「エマ・シーン」の版間の差分
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== 余談 == | == 余談 == | ||
*声優の岡本麻弥氏はエマ役で注目されて活躍を始めるが、放送開始当時はまだ高校生であった。しかも本人の弁によれば、初めて決まった仕事がエマ役だった(後に決まった『[[メガゾーン23]]』の方が先に発売されたため、公式デビュー作はそちら)。また、エマを演じていた頃収録が終わった後の飲み会の席で、酔っ払った[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]役の池田秀一から毎回のように「お前の演技はまだまだだ!」とダメだしを食らっていたとの事である。しかし、池田氏本人は酔っていた為この事を覚えていない。 | *声優の岡本麻弥氏はエマ役で注目されて活躍を始めるが、放送開始当時はまだ高校生であった。しかも本人の弁によれば、初めて決まった仕事がエマ役だった(後に決まった『[[メガゾーン23]]』の方が先に発売されたため、公式デビュー作はそちら)。また、エマを演じていた頃収録が終わった後の飲み会の席で、酔っ払った[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]役の池田秀一から毎回のように「お前の演技はまだまだだ!」とダメだしを食らっていたとの事である。しかし、池田氏本人は酔っていた為この事を覚えていない。 | ||
− | + | *なお、『機動戦士ガンダムΖΖ』の当初の企画書によれば「エマは[[グリプス戦役]]を生き抜き、引き続き『ΖΖ』でも登場するものの、物語の途中で戦死する予定だった」と富野由悠季監督は語っている。 | |
− | |||
*『ガンダムビルドファイターズ』(SRW未参戦)に登場するキャラクターであるヤサカ・マオがガンダムキャラの中で一番好きなのは、エマ・シーンである。ちなみに外見のみではなく、内面の芯の強さにもほれ込んでいるそうな。 | *『ガンダムビルドファイターズ』(SRW未参戦)に登場するキャラクターであるヤサカ・マオがガンダムキャラの中で一番好きなのは、エマ・シーンである。ちなみに外見のみではなく、内面の芯の強さにもほれ込んでいるそうな。 | ||
2014年6月2日 (月) 18:13時点における版
エマ・シーン(Emma Sheen)
- 登場作品:機動戦士Ζガンダム(劇場版)
- 声優:岡本麻弥
- 種族:地球人(日系9世)
- 性別:女
- 生年月日:宇宙世紀0063年
- 没年月日:宇宙世紀0088年2月22日
- 年齢:24歳
- 身長:168cm
- 所属:ティターンズ→エゥーゴ
- 階級:中尉
- キャラクターデザイン:安彦良和
日系9世のエキゾチックな顔立ちの美女。24歳。
元々はティターンズの一員だったが、ティターンズのバスク・オムが行った虐殺を知ったことをきっかけで、自分が誇りを持って所属していたティターンズという組織に疑問を抱き、ガンダムMk-IIごとエゥーゴに参加する。初めはアーガマに乗艦していたが、後にラーディッシュに移る。生真面目さと短気さと気難しさが同居したような性格で、プライドが高い上にすぐに頭に血が上る性質なのかウォン・リーに続いて、よくカミーユ・ビダンやファ・ユイリィに手を上げていた。
グリブス2争奪戦で、シロッコについてエゥーゴからティターンズに降ったレコア・ロンドのパラス・アテネと戦闘し、半ば相討ちの形になる。その時不用意にコクピットから出たところで、ヤザン・ゲーブルの狙撃により爆発したパラス・アテネの破片の直撃を受けた傷がもとで、カミーユに看取られて絶命する。
ちなみに近藤和久氏が描いた漫画版では、パプテマス・シロッコのジ・Oを庇おうとしたレコアのパラス・アテネを撃墜した事でシロッコを激怒させてしまい、ガンダムMk-IIを撃墜される形で惨殺されてしまった。
ヘンケン・ベッケナーからのアタックに劇中では戸惑い気味だったが、スパロボでは長いシリーズであればあるほど、良い雰囲気になっている。
劇場版は基本的な設定は変わっていないが、TV版より穏和な性格になっており、ヘンケンとの仲も良くなっている。またレコアに対してもやや理解を示している。
登場作品と役柄
インターミッションでは割と出番は多く、ブライト・ノアの秘書官的なイメージが強い。第3次αの序盤などアムロ・レイやサウス・バニング不在の時はファやチャック・キースなどを指揮する隊長的な役割を務めることもあり、職務に対して真面目である故の厳しさはあるものの、カミーユが原作よりも優等生になっている為、彼女もヒステリックな一面は薄れて温和な性格となっている。
また、原作では死亡したキャラクターであるが、スパロボでは説得するしないにも関わらず生きている事がほとんど。稀にDやMXなど原作終了後の設定では故人である事も。
シリーズもの作品だと、部隊の女性陣にヘンケンとの仲を茶化されるのはある意味お約束の展開である。
旧シリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦
- DCに所属。アムロあるいはカミーユの説得によりロンド・ベルに加わる。彼女を仲間にしないと序盤の貴重な戦力になりうるガンダムMk-IIは手に入らないので、確実に仲間にしておきたい。集中を覚えるので、中盤戦まではMSパイロットの中では使えるほうであるが、ニュータイプ系が多数加入してくると出番は無くなりがちになる。
- スーパーロボット大戦EX
- リューネの章に登場。最初はシュテドニアス軍に捕虜として捕らえられている。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- 最初からMk-IIで参戦。精神コマンドはひらめき・集中・熱血と戦闘面でのバランスが良く、後半は覚醒や激励を覚えるのでオールドタイプとしては有用な方である。育てていないと後半に愚痴をこぼすイベントが用意されている。EDではヘンケンのプロポーズに応えて結婚準備中との事。
- スーパーロボット大戦F
- 今回から声が入った。能力的にはNTインフレのため使われることはない。ただし、精神コマンドのラインナップは良く集中、ひらめき、努力を覚える。余談ながら、オプションのキャラクター事典における「一言モード」収録セリフが10種類もあり全キャラクターの中で一番多い(Fではキャラクター毎のセリフ収録数にかなり幅があった)。
- スーパーロボット大戦F完結編
- Fより2回行動可能レベルが引き上げられた一人。それでも、Lv52で2回行動できるのはノーマルパイロットにしては良い方。しかし、NTでないので戦力としてはあてにはできない。夢バグを使う場合、登場率が高く激励を覚える彼女は育てておくと便利。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- 最初から使用可能。ガンダムMk-IIに乗る。必修コマンドがなく(設定ミス?)4パターンで熱血・ひらめき・魂を覚える。
- スーパーロボット大戦COMPACT for WSC
- 努力・熱血・集中が必修。援護技能が付いたので使いやすくなった。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第2部
- 原作終了の設定だが、生存している。第1話からMk-IIで参戦。加速・熱血・集中が必修。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
- シーン2から使えるが、デフォルト乗機が何故か消滅。精神も魂がなくなり、弱体化した。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- COMPACT2と同じで、生存している。援護レベルが高く、祝福を覚えるのがポイント。ブルー・ジェットの雰囲気が「クワトロ大尉に似てるかも」と漏らすエクセレン・ブロウニングに「サングラスだけね」と同意するなど、従来のシリーズよりも柔和でフランクな印象を受ける。
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- 原作終了の設定だが、生存している。周りがみんなニュータイプなのに宇宙世紀のガンダムシリーズでは味方でただ一人のオールドタイプのMSパイロット。最初から狙撃技能を持っているが、それでも厳しい。サポートとしても他キャラに劣るためベンチウォーマーが決定的。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 原作のシナリオが最初から再現されているので、最初はティターンズ所属だが、すぐに味方になる。今回は魂を覚えるため、恐らく、シリーズ最強のエマ。拘りがあれば充分に最後まで使える。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 序盤、ブライトらを人質にとられ、やむなくティターンズに降り、カミーユ達と対決する。ブライトやアムロの解放後、条件次第でヘンケンとの会話が登場する。戦力としてはαのように魂を覚えないが、一応、激励を覚えるのが強みか。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 前作と違い、激励が無くなった分小隊長向けの能力と言えるが、突出した実力者ではないため、逆に言えばいまいち使いづらい。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 最終決戦直前、ヘンケンのプロボーズに答えても良いとの見方が取れる言葉を言っている。精神コマンドは前作と同じである為、補助系が無いのが痛いものの、ひらめきと鉄壁がある為、終盤の敵の強力な全体攻撃に対応できる。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 劇場版で登場…だが劇場版とTV版でのエマの違いがそもそもほぼ無いのでいつも通り。台詞が大幅に新規収録され、中断メッセージにも初登場。ティターンズカラーのガンダムMk-II入手フラグを持っている。パイロットとしては並の上程度だが祝福を持っており、終盤でもお世話になる(ハードルートでSRポイント狙いであればいつも通り激励もあるのでそちらでお世話になる事も多い)。カミーユが乗るMk-IIを改造するとΖガンダムも改造、さらに現物も残るのでその気になれば一応一線を張らせる事も出来る。とはいえ、ブロッキングの発動確率+20%の隊長効果とスーパーガンダムの相性があまり良くないのが問題。ヘンケン艦長には申し訳ないが、Mk-IIのままにしておく人もいる筈。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 登場しないが、カミーユの台詞で存在が語られる。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- Z以来の参戦。カミーユ達がADWに行っている間にヘンケン艦長に猛アタックされ、ついに撃墜されたらしい。
Scramble Commanderシリーズ
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- 当初はスペシャルズ所属だが、原作同様やり方に不審を抱き仲間になる。本作のみ特尉と設定されているが、従来通り中尉と呼ばれる場面やブライトに「エマ中……特尉」と呼ばれるテキストミスまで散見される。
- スーパーロボット大戦MX
- 原作終了の為、故人。名前のみ。
- スーパーロボット大戦GC / XO
- 中盤、ガンドールが外宇宙から帰ってきた際にカミーユ・ビダン、クワトロ・バジーナらと共に仲間に加わる。能力的にはさすがにこの2人には劣るが援護レベルが3まで上昇するため援護要員として使いやすいほか、低レベルながら指揮技能もあるため、使いようによっては十分活躍させられる。…が、何故か彼女にはカットインが用意されていない。エル・ビアンノやカレン・ジョシュワにはあるのに。また、ファ・ユイリィが無断で出撃した際には、原作通りに彼女を修正する。
関連作品
- ヒーロー戦記
- ティターンズ所属。エリート意識の強いティターンズの中ではアムロ達ゼウスに友好的。だがそのためにジェリドに疎まれる事になり、内偵任務に就いていたカミーユと共に捨て駒にされてしまう。その後アムロ達に助け出され、ゼウスの一員となる(その際に服装がエゥーゴの制服に変わる)。ゼウスでは戦闘には参加せず、本部付きのオペレーターとなる。
パイロットステータスの傾向
能力的には可もなく不可もないバランス型というイメージ。故に参戦作品や精神コマンド、乗機次第で使えるかは変わってくる。特にニュータイプ能力を持つパイロットの比率が高いと不利になりやすいといえる。
能力値
平均的なMSパイロット。正規の軍人だけありそこそこの能力だが、エースが出揃うと苦しい。近年の作品では養成で対応できる程度。
精神コマンド
精神のラインナップは、攻撃寄りだったり補助寄りだったりと、作品によってまちまちだが、ひらめきや集中、といった回避・防御系の精神を覚えることが多く、バランスは良い方である。
- 第3次
- 根性、集中、気合、熱血、愛、友情
- EX
- 根性、気合、熱血、信頼、愛、覚醒
- 第4次
- 偵察、ひらめき、集中、熱血、覚醒、激励
- F、F完結編、64
- 努力、集中、ひらめき、熱血、愛、激励
- リンクバトラー
- ひらめき、努力、集中、激励、熱血、愛
- α
- 努力、集中、ひらめき、熱血、必中、魂
- α外伝
- 努力、集中、ひらめき、熱血、幸運、激励
- 第2次α、第3次α
- 努力、必中、狙撃、熱血、鉄壁、ひらめき
- IMPACT
- 加速、集中、信頼、熱血、祝福、突撃
- COMPACT3
- 加速、集中、信頼、努力、応援、激励
- Z
- 集中、根性、ひらめき、祝福、激励
特殊技能(特殊スキル)
小隊長能力(隊長効果)
パイロットBGM
- 「モビルスーツ戦~敵機襲来~」
- 第4次、Fで採用。
- 「艦隊戦」
- IMPACT、第2次αなどで採用。
- 「閃光の中のMS」
- Zで採用。
人間関係
エゥーゴ
- カミーユ・ビダン
- MSパイロットの後輩。作中では母を求めがちなカミーユにやや厳しい態度をとることもあったが、基本的に信頼関係にある。感情的になるとカミーユに手を上げる事が多かった。
- シャア・アズナブル(クワトロ・バジーナ)
- MSパイロットの上司。序盤では彼にティターンズの非人道性や宇宙での戦い方を教えられる事に。
- ブライト・ノア
- 上官。スパロボでは、彼の秘書のようなポジションである。
- ヘンケン・ベッケナー
- ラーディッシュ艦長。エマに惚れている。当初は彼の好意に戸惑っていたが、最終的にはまんざらではなかったようだ。
- ファ・ユイリィ
- MSパイロットの後輩。女の子でありながら、カミーユの側にいようとする彼女に、いじらしさを感じたのか時に優しく時に厳しく指導していく。
- カツ・コバヤシ
- MSパイロットの後輩。あまりにも無鉄砲で向こう見ずな行動ばかり起こす彼に、頭を痛めている。
ティターンズ
- ジェリド・メサ
- ティターンズ時代の同僚。第1話ではガンダムMk-IIで事故を起こしたジェリドを強く批判していた。ジェリドはかつて彼女に好意を抱いていた節もある。
- カクリコン・カクーラー
- ティターンズ時代の同僚。
- バスク・オム
- ティターンズ時代の上官。彼のやり口に失望した事がエゥーゴに付く一因となる。
- レコア・ロンド
- ティターンズから寝返ったエマの世話役を務める。しかし、男女関係のもつれから、エマとは逆にエゥーゴからティターンズにいく。最終決戦で2人は戦うことになる。
- パプテマス・シロッコ
- 近藤和久氏の描く漫画版では、レコアを撃墜した事で彼を激怒させる。そして…。
アクシズ
- ハマーン・カーン
- 原作では、特に接点はなかったが、αではロンド・ベル、ジュピトリアン、ネオ・ジオンによる三者会談で、交渉決裂後にロンド・ベル代表のクワトロや、同じく護衛として同行したカミーユ、ジュドー、洸共々、彼女に人質として連行されアクシズに監禁される。
その他
- アムロ・レイ
- 過去、友人との旅行中に出会っている。スパロボにおいては上官。
他作品との人間関係
ガンダムシリーズ
宇宙世紀ガンダムシリーズ
- スレッガー・ロウ
- GC・XOでは、ララァのニュータイプ能力による予見の根拠のなさに不安を感じたところ、彼に諭される。
- ララァ・スン
- GC・XOでは、ア・バオア・クーにおける最終決戦直前で、彼女のニュータイプ能力から来る予見に、根拠のなさから不安を感じていた。
- コウ・ウラキ
- スパロボでは部下。第4次で双方とも出撃させていないと…。
- ジュドー・アーシタ
- スパロボでは部下。αでは、ロンド・ベル、ジュピトリアン、ネオ・ジオンの三者会談で、ロンド・ベル代表のクワトロの護衛として、彼やカミーユ、洸と共に同行するが、交渉決裂後、ハマーンによって共々人質にされ、アクシズに監禁される。
- リィナ・アーシタ
- 中の人が同じからかスパロボでは共演多し。GC・XOでは重慶に着いた時に彼女と買出しついでにショッピングに行く。
- エル・ビアンノ
- スパロボでは部下。GC・XOでは愛機のガンダムMk-IIを盗まれるイベントがある。また、重慶に着いた時は彼女と買出しついでにショッピングに行く。
- ルー・ルカ
- スパロボでは部下。GC・XOでは「エマ先輩」と呼ばれており、重慶に着いた時彼女と買出しついでにショッピングに行く。
- ケーラ・スゥ
- 第3次αEDでは軍を離れ、それぞれの道を歩むカミーユ達の「若さが持つ可能性」を、彼女と共に羨む。お約束で彼女からヘンケン艦長との仲について突っ込まれる一幕も。
- ナナイ・ミゲル
- αでは、ハマーンによってアクシズに監禁されていた際に、彼女の手引きによって脱出に成功する。
アナザーガンダムシリーズ
- デュオ・マックスウェル
- α序盤で、彼から30バンチ事件の真相を聞かされる。
ガンダムSEEDシリーズ
- マリュー・ラミアス
- 第3次α序盤では、不慣れな艦長職に戸惑う彼女から何かとアドバイスを求められるが、敢えて突き放すような態度を見せる。なお、設定ではマリューの方が2歳年上だが、この作品ではバルマー戦役から2年が経過している設定なので、エマも26歳になっているので同い年である。
- ナタル・バジルール
- 第3次αでは、彼女にバルマー戦役において自分がティターンズを裏切った理由について詰め寄られる。
スーパー系
ダイナミック系
- 兜甲児
- スパロボでは、彼がカミーユと仲が良いためか弟のような存在。α外伝では、未来に飛ばされた際に元の時代に残してきた弟や身の周りの人々を柄にもなく心配する彼を叱咤激励した。
- 剣鉄也
- スパロボでは、直接ではないが甲児を激励する際に、如何なる状況でも葛藤する事より行動を優先する彼を見習えと評価していた。しかし、この時鉄也は鉄也で別の事で苦悩していた…。
- 宇門大介(デューク・フリード)、グレース・マリア・フリード
- COMPACT2第2部及びIMPACT第2部では、序盤からロンド・ベルで彼らと共に戦っていく事になる。
- 流竜馬
- α外伝では、未来に飛ばされた際にシニカルな姿勢を貫く隼人と彼が険悪な雰囲気になりかけた際に、仲裁に入り彼を宥めた。
葦プロ系
- 藤原忍
- αでは、直接ではないが彼に美人なので隠れファンがいてもおかしくないと評されていた。
- 結城沙羅
- αでは、ヘンケンから渡されたプレゼントを持っているところを、忍と共に見られ彼女に、忍がエマにプレゼントを渡したんじゃないかと嫉妬交じりに疑われていた。
その他のスーパー系
- ひびき洸
- αでは、ロンド・ベル、ジュピトリアン、ネオ・ジオンの三者会談で、ロンド・ベル代表のクワトロの護衛として、彼やカミーユ、ジュドーと共に同行するが、交渉決裂後、ハマーンによって共々人質にされ、アクシズに監禁される。
- ピート・リチャードソン
- 第2次αアイビスルート序盤で、アイビス絡みの部隊内でのトラブルに機転を利かせて収集を図り、この問題に最も厳しい姿勢で臨んでいた彼の態度を軟化させた。
バンプレストオリジナル
- アヤ・コバヤシ
- αでは彼女に共感する場面も。
- アイビス・ダグラス
- 第2次α序盤では周囲に当たり散らして孤立していた彼女を心配していた。
- ツグミ・タカクラ
- 第2次α序盤、アイビス絡みの険悪な状況を回避すべく、彼女に伏せていたアイビスの過去を語るよう促す。
- セレーナ・レシタール
- 第3次αでは序盤から大人の女性同士の付き合いとなり、復讐に急ぐ彼女の事を色々と心配していた。共に「裏切者」という過去もあってか、共感しあう場面もある。また、ヘンケン艦長との仲の事でからかわれる一幕も。
- セツコ・オハラ
- Zの第1話冒頭にてジェリドとカクリコンにいびられていたところを助けており、その時の縁もあってかすぐに打ち解けあい、信頼し合う間柄に。彼女の事を常に気にかけ、よき先輩として接する。
名台詞
TV版
- 「ジェリド・メサ中尉、無理な行動がこういう結果につながる事は十分にわかっていたはずです」
- 第2話において、グリーンノアで行われたガンダムMk-IIのテスト中に、コロニー内の居住区で禁止されている超低空飛行を行った挙句、ティターンズの本部ビルに突っ込んでしまった同僚のジェリドを諌めた初めての台詞。1話で登場したティターンズの兵士たちは、傍若無人かつ横暴な人物が多かった中、彼女だけは筋の通った考え方をするまともな人物である事が窺える。
なお、台詞はないがエマも1話で既に登場しているのだが、絵柄のせいかファーストシーンは少々性格のキツそうな女兵士にしか見えなかった(実際、キツいところもあるのが…)。 - 「ティターンズは、ジオンの残党狩りのチームですよ? あたしもその一員です」
- エゥーゴのリック・ディアス隊が、ティターンズのシンボルとも言えるMk-IIを強奪するべく本格的に奇襲を始め、守備隊であるジムIIで編成されたMS部隊が応戦するものの、機体性能の差とパイロットの腕の格の違いから押されつつあり、整備が完了しチェックが終わったMk-II3号機に手配されたパイロットは自分だと、檄を飛ばすブライトに名乗り出て、ブライトに驚かれた時に返した台詞。エマのティターンズに対する認識と言うより、寧ろこれが世間のティターンズに対する一般的な認識であったろう。しかし、実際はエマが思っているような高潔な部隊ではなく、実態も全く違う。それにさえ気付かずにその在りもしない建前の理想を追い求め、それに誇りを持っているエマの姿は可哀想な感じがする。後に、エマも実態に気づくからいいようなものの、実態を知らずに誇りと信念と軍人としてのプライドを持って作戦に参加する一兵卒ほど、悲哀を感じるものはない。世の中には、知らない方が幸せな事もあると言ういい例なのだろう。
- 「カミーユ・ビダン! やめなさい! 男のヒステリーはみっともないわ!」
- 4話で眼前でカプセルに入れられた母を射殺され錯乱し、停戦信号が出ているにも関わらずジェリドのハイザックを何度も殴りつけビームサーベルを抜いて飛び掛らんとするカミーユのMk-II3号機を、クワトロと共に鎮めようとした際に呼びかけた台詞。カミーユの気持ちなど、まるで考えていない物の言い様である。このとき、エマはカミーユ個人ではなく戦場全体を見て行動しており、なんとか興奮しているカミーユを落ち着かせてこの状況を収めようとしているためだけに行動しているのがわかる。やはり、このときは味方ですらないため、まだカミーユへの理解度が低かったのであろう。当然、こんな言葉をかけられたカミーユには逆効果で「目の前で…目の前で親を殺されたんだぞ! よくもそんなことが言える!」とますます頭に血が上り、クワトロからは「よせ! これ以上、カミーユを刺激するな!」と注意されるのを見ても明らかだろう。
- 「慰めてもらいたいだけなら無駄よ。あなたと私は恋人でも何でもないのだから…」
- 両親をなくしたカミーユが話をしに、エマの部屋に来た時の台詞。確かにそうかも知れないが、少し邪険すぎる態度でもある。
- 「自分の都合で大人と子供を使い分けないで!」
- 9話で遅刻した上に謝ろうとせず、屁理屈ばかりこね回したためウォン・リーに気絶するまで修正され、いじけて愚痴を言うカミーユに対しての言葉。
- 「出来るわけないでしょ! あたしはジャブローに降りなければ…」
- 11話にて、シロッコのメッサーラに乗機の左腕を斬られ、カミーユの制止を聞かずに破損したリック・ディアスで大気圏に突入しようとして。本人も降下できないことにうすうす感付いてはいたのだろうが、意地を張ってしまうのは責任感の強いエマだからなのだろう。しかし、今回はその強すぎる責任感が完全に裏目に出てしまって、シャアの制止がなかったらアーガマに帰還していたのかも怪しい。
- 「ありがとうございます…地球に降りられましたのに…」
- この後、嫌々ながらもアーガマに帰還した時にブライトに言った台詞。ブライトとしてはアーガマが燃え尽きるか燃え尽きないかギリギリの高度まで降下して、クルーを危険にまで晒してまで彼女を回収したのに、こんな不遜な物言いをされたのでは、ブライトじゃなくても頭に来るだろう。たちまち彼の怒りを買ってしまう事に…。
- 「地球ではご活躍で。自信を付けたからって、宇宙は違うのよ」
カミーユ「そんなに増長したつもりはありません」
「ホームシックではないけど、同じようなものがあるわ。自分が寂しいからって他人に八つ当たりをしない」
カミーユ「寂しい?僕が?」
「鈍感なのね。だから他人に噛み付くのよ」
カミーユ「本気で言ってるんですか?」
「自分の事も分からないくせに偉ぶるのではなくてよ」
カミーユ「そんな」
「地球で恋をしてきたんでしょ」 - 21話にて。地球から還って来たのだが、フォウと別れて寂しいのか、ついついトーレスやサエグサに八つ当たりしてしまうカミーユを窘めて。こういうところをすぐさま見抜いてしまうのが彼女の凄いところなのだが、カミーユを説教する姿は、まるで弟を叱る姉そのものである。彼のマザコンを良くないと思っているのであれば、これは逆効果だと思うし、言ってる事は全然間違っていないのだが、彼女もどうも癪に障る言い方や言葉遣いをしてしまう悪癖があるようである。その上、カミーユが地球で恋に落ちた事まで言い当てたのは、鋭い女の勘から分かったのであろう。言われたカミーユは「違いますよ!」と反論するが、これでは図星だと言っているようなものである。
- 「男って戦争になると元気で頭も回るようね」
- ドゴス・ギアから発進したMSが新型であると見抜いたカミーユが、増長していると思って諌めた台詞。実際、カミーユは地球から帰って来てからかなり勘が冴え始めているのだが、それを増長と一方的に断定したエマもまだまだである。しかし、これは世の中の男を全て敵に回しかねないし、こんな事言われたら増長したカミーユでなくたって腹も立つ。
- 「キャプテンもあまり無理をなさらないで下さい。いざ休みというときに、デートもできなくなっては困りますから」
- 34話で、やっとヘンケンのアプローチに答え始めた台詞。生真面目、実直、仕事一徹な彼女にも心の変化が現れ始めたのであろうか…。
- 「あの声、まさか…そんな…」
- 40話で、メッサーラと交戦した際、搭乗していたレコアの「離して!エマ中尉!!」という声を聞いて驚愕した時の台詞。死んだと思っていたレコアが生きていた上に、自分たちを裏切ってティターンズにいたのだから、これにはエマも驚きを隠しきれずにいた。
- 「私見たのよ…ヘンケン艦長が死ぬ所を…」
- 「レコアさん!あなたは女であり過ぎた!」
- 最終決戦でレコアと対峙した時に言い放った言葉。エマ自身、ヘンケンからの好意により女としての充足感を感じ始めていたようだが、軍人としての使命感故に女にこだわり続けたレコアを理解する事は出来なかった(劇場版ではある程度理解している節がある)。
- 「…カミーユ…私の命を…吸って…」
「私の命を吸って…そして、勝つのよ!」 - ヤザンとの戦闘に巻き込まれ瀕死の重傷を負った自分を抱えるカミーユに対して。超常的な力でヤザンを倒したΖガンダムを見た彼女は、Ζガンダム、そしてカミーユは人の意思を吸い込んで自分の力にできることを告げ、その力で戦争を終わらせて欲しいと言う自分の意思を彼に託す。
- 「たくさんの人が、貴方を見守っている…貴方は一人じゃない…」
カミーユ「はい、エマさん」
「寂しがることはなくてよ…」 - 最期の言葉。あなたは独りではないとカミーユに告げ、静かに息を引き取る。いつも厳しい事ばかり言っていたエマが、カミーユにかけた最初で最後の優しい言葉であった。しかし、戦争を終わらせるという信念を持っていただけに、志半ばで倒れてしまった彼女の死に顔は決して安らかなものではなかった。彼女の死を看取ったカミーユは、戦いを終わらせるために再び出撃するのであった。
劇場版
- 「あぁ、またカートリッジを膝にぶつけちゃった。駄目な私っ」
- ビームライフルのリロードの際に捨てた古いカートリッジをガンダムMk-IIの膝にぶつけてしまい、こう漏らした後で自分の頭を軽く叩く。このようにTV版と比べて劇場版のエマは大分お茶目になっている。
スパロボシリーズの名台詞
旧シリーズ
- 「……エースパイロットでも貴重な戦力でもなくて申しわけありませんね!こんな私なんかが役に立つんですか!?ヘンケン艦長?」
- 第3次において、ロンド・ベルと一時的に合流したヘンケンが何とか、エマを自分の艦の戦力に引き込めないかと、ブライトに戦力を分けて欲しいを持ちかけるが、鈍感なブライトは正式な要請だと思い込み、エースパイロットであるアムロかカミーユを向わせようとしたが、つい言葉のあやから「エースパイロットでも、貴重な戦力でなくてもいいから、エマ中尉をまわして欲しい」と口を滑らせ、側で聞いていたエマが臍を曲げた時の台詞。もっとも、この後のファとのやり取りから、エマもヘンケンの真意を見抜いており、もうちょっとアーガマに居たいというのが、この時のエマの本音であった。一見微笑ましいやり取りだが、ヘンケンのやってる事はれっきとした公私混同による職権乱用である。
- 「あ、コウ。いえちょっとね…私、最近あまり出番がないでしょ。ちょっと、自分の存在意義に、疑問持っちゃって」
- 第4次の終盤、エマのレベルが39以下だと発生するイベントで、浮かぬ顔をしてコウに心配された時の返答。コウからは気にする事は無いと言われるが、軍人としてのプライドが高いエマにとっては些細な問題では無いのであろう。
COMPACTシリーズ
αシリーズ
- 「答えを急いでは駄目よ、ファ。私達はクワトロ大尉を否定したのだから、私達なりの方法で未来を創るしかない…」
- 第3次α序盤、新たな人類間の抗争が始まる事で、ナーバスになっているカミーユを案じるファへの助言。
- 「私は貴方達の進む道を指示する立場ではありません。 貴女も艦長として毅然とした態度で臨まなくてはいけないのでは?」
- 第3次α序盤で、成り行きとは言えアークエンジェルの艦長を務める事になり、何かと意見を求めてくるマリューに言い放った台詞。しかし、元々マリューは技術畑の人間で戦闘指揮官ではなかったので不慣れなのはある意味仕方がないともとれる。
関連機体
- リック・ディアス
- エゥーゴに転じた直後の頃に搭乗した。
- ガンダムMk-II (黒)、ガンダムMk-II (白)
- ティターンズ時代はこの機体のテストパイロットであり、エゥーゴに転じた後はリック・ディアスを経てメインの搭乗機となった。
- スーパーガンダム
- ガンダムMk-IIにGディフェンサーが装着した状態。
余談
- 声優の岡本麻弥氏はエマ役で注目されて活躍を始めるが、放送開始当時はまだ高校生であった。しかも本人の弁によれば、初めて決まった仕事がエマ役だった(後に決まった『メガゾーン23』の方が先に発売されたため、公式デビュー作はそちら)。また、エマを演じていた頃収録が終わった後の飲み会の席で、酔っ払ったクワトロ役の池田秀一から毎回のように「お前の演技はまだまだだ!」とダメだしを食らっていたとの事である。しかし、池田氏本人は酔っていた為この事を覚えていない。
- なお、『機動戦士ガンダムΖΖ』の当初の企画書によれば「エマはグリプス戦役を生き抜き、引き続き『ΖΖ』でも登場するものの、物語の途中で戦死する予定だった」と富野由悠季監督は語っている。
- 『ガンダムビルドファイターズ』(SRW未参戦)に登場するキャラクターであるヤサカ・マオがガンダムキャラの中で一番好きなのは、エマ・シーンである。ちなみに外見のみではなく、内面の芯の強さにもほれ込んでいるそうな。
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