「機動戦士ガンダムΖΖ」の版間の差分

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== 登場作と扱われ方 ==
 
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レギュラーであるが、原作のストーリー再現は今ひとつという感は拭えない。基本的には人当たりの良い性格のキャラが多いせいかムードメーカー的な役割を演じている。シャングリラチルドレンは作品によって居たり居なかったりする。
 
レギュラーであるが、原作のストーリー再現は今ひとつという感は拭えない。基本的には人当たりの良い性格のキャラが多いせいかムードメーカー的な役割を演じている。シャングリラチルドレンは作品によって居たり居なかったりする。
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ここ最近は([[機動戦士Ζガンダム|Ζ]]が劇場版設定での参戦となってるのもあってか)出演機会そのものも激減している状況である。
  
 
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2015年6月26日 (金) 19:21時点における版

概要

機動戦士Ζガンダム』の続編。前作が全体的にシリアスで主人公・カミーユの精神崩壊という暗いラストに終わってしまったため、序盤から前作とうって変わった明るいコメディー要素を全面に押し出していたが、後半はややシリアス路線となっている。

劇場版 機動戦士Ζガンダム』が作られ、ラストが大幅に変わったために一部では本作が「無かったこと(=黒歴史)になるのではないか?」との声もあったが、本作における設定を継承したOVA作品『機動戦士ガンダムUC』の存在もあり、現在この問題は回避されたとする見方が強い。

ストーリー

宇宙世紀0088年、エゥーゴ戦艦アーガマがサイド1のシャングリラに寄港中、ジャンク屋稼業をしているジュドー・アーシタΖガンダムを奪って一儲けしようとしてネオ・ジオンアクシズ)との戦闘に巻き込まれ、仲間と共になしくずしにアーガマのクルーになってしまう。

登場人物

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

エゥーゴ関係

ジュドー・アーシタ
ガンダムシリーズ初の明るい主人公。妹リィナを学校にやるためにジャンク屋をしていた。
リィナ・アーシタ
ジュドーの妹。兄思いのしっかり者。中盤で生死不明になる。
ルー・ルカ
エゥーゴの正規兵。エルとジュドーを取り合う一方、グレミーからは想いを寄せられる。
エル・ビアンノ
ジュドーのジャンク屋仲間。友達以上恋人未満。
ビーチャ・オーレグ(オレーグ)
シャングリラ組の一応リーダー格。まさかのネェル・アーガマ艦長となる。
モンド・アガケ
シャングリラ組の一員。ビーチャとともに行動することが多い。
イーノ・アッバーブ
シャングリラ組の一員。やや気弱な性格。
ブライト・ノア
アーガマ艦長。最初にジュドーがΖガンダムに乗り込んだとき、彼なら乗りこなせるだろうと許可した。
アストナージ・メドッソ
エゥーゴのメカニック。『Ζ』から引き続きの登場。
エマリー・オンス
アナハイムから出向してきたラビアンローズの艦長代理。ブライトと不倫疑惑を繰り広げた。
ミリィ・チルダー
ラビアンローズのスタッフで、エマリーと同じくアナハイム出身。いわゆるメガネっ娘。
ハヤト・コバヤシ
初代、『Ζ』と引き続き登場。ブライトやジュドー達と共にコロニー落としに遭うダブリンの市民を救助しようとするが…

ネオ・ジオン所属

ハマーン・カーン
『Ζ』に引き続いて登場。本作の最後の敵。ミネバ・ラオ・ザビの摂政にしてネオ・ジオンの事実上の指導者。のちに、ミネバは既に誘拐されていてハマーンが奉っていたのは替え玉であることが判明する。
エルピー・プル
10歳という若年ながらネオ・ジオンのニュータイプ戦士。ジュドーを慕い、捕虜扱いでアーガマに乗り込み、ジュドーの妹分としておさまる。
プルツー
プルのクローン。グレミーの腹心となるが、ΖΖガンダムとの戦いを途中で放棄しジュドーの下へ奔る。
マシュマー・セロ
ハマーンを良くも悪くも信奉する青年士官。騎士の称号を持つ。前半はギャグが目立つが、後半は強化人間となる。
キャラ・スーン
派手なルックスの女性士官。巨乳。モビルスーツに乗ると豹変する。マシュマーと同じく、後半は強化人間となる。
グレミー・トト
ネオ・ジオンの一兵士としてルーに惚れたり、誘拐したリィナをレディとして教育したりしていたが、「ザビ家の真の継承者」としてハマーンに反旗を翻す。
ゴットン・ゴー
エンドラの副官。苦労人。
イリア・パゾム
マシュマーの副官にして監視役。
ラカン・ダカラン
ネオ・ジオンの将校。MSパイロットとしてはNTや強化人間と互角以上に渡り合える実力を持つ。
ギーレン兄弟
キャラの部下兼監視役。
兄:ニー・ギーレン
弟:ランス・ギーレン
アリアス・モマ
オウギュスト・ギダン
デルダニーデューン
ジャムル・フィンの3D」のメンバー。
ガザの嵐隊
デザート・ロンメル
プルクローン
量産型キュベレイのパイロット達。最終決戦にて全滅したと思われていたが…。

登場メカ

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

エゥーゴ

ネオ・ジオン

戦艦・その他

用語

楽曲

オープニングテーマ
「アニメじゃない-夢を忘れた古い地球人よ-」(前期)
作詞:秋元康、作曲:芹澤廣明、編曲:鷺巣詩郎、歌:新井正人
曲中において(アニメソングなのに)「アニメじゃない」というフレーズが連呼されるため、ファンからはネタにされることが多い曲。
余談であるが、後年のガンダムシリーズ作品の『ガンダムビルドファイターズトライ』(SRW未参戦)第11話にて主人公ヒロインが本曲の冒頭部分を口ずさむ場面がある。
『COMPACT2』『A』『IMPACT』『R』『第2次α』で戦闘BGMに採用。
「サイレント・ヴォイス」(後期)
作詞:売野雅勇、作曲:芹澤廣明、編曲:若草恵、歌:ひろえ純
本曲の歌詞の内容は、ハマーン・カーンの心情を歌ったものであると考えられている(OP映像にも彼女が登場している)。
ちなみに、本曲にはエルピー・プルを演じる声優・本多知恵子氏によるカバーバージョン『サイレント・ヴォイス エルピー・プルVer.』も存在している。
『第4次』『F』『F完結編』『COMPACT』『64』『α』『α外伝』『D』『第3次α』で採用。
エンディングテーマ
「時代が泣いている」(前期)
作詞:秋元康、作曲:芹澤廣明、編曲:鷺巣詩郎、歌:新井正人
「一千万年銀河」(後期)
作詞:井荻麟、作曲:芹澤廣明、編曲:若草恵、歌:ひろえ純
劇中BGM
「宇宙のジュドー」
『COMPACT3』『MX』で戦闘BGMに採用。
「始動!ダブルゼータ」
『SC』『GC』『第3次α』『OE』で戦闘BGMに採用。

登場作と扱われ方

レギュラーであるが、原作のストーリー再現は今ひとつという感は拭えない。基本的には人当たりの良い性格のキャラが多いせいかムードメーカー的な役割を演じている。シャングリラチルドレンは作品によって居たり居なかったりする。

ここ最近は(Ζが劇場版設定での参戦となってるのもあってか)出演機会そのものも激減している状況である。

旧シリーズ

第2次スーパーロボット大戦
プルとプルツーのどちらかを仲間にすることができる。プルを仲間にしてそちらが生存した場合は追加条件達成でクィン・マンサを入手。プルが死亡し、プルツーを仲間にした場合はサイコガンダムMk-IIが入手できる。
第2次スーパーロボット大戦G
プルツーは未登場。
第3次スーパーロボット大戦
今作でリィナ、ルーとシャングリラ組が初登場。イリア・パゾムゲーマルクだけでなく、続編の逆襲のシャアに登場するα・アジールに乗る。
スーパーロボット大戦EX
マサキ編でジュドーが『F91』のシーブック・アノー(同じ妹持ち)と共に一度だけ敵として登場。
第4次スーパーロボット大戦
DCのうち、ミネバを擁したハマーン一派によってノイエDCが結成され、原作のネオ・ジオン組が中心となる。イリアは第3次に引き続いて、さらにギーレン兄弟も同様にゲーマルクからα・アジールに乗り換える。プルツーは今回だけまるで普通の人間のような性格で会話している(戦闘・発進時の台詞は原作通り)。
第4次スーパーロボット大戦S
ジュドー、プル、プルツーに声が入った。
スーパーロボット大戦F
ΖΖガンダムの登場は『F完結編』までお預け。
スーパーロボット大戦F完結編
ミリィ・チルダーが非戦闘キャラで初出演、ブライトの不倫疑惑を拡大した。リィナがスポット参戦する。原作では最後まで生き残ったイリアは死亡する。キュベレイMk-II(プルツー機)が初登場。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
原作と状況は違った面も多いが、最終決戦など比較的原作再現がされている。フルアーマーΖΖガンダムが初登場。
スーパーロボット大戦α外伝
ビーチャモンドエルイーノは登場せず。また中盤にプルツーとの対決があるが無条件で生還し合流。フルアーマーΖΖガンダムにハイパー・メガ・カノンが追加。
第2次スーパーロボット大戦α
ハマーン率いるネオ・ジオンが復活。条件次第ではハマーンを仲間にできるようになり、シャアとの決戦の行方が大きく変わる。
第3次スーパーロボット大戦α
ハマーン拒絶ルートが正史となっている。その代りにキュベレイが隠し機体として登場。さらに『ΖΖ』の敵MS達(クィン・マンサ量産型キュベレイドーベン・ウルフゲーマルク)も隠し機体として登場。主要キャラは主人公がクォヴレーならば比較的参戦が早い。本作を最後に『OE』まで約8年もの間、参戦できない時期が続くこととなる。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACT
リィナがパイロットとして使用可能になった。
スーパーロボット大戦COMPACT2
プルやグレミーが第1部から登場。ジュドーの出番は第2部から。
スーパーロボット大戦IMPACT
プルとプルツーが条件で同時に使用可能。ビーチャモンドイーノは登場せず。
スーパーロボット大戦COMPACT3
珍しくリィナがパイロット登録されている上、物語の重要人物となっている異例のスパロボ。

携帯機シリーズ

任天堂携帯機シリーズはいずれもシャングリラチルドレン(ビーチャ、モンド、エル、イーノ)が登場しない。

スーパーロボット大戦A
よりにもよってジュドーの参入が物語も終盤に差し掛かった頃で、ルートの選択によってはさらに使える期間が短くなってしまう。一応はハマーンなど原作の敵はいるものの、存在感の薄さは否めない。だがプルとプルツーはジュドーよりも早く仲間に入れる事ができる。おそらく本作で登場するキャラでダントツで扱いが悪いのはたったの1話で戦死してしまうグレミーであろう
スーパーロボット大戦R
流石に『A』での参戦時期よりはジュドーのお目見えが早くなっているものの、それでもやはり物語の中盤辺りまでは出てこない。敵としてはラカン率いる部隊がフロスト兄弟と共に序盤から何度も登場。
スーパーロボット大戦D
原作終了後の設定。喪悲観が漂う『D』の作風故か、スパロボでは珍しくプルとプルツーは既に死亡している。極めて厳しい条件を達成すればハマーンを仲間にできる。例に漏れずジュドーの参戦がやや遅いが、『A』や『R』に比べるとマシになった方。

単独作品

スーパーロボット大戦
スーパーロボット大戦64
3D隊などそれまで未登場だった敵キャラが初めて登場した。
スーパーロボット大戦Scramble Commander
スーパーロボット大戦MX
原作終了直後の設定だが、プルとプルツーは生存。戦闘BGMに「宇宙のジュドー」が採用された。ラビアンローズは破壊されず、エマリーも生存。オープニング戦闘デモはプル姉妹の合体攻撃がメインで、ジュドーは援護攻撃の役で登場。激しいネタバレで話題になった。
スーパーロボット大戦GCXO
条件次第でキュベレイMk-II(プルツー機)が入手可能で、『XO』ではクィン・マンサもともに加わる。原作再現としてはシャングリラチルドレン達がモビルスーツを盗み出した後、カミーユ修正を喰らう所だろうか。
スーパーロボット大戦モバイル
携帯電話専用ゲームでは有るが、『第3次α』から約7年振りの参戦として一部で話題になった。しかしクロスオーバーが一切無いのでスパロボ参戦のうちに入らないとする意見もある。なお同時参戦している『Ζガンダム』はTV版。
スーパーロボット大戦Operation Extend
同時に参戦している『SEED DESTINY』(キラとアスランは『ΖΖ』との共演は2度目)と『00』との共演は初となる。
本格参戦は第4章から。ルーとシャングリラ・チルドレンは未登場。
スーパーロボット大戦Card Chronicle

各話リスト

話数 サブタイトル 登場メカ 備考 再現スパロボ
第1話 プレリュードΖΖ 機動戦士ガンダム
機動戦士Ζガンダム
ダイジェスト
第2話 シャングリラの少年
第3話 エンドラの騎士
第4話 熱血のマシュマー
第5話 ジュドーの決意
第6話 ズサの脅威
第7話 ガザの嵐
第8話 鎮魂の鐘は二度鳴る
第9話 宇宙のジュドー
第10話 さよならファ
第11話 始動!ダブル・ゼータ
第12話 リィナが消えた
第13話 妹よ!
第14話 幻のコロニー(前)
第15話 幻のコロニー(後)
第16話 アーガマの白兵戦
第17話 奪回!コア・トップ
第18話 ハマーンの黒い影
第19話 プルとアクシズと
第20話 泣き虫セシリア(前)
第21話 泣き虫セシリア(後)
第22話 ジュドー、出撃!!
第23話 燃える地球
第24話 南海に咲く兄妹愛
第25話 ロンメルの顔
第26話 マサイの心 OP・ED変更
第27話 リィナの血(前)
第28話 リィナの血(後)
第29話 ルーの逃亡
第30話 青の部隊(前)
第31話 青の部隊(後)
第32話 塩の湖を越えて
第33話 ダブリンの午後
第34話 カミーユの声
第35話 落ちてきた空
第36話 重力下のプルツー
第37話 ネェル・アーガマ
第38話 鉄壁、ジャムル・フィン
第39話 サラサ再臨
第40話 タイガーバウムの夢
第41話 ラサラの命
第42話 コア3の少女(前)
第43話 コア3の少女(後)
第44話 エマリー散華(さんげ)
第45話 アクシズの戦闘
第46話 バイブレーション
第47話 戦士、再び……

主要スタッフ

制作
サンライズ(第2スタジオ)
監督
富野由悠季
キャラクターデザイン
北爪宏幸
メカニックデザイン
小林誠、出渕裕、明貴美加、他
音楽
三枝成彰

商品情報

Blu-ray

DVD-BOX

DVD

小説・漫画

その他書籍

資料リンク