「弓さやか」の版間の差分

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:OVA出典で初登場。担当声優の内川藍維氏も本作でSRW初参加となる。
 
:OVA出典で初登場。担当声優の内川藍維氏も本作でSRW初参加となる。
 
:鉄也等と同時に中盤から参戦する。射撃、格闘共に低く戦闘には向かないが、防御はやや高めで、命中は実は甲児よりも高い。[[祝福]]・[[激励]]・[[補給]]を覚えるのでサポート要員としては優秀。
 
:鉄也等と同時に中盤から参戦する。射撃、格闘共に低く戦闘には向かないが、防御はやや高めで、命中は実は甲児よりも高い。[[祝福]]・[[激励]]・[[補給]]を覚えるのでサポート要員としては優秀。
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=== 複数名義 ===
複数名義で参戦している作品。
 
 
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2024年11月29日 (金) 11:00時点における版

弓さやか
読み ゆみ さやか
外国語表記 Sayaka Yumi
登場作品

マジンガーシリーズ

声優
TV版第1話 - 第13話
松島トモ子
TV版第14話 - 第39話・SRW
松島みのり
TV版第40話以降・グレート
江川菜子
マジンカイザー
内川藍維
INFINITY
茅野愛衣
ダイザーU
上坂すみれ
デザイン
原案
永井豪
TV版前半
羽根章悦
TV版中盤・グレート
森下圭介
OVA版
羽山賢二
INFINITY
飯島弘也
ダイザーU
貞本義行
初登場SRW
旧作版
第2次スーパーロボット大戦
OVA版
スーパーロボット大戦GC
INFINITY
スーパーロボット大戦X-Ω
ダイザーU
スーパーロボット大戦DD
SRWでの分類 パイロット
テンプレートを表示
プロフィール
種族 地球人(日本人)
性別
年齢 16、17歳
所属 光子力研究所
テンプレートを表示

弓さやかは「マジンガーシリーズ」の登場人物。

概要

弓弦之助教授の一人娘で、アフロダイA及びその後継機であるダイアナンAのパイロット。OVA『マジンカイザー』及び『アニメ真マジンガー』では、ダイアナンAは登場しない代わりにビューナスAに乗り換える。

マジンガーZ

地元の高校に進学せず、光子力研究所で働いている。

お転婆かつ勝気な性格で、兜甲児に好意を寄せるが、素直になれず喧嘩することが多い。嫉妬心も強く、ロボットであるミネルバXにも向けられるほど。更に非常に口が悪く敵相手に「コンチクショウ」だの「この野郎」などと平然と言い放ったりする(横山賢二プロデューサー曰く「(みさとの登場は)たぶん、さやかがあまりにもヒロインらしくなくなってしまったから、その対比として出したと思うけど……」と話している[1])。また、緊急事態でもない平常時に授業中の東城学園へアフロダイAで乗り付けるなど、些か世間知らずな面も見受けられる。自ら戦闘要員に志願するだけあって身体能力は高く、『マジンガーZ対暗黒大将軍』などでダイアナンAが撃墜され際には空中分解する機体からスカーレットモビルごと飛び降り、バイクで受け身をとり着地するといった常人離れした勇ましい姿も見ることができる。

漫画版

ヒロインであることに変わりはないが、アニメ版より大人しい性格になっており、甲児に対しても素直に好意を示している。高校に進学しており、ボスたちや転校してきた甲児とクラスメート。

桜多吾作版

アニメ版同様、途中から出てきたみさとにヒロインの座を奪われかける。 『マジンガーZ対暗黒大将軍』では、劇場版で準備稿の段階で没になった甲児とのキスシーンが存在する。

グレートマジンガー

中盤に3回登場する。そのうち1回はヤヌス侯爵の変装である。

UFOロボ グレンダイザー

甲児がレギュラー格として登場するが、さやかは未登場である。

桜多吾作版

桜多吾作の漫画版では登場し、ミケーネ帝国で偶然拾った指輪を所持した結果、グレンダイザーと双子関係にある地球の護り神とされるロボット「ラーガ」のパイロットへなし崩し的に選ばれてしまう。

その後、地球各国が疑心暗鬼に陥った事で核戦争が勃発してしまい、放射能によって地球が覆われていった結果、ラーガはグレンダイザーと共に「本来の機能」が発動。地表を破壊する事で大規模な地殻変動を引き起こす事になる。人類をカタストロフに導いたグレンダイザーとラーガによって、さやかはデュークやマリアと共に強制的な冷凍睡眠処置を施される事になり、最後は荒廃した地球が回復するまでグレンダイザーとラーガの二体と共に地中深くにて眠りにつくという衝撃的な末路を迎えた。

なお、甲児とひかるの二人は、地殻変動を生き延びており、地球の復興に向ける活動を行う事になった。

マジンカイザー

アフロダイAに搭乗するサポート役。後に破壊されてさやかモデルのビューナスAに搭乗するも、そちらも後に悪のビューナスと化してしまい、その後は甲児の勝利を信じて見守っている。

甲児に抱きついたりと好意はあるが、甲児が他の女性に興味を示すと、お決まりの様に嫉妬し一人で飛び出してしまう。

海水浴に来た際には敵に捕らえられ、後に甲児に救出される。その際に上の水着が外れ、乳首まで完璧に露出してしまったが、それが逆に敵兵・鉄仮面達の足止めになったため脱出に成功した。

なお、このシーンはスタッフが悪ノリしているのか、構図・カメラワーク・乳房の動きに異様に力が入った演出・作画になっている。

劇場版 マジンガーZ / INFINITY

『グレート』終了から10年後であり、光子力研究所の所長となっている。

成人し責任ある立場に就いたこともあってかつての少女時代のような気性の激しさは鳴りを潜め落ち着いた物腰の女性に成長しているが、甲児との仲は進展していないようで色々と悩んでいる様子。

登場作品と役柄

旧シリーズ初期からファ・ユイリィと並ぶ貴重な補助系パイロットとして登場。能力が低めな分、SP精神コマンドに優れていることが多いが、マジンガーシリーズの補助系パイロットである炎ジュン牧葉ひかるやマリアなどとの兼ね合い、ユニット性能的に扱いにくいなどの要因で、早めに二軍落ちすることもある。幸運(近年では祝福)を覚えることが多いので資金稼ぎで役立つ。

マジンガーZ』『マジンカイザー』が参戦する作品では基本的に甲児と不可分のペア扱いで参入するため、全女性キャラ中でもNo.1のスパロボ参戦回数を誇る。しかし『真マジンガー』『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』での参戦では、マジンガー系のライバル女子達は減ったものの、さやか自身も登場しなかったりNPC止まりだったりという待遇も増えてきている。

シナリオ上で重大な秘密を背負ったり話の軸になったりすることこそ少ないが、等身大の十代の女の子として、様々な女性キャラと絡める強みを持つ。ギャグ担当のボスと並んでスパロボの名バイプレイヤーといえるだろう。

ちなみに『マジンガーZ』最終回で甲児と共に渡米留学しているのだが、グレンダイザー版甲児と違い相応の立場になる『infinity』版になるまで留学成果のピックアップや科学者としての側面を持たされた事がなかった。

旧作版設定

マジンガーZ』では声優が二度交代しているが、旧作版設定で登場する際には二代目の松島みのり氏を起用している[2]

旧シリーズ

第2次スーパーロボット大戦
初登場作品。アフロダイA共々第1話から参戦するが、ファ・ユイリィが参加すると、隊を離脱する。
第2次スーパーロボット大戦G
今回は最後まで使える。必中ひらめき幸運持ちなのでマジンガーZを乗り回すかも。
第3次スーパーロボット大戦
今回から乗り換えが導入され、幸運を持つ彼女をマジンガーZに乗せるプレイヤーが出てきた。必中も覚えるので、安心してレベルを上げられるのも強みであるが、2回行動可能レベルが高い為、終盤ではダイアナンAがメタスブルーガーに遅れを取る事になり、2回行動が早いひかるにダイアナンAを奪われる可能性も。
スーパーロボット大戦EX
マサキの章で甲児とともに登場。ダイアナンAに乗ってくる。甲児がシナリオで目立つ事もあり、彼やマサキ・アンドーの突込み役となっている。特にマサキの章の『コーラルキャニオン』等では、ジュドー・アーシタシーブック・アノーから、一番話の分かる人物として名前が挙がっており、相談役として一役買うなど出番が多い。ただし戦闘面では今回は幸運を最初から覚えていないのが難点。最後に覚えるのは補給であるが、マリアと違って到達するのはほぼ無理なレベルとなっている。
第4次スーパーロボット大戦
第1話からアフロダイAに乗って登場する。最初から幸運を持っているので、序盤の貴重な幸運係として活躍でき、第3次やEXと同じく必中を併せ持つので、補助系としてはレベルが上げやすい。後半は使っていくならば再動要員となる。
第4次スーパーロボット大戦S
新規に追加されたスーパー系第1話で主人公との出会いが描かれた。またシナリオ「新たな敵」(ハサウェイ加入ルート)では、甲児ともどもセリフが追加された。
スーパーロボット大戦F
序盤のシナリオからアフロダイAに乗って仲間になる。必中幸運を持っているため甲児の代わりにマジンガーZに乗せて活躍もできる。空の地形適応がBなので注意。格闘は甲児とは比較にならない程低いが、実は射撃命中回避反応とさやかの方が上である。
スーパーロボット大戦F完結編
スーパー系が軒並み苦戦を強いられる中、激励係として以前変わりなくサポートで活躍できる。修理や補給で根気よくレベリングすれば2回行動も不可能ではない。その場合、幸運を活かしてマップ兵器版ファイヤーブラスターを追加したマジンカイザーに乗せることも。ちなみに、なぜか戦闘訓練を積んだ炎ジュンより技量が高い。
スーパーロボット大戦コンプリートボックス
3部作全てに登場。『第2次』では中盤でダイアナンAに乗って隊に戻ってくるようになった。レベルは序盤で離脱した時のままだが修理装置を多用すれば追いつくのは楽。必中ひらめき幸運持ちであり、マジンガーZが必ず余るので、乗り換えてもよい。
『第3次』では全体的に幸運持ちパイロットが減少しているため、序盤から幸運が使える彼女の希少価値は上がっている。サポート精神は友情しかなく、人数が増えてくると出撃枠に余裕の無い場面も増えてくるが、リメイク前より資金不足になりがちな本作では幸運要員は多いに越したことはない。
『EX』では概ねリメイク前と同様。修理稼ぎで補給習得も一応不可能ではなくなったが、習得レベルがラスボスより高いため困難な事に変わりはない。また、今回は空適応がCと劣悪なのでマジンガー等で資金稼ぎ要員にするなら必ず陸に下ろすこと。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
主人公の同級生として最初から登場し、スーパー系なら第2話、リアル系なら第6話で自軍に加わる。激励補給を覚える優秀なサポート系パイロットで、大体のプレイヤーは炎ジュンビューナスAから下ろし、さやかへと乗り換えさせることだろう。
スーパーロボット大戦α外伝
未来編以降は復帰が遅いのが難点。それでも優秀な補助系の精神コマンドを覚えるパイロットなので武蔵やリュウセイよりはマシだが。
第2次スーパーロボット大戦α
本作にて音声を大幅に新規収録。スーパー系主人公ルートなら比較的参戦は早い。補助的な精神コマンドもあって小隊員として優秀。熱血必中を覚えるため戦闘要員としてもそこそこ使えるが、ほぼ趣味の領域。
第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
第2次α』とほぼ同じで、今回も参戦は早い。祝福で資金稼ぎを手助けするのがメイン。
カイザーノヴァなどの音声が新規収録されている。担当声優の松島みのり氏は2022年4月8日に亡くなったため本作が生前最後の収録となった。

Zシリーズ

スーパーロボット大戦Z
鉄甲鬼とのイベントがある。なんと、ダイアナンのミサイルが格闘扱いになってしまい、格闘の低いさやかでは小隊攻撃すらままならなくなってしまった。スペイザーのどれかに乗せかえるか…と思うと今度は空Bという壁が立ちふさがる。幸い、陸に降りれるドリルスペイザーなら相性が良いので、育成なしでの乗り換えならこれ一択…なのだが、この組み合わせでは攻撃時の台詞再生が上手くいかない事があるというバグまで発覚(ベスト版では改善)。とことん不遇である。
精神コマンド幸運激励など優秀なので支援に特化するといい。戦闘でも使いたいなら格闘値か空適応の補強は必須。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACT
マジンガー系では珍しく2回行動が狙えること以外、見るべき点はない。必修コマンドは必中
スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor
リメイクに伴い株が急上昇。援護Lv3に加え祝福を必ず覚える為、サポート能力では炎ジュンより上でビューナスAは彼女が乗る事が多い。
スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇
Lv11で祝福を必ず覚える優秀なサポート要員。特に第1部では祝福使いが少ないので地上に残した方がいい。援護Lv3まで上昇するのでミネルバXに乗せると結構使える。
スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇
1部で宇宙に打ち上げた場合、2部で参戦する。能力が一回り上で祝福が使え、SP援護Lvも上のマリアが存在する為、サポート役として立場が危うい。
スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
甲児と共にほぼ離脱がないメンバーである。安心して集中力などのスキルをつけよう。
スーパーロボット大戦IMPACT
COMPACT2とほぼ同様。本作ではダイアナンに乗る。祝福はもちろん、補給を覚える優秀なサポート役。マジンガー系パイロットでは唯一援護攻撃を覚えないことには注意。原作終了後なのにパイロットスーツが何故か初期の物。
スーパーロボット大戦COMPACT3
祝福を早い段階で覚える。激励再動も覚えるが習得Lvが高い為、修理等を活用して意識的にレベル上げをしてやらないと覚える前にゲームクリアしてしまう。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦A(PORTABLE
地形適応のみAしかないのが痛いが、祝福激励補給とサポート要員としては申し分ない為、スペイザーに乗せデュークのサブパイロットとして運用するといい。本作のさやかの精神コマンドは以降の作品でもそのまま踏襲されているものが多く、『R』『D』『J』『GC(XO)』でも同一ラインナップとなっている。『A PORTABLE』でのエースボーナスは「最大SP量アップ」とシンプルなもの。増加量自体はSP+30と比較的大目だが、代わりに他のマジンガー系サポートキャラと違い「消費SP低下」系のボーナスが無いのが少々残念。
スーパーロボット大戦R
祝福激励補給とサポート要員として優秀。
スーパーロボット大戦D
本作でも祝福激励補給を習得。
スーパーロボット大戦K
第一話から参戦するが、その時点で祝福を持っているので、育てておいて損はない。SPも多い。ダイアナンが宇宙Bになった事に注意。

Scramble Commanderシリーズ

スーパーロボット大戦Scramble Commander
NPC。ソーディアン調査に出た偵察機に同乗していたが、エネルギー遮断能力の影響で怪我をしてしまった。光子力研究所が襲撃を受けた際にも姿を見せるが、その時何をしていたかは不明。

VXT三部作

スーパーロボット大戦T
『INFINITY』設定で登場。シナリオNPC。原作とは違い、甲児の事を君付けで呼んでいる(『INFINITY』作中では甲児を呼び捨てしている)。原作では甲児の戦線復帰に対して依頼してきた弓首相に食ってかかるほど猛反対していたが、本作では情勢が原作と大きく異なるためか、甲児の進言を受けて自分から弓首相にマジンガーZの出撃の承認を依頼している。

単独作品

新スーパーロボット大戦
音声初収録。アフロダイAに乗る。第7話の分岐で大空魔竜に残るため、しばらく地上にいるが、獣戦機隊と共にリガ・ミリティアと合流し、そのまま宇宙編に行くというちょっとややこしいキャラ。ジェットスクランダーを持参して甲児と合流した際には、興奮した彼からキスの雨を貰っていた。
必中幸運持ちだがスーパーボスボロットマップ兵器は獲得資金と経験値が1機分しか加算されない。
レベル40で復活も覚えるのでマジンガーZに乗せて育てるのも良い。
新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
フリーバトルに登場。
スーパーロボット大戦64
リアル系では甲児、ボスと共にカラバにいるが、スーパー系では第3話より参戦。Fと同じ仕様なのでほぼ同じ運用方法になるだろう。幸運持ちなのでリンクバトラーによる2周目では甲児に代わり、マジンガーZに乗せてもよい。インターミッションでは甲児をからかうメンバーの筆頭。
スーパーロボット大戦MX
ロボット博物館での戦闘終了後、ボスボロットを伴い登場。合体攻撃等の台詞が初披露された。シローから預かったマジンガーZ用のパイロットスーツを持参し、選択を迫る。今回はマリアだけでなく、デュークとの名コンビぶりを強調する甲児にまで嫉妬する一幕も。だがEDではマリアからの挑戦を堂々と受けて立つ余裕も見せた。
スーパーロボット大戦NEO
相方の兜甲児同様に第2話で登場後、分岐以外では離脱することが無いので成長させやすい。そのためか祝福を覚えるのがLv35と、祝福修得パイロットの中で一番遅い。
スーパーロボット大戦30
『INFINITY』設定。サイドミッション「復活の鉄の城」ではマジンガーZに乗り込んで甲児の危機を救い、彼の搭乗していたイチナナ式と機体を交換している。

マジンカイザー版設定

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦J
統夜を主人公に選択した場合、甲児とともに1話から使用可能。中盤で何故か唐突に調子に乗って突貫し、ビューナスAを奪われるというイベントがある。さやかのビューナスは永久離脱するので、マジンガーチームは誰か1人があぶれるという事態に…。またシナリオ面でもマイナスな一面が目立ち、序盤における統夜との対応がその最たる例である。戦力として見るにしても祝福の習得がやや遅く、本作には他にも祝福の使い手は多いため(競合相手はサブパイロットだが序盤から祝福が使えるカティア)、あぶれさせても損しないのは彼女という事になりがち。皮肉だが作中のやらかしを考えればやむなしか。
スーパーロボット大戦W
『J』と異なり特に問題行動も取らず、ビューナスも復帰するのであぶれる心配はない。
スーパーロボット大戦L
数少ない祝福持ちなのだが、アフロダイAがかなり貧弱な上、後継機も無い為、使い続けるならマジンガーZグレートマジンガー(試作)に乗せ変えたほうがいい。とは言え、さやかの能力的に相性が良いとも言えず、アフロダイはボーナスが優秀なのでそのまま乗せ続けてもいい。どちらにしろマジンガーやグレートが空くにはかなり時間がかかるのでアフロダイをある程度使う必要はある。

単独作品

スーパーロボット大戦GCXO
OVA出典で初登場。担当声優の内川藍維氏も本作でSRW初参加となる。
鉄也等と同時に中盤から参戦する。射撃、格闘共に低く戦闘には向かないが、防御はやや高めで、命中は実は甲児よりも高い。祝福激励補給を覚えるのでサポート要員としては優秀。

複数名義

単独作品

スーパーロボット大戦X-Ω
ゲーム初期からTV版がパイロットとして参戦。お正月バージョンや水着バージョンなども複数登場している。
OVA版はシナリオNPC。TV版とOVA版は立ち絵の顔がほとんど一緒のため区別が付きづらいが、私服とパイロットスーツはそれぞれ違うものを着ている。
2018年1月には『INFINITY』が期間限定参戦。イベントにてNPCとして登場した。
2018年4月にはマジンガーエンジェル版、2018年7月には真マジンガーZERO版が登場し、パイロットとして使用可能。彼女達は平行世界の同一人物扱いのため、同時編成可能
スーパーロボット大戦DD
序章ワールド1からOVA版が参戦。OVA設定のボイス付き参戦は『XO』以来となる。戦闘ボイスは『GC/XO』からの流用分のみだが、支援ユニットパーツには新規収録のボイスがある。
搭乗機はアフロダイAで、ビューナスAには乗り換えない。
本作にはサービス開始時から参戦しているが、固有の特殊スキルは2023年12月まで実装されていなかった。
3章Part16から『グレンダイザーU』設定で初登場。シナリオNPC。

パイロットステータス

能力値

防御以外ほぼ全ての能力が低レベルで戦闘向きではないが、精神ポイントは非常に多い。作品によっては甲児や鉄也よりも射撃命中回避反応等が高い事もある。地形適応は陸以外あまり良好でない事が多い。

精神コマンド

多くのシリーズで信頼祝福激励補給を覚える。サポート要員としては、どのシリーズにおいても優秀。作品によっては必中熱血を覚えるため、戦闘要員としても貢献できる。

第2次
根性信頼友情祈りテレポート
第2次PS)、第3次
根性ド根性ひらめき必中幸運友情
第2次G
必中幸運ひらめき信頼友情補給
EX
根性友情必中幸運信頼補給
EXPS
根性友情必中幸運ひらめき補給
第4次S
幸運信頼友情必中ひらめき再動
FF完結編64
幸運信頼ひらめき必中熱血激励
α
ひらめき信頼必中幸運激励補給
α外伝
ひらめき信頼祝福必中激励再動
第2次α
祝福信頼ひらめき必中熱血激励
第3次αWK
祝福信頼鉄壁必中熱血激励
Z
信頼必中幸運不屈激励
IMPACT
信頼必中ひらめき祝福熱血補給
COMPACT3
信頼ひらめき祝福必中激励再動
APORTABLE)、RDJGCXO
ひらめき信頼必中祝福激励補給
L
信頼祝福不屈激励補給
ひらめき信頼必中幸運友情復活
リンクバトラー
ひらめき激励必中熱血幸運信頼
MXPORTABLE
祝福信頼ひらめき鉄壁熱血激励
NEO
加速激励祝福閃き
X-Ω
補給不屈信頼
エンジェル版と同様。
パイロットパーツ装備時
必中激励+、
DD
信頼激励ひらめき熱血友情堅固

特殊技能(特殊スキル)

援護LvはLv3くらいまで上昇する。NEOではガードの仕様が異なる点に注意。回復・支援系パイロットの代表格だけあり、未修得であれば修理技能系を最優先で養成すると恩恵を受けやすい。

α外伝
底力援護L3
第2次α第3次α
援護攻撃L3、援護防御L3、支援攻撃
IMPACT
援護防御L3
APORTABLE
底力L5
R
底力L5、援護攻撃L3、援護防御L3
J
底力L4、援護攻撃L3、援護防御L3、コンボL3
W
底力L4、援護攻撃L3、援護防御L3、支援要請L2、マルチコンボL3
K
底力L4、援護攻撃L2、援護防御L2、アタックコンボL2
MXPORTABLE
ガード援護攻撃L3、援護防御L3
GCXO
底力L4、援護L3
DD
[X]チームワーク(光子力研究所)
攻撃力・照準値が増加する。自分がフィールド上にいる時、味方のマジンカイザー・マジンエンペラーGに攻撃力・防御力・照準値が増加する効果を付与する。
おてんば(さやか)
攻撃力・照準値が増加する。攻撃を命中させた時の気力上昇量が増加する。
覚悟(さやか)
攻撃力・照準値が増加する。気力上限が増加する。

小隊長能力(隊長効果)

HP・ENの回復量50%
第2次α』、『第3次α』、『Z』で採用。

エースボーナス

SP+30
A PORTABLE』で採用。
精神(攻撃が命中するとSP+4、気力+1)
NEO』で採用。

サポートアビリティ

ウェイトレスの特製チョコ
SR・SSR。バレンタイン限定版。セットしたディフェンダーの装甲大アップ。SSRはさらに回避率大ダウンが追加。

支援効果

パーツ メイン効果 サブ効果 精神コマンド 専用演出対応
おてんば少女の応援 打撃軽減III タイプ強化III(防御) 信頼 マジンガーZ
兜甲児
聖夜の応援 打撃強化III タイプ強化III・ダメージ軽減(防御)
甲児への祈り 防御力ダウンIII タイプ強化IV(攻撃・防御) 信頼 マジンカイザー
兜甲児

パイロットBGM

「マジンガーZ」
『マジンガーZ』オープニング主題歌。『F』まで採用。
「空飛ぶマジンガーZ」
IMPACT』にて採用。
「Zのテーマ」
『マジンガーZ』エンディング主題歌。『MXPORTABLE)』にて採用。

人間関係

兜甲児
ボーイフレンド。出逢った当初は敬語交じりで接するなどどこか他人行儀的なところがあったが、親密度が増すに連れ「じゃじゃ馬」だの「オカチメンコ」だの容赦ない罵倒を浴びせられるように成り、酷い時には取っ組み合いの喧嘩にまで発展するなどして彼から女扱いされなくなってしまう。
フェミニスト的な一面もあり、アフロダイAの武装強化の件で戦線に女性を出すことを良しとしない甲児と対立し、アフロダイAに窮地を救われたことを引き合いに出し恩知らず呼ばわりして張り手を見舞ったりと、ギスギスした一面も描かれた。
一方『INFINITY』では恋人にまで発展……したはいいものの、甲児の態度が煮え切らなかったため以降の進展がなく、別れる事を考えるほどだったが、最終的に彼にプロポーズされた。
なお、原作漫画版では歳相応の仲睦まじさを見せ付けてくれる。
弓弦之助
父親。
ボス
友人。好意を寄せられているが、さやかからの恋愛感情は無い。加えてTV版では甲児との口喧嘩に負けた際の八つ当たり対象として、ボスへ怒りをブチ撒けたりと理不尽な態度を見せることが多い。
もりもり博士せわし博士のっそり博士
父親の助手なので顔馴染みだが、漫画版では、彼らによってビューナスAに関わる露骨なセクハラの被害に遭う。
リサ
『INFINITY』にて出会い、甲児共々彼女に慕われる。別世界では甲児との間に生まれた娘。
ヤヌス侯爵
科学要塞研究所に侵入するヤヌスに姿を真似られる。

他作品との人間関係

スーパー系

グレース・マリア・フリード
スパロボでは甲児を巡る恋のライバルとしておなじみだが、さやかは『グレンダイザー』に登場しないため(後発の作品を含めても未だにアニメ作品では共演したことがない)、スパロボ独自の描写にあたる。もっとも、共演する形になる以上は自然な成り行きではあるが。小説『スーパーロボット大戦』でも甲児が彼女の事を話題にした時に不機嫌になっていた。
鉄甲鬼
Z』では百鬼帝国光子力研究所を占拠されていた際、彼が善人である事を見抜き、彼との和解を望むようになる。彼が仲間になった際には誰よりも喜んでおり、甲児に驚かれている。
Zちゃん
X-Ω』にて、あしゅら男爵ブロッケン伯爵をボコボコにした彼女にドン引きした
南原ちずる桜野マリ惣流・アスカ・ラングレー葵杏奈
同年代の友人。
葵豹馬
数多くの作品で共闘している戦友だが、『第3次α』では恋愛に関する彼の鈍感さに心底呆れており、彼に想いを寄せているちずるの趣味を疑った事も。
コマンダー・エドウィン
R』では、彼が企画した「マジンガーと市民の集い」に、甲児、ボス、鉄也、ジュンと共に愛機に乗って出席した。
結城沙羅
J』では中盤、迂闊に機械獣に近寄り、さらにビューナスAを敵に乗っ取られた際に彼女とカガリに怒られた。
光司鉄也
K』では彼を「甲児にそっくり」と評する。何気にスパロボで光司と甲児の類似点を指摘した人物はさやかだけだったりする。
ダ・サイダー
NEO』ではラムネスの作戦によって「ダ・サイダーのことを大好きなお嬢様の一人」と認識されてしまった。

ガンダムシリーズ

カミーユ・ビダン
スパロボ全般で彼が甲児と仲が良いため、必然的に多く絡む。
フレイ・アルスター
J』では原作でのカズイに代わって彼女に「ブルーコスモスなのか?」と尋ねた。
カガリ・ユラ・アスハ
『J』では、自身の油断と不覚でビューナスAを略奪された失態を彼女と沙羅に怒られた。

リアル系

ハルカ・ミナト
W』の第2部では彼女の教え子になる。
千鳥かなめ
同年代の友人で、『J』・『W』では同じ学校に通うことになる。

バンプレストオリジナル

マサキ・アンドー
甲児とマサキが友人として絡む事が多い為、必然的に二人の会話に絡む事が多いが、甲児と同じく無鉄砲さに呆れる事が多い。
クスハ・ミズハ
αシリーズにおける同年代の友人。どちらかといえばαシリーズでは甲児とクスハとの異性同士の友人関係の描写が多いのだが、あくまでも友人関係というのを知っている為(ブリットの存在もあるが)に嫉妬する場面はない。
ブラッド・スカイウィンド
64』では気軽に話し合える友人同士。
紫雲統夜
J』では戦おうとする気がない彼を責めるが、『X-Ω』ではさすがにそんなことは無くむしろ彼をスプリッターやゾンダーとの戦いから遠ざけようとした。
イグニス
D』における仇敵。
稲葉天音
NEO』で初対面の際に彼を女の子と見間違えてしまう。
レーベン・ゲネラール
ZSPD』に於ける「サンドマン杯」のパートナー。直後のゼラバイア戦でも、彼と同じ小隊に配置される。

名(迷)台詞

上記の通り、ヒロインにしてはかなり口の悪い発言が多い。スパロボでしか作品を知らない人が見たら驚くこと間違いなしであろう。

「あたし達、もう光子力を放棄して静かに暮らしましょう」
第7話であしゅら男爵に扇動されたとは言え、護るべき対象である一般市民からの暴行で弓教授が負傷させられた事に因りすっかり戦意を喪失してしまい、病床の父へと「平穏な生活」を訴える。
「でも、あたし甲児君みたいに独りぽっちには成りたくないわ!」
「彼の両親は、光子力の開発途上で実験に失敗して死んだわ。その上にお爺ちゃんの兜博士は、光子力を完成した為に殺されちゃったじゃないの…こんな悲劇は嫌よ、あたし!」
直後、使命の重要性を説く弓教授へ上述の反論を返し、父の研究テーマである光子力へと怒りを募らせる。
何気に、『Z』本編で兜兄弟の両親が不在な事について初めて言及された情報でもあり、終盤の展開や次回作へと連なる伏線にも成っている。
「つまりだな、この間のテストで数学が25点、科学が0点だったお前さんに、難しいロボット工学が分かる筈なんてないじゃんか!」
「スカートめくる、ですって。嫌ですねー、古いタイプの人ですねぇ」
第32話で、「空飛ぶ機械獣」ケルベロスJ3(SRW未登場)への対応策に頭を悩ませていた甲児へと放つ悪態の数々。それまでにも適度な痴話喧嘩は繰り広げていたが、さやか自身ここまで辛辣な悪態を吐くのは初めて。尤も、これはケルベロスとの前哨戦でアフロダイAを役立たず扱いした甲児に原因が有り、よほど腹に据えかねていたのだろう。
「ふん、見かけない機械獣ね、女みたい。何となく気に入らない感じ」
第38話。ミネルバXの第一印象。
「ボイン威力を見せてやるわ!」
第47話で、マジンガーが研究所を離れている隙に空から奇襲を仕掛けてきた機械獣バズラーQ5(SRW未登場)を相手に、アフロダイAで迎撃に出た際に。とうとう自覚しているのか、いくら胸からミサイルが発射されるからって、自分で言っちゃっていいのか…。
「ウッシッシ、今に見ていろ甲児のヤツめ…」
第48話、ボスボロットの完成を待つさやかの不敵な笑み。文面だけでは信じられないかもしれないが、あしゅら男爵とかブロッケン伯爵とかではなくさやかの台詞
元々ボスボロットマジンガーZから手柄を取られてばかりのさやかを不憫に思ったボス脅迫協力させて造らせたものであり、その事情を知ったさやかも「2人で協力すれば甲児を出し抜ける」と思い、ほとんど悪ノリに近い形で建造にGOサインを出した、という背景があってのことである。
「甲児くん…死なないで」
第52話。喧嘩が原因で甲児を見捨てたがために重傷を負わせてしまい、看病しながらのキスシーン。
「甲児くん、お願い死なないで。あたしあなたが大好き。いつかあなたのお嫁さんになりたかったのに。どうして死んじゃったのよ」
第52話。戦闘終了後、気絶した甲児に対し愛の告白。紛れもなく本音なのだが、甲児に言わせれば「じゃじゃ馬と結婚するつもりはさらさら無い」だそうで。
「それに、捕虜は人間的に扱うべきよ。ジュネーブ協定でも、そう決まってるじゃない」
第56話「強奪された超合金Z!」より。ボスがボロットで鉄仮面鉄十字兵の構想に遭遇し、大立ち回りの末に一人ずつ捕虜にして光子力研究所に連行。目的や経緯を聞き出そうとヌケとムチャに鉄十字兵の腹や足の裏をくすぐらせる(これにはくすぐられた本人は堪らず大笑い)も自白はしなかった為、ボスが「そんな手ぬるい事じゃダメだ!殴りつけて吐かせるんだよ!」と言うのに対し、さやかが「ボスって野蛮だわ!」と抗議。言われたボスも「だ、だってこいつら敵なんだぜ!」と弁明するも「あたし野蛮な人間って、だーい嫌い!」と追い打ちをかけられ、さすがに弱ってしまい「俺嫌われちゃった…」と弱気発言なボス。そしてこの一言となり、甲児も「俺も賛成だなと」賛同する事に。野蛮云々に関しては甲児と物の投げ合いなどの喧嘩をする自分が言えた事じゃないだろうに。
しかし、この2人が実は芝居をしていて、超合金Z及びその元となるジャパニウム鉱石を奪う為の潜入作戦をしているとも気付かずに…。
「女の子を怒らすと男より怖いってこと、アンタ達知ってんのかよ!ええ!?オイ!」
第57話。光子力研究所の占領という悲願の達成まであと一歩と迫ったDr.ヘル達。彼らの前にボスボロットと共にアフロダイAで大ジャンプを決めて立ちはだかり、これまでにない位の野蛮な目つきで鉄十字兵&鉄仮面軍団を蹴散らしていく。
「おい!なんか言う事、あんのかよ?君ぃ」
同57話ラストに夕日に照らされながらの一言。序盤でアフロダイAやボスボロットを大した戦力と見ていなかった甲児に対しての、先の大健闘振りがあってのこの「これで文句は言わせない」とばかりの、父から称えられたのもあって肘で突きながらの勝ち誇りの一言。これには甲児も「ちぇっ、女ってしつこいなあ」と困り顔の一言になり、弓教授や三博士の大笑いでこの話は締め括られる。
「いくら私が魅力的だからって、プロポーズには時間とエチケットを考えてちょうだいッ!!」
第60話。毎晩お化けコスプレと共に私室へ入ろうとする不審者の正体を甲児と決めつけ、押しかけて言った文句。ちょっと自信過剰。ちなみに犯人はいつものごとくボスたち3人組。
しかし、10年以上後の実際の甲児のプロポーズ本当に時間とエチケットを考えていない大胆な発言であった……。
「甲児君。女が家庭に縛られるなんて、古い考えなのよ」
第64話「女007対ブロッケン殺人鬼」にて。ボスが連れて来た遠い親戚のみさとがスープを作っている最中、そのその匂いにご満悦で家庭的さを語り出す甲児に対して。21世紀の現代からしてみれば、さやかのこのセリフは時代を先取りしているとも言えよう
「んっ、まさかぁ。甲児君はおよそ美人には縁のない顔よ。この私が相手にしないのが何よりの証拠でーす!」
第67話「泣くな甲児! 十字架にかけた命」より。研究所の外で空手の練習の最中、駆け込んできたボスを偶然蹴り飛ばしてしまった後、ボスから「兜が凄い美人(ゲストキャラのエリカ)を連れて歩いていた(意訳)」との報告を聞かされるも、否定してしまう一言。しかし「それがなぜかそうでないのでーす!すっごい美人でしっとりと…」と返され、またも顎から蹴られるボスであった。とんだとばっちりである。
「この悪天候の中を、しつこいくらいの執念を感じるわねぇ」
第72話「必殺!! 大車輪ロケットパンチ」より。海上で次々と(アポロンA1の仕業によって)爆発・炎上しているという報告を聞き、甲児は甲児で「マジンガーを大車輪攻撃を可能にしなくてはならない」という三博士らの意見にも「早く出撃できるようにしてほしい(意訳)」とイラ立つ中、窓を開けて雨空の中に不穏さを感じるさやかであった。そしてそれは的中し…。
「アフロダイA。あなたはどこでどうしているの。あなたを失ってしまったあたしの寂しさが、あなたに伝わらないのね。アフロダイA。幻でもいいから、もう一度姿を現してちょうだい」
「アフロダイA!アフロダイAじゃないの!待って、アフロダイA!待ってよ、アフロダイA、待ってちょうだい!」
第75話。アフロダイを失った悲しみのあまり、心の中で擬人化させてしまっている。どこでどうしたも何も、残骸すら残っていないアフロダイに向けてである。果てには湖面に幻を見て追いかけ、危うく入水しかけた。
「デビルマンはまだ居るわ。あたし達の心の中に」
「そう。あたし達の心の中に、正義と勇気を持っていつまでも生き続けるんだわ」
劇場作品『マジンガーZ対デビルマン』ラストで去り行くデビルマンを引き止めようとするシローを制し、彼との別れを受け入れるように説き伏せる。デビルマンを弔うかのようなニュアンスに聞こえなくもないが、彼は生きてます
東映版『デビルマン』の登場はこれが最後なので、その意味を含んでいるのかもしれない。
「あ~んまたやられた、しかも自分のミサイルで」
「もういや、かってにして~~」
桜多吾作の漫画版『マジンガーZ』より。この後、「ダイアナンAの歌」(作詞:葭川進)を歌う。
「いくぞ! 地球を我物にしようなどと思いあがった馬鹿どもめ!! 見るがいい!!」
「数十万年の昔、この地に栄えたシグマ文明のなごりを!!」
桜多吾作版『UFOロボ グレンダイザー』より。ラーガに搭乗し、この台詞と共にベガ獣を蹴散らした。まるで別人のように猛々しく、ラーガに何かしらの影響を受けていることは容易に想像できる。
……だが、これによってベガ星連合軍の作戦の指揮権がズリル長官からベガ大王へと移り、彼によって地球全土が核の脅威に晒されてしまう結果となってしまった。
「手に入れなきゃよかったのよ、こんなもの見つからなけりゃよかったのよ」
同じく桜多版グレンダイザーより。彼女がミケーネの遺産として、ラーガのライセンスである指輪を手に入れた事に対して。
「いかないで!甲児くん!!私のところへきて~~~!!早く!!」
「甲児くん!!お願いよ、戻ってきて!!」
桜多版グレンダイザーより。彼女やデューク達を助ける為、ズリル長官を探しに行こうとする甲児に対しての叫び。

スパロボシリーズの名(迷)台詞

TV版

戦闘台詞

「スペシャルデラックスボロットパーンチッ!! ……でいいのかしら?」
さやかをボスボロットに乗せて、必殺技「スペシャルDXボロットパンチ(スペシャルデラックスゴールデンデリシャスボロットパンチ)」を繰り出した時の台詞。甲児と違い噛んではいないが、あまりにも技の名前が長ったらしいので全部は覚えられなかったようである。

旧シリーズ

甲児「へん!ちょいとぐらい敵の数が多くたって、この俺がチョチョイと片付けてやるぜ!」
「もう、口だけは達者なんだから…」
第2次』第1話「救出!Ζガンダム」より。戦闘に意気込む甲児の勢いにやや呆れながら。後のステージでもダカール攻略を「徹底的にやっちまおうぜ!」と気合の入った甲児を単細胞呼ばわりしたり、PS版ではGアーマー入手イベントで「今の自軍で飛べないのは自分とさやかだけ」と愚痴る甲児に「どういう意味よ…」と突っ込んだりと、本作序盤の彼女は「甲児相手にどこか冷めたツッコミを入れる」シーンが多い。

αシリーズ

「何なら、光子力研究所と新早乙女研究所のお泊りツアーとか企画してあげてもいいわよ」
α』スーパー系ルート第19話「激突!ゲッターロボvsゲッターロボG」で、顔パス扱いで新早乙女研究所に出入り出来る甲児の待遇を羨むリュウセイに発した提案。当然の如く、この企画に飛び付くリュウセイであった。
(あの鈍感男がいいだなんてちずるの趣味を疑っちゃうわ…)
第3次α』の第3話シナリオデモ(クスハ編)にて豹馬の鈍感さに呆れて。
「もちろんよ。ダイアナンAを降りても、私は甲児君の最高のパートナーなんだから」
『第3次α』EDで甲児からのテスラ・ライヒ研究所留学への誘いを了承し、側面から彼のサポートを務める事を決意する。

Zシリーズ

「もう…これじゃゼラバイアより、私の方が敵みたいじゃない!」
ZSPD』グローリー・スターレポート第1話「熱闘!戦士の休息」に於ける初戦闘時の戦闘前会話より。さやかとのコンビネーションに「女性恐怖症」を発症させて怯えるレーベンへ憤慨する。

単発作品

「あれ? 弟さんって聞いてたけど、妹さん?」
NEO』第4話「宿敵、魔竜王ドルガ!!」にて初対面の天音に対して言ってしまった失言。当然、自身の容姿が女の子っぽいことを気にしている天音は落ち込んでしまった。
「ち、違います!」
『NEO』第17話「激突!勇者VS妖神!!」でラムネスの作戦によって、ダ・サイダーから「彼のことを大好きなお嬢様」と認識された時、慌てて否定した。
「ひ、ひどい…」
『X-Ω』イベント「集結!ロボットガールズ」にて、登場するなりあしゅら男爵をボコボコにしたZちゃん達ロボットガールズを見て素でドン引きする
「甲児君…。私たちの世界…無事では済まないかもしれないわ…」
同イベントのエンディングにて、ロボットガールズを元の世界に帰すことができなかったどころか、さらに仲間が来てしまい、街で機械獣が暴れているという報告を聞いてこう呟く。地下帝国に滅ぼされるのが先か、ロボットガールズに滅ぼされるのが先か…

OVA版

「ちょっと、この人でなし! 可哀想とか、助けてあげようとか、少しは思わないの!?」
J』男主人公ルート第1話「降ってきた「災厄」?」で助けを求めてきたカティア達を責めていた統夜に対して。理不尽な言い方であるのは否めないが、さやかと統夜では事情が違い、尚且つ助けを断ってしまったらカティア達が最悪の状況に会う事も想像できるため、ある種当然というべきか。
「出たわね。かかってきなさい新型機械獣!ビューナスAが相手になるわ!」
『J』第29話「地獄城の激闘!」にて、ドラゴガメオ1が登場した時の台詞。この後、無闇に近寄って沙羅に怒られてしまうが時すでに遅し、ドラゴガメオの攻撃でビューナスは半壊してしまうのであった。しかし、近寄っただけで怒られた辺り、他のメンバーは「ビューナスは後方支援担当」と考えていたようである。
「ビューナス、あなたは私たちの味方のはずよ! お願いだから言うことを聞いて! ビューナス!」
同話でビューナスが乗っ取られた後の台詞。当然言う事を聞くわけがなく、カガリに「敵がコントロールしてるのに、そんな事言っても意味ないだろ」と怒られる。まあ、マジンガーZだったら助かっていたのだろうが…。
「なによ! 甲児くんはビューナスを失ったあたしのことなんて、どうだっていいのね!」
『J』第30話「奪われた女神」でローリィ達の合流を喜ぶ甲児に対して。ビューナスを失ったのも元はと言えば自分から無闇に接近したのが原因であり、しかもこのタイミングでキレるのはいささか空気が読めていない。
「大丈夫よ、甲児君。動力部は破壊されていない以上、きっとビューナスAはよみがえるわ」
W』第19話「激突!魔神VS地獄王」にてビューナスAを破壊してしまったことを詫びる甲児に対して。『J』の時にプレイヤーに与えた負の印象を完全に払拭した瞬間であろう。
「バッカみたい…! 何を盛り上がってるのかしら?」
L』第2話「特訓、マッハドリル!!」より。甲児が笑いながら柳生隊長と2人で会話しているのに嫉妬しての一言。実際には剣児にやる気を出させる方法を相談していただけ。と思いきや、その方法は、上手くいったら柳生のおっぱいを触れると思わせるというものでスケベの部分は間違いではなかった(実際は誰のおっぱいかを伝えておらず、後に悲惨のことに・・・)

搭乗機体

アフロダイA
初期機体。
ダイアナンA
TV版での後継機。
マジンガーZ
第52話にて、負傷した甲児に替わって搭乗。
ビューナスA (さやか)
OVA版での後継機。

SRWでの搭乗機体

ミリオンα
スーパーロボット大戦α THE STORY 竜が滅ぶ日』で搭乗。

脚注

  1. 講談社『鉄の城 マジンガーZ解体新書』159頁。
  2. このためか、『INFINITY』にて松島みのり氏が歴代さやか役の声優で唯一ゲスト出演している。

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