カガリ・ユラ・アスハ
カガリ・ユラ・アスハ(Cagalli Yula Athha)
- 登場作品
- 声優:進藤尚美
- 本名:カガリ・ヒビキ
- 種族:地球人(ナチュラル)
- 性別:女
- 生年月日:C.E.55年5月18日
- 年齢:15歳[SEED前半]⇒16歳[SEED後半]⇒18歳[DESTINY]
- 身長:162cm[SEED]⇒164cm[DESTINY]
- 体重:54kg[SEED]⇒48kg[DESTINY]
- 星座:牡牛座
- 血液型:A型
- 所属:オーブ連合首長国
- 階級:なし(建前上)⇒オーブ連合首長国代表首長
- キャラクターデザイン:平井久司(シリーズ共通)
機動戦士ガンダムSEED
オーブ連合首長国前代表首長及び五代氏族アスハ首長家当主、ウズミ・ナラ・アスハの一人娘。活発な少女で行動力もあるが、感情に任せた独断専行の傾向が強い。その一方で、他人を包み込む思いやりも秘めている。パイロットとしての戦闘センスは非常に高いが、実戦経験があまり伴っていない故に、エースパイロット相手だと逆に追い込まれてしまう傾向が強い。
中立コロニー・ヘリオポリスでオーブが兵器開発しているのを知って潜入するが、地球連合とザフトの戦いに巻き込まれ、命を遭遇したキラ・ヤマトに救われる。この時点では「カガリ・ユラ」と名乗り、王女の身分は隠していた。
その後は地球に戻って、北アフリカのレジスタンス「明けの砂漠」に加わり、「砂漠の虎」の異名を持つアンドリュー・バルトフェルド率いるザフト軍と交戦と数度の戦闘を経験する。しかし、それがかえって仇となってしまい、自信過剰になってしまったカガリは、報復に燃える他のレジスタンスのメンバー達と共にザフトを追撃。無謀な攻撃を繰り返した結果、仲間の多くを失った上に、戦闘のパートナーであった青年・アフメドも死なせてしまう。その後、自分を助けたキラからも否定されて逆上するが、キラからは平手打ちを受けて気持ちだけでは何も守れない事実を突きつけられる。
バルトフェルド隊との戦闘を終えた後は、半ば強引にアークエンジェル隊と行動を共にするが、紅海での戦闘にてMIAの状態となってしまい、そこで同じく遭難したアスラン・ザラと運命的な出会いを果たし、別れる。その後はオーブへと戻り、再びアークエンジェルが出向しようとした際には、またついていこうと考えていたが、父であるウズミ・ナラ・アスハからは、自身の行いを「独り善がりな正義感」であると非難され、「憎しみの連鎖を断ち切る為の銃を撃ち合う以外の戦い」について学ぶべく、オーブに残る事になった。また、その際にカガリは、キラを両親と一目だけでも顔を合わせられるよう取り計らった。
アークエンジェルと別れた後、キラがアスランによって倒されると、MIAとなったキラを捜索していた際に、イージスから脱出して気を失っていたアスランを発見、収容する。お互い、今の心情を爆発する事で距離を縮めあい、心配な面があるアスランに「ハウメアの護り石」を送り、別れを告げた。
アスランと再び別れた後、プラントから帰還してオーブに戻ってきたキラとの再会に喜び、父親の命令に疑問を抱いてザフトを抜けたアスランとの和解の切欠を作ったりと、影ながらサポートしていく。そして、地球連合のオーブ侵攻時に、ウズミからキラとは「きょうだい」であると告げられ、彼と終生の別れを遂げる事になった。
宇宙に出てからはストライクルージュを駆り、パイロットとして戦争終結に尽力。ケンカ友達であったアサギ・コードウェル、ジュリ・ウー・ニェン、マユラ・ラバッツの3人を失うという悲劇に見舞われるが、それでも奮戦し、ヤキン・ドゥーエにて白兵戦を潜り抜けるが、司令室に辿り着いたカガリは、暴走の果てに部下と相打ちで射殺されたパトリック・ザラの亡骸に縋り付くアスランを見届ける事になる。
ジェネシスの発射を阻止すべく、アスランと共に内部へ向かい、アスランからは無理矢理戻されそうになるも、ジャスティスと共に命を絶とうとしていた彼の元に駆けつけ、「生きる事が戦い」である事を叫び、共に脱出。プラント側からの停戦の申し出を聞いたカガリは、泣きながらアスランと抱擁を交わし、トリィに導かれるまま、大破したフリーダムと共に宇宙を放浪していたキラの元へと駆けつけた。
キラとカガリは明確にどちらが先に生まれたのかは判明していないが、カガリは自分が姉であると主張し、姉弟という事になっている。キラと同じくヒビキ夫妻の実子だが、人工子宮に移されて受精卵段階から調整されたキラと違い、遺伝子操作を受けずに母体から生まれているのでナチュラルである。
なお、番組前半までに刊行された書籍では「カガリは15歳」とキラより年下として表記されていた。番組後半から放映終了後に刊行された書籍では「16歳」と表記されるようになる。
パイロットとしての腕は微妙だが、身体的にはキラよりも強い(GBAのゲームでは腕相撲でキラを瞬殺していた)。作中でも、バズーカを片手で担いで走ったりしていた。
機動戦士ガンダムSEED DESTINY
前作から2年後、父・ウズミの貫いた信念を受け継ぎ、オーブの代表として政務三昧の毎日を過ごすが、まだ若い故に、父親程の人望を得るまでには至らず、政治の世界で悪戦苦闘の日々を送っていた。
そんな中、兵器工業プラントである「アーモリーワン」へ、アスランと共に視察で訪れたカガリは、シーゲル・クラインの思想を受け継ぐとされる新議長ギルバート・デュランダルと対面。新たなガンダムであるセカンドステージを開発した姿勢について疑問を投げかけるが、デュランダルは「争いが無くならないから力が必要である」と一蹴されてしまい、皿にはセカンドステージのパイロットを勤めるシン・アスカからは、父・ウズミの思想によって家族を奪われたと非難され、その信念が大きく揺らぐ事になってしまう。
ザフト軍の脱走兵によるブレイク・ザ・ワールドの発生後、カガリはオーブに戻る事になるが、再び戦乱に陥ると代表としてのカリスマと決断力に乏しい面がより浮き彫りとなり、半ば流されていく形でオーブと大西洋連邦の同盟が締結し、ユウナとの政略結婚を取り付けられてしまう。しかし、婚姻式の最中にキラの乗るフリーダムに連れ出されたカガリは、暫くアークエンジェルで成り行きを見届け、戦争を外から見ることで己の未熟さを知ることとなる。
その後、クレタ島沖から辛うじて生還したオーブ兵士達との会話の末、オーブに戻る事を決意。エンジェルダウン作戦によるミネルバからの攻撃を逃れ、何とかオーブへの帰還に成功するが、そこで待っていたのは、ロゴスの首魁として世界中から指名手配されていたジブリールを匿うセイラン家が原因で起きた、ザフトによるオーブの侵攻だった。自分が何をすべきかを悟ったカガリは、父の形見、モビルスーツアカツキと父の遺言を受け取り、キラ達と共にオーブの政権を奪還して崩壊寸前のオーブを救った。
オーブでの激戦後、代表に復帰して決意を大きく固めたカガリは、指導者としての迷わぬ姿勢と威厳が備わり、プラント代表デュランダルのロゴス打倒による戦争終結の考え方を、本物のラクスと共に真っ向から否定する声明発表を行い、彼がレクイエムを奪取してアルザッヘル基地の攻撃を行った際には、デスティニー・プラン反対派の首魁として、全面対決の姿勢で臨む事になる。
序盤でアスランに指輪を送られているのだが、最終的にアスランがメイリンと接近していたりと、どうなったのか不明。ちなみに終盤で指輪をはずすシーンが存在するが、演出意図は不明。「勘違いの恋だった」と破局を示唆する発言もあれば、「指輪がなくても大丈夫だという意思の表現」との発言もあり、例によって制作側の思惑が一致していないようだ。
登場作品と役柄
数ある作品の多くの登場人物の中でも、地位と重要度に反比例して活躍がなかった人物。スパロボでも当初この部分は補完されず、むしろ強調されていることが多く、不遇なキャラクター(ただし、Kは例外で味方部隊を引っ張っていくことになる。また、彼女よりも遥かに空気の読めないキャラがいるために彼女の欠点部分が良い感じに隠れている)。
ただ最初は未熟であるが戦争の実体験を通して成長していくキャラクターという位置づけでもあるため、どのシリーズでもエピローグでは国を背負って立つ器と覚悟を持ち合わせるようにはなっている。また、K以降のDESTINY準拠での参戦の場合は既に成長を経た状態なのか指導者として相応の言動が多くなってきている。
シリーズを通して、アスランとの関係を他作品の登場人物にからかわれてしょっちゅう赤面している。原作と違い、戦争終結後もアスランと行動を共にしていることが多い。
パイロットとしてはコーディネイターでないため、他のSEED系パイロットと比べると乗機が制限されてしまうことが多い。ただ彼女はSEED持ちであることが幸いして、ちゃんとした機体さえあればそれなりに戦える。出撃数が余りそうな場合にはほぼ確実にムウと席取り合戦になるが、大抵の場合はSEEDがある分彼女の方がやや有利になる。
αシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 初参戦作品。自軍合流時、いきなりαナンバーズを「素人」呼ばわりする。他にもシンジに上手くあしらわれたり、アスランの事でアスカにおちょくられたりする。だが部隊から離れて単身オーブに戻る際には各登場人物から応援されるなど、そのはねっかえりの強さから好かれやすいキャラクターでもある。泣き止まないイデオンのパイパー・ルウが彼女に抱かれると泣き止むなど、秘めた母性を感じさせるシーンもある。IWSPフラグに関わる。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 声無しのNPC。他作品では重要非戦闘員キャラクターに声がついているため、多くのファンは落胆した(没データとしてステータスは存在する)。一応、イベントでのみストライクルージュやアカツキに搭乗する。
- セツコ編第2話で対異星人用の構想をデュランダルから聞かされた際、理解不能と言いたそうな反応を返すが、本来のコズミック・イラの世界において異星人の存在はまだ確認されていない為、普通に考えれば当然の反応である(事実、ヴィーノがグローリー・スターをエイリアンではないかと疑った際にも、聞いていたヨウランは、「与太話」と相手にしていない)。皮肉にも、その僅か2話後に実際に異星人(別世界から来たベガ星連合軍と、こちらの世界の異星人であるガイゾック)が襲来してしまい、その後も地球へ侵略してくる異星人が次々と襲来している(ガイゾック、ゼラバイア、エルダー軍、アルデバロン)。
- 非戦闘員同然な状態な上、アークエンジェル・エターナル組以外のキャラに対しては怒ったり文句ばかり言っている場面ばかりが目立つなど、悪い意味で他のスパロボ以上に空気の読めていない行動や言動が多く描かれてしまっており、他作品のキャラクター達にも嫌われていたり、馬鹿にされる場面が目立ち、キラの階級は身内人事だと他ならぬキラ自身に言われてしまう等、所々で立つ瀬が無い状態だったが、それでも彼女は最後まで逃げずに様々な局面と向き合っていく事になる。
- オーブの代表に復帰してからは、フィルやミランを始めとする行く宛の無くなったムーンレィス達を匿っており、彼等がディアナの元に戻れるよう計らう等、彼等の和解に貢献している。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦J
- 「なぜなにナデシコ」のお気楽具合に突っ込むが「カガリもうさぎの着ぐるみを着れば似合う」と返され赤面。能力はSEED発動でようやくムウを超える程度。愛を覚えるので火力はそこそこ優秀。彼女の搭乗機にはアストレイ・フォーメーションが武器として追加される。珍しく扱いの悪くない作品。
- スーパーロボット大戦W
- 百戦錬磨のノイ・ヴェルターの面々に根拠のない自慢をして恥をかく(後述)。シンクラインとの会談が罠だと気付いていなかった4人のうちの1人(後述)。また、バルトフェルド撃破後にアークエンジェルと同行しようとしたが、「オーブに行く」という話を聞いて態度を翻すという反抗期っぷりを見せ付ける。…何故かその後もカガリは明けの砂漠でスカイグラスパーに乗り続けていたため、「スカイグラスパーを持ち逃げした」とプレイヤーに噂される。お陰でトールが何に乗ってアスランに撃墜されたのか謎。ガンダムWの面々(特に五飛)からは序盤から中盤にかけてはいろいろ厳しいことを言われるが、最終的にはオーブを任せられると認められる。今回もSEED込みでギリギリムウを超えるが、ムウにも3人娘召還が追加されたのでJほどの差はなくなった。二周目以降ではソードカラミティに乗れるため一周目より活躍出来るかも知れない。IWSP取得フラグに関係する。
- スーパーロボット大戦K
- 今作ではなんと部隊の実質的な指導者の1人であり、他作品キャラには「アスハ代表」と呼ばれる。やはり最初は少々問題発言もあるが、最終的には部隊の頼れる存在になる(そのせいで割を食ったキャラも彼を始め、若干名…)。なお、部隊に在籍中のオーブ関係の事はキサカとユウナに任せている。逆に対外的な部隊の代表者としての立場をラクスから任されている(ラクスはミーアを影武者としてプラントに残しているため、もう1つの地球でない限りは表立って交渉の場に立つ事は出来ない)。序盤はフェストゥムと擬態獣に掛りきりである。久しぶりに愛機ストライクルージュに乗るが、ルージュの攻撃力大幅低下(代わりに修理装置を装備)&換装不可で高火力が持てず、前線に出すのが困難になった。とはいえ、中盤以降ならムウに譲ったアカツキを返してもらえばこの問題は解決する。……むしろ、今回SEEDで攻撃力アップが望めるので明らかにアカツキに乗った場合ムウより優秀。また、覚醒を覚えるのでPUサブとしても優秀。ただ、能力自体はSEED系中最下位な上に今回のSEEDは能力値の補正自体はないので、本気で使うならスキルパーツで補強してあげたい。種割れ後の彼女の顔グラは妙に凛々しく、美人になったという人もいれば、イメージと違うという人もいて賛否両論。アスランとの縁は切れていないが、それでも両者愛を覚えないところは何とも。エンディングにて地球防衛隊を結成し、防衛隊総司令に就任する。本作のエンディングは彼女が全人類に向けた大演説を放つところで締められていて、もはや地球人類の代表扱いである。余談だが、今作の彼女は一部のファンの間ではそのあまりの活躍ぶりにKガリと呼ばれて別キャラ扱いされる事も。また、4コマではあまりの活躍ぶりに、よりにもよってアスランに疑念を抱かれるというネタまで描かれている。
- スーパーロボット大戦L
- 概ね原作通りではあるが、オーブの代表としての活躍を見せる場面は少なくなく、ロゴスの攻撃からオーブの国民を身を挺して守ったり、ルド・グロリアの詭弁を真っ向から切り捨てるなど、印象的な活躍も見せている。
- また、これまでの作品のようなドジを踏んだり未熟さを露呈するような場面もあまり見られず、オーブが自分だけで抑えられなくなってきた際には、恋人のアスランだけでも行動が自由になれるようにすべく、自分からプラントへ向かうよう後押しするといった、良妻的な面も見せている。この為か、原作の様に、意見の食い違いでアスランと対立する事も無くなっている。
- 戦闘面に関しては、コーディネイター技能の撤廃により、キラ達との能力差はかなり小さくなった。
- スーパーロボット大戦UX
- またもアルヴィスを支援する立場としてプロローグから竜宮島に訪れていた。そのためにハザードの謀略によって一度はオーブ代表から引き摺り下ろされそうになるも、アスランの活躍によって事なきを得た。パイロットとしては参戦しないが、政治面で自軍をサポートしてくれる。
Scramble Commanderシリーズ
- スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
- 『DESTINY』名義での初参戦。原作どおり結婚式の最中アークエンジェル一味に誘拐され、そのままストライクルージュに乗りA3の戦力となる。貴重な激励持ちで、ストライクルージュの必殺技が必要気力も低く使い易いため、出撃の機会は多いだろう。インターミッションでもそれなりに話に入り、特にアスラン脱走後の再会時に、原作では為せなかった本音を吐露する場を設けられ、互いの一連の行動を理解しあうことが出来た。タケミカズチに対する演説がフルボイスで再現されていたりと、扱いは良いほう。中盤、ルージュをキラに貸し出すことでパイロットとしては使用不能になるが、終盤で復帰する。
キラにシーラと一国の主としての貫禄を比較され、「カガリは子供だから」とバッサリ切られるシーンは語り草である。すぐ不貞腐れて、「どうせラクスにだって負けてる。胸だって負けてる」と言ったところで「胸関係ないから」とトドメを刺される(ちなみに原作でのシャワーシーンを比較しても特にカガリとラクスに胸の差は無い)。ちなみにエンディングではアスランと復縁したらしく、キラがアスランに「カガリとはうまくいってるの?」と聞く場面がある。
パイロットステータスの傾向
中の中の能力。特殊技能(特殊スキル)のSEED発動によりある程度戦える。今のところ『SEED』名義でしかパイロット参戦したことなく、『SEED DESTINY』では1回しか戦わないせいか、今のところスパロボKとLしか参戦してない。
精神コマンド
闘志・熱血等、攻撃的な精神コマンドを覚える為に戦闘もこなすが、指導者としての立場もあってか絆や激励等を覚える事も。
- 第3次α
- 努力、応援、集中、直感、熱血、期待
- J、W
- 不屈、集中、闘志、熱血、覚醒、愛
- Z(没データ)
- 努力、根性、不屈、集中、熱血
- K
- 不屈、集中、闘志、熱血、覚醒、絆
- L
- 直感、集中、闘志、激励、熱血
特殊技能(特殊スキル)
- 第3次α
- SEED、強運、援護攻撃L3
- Z(没データ)
- 底力L7、ブロッキング、指揮官L2
- まさかのSEEDなしだが、そもそも『SEED DESTINY』ではSEEDが発動する場面がなかったので当たり前とも言える。
- K、L
- SEED、シールド防御、斬り払い、撃ち落とし、底力L6、援護攻撃L1、援護防御L1、アタックコンボL2
- シナリオとしては『SEED DESTINY』で参戦しているものの、SEED持ち(K、Lは『SEED』が参戦作品に入っているのでSEEDが発動しても問題ないという声もある)。代わりに指揮官を持っていない。汎用技能をたくさん持っているが、これは参戦が終盤になっている関係。
また、『SEED』系の重要人物には珍しく底力持ち。本人のステータスが、リアル系でしかも全体的に中の下でありながら防御が何故か高めと言うバランスもあわせて、防御機構が充実しているアカツキと相性が良い。
小隊長能力(隊長効果)
- 小隊攻撃の攻撃力+20%
- 第3次αでの能力。
- 前作のシャアやハマーンと同種の能力。流石に器が違いすぎるせいか、数値は半分だがそれでも強力。アストレイの3人娘と小隊を組んでも無駄にならない。
- ダメージ-20%
- Zでの没データ。
- 異様に強力。ガード込みならダメージが60%近くまで押さえられる。なぜ使えないのか…… もし自軍に加入したらファットマン(-30%)と並んで最高の防御役となったであろう。
パイロットBGM
作中では彼女専用のテーマソングもあるが、今のところ採用されてない。
- 「Invoke」
- 第1期オープニングテーマ。スパロボLではこれも採用されている。
- 「Realize」
- 第4期オープニングテーマ。基本テーマ。
- 「キラ、その心のままに」
- キラのテーマだが、汎用曲として設定されている。
人間関係
- キラ・ヤマト
- 最初は友情でも恋愛感情でもない強い絆を感じて互いを大切に思い合うようになり、後に生き別れていた双子の姉弟であるという事実を知る。一応弟という事になっているが、カガリが「私が姉だ!」と主張したのがそのまま受け入れられただけで、実際に確認が取れている訳ではない。どちらかといえば、キラの方が精神的には大人なのだが、カガリの自己主張が強かった為、今の形に収まった。
彼女との出会いや交流はSEED前半~中盤では自分の立場から仲間内で精神的に孤立していき、望まぬ争いを続けて悩むキラの息抜きにはなっていたようだ。DESTINYでは結婚式の最中に拉致されて以降アークエンジェルに滞在するが、オーブの戦闘を止めようと悪戦苦闘するカガリのボディガード的な役割を果たす。 - アスラン・ザラ
- キラの幼馴染み。無人島の件で親しくなり、後に恋人関係になる(SEED~DESTINY)、最終的には仕事を優先するため別れたようであるが、破局してしまったという訳では無い(DESTINY)。
- ラクス・クライン
- 唯一対等な立場での「女」の友達であり、キラと共に世話をされている。
- フレイ・アルスター、サイ・アーガイル
- 直接は絡まないがSEEDにおいてキラと彼女らを交えた昼ドラも真っ青な泥沼現場に出くわしてしまう。
- ウズミ・ナラ・アスハ
- 育ての父。彼の志を継ぐことになる。
- アンドリュー・バルトフェルド
- ご存知「砂漠の虎」。かつての宿敵、後の仲間。
- ウナト・エマ・セイラン
- オーブの指導者であった時から、自らの補佐に徹し続けた人物。大西洋連邦寄りであったが、それはあくまでもオーブを守る為であったが故で、カガリもその事を理解していた。彼の国を守ろうとする正論の前では、カガリも頭ごなしに否定することは出来なかった。
- ユウナ・ロマ・セイラン
- ウナトの息子で、婚約者。もっともカガリは不本意であるが。カガリ拉致の後はオーブのトップに立つが、部下達との折り合いは悪く、国の立場を悪化させるばかりで最終的に奪い返された上に、直後の戦闘に巻き込まれて死亡してしまった。作中にお互いよい関係を築く事はできなかったが、彼はカガリにとっては憎めない存在であり、志は違えど国を守ろうとする気持ちは同じと思っていた。それ故にザフトのオーブ侵攻を許した際には、その数少ない信頼を裏切られた事に激怒するも死別に心を痛めていた。
- ロンド・ミナ・サハク
- アストレイの登場人物。元々はアスハ家に対して敵対的であったが、やがてカガリを認め、彼女を裏から支えるようになった。
- レドニル・キサカ
- 部下。
- シン・アスカ
- 地球連合のオーブ侵攻時に家族を失っているため、彼からは父親から引き継いだオーブの理念を否定される事になる。ただし小説版では、カガリが反論しオーブの理念の正統性を主張してほしかったと補足されている。シンへの罪悪感からもシンの数々の罵声と暴行を受けても抗議一つしない。
- ジュリ・ウー・ニェン / マユラ・ラバッツ / アサギ・コードウェル
- 立場的には部下であるのものの、同世代と言うこともあって友人でもあった。しかし彼女らに先立だれてしまう事になる。
- メイリン・ホーク
- 結果的にアスランのもっとも近くにいることになった彼女に「あいつのこと頼んだぞ。」と託す。だが、そのやりとりがないKでは浮気相手として嫉妬されることに…
- ギルバート・デュランダル
- DESTINY第一話ではプラントに移住したオーブ難民が軍事関連の職業に就いている事に憤りを感じていた。それでも「良き指導者」とは思っていたが、ラクス暗殺未遂とミーアの存在を知ってからは行動に疑念を抱き始め、後に彼のディスティニー・プランを否定して対決する事になる。
- カリダ・ヤマト
- 叔母。互いに絡む描写はほとんど無く、どのような関係を築いてるかは不明。
他作品との人間関係
一応は国家の指導者という立場だが、年相応の女の子という側面もある為、人間関係は幅広い。上記の通り間抜けな行動を突っ込まれる事も。
ガンダムシリーズ
- デュオ・マックスウェル
- Wで根拠の無い自信を自慢するカガリに、カズマやルネと共に呆れる。
- カトル・ラバーバ・ウィナー
- Wでは明けの砂漠で行動を共にしていた。
- ヒイロ・ユイ
- 第3次αでは、リリーナと境遇が似ている面がある為か、度々彼女に助言を与える場面がある。WのEDにて彼に「国家元首として足りないものが多すぎる」と指摘されてしまうが、同時に成長も期待されていた。
- 張五飛
- WのEDにて、カガリの成長を期待し、アスハ家とサハク家の正義を見届ける決意をする。
- エニル・エル
- Zではキラ達の介入行動に対して鋭く真理を突いた批判をぶつける彼女に対して声を荒げる。
- カツ・コバヤシ
- Zでは後半にカガリがオーブでの実権を得、デュランダルへの反発を示した際、それまでのカガリ達の行動のせいもあって彼女達を「説得力がない」と批判した。
- フィル・アッカマン、ミラン・レックス
- Zではディアナに反逆した彼らや多くのディアナ・カウンター兵をオーブに匿っていた。
- ディアナ・ソレル
- Zでは直接は関わらないが、コペルニクス会談での権限を全て彼女に委譲している。
- ギム・ギンガナム
- Zではオーブ戦にてカガリの乗機の色が気に入らないと因縁をつけられ、彼に撃墜されそうになる。
- マリナ・イスマイール、シーリン・バフティヤール、クラウス・グラード
- UXでは協力関係。
リアル系
- セイナ
- Wではカトルと同じく明けの砂漠で行動を共にしていた。
- ガウルン
- Wではスカイグラスパーで意気揚々と彼に挑むが、彼からその無謀な様を「自殺願望の塊」と嘲笑されてしまう。
- シーラ・ラパーナ
- SC2では同じ姫同士でありながら色々とラクスや彼女に負けていることを自覚している。キラ曰く、「胸は関係ない」との事。
- 皆城総士
- Kでは彼と親しい。気軽に声をかける場面がKのカガリ関連場面においてはいつものカガリっぽい。
- 真壁史彦
- Kでは協力関係。UXにおいてはアーカディアンプロジェクトの支援者であり、計画に前後してモビルスーツの開発に着手している。
- 皆城公蔵
- UXでは史彦同様に協力関係。
- ヘスター・ギャロップ
- Kでは長く対立関係にあったが、最終的にユウナを介して和解。EDにて地球防衛隊発足に際して地球連合軍も協力している事から、協力関係は続いているものと思われる。逆にUXでは終始敵対関係で、第1部終盤には彼女とハザードにオーブ代表の座を引き摺り下ろされそうになる。
スーパー系
- 惣流・アスカ・ラングレー
- 第3次αでは彼女と意気投合し、友人同士に。彼女にアスランとの仲の事で冷やかされる場面も。
- 碇シンジ
- 第3次αでは彼に上手くたしなめられる一幕も。
- ユウキ・コスモ
- 第3次αで彼に「平和ボケしている」と馬鹿にされてしまい、思わず突っかかってしまう。その際に発したカガリの一言は、ファンからは大いにネタにされている。詳しくは後述。
- パイパー・ルウ
- 第3次αでは彼に懐かれる。
- 秋津マサト
- Jでは崩壊するジェネシスから彼に救出された。
- 弓さやか
- ビューナスAが悪のビューナスになった際、コックピットの外でビューナスに説得を始めたさやかに対してさすがのカガリも「向こうがコントロールしてるんだから意味ないだろ」と珍しく空気を読んだ正論でツッコミを入れた。
- ルネ・カーディフ・獅子王
- Wでデュオやカズマと共にカガリの根拠の無い自慢に呆れる。
- ユミ・フランソワ
- カズマやアカネ共々シンクラインの罠に気付けなかった者同士。
- ダービット・クリューゲル
- Wにて彼に「デッド(男)から女らしさを学べ」と言われてしまう。
- デッド・エンド
- カガリよりもはるかに女らしい人。…彼は男性であるが。
- 紅エイジ
- Zにてカツと同じく、オーブで実権を得て反デュランダルの意志を表明した際は、それまでのカガリ達の行動もあってカガリ達に対して激しく怒りを露にしていた。彼はアークエンジェルのしてきた事を「テロみたいな物」と評していた。
- 司馬遷次郎、葵霧子
- Kでは協力関係。
- ローニン・サナダ、覇道瑠璃
- UXでは協力関係。
- クリストファー・ルーベンス
- UXでは協力関係。スクラッグのホワイトハウス襲撃で第二代地球連邦大統領に万が一のコトがあった場合、カガリに大統領選挙への出馬をお願いするつもりだった。
- ハザード・パシャ
- UXでは政敵。第1部終盤には彼とヘスターにオーブ代表の座を引き摺り下ろされそうになり、オーブ軍も人類軍に乗っ取られそうになる。
バンプレストオリジナル
- カルヴィナ・クーランジュ
- Jの序盤でアル=ヴァンが初登場したイベントの後に尋問同然でカティア達に掴みかかって来た彼女を非難した。
- ジュア=ム・ダルービ
- 一度トラップで彼を撤退に追いやった。
- カズマ・アーディガン
- 突っ張りぶりを彼にも呆れられる。しかし共にシンクラインの罠に気付けなかった。
- アカネ・アーディガン
- カズマやユミ共々シンクラインの罠に気付けなかった者同士。
- ミスト・レックス
- 前例が無いことだが、カガリを尊敬している人間の一人。もっとも、時折内心カガリに対して「大したことない」と呆れるなど小馬鹿にする場面もあるが。カガリも彼の精神的な成長の無さには度々呆れ返っている。
- ヴェリニー
- 彼女をヒステリー女と罵るが、逆に「もう少しおしとやかにしろ」と言われてしまう。
- ルド・グロリア
- 彼の詭弁を後述にある台詞で真正面から論破し、切り捨てた。
- リチャード・クルーガー
- UXのプロローグにて、竜宮島でのフェストゥムとの初戦に際して、彼に密かに救援を依頼する。
名台詞
SEED
- 「ああ……やっぱり…!! 地球軍の新型機動兵器……お父様の裏切り者!!」
- 第1話で。実は、カガリはDESTINYにおいてもプラントで事件の始まりの渦中にいる。そう、彼女は常に始まりの場所にいるのである。
- 「ドネルケバブさ! あー、疲れたし腹も減った。ほら、お前も食えよ。このチリソースを掛けて…」
「見ず知らずの男に、私の食べ方にとやかく言われる筋合いはない!」
「っんまーーーーいーーー! ほぅら、お前も! ケバブにはチリソースが当たり前だ!」 - バルトフェルドとのやりとり。彼の正体には気付いていない。
- 「殺されたから殺して、殺したから殺されて……それで本当に最後は平和になるのかよ! ええっ!?」
- 傷ついたアスランを偶然助けて、キラが親友だと聞き友人同士で戦いを繰り広げていたという有様を聞いてしまい思わず掴みかかる。進藤尚美氏の熱演もなかなか見逃せない。
- 「う……うう…う……お父様ぁぁぁぁぁ!!」
- 育ての父ウズミが死亡した時の台詞。
- 「逃げるな! …生きるほうが、戦いだ!!」
- ジャスティス自爆直前。自分の命諸共ジャスティスの自爆でジェネシス破壊を敢行しようとするアスランの眼前に駆けつけで叫ぶ! 遂にアスランは生き残る選択肢を選んだ。父や友人を失い続けたカガリの最後の抵抗とも言える言動。
- また、この名台詞はUXにおいてもカガリから上述の台詞を掛けられたアスランが、別作品のあるキャラクターに対して発言している。原作を知るプレイヤーにとっては、心憎い展開だろう。
SEED DESTINY
- 「だが! 強すぎる力はまた争いを呼ぶ!」
- オーブ戦の折に流出した軍事技術と人的資源のプラントでの軍事利用を中止するよう要請したカガリに対してデュランダルが自衛の為と反論した時に言った台詞。
- 実際、カガリの言葉通り、セカンドシリーズを強奪しにきたファントムペインによってアーモリーワンは大惨事となっている。
- 「力か。争いが無くならぬから力が必要だと仰ったな、議長は」
「だが! ではこのたびの事はどうお考えになる!」
「あのたった3機の新型モビルスーツのために、貴国が被ったあの被害のことは!」
「そもそも何故必要なのだ! そんなものが今更!」
「我々は誓ったはずだ! もう悲劇は繰り返さない! 互いに手を取って歩む道を選ぶと!」 - アーモリーワンがファントムペインによって被害を受けたにも拘らず避難したミネルバでデュランダルに自慢気にMSを見せられた時の台詞。その力によって、アーモリーワンが被害を被ったというのにアーモリーワンの心配もせずに力を自慢するデュランダルに対して。だが、その言葉を聞いたシンから「綺麗事はアスハのお家芸だな」と怒りの声で皮肉られてしまう。
- 「よくそんなことが言えるな! お前達は! しょうがないだと!? 案外楽だと!? これがどんな事態か、地球がどうなるか、どれだけの人間が死ぬことになるか、ほんとに解って言ってるのかッ!? お前達はッ!!」
- ユニウスセブンが地球に墜ちるかもしれないという時にヨウランの「不可抗力だろう。けど変なゴタゴタも綺麗に無くなって、案外楽かも。俺達プラントには…」というのを聞いて憤慨した時の台詞。地球の国家のトップとしては憤慨するのは当然であり、カガリの怒りも尤もなのだが、シンに遮られてしまう。
- 「かつてウズミ代表は連合の侵攻に際して人としての精神への侵略という言葉を使われた。これはそれよりも尚悪い!」
- デスティニープランの発表を受けての台詞。デスティニープランが人として精神だけでなく自由や未来をも奪ってしまうであろう怒りから。
スパロボシリーズの名台詞
SEED準拠
αシリーズ
- 「シナプス艦長は随分とあんた達のことを買っているようだが、砂漠での戦いは素人だな」
- 上記の第3次αにおける素人発言。確かに原作通りのキラの突出やマリューの未熟さがあったとはいえ、それを加えてもこの時のαナンバーズの面子からして別に素人と呼べる物ではないと思うが…。むしろバルトフェルドがαナンバーズに対し、巧く立ち回ったといえる。
- 「馬鹿は何処にでもいる。お前もその一人だ。」
- アスランに対して「馬鹿だ」と言うカガリを揶揄してヒイロに発言される。
- 「お前は紛い物の神だ!人を惑わせるなっ!」
「ケイサル・エフェス!お前にみんなの未来は奪わせないっ!!」
「この戦い、これで終わりにしてみせる!」 - 第3次α最終話でのケイサル・エフェスとの特殊戦闘台詞。何か、一端のヒロインのような熱い台詞である。
携帯機シリーズ
- 「お前、それでもこいつらの上官か!」
- Jのカルヴィナルートの序盤にて。前述にある通り、尋問同然でカティア達に掴みかかっていたカルヴィナを非難したときの台詞。その場面でのカルヴィナの振る舞いは確かに上官としてあるまじき行為と言える。
- 「くっ…それならなぜ、あいつらを行かせたんだ!?」
- Wでシンクラインとの和平交渉が失敗した際に元々罠だと気付いていたと大多数の人間に言われて。この後、キサカに「情けない」と言われてしまう。
SEED DESTINY準拠
前述のとおり、Kでは別人と言ってもいいほどの行動を見せた。それがきっかけとなってか以後のシリーズでは指導者としての風格を持ち合わせた言動が多くなった。
Scramble Commanderシリーズ
- 「それでも、私の方が姉だからな!」
- SC2にて、あまり姉である自分を敬ってくれない弟(キラ)に対して。
- 「あのな、お前!私はお前の姉なんだぞ、姉!」
「…ふん、ど、どうせ私は子供っぽいんだ。ラクスにだって負けてるさ…!ああ、負けてるとも! 胸だって…。」 - SC2にて、キラにシーラ様と比較され、「一国の主としての貫禄がまるで負けている」と言われてしまい、いじける。ちなみにキラには「胸は関係ないから」と言われるが、ラクスの胸の大きさは非常に不安定なため、なんとも言いづらい。
- 「どれだけ力があろうと、貴様には永遠に理解できまい!生きる事そのものが…戦いだという事をっ!!」
- SC2の最終決戦にて、ユキムラに対して言い放った台詞。見ればわかる通り、『SEED』の最終話にてアスランに対して言った台詞のアレンジでもある。
Zシリーズ
- 「議長! 冗談は止めて欲しい! 私は現実的な問題を語るためにここに来ている!」
「異星人が攻めてくるというSF小説の話なら、後にしてくれ!」 - ザフトの再軍備の理由に関し、デュランダルから「異星人の侵略者に対する防衛」という(カガリからすれば)突拍子もない理由を言われ。 ……ブルーフィクサーのことは知らなかったのだろうか。
携帯機シリーズ
- 「よお、総士!」
- 竜宮島で総士と遭遇して。Kでは何かといつもと違うカガリだが、この台詞は今まで通りの雰囲気が感じられる。
- 「お前!仲間がこんな目にあったのにそんな言い方ないだろう!」
「こいつは正しい事をしたんだぞ!?人の命とファフナー、どっちが大事だと思ってるんだ!」 - 甲洋が同化した際、避難民を助けたせいでファフナーを失ったと憤りを見せた総士に対し、平手打ちして彼を責めた。SEEDの頃のカガリの雰囲気をかなり残した台詞。
- 「私はオーブの代表だ。危険を恐れて逃げ隠れするわけにはいかない。それにザフトの侵略はオーブの理念に反する!父が命を賭けて貫いたオーブの理念…何としても守り抜いてみせる。それが必ず全てを守る事になる!」
- デュランダル議長の攻撃からオーブを守る為に立ち向かう台詞で本当に成長したことを感じさせるセリフ。
- 「そうか、今はメイリンに優しくしているのか…よーく覚えておこう」
- ルナが教えてくれた事でアスランは女性なら誰でも優しく、特にメイリンに優しいこと聞き、今まさに怒りの炎が心の中で燃え広がる。今回二人の関係になんの問題も無いので、まさに浮気の情報を握った瞬間である。
- 「私に命を預けてくれる者…私と一緒に来て欲しい!」
- ル・コボルとの最終決戦前に言う台詞で部隊の上に立つ者として成長したカガリの姿であり皆の信頼を得ている。台詞自体もブライト艦長に通じるものがある。
- 「…我々は同じ地球に生まれた者として、連合、オーブ、プラントの区別なく…」
「互いを尊重し、手を取り合って新たな時代を築いて行くべきではないか!」
「そのための第1歩として、私はここに地球防衛隊の結成を宣言する!」 - エンディングにて。
- 「対ダリウス用に兵器を開発する場合はすべて資料に明記する事になってるはずだ」
「これは国連加盟国としてあってはならない規約違反ではないのか?」 - 秘密裏に開発されたMS(セカンドステージ)について追及した際の台詞。これ自体は何の変哲もない台詞…なのだがZでの失態と思わず対比してしまう。
- 「志なくして世界を動かしていいものか!」
- 「綺麗事ばかりで世界を動かせるもんかよ!」というシンの発言に対する反論。小説版での描写に従うならばおそらくシンが望む台詞に近いものと思われるが折悪くアスランにメンテナンスしてもらったアリスが戻ってきたため、この台詞に対するシンの反応はうやむやになってしまった。
- 「このままではオーブも私達も当初の志とは違う方向に流されてしまうだろう」
「それならば、お前だけでもプラントに行って地球圏を守るために戦って欲しい」 - アスランにプラントへ行くように頼んだ際の台詞。ただうろたえるばかりだった原作と違いやれることをしようとする姿勢が窺える一方で、想いをアスランに託すより他にないという無力さが表現されている。
- 「ああ、奴も過ちを犯した事を知った。そして知った事で、より大きく成長できるはずだ」
「人の歴史が過ちと成長を繰り返してきたようにな」 - 第27話シナリオエンドデモにて、ユウナを殴打・叱咤して連行させた後、「彼も戦争を止めたかったんだ」というアスランの言葉を受けて。カガリも本心ではユウナにオーブを善く導く為政者になるように期待している事を覗わせる。
- 「アルト、急いでくれ!囚われの姫君を助けるのが騎士ではなく姫であってもいいじゃないか!」
- 終盤のバジュラとの決戦にて、アルトに囚われのランカを助けに行くことを急かした際の台詞。「姫であっても」なのは彼が「アルト姫」と言われているからか。
- 「当たり前だ!」
「貴様が支配したなら貴様が間違った時、誰が止める! 現に今、貴様は間違っている!」 - 「刻の翼」より、「今までの世界が私の支配する世界より正しいのか」と言ってのけたグロリアに対する痛烈なカウンター。正しいようでエゴの現れでしかないグロリアの詭弁を正面から一刀両断した。
- 「お気遣い無きよう、皆城司令。フェストゥムが再び現れることは、30年前から予測されてきたことです」
「この日のためのモビルスーツであり、アーカディアン・プロジェクトではありませんか」 - 「永世中立とは、人類の敵に対しても傍観者である、という意味ではありませんよ」
- プロローグにて竜宮島に現れたフェストゥムをモビルスーツに迎撃させる際、皆城公蔵からオーブの理念に抵触するのではないかと危惧されるが、この言葉と共に戦う意思を示した。
スパロボシリーズの迷台詞
前述において説明したように、間抜けな言動を取っては他作品のキャラに突っ込まれる事もしばしばである。
SEED準拠
- 「そんなことはない!私はアフリカのコーディネイターの砂漠の虎と戦っていたんだぞ!」
- 一部でネタにされているカガリの第3次αでの迷言。カズイの「でも、地球人と異星人のいざこざを地球圏へ持ち込んで欲しくないよな…」という言葉からSEED組とコスモとの論争が始まり、その際に「地球圏の人間は外宇宙に対する危機感が足りない」というコスモの発言に対する反論。自分たちもコスモ達と同様に戦争で苦労している事を伝えようとした発言だが、「内輪のことばかりで、外へ目を向けようとはしない」と言われているのに、地球人同士の内輪揉めで苦労を主張していること、外宇宙の脅威(=バッフ・クラン)に対してザフト軍の一指揮官でしかない砂漠の虎を持ち出したことの滑稽さがネタにされ、巨大掲示板「2ちゃんねる」では同名のスレッドが80以上も続いている。ただ、ゲームでのバルトフェルド隊は、地上適応「S」の強さを嫌と言うほど味わわせてくれるため、確かにバッフ・クランに勝るとも劣らない脅威ではあり、そういう意味でもネタにされる。ちなみにこの台詞の後はというと、コスモもカガリやSEED組の反論は認めるものの、『地球のお偉いさんは駄目だ』という結論になる。
- 「私はカガリ・ユラだ。この砂漠の戦闘では私はプロフェッショナルだぞ」
- Wでノイ・ヴェルターと合流した時の迷言。わざわざそんな事を威張ってきたカガリに対して、デュオには「わかったわかった」と流され、ルネには「状況の見えていない素人」と判断され、カズマには「根拠のない自信とつっぱりでこっちが恥ずかしい」と思われた。ただし、これより前に同じ事を言われたセイナの対応と比べるとデュオ達も少々大人気ない感はある。Wのカガリは妙に他作品のキャラクターから馬鹿にされる描写が目立つが、これはその典型例。
SEED DESTINY準拠
- 「オーブの事は、きっとキサカが何とかしてくれるはずだ」
- Kよりルルに代表として国に残るのを勧められたがこの言葉とともに部隊に帯同する。確かに何とかしそう(ついでにKのユウナは有能)だし部下を信頼する心は美しいが国家元首のこの発言を国民が知ったらどう思われる事やら。まあ劇中描写を見る限りそれでもカガリの支持率が下がることはなさそうだが。なお、Lでもキサカとトダカにオーブの事は任せてアークエンジェル隊に同行している。
- カガリ「このヒステリー女め!一度撃墜されたんなら、おとなしく撃墜されていろっ!」
ヴェリニー「ヒステリックな声をあげてるのはあんたの方じゃないか!もう少しおしとやかにした方がいいよ!」
カガリ「余計なお世話だっ!」 - K29話でのヴェリニーとの戦闘前会話。どっちもどっちである。
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