2018年8月5日(日)のメンテナンスは完了しました。ご協力ありがとうございました。

アサキム・ドーウィン

提供: スーパーロボット大戦Wiki
移動先: 案内検索
アサキム・ドーウィン
登場作品

バンプレストオリジナル

声優 緑川光
デザイン 河野さち子
種族 虚像
性別
外見年齢 20代(不老不死
資格 呪われし放浪者
スフィア・リアクター(夢見る双魚)
テンプレートを表示

アサキム・ドーウィンは「Zシリーズ」の登場人物。

概要[編集]

スーパーロボット大戦Z』において初登場した、人型機動兵器のシュロウガを駆る青年。

境遇[編集]

彼は自身について「過去に大罪を犯し、死ねない身体となった」人間であると発言しており、この状態を「無限獄」と評している。「太極」に到れば、無限獄に囚われた自身の運命を解放することが出来るとのことで、そのために必要な12の鍵「スフィア」を求めて平行世界間の転移を繰り返す中で、Zシリーズの世界にも転移する結果となったことを告白している。つまる所彼の目的は、極論すれば「死という終わりを迎える事」、もっと言えば「自身の存在の完全な消滅」であるのだが、それに至るために「死なない存在」という自身の不滅を最大に利用しているのは皮肉としか言いようがない。

行動[編集]

彼の行動はランド編、セツコ編の間で非常に大きな相違があり、受ける印象も大分異なるものとなっているが、大筋ではこの目的を最優先としているが故に、必要に応じて紳士的にも残酷にも振る舞い分けているものと思われる(スフィアの共鳴条件が違うためと言う理由も大きい)。

UCW多元戦争では、ランドやセツコに接触しつつ目的のため暗躍していたが、軌道エレベーターでの決戦で撃墜され死亡。しかし太極の呪いによって爆散した乗機共々現世に引き戻され、ADWに現界。破界事変ではその世界に存在した「偽りの黒羊のスフィア」「揺れる天秤のスフィア」を求め、時折ZEXISと共闘しつつ暗躍。最終的にはアイム・ライアードを撃破し、クロウの共鳴を待ちつつ、姿を消した。劇中ではスフィアを求める傍ら、神根島の遺跡を訪れ、「自らを縛る力の根源」に関して言及している。

再世戦争では、インサラウムの設置したZONEにて、序盤に登場し転移してきたセツコ・オハラと邂逅。ZONEの封印を促し、のちに自らの身を持って他のZONEの封印を行う。その真意はZONEで抽出される源理の力に己を浸すことによって、自身の持つ二つのスフィアの内の一つ「知りたがる山羊のスフィア」を操る能力を得るためであった。

ZONEから解放された後、「知りたがる山羊」の力を用い、復活したアイム・ライアードを無力化するが、その止めと「偽りの黒羊」は「尽きぬ水瓶」のスフィア・リアクターであるユーサー・インサラウムに奪われる。

ゼロレクイエムルートと黒の騎士団ルートでは終盤の展開がやや異なる。火星の決戦にてガイオウと結託し、「偽りの黒羊」と「尽きぬ水瓶」のスフィアを手に入れるべくユーサーに襲いかかるのは共通となっているが、ゼロレクイエムルートではユーサーに止めを刺し「偽りの黒羊」と「尽きぬ水瓶」を奪うものの、追い詰められたところでクロウ、ランド、セツコによって3つのスフィアの力で火星のZONEに封印されるという展開になっているのに対し、黒の騎士団ルートではガイオウに返り討ちにあったユーサーに止めを刺そうとしたところで、前述の3人に加えユーサーが加わった5つのスフィアの力により封印されるというものになっている。つまり、「偽りの黒羊」と「尽きぬ水瓶」のスフィアを手に入れたか否かという違いである(正史はZRルートであり、4つのスフィアを手に入れている)。

天獄戦争において、ツィーネの手でサイデリアルを牽制すべく眠りから解放され、蒼の地球に揃った8つのスフィアを手に入れるべく再び暗躍。その中で、かつて己を無限獄に落とした御使いの一人・アドヴェントと行動を共にするようになったが、結局彼も御使いの独善に染まっていたことを理解して離反。ヘリオースの力をあえて受けることで原理の力を体得し、シュロウガを変貌させる。

さらに、火星のZONEの中で己の存在を自問自答し続けた結果、人間として生きることを願い、アカシックレコードに触れたことで「知りたがる山羊」の、無限獄から放たれる時を夢見たことで「夢見る双魚」の、本心を隠してアドヴェントと組んだことで「偽りの黒羊」の、シュロウガを生み出した誰かの人間の生き様に対する愛で「尽きぬ水瓶」のリアクターとなり、その力を引き出すに至った。そして、ヒビキ達の持つスフィアを手に入れるべくカオス・コスモスへ先行、エス・テランでZ-BLUEとの決戦に臨む。しかし、その決着間際、アドヴェントによってアサキム自身も知らなかった真相が明かされた。

それを知らされて自我が崩壊したところをアドヴェントに吸収され、至高神Z降臨の生贄とされる。しかし、激戦の最中に地球から届けられた生命の力によって目を覚まし、至高神Zに己の死を願ったことでアドヴェントの永遠を崩す。

超時空修復が成功し、再構築される世界の中、生と死の狭間でセツコ達や死したサイデリアルのリアクター達と邂逅。無限獄から解き放たれ、シュロウガと共に新たな地平へと去っていった。

攻略本に描かれている全身画ではマントというより全身が隠れるクロークに近い黒衣を纏っており、両腕に繋がれた鎖が左足にもちらりと見えている。

実は生身で自軍の前に現れたことはほとんどなく、大半のケースではシュロウガに乗っている。そのため、自軍の前にいない時、どこで何をしているかは不明。

人物[編集]

冷酷にも温厚にも取れる両極端な性格だが、ランドとの接触時には辛うじて「素」の片鱗が垣間見られる。また、エス・テランでの決戦時の言動もあわせて考えると、永遠に呪縛されているがために冷酷な振る舞いに徹しているものの、本来は(即ちシュロウガの求めた存在としては)、義理堅く人情味のある人物であるらしい。ただ、無限獄からの解放のためにスフィアを狩り続けているため、どうやら立ち寄った世界全てで敵を作って来たらしく、本人も「痛罵には慣れている」と述べているなど完全に開き直ってしまっている。

当人も自分のやっていることが罪悪だという認識はあるようだが、他に解放される手段を知らないためまったく止まろうとしない。

もう一つ欠かせないのが、隠喩や暗喩、遠まわしな表現や独特の名詞を多用した特徴的な台詞回しである。これについて桂は「自分の世界を展開されてわけがわからなかった」、ロジャーは「詩的過ぎて理解の外にある」などと評しており、太極に近い面子以外はアサキムの会話に全くついていけていない。特に戦闘台詞でこの傾向が顕著。

正体[編集]

その正体は、乗り手を失った並行世界の至高神ソルであるシュロウガがそれを補い、孤独を癒すため、本来のパイロットを模して自ら構築した実体を持つ虚像であり、大罪にまつわる過去などは最初から存在しなかった

アサキム自身はシュロウガが撃墜されるたびに消滅しており、復活したシュロウガがその瞬間までの記憶をダウンロードして再構築していた、というのが不死身のカラクリである。随所で見せていた意味深なモノローグや言動は、全てシュロウガの記憶であり、アサキムのものではなかった。

すなわち『Z』で登場したアサキムと、『第2次Z』のカラミティ・バース直後に現れ『第3次Z』の天獄戦争中盤でヘリオースに撃墜されたアサキム、そしてエグゼリオ変動重力源戦に現れたアサキムは記憶を引き継いだだけの、肉体的には別人ということになる(『第2次Z』→『第3次Z天獄篇』の間は生きたまま封印されたため同一人物であることは間違いない)。

マサキ・アンドーとの関連[編集]

彼と搭乗機シュロウガには、それぞれマサキ・アンドーサイバスターを連想させる数々の設定がちりばめられており、『Z』での登場当初からその関連性が噂されている。よく指摘される点は下記の通り。

  • アサキム(ASAKIM)という名前がマサキ(MASAKI)のアナグラム。また、姓のドーウィンはウインド(風:サイバスターは風の魔装機神)のアナグラムとも、アンドーに似せたネーミングとも指摘される。
  • 声がマサキ役の緑川光氏。
  • シュロウガの武装がサイバスター及び一部の魔装機のそれと酷似している。
    • 特にレイ・バスターの戦闘アニメでは、サイバスターらしき姿が一瞬表示される。
  • 登場人物達がアサキムを表現する際に何かと「風のようだ」と言っており、アサキム自身もそのような台詞がある。

後に『魔装機神DS版』の発売前告知において寺田Pが「『ア』がつくあの人は『Z』のオリジナルキャラクターなので出ない」[1]とアサキムについて遠回しながら明言していることから、制作側が意図的に類似点を持たせていることは間違いないと思われる。現時点ではマサキのセルフオマージュに止まるもの(いわば、一種のお遊び的な設定)と推測する向きも多いが、明確なアナウンスはないため、マサキとの関わりについての真相は謎のままとなっていた。

『第2次OG』においてはユーゼス・ゴッツォがマサキに対し、「何度も同じ人間として転生している認識を持っていれば、お前はその姿ではいられない」という趣旨の、明らかにアサキムのことと思しき発言をしている。この事から、アサキムの素性は「再有生の認識を持ったがゆえに己を失ったマサキの並行存在」だとする説が挙げられていたが、『天獄篇』においてアサキムの正体が上記の通りだと判明するに至り、(仮にシュロウガとサイバスターに何らかの関わりがあったとしても)少なくともマサキ本人でないことは確定した。 ただし、それはそれでまた別の疑問を呼ぶことになるのだが…(詳細はシュロウガの余談にて)。

登場作品と役柄[編集]

Zシリーズ[編集]

スーパーロボット大戦Z
本作のライバルキャラクター。ランド編においては、主人公であるランドとは不思議な縁で結ばれた間柄であり、ランドからはその人間性を認められている。ランド編では何度かスポット参戦してくれる(しかも操作できる)上に最終面で条件を満たせば味方になる。
一方、セツコ編では完全な敵役として登場し、セツコに宿るスフィアの力を解放すべく徹底的に彼女を嬲る。その為、セツコ編では説得不可。ちなみにランド編では第15話まで出て来ないが、第5話で連邦軍に砲撃を仕掛けたのは彼である可能性が高い(この時点の面子を考えると彼以外に可能なキャラクターがいないため)。
ランド編では何かと彼の前に現れ、時に共闘、時に敵対と複雑なやり取りを繰り返して名実ともにライバルと言える立ち位置だが、セツコ編では中盤以降出番がいきなり減少し、スフィア覚醒後のまともな戦闘は最終話のみ。
スーパーロボット大戦Zスペシャルディスク
アナザーサイドレコードとミッションバトルに敵として出現。さすがに本編ほど深くは関わって来ない。
第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
プロジェクト・ウズメ発動直後に次元を超えてきた。その場にいたクロウスフィアの所持者と分かるとその場から去る。軌道エレベーターで撃破された後となっているらしく、ZEUTHの面々は彼が生存していた事に驚愕していた。今回は味方NPC及びスポット参戦のみで、敵としては戦わない。一度だけイベント戦闘で敵側になるが、その時もスポット参戦時のデータが使われている。アイムアリエティスのスフィアを狙って、アイムが追い詰められた隙を突いて撃破。以後、姿を消す。なお、『第2次Z』のアサキムは、新録が行われていないどころか、一切の特殊台詞が削除されてしまっている。
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
『破界篇』にて「偽りの黒羊のスフィア」を強奪したかに見えたが、アイムは自身のスフィアの力によって死を偽装していた。本作では「知りたがる山羊」と、もう一つスフィアを持っていることが明かされる。終盤で何度か敵として現れるが、大抵の場合もっと強い敵が近くにいる。最終的にはクロウ、ランド、セツコのスフィアの力でシュロウガ諸共ZONEに封印されることに。
第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
『天獄篇』の予告に登場。ツィーネに目覚めを促されているが……?
なお、ここにしか出てこないがしっかりキャラクター事典に登録される。グラフィックは新規。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
序盤の山場である第15話で堂々登場。この時は味方NPCだが、他のNPCと違いバサラが歌うとダメージを食らう上に反撃してくる。今回自軍の前には7度姿を表し、第15話ではNPC、第23話・第46話・第55話ではPCとしてスポット参戦。第31話・第58話・第60話で敵対。第60話ではシュロウガ軍団を率いて決戦を挑んでくるが、過去作が遊びにしか思えないほどの恐ろしい強さを誇る。特に機体のシン化後は3回行動を保持する他、最終戦ではイベントで毎ターン「覚醒」がかかるため、何とシリーズ初の4回行動を実現する。イベントの流れの関係で1ターン撃破することになるので気づかれにくいが、アドヴェントよりも先。
今回は遂にその正体と、所持するスフィアの最後の一つが明かされることに。

パイロットステータス[編集]

能力値[編集]

全ての能力に優れ、特に回避命中技量が際立つ。撤退条件は特に設けられていないことが多く、大抵は真っ向から相手にしなければならない。基本的にランドやセツコを最優先で狙ってくるため、これを利用して味方陣形内に誘いこんでやろう。ただし広範囲のマップ兵器には注意すること。シュロウガはボス格の中では脆い方なので、当たりさえすれば割とあっさり墜ちる。ちなみに防御だけは名有りの敵では低い部類。

精神コマンド[編集]

Z
迅速直感てかげん覚醒
てかげんはスフィア所持者を直ぐには殺めないためと思われる。「集中」がないためランド編参戦時は連続ターゲット補正が足を引っ張る。
第2次Z
加速直感てかげん直撃覚醒
迅速が加速にランクダウンし、新たに直撃が追加。スポット参戦時は次元獣D・フォルトに悩まされることになるため、ありがたい追加。やはり「集中」がないため、連続ターゲット補正に悩まされる。『第2次Z再世篇』ではエースボーナスという形で「集中」が使えるようになった。『第3次Z天獄篇』では「直撃」が消滅。

特殊技能(特殊スキル)[編集]

Z(敵対時)
カウンターL9、ブロッキングEセーブ底力L9、気力限界突破
底力の成長率がダントツに悪く、カンストはレベル72。実は打たれ脆いのだろうか。
Z(味方時)
カウンターL9、見切りブロッキング
極が見切りにランクダウンし、技能の数が半分に減っている。
第2次Z
カウンターL7、ブロッキングEセーブ底力L5、気力限界突破
『Z』の敵対時と比べるとカウンターと底力のレベルが下がっただけで、ラインナップは変わっていない。なおこれはスポット参戦時のものであり、味方NPCとして登場する際はさらにそれぞれレベル1下がっている。
第3次Z天獄篇
底力L6、カウンターL5、精神耐性気力+ボーナスマルチターゲットダッシュ3回行動
3回行動は終盤で習得する。ゲーム中では何度かスポット参戦するが、やはり3回行動は消える。

小隊長能力(隊長効果)[編集]

「小隊移動力+1」「回避率+10%」
シュロウガの速さをさらに強化する強力な効果。これのせいで斬り込まれた時が怖い。しかも効果はOGシリーズのマサキのエースボーナス(移動力+1)の完全上位互換。

固有エースボーナス[編集]

「与ダメージ1.2倍」
『第2次Z破界篇』で採用。要するに常時アタッカーが発動しているのと同じこと。スポット参戦なのがあまりにも惜しいが、もし敵にまわっていたら恐ろしいことになっていただろう。
「気力130以上で、自軍フェイズ開始時に精神コマンド『集中』が掛かる」
『第2次Z再世篇』・『第3次Z天獄篇』ではこちらに変更。極と合わせて最終命中率・回避率が60%になる恐ろしいボーナス。スポット参戦時は出撃時から必要気力に達しているため思う存分暴れることが出来る。なお、敵対時には『天獄篇』の難易度ハードで習得。

パイロットBGM[編集]

「BLACK STRANGER」
アサキム・ドーウィン及び、シュロウガのテーマ。敵時はこれ。ランド編最終話での味方加入時にもこれが設定されるが、ジ・エーデルのBGMが優先されるため意味はない。『Z』では一度ゲームをクリアしないとサウンドテストに登録されない。読みはブラック・ストレンジャー、即ち「黒き異邦人」といったところか。『第2次Z』では既に立ち位置が敵のため、常にこれが流れる。戦闘アニメーションでマサキ&サイバスターとの関連を指摘されることが多いアサキムとシュロウガだが、曲の方も同様で、音程はまるで違うが、Aメロは「熱風! 疾風! サイバスター」のAメロ、サビは「ラ・ギアスの風」のイントロのアレンジとなっている。
ちなみにイギリス英語では「BLACK STRANGER」は「赤の他人」を指す[2]。つまり、このタイトルとマサキを思わせる要素で「マサキではない」というネタバレが成立している。
「BATTLE CHOIR」
『Z』での味方時はこれ。ちなみにレーベンなど、スポット参戦するオリジナルキャラは味方時は全てこの曲が流れる。読みはバトル・クワイア、「戦いの聖歌」となる。

人間関係[編集]

スーパーロボット大戦Z[編集]

ランド・トラビス
「傷だらけの獅子」のリアクター。スフィアの力を解放すべく、アサキムが狙った獲物の一人。しかし最終的には不思議な友情で結ばれて持ちつ持たれつの奇妙な関係となった。最初は友人の振りをして近づいたため、ランドからは「兄弟」と呼ばれるような間柄になる。後に本性をあらわしランドと敵対するが、その時でさえも酒を酌み交わしている。ランドがアサキムの目論みをことごとく打ち破ったことが逆に新鮮だったようである。条件を満たせば最後の最後でランドの説得に折れて味方となる。
セツコ・オハラ
「悲しみの乙女」のリアクター。スフィアの力を解放すべく、セツコの大事な者を次々に奪っていく。特に「残されるもの」における、彼女の心を壊そうとするイベントはあまりに残酷である。アサキムのセツコへの邪悪な策略は不幸にもことごとく成功してしまうため、プレイヤーへのアサキムの印象がランド編とは真逆になりがち。しかしその一方で、自らの仕打ちに苦しみながらも決して歩みをやめないセツコの姿には感じ入るものがあったようで、決戦前には彼女に礼を述べている。とはいえ、やることは変わらないのだが。
ランドと違って、リアクターでない素の彼女自身にはそんなに興味がないようで、スフィアの覚醒を確認するとさっさと撤退してしまうことが多い。
ツィーネ・エスピオ
ツィーネにとって、彼は自身の心を癒してくれる唯一の人物であり、恋愛感情にも似た信頼感を抱かれていた。
天獄篇ではサイデリアルのリアクターを牽制するために彼女によってZONEから解放されている。
メール・ビーター
次元振動の混乱の中でメールを保護したため、彼女からは信頼されている。元々は彼女のスフィアを覚醒させる為に利用しようとしていたのだが、最終的にはランドと同じく彼女ともそこそこ良好な関係を築く。
デンゼル・ハマートビー・ワトソン
セツコのスフィアを覚醒させる為に彼らを殺害。更に平行世界の彼らを召喚し、利用する。平行世界のトビーはアサキムに利用された事を恨んでおり、「クズなド外道」と呼んでいる。
エーデル・ベルナル
協力関係。もっとも、ジ・エーデルとのつながりを考えると、彼女の素性はとうに知っていたはずであるが。
黒のカリスマ
「太極の力」を手に入れるべく協力関係をとっている。ランドルートでは最終的に彼の正体であるジ・エーデルと決別し、刃を交える展開も。御使い打倒という共通の目的を持つ同士でもあり、Z本編ではジ・エーデルが滅多に見せない真剣な様子で会話している場面も見受けられる。

第2次スーパーロボット大戦Z[編集]

アイム・ライアード
互いに次元を彷徨う放浪者にして「偽りの黒羊」のリアクター。アサキムはアイムのスフィアを狙い、スフィアが完全覚醒したところで殺害……を試みたが、スフィアの力に阻まれて失敗した。最終的にはユーサーにトドメを奪われ、その手で狩ることは出来なかった。
クロウ・ブルースト
「揺れる天秤」のリアクター。破界篇では最終的にスフィアとの共鳴がなされていないことを理由に見逃す。『再世篇』では本格的に狩りにかかるが、予想外の事態に見舞われて失敗する。
マルグリット・ピステール
クロウと出会い頭に対面するが、彼女の風貌から「インサラウムの騎士」と察する。初対面にも関わらず、アサキムはインサラウムのことを知っていた様子であったが、『再世篇』にてそのあたりの事情が判明した。
ユーサー・インサラウム
「尽きぬ水瓶」のリアクター。ゼロレクイエムルートではまんまと彼のスフィアを手に入れる。黒の騎士団ルートでは一時的に同盟を結ぶが、中華連邦で余計なことを言ったばかりに怒った彼の逆襲を喰らうハメに。
ガイオウ
『第2次Z』での盟友。スフィアを狩るアサキムと協力していたのは、最終的な目標である御使いの打倒で一致したためである。
エルガン・ローディック
アサキムの存在を知っており、不動GENなどと同じく「罪人」であることが示唆されている。場面によって「お前」「君」「あなた」と彼への二人称が変化しているが、『再世篇』にて素性が判明。「君」と呼んでいたのは『Z』のラスボスのジ・エーデルだったらしい。

第3次スーパーロボット大戦Z[編集]

サイデリアル
スフィア・リアクターを中心とした星間連合組織。蟹座牡牛座蠍座射手座のスフィアを保有しており、アサキムにとっては彼らも標的だが、さすがに正面切ってこの組織に対抗するほどの力はないためか、太極の核となる双子座のスフィアを真っ先に奪取することはできなかった。
御使い
かつて自身に不死の呪いをかけ、無限獄へ堕とした元凶。アサキムの目的である「スフィアを集め、太極に至る」とは、スフィアの力で彼等を倒し、無限獄から解放される事を示していると思われる。
ヒビキ・カミシロ
「いがみ合う双子」のリアクター。新たな太極そのものとなった彼に興味を持っている。

関連が推測される人物[編集]

マサキ・アンドー
造形的な意味でのオリジナルに当たる人物。アサキム自身はマサキとは直接的な関わりはないが、明らかに彼を意識した部分が多く、シュロウガの「前身」と合わせ未だ詳細は謎。

版権作品との人間関係[編集]

不動GEN
Z』においては彼もまたアサキムと同じ「罪人」であり、アサキムも彼の正体を看破している風の発言をしている。『第2次Z破界篇』にて知り合い、彼の客人としてDEAVAのメンバーに紹介される。
神勝平アポロシン・アスカ
セツコやランドに対して行った仕打ちと、カイメラと共に働いた数々の所業故に彼らからは激しく敵視されている。『第2次Z破界篇』ではルートによって、『第3次Z天獄篇』ではラース・バビロンでの戦いで彼らと共闘することになるが、いずれもアサキムに強い敵意を見せている。
なお、アポロは『Z』時点でアサキムの正体に勘づいていた(詳細はアポロ項の「スパロボシリーズの名台詞」を参照)。
C.C.
原作の時点で不老不死が明言されていた彼女だが、『第2次Z破界篇』ではゼロに対し、彼女もまた「罪人」であることを教える。そして彼女自身に対し、「会えて嬉しいよ」と語ったが、当の彼女は無言であった(ただし、めったに見せない真剣な表情をしている)。
アネモネ
『第2次Z破界篇』において、彼女から御使いの存在を教えられ、自分を呪った存在であると知る。

名台詞[編集]

戦闘台詞[編集]

「シュロウガよ…闇を抱き、光を砕け!」
シュロウガの必殺技「レイ・バスター」使用時のセリフパターンの片方。実はIMPACTのCMソング及びOG2のテーマソングである「Machine Soul(2005)」に「閃光(ひかり)放ち、暗黒(やみ)を切り裂いて」という歌詞がある。ご丁寧にOG2のPVではちょうどこの歌詞の際に、レイ・バスターに対応する武器であると思われるアカシックバスターの使用タイミングが重なっている
「罪魂を欲し! 貪り! そして、自らの魂まで喰い尽くせ!!」
「フッ……堕ちてみれば、心地いいものだよ」
「レイ・バスター」使用時の台詞。余談だが、「罪魂」が「大根」に聞こえるユーザーもいるとか。
「さあ、至福の悲鳴をあげろ!」
「苦しみ!もがき!そして、堕ちるんだ!」
「ランブリング・ディスキャリバー」使用時の台詞パターン。どう考えても「BATTLE CHIORE」には合わない台詞の上、ランド編味方時にもこれが適用されるため、この時点で嫌な予感がしたユーザーも多いだろう。
「ジ・エーデル…君に至高の快楽を与えよう」
ジ・エーデルとの特殊戦闘台詞。結構前から繋がりはあった為、彼の性癖については既知の様子。
「ジ・エーデル……僕は君のものにはならない」
「楽しむがいい、ジ・エーデル……今のうちにね」
ジ・エーデルから被弾した時のセリフ。
「その力が成長すれば、いずれ君たちは……」
「悠久の時を彷徨えば、善悪の基準は反転する……!」
ゲッターロボ、及びゴッドシグマとの戦闘台詞。ゲッター線トリニティエネルギーも、立ち位置や使う者の違いで善悪が入れ替わる、ということを作中で証明したエネルギーである。
「桂木桂……君の運命は数奇だね。僕と似ているかもしれない」
「あの力が僕にも干渉している……?」
対桂。真の特異点と呪われし無限の放浪者、その共通項とは……。
「獅子の涙滴は、新たな扉を開く……」
対ランド。過去を思い涙する「傷だらけの獅子」ガンレオン。彼が見ているものは……。
「獅子の後には狼が続く…!」
「獅子の前には狼が立つ…!」
ランドへの援護攻撃・防御時。恐らく機体の元ネタ「次元烈風狩狼哉」繋がり。ちなみにアサキムは援護スキルを持っていないため、バトルビューワーで見ることになる。
「悲しみのブルー……いい色だ」
「君に明日を救うことが出来るか?」
対マリン。言うまでも無く主題歌ネタ。
「人が人である限り、真の革新は訪れない」
「人は神にはなれない! 歴史がそれを証明している……!」
ニュータイプからの被弾時。恐らく真化のことだろう。後者に関してはかつてニュータイプ部隊に所属していたある男も似たような台詞を言っている。
「創造は破壊、破壊は創造……フフフフ」
アクエリオンからの被弾時。コイツではあるまいに。あるいは、遭遇したことでもあるのだろうか。
「虚空に刻まれた僕の負念で!」「全時空を破界し、再世する!」
ジェノシック・ノヴァでの前置きの台詞。
「…僕は辿り着いてみせるよ。今度も…あの門にね」
とどめを刺すとこちらのセリフを呟く。スパロボで門というと専ら一つしかないが、あの門だろうか。
「さあ、数多の天罪を清算しよう」
「これは僕の贖罪なのさ」
ジェノシック・ノヴァ開始時の台詞。
「君が真実に! 太極に! 神話の果てに到達することはない!!」
ジェノシック・ノヴァでの後置きの台詞。「真実に」というフレーズがなければ別に不自然でもないのだが、わずか一言入っただけで一気にパロっぽくなっている[3]
「天の獄……それは静死したこの惑星そのものだよ」
『第3次Z天獄篇』第60話限定の特殊戦闘台詞。

Z[編集]

両ルート共通[編集]

(そして、僕が僕であるために…僕に似た者を全て抹消し、太極へと至る)
第32話、いずこか知れぬ場所でのモノローグ。
「僕は呪われし者……。過去に大罪を犯し、無限獄へ堕落した。そして、魂と翼を闇黒に染め、因果の鎖に囚われてしまったのさ」
「僕は探さなければならない。『』と……かつての僕に近しい存在を。全てをやり直す者よ、君の力を見せてくれ。そうすれば、見つかるかも知れない。僕が失った因子を持つ者が……」
第49話「幻想のメトロポリス」にて、パラダイムシティの地下迷宮最深部でエンジェルと邂逅して。黒く染まった「翼」はシュロウガのことと見て間違いないだろう。彼が探しているのはスフィアの他、「かつての自分に近しい存在が持つ、今の自分にない因子」らしい。
もっとも、これらがシュロウガの記憶に依拠するものであることを考えると、その意味は変わってくる。
「今の僕の魂に自由はない。全ての因果は無限獄に縛られている。同じなんだ、あの堕天翅達や君たちと共にいる『彼』と」
パラダイムシティにて自身を評して曰く。どうあろうと不滅の枷から抜けだせない、ということなのか。後半の台詞は堕天翅達と不動GENを指したもの。
「その通りだ。ゲッター線に選ばれし者よ」
終盤にパラダイムシティ竜馬に対して言った台詞で彼とゲッター線の関係、そして平行世界の彼の存在を知っているようだ。おそらく自分で見たか、黒のカリスマにでも聞いたのだろう。
「存在したという事実を消すことは、太極であっても不可能なのさ。だから、太極は記憶を消す。それは存在を消すことに近いからね」
太極とパラダイムシティの関係について。本来パラダイムシティは、このようにしてメモリーを失った者達が集う世界の雛形だったのだが、時獄篇でこれが現実化。ZEUTH、そしてZEXISの面々が、かつての仲間達のメモリーを次々と失っていく様が描かれており、太極すなわち至高神ソルの力の凄まじさを物語っている。
「無駄な事を……既に太極の意志は発動している」
第58話「メモリーズ」における、パラダイムシティでの台詞。ザ・ビッグの出現による世界のリセットを垣間見て、なおも諦めないZEUTHの面々の意志を「無駄」と一蹴するが、ランド編では直後に彼から「腰抜け」と一喝される。なお、この後リセットそのものはロジャーのネゴシエイトによって回避されるものの、これによってZEUTHの面々は烙印を受け、直前にアサキムが言ったとおり記憶を消される事態に……
「新世界の統治者にそのようなものは必要なかろう」
第60話にて、エーデルに対して。助力などいらないだろう、と言い切るのだが、彼がエーデルの正体を知ることを考えると、恐らくは皮肉のつもりで口にしたのであろう。
「その尊大な物言い…。滑稽だね、エーデル・ベルナル」
黒歴史ルートでは、上の台詞の後にこう言い放つ。後に明かされるアサキムの正体を思うと、物凄く皮肉な台詞である。

セツコ編[編集]

「残念ながら、シュロウガはそう簡単には崩れない。狭間にいるんだ、現世と幻世の」
「それに…太極へと先んじているのさ」
第21話「残されるもの」にて。セツコとトビーのバルゴラ2機を相手にして、シュロウガの強さの秘密について言及。この後、トラジック・ジェノサイダーにてバルゴラを返り討ちにした。
「その眼は何だい? 君に許されるのは泣き叫ぶことだけだよ」
同じく「残されるもの」より。セツコ編のアサキムは妥協不能の完全な悪役である。
「今から君に黒獄の刻が訪れる! 苦しみ、嘆き、もがき、そして!」
「耐えがたい悲しみと恐怖を抱きつつ、堕落して行くのさ! アハハハハ!」
「僕も歩んで来た道だ! はたして、君はどこまで堕ちるかな!?」
直後、狂乱するセツコを見降ろして。もはや悪役以外の何物でもない言動。
なお、セツコルートでアサキムが一番目立つのはこのイベントだが、これ以降は徐々にフェードアウトしていくことに。
(幾多の世界を彷徨えば、よくある出来事……僕もそうだったよ)
「カウント・ダウン」におけるモノローグ。並行世界のチームメイトと戦うセツコを見て、かつての自分を重ねる。スフィアを追って多くの世界を巡る中、アサキムもまた敵を作り続けている(少なくともこの時点で「知りたがる山羊」を奪っている)。
「……僕の負けだな、セツコ」
「だが、君の復讐は終わらない……今の僕は死ぬことが出来ないからね」
「僕が僕であるために……僕が失ったものを求めて……この世界に別れを告げよう……」
セツコ編決戦後の台詞。シュロウガの爆炎の中に姿を消し、彼は再び平行世界の放浪者となる……。

ランド編[編集]

(仲間…か。甘美な響きだね。昔を思い出すよ)
第21話「父の思い出」より。アサキムには「昔」などなかったので、シュロウガの記憶だろう。
「…今回の転生も失敗か…」
「ならば、来世のために君の魂を貪ろう。このシュロウガで」
第32話「俺が俺であるために」より、セツコと対峙して。ずっと以前から「悲しみの乙女」を追い続けていたようだ。しかし「今回も」というには何度も「悲しみの乙女」のリアクターを追って来ているわけであり、アサキムの放浪はかなり過去から続いているようだ。
「…不思議な味だね」
第47話「俺達の行き先」にて、ランドと共に酒を呑んだ際の感想。飲んだことがないのか、なにやら渋い顔をしている。ただ、直後に「飲んだことがないのか?」「ここでは、ね」とやり取りをしている。
「…昔によく聞いた、陳腐な台詞だね」
第47話「俺達の行き先」にて、ランドを守るためシュロウガに搭乗した後、チンピラから「これだけの数を1人で相手に出来るか!」と言われて。彼、というかシュロウガはこういう場面に遭ったことがあるのだろうか?
「楽しかったよ、ザ・ヒート。あとは君に痛みの悲鳴を上げさせ、傷だらけの獅子を完全に目覚めさせるだけだ」
「メール・ビーター……スフィアにとらわれた君の属性は変わりつつある。そして、君の魂をシュロウガが貪れば、僕は今度こそ望みのものを手に入れることが出来るかも知れない」
「さよならだ、ザ・ヒート。僕はまた君に会えるかも知れないが、君はもう僕には会えない」
同上。ついに本性を現したカイメラとの戦いの前に。
「フッ……君との戦いを終わらせるのが惜しくなったのさ」
「僕には時間は無限にある。それこそ宇宙が終わる時まで……また会おう、ザ・ヒート。その時こそ君の命を貰う」
決戦後、ランドにあっさり負けを認めた事を指摘されて。アサキムが死を求める不死者であることを考えると、痛烈な自身への皮肉とも取れる。この時の彼は笑顔ではあるが、その内心は……。
「その通りだよ、ザ・ヒート。君は僕をわかってくれているね」
最終話後半マップで味方増援に現れた際、ランドから「楽しそうなんで顔出しか?」と言われて。彼の素の部分が垣間見える台詞。自身の最大の目的であるスフィア狩りを差し置いてあっさり負けを認めたり共闘を考えるあたり、ランドの事を相当に気に入っている事が解る。
ジ・エーデル「こりゃビックリ。まさか君と戦うことになるとはね」
アサキム「驚く事はないよ。君と僕を繋ぐ因果は少ないからね」
ジ・エーデル「フフン……じゃあ、始めようか。この機体は人造スフィアみたいなものだよ。君に勝てるかな?」
アサキム「ククク……君も堕ちて見るかい? 常闇の牢獄へ」
ジ・エーデルとの戦闘前会話。スフィアに通ずる者同士の会話だけに、互いに傍からでは意味がわからない台詞である。

ZSPD[編集]

「僕を捕獲する…… か。冗談にしても不愉快だね」
アナザーサイドレコード第2話「接触」より。本編の動向と合わせ、自分を縛るものに反発する辺りはシュウやキリコに似ている。
「因果の牢獄に囚われし、堕ちた天翅達…… 同じ呪いを受けた僕を求めるか。だが、僕は行くよ。これ以上の枷は不要だからね」
同上。どちらも御使いによって呪縛された存在である。
「僕を抱く深闇に触れて見るかい? 君たちの想像通りの代物か……それとも、別物か。知った所で、得はないだろうけどね」
「黒の意志」での戦闘前台詞。確かに。
「茶番か…… それを言うなら、僕の存在そのものがそうかもしれないね。だから、僕は抗う…… 僕を縛ろうとするものに」
同シナリオでツィーネの撤退を見届けて。何気に自らの存在を「茶番」と評している辺り、自分が虚像であるという事実にはとっくに気づいていたのかもしれない。さすがに「他の誰かの代用品」とまでは思わなかったようだが。

第2次Z破界篇[編集]

「…そうか…。僕は…また引き戻されたのか…」
初登場時の台詞。周囲を見回し、未だ自身が放浪の中にあることを自覚する。言いまわしからするとセツコルートで敗れたか、ランドルートの時空修復に巻き込まれたものと思われる。
「なるほど…。君達も無限獄に囚われた者なんだね…ならば、その魂…解き放つ!」
上記の台詞の後、次元獣に対して。直後、ディノダモン級に対し攻撃を開始する。このほか、次元獣を「哀れな亡者達」と呼んでいたり、「あの亡者の相手をするのは僕としても心苦しいものがある」と発言していたりするため、アサキムは次元獣の正体についてある程度知っていたと推測される。
「…アサキム・ドーウィン。今はそう呼ばれている」
次元獣を殲滅した後、クロウに名を尋ねられて。かつては「アサキム・ドーウィン」以外の名で呼ばれたことがあるのだろうか? だとすれば、彼をその名で呼んだのは何者なのか? これについては未だに答えが出ていない。
「では、クロウ…君は幸運だよ。まだ殺す価値が無いからね」
ZEXISとの共闘を終え、クロウへと発した不吉な台詞。確かに、この時点どころか破界篇全体を通し、クロウが共鳴する事はなかったのだが。
「そして、これからは君達も」
第27話にて。日本ルートでは桂木親子、宇宙ルートではDIVAのメンバーに対して発言。自らを呪われし放浪者と称した後に続けた台詞。これが意味することとは…?
「呪われし放浪者……だが、その檻を破る鍵は存在する。そして、この世界には全ての元凶……太極の手がかりがある。僕は求める……僕自身を解き放つ力を!」
第27話の戦闘前台詞。
「自分の中の恐怖と後悔に揺れながらか?」
「揺れる天秤…僕は君の目覚めを待つとしよう」
第27話の去り際、クロウに対して。「揺れる天秤」の目覚めとは……。
「呪われし放浪者だよ…。君に力を授けたものと同じくね」
エリア11ルートにてゼロに対し発言。C.C.のことだが、彼女はどちらかというとGENやサンドマンに近い「不死の呪縛」を受けているらしい。
「やはり、君は君だ。呆れるほどに」
エルガンとの会話において。エルガンの同一存在である「Z」のジ・エーデルに対しての感想だったらしいが、ここからすると彼に対しては心底呆れている様子。
「無限獄を彷徨う罪人…。君に会えて嬉しいよ」
こちらはC.C.に対して。彼女を初めとする「コード」持ちは不老不死であるため、そこから推測するに、「無限獄」とは単に「生き続け、存在し続けるという呪縛」であるらしい。
「呪われし放浪者……だけど、呪いの主は既に捉えた」
「言ったはずだよ。呪われし放浪者だと」
「道が示された以上、僕はそこをひたすらに進むだけだよ」
第38話のIMにおけるクロウとのやり取りの一部。アネモネから齎された情報……すなわち太極の呪いの主たる「御使い」の存在をついに捕捉し、アサキムは己を解き放つべく行動を開始する。
「アイム・ライアード! 君の魂は僕が狩る!」
決戦に乱入し、アイムに向かって攻撃した際の台詞。宣言通りにアリエティスを撃墜し、ついに目的のひとつを達した……かに思われたが、「偽りの黒羊」の力に阻まれて失敗に終わっていた。
「元の世界だって? そんなもの、君たちにはもうないも同じなんだよ」
アイムを撃墜した直後、手掛かりだったと食ってかかる勝平達に対して。そしてアサキムは、ZEUTHのメンバーもまた、己と同じ「呪われし放浪者」、戻るべき世界のない並行世界の旅人となったことを示唆する……。
事実、時獄篇冒頭でまたも時空震動が起き、3つの多元世界が融合して一つに。確かに帰るべき世界、UCWはなくなっている。
「クロウ、君は次の機会に狩ることにするよ。まだまだ因子が足りない」
「揺れる天秤! それまでにもっと力に目覚めてくれ!」
最後の台詞。漆黒の風は、次なる獲物を定めつつ何処かへと消える……。

第2次Z再世篇[編集]

「セツコ、ランド…… 僕を置いて君達は行ってしまった。だけど、やっとわかって来たよ。あのZONEなるものの存在する意味が。オリジン・ローの流れの中で僕は再誕する。……永遠に目覚めの来ない眠りになるのなら、それでもいいさ……」
「ジ・アンブレイカブル」のインターミッション冒頭。「知りたがる山羊」を制する術を得るため、彼はZONEへの突入を決断する。だが、彼の最終目的は「人として死ぬこと」であるため、眠ったまま目覚めないとしても一向に構わなかったのだろう。
余談だが、一行目の「行ってしまった」と言うがセツコの件に関して状況的に仕方なかったとはいえ、入るざるを得ないような言い方をしたお前が言うなと思った人はいるであろう。
「馬鹿げているよ、全てが」
「この程度の事で揺らぐような心の持ち主が、揺れる天秤の真の力を引き出せるとは思えない」
ルーク・アダモンPの精神攻撃の前に成す術の無いクロウを嘲笑するが、この挑発によってキレたクロウは結果的にトラウマを克服する事となる。
「僕の心を覗いたんだね。そう…君を恐怖させる闇こそが僕の過去…そして、未来なんだよ。その因果の鎖を引きちぎる為にも君には消えてもらう」
アサキムの精神世界という禁断の領域を垣間見た事で、戦慄するルーク・アダモンPに牙をむく。
「そうは行かないよ、クロウ」
「これを君に渡すわけには行かない」
「オリジン・ローの流れの中で僕は再誕する」
「とりあえずのお別れだ、揺れる天秤。もう会えないかも知れないけどね……」
同ステージクリア時。ZONEに突入しようとするクロウを制止し、先んじて次元力の流れの中に飛び込む。
「……スフィアを狩る前に君には罰を与えないといけない」
アイムの前に現れた際、「再びその魂を彼らに捧げるのがお望みですか!」と問われて。超然とした表情が一瞬で消え、静かに怒りを表す。
「アイム・ライアード…… 僕がなぜZONEに入ったか、わかるかい?」
「あのオリジン・ローの奔流の中で僕は太極の力の流れを感じた」
「迂闊だったね、偽りの黒羊。おかげで僕は、僕の得た力の使い方を知ることが出来たよ」
「教えてあげるよ。君がもっとも恐れるべきスフィアの力を、僕は既に手に入れていたんだよ」
「知りたがる山羊! その力が君の嘘を暴く!」
余裕を崩さないアイムに向けて。ZONEに突入したアサキムは、その内部を流れるオリジン・ローに触れ、その中で太極の力を見たことで「知りたがる山羊」を制することに成功した。しかしよく考えると、セツコとランド・メールにも同じ現象が起きている可能性は、復帰後の好調ぶりを考えると高い。
『第3次Z時獄篇』で提示された情報から考えるに、どうやらアサキムは「知りたがる山羊」と「夢見る双魚」をサード・ステージに押し上げることに成功したらしい。
「知りたがる山羊の力を発揮させるキーは人間の好奇心だ」
「そのあくなき知識欲と探究心は全ての真実を暴き立てる。それは偽りの黒羊の嘘さえも」
「その好奇心のおかげで彼女は僕の闇に踏み込み過ぎて、その闇に呑まれたのだけどね」
「知りたがる山羊」に関する力と元の所持者について。
「12のスフィアはそれぞれに因果を持つ。君の持つ揺れる天秤が、尽きぬ水瓶と共に力を高める関係にあるように」
「そうだ。それ故に一瞬とはいえ、オリジン・ローの本質を引き出すことが出来たんだよ」
スフィアについて。司る星座によってそれぞれに因果を持つスフィアは、その相性によって力を強めも、弱めもするらしい。
「尽きぬ水瓶……その力を引き出すのに偽りの黒羊は随分と苦労したようだ」
「他者ヘの慈愛……国を治める者にとっては必要不可欠だろうけど……それを最大限に引き出すためには、その国に滅びの危機に瀕してもらうしかなかったのだからね」
「アイム・ライアードがやらなければ、僕がやったまでのことだよ。つまり、あなたの祖国の滅亡は必然だったのさ」
ユーサーに対して語ったインサラウム滅亡の真相。この発言のおかげでアサキムはユーサーの怒りを買い、黒の騎士団ルートではまさかの逆襲を喰らうハメに。
「絶望の未来…… 根源の災厄…… そこに僕の希望はある」
「因果の鎖を引きちぎる力……僕はそれを求める。絶望の未来を超えて……」
黒の騎士団ルート第55話「復活の暗黒神」にて。黒の英知が示すという根源の災厄……全ての破滅を齎す神の怒り、その向こうにアサキムは己の解放を見る。全てを絶望に包む天の獄、それを越えた新たな時代に。
「失望したよ、君達に」
「もしかしたら、君達もガイオウのように盟友になってくれるかと思ったが、この程度とはね」
「知る必要はないよ。今の君達では僕達と跳ぶことは出来ない」
撃墜時。確かに、この時のZEXISでは御使いの存在を知ったところで何の意味もなかっただろう。
「君にやれるものならね! 僕は僕を殺せる誰かが現れるのを願うよ!」
最終盤でのクロウとの戦闘前会話。やはり、死を求めてさまよっていたらしい。
「そう…… 僕の魂は永遠という名の牢獄に囚われている」
「僕はまた生まれる……そして、また君達と巡り会う」
「それまでの悪夢が僕にとっての一時の安らぎ……其処から目覚めた時、また終わりなき旅路が……」
ゼロレクイエムルートにて、ZEXISの猛攻に敗れてなお、放浪者たる彼は己のさだめゆえに死が許されない。この言い回しからして、やはり自身の正体には薄々気づいていた模様。
「悲しみの乙女、傷だらけの獅子、揺れる天秤……三つのスフィアが僕を抑え込むか!」
「うおあああああああっ!!?」
ZONE中心部にセツコ、ランド、クロウの連携プレーで封じ込められた事によりアサキムが初めて動揺を現し、戦慄した瞬間。ゼロ残留ルートではこれにスフィアを2つ持っているユーサーも加わる為、五つのスフィアで押さえ込まれる事になる。
「そうじゃない……こういう結末も悪くないと思っただけだよ」
ZONEに封じ込められる瞬間。最後の最後で静かに笑い、己の運命を受け入れた放浪者は次元の扉に消える。しかし、迫り来る天獄を前に彼を呼び覚ます者がいた。女王の肩書きを与えられた、彼女が……。

第3次Z天獄篇[編集]

「…笑いたければ、笑うがいいさ」
第22話「マーズ・エンカウント」or「再会の火の星」においてアドヴェントと共にZ-BLUEの前に姿を現して。このセリフの前に2度の沈黙を貫いており、アドヴェントと組んだ事は苦渋の決断だった事をうかがわせる。
「奴等に復讐を果たすためなら、屍肉あさりでも何でもやるさ」
第57話B「終焉の宇宙」にて、次元将ヴィルダークが倒れ、その4つのスフィアをクロウが引継ぐことを決意した場面にお約束のように現れて。しかし、別のハイエナが現れて4つのスフィアを持って行かれてしまう。
「その通りだよ」
第60話「永遠へ」にて、サクリファイの庭を「何だかお墓みたい」と評したミコノに対して。この台詞と共に現れるのだが、直前のステージでは座標を指定した上で「待っている」と告げたにも関わらずZ-BLUEより後から現れるあたり、もしかすると道に迷っていたのだろうか……。
「君はそれでいいのか、セツコ? 大切な人たちの命を奪った僕を許せると言うのかい? 死んでいった仲間達は、君以上に悲しいだろうね。君が僕を許すといったら」
同上。アサキムに共闘を持ちかけたランドとセツコに対して。セツコとの因縁はもはや引き返す事はできないところまで来てしまっていた事は分かっていたようだ。
「あれに興味はない。滅ぶものは滅べばいい」
スフィアを手に入れた後の目的として、宇宙の大崩壊についてどうするのか聞かれて。アルトからは「自分が不死だからどうでもいいのか」と聞かれて曖昧に返していたが、境遇を考えると最終目的を果たした時には自分は死んでいる=この世界にいないからどうでもよかったのだろう。
「スフィアを探していた時に見つけたものだよ。CHRONO H……時の境界……太極が永遠の果てにたどり着いたのは絶望だった。自ら命を絶った至高神ソルの欠片だ。きっと御使いを討つ力になってくれると思ってね」
シュロウガ軍団を制御する黒の英知について。その本当の名は「CHRONO H」、時の境界。恐らく「CHRONO Horizon」だと思われる。
ランド「アサキム! ここまで来たら、殴り合いで決着をつける!」
セツコ「あなたと私達の戦い、ここで終わらせます!」
アサキム「違うな! ここが始まりなんだよ! さあ、戦いの鐘を鳴らせ! 終焉の宴が今、始まる!」
開戦時。長い長い因縁に終止符をうつ戦いが幕をあげた。
「ザ・ヒート…君という人間に会えたことを僕は忘れない」
決戦時のランドとの戦闘前台詞の〆。真正面から全力でぶつかろうとするランドに対して、他では滅多に見せない穏やかな笑顔とともに語る。
「いいだろう。ならば、ここからが本当の戦いだ!」
「見ているか、サクリファイ! これが生命……君達が失ったものだ!」
「それをぶつけ合うのが戦いだ! そう、生命こそが未来を生むんだよ!」
「さあ、シュロウガ・シン! 彼らに一大劫の果てを見せてやろう!」
3度目の再生イベントでアサキムとZ-BLUEの戦いを見つめるサクリファイに対して。この叫びが彼女に自分たち御使いの存在を否定させる要因になった。
「君達と僕とでは、その存在の根本から違う。だから出来たことなんだよ」
「火星のZONEの中で僕はずっと考えていた…。僕は一体何者だろうと…その答えは、僕も人間だという事…少なくとも人間として生きたいという事だ」
「それが僕にスフィアの力を引き出す術を与えてくれた」
スフィア・リアクターとなった上に4つのスフィアそれぞれの力を引き出せた理由。アサキムの持つスフィアの力を引き出すキーは「嘘」「好奇心」「」「」であるが、火星に封じられたアサキムは、己が人間として生き、人間として死ぬことを望み、そう在ろうとしたがゆえに4つのスフィアそれぞれのリアクターとなっていた。知恵を求め、その時を夢見、敵とさえ手を組み、いずれ来る死を知りながら全力で生きる人間の在り様を愛し……。
なお、この言い回しからして、どうやら自分が虚像であるという事実には勘付いていた様子。
「生命とは成住壊空…その繰り返しの中で、僕は君達という存在に深入りしすぎてしまったようだ…君達を愛した事で僕がこうなるのは決まっていたんだろう」
スフィアの力を「いがみ合う双子」によって封じられ、ついにシュロウガ・シンの黒き罪翼は折られた。幾度と無くぶつかり合ってきたZ-BLUEのリアクター達……その存在に深入りし、「尽きぬ水瓶」によってその生きる姿に憧憬を抱いたことが、アサキムに敗北を齎したのだった。
開戦時の「一大劫」や戦闘台詞の「静死」、そしてここでの「成住壊空」など、OGシリーズを思わせるワードが散見されるが、果たして真実やいかに。
「僕が…代替え品…」
「…僕は………」
アドヴェントから真相を聞かされて。薄々は理解していたのであろうが、己が人間どころか生命ですらなく、シュロウガが生み出した代替品……真のパイロットを模したイメージでしかないこと、さらには不死なのも大罪を負ったのも、とどのつまり自分を無限獄に縛り付けたのはシュロウガであり、自分はそれを操るためのパーツに過ぎなかったという事実を突きつけられ、彼の精神は崩れ去る……。
「生命の意味を手放してしまった君では太極と…至高神と一つになることは出来ない」
至高神Zの組成を崩され動揺するアドヴェントに対して。至高神……またの名を太極。陰陽、正負、光と闇……それら、相反する概念からなる太極の意味とは、矛盾を孕みながら存在し続ける人間。それは、刹那の時に光り輝く命そのもの。それを捨てて永遠となったアドヴェントには、至高神を御することは出来ない。
無限獄から放たれる時は近い。呪われし放浪者は―――かつてそうであった男は、全てが終わり、始まるその時を待つ……。
「ありがとう。これで僕は、新たな風に乗れる……そう……風が呼んでる……いつか聞いた……あの声が……」
去り際。超時空修復で世界が再構成される中、ようやく無限獄の呪縛から解放された青年は、終端の多元世界からその姿を消した。いつか聞いた、あの風の声に導かれるままに。が、シュロウガの前身が何なのかは結局明かされず、謎の真相は闇の中となった。
シリーズのヘビーユーザーなら言うまでもないが、後半は「熱風!疾風!サイバスター」の歌詞。

搭乗機体[編集]

シュロウガ
搭乗機たる「魔王」。サイバスターを思わせる武装や特徴を備えた高速機動機。かつては別の色・別の姿だったらしいが詳細は一切不明。
シュロウガ・シン
『第3次Z天獄篇』でシン化によりさらにパワーアップした姿。

余談[編集]

  • ソフトバンクの『Z』攻略本後書きの座談会によれば、愛機シュロウガ共々、「大張監督のデザインしたメカに緑川氏の演じるキャラクター」という前提が最初にあり、そこから組み立てられたキャラクターであるらしい。
  • 仄めかされるマサキとの関連と、死ぬに死ねない境遇から、ユーザー間では「人生の迷子」というあんまりだが的確過ぎるあだ名がつけられている。

脚注[編集]

  1. ちょっとしたお話 2018年8月15日閲覧。
  2. 真っ赤なウソを英語で「BLACK LIE」と言うのと同じような使い方である。
  3. 漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第5部に同様の名台詞が存在する。余談であるが、『ジョジョ』シリーズ通しての敵役であるディオ・ブランドーは緑川光氏(PS2ゲーム版)と子安武人氏(アニメ版)の両人が演じているという点でもスパロボ的に縁がある。

資料リンク[編集]