「機動戦士ガンダムΖΖ」の版間の差分

提供: スーパーロボット大戦Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
(商品情報整理、各部修正)
1行目: 1行目:
== 機動戦士ガンダムΖΖ ==
+
*1986年3月1日 ~ 1987年1月31日放映(名古屋テレビ)全47話
*1986年3月1日 ~ 1987年1月31日放映(名古屋テレビ) 全47話
 
 
*初参戦スパロボ:[[スーパーロボット大戦]](1991年)
 
*初参戦スパロボ:[[スーパーロボット大戦]](1991年)
  
 
=== 概要 ===
 
=== 概要 ===
『[[機動戦士Ζガンダム]]』の続編。前作が全体的にシリアスで[[主人公]]の精神崩壊という暗いラストに終わってしまったため、序盤から前作とうって変わった明るいコメディー要素を全面に押し出していたが、後半はややシリアス路線となっている。
+
『[[機動戦士Ζガンダム]]』の続編。前作が全体的にシリアスで[[主人公]]・カミーユの精神崩壊という暗いラストに終わってしまったため、序盤から前作とうって変わった明るいコメディー要素を全面に押し出していたが、後半はややシリアス路線となっている。
  
『[[劇場版 機動戦士Ζガンダム]]』が作られ、ラストが大幅に変わったために一部では本作が「無かったことになるのではないか?」との声もあったが、本作における設定を継承したOVA作品『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』(未参戦)の存在もあり、現在この問題は回避されたとする見方が強い。
+
『[[劇場版 機動戦士Ζガンダム]]』が作られ、ラストが大幅に変わったために一部では本作が「無かったことになるのではないか?」との声もあったが、本作における設定を継承したOVA作品『機動戦士ガンダムUC』(未参戦)の存在もあり、現在この問題は回避されたとする見方が強い。
  
 
== ストーリー ==
 
== ストーリー ==
40行目: 39行目:
 
*[[メカ&キャラクターリスト/A PORTABLE]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/A PORTABLE]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/OE]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/OE]]
=== [[エゥーゴ]]所属、および協力者 ===
+
 
 +
=== [[エゥーゴ]]関係 ===
 
;[[ジュドー・アーシタ]]
 
;[[ジュドー・アーシタ]]
 
:[[ガンダムシリーズ]]初の明るい[[主人公]]。妹リィナを学校にやるためにジャンク屋をしていた。
 
:[[ガンダムシリーズ]]初の明るい[[主人公]]。妹リィナを学校にやるためにジャンク屋をしていた。
72行目: 72行目:
 
:10歳という若年ながら[[ネオ・ジオン]]の[[ニュータイプ]]戦士。ジュドーを慕い、捕虜扱いでアーガマに乗り込み、ジュドーの妹分としておさまり、ネオ・ジオンからエゥーゴに入ったが[[プルツー]]との戦いで死亡。
 
:10歳という若年ながら[[ネオ・ジオン]]の[[ニュータイプ]]戦士。ジュドーを慕い、捕虜扱いでアーガマに乗り込み、ジュドーの妹分としておさまり、ネオ・ジオンからエゥーゴに入ったが[[プルツー]]との戦いで死亡。
 
;[[プルツー]]
 
;[[プルツー]]
:[[エルピー・プル|プル]]の[[クローン]]。グレミーの腹心となるが、[[ΖΖガンダム]]との戦いを途中で放棄しジュドーの下へ奔る。
+
:プルの[[クローン]]。グレミーの腹心となるが、[[ΖΖガンダム]]との戦いを途中で放棄しジュドーの下へ奔る。
 
;[[マシュマー・セロ]]
 
;[[マシュマー・セロ]]
 
:ハマーンを良くも悪くも信奉する青年士官。騎士の称号を持つ。前半はギャグが目立つが、後半は[[強化人間]]となる。
 
:ハマーンを良くも悪くも信奉する青年士官。騎士の称号を持つ。前半はギャグが目立つが、後半は[[強化人間]]となる。
85行目: 85行目:
 
;[[ラカン・ダカラン]]
 
;[[ラカン・ダカラン]]
 
:
 
:
;[[ニー・ギーレン]]
+
;[[ギーレン兄弟]]
:[[ギーレン兄弟]]の一人でランスの双子の兄。キャラの部下兼監視役。
+
:キャラの部下兼監視役。
;[[ランス・ギーレン]]
+
:兄:[[ニー・ギーレン]]
:[[ギーレン兄弟]]の一人でニーの双子の弟。同じく、キャラの部下兼監視役。
+
:弟:[[ランス・ギーレン]]
 
;[[アリアス・モマ]]
 
;[[アリアス・モマ]]
 
:
 
:
 
;[[オウギュスト・ギダン]]
 
;[[オウギュスト・ギダン]]
 
:
 
:
;[[デル]]
+
;[[デル]][[ダニー]][[デューン]]
:3D隊の一人。
+
:「[[ジャムル・フィン]]の3D」のメンバー。
;[[ダニー]]
+
;ガザの嵐隊
:3D隊の一人。
+
:*[[パンパ・リダ]](隊長)
;[[デューン]]
+
;*[[ビアン]]
:3D隊の一人。
+
:*[[ワイム]]
;[[パンパ・リダ]]
 
:ガザの嵐隊の隊長。
 
;[[ビアン]]
 
:ガザの嵐隊の一人。
 
;[[ワイム]]
 
:ガザの嵐隊の一人。
 
 
;[[デザート・ロンメル]]
 
;[[デザート・ロンメル]]
 
:
 
:
140行目: 134行目:
 
*[[メカ&キャラクターリスト/A PORTABLE]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/A PORTABLE]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/OE]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/OE]]
=== [[エゥーゴ]]系機動兵器 ===
+
 
 +
=== [[エゥーゴ]] ===
 
*[[ΖΖガンダム]]
 
*[[ΖΖガンダム]]
 
**変形形態:Gフォートレス
 
**変形形態:Gフォートレス
152行目: 147行目:
 
*[[メガライダー]]
 
*[[メガライダー]]
  
=== [[ネオ・ジオン]]系機動兵器 ===
+
=== [[ネオ・ジオン]] ===
 
*[[キュベレイ]]
 
*[[キュベレイ]]
*[[キュベレイMk-II]]
+
*[[キュベレイMk-II]](プル機)
**[[キュベレイMk-II|プル用]]、[[キュベレイMk-II (プルツー用)|プルツー用]]
+
**[[キュベレイMk-II (プルツー用)|プルツー機]]
 
*[[サイコガンダムMk-II]]
 
*[[サイコガンダムMk-II]]
**前作(Zガンダム)に引き続いて、登場。[[プルツー]]が乗る。
 
 
*[[量産型キュベレイ]]
 
*[[量産型キュベレイ]]
 
*[[クィン・マンサ]]
 
*[[クィン・マンサ]]
175行目: 169行目:
 
*[[ガルスJ]]
 
*[[ガルスJ]]
 
*[[カプール]]
 
*[[カプール]]
**水中用[[モビルスーツ]]。1機のみ投入された。
 
 
*[[ズサ]]
 
*[[ズサ]]
 
*[[ドライセン]]
 
*[[ドライセン]]
191行目: 184行目:
 
== 主題歌とBGM ==
 
== 主題歌とBGM ==
 
;『アニメじゃない-夢を忘れた古い地球人よ-』
 
;『アニメじゃない-夢を忘れた古い地球人よ-』
:(作詞:秋元康 作曲:芹澤廣明 編曲:鷺巣詩郎 歌:新井正人)<br />前期オープニング。IMPACTや第2次αなどで戦闘BGMに採用。
+
:作詞:秋元康、作曲:芹澤廣明、編曲:鷺巣詩郎、歌:新井正人
 
+
:前期オープニング。IMPACTや第2次αなどで戦闘BGMに採用。
 
;『サイレント・ヴォイス』
 
;『サイレント・ヴォイス』
:(作詞:売野雅勇 作曲:芹澤廣明 編曲:若草恵 歌:ひろえ純)<br />後期オープニング。第4次以降、殆どのシリーズのBGMに採用されている。
+
:作詞:売野雅勇、作曲:芹澤廣明、編曲:若草恵、歌:ひろえ純
 +
:後期オープニング。第4次以降、殆どのシリーズのBGMに採用されている。
 
;『時代が泣いている』
 
;『時代が泣いている』
:(作詞:秋元康 作曲:芹澤廣明 編曲:鷺巣詩郎 歌:新井正人)<br />前期エンディング。
+
:作詞:秋元康、作曲:芹澤廣明、編曲:鷺巣詩郎、歌:新井正人
 
+
:前期エンディング。
 
;『一千万年銀河』
 
;『一千万年銀河』
:(作詞:井荻麟 作曲:芹澤廣明 編曲:若草恵 歌:ひろえ純)<br />後期エンディング。
+
:作詞:井荻麟、作曲:芹澤廣明、編曲:若草恵、歌:ひろえ純
 
+
:後期エンディング。
 
;『宇宙のジュドー』
 
;『宇宙のジュドー』
 
:劇中BGM。COMPACT3、MXなどで戦闘BGMに採用。
 
:劇中BGM。COMPACT3、MXなどで戦闘BGMに採用。
 
 
;『始動!ダブルゼータ』
 
;『始動!ダブルゼータ』
:劇中BGM。SCや[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]などで戦闘BGMに採用。
+
:劇中BGM。SCや[[第3次α]]などで戦闘BGMに採用。
  
 
== 登場作と扱われ方 ==
 
== 登場作と扱われ方 ==
レギュラーであるが、原作のストーリー再現は今ひとつという感は拭えない。特に[[スーパーロボット大戦Z|Z]]では『[[劇場版 機動戦士Ζガンダム|劇場版Ζ]]』の関連から参戦せず、その続編にも今のところクレジットされていない。基本的には人当たりの良い性格のキャラが多いせいかムードメーカー的な役割を演じている。
+
レギュラーであるが、原作のストーリー再現は今ひとつという感は拭えない。特に『[[スーパーロボット大戦Z]]』では『[[劇場版 機動戦士Ζガンダム|劇場版Ζ]]』の関係から参戦せず、その続編にも今のところクレジットされていない。基本的には人当たりの良い性格のキャラが多いせいかムードメーカー的な役割を演じている。[[シャングリラ]]チルドレンは作品によって居たり居なかったりする。
  
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
216行目: 209行目:
 
:今作でリィナ、ルーとシャングリラ組が初登場。[[イリア・パゾム]]が[[ゲーマルク]]だけでなく、続編の[[逆襲のシャア]]に登場する[[α・アジール]]に乗る。
 
:今作でリィナ、ルーとシャングリラ組が初登場。[[イリア・パゾム]]が[[ゲーマルク]]だけでなく、続編の[[逆襲のシャア]]に登場する[[α・アジール]]に乗る。
 
;[[スーパーロボット大戦EX]]
 
;[[スーパーロボット大戦EX]]
:マサキ編で[[ジュドー・アーシタ]]は同じ妹持ちである、F91の[[シーブック・アノー]]と共に一度は敵として登場。
+
:マサキ編で[[ジュドー・アーシタ]]は同じ妹持ちである、F91の[[シーブック・アノー]]と共に一度だけ敵として登場。
 
;[[第2次スーパーロボット大戦G]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦G]]
 
:[[プルツー]]は未登場。
 
:[[プルツー]]は未登場。
;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S]])
+
;[[第4次スーパーロボット大戦]]
:DCの内、ミネバを擁したハマーン一派によってノイエDCが結成され、原作のネオ・ジオン組が中心となる。イリアは第3次に引き続いて、さらにギーレン兄弟([[ニー・ギーレン|ニー]]、[[ランス・ギーレン|ランス]])も同様に[[ゲーマルク]]だけでなく、[[α・アジール]]にも乗る。プルツーは本作(第4次)だけ、普通の性格で話している。(但し、戦闘と発進の台詞はTV版と同様の台詞で話している。)
+
:DCの内、ミネバを擁したハマーン一派によってノイエDCが結成され、原作のネオ・ジオン組が中心となる。イリアは第3次に引き続いて、さらに[[ギーレン兄弟]]も同様に[[ゲーマルク]]だけでなく、[[α・アジール]]にも乗る。プルツーは本作(第4次)だけ、普通の性格で話している。(但し、戦闘と発進の台詞はTV版と同様の台詞で話している。)
 
;[[第4次スーパーロボット大戦S]]
 
;[[第4次スーパーロボット大戦S]]
 
:ジュドー、プル、[[プルツー]]に声が入った。
 
:ジュドー、プル、[[プルツー]]に声が入った。
 
;[[スーパーロボット大戦F]]
 
;[[スーパーロボット大戦F]]
:[[ΖΖガンダム]]が登場しない。
+
:[[ΖΖガンダム]]の登場は『完結編』までお預け。
 
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
 
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
 
:[[ミリィ・チルダー]]が非戦闘キャラで初出演、ブライトの不倫疑惑を拡大した。[[リィナ・アーシタ]]がスポット参戦する。原作では最後まで生き残ったイリアは何と死亡する。[[キュベレイMk-II (プルツー用)|キュベレイMk-II(プルツー機)]]が初登場。
 
:[[ミリィ・チルダー]]が非戦闘キャラで初出演、ブライトの不倫疑惑を拡大した。[[リィナ・アーシタ]]がスポット参戦する。原作では最後まで生き残ったイリアは何と死亡する。[[キュベレイMk-II (プルツー用)|キュベレイMk-II(プルツー機)]]が初登場。
250行目: 243行目:
 
:[[ハマーン・カーン|ハマーン]]率いる[[ネオ・ジオン]]が復活。条件次第ではハマーンを仲間にできるようになり、[[シャア・アズナブル|シャア]]との決戦の展開が大きく変わる。
 
:[[ハマーン・カーン|ハマーン]]率いる[[ネオ・ジオン]]が復活。条件次第ではハマーンを仲間にできるようになり、[[シャア・アズナブル|シャア]]との決戦の展開が大きく変わる。
 
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
:残念ながらハマーンを仲間にしないルートが正史となっている。その代り、[[キュベレイ]]が隠し機体として登場。さらにZZの敵MS達([[クィン・マンサ]]、[[量産型キュベレイ]]、[[ドーベン・ウルフ]]、[[ゲーマルク]])も隠し機体として登場。主要キャラは主人公がクォヴレーならば比較的参戦が早い。
+
:残念ながらハマーンを仲間にしないルートが正史となっている。その代りに[[キュベレイ]]が隠し機体として登場。さらにZZの敵MS達([[クィン・マンサ]]、[[量産型キュベレイ]]、[[ドーベン・ウルフ]]、[[ゲーマルク]])も隠し機体として登場。主要キャラは主人公がクォヴレーならば比較的参戦が早い。
  
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 +
任天堂携帯機シリーズはみな、ビーチャ、モンド、エル、イーノのシャングリラチルドレンが登場しない。
 
;[[スーパーロボット大戦A]]
 
;[[スーパーロボット大戦A]]
:よりにもよって[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]の参入が物語も終盤に差し掛かった頃で、ルートの選択によってはさらに使える期間が短くなってしまう。一応はハマーンなど原作の敵はいるものの、存在感の薄さは否めない。だが、プルとプルツーはジュドーよりも早く仲間に入れる事ができる。なお、後々の任天堂携帯機版はみんなそうだが、ビーチャ、モンド、エル、イーノの[[シャングリラ]]チルドレンらは登場しない。
+
:よりにもよってジュドーの参入が物語も終盤に差し掛かった頃で、ルートの選択によってはさらに使える期間が短くなってしまう。一応はハマーンなど原作の敵はいるものの、存在感の薄さは否めない。だが、プルとプルツーはジュドーよりも早く仲間に入れる事ができる。なお、後々の
 
;[[スーパーロボット大戦R]]
 
;[[スーパーロボット大戦R]]
:流石に[[スーパーロボット大戦A|A]]の参戦時期よりは早くなっているが、それでもやはり物語の中盤辺りまでは出てこない。
+
:流石にAの参戦時期よりは早くなっているが、それでもやはり物語の中盤辺りまでは出てこない。
 
;[[スーパーロボット大戦D]]
 
;[[スーパーロボット大戦D]]
:原作終了後の設定で、スパロボでは珍しくプルと[[プルツー]]は既に死亡している。喪悲観が漂う[[スーパーロボット大戦D|D]]の作風故だろうか。条件を満たせば、ハマーンを仲間にできる。今回もジュドーの参戦がやや遅いが、[[スーパーロボット大戦A|A]]、[[スーパーロボット大戦R|R]]から見るとマシになった方である。
+
:原作終了後の設定で、スパロボでは珍しくプルとプルツーは既に死亡している。喪悲観が漂うDの作風故だろうか。条件を満たせば、ハマーンを仲間にできる。今回もジュドーの参戦がやや遅いが、前々作Aや前作Rに比べるとマシになった方である。
  
 
==== その他 ====
 
==== その他 ====
264行目: 258行目:
 
:
 
:
 
;[[スーパーロボット大戦64]]
 
;[[スーパーロボット大戦64]]
:3D隊など今まで未登場だった敵キャラが登場した。
+
:3D隊などそれまで未登場だった敵キャラが登場した。
 
;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander]]
 
;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander]]
 
:
 
:
 
;[[スーパーロボット大戦MX]]
 
;[[スーパーロボット大戦MX]]
 
:原作終了直後の設定だが、プルと[[プルツー]]は生存。戦闘BGMに「宇宙のジュドー」が採用された。[[ラビアンローズ]]は破壊されず、[[エマリー・オンス|エマリー]]も生存。[[オープニング戦闘デモ]]はプル姉妹の[[合体攻撃]]がメインで、ジュドーは[[援護攻撃]]の役で登場。激しいネタバレで話題になった。
 
:原作終了直後の設定だが、プルと[[プルツー]]は生存。戦闘BGMに「宇宙のジュドー」が採用された。[[ラビアンローズ]]は破壊されず、[[エマリー・オンス|エマリー]]も生存。[[オープニング戦闘デモ]]はプル姉妹の[[合体攻撃]]がメインで、ジュドーは[[援護攻撃]]の役で登場。激しいネタバレで話題になった。
;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])
+
;[[スーパーロボット大戦GC]]([[XO]])
:XOのみ[[クィン・マンサ]]が登場し、条件次第で[[キュベレイMk-II (プルツー用)|キュベレイMk-II(プルツー機)]]と同時に入手可能。作中のエピソードとしては、ジュドーを初めとした[[シャングリラ]]チルドレン達が[[モビルスーツ]]を盗み出した後、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]に[[修正]]を喰らう所だろうか。
+
:XOのみ[[クィン・マンサ]]が登場し、条件次第で[[キュベレイMk-II (プルツー用)|キュベレイMk-II(プルツー機)]]と同時に入手可能。原作再現としてはシャングリラチルドレン達が[[モビルスーツ]]を盗み出した後、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]に[[修正]]を喰らう所だろうか。
 
;[[スーパーロボット大戦モバイル]]
 
;[[スーパーロボット大戦モバイル]]
:モバイルでは有るが、前作ΖガンダムがTVアニメ版で有れば『第3次α』から約7年振りの参戦となった。
+
:携帯電話専用ゲームでは有るが、前作ΖガンダムがTVアニメ版なせいか『第3次α』から約7年振りの参戦となった。
 
;[[スーパーロボット大戦OperationExtend]]
 
;[[スーパーロボット大戦OperationExtend]]
 
:『第3次α』から8年振りの参戦。また、同時に参戦している『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY|SEED DESTINY]]』(キラとアスランは『ガンダムZZ』との共演は2度目)と『[[機動戦士ガンダム00|00]]』との共演は初となる。
 
:『第3次α』から8年振りの参戦。また、同時に参戦している『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY|SEED DESTINY]]』(キラとアスランは『ガンダムZZ』との共演は2度目)と『[[機動戦士ガンダム00|00]]』との共演は初となる。
282行目: 276行目:
 
:
 
:
 
;[[ガンダム・チーム]]
 
;[[ガンダム・チーム]]
 +
:
 +
;[[ラビアンローズ]]
 
:
 
:
 
;[[ギーレン兄弟]]
 
;[[ギーレン兄弟]]
294行目: 290行目:
 
:北爪宏幸
 
:北爪宏幸
 
;メカニカルデザイン
 
;メカニカルデザイン
:小林誠<br />出渕裕<br />明貴美加、他
+
:小林誠、出渕裕、明貴美加、他
 
;音楽
 
;音楽
 
:三枝成彰
 
:三枝成彰
  
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
 +
=== DVD-BOX ===
 +
<amazon>B00005Y104</amazon><amazon>B000063C1H</amazon><amazon>B000065B5V</amazon>
 
=== [[DVD]] ===
 
=== [[DVD]] ===
==== テレビシリーズ ====
 
 
<amazon>B00005Y0ZI</amazon><amazon>B00005Y0ZJ</amazon><amazon>B00005Y0ZK</amazon><amazon>B00005Y0ZL</amazon><amazon>B000063C0U</amazon><amazon>B000063C0V</amazon><amazon>B000063C0W</amazon><amazon>B000063C0X</amazon><amazon>B000065B5E</amazon><amazon>B000065B5F</amazon><amazon>B000065B5G</amazon><amazon>B000065B5H</amazon>
 
<amazon>B00005Y0ZI</amazon><amazon>B00005Y0ZJ</amazon><amazon>B00005Y0ZK</amazon><amazon>B00005Y0ZL</amazon><amazon>B000063C0U</amazon><amazon>B000063C0V</amazon><amazon>B000063C0W</amazon><amazon>B000063C0X</amazon><amazon>B000065B5E</amazon><amazon>B000065B5F</amazon><amazon>B000065B5G</amazon><amazon>B000065B5H</amazon>
==== メモリアルボックス版 ====
+
=== 書籍 ===
<amazon>B00005Y104</amazon><amazon>B000063C1H</amazon><amazon>B000065B5V</amazon>
+
<amazon>4044101213</amazon><amazon>4044101221</amazon><amazon>4751102079</amazon>
<!-- == 話題まとめ == -->
+
 
 
== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==
 
*[http://wiki.cre.jp/GUNDAM/%E6%A9%9F%E5%8B%95%E6%88%A6%E5%A3%AB%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%A0%CE%96%CE%96 ガンダムWiki - 機動戦士ガンダムΖΖ]
 
*[http://wiki.cre.jp/GUNDAM/%E6%A9%9F%E5%8B%95%E6%88%A6%E5%A3%AB%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%A0%CE%96%CE%96 ガンダムWiki - 機動戦士ガンダムΖΖ]
<!-- == リンク == -->
 
 
{{ガンダムシリーズ}}
 
{{ガンダムシリーズ}}
 +
 
{{DEFAULTSORT:きとうせんしかんたむΖΖ}}
 
{{DEFAULTSORT:きとうせんしかんたむΖΖ}}
 
[[category:登場作品]]
 
[[category:登場作品]]

2013年9月20日 (金) 11:24時点における版

概要

機動戦士Ζガンダム』の続編。前作が全体的にシリアスで主人公・カミーユの精神崩壊という暗いラストに終わってしまったため、序盤から前作とうって変わった明るいコメディー要素を全面に押し出していたが、後半はややシリアス路線となっている。

劇場版 機動戦士Ζガンダム』が作られ、ラストが大幅に変わったために一部では本作が「無かったことになるのではないか?」との声もあったが、本作における設定を継承したOVA作品『機動戦士ガンダムUC』(未参戦)の存在もあり、現在この問題は回避されたとする見方が強い。

ストーリー

宇宙世紀0088年、エゥーゴ戦艦アーガマがサイド1のシャングリラに寄港中、ジャンク屋稼業をしているジュドー・アーシタΖガンダムを奪って一儲けしようとしてネオ・ジオンアクシズ)との戦闘に巻き込まれ、仲間と共になしくずしにアーガマのクルーになってしまう。

登場人物

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

エゥーゴ関係

ジュドー・アーシタ
ガンダムシリーズ初の明るい主人公。妹リィナを学校にやるためにジャンク屋をしていた。
リィナ・アーシタ
ジュドーの妹。兄思いのしっかり者。中盤で生死不明になる。
ルー・ルカ
エゥーゴの正規兵。エルとジュドーを取り合う一方、グレミーからは想いを寄せられる。
エル・ビアンノ
ジュドーのジャンク屋仲間。友達以上恋人未満。
ビーチャ・オーレグ(オレーグ)
シャングリラ組の一応リーダー格。まさかのネェル・アーガマ艦長となる。
モンド・アガケ
シャングリラ組の一員。ビーチャとともに行動することが多い。
イーノ・アッバーブ
シャングリラ組の一員。やや気弱な性格。
ブライト・ノア
アーガマ艦長。最初にジュドーがΖガンダムに乗り込んだとき、彼なら乗りこなせるだろうと許可した。
アストナージ・メドッソ
エゥーゴのメカニック。前作Ζから引き続きの登場。
エマリー・オンス
アナハイムから出向してきたラビアンローズの艦長代理。ブライトと不倫疑惑を繰り広げた。
ミリィ・チルダー
ラビアンローズのスタッフで、エマリーと同じくアナハイム出身。いわゆるメガネっ娘。
ハヤト・コバヤシ
初代、Ζと引き続き登場。ブライトやジュドー達と共にコロニー落としに遭うダブリンの市民を救助しようとするが…

ネオ・ジオン所属

ハマーン・カーン
前作『Z』に引き続いて登場し、本作の最後の敵。ミネバ・ラオ・ザビの摂政にしてネオ・ジオンの事実上の指導者。のちに、ミネバは既に誘拐されていてハマーンが奉っていたのは替え玉であることが判明する。
エルピー・プル
10歳という若年ながらネオ・ジオンニュータイプ戦士。ジュドーを慕い、捕虜扱いでアーガマに乗り込み、ジュドーの妹分としておさまり、ネオ・ジオンからエゥーゴに入ったがプルツーとの戦いで死亡。
プルツー
プルのクローン。グレミーの腹心となるが、ΖΖガンダムとの戦いを途中で放棄しジュドーの下へ奔る。
マシュマー・セロ
ハマーンを良くも悪くも信奉する青年士官。騎士の称号を持つ。前半はギャグが目立つが、後半は強化人間となる。
キャラ・スーン
派手なルックスの女性士官。巨乳。モビルスーツに乗ると豹変する。マシュマーと同じく、後半は強化人間となる。
グレミー・トト
ネオ・ジオンの一兵士としてルーに惚れたり、誘拐したリィナをレディとして教育したりしていたが、「ザビ家の真の継承者」としてハマーンに反旗を翻す。
ゴットン・ゴー
エンドラの副官。苦労人。
イリア・パゾム
マシュマーの副官にして監視役。
ラカン・ダカラン
ギーレン兄弟
キャラの部下兼監視役。
兄:ニー・ギーレン
弟:ランス・ギーレン
アリアス・モマ
オウギュスト・ギダン
デルダニーデューン
ジャムル・フィンの3D」のメンバー。
ガザの嵐隊
デザート・ロンメル
プルクローン
量産型キュベレイのパイロット達。最終決戦にて全滅したと思われていたが…。

登場メカ

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

エゥーゴ

ネオ・ジオン

戦艦

その他

主題歌とBGM

『アニメじゃない-夢を忘れた古い地球人よ-』
作詞:秋元康、作曲:芹澤廣明、編曲:鷺巣詩郎、歌:新井正人
前期オープニング。IMPACTや第2次αなどで戦闘BGMに採用。
『サイレント・ヴォイス』
作詞:売野雅勇、作曲:芹澤廣明、編曲:若草恵、歌:ひろえ純
後期オープニング。第4次以降、殆どのシリーズのBGMに採用されている。
『時代が泣いている』
作詞:秋元康、作曲:芹澤廣明、編曲:鷺巣詩郎、歌:新井正人
前期エンディング。
『一千万年銀河』
作詞:井荻麟、作曲:芹澤廣明、編曲:若草恵、歌:ひろえ純
後期エンディング。
『宇宙のジュドー』
劇中BGM。COMPACT3、MXなどで戦闘BGMに採用。
『始動!ダブルゼータ』
劇中BGM。SCや第3次αなどで戦闘BGMに採用。

登場作と扱われ方

レギュラーであるが、原作のストーリー再現は今ひとつという感は拭えない。特に『スーパーロボット大戦Z』では『劇場版Ζ』の関係から参戦せず、その続編にも今のところクレジットされていない。基本的には人当たりの良い性格のキャラが多いせいかムードメーカー的な役割を演じている。シャングリラチルドレンは作品によって居たり居なかったりする。

旧シリーズ

第2次スーパーロボット大戦
エルピー・プルプルツーのどちらかを仲間にすることができる。プルを仲間にし生存した場合は条件でクィン・マンサを入手。プルが死亡し、プルツーを仲間にした場合はサイコガンダムMk-IIが入手できる。
第3次スーパーロボット大戦
今作でリィナ、ルーとシャングリラ組が初登場。イリア・パゾムゲーマルクだけでなく、続編の逆襲のシャアに登場するα・アジールに乗る。
スーパーロボット大戦EX
マサキ編でジュドー・アーシタは同じ妹持ちである、F91のシーブック・アノーと共に一度だけ敵として登場。
第2次スーパーロボット大戦G
プルツーは未登場。
第4次スーパーロボット大戦
DCの内、ミネバを擁したハマーン一派によってノイエDCが結成され、原作のネオ・ジオン組が中心となる。イリアは第3次に引き続いて、さらにギーレン兄弟も同様にゲーマルクだけでなく、α・アジールにも乗る。プルツーは本作(第4次)だけ、普通の性格で話している。(但し、戦闘と発進の台詞はTV版と同様の台詞で話している。)
第4次スーパーロボット大戦S
ジュドー、プル、プルツーに声が入った。
スーパーロボット大戦F
ΖΖガンダムの登場は『完結編』までお預け。
スーパーロボット大戦F完結編
ミリィ・チルダーが非戦闘キャラで初出演、ブライトの不倫疑惑を拡大した。リィナ・アーシタがスポット参戦する。原作では最後まで生き残ったイリアは何と死亡する。キュベレイMk-II(プルツー機)が初登場。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACT
リィナがパイロットとして使用可能になった。
スーパーロボット大戦COMPACT2第1部
ジュドーは第2部から登場する為、登場しないが、プルやグレミーは登場する。
スーパーロボット大戦COMPACT2第2部
スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
スーパーロボット大戦IMPACT
プルとプルツーが条件で同時に使用可能。ビーチャモンドイーノは登場せず。
スーパーロボット大戦COMPACT3
珍しくリィナがパイロット登録されているが、今作ではそのリィナが物語の重要人物となっている。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
原作と状況は違った面も多いが、最終決戦など比較的原作再現がされている。フルアーマーΖΖガンダムが初登場。
スーパーロボット大戦α外伝
ビーチャモンドエルイーノは登場せず。またプルツーと中盤対決があり、無条件で生存。フルアーマーΖΖガンダムにハイパー・メガ・カノンが追加。
第2次スーパーロボット大戦α
ハマーン率いるネオ・ジオンが復活。条件次第ではハマーンを仲間にできるようになり、シャアとの決戦の展開が大きく変わる。
第3次スーパーロボット大戦α
残念ながらハマーンを仲間にしないルートが正史となっている。その代りにキュベレイが隠し機体として登場。さらにZZの敵MS達(クィン・マンサ量産型キュベレイドーベン・ウルフゲーマルク)も隠し機体として登場。主要キャラは主人公がクォヴレーならば比較的参戦が早い。

携帯機シリーズ

任天堂携帯機シリーズはみな、ビーチャ、モンド、エル、イーノのシャングリラチルドレンが登場しない。

スーパーロボット大戦A
よりにもよってジュドーの参入が物語も終盤に差し掛かった頃で、ルートの選択によってはさらに使える期間が短くなってしまう。一応はハマーンなど原作の敵はいるものの、存在感の薄さは否めない。だが、プルとプルツーはジュドーよりも早く仲間に入れる事ができる。なお、後々の
スーパーロボット大戦R
流石にAの参戦時期よりは早くなっているが、それでもやはり物語の中盤辺りまでは出てこない。
スーパーロボット大戦D
原作終了後の設定で、スパロボでは珍しくプルとプルツーは既に死亡している。喪悲観が漂うDの作風故だろうか。条件を満たせば、ハマーンを仲間にできる。今回もジュドーの参戦がやや遅いが、前々作Aや前作Rに比べるとマシになった方である。

その他

スーパーロボット大戦
スーパーロボット大戦64
3D隊などそれまで未登場だった敵キャラが登場した。
スーパーロボット大戦Scramble Commander
スーパーロボット大戦MX
原作終了直後の設定だが、プルとプルツーは生存。戦闘BGMに「宇宙のジュドー」が採用された。ラビアンローズは破壊されず、エマリーも生存。オープニング戦闘デモはプル姉妹の合体攻撃がメインで、ジュドーは援護攻撃の役で登場。激しいネタバレで話題になった。
スーパーロボット大戦GCXO
XOのみクィン・マンサが登場し、条件次第でキュベレイMk-II(プルツー機)と同時に入手可能。原作再現としてはシャングリラチルドレン達がモビルスーツを盗み出した後、カミーユ修正を喰らう所だろうか。
スーパーロボット大戦モバイル
携帯電話専用ゲームでは有るが、前作ΖガンダムがTVアニメ版なせいか『第3次α』から約7年振りの参戦となった。
スーパーロボット大戦OperationExtend
『第3次α』から8年振りの参戦。また、同時に参戦している『SEED DESTINY』(キラとアスランは『ガンダムZZ』との共演は2度目)と『00』との共演は初となる。

用語

第1次ネオ・ジオン抗争
シャングリラ
ガンダム・チーム
ラビアンローズ
ギーレン兄弟

主要スタッフ

制作会社
サンライズ(第2スタジオ)
監督
富野由悠季
キャラクターデザイン
北爪宏幸
メカニカルデザイン
小林誠、出渕裕、明貴美加、他
音楽
三枝成彰

商品情報

DVD-BOX

DVD

書籍

資料リンク