス基地で彼女と交戦し偶然傍受した通信から、彼女の『空を落とす』という言葉をカミーユに伝えた。
- バーナード・ワイズマン
- IMPACTではG-3ガンダムとシャア専用ザクを入手した事で大はしゃぎする彼の喜びように若干、引き気味ながらも苦笑する。
アナザーガンダムシリーズ
- ヒイロ・ユイ
- 新では彼とガンダムファイトをする事に。
- デュオ・マックスウェル、ルクレツィア・ノイン
- Rでは、かぐらづきで木連との和平交渉の会見が行われるに当たって、地球側の代表であるリリーナの護衛として同行する。
- リリーナ・ドーリアン
- Rでは、かぐらづきで木連との和平交渉の会見が行われるに当たって、地球圏統一国家の外務次官である彼女の護衛として同行する。
- カーンズ
- 64では彼がデビルガンダム事件の黒幕であるため、仇敵である。
- ガロード・ラン
- Rでは、ネオ・ジオンのニュータイプ研究所に囚われたニュータイプ達を救出するべく、彼やシャッフル同盟のメンバーと共にニュータイプ研究所へ潜入した。
- ティファ・アディール、ジャミル・ニート
- Rでは、ネオ・ジオンのニュータイプ研究所に囚われた彼らを救出するべく、シャッフル同盟のメンバーやガロードと共にNT研へ潜入した。
- フロスト兄弟(シャギア・フロスト、オルバ・フロスト)
- Rでは、ニュータイプ研究所に囚われ、脱走しようとした矢先に、格納庫で丸腰の状態のアムロ、カミーユ、クワトロ、ファ、フォウ、ジャミル、ティファの7人のニュータイプ達が、MSに乗った彼らに始末されそうになった時に、彼らの機体に生身の一撃を食らわして転倒させ、彼らを驚かせていた。
- ザイデル・ラッソ
- Rでは、月のマイクロウェーブ送信施設で彼と遭遇した際に、自分達に銃を向けた彼から銃を取り上げた。
- D.O.M.E.
- Rでは、月のマイクロウェーブ送信施設で彼から、師匠に非道な行いをしたデュミナスに悪意がないという事を伝えられ、激昂した。
ガンダムSEEDシリーズ
- イザーク・ジュール
- 中の人繋がり。Jで共演。同作ではほとんど絡まないのだが、第3次αやZではドモンを意識した台詞がいくつか見られる。また、Wでは頻繁にガンダムファイトネタを振られていた。
- ムルタ・アズラエル
- Jではデビルガンダム事件の元凶がブルーコスモスであるため、ある意味仇敵でもある。また、ナチュラル以外の人間(火星の人間や異星人の混血児)をコーディネイターと同類と言い放つ彼をガキ呼ばわりして一蹴し、彼の怒りを買う。
リアル系
- ケーン・ワカバ
- MXでは京都にてマイヨとの面会に臨む彼をベガと共に護衛し、撤退の際には共にワルキューレに同乗。
- マイヨ・プラート
- MXでは京都にてケーンやベガと共に彼と対面し、彼の動揺を読み取った。彼の信念を認める場面もある。
- テンカワ・アキト、ミスマル・ユリカ
- Rでは、かぐらづきで木連との和平交渉の会見が行われるに当たって、地球側の代表であるリリーナの護衛として彼らと同行する。
- ホシノ・ルリ
- MXでは彼女とベガと共にアマテラスに赴く。そしてワルキューレに同乗。
- ダイゴウジ・ガイ
- 中の人繋がり。何度か共演し、作品によっては尊敬されることも。
- 白鳥九十九
- やはり中の人繋がり。Rでは彼の窮地を救った。
- タカスギ・サブロウタ
- MXではデビルガンダム事件でのドモンの告白に感動していた。
- 北辰
- Rでは、和平交渉の場で本性を現し、生身で襲い掛かってきた彼と刃を交える。
- ブールーズ・ゴウト
- OEではコネクトに雇われた彼にドキドキスペースまで運んでもらっている。また、化け物が現れても逃げずにドモンの帰還を待っていた彼に感心し、信頼のおける相手と認めて「DG細胞の噂を調べて自分に報告してほしい」を依頼している。
スーパー系
ダイナミック系
- 兜甲児
- Fでは序盤からの付き合いになり、仲が良い。
- デューク・フリード
- MXでは自軍入りしたひかるへの対応や、親友との戦いに迷いを見せる彼へ助言し、覚悟を促す。
- バレンドス親衛隊長
- MXでの決戦時、親友同士を戦わせるという彼の姑息な姦計に、かつてのウルベと同質の卑劣さを感じ、激怒する。
- 神隼人
- MXに於ける百鬼帝国との最終決戦では、先んじて科学要塞島内部に侵入していた彼と合流し、ロムを交えた3人で中枢部の破壊活動を行う。
- 流竜馬 (OVA)
- NEOでは同じ格闘家という事もあり、彼と友人同士となっている。彼はドモンと手合わせしたいと願っていたが、その時ドモンは早乙女博士にゲッター線の危険性について問い詰める事で頭がいっぱいだった為、その申し出を断ってしまい、対決は実現せず。彼の拳を本物と認めており、彼を『竜の戦士』と称する。
- 神隼人 (OVA)
- NEOでは場合によってはゲッターを止めると宣言した際、彼に殴りかかられるも、その拳を受け止める。
- 早乙女博士 (OVA)
- NEOではゲッター線を危険視して彼に対して問い詰めるも、上手く答えをはぐらかされてしまう。
長浜ロマンロボシリーズ
- 竜崎一矢
- AとMXで共演。ともに愛に生きる格闘家繋がり故に良き友人、良きライバルといった感じの関係。ただ、原作初期の雰囲気があったA序盤では刺々しい関係であり、殴り合いとなる。逆に原作終了後のMXでは一矢達の初登場の際、彼らがピンチに陥っていたところにドモンが駆けつけるというシチュエーションだった。ちなみに一度戦った際は引き分けたらしい。
- 三輪防人
- Aでは初めて彼と出会った際に、ブライトがドモンを「コロニーから駆けつけてくれた有志」と嘘の紹介をした為、大喜びしてドモンを激励してくれた。
葦プロ系
- アラン・イゴール
- Jでは彼からゴッドガンダムを届けられている。
- ロム・ストール
- IMPACTとMXで共演。IMPACTでは絡みはあまりないが、MXでは意気投合し、百鬼帝国との最終決戦では隼人を交えた3人で暴れまわった。
- バグ・ニューマン
- IMPACTでは彼の揮う天空宙心拳・電磁毒手刀について詳細を知っていたらしく、その旨を皆へと解説する。
その他のスーパー系
- 破嵐万丈
- Rでは、かぐらづきで木連との和平交渉の会見が行われるに当たって、地球側の代表であるリリーナの護衛として同行する。なお、かぐらづきまでは彼のダイターン3に同乗して移動している。
- 碇シンジ
- 彼に対して兄貴分として接することも多い。F完結編ではレインを追う為に脱走しようとした際、彼に諭される場面も。MXでもロムと共に彼の成長を認めて後押ししている。
- 衝撃のアルベルト
- 64では彼と生身で死闘を演じる場面も見られる。アルベルトの側はライバルの東方不敗の弟子であるドモンの実力を認めている。
- ギル・バーグ
- IMPACTにて激突。一時は彼の戦士としての誇りにシンパシーすら感じていたが、それが単なる逆恨みに裏打ちされたものである事を知った時には、その矮小なプライドを容赦無く斬り捨てた。
- アイザック・ゴドノフ
- NEOにて早乙女研究所の用心棒として雇われた際、DG細胞の情報と交換でゲッター線の情報を提供する。
- 出雲銀河
- RとMXで共演。一ファンとして尊敬されており、困惑していた。が、銀河達が誘拐された際は真っ先に救出に行く事を表明している。
- ベガ
- MXでは彼女と共にケーンやルリの護衛に赴く場面もあり、彼女のワルキューレに二度同乗している。尚、彼女もガンダムファイター並に生身での戦闘能力が高い。
- 吉良国進
- MXではデビルガンダム事件でのドモンの告白に感動していた。
- アルテア
- Rでは、彼の指摘に対して、唯一反論していた。MXでは洗脳されていた頃の彼とはライバル関係で、彼の洗脳が解けた後もお互いを認め合う関係である。
- Dボゥイ
- Jで共演。共に家族を討つ宿命を持つ繋がりで、「たとえミユキを失い、家族を敵に回すとしても戦う事をやめてしまったら生きてはいられない」と評し、後に記憶を失ってなおもラダムとの戦いを望むDボゥイの覚悟を汲んで後押しする場面がある。
- アデュー・ウォルサム
- NEOにてグラチェスに敗北した彼を立ち直らせ、その後は打倒グラチェスを決めたアデューの特訓に付き合っている。
ちなみに、彼とはNEOで共演する以前に、あるドラマCDで共演した事がありレインとの新婚生活を邪魔された。OEでは彼のミストロットを使ってゼファーを召喚しようとした。 - マグナムエース
- NEOでは共に戦士としてもスポーツマンとしても誇り高い人物という事もあり、お互いを認め合う間柄となる。
バンプレストオリジナル
- マサキ・アンドー
- 第2次G・Fではサイバスターに同乗して目的地(第2次Gでは新宿、Fでは仙台)に先回りしようとするが、結局遠回りになってしまった。F完結編ではギアナ高地にてデビルガンダムに襲われた際、甲児と共にドモンの窮地に駆けつけている。
- リュウセイ・ダテ
- 新やスーパーヒーロー作戦にて共演。時には彼に叱咤される場面もあった。
- イングラム・プリスケン
- スーパーヒーロー作戦にて共闘。
- ユーゼス・ゴッツォ
- スーパーヒーロー作戦にて激突。デビルガンダムとウルトラ一族の力で超神ゼストとなった男。
- ブラッド・スカイウィンド
- 同じ格闘家同士であり、拳で語り合う仲。彼がカーツとの一騎打ちに臨んだ際は仲間達に「手出しは無用」と告げている。
- エクセレン・ブロウニング
- IMPACTでは彼女はドモンのファンである。
- ラウル・グレーデン
- Rでは未来世界での事が原因でクワトロに殴りかかった彼を昏倒させ、制止した。
- デュミナス
- Rでは自分の目的の為に東方不敗を甦らせ、デビルガンダムのコアとして利用したデュミナスに対して怒りを露にした。
- ヒューゴ・メディオ
- MXでは当初は過去の一件から、本心ではドモンに非がない事を理解しつつも、多少恨みを持っているような素振りを見せていたが、後にわだかまりも解けている。
- アルベロ・エスト
- ヒューゴ同様、過去の事である因縁がある。
- エルデ・ミッテ
- デビルガンダムと同種の存在と化したAI1を使い、己の歪んだ欲望を満たそうとする狂人。ドモンも彼女の歪んだ欲望と狂気を真っ向から否定した。
- キャオス・レール
- 理由はどうあれ、DG細胞を利用しようとする彼女のやり方を、ドモンは認めなかった。しかし、彼女が自分の過ちを認めて反省し、謝罪した際には、ドモンも快く彼女を許している。
- ラルヴァ
- NEOにおいてDG細胞を世界の破滅の為に用いようとした存在。最終決戦では、平穏な世界を築く為に全ての知的生命体を抹殺しようとする彼のやり方をかつて東方不敗を論破した時と同じように論破し、否定した。
- 草薙征士郎
- 武道を志す者として尊敬されており、ドモンも彼の実力を認めている。
名台詞
TV版
- 「そこのお前!この男を知っているか?」
- 兄キョウジの写真を見せて尋ねる際のセリフ。Fではよりによってあしゅら男爵に尋ねる。ちなみにコミカライズを担当したときた洸一氏の連載している「ガンダムEXA」で同様のセリフを訊ねた際、主人公レオスに「何もかも知っている!」と返され、驚愕したシーンがある。
- 「出ろぉぉぉ!ガンダァァァァム!」
- 「○○○ガンダァァァァム!」の○の所は「シャイニング」、後に「ゴッド」に変わった。
- 「俺のこの手が光って唸る、お前を倒せと輝き叫ぶ!」
- 必殺シャイニングフィンガーの前口上。第3話から登場し、第4話以降発動前の台詞として定着した。
- 「喰らえ!愛と、怒りと、悲しみのぉ!!」
- シャイニングフィンガーソードの前口上。意外にも「シャイニングフィンガーソード!」と叫んだのは初回のみ。以降は「シャイニングフィンガー」で通している。
- 「俺のこの手が真っ赤に燃える!勝利をつかめと轟き叫ぶ!」
- 爆熱ゴッドフィンガーの前口上。
- 「ガンダムファイト国際条約第1条!頭部を破壊されたものは失格となる!」
- ミケロ・チャリオットのネロスガンダムにシャイニングフィンガーが決まった瞬間に叫んだ。視聴者にガンダムファイトの何たるかを分かりやすく伝えた台詞。
- 「男は負けた時の事は考えないモンだろ…」
- 9話。ガンダムファイト3連破を成し遂げたイギリスの英雄チャップマンに、単身ケンカを売るドモン。向こう見ずここに極まれり、といったところか。
- 「し、師匠……お会いしとうございましたぁっ…!」
- 東方不敗と再会した際の号泣。この時のドモンは母が殺され、父は冷凍刑、兄は両親の仇と教えられており、泣きつく事が出来る相手がいなかったので師匠と再会出来たのが本当に嬉しかったのであろう。東方不敗の方もそんなドモンの心中を察してか、優しく「男子たるもの何を泣き出す?」と問いかける。それが師弟を別つものと知らずに…
- 「でも、俺のシャイニングガンダムも強いですよ」
東方不敗「うん?こいつ、大きな口を叩くようになりおって!」
両者「あはははははは!」 - 東方不敗にクーロンガンダムを「古いものだがまだまだ使えるぞ」と見せられた際に。あまりのドモンの明るさに、レインも「あんなに楽しそうなの初めて」とやや複雑そうな様子を見せる。
- 「見損なったぜジョルジュ!4人掛かりで狙い撃ちとはな!お前が誇りにする騎士道は、どこへ消えた!?」
「サイ・サイシー!少林寺の再興は、どうする気だ!?」
「アルゴ!お前の海賊仲間は、見捨てる気か!?」
「チボデー!悪魔の手先になるのが、お前の夢だったのか!?」 - DG細胞に洗脳されたガンダムファイター達を正気に戻すために問いかける。
- 「何がおかしい…何がおかしい! いいか! 貴様のおかげで母は死に、父は冷凍刑! 俺は貴様を追ってきてこのザマだ! 貴様に笑われる筋合いはない!」
- ギアナ高地に現れたデビルガンダムのキョウジに対して。この時のキョウジはコクピットから出てきており、高らかに笑ってドモンを挑発した。ドモンにとってデビルガンダムとキョウジは、家族を崩壊させたのみならず、師である東方不敗を悪に染めた原因ともなったことで怒りが爆発した。
- 「うるさい!あんたの都合なんか聞いていられるか!俺はいつまでもあんたの弟子でなければ、オモチャでもない!言いたい事があったらはっきり言ってみろォッ!!」
- ギアナ高地にて、デビルガンダムを破壊され怒り狂う東方不敗。恨み節とともにドモンを打ちのめす東方不敗だが、ドモンはこれを上記の台詞で一蹴する。
- 「へぇぇ、一つごあいさつでも…。」
- 第29話にて。サイ・サイシーと仲良くしている少女セシル・ボルガー(SRW未登場)に挨拶しようとした時の台詞。ドモンが単なる無愛想な男ではなく、女の子に興味があることがうかがえる1コマだが、顔の崩れ具合もあいまって非常に可笑しい。当然レインに止められた
- 「なら、今楽にしてやろう!!」
- 第37話のドラゴンガンダム戦にて。両腕を失い、ゴッドフィンガーを受けながらも死力を尽くして向かってくるサイ・サイシーに対して。直後にネオ・チャイナ総帥による水入りが入る。この場面はドモンの格闘家としての礼儀ともとれるが、監督によると「ドモンは本気でサイ・サイシーを殺そうとしている」らしい。当時のムックには「大人気ない」と指摘されていた。
- 「あんた兄さんだ…間違いなく俺の兄さんだ!」
- シュバルツが自分や父のために心を鬼にして正体を隠し続けていた事を知って。
- 「そんな…!嫌だぁ!!僕には出来ない!!」
- シュバルツがデビルガンダムのコックピットにキョウジごと自分を吹き飛ばせと叫んだ時の台詞。普段の一人称は「俺」だが、この場面のみドモンの一人称が「僕」なのはドモンの声優、関智一氏のアドリブであり、台本には通常通り「俺」と書かれていたが、ドモンの心の弱さを表現するために採用された。ドモンは家族に対してのみ言葉遣いや態度が普段と全然違う。
- 「…東方不敗、あんたは間違っている!」
「何故ならばあんたが抹殺しようとする人類もまた、天然自然の中から生まれた物…いわば地球の一部!それを忘れて、何が自然の、地球の再生だ!そう、共に生き続ける人類を抹殺しての理想郷など…愚の骨頂!!」 - 地球の再生のために人類を滅ぼそうとする師・東方不敗に対してドモンが辿りついた答え。地球を愛した東方不敗に対してハッキリと「人類も地球の自然の一部」と言い切り、師を越えた初めての瞬間でもある。余談であるが、宇宙世紀のガンダムシリーズでシャアが提唱した「地球のために人類を一度粛清しなければならない」という考え方に対する、明確な答えとも言える。このセリフを聞いた時のシャアの反応が見たいものである。
- 東方不敗「美しいな……」
ドモン「はい…とても美しゅうございます…!」
東方不敗「ならば!」
両者「流派・東方不敗は!」
東方不敗「王者の風よ!」
ドモン「全新!」
東方不敗「系裂!」
両者「天破侠乱!」
両者「見よ!東方は、紅く燃えている!!」
ドモン「……っ!…師匠?師匠……!ぅぅっ、師匠ぉ…!師匠ぉぉぉぉぉぉぉ!!」 - 第45話「さらば師匠!マスター・アジア暁に死す」のラストシーン。東方不敗とドモンが交互に発言し、最後は同時に地平線の彼方に昇る朝日を見つめて叫ぶ。ドモンの「人類も地球の一部」という言葉で自分の過ちに気付いた東方不敗と、師を越えながらも自分の手で葬ることになってしまったドモン。この言葉を最後にガンダムシリーズ屈指の名キャラクターとなったマスター・アジアは舞台から去ることとなる。ハッキリ言ってGガンダム作中で最も熱く、最も泣けるシーンであり、見たことの無い人は必見。朝日に向かってドモンは号泣し、ラストカットには漢文で上記の台詞が添えられる。今川監督は製作時にこのシーンの絵コンテを切った際、「完」と書いてしまったという逸話が残っている。ドモンの「美しゅうございます…!」という台詞回しやBGMなど、全てが熱い。
- 「ウォン!所詮貴様はファイターに非ず!俺を倒すことは無理ッ!」
「人の恋路を邪魔する奴は、馬に蹴られて地獄に堕ちろぉっ!」 - レインの元へ向う時に邪魔をしたウォン・ユンファに対し、この言葉で切り捨てた。ドモンがレインへの気持ちをはっきり「恋」と認識していることも重要かもしれない。そしてウォンはその言葉通りモビルホース風雲再起に蹴られて最期を迎える。
- 「俺はもう失いたくない!かけがえのない人々を!皆と生きてきた、この世界を!!」
「師匠が教えてくれた!母なる大地、あの青い地球こそ、最高の命なのだと!!!」 - グランドマスターガンダムに圧倒され、絶体絶命のドモン達だったが、師匠や家族の魂に励まされ、起死回生のシャッフル同盟拳を放つ。
- 「レイン、聞こえるか?レイン!」
「返事はしなくてもいい、ただ聞いていてくれればいい…」
「ミカムラのおじさんは逝ってしまったよ…全て自分が悪かったと言い残してね」
「でも、そんな事はもういいんだ!…いいんだよ。それとも、その事で俺がお前を責めるって思っているのか?」
「なぁ、俺達はこの一年間、一体何をしてきたんだ?俺達のこの一年間は一体何だったんだ…?」
「まだ何も答えなんて出てないじゃないか。憶えてるか?あの時、母さんの墓前で十年ぶりに会った俺達は、上の連中に無理やりガンダムファイトを押し付けられて、何もわからないまま、地球というリングに放り出された」
「俺は、無我夢中で闘った!でも、終わってみれば、周りは素知らぬ顔で後のことしか考えちゃいない。でもそれで、俺達の一年が終わってしまっていい訳がないだろ…?」
「確かに、俺はガンダムファイトに勝った。でもそれは全て、お前がいつも一緒に居てくれたお陰なんだ」
「そうだよ、お前と俺とで闘ってきた勝利なんだ。だから、これからも一緒じゃなくちゃ意味が無くなるんだ…!」
「なあレイン。決勝の朝、俺は言ったよな。優勝したらお前に聞いてほしい事があるって。俺は、闘う事しかできない不器用な男だ。だから、こんな風にしか言えない…」
「俺は、お前が…」
「お前が…」
「お前が好きだぁぁあ!!!お前が欲しいぃぃぃ!!!レイィィィン!!!!」 - 最終話にて。ドモン・カッシュ一世一代の愛の告白にして、Gガンダム屈指の長台詞。ちなみにコミックボンボンの漫画版では「俺はお前が好きだ!ずっと俺のパートナーでいてくれ!」と、割と普通な告白だった。MXにおいては、一度デビルガンダムと戦った際にこの台詞を言っていたらしく、周囲には『恥ずかしい告白』として語り草になっている。
- ドモン「さあ、最後の仕上げだ!」
レイン「ええ!」
ドモン&レイン「二人のこの手が真っ赤に燃える!」
ドモン「幸せ掴めと!」
レイン「轟き叫ぶ!」
ドモン&レイン「ばぁぁぁぁくねつッ!ゴッド!フィンガー!」
ドモン「石!」
レイン「破!」
ドモン&レイン「ラァァァブラブ!天驚けぇぇぇぇん!!!」 - デビルガンダムの呪縛から解き放たれたレインと想いを確かめ合った後、なおも襲い掛かるデビルガンダムに対して2人で愛の最終奥義『石破ラブラブ天驚拳』を放った際の台詞。技名・台詞の内容・技の演出は傍目から見ればかなり突っ込みどころ満載なのだが、ここまで「Gガンダム」を見続けてきた視聴者ならばこのシーンで笑うものなど一人もいないだろう。またドモン役の関智一氏、レイン役の天野由梨氏双方とも「まったく違和感なく演じられた」と発言している。
- 「さあ、帰ろう。兄さんとシュバルツと、師匠の愛した地球へ!」
- 最終回、レインと共に地球へ帰る際の台詞。この台詞を最後に『Gガンダム』の物語は幕を閉じる。
漫画版
- 「俺には兄がいた。何をやっても敵わなかった……世界一の兄を、俺は越えてみたかったのさ」
- コミックボンボン版第8話、ウォンに何故武道家になったのかと問われて。TV版でこそなかったものの、兄・キョウジに対する深い尊敬とコンプレックスが垣間見える台詞(とは言え、この時のドモンは穏やかな笑顔であり、憎悪の対象且つ「何をやっても敵わなかった」兄へのコンプレックスを笑い話に出来るくらいには払拭できたようである)。
- 「街を守るためにわざと受けたわけじゃ…ないんだからなああああーっ!!!!」
- 『超級!』第1話より、街を守るためにわざとミケロの攻撃を受けた後に自ら否定。言い回しが完全にツンデレのそれである。
- (だが、こうやって男と二人で酔いつぶれるまでカラオケなんかやったらダメだぞ!!)
(俺だからいいけどな!!何もせずに部屋まで運んでやるが…他の男はみんなろくでもない奴ばかりだからな!!!) - 『超級!』第6話、カラオケでハメを外し泥酔したレインを「お姫様ダッコ」で運びつつ、彼女の迂闊さを嗜めた独白。
- 「ダハールの執念だ…ダハールの執念を…キョウジが…利用してああなっているのだ…」
「ガンダムファイターの闘志を…キョウジの科学が…もてあそんでいる…」
「なぜ…なぜあそこまで…なぜあそこまで!!」
「それでなくても…死を覚悟して…チャップマンのように…全ての生命を賭けファイターは闘っている!!」
「それを…死してもなお…よみがえらせて闘わせる必要があるのか!?」 - 『超級!』第11話、ネオエジプト代表、ファラオガンダム14世とドラゴンガンダムの戦いにて。過去の英雄の無念や闘志、それを歪めた形で操るDG細胞。頭部を破壊されようと何度も自己再生を繰り返し、ドラゴンガンダムの前に立ち塞がる。ドモンはその様子に怒りを募らせ…
- 「ファイターに死に場所すら与えないつもりか!?キョウジ!!」
「貴様!!何様のつもりだあああっ!!!?」 - その怒りが頂点に達した時、ドモンは怒りの叫びと共にシャイニングガンダムを呼び出す…。この時のシャイニングは呼び出した時からスーパーモードとなっていた。
迷台詞
- 「その時は!俺はあの世で腐っててぇぇぇぇっ!!腐敗だッ!!」
- ドラマCDにて、テキトーに量産された「不敗」のオオトリ。…意味も字も全く違ってしまっている。
- 「あぁっ!マスターアジア!やはりさっきからグダグダ言ってたオヤジは、貴様だったんだな!?」
- ドラマCDにて、拡声器まで持ち出して注意してきた東方不敗に反応して。しかし随分な言い様である…。
- 「トゥアッ!ドモンパァァァァンチ!!」
- 上述の台詞の後、当然ながら東方不敗と殴り合いの火花を散らすドモン。これはその際に飛び出した新技(?)の叫びである。
スパロボシリーズの名台詞
旧シリーズ
- 「っつ~…だからって いきなりなぐるか? ふつー」
- 第2次Gより。オリファーからデビルガンダムの情報を見せてもらい、早速現地に向かおうとラー・カイラムの中でシャイニングガンダムを呼び出そうとして、レインに止められた後の台詞。どっちも大概であるが、ガンダムを呼び出したらブリッジが滅茶苦茶になっていたであろう。
- 「さあ、シャイニングのデータをゴッドに移す作業を始めよう。俺の…いや、俺達のシャイニングを休ませてあげるんだ」
- F完結編より。ギアナ高地でのデビルガンダム、東方不敗との激闘の末、今まで負担をかけてきたシャイニングガンダムが遂に動かなくなってしまう。この台詞の前のシーンではドモンは「ずっと一緒に戦ってきたシャイニング以外のMFに乗るつもりは無い」と発言していることから、シャイニングガンダムに対する思い入れが分かる場面である。
COMPACTシリーズ
- 「…なぜ…なぜあんたは、変わっちまったんだ…」
「俺の!俺の師匠は、人類の抹殺など望む人ではなかった!」 - IMPACTより。第一部ラストにて東方不敗をドモン以外が倒した場合の台詞。
- 「祈りか…だが命ある限りは、己の力で道を開くのみ!」
- IMPACTにてガンドール自爆のカウントダウンが始まり、各機フルスピードでディラド星からの脱出を試みるも、数名のパイロットが運を天に任せる心境を吐露する中、ドモンはあくまで己のスタンスを貫き通す。
- 「武道家は拳で語り、剣士は刃で語る…という事か。師匠…ならば俺とあんたは…」
- ジェットとグローバインの和解を見届けつつ、東方不敗へと思いを馳せる。
- 「…真の戦士ならば、戦いを通して互いの心が響き合うもの! ロールたちが命を助けようとした理由もわからん貴様に、戦士の誇りなどないっ!」
- IMPACTの第83話「復讐鬼たち」より。序盤で倒されたギル・バーグがサイボーグとして復活した後の場面。倒される寸前に自身を助けようとしていたロール達に屈辱を感じていた彼を非難した。
- 「そうだ…これだけの事をするんだ。拳で語らなければ、俺達の心には届かん!」
- IMPACT「逆襲のシャア」ルートにてサザビーを駆り、あくまで徹底抗戦の構えを見せるシャアの強固な意思に、ドモンも覚悟を決める。
携帯機シリーズ
- (攻め続ければ負けん。だが、この正拳は…当たればやられる…!)
- Aより。一矢との第一ラウンドにて。MSを素手で砕けるはずのドモンが一撃でやられる可能性のある拳の威力とは…… それともタフネスは人間の限界を超えていない(限りなくそれに近いだろうが)ということだろうか?
- 「フッ。戦場でラブロマンスとは、余裕だな」
- Aより。序盤、エリカといちゃつく一矢に放った一言で、これが原因でまた喧嘩になりそうになる。しかし、その後のドモンを考えると……。
- 「連邦の服を着て、ここまで忍び込むとはいい度胸だ! だが…シャイニングガンダムが出られなかったのはお前にとって運がなかったな!」
- Aのトリントン基地にて、ガンダム試作2号機を奪取せんと潜入したガトーと対峙して。これで奪取は阻止できると思えたが…。
- 「ふん、女々しいな。わめいたところで、どうにかなるものではないだろう」
- Aの第16話の、ギガノス軍の秘密工場に囚われているフォウとロザミィを助けようと焦るあまり、ブライトを急かすカミーユに対してついた悪態。この後、ナーバスになっていたカミーユは当然激怒し一触即発の状態となり、レインやジョルジュにサイ・サイシーに呵責されるもの、俺は悪くないと言わんばかりだんまりを決め込む。アレンビーを助けられなかった不甲斐ない自分の姿をカミーユに見たのだろう。自分だって飛び出してアレンビーをすぐにでも助けたいのを必死で我慢してるのに、そばで焦りながらも急かすカミーユの姿は見聞きするに堪えられず、悪態でもつかなきゃやってられなかったのである。しかし、この後…。
- 「…!?」
- カミーユがニュータイプとしての能力と勘で、「アレンビー…ビアズリー?」と彼が知ってるはずのないアレンビーの名前を呟き、ドモンがアレンビーの事で悩み苦しみながらもジッとこらえていた事を、減らず口からピリピリしていた事の本質を見抜かれたのを目の当たりにし驚愕した時の台詞。超人のような格闘能力を持つドモンも、まさか自分の考えている事が読まれてしまった事には驚きを隠せなかった。なお、周囲にいたレインやシャッフル同盟のメンバーたちもこれには混乱を余儀なくされた。
- 「師匠は、また旅立たれてしまった」
- AのEDにて、フラグを成立させて東方不敗を仲間にしていた場合、四ッ谷博士から彼の去就を尋ねられて。
…ただ、この後の会話が皆、妙にしんみりした雰囲気のものとなっており、単に「放浪の旅に出た」という意味なのか、それとも「天へと旅立った」という意味なのかは不明である。事実、東方不敗は重い病に侵されて余命少ない状態のため、後者の意味でもおかしくはない。 - 「待て! お前は矛盾しているぞ。地球人を容赦なく殺すお前たちはどうなんだ!?」
- Rの中盤で物語開始前の事件を含む地球人が今まで行ってきた所業を痛烈に非難したアルテアに対して。尤も、当のアルテアは自身も悪である事を自覚しており、地球人という巨悪を滅ぼすために自身も悪になると述べていた。
- 「和平に見せかけて暗殺とは、随分なことをするじゃないか。ええ!?」
- Rの後半で、かぐらづきにおいて行われた地球と木連による和平交渉の席で、地球圏統一国家の代表として出席したリリーナの護衛として、アキトやユリカに加え、シャッフル同盟のメンバーやアレンビー、東方不敗、クワトロ、デュオ、ノイン、万丈と共に同席した際に、木連側が和平を結ぶ上で無茶苦茶な条件(地球圏の武装放棄、財閥の解体、政治理念の転換という実質上の無条件降伏)を提示した時に、反論した九十九を木連側代表の草壁が射殺しようとした時に素手で銃弾を受け止めて叫んだ台詞。人間技ではないことをやってのけた事に草壁も驚きを隠しきれず、この後弾は草壁の方に投げ返される…。
- 「奴はそれほど弱くないはずだ。身内を失おうが敵になろうが、戦うのを止めたら生きてなどいられん」
- Jにおける、ドモンによるDボゥイ評。デビッドからは「ドモンも吹っ切るまで時間がかかったんだから察してやれ」と言われるが…
- 「だからこそ言っている。もう一つ、俺に言えるのは…友の存在が奴を支える。共に戦った仲間がいる限り、奴は絶望したりしない。必ずな」
- 逆に自分の経験からこの言葉を返す。事実、Dボゥイは物語後半でこのドモンの言葉通りの展開を迎える事になる。
- 「…不覚にも、心が震えた」
- Jにて、九十九の持ってきたゲキ・ガンガーの総集編を見た際に。やはり中の人的に、通じるところがあるのだろうか。
- 「貴様の覚悟、しかと承知した」
「その覚悟があれば、何も言うことはないだろう。家族を失い、肉親を敵に回す宿命は、最後まで背負いきるしかないだろうからな」
「だが、お前には仲間がいる。仮にお前が忘れてしまってもだ」 - Jより。Dボゥイが記憶を失いながらもラダムとの決着を自らの手で付ける事を望んだ際に。この時のドモンは間違いなくキョウジを殺した自身と兄弟を殺さなくてはならないDボゥイの境遇を重ね合わせて見ていたはずである。
- 「もうやめておけ、アカツキ、こいつはガキだ、言い聞かせたところで無駄だろう」
「ガキだと言ったんだ。ひっぱたかれないとわからんらしい」 - Jより。上段はナチュラル以外の人間を認めないアズラエルと交渉しようとしたアカツキに対して。下段はその言葉に過剰反応したアズラエルを真っ向から断じた時のもの。
- 「ムルタ・アズラエル、どうした!口ほどのことはないな!」
アズラエル「黙れ!お前程度の奴が僕を侮辱して、どうなるか見ていろ!」
「面白い!貴様の曲がった根性、この拳で叩き直してやる、来いっ!」 - そのアズラエル(正確にはドミニオン)との戦闘前会話。
- 「Dボウイ…いや、アイバ・タカヤ。苦しむのはよせ。お前が弟を、その呪縛から解放してやったんだ」
ブレード「ドモン・カッシュ…俺は…」
「ああ。お前は良くやった」 - Jより。Dボゥイがラダムに操られた弟を倒した際に。既にドモンも兄であるキョウジをDG細胞から解放する為に葬った事を考えると、再びそんな争いを見せられたドモンの心境も複雑だったと思われる。
単発作品
- 「フッ……ブラッド・スカイウィンド、ナイスガイ」
- 64スーパー系第13話B-1「その名は草間大作」より、「ガンダムモドキなどと比べてほしくないね」とアースゲインを自慢するブラッドに決闘を挑むドモンだが、敵の襲撃により決闘を中断されてしまう。しかしながら、敵を退けた後、両者は互いの健闘を讃え合うのだった。なお、このドモンの台詞に対するブラッドの台詞は「あんたもな、ドモン・カッシュ。気に入ったぜ」。
- 「やめとけ、ブラッド。しょせん拳の心が、わからぬ者にはいってもムダだ」
- 上の会話の後、ブライトは独断で決闘した二人を叱る。反論しようとするブラッドに対し、ドモンはこの台詞で彼を静止する。
- (師匠……いったい何があったのですか……。厳しい修行を通じて武闘家の魂を教えてくれたのは師匠ではありませんか……)
- 64第19話ラスト、マスター・アジアの変心に苦悩する時に。
- 「そんなことができるか。こいつは奴と決着をつける必要がある。己のすべてを込めた拳を、奴にたたき込み、とことんやりあう必要がな。 でなければ、どうにもならん」
- 64スーパー系第32話B「決着の時」より。カーツの電文を受け、最後の決闘に挑むブラッドを静止しようとするレインに対し、ドモンはこの台詞で遮り、彼に持てる力を出し切るように言う。
- 「……東方不敗……あんたはいったい何をしたかったんだ…………師匠……」
- 64にて、ランタオ島にてマスターへの会話イベントを起こさず、他のキャラで撃墜した場合の台詞。最後まで師匠と分かり合えなかったことへの悲哀が感じられる。資金目当てで幸運持ちのキャラで撃墜してこれを見たプレイヤーも多いかもしれない。
- 「目先の事実にとらわれていたら、その背後にある真実を見抜くことは出来ん」
「…俺はそのことをシュバルツ・ブルーダーから学んだ」 - MXで自軍に参入してきたマサトと美久を、唯ひとり擁護するデュークに同意して発した台詞。マサトらへ批判的なスタンスを取っていたチボデーも、シュバルツの名を出したドモンの心境を察して押し黙る。
- 「生まれた星や種族は違えど、お前達なら背中を預ける事が出来よう」
「お前の拳は信義に値する。共に戦おう、ロム・ストール…」 - マグネイト・テンと合流したクロノス族一行を、上述の台詞で「仲間」として迎え入れる。スポット参戦時に於けるロムの戦いぶりから、早くも絶大な信頼を寄せている。
- 「許せ、ドラゴノザウルス…お前も本当は海の底で静かに暮らしたかったのかも知れない…」
「だが、お前が牙を剥く以上、俺達はそれを受けて立たねばならない!」 - 怪物化したとは言え、天然自然が生み出した生命体であるドラゴノザウルスに人類のエゴを詫びつつ、使命を果たすべく立ち向かう。
- 「…真実を知らぬまま友や肉親と戦う辛さ…俺にはよく分かるからだ」
- MX中盤、モルスへの説得を行おうとするデュークのフォロー役を買って出た際、そこまで親身になる理由を問う鉄也へ上述の台詞で返答する。
- 「巨大な堤もアリの一穴に崩れる!要塞の力に慢心した時、お前の敗北は決まっていた!!」
- MXでの百鬼帝国との最終決戦時、ブライ大帝に突きつけた彼の敗因。
- 「なら、後は遅れた分を取り戻せばいい。…お前や俺達自身の力でな」
- MXの終盤、ロムと共にシンジの成長を認め、彼を後押しして。
- 「残酷な運命だがやるしかない! 涙をこらえて友を撃て!!」
- NEOにて魔竜戦士に変貌してしまった真一を攻撃できずにいる剣に対して。兄と師匠をこの手に掛けてしまったドモンが言うとかなり重みがある台詞である。なお、『涙をこらえて友を撃て』は『獣神ライガー』原作第8話とNEO第21話のサブタイトルでもある。
- 「また会おう。流竜馬…竜の戦士よ」
- NEOのEDにて、一人旅に出る竜馬を見送った際に笑顔と共に彼に送った言葉。『竜の戦士』とは『新ゲッターロボ』の主題歌『DRAGON』の歌詞に由来するものと思われる。
- 「フッ…わかってないな、カミナ。貸せ、俺が手本を見せてやる」
「すぅぅぅ…ハァァァッ!」
「でろぉぉぉぉっ! リューナイトォォッ・ゼファァァッ!」 - OEメイン8話-2「邪竜海賊」にて。アデューのミストロットを借りてリューナイト・ゼファーを呼び出してみようとするがうまくいかないカミナを見て。ちなみにガンダム呼び出し時の指パッチンSE付き。さすがにDVEはない。
- 気迫は十分だが召喚できず、アデューからリュー自身が選んだ人間にしか召喚できないと教えられ「なんだと!?」と本気で驚いている。この後忍から、カミナと二人して滑ってしまったと突っ込まれ「何事も全力でやれば気持ちいいものさ、お前達もやってみたらどうだ」と返す茶目っ気を見せている。
- 「つかみ取れ、セイシロウ。それはお前が引き継ぐべき剣だ」
- OEより。敵母艦級の体内からセイシロウの父であるクサナギ隊長が遺した剣が発見され、奪い返すよう促す。また『引き継ぐべき剣』はこの回のサブタイトルでもある。
- 「全員が持てる力のすべてを懸けて正々堂々と戦っている…」
「これぞ、まさに真剣勝負!」
「これが…ガンダムファイトだぁ!」 - OE「仮面の下の決意」にて、審判としてアムロ達の戦いを観戦しながら。セリフの間にはそれぞれSEが挟まる。
初めて代理戦争としてのガンダムファイトが再現されたこともあってか、凄く嬉しそうである。
搭乗機体・関連機体
商品情報
話題まとめ
- ドモンが常に身に着けているバンダナは東方不敗が武器として使用した事があるが、この時だけ異様に長くなっていた
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