「ステラ・ルーシェ」の版間の差分
13行目: | 13行目: | ||
*キャラクターデザイン:平井久司 | *キャラクターデザイン:平井久司 | ||
− | 『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』前半の[[ヒロイン]](とはいえ、後半はヒロインそのものが不在)。[[ガイアガンダム]]のパイロット。[[ネオ・ロアノーク | + | 『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』前半の[[ヒロイン]](とはいえ、後半はヒロインそのものが不在)。[[ガイアガンダム]]のパイロット。[[ネオ・ロアノーク]]率いる特殊部隊の[[エクステンデッド]]の一人。いわゆる不思議少女で、ダンスが大好き。何事においても「加減」というものを知らず、ナイフ片手に兵士らを惨殺するシーンは彼女が優秀な兵士であることを描写している。[[エクステンデッド]]には任意で恐怖で困惑するブロックワードが設定されているが、彼女の場合は「死」が設定されている。 |
− | + | 最初に[[シン・アスカ]]と会ったのは第1話の[[プラント]]の街中だが、お互いに覚えていない。シンに海で助けられてから何度かお互いが知らずに戦う。ガイアを撃破したシンにより一時的に[[ミネルバ]]に保護されるも、体の衰弱が激しくシンが独断でネオに返還してしまう。その後[[デストロイガンダム]]に乗せられて[[ベルリン]]の街を破壊、シンが説得を試みるが、錯乱によって彼を撃とうとしたため[[フリーダムガンダム]]の攻撃によって致命傷を負う。シンとの束の間の再会の後息を引き取り、その遺体は湖に沈められた。 | |
最終回では全てを失ったシンに魂となって語りかけた。 | 最終回では全てを失ったシンに魂となって語りかけた。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
+ | 今のところ無条件で死亡したのは[[SC2]]と[[CC]]、原作終了後の[[UX]]のみで、それ以外の作品では条件を満たせば生存して仲間にできる。特に[[L]]では仲間にできなくてもストーリーの関係上無条件で生存するという破格の扱いである。[[Z]]や[[K]]だと'''フラグを立てていても'''中盤で死亡したような描写があるので、勘違いしないように(Lだとこのあたりがある意味逆)。 | ||
− | === Zシリーズ === | + | === [[Zシリーズ]] === |
;[[スーパーロボット大戦Z]] | ;[[スーパーロボット大戦Z]] | ||
− | : | + | :セツコ編で何度か敵対するが、その都度シンと交戦して倒して条件を満たすと終盤に仲間になるなお、本作のシンはステラとの初対面を原作とは違い覚えていたので、彼女と出会う先々での出来事から早々に[[ガイアガンダム]]に乗っているのがステラだと看破する。[[破嵐万丈]]に救助され、彼の[[メガノイド|人体改造]]の知識を基にした治療により命を救われたという設定になっている。あくまでも、施したのは「治療」であって「[[サイボーグ|改造]]」では無いので、誤解の無きように。ちなみに看病したのは[[ネオ・ロアノーク]]。 |
+ | :[[能力]]的には中の上だがスキルは小隊員に最適で、特筆すべきは[[祝福]]が脅威の消費[[SP]]'''35'''。むしろスタッフから祝福されていると言うべきか。シンと既にいい雰囲気になっていた[[ルナマリア・ホーク]]は露骨に不機嫌な顔をするが、一応認めたようだ。戦闘台詞は割と豊富で、[[∀ガンダム]]以外にも[[ガンダムダブルエックス]]を「ヒゲ」と呼ぶことがある。残念ながら特殊トライチャージ台詞は用意されてはいない。 | ||
;[[スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク]] | ;[[スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク]] | ||
− | : | + | :シークレットエピローグには未登場。アナザーサイドレコードでは自軍で使用可能。機体はガイアで固定。 |
− | ;[[ | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] |
− | : | + | :[[ZSPD]]のZ本編後日談エピソードに登場しなかったため死亡したかと思われていたが、黒の騎士団ルートのエンディングで[[レイ・ザ・バレル]]共々生存していたことが判明。[[フォウ・ムラサメ]]と一緒に過ごしているらしい。そのためか、中盤のルーク・アダモン戦におけるシンの[[戦闘前会話]]の時には彼女の名は出てこない。 |
=== Scramble Commanderシリーズ === | === Scramble Commanderシリーズ === | ||
38行目: | 37行目: | ||
=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
;[[スーパーロボット大戦K]] | ;[[スーパーロボット大戦K]] | ||
− | :いきなり[[デストロイガンダム|デストロイ]]に搭乗。条件次第ではたった1話で消えてしまう(さらにルートによっては全く出てこない)。彼女が[[ガイアガンダム|ガイア]]に乗る姿は生存フラグを立てた場合のみ。なお、生存フラグを立てると、物語が終盤にさしかかる頃に[[アーサー・トライン | + | :いきなり[[デストロイガンダム|デストロイ]]に搭乗。条件次第ではたった1話で消えてしまう(さらにルートによっては全く出てこない)。彼女が[[ガイアガンダム|ガイア]]に乗る姿は生存フラグを立てた場合のみ。なお、生存フラグを立てると、物語が終盤にさしかかる頃に[[アーサー・トライン]]が艦長代理を務める[[ミネルバ]]が[[主人公]]達に加勢してくれた際、[[レイ・ザ・バレル]]と共に仲間に加わる。それまでは[[メサイア]]にいたらしく、レイ曰く「[[ベルリン]]戦でデストロイ撃墜後に[[ザフト]]側に拾われ、奇跡的に一命を取り留めた。その後、その能力に目をつけた[[ギルバート・デュランダル|デュランダル議長]]によって治療が施され、その後メサイア内に幽閉されていた」らしい。また、その際、[[エクステンデッド]]特有の投薬や調整が不要か、あるいはかなり軽減されるほどのかなり高度な治療(というか、これもある意味「調整」か?)が行われた模様である。議長にとっては、人道や情けからのものではなく、おそらく今後は彼女を[[ザフト]]側のパイロットとして起用するか、あるいは人体実験のサンプルとしての使い道を意図してのものと思われる。それでも結果的に議長が彼女の命を救ったことになるため、その話を聞いた[[シン・アスカ]]も「その点では議長に感謝しなくちゃな」といった意味の言葉を残している。 |
;[[スーパーロボット大戦L]] | ;[[スーパーロボット大戦L]] | ||
− | : | + | :序盤に原作どおりの強奪イベントで登場。[[ファントムペイン]]所属なので当然立ち位置的には敵だが、[[ガイアガンダム]]に乗っての戦闘はイベントのみ。味方として使うにはやはりフラグが必要。 |
− | : | + | :『SEED DESTINY』関連のストーリー展開そのものが大幅に改変されている関係で、ステラの辿る人生も大きく変わっている。シンがネオにステラを無断で返還するという問題行動は「ディオキアに移送された所をファントムペインに奪回された」という無難な形に差し代えられ、ベルリンでデストロイごと撃墜されるシーンはキラが率先して救出に協力してくれたおかげで'''無条件で生き残る'''というまさかの展開に。救出後はダンナーベースを初めとする[[LOTUS]]スタッフの治療もあり、心肺機能の薬物依存を改善、ブロックワードによる精神操作もなくなり[[エクステンデッド]]の後遺症が完治する。フラグを立てていた場合、ここでさらにLOTUSのパイロットとして加入する。エンディングではシンと共に[[オーブ]]へ渡っている。 |
− | : | + | :[[特殊技能]]の[[コーディネイター]]が無くなった中、ちゃっかり[[エクステンデッド]]技能があるため、能力は『SEED』勢の中でも高い。とは言え、乗れる機体が少ないのでガイア固定になるであろう。なお、1周目で参戦させなかった場合、2周目以降で初参戦させた際の初期撃墜数は'''0'''(1周目で仲間にできた場合の初期撃墜数は自軍パイロット上位20名の撃墜数の平均値)となる点に注意。同様の事情を持つ[[中島宗美]]とあわせて、[[ミハエル・ブラン|眼鏡が割られる]]原因になっている。 |
;[[スーパーロボット大戦UX]] | ;[[スーパーロボット大戦UX]] | ||
:原作終了後設定のため残念ながら死亡しており、登場しない。名前のみ登場する他、一騎がカノンを説得する際にシンの口から「助けることができなかった女の子がいる」と存在のみ語られる。 | :原作終了後設定のため残念ながら死亡しており、登場しない。名前のみ登場する他、一騎がカノンを説得する際にシンの口から「助けることができなかった女の子がいる」と存在のみ語られる。 | ||
+ | |||
=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]] | ;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]] | ||
− | : | + | :EP34「未来を照らす光」のボス敵として登場。原作通り戦死するが、イベント「激戦! 魔神達への挑戦状!」にて『真マジンガー』版の兜博士と鉄也共々地獄から蘇った死者として再登場し、またしても[[カイルス]]と対峙することとなる。 |
+ | |||
== パイロットステータスの傾向 == | == パイロットステータスの傾向 == | ||
<!-- 各記事との統一性が失われてしまうので、ステータスの項目に加筆する際には従来の表記スタイルを順守するようにお願いします。 --> | <!-- 各記事との統一性が失われてしまうので、ステータスの項目に加筆する際には従来の表記スタイルを順守するようにお願いします。 --> | ||
=== [[能力|能力値]] === | === [[能力|能力値]] === | ||
− | Zでは能力そのものは相当なレベルだが、いかんせん搭乗機の[[ガイアガンダム|ガイア]]がぱっとしない。中々強力な[[インパルスガンダム|フォースインパルス]] | + | Zでは能力そのものは相当なレベルだが、いかんせん搭乗機の[[ガイアガンダム|ガイア]]がぱっとしない。中々強力な[[インパルスガンダム|フォースインパルス]]に乗せることができ、エクスカリバーには専用の[[カットイン]]もある。シンと一緒の[[小隊]]に編入してやろう。Lは一人だけ[[エクステンデッド]]技能をキープしている関係か、能力値は全体的に中の下くらいしか無い。一番高い[[回避]]でも全味方パイロット中19位。[[命中]]と回避だけはエクステンデッド技能のお陰で実質的に[[エース]]パイロット並になるので、後は[[射撃]]や[[格闘]]の能力を[[スキルパーツ]]でテコ入れしてやれば、ステラ愛を発揮するには十分。<br/>ただし[[ナチュラル]]勢の宿命として、Zでは乗れたインパルス等に軒並み[[乗り換え]]できない。彼女が乗れるのはガイア、[[ムラサメ]]、[[ストライクガンダム|ストライク]]、[[アカツキ]]のみ。アカツキ以外は終盤で使っていくには厳しい性能なので、[[カガリ・ユラ・アスハ]]と[[ムウ・ラ・フラガ]]の3人でアカツキ争奪戦を繰り広げる事になる。 |
=== [[精神コマンド]] === | === [[精神コマンド]] === | ||
− | + | 「とりあえず戦える」レベルのラインナップにまとまっており、Zでは「祝福」が終盤ありがたい。Lでは珍しい「感応」持ちで、避けて当てる事だけはプロ。 | |
+ | |||
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]] | ;[[スーパーロボット大戦Z|Z]] | ||
:[[集中]]、[[ひらめき]]、[[加速]]、[[熱血]]、[[祝福]] | :[[集中]]、[[ひらめき]]、[[加速]]、[[熱血]]、[[祝福]] | ||
62行目: | 64行目: | ||
=== [[特殊技能]](特殊スキル) === | === [[特殊技能]](特殊スキル) === | ||
− | + | ;[[スーパーロボット大戦Z|Z]] | |
− | + | :[[エクステンデッド]]L7、[[ブロッキング]]、[[カウンター]]L7、[[支援攻撃]] | |
− | : | + | :エクステンデッドのお陰でそれなりに高い、命中・回避・[[クリティカル]]補正を受ける事ができる。1軍で使用する場合、支援攻撃は死に技能になってしまうので別の技能を習得させよう。 |
− | ;[[エクステンデッド]] | + | ;[[スーパーロボット大戦L|L]] |
− | : | + | :[[エクステンデッド]]L7、[[シールド防御]]、[[斬り払い]]、[[撃ち落とし]]、[[カウンター]]、[[援護攻撃]]L2、[[援護防御]]L2、[[アタックコンボ]]L2 |
+ | :シールド防御などの固定技能を除けば、めぼしいものはカウンターしか持っていないので、ほぼプレイヤーによる育成で決まると言える。[[移動力]]に関するフォローが何も無いので、アカツキに乗せるなら[[ヒット&アウェイ]]は優先的に欲しい。 | ||
=== [[小隊長能力]](隊長効果) === | === [[小隊長能力]](隊長効果) === | ||
− | |||
;小隊移動力+1 | ;小隊移動力+1 | ||
:[[スーパーロボット大戦Z|Z]]での隊長効果。 | :[[スーパーロボット大戦Z|Z]]での隊長効果。 | ||
+ | :[[迅速]]の追加により、弱体化してしまった[[加速]]が従来のシリーズと同じく、移動力+3になるので有難い。 | ||
− | == [[BGM | + | == パイロット[[BGM]] == |
;「ignited -イグナイテッド-」 | ;「ignited -イグナイテッド-」 | ||
− | : | + | :第1期OPテーマ。Lでは[[ミネルバ隊]]側の『SEED DESTINY』勢全員共通のBGM。 |
== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
;[[シン・アスカ]] | ;[[シン・アスカ]] | ||
− | : | + | :[[コロニー]]で偶然彼女の胸を鷲づかみにしたラッキースケベ。後に、海に溺れた際に助けられ、徐々に親しくなり、お互いに惹かれあったが…… 『Z』ではステラが生存した場合、直後の[[インターミッション]]で彼はなんとステラに対しプロポーズに近い発言もしているが、続編である『[[再世篇]]』ではシンはルナと恋人同士であることを自認しており、シンにとってはステラは異性として意識する以上に、守るべき妹的存在としての意識の方が強いのかもしれない。だが、彼にとってステラが大事な人であるという事実に変わりはない。 |
;[[ネオ・ロアノーク]] | ;[[ネオ・ロアノーク]] | ||
− | : | + | :上官。慕っている。ステラが死亡直後、自身も撃墜されたが…… 角川スニーカー[[小説]]版では彼の撃墜が原因で恐慌状態に。 |
;[[スティング・オークレー]] | ;[[スティング・オークレー]] | ||
:三人組のリーダー格。兄貴分その1。 | :三人組のリーダー格。兄貴分その1。 | ||
95行目: | 98行目: | ||
:原作では特に関係しないが、Kでは条件を満たすと結果的に命の恩人となる。 | :原作では特に関係しないが、Kでは条件を満たすと結果的に命の恩人となる。 | ||
;[[ルナマリア・ホーク]] | ;[[ルナマリア・ホーク]] | ||
− | :原作では面識は無いが、スパロボでは生存して仲間になった場合[[三角関係]] | + | :原作では面識は無いが、スパロボでは生存して仲間になった場合[[三角関係]]に…… と言うより、一方的に嫉妬されるが、ZやLでは良好的な関係を築く。 |
;マーレ・ストロード | ;マーレ・ストロード | ||
− | :スパロボ未登場。『DESTINY | + | :スパロボ未登場。『DESTINY ASTRAY』などの外伝作品に登場する[[ザフト]]のパイロット。[[アーモリーワン]]襲撃の際、彼に重症を負わせる。この事が原因で、元々[[コーディネイター]]至上主義者で[[ナチュラル]]を見下し、病的なまでに毛嫌いしていた彼は、回復後はより一層ナチュラルを憎悪するようになる。 |
== 他作品との人間関係 == | == 他作品との人間関係 == | ||
;[[フォウ・ムラサメ]] | ;[[フォウ・ムラサメ]] | ||
− | :ステラのオマージュ元なキャラ。[[Z]]では親友同士となり、ステラが[[ZEUTH]] | + | :ステラのオマージュ元なキャラ。[[Z]]では親友同士となり、ステラが[[ZEUTH]]入りした時も祝福してくれた。[[第2次Z]]の時点でも共に過ごしている様子。 |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
;[[破嵐万丈]] | ;[[破嵐万丈]] | ||
:Zでは命の恩人。 | :Zでは命の恩人。 | ||
123行目: | 122行目: | ||
:ブロックワードで「死」と聞こえた場合、恐怖で困惑、膠着してしまう。作中でもこのフレーズが幾度もなく登場している。 | :ブロックワードで「死」と聞こえた場合、恐怖で困惑、膠着してしまう。作中でもこのフレーズが幾度もなく登場している。 | ||
;「だから、あした! シンとは、またあした……」 | ;「だから、あした! シンとは、またあした……」 | ||
− | : | + | :最終話で、魂がシンに語りかけた台詞。[[小説]]版ではより密に描写されている。漠然とした台詞だが、要するに「過去があるから未来もある」ぐらいの意味合いである。 |
;「ステラ…シンに会えて良かった…」<br />「だから前を見て。明日を…」 | ;「ステラ…シンに会えて良かった…」<br />「だから前を見て。明日を…」 | ||
− | : | + | :コミックボンボンで連載された[[漫画]]版での最終話の台詞。この言葉を受けてシンは「生きていれば明日がやってくる」と生きる意志を取り戻した。そして彼は自らの足で何処かへと去っていった。 |
== スパロボシリーズの名台詞 == | == スパロボシリーズの名台詞 == | ||
− | ;「シン!!」<br/> | + | ;「シン!!」<br/>「シンに会えた! また会えた!」 |
:Zのifルートにて、ステラ生存フラグを満たした状態でシンに再会した時の台詞。死亡したと思われた彼女が[[破嵐万丈|彼]]の手によって生存した展開はシンは勿論、原作を知るプレイヤーを驚愕させたのであった。 | :Zのifルートにて、ステラ生存フラグを満たした状態でシンに再会した時の台詞。死亡したと思われた彼女が[[破嵐万丈|彼]]の手によって生存した展開はシンは勿論、原作を知るプレイヤーを驚愕させたのであった。 | ||
− | ; | + | ;「スティングも一緒に生きよう! 私、もう誰にも…死んでほしくない…!」 |
:L第32話にて、ステラが仲間になっている状態で、スティングを撃墜した際の台詞。上記の通り'''死'''と言うのはステラのかつてのブロックワードであり、スティングもそれを聞いてステラが普通の女の子に戻れたことを知る。 | :L第32話にて、ステラが仲間になっている状態で、スティングを撃墜した際の台詞。上記の通り'''死'''と言うのはステラのかつてのブロックワードであり、スティングもそれを聞いてステラが普通の女の子に戻れたことを知る。 | ||
;「ステラも、シンを守る!」<br />「それとね、ルナも守ってあげるの!」<br />「ステラ、今までみんなに迷惑をかけた。だからね、これからはステラがみんなを幸せにしてあげるの」 | ;「ステラも、シンを守る!」<br />「それとね、ルナも守ってあげるの!」<br />「ステラ、今までみんなに迷惑をかけた。だからね、これからはステラがみんなを幸せにしてあげるの」 | ||
142行目: | 141行目: | ||
== 余談 == | == 余談 == | ||
− | *ステラ・ルーシェの声を担当した桑島法子氏は、当初から監督の福田己津央氏に「このキャラは殺さないで欲しい(前作で声を当てたキャラが二人とも死亡した為)」と願っていたが、結局聞き入れられることはなかった。まあ、役柄が『[[機動戦士Ζガンダム]]』における[[フォウ・ムラサメ | + | *ステラ・ルーシェの声を担当した桑島法子氏は、当初から監督の福田己津央氏に「このキャラは殺さないで欲しい(前作で声を当てたキャラが二人とも死亡した為)」と願っていたが、結局聞き入れられることはなかった。まあ、役柄が『[[機動戦士Ζガンダム]]』における[[フォウ・ムラサメ]]のポジションなので当然といえば当然なのだが…… |
− | **ついでに言うと、桑島氏が『ガンダムSEEDシリーズ』で演じたキャラクターは、全員が死亡する結末を迎えている([[フレイ・アルスター | + | **ついでに言うと、桑島氏が『ガンダムSEEDシリーズ』で演じたキャラクターは、全員が死亡する結末を迎えている([[フレイ・アルスター]]、[[ナタル・バジルール]]、ステラ、幼少期の[[レイ・ザ・バレル]]、スパロボでは写真のみの登場であるが[[キラ・ヤマト]]と[[カガリ・ユラ・アスハ]]の実母であるヴィア)。ただし、スパロボでは彼女達が一通り生存している作品もある。 |
== 商品情報 == | == 商品情報 == |
2014年4月8日 (火) 10:53時点における版
ステラ・ルーシェ(Stellar Loussier)
- 登場作品:機動戦士ガンダムSEED DESTINY
- 声優:桑島法子
- 種族:地球人(ナチュラル・エクステンデッド)
- 性別:女
- 年齢:不詳(外見は10代後半)
- 身長:163 cm
- 体重:43 kg
- 血液型:A型
- 髪の色:黄金
- 瞳の色:赤紫
- 所属:地球連合軍特殊部隊ファントムペイン
- キャラクターデザイン:平井久司
『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』前半のヒロイン(とはいえ、後半はヒロインそのものが不在)。ガイアガンダムのパイロット。ネオ・ロアノーク率いる特殊部隊のエクステンデッドの一人。いわゆる不思議少女で、ダンスが大好き。何事においても「加減」というものを知らず、ナイフ片手に兵士らを惨殺するシーンは彼女が優秀な兵士であることを描写している。エクステンデッドには任意で恐怖で困惑するブロックワードが設定されているが、彼女の場合は「死」が設定されている。
最初にシン・アスカと会ったのは第1話のプラントの街中だが、お互いに覚えていない。シンに海で助けられてから何度かお互いが知らずに戦う。ガイアを撃破したシンにより一時的にミネルバに保護されるも、体の衰弱が激しくシンが独断でネオに返還してしまう。その後デストロイガンダムに乗せられてベルリンの街を破壊、シンが説得を試みるが、錯乱によって彼を撃とうとしたためフリーダムガンダムの攻撃によって致命傷を負う。シンとの束の間の再会の後息を引き取り、その遺体は湖に沈められた。
最終回では全てを失ったシンに魂となって語りかけた。
登場作品と役柄
今のところ無条件で死亡したのはSC2とCC、原作終了後のUXのみで、それ以外の作品では条件を満たせば生存して仲間にできる。特にLでは仲間にできなくてもストーリーの関係上無条件で生存するという破格の扱いである。ZやKだとフラグを立てていても中盤で死亡したような描写があるので、勘違いしないように(Lだとこのあたりがある意味逆)。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- セツコ編で何度か敵対するが、その都度シンと交戦して倒して条件を満たすと終盤に仲間になるなお、本作のシンはステラとの初対面を原作とは違い覚えていたので、彼女と出会う先々での出来事から早々にガイアガンダムに乗っているのがステラだと看破する。破嵐万丈に救助され、彼の人体改造の知識を基にした治療により命を救われたという設定になっている。あくまでも、施したのは「治療」であって「改造」では無いので、誤解の無きように。ちなみに看病したのはネオ・ロアノーク。
- 能力的には中の上だがスキルは小隊員に最適で、特筆すべきは祝福が脅威の消費SP35。むしろスタッフから祝福されていると言うべきか。シンと既にいい雰囲気になっていたルナマリア・ホークは露骨に不機嫌な顔をするが、一応認めたようだ。戦闘台詞は割と豊富で、∀ガンダム以外にもガンダムダブルエックスを「ヒゲ」と呼ぶことがある。残念ながら特殊トライチャージ台詞は用意されてはいない。
- スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク
- シークレットエピローグには未登場。アナザーサイドレコードでは自軍で使用可能。機体はガイアで固定。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- ZSPDのZ本編後日談エピソードに登場しなかったため死亡したかと思われていたが、黒の騎士団ルートのエンディングでレイ・ザ・バレル共々生存していたことが判明。フォウ・ムラサメと一緒に過ごしているらしい。そのためか、中盤のルーク・アダモン戦におけるシンの戦闘前会話の時には彼女の名は出てこない。
Scramble Commanderシリーズ
- スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
- 初登場作品。ほぼ原作準拠だが、フォウとは違い生存フラグが存在しないため、最期は必ず死亡してしまう。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦K
- いきなりデストロイに搭乗。条件次第ではたった1話で消えてしまう(さらにルートによっては全く出てこない)。彼女がガイアに乗る姿は生存フラグを立てた場合のみ。なお、生存フラグを立てると、物語が終盤にさしかかる頃にアーサー・トラインが艦長代理を務めるミネルバが主人公達に加勢してくれた際、レイ・ザ・バレルと共に仲間に加わる。それまではメサイアにいたらしく、レイ曰く「ベルリン戦でデストロイ撃墜後にザフト側に拾われ、奇跡的に一命を取り留めた。その後、その能力に目をつけたデュランダル議長によって治療が施され、その後メサイア内に幽閉されていた」らしい。また、その際、エクステンデッド特有の投薬や調整が不要か、あるいはかなり軽減されるほどのかなり高度な治療(というか、これもある意味「調整」か?)が行われた模様である。議長にとっては、人道や情けからのものではなく、おそらく今後は彼女をザフト側のパイロットとして起用するか、あるいは人体実験のサンプルとしての使い道を意図してのものと思われる。それでも結果的に議長が彼女の命を救ったことになるため、その話を聞いたシン・アスカも「その点では議長に感謝しなくちゃな」といった意味の言葉を残している。
- スーパーロボット大戦L
- 序盤に原作どおりの強奪イベントで登場。ファントムペイン所属なので当然立ち位置的には敵だが、ガイアガンダムに乗っての戦闘はイベントのみ。味方として使うにはやはりフラグが必要。
- 『SEED DESTINY』関連のストーリー展開そのものが大幅に改変されている関係で、ステラの辿る人生も大きく変わっている。シンがネオにステラを無断で返還するという問題行動は「ディオキアに移送された所をファントムペインに奪回された」という無難な形に差し代えられ、ベルリンでデストロイごと撃墜されるシーンはキラが率先して救出に協力してくれたおかげで無条件で生き残るというまさかの展開に。救出後はダンナーベースを初めとするLOTUSスタッフの治療もあり、心肺機能の薬物依存を改善、ブロックワードによる精神操作もなくなりエクステンデッドの後遺症が完治する。フラグを立てていた場合、ここでさらにLOTUSのパイロットとして加入する。エンディングではシンと共にオーブへ渡っている。
- 特殊技能のコーディネイターが無くなった中、ちゃっかりエクステンデッド技能があるため、能力は『SEED』勢の中でも高い。とは言え、乗れる機体が少ないのでガイア固定になるであろう。なお、1周目で参戦させなかった場合、2周目以降で初参戦させた際の初期撃墜数は0(1周目で仲間にできた場合の初期撃墜数は自軍パイロット上位20名の撃墜数の平均値)となる点に注意。同様の事情を持つ中島宗美とあわせて、眼鏡が割られる原因になっている。
- スーパーロボット大戦UX
- 原作終了後設定のため残念ながら死亡しており、登場しない。名前のみ登場する他、一騎がカノンを説得する際にシンの口から「助けることができなかった女の子がいる」と存在のみ語られる。
単独作品
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- EP34「未来を照らす光」のボス敵として登場。原作通り戦死するが、イベント「激戦! 魔神達への挑戦状!」にて『真マジンガー』版の兜博士と鉄也共々地獄から蘇った死者として再登場し、またしてもカイルスと対峙することとなる。
パイロットステータスの傾向
能力値
Zでは能力そのものは相当なレベルだが、いかんせん搭乗機のガイアがぱっとしない。中々強力なフォースインパルスに乗せることができ、エクスカリバーには専用のカットインもある。シンと一緒の小隊に編入してやろう。Lは一人だけエクステンデッド技能をキープしている関係か、能力値は全体的に中の下くらいしか無い。一番高い回避でも全味方パイロット中19位。命中と回避だけはエクステンデッド技能のお陰で実質的にエースパイロット並になるので、後は射撃や格闘の能力をスキルパーツでテコ入れしてやれば、ステラ愛を発揮するには十分。
ただしナチュラル勢の宿命として、Zでは乗れたインパルス等に軒並み乗り換えできない。彼女が乗れるのはガイア、ムラサメ、ストライク、アカツキのみ。アカツキ以外は終盤で使っていくには厳しい性能なので、カガリ・ユラ・アスハとムウ・ラ・フラガの3人でアカツキ争奪戦を繰り広げる事になる。
精神コマンド
「とりあえず戦える」レベルのラインナップにまとまっており、Zでは「祝福」が終盤ありがたい。Lでは珍しい「感応」持ちで、避けて当てる事だけはプロ。
特殊技能(特殊スキル)
- Z
- エクステンデッドL7、ブロッキング、カウンターL7、支援攻撃
- エクステンデッドのお陰でそれなりに高い、命中・回避・クリティカル補正を受ける事ができる。1軍で使用する場合、支援攻撃は死に技能になってしまうので別の技能を習得させよう。
- L
- エクステンデッドL7、シールド防御、斬り払い、撃ち落とし、カウンター、援護攻撃L2、援護防御L2、アタックコンボL2
- シールド防御などの固定技能を除けば、めぼしいものはカウンターしか持っていないので、ほぼプレイヤーによる育成で決まると言える。移動力に関するフォローが何も無いので、アカツキに乗せるならヒット&アウェイは優先的に欲しい。
小隊長能力(隊長効果)
パイロットBGM
- 「ignited -イグナイテッド-」
- 第1期OPテーマ。Lではミネルバ隊側の『SEED DESTINY』勢全員共通のBGM。
人間関係
- シン・アスカ
- コロニーで偶然彼女の胸を鷲づかみにしたラッキースケベ。後に、海に溺れた際に助けられ、徐々に親しくなり、お互いに惹かれあったが…… 『Z』ではステラが生存した場合、直後のインターミッションで彼はなんとステラに対しプロポーズに近い発言もしているが、続編である『再世篇』ではシンはルナと恋人同士であることを自認しており、シンにとってはステラは異性として意識する以上に、守るべき妹的存在としての意識の方が強いのかもしれない。だが、彼にとってステラが大事な人であるという事実に変わりはない。
- ネオ・ロアノーク
- 上官。慕っている。ステラが死亡直後、自身も撃墜されたが…… 角川スニーカー小説版では彼の撃墜が原因で恐慌状態に。
- スティング・オークレー
- 三人組のリーダー格。兄貴分その1。
- アウル・ニーダ
- 兄貴分その2。
- キラ・ヤマト
- フリーダムガンダムのパイロットで、結果的にステラの乗るデストロイにトドメをさしてしまった。Lでは逆に救出を試みに来る。
- ハイネ・ヴェステンフルス
- 最終的に彼にトドメを刺す。
- レイ・ザ・バレル
- 衰弱したステラをシンが連れ出す際協力した。シンを信用させるための行動だったが、一方で自身の境遇からステラに同情の念を抱いている。Kでは条件を満たすと蒼穹作戦にて共にシン達の元に援軍として駆けつける。
- ギルバート・デュランダル
- 原作では特に関係しないが、Kでは条件を満たすと結果的に命の恩人となる。
- ルナマリア・ホーク
- 原作では面識は無いが、スパロボでは生存して仲間になった場合三角関係に…… と言うより、一方的に嫉妬されるが、ZやLでは良好的な関係を築く。
- マーレ・ストロード
- スパロボ未登場。『DESTINY ASTRAY』などの外伝作品に登場するザフトのパイロット。アーモリーワン襲撃の際、彼に重症を負わせる。この事が原因で、元々コーディネイター至上主義者でナチュラルを見下し、病的なまでに毛嫌いしていた彼は、回復後はより一層ナチュラルを憎悪するようになる。
他作品との人間関係
- フォウ・ムラサメ
- ステラのオマージュ元なキャラ。Zでは親友同士となり、ステラがZEUTH入りした時も祝福してくれた。第2次Zの時点でも共に過ごしている様子。
- 破嵐万丈
- Zでは命の恩人。
- パイ・サンダー
- Kにてシンにじゃれるステラを「犬みたい」と評した。
- カナリア・ベルシュタイン
- Lにてミネルバに収容されたステラの診断を行った。ちなみに、彼女の声もステラと同じ桑島法子氏が演じている。
- 葵杏奈
- LではステラがLOTUSへの参加を表明した際、難色を示したシンに対し、かつての自身を顧みた上でステラの心情を汲み、ゴオと共にシンを諭している。
- 館華くらら
- 中の人繋がりでLでは彼女に対する専用の援護台詞が存在している。
- カノン・メンフィス
- UXでは直接の共演はないが、命じられるままに戦う彼女の姿を、シンはステラと重ねていた。それ以前にはKで直接共演しているが、直接絡む場面は無い。
名台詞
- 「死ぬのは…いや…」
- ブロックワードで「死」と聞こえた場合、恐怖で困惑、膠着してしまう。作中でもこのフレーズが幾度もなく登場している。
- 「だから、あした! シンとは、またあした……」
- 最終話で、魂がシンに語りかけた台詞。小説版ではより密に描写されている。漠然とした台詞だが、要するに「過去があるから未来もある」ぐらいの意味合いである。
- 「ステラ…シンに会えて良かった…」
「だから前を見て。明日を…」 - コミックボンボンで連載された漫画版での最終話の台詞。この言葉を受けてシンは「生きていれば明日がやってくる」と生きる意志を取り戻した。そして彼は自らの足で何処かへと去っていった。
スパロボシリーズの名台詞
- 「シン!!」
「シンに会えた! また会えた!」 - Zのifルートにて、ステラ生存フラグを満たした状態でシンに再会した時の台詞。死亡したと思われた彼女が彼の手によって生存した展開はシンは勿論、原作を知るプレイヤーを驚愕させたのであった。
- 「スティングも一緒に生きよう! 私、もう誰にも…死んでほしくない…!」
- L第32話にて、ステラが仲間になっている状態で、スティングを撃墜した際の台詞。上記の通り死と言うのはステラのかつてのブロックワードであり、スティングもそれを聞いてステラが普通の女の子に戻れたことを知る。
- 「ステラも、シンを守る!」
「それとね、ルナも守ってあげるの!」
「ステラ、今までみんなに迷惑をかけた。だからね、これからはステラがみんなを幸せにしてあげるの」 - L第33話より。デュランダルとの決戦を前にして、決意を新たにしたシンとルナマリアに対して、ステラも自身の決意を表明する。
スパロボシリーズの迷台詞
- 「ヒゲがっ!」「……ヒゲ?」
- Zにて∀ガンダムのみならず、ガンダムエックス・ガンダムダブルエックスやゴッドシグマと交戦すると喋る特殊台詞。他の一般兵も同様の台詞があるので指定ミスではないと思われる。
- 「…×? X?」(ばつ? エックス?)
- Zにてガンダムエックス及びガンダムダブルエックスとデストロイガンダムが交戦すると喋る特殊台詞。スペシャルディスクではフリーバトルでガイアガンダム側でも喋るので要チェック。
余談
- ステラ・ルーシェの声を担当した桑島法子氏は、当初から監督の福田己津央氏に「このキャラは殺さないで欲しい(前作で声を当てたキャラが二人とも死亡した為)」と願っていたが、結局聞き入れられることはなかった。まあ、役柄が『機動戦士Ζガンダム』におけるフォウ・ムラサメのポジションなので当然といえば当然なのだが……
- ついでに言うと、桑島氏が『ガンダムSEEDシリーズ』で演じたキャラクターは、全員が死亡する結末を迎えている(フレイ・アルスター、ナタル・バジルール、ステラ、幼少期のレイ・ザ・バレル、スパロボでは写真のみの登場であるがキラ・ヤマトとカガリ・ユラ・アスハの実母であるヴィア)。ただし、スパロボでは彼女達が一通り生存している作品もある。
商品情報
|