「グラハム・エーカー」の版間の差分

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:グラハムというよりは声優の中村悠一氏の発言。元ネタは無論[[シャア・アズナブル]]。ラジオ『ソレスタルステーション00』第11回にてグラハム声で中村氏がリスペクトした。
 
:グラハムというよりは声優の中村悠一氏の発言。元ネタは無論[[シャア・アズナブル]]。ラジオ『ソレスタルステーション00』第11回にてグラハム声で中村氏がリスペクトした。
 
:発言時、ラジオのパーソナリティである[[沙慈・クロスロード]]役の入野自由氏、[[クリスティナ・シエラ]]役の佐藤有世氏の両名は、台詞元を全く知らなかった。その後、中村氏から「'''これは“ガンダム”の番組だよ'''」と言われた。
 
:発言時、ラジオのパーソナリティである[[沙慈・クロスロード]]役の入野自由氏、[[クリスティナ・シエラ]]役の佐藤有世氏の両名は、台詞元を全く知らなかった。その後、中村氏から「'''これは“ガンダム”の番組だよ'''」と言われた。
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;「討たせてもらうぞ!このグラハムフィンガーで!」 <br />「私の道を阻むな!ゴッド・グラハム・フィンガー!」<br />「聞く耳持たん!シャイニング・ブシドー!」<br />「見よ!武士道は赤く燃えている!!」<br />「あえて言おう!石破天驚・グラハムフィンガー!!」<br />「私は君が好きだぁ!君が欲しいぃ!!」<br />「この気持ち…まさしく愛だ!!」
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:ゲーム作品『SDガンダムGジェネレーション』シリーズにおける、[[シャイニングガンダム|フィン]][[ゴッドガンダム|ガー系]]の技を使った際のグラハムの台詞。ご覧の通り、'''カオスである。''' 勿論フルボイスのため、中村氏の熱演が光る。特に、ブシドーと劇場版設定での台詞は[[機動武闘伝Gガンダム|Gガン]]本編のアレンジとなっている。
  
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==

2016年6月18日 (土) 20:27時点における版

グラハム・エーカー(Graham Aker)

いわゆるライバルキャラクターではあるが、その性格と数々の言動から、ファンの間ではネタキャラ扱いを受けることも少なくない。一方でただのネタキャラに留まらない実力と熱い一面も持ち合わせた人物であり、作中でも人気が高いキャラである。

TVシリーズ1stシーズン

ユニオンに所属するモビルスーツ(フラッグファイター)パイロット。エリート部隊MSWADのエースでユニオンの中でもトップクラスの高い技量を持つ。戦闘機動中に飛行形態からMS形態へ変形する独自のマニューバ「グラハム・スペシャル」という技を持つ。この戦闘中の変形はグラハムがフラッグのパイロットに選ばれた際、初搭乗時にノリで実行して成功させたもので、西暦2360年の時点でも「グラハム・マニューバ」の名前で教本に記載されている。

ただ、グラハム本人はフラッグの戦闘中の空中変形が本来出来ないことを知らなかったらしく、帰還後に親友のビリーから聞いて驚いていた。

良識的な軍人で、命令は忠実に守り、姑息で卑劣な行いを酷く嫌い、部下には的確な指示を与える。しかし普段は冷静だが戦闘時は熱血漢かつテンションが高く、戦闘中には自分を奮い立たせるためによく突拍子もない「富野節」に酷似した独り言を喋るなど、いささか奇矯な面も見られる。パイロットとしての意地と誇りも持ち合わせ、例え自分の行いが他人に否定されてもそれを曲げることなく押し通す。良くも悪くも人間味溢れるものの、不器用な男である。また、バトルマニア的な一面も持ち合わせている(この辺りは小説版で濃く描かれている)。グラハム本人曰く「しつこくて諦めの悪い、俗に言う人に嫌われるタイプ」

トレミーガンダム4機とトリニティの行動の差について言及するなど、戦いの中にも独自の理念を持っている。

AEUの新型モビルスーツ完成披露演習に乱入したガンダムの性能に興味を持ちその謎に迫る。強力な性能を持つガンダムと戦うことを楽しみつつも軍人としての職務を果たしていたが、度重なる敗戦による屈辱と恩師や戦友を奪われたことで徐々に狂気に囚われていく。

当初はそれほど極端なフラッグへの拘りは見せていなかったが、フラッグに並々ならぬ誇りを抱いていた部下のハワード・メイスンが戦死し、彼の墓前で「フラッグでガンダムを倒す」と誓ったことを契機として合理性を無視したフラッグへの拘泥を表するようになった。GN-Xへの搭乗拒否にまで至るフラッグへの拘泥と、覆せないガンダムとの性能差という矛盾は、GNフラッグという歪んだ形となって結実した。

ロックオン戦において、サーシェスが強引に接近戦に持ち込んで狙撃を不可能にするという奇策を用いて対処したのに対し、グラハムは「性能が劣るフラッグでロックオンの狙撃を全弾回避した上で接近し、接近戦に持ち込む」というスマートな戦いぶりを披露している。また、この時は本来変形中に地面に接触するとバランスを崩して墜落するところを「超至近距離の最大戦速で飛行しつつ変形、かつわざと脚部を設置させてバランスを保つ」という離れ業を披露しており、技量の凄まじさと高いセンスが垣間見られる。この事からも、グラハムの技量の高さが窺える。

2ndシーズンのグラハムについてはミスター・ブシドーを参照。

劇場版

少数精鋭であるMS部隊「ソルブレイヴス」の隊長となっている。

刹那との長きに渡る戦いから「超えるのはガンダムではなくこの少年だ」との結論に達し、自身を「ガンダムを超えようと愚行を繰り返した男」と評している。

戦いの経験からか言動はTVシリーズと比べて落ち着いたものになっているが、身に秘める熱さは変わらない。

過去に何人もの部下を失った経験から、地球圏防衛の最終決戦に出撃する際には、無謀な作戦であることを伝えたうえで彼らに生きて帰るよう諭し、部下の一人が戦死した際には「敢えて言ったはずだ」と言ってその死を悲しんでいた。そして機体や自分の体が侵食を受ける中、刹那の攻撃で開いた穴が閉じないように、自機の擬似太陽炉をオーバーロードさせ、「これは死ではない! 人類が生きるための…!」と叫びながら超大型ELSに特攻を行い、自爆で刹那の血路を切り開くことと引き換えに死亡した。

なお、既に23歳である刹那を未だに「少年」と呼んでいる(これは刹那にも当てはまるが)が、そもそもグラハムは刹那の名前をまともに知らないので仕方ない。一応ブシドー時代に沙慈ダブルオーライザーごと捕えた時に沙慈が「刹那」と言っているので知っている可能性はある。また、劇場版ではプトレマイオス2改補給を受ける場面があるため、CBメンバーから聞き及んだ可能性もある。長年「少年」と呼んでいたのを急に変えられなかったと言えなくもないし、ある種の拘りで名前を呼ばないとも言えなくはない。

登場作品と役柄

基本的にはTV版設定では全編通して敵(『OE』のみ例外)、劇場版設定の場合は味方として登場する。

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
初登場作。1st設定で参戦。原作どおりの高い能力で自軍を苦しめる。敵のエースパイロット達の交流により比較的出番は多い。
しかし、重要な場面の再現はことごとく省かれているのが残念(最たるは、下記にもあるガンダムスローネアインに一矢報いるシーン)。特に、最終盤となる第49話「虹」にてGNフラッグを駆って刹那たちに単身挑んでくるシーンは、自軍イマージュの最終決戦の真っ最中の為、前作におけるスカルムーン連合との決戦の際のギンガナムフロスト兄弟カイメラとの決戦の際のヘンリーと同レベルの空気の読めない状態になってしまっている(そのあまりの場違いさに刹那のみならず他のキャラたちからも遠回しに「なんだこいつ」みたいなことを多々言われている)。
なお、グラハム役の中村悠一氏は登場するガンダム毎に専用の台詞を収録したらしい事が杉田智和氏の口からラジオで明かされている。中断メッセージにも出演を果たし、原作をある意味で超越している。
実は原作では刹那との交戦回数はあまり多くなく、むしろ中盤はチームトリニティロックオンと対峙することが多かったが、今作では必ずが刹那いるので原作より多く交戦し、よりライバルらしくなっている。
なお、中村氏は本作以前にも『Z』やOGシリーズ等で音声収録に何度か参加しているが、版権ネームドキャラクターでの参加は当作品が初である。
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
本編全編ミスター・ブシドー名義で登場。『破界篇』で散々刹那と会話していたためか、初戦で刹那に「あの男か…」と正体がバレてしまっている
第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
劇場版設定で登場。登場は第13話宇宙ルート「戦乱のプレリュード」であり、ゼクスともどもプリベンターとして登場。もらったコードネームは「プリベンター・ライトニング」となっている。
なお、本作では初期から「」を習得済み。更に別枠で見切りを習得可能な上、集中+を持つユニットと組ませれば相乗効果で+70%の命中・回避補正が得られる。ブレイヴのカスタムボーナスで空・宇の地形適応Sなので、地形適応を養成すれば大半の攻撃をスイスイ回避してくれる。
正式参戦は、第48話メリダ島ルート「重力の井戸の底で」とかなり遅いが、極を持ったまま加入する上に本作は劇場版ストーリーが最後まで進まないので無条件で最終話まで使用可能。だが、原作再現は殆ど行われていないため、トランザムはおあずけ。
なお、第13話宇宙ルート「戦乱のプレリュード」でのスポット参戦時は専用のデータが使われる。アルト程ではないが、ミカゲ絡みの特殊戦闘台詞とシナリオ会話も用意されている。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
第7話蒼の地球北米ルート「オーティス基地攻略戦」で加入、相変らず極持ち。声が同じの仲間が増えたので、その人からの特殊援護台詞も確認された。前作同様、刹那との接触だけが避けられ続いていた。
第50話「星の向こうに」クリア後にイベントで(DVE)巨大ELSへ突撃するが、生還条件を満たすとヒイロと刹那の説得を受けて自爆しない。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦UX
初の劇場版設定で『00』勢の中でも最速、そして味方メインでの登場。異星人迎撃部隊を指揮し、主人公アニエス・ベルジュジン・スペンサーの上官として序盤でスポット参戦する。グラハムに憧れる新米軍人の主人公達を導く彼の姿は実に頼もしく、グラハムファンにとっては嬉しい限りであろう。
本作では劇場版設定ゆえに味方キャラとして操作出来るが、第4話「舞い降りた翼」では敵キャラとして現れる。中盤からは異星人迎撃部隊再編に伴い、原作通りソルブレイヴスの隊長に就任。第2部第33話バジュラ作戦掃討ルート「対話の刻」でキラアスランと共にUXに合流するが、隠し要素の条件を満たさないと第3部第48話「来るべき対話」で原作同様死亡イベントが再現され、永久離脱してしまう。パイロット能力とブレイヴの性能共々高いので出来れば残留させたいが、彼の死亡シーンは原作での名場面でもあるのが迷いどころ。なお、死亡した場合は刹那とアーニーしか悲しんでいる人物がいない(直後のインターミッションでも全く触れられない)という憂き目に遭っている(もっとも、終盤に差し掛かっているため、深く悲しんでいる時間もなかったためともいえるが)。
性格が丸くなり、Zシリーズにもあった機体名を元にした対各ガンダム特殊台詞(本作は対『SEED DESTINY』主人公トリオ限定)や、戦闘台詞も一新された。どこが古風な指揮官台詞や、1stシーズン時代の迷言も健在、そしてシンからの援護攻撃台詞はまさかの星座ネタ。残念だが、対CB専用援護台詞対象は刹那スメラギのみ。
とある場面では、声優ネタとしてアルト女装姿を大絶賛する場面も。後述の迷台詞も参照。
パイロットとしては高水準の能力の持ち主。ブレイヴがMAP兵器持ちのため雑魚の殲滅もしやすく、魂を習得するので雑魚戦ボス戦両方で活躍できる。弱点は集中を持たず囲まれる状況には弱いので、できれば連続ターゲット補正無効も欲しいところ。
スーパーロボット大戦BX
『UX』や『第3次Z天獄篇』と異なり、無条件で生存するようになった。また、音声が新規収録され、中断メッセージにも登場。

単独作品

スーパーロボット大戦Operation Extend
ミスター・ブシドー名義で参戦。オルトロス隊に所属し、物語後半にてコネクト・フォースに参入する。
スーパーロボット大戦Card Chronicle
最初は1stシーズン版で、後に2ndシーズン版の「ミスター・ブシドー」として敵対するが、アロウズ解体後に「ミスター・ブシドー」として自軍に参加する。
『00』のキャラクターが劇場版設定になったタイミングにグラハムも「ミスター・ブシドー」から劇場版設定で「グラハム」に名を戻している。
ELSとの対話の際に原作通りに特攻しようとしたところをある人物の援護によって止められた為、無条件で生存。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

どの能力値も高く、サーシェスに匹敵する。

精神コマンド

加速、突撃、熱血等の彼らしい精神を多数習得。なんと魂も持つ。意外な事にを習得しないが、『第2次Z破界篇』ではエースボーナスで習得。

だが、落ち着きの無い性格ゆえか、リアル系エースパイロットとしては珍しく集中をどの作品でも習得しないので、連続ターゲット補正には弱い(ただし、『第3次Z』に関しては特殊技能でそれをフォローしている)。

第2次Z破界篇
加速直感突撃熱血気迫
第3次Z
加速直感突撃熱血気迫
『破界篇』のラインナップから魂が外された。最も、彼自身のエースボーナスや乗機のカスタムボーナスが加わると補正が宇宙限定で高くなるので仕方がないが。
UX
加速直感闘志直撃
BX
加速直感直撃闘志

特殊技能(特殊スキル)

第2次Z破界篇
底力L6、カウンターL8、気力限界突破見切りブロッキングダッシュ
愛機の高い移動力とダッシュの相性は良く、あっという間に自軍に接近する。他にもカウンター、気力限界突破、見切り、ブロッキングと厄介なスキルが多いが、底力のスキルLvが6と低め。なお、ダッシュはゲーム序盤では???扱いで未修得状態。
第3次Z
カウンターL7、気力+(命中)
まさかの「極」。しかもこれが正式参戦時のラインナップ。極は最終命中率、回避率、クリティカル率にそれぞれ+30%補正がかかるので、気力が上がると常時集中がかかったような状態になる。全体攻撃が強力なのでマルチターゲットとダッシュがあると、後半のザコ狩りに一役買ってくれる。
UX
底力L8、援護攻撃L1、援護防御L1、全体攻撃L2、指揮L2
ソルブレイヴス隊の隊長として出てくるためか、指揮技能持ち。
BX
底力L8、援護攻撃L1、援護防御L1、全体攻撃L2、指揮L2、カウンター

固有エースボーナス

HP30%以下で、一度だけ精神コマンド『』が掛かる。
第2次Z破界篇』終盤、GNフラッグで自軍を襲撃する際に習得。精神コマンドにが無いのはこのボーナスがある為だろう。
たった一度きりだが、愛の効果は無視出来ない。熱血はひらめき不屈等で対策しないと危険。発動後のグラハムの気力にもよるが、加速とダッシュの併用によりなんと移動力13という驚異的な数値を発揮する。下手すると刹那が一撃で落とされてしまう。
ちなみにこの愛は少々特殊で、努力幸運が掛からない独自仕様となっている。敵に努力、幸運は不要な為か。
なお、『第2次OG』ではサフィーネ・グレイスが同じようなエースボーナスを修得している(ただし、発動条件のHPは40%以下。こちらは敵としても味方としても登場するが)。
地形「空」「宇」に対する命中率+20%、与ダメージ1.1倍
第3次Z』で採用。地形限定だが常時ブーストのかかる強力なボーナス。ブレイヴのCBと合わせて、空・宇宙の敵に対してはかなりのダメージを期待できる。

戦術指揮

エネミーフェイズ時の攻撃力10%上昇、防御スキル発動率25%上昇、射程1上昇
UX』で採用。残念ながら「グラハム・スペシャル」はキャの指揮効果である。
射程が伸びる事で融合の間合いから逃れられる確率が上がり、間合いに入られても撃ち落としで防げる確率が上がる等、ELS相手にはもってこいの能力。生存条件達成を除いても、ELS相手の決戦マップである第48話「来るべき対話」における戦術指揮官としてはベスト。
また、戦闘開始時の台詞はTV版の名台詞を元にしたものが散見されるのも印象的。
防御スキル発動率上昇、反撃時の攻撃力上昇、射程1上昇
BX』で採用。

パイロットBGM

「DAYBREAK'S BELL」
グラハムの機体は全てこのBGM。『Gジェネ』では「RECOVER」だっただけにこちらを期待していた人もいたとか。
「ENVOY FROM JUPITER」
劇場版設定の『UX』、『BX』ではこちら。「FIGHT」のアレンジ曲。

人間関係

刹那・F・セイエイ
彼ではなくガンダムの性能に興味を引かれるが、後にパイロットである彼の事も「少年」と呼んでガンダム共々付け狙う事に。
ただし、ライバル関係にしては珍しく、顔を合わせたことがあるにも関わらず1stシーズンではお互いの名前を認識していない(2ndシーズンにてグラハムは勝手に名乗っているが、刹那は名乗っていない)。
刹那のライバルキャラとして知られるグラハムだが、キャラの濃さに反し歴代のシリーズキャラに比べてもグラハム自体が物語上や刹那と直接的に関わった事は少なく、グラハム側が一方的に関わる事が多かった為ライバルキャラとしてみると存在感は薄い方。
ロックオン・ストラトス
1stシーズン中盤ではむしろ彼と対峙する事が多く、OPでもロックオンとグラハムが対決しているシーンがあった。狙撃を全弾回避してみせそのまま接近戦に持ち込んでいたが決着つかず。
ロックオン・ストラトス (2代目)アレルヤ・ハプティズムソーマ・ピーリス
彼らとの絡みはほとんどなかったが、劇場版では一致団結してELSとの戦いに臨んだ。『UX』でのグラハム生存ルートは、彼らの協力があったればこそ。
沙慈・クロスロードルイス・ハレヴィ
原作では彼らとの絡みはなかったが、『第3次Z天獄篇』DLC「その背に未来を」では刹那の影響を受けた者同士で語り合った。
ビリー・カタギリ
親友。グラハムはビリーの事をフェミリーネームの「カタギリ」と呼ぶ。
グラハムの乗機はビリーに改造してもらうことがほとんど。彼のおかげでグラハムは機体の性能を本当の限界まで引き出せているのかもしれない。
余談だが、ビリーは1stシーズン小説版でグラハムをと評している。
レイフ・エイフマン
フラッグの開発者でビリーの恩師。グラハムの要望に応え、カスタムフラッグへの改修を担当した。グラハムからは「プロフェッサー」と呼ばれている。
ダリル・ダッジハワード・メイスン
部下。特に、ハワードの死はグラハムの心境を一変させる出来事となった。
ジョシュア・エドワーズ
新設されたオーバーフラッグス隊に配属された部下。自身の腕前に自信を持つジョシュアは上官であるグラハムに対して不遜な態度を取り、暴言まで吐いている。そんな彼に対し、グラハムは「過去の汚名は戦場で晴らしてみせよう」と漢らしい対応を見せている。
デカルト・シャーマン
原作では接点がなかったが、『CC』では彼の援護によって特攻することがなくなったため、結果的にグラハムの命を救ったと言える。
スレッグ・スレーチャー
グラハムの恩師で、MSパイロットとして大先輩にあたる。ドラマCD第2弾アナザーストーリー「ROAD TO 2307」に登場。グラハムとは次世代機のコンペで模擬戦を行うが、とある理由のためグラハム機に特攻して戦死する。
なお、この事件はグラハムの心に影を落としてしまう結果となった。SRW未登場。
スレーチャーの娘
恩師スレーチャーの娘。本名不明。かつてグラハムとは交際していたのだが、彼の空への憧れが断ち難かったために、別れる結果となった(ただし、グラハム自身は、そのことについて彼女にはすまないと思っている)。SRW未登場。
ヴィクトル・レオーノフ、ルドルフ・シュライバー、アキラ・タケイ、イェーガン・クロウ、ネフェル・ナギーブ
劇場版における部下でソルブレイヴスの隊員達。その中で、アキラはオーバーフラッグス隊の生き残りである。なお、彼等の名前はブレイヴをデザインした福地仁氏が命名している。
スパロボでは隊員名は出ないもののソルブレイヴス隊がグラハムに随伴しているため、自軍と行動を共にしていると思われる。

他作品との人間関係

ガンダムシリーズ

ブライト・ノア
BX』では上司。ソルブレイヴス隊の設立にも尽力しており、グラハムにとっては恩人でもある。
第20話ELS移送ルート「ロストロウランに散る」では彼の要請を受けてロストロウランに赴き、ビスト財団に洗脳・再調整されたプルトゥエルブの駆るバンシィの攻撃からユニコーンガンダムそのパイロットを救い、財団の企みを阻止する。
リディ・マーセナス
第3次Z天獄篇』ではクロノの実行部隊長になった彼と再会した際、彼の容貌を「凶相」と評している。
ゼクス・マーキス
第2次Z』では共にガンダムを追うもの同士である、武人としても通じ合っている。グラハム曰く「国を越えた僚友」。
「パイロットに多大なGをかける機体に乗る」「(時期は違うが)仮面を付ける」設定も共通している。ゼクスにはエイフマン教授経由の情報として、秘匿されていたトールギスの存在を伝えている。
なお、会話しているだけだと気付かないが、グラハムはゼクスより8歳も年上である。
続く『第3次Z時獄篇』では、共にプリベンターのエージェントとして登場。彼のウインドに対し、グラハムはライトニングを名乗ることに。…というか、ライトニング・バロンを差し置いてそのコードネームはいいのだろうか。
ヒイロ・ユイ
『第3次Z天獄篇』ではELSとの最終決戦で共に出撃した際、「自分の越えるべき相手は刹那だけではないようだ」と敬意を表する。
シン・アスカ
同じく乙女座。共闘した『UX』には、星座ネタの援攻台詞が用意されている。
当然彼以外にも乙女座のキャラクターはいるのだが、残念ながらシン以外の乙女座の人には特殊セリフがない(『UX』に登場した人物で言えばとか)。
キラ・ヤマトアスラン・ザラ
彼らと共にUXと合流する。
なお、グラハムとアスランの両者は、偽名名乗って正体を隠していた過去があり、かつて軍の上層部から独自の行動をする権限を有していた軍人であった点が共通している。
曹操ガンダム
『UX』では彼を「武人の鑑」と称し、敬意を表している。
また、グラハムは曹操という人間に対して、以前は『三国志演義』における「悪役」としてのイメージを強く抱いていたことを伺わせる発言もしている。

リアル系

枢木スザク
第2次Z』では同僚として同じマップに数度登場する。
また、『第2次Z再世篇』第51話ゼロレクイエムルート「シュナイゼルの仮面」では自身を「全てを失った空っぽの騎士」と称するスザクを「ナイトオブゼロ」と呼び、彼の「騎士道」を喰らい、更なる極みへ至るために激突する。
藤堂鏡志朗
『第2次Z』では新兵時代にブリタニア・ユニオン日本侵攻の際に交戦し、彼の生き様や武士道に強く影響を受け、以来彼には強い敬意を抱く。
早乙女アルト
『第2次Z』では彼からは「空の飛び方を知っている」と警戒される。もちろん、声優ネタである。ちなみにこの二人、夢にも共通点がある(後述)。
第3次Z』では中断メッセージでも絡んだ。
UX』では共闘可能、そしてアルトの女装姿を絶讃する。
小楯衛
『UX』では彼が戦死した際に、刹那に「自分より若い者が死んでいくのはいつだって辛い」と漏らしている。
ローニン・サナダ
『UX』では北米軍の同僚。
ケーン・ワカバ
CC』では戦乱が一旦終息した後、ドラグナーの解体の取りやめを嘆願する彼の意思を汲み、軍の上層部に掛け合うことを約束する。
ミシェル・レモン
天獄篇』ではプリベンターとしての同僚。

スーパー系

ジョセフ・カーター・ジョーンズ
UX』では序盤のスクラッグとの戦いより彼とも共闘する。
森次玲二
声が同じ人。『UX』では彼を一目置いている節があり、カガセオを撃破した森次を「見事な対応」と評している。
ジャック・スミス
ある意味で「侍かぶれ」同士。
『UX』では声が同じである森次と同様、戦闘中ではジャックを「侍かぶれ(ミスター)」と呼ぶ他、ジャックはグラハムを「大空のサムライ」または「Mr.武士道」と称する。
なお、「大空のサムライ」は太平洋戦争で活躍した実在のエースパイロットである坂井三郎氏の自伝に由来している。
シュワルツ
作中は全く絡みはないが、『第2次Z』では同じくフラッグファイターだった。
ミア・アリス
CC』ではギル・バーグとの最後の決戦に臨む彼女に対し、バーンマイヨ達と共に彼女の援護を買って出る。

バンプレストオリジナル

アニエス・ベルジュジン・スペンサー
UX』の序盤における部下。日頃からグラハムに憧れの気持ちを抱いていた両名を率いてスクラッグと戦う。この時、助太刀に来たアンノウン・エクストライカーズを攻撃しようと逸ったジンを上官として制止している。一方で、そんな彼の姿にかつての自己の姿を見ていた。
また、両名とも途中で戦死したと思われた時は「自分は部下を持つ資格などないのかもしれない」と自嘲していた。しかし、アーニーとはその後UXにて共闘し、ジンとは敵同士として戦場で対峙する事になる。
リチャード・クルーガー
『UX』序盤で敢えて自らの身を晒してまでタマを食い止めるための一撃を放った彼の行動を「武士道」と高く評価した。
ノーヴル・ディラン
『UX』では同じ基地の同僚。

名台詞

何かと特徴的な独り言を吐くが、これは戦闘中に自分を鼓舞するためにわざとやっているらしい。

1st

「ははははは! これは傑作だ! 『戦争をなくすために武力を行使する』とは! ソレスタルビーイング、存在自体が矛盾している!」
第1話「ソレスタルビーイング」において私設武装組織ソレスタルビーイングの創設者イオリア・シュヘンベルグの全世界への武力介入宣言を聞いた後の感想。
確かに、国家や社会の秩序を守る側である軍人の立場から見れば、「ソレスタルビーイングはテロリストの一つ」にしか映らないだろう。
「フッ…好意を抱くよ」
「興味以上の対象と言う事だ」
第2話「ガンダムマイスター」より。グラハムのガンダムに対する印象。この台詞を初め、何かとガンダムを特別視する。しかも、何故か女性扱い(この後も「口説き落とせない」だの、「身持ちが硬い」だの、「眠り姫」だの言っている)。
おまけにどこかで聞いたことがある発言のような……
グラハム「はじめましてだな、ガンダム!」
刹那「何者だ!?」
グラハム「グラハム・エーカー…君の存在に心奪われた男だ!」
刹那との初対決時の独り言。一見会話しているかのようなシーンなのだが、この頃はGN粒子による電波障害で通信できていない。
小説版によるとグラハムは刹那が「何者だ!」と言ったのを感じ取ったのこと。
「まさかな、よもや君に出会えようとは。乙女座の私には、センチメンタリズムな運命を感じられずにはいられない!」
「それとも、光の粒子を出していなかったから見つけられたのか…。おそらくは後者だ!」
第3話「変わる世界」より。上記の名乗りの後の台詞。何故か自分が乙女座である事に拘る。
「のぞむところだ、と言わせてもらおう!」
第4話「対外折衝」より。「(グラハムが御所望だったカスタムフラッグは)耐Gシステムを稼働させても、全速旋回時には12Gも掛かるよ」と、ビリーから釘を刺されて。
グラハムの自信がうかがえる発言であるが、第18話にてビリーからの言葉の意味を身を以って知る事になる。
「これでガンダムと戦える。見事な対応だ、プレジデント!」
タリビアへの武力介入を終えて撤退するガンダム3機のうちの1機であるエクシアをスペックの2倍以上のスピードを誇るカスタムフラッグで猛追しながら。
その後のカスタムフラッグの攻勢は、エクシアのガンダムマイスターである刹那を「早い!」と驚嘆させた程のものであった。
「カスタムフラッグ、一応対抗してみせたが…。しかし、水中行動すら可能とは、汎用性が高すぎるぞ、ガンダム…!」
上の場面の後、カスタムフラッグとの戦闘を避けて海中に潜航したエクシアの性能を評して。
実は、機動戦士ガンダム00』の世界には、他のガンダムシリーズと異なって水陸両用モビルスーツの概念が存在せず、[1]水中戦の際には水中戦用モビルアーマーを使用する
故に、宇宙空間大気圏内陸上水中にわたって行動が可能であるソレスタルビーイングのガンダムの性能には、グラハムをはじめ多くの人々が唸らざるを得なかったであろう。
「私は我慢弱く、落ち着きの無い男なのさ。しかも、姑息な真似をする輩が大の嫌いときている。ナンセンスだが、動かずにはいられない!」
第8話「無差別報復」より。ソレスタルビーイングの武力介入を理由にテロ行為を行った組織を探している際の台詞。後半の台詞はシャアのオマージュと思われる。
「MSの性能が、勝敗を分かつ絶対条件ではないさ…」
「当てにしているぞ。フラッグファイター!」
第11話「アレルヤ」より。部下のハワードダリルに「機体性能だけが全てではない」と語った台詞。
間違いなく、シャアの名台詞のオマージュである。この台詞だけなら、ただのオマージュだったのだが…。
「人呼んで、グラハムスペシャル!」
第12話「教義の果てに」より。独自のマニューバを独り言でよく喋る。それだけパイロットとして優れた技量に裏打ちされた自信に満ち溢れている。
ロックオン「なんだこいつ!?」
グラハム「あえて言わせてもらおう…グラハム・エーカーであると!」
ロックオンに対して叫んだ名乗りだが、この時も通信は出来ていない独り言(通信できていないので「あえて言わせてもらおう」になる)。しかも、相変わらず会話が繋がっているように聞こえてしまう。
こちらはギレンの名台詞のオマージュか? また、ファンからは「グラハム・エーカーでアルト!」とネタにされる事がある。
「ようやくガンダムに出会えたというのに……口惜しいが、私も人の子だ!」
ロックオンと対峙していたところで「アザディスタンでクーデターが発生したので、鎮圧に迎え」という命令が来た際に。
けっしてガンダムに拘るだけでない、グラハムの軍人としての、そして人間としての姿勢が見える一幕である。
「君が何を思おうとも構わん。だが、その汚名、戦場で晴らしてみせよう」
第14話「決意の朝」より。グラハムを「上官殺し」と侮辱するジョシュアに対する一言。
新たに部下になった者から侮辱を受けても動じないグラハムの漢らしさが光る名台詞である。
余談だが、上記の台詞の「(汚名を)晴らして」は日本語の文法上間違いであり、正しくは「(汚名を)雪(すす)いで」である。
「抱きしめたいな、ガンダム!!」
「まさに、眠り姫だ!」
第15話「折れた翼」より。抵抗できないガンダムデュナメスを押さえつけて。ガンダムに対する興味が一際目立つ。また、この時地面スレスレで突進しながら空中変形を行うという神業を披露した。
「プロフェッサー…ハワード……私の顔に何度泥を塗れば気が済むのだ……ガンダム!」
第17話「スローネ強襲」より。ガンダムスローネツヴァイエイフマン教授とハワードを殺害された時の台詞。
戦友を失った直後の台詞が嘆きや悲しみではなく、プライドを傷つけられた屈辱というところに、既に狂気に犯されつつあるのが伺える(小説版では明確にグラハムが歪み始めている事が描かれている)。
「そうか…彼は私以上に、フラッグを愛していたようだな」
「ならば、ハワード・メイスンに宣誓しよう。私、グラハム・エーカーはフラッグを駆って、ガンダムを倒すと」
第18話「悪意の矛先」より。ガンダムに倒されたハワードが自分以上にフラッグファイターとして誇りを持っていたことを知り、隊長として…フラッグファイターの意地としてガンダムを倒すことを墓前に誓った。
しかし、小説版ではこの宣誓も所詮はガンダムと戦う為の建前でしかなかったとグラハム自身が発言している(決してハワードの死を悼んでなかったわけではないが…)。
「どれほどの性能差があろうと! 今日の私は、阿修羅すら凌駕する存在だ!!」
ハワードなど多くの同僚の命を奪い、さらには武器も持たない人間に対しても攻撃を行うチームトリニティに対して。
この台詞と共にガンダムスローネアインビームサーベルを奪い、それで同機体の片腕を切り落とした。
そして、前述の「モビルスーツの性能差が勝敗を分かつ絶対条件ではない」という事を、初代ガンダムから約30年の時を経て本当に実践して見せた。
「ウッ! この程度のGに体が耐えられんとは…!」
スローネアイン戦を終えた後に吐血して。ついでに言うと、現実世界では「耐Gスーツを着用した熟練パイロットであったとしても10G(一般人ならば6G)までが限度」である。
上記の事実を鑑みると、むしろ、今まで「耐Gシステムを稼働させた状態でも全速旋回時には12Gも掛かる」カスタムフラッグを乗りこなしていたグラハムは、凄まじいとしか言えない…。
「私はフラッグでガンダムを倒す……ハワード・メイスンの墓前にそう誓ったのだよ」
「男の誓いに、訂正はない」
第20話「変革の刃」より。GN-Xのパイロットになる事を「断固辞退」して。他の各国のエースパイロット達はこぞってGN-Xに乗り換えたのに1人フラッグに拘る。そしてその想いを汲みとった親友の手により、グラハムはガンダムと戦う為に更なる改造を施されたフラッグを手にする事になる。
「何と、あのときの少年か!? やはり私と君は運命の赤い糸で結ばれていたようだ!」
「そうだ、戦う運命にあった!」
「ようやく理解した! 君の圧倒的な性能に、私は心奪われた!」
「この気持ち、まさしくだ!」
第25話「刹那」より。エクシアとの最終決戦にて、ガンダムに対する強い執着を現す台詞。思いがけない言葉に刹那も驚いていた。それまではシリアスな方向で目立っていた分、それが全部この台詞でぶっ壊れたと言えなくもない。
一方、この直後にグラハムは「だが愛を超越すればそれは憎しみとなる」とも言っており、ガンダムに対する憎しみもあっての行動だと明言している(余談だが、「愛しているから憎んだ」というくだりは富野作品の主人公も発言した事がある)。
ただ、刹那はノベライズ版でグラハムの行動は「自分の自己満足のための行動を愛や運命で理論武装しているだけ」と判断している。
なお、スパロボではむしろ劇場版のグラハムが度々この発言を行う(ただし、他人の行動に対して)。そして『UX』を除いて毎回刹那が突っ込む(後述)。
「ハワード、ダリル……仇は……」
刹那と相打ちになって。こうして、グラハム・エーカーは物語から姿を消した。しかし…。

劇場版

「ソルブレイヴス隊、スタンドマニューバと共に散開! 弔い合戦だ!」
「全機、フルブラスト!」
火星圏ELSとの接触で全滅した地球連邦軍先遣部隊の仇討ちと、ELSの大群に追われ窮地に立たされたソレスタルビーイングの救援に駆けつける。
1st時代における、颯爽としたフラッグファイターであるグラハムを思い起こさせる熱い台詞。
「ソルブレイヴス隊の精鋭に告ぐ。これから出向く戦場では諸君らの命を賭けてもらうことになる」
「だが、あえて言おう。死ぬなよ!」
ELSとの最終決戦前にソルブレイヴス隊のメンバーにかけた言葉。しかし…。
なお、とある作品小隊長も部下に対して、グラハムと似た趣旨の言葉をかけている。
「イェーガン!」
「あえて言ったはずだ…」
ソルブレイヴスのメンバーの一人イェーガン・クロウが戦死した際に漏らした言葉。彼の願いは叶わなかった……
「うろたえるな!」
「…とはいえ、相手がガンダムタイプとは!」
GN-X IVに擬態したELSを見た時の反応。昔の血が騒ぐのか、手強い相手だったガンダムとは戦ってみたかったらしい…。
ちなみに、劇場版の初期の脚本ではダブルオーライザーに擬態したELSと戦う展開があった。この台詞は、その時の名残である。
もっとも、GNドライヴ[Τ]を搭載したGN-X IVも、広義で言うガンダムタイプの機体ではある。
ロックオン「来たのか」
ハレルヤ「遅ぇんだよ!」
「待ちかねたぞ、少年!」
昏睡状態にあった刹那・F・セイエイが戦線復帰し、ダブルオークアンタに乗って登場した時の三者の反応。
、特にグラハムの台詞は、この時の視聴者の気持ちを最も代弁した台詞であろう。
なお、ロックオンは粒子ビームを目視した事で、アレルヤは脳量子波で刹那の到着に気付いたが、グラハムはで気付いたという公式設定がある。尤も、ノベライズ版での暴走っぷりを考えると特に不思議でもないのが……
「何を躊躇している!? 生きる為に戦えと言ったのは、君の筈だ!」
「『たとえ、矛盾をはらんでも存在し続ける』 それが、生きることだと…!」
「行け、少年! 生きて未来を切り開け!」
ELSとの対話に臨もうとするが、道を阻まれ動揺する刹那を叱咤激励して。
かつて、グラハムが道に迷った時に、刹那から掛けられた台詞を返す流れが、実に心憎い。
「未来への水先案内人は、このグラハム・エーカーが引き受けた!」
「これは、死ではない! 人類が生きるための…!!」 
最期の台詞。侵食される中、自爆による特攻によりELS中枢部への道が開かれ、その言葉通りに彼は「未来への水先案内人」となったのであった。
劇場の名シーンのひとつとして、多くの観客に大きな衝撃と話題となった。
なお、水島監督曰く「あれで生きていたら気持ち悪い」との事だが、その発言を逆手にとって「グラハムは気持ち悪いキャラなので生きている」と強引に解釈するファンもいるとか…

その他媒体

だが、私はしつこくてあきらめも悪い、俗に言う人に嫌われるタイプだ!
ノベライズ版でのロックオンとの戦闘中の地の文。自分で人に嫌われるタイプとか言っているが、直す気はさらさらないようである。
――だが、認めよう。宣誓も矜持も、行動の源であるが、所詮は建前でしかなかった。この感情はごまかしようもない。
私グラハム・エーカーは、この機体をもってガンダムと戦えることに、これ以上もなく――悦びを感じているっ……!
ノベライズ版でGNフラッグを駆った際の地の文。ご覧のとおり、明らかに悪すぎる方向へ暴走している。
フラッグの力で勝ち取ったものは私の物。お前の物はおれの物!
上記の直後の発言。ノベライズ版ではグラハムの心情を描写した地の文は多いが、何故かジャイアニズムを言っている事で読者に衝撃を与えた。
「娘さんを傷つけた事は、謝罪の仕様もありません。しかし私は、それ以上に空に魅せられていたのです」
「孤児であり、金銭的余裕もない私が空を飛ぶには、軍に入るしかありませんでした。その空を、誰にも渡したくはなかったのです」
ドラマCD第2弾アナザーストーリー「ROAD TO 2307」(SRW未参戦)より。かつての上官であり、コンペの相手であるスレッグ・スレーチャー少佐との会話から。
「かつて少佐の娘と交際していたが、別れた」「孤児であった」ことなど意外な過去が明かされたが、空に対する夢については同じ声の某主人公を彷彿とさせる。もっとも、孤児であることや、夢の為に女性関係をきっぱり断ち切る点などとの大きな違いはあるが。
「会いたかったぞ、ガンダム! 会いたかったぞ、ストライカーズ! この動き、まさしく阿修羅すら凌駕する存在だ!」
スマートフォン用アプリ『SDガンダム ストライカーズ』のCMより。『00』本編の放送終了から6年を経た2015年。グラハム本人による名台詞のパロディ台詞連発は、視聴者に衝撃(あるいは笑撃)を与えた。
ちなみに、上記のCMでは『00』1st第25話の一部映像が使用されている。

迷台詞

「柔肌を晒すとは、破廉恥だぞ! ガンダム!」
ゲーム『ガンダムマイスターズ』にて装甲をパージしたガンダムナドレを見ての発言。ナドレを見て女性的だと思ったのかは不明だが、どうしてもシュールに聞こえてしまう。
「グラハム・スペシャル! アンドリバース!!」
これも『ガンダムマイスターズ』での発言。エクシアの攻撃で頭から落下するが、この言葉と共に空中変形を行い体勢を立て直した。
「私の名前はグラハム・エーカー。御覧の通りただの男色家だ」
ドラマCD第1弾「MISSION-2306」より。とうとう自らホモネタを吹っかけてしまっている。
「坊やだからさ」
グラハムというよりは声優の中村悠一氏の発言。元ネタは無論シャア・アズナブル。ラジオ『ソレスタルステーション00』第11回にてグラハム声で中村氏がリスペクトした。
発言時、ラジオのパーソナリティである沙慈・クロスロード役の入野自由氏、クリスティナ・シエラ役の佐藤有世氏の両名は、台詞元を全く知らなかった。その後、中村氏から「これは“ガンダム”の番組だよ」と言われた。
「討たせてもらうぞ!このグラハムフィンガーで!」
「私の道を阻むな!ゴッド・グラハム・フィンガー!」
「聞く耳持たん!シャイニング・ブシドー!」
「見よ!武士道は赤く燃えている!!」
「あえて言おう!石破天驚・グラハムフィンガー!!」
「私は君が好きだぁ!君が欲しいぃ!!」
「この気持ち…まさしく愛だ!!」
ゲーム作品『SDガンダムGジェネレーション』シリーズにおける、フィンガー系の技を使った際のグラハムの台詞。ご覧の通り、カオスである。 勿論フルボイスのため、中村氏の熱演が光る。特に、ブシドーと劇場版設定での台詞はGガン本編のアレンジとなっている。

スパロボシリーズの名台詞

戦闘台詞

「この間合い…君の吐息すら聞こえてきそうだ!」
ブレイドでの戦闘台詞。いかにもそれっぽい。
「ダンスが無理なら、恋文を贈らせてもらう!」/「この気持ち! 銃弾に乗せて君に届け!」
ライフルで攻撃した時の戦闘台詞。ちなみに、担当声優の中村悠一氏は少女漫画君に届け』のTVアニメ版に出演(真田龍役)している。
「姿をくるくる変えるとは移り気なガンダムだな!」
Ζガンダムとの特殊戦闘台詞。ウェイブライダー突撃の無い『第2次Z破界篇』ではまだしも、使えれば必殺攻撃のたびにくるくる変えるのだから反論しにくい。
「自由とは時としてその身を縛る鎖となる!」
ストライクフリーダムガンダムとの特殊戦闘台詞。彼にしては意外とパイロットの心を突いた台詞かも知れないが、それ以上にこの人が聞いたらどう思うだろうか。また、「その身を縛る鎖」というのはDestiny』でのストライクフリーダムの登場シーンで流れる挿入歌、『Vestige』の歌詞から引用されているとも取れる。
「ヒゲのガンダムか! なんという雄々しさだ!」
∀ガンダムガンダムダブルエックスとの特殊戦闘台詞。こういうデザインのガンダムも嫌いではないらしい。
これら以外にもガンダムタイプ汎用、ガンダム搭乗の『ガンダムW』勢汎用台詞などが複数あり、ガンダム相手には実にバリエーション豊かに喋る。
「その自由さに一筋の光彩を加えよう!」
UX』での対ストライクフリーダムガンダム援攻台詞。Zシリーズの対各ガンダム戦闘台詞と同様、機体名や特徴を元にしている。
「私もかつては武士道を歩んだ男。全力で挑ませてもらう!」
ジャック戦闘台詞の一つ。
「『侍かぶれ』と呼ばれる男か、面白い!」
こちらは別パターン。森次の台詞から来る声優ネタで、グラハム自身かつて「ミスター・ブシドー」だったことにも引っ掛けている。ちなみに今回は元ネタの人が同じ部隊にいる。
「私からは愛や憎しみではない! 『矛盾の肯定』を君達に贈る!」
『UX』終盤の対フェストゥムの戦闘台詞。フェストゥムの実態を完全に知った為か、前半の敵意がなくなり、自分の経験談を言っている。神たるミールに逆らうか否か、答えを促している。
生存できた場合、対バジュラインプラント制御)もこの台詞を言う。

Zシリーズ

「私は政治的な動きはよく分かりません。ですが、一人の戦士としてガンダム打倒に生命を懸けるつもりです」
第2次Z破界篇』より。ゼクスとの通信で互いに新型機の必要性を実感した後、彼に改めてガンダム打倒の決意を述べる。
「いたか、我が愛しのガンダムよ!」
「どれだけのガンダムが現れようと私の心を射止めたのは君…! 美しき光と共に我が眼前に降り立った君だ! あの日の甘美なときめきが今の私の胸にある…! そう…それこそが私をこうも突き動かす!」
『第2次Z破界篇』第20話「砂塵に舞う悪意」より。タクラマカン砂漠の決戦にて刹那との戦闘前会話。原作ではロックオンと相対したので夢の対戦カードと言える。
「ガンダム! 君もここにいたか!」
「意中の相手の代わりというわけではない…! 私の中の戦士の魂が、君を好敵手として求めているのだよ!」
『第2次Z破界篇』エリア11ルート第24話エリア11ルート「ナリタ攻防戦」でのヒイロとの会話。しかし、ヒイロも刹那と同様「付き合ってはいられん」と切り捨てた。
「奇跡の藤堂! 7年前の私は戦いに恐怖する新兵だった!」
「私はあの時の私をここで葬る! あの日、私を震撼させたサムライをこの手で討つことで! さあ見せてもらうぞ、藤堂鏡志朗! 私を恐怖させた武士道の真髄を!」
上と同話での藤堂との戦闘前会話。グラハムは厳島の奇跡に居合わせたようだ。また、求道者・バトルマニアとしての内面も滲み出ている台詞である。
「未来を切り開く…それが君の戦いなのだな、刹那・F・セイエイ…」
「信じているぞ。君が目を覚ますことを」
第3次Z天獄篇』第49話「星の向こうに」にて。このシーンは『第3次Z時獄篇』クリア後の『第3次Z天獄篇』予告でも使われた。
原作の同シーンと違い、刹那を「少年」ではなく名前で呼んでいる。
「さすがは、あの少年の盟友だ…。どうやら私の越えるべき相手は彼だけではないようだ」
「この戦場…私も命を懸けて戦う! だが、敢えて言おう!」
「必ず生きて帰ると!」
『第3次Z天獄篇』第50話「星の向こうに」より。共に出撃し、命を粗末にしないよう釘を刺した「もう一人の革新者」に最大級の敬意を表し、生きて帰る決意を表明する。
なお、グラハムが実際に生きて帰るかは(1周目では)プレイヤー次第となる。

携帯機シリーズ

「その意気や良し! さあ行くぞ、若者たちよ!」
UX』第一部第2話「エンカウンター」IMより。日頃から憧れていたグラハム少佐が隊長を務める異星人迎撃部隊に編入されたことで、大いに喜ぶアーニージンに対するシメの一言。
二人の新米軍人を導く歴戦のエースパイロットとして、いつも通りのノリの良さ…もとい、頼もしさを感じさせてくれる台詞である。もっとも、グラハム自身もまだ充分に「若者」だと言える年齢(劇場版準拠の『UX』では34歳)であるのだが。
「気持ちはわからなくもないが、あまりに強すぎる想いは、時に自分を傷付けることになるぞ?」
「私も、かつてそうだった。自らの正義を信じ、誇りと情熱のおもむくままに戦った…だが、その結果、私は実に多くのものを失ったよ…」
「君には…私と同じ道を歩んで欲しくない…」
『UX』第4話「舞い降りた翼」より。アーニーの仇は必ず討つと意気込むジンに対して。かつての自分を省みて、ジンがそのような事にならないよう諭していたのだが…
(人々のために戦う道を選びながらも、その場に立つ事すら出来ないとは…少年よ、今は君たちに託させてくれ。この世界の、未来を…!)
『UX』第22話「SUPER NOVA」より。加藤機関と戦うために出撃しようとしたが、許可が下りなかった際の嘆き。ハザード達の策略に振り回され、飛ぶ事すら許されなくなった男は、かつての宿敵に世界の命運を託すしかなかった…。
しかも、「ミスター・ブシドーならば出撃出来たアロウズ時代はライセンサーだったので、独自行動が出来た)」というのが、皮肉でしかない。
「待たせたな、少年! 遅ればせながら、地球のため…この私も、協力させていただく!」
同上。核ミサイルの迎撃を行う刹那達の援護に現れた際の台詞。今まで戦いたくても戦えなかったので、物凄く嬉しそうである。
「その様な考えはナンセンスだな! 私は国や所属にこだわらぬ意志の元に戦っている! あえて言おう! 世界のためであると!」
『UX』第38話「防人たち」におけるサコミズとの戦闘前会話で、サコミズから「己が祖国を捨てた愛国心なき者」と批難された際の台詞。
「今の曹操将軍は、もはや我々の知る三国志の『乱世の奸雄』ではない」
「覇王の風格と、英雄の正大さを併せ持つ、まさに武人の鑑といえよう」
「我々も、学ぶべきところは多いな!」
『UX』第42話竜宮島の防衛に残るルート「龍の輝き」より。劉備たちに助言する曹操の姿に、UXの面々が曹操を「初めて会った頃より丸くなった」と評しているところで、グラハムも曹操をこう評し、敬意を露わにする。
しかし、その直後ロックオン妙な仮面をつけるのはもうやめとけよ」と言われてしまい、思わず閉口してしまう事に。
「戦慄の暴将よ、己が欲望のために修羅と化すか…ならば私は、その修羅さえ凌駕してみせよう!」
同上。呂布との戦闘前会話。1stでのグラハムの台詞「今日の私は、阿修羅すら凌駕する存在だ!!」を元にしたものと思われる。
「見せてもらったぞ、少年。君が存在し続けた先に見つけた、未来への答えを…」
『UX』でグラハムの生存フラグが成立した場合の第48話「来るべき対話」のラスト。ELSとの対話を果たした刹那に対して惜しみない称賛の言葉を贈る。
直後、遂に刹那は、グラハムに対して初めて「グラハム・エーカー」と彼の名を呼ぶ
「ふふ、司令も存外とロマンティストであられる。乙女座の生まれでしたかな?」
BX』第20話ELS移送の護衛に協力するルート「ロストロウランに散る」より。「人々の期待が名前(ガンダム)に力を与えるのかもしれない」というブライトの一言に対して。
ちなみに、公式においてブライトの生まれた月日は不明である。
「死ではなく、人類が生きるための道標だと…!」
『BX』第45話「伝説の光芒」より。ランプレート人の感情を呼び起こし、未来への希望とするべく、Zマスターへの特攻を選んだマーダルの行為を評して。
「では、また会おう! プレイヤーよ!」
『BX』の中断メッセージの〆。一件普通の台詞のようだが、「プレイヤー」の部分を「友(とも)」と読んでいる

スパロボシリーズの迷台詞

「奴の想い…これはもはや、!」
UX』第二部第35話「選択-けつい-」より。加藤の気迫に驚愕して。嘗ての自分を重ねたためか、何かがおかしい。しかも誰も突っ込まない
刹那が聞いていたら「愛!?」と突っ込んでいただろうが、残念ながらこの時刹那は昏睡状態であった。
もっとも、加藤の目的を考えると、グラハムの指摘はあながち間違ってはいない。
「素晴らしい! あれこそは究極の美…まさに、姫だッ! 抱きしめたいなッ!」
『UX』にて女装したアルトに対して喝采をあげた。声優ネタなのだが、それ以前に何かがおかしい。ちなみに、ラッセがこの時のグラハムに対してドン引きしていた。
「フ、こうして君と同じ部隊に立つことになろうとは…やはり君とは、センチメンタリズムな運命を感じずにはいられない」
『UX』第38話「防人たち」より。刹那が無事回復した際の台詞。こんな事を言われても刹那は困るだろうが、普通にこの発言はスルーした。
「かつて世界に悪として対峙した少年が、異星体との対話の道を歩むとは…それもひとつの君の愛の形…。その世界への想い、必ずや成就させる! 露払い役は私が担おう!」
『UX』第48話「来るべき対話」に於ける刹那出撃後のELSとの戦闘前会話。…グラハム本人は間違った事を言ってないはずなのだが、結局「愛」が出てきている。
劇場版において「刹那の在り方はとてつもなく大きな愛だ」とフェルトが評する場面があるので、その辺りを踏まえた発言とも考えられる。
「なるほど…。ならばそこのプレイヤー! あえて言おう! 1秒でも早く再開すると信じている! 何故ならば、君ともまた運命の赤い糸で結ばれているのだからなあ!」
『UX』の中断メッセージにて。明らかにTVシリーズの方のグラハムになっている。というか、この前に「邪険にあしらわれた」だの「所望する」だの一番歪んでいた頃の台詞まで言っている。隣にいた刹那はどう思っていた事やら…
グラハム「これぞ、まさしく愛!」
刹那「愛!?」
第3次Z時獄篇』終盤より。アンディMIXの男女合体でさらに力を高めるアクエリオンを評して曰く。
『UX』に続きまたも1st第25話の名言であり、今度は刹那も居合わせたので期待通りツッコミを入れてくれた。
「その意気や良し! 改めて惚れ直したぞガンダム!」
CC』「舞い降りる剣」より。オーブを抜け出ようとするアークエンジェル隊を襲撃するチームトリニティ(この直前、GNメガランチャーで連合のMS隊諸共オーブを焼き払っている)を「世界の歪み」と断じた刹那の発言の直後に乱入して。
その後も「一途な想い」だの「愛」だの言い出すので、シリアスな空気を完全にブチ壊している。
グラハム「あの力の根源! まさしく愛だ!」
刹那「愛だと!?」
『CC』「宇宙を守ってきた者達」にて、コーラサワーの駆るGN-X IVラヴバレルを圧倒して曰く。となりに居合わせた刹那は例によって例のごとく、グラハムの発言に驚きを隠せなかった。
まあ、真来梓がどちらがパートナーへの愛が深いかを自分が主催する模擬戦を行っている最中に、彼が乱入してしまった(無論、その愛すべき人にこっぴどく叱られたのは言うまでもない)。 

搭乗機体

グラハム自身が左利きとなっていることもあり、機体面からも彼専用に調整されている。

ユニオンフラッグ
ガンダムエクシアと交戦するが、機体性能差から押し返される。
グラハム専用ユニオンフラッグカスタム
通称「カスタムフラッグ」。ガンダムに対抗するため改修した機体。
グラハム専用ユニオンフラッグカスタムII
通称「GNフラッグ」。カスタムフラッグに更なる改修をした機体。1stシーズン第25話「刹那」のラストにて搭乗。エクシアと激しい戦闘を行う。
ブレイヴ指揮官仕様
劇場版での乗機。マスラオの後継機にしてフラッグの集大成と呼べる機体。

余談

  • グラハム・エーカーの担当声優である中村悠一氏は、OVA版『機動戦士ガンダムUC』で地球連邦軍のMS部隊「トライスター」の隊長であるナイジェル・ギャレットを演じているが、階級が大尉金髪の白人部下の一人の名前が「ダリルなどグラハムとの共通点が多く見受けられる(こちらはガンダムをサポートする立場だが)。
  • グラハムの身長は180cmと長身の部類だが、189cmのビリーを始め、周りに際立って大柄な人物が多い為、作中では設定上の高さよりも低く見えてしまう事が多い。
  • 機動戦士ガンダム00』のキャラクターデザイン担当である高河ゆん氏へのインタビューによると、「設定当初の段階のグラハムは、仲間を裏切る事も厭わない野心家であった」という。
    • また、高河ゆん氏は「グラハムの髪の色が金髪に決定されていたのを初めて見た時には、驚いた」とインタビューで明かしている。
  • 声優の杉田智和氏は『アニメージュ』でのインタビューの際にグラハムがハワードの墓標に誓うシーン(『00』第18話「悪意の矛先」より)を名シーンとして挙げている…が、何故か『銀魂』という全く関係の無い番組のインタビューでこのシーンを挙げていた(一応、制作が同じサンライズ繋がりではある)。ちなみに、中村悠一氏は2012年に『銀魂』に坂田金時役で出演した。

脚注

  1. 唯一の例外は、公式外伝『機動戦士ガンダム00V』(SRW未参戦)に登場するスペルビアジンクスのみ。

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