エマ・シーン
エマ・シーン | |
---|---|
外国語表記 | Emma Sheen[1] |
登場作品 | |
声優 | 岡本麻弥 |
デザイン | 安彦良和 |
初登場SRW | 第3次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人(日系9世) |
性別 | 女 |
生年 | 宇宙世紀0063年 |
年齢 | 24歳 |
没年月日 | 宇宙世紀0088年2月22日 |
身長 | 168cm |
所属 | ティターンズ→エゥーゴ |
軍階級 | 中尉 |
エマ・シーンは『機動戦士Ζガンダム』の登場人物。
概要
元・ティターンズ所属であったパイロットの女性。階級は中尉。
ティターンズのやり方に疑問を抱いていった結果、離反してエゥーゴの一員となる。
人物
日系9世のエキゾチックな顔立ちの美女。
本質的には正義感が強く思いやりのある人物で、ティターンズ時代にも良識的な人物としての面を見せていたが、軍人家系の出身故に、規律を重視して杓子定規な判断で考えてしまう傾向が強く、加えて生真面目さとすぐ頭に血が上る短気さ、融通の利かない気難しさが同居しているという、意外と複雑な性格。部下となるカミーユ・ビダンやファ・ユイリィ、カツ・コバヤシに対しては、姉の様に優しく接しつつ、時には上官として厳しい態度をとり、口よりも先に手が出やすい事から、よく感情に任せて手を上げていた。
プライドの高さも災いしてか、自分の気持ちに素直になれない部分も目立ち、自身に好意を寄せていたヘンケン・ベッケナーからのアタックに対しても、劇中では戸惑い気味でありつつも、結局曖昧な返事しか出来なかった[2]。エゥーゴに所属して以降の上官となるクワトロ・バジーナやブライト・ノアからは二人の恋愛が成就するよう気に掛けられており、ラーディッシュのクルー達からも応援されていたのだが、後にこれは自らと対照的な境遇となるレコア・ロンドから逆恨み交じりの嫉妬心を抱かれる事にもなっている。一方、エマの方は、戦士である事を忘れて女である事に走ったレコアの心の弱さには憤りを感じていた様で、裏切った彼女を討てなかったカミーユに対しても激怒して手を上げている程。
劇場版は基本的な設定は変わっていないが、(富野由悠季監督曰く「健やかになった」カミーユと同様に)TV版よりも穏和な性格になっており、ヘンケンとの仲も良くなっている。また、レコアに対しても(同じ女性として)やや理解を示している。
劇中の様相
元はティターンズの一員だったが、上官のバスク・オム大佐がカミーユの母親であるヒルダを人質に取って粗雑なカプセルに閉じ込めた挙句、同僚であるジェリド・メサ中尉の搭乗したハイザックに狙撃させて死に追いやった事実を知った事が切っ掛けで、自分が誇りを持って所属していたティターンズという組織に疑問を抱くようになり、その後は半ば成り行きで搭乗していた機体であるガンダムMk-IIごとエゥーゴに参加する。当初は少ない戦力でティターンズに立ち向かおうとするエゥーゴの行動を無謀と思っていたが、バスクの指揮によりコロニーに毒ガスを注入、住民の虐殺が行われた「30バンチ事件」の顛末をクワトロから説明されたのを機に、ティターンズの危険性を再認識し、エゥーゴとして戦う決意を固める。
組織に参加したばかりの時にはリック・ディアスに搭乗していたが、後に改修を施されたMk-IIの実質的な専属パイロットとなる。乗艦も初期はアーガマであったが、後にラーディッシュに移乗しており、その気質故に気難しい面を見せる事が多いながらも、クワトロが不在もしくは出撃できない(ダカール演説後は特に)場合はアーガマのMS隊の総指揮を任される等、アーガマ・ラーディッシュのクルー双方には信頼されるようになっていく。しかし、自身に好意を寄せたヘンケンやそれを見守っていたラーディッシュのクルー達は、自らを庇う形で全員死亡してしまうという悲劇に見舞われてしまった。
グリプス戦役の終盤戦となるコロニーレーザー「グリプス2」争奪戦では、Gディフェンサーを分離させていたカツが隕石に激突し、ヤザン・ゲーブルのハンブラビにトドメを指されて命を落としてしまう最期に涙を流す。その後、パプテマス・シロッコに付いてエゥーゴからティターンズに寝返ったレコアのパラス・アテネと戦闘を行った際、半ば相討ちの形で勝利するものの、レコアの断末魔の叫びに引かれるかの如くコクピットから出たところ、半壊で停止していたパラス・アテネがヤザンのハンブラビによる狙撃で爆発。爆風による破片の直撃を全身に受けた事で致命傷を負ってしまう。最後はカミーユに看取られる中、Ζガンダムが人の意思を吸収する力を持っていると諭し、自らの平和への願いも託す形で静かに息を引き取った。
その後、自らの遺体はグリプス2のコロニーレーザーの光で消滅したが、搭乗していたMk-IIは、ファの駆るメタスの元へと流れつき、回収された。
登場作品と役柄
インターミッションでは割と出番は多く、ブライト・ノアの秘書官的なイメージが強い。『第3次α』の序盤などアムロ・レイやサウス・バニング不在の時はファやチャック・キースなどを指揮する隊長的な役割を務めることもあり、職務に対して真面目である故の厳しさはあるものの、カミーユが原作よりも優等生になっている為、彼女もヒステリックな一面は薄れて温和な性格となっている。
また、原作では死亡したキャラクターであるが、スパロボでは説得するしないにも関わらず生きている事がほとんど。稀に『D』や『MX』等、原作終了後の設定では故人である事も。
シリーズもの作品だと、部隊の女性陣にヘンケンとの仲を茶化されるのはある意味お約束の展開である。
旧シリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦
- 初登場作品。DCに所属。隠し要素でアムロあるいはカミーユの説得によりロンド・ベルに加わる。エマを仲間にしないと序盤の貴重な戦力になりうるガンダムMk-IIが手に入らないので、確実に仲間にしておきたい。
- 集中を覚えるので、中盤戦まではMSパイロットの中では使える方だが、ニュータイプが多数加入してくると出番が無くなりがち。
- スーパーロボット大戦EX
- リューネの章に登場。最初はシュテドニアス軍に捕虜として捕らえられている。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- 最初からMk-IIで参戦。精神コマンドはひらめき・集中・熱血と戦闘面でのバランスが良く、後半は覚醒や激励を覚えるのでオールドタイプとしては有用な方である。
- 育てていないと後半に愚痴をこぼすイベントが用意されている。エンディングでは「ヘンケンのプロポーズに応えて結婚準備中」との事。
- スーパーロボット大戦F
- 本作から声が入った。ひらめき・集中・熱血・努力と精神コマンドに恵まれている方であり、更にカミーユと3しか違わないほど技量が高いが、それ以外の能力値は残念ながら2軍。しかも地形適応が空Bなので、スーパーガンダムやリ・ガズィに乗せにくいという欠点も持っている。一応激励を習得してくれるが、イーノやエル等と違って習得レベルが42とかなり遅く、サポート役としても使いにくい。アムロやジュドー等ニュータイプの性能がインフレしている本作において、パイロットとしても精神コマンド役としても微妙な彼女を敢えてう使う理由は、残念ながらかなり低いと言える。
- 余談ながら、オプションのキャラクター事典における「一言モード」収録セリフが10種類もあり全キャラクターの中で一番多い(『F』ではキャラクター毎のセリフ収録数にかなり幅があった)。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 『F』より2回行動可能レベルが引き上げられたものの、Lv52はオールドタイプにしては速い方。ただし、本作は『F』以上のニュータイプ優遇・敵ユニットの性能インフレによりエマ自身の活躍がより難しくなっている。夢バグを使う場合、激励を覚えるパイロットの中では登場率が高いので育てておくと便利。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 原作のシナリオが最初から再現されているので、最初はティターンズ所属だが、すぐに味方になる。壊れた描写もないのになぜかガンダムMk-II(エマ機)は加入しない。
- カミーユがZガンダムに乗り換えるとガンダムMk-II(カミーユ機)がデフォルト機になる。スーパーガンダムとは空陸の地形適応が逆なので両方Bになってしまう。地上ステージでは乗り換えるか分離した方が良い。
- 今回は精神コマンドが戦闘系で埋められている上に「魂」を覚えるため、おそらくシリーズ最強のエマ。拘りがあれば充分に最後まで使える。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 序盤、ブライトらを人質にとられ、やむなくティターンズに降り、カミーユ達と対決する。ブライトやアムロの解放後、条件次第でヘンケンとの会話が登場する。戦力としては『α』のように魂を覚えないが、一応、「激励」を覚えるのが強みか。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 前作と違い、「激励」が無くなった分小隊長向けの能力と言えるが、突出した実力者ではないため、逆に言えばいまいち使いづらい。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 最終決戦直前、ヘンケンのプロボーズに答えても良いとの見方が取れる言葉を言っている。
- 精神コマンドは前作と同じである為、補助系が無いのが痛いものの、「ひらめき」と「鉄壁」がある為、終盤の敵の強力な全体攻撃に対応できる。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 劇場版設定だが、劇場版とTV版でのエマの違いはほぼ無いのでいつも通り。台詞が大幅に新規収録され、中断メッセージにも初登場。ティターンズカラーのガンダムMk-II入手フラグを持っている。
- パイロットとしては並の上程度だが「祝福」を持っており、終盤でもお世話になる(ハードルートでSRポイント狙いであればいつも通り「激励」もあるのでそちらでお世話になる事も多い)。カミーユが乗るMk-IIを改造するとΖガンダムも改造、さらに現物も残るのでその気になれば一応一線を張らせる事も出来る。
- とはいえ、ブロッキングの発動確率+20%の隊長効果とスーパーガンダムの相性があまり良くないのが問題。ヘンケン艦長には申し訳ないが、Mk-IIのままにしておく人もいる筈。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 登場しないが、カミーユの台詞で存在が語られる。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 『Z』以来の参戦。カミーユ達がADWに行っている間にヘンケン艦長に猛アタックされ、ついに撃墜されたらしい。
- 「熱血」を持たないためメインは厳しいが、ABを取得しサブおよび援護攻撃向けに養成すれば十分活躍できる。
- 実は隠し機体のジュアッグとの相性が非常に良い。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 第1話から登場し、最後まで使用可能。能力的にも前作とほぼ変わらず。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- 最初から使用可能。ガンダムMk-IIに乗る。必修コマンドがなく4パターンで「熱血」「ひらめき」「魂」を覚える。
- スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor
- 努力・熱血・集中が必修。援護技能が付いたので使いやすくなった。
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇
- 原作終了の設定だが、生存している。第1話からMk-IIで参戦。「加速」「熱血」「集中」が必修。
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
- シーン2から使えるが、デフォルト乗機が何故か消滅。精神コマンドも「魂」がなくなり、弱体化した。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 『COMPACT2』と同じく生存している。援護は攻撃防御共にレベルが高く、祝福を早めに覚えるのがポイント。防御レベルも早めに伸びていくので頑丈。加速と集中を初期から使えるので第2部開始時から活躍してくれる。
- ブルー・ジェットの雰囲気が「クワトロ大尉に似てるかも」と漏らすエクセレン・ブロウニングに「サングラスだけね」と同意するなど、従来のシリーズよりも柔和でフランクな印象を受ける。
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- 原作終了の設定だが、生存している。宇宙世紀のガンダムシリーズでは味方唯一のオールドタイプのMSパイロット。狙撃技能をデフォルト所持するがそれでも厳しい。サポート要員としても他のパイロットに劣るためベンチウォーマーが確定的。
Scramble Commanderシリーズ
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- 当初はスペシャルズ所属だが、原作同様やり方に不審を抱き仲間になる。リアル系では無条件で加入するが、スーパー系ではクワトロでの説得が必要。
- 本作のみ特尉と設定されているが、従来通り中尉と呼ばれる場面やブライトに「エマ中……特尉」と呼ばれるテキストミスまで散見される。
- スーパーロボット大戦MX
- 原作終了の為、故人。名前のみ。
- スーパーロボット大戦GC
- 中盤、ガンドールが外宇宙から帰ってきた際にカミーユ・ビダン、クワトロ・バジーナらと共に仲間に加わる。
- 能力的にはさすがにこの2人には劣るが援護レベルが3まで上昇するため援護要員として使いやすいほか、低レベルながら指揮技能もあるため、使いようによっては十分活躍させられる。ファ・ユイリィが無断で出撃した際には、原作通りに彼女を修正する。
- スーパーロボット大戦XO
- カットインが用意されていない。エル・ビアンノやカレン・ジョシュワにはあるのに。
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- ガンダムMk-IIとスーパーガンダムのパイロット。Mk-IIは黒と白の両方がある。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- スーパーガンダムのパイロット。
関連作品
- ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス
- ティターンズ所属。エリート意識の強いティターンズの中ではアムロ達ゼウスに友好的。だがそのためにジェリドに疎まれる事になり、内偵任務に就いていたカミーユと共に捨て駒にされてしまう。
- その後アムロ達に助け出され、ゼウスの一員となる(その際に服装がエゥーゴの制服に変わる)。ゼウスでは戦闘には参加せず、本部付きのオペレーターとなる。
- 余談だが、エマが初登場するラサ市等の一般人男性に話しかけると、美人のエマにファンが多い事が分かる。
- リアルロボット戦線
- ポセイダルルート、ラズロルートでは未登場。それ以外のルートでは敵として登場し、やがて仲間になる(シロッコルートのみ条件付き)。
パイロットステータス
能力的には可もなく不可もないバランス型というイメージ。故に参戦作品や精神コマンド、乗機次第で使えるかは変わってくる。特にニュータイプ能力を持つパイロットの比率が高いと不利になりやすいといえる。
能力値
平均的なMSパイロット。正規の軍人だけありそこそこの能力だが、エースが出揃うと苦しい。近年の作品では養成で対応できる程度。作中で時折見せる感じ方からか、一部のゲームではニュータイプ能力を持っている場合もあるが、SRWでは現時点で習得した事は無い。
精神コマンド
精神のラインナップは、攻撃寄りだったり補助寄りだったりと、作品によってまちまちだが、「ひらめき」や「集中」といった回避・防御系の精神を覚える事が多く、バランスは良い方である。
- 第3次
- 根性、集中、気合、熱血、愛、友情
- EX
- 根性、気合、熱血、信頼、愛、覚醒
- 第4次(S)
- 偵察、ひらめき、集中、熱血、覚醒、激励
- F、F完結編、64
- 努力、集中、ひらめき、熱血、愛、激励
- リンクバトラー
- ひらめき、努力、集中、激励、熱血、愛
- α
- 努力、集中、ひらめき、熱血、必中、魂
- α外伝
- 努力、集中、ひらめき、熱血、幸運、激励
- 第2次α、第3次α
- 努力、必中、狙撃、熱血、鉄壁、ひらめき
- IMPACT
- 加速、集中、信頼、熱血、祝福、突撃
- COMPACT3
- 加速、集中、信頼、努力、応援、激励
- Z、第3次Z時獄篇
- 集中、根性、ひらめき、祝福、激励
- X-Ω
- 集中、信頼+、激励
- リアルロボット戦線
- 激励、信頼、ひらめき、集中、努力、熱血
特殊技能(特殊スキル)
- 第3次(PS版)
- シールド防御L4、切り払いL4
- 第4次
- シールド防御L6
- F、F完結編、COMPACT、64
- シールド防御L7、切り払いL4
- α
- シールド防御L8、切り払いL5
- α外伝
- 援護L2、シールド防御L4、切り払いL2
- 第2次α、第3次α
- シールド防御L4、援護攻撃L2、援護防御L2
- IMPACT
- 防御L8、援護攻撃L3、援護防御L3
- GC(XO)
- 底力L5、援護L3、指揮L1、シールド防御
- Z
- ブロッキング、気力+ (命中)、援護攻撃L3
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 援護L1、気力+(壊滅)、底力L4
小隊長能力(隊長効果)
固有エースボーナス
パイロットBGM
- 「モビルスーツ戦~敵機襲来~」
- 『第4次』、『F』で採用。
- 「艦隊戦」
- 『IMPACT』、『第2次α』などで採用。
- 「閃光の中のMS」
- 『Z』で採用。
人間関係
エゥーゴ
- カミーユ・ビダン
- MSパイロットの後輩。作中では母を求めがちなカミーユにやや厳しい態度をとることもあったが、基本的に信頼関係にある。感情的になるとカミーユに手を上げる事が多かった。
- クワトロ・バジーナ
- MSパイロットの上司。序盤では彼にティターンズの非人道性や宇宙での戦い方を教えられる事に。
- ブライト・ノア
- 上官。
- スパロボでは、彼の秘書のようなポジションである。
- ヘンケン・ベッケナー
- ラーディッシュ艦長。エマに惚れている。当初は彼の好意に戸惑っていたが、最終的にはまんざらではなかったようだ。
- ファ・ユイリィ
- MSパイロットの後輩。女の子でありながら、カミーユの側にいようとする彼女に、いじらしさを感じたのか時に優しく時に厳しく指導していく。
- カツ・コバヤシ
- MSパイロットの後輩。あまりにも無鉄砲で向こう見ずな行動ばかり起こす彼に、頭を痛めている。
- ルー・ルカ、ケーラ・スゥ
- 原作では絡みはないが、漫画『機動戦士ΖガンダムDefine』では、ヤザンと交戦して窮地に追い込まれていたところを、援軍として駆け付けた彼女達によって助けられた。
ティターンズ
- ジェリド・メサ
- ティターンズ時代の同僚。第1話ではガンダムMk-IIで事故を起こしたジェリドを強く批判していた。ジェリドはかつて彼女に好意を抱いていた節もある。
- カクリコン・カクーラー
- ティターンズ時代の同僚。
- バスク・オム
- ティターンズ時代の上官。彼の横暴なやり口に失望した事がエゥーゴに付く一因となる。
- ヤザン・ゲーブル
- 中盤から幾度となく交戦。ジャイマンカンの謀殺に利用されたこともある。第49話では苦戦を強いられる。
- ラムサス・ハサ、ダンゲル・クーパー
- ヤザン隊のメンバーである彼らと何度も交戦。遂に49話でカツを眼前で殺された怒りから両者のハンブラビを撃破した。
- パプテマス・シロッコ
- 近藤和久氏の描く漫画版では、レコアを撃墜した事で彼を激怒させる。
- レコア・ロンド
- ティターンズから寝返ったエマの世話役を務めるが、最終決戦で二人は戦うことになる。
- 原作では女である事よりも戦士だあろうとした性質から、裏切った彼女を身勝手な女としか見なさなかったが、劇場版では裏切った事に関し「女をやっているだけ」と評している事からも、ある程度の理解はしている。
その他
- アムロ・レイ
- 過去、友人との旅行中に出会っている。
- スパロボにおいては上官。
他作品との人間関係
ガンダムシリーズ
宇宙世紀ガンダムシリーズ
- スレッガー・ロウ
- 『GC(XO)』では、ララァのニュータイプ能力による予見の根拠のなさに不安を感じたところ、彼に諭される。
- チェーン・アギ
- 『64』では、原作でのレコアの代わりに、彼女からヘンケンからの贈り物を渡される事に。
- コウ・ウラキ
- スパロボでは部下。
- リィナ・アーシタ、エル・ビアンノ
- 『GC(XO)』では重慶に着いた時に彼女達と買出しついでにショッピングに行く。
- クリスチーナ・マッケンジー、シャクティ・カリン
- 『α』では、彼女たちが焼いたキャロットケーキをブライトに差し入れた。
- リディ・マーセナス
- 『第3次Z』では部下。彼の家柄についても把握しており、気を遣っていた。
その他ガンダムシリーズ
- デュオ・マックスウェル
- 『α』序盤で、彼から30バンチ事件の真相を聞かされる。
- マリュー・ラミアス
- 『第3次α』序盤では、不慣れな艦長職に戸惑う彼女から何かとアドバイスを求められるが、敢えて突き放すような態度を見せる。
- ナタル・バジルール
- 『第3次α』では、彼女にバルマー戦役において自分がティターンズを裏切った理由について詰め寄られる。
スーパー系
- 兜甲児
- スパロボでは、彼がカミーユと仲が良いためか弟のような存在。『α外伝』では、未来に飛ばされた際に元の時代に残してきた人々を柄にもなく心配する彼を叱咤激励した。
- 流竜馬
- 『α外伝』では、未来に飛ばされた際にシニカルな姿勢を貫く隼人と彼が険悪な雰囲気になりかけた際に、仲裁に入り彼を宥めた。
- 南原ちずる
- 『α』では、彼女にティターンズから離反した理由とシャイアンでのアムロとの遭遇譚を語り、ちずるから「ロマンティスト」と評される。
- 結城沙羅
- 『α』では、ヘンケンから渡されたプレゼントを持っているところを忍と共に見られ、忍がエマにプレゼントを渡したんじゃないかと嫉妬交じりに疑われていた。
リアル系
バンプレストオリジナル
- アヤ・コバヤシ
- 『α』では彼女に共感する場面も。
- アイビス・ダグラス
- 『第2次α』序盤では周囲に当たり散らして孤立していた彼女を心配していた。
- ツグミ・タカクラ
- 『第2次α』序盤、アイビス絡みの険悪な状況を回避すべく、彼女に伏せていたアイビスの過去を語るよう促す。
- セレーナ・レシタール
- 『第3次α』では序盤から大人の女性同士の付き合いとなり、復讐に急ぐ彼女の事を色々と心配していた。共に「裏切者」という過去もあってか、共感しあう場面もある。また、ヘンケン艦長との仲の事でからかわれる一幕も。
- セツコ・オハラ
- 『Z』の第1話冒頭にてジェリドとカクリコンにいびられていたところを助けており、その時の縁もあってかすぐに打ち解けあい、信頼し合う間柄に。彼女の事を常に気にかけ、良き先輩として接する。
- AG
- 『第3次Z時獄篇』では、ぽに男事件後のDトレーダーで、髪の毛の話題になってエマに話を振り、彼女に青筋を浮かべさせる。
名(迷)台詞
TV版
- 「ジェリド・メサ中尉、無理な行動がこういう結果につながる事は十分にわかっていたはずです」
- 第2話において、グリーンノアで行われたガンダムMk-IIのテスト中に、コロニー内の居住区で禁止されている超低空飛行を行った挙句、ティターンズの本部ビルに突っ込んでしまった同僚のジェリドを諌めた初めての台詞。
- 第1話で登場したティターンズの兵士達は、傍若無人かつ横暴な人物が多かった中、エマだけは筋の通った考え方をするまともな人物である事が窺える。
- なお、台詞は無いもののエマも第1話で既に登場しているのだが、絵柄のせいかファーストシーンは少々性格のキツそうな女兵士にしか見えなかった(実際、キツいところもあるのが…)。
- 「ティターンズは、ジオンの残党狩りのチームですよ? あたしもその一員です」
- エゥーゴのリック・ディアス隊が、ティターンズのシンボルとも言えるMk-IIを強奪するべく本格的に奇襲を始め、守備隊であるジムIIで編成されたMS部隊が応戦するものの、機体性能の差とパイロットの腕の格の違いから押されつつあり、整備が完了しチェックが終わったMk-II3号機に手配されたパイロットは自分だと、檄を飛ばすブライトに名乗り出て、ブライトに驚かれた時に返した台詞。
- エマのティターンズに対する認識と言うより、寧ろこれが世間のティターンズに対する一般的な認識であったろう。しかし、実際はエマが思っているような高潔な部隊ではなく、実態も全く違う。それにさえ気付かずにその在りもしない建前の理想を追い求め、それに誇りを持っているエマの姿には哀れみも感じさせる。
- 後に、エマも実態に気づくからいいようなものの、実態を知らずに信念と軍人としてのプライドを持って作戦に参加する一兵卒ほど、悲哀を感じるものはない。「世の中には、知らない方が幸せな事もある」という好例なのだろう。
- 「カミーユ・ビダン! やめなさい! 男のヒステリーはみっともないわ!」
- 第4話で眼前でカプセルに入れられた母を射殺され錯乱し、停戦信号が出ているにも関わらずジェリドのハイザックを何度も殴りつけビームサーベルを抜いて飛び掛らんとするカミーユのMk-II3号機をクワトロと共に鎮めようとした際に呼びかけた台詞。カミーユの気持ちなど、まるで考えていない物の言い様である。
- この時、エマはカミーユ個人ではなく戦場全体を見て行動しており、なんとか興奮しているカミーユを落ち着かせてこの状況を収めようとしているためだけに行動しているのがわかる。この時は味方ですらないため、カミーユへの理解が浅いのは当然だろう。
- 当然、こんな言葉をかけられたカミーユには逆効果で「目の前で親を殺されたんだぞ!」とますます頭に血が上り、クワトロからは「これ以上、カミーユを刺激するな!」と注意されるのを見ても明らかだろう。
- 「あ、お入りなさいな。ただね、慰めてもらいたいだけなら無駄よ。あなたと私は恋人でも何でもないのだから…」
- 第6話で両親をなくしたカミーユが話をしに、エマの部屋に来た時の台詞。面倒を見て貰っていたレコアがジャブローへ偵察に行く任務のため、クワトロと打ち合わせをしていたところ、二人が仲睦まじく話しているのを見たカミーユが不快感を感じて、代わりにエマに慰めてもらおうとしたのである。
- 確かにこの言葉の通りかも知れないが、両親を無くしたばかりの少年に対しては少し邪険すぎる態度でもある。
- 本音を見抜かれたカミーユはバツの悪い思いをしたのか、これを聞いて「なんで貴女のような方がティターンズになんかいたのか、聞こうと思っただけです!」 と臍を曲げてしまう。
- 「女同士でガソリン車のドライブ旅行をした時に、シャイアンの方で彼に会ったのよ。その時は、こんな時代にも親の財産を相続している暗い青年がいるって笑ったのよね。その青年は酷く疲れているんだけど、夢を見続けているような人だなって…そう思っていたんだけど、その人が最近、アムロ・レイだってわかってきたの」
- 第8話にて、カミーユにアムロに会った時の事を語って。
- 「自分の都合で大人と子供を使い分けないで!」
- 第9話で遅刻した上に謝ろうとせず、屁理屈ばかりこね回したためウォン・リーに気絶するまで修正され、いじけて愚痴を言うカミーユに対しての言葉。
- 「出来るわけないでしょ! あたしはジャブローに降りなければ…」
- 第11話にて、シロッコのメッサーラに乗機の左腕を斬られ、カミーユの制止を聞かずに破損したリック・ディアスで大気圏に突入しようとして。
- 本人も降下できない事にうすうす感付いてはいたのだろうが、意地を張ってしまうのは責任感の強いエマだからなのだろう。
- しかし、今回はその強すぎる責任感が完全に裏目に出てしまって、クワトロの制止が無かったらアーガマに帰還していたのかも怪しい。
- 「ありがとうございます…地球に降りられましたのに…」
- この後、嫌々ながらもアーガマに帰還した時にブライトに言った台詞。
- ブライトとしては「地球の重力に捕らわれてアーガマが燃え尽きるか否かのギリギリの高度に降下する」という、クルー全員を危険(最悪の場合、アーガマは全滅だった)に晒してまでエマを回収したのに、こんな不遜な物言いをされたのでは、ブライトじゃなくても頭に来るだろう。たちまち彼の怒りを買ってしまう事に…。
- 「地球ではご活躍で。自信を付けたからって、宇宙は違うのよ」
カミーユ「そんなに増長したつもりはありません」
「ホームシックではないけど、同じようなものがあるわ。自分が寂しいからって他人に八つ当たりをしない」
カミーユ「寂しい? 僕が?」
「鈍感なのね。だから他人に噛み付くのよ」
カミーユ「本気で言ってるんですか?」
「自分の事も分からないくせに偉ぶるのではなくてよ」
カミーユ「そんな」
「地球で恋をしてきたんでしょ」 - 第21話にて。地球から還って来たのだが、フォウと別れて寂しいのか、ついついトーレスやサエグサに八つ当たりしてしまうカミーユを窘めて。
- こういうところをすぐさま見抜いてしまうのがエマの凄いところなのだが、カミーユを説教する姿は、まるで弟を叱る姉そのものである。
- 彼のマザコンを良くないと思っているのであれば、これは逆効果だと思うし、言ってる事は全然間違っていないのだが、この台詞に限らずエマには相手の癪に障ってしまう言い方や言葉遣いをしてしまう欠点を抱えているようである。
- その上、カミーユが地球で恋に落ちた事まで言い当てたのは、鋭い女の勘から分かったのであろう。言われたカミーユは「違いますよ!」と反論するが、これでは図星だと言っているようなものである。
- 「男って戦争になると元気で頭も回るようね」
- ドゴス・ギアから発進したMSが新型であると見抜いたカミーユが、増長していると思って諌めた台詞。実際、カミーユは地球から帰って来てからかなり勘が冴え始めているのだが、それを「増長」と一方的に断定したエマもまだまだである。
- しかし、これは世の中の男を全て敵に回しかねないし、こんな事言われたら増長したカミーユでなくたって腹も立つ。
- 「キャプテンもあまり無理をなさらないで下さい。いざ休みというときに、デートもできなくなっては困りますから」
- 第34話で、やっとヘンケンのアプローチに答え始めた台詞。「生真面目、実直、仕事一徹」なエマにも心の変化が現れ始めたのであろうか…。
- 「あの声、まさか…そんな…」
- 第40話で、メッサーラと交戦した際、搭乗していたレコアの「離して! エマ中尉!!」という声を聞いて驚愕した時の台詞。
- 死んだと思っていたレコアが生きていた上に、自分達を裏切ってティターンズにいたのだから、これにはエマも驚きを隠しきれずにいた。
- 「殺してしまうべきだったのよ!」
- 同話、カミーユからレコアの裏切りの詳細を聞いてのストレートな激昂。普段は冷静なエマだからこそ、過激な台詞がより際立つ。
- 「私見たのよ…ヘンケン艦長が死ぬ所を…」
- 第49話より。流石のエマも母艦ラーディッシュを盾にしてまで自分を庇ってくれたヘンケンの戦死には堪えたようで、呆然としていた。
- ちなみに、そんなエマを見たカミーユは彼女の前で宇宙空間でノーマルスーツのバイザーを開けている。そんな光景を見たエマは正気に戻り、カミーユの(生命の危険に晒す)行動を咎めたのであった。
- 「レコアさん! あなたは女であり過ぎた!」
- 最終決戦でレコアと対峙した時に言い放った言葉。
- エマ自身、ヘンケンからの好意により女としての充足感を感じ始めていたようだが、軍人としての使命感故に女にこだわり続けたレコアを理解する事は出来なかった(一方、劇場版では、同じ女性としてある程度理解している節がある)。
- 「…カミーユ…私の命を…吸って…」
「私の命を吸って…そして、勝つのよ!」 - 最終話より。廃艦の中で瀕死の重傷を負った自分を抱えるカミーユに対して。
- 超常的な力でヤザンを倒したΖガンダムを見た彼女は、Ζガンダム、そしてカミーユは人の意思を吸い込んで自分の力にできることを告げ、その力で戦争を終わらせて欲しいと言う自らの意思を彼に託す。
- 「たくさんの人が、貴方を見守っている…貴方は一人じゃない…」
カミーユ「はい、エマさん」
「寂しがることはなくてよ…」 - 最期の言葉。あなたは独りではないとカミーユに告げ、静かに息を引き取る。いつも厳しい事ばかり言っていたエマが、カミーユにかけた最初で最後の優しい言葉であった。
- しかし、戦争を終わらせるという信念を持っていただけに、志半ばで倒れてしまったエマの死に顔は決して安らかなものではなかった。彼女の最期を看取ったカミーユは、戦いを終わらせるために再び出撃するのであった。
劇場版
- 「あぁ、またカートリッジを膝にぶつけちゃった。駄目な私っ」
- ビームライフルのリロードの際に捨てた古いカートリッジをガンダムMk-IIの膝にぶつけてしまい、こう漏らした後で自分の頭を軽く叩く。
- このように、TV版と比べて劇場版のエマは大分お茶目になっている。
- 「それ、やめてください。スプーンなめたまま喋るの」「それ、私のですよ!」
- 大勢でケーキを食べる場面にて、エマはヘンケンに行儀の悪さを何回もたしなめる。遠慮せず注意しあったり、お互いの距離感が近づいたりするなど、二人の仲が深まっている事が伺える微笑ましいワンシーン。
その他
- 「なに!? このあと味の悪さは」
- 近藤和久氏の描く漫画版『Ζ』より。シロッコを庇ったレコアを撃墜した後に。直後、激昂したシロッコのジ・Oが襲い掛かる。
- 「カミーユ、あなた、自分が今どこに顔を埋めているのか判っていて?」
- 北爪宏幸氏の漫画『機動戦士ΖガンダムDefine』より。目の前で無残な死を遂げた母の最期に意気消沈するカミーユを慰めるべく、自分からカミーユの私室を訪ねて抱き締めた際の台詞。突き放して叱咤したTV版とは対照的。
- 無論、抱き締めているのでカミーユはエマの胸に顔を埋める形となっていた。そして挙句、「硬くなってるわよ」と、とんでもない場所に手を添えながら言う。なんて羨まし…いや、なんとも大胆な限りである。
- これにはさしものカミーユも一瞬で恥ずかしさに思考が暴発したようで、「ぼ、僕は本当はロベルト中尉が好きなんです!」と支離滅裂かつ全力な照れ隠しで必死に誤魔化していたが、消沈した感情を振り切る切っ掛けとなった。
スパロボシリーズの名台詞
TV版
旧シリーズ
- 第3次
-
- 「……エースパイロットでも貴重な戦力でもなくて申しわけありませんね! こんな私なんかが役に立つんですか!? ヘンケン艦長?」
- 「シーサイドパニック」より。ロンド・ベルと一時的に合流したヘンケンが「何とか、エマを自分の艦の戦力に引き込めないか」と、ブライトに「戦力を分けて欲しい」と持ちかけるが、鈍感なブライトは正式な要請だと思い込み、エースパイロットであるアムロかカミーユを向わせようとしたが、つい言葉のあやから「エースパイロットでも、貴重な戦力でなくてもいいから、エマ中尉をまわして欲しい」と口を滑らせ、側で聞いていたエマが臍を曲げた時の台詞。
- もっとも、この後のファとのやり取りから、エマもヘンケンの真意を見抜いており、もうちょっとアーガマに居たいというのが、この時のエマの本音であった。
- 一見微笑ましいやり取りだが、ヘンケンのやってる事はれっきとした公私混同による職権乱用である。ただし、一応この時ヘンケン隊の戦力が不足気味だったのは事実で、事情を察したブライトの判断と気遣いでエマの代わりにハヤトとリュウが補充要員として派遣されることとなり、自軍から離脱する。
- 第4次
αシリーズ
- α
- 第3次α
-
- 「答えを急いでは駄目よ、ファ。私達はクワトロ大尉を否定したのだから、私達なりの方法で未来を創るしかない…」
- クォヴレー編第2話「血の狼煙」より。新たな人類間の抗争が始まる事で、ナーバスになっているカミーユを案じるファへの助言。
- 「今は利害が一致しているからよ。そんな関係、いつ崩れるかわからないわ」
- クォヴレー編第9話「正義の在り処」より。地球同士の争いが続く一方で異星人達が連合を組んでいる現状に嘆いているカトルに対して。
- 星間連合があくまで場当たり的な対応で手を組んでいる事を暗に示しており、星間連合を含む多くの敵勢力が最終的に彼女の言葉通りの末路を辿っている。
- 「私は貴方達の進む道を指示する立場ではありません。 貴女も艦長として毅然とした態度で臨まなくてはいけないのでは?」
- セレーナ編第9話「アベンジャー」より。成り行きとは言えアークエンジェルの艦長を務める事になり、何かと意見を求めてくるマリューに言い放った台詞。しかし、元々マリューは技術畑の人間で戦闘指揮官ではなかったので不慣れなのはある意味仕方がないともとれる。
COMPACTシリーズ
劇場版
Zシリーズ
搭乗機体
- ガンダムMk-II (黒)、ガンダムMk-II (白)
- ティターンズ時代はこの機体のテストパイロットであり、エゥーゴに転じた後はリック・ディアスを経てメインの搭乗機となった。
- スーパーガンダム
- ガンダムMk-IIにGディフェンサーが装着した状態。
- リック・ディアス
- エゥーゴに転じた直後の頃に搭乗した。
SRWでの搭乗機体
余談
- 声優の岡本麻弥氏はこの役で注目されて活躍を始めるが、放送開始当時はまだ高校生(エマの設定年齢は24歳)であった。
- 富野由悠季監督によれば、『機動戦士Ζガンダム』の続編である『機動戦士ガンダムΖΖ』の当初の企画書ではエマはグリプス戦役を生き抜き、引き続き『ΖΖ』でも登場するものの、物語の途中で戦死する予定だった。
- この設定は変更されてエマは退場したものの岡本氏は『ΖΖ』において(スタッフの指名によって)リィナ・アーシタ役で続投することになった。余談であるが、リィナは物語の途中からラストまで生死不明扱いとなっていた。
- 岡本氏は1999年頃から渡米し、アメリカと日本を往復していた時期があった。そのため、収録時期の関係で一部のゲームでは富沢美智恵氏が代役を務めているものが存在する。
- 近藤和久氏が描いた漫画版では、シロッコのジ・Oを庇おうとしたレコアのパラス・アテネを撃墜した事でシロッコを激怒させてしまい、ガンダムMk-IIを撃墜される形で惨殺されてしまった。
- 『ガンダムビルドファイターズ』に登場するキャラクターであるヤサカ・マオは、一番好きなガンダムキャラがエマと設定されている。ちなみに外見のみではなく、内面の芯の強さにも惚れ込んでいるそうな。
脚注
資料リンク
|