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== 他作品との人間関係 == | == 他作品との人間関係 == |
2019年10月8日 (火) 11:16時点における版
ティエリア・アーデ | |
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外国語表記 | Tieria Erde |
登場作品 | |
声優 |
神谷浩史 田中晶子(女装時) |
デザイン |
高河ゆん(原案) 千葉道徳 |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇 |
SRWでの分類 |
パイロット サブパイロット |
プロフィール | |
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種族 | 地球人(イノベイド) |
性別 | 中性(表向きは男性として活動) |
年齢 | ファーストシーズン時で稼動年齢は推定2才以上~5才以下 |
外見年齢 | 16歳で固定 |
身長 | 177 cm |
体重 | 61 kg |
所属組織 | ソレスタルビーイング |
所属部隊 | プトレマイオスチーム |
役職 | ガンダムマイスター |
ティエリア・アーデは『機動戦士ガンダム00』の登場人物。
概要
ソレスタルビーイングに所属するガンダムヴァーチェのガンダムマイスター。
一見は類い希な美貌を持つ中性的な少年であったが、その正体はソレスタルビーイングの行動の垣根を成す量子演算型コンピュータ「ヴェーダ」の作り出した「戦闘型イノベイド」であり、ヴェーダの示すプランを忠実に実行する存在であると共に、ヴェーダへの特殊なアクセス権も所有していた。
一人称は当初は「俺」だったが、心中の動揺によって人格の根幹がぶれる事により「僕」→「私」と弱く変化していく。「俺」は強いマイスターになるためにティエリアが自らに架していた偽りの一人称である[1]。2ndシーズンでは完全に「僕」で統一された。
ノベライズではトライアルシステムを持つ審判機体ガンダムナドレが「人間には任せられないために、敢えて人間ではない専用パイロットの自分が造られた」という事実認識としてティエリアのアイデンティティを支えるものでもあったと明かされている。ナドレはヴェーダとのリンクが断たれるまで肉体を使わずに運用している。2期の序盤まで自身が敵と同じイノベイドである事を知らなかったために、ごく一部の書籍で「人間だと思っていた」と書かれる事があるが、ティエリアは「自身が人間に任せられない計画のために造られたヒトならざるモノである事を自認」しており、小説では自らで語っている。
「ヒトならざる存在」であるため「ヒトが判らない」が故に、当初は人間性の希薄な冷徹な人形のような存在であり、それが故に他のガンダムマイスター達(特に刹那)と衝突する事が多かった。しかし、彼らと共に戦っていくうちに徐々に絆を深めていくことになり、クールでありながらも仲間の心情を理解して行動できる、ソレスタルビーイングにとって欠かせない存在へと成長していった。
2ndシーズンでは、壊滅したCBにおいて仲間の生存を信じており、最も早く組織建て直しに動いた人物である。各ガンダム及び艦船の開発に従事したとされる。2ndで散見する仲間への労りの行動について「人間は弱さを助け合って生きていける種族」「ロックオンの示した人間の良さを自分が正しいと証明したい」との認識による行動だと解説されている。また、イベント映像では過去の自分を受け止めており「一緒に戦う人を仲間と呼んでいる」と語るシーンが登場している。計画と自身の立場に悩む事もあったが、メメントモリによるスイール消滅において非道なリボンズ達のやりかたに生理的に付いていけない事を確信。自分の信じた道を歩み人間側に立つことを宣言した。最終決戦において、リボンズに撃たれて死亡するが、ヴェーダを奪還して、そのホスト権限を掌握。リボンズも見られなかった全ての秘匿領域を見る事となり、劇場版に繋がる。
劇場版では、ELS襲来を察知したことから、新たな肉体を得て復活。ソレスタルビーイングの仲間たちと再会。ELSとの戦いの最中、刹那を助けるために再び肉体を失った後、ダブルオークアンタのサブパイロットとして活動し、刹那と共に、ELSとの対話を行う。50年後、刹那と共に地球圏に帰還し、新たな肉体を得て、スメラギの乗組員になる。
性別について
なお、番組当初より「表向きを少年と装い活動する性別不明」と公開されていた戦闘型イノベイドであり、強いマイスターであろうと男装している。また語られている範囲では任務で2度ほど明確な女装をした事がある。これについて公式監修である小説版では、スメラギ・李・ノリエガの提案に「わずかばかり芽生えた困惑と羞恥心の念を使命感で押し殺した」とあるため、まれに女装に抵抗があると誤解される事があるが、精神にも偏った性別はない。公式により「人間に肌を見せるのが大嫌い」「ドレスの方向性は自分で選んだ」等が明かされており(前出の小説でも女装の肌に触れられる事を嫌悪している)ティエリアが男女装という概念それ自体に抵抗を持つ制作意図は存在しない。なお、特徴的なカーディガンについては「形が気に入っている」、ピンク色については「ティエリアなりの好みです」と監督。
もし性別を男性とする媒体があれば、それは誤記でありサンライズのチェックミスである製作見解が前置かれている。実際の肉体・精神についてあらかじめ「男か女かと言うなら、どちらとも言えない」との言及がされていた。「今後も公式でティエリアの性別が男性になる事は絶対にない」と水島精二監督により解説されている。
登場作品と役柄
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 初登場作。担当声優の神谷浩史氏も当作品でスパロボ初参加となる。序盤は二言目には「ヴェーダ云々」という発言が多く、「なにかにつけ反対意見を出す」→「『ヴェーダの承認』で渋々従う」のパターンが多い。後半、ロックオンに助けられるイベントが発生してからは味方を信頼するようになり、戦闘時の台詞も変化する。
- 援護防御を最初から持っており、ガンダムヴァーチェもGNフィールドがあるので壁役として活躍するのだが、ティエリア自身の防御は実はガンダムマイスターどころか00勢の中でも最下位である。出来ればガードが欲しいところ。
- なお、同じ声のミシェルは戦闘中は眼鏡を外したアイコンになるのに、ティエリアは眼鏡を外したアイコンが用意されていない。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 『2nd』の設定込みで参戦。今回は戦闘中は眼鏡を外したアイコンになっている。性格が丸くなった事についてはZEXISメンバーからは再会時に驚かれていた。終盤で原作通りリボンズに撃たれそうになるが、エルガンに助けられるので最後まで使える。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 肉体が健在なので、外宇宙航行艦ソレスタルビーイング号のラボにこもってヴェーダの奥のプロテクトを解析する傍らラファエルガンダムを開発し、後半のミスリルルートで参入する。シナリオ的には宗介にアルとの対話を勧める場面が印象深い。
- ラファエルガンダムの性能が今ひとつで、熱血を失った上に乗機にP武器がないのでサブ向き。メインパートナーで運用する場合にはヒット&アウェイ・マルチターゲット・援護攻撃等を養成しよう。サブパートナーでは援護防御で打たれ弱いメインを守ることに適している。攻撃役としては今ひとつだが、サポートとしては優秀で、エースボーナス『気力130以上で、戦闘した相手チームに次の自軍フェイズ開始時まで「分析」が掛かる』が強力。積極的に撃墜数を上げておきたい。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 蒼の地球ルート第4話で加入。終盤、ELSとの戦闘にて刹那を救うために自爆するが、次シナリオにてリボンズが用意していた予備の肉体に意識を移して復帰するので離脱はほぼ無い。
- ラファエルにGNクローやセラヴィー分離攻撃が追加された事でメインでも運用できるようになったが、今作では敵の攻撃が激しいので鉄壁を上手く活用しないと危険。また、前作では唯一だったエースボーナスもカスタムボーナスで同様の効果を習得する機体がいるため、やや重要度が下がった。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦UX
- 初の劇場版設定で登場。正式参戦が第2部に入ってからになるのでガンダムマイスターの中では一番遅い。
- ELSとの戦いで自爆を行わなかった為に、生身の身体を持ったまま同行し続けた。
- スーパーロボット大戦BX
- 音声が新規収録された。原作での肉体は入れ物に過ぎないという設定が拾われ、ダブルオークアンタのサブパイロットとなる事も可能となった(クアンタとラファエルはのりかえ扱いで自由に選択可)。
- 初登場は29話。同話にてELSを引き寄せた後、イノベイドの特性を活かしナデシコの攻撃を敢えて受け、肉体を失う(当然彼を知らない面々は普通に死亡したと思っていた)という衝撃の登場を果たす。その後もAGEデバイスに潜り込みセカンドムーンでキオを手助けしたり、ドリスとチュルルらの手引きと命がけの陽動で小型艇からネェル・アーガマの艦内システムに潜入して自衛設備を作動させ、艦を占拠した袖付きを退却させるなど、原作以上の無茶をやってのけた。
VXT三部作
- スーパーロボット大戦V
- 第7話で刹那とともに加入。終盤にはクアンタのサブパイロットになるが、条件を満たせばラファエルのパイロットとして使い続けることも可能となっている(無論、サブになる場合はラファエルの改造費やティエリアに使用したTacPは払い戻される)。『BX』と違い、自由にサブかメインかを選択できないのが惜しい。
- なお、サブパイロット化すると立ち絵やクアンタのカットインも変化するが、劇中のコックピット内での立体映像で会話に参加するため他のキャラと並ぶとシュール。
- また、本人曰く予備の肉体は、トレミーの自室に用意しており、クアンタのサブパイロットにした場合でもエンディングでは再び予備の肉体に意識を移している。
単独作品
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- 第19話「舞い降りる剣」では、アラスカ基地に仕掛けてある大量破壊兵器サイクロプスの存在を自軍部隊であるアークエンジェル隊に知らせ、ラクスから託されたフリーダムガンダムをキラに届けるという見せ場がある。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- TV版・劇場版両方の設定で登場。ヴァーチェ、ナドレ、セラヴィー、セラフィム、ラファエルのパイロット。
- 2018年8月のイベント「常夏の熱視線」にてΩスキル搭載のクアンタが登場。スキル演出でボイスがついた。
- スーパーロボット大戦DD
- ワールド3より参戦。
パイロットステータス
能力値
砲戦主体のガンダムヴァーチェのパイロットらしく射撃が高い。ただし、防御面は防御が低く、ヴァーチェの性能とチグハグになっている。これは成長タイプが防御の上がらない「射撃系・回避型」であるため。もっともスパロボでは乗機が高い防御性能を有しているとパイロットの防御値が意外と低いということは珍しくない。再世篇では防御と格闘が微妙に上がった以外変化はない。
精神コマンド
- 第2次Z
- 感応、不屈、鉄壁、分析、信頼、熱血
- ヴェーダにアクセスできるためか分析を覚えるが、信頼と熱血は『破界篇』CBルート36話のイベントが発生するまではいくらレベルが高くても習得しない。
- 第3次Z
- 感応、不屈、鉄壁、友情、闘志
- UX、BX
- 不屈、必中、直撃、鉄壁、熱血
- V
- 感応、不屈、鉄壁、友情、分析、熱血
- X-Ω
- 信頼、熱血、感応
特殊スキル
- 第2次Z破界篇
- 気力+ (撃破)、ブロッキング、援護防御L2
- ガンダムヴァーチェの堅牢さを活かした援護防御が役立つ。
- 第2次Z再世篇、第3次Z
- ガード、見切り、援護防御L2
- 回避と守りに磨きがかかったが、セラヴィーガンダムの装甲が薄いのが問題。敵側のイノベイド達のものをダウングレードした様なラインナップだが、実は再世篇ではイノベイドの中でティエリアだけが唯一天才を持っていない。ヴェーダとの接続が切れていることと、後述の人間発言のせいか? 尤も、持っていたら明らかに強すぎではあるし、原作のティエリアはイノベイド相手に苦戦していたので間違ってはいない。
- UX、BX
- イノベイド、援護攻撃L1、援護防御L2、ガード、全体攻撃L2
- V
- ガードL1、見切りL1、援護防御L2
固有エースボーナス
- 気力130以上で、自軍フェイズ開始時に精神コマンド直撃が掛かる
- 『第2次Z破界篇』で採用。ティエリアは直撃を覚えない為、それなりに有用。
- ヴェーダ支配下の機体に対し、与ダメージ1.2倍、被ダメージ0.8倍
- 『第2次Z再世篇』で採用。対象ユニットはガデッサ、ガラッゾ、ガッデス、エンプラス、レグナント、ガガ、アルケーガンダム、リボーンズガンダム。このうちリボーンズガンダムとは実際には戦えない上、ヴェーダ支配下ではないのだが。
- 気力130以上で、戦闘した相手チームに次の自軍フェイズ開始時まで「分析」が掛かる。
- 『第3次Z』で採用。精神コマンドからこちらに移動してきた。
- 気力130以上で、戦闘した相手に次の自軍フェイズ開始時まで「分析」をかける。
- 『V』で採用。再び分析を習得できるようになったが、覚えるのが遅いためこちらの方にお世話になる。
人間関係
- 刹那・F・セイエイ
- チームメイト。当初関係は険悪な物であったが、共通の敵であるチームトリニティの出現や、刹那の過去とその心情を知った事で徐々に彼と打ち解けていく。
- 2ndシーズンにおいては互いの信念を認め合った最高の戦友の一人である。
- ロックオン・ストラトス
- チームメイト。当初より彼に対してのみガンダムマイスターとしての力量自体は認めていた。しかし、刹那達同様に関係は芳しくなかった。彼に命を救われると同時に「存在」を肯定された事が孤独なティエリアを劇的に変えていく。
- ロックオンに対しては戦友を越えた特別な思慕を向けているとされており、彼の死後は戦い続けるティエリアにとってシリーズ完結まで指針となった。
- ロックオン・ストラトス (2代目)
- チームメイト。当初は初代ロックオンを彷彿させる彼を別人だと認識するがゆえに、更に小説では自覚の出来ない苛立ちを覚えるあまり厳しく接する事もあったが、メメントモリ攻略戦以降は彼の事も「ロックオン」と呼んでいる。
- アレルヤ・ハプティズム
- チームメイト。当初ガンダムマイスターとして疑問視していたが、彼の過去を知りマイスターとして認める。
- ミレイナ・ヴァスティ
- 彼女に片思いされている。ティエリアは仲間意識であり、2ndにおける仲間達への柔軟化した姿勢としてミレイナを気遣う場面が盛り込まれたと語られる。
- 沙慈・クロスロード
- 2ndシーズンで、彼の視野の狭さに説教を行う(時には鉄拳込みで)。
- パトリック・コーラサワー
- お互い知らぬ関係なのだが、ティエリアとは何度も交戦しては追い詰めている。特に強調されている訳ではないが、媒体によっては「ライバル関係」と見做されているものもある。
- リジェネ・レジェッタ
- 1stシーズン最終話エピローグに登場したティエリアに酷似した謎の人物。正体は同じ遺伝子配列パターンから作られたイノベイド。2nd終盤ではティエリアに協力してヴェーダをリボンズから奪還した。
- リボンズ・アルマーク
- イノベイドの首魁で、ティエリアとは同胞にあたる。しかし、リボンズは人間を見下していたので、結局ティエリアは彼とは決別する道を選んだ。
- オルソン
- 映画『ソレスタルビーイング』に登場する、ティエリア相応の劇中人物。
- レティシア・アーデ
- 刹那とともに旅立ったティエリアが、自身が不在のソレスタルビーイングの活動を支援すべく、自らの記憶をコピーしたイノベイド。姿形とDNAはティエリアと同一だが、個別の人格を持つ。
他作品との人間関係
ガンダムシリーズ
- ヒイロ・ユイ
- 『第2次Z破界篇』序盤では刹那同様に彼を危険人物として捉えていたが、三大国家陣営に包囲された際、機体を自爆させてZEXISの窮地を救った彼の行為に衝撃を受け、認識を改め謝罪している。
- 『第2次Z再世篇』黒の騎士団ルートでは終盤ヒイロが決行した「ヴェーダとゼロシステムを直結する」という荒業によってガガを撤退させることに成功し、彼のことを「イオリアの待ち望んだ、もう一人の革新者」と評して最大限の賞賛を送った。
- キラ・ヤマト、アスラン・ザラ
- 『第2次Z破界篇』では、彼らとの対話で「思いを言葉にして伝える」事の重要性を学ぶ。
- 『CC』では戦いに迷いを抱くキラに対して厳しい姿勢を取るが、徐々にその覚悟を認め、ラクスから託されたフリーダムガンダムを彼に送り届けるに至った。
- フル・フロンタル
- 『第3次Z天獄篇』にて、イオリアを初めとする人々が未来のために遺したソレスタルビーイング号内で未来を否定する彼の発言に対して激昂する。
- キオ・アスノ
- 『BX』にて、一度肉体を失った後にAGEデバイスへと転移し、ヴェイガンに拉致された彼をサポートする。
- フェザール・イゼルカント
- 『BX』で彼にはAGEデバイスの解析の邪魔をする存在として、デバイスに潜んでいたことを見抜かれていた。
- 彼の真の目的を知った際には「傲慢な上に机上の空論でしかない」と激怒した。
- ゼハート・ガレット
- 『BX』では、中の人繋がりか、特殊戦闘・援護台詞が用意されている。
- ジラード・スプリガン
- 『BX』では、ヴェーダにあった情報からジラード・スプリガンの本名が「レイナ・スプリガン」である事と、彼女が過去に負った傷を明かした。
マクロスシリーズ
- ミハエル・ブラン
- 中の人が同じ。『第2次Z再世篇』において、2代目ロックオンや自分同様、初代ロックオンに導かれて、彼の意思を受け継ぐ者としての共感があるとされていた。
- ボビー・マルゴ
- 『第2次Z破界篇』では、彼のメイクアップアーティスト的感覚からタイプの男性として挙げており(当のティエリアは知らず)、後の『第2次Z再世篇』で、天子とオデュッセウスの婚約披露パーティーに貴婦人として潜入する際、彼からのメイクを施される事になった。
- この件がZEXISメンバーにインパクトを与えた為か、黒の騎士団ルートEDのZEXIS解散パーティにおいてワッ太や甲児から再度、女装姿をリクエストされる羽目になった。
リアル系
- 紅月カレン
- Zシリーズでの戦友。第2次Z破界篇ではある理由のためにヴェーダを使わせろと彼女に無茶振りされたことがあり、第3次Z天獄篇では意識不明になったヒビキに暴言を吐いたティティに激昂した彼女を諌めた。
- ゲイナー・サンガ
- 『第2次Z』では女装経験仲間(?)。黒の騎士団ルートEDではティエリアの女装の事で経験者である彼にもコメントされてしまうことに。
- ファフナーのパイロット達
- 『UX』において、ティエリアはヴェーダでミールからの情報を解析させる機転を利かせており、情報を解析できなかった世界や『蒼穹のファフナー EXODUS』(SRW未参戦)における一騎の現状を考えると、ある意味彼らの命の恩人である。
- アル
- 『第3次Z時獄篇』では彼と宗介の対話を仲立ちした。
- ミスマル・ユリカ
- 『BX』ではティエリアの素性を把握しており、キオ救出の為に敢えて彼諸共ELSを相転移砲で撃破した。
- ソゴル・キョウ
- 『X-Ω』のアニバーサリーイベントでは「女装したティエリアとキスをしないと、キョウ達は元の世界に戻れない」という状況であるのにも関わらず、自分とのキスを拒み続ける彼に内心腹を立てていた。
スーパー系
- 兜甲児
- 『第2次Z破界篇』での初対面時、彼に場合によってはマジンガーZも攻撃対象になる事を仄めかすが、「悪と戦う為の力にしか使わないから大丈夫だ」と断言した甲児の言葉に、さすがのティエリアも毒気を抜かれる。
- 流竜馬、神隼人
- 『第2次Z破界篇』序盤で、目的の為には少数の犠牲も止む無しとの姿勢を彼らから批判され、険悪な雰囲気に。
- 『第2次Z再世篇』では、ティエリアの精神的な成長が、間接的にではあるが同じ過ちに走りそうになった竜馬を止める事になり、彼から感謝される。
- 『第3次Z天獄篇』蒼の地球ルート序盤では、ラファエルの分離攻撃によってギルターを退けたティエリアに感心していた。
- 中原千秋、赤木駿介
- 『第2次Z破界篇』序盤ではCBと行動を共にする事で、自分達も世間からテロリスト視されるのではと不安を抱く中原ら21世紀警備保障の面々に不快感を抱き、仲裁に入った赤木とも一触即発の状況となる。
- カミナ
- 『第2次Z破界篇』序盤でグレンの初起動に手間取っていた彼へ「戦う気があるのなら前へ出ろ」と叱責するが、中盤での彼の死に対しては、後述のセリフで哀悼の意を述べた。
- 竹尾ワッ太
- 『第2次Z再世篇』黒の騎士団ルートEDでは、彼からも「女装姿をもう一度みたい」とリクエストされてしまう。
- 紅エイジ
- 『第2次Z』では女装経験仲間(?)。黒の騎士団ルートEDではティエリアの女装の事で経験者である彼にもコメントされてしまうことに。
- 真上遼
- 『UX』、『BX』、『CC』で共演。イノベイドとエルプスユンデという違いはあれど、同じく人造人間。『UX』では真上が自身の運命に立ち向かう事を宣言した際にはティエリアも感銘を受けていた。
バンプレストオリジナル
- クロウ・ブルースト
- 『第2次Z破界篇』序盤でCBへの加入を口にする彼へ、「裏切った際には死を以って償え」と釘を刺しつつ、真っ先に参加を認める。もっとも、ブラスタのデータに興味を抱いた故の事だが。
- ストーリーが進むにつれ彼への二人称も「貴様」→「お前」→「あなた」へと変化していった。『第2次Z再世篇』ではスフィアの反作用で暴走しランドに撃墜された彼の無事を一早く確認している。
- セツコ・オハラ
- 『第2次Z再世篇』序盤、ZONEを封じるために自ら進んでその身を犠牲にした彼女の行動とその精神に、大きな感銘を受ける。
- エルガン・ローディック
- 『第2次Z再世篇』の終盤でリボンズに銃撃されそうになったところを彼に助けられる。
- 『第3次Z天獄篇』では彼が遺したコードを使い、ネオ・ジオンに占拠されたソレスタルビーイング号を奪還する。
名台詞
1st
- 「ヴァーチェ…目標を破砕する」
- 戦闘時の台詞。
- 「死んだかと思った」
- 第2話より。合流時に遅れてやってきた刹那に対して。この頃は仲間同士の関係について希薄だった印象があった。
- 「わからないな……何故彼がガンダムマイスターなのか」
- ガンダムマイスターとして参戦したはずなのに動向に理解しがたい点が多い人間達に悩んでいた。
- 「なんという失態だ…! こんな早期に、ナドレの存在を晒してしまうなんて!! 計画を歪めてしまった!!」
「ああ、ヴェーダ……俺は…僕は…私は…!」 - 第10話より。ヴェーダの計画にそぐわない形でガンダムナドレの姿を晒した後悔を表現した台詞。
- 「君(達)はガンダムマイスターに相応しくない」
- ヴェーダの計画を優先するあまり、チームトリニティだけでなく刹那やアレルヤもティエリアにこの台詞を言われている。
- 「万死に値する!」
- 上記の台詞の直後にこの台詞が続く。ティエリア・アーデを最も代表する名台詞で、演者の神谷浩史氏は1st season終了後のイベントにおいて「『万死に値する!』が番組スタッフの間で流行った」と語っている。なお、声優ネタとして他作品(『さよなら絶望先生』等)でも使用されている。
- 「初めて意見が合ったな」
- 第17話より。チームトリニティに不快感を抱いていた刹那に対して。その後、刹那は「何がだ?」とティエリアに問うたが、ティエリアは「口にしなくてもわかる!」と返すのであった。
- このやり取りを機に、ティエリアと刹那の関係は改善されていく事になった。
- 「これが人間か……」
- 第19話より。刹那とロックオンが心を通わす光景を見て、ティエリアから初めて笑みがこぼれる。そんなティエリアもまた「人間」であろう。
- 「嘘だ…!」
- ロックオンの死亡を知った際の台詞。
- なお、黒田洋介氏書き下ろし脚本のPS2用ソフト『ガンダムマイスターズ』では、サーシェスと戦うロックオンの後をずっと追って戦っており、こちらでは絶叫している。
- 「…これでいける…あなたの元へ…ロックオン…」
- 最終話より。大破したナドレから太陽炉を射出した直後、こう呟いた。
- そのため、2ndでのティエリアの生存を絶望視するファンもいたが、実際には2nd第1話にて真っ先に登場している。
- 余談だが、劇場公開前に書かれた黒田洋介氏のティエリア小説では、改めてロックオンとの死後の再会を望むティエリアのささやかな独白が聞ける。
2nd
- 「セラヴィー、目標を攻撃する!」
- 戦闘時に。
- 「彼は来る。生きていれば必ず!」
- 第1話より。スペースコロニー・プラウドに刹那が来ると確信しての台詞。小説版では、4年間連絡が取れない事からトレミーのクルー全員が刹那は死亡したと思っていたが、ティエリアだけは生存を信じていた。
- 「ここは死守する!」
「テコでも動かん!!」 - 第3話より。アレルヤ奪還作戦にて敵の足止め役を買って出た際に。
- 「ふっ…変わらないな、君は」
「無理に変わる必要なんてないさ。おかえり、アレルヤ」 - 2ndにおけるティエリアは個人個人の事情や個性を許容する姿勢を見せている。これはロックオンに見た姿勢を肯定していると語られる。
- 「何という…何という愚かな事を…。」
「彼らの命を奪ったのは君だ!」
「君の愚かな振る舞いだ。『自分は違う』『自分には関係ない』『違う世界の出来事だ』…。そういう現実から目を背ける行為が無自覚な悪意と成り、このような結果を招く!」 - 第6話より。沙慈の浅はかな行為によってカタロンのメンバーが殺害された後、その行為に対して彼に平手打ちした後の発言。
- ロックオンを喪った際の自分を思い出し、沙慈の狼狽や自分が起因になった事実を受け入れられない気持ちを理解した上で、敢えて彼に今一番大切な物をと叱咤役を買ってでる。この後、行き場を失った沙慈の身を守る意味でトレミーに連れて帰っている。
- 後日、沙慈は第12話にてオーライザーに乗って脱走しようとした際に、ティエリアのこの言葉を思い出して思い止まっているので、効果は有ったようである。
- 「ナドレの時とは違い、自らの意思でその姿を晒そう!」
「セラフィムガンダムッ!」 - 第14話より。ブリングのガラッゾの動きを封じ、セラヴィーガンダムからセラフィムガンダムを分離させて。
- 1stの際のガンダムナドレ起動の際の取り乱しっぷりから見ていると、ティエリアの確かな成長を感じさせてくれる。
- ブリング「撃つというのか、同類を!」
「違う! 僕は人間だ!!」 - セラヴィ―に動きを封じられているブリングに対して。なお、小説版ではロックオンを想起し「それに、あの人が言ってくれた!」との言葉の後に上記の台詞が続く。
- 上記の台詞が表すように、ティエリアは人間としてイノベイター(イノベイド)と戦う事を選んだ。
- 「違う!」
「人類を導くのではなく、人類と共に未来を創る」
「それが僕達イノベイドのあるべき道だ…!」 - 最終話より。刹那とリボンズとの最終決戦の激闘の最中に、リボンズに対して説得を試みる。
- ソレスタルビーイングの仲間達と心を通わせたことによって成長したティエリアを象徴する台詞。
- 「そうやって人を見下し続けるから、わかり合えない!」
- 上述のティエリアの説得に、リボンズが「下等な人類などと一緒に!」と拒絶したことに対して。なお、リボンズはさらに「その気はないよ!」と吐き捨てる始末であった。
- ティエリアとってはリボンズの姿が「かつての自分自身」と重なって見えたのだろう。それ故に、リボンズに対しては哀れみの感情が見られた。
- 「いつか、どこかで」
- 最終話エピローグ。ヴェーダと一体化し基本的に不死となったティエリアが改めて亡きニールへ綴った長いメッセージを締める最後の台詞。
- 「貴方への想いを形容する言葉が見つからない、しかしそういう気持ちがぼくを人間にさせてくれる」と語り、「ありがとう。いつか、どこかで」と亡き彼のもとでの再会について述べている。
- 「僕にとって肉体は、入れ物にしかすぎない」
「それに、あの時はああする以外方法はなかった」 - 劇場版より。我が身を犠牲にして刹那を救った後、まるで何事も無かったかのようにティエリアはいつもの冷静な口ぶりで語る。
- そんなティエリアに対し、スメラギは「まったく、なんて無茶をするの…!」とあきれるのであった。小説版によれば、この自爆の時にミレイナは泣いていたそうな。
迷台詞
- 「今日から、皆様と一緒に勉学をさせて頂く事になりました、転入生のティエリア・アーデです。ごきげんよう。」
- ドラマCD「MISSON-2306」にて女装して登場した際の初台詞。この台詞はイノベイドであるティエリアが声帯を調節して話している設定を反映し神谷氏本人が裏声で喋っているため、必聴である。
- ちなみにTVシリーズ本編の女装したティエリアは、ホリー・スミルノフ役で出演していた田中晶子氏が演じている。この際は水島監督はまず神谷氏に演技してもらい、それを田中氏に聞いてもらってから収録するという演出を行った。
- 「ならば、エクシアを準備させておけ。いざとなれば使用しても構わない」
「俺の中にある何かが訴えてくる。あの男は、たとえガンダムを使ったとしても理不尽なまでに切り抜けてしまいそうな、そんな予感がする…」 - 同作でグラハムの自宅に向かうと言った刹那に対して。
- 確かに同作のグラハムはギャグ補正もあってかアレルヤをボコボコにするほどの理不尽な強さを誇るが、この人レベルにまで達していると感じたのだろうか。
- それ以前に生身の人間に対してガンダムで攻撃したら、CBの悪評がかなりの物になってしまう気がするが…。
- 「ヴェーダ…」
- 2nd第18話より。イノベイターとの決戦を前にしての、戦う理由を思う各人のモノローグの中で。刹那は自身の始まりたる「ガンダム」であり、ティエリアはこれ。
- 1st最終盤の発言から「ニール」かと思った視聴者も多かったが、ティエリアの戦う理由はトランザム実装以後一貫して「ヴェーダ奪還」であるため、これもまた妥当な流れであろう。
- 「勝手に殺してもらっては困るな」
- 2ndシーズン終盤で、ティエリアの遺体を発見した刹那が「仇は討つ!」と意気込んだ際に。確かにヴェーダと完全リンクして生きてたのだが、眉間を撃ち抜かれて瞳孔開いたまま漂ってたら、刹那でなくても普通は死んだと思うだろう。
スパロボシリーズの名台詞
戦闘時
- 「その行動、万死に値する!」
- 反撃時の台詞の一つ。上述の名台詞のアレンジ。
- 「彼に誤解はない…!これが、今の人類に下される判断なのか…!」
- 『BX』よりマノンとの特殊戦闘台詞。
- 「ゼハート・ガレット…ガンダムマイスターと呼ぶに相応しい腕のようだな」
- 『BX』より、ゼハートへの援護攻撃時の台詞。
- 「コードネーム・シド…! 人類の、かつての過ちの象徴…!」
- 『BX』における、対シドの特殊戦闘台詞。実はゼハートも同様の台詞を言っており、一種の声優ネタである。
Zシリーズ
- 「がさつな男だった…」
「そして、優秀な戦士であり、無二のリーダーであった」 - 『第2次Z破界篇』第33話「天を突く命」より。カミナ死亡後に、在りし日の彼に思いを馳せて。
- 性格は正反対で、ルート次第では絡みも少ない両者だったが、少なくとも彼はカミナの心身の強さとカリスマ性は強く認めていたようだ。
- 「では我々も帰ろう、ソレスタルビーイング……ZEXISに」
- 『第2次Z破界篇』中盤、刹那とロックオンが過去の諍いを乗り越えて和解した際に。ティエリアもまた、ZEXISに馴染んできていることがはっきりわかる。
- 「…彼等もソレスタルビーイングだ。自分達の死を覚悟していただろう」
「だが、君達が彼等の死を悼んでくれた事に感謝する」 - 『第2次Z再世篇』序盤の地上/宇宙ルートでコスモクラッシャー隊と合流した際に、クリス&リヒティの戦死報告を告げ、愕然とする甲児達へ謝辞を述べる。
- (セツコ・オハラ…君と過ごした時間は短かったが、その生き方は僕の心に強く刻まれた…)
(ロックオン…カミナ、クリスティナ、リヒテンダール…そして、セツコ、黒の騎士団の四聖剣…)
(僕もその時が来たら、この生命を使う事を誓う。自らの成すべき事の為に…) - 『第2次Z再世篇』序盤、セツコの消えたZONE周辺の荒野を見つめながら、散っていった戦友達に誓いを立てる。だが、このモノローグは脳量子波を通じてリジェネに筒抜けであった。
- 「あの男が連邦代表に就任して2週間…。粛清された政治家、官僚、企業は枚挙に暇ない」
「そのどれもが自らの職務を忘れ、陰で非合法な手を使い、私腹を肥やしていた者達だ」 - ゼロレクイエムルートより。ルルーシュがブリタニア皇帝に即位した後に行なった活動について語っていた。
- (それでも見つけてみせる…! みんなを守るために!)
- 『第2次Z再世篇』黒の騎士団ルート第58話「革新」より。セラヴィーガンダムが破壊されトライアルフィールドが使用不能となった後、直接ヴェーダから敵を止めるためリボンズによって掛けられたプロテクトへ挑む際の台詞。窮地に追い込まれてなお仲間のために足掻く姿からは、当初の冷徹さは微塵も感じられない。
- そしてその直後、仲間のために足掻こうとするもう一人の人物が現れる。
- (ヒイロ! お前を信じるぞ!)
- 上記の台詞の直後、「ヴェーダとゼロシステムを直結する」ことを提案してきたヒイロに対して。
- そんなことをすればヴェーダの莫大な情報が脳内に直接叩き込まれる事となりどう考えても自殺行為(実際、デュオやゼロは反対した)だが、ティエリアはヒイロの強い意志に答える形でその要求に答える。自らの仲間の力を信じているがゆえに。
- (ヴェーダとつながったことで僕はイオリア計画の全てを知ることが出来た)
(そして、わかった。…ヒイロ・ユイ…。君は刹那と同じくイオリアが臨んだ人類だ) - 上記の後、ヴェーダからの情報の奔流に耐えきったヒイロに対して。ヴェーダと直結したことでイオリア計画の真実を知り、この作品ではイオリアの遺産であったゼロシステムを使いこなしたヒイロを刹那と並ぶ「もう一人の革新者」として認め、賞賛の言葉を送った。
- 「互いを理解しようとするのに対話は最も有効な手段だ」
宗介「互いを?」
「そうだ。アーバレストの事を理解したいのなら、自分自身の事を相手に伝える事も必要だ」
宗介「彼…? アルはただのコンピュータだ。人間ではない」
「人間ではないのは、僕も同じだ」
宗介「イノベイド…」
「その通りだ。僕とアル…どこに違いがある?」 - 『第3次Z時獄篇』ミスリルルート第40話「終わらないデイ・バイ・デイ」より、宗介とアルの会話に立ち会って。
- 竜馬「やるじゃねえか、ティエリア」
ティエリア「流竜馬…いつまでも僕をヴェーダに頼り切りのひ弱だった頃のままだと思わない事だな」 - 『第3次Z天獄篇』蒼の地球、北米ルート第8話「毒針」にて、ギルターをラファエルの分離攻撃で撃退し、バルビエルの怨嗟の魔蠍によって侵されたヒビキをトランザムバーストで救出するように指示を出した後の会話。『第2次Z破界篇』での確執や、『第2次Z再世篇』でのブレイク・ピラーの時を思えば、この二人がこうして認め合うのも感慨深いものがある。
- 「未来を信じ、後生の人間たちに願いを託したイオリア・シュヘンベルグの遺産であるこのソレスタルビーイング号・・・」
「そこで未来を否定するお前のような男を僕は許さない!」
「エルガン・ローディック・・・!今こそあなたの教えてくれた機能を使う!」
「そして僕は、イオリアとあなたが信じた未来を担う者たちの力を信じる!」
「コード『CHRONO H』!」 - イオリアを初めとする人々が未来のために遺したソレスタルビーイング号内で未来を否定するフロンタルの発言に対して激昂したティエリアは、ネオ・ジオンに占拠された現状を打破するためにかつて自身を呈して守ってくれた人が教えてくれたあのコードを発動する。そして事態は一気に加速する。
- なお、『CHRONO H』はイオリアとエルガンが所属していたという組織名からだろうが、無理やりながら「黒の英知」とも読める。
携帯機シリーズ
- 「自分の意見に従わない人間は、全て異端扱いというわけか」
- 『UX』第2部第29話「燈火-ともしび-」より。異種との対話と共存を望むUXの考えを「呆れた考え」と一笑に付したミツヒロの暴言を受けて、ショウに続けてミツヒロに痛烈に皮肉を見舞う。
- 頑迷とも言えるミツヒロの態度に、かつてソレスタルビーイングに忠実であるあまり自分の信じるもの以外を受け入れようとしなかった頃の自分と重ねていたのかもしれない(もっとも、当時のティエリアは組織に愚直なまでに忠実だっただけで、ミツヒロのような下衆なエゴイストではなかったが)。
- 「ヴェーダの方でも解析をサポートする! こちらに転送してくれ!」
- 『UX』第39話にて、ミールからのデータのあまりの情報量にレイチェル達が驚いている中、即座に助け舟を出して。
- 情報量が多すぎて解析できなかった世界もあるので、ティエリアの機転に安心したプレイヤーもいたかもしれない。
- なお、『UX』ではわずか3か月で一騎と咲良が同化現象からある程度回復し、EDでは咲良は完全に回復しているが、ヴェーダが情報を解析してくれたためではないかと推察するユーザーもいる。
- 「外宇宙は、我々にとっては未知の世界だ。 ELSの助けを借りることもあるだろう」
ロックオン「なんだ? ELSと融合して、金属生命体にでもなるってか?」
「場合によっては、そういうこともあり得る」 - 『UX』のEDにて、外宇宙に向けて出発する際のやりとり。劇場版でのエピローグの事を考えると、何とも意味深な発言である。そのあと、ミレイナの告白につながる。
VXT三部作
- 「これもアムロ大尉が提供してくれたサイコ・フレームのデータを研究した成果だ」
「今、二つの…いや、三つの世界で生まれた人の心を繋ぐ技術が、新たな可能性を生む!」 - 『V』にて、ブラックノワール打倒のために刹那の行ったクアンタムバーストで発生したGN粒子にサイコ・フレームが反応したことにより部隊の意思が繋がった際に。
単独作品
- 「全く、手が焼けるな君は」
「キラ・ヤマト! 君にプレゼントを持ってきた」 - 『CC』にて、アラスカ基地でデビルガンダムの攻撃を妨害した直後、キラにフリーダムガンダムを渡す時の台詞。
- 余談だが、ティエリアと中の人が同じミシェルもまた上記の台詞と似た趣旨の台詞を言っている(詳しくは『マクロスF』第12話を参照)。
スパロボシリーズの迷台詞
- (ヴェーダが承認したミッションとはいえ、我々にこんな事をしている余裕があるのか)
- 『第2次Z破界篇』序盤、暗黒大陸の探査で夜にキャンプファイヤーで盛り上がっている一行を見て。確かにはしゃぎすぎな気はするが、原作でもトレミークルーはプールでバカンスをしていた(1st第14話より。ティエリアは当然参加せずに情報収集していたが)。
- というか、実のところ原作のトレミークルーはティエリア達が戦闘中なのに海でバカンスをしていた事がある(1st第8話)ので、もっとタチが悪い。
- ティエリア「何なんだ、あれは!? いったいどういう原理だ!?」
キラ「うまく説明できないけど、あれがアクエリオンなんだよ」
ティエリア「そんなもので納得はできない!」 - 『第2次Z破界篇』中盤、ソーラーアクエリオンの新必殺技・壱発逆転拳を見た直後の率直な感想。直後キラからアクエリオンという存在らしさを一言で言ったが、それでも驚きを隠さなかった。似たような光景を見慣れている者達でもなければ、ロボットの拳が巨大化したあげく、それが美しい花に変化すると言う物理的にありえないものを見れば、そう言いたくもなるが。
- 珍しくティエリアが驚愕しているシーンだが、台詞から「らしさ」も溢れでている。(プレイ次第ではS.E.E.D発動によって目からハイライトの消えた)キラの返事も相まってシリアスな笑いが滲み出る場面である。
- なお、『第3次Z時獄篇』においてもアクエリオンEVOLのイベントで似たようなやり取りを宗介とヒビキがしている。
- 「何かって! 歌っただけではないか!」
- 『第2次Z再世篇』中盤、バサラが歌ったことでバジュラが撤退したことへの反応。アクエリオンの件といい、理論的でないことには耐性がないようだ。
- 「スメラギ・李・ノリエガの発案したプランを僕は忠実に実行しただけだ!」
- 黒の騎士団ルートのEDにおけるZEXIS解散パーティにおいて、ワッ太や甲児、ミレイナから「自身の女装ももう一度見たい」と言われて困惑した際、当時合流していなかったシンシアにからかわれた時に放った台詞。
- 「諦めろ、こうと決めたスメラギ・李・ノリエガはテコでも動かない」
- 『V』第16話アルゼナルルート「絆、再び」より。仲間割れが収まらないアルゼナルのパラメイル第一中隊を買い上げたスメラギの決断に困惑するアンジュ達に対しての一言。
- 『00』2ndシーズン第3話におけるティエリアの名台詞をこんな流れで持ってこられて、ニヤリとさせられたプレイヤーもいたであろう。
搭乗機体・関連機体
「(恰幅のある外見の)遠距離砲撃戦を得意とする機体」および「存在が秘匿されたもう一つの機体」が組み合わされたMSに搭乗する。
- ガンダムヴァーチェ
- 1stシーズンでの搭乗機。
- セラヴィーガンダム
- 2ndシーズンでの搭乗機。
- セラフィムガンダム
- セラヴィーガンダムのバックパックに隠されていた機体。ちなみに、セラフィム起動の際にはセラヴィーから移乗する。
- ラファエルガンダム
- 劇場版での搭乗機。また、ラファエルの両肩に搭載しているセラヴィーガンダムIIを脳量子波によって操作する。
- ダブルオーガンダム
- ツインドライヴ稼動試験の為に一時搭乗。
- ダブルオークアンタ
- 支援の為にコンピュータに意識を移した。
余談
- 初期案では「ティエリア・アーデは重装甲ガンダムに乗る男装の美少女」で企画が進められていた。
- 実際、『機動戦士ガンダム00』のキャラクターデザインを担当した高河ゆん氏の初期ラフ稿におけるティエリアは「柔和な表情をした(決定稿よりも)後ろ髪が長い女性(的なデザイン)」である。
- セラヴィーガンダムの背中に背負わせたガンダムフェイスはCBの象徴であり、2ndシーズンのティエリアに背負わせた事が『機動戦士ガンダム00』の脚本家・黒田洋介氏のインタビューで語られている。
- 漫画『さよなら絶望先生』がアニメ化された際に、ティエリア・アーデ役の神谷浩史氏が同作品の主人公「糸色望」を演じた事から、二次創作関連や神谷氏がパーソナリティーを務めるWebラジオ『さよなら絶望放送』等でネタにされていた事がある(同じメガネキャラ繋がりでもある)。
- なお、同番組では神谷氏の誕生日プレゼントとしてティエリアとお揃いのピンクのカーディガンが贈られ、氏を絶望させた経緯がある。
- 神谷氏は『∀ガンダム』の放送時期に阪口氏、緑川氏、置鮎氏との雑誌対談で「『ガンダム』の主役になれたらいいな」と語っていたが、実際に神谷氏は『SDガンダムフォース』(SRW未参戦)では主役のキャプテンガンダムを演じており、「刹那より先にガンダムになっていた」とネタにされることがある。
- また、この対談では「次のガンダムは『Q』とか?」「お供にハロがつけられるようなキャラに」等と、妙な所でニアミスしている。
- ちなみに神谷氏本人も公式HPのインタビューで「まさかガンダムに乗るより先にガンダムになるとは思いもしなかった」とネタにしている。
脚注
- ↑ 「私」は初期案の女性設定の名残でもある。
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