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次元将ヴィルダーク

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ヴィルダーク
外国語表記 Virudhak
本名 不明
別名 皇帝アウストラリス
登場作品

バンプレストオリジナル

声優 堀秀行
種族 次元将
性別
所属 次元将 → サイデリアル(後に離反) → 単独行動
資格 次元将
新地球皇国皇帝
スフィア・リアクター(立ち上がる射手)
デザイン 大籠之仁
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次元将形態
全高 156.7m
重量 540.0t
デザイン 杉浦俊郎
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概要[編集]

新地球皇国の皇帝にして、サイデリアルの統率者。金色の武具と牛のような角のついたサークレット、濃紺のマントを身につけた筋骨隆々の男。

その正体は、ガイオウと呼ばれた男ヴァイシュラバと同じく次元将の一人であり、「皇帝アウストラリス(Emperor Australis)」を名乗ってサイデリアルに属していた(ドクトリンテンプティの反応を見ると御使いに与えられた名前の可能性あり)。なお「ヴィルダーク」とはガイオウの「ヴァイシュラバ」同様、次元将としての名前であり、本名は不明。サイデリアルにおいては絶対者として君臨しており、バルビエルですら従う。

ガイオウ同様、「根源的災厄」と戦うために力を集めて挑んだが敗走。より強い力を求めた末に、不屈の意志で御使いと戦っていた「立ち上がる射手」のスフィア・リアクターを討ち、新たなリアクターとなった。サイデリアルが蒼の地球に侵攻した後は皇帝として振る舞いつつも、御使いへ対抗するための計画を尸空エルーナルーナと共に進めていた。

本来サイデリアルのスフィア・リアクターは、下剋上を恐れる御使いによって、他のリアクターからスフィアを奪う能力を制限されているが、ラース・バビロンでの決戦では、スフィアを吸収する次元将の能力を覚醒させ、「怨嗟の魔蠍」「欲深な金牛」「沈黙の巨蟹」を自らのものとした。その力に己本来の闘気を加え、恐るべき力を持つ。ラース・バビロンでの戦いでは敗北したが、「敗北したのであれば、俺はまだその分だけは強くなれる」と捉え、蒼の地球から去っていった。

内心では自らのやって来たことが正しくないと知りながらも、今まで奪ってきた命たちに報いるため、カオス・コスモスにおいて真化融合を果たしたZ-BLUEに戦いを挑むも力及ばず敗北し、アドヴェントに4つのスフィアを奪われ、死亡してしまう。しかし、生と死の狭間において、「鬼宿」の力で存在していた尸空と邂逅。「立ち上がる射手」を通じて超時空修復に力を貸した後、新たな地平へと去っていった。

戦闘義体はカラーリングこそガイオウのものと同様の銀主体だが、あちらに比べ全体的に細身で、顔の部分が仮面のようになっているのが特徴。また御使いや前のリアクターとの戦いでヴィシュラカーラが失われており、飛行能力がなくなっている。その影響で指揮形態時の台座が消えたため、指揮形態はガイオウと違いタマゴになっている。さらに、ガイオウの義体にあった「ゼロ・レイ」も使用できず、徒手空拳のみが攻撃手段。しかし、ヴィルダーク自身の戦闘力に「立ち上がる射手」の力を加えることで、絶対的な力を発揮する。

ちなみに次元将とは、実質リヴァイブ・セルの応用による戦闘形態への変身であるため、リアクターの中で唯一自分の肉体にスフィアを移植している人物である。

登場作品と役柄[編集]

Zシリーズ[編集]

第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
「皇帝アウストラリス」名義と「次元将ヴィルダーク」名義の2種類で登録されている。両方にパイロットデータがあるが、「アウストラリス」の方はユニットに通常武器がないため実質飾り。第48話での初登場時は待機モードで、撃墜してイベントを起こすまで何もしてこない上にターン制限もないので、リアクター達との戦いで消耗していたなら、手早くアンゲロイSGTを片付けて回復に徹しよう。
序盤から何度か顔を見せるものの、実際に対決するのは2度。能力は元より乗機の攻撃力が異様に高く、加えてエースボーナスで「必中」がかかるため、エネミーフェイズでの3回行動とのコンボが激烈。さらに第57話で激突する時はなんと「鋼の魂」を装備しているため、当てる・耐える・避ける・反撃で落とすという無双振りを発揮してくる。

パイロットステータス設定の傾向[編集]

能力値[編集]

回避だけが極端に低いが、他の能力は全て高水準で、格闘・射撃・技量に至っては300越えという本物の怪物。

精神コマンド[編集]

第3次Z天獄篇
信頼直感気迫
アウストラリス名義の時は後半二つの枠が存在しない。ガイオウもそうだったが、「信頼」や「絆」といった過去を想像させるような精神コマンドを持っているのが興味深い。彼の場合、人間だった頃の仲間や共に戦った次元将達、そして尸空、エルーナルーナに対してのものという事か。

特殊技能(特殊スキル)[編集]

第3次Z天獄篇
指揮官L4、ガード気力+ (ダメージ)気力限界突破底力L6、精神耐性3回行動
サイデリアルの元締めに、そしてガイオウと同格の次元将に相応しい強力なスキルがずらり。3回行動はヴィルダーク名義になってから解禁される。

固有エースボーナス[編集]

第3次Z天獄篇
気力130以上で、自軍フェイズ開始時に精神コマンド必中直撃が掛かる
ガイオウのボーナスの上位互換で、一発だけはバリアも分身も援護防御も通用しない。集まっていると相克・極を叩き込んでくるため、一網打尽にされかねない。
ちなみに難易度ハードの場合、全く同様の状況を45話でフロンタルが作り出してくるので、同じ要領で戦えばよい。

次元将形態[編集]

武装・必殺技[編集]

相克の陣(そうこくのじん)
次元将形態になる前のタマゴの状態で使用した攻撃。実際にはイベントのみの使用(タマゴの状態では、一切攻撃も反撃も何もしてこない)。
相克・極(そうこく・きわめ)
自機中心型のMAP兵器。闘気を解放して敵を薙ぎ払う。左右3マス目の上下と、左右2マス目から1マス飛んだマスが安全地帯。
太極・滅(たいきょく・めつ)
唯一の通常武器で全体攻撃。「立ち上がる射手」の力によって闘気を最大解放し、格闘コンボを叩き込んだ後ドロップキックで空間ごと粉砕。
ちなみにサイズ差補正無視があるが、ヴィルダークは2Lなので合体後のグレンラガンかダイバスターにしか適用されず、バリア貫通がないので場合によっては弾かれることも。

特殊能力[編集]

HP回復(中)
次元力によってダメージを回復する。
EN回復(大)
闘気によってエネルギーが回復する。
対精神攻撃
オールキャンセラーではないので装甲ダウンは通用するが、だからどうしたと言わんばかりに耐久力が高い。
オールキャンセラー
カオス・コスモス内での決戦時ではこちらに差し替わってる。
スフィア・アクト(立ち上がる射手)
気力140以上でスフィアの力を行使し、10マス以内のPCユニットの与えるダメージを10%軽減する。「分析」をヴィルダークにかければちょうど相殺される。

移動タイプ[編集]

ヴィシュラカーラがなくなっているので空を飛べない。移動するわけでもなく、武器の地形適応も良好なのでそれがなんだという話だが。

サイズ[編集]

2L
戦闘義体は巨大。ダイターン並みに巨大。

パイロットBGM[編集]

「夢幻の戦神」
専用BGM。ガイオウのBGM「無窮の闘神」とネーミングの形式が全く同じであり、彼の正体を暗に表している。
「無窮の闘神」が勇壮感のある曲なのに対して、こちらは57話で本人が言ったように「最早立ち止まる事は出来ない」という事か、どこか悲壮感のある曲なのが特徴。
「Rebellion~反逆の戦士達~」
第48話のイベント後にこれが流れ始める。このシーンでは「新地球皇国と戦うZ-BLUE」と「御使いと戦うヴィルダーク」の二重の意味が込められている。

人間関係[編集]

ヴァイシュラバ、ウィルパーシャ、ドゥリタラー
次元将時代に共に戦った仲間。なお、ヴィルダークが4人のリーダー格であったらしい。
ちなみに、「知る者」たる毘沙門天を由来とするガイオウは記憶と目的を見失い、「強き者」たる増長天を由来とするヴィルダークは次元獣の扱いなど後塵を拝するケースが多い、と四天王の名が示す意味とは逆の状態にあるという共通点らしきものがある。
尸空エルーナルーナ・バーンストラウス
形式上の部下。共に御使いの打倒を誓った同志。
バルビエル・ザ・ニードル
形式上の部下。御使いに心酔する彼には、御使い打倒の計画を隠していた。
ガドライト・メオンサム
形式上の部下。ヴィルダークとの戦いで戦死するが、ヴィルダークの目的が御使いの打倒であることを知り、娘達の未来と御使いの打倒を託す。
シオニー・レジス
ガイオウことヴァイシュラバが遣わしたメッセンジャー。彼女から同志の戦いと生き様を聞かされた。
喜びのアドヴェント
本来の宿敵である御使いの1人。最後は彼に、所持していた4つのスフィアを奪われる。
怒りのドクトリン哀しみのサクリファイ楽しみのテンプティ
本来の宿敵たる者達。表向きは、サイデリアルの上位者である彼等に従っているよう振る舞っている。しかし、「反抗心」をキーとするスフィアの所持者であり続けていたことで、計画は既に彼等に見抜かれていた。

版権作品との人間関係[編集]

熱気バサラ
第48話での戦闘中に戦う理由を問うたが、全くの平常運転で返され会話を諦めた。
ベルファンガン・クルーゾー
戦闘時に「ガイオウの方がまだまし」といわれる。当然ながら中の人ネタである。
リリーナ・ドーリアンナナリー・ランペルージマリナ・イスマイール
彼女達との対話は拒絶したが、対話で事態を解決しようとする姿勢から強い者と評する。

名台詞[編集]

戦闘中[編集]

「眠れ、ジェミナイの戦士よ!」
「さらばだ、ガドライト・メオンサム!」
次元将となって最初のガドライトとのイベント戦闘での台詞。真の姿を現した皇帝アウストラリス…否、次元将ヴィルダークは、自前のスフィアと吸収した3つのスフィアが合わさる事によって得た凄まじい強さを持って、亡国の戦士を粉砕する。
「これまで倒した数え切れない程のガンダムに、お前の名も加える!」
ガンダムタイプとの特殊戦闘台詞。ゲルマン忍者と同じ声でこの台詞を言うのは何の因果か。
「ヴァイシュラバ……奴らは強いなぁ……!」
被弾(大破)時。

インターミッション[編集]

「惰弱な種は、今日よりサイデリアルの統治者たる我が支配する。崇めよ、地球人よ! 新地球皇国を……サイデリアルを!!」
第1話冒頭のデモにて、地球人に向けた宣告。憎むべき御使いの僕たるサイデリアル……それを崇めよと告げる次元将は、本来次元将が守らねばならなかった命に向けて、どんな思いでこの宣告を下したのだろうか。
「この星の未来を担うとされた者達……強いな」
(だが、言葉では何も守れん…)
謁見に来たリリーナ達を評して曰く。ヴィルダークが戦っている相手は対話が選択肢に存在しないどころか、その可能性自体が在りえない連中である。
「バルビエル・ザ・ニードル……自らのルーツを認めたくないか……残念だな」
「ハマーンのためらい」のシナリオデモにて、出撃するバルビエルを見送って曰く。己が地球人であるという事実を認めず、仇たる御使いへ盲従する彼をこの時点で見限った模様。
「愚かで惰弱な地球人類よ。先ほどのエルガン・ローディックなる者の話は、全て事実だ。お前達は父祖の代より、我らサイデリアルの所有物であったことを知れ。所詮、お前達は我らの意の下で生かされてきた存在だ。その生も死も、この皇帝アウストラリスが決める。悔しいか? 腹が立つか? ならば、かかって来るがいい。俺はこのラース・バビロンにいる。逃げも隠れもせん。待っているぞ。この星の運命をかけて、この俺に挑んで来い」
第45話「虹の彼方に」のエンドデモより、サイデリアルによる人類管理の事実が公開されたことを受けての地球人への声明……の皮を被ったZ-BLUEへの宣戦布告。帝都に座す最後の次元将は呼びかけ、そして待つ。人類最強の戦士達が己に挑んでくるその時を。
「お前に問う……お前の戦いは何のためだ?」
第48話「燃える地球」での戦闘前会話より。実はどのキャラクターで戦っても必ずこの問いから始まる。ちなみに相手がバサラの場合平常運転で返されて会話を諦める
「感謝するぞ、Z-BLUE! おかげで俺にはまだ、強くなる余地があることがわかった! その礼だ! 地球はお前達に返してやろう!」
同上。敗北を喫しながらも新たに3つのスフィアを得た事で、この時点ではあくまで上から目線でZ-BLUEに語りかけるヴィルダークであったが……。
ハーデス「奴等こそ、この宇宙の支配者を気取る者…!」
ズール「その者こそ神々の戦いの勝利者…!」
宇宙魔王「オリジン・ローを操り、全ての世界の在り方を監視する者…!」
コーウェン「進化の頂点に立ち…」
スティンガー「他者の真化を許さぬ傲慢なる者…!」
ミカゲ「そして、1億2000万年前に堕天翅を次元の狭間に封印せし我らの大敵…!」
ヴィルダーク「その名は…御使い!」
第51話「運命への出航」より。多元世界最大最強の敵「根源的災厄」が、ここに来て姿を現す。
「お前達の存在は、俺達の世界の見果てぬ夢が結実したものだ。同時にそれは、俺達のやってきた事…次元獣の軍団の全てを否定する事でもある」
「相容れないというべきだろう。お前達を認めてしまえば、これまで次元獣にするために奪ってきた生命全てを冒涜する事になる」
第57話で語った、過ちを犯した事実とZ-BLUEが真化融合を遂げてなお、敵対をやめない理由。ガイオウもそうだったが、次元将というのは融通が利かない存在らしい。
「…わかっていた。自分達のやり方が正しくない事など。最終形態に達しない次元獣ヴァルナー…。これは俺のためらいの証だろう。それでもやるしかなかった…。それしか方法はない…と思い続けてきた。だが、それは全て無意味だった」
「俺に出来る事は、彼らの生命に報いるためにこの力でお前達に勝利する事だ…!」
ヴァイオレイション・システム……人の未来を奪い、尊厳を蹂躙して戦う力に変えるシステム。そんなものを使う次元将が未来への希望であるなど、筋が通らない。それでもこれしか方法はない……己を騙して戦ってきたヴィルダークの目に映るのは、見果てぬ夢・真化融合を遂げた者たち。己のやって来たことを無にしないため、奪ってきた命に報いるため、「立ち上がる射手」はZ-BLUEに挑む。何の意味もない、それでもせずにはいられない、戦いのために。
「思えば俺は、犠牲を強いる事で今日まで戦ってきた。事情も知らされないまま、命令に従って戦わされてきたサイデリアルの兵士達…父親の生命とハイアデスの自由を奪われた復讐を願っていたエルーナルーナ…一族の使命を歪める者の存在を討とうとした尸空…同胞の全てを滅ぼされながらも奴らに服従を誓い、その憎しみを歪ませたバルビエル…怒りと諦めの狭間を漂っていた己を恥じ、再び生きる気力と誇りを取り戻したガドライト…そして、不屈の闘志で御使いに戦いを挑んでいた、俺の前の立ち上がる射手のリアクター…奴等の生命を奪い、俺は4つのスフィアの力を得た。だから、俺は戦わなければならん…!そして、勝たなければ!」
次元将は冷酷な存在ではない。命の意味を知り、その重さを知っている存在。だからこそ、奪った命を無駄にしないために、歩む道を変えることが出来ない。例えもっと良いやり方を知っても、己のやり方が過ちだと気づいても。
そういう意味では、彼もかつてのアイム同様、スフィアの求める「反抗心」という感情に飲み込まれていたのかもしれない。
「その名で呼ぶな! 俺は…次元将ヴィルダークだ!!」
アドヴェントから射手座のリアクターの洗礼名である「アドナキエル・ザ・ジェネラル」と呼ばれた際の最期の台詞。最後の最後まで御使いへの反逆の戦士として、最後の次元将はカオス・コスモスに消え去った。が……。
(許せ、ドゥリタラー、ウィルパーシャ…。そして、ヴァイシュラバよ…俺は…次元将の役目を果たす事が出来なかった…。お前達に会っても詫びることしか出来ない…)
死に行くヴィルダークの魂は、役目を果たせないまま終わることへの失意に囚われていた。しかし、その目の前に現れたのは、反逆の同士の一人たる「沈黙の巨蟹」であった。そして……。
「何も思い残すことはない。俺達は精一杯生き、そして宇宙は救われた」
エンディングにて。救われた世界を後に、何一つ未練を残すことなく、次元将ヴィルダークはかつての同志たちと共に新たな地平へと旅立っていった。

対決・名場面[編集]

Revelion~反逆の戦士~
天獄篇第48話「燃える地球」より。激戦の末三人のリアクターを打ち破ったZ-BLUEだが、そこに謎の球体が皇帝宮から出現する。虹色を孕み、不気味に脈動する銀色の球体……どこからどう見ても機動兵器には見えないそれが、アウストラリスの力。そこに、リアクター達が戻って来る。次元力で機体を再生させる時間を稼ぐため、アウストラリスをバルビエルが急かす。が、それに対する皇帝の返答は、不意に放った闘気による攻撃だった。
アン・アーレスを破壊し、プレイアデス・タウラの自沈を見届け、尸逝天の消滅を看取り、三つのスフィアを手にしたアウストラリスは直衛部隊を展開。それを跳ね除けるZ-BLUEの猛攻にも、アウストラリスは動じない。業を煮やしたガドライトが襲い掛かるが、その眼前で球体が変化を起こす。
四つのスフィアの力を取り込み、孵化するかのように変貌したその姿は、機動兵器の常識を超えた銀色の巨人。圧倒を通り越して絶対的なその力は、ジェミニアをたったの一撃で粉砕してみせる。そして、その巨人そのものとなった男・アウストラリス。明かされる「立ち上がる射手」の正体―――次元将ヴィルダーク。根源的災厄に立ち向かう力にして、人類の希望たる存在。終焉を越えるその意志はZ-BLUEに向き、宇宙を救うさらなる力を求め、反逆の戦士が戦場に立つ。
将が如く
天獄篇第57話「真化、その意味」/「終焉の宇宙」にて。
真化融合の力を得たZ-BLUEは、カオス・コスモスを進む中で一人の男と遭遇する。次元将ヴィルダーク。不屈の意思を貫く銀の射手。
彼は語る。真化融合……それは自分達の夢だと。マシンと人との完全なる調和、そこから生まれる至高の力。それを求め、そして届かなかった次元将の故郷。彼らが生み出した力が、リヴァイヴ・セル。次元獣という形で人とマシンを一体化させ、力を高める禁忌の御業。
次元将は冷酷でも、残忍でもない。為すべき使命の重さを知り、人の命の意味と価値を理解し、それに報いるために己を懸ける、ただの人間。だからこそ最後の次元将は、Z-BLUEの存在を認めることがどうしても出来ない。見果てぬ夢、届かぬ幻想……そうであったはずの、そうでなければならなかった真化融合を果たし、その力を以って御使いを討たんとする彼らを認めれば、次元将が生まれた意味も、今までやって来たことも、全ての意味が失われてしまう。
だからこそ、Z-BLUEと協力することは出来ない。流された血と無念に報いるためにも、この力で御使いに勝利しなければならない。彼らこそが、御使いを倒しうる可能性を持つ存在であっても。
人類最強の部隊と最後の次元将……人々の希望が、混沌の宇宙で激突する。御使いを倒す、その道を歩むために。

余談[編集]

  • 名前の由来は仏教の仏神で、四天王の一尊「増長天」のインド名「ヴィルーダカ」だと思われる。偽名であるアウストラリスは、いて座で最も明るい恒星「カウス・アウストラリス」が由来。
  • ユーザーからは「ドロップキックおじさん」なる愛称で呼ばれている。