「第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇」の版間の差分

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:ストラウスの片腕。CVは高塚正也氏。
 
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:サイデリアル部隊の一つ「アンタレス」の隊長。「怨嗟の魔蠍」のリアクター。CVは岸尾だいすけ氏。
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:サイデリアル部隊の一つ「アンタレス」の隊長。「怨嗟の魔蠍」のスフィア・リアクター。CVは岸尾だいすけ氏。
 
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:アンタレス副隊長。CVは置鮎龍太郎氏。
 
:アンタレス副隊長。CVは置鮎龍太郎氏。

2015年5月10日 (日) 09:32時点における版

概要

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇』の続編。『Zシリーズ』最終章である『第3次スーパーロボット大戦Z』の後編にして、Zシリーズの完結作である。

初回封入特典として時獄篇と天獄篇の橋渡しとなる外伝作品『第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇』のダウンロードコードが付属する。

ストーリー

新多元世紀0001年11月11日。時獄戦役の終結を喜ぶ間もなく、現れたもう一つの地球より、星間軍事連合サイデリアルが本格侵攻を開始。

次元力を使いこなし、圧倒的な戦力を誇る彼らの前に、地球連邦軍は成すすべなく敗退。アオの星はその7割以上がサイデリアルの支配下に置かれ、新たなる秩序たる「新地球皇国(ガイア・エンパイア)」として再編されてしまうことになる。

地球を彼らから奪還すべく、特務部隊Z-BLUEは、帰還したUCW側の元ZEXISメンバー、そして新たな仲間達とともに、サイデリアルとの戦いに臨む。

システム

新規システム

Zクリスタル
Dトレーダーの新メニュー。一定数のZチップを投入することで「Zクリスタル」を成長(グレードアップ)させ、自軍に対する様々な有利効果を得ることが出来る。
効果の一つ「博識の魔眼」は前作の「システムUNS」と同一であるなど、前作の「強化システム」を昇華させたシステムであるが、強化システムと異なり設定された「GRADE」を順番に解放していく方式となっている。
GRADE1~3までは1種ずつだがGRADE4以降は3種の効果が存在し、またそのうち1種の効果しか選べない。中断メッセージによると何か重要な意味があるらしい。
真化融合
終盤より実装される特殊システム。出撃した全自軍ユニットの攻撃力・気力上限・最大SP値が大幅に底上げされる。

主な既存システムと変更点

特殊スキル
養成可能スキルとして、「ポジショニング」「シングルアタック」「地形利用」「戦術待機」などが新たに追加。
「反骨心」と第2次αの没スキル「サバイバビリティ」も復活採用。
「気力+ボーナス」は唯一の所持者であったゼウス神も未所持となり、スポット参戦の味方しか使えなくなった。
エディットBGMの仕様変更
OE』にあった、戦闘BGMを武器ごとに個別設定できるシステムを導入。また新たに内蔵BGMのエディットが追加、マップやイベントで流れるBGMも変更可能になった。
戦闘BGMの優先度も変更できるようになり、重要なイベントでも自分の好きなBGMを流せるようになった。さらに、時獄篇ではボーナスシナリオ中は戦闘BGMの設定が出来なかったが、本作では可能になった。
タッグコマンドの変更点
既存の4種に加えて、移動力+5&地形コスト無視&敵ユニット無視の「ブーストダッシュ」が追加。
マキシマムブレイクの変更点
時獄篇ではサブの全体攻撃で敵メインだけが撃破された場合、敵サブが残っていてもその場で戦闘終了になったが、本作では同状況になっても戦闘が続行し、そのままメインの攻撃へと移れるようなった。
タクティカルコンボの変更点
敵チームを壊滅できなかった時のみコンボ数が下がるようになり、攻撃以外の行動(移動や修理など)を行っても下がらなくなった。
Dトレーダーの変更点
先述の通り、Zクリスタルと入れ替わる形で強化システム枠が廃止。定番商品枠は新たなパーツが幾つか追加されたほか、解放条件も若干変更されたものがある。エクストラ枠は3種類となった。
リンクボーナス
『時獄篇』のクリアデータをリンクさせてゲームスタート時に資金PP強化パーツをボーナスとして得られる。
再世篇』でもあったシステムだが、本作では周回ボーナスは5周分までとなっている。『連獄篇』とのリンクボーナスも存在。
『再世篇』と同様に、強化パーツのリンクボーナスは2周目以降は自動入手となる(『連獄篇』の強化パーツは4周目以降)。
なお、『連獄篇』のリンクボーナスは周回ごとに再度獲得可能になっている。
ボーナスシナリオの変更点
複数シナリオのパック購入が可能となった。パック購入時は特典として強化パーツがプレゼントされる。また、フルパックも用意されており各種パック購入特典とは別にプレゼントがある。
今までのDLCシナリオ採用作品と異なり、天獄篇発売と同時に一括配信が行われている。
その他の変更点
  • 前作の敵軍タッグチームは一部を除き全て同じ機体同士の編成であったが、本作では互いが異なる機体編成による敵軍タッグが登場する。
  • 時獄篇では左スティックにマップの拡大縮小が当てられていたが、天獄篇では方向キーと同様の操作となり、拡縮は右スティックに当てられている。
  • シナリオデモにおいて上部テキストウィンドウを下部に移動可能になった。
  • 気力の最大値が現在値の右に表記されるようになった。

難易度

時獄篇と比較して大幅に向上しており、近年の王道シリーズでは最も苛烈なバランスに仕上がっている。

序盤から3回行動天才装甲値3200Lv75と反則クラスのボスが登場する他、終盤に至っては照準値250以上装甲値4000(底力の補正も入れると7000程)越えのボスが大挙し、旧シリーズの悪夢を思い出させる。

雑魚ユニットのスペックバリエーションも豊富となっており、開幕から気力130で突貫してくるユニットや難易度がHardでないのに改造が施されているユニットなど、一筋縄でいかなさ加減に拍車をかけている。

敵が異常に強い為に、システムを最大限に活用してこちら側も全力で対処しなければ詰む可能性が非常に高くなっている。 ただ本作で新規に導入されたシステムには強力なものが多く、それらを余裕を持って活用できるようになる中盤以降に関しては序盤ほどの難しさはない。

SRポイントの獲得条件も複雑を極めるものが増え、コンプリートを狙おうとするとツメスパロボ並みの読みが必要。ただ先述したように難易度が大幅に上がっているため、1周目でのポイントコンプリートは見送るのも賢明ではある。

演出面

  • ステージマップは時獄篇同様の2Dトップビュー+頭部ユニットアイコン形式。シナリオデモのレイアウトも時獄篇同様だが、今回は顔グラフィックのバリエーションが大幅に増加し、原作を再現したものが追加。中には中断メッセージ専用のものまで存在する。

参戦作品

★は新規参戦。☆は第2次Z再世篇からの復帰参戦。

スパロボ史上最多となる44作品が参戦。既存作品との関連性が無い初参戦作品は『翠星のガルガンティア』のみ。
『第3次Z時獄篇』で削られた作品のうちサンライズ作品を中心とした5作品が復帰。
『フルメタ』は未アニメ化分が原作小説版名義で再現される事となり、アニメ未登場キャラクターは原作イラストレーターによる描き下ろしが行われると発表されている。
『ヱヴァQ』は4体のエヴァンゲリオンとパイロットのみが登場。(スパログより)

世界観

世界観/Zシリーズ」を参照。

Zオリジナルのメカ&キャラクター

オリジナル要素/第3次Z」を参照。

オリジナルキャラクター

チームDEM

ヒビキ・カミシロ
Z-BLUEに所属する学生でチームDEMのリーダー。「いがみ合う双子」のスフィア・リアクター
西条涼音(さいじょうすずね)
陣代高校の教育実習生。ヒビキのパートナーで、ジェニオンのサブパイロットを務める。
AG
DEMコーポレーションのエージェントロボ。守銭奴ならぬ守チップ奴を自称するほどZチップにうるさい。

ビーター・サービス

ランド・トラビス
ビーター・サービスの実務を担当する修理屋。「傷だらけの獅子」のスフィア・リアクター。
メール・ビーター
ビーター・サービスの経理担当兼社長代行。前経営者・シエロの娘。発育不良で年齢と外見がマッチしていない。

グローリー・スター

セツコ・オハラ
連邦軍人の女性で階級は少尉。コールサイン「スター3」。「悲しみの乙女」のスフィア・リアクター。

スコート・ラボ

クロウ・ブルースト
元ブリタニア軍人のDMバスター。常に借金を抱えている。「揺れる天秤」のスフィア・リアクター。

サイデリアル

皇帝アウストラリス
サイデリアルの皇帝。CVは堀秀行氏。
次元将ヴィルダーク
アウストラリスの正体。「立ち上がる射手」のスフィア・リアクター
尸空(しくう)
サイデリアル部隊の一つ「鬼宿」の隊長。「沈黙の巨蟹」のスフィア・リアクター。
尸刻(しこく)
「鬼宿」の副隊長。CVは庄司宇芽香氏。
エルーナルーナ・バーンストラウス
サイデリアル部隊の一つ「ハイアデス」の隊長。新地球皇国の攻撃部隊司令官を務める「欲深な金牛」のスフィア・リアクター。CVは山崎和佳奈氏。
登場当初は全身をプロテクターに包み「ストラウス」と名乗っているが中盤にてその正体が明かされる。
ダバラーン・タウ
ストラウスの片腕。CVは高塚正也氏。
バルビエル・ザ・ニードル
サイデリアル部隊の一つ「アンタレス」の隊長。「怨嗟の魔蠍」のスフィア・リアクター。CVは岸尾だいすけ氏。
サルディアス・アクス
アンタレス副隊長。CVは置鮎龍太郎氏。
ギルター・ベローネ
アンタレス小隊長。CVは平井啓二氏。

クロノ

キング
クロノ保守派の首魁。
クィーン
キングの秘書を努める女性。
アドヴェント
改革派の中心人物。時獄戦役にて戦死したと思われたが…?
コード:ブルー
コード:ホワイト

御使い

怒りのドクトリン
「怒り」を司る御使い。CVは石塚運昇氏。
哀しみのサクリファイ
「哀しみ」を司る御使い。
楽しみのテンプティ / ティティ
「楽しみ」を司る御使い。CVは大和田仁美氏。

その他

ガドライト・メオンサム
アサキム・ドーウィン
火星のZONEに封印されていた呪われし放浪者。「知りたがる山羊」「尽きぬ水瓶」「偽りの黒羊」を含む4つのスフィアを所持。クィーンにより呼び起こされ、変貌した愛機シュロウガと共に多元世界に牙を剥く。

オリジナルメカ

ジェニオン / ジェニオン・ガイ / ジェミニオン・レイ
ヒビキの搭乗するDEM3号機。あらゆる状況に対応する汎用性の高い機体。
ガンレオン・マグナ
ランドとメールの搭乗するビーター・サービスの商売道具にして拠点。本作では常にマグナモード状態。
バルゴラ・グローリーS
セツコの乗るグローリー・スターのフラグシップ機。サイデリアルによって改修され、さらにパワーアップしたバルゴラ・グローリーの新たな姿。
リ・ブラスタT
クロウの乗るDMバスター1号機。RとBの特徴を統合したリ・ブラスタの最新形態。
ソーラリアン
「Zクリスタル」を搭載した戦艦兼時空制御システム。艦長はトライア・スコート
尸逝天
尸空の搭乗する「鬼宿」の隊長機。生物の死骸が凝り固まった不気味な姿をしている。
尸冥爪 / 尸冥爪・絶
アン・アーレス
シャウラス / シャウラス・リーダー
プレイアデス・タウラ
アルデバル / バン・アルデバル
ジェミニア
ディオスク
アンゲロイ / アンゲロイCAN / アンゲロイANT / アンゲロイHIA / アンゲロイSAG / アンゲロイ・アルカ
ティアマート
バレルアント
エイクロス
連獄篇に登場するセツコの乗機「エイクロス・カスタム」の原型機。
ランボルト
アドラティオ
グラーティア / DEM輸送艦
デイモーン / デイモーン・ポリス
アクシオ・バーグラー
ファイヤバグが搭乗する機動兵器。
シュロウガ / シュロウガ・シン
アサキムの乗る黒き機神。シュロウガ・シンは4つのスフィアを取り込んだ進化形態。
エル・ミレニウム
ゼル・ビレニウム
次元獣ヴァルナー
プロディキウム
アスクレプス / 量産型アスクレプス
ヘリオース

用語

多元世界
時空振動弾により複数の別世界(並行世界)が一つの世界に融合した世界。
UCW
スーパーロボット大戦Z』の舞台だった多元世界の名称。UCの部分は「宇宙世紀」の略称。
ADW
第2次スーパーロボット大戦Z』の舞台だった多元世界の名称。ADの部分は「西暦」の略称。
蒼の地球
新世時空震動によって誕生した二つの地球の片割れ。宇宙から見ると青く見える。
翠の地球
新世時空震動によって誕生した二つの地球の片割れ。宇宙から見ると緑に見える。
DEMコーポレーション
並行世界(=多元世界)間で活動する企業。DEMは「ディメンション・エクストラ・マーチャント」の略称。
DEMシリーズ
次元力を動力源とするDEMコーポレーション製の機動兵器。こちらのDEMは「ディメンション・エナジー・マシンナリィ」の略称。
ビーストハンター
他の並行世界から来た害獣の駆除業。ヒビキもかつて退役軍人である父と共に営んでいた。
テンシ
ヒビキが追っている謎の存在。当初はガドライト・メオンサムだと思われていたが、戦役終盤に違ったことが判明。
クロノ
多元世界を超えて存在する謎の宗教組織。スペースノイドの弾圧を煽動した黒幕。
星間連合サイデリアル
新地球皇国(ガイア・エンパイア)
エタニティ・フラット
時獄戦役
前作『時獄篇』で展開された一連の戦い。
天獄戦争
今作『天獄篇』における一連の戦い。

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ゲーム中データ

分類 記事
全話一覧 全話一覧/第3次Z天獄篇
隠し要素 隠し要素/第3次Z
精神コマンド 精神コマンド/第3次Z
強化パーツ 強化パーツ/第3次Z
特殊能力 特殊能力/第3次Z
特殊技能(特殊スキル) 特殊技能/第3次Z
メカ&キャラクターリスト メカ&キャラクターリスト/第3次Z
オプション オプション/第3次Z
中断メッセージ 中断メッセージ/第3次Z天獄篇
ネタバレ ネタバレ/第3次Z天獄篇

余談

  • やたらに脱字が多く、接続詞や句読点が抜けている部分が散見される。
  • CEROレーティングのアイコンに「恋愛」が追加されている(時獄篇では「暴力」「セクシャル」「犯罪」)。
  • 本作の発売から約2週間後となる2015年4月18日に隠し要素やラスボスなどの敵データを掲載した攻略本がアスキー・メディアワークス社より刊行された。ソフト発売1ヶ月足らずでこれ程の情報量の攻略本がリリースされるのは異例の事である。また本作のプロモーションは全体的に駆け足な傾向にあり、これはソフト発売前後に行われたバンダイナムコグループの再編や、B.B.スタジオの人事異動が影響しているものと見られる。

話題

外部リンク

資料リンク