「機動戦士Vガンダム」の版間の差分

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このような作風の変化に当初からの視聴者は付いて来れず、富野監督も視聴者も[[トラウマイベント|鬱気分]]であった。富野監督は放送終了後、本当に鬱病を抱えることになった。ただし、放送当時から作品を高く評価していた庵野秀明監督は『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』製作に強く影響を受けた作品の一つとして挙げており、また戦闘シーンについては娯楽活劇もののイメージが最後まで踏襲され、全編通じ高い評価を与えられている。中でも[[シュラク隊]]の戦い方は「足癖が悪い」と言われつつも、好意的な反応ばかりである。
 
このような作風の変化に当初からの視聴者は付いて来れず、富野監督も視聴者も[[トラウマイベント|鬱気分]]であった。富野監督は放送終了後、本当に鬱病を抱えることになった。ただし、放送当時から作品を高く評価していた庵野秀明監督は『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』製作に強く影響を受けた作品の一つとして挙げており、また戦闘シーンについては娯楽活劇もののイメージが最後まで踏襲され、全編通じ高い評価を与えられている。中でも[[シュラク隊]]の戦い方は「足癖が悪い」と言われつつも、好意的な反応ばかりである。
  
一方、富野監督は制作時の心境の所為かこの作品を特に酷評しており、'''「このDVDは、見られたものではないので買ってはいけません!!」'''と、'''DVD-BOX(2010年9月24日初回限定生産)を買わなければ読めないブックレット'''にコメントしていた<ref>ちなみに、2015年にBlu-ray Boxの発売が決定された際にも、富野監督は『機動戦士Vガンダム』の公式HPにおいて'''「この作品は全否定したいと思っているものです。(中略)何かの間違いでこのBlu-rayで見た方は『機動戦士Vガンダム』の何がダメなのかを探してみてください。そこから気付ける人がひとりでもいらっしゃればBlu-rayとして出した意味があると思っています」'''というコメントを残している。 </ref>。この事はファンの間では非常に有名な話で、ウッソ役として[[声優]]デビューした阪口大助氏もラジオ等でこの発言に対してネタも含めながらも苦言を呈したことがある。
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一方、富野監督は制作時の心境の所為かこの作品に対して、「このDVDは、見られたものではないので買ってはいけません!!」と、DVD-BOX(2004年1月23日初回限定生産)を買わなければ読めないブックレットにコメントしていた。ただこのコメントには「そう言うと売れてしまいますよね。」という内容のオチがあり、それは本文をちゃんと読まないと分からない為、本当に批判しているかのように勘違いするファンも生まれてしまった<ref>ちなみに、2015年にBlu-ray Boxの発売が決定された際にも、富野監督は『機動戦士Vガンダム』の公式HPにおいて「この作品は全否定したいと思っているものです。(中略)何かの間違いでこのBlu-rayで見た方は『機動戦士Vガンダム』の何がダメなのかを探してみてください。そこから気付ける人がひとりでもいらっしゃればBlu-rayとして出した意味があると思っています」というコメントを残している。 </ref>。この事はファンの間では非常に有名な話で、ウッソ役として[[声優]]デビューした阪口大助氏もラジオ等でこの発言に対してネタも含めながらも苦言を呈したことがある。もっとも富野監督も作劇論やシナリオについてはかなり高い評価で言及している部分もあり、複雑な心境があることが窺える形になっている。その後、Blu-ray Boxのブックレットコメントでは本作品の最終回やバイク戦艦、カテジナ・ルースというキャラに対する評価を高くしており、更にVガンダム30周年の際に季刊誌「グレートメカニックG2023年夏号」において寄せられた本作品へのコメントでは、「『Gレコ』はここから始まっているとわかったという意味では「『Vガンダム』を作ったのは間違いではなかった」と思えます。また、今回のプーチンの戦争があったおかげで、むしろ『Vガンダム』は『機動戦士ガンダム』よりも、リアルなものがあったと感じられました。」と肯定的な意見と共に最後「是非Vガンダムを見てください!」とシャクティの真似をしたコメントを寄せている。
  
それが理由かは不明だが、ガンダムシリーズの中ではメディアにて冷遇されがちな傾向<ref>例として『ガンダムバトルシリーズ』には不参加、その流れを汲む『ガンダムアサルトサヴァイブ』にようやく(ウッソとカテジナだけ)参戦したものの、『機動戦士ガンダム クライマックスU.C.』に至っては、『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]』ですら参戦しているのに顔出しすらさせてもらえなかった。</ref>にあり、スパロボでも参戦回数は少なめ。事実2003年の『[[スーパーロボット大戦D]]』以降はTVシリーズ作品の中では最もコンシューマ作品への参戦が遠ざかっていた。2021年の『[[スーパーロボット大戦30]]』が18年ぶりの参戦となる。
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スパロボでは2003年の『[[スーパーロボット大戦D]]』以降は2021年の『[[スーパーロボット大戦30]]』が18年ぶりの参戦となる。
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他に特筆すべき点として一年戦争から70年超とは年代的にも技術レベル的にも離れすぎており、他の宇宙世紀作品とは摺り合わせが難しいという側面がある。旧ジオン軍の残党もほぼ存在しない時代が舞台であり、ある意味では他の宇宙世紀作品とは隔絶している状態となっている。
  
 
出てくる[[モビルスーツ]]はスペック表にも載らないようなトリッキーな攻撃(主にボディを分割して敵にぶつける、ビーム兵器を過剰出力で使うなど)を繰り出すことが少なからずある。これは上述したように元々が娯楽活劇ものをイメージした企画だったためでもある。SRWに限らずゲームで再現されるのは、代表格でもあるVガンダムのパーツアタックやV2ガンダムの光の翼ぐらいだが。
 
出てくる[[モビルスーツ]]はスペック表にも載らないようなトリッキーな攻撃(主にボディを分割して敵にぶつける、ビーム兵器を過剰出力で使うなど)を繰り出すことが少なからずある。これは上述したように元々が娯楽活劇ものをイメージした企画だったためでもある。SRWに限らずゲームで再現されるのは、代表格でもあるVガンダムのパーツアタックやV2ガンダムの光の翼ぐらいだが。
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==== 艦船 ====
 
==== 艦船 ====
;[[クラップ級巡洋艦|リーンホース]]
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;[[リーンホース]]
 
:リガ・ミリティアの巡洋艦。
 
:リガ・ミリティアの巡洋艦。
 
:;[[リーンホースJr.]]
 
:;[[リーンホースJr.]]
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;[[クラップ級巡洋艦]]
 
;[[クラップ級巡洋艦]]
 
:地球連邦軍の巡洋艦。
 
:地球連邦軍の巡洋艦。
;ジャンヌ・ダルク
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;[[GUNDAM:ジャンヌ・ダルク|ジャンヌ・ダルク]](SRW未登場)
 
:地球連邦軍のムバラク艦隊の旗艦である[[ラー・カイラム]]級。
 
:地球連邦軍のムバラク艦隊の旗艦である[[ラー・カイラム]]級。
  
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== 楽曲 ==
 
== 楽曲 ==
 
;オープニングテーマ
 
;オープニングテーマ
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:; 「'''STAND UP TO THE VICTORY 〜トゥ・ザ・ヴィクトリー〜'''」(第1話 - 第31話)
:; 「STAND UP TO THE VICTORY」(第1話 - 第31話)
 
 
:: 作詞 - 井荻麟・みかみ麗緒 / 作曲・編曲・歌 - 川添智久 / 編曲 - 神長弘一・井上龍仁
 
:: 作詞 - 井荻麟・みかみ麗緒 / 作曲・編曲・歌 - 川添智久 / 編曲 - 神長弘一・井上龍仁
 
:: 『新』『α』『α外伝』『D』『30』の戦闘BGMとして採用。『30』ではプレミアムサウンド&データパックに原曲を収録。
 
:: 『新』『α』『α外伝』『D』『30』の戦闘BGMとして採用。『30』ではプレミアムサウンド&データパックに原曲を収録。
:: ちなみに川添智久は「BILIEVE IN LOVE」などで有名なバンド・LINDBERGのベーシスト。
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:: ちなみに川添智久は「BELIEVE IN LOVE」などで有名なバンド・LINDBERGのベーシスト。
:; 「DON'T STOP CARRY ON」(第32話 - 第51話)
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:; 「Don't Stop! Carry On!」(第32話 - 第51話)
 
:: 作詞 - 西脇唯 / 作曲 - 小泉誠司 / 編曲 - 福田裕彦 /歌 - RD
 
:: 作詞 - 西脇唯 / 作曲 - 小泉誠司 / 編曲 - 福田裕彦 /歌 - RD
 
:: 『第2次G』『α』『α外伝』『D』の戦闘BGMとして採用。『30』ではプレミアムサウンド&データパックに原曲を収録。
 
:: 『第2次G』『α』『α外伝』『D』の戦闘BGMとして採用。『30』ではプレミアムサウンド&データパックに原曲を収録。
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:: イントロはフルコーラス版のものを使用しているため、TV版とは若干異なる。
 
::『α』以降では[[V2ガンダム]]専用の戦闘BGMとなっている。
 
::『α』以降では[[V2ガンダム]]専用の戦闘BGMとなっている。
 
:
 
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:;「WINNERS FOREVER ~勝利者よ~」(第1話 - 第31話)
 
:;「WINNERS FOREVER ~勝利者よ~」(第1話 - 第31話)
 
::歌 - INFIX
 
::歌 - INFIX
::元々特撮映画『仮面ライダーZO』(本作と同年に制作)のテーマソングとして作られたものを題名と歌詞の一部を変更して採用された。
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::元々特撮[[映画]]『仮面ライダーZO』(本作と同年に制作)のテーマソングとして作られたものを題名と歌詞の一部を変更して採用された。<ref>INFIX氏のTwitter[https://twitter.com/infixjyosei/status/1647860113498345472]で富野監督が「ライダーのままガンダムで」とオーダーしていたのが語られている。</ref>
 
:;「もう一度TENDERNESS」(第32話 - 第51話)
 
:;「もう一度TENDERNESS」(第32話 - 第51話)
 
::歌 - KIX▶S
 
::歌 - KIX▶S
  
 
== 登場作と扱われ方 ==
 
== 登場作と扱われ方 ==
前述の通り、[[宇宙世紀]]系のガンダム作品では参戦回数が少なめ。原作再現はある程度されている。
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前述の通り、[[宇宙世紀]]系のガンダム作品では参戦回数が少なめ。だがその代わり参戦した場合は原作再現がされる確率が高く、原作終了後参戦になったことは現状では『α』で原作再現をほぼ消化した『α外伝』のみである。
  
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
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:第2期参戦作品第8弾として2016年9月に追加参戦。『D』以来13年ぶりの参戦となる。
 
:第2期参戦作品第8弾として2016年9月に追加参戦。『D』以来13年ぶりの参戦となる。
 
;[[スーパーロボット大戦30]]
 
;[[スーパーロボット大戦30]]
:家庭用タイトルへの参戦は『D』以来18年ぶりとなる。開始時の時系列は一度宇宙へ上がってからとなる。キャストも大半が新録されているが、マーベットやオデロといった、新規収録ができないキャラクターに関しては[[コンピュータゲーム|ゲーム]]『SDガンダム Gジェネレーション』シリーズでのキャスティングに合わせる形で一部変更が行われている。ザンスカール組は音声新規収録の有無の差が激しく、[[ファラ・グリフォン|ファラ]]と[[ルペ・シノ|ルペ]]以外は特殊戦闘台詞が少ない。
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:家庭用タイトルへの参戦は『D』以来18年ぶり、据置機作品となると『α外伝』以来20年ぶりの参戦となる。開始時の時系列は一度宇宙へ上がってからとなる。キャストも大半が新録されているが、マーベットやオデロといった、新規収録ができないキャラクターに関しては[[コンピュータゲーム|ゲーム]]『SDガンダム Gジェネレーション』シリーズでのキャスティングに合わせる形で一部変更が行われている。ザンスカール組は原作キャストが鬼籍に入っていたり役者を引退している人物が多めなこともあり音声新規収録の有無の差が激しく、[[ファラ・グリフォン|ファラ]]と[[ルペ・シノ|ルペ]]以外は特殊戦闘台詞が少ない。
 
:なお、今作も『D』と同様に条件次第でクロノクルとカテジナを仲間にすることが可能である。
 
:なお、今作も『D』と同様に条件次第でクロノクルとカテジナを仲間にすることが可能である。
:原作ストーリーの再現度も高く、[[ムバラク・スターン|ムバラク]]や[[ネネカ・ニブロー|ネネカ]]など今作で初めて登場したキャラクターもおり、優遇された扱いとなっている。
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:原作ストーリーの再現度も高く、[[ムバラク・スターン|ムバラク]]や[[ネネカ・ニブロー|ネネカ]]、[[シュバッテン]]など今作で初めて登場したキャラクターやユニットもおり、優遇された扱いとなっている。
  
 
== 各話リスト ==
 
== 各話リスト ==
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! 話数 !! サブタイトル !! 登場メカ !! 備考 !! 再現スパロボ
 
! 話数 !! サブタイトル !! 登場メカ !! 備考 !! 再現スパロボ
 
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| 第1話 || 白いモビルスーツ || [[Vガンダム]] <br> [[コアファイター (V)|コアファイター]] <br> [[カミオン]] <br> [[シャッコー]] <br> [[ゾロ]] ||  ||  
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| 第1話 || 白いモビルスーツ || [[Vガンダム]] <br> [[コアファイター (V)|コアファイター]] <br> [[カミオン]] <br> [[シャッコー]] <br> [[ゾロ]] ||  || 『[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]』
 
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| 第2話 || マシンと会った日 ||  ||  ||
 
| 第2話 || マシンと会った日 ||  ||  ||
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| 第3話 || ウッソの戦い ||  ||  ||
 
| 第3話 || ウッソの戦い ||  ||  ||
 
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| 第4話 || 戦いは誰のために ||  ||  ||
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| 第4話 || 戦いは誰のために ||  ||  ||『第2次G』
 
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| 第5話 || ゴッゾーラの反撃 || [[ゴッゾーラ]]<br>[[リカール]] ||  ||
 
| 第5話 || ゴッゾーラの反撃 || [[ゴッゾーラ]]<br>[[リカール]] ||  ||
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| 第9話 || 旅立ち ||  ||  ||
 
| 第9話 || 旅立ち ||  ||  ||
 
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| 第10話 || 鮮烈!シュラク隊 ||  ||  ||
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| 第10話 || 鮮烈!シュラク隊 ||  ||  ||『第2次G』
 
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| 第11話 || シュラク隊の防壁 ||  ||  ||
 
| 第11話 || シュラク隊の防壁 ||  ||  ||
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| 第12話 || ギロチンを粉砕せよ ||  ||  ||
 
| 第12話 || ギロチンを粉砕せよ ||  ||  ||
 
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| 第13話 || ジブラルタル空域 ||  ||  ||
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| 第13話 || ジブラルタル空域 ||  ||  ||『第2次G』
 
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| 第14話 || ジブラルタル攻防 ||  ||  ||
 
| 第14話 || ジブラルタル攻防 ||  ||  ||
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| 第17話 || 帝国の女王 ||  ||  ||
 
| 第17話 || 帝国の女王 ||  ||  ||
 
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| 第18話 || 宇宙艦隊戦 ||  ||  ||『30』
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| 第18話 || 宇宙艦隊戦 ||  ||  ||『[[スーパーロボット大戦30|30]]』
 
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| 第19話 || シャクティを捜せ ||  ||  ||
 
| 第19話 || シャクティを捜せ ||  ||  ||
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| 第42話 || 鮮血は光の渦に ||  ||  ||
 
| 第42話 || 鮮血は光の渦に ||  ||  ||
 
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| 第43話 || 戦場の彗星ファラ ||  ||  ||
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| 第43話 || 戦場の彗星ファラ ||  ||  ||『30』
 
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| 第44話 || 愛は光の果てに || || ||
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| 第44話 || 愛は光の果てに || [[ゲンガオゾ]] ||  ||
 
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| 第45話 || 幻影に踊るウッソ || || ||
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| 第45話 || 幻覚に踊るウッソ ||  ||  ||
 
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| 第46話 || タシロ反乱 || ||  ||
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| 第46話 || タシロ反乱 || [[V2バスターガンダム]] ||  ||
 
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| 第47話 || 女たちの戦場 ||  ||  ||
 
| 第47話 || 女たちの戦場 ||  ||  ||
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| 第48話 || 消える命 咲く命 ||  ||  ||
 
| 第48話 || 消える命 咲く命 ||  ||  ||
 
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| 第49話 || 天使の輪の上で || || ||
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| 第49話 || 天使の輪の上で || [[V2アサルトガンダム]]<br />[[V2アサルトバスターガンダム]] ||  ||『30』
 
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| 第50話 || 憎しみが呼ぶ対決 ||  ||  ||
 
| 第50話 || 憎しみが呼ぶ対決 ||  ||  ||
 
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| 第51話 || 天使たちの昇天 ||  ||  ||
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| 第51話 || 天使たちの昇天 ||  ||  ||『30』
 
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== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
 
=== [[DVD]] ===
 
=== [[DVD]] ===
発売の前に富野監督本人が「こんなものを買うとダメになるので買わないでください」というコメントを残している。色んな意味で最もカオスな時期に作られた作品だからなのだろう。
 
 
 
==== DVD-BOX ====
 
==== DVD-BOX ====
 
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2024年11月7日 (木) 09:10時点における最新版

機動戦士Vガンダム
読み きどうせんしヴィクトリーガンダム
原作 矢立肇
富野由悠季
総監督 富野由悠季
キャラクターデザイン 逢坂浩司
メカニックデザイン カトキハジメ
大河原邦男
石垣純哉
音楽 千住明
制作 サンライズ(第3スタジオ)
放送局 テレビ朝日
放送期間 1993年4月2日 -
1994年3月25日
話数 全51話
シリーズ

ガンダムシリーズ

初登場SRW 第2次スーパーロボット大戦G
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機動戦士Vガンダム』はサンライズ制作のテレビアニメ作品。

概要[編集 | ソースを編集]

宇宙世紀0153年、地球連邦政府は形骸化し、統制を離れたスペースコロニーは各地で紛争を起こしていた。サイド2にあるザンスカール帝国は地球侵攻を開始し、レジスタンス組織「リガ・ミリティア」はザンスカール支配への抵抗運動をはじめていた。

元々はジュブナイル色の強い「子供がワクワクしながら見れる楽しいガンダム」として企画されており、弱冠13歳の主人公ウッソ・エヴィンはRPGの主人公のイメージで作られたらしい。脇を固めるキャラクターも冒険娯楽活劇を意識して「幼馴染の美少女」「憧れのお姉さん」など明るい属性が付け加えられた。また、敵側のメカデザインも今までのガンダムシリーズには見られないようなコミカルさが加えられ、視聴者の度肝を抜いた。

しかし、番組が進むうちに俗に「黒富野」と呼ばれる「戦争の現実」を突き付けるストーリーにシフトしていき、本来は明るいはずのキャラクターたちが成長しつつも悲惨な現実に苦悩し、変質していくという、独特の味付けの作風になっていった。後の富野監督のインタビューによると「自身(富野監督)とスポンサーで方向性が食い違ったために誰もが予想しきれない作品になってしまった」ことが語られている。

このような作風の変化に当初からの視聴者は付いて来れず、富野監督も視聴者も鬱気分であった。富野監督は放送終了後、本当に鬱病を抱えることになった。ただし、放送当時から作品を高く評価していた庵野秀明監督は『新世紀エヴァンゲリオン』製作に強く影響を受けた作品の一つとして挙げており、また戦闘シーンについては娯楽活劇もののイメージが最後まで踏襲され、全編通じ高い評価を与えられている。中でもシュラク隊の戦い方は「足癖が悪い」と言われつつも、好意的な反応ばかりである。

一方、富野監督は制作時の心境の所為かこの作品に対して、「このDVDは、見られたものではないので買ってはいけません!!」と、DVD-BOX(2004年1月23日初回限定生産)を買わなければ読めないブックレットにコメントしていた。ただこのコメントには「そう言うと売れてしまいますよね。」という内容のオチがあり、それは本文をちゃんと読まないと分からない為、本当に批判しているかのように勘違いするファンも生まれてしまった[1]。この事はファンの間では非常に有名な話で、ウッソ役として声優デビューした阪口大助氏もラジオ等でこの発言に対してネタも含めながらも苦言を呈したことがある。もっとも富野監督も作劇論やシナリオについてはかなり高い評価で言及している部分もあり、複雑な心境があることが窺える形になっている。その後、Blu-ray Boxのブックレットコメントでは本作品の最終回やバイク戦艦、カテジナ・ルースというキャラに対する評価を高くしており、更にVガンダム30周年の際に季刊誌「グレートメカニックG2023年夏号」において寄せられた本作品へのコメントでは、「『Gレコ』はここから始まっているとわかったという意味では「『Vガンダム』を作ったのは間違いではなかった」と思えます。また、今回のプーチンの戦争があったおかげで、むしろ『Vガンダム』は『機動戦士ガンダム』よりも、リアルなものがあったと感じられました。」と肯定的な意見と共に最後「是非Vガンダムを見てください!」とシャクティの真似をしたコメントを寄せている。

スパロボでは2003年の『スーパーロボット大戦D』以降は2021年の『スーパーロボット大戦30』が18年ぶりの参戦となる。

他に特筆すべき点として一年戦争から70年超とは年代的にも技術レベル的にも離れすぎており、他の宇宙世紀作品とは摺り合わせが難しいという側面がある。旧ジオン軍の残党もほぼ存在しない時代が舞台であり、ある意味では他の宇宙世紀作品とは隔絶している状態となっている。

出てくるモビルスーツはスペック表にも載らないようなトリッキーな攻撃(主にボディを分割して敵にぶつける、ビーム兵器を過剰出力で使うなど)を繰り出すことが少なからずある。これは上述したように元々が娯楽活劇ものをイメージした企画だったためでもある。SRWに限らずゲームで再現されるのは、代表格でもあるVガンダムのパーツアタックやV2ガンダムの光の翼ぐらいだが。

漫画版・関連作品[編集 | ソースを編集]

漫画雑誌『コミックボンボン』にて連載された岩村俊哉氏による漫画版は、読者層に合わせて原作の暗い雰囲気は抑えられ、ギャグ漫画のようなノリになっている。ストーリーは一応シリアスなのだが、主人公のウッソをはじめ本編のキャラクターの性格が妙にはっちゃけていたり、各所にゲームや実在の人物を元にしたパロディキャラクターがいたりと奇抜な作風で、ファンの間では語り草となっている。

印象が強かったせいか、スパロボやGジェネなど後のゲーム作品では漫画版の要素が取り入れられている(スパロボではV2ガンダム分身機能が採用されており、GジェネではV2系列のいずれかの機体がビームサーベルで漫画版の必殺技を使用できる)。

機動戦士クロスボーン・ガンダム』の作者である長谷川裕一氏は『クロスボーン』以前に本作の外伝作品『機動戦士Vガンダム外伝 脱出計画編』を発表した事があり、後に『月刊ガンダムエース』にて連載された『機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト』(SRW未参戦)は時代が同じという事もあり本作の外伝的な側面を持つ[2]

登場人物[編集 | ソースを編集]

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

リガ・ミリティア[編集 | ソースを編集]

ウッソ・エヴィン
本作の主人公。巻き込まれるようにVガンダムのパイロットになる。
シャクティ・カリン
本作のヒロイン。女王マリアの娘。
ハロ
ウッソが持つハロ。
オデロ・ヘンリーク
戦災孤児達のリーダー。後にMSパイロットとなる。
マーベット・フィンガーハット
リガ・ミリティアのMSパイロット。オリファーの恋人。
ウォレン・トレイス
戦災孤児の一人。オデロの弟分。
スージィ・リレーン
戦災孤児の一人。活発な少女。
カルルマン・ドゥカートゥス
戦災孤児の一人。1歳の男の子。
トマーシュ・マサリク
ハイランドの子供達のリーダー。
カレル・マサリク
トマーシュの弟。
エリシャ・クランスキー
ハイランドの子供達の一人。
マルチナ・クランスキー
エリシャの妹。
オイ・ニュング
カミオン隊のリーダーである伯爵。
レオニード・アルモドバルロメロ・マラバルオーティス・アーキンズエステル・チャバリ
カミオン隊のメンバー。
ロベルト・ゴメス
地球連邦の軍人。リーンホースの艦長。
ジン・ジャハナム
リガ・ミリティアの盟主を名乗る男。
ネス・ハッシャークッフ・サロモンストライカー・イーグル
リガ・ミリティアのメカニック。
ミューラ・ミゲル
ウッソの母親。
ハンゲルグ・エヴィン
ウッソの父親。
フランダース
シャクティの愛犬。
リガ・ミリティア兵
リガ・ミリティアの一般兵。

シュラク隊[編集 | ソースを編集]

オリファー・イノエ
シュラク隊の隊長。
ジュンコ・ジェンコ
シュラク隊のリーダー。
ヘレン・ジャクソンケイト・ブッシュマヘリア・メリルペギー・リーコニー・フランシス
シュラク隊のメンバー。
ユカ・マイラスフランチェスカ・オハラミリエラ・カタン
シュラク隊の補充メンバー。

地球連邦軍[編集 | ソースを編集]

ムバラク・スターン
ムバラク艦隊提督。リガ・ミリティアに協力する。

ザンスカール帝国[編集 | ソースを編集]

マリア・ピァ・アーモニア
ザンスカール帝国の女王。
フォンセ・カガチ
ザンスカール帝国の宰相。
ムッターマ・ズガン
帝国のNo.2。ズガン艦隊司令官。
タシロ・ヴァゴ
カガチの腹心。カイラスギリー艦隊司令官。
カテジナ・ルース
ウッソの憧れの人。ザンスカールに捕らわれた後、クロノクルに共感してパイロットになる。
クロノクル・アシャー
女王マリアの弟で、MSパイロット。
アルベオ・ピピニーデン
部隊指揮官の一人。クロノクルの先輩。
ルペ・シノ
ピピニーデンの副官。
ファラ・グリフォン
ラゲーン基地の司令官。死刑執行人の家系出身。
ゲトル・デプレ
ラゲーン基地の副司令官。
メッチェ・ルーベンス
ファラの部下兼愛人。
ドゥカー・イク
部隊指揮官の一人。こよなくバイクを愛する。
レンダ・デ・パロマ
イクの副官。
ゴッドワルド・ハイン
「人喰い虎」の異名があるエースパイロット。
ゴズ・バール
MSパイロットの一人。ウッソの母を人質にする。
ブロッホ
モビルアーマーのドッゴーラのパイロット。
ガリー・タン
MSパイロットの一人。
ワタリー・ギラ
ラゲーン基地所属のMSパイロット。
キスハール・バグワット
近衛師団所属のMSパイロット。
カリンガ・ウォーゲル
キスハールの同僚で、彼の恋人。
ネネカ・ニブロー
ネネカ隊の隊長。
ザンスカール兵
ザンスカール帝国の一般兵。

その他[編集 | ソースを編集]

マンデラ・スーン
宇宙引越公社の局長。

登場メカ[編集 | ソースを編集]

スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。

リガ・ミリティア[編集 | ソースを編集]

MS[編集 | ソースを編集]

Vガンダム
本作の主役機。コアファイター、トップリム、ボトムリムで構成される。
トップファイター
コアファイターとトップリムが合体した形態。
ボトムファイター
コアファイターとボトムリムが合体した形態。
Vガンダムヘキサ
Vガンダムの頭部を交換した通信機能強化機。
Vダッシュガンダム
Vガンダムの「オーバーハングパック」装着形態。
コアブースター
コアファイターの「オーバーハングパック」装備形態。
Vダッシュガンダムヘキサ
Vガンダムヘキサの「オーバーハングパック」装着形態。
V2ガンダム
Vガンダムの後継機。Vガンダムと同様にコアファイター、トップリム、ボトムリムで構成される。
V2アサルトガンダム
V2ガンダムがアサルトパーツを装着した形態。
V2バスターガンダム
V2ガンダムがバスターパーツを装着した形態。
V2アサルトバスターガンダム
アサルトパーツとバスターパーツの同時装着形態。
ガンイージ
リガ・ミリティアの主力量産機。
ガンブラスター
ガンイージの強化機。
ホワイトアット
鹵獲したゾロアットのリガ・ミリティア仕様。

車両[編集 | ソースを編集]

カミオン
リガ・ミリティアの大型トレーラー。

艦船[編集 | ソースを編集]

リーンホース
リガ・ミリティアの巡洋艦。
リーンホースJr.
リーンホースとスクイードを組み合わせた急造艦。
ガウンランド
リガ・ミリティアのアレキサンドリア級の一隻。
ホワイトアーク
リガ・ミリティアの小型艇。
魚の骨
鹵獲したシノーペの改造艦。

地球連邦軍[編集 | ソースを編集]

MS[編集 | ソースを編集]

ジェムズガン
地球連邦軍の主力量産機。
ジャベリン
宇宙用量産機。

艦船[編集 | ソースを編集]

サラミス改級巡洋艦
地球連邦軍の巡洋艦。かなりの旧式。
アレキサンドリア級重巡洋艦
地球連邦軍の重巡洋艦。
クラップ級巡洋艦
地球連邦軍の巡洋艦。
ジャンヌ・ダルク(SRW未登場)
地球連邦軍のムバラク艦隊の旗艦であるラー・カイラム級。

ザンスカール帝国[編集 | ソースを編集]

MS・MA[編集 | ソースを編集]

ゾロアット
宇宙用の主力量産機。
ゾリディア
ゾロアットの地上用改修機。
ゾロ
ゾロアットを元とした地上用MS。
ゾロ改
索敵機能を強化したゾロの改修機。
トムリアット
ゾロの発展強化機。
ドムットリア
トムリアットの発展強化機。
シャッコー
ベスパの試作機の一つ。
リグ・シャッコー
シャッコーの制式量産機。
ゴッゾーラ
ベスパの試作機の一つ。
メッメドーザ
ベスパの試作機の一つ。
アビゴル
宇宙用の大型可変機。
ガルグイユ
アビゴルを元にした水陸両用機。
コンティオ
ゾロアットの後継となる宇宙用量産機。
リグ・コンティオ
コンティオの発展強化機。
ゲドラフ
支援機「アインラッド」の使用を前提とした量産機。
ブルッケング
ゲドラフの発展機。「アインラッド」を標準装備する。
ザンネック
試作機の一つ。
ゲンガオゾ
試作機の一つ。
ゴトラタン
試作機の一つ。
戦斗バイク
ガリクソンの試作機。
ガリクソン
バイク型のMA。
リカール
大気圏内用大型MA。
ドッゴーラ
龍のような大型MA。
ビルケナウ
ベスパの試作MA。

航空機[編集 | ソースを編集]

オーバーヘッドホーク
哨戒・偵察用の航空機。

艦船[編集 | ソースを編集]

シノーペ
ザンスカール帝国の小型哨戒艇。
カリスト級巡洋艦
ザンスカール帝国の主力巡洋艦。
アマルテア級戦艦
ザンスカール帝国の主力戦艦。
シュバッテン
タシロが乗るアマルテア級の同型艦。
スクイード
ザンスカール帝国の大型戦艦。
アドラステア級汎用戦艦
ザンスカール帝国の汎用戦艦。通称「バイク戦艦」。
リシテア級揚陸巡洋艦
ザンスカール帝国の揚陸巡洋艦。

用語[編集 | ソースを編集]

リガ・ミリティア
主人公の属するゲリラ組織。
ザンスカール帝国
サイド2に居を置く敵組織。政治体制は立憲君主制に近い。
ザンスカール戦争
リガ・ミリティアとザンスカール帝国の戦い。
ベスパ
ザンスカールの軍隊。
イエロージャケット
ベスパの地球侵攻の先行部隊。黄色のノーマルスーツがその由来。
シュラク隊
リガ・ミリティアの一部隊。隊長以外は女性で精鋭揃いだが、メンバーが次々と死んでいった死亡フラグの代名詞。
カイラスギリー
ザンスカールの施設。巨大ビーム砲を擁する。
エンジェル・ハイロゥ
ザンスカールの施設。破壊力はないが、地球全土に対して脳波コントロールが可能。最終決戦の舞台。
ポイント・カサレリア
ウッソやシャクティが住んでいた集落。
ウーイッグ
カテジナが住んでいた都市。
ラゲーン基地
ザンスカールの基地。

楽曲[編集 | ソースを編集]

オープニングテーマ
STAND UP TO THE VICTORY 〜トゥ・ザ・ヴィクトリー〜」(第1話 - 第31話)
作詞 - 井荻麟・みかみ麗緒 / 作曲・編曲・歌 - 川添智久 / 編曲 - 神長弘一・井上龍仁
『新』『α』『α外伝』『D』『30』の戦闘BGMとして採用。『30』ではプレミアムサウンド&データパックに原曲を収録。
ちなみに川添智久は「BELIEVE IN LOVE」などで有名なバンド・LINDBERGのベーシスト。
「Don't Stop! Carry On!」(第32話 - 第51話)
作詞 - 西脇唯 / 作曲 - 小泉誠司 / 編曲 - 福田裕彦 /歌 - RD
『第2次G』『α』『α外伝』『D』の戦闘BGMとして採用。『30』ではプレミアムサウンド&データパックに原曲を収録。
イントロはフルコーラス版のものを使用しているため、TV版とは若干異なる。
『α』以降ではV2ガンダム専用の戦闘BGMとなっている。
エンディングテーマ
「WINNERS FOREVER ~勝利者よ~」(第1話 - 第31話)
歌 - INFIX
元々特撮映画『仮面ライダーZO』(本作と同年に制作)のテーマソングとして作られたものを題名と歌詞の一部を変更して採用された。[3]
「もう一度TENDERNESS」(第32話 - 第51話)
歌 - KIX▶S

登場作と扱われ方[編集 | ソースを編集]

前述の通り、宇宙世紀系のガンダム作品では参戦回数が少なめ。だがその代わり参戦した場合は原作再現がされる確率が高く、原作終了後参戦になったことは現状では『α』で原作再現をほぼ消化した『α外伝』のみである。

旧シリーズ[編集 | ソースを編集]

第2次スーパーロボット大戦G
初登場作品。ザンスカール帝国がなく、クロノクル達はDC所属になっている。
また、序盤の行動次第でカテジナが敵になるか否かが大きく変わる。

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦α
序盤のシナリオから再現。ザンスカール帝国は原作と違い、木星に本拠を持つため、ジュピトリアンと呼ばれており、シロッコもここに属している。
ゴメスシュラク隊の面々はスポット参戦であり、最後まで使えるのはウッソマーベットオデロの3名のみ。
他作品に比べ、キャラクターのバストアップが特に似てないことで有名。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
全キャラのバストアップがドリームキャストの描画性能に合わせ描き直されている。ウッソなど一部のキャラの原画は『α外伝』と共通のようである。
スーパーロボット大戦α外伝
味方ではスポット参戦のゴメスを除けば、ウッソとマーベットのみの参戦となる。
敵ユニットは割と登場場面が多いが、敵パイロットはカテジナのみで原作と異なり死亡してしまう。登場するキャラクターはバストアップが描き直されかなりマシになった。
原作再現がほぼ終わった事もあってか、今作がαシリーズ最後の参戦となった。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦D
最後の方までストーリーの中心。条件次第でカテジナクロノクルを仲間に出来るようになった最初の作品。

単独作品[編集 | ソースを編集]

新スーパーロボット大戦
初の音声付き参戦。宇宙編のストーリーの中心となる。
スーパーロボット大戦X-Ω
第2期参戦作品第8弾として2016年9月に追加参戦。『D』以来13年ぶりの参戦となる。
スーパーロボット大戦30
家庭用タイトルへの参戦は『D』以来18年ぶり、据置機作品となると『α外伝』以来20年ぶりの参戦となる。開始時の時系列は一度宇宙へ上がってからとなる。キャストも大半が新録されているが、マーベットやオデロといった、新規収録ができないキャラクターに関してはゲーム『SDガンダム Gジェネレーション』シリーズでのキャスティングに合わせる形で一部変更が行われている。ザンスカール組は原作キャストが鬼籍に入っていたり役者を引退している人物が多めなこともあり音声新規収録の有無の差が激しく、ファラルペ以外は特殊戦闘台詞が少ない。
なお、今作も『D』と同様に条件次第でクロノクルとカテジナを仲間にすることが可能である。
原作ストーリーの再現度も高く、ムバラクネネカシュバッテンなど今作で初めて登場したキャラクターやユニットもおり、優遇された扱いとなっている。

各話リスト[編集 | ソースを編集]

話数 サブタイトル 登場メカ 備考 再現スパロボ
第1話 白いモビルスーツ Vガンダム
コアファイター
カミオン
シャッコー
ゾロ
第2次G
第2話 マシンと会った日
第3話 ウッソの戦い
第4話 戦いは誰のために 『第2次G』
第5話 ゴッゾーラの反撃 ゴッゾーラ
リカール
第6話 戦士のかがやき
第7話 ギロチンの音 トムリアット
戦斗バイク
第8話 激闘!波状攻撃
第9話 旅立ち
第10話 鮮烈!シュラク隊 『第2次G』
第11話 シュラク隊の防壁
第12話 ギロチンを粉砕せよ
第13話 ジブラルタル空域 『第2次G』
第14話 ジブラルタル攻防
第15話 スペースダスト
第16話 リーンホース浮上
第17話 帝国の女王
第18話 宇宙艦隊戦 30
第19話 シャクティを捜せ
第20話 決戦前夜
第21話 戦略衛星を叩け 『30』
第22話 宇宙の虎
第23話 ザンスカール潜入 『30』
第24話 首都攻防 『30』
第25話 敵艦と敵地へ
第26話 マリアとウッソ
第27話 宇宙を走る閃光
第28話 大脱走
第29話 新しいスーツV2 V2ガンダム
ホワイトアーク
  『30』
第30話 母のガンダム
第31話 モトラッド発進
第32話 ドッゴーラ激進 ドッゴーラ  
第33話 海に住む人々
第34話 巨大ローラー作戦 『30』
第35話 母かシャクティか
第36話 母よ大地にかえれ
第37話 逆襲ツインラッド
第38話 北海を炎にそめて
第39話 光の翼の歌
第40話 超高空攻撃の下
第41話 父のつくった戦場
第42話 鮮血は光の渦に
第43話 戦場の彗星ファラ 『30』
第44話 愛は光の果てに ゲンガオゾ  
第45話 幻覚に踊るウッソ    
第46話 タシロ反乱 V2バスターガンダム
第47話 女たちの戦場
第48話 消える命 咲く命
第49話 天使の輪の上で V2アサルトガンダム
V2アサルトバスターガンダム
  『30』
第50話 憎しみが呼ぶ対決
第51話 天使たちの昇天 『30』

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. ちなみに、2015年にBlu-ray Boxの発売が決定された際にも、富野監督は『機動戦士Vガンダム』の公式HPにおいて「この作品は全否定したいと思っているものです。(中略)何かの間違いでこのBlu-rayで見た方は『機動戦士Vガンダム』の何がダメなのかを探してみてください。そこから気付ける人がひとりでもいらっしゃればBlu-rayとして出した意味があると思っています」というコメントを残している。
  2. 前述の『脱出計画編』に登場したモビルスーツも登場する。
  3. INFIX氏のTwitter[1]で富野監督が「ライダーのままガンダムで」とオーダーしていたのが語られている。

商品情報[編集 | ソースを編集]

DVD[編集 | ソースを編集]

DVD-BOX[編集 | ソースを編集]

単巻[編集 | ソースを編集]

Blu-ray[編集 | ソースを編集]

Blu-ray Box[編集 | ソースを編集]

書籍[編集 | ソースを編集]

小説[編集 | ソースを編集]

解説本[編集 | ソースを編集]

漫画[編集 | ソースを編集]

コミックボンボン版[編集 | ソースを編集]

上述のとおり、奇抜な作風で有名なボンボン版。

  • ボンボンKC

  • プラチナコミックス

機動戦士Vガンダム外伝 脱出計画編[編集 | ソースを編集]

“木星じいさん”ことグレイ・ストークが登場。他にもガンダムシリーズと『伝説巨神イデオン』のクロスオーバー作品『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』が併録。右は2012年の改題版。

資料リンク[編集 | ソースを編集]